JP2021117459A - 表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】複数の表示パネルを用いて1つの映像表示領域を構成する表示装置において、映像の視認性を向上する。【解決手段】第1表示パネル2および第2表示パネル3は、映像表示面2a、3a側から見て、表示パネル2、3が重畳せず、並べて配置される。表示パネル2、3のうち互いに隣接する側の端部を隣接端部として、これらの隣接端部は、湾曲形状とされ、映像表示面2aと映像表示面3aとが対向した状態で当接する。第1表示パネル2の第1表示領域21は、隣接端部に位置する対向領域211と、第2表示パネル3に向き合っていない非対向領域212とにより構成される。第2表示パネル3の第2表示領域31は、隣接端部に位置する対向領域311と、第1表示パネル2に向き合っていない非対向領域312とにより構成される。そして、隣接する非対向領域212、312は、1つの映像表示領域11を構成する。【選択図】図3
Description
本発明は、複数の表示パネルを有してなる表示装置に関する。
近年、ディスプレイは大型化や薄型化が進められているが、単純にディスプレイサイズを大きくすることは、その生産コストが増大してしまうため、好ましくない。そのため、生産コストを抑えつつも映像の表示領域を大きくすることが望まれており、そのような表示装置としては、例えば、特許文献1に記載のものが挙げられる。
特許文献1に記載の表示装置は、2つの表示パネルを有してなり、少なくとも一方の表示パネルが透明な構成とされると共に、映像を表示する表示領域の一部が、他方の表示パネルの表示領域の一部と重畳する配置とされている。この表示装置は、2つの表示パネルが1つの大きなディスプレイを構成しており、2つの表示領域によりなる1つの大きな映像表示領域に各種映像を表示する。
しかしながら、この表示装置は、2つの表示パネルが重畳配置されており、2つの表示領域間に段差が生じるため、視認性が低下するおそれがある。また、透明な表示パネルの端部のうち他方の表示パネルの表示領域と重なる部分により、2つの映像表示領域の境界が視認され易く、ユーザが違和感を覚え得る。
本発明は、上記の点に鑑み、複数の表示パネルを用いて1つの映像表示領域を構成可能な表示装置において、表示領域同士のつながりを視認しにくくし、視認性を向上することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の表示装置は、第1表示パネル(2)と、第1表示パネルと並べて配置され、第1表示パネルの一部に当接する第2表示パネル(3)と、を備え、第1表示パネルのうち映像を表示する領域を第1表示領域(21)とし、第2表示パネルのうち映像を表示する領域を第2表示領域(31)として、第1表示パネルは、少なくとも第2表示パネルに隣接する部分が湾曲形状とされ、かつ第1表示領域の一部が第2表示領域の一部と対向しており、第1表示領域の一部であって、第2表示領域の一部と対向する領域を第1の対向領域(211)として、第1表示領域のうち第1対向領域とは異なる残りの領域である残部(212)は、第2表示領域のうち第1対向領域と向き合う部分である第2の対向領域(311)とは異なる残りの部分(312)と共に、外部から視認可能な1つの映像表示領域(11)を構成しており、映像表示領域のサイズは、第1表示領域または第2表示領域のサイズよりも大きい。
これによれば、第1表示パネルが第2表示パネルと並べて配置され、第1表示パネルのうち第2表示パネルに隣接する部分が湾曲形状とされ、第1表示領域の一部が第2表示領域と向き合う第1の対向領域とされた表示装置となる。また、第1表示領域のうち第1の対向領域とは異なる残部は、第2表示パネルの第2表示領域のうち第1対向領域に向き合う第2対向領域とは異なる部分と共に、第1表示領域または第2表示領域よりもサイズが大きい映像表示領域を構成する。この表示装置は、第1表示パネルおよび第2表示パネルによりなる1つの映像表示領域を正面から見たとき、これらの表示パネルが重ねられておらず、2つの表示領域同士のつながりが視認されにくくなるため、映像の視認性が向上する構成となっている。
なお、各構成要素等に付された括弧付きの参照符号は、その構成要素等と後述する実施形態に記載の具体的な構成要素等との対応関係の一例を示すものである。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、同一符号を付して説明を行う。
(第1実施形態)
第1実施形態の表示装置1について、図1〜図5を参照して説明する。本実施形態の表示装置1は、例えば図1に示すように、自動車などの移動体Vに搭載される車載用表示装置として用いられると好適であるが、勿論、他の用途にも採用され得る。本明細書では、車載用表示装置とされた場合を代表例として説明するが、この用途に限定されるものではない。
第1実施形態の表示装置1について、図1〜図5を参照して説明する。本実施形態の表示装置1は、例えば図1に示すように、自動車などの移動体Vに搭載される車載用表示装置として用いられると好適であるが、勿論、他の用途にも採用され得る。本明細書では、車載用表示装置とされた場合を代表例として説明するが、この用途に限定されるものではない。
以下、説明の便宜上、例えば図2に示すように、後述する第1表示パネル2のうち映像が表示され得る領域を「第1表示領域21」と称し、後述する第2表示パネル3のうち映像が表示され得る領域を「第2表示領域31」と称する。図1、図2では、後述する第1表示パネル2と第2表示パネル3との境界を便宜的に破線で示している。図2では、映像表示領域11の構成を分かり易くするため、断面を示すものではないが、第1表示パネル2の第1表示領域21の一部および第2表示パネル3の第2表示領域31の一部にハッチングを施すと共に、表示パネル2、3以外の構成を省略している。図3では、表示パネル2、3のうち映像を表示する側の面である映像表示面2a、3aとその反対面とを繋ぐ側面側から見た様子を示している。
表示装置1は、例えば図1に示すように、第1表示パネル2と、第2表示パネル3とを有してなる。表示装置1は、例えば図2もしくは図3に示すように、第1表示パネル2の映像表示面2aが第2表示パネル3の映像表示面3aに隣接して並べて配置され、1つの映像表示領域11を構成している。具体的には、表示装置1は、第1表示パネル2のうち映像が表示される第1表示領域21の一部と、第2表示パネル3のうち映像が表示される第2表示領域31の一部とにより、個々の表示領域21、31よりも大きいサイズの映像表示領域11を構成する。これにより、表示装置1は、大画面での映像表示が可能な構成となっている。
第1表示パネル2および第2表示パネル3は、いずれも可撓性のあるフレキシブルディスプレイであり、例えば有機発光ダイオード(OLED)ディスプレイとされる。なお、OLEDディスプレイは、「有機EL(エレクトロルミネッセンス)ディスプレイ」とも称される。
OLEDディスプレイは、例えば、可撓性基板上に、複数の薄膜トランジスタ(TFT)を有してなるTFT層と複数のOLED素子によりなる画素を有してなるOLED層とがこの順に積層されてなる。可撓性基板は、例えば、ポリイミド等の樹脂材料によりなるフィルムやフレキシブルガラス等の可撓性を有する任意の材料により構成される。TFT層は、ゲート電極、ゲート絶縁層、半導体層、ソース電極およびドレイン電極を備え、ゲート電極の電圧調整により電流のオンオフを制御可能な素子であるTFTが複数形成されている。複数のTFTは、OLED層中の複数のOLED素子を構成する一対の電極の一方にそれぞれ接続され、個々のOLED素子の駆動制御に用いられる。OLED層は、例えば、一対の電極間に、正孔注入層、正孔輸送層、発光層、電子輸送層、電子注入層などが順次積層されてなり、電圧を印加することで発光する構成とされた複数のOLED素子を備える。OLEDディスプレイは、OLED素子で構成された、例えば赤色、緑色および青色の発光色の異なる3つの副画素を有してなる主画素が、平面視にてある一方向および当該一方向に直交する直交方向に沿って繰り返し配列されてなる。
なお、OLEDやTFT並びにOLEDディスプレイの構成やこれらの材料などについては、公知であるため、本明細書ではそれらの詳細の説明を省略する。OLEDの構成については、上記の例に限られず、任意の構成が採用され得る。
また、以下の説明においては、第1表示パネル2または第2表示パネル3を構成する複数の主画素を単に「各画素」と称することがある。また、例えば図3に示すように、第1表示パネル2のうち映像を表示する側の面を「映像表示面2a」と称し、第2表示パネル3のうち映像を表示する側の面を「映像表示面3a」と称する。第1表示パネル2の第1表示領域21および第2表示パネル3の第2表示領域31は、OLED素子によりなる各画素が配置された領域に相当する。
第1表示パネル2は、例えば図3に示すように、第2表示パネル3に隣接する端部側が湾曲形状とされている。第1表示パネル2の端部のうち第2表示パネル3に隣接するものを「隣接端部」として、第1表示パネル2は、映像表示面2aのうち隣接端部に位置する部分が第2表示パネル3の映像表示面3aの一部と対向配置されている。第1表示パネル2は、第2表示パネル3の一部に当接して対向することで外部から視認できない「対向領域211」と、外部から視認可能な「非対向領域212」とを備える。言い換えると、第1表示領域21は、映像表示に用いられない対向領域211と、映像表示用の主領域である非対向領域212とによりなる。
一方、第2表示パネル3は、第1表示パネル2に隣接する端部側が湾曲しており、映像表示面3aのうち当該端部側が第1表示パネル2の隣接端部と対向している。第2表示パネル3は、第1表示パネル2の隣接端部と向き合う部分が外部から視認できない状態となっている。第2表示パネル3は、対向領域211に当接しつつ、これと向き合うことで外部から視認できない「対向領域311」と、外部から視認可能な「非対向領域312」とを備える。第2表示領域31は、第1表示領域21と同様に、映像表示に用いられない対向領域311と、映像表示用の主領域である非対向領域312とによりなる。
第1表示パネル2および第2表示パネル3は、第1の対向領域211と第2の対向領域311とが当接して向き合うと共に、2つの非対向領域212、312が隣接して並べて配置されることで、1つの映像表示領域11を構成する。
なお、非対向領域212、312によりなる映像表示領域11は、正面視にて、第1表示領域21または第2表示領域31の平面サイズよりも大きい平面サイズとされる。対向領域211、311は、低消費電力化の観点から、例えば、ダミーのOLED素子で構成されたダミー領域とされるか、または後述する制御部7により映像表示がオフ状態とされることなどにより、発光しないことが好ましい。また、表示パネル2、3のうち対向する隣接端部には、これらをまとめて保持する図示しない保持部が取り付けられていてもよい。
表示パネル2、3は、映像表示面2aまたは3a側から見て(以下、この状態を単に「正面視」という)重ねられておらず、一方の表示パネルが他方の表示パネルにおける映像表示の妨げとならない配置関係とされている。また、表示パネル2、3は、正面視にて非対向領域212、312が距離を隔てずに並べて配置されているため、ユーザが2つの表示領域21、31間の境界を視認しにくい状態である。
これにより、表示装置1は、2つの表示パネル2、3を用いた映像表示において、複数の表示パネルが重畳配置された従来の表示装置に比べ、つなぎ目のないシームレスな映像を表示でき、映像の視認性が向上する。また、表示パネル2、3が正面視にて重ならない配置とされるため、表示パネル2、3は、透明な構成でなくてもよく、設計の自由度が向上する。
表示パネル2、3は、例えば図4に示すように、映像表示面2a、3aのうち外部から視認可能な部分に保護層4が設けられ得る。また、表示パネル2、3は、例えば図5に示すように、図示しない外部端子にFPCなどのフレキシブル配線5が取り付けられており、フレキシブル配線5を介して駆動回路6および制御部7に電気的に接続されている。保護層4は、例えば、透光性のある透明接着層41およびカバーフィルム42によりなり、表示パネル2、3に追従して変形が可能である。
透明接着層41は、例えば、OCR(Optical Clear Resinの略)やOCA(Optical Clear Adhesiveの略)等の透光性のある任意の光学接着剤によりなる。透明接着層41は、例えば図4に示すように、第1表示パネル2の非対向領域212と第2表示パネル3の非対向領域312とに跨って配置される。
カバーフィルム42は、透光性および可撓性のある任意の樹脂材料などによりなる。カバーフィルム42は、透明接着層41上に配置されており、第1表示パネル2の非対向領域212および第2表示パネル3の非対向領域312を覆っている。
フレキシブル配線5は、例えば図5に示すように、正面視にて、表示パネル2、3それぞれに接続され、表示パネル2、3のうち保護層4から露出した部分に取り付けられる。フレキシブル配線5は、例えば、第1表示パネル2と駆動回路6、第2表示パネル3と駆動回路6、駆動回路6と制御部7を電気的に接続する。
駆動回路6は、例えば、図示しない回路基板にT−CON、ROMやRAM等が搭載されてなり、第1表示パネル2または第2表示パネル3の駆動用ICを備える電子回路である。駆動回路6は、例えば図5に示すように、第1表示パネル2の駆動用と第2表示パネル3の駆動用の2種が用意され、それぞれフレキシブル配線5を介して制御部7に接続される。駆動回路6は、例えば、表示パネル2、3の映像表示面の反対側における任意の箇所に配置され、正面視にてユーザに見えない状態とされる。
制御部7は、例えば、図示しない回路基板にCPU、ROMやRAM等が搭載されてなる電子制御ユニットであり、ECU(Electronic Control Unitの略)とされる。制御部7は、表示パネル2、3における映像表示の制御用の電子部品であり、非対向領域212、312に各種映像を表示させる制御を実行する。制御部7は、例えば、図示しない他の電子機器および表示パネル2、3に接続されており、外部からの映像信号に基づいて各種信号を表示パネル2、3に出力する。
制御部7は、第1表示パネル2の非対向領域212および第2表示パネル3の非対向領域312それぞれにおける映像表示の制御を実行し、非対向領域212、312の一方または両方に映像を表示させる。また、制御部7は、外部から視認できない対向領域211、311の表示をオフ状態にする制御を実行してもよい。
以上が、本実施形態の表示装置1の基本的な構成である。
表示装置1は、例えば車載用途の場合には、図1に示すように、第2表示パネル3が車両(移動体V)のインストルメントパネルに搭載され、第1表示パネル2と合わせて、センターインフォメーションディスプレイ(CID)などとして用いられ得る。この場合、第1表示パネル2は、例えば、車両の運転者の視界を妨げないように、インストルメントパネルの曲面形状に沿ってダッシュボード側に倒された状態として使用され得る。また、第1表示パネル2は、日射が強い状況においては、例えば視認者側に倒された状態とされ、第2表示パネル3のフード代わりに用いられることで、第2表示パネル3への日射を防ぐ形状にもされ得る。
このように、第1表示パネル2は、第2表示パネル3と共に、大面積とされた1つの映像表示領域11を構成しつつ、状況に応じた任意の曲面形状とされ得る。また、第2表示パネル3は、取り付けられる被搭載部品(例えばインストルメントパネル)の形状に沿った任意の曲面形状のまま固定されてもよいし、一部のみが被搭載部品に固定され、残部が変形可能とされてもよい。さらに、表示装置1は、表示パネル2、3がいずれも被搭載部品に取り付けられ、平板形状または曲面形状とされた映像表示領域11にて大面積での映像表示を行う搭載状態であってもよい。
なお、1つの表示パネルのみを大面積化することで、映像が表示される領域を所定のサイズ以上にしようとする場合、この手法では、縦横のアスペクト比の関係により、表示パネルが不必要に大型化し、製造コストが増大してしまう。例えば、12.3インチサイズかつ縦横のアスペクト比が3:8の表示パネルでアスペクト比9:16のTVサイズの映像を表示する場合、その映像サイズは、アスペクト比9:16かつ8.8インチサイズの表示パネルで同映像を表示した場合と同程度となる。つまり、12.3インチサイズかつ縦横のアスペクト比が3:8の表示パネルで異なるアスペクト比9:16の映像をそのアスペクト比のまま大面積化したい場合、当該表示パネルのサイズは、アスペクト比3:8の制限により必要以上に大きなってしまう。
一方、上記した表示装置1のように表示パネル2、3を用いて大面積の映像表示領域11を構成する場合、定格サイズの表示パネル2、3を用いれば、表示パネル自体の製造コストが増大することはない。また、この場合、非対向領域212、312に対する対向領域211、311の割合を調整することで、縦横のアスペクト比を任意の値に調整することもできる。そのため、所定のサイズ以上かつ所定のアスペクト比の映像表示領域11を構成するときであっても、これに伴う表示装置自体の不必要な大型化が抑制される。
また、複数の表示パネルが正面視にて重畳配置された従来の構成の場合、複数の表示パネルのうち他の表示パネルよりも後方に位置する表示パネルは、当該他の表示パネルよりもユーザから遠い位置にあるため、状況に応じてより高輝度で駆動させる必要があった。この場合、複数の表示パネル間で劣化の進行度合いに差が生じ、装置全体としての寿命が低下するおそれがある。
一方、表示装置1は、表示パネル2、3間には段差やユーザからの距離差がなく、表示パネル2、3の一方を敢えて他方よりも高輝度とする必要がないため、装置全体としての信頼性が従来の構成よりも向上する。
本実施形態によれば、複数の表示パネル2、3がその一部同士を対向させつつ、並べて配置され、2つの非対向領域212、312によりなる1つの映像表示領域11を備える表示装置1となる。非対向領域212、312が隙間なく並べて配置されるため、2つの表示領域21、31間のつながりが視認されにくくなり、複数の表示パネルで大面積の映像を表示させつつも、映像の視認性が向上する。
(第2実施形態)
第2実施形態の表示装置1について、図6、図7を参照して説明する。
第2実施形態の表示装置1について、図6、図7を参照して説明する。
図6、図7では、見易くするため、デフォルメした表示パネル2、3の側面側から見た状態を示すと共に、保護層4を省略している。また、図6、図7では、表示パネル2、3の境界部分を破線で示している。図7では、後述する可動機構9による表示パネル2、3の相対移動の方向を矢印で示している。
本実施形態の表示装置1は、例えば図6に示すように、第2表示パネル3が収容される収容部8と、第2表示パネル3の収容および展開に用いられる可動機構9とをさらに備える点で上記第1実施形態と相違する。本実施形態では、この相違点について主に説明する。
本実施形態の表示装置1は、例えば図6に示すように、表示パネル2、3の側面または映像表示面2a、3aの反対面である背面に可動機構9が取り付けられている。言い換えると、表示装置1は、例えば、第2表示パネル3が収容部8を構成する車載部品に可動機構9を介して取り付けられ、第2表示パネル3のうち当該車載部品の反対側の端部に第1表示パネル2が配置された構成である。表示装置1は、例えば図7に示すように、可動機構9を所定の方向にスライドさせることにより、第2表示パネル3の一部または全部を収容部8に収容することが可能な構成となっている。
収容部8は、第2表示パネル3の一部または全部を収容するための筐体である。収容部8は、例えば、車載用途の場合には、インストルメントパネルやダッシュボートなどの任意の車両の内装部材に設けられ得る。
なお、収容部8は、例えば、車載用途以外の用途の場合には、表示パネル2、3を搭載する台座などの被搭載部材により構成され得る。本実施形態では、車載用途の場合を代表例として説明する。
収容部8は、例えば図6に示すように、第2表示パネル3を収容する収容スペース81を備える。収容スペース81は、直線状または曲線状に延設された溝とされるが、小型化の観点からは、後者の溝形状とされることが好ましい。収容スペース81が曲面状に延設された溝状とされた場合、第2表示パネル3は、例えば、収容スペース81への当接により収容スペース81に沿った曲面形状とされ、この状態のまま収容される。
可動機構9は、例えば図6に示すように、第1表示パネル2または第2表示パネル3の側面または背面に接続される接続部91と、接続部91の相対移動および保持が可能なレール部92とを備える。可動機構9は、例えば図6や図7に示すように、接続部91のうち表示パネル2、3とは反対側の端部がレール部92に沿って相対移動することで、収容部8に対する第2表示パネル3の相対位置を変更可能な構成となっている。
接続部91は、例えば図6に示すように、その一端が第1表示パネル2と第2表示パネル3との境界またはその近傍に接続されるが、表示パネル2、3の少なくとも一方に接続されればよく、その接続箇所については任意である。
レール部92は、例えば、図7に示すように、レール部92に対する接続部91の相対移動が可能な方向を移動方向として、移動方向における寸法が平板形状とされたときの第1表示パネル2の当該移動方向における寸法と同程度とされる。この場合、レール部92は、移動方向における寸法が必要以上に長くなることがなく、前方の視野確保の妨げとなりにくくなる。
なお、可動機構9は、表示パネル2、3の保持および相対移動が可能な構成であればよく、上記の構成例に限定されるものではなく、他の公知の機械構成が適用されてもよい。
また、制御部7は、本実施形態では、第2表示パネル3の一部または全部が収容部8に収容され、当該収容された部分が外部から視認できない状況においては、低消費電力の観点から、当該収容された部分の表示をオフ状態とする制御を実行してもよい。この場合、例えば、可動機構9のレール部92に図示しないセンサを配置し、当該センサからレール部92に対する接続部91の一端の位置に応じた信号を制御部7に出力させる構成とする。また、このとき、例えば、当該図示しないセンサの出力信号を収容部8に対する第2表示パネル3の相対位置に関連付けしておく。そして、制御部7は、例えば、図示しないセンサからの出力信号に基づいて、第2表示パネル3のうち外部から視認できない領域を算出し、当該視認できない領域の表示をオフ状態とする制御を実行する構成とされていればよい。例えば図7に示すように、第2表示パネル3の全部が収容部8に収容される場合には、制御部7は、第2表示パネル3全体の映像表示をオフ状態とする制御を実行してもよい。
また、制御部7は、表示パネル2、3で構成される映像表示領域11の露出面積に応じて、映像サイズを調整する制御を実行してもよい。
(第2実施形態の変形例)
表示装置1は、例えば図8や図9に示すように、可動機構9が第1表示パネル2を変形させることが可能な構成とされてもよい。
表示装置1は、例えば図8や図9に示すように、可動機構9が第1表示パネル2を変形させることが可能な構成とされてもよい。
なお、図8、図9では、図6と同様に、見易くするため、デフォルメした表示パネル2、3の側面側から見た状態を示すと共に、保護層4を省略しつつ、表示パネル2、3の境界を破線で示している。これは、後述する図10についても同様である。また、図9では、後述する第2接続部93の相対移動の方向の一例を矢印で示している。
具体的には、可動機構9は、例えば、第2表示パネル3の収容または展開に用いられる接続部91を第1接続部91として、第1接続部91のほか、第1表示パネル2の形状変更に用いられる第2接続部93を備える構成とされ得る。
第2接続部93は、例えば、一端が第1表示パネル2の側面に取り付けられ、他端がレール部92に取り付けられる。第2接続部93は、図示しない連結部により第1接続部91に接続されており、第1接続部91と連動して一体的にレール部92をスライド移動する構成とされている。第2接続部93は、例えば、第1接続部91に連動して一体的にレール部92をスライド移動すると共に、当該スライド移動の方向(以下「スライド方向」という)に対して直交する方向(以下「直交方向」という)に沿って相対移動が可能な構成とされる。つまり、第2接続部93は、例えば図9に示すように、上記の直交方向に相対移動し、当該相対移動に伴って第1表示パネル2に押圧の力を加えることにより、第1表示パネル2の形状を変更させる役割を果たす。また、第2接続部93は、図9に矢印で示す方向と逆方向に相対移動したときには、第1表示パネル2に引張りの力を加え、第1表示パネル2をユーザとは反対方向に倒れるように変形させることも可能である。第2接続部93は、例えば、図示しない貫通溝が形成されると共に、レール部92に設けられた図示しない突起部が当該貫通溝に挿入された状態とされることで、直交方向におけるスライド移動が可能な構成とされる。
つまり、本変形例では、可動機構9は、第1接続部91と第2接続部93とによりなる2つのスライダー機構を備え、第2表示パネル3の収容または展開と、第1表示パネル2の形状変更とが可能な構成とされている。
なお、第2接続部93は、第1表示パネル2にのみ接続され、第1表示パネル2の形状変更にのみ用いられるが、第1表示パネル2に形状変更のための力を印加可能な構成であればよく、形状や第1表示パネル2への接続箇所や接続数などについては任意である。例えば、第2接続部93は、略棒状体とされ、点接触のような局所的な接触により第1表示パネル2を変形させてもよいし、略T字状とされ、線接触により第1表示パネル2を変形させてもよい。
本実施形態によれば、上記第1実施形態の効果が得られることに加え、第2表示パネル3の収容または展開が可能な構成となる。本実施形態の表示装置1は、車両などの移動体Vといった設置スペースが限られる空間にも配置可能であり、必要に応じて第2表示パネル2を収容部8に収容することで前方の視野確保が容易な構成である。本実施形態の表示装置1は、車載用途の場合、運転状況に応じて、例えば運転者などの乗員が第2表示パネル3の収容または展開を行うことで、映像の大面積化や前方の視界確保を選択可能な構成である。
(他の実施形態)
本発明は、実施例に準拠して記述されたが、本発明は当該実施例や構造に限定されるものではないと理解される。本発明は、様々な変形例や均等範囲内の変形をも包含する。加えて、様々な組み合わせや形態、さらには、それらの一要素のみ、それ以上、あるいはそれ以下、を含む他の組み合わせや形態をも、本発明の範疇や思想範囲に入るものである。
本発明は、実施例に準拠して記述されたが、本発明は当該実施例や構造に限定されるものではないと理解される。本発明は、様々な変形例や均等範囲内の変形をも包含する。加えて、様々な組み合わせや形態、さらには、それらの一要素のみ、それ以上、あるいはそれ以下、を含む他の組み合わせや形態をも、本発明の範疇や思想範囲に入るものである。
(1)例えば、上記各実施形態では、2つの表示パネル2、3により1つの映像表示領域11を構成する例について説明したが、3以上の表示パネルを用いた構成とされてもよい。
(2)上記第2実施形態では、第1表示パネル2が可動機構9の接続部91により、第2表示パネル3が収容部8により、それぞれ変形する構成とされた例について説明したが、この構成に限定されない。
例えば、表示装置1は、図10に示すように、第1表示パネル2および第2表示パネル3それぞれに平板形状または曲面形状とされることが可能な曲げ機構10が接続され、曲げ機構10を介して表示パネル2、3の形状変更がなされる構成であってもよい。この場合、第2表示パネル3は、例えば、収容スペース81に直接当接せず、曲げ機構10が収容スペース81に当接して曲面形状とされることで、曲げ機構10に追従して形状が変更されることとなる。これにより、表示パネル2、3は、曲げ機構10を介して曲面形状とされるため、曲げにおける応力が緩和され、信頼性が向上する。
また、上記第1実施形態において、表示装置1は、上記した曲げ機構10を備えた構成とされてもよい。この場合であっても、曲げ機構10を介して表示パネル2、3の形状を変更するため、表示パネル2、3に生じる応力が緩和され、信頼性の向上が期待される。
なお、表示パネル2、3と曲げ機構10との接続については、任意の方法が採用される。また、曲げ機構10は、平板形状および湾曲した曲面形状のいずれも取り得る構成であればよく、例えば、任意の可撓性基板や公知の機械構成とされ得る。
(3)上記第2実施形態では、可動機構9は、固定されたレール部92に対して第1表示パネル2に接続された第1接続部91が相対移動する構成とされた例について説明したが、これに限定されない。可動機構9は、例えば図11に示すように、第1接続部91、第2接続部93、基部94および台座95を備え、接続部91、93と基部94全体が台座95において昇降する構成とされてもよい。
具体的には、第1接続部91は、基部94の一部とされ、例えば第1表示パネル2に接続される。第2接続部93は、例えば、基部94のうち第1接続部91よりも上の位置に取付けられ、第1表示パネル2に接続されると共に、図11または図12に示すように、基部94と共に昇降する。第2接続部93は、基部94の昇降方向に対して直交する方向に相対移動が可能な構成とされ、第1表示パネル2の形状変更に用いられる。基部94は、略棒状体とされ、第2接続部93を相対移動が可能な状態で保持する部材である。基部94は、台座95に設けられた図示しない溝部に挿入されている。台座95は、基部94の昇降に用いる図示しない動力部を備え、図示しない外部電源に接続されている。可動機構9は、例えば上記のような構成とされてもよく、表示装置1の搭載環境に応じて適宜変更されてもよい。
(4)収容部8の収容スペース81は、図12に示すように、可動機構9の基部94が最も下側に位置するとき、表示パネル2、3の境界付近が位置する部位が断面視にて湾曲し、第2表示パネル3の残部が位置する部分が直線状に延設された溝状とされてもよい。この場合、第2表示パネル3が収容スペース81に収容されたとき、第2表示パネル3のうち第1表示パネル2との境界付近以外の部分がフラットな形状となり、収容部8における収容性がより向上する。
(5)上記第2実施形態において、第2表示パネル3は、図13に示すように、収容スペース81内に配置される支持部82により支持されていてもよい。この場合、支持部82は、図13や図14に示すように、伸縮が可能な任意の部材とされると共に、一端が収容スペース81の一部で固定され、他端が第2表示パネル3に接続される。このような構成とされることで、表示パネル2、3の全部を収容スペース81から露出させている状態において、特に、第2表示パネル3は、外部からの振動による影響を受けにくくなり、信頼性が向上する。
(6)上記第2実施形態の変形例では、第2接続部93が第1表示パネル2の背面に対して押圧または引張りの力を加える構成とされた例について説明したが、これに限定されない。第2接続部93は、例えば図15に示すように、第1表示パネル2の上端側において映像表示面2aと背面とを把持する把持部931を備える構成であってもよい。この場合、第1表示パネル2は、略U字状の把持部931を介してその上端部分が直交方向に沿って押される、または引っ張られることで、任意の曲面形状とされ得る。また、この場合において、把持部931を第1表示パネル2の上端の辺に沿って上端全体を把持する構成としたときには、第1表示パネル2に局所的な変形の力を加えることが抑制されるため、第1表示パネル2の信頼性の向上が期待される。
(7)本開示に記載の制御部7及びその手法は、コンピュータプログラムにより具体化された一つ乃至は複数の機能を実行するようにプログラムされたプロセッサ及びメモリーを構成することによって提供された専用コンピュータにより、実現されてもよい。あるいは、本開示に記載の制御部7及びその手法は、一つ以上の専用ハードウエア論理回路によってプロセッサを構成することによって提供された専用コンピュータにより、実現されてもよい。もしくは、本開示に記載の制御部7及びその手法は、一つ乃至は複数の機能を実行するようにプログラムされたプロセッサ及びメモリーと一つ以上のハードウエア論理回路によって構成されたプロセッサとの組み合わせにより構成された一つ以上の専用コンピュータにより、実現されてもよい。また、コンピュータプログラムは、コンピュータにより実行されるインストラクションとして、コンピュータ読み取り可能な非遷移有形記録媒体に記憶されていてもよい。
11 映像表示領域
2 第1表示パネル
21 第1表示領域
211 第1対向領域
3 第2表示パネル
31 第2表示領域
311 第2対向領域
7 制御部
8 収容部
2 第1表示パネル
21 第1表示領域
211 第1対向領域
3 第2表示パネル
31 第2表示領域
311 第2対向領域
7 制御部
8 収容部
Claims (6)
- 第1表示パネル(2)と、
前記第1表示パネルと並べて配置され、前記第1表示パネルの一部に当接する第2表示パネル(3)と、を備え、
前記第1表示パネルのうち映像を表示する領域を第1表示領域(21)とし、前記第2表示パネルのうち映像を表示する領域を第2表示領域(31)として、
前記第1表示パネルは、少なくとも前記第2表示パネルに隣接する部分が湾曲形状とされ、かつ前記第1表示領域の一部が前記第2表示領域の一部と対向しており、
前記第1表示領域の一部であって、前記第2表示領域の一部と対向する領域を第1の対向領域(211)として、
前記第1表示領域のうち前記第1の対向領域とは異なる残りの領域である残部(212)は、前記第2表示領域のうち前記第1の対向領域と向き合う部分である第2の対向領域(311)とは異なる残りの部分(312)と共に、外部から視認可能な1つの映像表示領域(11)を構成しており、
前記映像表示領域のサイズは、前記第1表示領域または前記第2表示領域のサイズよりも大きい、表示装置。 - 前記第1表示パネルおよび前記第2表示パネルは、形状変更が可能なフレキシブルディスプレイである、請求項1に記載の表示装置。
- 前記第1表示パネルおよび前記第2表示パネルの映像表示の制御を行う制御部(7)をさらに備え、
前記制御部は、前記第1の対向領域および前記第2の対向領域の映像表示をオフ状態とする制御を実行する、請求項1または2に記載の表示装置。 - 前記第2表示パネルが収容される収容部(8)と、
前記第1表示パネルおよび前記第2表示パネルを相対移動させる可動機構(9)と、をさらに備える、請求項3に記載の表示装置。 - 前記制御部は、前記第2表示パネルの一部または全部が前記収容部に収容されているとき、前記第2表示領域のうち前記収容部に収容された部分の映像表示をオフ状態とする制御を実行する、請求項4に記載の表示装置。
- 前記第1表示パネルおよび前記第2表示パネルは、移動体(V)に搭載され、
前記第2表示パネルは、前記移動体に取り付けられており、
前記第1表示パネルは、前記第2表示パネルのうち前記移動体とは反対側の端部に配置されている、請求項1ないし5のいずれか1つに記載の表示装置。
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JP2020012811A JP2021117459A (ja) | 2020-01-29 | 2020-01-29 | 表示装置 |
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2020
- 2020-01-29 JP JP2020012811A patent/JP2021117459A/ja active Pending
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