JP2021114827A - 電源装置、画像形成装置、および制御方法 - Google Patents

電源装置、画像形成装置、および制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ACDC電源において、供給電力を減少させずにサブハーモニック現象を抑制すること。【解決手段】オフから次のオフまでの間隔を測定する構成を設け、この間隔が所定のスイッチング周期に近づくようにサイクル毎にスイッチング周期を調整する。オフ開始時点から次のオフ開始時点までの間隔は、異なるサイクルに属し、連続する、オン期間とオフ期間の合計期間である。オフ時点で前回のオフからの時間が所定のスイッチング周期より長ければ次のオンまでのエネルギー放出時間が短い事を意味するので、オフ期間を延ばす方向の調整を行う。逆にオフ時点で前回のオフからの時間が所定のスイッチング周期より短ければ次のオンまでのエネルギー放出時間が長いことを意味するので、オフ期間を短縮する方向の調整を行う。【選択図】図2

Description

本発明は、絶縁トランスを用いた電源装置、画像形成装置、および制御方法に関する。
インクジェットプリンターなどの電源としてフライバック方式のACDC電源がよく用いられる。フライバック方式の中でも電流モードPWM(Pulse Width Modulation)方式がよく用いられる。この方式は数Wから100W程度のACDC電源によく用いられる方式である。
この方式では1次側のスイッチ(一般的にFET(Field effect transistor))を65KHz程度の周期でPWMスイッチングを行う。この電源では能力の限界まで電力供給をしている状態において、入力電圧が低く、負荷が重い時(大電力を出力している時)、スイッチング周期より長い周期で出力電圧が変動するサブハーモニック現象が発生し、出力が不安定になる場合がある。
特許文献1では、FETの電流を検出する波形にランプ波形を加算し、オン時間が長いほどオン時間の短縮の程度を大きくすることでサブハーモニック現象を抑制する方法が開示されている。
特開2004−40856号公報
しかしながら、特許文献1に記載の方法では、1次側に蓄積するエネルギーを最大限まで蓄積しない事になり、1次側から2次側へのエネルギー伝達量が減ってしまうという課題がある。
そこで本発明は、エネルギーの伝達量を減少させずにサブハーモニック現象を抑制させる。
本開示の技術は、絶縁トランスを用いた電源装置であって、前記絶縁トランスの1次巻線に供給する電力を制御するスイッチング手段と、前記スイッチング手段のオン期間とオフ期間とから構成される所定のスイッチング周期で制御する制御手段と、異なる周期に属し、かつ、連続する、直前のオフ期間とオン期間との合計期間を計測する計測手段と、前記合計期間と前記所定のスイッチング周期との差分に基づく補正値を生成する生成手段と、
前記補正値に基づき前記直前のオフ期間またはオン期間の一方を含むスイッチング周期を補正する補正手段とを備えたことを特徴とする。
本発明は、ACDC電源において、供給電力を減少させずにサブハーモニック現象を抑制することができる。
本実施形態のACDC電源のブロック図である。 実施形態1に係るPWM制御部の内部のブロック図である。 実施形態2に係るPWM制御部の内部のブロック図である。 プリンターの斜視図である。 プリンターのハードウェア構成を示すブロック図である。 (a)はフライバック電源のサブハーモニック現象が発生した電流波形であり、(b)は従来のサブハーモニック現象を抑制する対策が施された電流波形を示す図である。 (a)は実施形態1に係るフライバック電源の電流波形であり、(b)は実施形態1に周期カウンタとoff−offカウンタのカウント値を示す図である。 (a)は図7(a)の拡大図であり、(b)は図7(b)の拡大図である。 (a)は実施形態2に係るフライバック電源の電流波形であり、(b)は実施形態2に周期カウンタとoff−offカウンタのカウント値を示す図である。 (a)は図7(a)の拡大図であり、(b)は図7(b)の拡大図である。
(実施形態1)
以下では、本発明を適用する電源装置を有する装置として、インクジェット方式によって印刷を行う画像記録装置を例にする。なお画像記録装置が利用する記録方式は、インクジェット方式に限定されず、電子写真方式や熱昇華方式等であっても良い。また、本発明を適用する電源装置を有する装置は画像記録装置に限定されず、電源装置により自身に電力を供給する装置であれば良い。
図4はプリンター等の画像形成装置の機構を示す斜視図である。
108はインクジェット方式に従ってインクを吐出して記録を行う記録ヘッドである。ヘッド108には複数のインクタンク123が搭載され、さらにヘッド108はキャリッジ119上に搭載されている。
キャリッジ119はCRモータ114によって発生する駆動力が伝達機構120により伝えられ矢印A方向に往復移動する。
記録時には、記録媒体である用紙Pを給紙機構121により給紙し、記録位置まで搬送する。
その記録位置において、ヘッド108を走査させて、ヘッド108から用紙Pにインクを吐出することで記録を行う。
122は用紙Pを搬送する搬送ローラであり、紙搬送モータ116によって駆動される。ヘッド108の走査と走査の間で、用紙Pは搬送される。
CRモータ114や紙搬送モータ116はDCモータであり加速時に大きな電流を必要とする。また印刷のスループット向上の為に2つのモータを同時に加速駆動する場合がある。この時に装置の消費電力は最大になる。特にDCモータを使用している場合に複数のモータを同時加速するとその瞬間だけ大電力を消費ので、印刷中の平均の消費電力に比べ短時間のピーク電力消費が3倍に達する場合もある。
そこでプリンターのACDC電源は定格電力(平均電力)に比べて瞬間のピーク電力供給能力が2〜3倍になるように設計している。ピーク電力供給中はその電源の供給能力の限界まで供給する事になる。
このモータ駆動の制御は後述のCPU203の制御によって実行される。
図5は本件を適用したプリンターの電気系統のブロック図である。
ACDC電源201は、商用ACをDCに変換して装置内部に供給するための電源ユニットであり、本実施例では出力電圧は32Vである。
ACDC電源201の電圧の供給先は、DCDCコンバータ218とブロック220の2か所である。
DCDCコンバータ218は、低電圧で動作するブロック219にI/O用の3.3V、内部ロジック用の1.1Vなどを供給する。ブロック220に供給する電圧は、ヘッド108や、CRモータ114、紙搬送モータ116に駆動使用される。
以下、ブロック220の各部の説明をする。
SOC202は、装置の各部の制御に必要なロジック回路、外部I/Fなどを1チップに集積化したSOC(System on Chip)である。
SOC202の内部には、各部を制御するCPU203、画像処理などを行うデータ処理ブロック205、外部装置からプリントデータを受け取る外部I/F206、各部にクロックを供給するクロックジェネレータ204などを含む。また、SOC202は、外部デバイスとのインターフェースであるI/F207、209、210、217、外部ポートを制御するGPIO(General Purpose I/O)208を含む。SOC202に含まれる各要素は、内部バスで相互に接続されている。
ROM211は、CPU203の制御プログラムを記憶する。
RAM212は、プログラム実行のワークエリアやデータバッファとして用いられる。
ヘッド214は、各ノズルに設けられたヒーターを加熱する事でインク滴を吐出するインクジェットヘッドである。
モータードライバ216はモータ114や116を駆動する駆動回路である。
ヘッド214、モータードライバ216の電源ラインには電源を切断できるようにそれぞれスイッチ213、215が設けられている。
次に図1で、ACDC電源201の基本動作を説明する。
商用電源からの電圧はダイオードブリッジB1で整流され、コンデンサC1を充電する。この電圧は制御IC内のPWM制御部305の制御によるスイッチQ1のスイッチングにより数十KHzでスイッチングされる。
P1は絶縁トランスTrの1次(Primary)巻線、S1は2次(Secondary)巻線である。なお、制御ICの電源電圧を生成する補助巻線は図示していない。なお図1において、一次巻線P1と二次巻線S1の間の二重線に対して左側が、ACDC電源201の一次側であり、二重線に対して右側が、ACDC電源201の二次側である。なお一次側とは、商用電源に接続し二次側とは絶縁されている回路を示し、二次側とは、商用電源に直接接続しておらず、一次側とは絶縁されている回路を示す。なお本実施形態絵は、トランスTrとフォトカプラ309によって、一次側と二次側とが互いに絶縁されている。
スイッチQ1のオン期間に1次巻線P1に電流を流すことで絶縁トランスTrに磁気エネルギーが蓄積され、オフ期間に絶縁トランスTrに蓄積された磁気エネルギーが放出されて2次巻線S1に電流が流れる。2次側に放出されたエネルギーは、整流用ダイオードD1およびコンデンサC2で平滑化され出力電圧となる。
ACDC電源201は、スイッチQ1のオン時間デューティを2次側の出力電圧の過不足に応じて制御することで、出力電圧の安定化を実現している。具体的には、後述する構成により、出力電圧が不足していればスイッチQ1のオン期間を延ばしてトランスに蓄積するエネルギーを増やし、出力電圧が過剰であればスイッチQ1のオン期間を短縮してトランスに蓄積するエネルギーを減らす。
ここでスイッチQ1のオン時間デューティを制御するフィードバック機構について説明する。出力電圧は誤差アンプ(シャントレギュレータ)310で基準電圧Vrefと比較され、比較結果がフォトカプラ309経由で1次側にフィードバックされる。フォトカプラ309から出力される電圧Vfbは、出力電圧が不足している時に上昇する。
電圧Vfbは電圧リミッタ307に入力され、電圧Vocp以下に制限される。電圧リミッタ307の役割については後述する。
電圧リミッタ307を通過した電圧Vfbは、比較器302で電圧Vcsと比較される。電圧VcsはスイッチQ1に流れる電流に比例している。電圧Vcsが電圧Vfbに達すると、比較器302の出力がPWM制御部305に伝達されスイッチQ1がオフされる。すなわち電圧Vfbが大きいほどスイッチQ1を流れる電流が増える事になる。この動作により出力電圧が低いほど(不足しているほど)に1次巻線P1への供給電力を増やし、安定化を図っている。
次に電圧リミッタ307の役目を説明する。リミッタは過負荷の状態が発生した時にスイッチQ1の破壊を防ぐ。例えばモータ116の故障などで過負荷の状態が発生した時に電圧Vfbは際限なく上昇する。際限なく上昇した電圧Vfbに追従してスイッチQ1の電流を増やせばスイッチQ1は破壊されてしまう。そのため電圧リミッタ307によって電圧Vfbに上限を設ける事でスイッチQ1の過電流を防いでいる。
またPWM制御部305は、オン時間幅に上限を設けてある。例えば、70%程度が一般的である。上限を設ける理由は、オン時間を際限なく伸ばすとオフ時間、すなわちエネルギーの放出の時間が無くなって電源として成立しないからである。
インクジェットプリンターでは印刷のスループット向上の為に複数のモータを同時加速するとその瞬間だけ大電力を消費するので、印刷中の平均の消費電力に比べ短時間のピーク電力消費が3倍に達する場合もある。そこでACDC電源201は、定格電力(平均電力)に比べて瞬間のピーク電力供給能力が2〜3倍になるように設計されている。ピーク電力供給中はその電源の供給能力の限界まで供給する事になる。
次に、図6を用いて、まず比較例として、サブハーモニック現象を抑制するものの、エネルギー伝達量を減少させる例を説明する。その後に、本実施形態のエネルギー伝達量を減少させることなく、サブハーモニック現象を抑制する例を説明する。
図6(a)に、サブハーモニック現象が起きている時の1次側のスイッチQ1の電流波形の例を示す。この例ではスイッチング周期の2周期のサブハーモニック発振が発生している。なお、図中の破線は2次側の電流値を1次側の電流値に換算したものである。この波形は「連続モード」と呼ばれる制御状態で、1次側に電流が流れている期間はスイッチQ1がオンの期間であり、この期間にトランスにエネルギーが蓄積される。1次側に電流が流れていない期間はスイッチQ1がオフの期間であり、2次側にエネルギーを放出している。
連続モードにてスイッチをオフするタイミングを説明する。特に連続モードで負荷が重い時のオフの条件は以下の2条件である。
(1) スイッチQ1(通常はFET)に流れる電流が上限に達した。
(2) オン時間のデューティが上限に達した(一般的に70%程度)。
(1)はFET等のスイッチQ1の破壊を防ぐために設けられた条件である。(2)はオン時間を際限なく伸ばすとオフ時間、すなわちエネルギーの放出の時間が無くなって電源として成立しないために設けられた条件である。
図6(a)の例もこの2条件のどちらかに該当することでスイッチQ1をオフしている。このような条件に基づいてスイッチQ1を制御すると、サブハーモニック現象が発生し易い。
次に、各サイクルでの1次側から2次側へのエネルギー伝達量を考える。トランスに蓄積されるエネルギーはL*I2/2に比例する。ここでLはトランスの出力側(2次側)をオープンにした時のインダクタンス、Iは1次巻線の電流である。すなわちトランスに蓄積されるエネルギーは、1次側の電流の二乗に比例する。そのため1次側から2次側へのエネルギー伝達量は、下式のように表すことができる。
エネルギー伝達量 = 放出開始時のトランスに蓄積されたエネルギー − 放出終了時のトランスに蓄積されたエネルギー
ここで図6(a)に示す例についてサイクルAとサイクルBとにおけるエネルギー伝達量をみると、そのエネルギー伝達量が大きく異なっていることが分かる。またサイクルAのエネルギー放出開始時には電流が最大値まで達しており、トランスに蓄積されたエネルギーは上限値に達している。そしてサイクルAのエネルギー放出終了時(次のサイクルの開始時)には電流が大幅に減っている。そのため、サイクルAにおける1次側から2次側へのエネルギー伝達量は大きくなっている。
これに対しサイクルBでは、エネルギー放出開始時点には電流が最大ではないうえに、エネルギー放出終了時点には電流が最大値の半分以上を維持したままである。そのため、サイクルBにおける1次側から2次側へのエネルギー伝達量は小さくなっている。このケースでは、サイクルAのエネルギー伝達量は、サイクルBのエネルギー伝達量の約2倍になっている。
このようにサブハーモニック現象が発生すると、サイクル毎に伝達するエネルギーに差が生まれて出力電圧が変動し、電源としての動作が不安定になる。
サブハーモニック現象の発生条件については特許文献1に記載されているように、スイッチングサイクルの開始時の電流値がある範囲ΔI0にあった時に次のサイクルの開始時点の電流値がΔI1(>ΔI0)になる条件で発生する。具体的には、スイッチQ1における電流上昇の傾きよりも電流下降の傾きの方が大きい時に発生する。電流上昇の傾きは、入力電圧が低いと小さくなる。
そこで、スイッチQ1の制御に用いる検出した電流波形(電圧波形)にランプ波形を加算し、実際より大きい電流値とスイッチQ1に流せる電流の上限値とを比較する処理が行われる。すなわちスイッチQ1に流せる電流の上限値よりも小さい電流値に到達した時点でスイッチQ1をオフしている。この様子を図6(b)に示すが、ランプ波形を加算した信号(細い実線)が上限に達した時にスイッチQ1をオフするので、電流値(太い実線)の最大値が小さくなっている。例えば、サイクルCでは図6(a)のサイクルAの約60%のエネルギーしか伝達できていない。
そこで本実施形態では、PWM制御部305を改良することで、比較例のようにエネルギー伝達量を減少させることなく、サブハーモニック現象を抑制する。
本実施形態は以下の考え方でなされている。
「サブハーモニック現象が起きていない状態」を考えると、図6(b)から分かるようにスイッチQ1のオンデューティが一定の状態であり、それはオフから次のオフまでの期間が所定のスイッチング周期と一致している状態と言い換える事が出来る。そこで本実施形態は、オフから次のオフまでの間隔を測定する構成を設け、この間隔が所定のスイッチング周期に近づくようにサイクル毎にスイッチング周期を調整する。オフ開始時点から次のオフ開始時点までの間隔は、異なるサイクルに属し、連続する、オン期間とオフ期間の合計期間である。
具体的にはオフ時点で前回のオフからの時間が所定のスイッチング周期より長ければ次のオンまでのエネルギー放出時間が短い事を意味するので、オフ期間を延ばす方向の調整を行う。逆にオフ時点で前回のオフからの時間が所定のスイッチング周期より短ければ次のオンまでのエネルギー放出時間が長いことを意味するので、オフ期間を短縮する方向の調整を行う。これによりスイッチQ1のオン時点(サイクルの開始時点)の電流値を一定にする事が出来る。すなわち、サイクルの開始時の電流のとる値の範囲ΔI1を小さくする事が出来、サブハーモニック現象を抑制できる。一方で、電流値の上限値は変わらないので、電力供給量を減少させずに、すなわち1次側から2次側へのエネルギー伝達量を減少させることはない。
図2に、本実施形態に係るPWM制御部305の詳細について説明する。PWM制御部305内の各部は、発信機306から出力される、一定間隔で生成されたCLKパルスに同期した同期回路設計となっている。破線で囲んだ範囲が本件の特徴的な部分である。
401はフリップフロップでスイッチQ1のON/OFF信号を生成する。402はCLKの1パルスごとに1増える周期カウンタ、403は所定のスイッチング周期の値を決める値を記憶している周期レジスタである。図2に示すように、周期カウンタ402は、CLKの1パルスごとに周期カウンタ402から出力したカウント値をロードし、そのロードしたカウント値に1を加算する構成としている。
周期カウンタ402のカウント値が周期レジスタ403の値と一致すると、比較器404からパルスが出力される。この比較器404から出力パルスは、フリップフロップ401と周期カウンタ402とに入力され、周期カウンタ402のカウント値をゼロにリセットすると同時にフリップフロップ401をセットする。すなわち、サイクルの初めにスイッチQ1をオンする。
また、過負荷の状態では、スイッチQ1を流れる電流に応じて変化する電圧Vcsが電圧Vcopに一致する場合、または周期カウンタ402のカウント値が最大デューティ値レジスタ405の値に達した場合にORゲート407からのパルスが出力される。ORゲート407の出力パルスは、フリップフロップ401に入力され、フリップフロップ401をリセットしてスイッチQ1をオフする。このタイミングで本実施形態の特徴である以下の動作を行う。
フリップフロップ401をリセットするタイミング(すなわちスイッチQ1をオフするタイミング)で、off−off間計測カウンタ406をリセットし、同時に周期カウンタ402にロードする値に、以下に説明する補正値の加算が行われる。
off−off間計測カウンタ406は、上述の様にスイッチQ1をオフする時にリセットするので、リセットする直前の値は1回前のスイッチQ1のオフからの時間に比例したカウント値を保持している。このoff−off間計測カウンタ406のカウント値と周期レジスタ403の値との差分に所定の係数を掛けることで、下記補正値が生成される。
補正値=(所定のスイッチング周期−前回のサイクルのオフ開始時点から現在のサイクルのオフ開始時点までの時間)×係数
この補正値は、周期カウンタ402のカウント値に加算されて、周期カウンタ402のLord端子に入力される。つまりスイッチQ1のオフのタイミングで周期カウンタ402にロードされる値は、下記ロード値となる。
ロード値=(所定のスイッチング周期−前回のサイクルのオフ開始時点から現在のサイクルのオフ開始時点までの時間)×係数+現在の周期カウント値
言い換えれば、周期カウンタ402にロードされるカウント値が補正値分だけ補正される事になる。周期カウンタ402にロードするカウント値を前回のサイクルのオフ開始時点から現在のサイクルのオフ開始時点までの時間に応じて変更する。これにより、前回のサイクルのオフ開始時点から現在のサイクルのオフ開始時点までの時間に応じて、周期カウンタ402のカウント値が周期レジスタ403の値に達するまでの時間、すなわちスイッチQ1のオフ期間を増減させる。
この様子を図7で説明する。図7(a)に示す電流波形は、1次側の電流値(1次巻線P1、スイッチQ1、抵抗R1と流れる電流の値)である。図7(b)に示すグラフの破線は、off−off間計測カウンタ406の値の時間変化を表し、実線は周期カウンタ402のカウント値の時間変化を表している。縦軸はカウント値であり、周期レジスタ403の値は100に設定してあるので、は周期カウンタ402のカウント値が周期レジスタ403の値の100に達すると、スイッチQ1がオンになって電流が流れ始める事が分かる。
図7(b)のE、F、Gのポイントは、図7(a)の対応する1次側の電流波形から分かるように、スイッチQ1をオフしたタイミングであり、実線の周期カウンタ402のカウント値が不連続に変化している。つまり周期カウンタ402に補正値が加算されたロード値がロードされたことを示している。E、Gにおいてはカウント値が減少しているため補正値が負であり、Fにおいてはカウント値が増加しているため補正値が正であることが分かる。
図8(b)に、図7(b)のE、F、G付近の拡大図を示し、本実施形態のスイッチング周期の補正についてより詳細に説明する。図7(b)、図8(b)に示す例では、Eにおいて、off−off間計測カウンタ406の値は124、周期レジスタ403の値は100、係数は47/256である。そのため補正値は下記のようになる。
補正値=(100−124)×47/256
これをデジタルの整数演算で実施すると−4となる。その結果、周期カウンタ402には、カウント値75に補正値−4を加えた71がロードされる。このようにして、Eにおける周期カウンタ402のカウント値は75の次に71になり、スイッチQ1がオンされるまでの期間、すなわちスイッチQ1のオフ期間が4CLKパルス分伸び、サイクル周期も4CLKパルス分伸びる。
同様にF、G、それ以降のスイッチQ1をオフするタイミングで周期カウンタ402の補正が行われ、スイッチQ1のオフ期間が補正され、サイクル周期が補正される。
これにより図7(b)から分かるように、破線のoff−off間計測カウンタ406の各サイクルの最大値が徐々に所定の周期値100に収束している。同時に図7(a)の電流波形からは、各サイクルのスイッチQ1のオン時点(サイクルの開始時点)の電流値が一定値に収束し、サイクルの開始時の電流のとる値の範囲ΔI1が小さい事が分かる。また本実施形態では、比較例(図6(b))の様な1次側電流値の補正を行っていないので電流をスイッチQ1の上限値まで流すことができる。
ここでこの例のエネルギー伝達量を比較してみる。図6(a)の電流波形上での12回のスイッチングによるエネルギー伝達量を100とすると、従来技術の図6(b)では85、本実施形態の図7(a)では109となる。
なお、比較例ではサブハーモニック現象の対策として、上述したように電圧Vcsに対応する電流値にランプ波形を加算し、ランプ波形を加算した信号とスイッチQ1に流せる電流の上限値とを比較している。一方、本実施形態では、スイッチQ1のデューティ比を決定するために用いる電圧Vcsにも電圧Vfbにもランプ波形等の加算は行わない。
この様に本実施形態では、所定のスイッチング周期で制御されるスイッチQ1のオフ期間を、サイクル毎に前回のサイクルのオフ開始時点から現在のサイクルのオフ開始時点までの時間、すなわち直前のオフ期間とオン期間との合計期間に応じて補正する。これにより、本実施形態では、エネルギー伝達量を減少させずにサブハーモニック現象を抑制することができる。
(実施形態2)
次に図3に、実施形態2に係るPWM制御部305の詳細について説明する。本実施形態においても、実施形態1と同様に各部は発信機306から出力されるCLKパルスに同期した同期回路設計となっている。破線で囲んだ範囲が本件の特徴的な部分である。
本実施形態においても、スイッチQ1のオフからオフまの期間が所定のスイッチング周期に近づくようにサイクル毎にオフ時間を調整するという考え方は実施形態1と同じで、その実現の為の方法・構成が異なる。
401はフリップフロップでスイッチQ1のON/OFF信号を生成する。
409は周期カウンタであるが、実施形態1の周期カウンタ402とは動作が異なる。周期カウンタ409は、CLKパルスのタイミングで周期カウンタ409から出力されたカウント値に増分レジスタ410の値および1を加算した値を記憶する。すなわち値が1ずつ増えるのではなく、1に増分レジスタ410の値を加算した値だけ増える。これによって周期カウンタ409の増分を制御できる構造である。すなわち増分レジスタ410の値によって周期カウンタ409のカウント値の制御ができる構造である。
403は所定のスイッチング周期の値を決める値を記憶している周期レジスタである。周期カウンタ409のカウント値が周期レジスタ403の値を超えると、比較器404からパルスが出力され、周期カウンタ409のカウント値と増分レジスタ410の値をゼロにリセットすると同時にフリップフロップ401をセットする。すなわちサイクルの開始時では周期カウンタ409は1ずつ増えるように設定され、また、スイッチQ1をオンする。
以下、本実施形態の過負荷状態での動作について説明する。この状態では2つの条件のORゲート407でスイッチQ1をオフする。その2つの条件とは、スイッチQ1を流れる電流に応じて変化する電圧Vcsが電圧Vcopに一致する場合、または周期カウンタ409のカウント値が最大デューティ値レジスタ405の値に一致する場合である。この時ORゲート407からのパルスによりフリップフロップ401はリセットされ、スイッチQ1がオフされる。このタイミングで本実施形態の特徴である以下の動作を行う。
フリップフロップ401をリセットするタイミング(すなわちスイッチQ1をオフするタイミング)でoff−off間計測カウンタ406をリセットし、同時に増分レジスタ410に下記補正値がロードされる。off−off間計測カウンタ406は実施形態1と同様にスイッチQ1をオフする時にリセットされるので、リセットする直前の値は1回前のスイッチQ1オフからの時間に比例した値を保持している。このoff−off間計測カウンタ406のカウント値と周期レジスタ403の値との差分に係数が掛けられることで、実施形態1と同様の下記補正値が生成される。つまりスイッチQ1オフのタイミングで増分レジスタ410にロードされるロード値(補正値)は、
ロード値=(所定のスイッチング周期−前回のオフから現在のオフまでの時間)×係数
となる。
このロード値は、増分レジスタ410のLord端子に入力されている。これにより、スイッチQ1のオフのタイミング以降の周期カウンタ409の増加速度が変更される。
この様子を図9で説明する図9(a)に示すグラフは、1次側の電流値(1次巻線P1、スイッチQ1、抵抗R1と流れる電流の)である。図9(b)に示すグラフの破線は、off−off間計測カウンタ406の値の時間変化を表し、実線は周期カウンタ409のカウント値の時間変化を表している。縦軸はカウント値であり、周期レジスタ403の値は100に設定してあるので、カウント値が周期レジスタの値の100に達すると、スイッチQ1がオンになって電流が流れ始める事が分かる。
図10(b)に、図9(b)のH、K、J付近の拡大図を示し、本実施形態のスイッチング周期の補正についてより詳細に説明する。図10(b)の実線で示すH、K、Jは、図10(a)に示す対応する1次側の電流波形から分かるように、スイッチQ1をオフしている間の周期カウンタ409のカウント値の変化を示している。スイッチQ1がオンしている間のカウント値の増加率を示す傾きと比較して、H、Kは傾きが小さくJは傾きが大きい。傾きの比較対象としてスイッチQ1がオンしている期間の周期カウンタ409のカウント値の傾きを二点鎖線で示した。これは周期カウンタ409のカウント値の増分がこの間に増分レジスタ410の値によって補正されたことを示している。すなわちスイッチQ1がオフの間は周期カウンタ409のカウントアップ速度が補正され、結果として周期カウンタ409のカウント値が周期レジスタ403の値に一致するまでの期間(スイッチQ1がオフの期間)が補正される。
ここで図9(b)、図10(b)に示すH期間における補正の例を示す。Eにおいて、off−off間計測カウンタ406のカウント値は124、周期レジスタ403の値は100、係数は0.005である。この場合、増分レジスタ410にロードされる値は
ロード値=(100−124)×0.005=−0.12
となる。すなわち周期カウンタ409のH期間のカウント値の増分は、(1−0.12)=0.88となり、スイッチQ1のオフ期間が伸び、サイクル周期も伸びる。
同様にJ、K期間、それ以降もQ1がオフの期間で周期カウンタ409のカウント値の補正が行われ、スイッチQ1のオフ期間が補正され、サイクル周期が補正される。
この効果は図9(b)から分かるように、破線のoff−off間計測カウンタ406の各サイクルの最大値が徐々に周期値100に収束している。同時に図9(a)の電流波形からは各サイクルのスイッチQ1のオン時点(サイクルの開始時点)の電流値が一定値に収束し、サイクルの開始時の電流のとる値の範囲ΔI1が小さい事が分かる。また本実施形態では、比較例(図6(b))の様な1次側電流値の補正を行っていないので電流をスイッチQ1の上限値まで流すことができる。
この様に本実施形態では、実施形態1と同様に、所定のスイッチング周期で制御されるスイッチQ1のオフ期間を、サイクル毎に前回のサイクルのオフ開始時点から現在のサイクルのオフ開始時点までの時間に応じて補正する。これにより本実施形態においても、エネルギー伝達量を減少させずに、サブハーモニック現象を抑制することができる。
以上、説明したように所定のスイッチング周期で制御されるスイッチQ1の直前のオフ期間とオン期間の合計期間の計測値を基に、そのオン期間と同じサイクルのスイッチQ1のオフ期間を補正する。このようなスイッチQ1で1次巻線への通電が制御された絶縁トランスを用いた本実施形態に係る電源装置は、電力供給量を減少させずに、サブハーモニック現象を抑制することが出来る。
また、実施形態1、2では、スイッチQ1の前回のサイクルのオフ開始時点から現在のサイクルのオフ開始時点までの時間に基づき現在のサイクルのオフ期間を増減する構成としている。具体的には、FETの電流が最大になった時にオン期間を終了させている。オン期間をこれ以上に増やせばFETの電流が回路の許容容量を超える可能性がある。そのため本実施形態では、オン期間を増減せず、オフ期間を増減させることで課題を解決している。
Q1 スイッチングFET
P1 1次巻線
S1 2次巻線
201 ACDC電源
302 比較器
305 PWM制御部
307 電圧リミッタ
309 フォトカプラ
310 誤差アンプ

Claims (9)

  1. 絶縁トランスを用いた電源装置であって、
    前記絶縁トランスの1次巻線に供給する電力を制御するスイッチング手段と、
    前記スイッチング手段のオン期間とオフ期間とから構成される所定のスイッチング周期で制御する制御手段と、
    異なる周期に属し、かつ、連続する、直前のオフ期間とオン期間との合計期間を計測する計測手段と、
    前記合計期間と前記所定のスイッチング周期との差分に基づく補正値を生成する生成手段と、
    前記補正値に基づき前記直前のオフ期間またはオン期間の一方を含むスイッチング周期を補正する補正手段と
    を備えたことを特徴とする電源装置。
  2. 前記補正手段は、前記合計期間が前記所定のスイッチング周期よりも大きい時に前記オン期間および前記オフ期間の一方を延ばし、前記合計期間が前記所定のスイッチング周期よりも小さい時に前記オン期間および前記オフ期間の他方を短縮するよう前記スイッチング周期を補正する
    ことを特徴とする請求項1に記載の電源装置。
  3. 前記制御手段は、一定間隔で生成されたパルスに基づきカウントされたカウント値に基づき前記所定のスイッチング周期を制御し、
    前記補正手段は、前記スイッチング手段をスイッチングするときに、前記カウント値を前記補正値に基づいて変更することにより前記スイッチング周期を補正する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の電源装置。
  4. 前記制御手段は、一定間隔で生成されたパルスに基づきカウントされたカウント値に基づき前記所定のスイッチング周期を制御し、
    前記補正手段は、前記スイッチング手段のオン期間またはオフ期間の間、前記カウント値の増加率を前記補正値に基づき補正することにより前記スイッチング周期を補正する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の電源装置。
  5. 前記スイッチング手段がオンすると前記1次巻線に通電し、前記スイッチング手段がオフされると前記1次巻線への通電が遮断される
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の電源装置。
  6. 前記補正手段は、前記スイッチング手段がオフにスイッチングするときに前記所定のスイッチング周期を補正する
    ことを特徴とする請求項5に記載の電源装置。
  7. 前記補正手段は、前記スイッチング手段がオフ期間の間、前記所定のスイッチング周期を補正する
    ことを特徴とする請求項5に記載の電源装置。
  8. 記録媒体に画像形成を行う画像形成手段と
    請求項1乃至7のいずれか1項に記載の電源装置と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  9. 絶縁トランスを用いた電源装置の制御方法であって、
    前記絶縁トランスの1次巻線に供給する電力を制御するスイッチングステップと、
    前記スイッチングステップのオン期間とオフ期間とから構成される所定のスイッチング周期で制御する制御ステップと、
    異なる周期に属し、かつ、連続する、直前のオフ期間とオン期間との合計期間を計測する計測ステップと、
    前記合計期間と前記所定のスイッチング周期との差分に基づく補正値を生成する生成ステップと、
    前記補正値に基づき前記直前のオフ期間またはオン期間の一方を含むスイッチング周期を補正する補正ステップと
    を有することを特徴とする制御方法。
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