JP2021114730A - スピーカシステム及び音声出力制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザが状況に適した形態で音声を聴取することが可能なスピーカシステムを提供する。【解決手段】本体部2は、ユーザの耳の周囲に装着可能なように形成されている。音声信号入力部104は、音声信号を入力する。スピーカ部4は、本体部2に配置されており、音声信号に対応する音声を出力する。本体部2と接続されており、音声信号に対応する音声を出力する。検出部106は、イヤホン部10が利用されているか否かの状態を検出する。出力制御部110は、イヤホン部10が非利用状態である場合に音声信号がスピーカ部4に出力されるように制御を行う。一方、出力制御部110は、イヤホン部10が利用状態である場合に音声信号がイヤホン部10に出力されるように制御を行う。【選択図】図3
Description
本発明は、スピーカシステム及び音声出力制御方法に関する。
ユーザの首に掛けられる等によってユーザの体に装着され、ユーザの耳を塞がないで音を出力するウェアラブルスピーカシステムが開発されている。この技術に関連し、特許文献1は、低音の再生によってより高い臨場感が得られるウェアラブルスピーカシステムを開示している。特許文献1にかかるウェアラブルスピーカシステムは、第1端および第2端を有する首掛け部と、第1端に接続される第1スピーカユニットと、第2端に接続される第2スピーカユニットと、パッシブラジエータとを備える。
ウェアラブルスピーカであっても、周囲への音漏れがある。したがって、ウェアラブルスピーカの利用中に、イヤホンを用いて周囲への音漏れなく音声を聴取したい場合がある。また、イヤホンを用いた音声の聴取中に、車両や自転車の運転を要する状態となっても、継続して音声を聴取したい場合がある。したがって、状況に適した形態で音声を聴取することが望まれる。一方、特許文献1にかかる技術においては、周囲への音漏れがある状態で音声を聴取するので、ユーザが状況に適した形態で音声を聴取することができないおそれがある。
上記課題に鑑み、本発明は、ユーザが状況に適した形態で音声を聴取することが可能なスピーカシステム及び音声出力制御方法を提供することを目的とする。
そこで、本発明は、ユーザの耳の周囲に装着可能な本体部と、音声信号を入力する音声信号入力部と、前記本体部に配置され、前記音声信号に対応する音声を出力するスピーカ部と、前記本体部に接続され、前記音声信号に対応する音声を出力するイヤホン部と、前記イヤホン部が利用されているか否かの状態を検出する検出部と、前記イヤホン部が利用されていない非利用状態である場合に前記音声信号が前記スピーカ部に出力されるように制御を行い、前記イヤホン部が利用されている利用状態である場合に前記音声信号が前記イヤホン部に出力されるように制御を行う出力制御部と、前記出力制御部の制御に応じて、前記スピーカ部又は前記イヤホン部に前記音声信号を出力する出力部と、を有するスピーカシステムを提供する。
また、本発明は、音声信号を入力し、ユーザの耳の周囲に装着可能なスピーカシステムの本体部に接続され前記音声信号に対応する音声を出力するイヤホン部が利用されているか否かの状態を検出し、前記イヤホン部が利用されていない非利用状態である場合に、前記本体部に配置され前記音声信号に対応する音声を出力するスピーカ部に前記音声信号が出力されるように制御を行い、前記イヤホン部が利用されている利用状態である場合に、前記音声信号が前記イヤホン部に出力されるように制御を行う、音声出力制御方法を提供する。
本発明によれば、ユーザが状況に適した形態で音声を聴取することが可能なスピーカシステム及び音声出力制御方法を提供することができる。
(実施の形態1)
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、実質的に同じ構成要素には、同じ符号が付される。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、実質的に同じ構成要素には、同じ符号が付される。
図1及び図2は、実施の形態1にかかるスピーカシステム1の外観を示す図である。スピーカシステム1は、ユーザの体に装着されるウェアラブルスピーカシステムである。スピーカシステム1は、本体部2と、スピーカ部4(4R,4L)と、イヤホン部10(10R,10L)とを有する。図1は、イヤホン部10が本体部2に格納された状態のスピーカシステム1を示し、図2は、イヤホン部10が本体部2に格納されていない状態のスピーカシステム1を示す。
スピーカ部4及びイヤホン部10は、音声を出力する。スピーカシステム1は、オーディオプレーヤ又はスマートフォン等の音声再生装置(図示せず)から受信された音源情報から音声信号を生成して、スピーカ部4又はイヤホン部10から音声信号に対応する音声を出力させる。
ここで、後述するように、本実施の形態にかかるスピーカシステム1は、イヤホン部10が利用されているか否かに応じて、スピーカ部4及びイヤホン部10のどちらから音声を出力するかを切り替えるように構成されている。これにより、例えば、スピーカシステム1を装着したユーザが車両を運転するときには、スピーカ部4から音声を出力させ、ユーザが車両を運転していないときには、イヤホン部10から音声を出力させる、といったことを実現できる。
本体部2は、ユーザの耳の周囲に装着可能なように形成されている。例えば、本体部2は、略U字形状で形成されており、ユーザの首の左右にわたって掛けられるように形成されている。この場合、スピーカシステム1は、ウェアラブルネックスピーカとして機能する。なお、本体部2は、首に掛けられるような構成に限られない。例えば、本体部2は、メガネ型のように、ユーザの頭の周囲に掛けられるような形状であってもよい。また、本体部2は、ユーザの左右の耳の近傍それぞれに装着される、2つの物理的に別個の装置であってもよい。
スピーカ部4は、本体部2に配置されており、音声信号に対応する音声を出力する。スピーカ部4Rは、本体部2において、本体部2がユーザの耳の周囲に装着されたときにユーザの右側となる位置に設けられている。したがって、本体部2がユーザの耳の周囲に装着されたとき、スピーカ部4Rは、ユーザの右耳の近傍に位置し得る。スピーカ部4Lは、本体部2において、本体部2がユーザの耳の周囲に装着されたときにユーザの左側となる位置に設けられている。したがって、本体部2がユーザの耳の周囲に装着されたとき、スピーカ部4Lは、ユーザの左耳の近傍に位置し得る。
イヤホン部10は、本体部2と接続されており、音声信号に対応する音声を出力する。イヤホン部10Rは、イヤホン本体14(14R)と、イヤーピース12(12R)とを有する。同様に、イヤホン部10Lは、イヤホン本体14(14L)と、イヤーピース12(12L)とを有する。イヤーピース12は、ユーザの耳に装着される部分である。イヤホン本体14は、音声信号を音声として出力する。
イヤホン部10は、本体部2と有線又は無線で接続されている。なお、スピーカシステム1では、本体部2が、音声再生装置とBluetooth(登録商標)等の無線で接続されるため、本体部2とイヤホン部10との接続は、有線接続であることが多い。図2に示す例では、イヤホン部10のイヤホン本体14は、本体部2とコード20を介して接続されている。すなわち、イヤホン部10Rは、本体部2とコード20Rを介して接続され、イヤホン部10Lは、本体部2とコード20Lを介して接続されている。
なお、コード20の繰り出し長さをユーザによって調整できることが好ましい。例えば、コード20は、本体部2の内部に設けられたカム等によって任意の長さで固定され得る構成が好ましい。また、例えば、本体部2の内部に設けられた自動巻き取り機等によって、コード20は、最大長まで繰り出された場合に自動的に巻き取られる構成となっていることが好ましい。
本体部2は、イヤホン部10を格納する格納部30を有する。本体部2のスピーカ部4Rの側には、イヤホン部10Rを格納するための格納部30Rが設けられている。本体部2のスピーカ部4Lの側には、イヤホン部10Lを格納するための格納部30Lが設けられている。ユーザがイヤホン部10を利用しない場合、イヤホン部10は、格納部30に格納され得る。言い換えると、イヤホン部10の少なくとも一部は、格納部30に格納可能である。また、ユーザがイヤホン部10を利用する場合、イヤホン部10は、格納部30から取り外される。言い換えると、イヤホン部10は、格納部30から取り外し可能である。
なお、イヤーピース12の破損防止等の観点から、格納部30は、イヤーピース12が外部に露出しないように、イヤホン部10を格納することが望ましい。なお、格納部30は、イヤホン本体14を収納することで、イヤーピース12が外部に露出した状態でイヤホン部10を格納してもよい。ここで、「イヤホン部10を格納する」とは、例えば、イヤホン部10の少なくとも一部(イヤーピース12等)を格納部30の内部に収納することであるが、このような構成に限られない。例えば、格納部30は、磁石等によって、イヤホン部10が露出した状態で、イヤホン部10を本体部2から離間しないように保持するように構成されてもよい。
図3は、実施の形態1にかかるスピーカシステム1の構成を示す機能ブロック図である。スピーカシステム1は、通信部102と、音声信号入力部104と、検出部106と、出力制御部110と、出力部120と、スピーカ部4(4R,4L)と、イヤホン部10(10R,10L)とを有する。出力部120は、スピーカ出力部122と、イヤホン出力部124とを有する。なお、特に明示した場合を除き、通信部102、音声信号入力部104、検出部106、出力制御部110及び出力部120は、それぞれ、本体部2及びイヤホン部10のいずれに設けられていてもよい。
通信部102は、音声再生装置と無線で無線通信を行うように構成されている。通信部102は、例えば近距離通信装置等の通信装置である。通信部102は、音声再生装置から音源情報を受信し、受信された音源情報を音声信号入力部104に出力する。音声信号入力部104は、音声信号を入力する。音声信号入力部104は、例えば集積回路などで構成されている。音声信号入力部104は、通信部102が受信した音源情報に対して、デコードやD/A(digital to analog)変換等の信号処理等を行って音源情報から音声信号を生成し、生成された音声信号を出力制御部110に出力する。音声信号入力部104は、通信部102ではなく、有線接続でデジタル信号またはアナログ信号の音源情報を取得する構成であってもよい。
検出部106は、イヤホン部10が利用されているか否かの状態を検出する。つまり、検出部106は、イヤホン部10が利用状態であるか非利用状態であるかを検出する。ここで、利用状態とは、イヤホン部10がユーザに利用されている状態である。一方、非利用状態とは、イヤホン部10がユーザに利用されていない状態である。検出部106は、検出結果を出力制御部110に出力する。なお、検出部106の詳細については後述する。
出力制御部110は、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサ及びメモリ等の記憶デバイスで実現され得る。つまり、出力制御部110は、コンピュータによって実現され得る。具体的には、出力制御部110は、記憶デバイスに記憶されたプログラムをプロセッサが実行することによって、実現され得る。
出力制御部110は、音声がスピーカ部4から出力されるかイヤホン部10から出力されるかを切り替えるための制御を行う。具体的には、出力制御部110は、イヤホン部10が非利用状態である場合に音声信号がスピーカ部4に出力されるように制御を行う。一方、出力制御部110は、イヤホン部10が利用状態である場合に音声信号がイヤホン部10に出力されるように制御を行う。
出力部120は、出力制御部110の制御に応じて、スピーカ部4又はイヤホン部10に音声信号を出力する。出力部120は、増幅器等を有し得る。スピーカ出力部122は、スピーカ部4に音声信号を出力する。イヤホン出力部124は、イヤホン部10に音声信号を出力する。つまり、出力制御部110は、イヤホン部10が非利用状態である場合に音声信号がスピーカ部4に出力されるように、スピーカ出力部122を制御する。一方、出力制御部110は、イヤホン部10が利用状態である場合に音声信号がイヤホン部10に出力されるように、イヤホン出力部124を制御する。
ここで、出力制御部110は、音声がスピーカ部4から出力されるかイヤホン部10から出力されるかを切り替える際に、切り替える前と後とで、スピーカ音量とイヤホン音量とが聴覚的に同等の音量となるような出力となるように制御を行ってもよい。なお、スピーカ音量とは、スピーカ部4から出力される音量であり、イヤホン音量とは、イヤホン部10から出力される音量である。つまり、出力制御部110は、スピーカ出力状態とイヤホン出力状態との間で切り替えを行う際に、スピーカ出力状態におけるスピーカ音量とイヤホン出力状態におけるイヤホン音量とが聴覚的に同等となるように音量を調整するための制御を行う。なお、スピーカ出力状態とは、音声信号がスピーカ部4に出力されるように制御を行う状態であり、イヤホン出力状態とは、音声信号が前記イヤホン部に出力されるように制御を行う状態である。このような構成により、スピーカ出力状態とイヤホン出力状態との間で切り替えがなされた際にユーザが聴覚的に感じる音量の変化を、低減することができる。したがって、スピーカ出力状態とイヤホン出力状態との間で切り替えを行う際に、ユーザが受ける聴覚的な違和感を低減することが可能となる。
この場合、スピーカ出力部122とイヤホン出力部124とで、別個に増幅器が設けられていることが好ましい。一般的に、スピーカ出力部122の増幅器とイヤホン出力部124の増幅器とで、必要な出力が異なるため、最大出力が異なる増幅器が用いられるためである。例えば、イヤホン出力部124は、最大出力が150mWのイヤホン用の増幅器を用い、スピーカ出力部122は、最大出力が1Wのスピーカ用の増幅器を用いる。なお、これらのスピーカ出力部122の最大出力及びイヤホン出力部124の最大出力は、上記の値に限定されない。
出力制御部110は、例えば、スピーカ出力状態とイヤホン出力状態との間で切り替えを行う際に、スピーカ音量とイヤホン音量とが聴覚的に同等となるように音量を調整するための制御を行ってもよい。出力制御部110は、例えば、スピーカ出力状態からイヤホン出力状態に切り替わる場合、ユーザがスピーカシステム1を装着した状態で、切り替え前におけるスピーカ出力部122の出力値で得られる音量と同等の音量が、ユーザがイヤホン部10を耳に装着した状態で得られるように、切り替え後におけるイヤホン出力部124の出力を制御する。また、出力制御部110は、イヤホン出力状態からスピーカ出力状態に切り替わる場合、ユーザがイヤホン部10を耳に装着した状態において、切り替え前におけるイヤホン出力部124の出力値で得られる音量と同等の音量が、ユーザがスピーカシステム1を装着した状態で得られるように、切り替え後におけるスピーカ出力部122の出力を制御する。なお、スピーカ音量とイヤホン音量とが聴覚的に同等となる出力値の制御は、イヤホン部10とスピーカ部4との各々のインピーダンスや出力音圧レベルなどに基づき、予め設定されていることが好ましい。または、ユーザが聴覚に基づいて設定することとしてもよい。
あるいは、出力制御部110は、切り替える前と後とで、スピーカ音量とイヤホン音量とが聴覚的に同等の音量となるような制御を行う必要はなく、異なる音量としてもよい。例えば、出力制御部110は、スピーカ出力状態とイヤホン出力状態との間で切り替えを行う際に、切り替え後の音量が、切り替え前の音量と聴覚的に同等の音量よりも小さくなるように、切り替え後の音量を調整するための制御を行ってもよい。そして、切り替え後、ユーザは、必要に応じて音量を調整するようにすればよい。なお、切り替え後に「聴覚的に同等となる音量」よりもどれだけ小さな音量とするかは、例えばユーザによって予め設定可能としてもよい。
具体的には、出力制御部110は、イヤホン出力状態からスピーカ出力状態に切り替えを行う際に、切り替え後に、切り替え前のイヤホン音量と聴覚的に同等となる音量よりも小さな音量となるように、スピーカ音量を調整するための制御を行う。このように、イヤホン出力状態からスピーカ出力状態に切り替えるときに、切り替え後に聴覚的に小音量となるように音量を調整することで、周囲に音声が漏れることを低減したり、周囲の状況によってユーザが音量を適切に調整したりすることができる。
また、出力制御部110は、スピーカ出力状態からイヤホン出力状態に切り替えを行う際に、切り替え後に、切り替え前のスピーカ音量と聴覚的に同等となる音量よりも小さな音量となるように、イヤホン音量を調整するための制御を行う。このように、スピーカ出力状態からイヤホン出力状態に切り替えるときに、切り替え後に聴覚的に小音量となるように音量を調整することで、耳元で想定以上の音量で音声が出力されることを抑制することができる。
なお、スピーカ出力状態からイヤホン出力状態に切り替えを行う際、またはイヤホン出力状態からスピーカ出力状態に切り替える際に、切り替え後の音量を、切り替え前の音量に対して聴覚的に大きくなるようにしてもよい。
なお、当然ながら、ユーザが左右のイヤホン部10R,10Lの両方を利用している場合、イヤホン部10は利用状態であり、ユーザが左右のイヤホン部10R,10Lを両方とも利用していない場合、イヤホン部10は非利用状態である。一方、ユーザがイヤホン部10R,10Lの片方のみを利用したいケースも考えられる。例えば、一方の耳で音声再生装置による音声を聴取し、他方の耳で周囲の音を聴く場合である。したがって、ユーザがイヤホン部10R,10Lの片方のみを利用している場合については、イヤホン部10が利用状態であるとしてもよいし、非利用状態であるとしてもよい。言い換えると、イヤホン部10が利用状態となる条件は、イヤホン部10R,10Lの両方が利用されている場合としてもよいし、イヤホン部10R,10Lの少なくとも一方が利用されている場合としてもよい。イヤホン部10R,10Lの片方のみが利用されている場合にイヤホン部10が利用状態であるとするか非利用状態であるとするかは、予め設定しておいてもよいし、ユーザが設定可能としてもよい。ユーザが設定可能とする場合、例えば、ユーザは、音声再生装置を用いて設定を変更し得る。
したがって、「イヤホン部10が利用されている」とは、上記の設定に応じて、ユーザがイヤホン部10R,10Lの両方を利用している場合を意味してもよいし、ユーザがイヤホン部10R,10Lの少なくとも一方を利用している場合を意味してもよい。同様に、「イヤホン部10が利用されていない」とは、上記の設定に応じて、ユーザがイヤホン部10R,10Lを両方とも利用していない場合を意味してもよいし、ユーザがイヤホン部10R,10Lの少なくとも一方を利用していない場合を意味してもよい。
実施の形態1にかかる検出部106による、イヤホン部10が利用されているか否かの状態を検出する方法を説明する。実施の形態1では、検出部106は、イヤホン部10が格納部30に格納されているか否かを検出する。そして、イヤホン部10が格納部30に格納されている場合、出力制御部110は、イヤホン部10が非利用状態であると判断する。一方、イヤホン部10が格納部30に格納されていない場合、出力制御部110は、イヤホン部10が利用状態であると判断する。
なお、イヤホン部10R,10Lの両方の利用をイヤホン部10の利用状態の条件とした場合、出力制御部110は、イヤホン部10R,10Lの少なくとも一方が格納部30に格納されているとき、イヤホン部10が非利用状態であると判断する。一方、出力制御部110は、イヤホン部10R,10Lの両方が格納部30に格納されていないとき、イヤホン部10が利用状態であると判断する。
また、イヤホン部10R,10Lの少なくとも一方の利用をイヤホン部10の利用状態の条件とした場合、出力制御部110は、イヤホン部10R,10Lの少なくとも一方が格納部30に格納されていないとき、イヤホン部10が利用状態であると判断する。一方、出力制御部110は、イヤホン部10R,10Lの両方が格納部30に格納されているとき、イヤホン部10が非利用状態であると判断する。
ここで、検出部106は、例えば、格納部30に設けられたセンサ又はスイッチで構成されてもよい。検出部106がセンサで構成されている場合、検出部106は、センサによってイヤホン部10を感知したときに、イヤホン部10が格納部30に格納されていると検出してもよい。検出部106がスイッチで構成されている場合、検出部106は、イヤホン部10が格納部30に挿入されたためスイッチがオンとなったときに、イヤホン部10が格納部30に格納されていると検出してもよい。
また、例えば、検出部106は、本体部2の内部においてコード20の繰り出し長さを検出するように構成されていてもよい。この場合、検出部106は、コード20の繰り出し長さが予め定められた閾値L1th以下であることを検出した場合に、イヤホン部10が格納部30に格納されていると検出してもよい。また、検出部106は、コード20の巻き取り量が予め定められた閾値L2th以上であることを検出した場合に、イヤホン部10が格納部30に格納されていると検出してもよい。なお、閾値L1thは、イヤホン部10が格納部30に格納されているときの繰り出し長さよりも長い長さに設定され得る。また、閾値L2thは、イヤホン部10が格納部30に格納されているときの巻き取り量よりも短い量に設定され得る。
図4は、実施の形態1にかかるスピーカシステム1で実行される音声出力制御方法を示すフローチャートである。出力制御部110は、格納部30にイヤホン部10が格納されていることを検出部106が検出したか否かを判断する(ステップS102)。検出部106によって格納部30にイヤホン部10が格納されていることが検出された場合(S102のYES)、出力制御部110は、イヤホン部10が非利用状態であると判断する。この場合、出力制御部110は、音声信号がスピーカ部4に出力されるように制御を行う(ステップS104)。これにより、スピーカ部4に音声信号が出力され、スピーカ部4から音声が出力される。そして、処理フローはS106に進む。一方、検出部106によって格納部30にイヤホン部10が格納されていることが検出されなかった場合(S102のNO)、出力制御部110は、イヤホン部10が利用状態であると判断する。この場合、出力制御部110は、S104の処理を行わないで、処理フローはS106に進む。
ステップS106において、出力制御部110は、スピーカシステム1の電源がオフとなった又は音源情報が受信されなかった等によって、音声出力を終了するか否かを判断する。音声出力を終了する場合(S106のYES)、処理を終了する。一方、音声出力を終了しない場合(S106のNO)、処理フローはS108に進む。
ステップS108において、出力制御部110は、格納部30からイヤホン部10が取り外されたことを検出部106が検出したか否かを判断する。言い換えると、出力制御部110は、格納部30にイヤホン部10が格納されていないことを検出部106が検出したか否かを判断する。検出部106によって格納部30からイヤホン部10が取り外されたことが検出された場合(S108のYES)、出力制御部110は、イヤホン部10が利用状態であると判断する。この場合、出力制御部110は、音声信号がイヤホン部10に出力されるように制御を行う(ステップS110)。これにより、イヤホン部10に音声信号が出力され、イヤホン部10から音声が出力される。そして、処理フローはS102に戻る。一方、検出部106によって格納部30からイヤホン部10が取り外されたことが検出されなかった場合(S108のNO)、出力制御部110は、イヤホン部10が非利用状態であると判断する。この場合、出力制御部110は、S110の処理を行わないで、処理フローはS106に戻る。
実施の形態1にかかるスピーカシステム1は、上記のように構成されていることによって、イヤホン部10が利用されているか否かの状態に応じて、自動的に、スピーカ部4から音声を出力するかイヤホン部10から音声を出力するかを切り替える。これにより、ユーザが状況に適した形態で音声を聴取することが可能となる。また、検出部106が格納部30にイヤホン部10が格納されているか否かによって利用状態か非利用状態かを検出することで、簡易な構成によって、イヤホン部10が利用されているか否かを検出することができる。すなわち、イヤホン部10を利用しない場合、イヤホン部10が邪魔にならないように、格納部30を本体部2に設けてイヤホン部10を格納しておくことが望まれる。この格納部30に検出部106を設けることは、イヤホン部10に検出部106を設けることよりも簡易である。したがって、実施の形態1では、簡易な構成によって、イヤホン部10が利用されているか否かを検出することができる。
(実施の形態2)
次に、実施の形態2について説明する。実施の形態2では、イヤホン部10が利用されているか否かの状態を検出する方法が、実施の形態1と異なる。なお、実施の形態2にかかるスピーカシステム1の構成については、実施の形態1にかかるものと実質的に同様であるので、説明を省略する。
次に、実施の形態2について説明する。実施の形態2では、イヤホン部10が利用されているか否かの状態を検出する方法が、実施の形態1と異なる。なお、実施の形態2にかかるスピーカシステム1の構成については、実施の形態1にかかるものと実質的に同様であるので、説明を省略する。
実施の形態2では、検出部106は、イヤホン部10がユーザの耳に装着されているか否かを検出する。そして、イヤホン部10が耳に装着されている場合、出力制御部110は、イヤホン部10が利用状態であると判断する。一方、イヤホン部10が耳に装着されていない場合、出力制御部110は、イヤホン部10が非利用状態であると判断する。
なお、イヤホン部10R,10Lの両方の利用をイヤホン部10の利用状態の条件とした場合、出力制御部110は、イヤホン部10R,10Lの少なくとも一方が耳に装着されていないとき、イヤホン部10が非利用状態であると判断する。一方、出力制御部110は、イヤホン部10R,10Lの両方が耳に装着されているとき、イヤホン部10が利用状態であると判断する。
また、イヤホン部10R,10Lの少なくとも一方の利用をイヤホン部10の利用状態の条件とした場合、出力制御部110は、イヤホン部10R,10Lの少なくとも一方が耳に装着されているとき、イヤホン部10が利用状態であると判断する。一方、出力制御部110は、イヤホン部10R,10Lが両方とも耳に装着されていないとき、イヤホン部10が非利用状態であると判断する。
例えば、検出部106は、イヤーピース12に設けられた圧力センサで構成されてもよい。この場合、検出部106は、圧力センサによりイヤーピース12にかかる圧力を検出する。検出部106は、圧力センサによって検出された圧力が予め定められた閾値Pth以上となったときに、イヤホン部10が耳に装着されていると検出してもよい。なお、検出部106が圧力センサで構成される場合、イヤホン部10が格納部30に格納される際にイヤーピース12にかかる圧力が閾値Pth以上とならないようにすることが好ましい。例えば、格納部30は、イヤーピース12が格納部30の内壁等2に接触しないように、イヤーピース12を格納してもよい。なお、圧力センサは、圧力スイッチも含む。
また、例えば、検出部106は、イヤーピース12又はイヤーピース12の近傍に設けられた温度センサで構成されてもよい。この場合、検出部106は、温度センサによって検出された温度が予め定められた閾値Tth以上となったときに、イヤホン部10が耳に装着されていると検出してもよい。閾値Thは、人間の体温程度の温度(例えば36度)に設定され得る。なお、検出部106が温度センサで構成される場合、イヤホン部10が格納部30に格納される際にイヤーピース12の温度が閾値Tth以上とならないようにすることが好ましい。例えば、本体部2の温度が体温以上に上昇する可能性がある場合、格納部30を断熱してもよいし、イヤーピース12が外部に露出した状態としてイヤホン本体14が格納部30に格納されるようにしてもよい。また、温度センサは、例えば赤外線センサのような非接触式の温度センサであってもよいし、接触式の温度センサであってもよい。
図5は、実施の形態2にかかるスピーカシステム1で実行される音声出力制御方法を示すフローチャートである。出力制御部110は、ユーザの耳にイヤホン部10が装着されていることを検出部106が検出したか否かを判断する(ステップS202)。検出部106によってユーザの耳にイヤホン部10が装着されていることが検出された場合(S202のYES)、出力制御部110は、イヤホン部10が利用状態であると判断する。この場合、出力制御部110は、音声信号がイヤホン部10に出力されるように制御を行う(ステップS204)。これにより、イヤホン部10に音声信号が出力され、イヤホン部10から音声が出力される。そして、処理フローはS206に進む。一方、検出部106によってユーザの耳にイヤホン部10が装着されていることが検出されなかった場合(S202のNO)、出力制御部110は、イヤホン部10が非利用状態であると判断する。この場合、出力制御部110は、S204の処理を行わないで、処理フローはS206に進む。
ステップS206において、出力制御部110は、スピーカシステム1の電源がオフとなった又は音源情報が受信されなかった等によって、音声出力を終了するか否かを判断する。音声出力を終了する場合(S206のYES)、処理を終了する。一方、音声出力を終了しない場合(S206のNO)、処理フローはS208に進む。
ステップS208において、出力制御部110は、ユーザの耳からイヤホン部10が取り外されたことを検出部106が検出したか否かを判断する。言い換えると、出力制御部110は、ユーザの耳にイヤホン部10が装着されていないことを検出部106が検出したか否かを判断する。検出部106によってユーザの耳からイヤホン部10が取り外されたことが検出された場合(S208のYES)、出力制御部110は、イヤホン部10が非利用状態であると判断する。この場合、出力制御部110は、音声信号がスピーカ部4に出力されるように制御を行う(ステップS210)。これにより、スピーカ部4に音声信号が出力され、スピーカ部4から音声が出力される。そして、処理フローはS202に戻る。一方、検出部106によってユーザの耳からイヤホン部10が取り外されたことが検出されなかった場合(S208のNO)、出力制御部110は、イヤホン部10が利用状態であると判断する。この場合、出力制御部110は、S210の処理を行わないで、処理フローはS206に戻る。
実施の形態2にかかるスピーカシステム1は、上記のように構成されていることによって、イヤホン部10が利用されているか否かの状態に応じて、自動的に、スピーカ部4から音声を出力するかイヤホン部10から音声を出力するかを切り替える。これにより、実施の形態1と同様に、ユーザが状況に適した形態で音声を聴取することが可能となる。また、検出部106がユーザの耳にイヤホン部10が装着されているか否かによって利用状態か非利用状態かを検出することで、より確実に、イヤホン部10が利用されているか否かを検出することができる。すなわち、格納部30にイヤホン部10が格納されていない場合であっても、ユーザはイヤホン部10を利用していないことがあり得る。これに対して、ユーザの耳にイヤホン部10が装着されていれば、ユーザがイヤホン部10を利用している可能性は極めて高い。したがって、実施の形態2では、より確実に、イヤホン部10が利用されているか否かを検出することができる。
(変形例)
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。例えば、実施の形態1と実施の形態2とは、相互に適用可能である。つまり、実施の形態1のようにイヤホン部10が格納部30に格納されているか否かを検出する方法と、実施の形態2のようにイヤホン部10が耳に装着されているか否かを検出する方法とを、ともに行うようにしてもよい。この場合、例えば、イヤホン部10がユーザの耳に装着されておらず、かつ、イヤホン部10が格納部30に格納されていることを検出部106が検出した場合に、出力制御部110は、イヤホン部10が非利用状態であると判断してもよい。一方、イヤホン部10が格納部30に格納されておらず、かつ、イヤホン部10がユーザの耳に装着されていることを検出部106が検出した場合に、出力制御部110は、イヤホン部10が利用状態であると判断してもよい。なお、それ以外の場合については、出力制御部110は、イヤホン部10が利用状態であると判断してもよいし、非利用状態であると判断してもよい。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。例えば、実施の形態1と実施の形態2とは、相互に適用可能である。つまり、実施の形態1のようにイヤホン部10が格納部30に格納されているか否かを検出する方法と、実施の形態2のようにイヤホン部10が耳に装着されているか否かを検出する方法とを、ともに行うようにしてもよい。この場合、例えば、イヤホン部10がユーザの耳に装着されておらず、かつ、イヤホン部10が格納部30に格納されていることを検出部106が検出した場合に、出力制御部110は、イヤホン部10が非利用状態であると判断してもよい。一方、イヤホン部10が格納部30に格納されておらず、かつ、イヤホン部10がユーザの耳に装着されていることを検出部106が検出した場合に、出力制御部110は、イヤホン部10が利用状態であると判断してもよい。なお、それ以外の場合については、出力制御部110は、イヤホン部10が利用状態であると判断してもよいし、非利用状態であると判断してもよい。
あるいは、スピーカ出力状態からイヤホン出力状態に切り替える条件を、イヤホン部10が耳に装着されたことが検出された場合としてもよい。この場合、イヤホン出力状態からスピーカ出力状態に切り替える条件を、イヤホン部10が格納部30に格納されたことが検出された場合としてもよい。つまり、スピーカ出力状態からイヤホン出力状態に切り替える場合とイヤホン出力状態からスピーカ出力状態に切り替える場合とで、検出対象が異なってもよい。
また、上述したフローチャートにおける各処理の順序は、適宜、変更可能である。また、上述したフローチャートにおける各処理のうちの1つ以上は、省略され得る。例えば、図4において、S102及びS104の処理と、S108及びS110の処理とは、逆であってもよい。つまり、S108及びS110の処理を、S102及びS104の処理の前に行ってもよい。同様に、図5において、S202及びS204の処理と、S208及びS210の処理とは、逆であってもよい。また、図4のS106及び図5のS206の処理は、省略され得る。
また、プログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD−ROM(Read Only Memory)、CD−R、CD−R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(random access memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
1 スピーカシステム
2 本体部
4 スピーカ部
10 イヤホン部
12 イヤーピース
14 イヤホン本体
20 コード
30 格納部
102 通信部
104 音声信号入力部
106 検出部
110 出力制御部
120 出力部
122 スピーカ出力部
124 イヤホン出力部
2 本体部
4 スピーカ部
10 イヤホン部
12 イヤーピース
14 イヤホン本体
20 コード
30 格納部
102 通信部
104 音声信号入力部
106 検出部
110 出力制御部
120 出力部
122 スピーカ出力部
124 イヤホン出力部
Claims (8)
- ユーザの耳の周囲に装着可能な本体部と、
音声信号を入力する音声信号入力部と、
前記本体部に配置され、前記音声信号に対応する音声を出力するスピーカ部と、
前記本体部に接続され、前記音声信号に対応する音声を出力するイヤホン部と、
前記イヤホン部が利用されているか否かの状態を検出する検出部と、
前記イヤホン部が利用されていない非利用状態である場合に前記音声信号が前記スピーカ部に出力されるように制御を行い、前記イヤホン部が利用されている利用状態である場合に前記音声信号が前記イヤホン部に出力されるように制御を行う出力制御部と、
前記出力制御部の制御に応じて、前記スピーカ部又は前記イヤホン部に前記音声信号を出力する出力部と、
を有するスピーカシステム。 - 前記本体部は、
前記イヤホン部を格納するように構成された格納部
をさらに有し、
前記イヤホン部の少なくとも一部は、前記格納部に格納可能であり、前記イヤホン部は、前記格納部から取り外し可能であり、
前記検出部は、前記イヤホン部が前記格納部に格納されているか否かを検出し、
前記出力制御部は、前記イヤホン部が前記格納部に格納されている場合に前記イヤホン部が非利用状態であると判断し、前記イヤホン部が前記格納部に格納されていない場合に前記イヤホン部が利用状態であると判断する、
請求項1に記載のスピーカシステム。 - 前記検出部は、前記イヤホン部がユーザの耳に装着されているか否かを検出し、
前記出力制御部は、前記イヤホン部が耳に装着されている場合に前記イヤホン部が利用状態であると判断し、前記イヤホン部が耳に装着されていない場合に前記イヤホン部が非利用状態であると判断する、
請求項1に記載のスピーカシステム。 - 前記出力制御部は、前記音声信号が前記スピーカ部に出力されるように制御を行うスピーカ出力状態と前記音声信号が前記イヤホン部に出力されるように制御を行うイヤホン出力状態との間で切り替えを行う際に、前記スピーカ出力状態で前記スピーカ部から出力される音量と前記イヤホン出力状態で前記イヤホン部から出力される音量とが聴覚的に同等となるように、切り替え後の音量を調整するための制御を行う、
請求項1から3のいずれか1項に記載のスピーカシステム。 - 前記出力制御部は、前記音声信号が前記スピーカ部に出力されるように制御を行うスピーカ出力状態と前記音声信号が前記イヤホン部に出力されるように制御を行うイヤホン出力状態との間で切り替えを行う際に、切り替え後の音量が、切り替え前の音量と聴覚的に同等となる音量と異なる音量となるように、切り替え後の音量を調整するための制御を行う、
請求項1から3のいずれか1項に記載のスピーカシステム。 - 前記出力制御部は、前記イヤホン出力状態から前記スピーカ出力状態に切り替えを行う際に、切り替え後に、切り替え前の前記イヤホン出力状態で前記イヤホン部から出力される音量と聴覚的に同等となる音量よりも小さな音量となるように、前記スピーカ出力状態で前記スピーカ部から出力される音量を調整するための制御を行う、
請求項5に記載のスピーカシステム。 - 前記出力制御部は、前記スピーカ出力状態から前記イヤホン出力状態に切り替えを行う際に、切り替え後に、切り替え前の前記スピーカ出力状態で前記スピーカ部から出力される音量と聴覚的に同等となる音量よりも小さな音量となるように、前記イヤホン出力状態で前記イヤホン部から出力される音量を調整するための制御を行う、
請求項5又は6に記載のスピーカシステム。 - 音声信号を入力し、
ユーザの耳の周囲に装着可能なスピーカシステムの本体部に接続され前記音声信号に対応する音声を出力するイヤホン部が利用されているか否かの状態を検出し、
前記イヤホン部が利用されていない非利用状態である場合に、前記本体部に配置され前記音声信号に対応する音声を出力するスピーカ部に前記音声信号が出力されるように制御を行い、
前記イヤホン部が利用されている利用状態である場合に、前記音声信号が前記イヤホン部に出力されるように制御を行う、
音声出力制御方法。
Priority Applications (2)
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JP2020007379A JP2021114730A (ja) | 2020-01-21 | 2020-01-21 | スピーカシステム及び音声出力制御方法 |
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020007379A JP2021114730A (ja) | 2020-01-21 | 2020-01-21 | スピーカシステム及び音声出力制御方法 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2021114730A true JP2021114730A (ja) | 2021-08-05 |
Family
ID=76991790
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2020007379A Pending JP2021114730A (ja) | 2020-01-21 | 2020-01-21 | スピーカシステム及び音声出力制御方法 |
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JP (1) | JP2021114730A (ja) |
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JP2009010798A (ja) * | 2007-06-29 | 2009-01-15 | Hitachi Ltd | 携帯端末 |
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JP2012109769A (ja) * | 2010-11-17 | 2012-06-07 | Nec Casio Mobile Communications Ltd | 放音装置 |
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2020
- 2020-01-21 JP JP2020007379A patent/JP2021114730A/ja active Pending
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