JP2021110575A - 走行経路設定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】自動運転の走行経路候補における駆動用バッテリの温度予測の精度を高める走行経路設定装置を提供する。【解決手段】自動運転システムにおいて、走行経路設定装置100は、車両が備える駆動用バッテリ42の発熱量に基づいて、車両の自動運転の走行経路を設定する。走行経路設定装置は、自動運転の走行経路候補における各走行区間の目標速度を取得し、当該目標速度を実現するための加減速目標に基づいて、走行経路候補の走行に必要な、車両が備える駆動モータの制駆動トルクの必要量を算出するトルク算出部103と、トルク算出部によって算出された制駆動トルクの必要量に基づいて、駆動用バッテリの温度を予測する予測部104とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、走行経路設定装置に関する。
従来、電気自動車が備える駆動モータに電力を供給するバッテリ(以下、「駆動用バッテリ」と示す)の効率低下を抑制したり、駆動用バッテリの劣化を抑制したりすることを目的として、駆動用バッテリの発熱を抑制する技術が考案されている。
例えば、下記特許文献1には、ナビゲーション装置において、目的地までの案内経路を電気自動車が走行している場合、駆動用バッテリの温度変化を予測し、案内経路の次のノードに到達するまでに駆動用バッテリの温度が最大温度を超えると予測されると、駆動用バッテリの温度が最大温度を超えないように、電気自動車の走行プランを変更する技術が開示されている。
特開2010−243327号公報
しかしながら、実際には、車両の加減速に応じて、駆動用バッテリの温度や駆動モータの発熱量が変化する。それにも関わらず、上記特許文献1の技術は、電気自動車の加減速を考慮せずに駆動用バッテリの温度を予測するため、駆動用バッテリの温度を高精度に予測することができない。
なお、上記特許文献1の技術を応用して、自動運転の走行経路候補における駆動用バッテリの温度を予測することも可能である。但し、この場合も、車両の加減速を考慮せずに駆動用バッテリの温度を予測することになるため、駆動用バッテリの温度予測の精度を高めることができない。
本発明は、上述した従来技術の課題を解決するため、自動運転の走行経路候補における駆動用バッテリの温度予測の精度を高めることができるようにすることを目的とする。
本開示の一態様の走行経路設定装置は、車両が備える駆動用バッテリの発熱量に基づいて、車両の自動運転の走行経路を設定する走行経路設定装置であって、自動運転の走行経路候補における各走行区間の目標速度を取得し、当該目標速度を実現するための加減速目標に基づいて、走行経路候補の走行に必要な、車両が備える駆動モータの制駆動トルクの必要量を算出するトルク算出部と、トルク算出部によって算出された制駆動トルクの必要量に基づいて、駆動用バッテリの温度を予測する予測部とを備える
自動運転の走行経路候補における駆動用バッテリの温度予測の精度を高めることができる。
実施形態に係る自動運転システムのシステム構成を示す図 実施形態に係る走行経路設定装置による処理の手順を示すフローチャート
以下、図面を参照して、本発明の実施形態の自動運転システムについて説明する。
(自動運転システム10のシステム構成)
図1は、実施形態に係る自動運転システム10のシステム構成を示す図である。図1に示す自動運転システム10は、自動運転可能、且つ、駆動モータの発生する駆動トルクによる走行が可能な車両(例えば、電気自動車、ハイブリッド自動車等)に搭載されるシステムである。図1に示すように、自動運転システム10は、センサ群20、自動運転コントローラ30、駆動モータ41、駆動用バッテリ42、電動パワーステアリング43、ブレーキ44、および、走行経路設定装置100を備える。
センサ群20は、複数のセンサを備えて構成されており、当該複数のセンサによって、車両に関する車両情報、および、車両周辺に関する車両周辺情報を取得する。センサ群20によって取得される車両情報としては、例えば、車速、駆動モータ41の回転数、駆動モータ41の温度、駆動用バッテリ42の電圧、駆動用バッテリ42の温度、車両の現在位置等が挙げられる。また、センサ群20によって取得される車両周辺情報としては、例えば、外気温、障害物情報、車間距離、車両周辺画像等が挙げられる。
自動運転コントローラ30は、車両の自動運転を制御する。自動運転コントローラ30は、走行プラン生成部31および自動運転制御部32を備える。
走行プラン生成部31は、公知の経路探索方法を用いて、ユーザが任意に設定した目的地までの走行経路候補を探索し、当該走行経路候補と、当該走行経路候補における各走行区間の目標速度と、当該目標速度を実現するための加減速目標とを含む走行プランを生成する。この際、走行プラン生成部31は、走行経路候補における各走行区間の勾配、車両が備える駆動用バッテリ42の電力残量等に基づいて、走行プランを生成する。
自動運転制御部32は、走行プラン生成部31によって生成された走行プランに従って、車両に搭載された各種アクチュエータ(駆動モータ41、駆動用バッテリ42、電動パワーステアリング43、およびブレーキ44等)を制御することにより、目的地まで車両を自動運転させる。
例えば、自動運転制御部32は、車両の自動運転走行中、駆動モータ41(具体的には、駆動モータ41に交流電力を供給するインバータ)を制御することにより、駆動モータ41の駆動トルク、車速等を制御する。また、例えば、自動運転制御部32は、車両の自動運転走行中、電動パワーステアリング43を制御することにより、車両の右左折、車線変更等を制御する。また、例えば、自動運転制御部32は、車両の自動運転走行中、ブレーキ44を制御することにより、車両の減速および停止を制御する。また、例えば、自動運転制御部32は、車両の自動運転走行中、駆動用バッテリ42が備える冷却ファンの動作を制御することにより、当該冷却ファンによる駆動用バッテリ42の冷却を制御する。
なお、自動運転コントローラ30は、車両の自動運転走行中、センサ群20から各種センサ情報を取得することにより、車両および車両周辺の状態をモニタリングし、車両および車両周辺の状態(例えば、車速、走行車線、車間距離、障害物、信号機、標識等)を、車両の自動運転制御にリアルタイムに反映させる。
走行経路設定装置100は、車両の自動運転の走行経路を設定する装置である。図1に示すように、走行経路設定装置100は、走行プラン取得部101、取得部102、トルク算出部103、予測部104、実行可否判定部105、およびリプラン要求部106を備える。
走行プラン取得部101は、自動運転コントローラ30によって生成された走行プランを、自動運転コントローラ30から取得する。走行プラン取得部101によって取得される走行プランは、目的地までの走行経路候補と、当該走行経路候補における各走行区間の目標速度と、当該目標速度を実現するための加減速目標とを含む。
取得部102は、駆動用バッテリ42の現在の温度を表す温度情報を取得する。例えば、取得部102は、駆動用バッテリ42の現在の温度を検出する温度センサから、駆動用バッテリ42の現在の温度を表す温度情報を取得する。また、取得部102は、駆動用バッテリ42の現在のSOC(State of Charge)を表すSOC情報を取得する。例えば、取得部102は、電圧センサによって検出された駆動用バッテリ42の電圧値に基づいて現在のSOCを算出する機能を有する装置(例えば、ECU、自動運転コントローラ30等)から、駆動用バッテリ42の現在のSOCを表すSOC情報を取得する。なお、現在のSOCを算出する機能は、走行経路設定装置100に設けられてもよい。
トルク算出部103は、走行プラン取得部101によって取得された走行プランに基づいて、当該走行プランの実行(すなわち、走行経路候補の自動運転による走行)に必要な、駆動モータ41の制駆動トルクの必要量を算出する。例えば、トルク算出部103は、走行プランに含まれている走行経路候補における、各走行区間の勾配および距離に基づいて、各走行区間の制駆動トルクを算出する。また、例えば、トルク算出部103は、走行プランに含まれている各走行区間の目標速度を取得し、当該目標速度を実現するための加減速目標に基づいて、各走行区間の制駆動トルクを算出する。そして、トルク算出部103は、各走行区間の勾配および距離に基づく制駆動トルクと、各走行区間の加減速目標に基づく制駆動トルクとに基づいて、走行プランの実行に必要な、駆動モータ41の制駆動トルクの必要量を算出する。
予測部104は、トルク算出部103によって算出された駆動モータ41の制駆動トルクの必要量に基づいて、駆動用バッテリ42に入出力される電流量を算出し、駆動用バッテリ42の発熱量、充電電力量、および消費電力量を予測する。
そして、予測部104は、予測された駆動用バッテリ42の発熱量と、取得部102によって取得された駆動用バッテリ42の現在の温度とに基づいて、走行プラン取得部101によって取得された走行プランを実行した場合の、車両の自動運転中における駆動用バッテリ42の温度を予測する。
例えば、予測部104は、下記(1)〜(3)に基づいて、車両の自動運転中における駆動用バッテリ42の温度を予測する。
(1)トルク算出部103によって算出された制駆動トルクの必要量に基づく、駆動用バッテリ42の発熱量
(2)諸条件(駆動用バッテリ42の冷却性能、外気温、走行風等)に基づく、駆動用バッテリ42の放熱量
(3)取得部102によって取得された駆動用バッテリ42の現在の温度
したがって、予測部104によって予測される駆動用バッテリ42の温度は、駆動用バッテリ42の現在の温度を起点として、上記発熱量が上記放熱量を上回る走行区間については、駆動用バッテリ42の温度が上昇し、上記発熱量が上記放熱量を下回る走行区間については、駆動用バッテリ42の温度が下降するものとなる。
また、予測部104は、予測された駆動用バッテリ42の充電電力量および消費電力量と、取得部102によって取得された駆動用バッテリ42の現在のSOCとに基づいて、走行プラン取得部101によって取得された走行プランを実行した場合の、車両の自動運転中における駆動用バッテリ42のSOCを予測する。ここで、予測部104によって予測されるSOCは、駆動用バッテリ42の現在のSOCを起点として、駆動用バッテリ42の充電電力量が駆動用バッテリ42の消費電力量を上回る走行区間(例えば、減速時、下り坂走行時)については、駆動用バッテリ42のSOCが上昇し、駆動用バッテリ42に充電電力量が駆動用バッテリ42の消費電力量を下回る走行区間については、駆動用バッテリ42のSOCが下降するものとなる。
実行可否判定部105は、予測部104によって予測された駆動用バッテリ42の温度およびSOCに基づいて、走行プラン取得部101によって取得された走行プランの実行可否を判定する。例えば、実行可否判定部105は、予測部104によって予測された駆動用バッテリ42の温度が、駆動用バッテリ42の保護制御が開始される所定の温度閾値以上の場合、走行プラン取得部101によって取得された走行プランの実行不可と判定する。また、実行可否判定部105は、予測部104によって予測された駆動用バッテリ42のSOCが、駆動用バッテリ42の充電制限が開始される所定のSOC閾値以上の場合、走行プラン取得部101によって取得された走行プランの実行不可と判定する。一方、実行可否判定部105は、予測部104によって予測された駆動用バッテリ42の温度が、駆動用バッテリ42の保護制御が開始される所定の温度閾値未満であり、且つ、予測部104によって予測された駆動用バッテリ42のSOCが、駆動用バッテリ42の充電制限が開始される所定のSOC閾値未満の場合、走行プラン取得部101によって取得された走行プランの実行可能と判定する。
リプラン要求部106は、実行可否判定部105によって走行プランの実行不可と判定された場合、自動運転コントローラ30に対して、走行プランのリプランを要求する。
自動運転コントローラ30の走行プラン生成部31は、リプラン要求部106からの要求に応じて、走行プランを再生成する。この際、走行プラン生成部31は、駆動用バッテリ42の温度の予測値が低くなるように、且つ、駆動用バッテリ42のSOCの予測値が低くなるように、走行プランを再生成する。
例えば、走行プラン生成部31は、走行経路候補に勾配が小さい走行区間を含めたり、走行経路候補に目標速度が低い走行区間を含めたりすることによって、駆動モータ41の制駆動トルクの必要量を低めることにより、駆動用バッテリ42の温度の予測値が低くなるように、走行プランを再生成する。
また、例えば、走行プラン生成部31は、走行経路候補に電力を多用する走行区間(例えば、補機類を多用する走行区間、駆動トルクが高い走行区間)を含めることによって、駆動用バッテリ42の消費電力量を高めることにより、駆動用バッテリ42のSOCの予測値が低くなるように、走行プランを再生成する。
なお、走行経路設定装置100は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を備えて構成されている。上記した走行経路設定装置100の各機能は、例えば、走行経路設定装置100において、ROMに記憶されているプログラムを、CPUが実行することによって実現される。
また、走行経路設定装置100の機能の一部または全部は、自動運転コントローラ30に設けられてもよく、車両が備えるその他の装置(例えば、ECU(Electronic Control Unit)等)に設けられてもよい。
(走行経路設定装置100による処理の手順)
図2は、実施形態に係る走行経路設定装置100による処理の手順を示すフローチャートである。図2に示す処理は、例えば、自動運転コントローラ30によって走行プランが生成されたタイミングで、走行経路設定装置100によって実行される。
まず、走行プラン取得部101が、自動運転コントローラ30によって生成された走行プランを、自動運転コントローラ30から取得する(ステップS201)。
次に、取得部102が、駆動用バッテリ42の現在の温度を表す温度情報と、駆動用バッテリ42の現在のSOCを表すSOC情報とを取得する(ステップS202)。
次に、トルク算出部103が、ステップS201で取得された走行プランに基づいて、当該走行プランの実行に必要な、駆動モータ41の制駆動トルクの必要量を算出する(ステップS203)。
次に、予測部104が、ステップS203で算出された駆動モータ41の制駆動トルクの必要量に基づいて、駆動用バッテリ42の発熱量、充電電力量、および消費電力量を予測する(ステップS204)。
次に、予測部104が、ステップS204で予測された駆動用バッテリ42の発熱量と、ステップS202で取得された駆動用バッテリ42の現在の温度とに基づいて、ステップS201で取得された走行プランを実行した場合の、駆動用バッテリ42の温度を予測する(ステップS205)。
次に、予測部104が、ステップS204で予測された駆動用バッテリ42の充電電力量および消費電力量と、ステップS202で取得された駆動用バッテリ42の現在のSOCとに基づいて、ステップS201で取得された走行プランを実行した場合の、駆動用バッテリ42のSOCを予測する(ステップS206)。
次に、実行可否判定部105が、ステップS205で予測された駆動用バッテリ42の温度と、ステップS206で予測された駆動用バッテリ42のSOCとに基づいて、ステップS201で取得された走行プランの実行可否を判定する(ステップS207)。
ステップS207において、走行プランの実行可能と判定された場合(ステップS207:Yes)、走行経路設定装置100は、ステップS201で取得された走行プランによる自動運転制御を、自動運転コントローラ30に継続させる(ステップS209)。そして、走行経路設定装置100は、図2に示す一連の処理を終了する。
一方、ステップS207において、走行プランの実行不可と判定された場合(ステップS207:No)、リプラン要求部106が、自動運転コントローラ30に対して、走行プランのリプランを要求する(ステップS208)。そして、走行経路設定装置100は、図2に示す一連の処理を終了する。
但し、走行経路設定装置100は、自動運転コントローラ30によって走行プランが再生成された場合、再生成された走行プランの適否を判定するために、図2に示す一連の処理を再度実行する。
また、走行経路設定装置100は、車両の自動運転走行中も、車両および車両周辺の状態の変化が走行プランに反映されるように、図2に示す一連の処理を繰り返し実行する。
以上説明したように、実施形態に係る走行経路設定装置100は、自動運転の走行経路候補における各走行区間の目標速度を取得し、当該目標速度を実現するための加減速目標に基づいて、前記走行経路候補の走行に必要な、駆動モータ41の制駆動トルクの必要量を算出するトルク算出部103と、トルク算出部103によって算出された制駆動トルクの必要量に基づいて、駆動用バッテリ42の温度を予測する予測部104とを備える。これにより、実施形態に係る走行経路設定装置100は、自動運転の走行経路候補における駆動用バッテリ42の温度予測の精度を高めることができる。
また、実施形態に係る走行経路設定装置100は、予測部104によって予測された駆動用バッテリ42の温度が、駆動用バッテリ42の保護制御が開始される所定の温度閾値以上の場合、自動運転コントローラ30に対して、走行プランのリプランを要求するリプラン要求部106をさらに備える。これにより、実施形態に係る走行経路設定装置100は、車両の自動運転中に、駆動用バッテリ42の保護制御が作動して車両の自動運転が中断されてしまわないように、自動運転コントローラ30に走行プランを再生成させることができる。
また、実施形態に係る走行経路設定装置100において、予測部104は、駆動用バッテリ42のSOCをさらに予測することができ、リプラン要求部106は、予測部104によって予測された駆動用バッテリ42のSOCが、駆動用バッテリ42の充電制限が開始される所定のSOC閾値以上の場合、自動運転コントローラ30に対して、走行プランのリプランを要求するリプラン要求部106をさらに備える。これにより、実施形態に係る走行経路設定装置100は、車両の自動運転中に、駆動用バッテリ42の充電制限がなされてエネルギー回生を行う回生制動ができなくなり、車両の自動運転が中断されてしまわないように、自動運転コントローラ30に走行プランを再生成させることができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形又は変更が可能である。
例えば、車両が複数の駆動モータ41を備える場合、走行経路設定装置100は、複数の駆動モータ41の各々の制駆動トルクの必要量を算出して、算出された複数の駆動モータ41の各々の制駆動トルクの必要量に基づいて、駆動用バッテリ42の発熱量、充電電力量、および消費電力量を予測してもよい。
また、例えば、車両が複数の駆動用バッテリ42を備える場合、走行経路設定装置100は、複数の駆動用バッテリ42の各々の温度およびSOCを予測し、少なくともいずれか一つの駆動用バッテリ42の温度の予測値が、所定の温度閾値以上となる場合、または、少なくともいずれか一つの駆動用バッテリ42のSOCの予測値が、所定のSOC閾値以上となる場合、自動運転コントローラ30に対して、走行プランのリプランを要求するようにしてもよい。
また、例えば、走行経路設定装置100は、自動運転コントローラ30に対して、走行プランのリプランを要求する際に、駆動用バッテリ42の温度が所定の温度閾値以上となる走行区間、または、駆動用バッテリ42のSOCが所定のSOC閾値以上となる走行区間、を、自動運転コントローラ30に通知することで、この走行区間を回避するような走行プランを、自動運転コントローラ30に再生成させるようにしてもよい。
10 自動運転システム
20 センサ群
30 自動運転コントローラ
31 走行プラン生成部
32 自動運転制御部
41 駆動モータ
42 駆動用バッテリ
43 電動パワーステアリング
44 ブレーキ
100 走行経路設定装置
101 走行プラン取得部
102 取得部
103 トルク算出部
104 予測部
105 実行可否判定部
106 リプラン要求部

Claims (1)

  1. 車両が備える駆動用バッテリの発熱量に基づいて、前記車両の自動運転の走行経路を設定する走行経路設定装置であって、
    前記自動運転の走行経路候補における各走行区間の目標速度を取得し、当該目標速度を実現するための加減速目標に基づいて、前記走行経路候補の走行に必要な、前記車両が備える駆動モータの制駆動トルクの必要量を算出するトルク算出部と、
    前記トルク算出部によって算出された前記制駆動トルクの必要量に基づいて、前記駆動用バッテリの温度を予測する予測部と
    を備える走行経路設定装置。
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