JP2021114709A - 画像形成装置、画像形成方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】画像データ化された原稿の内容をユーザが確認する作業を支援する。【解決手段】画像形成装置101は、原稿を読み取って画像データを生成する読取手段と、表示部(操作部118)に前記画像データを表示する表示手段と、前記画像データに文字認識処理を実行する文字認識手段と、前記文字認識手段が前記文字認識処理を実行することにより得られた文字列からユーザにより選択された前記文字列を登録する登録手段と、を有する。前記表示手段は、前記登録手段が前記文字列を登録している状態で、前記読取手段が原稿を読み取って生成した前記画像データに含まれる前記文字列を拡大して表示する。【選択図】図5

Description

本発明は、画像形成装置、画像形成方法及びプログラムに関する。
従来、読み取り装置で原稿を読み取って画像データ化するスキャナや画像形成装置が知られている。ユーザはこれらの装置を使用して原稿を画像データ化し、ネットワーク上の共有フォルダ等の送信先に送信することができる。特許文献1には、入力された宛先情報の送信先に画像を送信する場合に、入力された宛先情報と画像から認識された宛先情報が一致しているか否かを判定し、一致していれば画像を送信することが記載されている。
特開2019−125966号公報
しかしながら特許文献1に記載の技術では、送信先のフォーマット、名称、記載内容に不備があった場合や、読み取り不備により文字認識手段が誤検知した場合、誤送信や送信不能等が発生する恐れがある。更に送信する画像に不適切な情報が含まれている場合や、適切な情報が含まれていない場合もある。このような場合、重要な情報の流出や画像の再送信、情報不足による送信先のワークフローの停止等が発生する可能性もある。従って、送信する原稿に記載されている内容が適切であるかを確認する必要がある。一方で、画像形成装置の操作画面は小さく、読み取った原稿の確認したい箇所ごとに表示させて確認する作業は非常に手間がかかる。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであって、画像データ化された原稿の内容をユーザが確認する作業を支援することを目的とする。
本発明の画像形成装置は、原稿を読み取って画像データを生成する読取手段と、表示部に前記画像データを表示する表示手段と、前記画像データに文字認識処理を実行する文字認識手段と、前記文字認識手段が前記文字認識処理を実行することにより得られた文字列からユーザにより選択された前記文字列を登録する登録手段と、を有する画像形成装置であって、前記表示手段は、前記登録手段が前記文字列を登録している状態で、前記読取手段が原稿を読み取って生成した前記画像データに含まれる前記文字列を拡大して表示することを特徴とする。
本発明によれば、画像データ化された原稿の内容をユーザが確認する作業を支援することができる。
本実施形態の画像形成システムの構成を示す図である。 本実施形態の画像形成装置のハードウェア構成を示す図である。 画像形成装置の操作画面の一例を示す図である。 確認項目の設定方法を説明する図である。 送信前プレビュー方法を説明する図である。 確認項目の設定処理を示すフローチャートである。 送信前プレビュー処理を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。
(システム構成)
図1は本実施形態に係る画像形成システム100の構成を示す図である。この画像形成システム100は、画像形成装置101と、ファイルサーバ102と、メールサーバ103と、PC(Personal Computer)104と、オンラインストレージ106とを有する。画像形成装置101と、ファイルサーバ102と、メールサーバ103と、PC104とがネットワーク107に接続されており、互いに通信可能である。またオンラインストレージ106は、インターネット105を介してネットワーク107と接続されており、画像形成装置101と互いに通信可能である。ファイルサーバ102、メールサーバ103、オンラインストレージ106は画像データの送信先の例である。
画像形成装置101は、原稿をスキャンした画像データを、ファイルサーバ102、メールサーバ103、オンラインストレージ106に送信可能である。ファイルサーバ102は、FTP、SMBプロトコルに対応したファイルサーバである。メールサーバ103は、SMTPプロトコルに対応したメールサーバである。オンラインストレージ106は、WebDAV(HTTPプロトコルを用いたファイル共有プロトコル)に対応したオンラインストレージである。PC104は、HTTPプロトコルにより画像形成装置101の設定値を参照もしくは更新可能である。ネットワーク107は、画像データが送信可能なネットワーク構成であれば、無線でアクセスポイント(不図示)に接続される構成でもよい。本実施形態における画像データとは電子データである。具体的には、画像データは画像をRAWデータ化した電子データに限らず、TIFF、JPEG等の画像フォーマットに従った電子データやPDFフォーマットに従った電子データであってもよい。
(画像形成装置101の構成)
図2は画像形成装置101のハードウェア構成を示す図である。画像形成装置101は、画像形成装置101全体の動作を制御する制御部110と、読み取り部116と、操作部118と、印刷部120とを有する。制御部110は、CPU111と、ROM112と、RAM113と、ストレージ114と、読み取り部I/F115と、操作部I/F117と、印刷部I/F119と、外部記憶I/F121と、通信部I/F123とを有する。以下、各構成部について詳細に説明する。
CPU111は、ROM112又はストレージ114に記憶された制御プログラムを読み出して、表示制御、読み取り制御、印刷制御、通信制御等の各種制御を行う。ROM112は、CPU111で実行可能な制御プログラムを格納する。またROM112は、ブートプログラムやフォントデータ等も格納する。RAM113は、CPU111の主記憶メモリ、ワークエリアとして機能し、ROM112及びストレージ114に格納された各種制御プログラムを展開するための一時記憶領域として用いられる。ストレージ114は、画像データ、印刷データ、アドレス帳、各種プログラム、及び各種設定情報を記憶する。本実施形態ではストレージ114としてフラッシュメモリを想定しているが、SSD、HDD,eMMC等の補助記憶装置を用いてもよい。
なお、画像形成装置101は、1つのCPU111が1つのメモリ(RAM113)を用いて後述するフローチャートに示す各処理を実行するものとするが、他の様態であっても構わない。例えば複数のCPU、RAM、ROM、及びストレージを協働させて後述するフローチャートに示す各処理を実行することもできる。また、ASICやFPGA等のハードウェア回路を用いて一部の処理を実行するようにしてもよい。
操作部I/F115は、操作部118とCPU111(制御部110)とを接続する。操作部118は、表示機能と入力機能とを兼ね備えたタッチパネルを含み、ユーザに対して情報を表示したり、ユーザからの入力を検出したりする。操作部118は表示部に相当する。
読み取り部I/F117は、読み取り部116とCPU111(制御部110)とを接続する。読み取り部116は、原稿上の画像を読み取って、その画像をバイナリーデータ等の画像データに変換する。読み取り部116によって生成された画像データは、CPU111の制御下で、外部装置に送信されたり、外部記憶装置122に保存されたり、記録紙に印刷されたりする。
印刷部I/F119は、印刷部120とCPU111(制御部110)とを接続する。CPU111は、印刷すべき画像データを印刷部I/F119を介して印刷部120に転送して印刷させる。印刷部120は、給紙カセット(不図示)から給送された記録紙に画像を印刷する。
外部記憶I/F121は、外部記憶装置122と制御部110(CPU111)とを接続する。CPU111は、外部記憶I/F121を介して外部記憶装置122に画像データを保存する。本実施形態では外部記憶I/F121としてUSBインタフェース、外部記憶装置122としてUSBメモリを想定しているが、SDカード等の外部記憶装置を用いてもよい。
制御部110(CPU111)は、通信部I/F123によりネットワーク107に接続される。CPU111は、通信部I/F123を介して、ファイルサーバ102に向けた画像データの送信、メールサーバ103に向けた電子メールの送信、オンラインストレージ106に向けた画像データの送信、PC104に向けた装置内部の各種設定情報の送信が可能である。またCPU111は、通信部I/F123を介してPC104から装置内部の各種設定情報の参照要求や変更要求を受信すると、ストレージ114の各種設定情報を読み出し、変更を行う。画像データの送信は、FTP、SMB、WebDAV、SMTP等のプロトコルを用いて行われる。また、各種設定情報のPC104への送信や、PC104からの各種設定情報の変更の受信は、HTTPを処理するWebサーバアプリケーションが行う。
(画像形成装置101の操作画面)
図3は、本実施形態に係る画像形成装置101の操作部118のタッチパネルに表示されるホーム画面300の一例を示す図である。ホーム画面300は、画像形成装置101の起動直後に表示される画面であり、画像形成装置101の各機能の実行が指示される。ホーム画面300には、コピーボタン、スキャンボタン301、ファクスボタン、メニューボタン、アドレス帳ボタン302、プレビュー送信設定ボタン303、プレビュー送信ボタン304等の画像形成装置101の各機能の実行を指示するボタンが表示される。
スキャンボタン301は、読み取り部116により得られる画像データの電子メール送信、画像データのファイル送信、または、画像データのUSBメモリ(外部記憶装置122)への保存の実行を指示するボタンである。
アドレス帳ボタン302は、アドレス帳管理画面(不図示)の表示を指示するボタンである。ユーザはアドレス帳管理画面を介して送信する宛先情報に関する設定を宛先ごとに保存することができる。宛先情報は、送信種別(FAX送信、電子メール送信、SMB送信、FTP送信、WebDAV送信)、名称、宛先情報(電話番号、電子メールアドレス、ホスト名、サーバ情報等)等の情報を含む。
プレビュー送信設定ボタン303は、読み取り部116により原稿を読み取って得られた画像データを送信する前にタッチパネル上に表示して確認するための、原稿の確認項目の設定を行うためのボタンである。以下、読み取り部116により得られた画像データをタッチパネル上に表示することをプレビューという。確認項目の設定を行う方法については、図4で説明する。
プレビュー送信ボタン304は、プレビューを実行した後で送信を行うためのボタンである。プレビューを実行した後で送信を行う方法については、図5で説明する。
(確認項目の設定方法)
図4は、プレビューを実行する際に確認する確認項目の設定を行う方法を説明する図である。確認項目の設定を行うために用意された原稿が読み取り部116にセットされ、図3のホーム画面300のプレビュー送信設定ボタン303が押下されると、原稿の読み取りが開始され、画像データが生成される。そして生成された画像データに対して文字認識処理が実行される。そして図4(a)に示す、確認項目の選択を行う確認項目選択画面400が表示される。確認項目選択画面400には、画像データがプレビューされるプレビュー領域404、宛先情報ボックス401、ページ位置情報ボックス402、テキストオブジェクトリスト403等が表示される。
宛先情報ボックス401には、送信先の宛先情報(電話番号、電子メールアドレス、ホスト名、サーバ情報等)が表示される。
ページ位置情報ボックス402には、プレビュー領域404に表示されるページ位置が表示される。図4(a)では「1/3ページ」が表示されており、3ページの原稿のうちの1ページ目が表示されていることが示される。
テキストオブジェクトリスト403には、文字認識処理の結果得られたテキストオブジェクトが1行ごとにリスト表示される。テキストオブジェクトとは、文字間が近い文字列である。図4(a)では「受信日」、「患者ID:」、「0123456」、「氏名」、「性別」「生年月日」がリスト表示される。これらのテキストオブジェクトが項目に相当する。このように原稿には複数の項目が含まれている。なおタッチパネルをスクロール操作することで、画面に表示しきれないテキストオブジェクトを表示させることが可能である。
プレビュー領域404には、原稿が液晶表示用にRAW画像に変換されて全体表示される。ユーザによってテキストオブジェクトリスト403のうちの1行が確認項目として選択されると、プレビュー領域404に表示される画像データ上の該当箇所が赤色になる等強調表示される。図4(a)ではテキストオブジェクトリスト403から「0123456」が選択されて、画像データ上の「0123456」の位置に表示枠が表示される例を示す。確認ボタン405が押下されると、図4(b)に示す確認項目確認画面409が表示される。
確認項目確認画面409には、宛先情報ボックス401、プレビュー領域404、確認項目位置情報ボックス406、確認オブジェクトリスト407等が表示される。
確認項目位置情報ボックス406には、プレビュー領域404に表示されるページ位置、及びプレビュー領域404に強調表示される確認項目が全確認項目数のうちの何項目目かを表す項目番号が表示される。図4(b)では「1/3ページ 1/3か所」が表示されており、3ページの原稿のうちの1ページ目が表示されており、強調表示されている「0123456」が、3つの確認項目のうちの1つ目であることが示される。
確認オブジェクトリスト407には、図4(a)の確認項目選択画面400で選択された確認項目として選択されたテキストオブジェクトが1行ごとにリスト表示される。図4(b)では「0123456」、「木屋野 太郎」、「1999年7月12日」の3つのテキストオブジェクトがリスト表示される。確定ボタン408が押下されると、選択されたテキストオブジェクトが確定され、各テキストオブジェクトの位置と文字数(範囲)とを示す領域情報がストレージ114に保存される。以上のようにして、ユーザによって選択されたテキストオブジェクトが複数登録される。
(送信前プレビュー方法)
図5は、プレビューを実行した後で送信を行う方法を説明する図である。送信対象の原稿が読み取り部116にセットされ、図3のホーム画面300のプレビュー送信ボタン304が押下されると、原稿の読み取りが開始され、画像データが生成される。生成された画像データに対して文字認識処理が実行される。そして図5(a)に示す送信前プレビュー画面500が表示される。送信前プレビュー画面500は、画像データの文字列が拡大してプレビューされる拡大プレビュー領域503、宛先情報ボックス501、確認項目位置情報ボックス502等が表示される。
宛先情報ボックス501には、図4(a)と同様に送信先の宛先情報(電話番号、電子メールアドレス、ホスト名、サーバ情報等)が表示される。
確認項目位置情報ボックス502には、拡大プレビュー領域503に表示されるページ位置、及び拡大プレビュー領域503に拡大表示される確認項目が全確認項目数のうちの何項目目かを表す項目番号が表示される。図5(a)では「1/3ページ 1/3か所」が表示されており、3ページの原稿のうちの1ページ目が表示されており、拡大表示されている「064890」が、3つの確認項目のうちの1つ目であることが示される。
拡大プレビュー領域503には、ストレージ114に保存されている確認項目の領域情報(テキストオブジェクトの位置と文字数)に対応する画像データの文字列(確認項目)が拡大して表示される。拡大プレビュー領域503に拡大表示される文字列の画像データ上の位置が赤色なる等強調表示される。図5(a)では画像データ上の「064890」の位置に表示枠が表示される例を示す。ユーザによる確認操作として確認ボタン504が押下されると、次の確認項目が拡大、強調表示される。そして最後の確認項目(本実施形態では3つ目の確認項目)が拡大、強調表示されると、図5(b)に示すように確認ボタン504が送信ボタン505に切り替わる。この送信ボタン505が押下されると、送信が行われる。以上のようにして、送信前にプレビューが行われる。
(確認項目の設定処理)
続いて図6を用いて本実施形態の画像形成装置101が実行する確認項目の設定処理について説明する。本フロー図に示す処理に係るプログラムは、画像形成装置101のROM112に格納されており、RAM113に読み出されCPU111によって実行される。本フロー図に示す処理は、画像形成装置101の操作部118に図3のホーム画面300が表示され、プレビュー送信設定ボタン303が押下された場合に、不図示の送信設定画面が表示されて読み取り設定、送信宛先設定が行われた後で開始される。
ステップS601において、CPU111は、読み取り部116に置かれた原稿を読み取る。その後処理は、ステップS602に進む。
ステップS602において、CPU111は、不図示の送信設定画面で行われた読み取り設定に従い、読み込んだ全ての原稿を電子ファイル化し、画像データを生成する。CPU111が読取手段として機能する。その後処理は、ステップS603に進む。
ステップS603において、CPU111は、ステップS602で生成された画像データの全ての領域に対して文字認識処理を実行する。CPU111が文字認識手段として機能する。その後処理は、ステップS604に進む。
ステップS604において、CPU111は、ステップS603で行った文字認識処理の結果に基づいて、各抽出文字の左右方向の近傍を探索し、所定の距離以内のテキスト群をテキストオブジェクトとして抽出する。そしてCPU111は、抽出されたテキストオブジェクト(文字列)に対して領域情報を付与し、図4(a)の確認項目選択画面400を表示する。その後処理は、ステップS605に進む。
ステップS605において、CPU111は、ステップS604で表示した確認項目選択画面400のテキストオブジェクトリスト403からユーザが選択した送信前に確認するテキストオブジェクトの領域情報を取得する。そして確認ボタン405が押下されると、処理はステップS606に進む。
ステップS606において、CPU111は、図4(b)の確認項目確認画面409を表示して、確定ボタン408が押下されたか否かを判定する。CPU111が確定ボタン408が押下されたと判定した場合、ユーザからの選択が完了したとして、処理はステップS607に進む。CPU111が確定ボタン408が押下されたと判定するまで、処理はステップS605に戻り、テキストオブジェクトの選択を待ち受ける。
ステップS607において、CPU111は、ステップS605で確認項目として選択されたテキストオブジェクトの領域情報(文字列の位置及び文字数)、項目番号を、原稿の書式等のフォーマット情報に対応付けてストレージ114に格納する。CPU111が登録手段として機能する。そして確認項目の設定処理が完了する。
以上のような、本実施形態の確認項目の設定処理によれば、原稿のフォーマットごとに、原稿を送信する前に確認したい項目を事前に登録することが可能になる。
(送信前プレビュー処理)
次に図7を用いて本実施形態の画像形成装置101が実行する送信前プレビュー処理について説明する。本フロー図に示す処理に係るプログラムは、画像形成装置101のROM112に格納されており、RAM113に読み出されCPU111によって実行される。本フロー図に示す処理は、画像形成装置101の操作部118に図3のホーム画面300が表示され、プレビュー送信ボタン304が押下された場合に、不図示の送信設定画面が表示されて読み取り設定、送信宛先設定が行われた後で開始される。なお、本フロー図に示す処理が実行される前に、前述の確認項目の設定処理が実行され、ストレージ114にはユーザに選択されたテキストオブジェクトが登録されている状態である。
ステップS701において、CPU111は、読み取り部116に置かれた原稿を読み取る。その後処理は、ステップS702に進む。
ステップS702において、CPU111は、不図示の送信設定画面で行われた読み取り設定に従い、読み込んだ全ての原稿を電子ファイル化し、画像データを生成する。その後処理は、ステップS703に進む。CPU111が読取手段として機能する。
ステップS703において、CPU111は、ステップS702で生成した画像データから原稿のフォーマット情報を取得する。その後処理は、ステップS704に進む。
ステップS704において、CPU111は、ストレージ114に格納されるフォーマット情報を読み出して、ステップS703で取得されたフォーマット情報と合致するフォーマット情報が有るか否かを判定する。CPU111が合致するフォーマット情報が有ると判定した場合、処理はステップS705に進む。CPU111が合致するフォーマット情報がないと判定した場合、一連の処理が終了する。
ステップS705において、CPU111は、ステップS704で合致したフォーマット情報に紐づけられた確認項目の領域情報をストレージ114から取得する。そしてCPU111は取得した領域情報を用いて、図5(b)の送信前プレビュー画面500に、ステップS702で生成した画像データの文字列を拡大して表示する。CPU111が表示手段として機能する。そして送信前プレビュー画面500の確認ボタン504が押下されると、処理はステップS706に進む。
ステップS706において、CPU111は、ステップS705で取得された全ての確認項目に対して、送信前プレビュー画面500の確認ボタン504が押下されたか否かを判定する。CPU111が全ての確認項目に対して確認ボタン504が押下されたと判定した場合、処理はステップS707に進む。CPU111が全ての確認項目に対して確認ボタン504が押下されていないと判定した場合、処理はステップS705に戻り、次の文字列を拡大して表示する。これにより複数の確認項目を順次拡大表示してユーザに確認させることが可能になる。
ステップS707において、CPU111は、ユーザの確認結果をチェック記録としてストレージ114に格納する。その後処理は、ステップS708に進む。
ステップS708において、CPU111は、ステップS702で生成した画像データを送信する。CPU111が送信手段として機能する。そして送信前プレビュー処理が完了する。
以上のような、本実施形態の送信前プレビュー処理によれば、画像データ化された原稿を送信する前に、確認したい項目を簡単にチェックすることができる。
以上、本発明を実施形態と共に説明したが、上記実施形態は本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
例えば、上述の実施形態では、プレビューが送信前に行われるが、プレビューが送信前に行われなくてもよい。例えば、プレビューが画像データ化された原稿をUSBメモリ(外部記憶装置122)等に保存する前に行われてもよい。この場合には、図7のステップS708の処理が不要になる。
また、上述の実施形態では、フォーマット情報を認識して、送信前プレビュー時の確認項目の特定を行っているが、フォーマットごとに選択可能なフォーマットボタン(不図示)を設けて、確認項目の特定を行うようにしてもよい。この場合、図7のステップS705の処理では、選択されたフォーマットボタンに紐づけられた確認項目の領域情報をストレージ114から取得する。
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
101:画像形成装置、111:CPU、112:ROM、114:ストレージ、116:読み取り部、118:操作部

Claims (9)

  1. 原稿を読み取って画像データを生成する読取手段と、
    表示部に前記画像データを表示する表示手段と、
    前記画像データに文字認識処理を実行する文字認識手段と、
    前記文字認識手段が前記文字認識処理を実行することにより得られた文字列からユーザにより選択された前記文字列を登録する登録手段と、を有する画像形成装置であって、
    前記表示手段は、前記登録手段が前記文字列を登録している状態で、前記読取手段が原稿を読み取って生成した前記画像データに含まれる前記文字列を拡大して表示することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記表示手段は、前記画像データ上の前記文字列の位置を強調表示することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記読取手段が原稿を読み取って生成した前記画像データを送信する送信手段をさらに有し、
    前記表示手段は、前記送信手段が前記画像データを送信する前に、前記画像データに含まれる前記文字列を拡大して表示することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記送信手段は、拡大して表示される前記文字列に対して確認操作が行われた場合に、前記画像データを送信することを特徴とする請求項1乃至3何れか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記登録手段は、ユーザにより選択された前記文字列を複数登録しており、
    前記表示手段は、拡大して表示される前記文字列に対して確認操作が行われるごとに、前記登録手段が登録している前記文字列を順次拡大して表示することを特徴とする請求項1乃至4何れか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記登録手段は、前記画像データにおける前記文字列の位置及び文字数のうちの少なくとも何れか一つを登録することを特徴とする請求項1乃至5何れか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記登録手段は、前記画像データのフォーマット情報ごとに前記文字列を登録することを特徴とする請求項1乃至6何れか1項に記載の画像形成装置。
  8. 原稿を読み取って画像データを生成する読取ステップと、
    表示部に前記画像データを表示する表示ステップと、
    前記画像データに文字認識処理を実行する文字認識ステップと、
    前記文字認識ステップが前記文字認識処理を実行することにより得られた文字列からユーザにより選択された前記文字列を登録する登録ステップと、を含む画像形成方法であって、
    前記表示ステップは、前記登録ステップが前記文字列を登録している状態で、前記読取手段が原稿を読み取って生成した前記画像データに含まれる前記文字列を拡大して表示することを特徴とする画像形成方法。
  9. 請求項1乃至7何れか1項に記載の画像形成装置の各手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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