JP2021117492A - 撮像レンズおよび撮像装置 - Google Patents
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Abstract
Description
1.86<NdA<2.2 (1)
10<νdA<35 (2)
57<νdB<105 (3)
1.88<NdA<2.15 (1−1)
13.5<νdA<31 (2−1)
62<νdB<92 (3−1)
15<νdn1<28 (4)
16<νdn1<25 (4−1)
1.5<TL×FNo/f<5 (5)
57<νdC<102 (6)
1.46<Ndfm<1.72 (7)
1.77<Ndpr<2.15 (8)
1.7<Nd2p<2.2 (9)
0.5<f1/f<3.5 (10)
1.8<1/{tan(ωmax)×FNo}<4.5 (11)
0.3<|f2|/f<2.2 (12)
1<f1/f2<5 (13)
0.3<|(1−β22)×βr2|<1.5 (14)
0.2<Tf/TL<0.65 (15)
0.7<f/fm<0.98 (16)
0.01<θgFA+0.00162×νdA−0.64159<0.06 (17)
0.01<θgFB+0.00162×νdB−0.64159<0.05 (18)
0.01<θgFn1+0.00162×νdn1−0.64159<0.05 (19)
1.86<NdA<2.2 (1)
10<νdA<35 (2)
LB正レンズLBは、開口絞りStより物体側に配置され、そのd線基準のアッベ数が、開口絞りStより物体側の全ての正レンズのd線基準のアッベ数の中で最大となる正レンズであり、かつ、下記条件式(3)を満足する正レンズである。ここでは、LB正レンズLBのd線基準のアッベ数をνdBとしている。
57<νdB<105 (3)
図1の例では、レンズL1cがLA正レンズLAに対応し、レンズL1bがLB正レンズLBに対応する。
1.88<NdA<2.15 (1−1)
1.91<NdA<2.15 (1−2)
13.5<νdA<31 (2−1)
14<νdA<28 (2−2)
14.5<νdA<22 (2−3)
62<νdB<92 (3−1)
66<νdB<88 (3−2)
0.01<θgFA+0.00162×νdA−0.64159<0.06 (17)
0.015<θgFA+0.00162×νdA−0.64159<0.055 (17−1)
ΔθgFA=θgFA−(−0.00162×νdA+0.64159)
ΔθgFAは、LA正レンズLAに用いられる材料の異常分散性を示す値であり、この値が大きいほど異常分散性が高い。異常分散性は、横軸にd線基準のアッベ数νd、縦軸にg線とF線間の部分分散比θgFをとった直交座標系を用いて考えることができる。この直交座標系において、(νd, θgF)=(60.49, 0.5436)と、(νd, θgF)=(36.26, 0.5828)との2点を通る直線を基準線とする。この基準線からの偏差が、異常分散性の程度を示す。ΔθgFAは、この基準線からの部分分散比の偏差を示している。なお、上記の偏差の定義は株式会社オハラの異常分散性の定義に基づく。
0.01<θgFB+0.00162×νdB−0.64159<0.05 (18)
0.012<θgFB+0.00162×νdB−0.64159<0.035 (18−1)
57<νdC<102 (6)
図1には、レンズL1dがLC正レンズLCに対応している場合の例を示す。
62<νdC<88 (6−1)
66<νdC<80 (6−2)
1.46<Ndfm<1.72 (7)
1.52<Ndfm<1.68 (7−1)
1.77<Ndpr<2.15 (8)
1.81<Ndpr<2.1 (8−1)
1.87<Ndpr<2.05 (8−2)
15<νdn1<28 (4)
16<νdn1<25 (4−1)
0.01<θgFn1+0.00162×νdn1−0.64159<0.05 (19)
0.016<θgFn1+0.00162×νdn1−0.64159<0.042 (19−1)
0.5<f1/f<3.5 (10)
0.7<f1/f<3.3 (10−1)
1.4<f1/f<3.2 (10−2)
1.8<f1/f<2.9 (10−3)
0.7<f/fm<0.98 (16)
0.75<f/fm<0.95 (16−1)
1<f1/f2<5 (13)
1.2<f1/f2<4.4 (13−1)
2.3<f1/f2<4.2 (13−2)
2.5<f1/f2<4 (13−3)
1.7<Nd2p<2.2 (9)
1.77<Nd2p<2.15 (9−1)
1.81<Nd2p<2.1 (9−2)
1.87<Nd2p<2.05 (9−3)
0.3<|f2|/f<2.2 (12)
0.4<|f2|/f<1.9 (12−1)
0.45<|f2|/f<1.2 (12−2)
0.5<|f2|/f<1 (12−3)
0.3<|(1−β22)×βr2|<1.5 (14)
0.4<|(1−β22)×βr2|<1.4 (14−1)
0.6<|(1−β22)×βr2|<1 (14−2)
0.2<Tf/TL<0.65 (15)
0.4<Tf/TL<0.64 (15−1)
0.48<Tf/TL<0.61 (15−2)
1.5<TL×FNo/f<5 (5)
1.8<TL×FNo/f<3.5 (5−1)
2<TL×FNo/f<3.2 (5−2)
1.8<1/{tan(ωmax)×FNo}<4.5 (11)
2.4<1/{tan(ωmax)×FNo}<4.2 (11−1)
2.8<1/{tan(ωmax)×FNo}<3.8 (11−2)
[実施例1]
実施例1の撮像レンズの断面構成は図1に示しており、その図示方法と構成は上述したとおりであるので、ここでは重複説明を一部省略する。実施例1の撮像レンズは、物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、開口絞りStと、正の屈折力を有する第2レンズ群G2と、正の屈折力を有する第3レンズ群G3とからなる。無限遠物体から最至近物体への合焦の際に、第1レンズ群G1および第3レンズ群G3は像面Simに対して固定されており、第2レンズ群G2が光軸Zに沿って物体側へ移動する。第1レンズ群G1は、物体側から順に、レンズL1a〜L1gの7枚のレンズからなる。第2レンズ群G2は、物体側から順に、レンズL2a〜L2eの5枚のレンズからなる。第3レンズ群G3は、レンズL3aの1枚のレンズからなる。
Zd=C×h2/{1+(1−KA×C2×h2)1/2}+ΣAm×hm
ただし、
Zd:非球面深さ(高さhの非球面上の点から、非球面頂点が接する光軸に垂直な平面に
下ろした垂線の長さ)
h:高さ(光軸からレンズ面までの距離)
C:近軸曲率半径の逆数
KA、Am:非球面係数
であり、非球面式のΣはmに関する総和を意味する。
実施例2の撮像レンズの断面構成を図4に示す。実施例2の撮像レンズは、物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、開口絞りStと、正の屈折力を有する第2レンズ群G2とからなる。無限遠物体から最至近物体への合焦の際に、第1レンズ群G1は像面Simに対して固定されており、第2レンズ群G2が光軸Zに沿って物体側へ移動する。第1レンズ群G1は、物体側から順に、レンズL1a〜L1gの7枚のレンズからなる。第2レンズ群G2は、物体側から順に、レンズL2a〜L2eの5枚のレンズからなる。
実施例3の撮像レンズの断面構成を図7に示す。実施例3の撮像レンズは、物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、開口絞りStと、正の屈折力を有する第2レンズ群G2とからなる。無限遠物体から最至近物体への合焦の際に、第1レンズ群G1は像面Simに対して固定されており、第2レンズ群G2が光軸Zに沿って物体側へ移動する。第1レンズ群G1は、物体側から順に、レンズL1a〜L1gの7枚のレンズからなる。第2レンズ群G2は、物体側から順に、レンズL2a〜L2eの5枚のレンズからなる。
実施例4の撮像レンズの断面構成を図10に示す。実施例4の撮像レンズは、物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、開口絞りStと、正の屈折力を有する第2レンズ群G2とからなる。無限遠物体から最至近物体への合焦の際に、第1レンズ群G1は像面Simに対して固定されており、第2レンズ群G2が光軸Zに沿って物体側へ移動する。第1レンズ群G1は、物体側から順に、レンズL1a〜L1gの7枚のレンズからなる。第2レンズ群G2は、物体側から順に、レンズL2a〜L2eの5枚のレンズからなる。
実施例5の撮像レンズの断面構成を図13に示す。実施例5の撮像レンズは、物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、開口絞りStと、正の屈折力を有する第2レンズ群G2とからなる。無限遠物体から最至近物体への合焦の際に、第1レンズ群G1は像面Simに対して固定されており、第2レンズ群G2が光軸Zに沿って物体側へ移動する。第1レンズ群G1は、物体側から順に、レンズL1a〜L1gの7枚のレンズからなる。第2レンズ群G2は、物体側から順に、レンズL2a〜L2eの5枚のレンズからなる。
実施例6の撮像レンズの断面構成を図16に示す。実施例6の撮像レンズは、物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、開口絞りStと、正の屈折力を有する第2レンズ群G2とからなる。無限遠物体から最至近物体への合焦の際に、第1レンズ群G1は像面Simに対して固定されており、第2レンズ群G2が光軸Zに沿って物体側へ移動する。第1レンズ群G1は、物体側から順に、レンズL1a〜L1hの8枚のレンズからなる。第2レンズ群G2は、物体側から順に、レンズL2a〜L2eの5枚のレンズからなる。
実施例7の撮像レンズの断面構成を図19に示す。実施例7の撮像レンズは、物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、開口絞りStと、正の屈折力を有する第2レンズ群G2とからなる。無限遠物体から最至近物体への合焦の際に、第1レンズ群G1は像面Simに対して固定されており、第2レンズ群G2が光軸Zに沿って物体側へ移動する。第1レンズ群G1は、物体側から順に、レンズL1a〜L1hの8枚のレンズからなる。第2レンズ群G2は、物体側から順に、レンズL2a〜L2eの5枚のレンズからなる。
実施例8の撮像レンズの断面構成を図22に示す。実施例8の撮像レンズは、物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、開口絞りStと、正の屈折力を有する第2レンズ群G2とからなる。無限遠物体から最至近物体への合焦の際に、第1レンズ群G1は像面Simに対して固定されており、第2レンズ群G2が光軸Zに沿って物体側へ移動する。第1レンズ群G1は、物体側から順に、レンズL1a〜L1gの7枚のレンズからなる。第2レンズ群G2は、物体側から順に、レンズL2a〜L2eの5枚のレンズからなる。
実施例9の撮像レンズの断面構成を図25に示す。実施例9の撮像レンズは、物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、開口絞りStと、正の屈折力を有する第2レンズ群G2とからなる。無限遠物体から最至近物体への合焦の際に、第1レンズ群G1は像面Simに対して固定されており、第2レンズ群G2が光軸Zに沿って物体側へ移動する。第1レンズ群G1は、物体側から順に、レンズL1a〜L1gの7枚のレンズからなる。第2レンズ群G2は、物体側から順に、レンズL2a〜L2eの5枚のレンズからなる。
実施例10の撮像レンズの断面構成を図28に示す。実施例10の撮像レンズは、物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、開口絞りStと、負の屈折力を有する第2レンズ群G2と、正の屈折力を有する第3レンズ群G3とからなる。無限遠物体から最至近物体への合焦の際に、第1レンズ群G1および第3レンズ群G3は像面Simに対して固定されており、第2レンズ群G2が光軸Zに沿って像側へ移動する。第1レンズ群G1は、物体側から順に、レンズL1a〜L1gの7枚のレンズからなる。第2レンズ群G2は、物体側から順に、レンズL2a〜L2dの4枚のレンズからなる。第3レンズ群G3は、物体側から順に、レンズL3a〜L3eの5枚のレンズからなる。
実施例11の撮像レンズの断面構成を図31に示す。実施例11の撮像レンズは、物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、開口絞りStと、負の屈折力を有する第2レンズ群G2と、正の屈折力を有する第3レンズ群G3とからなる。無限遠物体から最至近物体への合焦の際に、第1レンズ群G1および第3レンズ群G3は像面Simに対して固定されており、第2レンズ群G2が光軸Zに沿って像側へ移動する。第1レンズ群G1は、物体側から順に、レンズL1a〜L1hの8枚のレンズからなる。第2レンズ群G2は、物体側から順に、レンズL2a〜L2dの4枚のレンズからなる。第3レンズ群G3は、物体側から順に、レンズL3a〜L3eの5枚のレンズからなる。
実施例12の撮像レンズの断面構成を図34に示す。実施例12の撮像レンズは、物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、開口絞りStと、負の屈折力を有する第2レンズ群G2と、正の屈折力を有する第3レンズ群G3とからなる。無限遠物体から最至近物体への合焦の際に、第1レンズ群G1および第3レンズ群G3は像面Simに対して固定されており、第2レンズ群G2が光軸Zに沿って像側へ移動する。第1レンズ群G1は、物体側から順に、レンズL1a〜L1hの8枚のレンズからなる。第2レンズ群G2は、物体側から順に、レンズL2a〜L2dの4枚のレンズからなる。第3レンズ群G3は、物体側から順に、レンズL3a〜L3eの5枚のレンズからなる。
実施例13の撮像レンズの断面構成を図37に示す。実施例13の撮像レンズは、物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、正の屈折力を有する第2レンズ群G2とからなる。無限遠物体から最至近物体への合焦の際に、第1レンズ群G1は像面Simに対して固定されており、第2レンズ群G2が光軸Zに沿って物体側へ移動する。第1レンズ群G1は、物体側から順に、レンズL1a〜L1hの8枚のレンズからなる。第2レンズ群G2は、物体側から順に、レンズL2a〜L2cと、開口絞りStと、レンズL2d〜L2gとからなる。
実施例14の撮像レンズの断面構成を図40に示す。実施例14の撮像レンズは、物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、正の屈折力を有する第2レンズ群G2とからなる。無限遠物体から最至近物体への合焦の際に、第1レンズ群G1は像面Simに対して固定されており、第2レンズ群G2が光軸Zに沿って物体側へ移動する。第1レンズ群G1は、物体側から順に、レンズL1a〜L1hの8枚のレンズからなる。第2レンズ群G2は、物体側から順に、レンズL2a〜L2cと、開口絞りStと、レンズL2d〜L2fとからなる。
実施例15の撮像レンズの断面構成を図43に示す。実施例15の撮像レンズは、物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、正の屈折力を有する第2レンズ群G2とからなる。無限遠物体から最至近物体への合焦の際に、第1レンズ群G1は像面Simに対して固定されており、第2レンズ群G2が光軸Zに沿って物体側へ移動する。第1レンズ群G1は、物体側から順に、レンズL1a〜L1hの8枚のレンズからなる。第2レンズ群G2は、物体側から順に、レンズL2a〜L2cと、開口絞りStと、レンズL2d〜L2gとからなる。
実施例16の撮像レンズの断面構成を図46に示す。実施例16の撮像レンズは、物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、正の屈折力を有する第2レンズ群G2と、負の屈折力を有する第3レンズ群G3とからなる。無限遠物体から最至近物体への合焦の際に、第1レンズ群G1および第3レンズ群G3は像面Simに対して固定されており、第2レンズ群G2が光軸Zに沿って物体側へ移動する。第1レンズ群G1は、物体側から順に、レンズL1a〜L1gの7枚のレンズからなる。第2レンズ群G2は、物体側から順に、レンズL2a〜L2cと、開口絞りStと、レンズL2d〜L2fとからなる。第3レンズ群G3は、物体側から順に、レンズL3a〜L3bの2枚のレンズからなる。
実施例17の撮像レンズの断面構成を図49に示す。実施例17の撮像レンズは、物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、正の屈折力を有する第2レンズ群G2とからなる。無限遠物体から最至近物体への合焦の際に、第1レンズ群G1は像面Simに対して固定されており、第2レンズ群G2が光軸Zに沿って物体側へ移動する。第1レンズ群G1は、物体側から順に、レンズL1a〜L1iの9枚のレンズからなる。第2レンズ群G2は、物体側から順に、レンズL2a〜L2cと、開口絞りStと、レンズL2d〜L2gとからなる。
実施例18の撮像レンズの断面構成を図52に示す。実施例18の撮像レンズは、物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、開口絞りStと、正の屈折力を有する第2レンズ群G2と、負の屈折力を有する第3レンズ群G3とからなる。無限遠物体から最至近物体への合焦の際に、第1レンズ群G1および第3レンズ群G3は像面Simに対して固定されており、第2レンズ群G2が光軸Zに沿って物体側へ移動する。第1レンズ群G1は、物体側から順に、レンズL1a〜L1mの13枚のレンズからなる。第2レンズ群G2は、物体側から順に、レンズL2a〜L2dの4枚のレンズからなる。第3レンズ群G3は、レンズL3aの1枚のレンズからなる。
実施例19の撮像レンズの断面構成を図55に示す。実施例19の撮像レンズは、物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、開口絞りStと、正の屈折力を有する第2レンズ群G2とからなる。無限遠物体から最至近物体への合焦の際に、第1レンズ群G1は像面Simに対して固定されており、第2レンズ群G2が光軸Zに沿って物体側へ移動する。第1レンズ群G1は、物体側から順に、レンズL1a〜L1lの12枚のレンズからなる。第2レンズ群G2は、物体側から順に、レンズL2a〜L2dの4枚のレンズからなる。
実施例20の撮像レンズの断面構成を図58に示す。実施例20の撮像レンズは、物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、開口絞りStと、正の屈折力を有する第2レンズ群G2と、正の屈折力を有する第3レンズ群G3とからなる。無限遠物体から最至近物体への合焦の際に、第1レンズ群G1および第3レンズ群G3は像面Simに対して固定されており、第2レンズ群G2が光軸Zに沿って物体側へ移動する。第1レンズ群G1は、物体側から順に、レンズL1a〜L1nの14枚のレンズからなる。第2レンズ群G2は、物体側から順に、レンズL2a〜L2dの4枚のレンズからなる。第3レンズ群G3は、レンズL3aの1枚のレンズからなる。
ΔθgFA=θgFA+0.00162×νdA−0.64159
ΔθgFB=θgFB+0.00162×νdB−0.64159
ΔθgFn1=θgFn1+0.00162×νdn1−0.64159
2 軸上光束
3 最大画角の光束
20 交換レンズ
30 カメラ
31 カメラボディ
32 シャッターボタン
33 電源ボタン
34、35 操作部
36 表示部
37 マウント
G1 第1レンズ群
G2 第2レンズ群
G3 第3レンズ群
Gs1 第1ユニット
Gs2 第2ユニット
L1a〜L1n、L2a〜L2g、L3a〜L3e レンズ
LA LA正レンズ
LB LB正レンズ
LC LC正レンズ
PP 光学部材
Sim 像面
St 開口絞り
Z 光軸
Claims (50)
- 最も物体側から像側へ順に連続して、レンズ群として、正の屈折力を有する第1レンズ群と、屈折力を有する第2レンズ群とを備え、
合焦の際に、前記第1レンズ群と前記第2レンズ群との間隔が変化し、かつ、前記第1レンズ群内の全てのレンズの相互間隔および前記第2レンズ群内の全てのレンズの相互間隔が一定であり、
物体側から2番目のレンズより像側に絞りが配置され、
前記絞りより物体側の全てのレンズの合成屈折力が正であり、
前記絞りより物体側に、少なくとも1枚のLA正レンズと、少なくとも1枚のLB正レンズとを含み、
前記LB正レンズのd線基準のアッベ数は、前記絞りより物体側の全ての正レンズのd線基準のアッベ数の中で最大であり、
前記LA正レンズのd線に対する屈折率をNdA、
前記LA正レンズのd線基準のアッベ数をνdA、
前記LB正レンズのd線基準のアッベ数をνdBとした場合、
1.86<NdA<2.2 (1)
10<νdA<35 (2)
57<νdB<105 (3)
で表される条件式(1)、(2)、および(3)を満足する撮像レンズ。 - 前記第1レンズ群が、少なくとも2枚の正レンズと、少なくとも2枚の負レンズとを含む請求項1に記載の撮像レンズ。
- 前記第2レンズ群が、少なくとも2枚の正レンズと、少なくとも2枚の負レンズとを含む請求項1又は2に記載の撮像レンズ。
- 合焦の際に、前記第1レンズ群が像面に対して固定され、前記第2レンズ群が移動する請求項1から3のいずれか1項に記載の撮像レンズ。
- 合焦の際に移動するレンズ群が1つのみである請求項1から4のいずれか1項に記載の撮像レンズ。
- 合焦の際に移動するレンズ群が前記第2レンズ群のみである請求項5に記載の撮像レンズ。
- 前記第1レンズ群は少なくとも2枚の負レンズを含み、
前記第1レンズ群に含まれる負レンズのうち、d線基準のアッベ数が小さい方から選択される2枚の負レンズのd線基準のアッベ数の平均値をνdn1とした場合、
15<νdn1<28 (4)
で表される条件式(4)を満足する請求項1から6のいずれか1項に記載の撮像レンズ。 - 合焦の際に前記第1レンズ群は像面に対して固定され、
少なくとも1枚の前記LA正レンズが前記第1レンズ群に含まれる請求項1から7のいずれか1項に記載の撮像レンズ。 - 無限遠物体に合焦した状態における、最も物体側のレンズ面から最も像側のレンズ面までの光軸上の距離と、空気換算距離でのバックフォーカスとの和をTL、
無限遠物体に合焦した状態における前記撮像レンズのFナンバーをFNo、
無限遠物体に合焦した状態における前記撮像レンズの焦点距離をfとした場合、
1.5<TL×FNo/f<5 (5)
で表される条件式(5)を満足する請求項1から8のいずれか1項に記載の撮像レンズ。 - 物体側から像側へ順に、合焦の際に像面に対して固定されている前記第1レンズ群と、合焦の際に移動する前記第2レンズ群とからなる2つのレンズ群のみをレンズ群として備える、又は、
物体側から像側へ順に、合焦の際に像面に対して固定されている前記第1レンズ群と、合焦の際に移動する前記第2レンズ群と、2枚以下のレンズからなり合焦の際に像面に対して固定されている第3レンズ群とからなる3つのレンズ群のみをレンズ群として備える請求項1から9のいずれか1項に記載の撮像レンズ。 - 前記第2レンズ群が正の屈折力を有するレンズ群である請求項1から10のいずれか1項に記載の撮像レンズ。
- 前記第1レンズ群が少なくとも3枚の負レンズを含む請求項1から11のいずれか1項に記載の撮像レンズ。
- 前記第2レンズ群が、少なくとも2枚の正レンズと、少なくとも3枚の負レンズとを含む請求項1から12のいずれか1項に記載の撮像レンズ。
- 1つのレンズ成分を1枚の単レンズ又は1つの接合レンズとした場合、
最も物体側のレンズ成分および物体側から2番目のレンズ成分のうち、一方が負の屈折力を有し、他方が正の屈折力を有し、
無限遠物体に合焦した状態において、前記一方の負の屈折力を有するレンズ成分の最も像側のレンズ面から像側へ射出される軸上光束が発散光である請求項1から13のいずれか1項に記載の撮像レンズ。 - 最も物体側のレンズおよび物体側から2番目のレンズの少なくとも一方が、物体側のレンズ面が凹面形状の負レンズである請求項1から14のいずれか1項に記載の撮像レンズ。
- 最も物体側のレンズが負レンズである請求項1から15のいずれか1項に記載の撮像レンズ。
- 最も物体側から順に連続して、負の屈折力を有する単レンズと、正の屈折力を有する単レンズと、正の屈折力を有する単レンズとを含む請求項1から16のいずれか1項に記載の撮像レンズ。
- 最も物体側のレンズの物体側のレンズ面が凹面形状である請求項1から17のいずれか1項に記載の撮像レンズ。
- 前記絞りより物体側に少なくとも1枚のLC正レンズを含み、
前記LC正レンズは、前記絞りより物体側の全ての正レンズの中で最大、又は2番目に大きなd線基準のアッベ数を有する正レンズであり、
前記LC正レンズのd線基準のアッベ数をνdCとした場合、
57<νdC<102 (6)
で表される条件式(6)を満足する請求項1から18のいずれか1項に記載の撮像レンズ。 - 前記絞りより物体側の全ての正レンズのd線に対する屈折率の最小値をNdfmとした場合、
1.46<Ndfm<1.72 (7)
で表される条件式(7)を満足する請求項1から19のいずれか1項に記載の撮像レンズ。 - 前記絞りが合焦の際に像面に対して固定されているレンズ群内に配置されている、又は前記絞りがレンズ群とレンズ群との間に配置されている請求項1から20のいずれか1項に記載の撮像レンズ。
- 前記絞りが、前記第1レンズ群と前記第2レンズ群との間に配置され、
合焦の際に、前記第1レンズ群および前記絞りが像面に対して固定され、前記第2レンズ群が移動する請求項1から21のいずれか1項に記載の撮像レンズ。 - 合焦の際に前記第2レンズ群が移動し、
前記第2レンズ群に含まれるレンズの枚数が7枚以下である請求項1から22のいずれか1項に記載の撮像レンズ。 - 合焦の際に前記第2レンズ群が移動し、
前記第2レンズ群に含まれるレンズの枚数が6枚以下である請求項1から23のいずれか1項に記載の撮像レンズ。 - 合焦の際に前記第2レンズ群が移動し、
前記第2レンズ群に含まれるレンズの枚数が5枚以下である請求項1から24のいずれか1項に記載の撮像レンズ。 - 前記絞りより物体側に配置されたレンズの枚数が8枚以下である請求項1から25のいずれか1項に記載の撮像レンズ。
- 前記絞りより物体側に配置されたレンズの枚数が7枚以下である請求項1から26のいずれか1項に記載の撮像レンズ。
- 前記撮像レンズに含まれるレンズの枚数が13枚以下である請求項1から27のいずれか1項に記載の撮像レンズ。
- 前記撮像レンズに含まれるレンズの枚数が12枚以下である請求項1から28のいずれか1項に記載の撮像レンズ。
- 前記絞りより像側に少なくとも2枚の正レンズを含み、
前記絞りより像側の全ての正レンズのd線に対する屈折率の平均値をNdprとした場合、
1.77<Ndpr<2.15 (8)
で表される条件式(8)を満足する請求項1から29のいずれか1項に記載の撮像レンズ。 - 合焦の際に前記第2レンズ群が移動し、
前記第2レンズ群が少なくとも1枚の正レンズを含み、
前記第2レンズ群内の全ての正レンズのd線に対する屈折率の平均値をNd2pとした場合、
1.7<Nd2p<2.2 (9)
で表される条件式(9)を満足する請求項1から30のいずれか1項に記載の撮像レンズ。 - 合焦の際に前記第2レンズ群が移動し、
前記第2レンズ群が少なくとも2つの接合レンズを含む請求項1から31のいずれか1項に記載の撮像レンズ。 - 前記第1レンズ群内に3枚の正レンズが連続して配置されている請求項1から32のいずれか1項に記載の撮像レンズ。
- 前記第1レンズ群内に4枚の正レンズが連続して配置されている請求項1から33のいずれか1項に記載の撮像レンズ。
- 前記第1レンズ群の焦点距離をf1、
無限遠物体に合焦した状態における前記撮像レンズの焦点距離をfとした場合、
0.5<f1/f<3.5 (10)
で表される条件式(10)を満足する請求項1から34のいずれか1項に記載の撮像レンズ。 - 無限遠物体に合焦した状態における前記撮像レンズの最大半画角をωmax、
無限遠物体に合焦した状態における前記撮像レンズのFナンバーをFNoとした場合、
1.8<1/{tan(ωmax)×FNo}<4.5 (11)
で表される条件式(11)を満足する請求項1から35のいずれか1項に記載の撮像レンズ。 - 合焦の際に前記第2レンズ群が移動し、
前記第2レンズ群の焦点距離をf2、
無限遠物体に合焦した状態における前記撮像レンズの焦点距離をfとした場合、
0.3<|f2|/f<2.2 (12)
で表される条件式(12)を満足する請求項1から36のいずれか1項に記載の撮像レンズ。 - 前記第1レンズ群の焦点距離をf1、
前記第2レンズ群の焦点距離をf2とした場合、
1<f1/f2<5 (13)
で表される条件式(13)を満足する請求項1から37のいずれか1項に記載の撮像レンズ。 - 合焦の際に前記第2レンズ群が移動し、
無限遠物体に合焦した状態における前記第2レンズ群の横倍率をβ2、
前記第2レンズ群より像側にレンズが配置されている場合には無限遠物体に合焦した状態における前記第2レンズ群より像側の全てのレンズの合成横倍率をβr、前記第2レンズ群より像側にレンズが配置されていない場合にはβr=1とした場合、
0.3<|(1−β22)×βr2|<1.5 (14)
で表される条件式(14)を満足する請求項1から38のいずれか1項に記載の撮像レンズ。 - 無限遠物体に合焦した状態における最も物体側のレンズ面から前記絞りまでの光軸上の距離をTf、
無限遠物体に合焦した状態における、最も物体側のレンズ面から最も像側のレンズ面までの光軸上の距離と、空気換算距離でのバックフォーカスとの和をTLとした場合、
0.2<Tf/TL<0.65 (15)
で表される条件式(15)を満足する請求項1から39のいずれか1項に記載の撮像レンズ。 - 前記第1レンズ群は、最も物体側から順に連続して、負の屈折力を有する第1ユニットと、前記第1レンズ群内の光軸上での最大空気間隔によって前記第1ユニットと隔てられた正の屈折力を有する第2ユニットとを含み、
前記第2ユニットは1枚の単レンズ又は1つの接合レンズからなり、
無限遠物体に合焦した状態における前記撮像レンズの焦点距離をf、
無限遠物体に合焦した状態における、前記撮像レンズのうち前記第2ユニットより像側の全てのレンズの合成焦点距離をfmとした場合、
0.7<f/fm<0.98 (16)
で表される条件式(16)を満足する請求項1から40のいずれか1項に記載の撮像レンズ。 - 前記第1ユニットが1枚の負レンズからなり、
前記第2ユニットが1枚の正レンズからなる請求項41に記載の撮像レンズ。 - 前記LA正レンズのg線とF線間の部分分散比をθgFAとした場合、
0.01<θgFA+0.00162×νdA−0.64159<0.06 (17)
で表される条件式(17)を満足する請求項1から42のいずれか1項に記載の撮像レンズ。 - 前記LB正レンズのg線とF線間の部分分散比をθgFBとした場合、
0.01<θgFB+0.00162×νdB−0.64159<0.05 (18)
で表される条件式(18)を満足する請求項1から43のいずれか1項に記載の撮像レンズ。 - 前記第1レンズ群が少なくとも2枚の負レンズを含み、
前記第1レンズ群に含まれる負レンズのうち、d線基準のアッベ数が小さい方から選択される2枚の負レンズのd線基準のアッベ数の平均値をνdn1、
前記第1レンズ群に含まれる負レンズのうち、前記d線基準のアッベ数が小さい方から選択される2枚の負レンズのg線とF線間の部分分散比の平均値をθgFn1とした場合、
0.01<θgFn1+0.00162×νdn1−0.64159<0.05 (19)
で表される条件式(19)を満足する請求項1から44のいずれか1項に記載の撮像レンズ。 - 1.88<NdA<2.15 (1−1)
で表される条件式(1−1)を満足する請求項1から45のいずれか1項に記載の撮像レンズ。 - 13.5<νdA<31 (2−1)
で表される条件式(2−1)を満足する請求項1から46のいずれか1項に記載の撮像レンズ。 - 62<νdB<92 (3−1)
で表される条件式(3−1)を満足する請求項1から47のいずれか1項に記載の撮像レンズ。 - 16<νdn1<25 (4−1)
で表される条件式(4−1)を満足する請求項7に記載の撮像レンズ。 - 請求項1から49のいずれか1項に記載の撮像レンズを備えた撮像装置。
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