JP2021112098A - 索道における電力供給装置 - Google Patents

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【課題】索道の停留場において複数の搬器18に電力を供給する場合に、給電レール23に過大な電流が流れることを防止することができる、電力供給装置を提供することを目的とする。【解決手段】索道の停留場内において搬器18の移動経路に沿って配置され、同容量の電気が通電された複数の給電レール23と、搬器18に備えて給電レール23と接触する集電子と24、を備え、給電レール23は、一の給電レール23に対して一の搬器18にのみ給電を行うように配置されており、搬器18が停留場内を移動しながら給電されるようにした。【選択図】図1

Description

本発明は、索道設備の停留場において、搬器に電力を供給する装置に関するものである。
索道設備は、空中に張架した索条に搬器を懸垂し、人員や物資を運ぶ輸送設備であり、多くは山岳傾斜地における人員の移動手段や、スキー場におけるスキーヤーやスノーボーダーの移動手段として利用されている。また、索道設備は、鉄道等のように地上にレール等を敷設する必要がなく線路に要する用地が少なくてすむために、特に海外においては都市部の公共交通機関として運用されるようになってきている。
このように、都市部等においてゴンドラリフトやロープウェイのように閉鎖型搬器を運用する索道設備を、日常的な交通機関として運用するにあたっては、乗客の快適性を向上するために各搬器には空調装置や客車内の照明装置等を備えることが望ましい。しかしながら従来周知のように、索道設備においては線路中を移動する搬器へ電力を供給することが困難なことから、一般的には小型の蓄電池を搬器に備え、これを運行終了後に停留場において充電して使用しており、空調装置等の消費電力が大きな機器を搬器に備えることは困難であった。
このように運行終了後に充電を行うには、多数の搬器を運用するゴンドラリフト等においては多数の充電器が必要となり費用が嵩むことから、索道設備の運行中に停留場内で搬器が移動しながら蓄電池の充電を行うことが従来提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載された技術は、自動循環式索道において搬器外面に取付けられ蓄電池に接続された充電用コネクタと、索道の途中に配置された停留所内に設けられ、搬器が停留所内を移動する間に充電用コネクタと接触する電気供給子と、電気供給子に接続された電源供給装置とを備え、搬器が停留場内を移動していても蓄電池の充電を行えるようにしている。
近時は、電気自動車等の普及などから蓄電池の小型化、大容量化が進んでおり、また、これら蓄電池の急速充電等も行われるようになってきている。このような技術を採用して、上記特許文献1のように停留場内を移動する搬器内の蓄電池を急速充電するようにすれば、搬器が線路中にあっても搬器に搭載した機器類に十分な電力が蓄電池から供給でき、搬器内の環境を快適に保つことができる。
特開平7−31063号公報
しかしながら、上記の特許文献に示された自動循環式索道においては、停留場内では複数台の搬器が同時に移動することが問題となる。すなわち、上記特許文献における停留場に設けられた給電レール(電気供給子)からは、複数台の搬器が電力を供給されるため、給電レール(電気供給子)側に過大な電流が流れてしまうという問題があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、停留場において複数の搬器に電力を供給する場合に、給電レールに過大な電流が流れることを防止することができる、索道における電力供給装置を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、索道の停留場内において搬器の移動経路に沿って配置され、同容量の電気が通電された複数の給電レールと、前記搬器に備えて前記給電レールと接触する集電子と、を備え、前記搬器が停留場内を移動しながら給電されることを特徴としている。
また、請求項2の発明は、前記給電レールは、一の前記給電レールに対して一の搬器にのみ給電を行うように配置されたことを特徴としている。
本発明によれば、複数の給電レールを搬器の移動径路に配置することで、各給電レールに過大な電流が流れることを防止することができ、搬器へ安定した電力を供給することができる。
単線自動循環式索道の模式図 停留場の一部を示した図 給電レールの全体配置図
以下、本発明の具体的な実施の形態を図面を参照して説明する。本実施の形態においては、索道設備の代表例として単線自動循環式索道により説明を行う。図1は、単線自動循環式索道の模式図である。単線自動循環式索道10は、線路の端部に停留場11及び停留場12を有しており、各停留場11、12には、原動滑車13及び従動滑車14を回転自在に備えている。原動滑車13と従動滑車14には、索条15が無端状に巻き掛けられており、原動滑車13を回転駆動することにより、索条15は両停留場11、12間を循環して移動する。索条15には、線路中で所定の間隔となるように複数の搬器18が懸垂される。
搬器18は索条15に着脱自在であって、線路中では索条15に取り付けられて索条15とともに移動し、停留場11、12内では索条15から切り離される。停留場11、12には、平面視U字状の走行レール16及び走行レール17がそれぞれ敷設されており、索条15から切り離された搬器18は、走行レール16、17に沿って次のように移動する。まず、停留場11、12に到着した搬器18は、索条15から切り離されるとともに、走行レール16、17に乗り移り、走行レール16、17に沿って設けられた移送装置により減速させられる。乗客が乗降可能な速度まで搬器18が減速すると、その速度を保って停留場11、12内を出発側へ折返し、この間に乗客の乗降が行われる。出発側へ折り返した搬器18は、索条15の速度と同一速度にまで加速させられた後、索条15に取り付けられるとともに走行レール16、17から離脱して線路中へ出発する。
図2は、停留場11、12の一部を示した図である。搬器18の握索機20には、走行レール16、17上を転動する走行ローラー21を備えるとともに、走行ローラー21とは反対側の端部にエンドローラー22を備えている。エンドローラー22の位置には、走行レール16、17の外周と平行してガイドレール19が延設されており、これにより停留場11、12で進行する搬器18の姿勢が一定に保たれる。ガイドレール19の下部に沿っては、通電された給電レール23が敷設されており、一方、握索機20には給電レール23に接触する集電子24を備えている。集電子24には電線ケーブル25が接続されており、電線ケーブル25の他端は搬器18内の蓄電池26に接続されている。停留場11、12内においては、給電レール23と集電子24とが接触して移動し、この間に搬器18側へ電力が供給され蓄電池26が充電される。
図3は、給電レールの全体配置図である。給電レール23全体は、複数の給電レール23からなっており、隣り合う給電レール23は一定の距離Hを有して配置されている。それぞれの給電レール23へは、停留場11、12の電源から、それぞれ同容量の電気が通電されている。移動径路に沿って配置された各給電レール23には、移動する搬器18の集電子24が接触して搬器18へ電力が供給される。各給電レール23は、同一の給電レール23内を複数の搬器18が通過しないように、長さおよび位置が設定されている。
以上の構成により、一の給電レール23に対して一台の搬器18のみへ電力が供給されるので、各給電レール23に過大な電流が流れることがなく、搬器18へ安定した電力を供給することができる。また、本構成によれば、特定の給電レール23が故障により電力の供給が不能になっても、他の正常な給電レール23により搬器18へ電力を供給することができる。さらには、搬器18への電力供給量が少なくてすむ場合、例えば空調装置やヒーターを使用しない場合には、一定区画の給電レール23の電力供給を停止しておくことで、索道設備で使用する電力を節減することができる。
10 単線自動循環式索道
11 停留場
12 停留場
13 原動滑車
14 従動滑車
15 索条
16 走行レール
17 走行レール
18 搬器
19 ガイドレール
20 握索機
21 走行ローラー
22 エンドローラー
23 給電レール
24 集電子
25 電線ケーブル
26 蓄電池
H 距離

Claims (2)

  1. 索道の停留場内において搬器の移動経路に沿って配置され、同容量の電気が通電された複数の給電レールと、前記搬器に備えて前記給電レールと接触する集電子と、を備え、前記搬器が停留場内を移動しながら給電されることを特徴とする索道における電力供給装置。
  2. 前記給電レールは、一の前記給電レールに対して一の搬器にのみ給電を行うように配置されたことを特徴とする索道における電力供給装置。
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