JP2021114738A - 記録制御装置、記録制御方法、およびプログラム - Google Patents

記録制御装置、記録制御方法、およびプログラム Download PDF

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Kohei Tarasawa
康平 多羅澤
聡一郎 姫野
Soichiro Himeno
聡一郎 姫野
智 工藤
Satoshi Kudo
智 工藤
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Abstract

【課題】駐車監視を適切に行うこと。【解決手段】記録制御装置は、車両に設置されたカメラが撮影した撮影データを取得する撮影データ取得部と、車両が駐車していることを検出する駐車検出部と、車両の駐車条件を検出する駐車条件検出部と、車両に対するイベントを検出するイベント検出部と、駐車条件検出部が検出した駐車条件に基づき、イベント検出部がイベントを検出したときに保存する撮影データの時間長を変更し、時間長を変更した撮影データを保存する記録制御部と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、記録制御装置、記録制御方法、およびプログラムに関する。
駐車監視機能を備えるドライブレコーダがある。例えば、特許文献1には、予め登録された位置情報に基づいて、駐車監視を行か否かを判定する技術が開示されている。
特開2017−195755号公報
ドライブレコーダの駐車監視機能で記録対象となるイベントは、他車両の接触および衝突などに加えて、車上荒らしなども含む。このため、駐車監視機能では、加速度センサによるイベント検出に加えて、動体検出によるイベント検出も行われる。この場合、他車両の接触、衝突に加えて、車上荒らしなどのイベントに対し、イベント発生時点近傍の映像を記録することができる。しかしながら、車上荒らしは、下見が行われることもあり、イベント発生前の下見などが行われている可能性のある期間の映像を記録することで、イベントに対する状況把握が有用なものとなる。
本発明は、駐車監視を適切に行うことのできる、記録制御装置、記録制御方法、およびプログラムを提供する。
本発明の一態様に係る記録制御装置は、車両に設置されたカメラが撮影した撮影データを取得する撮影データ取得部と、前記車両が駐車していることを検出する駐車検出部と、前記車両の駐車条件を検出する駐車条件検出部と、前記車両に対するイベントを検出するイベント検出部と、前記駐車条件検出部が検出した駐車条件に基づき、前記イベント検出部がイベントを検出したときに保存する撮影データの時間長を変更し、時間長を変更した撮影データを保存する記録制御部と、を備える。
本発明の一態様に係る記録制御方法は、車両に設置されたカメラが撮影した撮影データを取得する撮影データ取得ステップと、前記車両が駐車していることを検出する駐車検出ステップと、前記車両の駐車条件を検出する駐車条件検出ステップと、前記車両に対するイベントを検出するイベント検出ステップと、前記駐車条件検出ステップにおいて検出された駐車条件に基づき、前記イベント検出ステップにおいてイベントが検出されたときに保存する撮影データの時間長を変更し、時間長を変更した撮影データを保存する記録制御ステップと、を記録制御装置が実行する。
本発明の一態様に係るプログラムは、記録制御装置として動作するコンピュータに、車両に設置されたカメラが撮影した撮影データを取得する撮影データ取得ステップと、前記車両が駐車していることを検出する駐車検出ステップと、前記車両の駐車条件を検出する駐車条件検出ステップと、前記車両に対するイベントを検出するイベント検出ステップと、前記駐車条件検出ステップにおいて検出された駐車条件に基づき、前記イベント検出ステップにおいてイベントが検出されたときに保存する撮影データの時間長を変更し、時間長を変更した撮影データを保存する記録制御ステップと、を実行させる。
本発明によれば、駐車監視を適切に行うことができる。
図1は、各実施形態に係る記録装置の構成の一例を示すブロック図である。 図2は、第一実施形態に係る記録制御装置の処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図3は、第一実施形態に係る通常期間のイベント記録データを保存する方法の一例を説明するための図である。 図4は、第一実施形態に係る通常期間のイベント記録データを保存する方法の一例を説明するための図である。 図5は、第一実施形態に係る通常期間よりも長い期間のイベント記録データを保存する方法の一例を説明するための図である。 図6は、第一実施形態に係る通常期間よりも長い期間のイベント記録データを保存する方法の一例を説明するための図である。 図7は、第一実施形態に係る通常期間よりも長い期間のイベント記録データを保存する方法の一例を説明するための図である。 図8は、第一実施形態に係る通常期間よりも長い期間のイベント記録データを保存する方法を説明するための図である。 図9は、第二実施形態に係る記録制御装置の処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図10は、第三実施形態に係る記録制御装置の処理の流れの一例を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照して、本発明に係る実施形態を詳細に説明する。なお、この実施形態により本発明が限定されるものではなく、また、実施形態が複数ある場合には、各実施形態を組み合わせて構成するものも含む。また、以下の実施形態において、同一の部位には同一の符号を付することにより重複する説明を省略する。
図1を用いて、各実施形態に係る記録装置の構成について説明する。図1は、各実施形態に係る記録装置の構成の一例を示すブロック図である。
図1に示すように、記録装置1は、撮像部10と、記録部20と、操作部30と、表示部40と、センサ50と、GNSS(Global Navigation Satellite System)信号受信部60と、CAN(Controller Area Network)インターフェース部70と、制御部(記録制御装置)100とを備える。記録装置1は、車両に搭載される。記録装置1は、他車両の接触および衝突などに基づく衝撃をイベントとして検出し、イベントの発生時点を含む撮影データをイベント記録データとして保存する。記録装置1は、車両の停車中における動体検出結果に基づいて車上荒らしなどのイベントを検出し、イベントの発生時点を含む撮影データをイベント記録データとして保存する。
撮像部10は、車両の周辺を撮影する。撮像部10は、例えば、車両の周囲を撮像する。撮像部10は、例えば、車室内に前方を向いて配置された前方カメラ、および後方を向いて配置された後方カメラで構成されてよい。撮像部10は、例えば、車室内に配置された全周囲カメラで構成されてよい。撮像部10は、車両の車室外の前後左右に配置された俯瞰映像用カメラで構成されてよい。撮像部10は、前方カメラ、後方カメラ、全周囲カメラ、俯瞰映像用カメラの組み合わせで構成されてよい。撮像部10は、車両の周辺を撮影した撮影データを制御部100の撮影データ取得部120に出力する。
記録部20は、各種のデータを記録する。記録部20は、例えば、撮影データがファイル化されたループ記録データを記録する。記録部20は、例えば、イベントが検出されたときに記録されるイベント記録データを記録する。記録部20は、例えば、イベント検出時を含む前後のループ記録データを上書き禁止の記録データとして記録する。記録部20は、例えば、人物を判定するための辞書データを記憶している。記録部20は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)などの半導体メモリ素子、またはハードディスク、ソリッドステートドライブなどの記憶装置で実現することができる。記録部20は、複数の異なるメモリなどで構成されてもよい。
操作部30は、記録装置1に対する種々の操作を受け付ける。種々の操作には、イベント記録データの再生の開始、イベント記録データの保存の開始などの操作が含まれる。操作部30は、受け付けた操作に応じた操作信号を操作制御部125に出力する。操作部30は、例えば、物理的なスイッチや、表示部40に設けられたタッチパネルで実現することができる。
表示部40は、種々の映像を表示する。表示部40は、例えば、記録部20が記録しているイベント記録データを表示する。表示部40は、例えば、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)または有機EL(Organic Electro-Luminescence)ディスプレイなどを含むディスプレイである。
センサ50は、例えば、加速度を検出する加速度センサである。センサ50は、例えば、駐車中に車両に加わった加速度を検出する。センサ50は、例えば、3軸加速度センサで実現することができる。センサ50は、検出した加速度に関する加速度情報をイベント検出部127に出力する。
GNSS信号受信部60は、GNSS衛星からのGNSS信号を受信するGNSS受信機などで構成される。GNSS信号受信部60は、受信したGNSS信号を位置情報取得部128に出力する。
CANインターフェース部70は、CANを介して各種の車両情報を取得するためのインターフェースである。車両情報は、例えば、車両が駐車しているか否かに関する情報を含む。CANインターフェース部70は、取得した車両情報を駐車検出部129に出力する。
制御部100は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、図示しない記憶部に記憶されたプログラム(例えば、本発明に係るプログラム)がRAM等を作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部100は、コントローラ(Controller)であり、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現されてもよい。
制御部100は、撮影データ取得部120と、バッファメモリ121と、撮影データ処理部122と、記録制御部123と、再生制御部124と、操作制御部125と、表示制御部126と、イベント検出部127と、位置情報取得部128と、駐車検出部129とを備える。図1においては、制御部100で実現される各部は、理解を容易にするために、バス110を介して互いに接続されているように記載する。
撮影データ取得部120は、外部から各種の撮影データを取得する。撮影データ取得部120は、例えば、撮像部10から車両の周辺を撮影した撮影データを取得する。撮影データ取得部120は、取得した撮影データ、バッファメモリ121および表示制御部126などに出力する。撮影データ取得部120は、撮影データに加えて、撮像部10または他の位置に配置された図示しないマイクロフォンが取得した音声データを含んだ撮影データを取得してもよい。
バッファメモリ121は、撮影データ取得部120が取得した撮影データを一時的に記憶する内部メモリである。具体的には、バッファメモリ121は、撮影データ取得部120が取得した一定時間分の撮影データを更新しながら一時的に記憶する。
撮影データ処理部122は、バッファメモリ121が一時的に記憶している撮影データに対して種々の処理を実行する。撮影データ処理部122は、バッファメモリ121が一時的に記憶している撮影データを、例えば、MP4形式などの任意のファイル形式に変換する。撮影データ処理部122は、例えば、バッファメモリ121が一時的に記憶している撮影データから、一定時間分のデータファイルとした撮影データを生成する。具体的には、撮影データ処理部122は、バッファメモリ121が一時的に記憶している撮影データから、60秒間の撮影データをデータファイルとして生成する。撮影データ処理部122は、生成した撮影データを記録制御部123へ出力する。また、撮影データ処理部122は、生成した撮影データを表示制御部126へ出力する。データファイルとして生成される撮影データの期間は、一例として60秒としたが、これには限定されない。
記録制御部123は、種々のデータを記録部20に保存する。記録制御部123は、例えば、撮影データ処理部122でファイル化された撮影データを、ループ記録データとして記録部20に記録させる制御を行う。記録制御部123は、例えば、イベント検出部127がイベントを検出した場合、そのイベントが検出された時点を含む撮影データをイベント記録データとして記録部20に保存する。記録制御部123は、駐車条件に基づき、イベント検出部127がイベントを検出したときに保存する撮影データの時間長を変更して保存する。
再生制御部124は、記録部20に記録されている種々のデータを再生する。再生制御部124は、例えば、記録部20にデータファイルとして記録されている撮影データなどを再生する。再生制御部124は、例えば、記録部20に保存されているイベント記録データを再生する。再生制御部124は、操作制御部125から出力された操作部30の操作に応じた制御信号に従って、任意の撮影データを再生する。
操作制御部125は、操作部30からユーザなどから受け付けた操作に関する操作信号を受け付ける。操作制御部125は、例えば、撮影データおよびイベント記録データの再生の開始、撮影データの記録の開始などの操作に関する操作信号を受け付ける。操作制御部125は、受け付けた操作信号に応じた制御信号を記録制御部123又は再生制御部124に出力する。この場合、記録制御部123及び再生制御部124は、制御信号に従って、動作を実行する。
表示制御部126は、種々の映像を表示部40に表示する。表示制御部126は、例えば、再生制御部124によって再生された撮影データ及びイベント記録データを表示部40に表示する。具体的には、表示制御部126は、表示部40に映像信号を出力することで、表示部40に映像を表示する。表示制御部126は、例えば、記録部20に記録されている撮影データ及びイベント記録データに関する映像信号を表示部40に出力することで、表示部40に撮影データを表示する。
イベント検出部127は、車両に発生したイベントを検出する。イベント検出部127は、センサ50が検出した加速度に基づいて、車両に発生したイベントを検出する。具体的には、イベント検出部127は、センサ50が所定値以上の加速度を検出したとき、検出した加速度をイベントとして検出する。
イベント検出部127は、撮影データ取得部120が取得した撮影データから動体を検出し、動体の検出結果に基づいて、イベントを検出してもよい。この場合、イベント検出部127は、撮影データ取得部120が取得した撮影データから動体の有無を検出する。イベント検出部127は、例えば、撮影データにおけるピクセル単位又は数ピクセル四方のブロック単位での、輝度や色情報がフレーム毎に変化している領域を検出する。この場合、イベント検出部127は、所定以上の広さの領域に時間的変化が検出された場合に動体が検出されたと判定する。イベント検出部127は、動体が検出されたと判定した場合に、動体の検出結果をイベントとして検出する。なお、イベント検出部127が動体を検出する方法はこれに限定されず、周知の方法を用いて動体を検出してもよい。また、検出対象の動体は、例えば、撮影データに基づく画像における30%以上の面積を有する動体としてもよい。
イベント検出部127は、撮影データ取得部120が取得した撮影データから人物を検出し、人物の検出結果に基づいて、イベントを検出してもよい。この場合、イベント検出部127は、撮影データ取得部120が取得した撮影データから人物の有無を検出する。イベント検出部127は、例えば、撮影データをフレーム毎に走査して、人物検出辞書を参照しながら、所定以上の大きさの人物が検出された場合に人物が検出されたと判定する。イベント検出部127は、人物が検出されたと判定した場合に、人物の検出結果をイベントとして検出する。なお、イベント検出部127が人物を検出する方法はこれに限定されず、周知の方法を用いて人物を検出してもよい。
位置情報取得部128は、GNSS信号受信部60からGNSS信号を受け付ける。位置情報取得部128は、GNSS信号に基づいて、現在位置情報を算出する。
駐車検出部129は、車両が駐車したことを検出する。駐車検出部129は、例えば、CANインターフェース部70から車両情報を取得する。駐車検出部129は、車両情報から車両のエンジンなどの動力がオフとなったこと、アクセサリ電源がオフとなったこと、パーキングギヤが選択されたこと、サイドブレーキが動作したこと、車両の現在位置が駐車場を示していることなどの条件を検出する。駐車検出部129は、種々の条件の組み合わせを検出してもよい。駐車検出部129は、検出した条件に基づいて、車両が駐車したことを検出する。
駐車条件検出部130は、車両が駐車したことを駐車検出部129が検出した場合に、車両の駐車条件を検出する。駐車条件検出部130は、車両の駐車条件が、突発的なイベントが発生しやすい条件であるか、計画的なイベントが発生しやすい条件であるかを検出する。突発的なイベントは、例えば、車両同士の接触及び衝突などのイベントを含む。計画的なイベントは、例えば、車上荒らしなどのイベントを含む。
駐車条件検出部130は、例えば、駐車位置に基づいて、車両の駐車条件を検出する。駐車条件検出部130は、突発的なイベントが発生しやすい条件であることを、車両の駐車位置が比較的短時間(例えば、数分から数十分)の駐車をする位置であることを条件に検出する。比較的短時間の駐車をする位置は、例えば、買い物などで利用する店舗の駐車場、公共施設の駐車場、時間貸し駐車場などを含む。駐車条件検出部130は、計画的なイベントが発生しやすい条件であることを、車両の駐車位置が比較的長時間(例えば、数時間)の駐車をする位置であることを条件に検出する。比較的長時間の駐車をする位置は、例えば、自宅の駐車場、月極めの賃貸駐車場などを含む。
駐車条件検出部130は、例えば、車両を駐車する時間帯に基づいて、車両の駐車条件を検出する。駐車条件検出部130は、突発的なイベントが発生しやすい条件であることを、車両を駐車する時間帯が昼間であることを条件に検出する。駐車条件検出部130は、計画的なイベントが発生しやすい条件であることを、車両を駐車する時間帯が夜間であることを条件に検出する。
駐車条件検出部130は、例えば、車両を駐車する位置の周辺の明るさに基づいて、車両の駐車条件を検出する。駐車条件検出部130は、突発的なイベントが発生しやすい条件であることを、駐車をする位置の周辺の輝度が所定以上であることを条件に検出する。駐車条件検出部130は、計画的なイベントが発生しやすい条件であることを、駐車をする位置の周辺の輝度が所定未満であることを条件に検出する。
駐車条件検出部130は、駐車位置を、駐車をする時間帯と、駐車位置の周辺の明るさとの組み合わせに基づいて、駐車条件を検出してもよい。
[記録制御装置の処理]
図2を用いて、第一実施形態に係る記録制御装置の処理について説明する。図2は、第一実施形態に係る記録制御装置の処理の流れの一例を示すフローチャートである。
制御部100は、駐車監視が開始されると、車両の駐車位置が突発的なイベントが発生しやすい位置であるか否かを判定する。突発的なイベントが発生しやすい位置であるか否かの例としては、短時間駐車する位置であるか否かを判定する(ステップS10)。具体的には、駐車条件検出部130は、駐車位置の位置情報に基づいて、車両の駐車位置が短時間駐車する位置であるか否かを判定する。駐車位置が短時間駐車する位置であると判定された場合(ステップS10;Yes)、ステップS11に進む。一方、車両の駐車位置が短時間駐車する位置でないと判定された場合(ステップS10;No)、ステップS14に進む。
ステップS10でYesと判定された場合、制御部100は、イベントが検出されたか否かを判定する(ステップS11)。具体的には、イベント検出部127は、車両に所定以上の加速度が加わった場合や、車両の周囲で動体が検出された場合にイベントが検出されたと判定する。イベントが検出されたと判定された場合(ステップS11;Yes)、ステップS12に進む。一方、イベントが検出されていないと判定された場合(ステップS11;No)、ステップS13に進む。
ステップS11でYesと判定された場合、制御部100は、通常期間の撮影データをイベント記録データとして保存する(ステップS12)。具体的には、記録制御部123は、通常期間の撮影データをイベント記録データとして記録部20に保存する。
図3および図4を用いて、通常期間の撮影データをイベント記録データとして保存する方法について説明する。
図3においては、記録制御部123は、撮影データD1から撮影データD7のようにファイル化された撮影データをループ記録データとして記録部20に記録する。記録制御部123は、イベント検出部127がタイミングt0でイベントを検出した場合に、通常期間としてその前後の(t0−t1)から(t0+t1)までの期間のループ記録データをイベント記録データとして記録部20に保存する。時間t1に特に制限はないが、例えば、30秒である。この場合、記録制御部123は、イベント検出部127がイベントを検出したタイミングt0の前後の30秒間の撮影データをイベント記録データID1として記録部20に保存する。この場合のイベント記録データは、例えば、記録部20におけるイベント記録用フォルダに保存される。
図4においては、記録制御部123は、ファイル化された撮影データに対して上書きの禁止を示す上書き禁止フラグFを設定することで、撮影データをイベント記録データとして保存する。記録制御部123は、例えば、イベント検出部127がタイミングt0でイベントを検出した場合に、タイミングt0を含む撮影データD4に対して上書き禁止フラグFを設定することで、撮影データD4をイベント記録データとして保存する。
再び図2を参照する。制御部100は、駐車監視が終了したか否かを判定する(ステップS13)。具体的には、操作制御部125が駐車監視を終了させる旨の信号を操作部30から受けた場合は、駐車検出部129が車両のエンジンの動作を検出した場合に駐車監視が終了したと判定される。駐車監視が終了したと判定された場合(ステップS13;Yes)、図2の処理を終了する。一方、駐車監視が終了していないと判定された場合(ステップS13;No)、ステップS11に進む。
ステップS10でNoと判定された場合、制御部100は、イベントが検出されたか否かを判定する(ステップS14)。ステップS14の処理は、ステップS11の処理と同一の処理なので、説明を省略する。イベントが検出されたと判定された場合(ステップS14;Yes)、ステップS15に進む。一方、イベントが検出されていないと判定された場合(ステップS14;No)、ステップS16に進む。
ステップS14でYesと判定された場合、制御部100は、通常期間より長い期間の撮影データをイベント記録データとして保存する(ステップS15)。具体的には、記録制御部123は、通常期間より長い期間の撮影データをイベント記録データとして記録部20に保存する。図5、図6、図7および図8を用いて、通常期間よりも長い期間の撮影データを保存する方法について説明する。
図5においては、記録制御部123は、イベント検出部127がタイミングt0でイベントを検出した場合に、その前後の(t0−t2)から(t0+t2)までの期間のループ記録データをイベント記録データとして記録部20に保存する。時間t2は、通常期間のイベント記録データを保存する際における時間t1よりも長く、例えば、120秒である。この場合、記録制御部123は、イベント検出部127がイベントを検出したタイミングt0の前後の120秒間の撮影データをイベント記録データID2として記録部20に保存する。
図6に示すように、イベント記録データにおいて、イベントが検出されたタイミングt0の前後の時間が異なっていてもよい。記録制御部123は、例えば、車上荒らしなどをイベントとして検出する場合には、検出されたイベントが車上荒らしである場合に、下見などが行われている可能性のある期間である、イベント検出時の前の時間をイベント検出時の後の時間よりも長くなるようにイベント記録データを記録部20に保存してもよい。記録制御部123は、イベント検出部127がタイミングt0でイベントを検出した場合に、その前後の(t0−t3)から(t0+t4)までの期間のループ記録データをイベント記録データとして記録部20に保存する。時間t3は、例えば、120秒である。時間t4は、例えば、30秒である。この場合、記録制御部123は、イベント検出部127がイベントを検出したタイミングt0の前の120秒間と、後の30秒間の撮影データをイベント記録データID3として記録部20に保存する。
図7においては、記録制御部123は、ファイル化された撮影データに対して上書きの禁止を示す上書き禁止フラグFを設定することで、撮影データをイベント記録データとして保存する。記録制御部123は、例えば、イベント検出部127がタイミングt0でイベントを検出した場合に、タイミングt0を含む撮影データD4に加えて、撮影データD2、撮影データD3および撮影データD5の4つのデータファイルに対して上書き禁止フラグFを設定することで、撮影データD2から撮影データD5をイベント記録データとして保存する。また、イベント検出時の前の時間がイベント検出時の後の時間よりも長くなるように上書き禁止フラグFが設定されることとしてもよい。
図8においては、記録制御部123は、イベント検出部127がタイミングt0でイベントを検出した場合に、その前後の(t0−t5)から(t0+t5)までの期間のループ記録データをイベント記録データとして記録部20に保存する。時間t5は特に制限はないが、例えば、通常期間のイベント記録データを保存する際における時間t1と同じ時間であってよい。すなわち、時間t5は、例えば、30秒であってよい。この場合、記録制御部123は、イベント検出部127がイベントを検出したタイミングt0の前後の30秒間の撮影データをイベント記録データID4として記録部20に保存する。図8に示す例の場合、記録制御部123は、イベント記録データID4の直前の撮影データD2と撮影データD3とに対し、上書き禁止フラグFを設定することで、イベント記録データID4に加えて、撮影データD2と撮影データD3をイベント記録データとして保存する。これにより、イベント検出時の前の時間がイベント検出時の後の時間よりも長くなるように上書き禁止フラグFが設定されるので、イベントとして車上荒らし等が検出される前の期間が長い撮影データをイベント記録データとして保存することができる。
再び図2を参照する。制御部100は、駐車監視が終了したか否かを判定する(ステップS16)。ステップS16の処理は、ステップS13の処理と同一なので、説明を省略する。駐車監視が終了したと判定された場合(ステップS16;Yes)、図2の処理を終了する。一方、駐車監視が終了していないと判定された場合(ステップS16;No)、ステップS14に進む。
上述のとおり、第一実施形態は、車両の駐車位置が、突発的なイベントが発生しやすい位置であるか否か、具体的には、駐車位置が短時間駐車する位置であるか否かに応じて、撮影データを記録する時間を変更する。第一実施形態は、短時間駐車する位置でイベントが検出された場合には、通常期間の撮影データをイベント記録データとして保存する。第一実施形態は、長時間駐車する位置でイベントが検出された場合には、通常期間よりも長い期間の撮影データをイベント記録データとして保存する。これにより、第一実施形態は、検出されたイベントが突発的なイベントではない車上荒らしである場合に、下見などが行われている可能性のある期間も含む撮影データをイベント記録データとして保存することができるので、適切に駐車監視を行うことができる。
[第二実施形態の処理]
図9を用いて、第二実施形態に係る記録制御装置の処理について説明する。図9は、第二実施形態に係る記録制御装置の処理の流れの一例を示すフローチャートである。第二実施形態に係る記録制御装置の構成は、第一実施形態に係る記録制御装置と同一であるので、説明を省略する。
ステップS21からステップS26の処理は、ぞれぞれ、図2に図示のステップS11からステップS16の処理と同一なので、説明を省略する。図9に示す処理は、車両の駐車条件を判定する処理が、図2に示す処理と異なっている。
制御部100は、駐車監視が開始されると、車両の駐車時間が突発的なイベントが発生しやすい時間帯であるか否かを判定する。突発的なイベントが発生しやすい時間帯であるか否かの例としては、夜間であるか否かを判定する(ステップS20)。具体的には、駐車条件検出部130は、現在の時刻に基づいて、駐車時間が夜間であるか否かを判定する。駐車条件検出部130は現在の時刻を測定できる機能を有していてもよいし、外部から現在時刻を取得してもよい。駐車位置が夜間でないと判定された場合(ステップS20;No)、ステップS21に進む。一方、駐車時間が夜間であると判定された場合(ステップS20;Yes)、ステップS24に進む。
上述のとおり、第二実施形態は、駐車時間が夜間であるか否かに応じて、撮影データをイベント記録データとして保存する時間を変更する。第二実施形態は、昼間に駐車している時にイベントが検出された場合には、通常期間の撮影データをイベント記録データとして保存する。第二実施形態は、夜間に駐車している時にイベントが検出された場合には、通常期間よりも長い期間の撮影データをイベント記録データとして保存する。これにより、第二実施形態は、検出されたイベントが突発的なイベントではない車上荒らしである場合に、下見などが行われている可能性のある期間も含む撮影データをイベント記録データとして保存することができるので、適切に駐車監視を行うことができる。
[第三実施形態の処理]
図10を用いて、第三実施形態に係る記録制御装置の処理について説明する。図10は、第三実施形態に係る記録制御装置の処理の流れの一例を示すフローチャートである。第三実施形態に係る記録制御装置の構成は、第一実施形態に係る記録制御装置と同一であるので、説明を省略する。
ステップS31からステップS36の処理は、ぞれぞれ、図2に図示のステップS11からステップS16の処理と同一なので、説明を省略する。図10に示す処理は、車両の駐車条件を判定する処理が、図2に示す処理と異なっている。
制御部100は、駐車監視が開始されると、車両の駐車位置の周辺の輝度が突発的なイベントが発生しやすいような輝度であるか否かを判定する。突発的なイベントが発生しやすいような輝度であるか否かの例としては、輝度が所定以上であるか否かを判定する(ステップS30)。具体的には、駐車条件検出部130は、車両に設けられた周囲の明るさを検出する輝度センサによる輝度の検出結果に基づいて、駐車位置の周辺の輝度が所定以上である否かを検出する。周辺の輝度が所定以上であると判定された場合(ステップS30;Yes)、ステップS31に進む。一方、周辺の輝度が所定以上でないと判定された場合(ステップS30;No)、ステップS34に進む。
上述のとおり、第三実施形態は、車両の駐車位置の周辺の輝度が、突発的なイベントが発生しやすい輝度であるか否か、具体的には、車両の駐車位置の周辺の輝度が所定以上の輝度であるか否かに応じて、撮影データを記録する時間を変更する。第三実施形態は、輝度が所定以上の位置に駐車している時にイベントが検出された場合には、通常期間の撮影データをイベント記録データとして保存する。第三実施形態は、輝度が所定未満の位置に駐車している時にイベントが検出された場合には、通常期間よりも長い期間の撮影データをイベント記録データとして保存する。これにより、第三実施形態は、検出されたイベントが突発的なイベントではない車上荒らしである場合に、下見などが行われている可能性のある期間も含む撮影データをイベント記録データとして保存することができるので、適切に駐車監視を行うことができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、これら実施形態の内容により本発明の技術的範囲が限定されるものではない。また、前述した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。さらに、前述した構成要素は適宜組み合わせることが可能である。さらに、前述した実施形態の要旨を逸脱しない範囲で構成要素の種々の省略、置換又は変更を行うことができる。
1 記録装置
10 撮像部
20 記録部
30 操作部
40 表示部
50 センサ
60 GNSS信号受信部
70 CANインターフェース部
100 制御部(記録制御装置)
110 バス
120 撮影データ取得部
121 バッファメモリ
122 撮影データ処理部
123 記録制御部
124 再生制御部
125 操作制御部
126 表示制御部
127 イベント検出部
128 位置情報取得部
129 駐車検出部
130 駐車条件検出部

Claims (7)

  1. 車両に設置されたカメラが撮影した撮影データを取得する撮影データ取得部と、
    前記車両が駐車していることを検出する駐車検出部と、
    前記車両の駐車条件を検出する駐車条件検出部と、
    前記車両に対するイベントを検出するイベント検出部と、
    前記駐車条件検出部が検出した駐車条件に基づき、前記イベント検出部がイベントを検出したときに保存する撮影データの時間長を変更し、時間長を変更した撮影データを保存する記録制御部と、
    を備える、記録制御装置。
  2. 前記駐車条件検出部は、前記車両の駐車条件が、突発的なイベントが発生しやすい条件であるか、計画的なイベントが発生しやすい条件であるかを検出し、
    前記記録制御部は、前記車両の駐車条件が計画的なイベントが発生しやすい条件である場合は、突発的なイベントが発生しやすい条件である場合に比べて、保存する撮影データの時間長を長くする、
    請求項1に記載の記録制御装置。
  3. 前記駐車条件検出部は、突発的なイベントが発生しやすい条件として前記車両の駐車条件である駐車位置が短時間駐車する駐車位置であることを検出し、計画的なイベントが発生しやすい条件として前記車両の駐車条件である駐車位置が長時間駐車する駐車位置であることを検出する、
    請求項2に記載の記録制御装置。
  4. 前記駐車条件検出部は、突発的なイベントが発生しやすい条件として前記車両の駐車条件である駐車時間が昼間であることを検出し、計画的なイベントが発生しやすい条件として前記車両の駐車条件である駐車時間が夜間であることを検出する、
    請求項2または3に記載の記録制御装置。
  5. 前記記録制御部は、イベント検出時点より前の期間の時間長を長く変更する、
    請求項1から4のいずれか1項に記載の記録制御装置。
  6. 車両に設置されたカメラが撮影した撮影データを取得する撮影データ取得ステップと、
    前記車両が駐車していることを検出する駐車検出ステップと、
    前記車両の駐車条件を検出する駐車条件検出ステップと、
    前記車両に対するイベントを検出するイベント検出ステップと、
    前記駐車条件検出ステップにおいて検出された駐車条件に基づき、前記イベント検出ステップにおいてイベントが検出されたときに保存する撮影データの時間長を変更し、時間長を変更した撮影データを保存する記録制御ステップと、
    を記録制御装置が実行する記録制御方法。
  7. 記録制御装置として動作するコンピュータに、
    車両に設置されたカメラが撮影した撮影データを取得する撮影データ取得ステップと、
    前記車両が駐車していることを検出する駐車検出ステップと、
    前記車両の駐車条件を検出する駐車条件検出ステップと、
    前記車両に対するイベントを検出するイベント検出ステップと、
    前記駐車条件検出ステップにおいて検出された駐車条件に基づき、前記イベント検出ステップにおいてイベントが検出されたときに保存する撮影データの時間長を変更し、時間長を変更した撮影データを保存する記録制御ステップと、
    を実行させるプログラム。
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