JP2021114008A - 勤怠管理装置および勤怠管理プログラム - Google Patents

勤怠管理装置および勤怠管理プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2021114008A
JP2021114008A JP2020004880A JP2020004880A JP2021114008A JP 2021114008 A JP2021114008 A JP 2021114008A JP 2020004880 A JP2020004880 A JP 2020004880A JP 2020004880 A JP2020004880 A JP 2020004880A JP 2021114008 A JP2021114008 A JP 2021114008A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
time zone
area
stay
information
time
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2020004880A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6738064B1 (ja
Inventor
駿 ▲高▼桑
駿 ▲高▼桑
Shun Takakuwa
ヒョヌ キム
Hyun Woo Kim
ヒョヌ キム
英里 澁谷
Eri Shibuya
英里 澁谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Drjoy
Dr Joy Co Ltd
Original Assignee
Drjoy
Dr Joy Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Drjoy, Dr Joy Co Ltd filed Critical Drjoy
Priority to JP2020004880A priority Critical patent/JP6738064B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6738064B1 publication Critical patent/JP6738064B1/ja
Publication of JP2021114008A publication Critical patent/JP2021114008A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】ユーザの移動およびエリアの誤検知や未検知を考慮してユーザが各エリアに滞在していた滞在時間帯を求め、その滞在時間帯におけるユーザの勤務状況を取得する。【解決手段】勤怠管理装置200Aにおいて、取得部201は、ビーコン発信機とビーコン受信機から送信される情報に基づいて、ユーザが滞在しているエリアを示す滞在エリア情報を取得する。決定部202は、滞在エリア情報によって示されるエリアが連続して同一であった各滞在時間帯と、各滞在時間帯に挟まれた時間帯であって取得部201が滞在エリア情報を取得することができなかった各未検知時間帯とを求める。変換部205は、勤務状況変換テーブル270に基づいて、各滞在時間帯の中で所定の時間以上である各確定滞在時間帯に対応するエリアを勤務状況に変換する。勤怠管理部210は、各確定滞在時間帯と確定滞在時間帯毎のエリアおよび勤務状況を含む勤怠情報を作成する。【選択図】図3

Description

本発明は、ビーコン発信機とビーコン受信機から送信される情報に基づいて、ユーザの勤怠を示す勤怠情報を求める勤怠管理装置および勤怠管理プログラムに関する。
特許文献1には、ビルやオフィス等の屋内の天井にBLE(Bluetooth(登録商標) Low Energy)対応のビーコン信号を受信するビーコン受信機が複数台分散設置されており、従業員がビーコン信号を発信するビーコン発信機、またはビーコン信号を発信するアプリが実装された携帯端末を携帯する勤怠整合性管理システムが記載されている。各ビーコン受信機は、その通信可能範囲にビーコン信号を検知したら、ビーコン発信機ID(従業員IDに対応する)を受信して、ビーコン発信機IDとビーコン受信機IDを組み合わせてゲートウェイに送信する。ゲートウェイ装置は、各ビーコン受信機から受信したビーコン発信機IDとビーコン受信機IDの組合せ情報に受信した時刻の情報を付加して、勤怠整合性管理システム装置に報告する。勤怠整合性管理システム装置は、報告された情報を記録すると共に、ビーコン発信機ID(従業員ID)ごとに受信時刻の履歴データを作成し、受信時刻の履歴データより該当従業員の出勤時刻、退社時刻、残業時間を算出する。
特許文献2には、無線送信装置が事務所又はビル等の施設に設置されており、その無線送信装置が自身を識別するためのビーコンIDを携帯端末(スマートホン)へ送信し、ビーコンIDを受信した携帯端末が自身を識別するための端末IDとビーコンIDを勤怠情報出力装置へ出力する勤怠情報出力システムが記載されている。
非特許文献1には、本願の出願人と岡山大学病院が共同で実施した勤怠管理の自動化についてのトライアル実証の結果が記載されている。このトライアル実証は、岡山大学医学部の敷地内の複数の建物で2019年6月17日〜6月30日までの14日間実施された。これらの建物の入り口56箇所に224個のビーコン発信機が設置され、14名の医師がビーコンの受信アプリをインストールされたスマートホンを携帯した。このトライアル実証では、医師の滞在場所(例えば、診療棟、研究棟、教育・研修棟、休憩棟)によって勤務状況(例えば、業務または自己研鑽)を判定した。
特開2018−169655号公報 特開2015−228268号公報
「iPhone(登録商標)×Beaconを活用し、出退勤の打刻を100%に近づける施策」、[online]、Dr.JOY株式会社ホームページ、[令和1年12月5日検索]、インターネット<https://www.drjoy.jp/luncheon/>
特許文献1に記載の勤怠整合性管理システムは、出勤時刻、退勤時刻、残業時間を求めるが、業務や自己研鑽のような勤務状況は求めない。特許文献2に記載の勤怠情報出力システムも勤務状況は求めない。出勤時刻、退勤時刻、残業時間を求めるだけであれば、時刻とその時刻にユーザが滞在しているエリアの履歴を記録すれば足りる。
一方、非特許文献1に記載の勤怠管理システムは、出勤時刻、退勤時刻、残業時間を求めるとともに、17時〜20時42分は残業、20時43分〜22時は自己研鑽のように、時間帯毎の勤務状況を求める。この勤怠管理システムでは、医師の滞在しているエリアを勤務状況に紐づけ、滞在エリアを勤務状況に変換する。
しかし、例えば、ユーザは最初に滞在していたエリアから複数の別のエリアを経由して次に滞在するエリアに移動する場合がある。この場合、移動中に通過した各エリアについての情報を勤怠情報に含めることは望ましくない。また、ユーザは最初に滞在していたエリアから複数の別のエリアを経由して他のエリアに行き、直ぐに最初のエリアに戻る場合がある。この場合は、最初のエリアにずっと滞在していたとみなして勤怠情報を求めることが望ましい。
また、2つのエリアの境界近くにいる場合、ビーコン発信機とビーコン受信機の間の電波の状況によっては滞在しているエリアとは異なるエリアにいると誤検知される場合がある。誤検知されたエリアについての情報は勤怠情報に含めるべきではない。
更に、ビーコン受信機は、ビーコン発信機が発信したビーコン信号を必ず受信できるとは限らず、ビーコン信号の受信漏れが生じる場合がある。特に、エリアの出入口にのみビーコン発信機またはビーコン受信機が設置されている場合、ユーザがエリアの中に滞在していても検知することはできない。
本発明の目的は、ユーザの移動およびエリアの誤検知や未検知を考慮してユーザが各エリアに滞在していた滞在時間帯を求め、その滞在時間帯におけるユーザの勤務状況を取得することができる勤怠管理装置および勤怠管理プログラムを提供することである。
上記目的を達成するために、本発明の勤怠管理装置は、
所定の範囲のエリアを示すエリア情報と、当該エリア情報によって示されるエリアに紐づけられた勤務状況を示す勤務状況情報とを含む勤務状況変換情報が格納されている勤務状況変換テーブルと、
一方がユーザによって携帯され、他方が所定の複数の場所に設置されているビーコン発信機とビーコン受信機から送信される情報に基づいて、ユーザが滞在しているエリアを示す滞在エリア情報を取得する取得部と、
前記取得部によって取得された滞在エリア情報によって示されるエリアが連続して同一であった各滞在時間帯と、当該各滞在時間帯に挟まれた時間帯であって前記取得部が滞在エリア情報を取得することができなかった各未検知時間帯とを求める決定部と、
前記勤務状況変換テーブルに格納されている勤務状況変換情報に基づいて、前記各滞在時間帯の中で所定の第1の時間以上である各確定滞在時間帯に対応するエリアを勤務状況に変換する変換部と、
前記ユーザの勤怠を示す勤怠情報であって、前記各確定滞在時間帯と、当該各確定滞在時間帯に対応するエリアおよび勤務状況とを含む当該勤怠情報を作成する勤怠管理部と、
を備える。
好ましくは、本発明の勤怠管理装置は、
前記各確定滞在時間帯の直後または間または直前に存在し、前記各滞在時間帯の中で前記第1の時間未満である未確定滞在時間帯および/または前記各未検知時間帯の中で所定の第2の時間未満である未確定未検知時間帯のみを含む混合時間帯であって所定の第3の時間未満である当該混合時間帯を、直後または直前の前記確定滞在時間帯に含ませる結合部を備える。
好ましくは、本発明の勤怠管理装置は、
前記結合部が、前記各未検知時間帯の中で所定の第2の時間以上である確定未検知時間帯に挟まれており、1つ以上の前記未確定滞在時間帯を含む孤立時間帯であって所定の第4の時間未満である当該孤立時間帯を、確定未検知時間帯に変更する。
好ましくは、本発明の勤怠管理装置は、
前記ユーザが医師であって、前記勤務状況の種別が業務と自己研鑽を含む。
好ましくは、本発明の勤怠管理装置は、
前記確定未検知時間帯の勤務状況について業務と自己研鑽を含む複数の選択肢を前記医師に提示し、当該選択肢の中から当該時間帯の勤務状況を前記医師に選択させる修正部を備える。
好ましくは、本発明の勤怠管理装置は、
前記修正部が、前記各確定滞在時間帯の中に、前記取得部が滞在エリア情報を所定の第5の時間以上取得することができなかった時間帯が含まれている場合に、当該時間帯の勤務状況について業務と自己研鑽を含む複数の選択肢を前記医師に提示し、当該選択肢の中から当該時間帯の勤務状況を前記医師に選択させる。
また、本発明の勤怠管理プログラムは、
コンピュータを、
所定の範囲のエリアを示すエリア情報と、当該エリア情報によって示されるエリアに紐づけられた勤務状況を示す勤務状況情報とを含む勤務状況変換情報が格納されている勤務状況変換テーブルを記憶する記憶手段、
一方がユーザによって携帯され、他方が所定の複数の場所に設置されているビーコン発信機とビーコン受信機から送信される情報に基づいて、ユーザが滞在しているエリアを示す滞在エリア情報を取得する取得手段、
前記取得手段によって取得された滞在エリア情報によって示されるエリアが連続して同一であった各滞在時間帯と、当該各滞在時間帯に挟まれた時間帯であって前記取得手段が滞在エリア情報を取得することができなかった各未検知時間帯とを求める決定手段、
前記勤務状況変換テーブルに格納されている勤務状況変換情報に基づいて、前記各滞在時間帯の中で所定の第1の時間以上である各確定滞在時間帯に対応するエリアを勤務状況に変換する変換手段、
前記ユーザの勤怠を示す勤怠情報であって、前記各確定滞在時間帯と、当該各確定滞在時間帯に対応するエリアおよび勤務状況とを含む当該勤怠情報を作成する勤怠管理手段、
として機能させる。
本発明によれば、ユーザの移動およびエリアの誤検知や未検知を考慮してユーザが各エリアに滞在していた滞在時間帯を求め、その滞在時間帯におけるユーザの勤務状況を取得することができる。
本発明の第1の実施形態に係る勤怠管理装置を含む勤怠管理システムの構成の一例を示す図である。 第1の実施形態に係る検知情報の一例を示す図である。 図1の勤怠管理装置の構成の一例を示す図である。 図3のエリア変換テーブルの構成の一例を示す図である。 図3の勤務状況変換テーブルの構成の一例を示す図である。 履歴データとそれに基づいて求められた時間帯の一例を示す図である。 確定した時間帯と未確定の時間帯の一例を示す図である。 各確定滞在時間帯に対応するエリアと勤務状況の一例を示す図である。 端末IDによって識別されるユーザの勤怠情報が表示された勤怠表示画面の一例を示す図である。 勤務状況選択画面の一例を示す図である。 未検知の時間帯における勤務状況が選択されたときに表示される勤怠表示画面の一例を示す図である。 未確定の時間帯における勤務状況を選択する欄が表示されている勤怠表示画面の一例を示す図である。 勤怠管理処理の流れの一例を示す図である。 第1の実施形態に係る勤怠管理装置の変形例の構成を示す図である。 所定の第4の時間未満である孤立時間帯を確定未検知時間帯に変更する例を示す図である。図15(A)は変更前を示す。図15(B)は変更後を示す。 所定の第3の時間以上である混合時間帯を確定滞在時間帯に変更する例を示す図である。図16(A)は変更前を示す。図16(B)は変更後を示す。 所定の第4の時間以上である孤立時間帯を確定滞在時間帯に変更する例を示す図である。図17(A)は変更前を示す。図17(B)は変更後を示す。 本発明の第2の実施形態に係る勤怠管理装置を含む勤怠管理システムの構成の一例を示す図である。 第2の実施形態に係る検知情報の一例を示す図である。 図18の勤怠管理装置の構成の一例を示す図である。 図20のエリア変換テーブルの構成の一例を示す図である。
以下、本発明の実施形態に係る勤怠管理装置について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、実施形態を説明する全図において、共通の構成要素には同一の符号を付し、繰り返しの説明を省略する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る勤怠管理装置200Aを含む勤怠管理システムの構成の一例を示す。
第1の実施形態に係る勤怠管理システムは、所定の場所に設置された複数のビーコン発信機10と、ユーザによって携帯されるビーコン受信機20と、検知情報取得装置100と、勤怠管理装置200Aとを有する。
ビーコン受信機20は無線でネットワーク40に接続されている。検知情報取得装置100と勤怠管理装置200Aとは有線または無線でネットワーク40に接続されている。ビーコン受信機20と検知情報取得装置100と勤怠管理装置200Aとは、ネットワーク40を介して相互にデータを送受信することができる。
複数のビーコン発信機10は、例えば大学の敷地内に建てられている大学病院の診療棟30や教育・研修棟31のような各建物の各出入口や、各部屋にそれぞれ設置されている。各部屋は、例えば、手術室、診察室、ロッカー室、会議室、教授室、研究室、講義室、休憩室、食堂等である。ビーコン発信機10は、BLE通信規格に準拠するビーコン信号を定期的に発信する。ビーコン信号は、各ビーコン発信機10を識別するビーコンID(Identifier)を含む。
ビーコン受信機20は、ユーザによって携帯される可搬型通信装置である。ユーザは、例えば、医師、薬剤師、看護師、臨床検査技師等である。ビーコン受信機20は、例えば、スマートホンや携帯電話、タブレット、ノートパソコン等である。ビーコン受信機20は、自らを識別するための端末IDをその記憶部に記憶している。端末IDは、ビーコン受信機20を携帯しているユーザのユーザIDでもある。ビーコン受信機20は、ビーコン信号を通信可能範囲に検知したとき、ビーコンIDを受信する。ビーコン発信機10とビーコン受信機20とが通信可能な距離は、2.5mから50m程度と言われている。
そして、ビーコン受信機20は、受信したビーコンIDと端末IDを含む情報を検知情報取得装置100に送信する。
なお、ビーコン受信機20は、ビーコン発信機10からビーコン信号とそれに含まれるビーコンIDを受信し、ビーコンIDと端末IDを検知情報取得装置100に送信する専用の端末であってもよい。
検知情報取得装置100は、CPU(Central Processing Unit)と、RAM(Random Access Memory)等で構成される主メモリと、ハードディスク等で構成される記憶部とを備える。検知情報取得装置100は、例えば、コンピュータで実現することができる。また、検知情報取得装置100は、例えば、クラウドコンピューティングで実現することができる。
検知情報取得装置100の記憶部には、検知情報取得プログラムが格納されている。検知情報取得装置100のCPUがその記憶部から主メモリに検知情報取得プログラムを読み出して実行することにより、検知情報取得装置100の機能が実現される。
検知情報取得装置100は、ビーコン受信機20から送信されるビーコンIDと端末IDを受信すると、図2に示す検知情報110を作成し、検知情報110を勤怠管理装置200Aに送信する。検知情報110は、端末ID111と、ビーコンID112と、受信時刻情報113とを含む。
端末ID111は、ユーザによって携帯されるビーコン受信機20を識別する識別情報であり、ビーコン受信機20を携帯するユーザを識別するユーザ識別情報でもある。
ビーコンID112は、各ビーコン発信機10を識別する識別情報である。
受信時刻情報113は、検知情報取得装置100がビーコン受信機20からビーコンIDと端末IDとを受信した時刻を示す受信時刻情報である。
検知情報取得装置100は、ビーコン受信機20からビーコンIDと端末IDを受信する毎に検知情報110を勤怠管理装置200Aに送信してもよいし、受信したビーコンIDと端末IDに受信時刻を付加して一旦記憶部に蓄積し、勤怠管理装置200Aからの送信要求に応答して、検知情報110をまとめて勤怠管理装置200Aに送信してもよい。
図3は、勤怠管理装置200Aの構成の一例を示す。
勤怠管理装置200Aも、CPUと、RAM等で構成される主メモリと、ハードディスク等で構成される記憶部250とを備える。勤怠管理装置200Aも、例えば、コンピュータで実現することができる。また、勤怠管理装置200Aも、例えば、クラウドコンピューティングで実現することができる。
勤怠管理装置200Aの記憶部250には、施設情報テーブル(図示無し)と、ユーザ情報テーブル(図示無し)と、エリア変換テーブル260と、勤務状況変換テーブル270と、勤怠管理プログラム280Aとが格納されている。
勤怠管理装置200AのCPUが記憶部250から主メモリに勤怠管理プログラム280Aを読み出して実行することにより、取得部201と、決定部202と、変換部205と、勤怠管理部210と、修正部220との各部の機能が実現される。
施設情報テーブルには、勤怠管理装置200Aを使用する施設毎に、施設IDと、施設名と、管理者名と、連絡先とを含む施設情報が登録されている。本実施形態では、施設は大学付属の大学病院であり、施設名は例えば○○大学病院等である。
ユーザ情報テーブルには、勤怠管理装置200Aのユーザ毎に、ユーザID(すなわち、端末ID111)と、名前と、施設IDと、職種と、連絡先とを含むユーザ情報が登録されている。ユーザ情報に含まれる施設IDは、施設情報に含まれる施設IDに対応する。ユーザが勤務する施設は、施設IDによって特定される。本実施形態では、職種は、医師、薬剤師、看護師、臨床検査技師等である。
図4は、エリア変換テーブル260の構成の一例を示す。
エリア変換テーブル260は、ビーコンIDをエリア情報に変換するためのエリア変換情報を格納する。エリア変換情報は、勤怠管理装置200Aの管理者によって予めエリア変換テーブル260に登録される。エリア変換情報は、ビーコンID261と、エリア情報262とを含む。なお、図4は、施設が大学付属の大学病院である場合の例である。
ビーコンID261は、所定の場所に設置された各ビーコン発信機10を識別するためのビーコン識別情報である。ビーコンID261は、検知情報110に含まれるビーコンID112に対応する。
エリア情報262は、所定の範囲のエリアを示す情報であり、ビーコンID261によって識別されるビーコン発信機10が設置されているエリアを示す情報である。エリア情報262は、ビーコンを用いた通常の位置情報取得装置におけるものと同様である。エリア情報262は、ビーコンID261に紐づけられている。エリア情報262が示すエリアは、例えば、診療棟、研究棟、教育・研修棟、休憩棟等の建物である。または、エリア情報262が示すエリアは、手術室、診察室、ロッカー室、会議室、教授室、研究室、講義室、休憩室、食堂等の部屋や建物の出入口であってもよい。
図5は、勤務状況変換テーブル270の構成の一例を示す。
勤務状況変換テーブル270は、エリア情報を勤務状況情報に変換するための勤務状況変換情報を格納する。勤務状況変換情報は、勤怠管理装置200Aの管理者によって予め勤務状況変換テーブル270に登録される。勤務状況変換情報は、エリア情報271と、勤務状況情報272とを含む。なお、図5は、ユーザが医師である場合の例である。
エリア情報271は、所定の範囲のエリアを示す情報である。エリア情報271は、図4のエリア情報262に対応する。
勤務状況情報272は、ユーザの勤務状況を示す情報である。勤務状況情報272によって示される勤務状況は、エリア情報271によって示されるエリアに紐づけられている。図5の例では、勤務状況は医師の勤務状況である。この場合、勤務状況の種別は、例えば、業務と自己研鑽と休憩である。
次に、勤怠管理装置200Aの各部について詳細に説明する。
取得部201は、検知情報取得装置100から送信される検知情報110を取得する。このとき、検知情報取得装置100がビーコン受信機20からビーコンIDと端末IDを受信する毎に検知情報110を勤怠管理装置200Aに送信し、取得部201がその検知情報110を取得してもよい。または、取得部201が所定のタイミングで検知情報取得装置100に検知情報110の送信を要求し、それに応答して検知情報取得装置100からまとめて送信される検知情報110を取得部201が取得してもよい。
次に、取得部201は、検知情報110(ビーコン発信機10とビーコン受信機20から送信される端末ID111とビーコンID112)に基づいて、ユーザが滞在しているエリアを示す滞在エリア情報を取得する。
具体的には、勤怠管理装置200Aでは、取得部201は、検知情報110に含まれるビーコンID112をキーとしてエリア変換テーブル260を検索し、ビーコンID112に対応するエリア変換情報をエリア変換テーブル260から読み出す。取得部201は、読み出されたエリア変換情報に含まれるエリア情報262を、検知情報110に含まれる端末ID111によって識別されるビーコン受信機20を携帯するユーザの滞在エリア情報として取得する。
続いて、取得部201は、ユーザ毎に、滞在エリア情報と受信時刻情報とを含む履歴データを作成し、その履歴データを記憶部250に記憶させる。
決定部202は、所定のタイミングで記憶部250から履歴データを読み出し、図6に示す時間帯を求める。
図6において、履歴データの各縦線は、17時と23時31分の間の各受信時刻においてユーザが滞在していたエリアを示す。線種(破線と実線)と太さ(細いと太い)が同一の縦線は同じエリアで検知された履歴データである。
決定部202は、まず、取得部201によって取得された滞在エリア情報によって示されるエリアが連続して同一であった滞在時間帯を求める。図6の例では、決定部202は、連続している10本の細い破線に対応する最初の滞在時間帯、連続している5本の細い実線に対応する2番目の滞在時間帯、連続している2本の太い実線に対応する3番目の滞在時間帯、および連続している2本の太い破線に対応する4番目の滞在時間帯を求める。
ただし、4番目の滞在時間帯は、2本の太い実線の間の時間であるが、取得部201が滞在エリア情報を所定の第5の時間(例えば、30分)以上取得することができなかった時間を含む。これに対し、最初と2番目の滞在時間帯では、取得部201は滞在エリア情報を所定の第5の時間(例えば、30分)未満で取得している。図6では、最初と2番目の滞在時間帯を示す矩形を黒く塗りつぶし、4番目の滞在時間帯を示す矩形を小さな点で埋めることにより、これを示している。
次に、決定部202は、各滞在時間帯に挟まれた時間帯であって取得部201が滞在エリア情報を取得することができなかった未検知時間帯を求める。図6の例では、決定部202は、最初と2番目の滞在時間帯(2つの黒く塗られた滞在時間帯)に挟まれた最初の未検知時間帯、2番目の滞在時間帯(黒く塗られた滞在時間帯)と3番目(右下がりの斜線で埋められた滞在時間帯)に挟まれた2番目の未検知時間帯、および3番目の滞在時間帯(右下がりの斜線で埋められた滞在時間帯)と4番目の滞在時間帯(小さな点で埋められた滞在時間帯)に挟まれた3番目の未検知時間帯を求める。
そして、決定部202は、図7に示すように、所定の第1の時間(例えば、20分)以上である滞在時間帯を確定滞在時間帯、第1の時間未満である滞在時間帯を未確定滞在時間帯と分類する。なお、未確定滞在時間帯は、1つの滞在エリア情報のみを含む場合もある。例えば、ある滞在エリア情報によって示されるエリアがその前後の滞在エリア情報によって示されるエリアと異なっている場合、本実施形態では、そのある滞在エリア情報の取得元である検知情報110に含まれる受信時刻情報113で示される時刻を含む短い時間(例えば、数秒〜数分程度)の時間帯を未確定滞在時間帯とみなす。
また、決定部202は、図7に示すように、所定の第2の時間(例えば、15分)以上である未検知時間帯を確定未検知時間帯、第2の時間未満である滞在時間帯を未確定未検知時間帯と分類する。
図7の例では、決定部202は、最初と2番目と4番目の滞在時間帯を確定滞在時間帯と分類し、3番目の滞在時間帯を未確定滞在時間帯と分類している。また、決定部202は、最初の未検知時間帯を確定未検知時間帯と分類し、2番目と3番目の未検知時間帯を未確定未検知時間帯と分類している。
変換部205は、図5の勤務状況変換テーブル270に格納されている勤務状況変換情報に基づいて、各確定滞在時間帯に対応するエリアを勤務状況に変換する。図8は、各確定滞在時間帯に対応するエリアと勤務状況の一例を示す。最初の確定滞在時間帯(黒く塗られた滞在時間帯)では、医師は診療棟エリアに滞在している。2番目の確定滞在時間帯(黒く塗られた滞在時間帯)では、医師は教育・研修棟エリアに滞在している。3番目の確定滞在時間帯(小さな点で埋められた4番目の滞在時間帯)では、医師は研究棟エリアに滞在している。図8の例では、変換部230は、最初の確定滞在時間帯において診療棟エリアを業務に変換し、2番目の確定滞在時間帯において教育・研修棟エリアを自己研鑽に変換し、3番目の確定滞在時間帯において研究棟エリアを業務に変換する。
勤怠管理部210は、確定滞在時間帯と未確定滞在時間帯と確定未検知時間帯と未確定未検知時間帯、および各確定滞在時間帯に対応する滞在エリアと勤務状況とに基づいて、ユーザの勤怠を示す勤怠情報を作成する。勤怠情報は、日付と、出勤時刻と、退勤時刻と、超過勤務時間と、各確定滞在時間帯と、各確定滞在時間帯に対応するエリアおよび勤務状況と、確定未検知時間帯と、未確定時間帯とを含む。なお、未確定時間帯は、未確定滞在時間帯および/または未確定未検知時間帯で構成される。
勤怠管理部210は、ユーザまたは施設の管理者の指示に従って、ネットワーク40に接続されたパソコンやスマートホン等のディスプレイに、勤怠情報に基づいて図9に示す勤怠表示画面を表示させる。図9は、端末ID111によって識別されるユーザの勤怠情報が表示された勤怠表示画面の一例を示す。勤怠表示画面には、日付と、出勤時刻と、退勤時刻と、超過勤務時間と、確定滞在時間帯毎の滞在エリアおよび勤務状況と、確定未検知時間帯における「未検知」と、未確定時間帯における「未確定」と、所定労働時間とが表示される。確定滞在時間帯毎の滞在エリアおよび勤務状況は、医師が滞在していたエリアとそこでの勤務状況を確定滞在時間帯順に示す。
図9の勤怠表示画面における17:00以降の各時間帯には、図7の例で示した各時間帯、および図8の例で示した各確定滞在時間帯に対応するエリアと勤務状況が表示されている。ただし、図9の例では、超過勤務時間(所定労働時間である08:00〜17:00以外の勤務時間)の勤務状況が業務である場合、残業と表示されている。
図9の例で、「未検知」と表示されている20:42〜21:10は、確定未検知時間帯である。また、「未確定」と表示されている22:09〜22:20は、未確定時間帯(未確定滞在時間帯および/または未確定未検知時間帯を含む時間帯)である。22:21〜23:31の確定滞在時間帯は、滞在エリア情報を所定の第5の時間(例えば、30分)以上取得することができなかった時間を含むため、勤務状況が「残業(未検知含む)」と表示されている。
修正部220は、ユーザの指示に従って勤怠情報を修正する。
図6の例では、取得部201は、22:21〜22:22の間に1回のみ滞在エリア情報を取得し、23:30〜23:31の間にも1回のみ滞在エリア情報を取得している。22:23〜23:29は未検知の時間帯である。このため、図9の勤怠表示画面の例では、22:21〜23:31の確定滞在時間帯に未検知の時間帯が含まれている。このように、各確定滞在時間帯の中に、取得部201が滞在エリア情報を所定の第5の時間(例えば、30分)以上取得することができなかった未検知の時間帯が含まれている場合に、修正部220は、その時間帯の勤務状況について業務と自己研鑽と休憩と外出(外勤)とを含む複数の選択肢をユーザである医師に提示し、それらの選択肢の中からその時間帯の勤務状況を医師に選択させることができる。
この確定滞在時間帯を含む行のいずれかの部分を医師がタップすると、修正部220は、パソコンやスマートホン等のディスプレイに図10に示す勤務状況選択画面を表示させる。医師は、図10の勤務状況選択画面をタップし、業務と自己研鑽と休憩と外出(外勤)の中からいずれか1つを選択することができる。例えば、医師が「1.残業をしていました。」を選択すると、修正部220は22:21〜23:31の確定滞在時間の勤務状態を残業に確定する。また、例えば、医師が「3.休憩をしていました。」を選択すると、図11に示すように、修正部220は、勤怠情報において22:23〜23:29の時間帯の滞在エリアと勤務状態をそれぞれ未検知と休憩に変更し、勤怠表示画面にそれらを表示させる。なお、滞在エリアは別途の手段により設定可能としてもよい。
また、修正部220は、確定未検知時間帯の勤務状況について業務と自己研鑽と休憩と外出(外勤)とを含む複数の選択肢をユーザである医師に提示し、それらの選択肢の中からその時間帯の勤務状況を医師に選択させることができる。
図9の勤怠表示画面の例では、20:42〜21:10は確定未検知時間帯である。この確定未検知時間帯を含む行のいずれかの部分を医師がタップすると、修正部220は、パソコンやスマートホン等のディスプレイに図10と同様の勤務状況選択画面を表示させる。医師は、勤務状況選択画面をタップし、業務と自己研鑽と休憩と外出(外勤)の中からいずれか1つを選択することができる。修正部220は、勤怠情報において20:42〜21:10の時間帯の勤務状態として医師の選択したものを設定し、勤怠表示画面にその勤務状態を表示させる。なお、この時間帯の滞在エリアは未検知のままとしてもよいし、別途の手段により変更可能としてもよい。
また、図9の勤怠表示画面の例では、20:09〜22:20は未確定の時間帯である。11分という短い時間であるにも関わらず、図7に示すように、この時間帯は第1の未確定未検知時間帯と未確定滞在時間帯と第2の未確定未検知時間帯から成る。この時間帯は、教育・研修棟から研究棟への移動時間であると考えられる。この未確定時間帯を含む行のいずれかの部分を医師がタップすると、修正部220は、勤怠表示画面を図12に示すように変化させる。20:09〜22:20という時間帯表示部分の隣に、「上の時間に含める」、「下の時間に含める」、および「この時間を分割」という3つの選択欄が表示される。医師が「上の時間に含める」をタップすると、滞在エリアが教育・研修棟であり、勤務状態が自己研鑽である確定滞在時間帯が21:11〜22:08から21:11〜22:20に拡張される。また、医師が「下の時間に含める」をタップすると、滞在エリアが研究棟であり、勤務状態が残業(未検知含む)である確定滞在時間帯が22:21〜23:31から22:09〜23:31に拡張される。また、医師が「この時間を分割」をタップすると、詳細は省略するが、修正部220は、医師による時間帯分割操作に応じて20:09〜22:20の時間帯を2つに分割し、前半の時間帯をその上の時間帯に含め、後半の時間帯をその下の時間帯に含める。
また、未確定時間帯だけではなく、17:00〜20:41や21:11〜22:08のような確定滞在時間帯を含む行のいずれかの部分を医師がタップした場合にも、修正部220は、図10と同様の勤務状況選択画面を表示させる。医師は、勤務状況選択画面をタップし、業務と自己研鑽と休憩と外出(外勤)の中からいずれか1つを選択することができる。修正部220は、勤怠情報においてタップされた確定滞在時間帯の勤務状態を医師が選択したものに変更し、勤怠表示画面に変更された勤務状態を表示させる。なお、この確定滞在時間帯の滞在エリアは元のままとしてもよいし、別途の手段により変更可能としてもよい。
図13は、本発明の第1の実施形態に係る勤怠管理処理の流れの一例を示す。
取得部201は、検知情報取得装置100から送信される検知情報110を取得する(S11)。次に、取得部201は、検知情報110(ビーコン発信機10とビーコン受信機20から送信される端末ID111とビーコンID112)に基づいて、ユーザが滞在しているエリアを示す滞在エリア情報を取得する(S12)。続いて、取得部201は、ユーザ毎に、滞在エリア情報と受信時刻情報とを含む履歴データを作成し、その履歴データを記憶部250に記憶させる(S13)。
決定部202は、所定のタイミングで記憶部250から履歴データを読み出し、図6に示すように、取得部201によって取得された滞在エリア情報によって示されるエリアが連続して同一であった滞在時間帯と、各滞在時間帯に挟まれた時間帯であって取得部201が滞在エリア情報を取得することができなかった未検知時間帯とを求める(S14)。そして、決定部202は、所定の第1の時間(例えば、20分)以上である滞在時間帯を確定滞在時間帯、第1の時間未満である滞在時間帯を未確定滞在時間帯と分類する。また、決定部202は、所定の第2の時間(例えば、15分)以上である未検知時間帯を確定未検知時間帯、第2の時間未満である滞在時間帯を未確定未検知時間帯と分類する(S15)。
変換部205は、勤務状況変換テーブル270に格納されている勤務状況変換情報に基づいて、各確定滞在時間帯に対応するエリアを勤務状況に変換する(S16)。
勤怠管理部210は、ユーザの勤怠を示す勤怠情報であって、各確定滞在時間帯と、当該各確定滞在時間帯に対応するエリアおよび勤務状況とを含む当該勤怠情報を作成する(S17)。
図14は、第1の実施形態に係る勤怠管理装置の変形例200Bの構成を示す。
勤怠管理装置200Bは、CPUと、RAM等で構成される主メモリと、ハードディスク等で構成される記憶部250とを備える。勤怠管理装置200Bは、例えば、コンピュータで実現することができる。また、勤怠管理装置200Bは、例えば、クラウドコンピューティングで実現することができる。
勤怠管理装置200Bの記憶部250には、施設情報テーブル(図示無し)と、ユーザ情報テーブル(図示無し)と、エリア変換テーブル260と、勤務状況変換テーブル270と、勤怠管理プログラム280Bとが格納されている。
勤怠管理装置200BのCPUが記憶部250から主メモリに勤怠管理プログラム280Bを読み出して実行することにより、取得部201と、決定部202と、結合部203と、変換部205と、勤怠管理部210と、修正部220との各部の機能が実現される。
勤怠管理装置200Bは、結合部203を有する点が勤怠管理装置200Aと異なる。その他の点では、勤怠管理装置200Bは勤怠管理装置200Aと同一である。
各確定滞在時間帯の直後または間または直前に、滞在時間帯の中で第1の時間(例えば、20分)未満である未確定滞在時間帯および/または未検知時間帯の中で第2の時間(例えば、15分)未満である未確定未検知時間帯のみを含む混合時間帯が存在する場合がある。未確定滞在時間帯と未確定未検知時間帯が非常に短時間であり、この混合時間帯が所定の第3の時間(例えば、15分)未満であるとき、結合部203は、所定のルールに基づいて、その混合時間帯を直後または直前の確定滞在時間帯に含ませる。
例えば、上述したように、図9の勤怠表示画面の例では、20:09〜22:20は未確定の時間帯である。11分という短い時間であるにも関わらず、図7に示すように、この時間帯は第1の未確定未検知時間帯と未確定滞在時間帯と第2の未確定未検知時間帯から成る。この時間帯は、教育・研修棟から研究棟への移動時間であると考えられる。勤怠管理装置200Aでは、この未確定時間帯を含む行のいずれかの部分を医師がタップすると、図12に示すように、修正部220が勤怠表示画面に「上の時間に含める」、「下の時間に含める」、および「この時間を分割」という3つの選択欄を表示させる。
一方、勤怠管理装置200Bでは、結合部203が、例えば、移動前である教育・研修棟エリアの確定滞在時間帯(21:11〜22:08)にこの混合時間帯を含ませる。すなわち、結合部203がこの混合時間帯を上の時間に含ませる。
この場合のルールは、例えば、2つの確定滞在時間帯の間に第3の時間未満の混合時間帯が存在するとき、医師が移動する先の確定滞在時間帯(下の時間)が未検知の時間帯を含まない場合、混合時間帯を移動先の確定滞在時間帯(下の時間)に含ませる。一方、移動先の確定滞在時間帯(下の時間)は未検知の時間帯を含むが、医師が移動する前の確定滞在時間帯(上の時間)は未検知の時間帯を含まない場合、混合時間帯を移動前の確定滞在時間帯(上の時間)に含ませるというものである。
また、例えば、図15(A)のように、1つ以上の未確定滞在時間帯を含む孤立時間帯が確定未検知時間帯に挟まれている場合がある。孤立時間帯に含まれる未確定滞在時間帯と未確定未検知時間帯が非常に短時間であり、この孤立時間帯が所定の第4の時間(例えば、15分)未満であるとき、結合部203は、図15(B)に示すように、その孤立時間帯を確定未検知時間帯に変更する。
また、例えば、図16(A)のように、各確定滞在時間帯の直後または間または直前に、未確定滞在時間帯および/または未確定未検知時間帯のみを含む混合時間帯が存在する場合であっても、この混合時間帯が所定の第3の時間(例えば、15分)以上であるとき、結合部203は、図16(B)に示すように、その混合時間帯全体を、その混合時間帯に含まれる未確定滞在時間帯の中でもっとも滞在時間の長いエリアの確定滞在時間帯に変更する。図16(A)の例では、右下がりの斜線で示す未確定滞在時間帯の滞在時間が最も長い。このため、結合部203は、図16(B)に示すように、混合時間帯全体を右下がりの斜線で示す確定滞在時間帯に変更する。
また、例えば、図17(A)のように、1つ以上の未確定滞在時間帯を含む孤立時間帯が確定未検知時間帯に挟まれている場合であっても、この孤立時間帯が所定の第4の時間(例えば、15分)以上であるとき、結合部203は、図17(B)に示すように、その孤立時間帯全体を、その孤立時間帯に含まれる未確定滞在時間帯の中でもっとも滞在時間の長いエリアの確定滞在時間帯に変更する。図17(A)の例では、右下がりの斜線で示す未確定滞在時間帯の滞在時間が最も長い。このため、結合部203は、図17(B)に示すように、孤立時間帯全体を右下がりの斜線で示す確定滞在時間帯に変更する。
図18は、本発明の第2の実施形態に係る勤怠管理装置400を含む勤怠管理システムの構成の一例を示す。
第2の実施形態に係る勤怠管理システムは、ユーザによって携帯されるビーコン発信機60と、所定の場所に設置された複数のビーコン受信機70と、検知情報取得装置300と、勤怠管理装置400とを有する。第2の実施形態に係る勤怠管理システムは、複数のビーコン受信機70が所定の場所に設置されており、ユーザがビーコン発信機60を携帯する点が第1の実施形態に係る勤怠管理システムと異なる。
ビーコン受信機70は無線でネットワーク40に接続されている。検知情報取得装置300と勤怠管理装置400とは有線または無線でネットワーク40に接続されている。ビーコン受信機70と勤務状況取得装置300と勤怠管理装置400とは、ネットワーク40を介して相互にデータを送受信することができる。
ビーコン発信機60は、ユーザによって携帯される可搬型通信装置である。ユーザは、例えば、医師、薬剤師、看護師、臨床検査技師等である。ビーコン発信機60は、BLE通信規格に準拠するビーコン信号を定期的に発信する。ビーコン信号は、各ビーコン発信機60を識別するためのビーコンIDを含む。ビーコンIDは、各ビーコン発信機60を携帯しているユーザを識別するためのユーザ識別情報でもある。
複数のビーコン受信機70は、例えば大学の敷地内に建てられている大学病院の診療棟30や教育・研修棟31のような各建物の各出入口や、各部屋にそれぞれ設置されている。各部屋は、例えば、手術室、診察室、ロッカー室、会議室、教授室、研究室、講義室、休憩室、食堂等である。
ビーコン受信機70は、ビーコン信号を通信可能範囲に検知したとき、ビーコンIDを受信する。ビーコン受信機70は、自らを識別するための端末IDをその記憶部に記憶している。ビーコン受信機70は、ビーコンIDを受信すると、ビーコンIDと端末IDとを検知情報取得装置300に送信する。ビーコン発信機60とビーコン受信機70とが通信可能な距離は、2.5mから50m程度と言われている。
なお、ビーコン受信機70は、スマートホンや携帯電話、タブレット、ノートパソコン等であってもよい。
検知情報取得装置300は、CPUと、RAM等で構成される主メモリと、ハードディスク等で構成される記憶部とを備える。検知情報取得装置300は、例えば、コンピュータで実現することができる。また、検知情報取得装置300は、例えば、クラウドコンピューティングで実現することができる。
検知情報取得装置300の記憶部には、検知情報取得プログラムが格納されている。検知情報取得装置300のCPUがその記憶部から主メモリに検知情報取得プログラムを読み出して実行することにより、検知情報取得装置300の機能が実現される。
検知情報取得装置300は、ビーコン受信機70からビーコンIDと端末IDを受信すると、図19に示す検知情報310を作成し、検知情報310を勤怠管理装置400に送信する。検知情報310は、ビーコンID311と、端末ID312と、受信時刻情報313とを含む。
ビーコンID311は、ユーザによって携帯されるビーコン発信機60を識別する識別情報であり、ビーコン発信機60を携帯するユーザを識別するユーザ識別情報でもある。
端末ID312は、各ビーコン受信機70を識別する識別情報である。
受信時刻情報313は、検知情報取得装置300がビーコン受信機70からビーコンIDと端末IDとを受信した時刻を示す受信時刻情報である。
検知情報取得装置300は、ビーコン受信機70からビーコンIDと端末IDを受信する毎に検知情報310を勤怠管理装置400に送信してもよいし、受信したビーコンIDと端末IDに受信時刻を付加して一旦記憶部に蓄積し、勤怠管理装置400からの送信要求に応答して、検知情報310をまとめて勤怠管理装置400に送信してもよい。
図20は、勤怠管理装置400の構成の一例を示す。
勤怠管理装置400も、CPUと、RAM等で構成される主メモリと、ハードディスク等で構成される記憶部250とを備える。勤怠管理装置400も、例えば、コンピュータで実現することができる。また、勤怠管理装置400も、例えば、クラウドコンピューティングで実現することができる。
勤怠管理装置400の記憶部250には、施設情報テーブル(図示無し)と、ユーザ情報テーブル(図示無し)と、エリア変換テーブル460と、勤務状況変換テーブル270と、勤怠管理プログラム470とが格納されている。
勤怠管理装置400のCPUが記憶部250から主メモリに勤怠管理プログラム470を読み出して実行することにより、取得部401と、決定部202と、変換部205と、勤怠管理部210と、修正部220との各部の機能が実現される。
施設情報テーブルには、勤怠管理装置400を使用する施設毎に、施設IDと、施設名と、管理者名と、連絡先とを含む施設情報が登録されている。本実施形態では、施設は大学付属の大学病院であり、施設名は例えば○○大学病院等である。
ユーザ情報テーブルには、勤怠管理装置400のユーザ毎に、ユーザID(すなわち、ビーコンID311)と、名前と、施設IDと、職種と、連絡先とを含むユーザ情報が登録されている。ユーザ情報に含まれる施設IDは、施設情報に含まれる施設IDに対応する。ユーザが勤務する施設は、施設IDによって特定される。本実施形態では、職種は、医師、薬剤師、看護師、臨床検査技師等である。
第2の実施形態に係る勤怠管理装置400は、取得部401とエリア変換テーブル460のみが第1の実施形態に係る勤怠管理装置200Aと異なる。その他の点では、勤怠管理装置400は勤怠管理装置200Aと同一である。また、勤怠管理装置400は、勤怠管理装置200Bと同様に結合部203を有していてもよい。
以下に、勤怠管理装置400が勤怠管理装置200Aおよび勤怠管理装置200Bと異なる点についてのみ説明する。
図21は、エリア変換テーブル460の構成の一例を示す。
エリア変換テーブル460は、端末IDをエリア情報に変換するためのエリア変換情報を格納する。エリア変換情報は、勤怠管理装置400の管理者によって予めエリア変換テーブル460に登録される。エリア変換情報は、端末ID461と、エリア情報462とを含む。なお、図21は、施設が大学付属の大学病院である場合の例である。
端末ID461は、所定の場所に設置された各ビーコン受信機70を識別するためのビーコン識別情報である。端末ID461は、検知情報310に含まれる端末ID312に対応する。
エリア情報462は、所定の範囲のエリアを示す情報であり、端末ID461によって識別されるビーコン受信機70が設置されているエリアを示す情報である。エリア情報462は、ビーコンを用いた通常の位置情報取得装置におけるものと同様である。エリア情報462は、端末ID461に紐づけられている。エリア情報462が示すエリアは、例えば、診療棟、研究棟、教育・研修棟、休憩棟等の建物である。または、エリア情報462が示すエリアは、手術室、診察室、ロッカー室、会議室、教授室、研究室、講義室、休憩室、食堂等の部屋や建物の出入口であってもよい。
取得部401は、検知情報取得装置300から送信される検知情報310を取得する。このとき、検知情報取得装置300がビーコン発信機70からビーコンIDと端末IDを受信する毎に検知情報310を勤怠管理装置400に送信し、取得部401がその検知情報310を取得してもよい。または、取得部401が所定のタイミングで検知情報取得装置300に検知情報310の送信を要求し、それに応答して検知情報取得装置300からまとめて送信される検知情報310を取得部401が取得してもよい。
次に、取得部401は、検知情報310(ビーコン発信機60とビーコン受信機70から送信されるビーコンID311と端末ID312)に基づいて、ユーザが滞在しているエリアを示す滞在エリア情報を取得する。
具体的には、勤怠管理装置400では、取得部401は、検知情報310に含まれる端末ID312をキーとしてエリア変換テーブル460を検索し、端末ID312に対応するエリア変換情報をエリア変換テーブル460から読み出す。取得部401は、読み出されたエリア変換情報に含まれるエリア情報462を、検知情報310に含まれるビーコンID311によって識別されるビーコン発信機60を携帯するユーザの滞在エリア情報として取得する。
続いて、取得部401は、ユーザ毎に、滞在エリア情報と受信時刻情報とを含む履歴データを作成し、その履歴データを記憶部250に記憶させる。
勤怠管理装置400における決定部202と結合部203と変換部205と勤怠管理部210と修正部220と勤務状況変換テーブル270とは、勤怠管理装置200Aおよび勤怠管理装置200Bのものと同一であるため、説明を省略する。
なお、上述した第1の実施形態に係る勤怠管理装置200Aでは、変換部205は各確定滞在時間帯に対応するエリアを勤務状況に変換するとしたが、結合部203は、所定のルールに基づいて、未確定の滞在時間帯と未検知時間帯を最も可能性の高い確定滞在時間帯にまとめたり、最も可能性の高い確定滞在時間帯に変更したり、未確定滞在時間帯を確定未検知時間帯に変更したりする。
従って、変換部205が確定したものだけでなく未確定のものも含めて滞在時間帯に対応するエリアを勤務状況に変換した後に、結合部203が未確定の滞在時間帯と未検知時間帯を、最も可能性の高い確定滞在時間帯にまとめたり、最も可能性の高い確定滞在時間帯に変更したり、未確定滞在時間帯を確定未検知時間帯に変更したりすることとしてもよい。この場合も、結果的に、各確定滞在時間帯に対応するエリアのみが勤務状況に変換されることとなる。
また、上述した実施形態では医師、薬剤師、看護師、臨床検査技師等の勤怠管理を例として説明したが、本発明は、これに限らず、他業種の会社に勤務する社員の勤怠管理に適用することもできる。
また、上述した第1の実施形態では、検知情報取得装置100と勤怠管理装置200A,200Bの各機能を異なるコンピュータで実現する例を示したが、これらの各機能を同一のコンピュータで実現することもできる。同様に、第2の実施形態に係る検知情報取得装置300と勤怠管理装置400の各機能を同一のコンピュータで実現することもできる。
また、上述した第1の実施形態では、検知情報取得装置100が受信時刻情報113を取得し、それを検知情報110に付加する例を示したが、これに限らず、ビーコン受信機20が受信時刻情報を取得してもよいし、勤怠管理装置200の取得部201が受信時刻情報を取得してもよい。第2の実施形態でも同様に、ビーコン受信機70が受信時刻情報を取得してもよいし、勤怠管理装置400の取得部401が受信時刻情報を取得してもよい。
また、上述した第1の実施形態では、取得部201が、ユーザ毎に、滞在エリア情報と受信時刻情報とを含む履歴データを作成し、その履歴データを記憶部250に記憶させ、決定部202が、所定のタイミングで履歴データを記憶部250から読み出す例を示したが、取得部201が検知情報110を履歴データとして記憶部250に記憶させ、所定のタイミングで履歴データ(すなわち、検知情報110)を記憶部250から読み出して滞在エリア情報を取得することとしてもよい。第2の実施形態でも同様に、取得部401が検知情報310を履歴データとして記憶部250に記憶させ、所定のタイミングで履歴データ(すなわち、検知情報310)を記憶部250から読み出して滞在エリア情報を取得することとしてもよい。
以上説明したように、変換部205は、勤務状況変換テーブル270に格納されている勤務状況変換情報に基づいて、ユーザが滞在しているエリアが所定の第1の時間以上同一であった各確定滞在時間帯に対応するエリアを勤務状況に変換する。ユーザがある程度の時間以上滞在していたエリアは、移動中に通過したエリアや誤検知のエリアではなく、ユーザが業務や自己研鑽、休憩等の行為を行っていたエリアである可能性が高い。従って、ユーザが同一のエリアにある程度の時間以上滞在していた場合にのみ、そのエリアを勤務状況に変換することにより、間違った勤務状況を取得する可能性が低減される。
そして、結合部203は、所定のルールに基づいて、未確定滞在時間帯と未確定未検知時間帯を確定滞在時間帯に含めたり、確定滞在時間帯に変更したり、未確定滞在時間帯を確定未検知時間帯に変更したりする。この所定のルールは、ユーザが移動中であったり、エリアの誤検知であったりする可能性がある時間帯を適切な時間帯に変更するものである。これにより、このような時間帯においてもユーザの適切な勤務状況を取得することができる。
従って、本発明によれば、ユーザの移動およびエリアの誤検知や未検知を考慮してユーザが各エリアに滞在していた滞在時間帯を求め、その滞在時間帯におけるユーザの勤務状況を取得することができる。
更に、修正部220は、滞在エリアを検知することができなかった未検知時間帯に勤務状況を設定したり、誤って設定された勤務状況を修正したりする手段をユーザに提供する。
以上、本発明の実施形態について説明したが、設計または開発上の都合やその他の要因によって必要となる様々な修正や組み合わせは、請求項に記載されている発明や発明の実施形態に記載されている具体例に対応する発明の範囲に含まれる。
10…ビーコン発信機、20…ビーコン受信機、30…診療棟、31…教育・研修棟、40…ネットワーク、60…ビーコン発信機、70…ビーコン受信機、100…検知情報取得装置、110…検知情報、200A,200B…勤怠管理装置、201…取得部、202…決定部、203…結合部、205…変換部、210…勤怠管理部、220…修正部、250…記憶部、260…エリア変換テーブル、270…勤務状況変換テーブル、280A,280B…勤怠管理プログラム、300…検知情報取得装置、310…検知情報、400…勤怠管理装置、401…取得部、460…エリア変換テーブル、470…勤怠管理プログラム

Claims (7)

  1. 所定の範囲のエリアを示すエリア情報と、当該エリア情報によって示されるエリアに紐づけられた勤務状況を示す勤務状況情報とを含む勤務状況変換情報が格納されている勤務状況変換テーブルと、
    一方がユーザによって携帯され、他方が所定の複数の場所に設置されているビーコン発信機とビーコン受信機から送信される情報に基づいて、ユーザが滞在しているエリアを示す滞在エリア情報を取得する取得部と、
    前記取得部によって取得された滞在エリア情報によって示されるエリアが連続して同一であった各滞在時間帯と、当該各滞在時間帯に挟まれた時間帯であって前記取得部が滞在エリア情報を取得することができなかった各未検知時間帯とを求める決定部と、
    前記勤務状況変換テーブルに格納されている勤務状況変換情報に基づいて、前記各滞在時間帯の中で所定の第1の時間以上である各確定滞在時間帯に対応するエリアを勤務状況に変換する変換部と、
    前記ユーザの勤怠を示す勤怠情報であって、前記各確定滞在時間帯と、当該各確定滞在時間帯に対応するエリアおよび勤務状況とを含む当該勤怠情報を作成する勤怠管理部と、
    を備える勤怠管理装置。
  2. 前記各確定滞在時間帯の直後または間または直前に存在し、前記各滞在時間帯の中で前記第1の時間未満である未確定滞在時間帯および/または前記各未検知時間帯の中で所定の第2の時間未満である未確定未検知時間帯のみを含む混合時間帯であって所定の第3の時間未満である当該混合時間帯を、直後または直前の前記確定滞在時間帯に含ませる結合部を備える請求項1に記載の勤怠管理装置。
  3. 前記結合部が、前記各未検知時間帯の中で所定の第2の時間以上である確定未検知時間帯に挟まれており、1つ以上の前記未確定滞在時間帯を含む孤立時間帯であって所定の第4の時間未満である当該孤立時間帯を、確定未検知時間帯に変更する請求項2に記載の勤怠管理装置。
  4. 前記ユーザが医師であって、前記勤務状況の種別が業務と自己研鑽を含む請求項3に記載の勤怠管理装置。
  5. 前記確定未検知時間帯の勤務状況について業務と自己研鑽を含む複数の選択肢を前記医師に提示し、当該選択肢の中から当該時間帯の勤務状況を前記医師に選択させる修正部を備える請求項4に記載の勤怠管理装置。
  6. 前記修正部が、前記各確定滞在時間帯の中に、前記取得部が滞在エリア情報を所定の第5の時間以上取得することができなかった時間帯が含まれている場合に、当該時間帯の勤務状況について業務と自己研鑽を含む複数の選択肢を前記医師に提示し、当該選択肢の中から当該時間帯の勤務状況を前記医師に選択させる請求項4または5に記載の勤怠管理装置。
  7. コンピュータを、
    所定の範囲のエリアを示すエリア情報と、当該エリア情報によって示されるエリアに紐づけられた勤務状況を示す勤務状況情報とを含む勤務状況変換情報が格納されている勤務状況変換テーブルを記憶する記憶手段、
    一方がユーザによって携帯され、他方が所定の複数の場所に設置されているビーコン発信機とビーコン受信機から送信される情報に基づいて、ユーザが滞在しているエリアを示す滞在エリア情報を取得する取得手段、
    前記取得手段によって取得された滞在エリア情報によって示されるエリアが連続して同一であった各滞在時間帯と、当該各滞在時間帯に挟まれた時間帯であって前記取得手段が滞在エリア情報を取得することができなかった各未検知時間帯とを求める決定手段、
    前記勤務状況変換テーブルに格納されている勤務状況変換情報に基づいて、前記各滞在時間帯の中で所定の第1の時間以上である各確定滞在時間帯に対応するエリアを勤務状況に変換する変換手段、
    前記ユーザの勤怠を示す勤怠情報であって、前記各確定滞在時間帯と、当該各確定滞在時間帯に対応するエリアおよび勤務状況とを含む当該勤怠情報を作成する勤怠管理手段、
    として機能させるための勤怠管理プログラム。
JP2020004880A 2020-01-16 2020-01-16 勤怠管理装置および勤怠管理プログラム Active JP6738064B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020004880A JP6738064B1 (ja) 2020-01-16 2020-01-16 勤怠管理装置および勤怠管理プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020004880A JP6738064B1 (ja) 2020-01-16 2020-01-16 勤怠管理装置および勤怠管理プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6738064B1 JP6738064B1 (ja) 2020-08-12
JP2021114008A true JP2021114008A (ja) 2021-08-05

Family

ID=71949411

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020004880A Active JP6738064B1 (ja) 2020-01-16 2020-01-16 勤怠管理装置および勤怠管理プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6738064B1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7307230B1 (ja) 2022-04-20 2023-07-11 株式会社Access 勤怠管理装置、勤怠管理システム、勤怠管理方法、及びプログラム

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7034449B1 (ja) 2021-11-24 2022-03-14 Dr.JOY株式会社 退勤時刻決定システム、退勤時刻決定装置および退勤時刻決定プログラム
JP7065475B1 (ja) 2021-12-07 2022-05-12 Dr.JOY株式会社 退勤時刻決定システム、退勤時刻決定装置および退勤時刻決定プログラム

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008299366A (ja) * 2007-05-29 2008-12-11 Seiko Epson Corp 勤怠管理システムおよびプログラム
US20190228379A1 (en) * 2017-03-29 2019-07-25 Hitachi Solutions, Ltd. Attendance Consistency Management System and Attendance Consistency Management Method
JP2019212199A (ja) * 2018-06-08 2019-12-12 一般財団法人都市エクイティ財団 業務効率化支援システム、及びプログラム
JP2020004138A (ja) * 2018-06-28 2020-01-09 株式会社ラクロー 労務管理システム

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008299366A (ja) * 2007-05-29 2008-12-11 Seiko Epson Corp 勤怠管理システムおよびプログラム
US20190228379A1 (en) * 2017-03-29 2019-07-25 Hitachi Solutions, Ltd. Attendance Consistency Management System and Attendance Consistency Management Method
JP2019212199A (ja) * 2018-06-08 2019-12-12 一般財団法人都市エクイティ財団 業務効率化支援システム、及びプログラム
JP2020004138A (ja) * 2018-06-28 2020-01-09 株式会社ラクロー 労務管理システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7307230B1 (ja) 2022-04-20 2023-07-11 株式会社Access 勤怠管理装置、勤怠管理システム、勤怠管理方法、及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP6738064B1 (ja) 2020-08-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11666246B2 (en) Methods and systems for assigning locations to devices
US10796396B2 (en) Emergency response augmented reality-based notification
JP2021114008A (ja) 勤怠管理装置および勤怠管理プログラム
KR101835832B1 (ko) 근거리 무선 통신 기술을 이용한 호출 시스템
US10701520B2 (en) Smart commissioning for first responders in incident command system
Gholamhosseini et al. Hospital real-time location system (A practical approach in healthcare): A narrative review article
WO2010117695A2 (en) Wireless tracking system and method for analyzing an interaction between objects
Wyffels et al. Distributed, signal strength-based indoor localization algorithm for use in healthcare environments
JP7034449B1 (ja) 退勤時刻決定システム、退勤時刻決定装置および退勤時刻決定プログラム
KR20190141998A (ko) 비콘의 배치 패턴을 이용한 환자 위치 정보 산출 시스템 및 방법
JP6220816B2 (ja) 位置情報管理システム
KR20180090218A (ko) 매장 내 고객의 서비스 요청을 위한 블루투스 기반의 호출 시스템
JP2021111250A (ja) 勤怠管理装置および勤怠管理プログラム
Artinger et al. Creating a common operation picture in realtime with user-centered interfaces for mass casualty incidents
CN105786174A (zh) 电子装置间的讯号传输方法及系统
Barapatre et al. Smart college system using iot ble beacons
JP2002015099A (ja) 災害対策活動支援システム
Chavira et al. Towards touching interaction: A simple explicit input
JP7065475B1 (ja) 退勤時刻決定システム、退勤時刻決定装置および退勤時刻決定プログラム
KR20190100624A (ko) 지능형 건강관리장치 및 그 장치의 구동방법
KR20180090214A (ko) 매장내 호출 및 주문 플랫폼을 위한 운영 시스템
KR102602596B1 (ko) IoT 플랫폼을 이용한 매장 운영 서비스 제공 시스템
KR20180090220A (ko) 고객 응대 및 처리 현황을 처리하기 위한 호출 및 태깅 시스템
Alawaji IoT Tracking System Effectiveness in Enhancing Library Services
KR102455476B1 (ko) Qr 코드에 기반한 재난취약자 구호 시스템 및 그것을 이용한 구호 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200116

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20200116

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20200123

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200601

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200702

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200703

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200710

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200710

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6738064

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250