JP2021110833A - 定着装置、画像形成装置 - Google Patents

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Hirotaka Kawasaki
広貴 川崎
天 榮木
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Abstract

【課題】定着ベルトの強度を低下させることなく、当該定着ベルトにおけるその幅方向の両端部から潤滑剤が漏出することを抑制可能な定着装置、及び画像形成装置を提供すること。【解決手段】定着装置17は、無端の定着ベルト31と、定着ベルト31の外周面31Aに接触して設けられる加圧ローラーと、定着ベルト31の幅方向と同方向の左右方向D3に延在し、定着ベルト31の内周面に圧接して設けられるヒーター32と、ヒーター32における定着ベルト31と接触する接触領域32Cに塗布される潤滑剤と、を備え、ヒーター32は、接触領域32Cにおける左右方向D3の両端の一部の領域を成す一対の第1領域32Dの表面粗さが接触領域32Cにおける一対の第1領域32Dの間の第2領域32Eの表面粗さよりも大きい。【選択図】図4

Description

本発明は、電子写真方式の画像形成装置、及び当該画像形成装置に設けられる定着装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置は、トナー像が転写されたシートを加熱して当該シートにトナー像を定着させる定着装置を備える。例えば、前記定着装置は、無端の定着ベルトと、加圧ローラーと、ヒーターとを備える。
前記加圧ローラーは、前記定着ベルトの外周面に接触して設けられる。前記ヒーターは、前記定着ベルトの幅方向に延在し、前記定着ベルトの内周面に圧接して設けられる。前記ヒーターにおける前記定着ベルトと接触する接触領域には、前記定着ベルトとの摩擦を軽減するための潤滑剤が塗布される。
また、前記潤滑剤が前記定着ベルトにおけるその幅方向の両端部から漏出することを抑制するために、前記定着ベルトの内周面における前記幅方向の両端部の表面粗さを前記幅方向の中央部よりも大きくする技術が従来技術として知られている(特許文献1参照)。
特開2014−174369号公報
しかしながら、上述の従来技術では、前記定着ベルトの強度が低下して当該定着ベルトの寿命が短くなるという問題がある。
本発明の目的は、定着ベルトの強度を低下させることなく、当該定着ベルトにおけるその幅方向の両端部から潤滑剤が漏出することを抑制可能な定着装置、及び画像形成装置を提供することにある。
本発明の一の局面に係る定着装置は、無端の定着ベルトと、加圧ローラーと、ヒーターと、潤滑剤とを備える。前記加圧ローラーは、前記定着ベルトの外周面に接触して設けられる。前記ヒーターは、前記定着ベルトの幅方向に延在し、前記定着ベルトの内周面に圧接して設けられる。前記潤滑剤は、前記ヒーターにおける前記定着ベルトと接触する接触領域に塗布される。また、前記ヒーターは、前記接触領域における前記幅方向の両端の一部の領域を成す一対の第1領域の表面粗さが当該接触領域における前記一対の第1領域の間の第2領域の表面粗さよりも大きい。
本発明の他の局面に係る画像形成装置は、前記定着装置を備える。
本発明によれば、定着ベルトの強度を低下させることなく、当該定着ベルトにおけるその幅方向の両端部から潤滑剤が漏出することを抑制することが可能である。
図1は、画像形成装置の構成を示す図である。 図2は、本発明の実施形態に係る定着装置の構成を示す図である。 図3は、本発明の実施形態に係る定着装置のヒーターの構成を示す図である。 図4は、本発明の実施形態に係る定着装置のヒーター及び定着ベルトの構成を示す図である。 図5は、本発明の他の実施形態に係る定着装置のヒーター及び定着ベルトの構成を示す図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
[画像形成装置100の構成]
まず、図1を参照しつつ、本発明の実施形態に係る定着装置17を備える画像形成装置100の構成について説明する。ここで、図1は画像形成装置100の構成を示す断面図である。
なお、説明の便宜上、画像形成装置100が使用可能な設置状態(図1に示される状態)で鉛直方向を上下方向D1と定義する。また、図1に示される画像形成装置100の左側の面を正面(前面)として前後方向D2を定義する。また、前記設置状態の画像形成装置100の正面を基準として左右方向D3を定義する。
画像形成装置100は、画像データに基づいて画像を形成するプリント機能を有するプリンターである。なお、本発明は、ファクシミリ装置、コピー機、及び複合機などの画像形成装置に適用可能である。
図1に示されるように、画像形成装置100は、画像形成部1、及びシート搬送部2を備える。画像形成部1、及びシート搬送部2は、画像形成装置100の筐体101に収容されている。筐体101は、略直方体状に形成されている。筐体101の上部には、画像形成装置100によって画像が形成されたシートが排出されるシート受け部102が形成されている。
画像形成部1は、外部のパーソナルコンピューター等の情報処理装置から入力された画像データに基づいて、電子写真方式で画像を形成することが可能である。図1に示されるように、画像形成部1は、感光体ドラム11、帯電装置12、光走査装置13、現像装置14、転写ローラー15、クリーニング装置16、及び定着装置17を備える。
感光体ドラム11は、筐体101によって回転可能に支持されている。感光体ドラム11は、不図示のモーターから伝達される回転駆動力を受けて、図1に示される矢印方向に回転する。
帯電装置12は、感光体ドラム11の表面を帯電させる。
光走査装置13は、画像データに基づく光を、帯電された感光体ドラム11の表面に照射する。光走査装置13によって、感光体ドラム11の表面に静電潜像が形成される。
現像装置14は、トナーを含む現像剤を用いて、感光体ドラム11の表面に形成された静電潜像を現像する。現像装置14によって、感光体ドラム11の表面にトナー像が形成される。
転写ローラー15は、感光体ドラム11の表面に形成されたトナー像を、シート搬送部2によって搬送されるシートに転写する。
クリーニング装置16は、転写ローラー15によってトナー像が転写された後の感光体ドラム11の表面を清掃する。
定着装置17は、トナー像が転写されたシートを加熱して、当該シートにトナー像を定着させる。
シート搬送部2は、画像形成部1によって画像が形成されるシートを搬送する。図1に示されるように、シート搬送部2は、給紙カセット21、シート搬送路22、給紙ユニット23、レジストローラー対24、及び排紙ローラー対25を備える。
給紙カセット21は、画像形成部1によって画像が形成されるシートを収容する。給紙カセット21は、図1に示されるように、筐体101の底部に設けられる。例えば、給紙カセット21には、紙、コート紙、ハガキ、封筒、及びOHPシートなどのシート部材が収容される。給紙カセット21は、内部に収容された複数枚のシートを持ち上げるリフト板を有する。
シート搬送路22は、給紙カセット21から転写ローラー15、及び定着装置17を経由してシート受け部102へ至るシートの移動通路である。シート搬送路22には、レジストローラー対24、及び排紙ローラー対25を含む複数のローラー対が設けられている。シート搬送路22では、当該複数のローラー対によって給紙カセット21から搬出されたシートがシート受け部102へ向かう搬送方向D4(図1参照)へ搬送される。シート搬送路22は、筐体101内に設けられた一対の搬送ガイド部材によって形成される。
給紙ユニット23は、給紙カセット21に収容されたシートを一枚ずつシート搬送路22へ送り出す。給紙ユニット23は、ピックアップローラー、給紙ローラー、及びリタードローラーを備える。前記ピックアップローラーは、給紙カセット21の前記リフト板によって持ち上げられた複数枚のシートのうち、最上層のシートの上面に接触して回転することで、当該シートを前記給紙ローラーへ送り出す。前記給紙ローラーは、前記ピックアップローラーによって送り出されたシートの上面に接触して回転することで、当該シートをシート搬送路22へ送り出す。前記リタードローラーは、前記給紙ローラーの下側から前記給紙ローラーへ向けて付勢されて設けられる。前記リタードローラーは、前記ピックアップローラーによって複数枚のシートが重なり合って送り出された場合に、その重なり合う複数枚のシートから最上層以外のシートを分離する。
レジストローラー対24は、感光体ドラム11の表面に形成されたトナー像が感光体ドラム11の回転によって転写ローラー15による転写位置に搬送されるタイミングに合わせて、シートを当該転写位置へ搬送する。
排紙ローラー対25は、定着装置17によってトナー像が定着されたシートをシート受け部102に排出する。
[定着装置17の構成]
次に、図2〜図4を参照しつつ、本発明の実施形態に係る定着装置17の構成について説明する。ここで、図2は定着装置17の構成を示す断面図である。また、図3はヒーター32の構成を示す断面図である。また、図4は定着ベルト31、及びヒーター32の構成を示す底面図である。なお、図4では、接触領域32C、一対の第1領域32D、及び第2領域32Eのそれぞれが、一点鎖線によって示されている。
図2に示されるように、定着装置17は、定着ベルト31、ヒーター32、ヒーター支持部33、押圧部材34、及び加圧ローラー35を備える。
定着ベルト31は、ヒーター32によって加熱された状態でシートに接触することにより、当該シートに転写されたトナー像を当該シートに定着させる。定着ベルト31は、可撓性を有しており、無端状である。図2に示されるように、定着ベルト31は、ヒーター32、及び加圧ローラー35によって挟持されており、加圧ローラー35の回転に従動して走行方向D5に沿って走行する。
ヒーター32は、定着ベルト31の幅方向と同方向である左右方向D3に延在し、定着ベルト31の内周面31Bに圧接して設けられる。ヒーター32は、定着ベルト31の内側から定着ベルト31を加熱する。図3に示されるように、ヒーター32は、基板41、発熱部42、及びセンサー43を備える。
図3及び図4に示されるように、基板41は、定着ベルト31の幅方向と同方向である左右方向D3に延在する平板状に形成される。図4に示されるように、基板41の左右方向D3における長さは、定着ベルト31の幅よりも長い。基板41は、定着ベルト31の内周面31Bにおけるその幅方向の全域と接触するように設けられる。
発熱部42は、基板41における定着ベルト31の内周面31Bと接触する面に実装される。図3及び図4に示されるように、発熱部42は、基板41の長手方向に沿って延在する平板状に形成される。図4に示されるように、発熱部42の左右方向D3における長さは、定着ベルト31の幅よりも短い。発熱部42は、ヒーター32における定着ベルト31と接触する接触領域32C(図4参照)の内側に設けられる。発熱部42は、基板41に実装された配線パターンなどを介して不図示の電源に接続される。発熱部42は、前記電源から供給される電流が流れることによって発熱して、定着ベルト31を加熱する。なお、発熱部42の左右方向D3における長さは、定着ベルト31の幅よりも長くてもよい。即ち、発熱部42は、定着ベルト31の内周面31Bにおけるその幅方向の全域と接触して設けられてもよい。
センサー43は、基板41における発熱部42の実装面とは反対側の面に設けられる。センサー43は、発熱部42の温度に応じた電気信号を出力する。センサー43から出力される電気信号は、不図示の制御部に入力される。前記制御部は、センサー43から入力される電気信号に基づいて、発熱部42の発熱制御を実行する。
ヒーター32は、定着ベルト31を挟んで、加圧ローラー35と対向して設けられる。具体的に、ヒーター32は、定着ベルト31の内周面31Bと接触する接触面32Aが加圧ローラー35の軸心と対向する姿勢で設けられる。なお、接触面32Aは、基板41における発熱部42の実装面と発熱部42の外面とにより構成される面である。また、ヒーター32は、押圧部材34によって加圧ローラー35側へ押圧されることにより、定着ベルト31の内周面31Bに圧接する。これにより、定着ベルト31と加圧ローラー35との間を通過するシートを加圧するニップ領域R1が形成される。なお、本明細書では、定着ベルト31と加圧ローラー35とが接触する領域をニップ領域R1と定義する。ヒーター32の接触面32Aにおける定着ベルト31の内周面31Bと接触する接触領域32C(図4参照)には、接触領域32Cと定着ベルト31の内周面31Bとの間の摩擦係数を低下させるための潤滑剤X1(図2参照)が塗布される。例えば、潤滑剤X1にはフッ素グリスが用いられる。
ヒーター支持部33は、ヒーター32を支持する。ヒーター支持部33は、左右方向D3に長尺に形成される。ヒーター支持部33の下面には、ヒーター32が嵌合可能な凹部51が形成される。ヒーター32は、凹部51に嵌合された状態で、接触面32Aの裏側の被支持面32Bが凹部51の底面と接触する。また、ヒーター32は、凹部51に嵌合された状態で、前後方向D2の両端部、及び左右方向D3の両端部が凹部51の壁面と接触する。凹部51は、ヒーター32の厚みとほぼ同じ距離の深さで形成される。そのため、凹部51に嵌合されたヒーター32の接触面32Aは、凹部51の縁部と略面一になる。
また、ヒーター支持部33は、定着ベルト31が予め定められた走行経路に沿って走行するように当該定着ベルト31を案内する。具体的に、ヒーター支持部33は、定着ベルト31の内周面31Bに接触して定着ベルト31を案内する一対のガイド部52を備える。一対のガイド部52は、ヒーター支持部33における前後方向D2の両端部に設けられる。
押圧部材34は、ヒーター支持部33を加圧ローラー35側へ押圧する。押圧部材34は、ヒーター支持部33の上面に接触して設けられ、定着ベルト31の幅方向である左右方向D3に長尺である。また、押圧部材34におけるその長手方向の両端部は、不図示の付勢部材から下方、即ち加圧ローラー35側へ向かう付勢力を受ける。これにより、押圧部材34は、ヒーター支持部33を加圧ローラー35側へ押圧する。ヒーター支持部33が加圧ローラー35側へ押圧されることで、ヒーター支持部33に支持されたヒーター32も、加圧ローラー35側へ押圧される。
加圧ローラー35は、定着ベルト31の下側において定着ベルト31の外周面31Aに接触して設けられる。加圧ローラー35は、金属製の軸部61、及び軸部61の外周に形成された弾性を有する弾性層62を備える。軸部61は、筐体101の内部に設けられる一対の側板によって回転可能に支持される。加圧ローラー35は、不図示のモーターから供給される回転駆動力を受けて回転方向D6に回転する。
なお、加圧ローラー35は、上方、即ちヒーター32側へ向かう方向へ付勢されていてもよい。この場合、押圧部材34は、前記付勢部材から付勢力を受けていなくてもよい。
ところで、潤滑剤X1が定着ベルト31におけるその幅方向の両端部から漏出することを抑制するために、定着ベルト31の内周面31Bにおけるその幅方向の両端部の表面粗さを当該幅方向の中央部よりも大きくする技術が従来技術として知られている。
しかしながら、上述の従来技術では、定着ベルト31の強度が低下して定着ベルト31の寿命が短くなるという問題がある。これに対し、本発明の実施形態に係る定着装置17では、以下に説明するように、定着ベルト31の強度を低下させることなく、定着ベルト31におけるその幅方向の両端部から潤滑剤X1が漏出することを抑制することが可能である。
具体的に、定着装置17では、ヒーター32の接触領域32Cにおける左右方向D3の両端の一部の領域を成す一対の第1領域32D(図4参照)の表面粗さが、接触領域32Cにおける一対の第1領域32Dの間の第2領域32E(図4参照)の表面粗さよりも大きくなるように、ヒーター32が構成されている。
例えば、ヒーター32は、接触領域32Cを含む接触面32Aがガラスなどのコーティング剤によってコーティングされている。定着装置17では、接触領域32Cにおける一対の第1領域32Dの表面粗さが第1の値になるように構成され、接触領域32Cにおける第2領域32Eの表面粗さが前記第1の値よりも小さい第2の値になるように、接触領域32Cが前記コーティング剤によってコーティングされている。
具体的に、接触領域32Cにおける一対の第1領域32D、及び第2領域32Eのそれぞれは、一対の第1領域32Dの表面粗さが前記第1の値となり、第2領域32Eの表面粗さが前記第2の値となるように、互いに異なる焼成条件で前記コーティング剤が焼成される。
これにより、接触領域32Cに塗布された潤滑剤X1は、表面張力により一対の第1領域32Dに留まって保持される。そのため、定着ベルト31の強度を低下させることなく、定着ベルト31におけるその幅方向の両端部から潤滑剤X1が漏出することを抑制することが可能である。
[他の実施形態]
なお、定着装置17において、発熱部42は、発熱部42における定着ベルト31の内周面31Bと接触する第1接触領域42A(図4及び図5参照)において左右方向D3の両端の一部の領域を成す一対の第3領域42Bの表面粗さが、一対の第3領域42Bの間の第4領域42Cの表面粗さよりも小さくなるように構成されていてもよい。なお、図5は定着ベルト31、及びヒーター32の構成を示す底面図である。なお、図5では、接触領域32C、一対の第1領域32D、及び第2領域32Eが省略されている。
例えば、発熱部42は、一対の第3領域42Bの表面粗さが前記第2の値よりも小さい第3の値となるように構成され、第4領域42Cの表面粗さが前記第2の値になるように構成されていてもよい。
また、第1接触領域42Aにおける一対の第3領域42B各々において、左右方向D3の外側領域の表面粗さが内側領域の表面粗さよりも低くなるように発熱部42を構成してもよい。具体的に、発熱部42は、一対の第3領域42B各々の表面粗さが、前記第2の値以下の範囲内で、左右方向D3における第1接触領域42Aの端部から内側へ向けて段階的、又は連続的に上昇するように構成されていてもよい。
これにより、第1接触領域42Aにおける一対の第3領域42Bでは、第4領域42Cよりも、発熱部42から定着ベルト31へ伝達される熱量が多くなる。そのため、定着ベルト31におけるその幅方向の両端部の温度が、放熱によって当該幅方向の中央部よりも低下することを抑制可能である。
また、第1接触領域42Aにおける一対の第3領域42B各々において、左右方向D3の外側領域の接触熱抵抗が内側領域の接触熱抵抗よりも低くなるように発熱部42を構成することで、定着ベルト31におけるその幅方向の温度のばらつきを抑制することが可能である。
1 画像形成部
2 シート搬送部
11 感光体ドラム
12 帯電装置
13 光走査装置
14 現像装置
15 転写ローラー
16 クリーニング装置
17 定着装置
21 給紙カセット
22 シート搬送路
23 給紙ユニット
24 レジストローラー対
25 排紙ローラー対
31 定着ベルト
32 ヒーター
33 ヒーター支持部
34 押圧部材
35 加圧ローラー
36 接触部
41 基板
42 発熱部
43 センサー
100 画像形成装置

Claims (3)

  1. 無端の定着ベルトと、
    前記定着ベルトの外周面に接触して設けられる加圧ローラーと、
    前記定着ベルトの幅方向に延在し、前記定着ベルトの内周面に圧接して設けられるヒーターと、
    前記ヒーターにおける前記定着ベルトと接触する接触領域に塗布される潤滑剤と、
    を備え、
    前記ヒーターは、前記接触領域における前記幅方向の両端の一部の領域を成す一対の第1領域の表面粗さが当該接触領域における前記一対の第1領域の間の第2領域の表面粗さよりも大きい、
    定着装置。
  2. 前記ヒーターは、前記幅方向における前記接触領域の内側に設けられ、前記幅方向に延在しており、前記幅方向の両端の一部の領域を成す一対の第3領域の表面粗さが当該一対の第3領域の間の第4領域の表面粗さよりも小さい発熱部を有する、
    請求項1に記載の定着装置。
  3. 請求項1又は2に記載の定着装置を備える画像形成装置。
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