JP2021117202A - 生体検知装置の配設構造 - Google Patents

生体検知装置の配設構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2021117202A
JP2021117202A JP2020012804A JP2020012804A JP2021117202A JP 2021117202 A JP2021117202 A JP 2021117202A JP 2020012804 A JP2020012804 A JP 2020012804A JP 2020012804 A JP2020012804 A JP 2020012804A JP 2021117202 A JP2021117202 A JP 2021117202A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
detection device
antenna
passenger compartment
living body
arrangement structure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2020012804A
Other languages
English (en)
Inventor
茂樹 山本
Shigeki Yamamoto
茂樹 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DaikyoNishikawa Corp
Original Assignee
DaikyoNishikawa Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by DaikyoNishikawa Corp filed Critical DaikyoNishikawa Corp
Priority to JP2020012804A priority Critical patent/JP2021117202A/ja
Publication of JP2021117202A publication Critical patent/JP2021117202A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)

Abstract

【課題】生体検知装置が生体の有無をより確実に正しく判定できるようにするとともに、車室の天井周りの見栄えを良好にし、かつ外光の影響による誤判定を防止する。【解決手段】車室の天井には、光源15と、レンズカバー21を有し、レンズカバー21によって光源15の光を車室側に透過させるように光源15を少なくとも車室側から覆うランプハウジング11とを有するルームランプ7が取り付けられ、レーダーモジュール23は、ランプハウジング11によって車室側から覆われ、かつ電波を発射して電波の対象物からの反射波を受信するアンテナ部29と、アンテナ部29により受信した反射波に基づいて、対象物の表面の変位を特定し、特定した変位に基づいて、車室内における生体の有無を判定する制御部31とを備えている。【選択図】図4

Description

本発明は、生体を検知する生体検知装置を自動車の車室内に配設した配設構造に関する。
特許文献1に開示された生体検知装置は、自動車の座席に設けられた重量センサの測定値に基づいて、車室における生体の有無を判定し、判定結果に応じて警告等の動作を行うことにより、幼い子供が車内に閉じ込められることによる事故を防止している。
特許文献2に開示された生体検知装置は、車室の天井周りに配置された2つのカメラの画像データに基づいて、車室における生体の有無を判定する。
特開2000−289459号公報 特開2019−142375号公報
しかし、特許文献1では、座席の足元空間に子供が隠れている場合に、子供の荷重が重量センサの測定値に反映されず、生体が存在しないと判定されてしまう虞がある。また、座席に荷物が置かれている場合に、車室に生体が存在しないにも関わらず、生体が存在すると判定されてしまう虞がある。
また、特許文献2では、2つのカメラが車室内に露出して目立ち、車室の天井周りの見栄えを悪化させる虞がある。また、外光が画像データに影響し、誤判定を招く虞がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、生体検知装置が生体の有無をより確実に正しく判定できるようにするとともに、車室の天井周りの見栄えを良好にし、かつ外光の影響による誤判定を防止することにある。
上記の目的を達成するため、本発明は、生体の有無の判定に電波を用いるようにしたことを特徴とする。
具体的には、第1の発明は、生体を検知する生体検知装置を自動車の車室内に配設した配設構造を対象とし、次のような解決手段を講じた。
すなわち、第1の発明は、上記車室の天井には、光源と、透光部を有し、当該透光部によって上記光源の光を車室側に透過させるように上記光源を少なくとも車室側から覆うランプハウジングとを有するルームランプが取り付けられ、上記生体検知装置は、上記ランプハウジングによって車室側から覆われ、かつ電波を発射して当該電波の対象物からの反射波を受信するアンテナ部と、上記アンテナ部により受信した反射波に基づいて、上記対象物の表面の変位を特定し、当該変位に基づいて、上記車室内における生体の有無を判定する制御部とを備えていることを特徴とする。
第2の発明は、第1の発明に係る生体検知装置の配設構造において、上記電波の周波数は、3GHz以上300GHz以下であることを特徴とする。
第3の発明は、第1又は第2の発明に係る生体検知装置の配設構造において、上記アンテナ部及び制御部は、共通のプリント基板の部品面に配設され、上記制御部及びプリント基板は、上記ランプハウジングによって車室側から覆われ、上記アンテナ部、制御部及びプリント基板は、上記光源から上記ランプハウジングの透光部に向かう光を遮らない位置に配置されていることを特徴とする。
第4の発明は、第1又は第2の発明に係る生体検知装置の配設構造であって、上記ランプハウジングの透光部には、透明なフィルムと、当該フィルムに配設されたアンテナとを有するフィルムアンテナが貼り付けられているか又はインサート成形され、上記アンテナ部は、上記フィルムアンテナのアンテナであることを特徴とする。
第5の発明は、第1〜第4の発明のうちのいずれか1つの発明に係る生体検知装置の配設構造において、上記自動車には、上記制御部により車室内に生体が存在すると判定された場合に、所定の動作を行う動作装置が設けられていることを特徴とする。
第1の発明によれば、生体検知装置が、生体の有無の判定に電波を用いるので、座席の足元空間、シートの陰、又は毛布の下に乗員が隠れている場合や、ケージの中にペットが隠れている場合でも、生体が存在すると正しく判定できる。
また、制御部が、電波を反射させる対象物の表面の変位に基づいて生体の有無を判定するので、荷物等、生体以外の物を生体と誤認識しにくい。したがって、特許文献1のように重量センサの測定値に基づいて判定を行う場合に比べ、生体の有無をより確実に正しく判定できる。
また、アンテナ部がルームランプのランプハウジングによって車室側から覆われ、アンテナ部が目立たないので、車室の天井の見栄えを向上できる。
また、生体検知装置が、外光の影響を受けない電波を用いて生体の有無を判定するので、外光の影響による誤判定を防止できる。
第2の発明によれば、生体検知装置が、生体の有無の判定に、3GHz以上の周波数の電波を用いるので、3GHz未満の電波を用いる場合に比べ、対象物の表面の変位をより高い精度で特定できる。また、3GHz未満の電波を用いる場合に比べ、アンテナ部を小型化することにより、軽量化及び省スペース化を実現できる。
第3の発明によれば、ランプハウジングの外側に制御部及びプリント基板を配設するスペースを確保しなくてもよいので、省スペース化を実現できる。
また、上記アンテナ部、制御部及びプリント基板を、光源から透光部に向かう光を遮らない位置に配置するので、光源の光がアンテナ部、制御部及びプリント基板に遮られてルームランプの照度が低くなるのを防止できる。
第4の発明によれば、アンテナ部と透光部との間に空間部が介在しないので、アンテナ部と透光部との間に空間部を介在させた場合に比べ、電波及び反射波が空間部に漂う塵等の影響を受けないので、制御部が生体の有無をより確実に正しく判定できる。
第5の発明によれば、車室に生体が存在する場合に、動作装置に所定の動作を行わせることができる。
自動車の車室を示す斜視図である。 ルームランプの平面図である。 図2のIII−III線における断面図である。 ルームランプの分解斜視図である。 レーダーモジュールの機能ブロック図である。 実施形態2の図2相当図である。 図6のVII−VII線における断面図である。 実施形態2の図4相当図である。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
(実施形態1)
図1は、自動車の車室1を示す。
自動車の車室1の天井3には、ルーフトリム5が全体に亘って配設されている。車室1の天井3のルーフトリム5における車幅方向中央の前後方向略中央には、図2〜図4にも示すルームランプ7が取り付けられている。このルームランプ7は、照明モジュール9と、ランプハウジング11とを備えている。
照明モジュール9は、照明用プリント基板13を有している。この照明用プリント基板13の部品面には、光源15と、当該光源15を手動でオンオフさせるスライドスイッチ17とが配設されている。また、照明用プリント基板13の部品面には、光源15とスライドスイッチ17とを接続する機能等を果たす配線13aが実装されている。
ランプハウジング11は、車室1の天井3のルーフトリム5に固定された樹脂製のハウジング本体19を有している。このハウジング本体19は、板面を上下方向に向け、平面視で車体前後方向に長い長方形板状の主板部19aを有している。この主板部19aの車体前後方向中央よりも後寄りには、その前方部分が後方部分よりも上方に位置するように段部19bが形成されている。段部19bよりも前方の部分の車体前後方向中央には、車幅方向に長い長方形状のハウジング開口部19cが形成されている。段部19bよりも後方の主板部19aの前端部を除く領域は、後方に向けて上方に傾斜している。また、段部19bよりも後方の主板部19aの車体前後方向中央には、車幅方向に長い長円形状の長孔部19dが形成されている。主板部19aの前端縁部には、前壁部19eが下方(車室1側)に向けて全長に亘って一体に突設されている。主板部19aの外周縁部には、周壁部19fが上方に向けて全周に亘って一体に突設されている。この周壁部19fの先端は、ルーフトリム5に下方から当接している。
ハウジング本体19の主板部19aには、照明モジュール9の照明用プリント基板13がその部品面を下方に向けた状態で上方から取り付けられている。この状態で、照明モジュール9の光源15が上記ハウジング開口部19cから当該ハウジング開口部19cの外周縁部よりも下方に突出している。また、照明モジュール9のスライドスイッチ17が、長孔部19d内をスライド可能な状態で上記長孔部19dから当該長孔部19dの外周縁部よりも下方に突出している。
また、ハウジング本体19には、透光性を有する透光部としての樹脂製のレンズ21が取り付けられている。レンズ21は、長方形板状の主面部21aと、当該主面部21aの長手方向両端縁部から互いに対向するように垂直に突出する1対の側面部21bとを有している。このレンズ21は、上記ハウジング本体19に取り付けられている。レンズ21は、ハウジング本体19に取り付けられた状態で、光源15とハウジング本体19における段部19bよりも前側の主板部19aとを主面部21aによって車室1側(下方)から覆い、上記光源15の光Lを車室1側に透過させるようになっている。主面部21aは、上記光源15と、上記ハウジング本体19における段部19bよりも前側の主板部19aとの間に間隔を有している。
上述のように構成された車室1内には、本発明の実施形態1に係る配設構造を適用して、生体を検知する生体検知装置としてのレーダーモジュール23が配設されている。このレーダーモジュール23は、ルームランプ7のランプハウジング11の内部に配設されている。このレーダーモジュール23は、中央に長方形状の基板開口部25aを有する矩形状のレーダー用プリント基板25を有している。このレーダー用プリント基板25の部品面には、図5にも示すように、生成器27、アンテナ部29、及び制御部31が配設されている。生成器27、アンテナ部29、及び制御部31は、共通のレーダー用プリント基板25に配設されている。
レーダーモジュール23は、レーダー用プリント基板25の部品面を下方に向けた状態でハウジング本体19における段部19bよりも前側の主板部19aに取り付けられ、上記レンズ21と上記ハウジング本体19の段部19bよりも前側の主板部19aとの間に介在している。つまり、レーダー用プリント基板25、アンテナ部29及び制御部31は、ランプハウジング11のレンズ21によって車室1側から覆われている。また、この状態で、レーダー用プリント基板25の基板開口部25aに、ハウジング本体19のハウジング開口部19cが重なり、上記光源15が、基板開口部25a内に位置している。また、生成器27、アンテナ部29、制御部31及びレーダー用プリント基板25は、上記光源15からレンズ21に向かう光Lを遮らない位置に配置されている。
生成器27は、24GHzの周波数の電波等、3GHz以上300GHz以下の周波数の電波を生成する。
アンテナ部29は、図5にのみ示すように、送信アンテナ29a及び受信アンテナ29bを備えている。アンテナ部29の送信アンテナ29aは、生成器27により生成された電波W1、すなわち3GHz以上300GHz以下の周波数の電波W1を発射する。アンテナ部29の受信アンテナ29bは、送信アンテナ29aによって発射された電波W1の対象物OBからの反射波W2を受信する。
制御部31は、アンテナ部29の受信アンテナ29bにより受信した反射波W2に基づいて、対象物OBの表面の変位を特定し、当該変位に基づいて、車室1内における生体の有無を判定する。詳しくは、制御部31は、表面の変位の大きさ及び時間間隔が所定の条件を満たす対象物OBが存在する場合には、車室1内に生体が存在すると判定する一方、表面の変位の大きさ及び時間間隔が所定の条件を満たす対象物OBが存在しない場合には、車室1内に生体が存在しないと判定する。そして、制御部31は、車室1内に生体が存在するか否かの判定結果を出力する。上記所定の条件は、人間の呼吸による体表の変位に対応する条件である。したがって、制御部31は、呼吸する乗員が車室1内に存在するか否かを判定できる。制御部31の機能は、CPU(Central Processing Unit)及びメモリによって実現される。
上記制御部31には、図5にのみ示すように、無線送信機33が配線34を介して接続されている。この無線送信機33は、自動車におけるレーダー用プリント基板25から離れた位置に配設されている。無線送信機33は、制御部31により出力された判定結果を参照し、制御部31により車室1内に生体が存在すると判定された場合に、運転者のスマートフォンに通知を行うための無線信号を送信する送信動作を行う。
上述のように構成されたルームランプ7の光源15をオフした状態で、スライドスイッチ17のスライド操作により光源15をオンすると、光源15から光Lが放出される。この光源15の光Lは、レーダーモジュール23に遮られることなく、レンズ21の主面部21a及び側面部21bを透過するとともに当該レンズ21によって拡散されて車室1内に照射される。この状態で、スライドスイッチ17のスライド操作により光源15をオフすると、光源15から光Lが放出されなくなる。
また、車室1内に乗員がいる場合、レーダーモジュール23の送信アンテナ29aから発射された電波W1が乗員の体表で反射し、この反射波W2を受信アンテナ29bが受信する。そして、受信アンテナ29bによって受信された反射波W2に基づいて、制御部31が乗員の体表の位置を特定する。制御部31は、このような電波の発射及び受信と、乗員の体表の位置の特定を繰り返すことにより、乗員の体表の変位を特定する。乗員の体表は、乗員の呼吸により微小に変位しているので、制御部31は、表面の変位の大きさ及び時間間隔が上記所定の条件を満たす対象物OBとして乗員を認識し、車室1内に生体が存在すると判定する。このように、レーダーモジュール23が、生体の有無の判定に電波を用いるので、座席の足元空間、シートの陰、又は毛布の下に乗員が隠れている場合や、ケージの中にペットが隠れている場合でも、生体が存在すると正しく判定できる。また、制御部31が、電波W1を反射させる対象物OBの表面の変位に基づいて生体の有無を判定するので、荷物等、生体以外の物を生体と誤認識しにくい。したがって、特許文献1のように重量センサの測定値に基づいて判定を行う場合に比べ、生体の有無をより確実に正しく判定できる。さらに、レーダーモジュール23が、外光の影響を受けない電波を用いて生体の有無を判定するので、外光の影響による誤判定を防止できる。また、レーダーモジュール23が、生体の有無の判定に、3GHz以上の周波数の電波を用いるので、3GHz未満の電波を用いる場合に比べ、対象物OBの表面の変位をより高い精度で特定できる。また、3GHz未満の電波を用いる場合に比べ、アンテナ部29を小型化することにより、軽量化及び省スペース化を実現できる。その後、無線送信機33が、制御部31による上記判定結果を参照し、運転者のスマートフォンに通知を行うための無線信号を送信する送信動作を行う。
一方、車室1内に乗員がいない場合には、制御部31は、表面の変位の大きさ及び時間間隔が上記所定の条件を満たす対象物OBを検出できず、車室1内に生体が存在しないと判定する。したがって、無線送信機33は、当該判定結果を参照し、上記送信動作を行わない。
したがって、本実施形態1によれば、アンテナ部29がルームランプ7のランプハウジング11によって車室1側から光源15と共に覆われ、アンテナ部29が目立たないので、車室1の天井3の見栄えを向上できる。
また、アンテナ部29、制御部31及びレーダー用プリント基板25を、上記ランプハウジング11内における光源15からレンズ21に向かう光Lを遮らない位置に配置するので、光源15の光Lがアンテナ部29、制御部31及びレーダー用プリント基板25に遮られてルームランプ7の照度が低くなるのを防止できる。
また、ランプハウジング11の内側にレーダーモジュール23を配設したので、ランプハウジング11の外側にレーダーモジュール23を配設するスペースを確保しなくてもよい。したがって、省スペース化を実現できる。
(実施形態2)
図6は、本発明の実施形態2の図2相当図である。本実施形態2では、図7及び図8に示すように、ハウジング本体19の主板部19aの前端近傍の車幅方向中央に、前壁部19eに隣接するように貫通孔19gが形成されている。また、レーダー用プリント基板25に、アンテナ部29が配設されておらず、レーダー用プリント基板25が、実施形態1に比べて小さい矩形状に形成され、基板開口部25aを有していない。
また、透明なフィルム35aと、当該フィルム35aに配設されたアンテナ35bとを有するフィルムアンテナ35がレンズ21の主面部21aに上側(車室外側)から貼り付けられ、当該フィルムアンテナ35のアンテナ35bが、アンテナ部29を構成している。当該フィルムアンテナ35のアンテナ35bは、レーダー用プリント基板25の生成器27及び制御部31に導線37を介して接続されている。導線37は、ハウジング本体19の貫通孔19gに挿通されている。
その他の構成及び動作は、実施形態1と同じであるので同一の構成には同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。
したがって、本実施形態2によれば、アンテナ部29とレンズ21との間に空間部が介在しないので、アンテナ部29とレンズ21との間に空間部を介在させた場合に比べ、電波W1及び反射波W2が空間部に漂う塵等の影響を受けないので、制御部31が生体の有無をより確実に正しく判定できる。
なお、上記実施形態1,2では、制御部31により車室1内に生体が存在すると判定された場合に、無線送信機33に運転者のスマートフォンに通知を行うための無線信号を送信する送信動作を行わせたが、自動車に設けられた無線送信機33以外の動作装置に所定の他の動作を行わせるようにしてもよい。例えば、車室1内に設けられた発光装置や車室外に設けられたヘッドランプに点灯動作を行わせたり、車室1内に設けられた画像表示装置に表示動作を行わせることにより、車室1内に生体が存在することを車外の人に視覚で認識させるようにしてもよい。また、車室1内に設けられたブザーやクラクションに警告音を出させることにより、車室1内に生体が存在することを車外の人に聴覚で認識させるようにしてもよい。また、自動車のドアにロック解除動作をさせたり、窓を開閉する開閉装置に開動作をさせるようにしてもよい。これら動作装置には、制御部31の判定結果が、配線を介して送信されるようにしてもよいし、無線通信により送信されるようにしてもよい。
また、上記実施形態1,2では、制御部31に、対象物OBの表面の変位の大きさ及び時間間隔が、人間の呼吸による体表の変位に対応する条件を満たすか否かに基づいて、車室1内に生体が存在するか否かを判定させた。しかし、制御部31に、対象物OBの表面の変位の大きさ及び時間間隔が、人間の心拍による体表の変位に対応する条件を満たすか否かに基づいて、車室1内に生体が存在するか否かを判定させるようにしてもよい。
また、上記実施形態2では、フィルムアンテナ35をレンズ21に貼り付けたが、レンズ21にインサート成形してもよい。
本発明は、生体を検知する生体検知装置を自動車の車室内に配設した配設構造として有用である。
1 車室
3 天井
7 ルームランプ
11 ランプハウジング
15 光源
21 レンズ(透光部)
23 レーダーモジュール(生体検知装置)
25 レーダー用プリント基板
29 アンテナ部
31 制御部
33 無線送信機(動作装置)
35 フィルムアンテナ
35a フィルム
35b アンテナ
W1 電波
W2 反射波
OB 対象物

Claims (5)

  1. 生体を検知する生体検知装置(23)を自動車の車室(1)内に配設した配設構造であって、
    上記車室(1)の天井(3)には、光源(15)と、透光部(21)を有し、当該透光部(21)によって上記光源(15)の光を車室(1)側に透過させるように上記光源(15)を少なくとも車室(1)側から覆うランプハウジング(11)とを有するルームランプ(7)が取り付けられ、
    上記生体検知装置(23)は、上記ランプハウジング(11)によって車室(1)側から覆われ、かつ電波(W1)を発射して当該電波(W1)の対象物(OB)からの反射波(W2)を受信するアンテナ部(29)と、
    上記アンテナ部(29)により受信した反射波(W2)に基づいて、上記対象物(OB)の表面の変位を特定し、当該変位に基づいて、上記車室(1)内における生体の有無を判定する制御部(31)とを備えていることを特徴とする生体検知装置の配設構造。
  2. 請求項1に記載の生体検知装置の配設構造において、
    上記電波(W1)の周波数は、3GHz以上300GHz以下であることを特徴とする生体検知装置の配設構造。
  3. 請求項1又は2に記載の生体検知装置の配設構造において、
    上記アンテナ部(29)及び制御部(31)は、共通のプリント基板(25)の部品面に配設され、
    上記制御部(31)及びプリント基板(25)は、上記ランプハウジング(11)によって車室(1)側から覆われ、
    上記アンテナ部(29)、制御部(31)及びプリント基板(25)は、上記光源(15)から上記ランプハウジング(11)の透光部(21)に向かう光(L)を遮らない位置に配置されていることを特徴とする生体検知装置の配設構造。
  4. 請求項1又は2に記載の生体検知装置の配設構造において、
    上記ランプハウジング(11)の透光部(21)には、透明なフィルム(35a)と、当該フィルム(35a)に配設されたアンテナ(35b)とを有するフィルムアンテナ(35)が貼り付けられているか又はインサート成形され、
    上記アンテナ部(29)は、上記フィルムアンテナ(35)のアンテナ(35b)であることを特徴とする生体検知装置の配設構造。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の生体検知装置の配設構造において、
    上記自動車には、上記制御部(31)により車室(1)内に生体が存在すると判定された場合に、所定の動作を行う動作装置(33)が設けられていることを特徴とする生体検知装置の配設構造。
JP2020012804A 2020-01-29 2020-01-29 生体検知装置の配設構造 Pending JP2021117202A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020012804A JP2021117202A (ja) 2020-01-29 2020-01-29 生体検知装置の配設構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020012804A JP2021117202A (ja) 2020-01-29 2020-01-29 生体検知装置の配設構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2021117202A true JP2021117202A (ja) 2021-08-10

Family

ID=77174664

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020012804A Pending JP2021117202A (ja) 2020-01-29 2020-01-29 生体検知装置の配設構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2021117202A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10246009B2 (en) User notification of powered system activation during non-contact human activation
US8449156B2 (en) Automotive interior hidden switching
US6919796B2 (en) Dimming mirror with blind zone sub-mirror and indicator
US6072391A (en) Information indicator for vehicle
US9777518B2 (en) Collision protection device for a pivotable hatch of a motor vehicle, hatch, motor vehicle and corresponding method
US20200327344A1 (en) Occupant detection device
EP1452672A1 (en) Door opening/closing device for vehicle
US8950914B2 (en) Lighting unit
JP2006009279A (ja) 車両用ドア開閉装置
JP2007332738A (ja) 車載機器遠隔制御システム
US9262923B2 (en) Blind spot detection system
JP4501737B2 (ja) 車両用防犯装置
US11040700B2 (en) Apparatus for managing vehicle intrusion, system having the same and method thereof
JP2004361279A (ja) 車載用レーダセンサシステム及び車載用レーダセンサ
US11524628B2 (en) Notification device in vehicle
KR20210112111A (ko) 차량 및 그 제어 방법
KR101663096B1 (ko) 차량의 도난 방지 장치
JP2021117202A (ja) 生体検知装置の配設構造
US20220263241A1 (en) Automobile antenna assembly with integrated photo radiation intensity sensor
CN111483399A (zh) 外后视镜组件及其一体化警示装置
US9823349B2 (en) Driver entry detector for a motor vehicle
JP2020134184A (ja) 乗員検出装置
US20210094484A1 (en) Vehicle information conveying device
US20240027060A1 (en) Interior lighting for vehicle
JP4289297B2 (ja) 車両用ルームミラーを利用したスイッチ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20221028

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20231031

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20231227

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20240220

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20240422