JP2021116695A - ポンプ制御装置及びポンプ制御方法 - Google Patents

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良太郎 松原
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Abstract

【課題】1台のポンプで消費エネルギを抑制しつつ油を供給する。【解決手段】ポンプ制御装置は、エンジン1と、モータジェネレータ2と、第1入力軸3aと第2入力軸3bとキャリアCとを備える変速機構3とを有するハイブリッド車両に設けられる。ポンプ制御装置は、ツインドライブポンプ10とコントローラ50とを有する。コントローラ50は、第2入力軸3bを介して変速機構3に動力が伝達された状態において、ロータ13が車両の後退方向に回転すると、ロータ13よりも高回転でロータ13と同方向にカムリング15を回転させる。【選択図】図9

Description

本発明はポンプ制御に関する。
特許文献1には、エンジンと、モータと、5つの回転要素を持つ遊星歯車組と、4つの締結要素を備えたパワートレインが開示されている。5つの回転要素は、共線図の横軸にギヤ比に応じた間隔で第1回転要素から順に第2回転要素、第3回転要素、第4回転要素、第5回転要素と並ぶ。4つの締結要素は、第2回転要素とエンジンを選択的に断接する第1クラッチと、第4回転要素とエンジンを選択的に断接する第2クラッチと、第2回転要素を選択的に固定する第1ブレーキと、第1回転要素を選択的に固定する第2ブレーキとにより構成される。第3回転要素には出力要素が接続され、第5回転要素にはモータが接続される。
特開2019−120383号公報
上記のような構成のパワートレインでは、車両後退時に内燃機関を停止してEV走行(モータ走行)を行う。この場合、内燃機関の動力により駆動するメカオイルポンプでは締結要素に油を供給できなくなる。このため、メカオイルポンプと電動オイルポンプとからなるツインオイルポンプや、全ての油の供給を賄う1台の電動オイルポンプを用いることが考えられる。
ツインオイルポンプの場合、走行時に動力を電力に変換せずにメカオイルポンプで利用することができる。このため、ツインオイルポンプは、全ての油の供給を賄う1台の電動オイルポンプよりもエネルギ効率の観点から好ましいといえる。
しかしながらツインオイルポンプの場合であっても、機関停止時には内燃機関の動力で駆動するメカオイルポンプを使用できない。このため、電動オイルポンプを利用する機会が多くなる結果、消費エネルギが増加する虞がある。また、2台のオイルポンプを用いることから、重量やコストや搭載性の面で不利になる虞がある。さらに、EV前進時には内燃機関を停止させるので電動オイルポンプを連続使用しなければならなくなり、電動オイルポンプを駆動するモータの消費電力が大きくなる虞がある。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたもので、1台のポンプで消費エネルギを抑制しつつ油を供給することを目的とする。
本発明のある態様のポンプ制御装置は、内燃機関と、モータジェネレータと、前記内燃機関からの動力が入力される第1入力軸と、前記モータジェネレータからの動力が入力され走行シーンに応じて前記第1入力軸と選択的に用いられる第2入力軸と、前記第1入力軸或いは前記第2入力軸からの動力を車輪に伝達する出力要素とを備える変速機構と、を有するハイブリッド車両に設けられる。当該ポンプ制御装置は、前記出力要素を介して伝達される動力によりシャフトと一体に回転軸周りに回転する第1回転体と、前記回転軸周りに回転する第2回転体と、前記第2回転体を駆動する駆動モータと、前記回転軸方向における前記第2回転体の両側に配置された一対のサイドプレートと、を有し、前記第1回転体が回転することで油を吐出するとともに、前記第2回転体の回転により生じる前記第1回転体と前記第2回転体との相対回転により油の吐出を補助するポンプと、前記駆動モータを制御することにより前記第2回転体の回転を制御する回転制御部と、を有する。前記回転制御部は、前記第2入力軸を介して前記変速機構に動力が伝達された状態において、前記第1回転体が前記ハイブリッド車両の後退方向に回転すると、前記第1回転体よりも高回転で前記第1回転体と同方向に前記第2回転体を回転させる。
本発明の別の態様によれば、上記ポンプ制御装置に対応するポンプ制御方法が提供される。
これらの態様によれば、変速機構の出力要素を介して伝達される動力により第1回転体が回転しポンプが作動する。このため、エンジン走行時だけでなく内燃機関が停止するEV前進時にもポンプを回転制御せずに作動させることができ、これにより消費エネルギを抑制できる。またこれらの態様によれば、EV後退時には上記のように第2回転体を回転させることにより、ハイブリッド車両の前進方向への第1回転体の回転を正転として、EV後退時に逆転する第1回転体を第2回転体から見て正転させることができる。結果、EV後退時でもポンプを正常に作動させて油を供給することができる。このためこれらの態様によれば、1台のポンプで消費エネルギを抑制しつつ油を供給できる。
車両の概略構成図である。 変速機構における各ギヤの噛合関係を示す図である。 変速機構の締結表を示す図である。 変速機構の共線図である。 ポンプシステムの概略構成図である。 ツインドライブポンプを軸方向の断面で示す図である。 ツインドライブポンプのポンプ部を軸に直交する方向の断面で示す図である。 実施形態で行われる制御の一例をフローチャートで示す図である。 ロータ及びカムリングの回転状態を示す図の第1図である。 ロータ及びカムリングの回転状態を示す図の第2図である。 ロータ及びカムリングの回転状態を示す図の第3図である。 ロータの駆動方式に応じた油供給態様の比較図である。 ツインオイルポンプを用いた場合の油供給態様の比較図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
図1は車両の概略構成図である。図2は変速機構3における各ギヤの噛合関係を示す図である。本実施形態における車両はハイブリッド車両であり、エンジン1とモータジェネレータ2と変速機構3と駆動輪4とを有して構成される。エンジン1は内燃機関であり、車両の駆動源を構成する。エンジン1の出力軸は変速機構3の第1入力軸3aに接続される。モータジェネレータ2は車両の駆動源を構成するとともに、発電機としても機能する。モータジェネレータ2は中空モータであり、後述する第2サンギヤS2に接続され、変速機構3の中心軸回りに回転する。エンジン1の動力とモータジェネレータ2の動力とは、変速機構3を介して駆動輪4に伝達される。
変速機構3は、第1サンギヤS1、第1リングギヤR1、第2サンギヤS2、第2リングギヤR2及びキャリアCの5つの回転要素を有する遊星歯車機構により構成される。キャリアCは、第1ピニオンギヤPG1及び第2ピニオンギヤPG2を回転自在に支持する。第1ピニオンギヤPG1は、第1サンギヤS1及び第1リングギヤR1の双方と噛み合う。第2ピニオンギヤPG2は、第1サンギヤS1と軸方向に隣り合う第2サンギヤS2、及び第2リングギヤR2の双方と噛み合う。第1ピニオンギヤPG1はロングピニオンで構成され、第2ピニオンギヤPG2とも噛み合う。図2に示すように、互いに噛み合う第1ピニオンギヤPG1と第2ピニオンギヤPG2とは周方向に隣接して配置される。
このように構成された変速機構3は、第1サンギヤS1と第1リングギヤR1との間、及び第2サンギヤS2と第2リングギヤR2との間では、シングルピニオン型の遊星歯車機構として機能する。変速機構3はさらに、第1サンギヤS1と第2リングギヤR2との間では、ダブルピニオン型の遊星歯車機構として機能する。
第2サンギヤS2には第2入力軸3bが設けられ、モータジェネレータ2は第2入力軸3bを介して第2サンギヤS2に接続される。従って、変速機構3ではエンジン1からの動力が第1入力軸3aに入力されるとともに、モータジェネレータ2からの動力が第2入力軸3bに入力される。第2入力軸3bは、走行シーンに応じて第1入力軸3aと選択的に用いられる。変速機構3では、キャリアCが第1入力軸3a及び第2入力軸3bのうち少なくともいずれかからの動力を駆動輪4に伝達することで、第1入力軸3a或いは第2入力軸3bからの動力を駆動輪4に伝達する出力要素を構成する。
変速機構3は、第1クラッチCL1、第2クラッチCL2、第1ブレーキB1及び第2ブレーキB2の4つの締結要素をさらに有する。第1クラッチCL1は、第1入力軸3a従ってエンジン1と第2リングギヤR2との間を選択的に断接する。第2クラッチCL2は、第1入力軸3aと第1リングギヤR1との間を選択的に断接する。第1ブレーキB1は、第2リングギヤR2を固定部材である変速機構3のケースに選択的に固定する。第2ブレーキB2は、第1サンギヤS1を変速機構3のケースに選択的に固定する。第1クラッチCL1、第2クラッチCL2、第1ブレーキB1及び第2ブレーキB2は油圧式の締結要素であり、後述する油圧制御回路40から油の供給を受ける。
変速機構3は、動力伝達部30をさらに備える。動力伝達部30は、キャリアCと噛み合う第1ギヤ31と、第1ギヤ31と噛み合う第2ギヤ32と、第2ギヤ32と同軸上に設けられてデファレンシャルギヤと噛み合う第3ギヤ33とを有する。第1ギヤ31の回転軸31aには後述するツインドライブポンプ10が接続される。
図3は、変速機構3の締結表を示す図である。車両は、エンジン1及びモータジェネレータ2のうちモータジェネレータ2の駆動力のみで走行するモータ走行モードであるEVモードと、エンジン1の駆動力で走行するエンジン走行モードであるICEモードとを有する。ICEモードはさらにモータジェネレータ2の駆動力で走行する場合を含んでもよい。EVモードでは、第1ブレーキB1の締結によりEV1速が達成され、第2ブレーキB2の締結によりEV2速が達成される。
ICEモードでは、第2クラッチCL2と第1ブレーキB1の締結により完全締結時(LU時)のICE1速が達成される。このため、第2クラッチCL2は、車両発進時に第1ブレーキB1と共に締結するクラッチを構成する。
ICEモードではさらに、第2クラッチCL2のスリップと第1ブレーキB1の締結によりWSC制御時つまりウェットスタートクラッチ制御時のICE1速が達成される。WSC制御はスリップ制御であり、車両発進時に行われる。WSC制御では、第2クラッチCL2の作動油圧である第2クラッチ圧PCL2を完全締結圧よりも低い締結圧に設定することにより、第2クラッチCL2をスリップさせながら徐々に締結する。締結圧は時間経過に応じて次第に増加するように設定される。完全締結圧、締結圧は予め設定することができる。
このほか、ICEモードでは第2クラッチCL2と第2ブレーキB2の締結によりICE2速が達成される。また、第1クラッチCL1と第2クラッチCL2の締結によりICE3速が達成され、第1クラッチCL1と第2ブレーキB2の締結によりICE4速が達成される。後退は、第1ブレーキB1或いは第2ブレーキB2を締結し、モータジェネレータ2を逆回転駆動することにより行うことができる。
図4は変速機構3の共線図である。共線図では、各回転要素がギヤ比に応じた軸間距離で横軸に配置され、各回転要素の回転速度が縦軸に示される。変速機構3は、共線図の横軸にギヤ比に応じた間隔で5つの回転要素が第1回転要素から順に第2回転要素、第3回転要素、第4回転要素、第5回転要素と並ぶ構成とされる。変速機構3では、5つの回転要素が第1サンギヤS1から順に第2リングギヤR2、キャリアC、第1リングギヤR1、第2サンギヤS2と並ぶ。
共線図では、ギヤの噛み合いによる各回転要素の関係が各回転要素を直線で結んだ剛体レバーで示され、変速機構3の変速が剛体レバーの回転動作により表現される。例えば、ICE1速時の各回転要素の関係は、ICE1速で締結される第1リングギヤR1上の第2クラッチCL2と第2リングギヤR2上の第1ブレーキB1とを直線で結んだ剛体レバーにより示される。同様に、ICE2速時の各回転要素の関係は、ICE2速で締結される第2クラッチCL2と第1サンギヤS1上の第2ブレーキB2とを直線で結んだ剛体レバーにより示される。ICE3速時の各回転要素の関係は、ICE3速で締結される第2リングギヤR2上の第1クラッチCL1と第2ブレーキB2とを直線で結んだ剛体レバーにより示され、ICE4速時の各回転要素の関係は、ICE4速で締結される第1クラッチCL1と第2ブレーキB2とを直線で結んだ剛体レバーにより示される。
ICE1速からICE2速への変速時には、剛体レバーは第1リングギヤR1上の第2クラッチCL2を中心にして回転する。ICE2速からICE3速への変速時も同様である。ICE3速からICE4速への変速時には、剛体レバーは第1サンギヤS1上の第2ブレーキB2を中心にして回転する。
ところで、本実施形態では前述の通り、車両後退時にエンジン1を停止してEV走行を行う。この場合、エンジン1の動力により駆動するメカオイルポンプでは変速機構3の締結要素に油を供給できなくなる。このため、メカオイルポンプと電動オイルポンプとからなるツインオイルポンプを用いることが考えられる。ツインオイルポンプの場合、走行時に動力を電力に変換せずにメカオイルポンプで利用することができる点で、エネルギ効率の観点から好ましいといえる。
しかしながらツインオイルポンプの場合であっても、エンジン1の停止時にはエンジン1の動力により駆動するメカオイルポンプを使用できない。このため、電動オイルポンプを利用する機会が多くなる結果、消費エネルギが増加することが懸念される。
このような事情に鑑み、本実施形態では次に説明するポンプシステムを用いて油を供給する。
図5はポンプシステムの概略構成図である。ポンプシステムは、エンジン1と、モータジェネレータ2と、変速機構3と、ツインドライブポンプ10と、駆動モータ20と、ストレーナ35と、油圧制御回路40と、コントローラ50とを有して構成される。
ツインドライブポンプ10には変速機構3の回転軸31aが接続し、変速機構3のキャリアCを介して伝達される動力、つまり第1入力軸3aを介したエンジン1の動力、及び第2入力軸3bを介したモータジェネレータ2の動力のうち少なくともいずれかの動力が入力される。ツインドライブポンプ10にはさらに駆動モータ20の出力軸20aが接続し、駆動モータ20からの動力が入力される。ツインドライブポンプ10は駆動モータ20をさらに有した構成とすることができる。
このように構成されたツインドライブポンプ10は、キャリアCを介して伝達される動力、及び駆動モータ20からの動力のうち少なくともいずれかにより駆動して油を供給する。ツインドライブポンプ10は、油溜まりに設けられたストレーナ35を介して油を吸引し、吸引した油を油圧制御回路40に供給する。油圧制御回路40からは変速機構3に油が供給される。
コントローラ50は駆動モータ20を制御することにより、ツインドライブポンプ10を制御する。コントローラ50は、車両の走行モードに応じて駆動モータ20を制御する。コントローラ50が行う制御については後述する。
図6は、ツインドライブポンプ10を軸方向の断面で示す図である。図7は、ツインドライブポンプ10のポンプ部を軸に直交する方向の断面で示す図である。ツインドライブポンプ10は、ハウジング11と、駆動軸12と、ロータ13と、ベーン14と、カムリング15と、第1サイドプレート16及び第2サイドプレート17と、シリンダ18と、ワンウェイクラッチ19とを備える。
ハウジング11はツインドライブポンプ10の筐体であり、隔壁11aと、入口ポート11bと、出口ポート11cとを有する。隔壁11aは、軸方向においてハウジング11内を第1油室H1と第2油室H2とに区分する。入口ポート11bは第1油室H1に開口し、ハウジング11の内外を連通する。出口ポート11cは第2油室H2に開口し、ハウジング11の内外を連通する。入口ポート11bにはストレーナ35からの油が流入し、出口ポート11cからは油圧制御回路40に油が供給される。
駆動軸12は、ロータ13に連結され一体とされる。駆動軸12は、駆動軸12の回転軸をロータ13の回転軸に合わせるようにして設けられる。駆動軸12はシャフトに相当するとともに、ツインドライブポンプ10の第1入力軸を構成する。
ロータ13は、駆動軸12により駆動されてロータ13の回転軸周りに回転する。駆動軸12には、変速機構3の回転軸31aが接続される。このため、ロータ13は変速機構3のキャリアCを介して伝達される動力により駆動される。ロータ13は第1回転体に相当する。ロータ13には複数のスリット溝が放射状に設けられ、各スリット溝にはベーン14が設けられる。各ベーン14はロータ13の外周から出没可能に設けられる。
カムリング15は、ロータ13を収容する。カムリング15はロータ13の回転軸周りに回転可能に設けられる。カムリング15の内周面は、ロータ13の外周との離間距離がロータ13の回転軸周りの周方向で変化するカム面により構成されており、ロータ13の外周との間にポンプ室Pを形成する。カムリング15の内周面はベーン14の摺動面とされ、ベーン14はポンプ室Pを区画する。カムリング15は第2回転体に相当する。
第1サイドプレート16及び第2サイドプレート17は、一対のサイドプレートとしてロータ13の回転軸方向におけるカムリング15の両側に配置される。第1サイドプレート16には吸入ポート16aが形成され、第2サイドプレート17には吐出ポート17aが形成される。
吸入ポート16aは、ロータ13の回転軸周りの周方向において車両前進時にポンプ室Pが拡大する位置INに設けられる。吐出ポート17aは、ロータ13の回転軸周りの周方向において車両前進時にポンプ室Pが縮小する位置OUTに設けられる。車両前進時にはロータ13が回転することにより、吸入ポート16aからポンプ室Pに油が吸入され、ポンプ室Pの容積縮小により加圧された油が吐出ポート17aから吐出される。本実施形態では吸入ポート16aと吐出ポート17aとは2つずつ設けられる。
シリンダ18は有底円筒状の部材であり、ロータ13の回転軸周りに回転可能に設けられる。シリンダ18は保持部18aと、接続部18bと、軸部18cと、出口ポート18dとを有する。
保持部18aは、カムリング15と第1サイドプレート16及び第2サイドプレート17とを保持する。カムリング15と第1サイドプレート16及び第2サイドプレート17とは保持部18a内に固定され、シリンダ18と一体回転する。シリンダ18は保持部18aで開口し、第1サイドプレート16はシリンダ18の開口を塞ぐように設けられる。保持部18aは第1油室H1に収容される。
接続部18bは、保持部18aと軸部18cとを接続する。接続部18bは、保持部18aから軸部18cに向かって次第に縮径するように形成される。接続部18bは中空となっており、接続部18b内には吐出ポート17aから吐出された油が流入する。接続部18bは第1油室H1に収容される。
軸部18cは保持部18aよりも縮径された中空の軸状部分であり、ツインドライブポンプ10の第2入力軸を構成する。軸部18cには駆動モータ20の出力軸20aがワンウェイクラッチ19を介して接続され、駆動モータ20は車両が前進する際のロータ13の回転方向と逆方向に軸部18cを回転させる。これにより、カムリング15と第1サイドプレート16及び第2サイドプレート17とが駆動モータ20により駆動され、軸部18cと同様に回転される。軸部18c内には接続部18bから油が流入する。
軸部18cは、隔壁11aを貫通するとともにハウジング11外に突出するように設けられる。駆動軸12もハウジング11外に突出するように設けられる。駆動軸12と軸部18cとはロータ13の回転軸方向において互いに反対側に向かって突出するように設けられる。
出口ポート18dは軸部18cに設けられる。出口ポート18dは、径方向に軸部18cの内外を連通する。軸部18cのうち出口ポート18dが設けられた部分は第2油室H2に収容される。このため、軸部18c内の油は出口ポート18dを介して第2油室H2に流出する。そして、第2油室H2に流出した油が出口ポート11cを介して油圧制御回路40に供給される。
ワンウェイクラッチ19は軸部18cと駆動モータ20の出力軸20aとの間に設けられる。ワンウェイクラッチ19は、ロータ13の逆転方向、従って駆動モータ20の駆動方向において、出力軸20aの回転速度が軸部18cの回転速度よりも高い場合に締結し、出力軸20aの回転速度が軸部18cの回転速度よりも低い場合に解放される。
このため、駆動モータ20の作動時にはワンウェイクラッチ19が締結し、駆動モータ20からの動力が軸部18cに伝達される。結果、カムリング15と第1サイドプレート16及び第2サイドプレート17とが駆動モータ20の動力により駆動されてロータ13の逆転方向に回転する。
駆動モータ20が停止しロータ13が正転している場合、カムリング15と第1サイドプレート16及び第2サイドプレート17とがロータ13により連れ回されると、出力軸20aと軸部18cとの相対的な回転速度差の関係上、ワンウェイクラッチ19は締結状態になる。但しこの場合は、停止している駆動モータ20によりシリンダ18の回転がロックされるので、シリンダ18は回転しない。
図8はコントローラ50が行う制御の一例をフローチャートで示す図である。図9から図11は、ロータ13及びカムリング15の回転状態を示す図である。コントローラ50は図8に示すフローチャートの処理を実行するようにプログラムされることで、駆動モータ20を制御することによりカムリング15の回転を制御する回転制御部を有した構成とされる。コントローラ50は、図8に示すフローチャートの処理を繰り返し実行することができる。
ステップS11で、コントローラ50は走行モードがEV後退モードであるか否かを判定する。走行モードは例えば、エンジン1の制御やモータジェネレータ2の制御を含む車両の制御を統合する統合コントローラで決定される。このため、走行モードの判定は例えば、このような統合コントローラからの情報に基づき行うことができる。
EV後退モードでは、モータジェネレータ2の動力によりツインドライブポンプ10のロータ13が車両の後退方向に駆動される。換言すれば、EV後退モードでは車両の前進方向へのロータ13の回転を正転として、ロータ13が逆転する。ロータ13が逆転すると、ツインドライブポンプ10において吸入ポート16aと吐出ポート17aとが入れ替わることにより、油圧制御回路40からの油の吸い込みが発生し得る。ステップS11で肯定判定であれば、処理はステップS12に進む。
ステップS12で、コントローラ50は駆動モータ20を高速作動させることにより、ロータ13よりも高回転でロータ13と同方向にカムリング15を回転させる(MOT高速作動)。つまり、EV後退モードで逆転するロータ13と同じ方向にカムリング15を高速回転させることにより、ロータ13はカムリング15から見て正転することになる。このときのロータ13及びカムリング15の回転状態を図9に示す。
この場合、ポンプ室Pにおける油の吸入、加圧、吐出が正常に行われ、ツインドライブポンプ10が正常に作動するので、ロータ13が逆転しても油の供給が可能になる。またこの場合、油を供給するために電動オイルポンプを新たに必要とせず、1台のツインドライブポンプ10で油の供給が可能になる。カムリング15の回転速度は必要油量とロータ13の回転速度に基づき制御することができる。
このように、ツインドライブポンプ10は、ロータ13が停止しロータ13の回転により油を吐出することができないEV後退時には、カムリング15の回転により生じるロータ13とカムリング15との相対回転により油を吐出することで、油の吐出を補助する。このことは、次に説明する停車時についても同様である。ステップS12の後には処理は一旦終了する。
ステップS11で否定判定の場合、処理はステップS13に進み、コントローラ50は走行モードが停車モードであるか否かを判定する。停車モードでは、キャリアCを介して伝達される動力により、ツインドライブポンプ10のロータ13を駆動して油を供給することができなくなる。ステップS13で肯定判定であれば処理はステップS14に進む。
ステップS14で、コントローラ50は車両が前進する際のロータ13の回転方向と逆方向にカムリング15を回転させる(MOT作動)。つまり、車両の前進方向へのロータ13の回転を正転として、カムリング15が逆転されることになる。このときのロータ13及びカムリング15の回転状態を図10に示す。
この場合も、ロータ13はカムリング15から見て正転することになる。従って、ロータ13が停止していてもツインドライブポンプ10からの油の供給が可能になる。カムリング15の回転速度は必要油量に基づき制御することができる。ステップS14の後には本フローチャートの処理は一旦終了する。
ステップS13で否定判定の場合、走行モードはICE前進モード又はEV前進モードの前進モードと判断される。この場合、処理はステップS15に進み、コントローラ50は駆動モータ20を停止させる(MOT停止)。すなわち、走行モードが前進モードの場合は、キャリアCを介して伝達される動力によりロータ13を駆動して油を供給することができるので、駆動モータ20が停止される。結果、ツインドライブポンプ10は、ロータ13が回転することにより油を吐出する。このときのロータ13及びカムリング15の回転状態を図11に示す。
この場合、エンジン1が停止するEV前進モードでも駆動モータ20を駆動させずに済むので、エネルギ消費の抑制が図られる。ツインドライブポンプ10は前進モードで油の必要流量が増加した場合等には、カムリング15を逆転させることにより生じるロータ13とカムリング15との相対回転により油の吐出量を増加させることで、油の吐出を補助することもできる。ステップS15の後には処理は一旦終了する。
図12は、ロータ13の駆動方式に応じた油供給態様の比較図である。ICE駆動方式は、エンジン1によりツインドライブポンプ10のロータ13を駆動するように構成した場合を示す。MG駆動方式はモータジェネレータ2によりツインドライブポンプ10のロータ13を駆動するように構成した場合を示す。TM駆動方式は本実施形態の場合を示す。
各駆動方式では、ICE前進モード、EV前進モード、EV後退モード、停車モードが走行モードとして選択される。MOP動作はロータ13を駆動させて油を供給する場合を示す。つまり、MOP動作はメカオイルポンプ相当の動作の場合を示す。EOP動作は駆動モータ20を作動させて油を供給する場合を示す。つまり、EOP動作は電動オイルポンプ相当の動作の場合を示す。
ICE駆動方式の場合、ICE前進モードでロータ13が正転し油を供給できるので、駆動モータ20は停止される。しかしながら、EV前進モード、EV後退モード、停車モードでは、エンジン1が停止されるので、駆動モータ20を作動させて油を供給する必要がある。結果、電力使用モード数は、モータジェネレータ2を使用するMG使用でゼロとなり、駆動モータ20を使用するEOP使用で3となる。その一方で、ICE駆動方式の場合、EV前進モードで駆動モータ20を連続使用しなければならなくなる。このため、駆動モータ20の作動頻度が高くなり消費エネルギが増加するほか、駆動モータ20の冷却も問題になる。
MG駆動方式の場合、ICE前進モードではモータジェネレータ2が停止されるので、駆動モータ20を作動させて油を供給する必要がある。EV前進モードでは、モータジェネレータ2の動力によりロータ13が正転するので、駆動モータ20は停止される。EV後退モードでは、モータジェネレータ2の動力によりロータ13が逆転するので、駆動モータ20が高速作動される。停車モードでは、ロータ13が停止するので、駆動モータ20が作動される。結果、電力使用モード数は、MG使用で2となり、EOP使用で3となる。MG駆動方式の場合、ICE前進モードで駆動モータ20を使用するため、消費エネルギが大きくなる。
本実施形態のTM駆動方式の場合、ICE前進モードではロータ13が正転するので、駆動モータ20は停止される。EV前進モードでは、モータジェネレータ2の動力によりロータ13が正転するので、駆動モータ20は停止される。EV後退モードでは、モータジェネレータ2の動力によりロータ13が逆転するので、駆動モータ20が高速作動される。停車モードでは、ロータ13が停止するので、駆動モータ20が作動される。結果、電力使用モード数は、MG使用、EOP使用でともに2となる。本実施形態の場合、EV前進モードで駆動モータ20を使用しないので、駆動モータ20の使用時間が最も短くなり、消費エネルギを大幅に抑制できるほか、駆動モータ20の冷却にも有利となる。
次に、本実施形態の主な作用効果について説明する。
ここで、メカオイルポンプと電動オイルポンプとからなるツインオイルポンプを用いた場合に、メカオイルポンプの駆動方式に応じた油供給態様は次のようになる。
図13は、ツインオイルポンプを用いた場合の油供給態様の比較図である。ツインオイルポンプを用いる場合、ICE駆動方式でメカオイルポンプを駆動すると、EV前進時に電動オイルポンプを連続使用しなければならなくなる。このためこの場合は、電動オイルポンプを駆動するモータの消費エネルギが大きくなり、モータの冷却も問題になる。
MG駆動方式とTM駆動方式とでは、メカオイルポンプはEV後退時に逆転して油を吐出できなくなる。この場合、メカオイルポンプへの動力伝達をクラッチで遮断して電動オイルポンプを使用することや、メカオイルポンプの回転方向を正転方向に変換する変換機構を追加することも考えられる。しかしながらこの場合は、電動オイルポンプに加えて上述のようなクラッチや変換機構が必要になる分、重量やコストや搭載性の面でさらに不利になる。
本実施形態にかかるポンプ制御装置は、エンジン1と、モータジェネレータ2と、第1入力軸3aと第2入力軸3bとキャリアCとを備える変速機構3とを有するハイブリッド車両に設けられる。本実施形態にかかるポンプ制御装置は、駆動モータ20をさらに有して構成されるツインドライブポンプ10とコントローラ50とを有する。コントローラ50は、第2入力軸3bを介して変速機構3に動力が伝達された状態において、ロータ13が車両の後退方向に回転すると、ロータ13よりも高回転でロータ13と同方向にカムリング15を回転させる。
このような構成によれば、ICE走行時だけでなくエンジン1が停止するEV前進時にもツインドライブポンプ10を回転制御せずに作動させることができ、これにより消費エネルギを抑制できる。またこのような構成によれば、車両の前進方向へのロータ13の回転を正転として、EV後退時に逆転するロータ13をカムリング15から見て正転させることができる。結果、EV後退時でもツインドライブポンプ10を正常に作動させて油を供給することができる。このためこのような構成によれば、1台のポンプで消費エネルギを抑制しつつ油を供給できる。さらにこのような構成によれば、ツインドライブポンプ10をICE駆動方式やMG駆動方式で駆動する場合と比較しても、消費エネルギを抑制できる(請求項1、3に対応する効果)。
本実施形態では、コントローラ50は車両が停車した状態において、車両が前進する際のロータ13の回転方向と逆方向にカムリング15を回転させる。
このような構成によれば、1台のポンプで走行モード全体として消費エネルギを抑制しつつ停車時にも油を供給することができる(請求項2に対応する効果)。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の適用例の一部を示したに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。
例えば上述した実施形態では、ツインドライブポンプ10がベーンポンプである場合について説明した。しかしながら、ツインドライブポンプ10はベーンポンプ以外のポンプであってもよい。
上述した実施形態では、回転制御部が単一のコントローラ50により実現される場合について説明した。しかしながら、回転制御部は複数のコントローラにより構成されてもよい。
1 内燃機関(エンジン)
2 モータジェネレータ
3 変速機構
3a 第1入力軸
3b 第2入力軸
10 ツインドライブポンプ(ポンプ)
12 駆動軸(シャフト)
13 ロータ(第1回転体)
14 ベーン
15 カムリング(第2回転体)
16 第1サイドプレート
17 第2サイドプレート
18 シリンダ
20 駆動モータ
50 コントローラ(回転制御部)
C キャリア(出力要素)

Claims (3)

  1. 内燃機関と、
    モータジェネレータと、
    前記内燃機関からの動力が入力される第1入力軸と、前記モータジェネレータからの動力が入力され走行シーンに応じて前記第1入力軸と選択的に用いられる第2入力軸と、前記第1入力軸或いは前記第2入力軸からの動力を車輪に伝達する出力要素とを備える変速機構と、
    を有するハイブリッド車両に設けられるポンプ制御装置であって、
    前記出力要素を介して伝達される動力によりシャフトと一体に回転軸周りに回転する第1回転体と、
    前記回転軸周りに回転する第2回転体と、
    前記第2回転体を駆動する駆動モータと、
    前記回転軸方向における前記第2回転体の両側に配置された一対のサイドプレートと、を有し、前記第1回転体が回転することで油を吐出するとともに、前記第2回転体の回転により生じる前記第1回転体と前記第2回転体との相対回転により油の吐出を補助するポンプと、
    前記駆動モータを制御することにより前記第2回転体の回転を制御する回転制御部と、
    を有し、
    前記回転制御部は、前記第2入力軸を介して前記変速機構に動力が伝達された状態において、前記第1回転体が前記ハイブリッド車両の後退方向に回転すると、前記第1回転体よりも高回転で前記第1回転体と同方向に前記第2回転体を回転させる、
    ことを特徴とするポンプ制御装置。
  2. 請求項1に記載のポンプ制御装置であって、
    前記回転制御部は、前記ハイブリッド車両が停車した状態において、前記ハイブリッド車両が前進する際の前記第1回転体の回転方向と逆方向に前記第2回転体を回転させる、
    ことを特徴とするポンプ制御装置。
  3. 内燃機関と、モータジェネレータと、前記内燃機関からの動力が入力される第1入力軸と前記モータジェネレータからの動力が入力され走行シーンに応じて前記第1入力軸と選択的に用いられる第2入力軸と前記第1入力軸或いは前記第2入力軸からの動力を車輪に伝達する出力要素とを備える変速機構と、を有するハイブリッド車両に設けられ、前記出力要素を介して伝達される動力によりシャフトと一体に回転軸周りに回転する第1回転体と、前記回転軸周りに回転する第2回転体と、前記第2回転体を駆動する駆動モータと、前記回転軸方向における前記第2回転体の両側に配置された一対のサイドプレートと、を有し、前記第1回転体が回転することで油を吐出するとともに、前記第2回転体の回転により生じる前記第1回転体と前記第2回転体との相対回転により油の吐出を補助するポンプを制御するためのポンプ制御方法であって、
    前記駆動モータを制御することにより前記第2回転体の回転を制御することと、
    前記第2入力軸を介して前記変速機構に動力が伝達された状態において、前記第1回転体が前記ハイブリッド車両の後退方向に回転すると、前記第1回転体よりも高回転で前記第1回転体と同方向に前記第2回転体を回転させることと、
    を含むことを特徴とするポンプ制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113833830A (zh) * 2021-09-29 2021-12-24 阿姆特(上海)新能源科技有限公司 油泵装置、变速器及车辆

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