JP2021115444A - 超音波洗浄方式洗濯機 - Google Patents

Abstract

【課題】従来の洗濯機は、洗剤で汚れを分解し洗濯物を機材にたたきつける、洗濯物同士をこすり合わせる、洗濯物を動かして水流を利用する、等の方法で洗浄効果を高める、という洗濯方法であった。【解決手段】これに対して従来と異なる方法を用いることで、従来の洗濯方法の課題を改善する。従来の「洗剤による洗浄」は、洗剤成分が洗濯物の汚れを化学的に分解して除去するものである。本洗濯機は超音波（振動エネルギー）を使用する洗濯方法である。「超音波による洗浄」は波エネルギーである超音波が媒質である水を通して洗濯物を振動させて汚れを物理的に引きはがして除去するものである。▲１▼節水効果洗剤を使用しないため洗濯物に洗剤成分が残らないように複数回すすぐ必要がない。そのため、使用する水が少なくなり節水効果が得られる。▲２▼色落ち軽減効果洗剤を使用しないため色柄物衣類等の色落ちの軽減効果が得られる。▲３▼生地損傷軽減効果洗濯物が機材にたたきつけられたり、洗濯物同士がこすれたりすることが抑えられるため、衣類等の繊維、生地の損傷軽減効果が得られる。

Description

本発明は超音波（振動エネルギー）技術の応用技術に関する。

超音波技術とは対象物、媒質に対して振動エネルギーを与えて特定の効果をもたらす技術である。
魚群探知機、医療用検査機、メガネ洗浄機、等がある。

従来の洗濯機は洗剤で汚れを分解し洗濯物を機材にたたきつける、洗濯物同士をこすり合わせる、洗濯物を動かして水流を利用する、等の方法で洗浄効果を高める、という洗濯方法であった。

これに対して従来と異なる方法を用いることで、従来の洗濯方法の課題を改善する。
従来の「洗剤による洗浄」は洗剤成分が洗濯物の汚れを化学的に分解して除去するものである。
本洗濯機は超音波（振動エネルギー）を使用する洗濯方法である。
「超音波による洗浄」は波エネルギーである超音波が媒質である水を通して洗濯物を振動させて汚れを物理的に引きはがして除去するものである。

▲１▼節水効果
洗剤を使用しないため洗濯物に洗剤成分が残らないように複数回すすぐ必要がない。
そのため、使用する水が少なくなり節水効果が得られる。

▲２▼色落ち軽減効果
洗剤を使用しないため色柄物衣類等の色落ちの軽減効果が得られる。

▲３▼生地損傷軽減効果
洗濯物が機材にたたきつけられたり、洗濯物同士がこすれたりすることが抑えられるため、衣類等の繊維、生地の損傷軽減効果が得られる。

Claims (4)

1. 洗濯機の洗濯槽内に水と洗濯対象物を入れ、超音波（振動エネルギー）を発生させる。
   洗剤ではなく、この超音波を使って洗濯対象物を洗浄する洗濯方法。
2. 超音波により洗濯対象物から除去された汚れによって、洗濯槽内の水が汚れてくるが、この装置は洗濯槽内の水をポンプ等で循環させる機能を有する。
   水を循環する際、浄水器のカートリッジに相当する部品を通過させることにより、カートリッジが汚れを吸着し、洗濯槽内の水をきれいな状態に保つ方式になっている。
   （上記の洗濯機とは、電気を動力とする電気洗濯機である。
   洗濯対象物とは、衣類、タオル類、布団類、等である。
   用途は家庭用に限定されない、業務用も含まれる。）
   （請求項１、請求項２、の構造については、入浴用の浴槽に取付けて浴槽の湯をポンプにより循環させる装置と同様の仕組みである。
   この装置は浴槽内の湯を吸引し浴槽に戻す際、空気を取り込み気泡を含んだバブル水流を噴射口から墳出させて入浴時の健康増進をはかるものである。）
3. 請求項１、請求項２、に記載の方法を使用した洗濯機。
4. 請求項３、に記載の洗濯機を使用した役務、事業。