JP2021110534A - 加湿器及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】水槽及び/又は加湿部材の汚染や細菌の発生などを最小限に抑えることができる加湿器及びその制御方法の提供。【解決手段】空気が流入する吸入口及び空気が排出される吐出口を備えるハウジングと、吸入口から流入した空気が吐出口に流動するように送風力を提供する送風部と、内部に収容された水の排出が可能となるように開閉する給水弁部材を備える水桶と、水桶から水の供給を受ける水槽を備える水槽ユニットと、水槽に供給された水を利用して加湿を行う加湿部材と、水桶から水槽への水の供給が行われるか、又は遮断されるように、給水弁部材を開閉させる給水調整部材と、水桶から水槽への水の供給及び上記送風部の駆動を制御する制御部とを含み、上記制御部は加湿を行う加湿モードが終了した後、上記加湿部材の乾燥が行われる乾燥モードを行い、上記制御部は、上記乾燥モードが上記水桶から上記水槽への水の供給が遮断された状態で行われるようにする。【選択図】図19

Description

本発明は、空気中の湿度を高めるための加湿器に関し、より詳細には、加湿部材(加湿フィルタ)を介して水を気化させて加湿を行う気化式(送風式)加湿器に関する。
一般に、屋内の湿度を高めるために人工的に湿気を生成噴霧する加湿器は、湿気の生成方法に応じて、水槽に保存された水を所定の温度に加熱することにより発生する水蒸気を室内に噴霧させる方法である加熱式加湿器と、水槽に保存された水を超音波振動させて微細化された水粒子を室内に噴霧させる方法である超音波式加湿器と、加熱式加湿方法及び超音波式加湿方法をともに備えた複合式加湿器とに分けられる。
最近では、水槽に加湿部材(加湿フィルタ)を浸漬させた後、加湿部材に吸収された水を送風によって気化させて加湿を行う気化式(送風式)加湿器も用いられている。
一般に、気化式加湿器の場合、送風ファンが外部の空気を吸引することにより、送風ファンを介して吸引された空気が加湿フィルタを通過しながら霧化する。また、霧化した空気は、加湿器吐出口を介して外部に吐出され、乾燥した室内を加湿する。
かかる気化式加湿器は、水桶から供給された水を収容する水槽を使用し、水槽に収容された水に加湿フィルタを浸漬させるか、又は回転するディスクを水槽に収容された水と接触させて加湿を行うようになる。
しかし、従来の気化式加湿器は、加湿が終了した後も、水槽に予め設定された水位で水が残るようになるため、加湿部材だけでなく、水槽にもカビやスケール、水垢、匂いが発生したり、細菌が増殖したりすることがあるという問題があった。
また、従来の気化式加湿器は、水槽に水桶を装着し、水桶から水槽に水が供給されるように構成され、水槽に収容された水が一定の水位を維持するように水が継続して供給される構造を有するため、加湿を希望しない場合にも、水槽に収容された水によって加湿が行われるという問題があった。尚、水槽の水位が一定のレベルを維持するため、加湿を行わない間にも発生する蒸発によって水桶の水が消失するという問題もあった。
さらに、従来の気化式加湿器は、加湿を長時間行わない場合、水桶内の水が長期間残留するため、水桶内部でカビやスケール、水垢、匂いが発生したり、細菌が増殖したりするという問題があるだけでなく、この状態で加湿を行う場合、汚染された水により加湿が行われるため、衛生上良くないという問題があった。
本発明は、上記のような従来技術の問題のうち少なくとも一部を解決するために案出されたものであり、水槽及び/又は加湿部材の汚染や細菌の発生などを最小限に抑えることができる加湿器及びその制御方法を提供することを目的とする。
そして、本発明は、一側面として、加湿部材だけでなく、水槽の乾燥が可能な加湿器及びその制御方法を提供することを目的とする。
また、本発明は、一側面として、水桶内に収容された水の汚染や細菌の発生などを最小限に抑えることができる加湿器及びその制御方法を提供することを目的とする。
そして、本発明は、一側面として、水桶内部の水を交換する必要があることをユーザーに案内することができる加湿器及びその制御方法を提供することを目的とする。
また、本発明は、一側面として、水桶から水槽へ水を供給するか否かを調整することができる加湿器及びその制御方法を提供することを目的とする。
そして、本発明は、一側面として、衛生性が向上した加湿器及びその制御方法を提供することを目的とする。
また、本発明は、一側面として、加湿モード及び水桶空きモードでのみ水槽への水の供給が行われ、清浄モード及び乾燥モードでは、水槽への水の供給が行われない加湿器及びその制御方法を提供することを目的とする。
そして、本発明は、一側面として、水槽への水の供給のために、別の駆動手段を用いなくても、加湿器内部の流路調整を介して水槽への水の供給が行われるか、又は水の供給の遮断が可能な加湿器及びその制御方法を提供することを目的とする。
また、本発明は、一側面として、加湿効率及び空気清浄効率を高めることができる加湿器及びその制御方法を提供することを目的とする。
上記のような目的を達成するための一側面として、本発明は、空気が流入する吸入口及び空気が排出される吐出口を備えるハウジングと、上記ハウジング内に備えられ、上記吸入口から流入した空気が上記吐出口に流動するように送風力を提供する送風部と、上記ハウジング内に備えられ、内部に収容された水の排出が可能となるように開閉する給水弁部材を備える水桶と、上記水桶から水の供給を受ける水槽を備える水槽ユニットと、上記水槽に供給された水を利用して加湿を行う加湿部材と、上記水桶から上記水槽への水の供給が行われるか、又は遮断されるように、上記給水弁部材を開閉させる給水調整部材と、上記水桶から上記水槽への水の供給及び上記送風部の駆動を制御する制御部と、を含み、上記制御部は、加湿を行う加湿モードが終了した後、上記加湿部材の乾燥が行われる乾燥モードを行い、上記制御部は、上記乾燥モードが上記水桶から上記水槽への水の供給が遮断された状態で行われるようにする加湿器を提供する。
上記制御部は、上記乾燥モードの遂行時に、上記給水弁部材が閉鎖された状態になるように上記給水調整部材の移動を制御し、上記加湿部材の乾燥が行われるように上記送風部を駆動させるように構成されることができ、上記加湿モードの遂行時に、上記給水弁部材が開放された状態になるように上記給水調整部材の移動を制御し、上記送風部を駆動させるように構成されることができる。
また、上記制御部は、上記乾燥モードの遂行時に、照度及び相対湿度のうち少なくとも一つに基づいて上記送風部の送風量を調整することができる。
そして、上記制御部は、上記水槽に水がないと感知された後に、予め設定された追加乾燥時間中に上記乾燥モードをさらに行うように構成されることができる。
また、上記給水調整部材は、本体部と、上記本体部の一側に形成され、上記給水弁部材を加圧できるように昇降移動する押さえ部と、上記本体部の他側に形成される作動部と、上記押さえ部と作動部の間に位置する回転軸部と、を備え、上記作動部の移動に応じて上記押さえ部が上記回転軸部を軸にして回転して昇降することができる。
そして、上記水槽ユニットは、水を収容する上記水槽と、上記水槽の上部の少なくとも一部を覆う水槽カバーと、を備え、上記回転軸部は、上記水槽カバーに設置されることができる。
また、本発明の一実施例による加湿器は、上記給水調整部材の作動部を上記回転軸部を中心に回転させる加圧部をさらに含み、上記制御部は、上記加圧部の移動を制御し、上記加湿モードの遂行時に、上記加圧部が上記作動部と接触し、上記作動部を加圧することで上記給水弁部材が開放された状態になるようにし、上記乾燥モードの遂行時に、上記加圧部が上記作動部を加圧する状態を解除することで、上記給水弁部材が閉鎖された状態になるように構成されることができる。
一方、上記吐出口は、上記吸気口から流入し、空気浄化フィルタを介して濾過された空気が上記加湿部材を介して吐出される加湿空気吐出口と、上記加湿部材を介さずに吐出される清浄空気吐出口と、を含んで構成され、上記送風部から送風された空気は、流路調整部材の流路の切り替えにより上記加湿空気吐出口及び清浄空気吐出口のうち少なくとも一つを介して吐出されることができる。このとき、上記加圧部は、上記流路調整部材の回転に応じて上記流路調整部材と一体に回転するように構成されることができるが、これに限定されるものではない。
そして、上述とは異なり、上記給水調整部材は、磁力を介して上記給水弁部材を開閉するように構成されることができる。
他の側面として、本発明は、水桶から水槽へ供給された水が加湿部材に提供されて加湿を行う加湿器の制御方法において、上記加湿部材を介して加湿が行われる加湿モードを進行する加湿段階と、上記加湿モードが終了した後、上記加湿部材の乾燥が行われる乾燥モードを進行する乾燥段階と、を含み、上記乾燥段階は、上記水桶から上記水槽への水の供給を遮断した状態で行われる加湿器の制御方法を提供する。
このとき、上記乾燥段階は、送風部から送風された空気のうち少なくとも一部を上記加湿部材に流動させるように構成されることができる。
また、上記乾燥段階は、上記加湿部材が上記水槽に浸漬された状態で行われて、上記水槽に収容された水の除去が可能となるように構成されることができる。
そして、上記乾燥段階は、予め設定された乾燥設定時間中に行われることができる。
また、上記乾燥段階は、上記水槽に水があると感知された状態で継続され、上記水槽に水がないと感知された後も、予め設定された追加乾燥時間中にさらに行われることができる。
一方、上記乾燥段階は、照度及び相対湿度のうち少なくとも一つに基づいて送風量を調整することができる。このとき、上記乾燥段階は、測定照度が予め設定された基準照度値以下である場合には送風量を減少させるように構成されてもよく、測定相対湿度が予め設定された基準相対湿度値以上である場合には上記基準相対湿度値よりも小さい場合に比べて送風量を大きくするように構成されてもよい。
また、上記乾燥段階は、測定照度が予め設定された基準照度値以下である場合には送風量を最小にし、測定照度が予め設定された基準照度値よりも大きい場合には測定相対湿度と予め設定された基準相対湿度値を比較して送風量を増減させるように構成されることもできる。
そして、上記乾燥設定時間及び/又は追加乾燥時間は、送風量の増減に応じて調整されることができる。
一方、上記乾燥段階は上記加湿段階の終了信号が入力されると行われる。ここで、上記終了信号は、上記加湿器の駆動をオフする終了信号と、上記加湿モード及び上記乾燥モード以外の第3モードを行う第3モード進行信号と、を含む。上記乾燥段階終了後に、上記終了信号に応じて、加湿器の駆動をオフするか、又は上記第3モードを進行する後続段階が行われることができる。
このとき、上記第3モード進行信号は、空気浄化フィルタを介して濾過された空気が上記加湿部材を介さずに吐出される清浄モードを含むことができる。
そして、上記加湿モードでは、送風される空気が上記加湿部材を介して加湿された後、加湿空気吐出口を介して排出されるように構成され、上記清浄モードでは、送風される空気が上記加湿部材を介さずに清浄空気吐出口を介して排出されるように構成され、上記乾燥モードでは、送風される空気のうち一部の空気が上記加湿部材を介して上記加湿部材を乾燥させた後、上記加湿空気吐出口を介して排出され、残りの空気が上記加湿部材を介さずに清浄空気吐出口を介して排出されるように構成されることができる。
かかる構成を有する本発明の一実施例によると、水槽及び/又は加湿部材の汚染や細菌の発生などを最小限に抑えることができるという効果を奏することができる。
また、本発明の一実施例によると、加湿部材だけでなく、水槽の乾燥が可能であるという効果を奏するようになる。
そして、本発明の一実施例によると、水桶内に収容された水の汚染や細菌の発生などを最小限に抑えることができるという効果を奏するようになる。
また、本発明の一実施例によると、水桶の内部の水を交換する必要があることをユーザーが容易に確認できるため、水桶に水が長時間残留することを防止することができるという効果を奏するようになる。
そして、本発明の一実施例によると、水桶から水槽へ水を供給するか否かを容易に調整することができるという効果を奏することができる。特に、加湿モード又は水桶空きモードでは水槽への水の供給が行われ、清浄モード又は乾燥モードでは水槽への水の供給が行われないように構成することができるようになる。これにより、水桶の水が水槽に継続して供給されて水桶の水が不要に浪費されることを防止することができるという効果を奏することができる。
また、本発明の一実施例によると、加湿器の衛生性が向上するという効果を奏するようになる。
そして、本発明の一実施例によると、清浄モード位置と加湿モード位置の間で回転する流路調整部材の回転だけで水槽への水の供給及び遮断が可能となるため、水桶から水槽への水の供給が行われるようにするか、又は水の供給を遮断するための別の駆動手段を必要としないという効果を奏するようになる。
また、本発明の一実施例によると、加湿効率及び空気清浄効率を高めることができるという効果を奏するようになる。
本発明の第1実施例による加湿器を示す斜視図である。 図1に示された加湿器から水桶と水槽ユニットが分離された状態を示す斜視図である。 図2に示された水槽ユニット及び加湿部材を示す斜視図である。 図3に示された水槽ユニット及び加湿部材を示す分解斜視図である。 図1に示された加湿器から水桶本体を除去した後、図1のA−A’線に沿って切断した断面図である。 本発明の一実施例による加湿器に備えられる流路調整部材を示す斜視図である。 図4に示された給水調整部材を示す斜視図である。 図1に示された加湿器を示す断面図であって、下側部分は中央部の縦断面図、上側部分は水桶を除去した状態で図1のA−A’線に沿って切断した縦断面図である。 図8のB部分における清浄モードの状態を示す拡大図である。 図8のB部分における加湿モード及び水桶空きモードの状態を示す拡大図である。 図8のB部分における乾燥モードの状態を示す拡大図である。 本発明の第2実施例による加湿器に備えられる水桶及び水槽ユニットを示す斜視図である。 図12に示された水槽ユニットの部分を示す分解斜視図である。 図13に示された水槽ユニットの部分を示す平面図である。 図14のC−C’線に沿った断面図であって、給水弁部材が閉鎖された状態を示す断面図である。 図14のC−C’線に沿った断面図であって、給水弁部材が開放された状態を示す断面図である。 本発明の第3実施例による給水弁部材の開閉構造を示す断面図である。 本発明の一実施例による制御部の作動を示す概略図である。 本発明の一実施例による、乾燥段階を含む加湿器の制御方法を示すフローチャートである。 図19に示された制御方法のうち乾燥段階の様々な実施例を示すフローチャートである。 図19に示された制御方法のうち乾燥段階の様々な実施例を示すフローチャートである。 図19に示された制御方法のうち乾燥段階の様々な実施例を示すフローチャートである。 図19に示された制御方法のうち乾燥段階の様々な実施例を示すフローチャートである。 図19に示された制御方法のうち乾燥段階の様々な実施例を示すフローチャートである。 本発明の一実施例による、水桶空き段階を含む加湿器の制御方法を示すフローチャートである。 本発明の他の実施例による、水桶空き段階を含む加湿器の制御方法を示すフローチャートである。 図25及び/又は図26に示された制御方法のうち水桶空き段階の様々な実施例を示すフローチャートである。 図25及び/又は図26に示された制御方法のうち水桶空き段階の様々な実施例を示すフローチャートである。 図25及び/又は図26に示された制御方法のうち水桶空き段階の様々な実施例を示すフローチャートである。
以下、添付された図面を参照して本発明の好ましい実施形態を説明する。しかし、本発明の実施形態は、いくつかの他の形態に変形されることができ、本発明の範囲が以下説明する実施形態に限定されるものではない。また、本発明の実施形態は、当該技術分野における平均的な知識を有する者に本発明をさらに完全に説明するために提供されるものである。したがって、図面における要素の形状及びサイズなどはより明確な説明のために誇張されることができる。
また、本明細書における単数の表現は、文脈上明白に異なる意味でない限り、複数の表現を含み、明細書全般にわたって同一の参照符号は、同一の構成要素又は対応する構成要素を指すものとする。
以下、本発明の一実施例による加湿器100及びその制御方法(S100、S200)について図面を参照して説明する。
先ず、図1〜図18を参照して本発明による加湿器100の様々な実施例について説明する。
本発明による加湿器100は、水桶130から水槽141に水を供給し、水槽141に収容された水が加湿部材160に提供されて加湿を行い、水桶130から水槽141への水の供給が行われるか、又は遮断されることを調整することができるように構成される。本発明による加湿器100は、上述した加湿機能だけを有する加湿器に限定されるものではなく、後述のように、空気浄化機能が付加された加湿清浄機、及び他の付加機能が含まれる加湿器をすべて含むことができる。
[第1実施例による加湿器100]
先ず、図1〜図11、及び図18を参照して本発明の第1実施例による加湿器100について説明する。
図1は、本発明の第1実施例による加湿器100を示す斜視図であり、図2は、図1に示された加湿器100から水桶130及び水槽ユニット140が分離された状態を示す斜視図であり、図3は、図2に示された水槽ユニット140及び加湿部材160を示す斜視図であり、図4は、図3に示された水槽ユニット140及び加湿部材160を示す分解斜視図である。図4には、説明の便宜のために、給水弁部材135が併せて示されている。また、図5は、図1に示された加湿器100から水桶本体131を除去した後、図1のA−A’線に沿って切断した断面図であり、図6は、本発明の一実施例による加湿器100に備えられる流路調整部材180を示す斜視図であり、図7は、図4に示された給水調整部材150を示す斜視図であり、図8は、図1に示された加湿器100を示す断面図であって、下側部分は中央部の縦断面図、上側部分は水桶130を除去した状態で図1のA−A’線に沿った縦断面図である。そして、図9は、図8のB部分における清浄モードの状態を示す拡大図であり、図10は、図8のB部分における加湿モード及び水桶空きモードの状態を示す拡大図であり、図11は、図8のB部分における乾燥モードの状態を示す拡大図である。また、図18は、本発明の一実施例による制御部Cの作動を示す概略図である。
図1〜図11、及び図18に示すように、本発明の第1実施例による加湿器100は、製品の外観を形成するハウジング110と、加湿用の水を収容し、給水弁部材135を備える水桶130と、水桶130から水の供給を受ける水槽141を備える水槽ユニット140と、加湿を行う加湿部材160と、送風力を提供する送風部170と、給水弁部材135を開閉させる給水調整部材150と、水桶130から水槽141への水の供給及び送風部170の駆動を制御する制御部Cと、を含んで構成されることができる。また、本発明の第1実施例による加湿器100は、空気を濾過して浄化する空気浄化フィルタ120と、空気の流動を調整する流路調整部材180と、給水調整部材150を作動させる加圧部190とのうち少なくとも一部をさらに含んで構成されることができる。
図1及び図2に示すように、ハウジング110は、外観を構成するハウジング本体111と、外部の空気がハウジング本体111の内部に流入する吸入口115と、ハウジング本体111の内部を通過した空気がハウジング本体111の外部に排出される吐出口116と、を備えることができる。
また、上記吐出口116は、吸入口115から流入した空気が後述する空気浄化フィルタ120及び加湿部材160を介して吐出される加湿空気吐出口118と、吸入口115から流入した空気が空気浄化フィルタ120を介した後、加湿部材160を介さずに吐出される清浄空気吐出口117とに分離されて構成されることができる。
一方、図1に示すように、吸入口115がハウジング110の前面下部に形成され、加湿空気吐出口118がハウジング110の前面上部に形成される。また、清浄空気吐出口117は、ハウジング110の上面に形成されてもよく、吸入口115及び吐出口(116;117、118)の設置位置及び数は様々な変更が可能である。例えば、上記吸入口115は、複数の方向の空気を吸入することができるように、ハウジング110の前後左右面のうち複数の面に設置されてもよく、加湿空気吐出口118及び清浄空気吐出口117の設置位置及び数も変更可能である。
図8を参照すると、空気浄化フィルタ120は、吸入口115の後段の空気流路に配置され、吸入口115から流入する空気を濾過(浄化)するように構成されることができる。また、空気浄化フィルタ120は、吸入口115から流入した空気が空気浄化フィルタ120で濾過された後、送風部170に流入するように送風部170の前段流路に設置されることができる。
かかる空気浄化フィルタ120は、吸入口115の後段の空気流路の形状及び断面積に対応する正方形の形で構成されることができる。したがって、ハウジング110の吸入口115を介して流入した空気は全て、空気浄化フィルタ120を通過することができる。但し、空気浄化フィルタ120の形状は、上述した正方形の形に限定されるものではなく、公知の多様な形態のフィルタが用いられることができる。例えば、上記空気浄化フィルタ120は、円状や角状の断面を有し、内部に空間が形成された立体型フィルタからなることができる。
また、かかる空気浄化フィルタ120は、空気の濾過のために、様々な形態及び機能を有する公知のフィルタの中から選択されることができ、空気浄化フィルタ120として用いられるフィルタの種類や数、形態などは、図8に示された例に限定されず、様々な変更が可能である。
そして、水桶130は、その内部に加湿用の水を収容する水桶本体131と、上記水桶本体131に収容された水の排出が可能となるように開閉する給水弁部材135と、を備えることができる。
かかる水桶130は、水桶本体131の内部に水を容易に満たすことができるように加湿器100から分離される構造を有することができる。例えば、図1及び図2に示すように、水桶130は、ハウジング110から分離可能となるように構成することができる。また、水桶本体131は、ハウジング110の一部の外観を形成するように構成されてもよいが、これに限定されるものではなく、図12に示された第2実施例の場合と同様に、ハウジング110の外観とは別に構成されてもよい。
そして、上記給水弁部材135は、水桶本体131の入口(注入口)にネジ結合するキャップ構造として設置されることができる。かかる給水弁部材135は、弾性部材(バネ)により弾性支持される開閉部(図9の136)を備えることができる。
給水弁部材135は、通常の加湿器の水桶130に一般的に用いられる構成である。以下、図15及び図16を参照し、給水弁部材135の概略的な構成について説明する。給水弁部材135は、水桶本体131の入口に結合するキャップ部材137と、水桶130に収容された水の排出が行われるように開閉する開閉部136と、を備えることができる。また、開閉部136は、キャップ部材137に形成される吐出口を開放又は密封する密封部材136aと、密封部材136aを上下方向に昇降させるロッド部材136bと、密封部材136aがキャップ部材137の吐出口を密封するように弾性力を提供する弾性部材136cと、を備えることができる。一方、図15及び図16には、キャップ部材137が2つのキャップ137a、137bからなる2重構造を有するように示されているが、キャップ部材137は、単一の部材からなることもできる。
このように、給水弁部材135は、開閉部136が加圧されない状態では、弾性部材の弾性力により閉鎖された状態を維持し、開閉部136が加圧された状態では、開放された状態を維持する機械式弁構造を有することができる。
次に、水槽ユニット140は、ハウジング110の内部に設置され、給水弁部材135の開放に応じて水桶130から供給された水を収容するようになる。
図3及び図4を参照すると、水槽ユニット140は、水桶130から供給された水を収容する水槽141と、水槽141の上部の少なくとも一部を覆うように構成され、水桶130が据えられる水槽カバー148と、を備えることができる。
そして、水槽カバー148には、加湿部材160が装着される加湿部材装着部146側に延長されるカバー延長部145が連結されることができる。一方、ハウジング110の内部には、ハウジング100の内部に形成される空気流路部(図8のF1、F2、F3)を、水桶130が設置された開口113と遮断する仕切り板(図2の112)が形成される。また、カバー延長部145の上側には、水槽ユニット140がハウジング110の開口部113に装着された際に、仕切り板(図2の112)に形成される貫通口(図2の112b)を塞ぐ開口覆い143が設置されることができる。
また、水槽カバー148には、後述する給水調整部材150が設置される設置溝147が形成されることができる。そして、水槽ユニット140には、水槽141に収容された水の水位や存在有無を感知することができるように、水感知センサー(図18のLS)が設置されることができる。かかる水感知センサーLSは、水槽141に収容された水の高さを感知する水位感知センサーからなってもよいが、これに限定されるものではなく、水槽141の底に水の存在有無を感知するセンサーで構成されてもよい。尚、水感知センサーLSは、水槽ユニット140の内部に設置されてもよいが、水槽ユニット140の掃除を容易にするために、水槽ユニット140の外側に設置されて水槽ユニット140が結合する場合、静電容量などを利用して水位や水の存在有無を測定するように構成されることができる。
そして、水槽ユニット140は、図2に示すように、水桶130がハウジング110から分離された状態で、ハウジング110からスライディング法で分離できるように設置されることができる。
また、加湿部材(加湿フィルタ)160は、水槽ユニット140の水槽141に供給された水を利用して、気化式(送風式)で加湿を行うようになる。尚、加湿空気吐出口118に隣接してハウジング110の前面と並んで設置されることができる。図8〜図11を参照すると、加湿部材160は、空気流動経路上、送風部170の後段に配置される。これにより、送風部170の作動により流動する空気は加湿部材160を介して加湿が行われた後、加湿空気吐出口118を介して吐出される(図10参照)。
このように、送風部170の前段に空気浄化フィルタ120が配置され、送風部170の後段に加湿部材160が配置されるため、空気清浄機能だけを行う場合(図9参照)、空気浄化フィルタ120で濾過された空気が加湿部材160を介さずに清浄空気吐出口117を介して排出されるため、空気清浄効率が増加することができる。これにより、送風部170に備えられる送風ファンを比較的低いRPM、低電力で駆動しても、十分な吐出量の確保が可能であり、騒音の発生も低減することができるようになる。また、後述する流路調整部材180の流路の切り替えを介して加湿を行う場合(図10参照)、送風部170から送風される空気を加湿部材160側に全体的に流動させることで、加湿効率が増加するようになる。
かかる加湿部材160は、水槽ユニット140の水槽141に収容された水を十分に吸収することができるよう、吸湿性に優れた材質や形状を有するように構成することができる。一例として、加湿部材160は、図2〜図4に示すように、水槽141に収容された水に浸漬される構造を有することができる。しかし、加湿部材160は、上述した構造に限定されるものではなく、気化式加湿が可能であれば回転駆動するディスクの形など公知の多様な形態の気化式加湿構造が用いられることもできる。
そして、図3及び図4に示すように、加湿部材160は、加湿部材装着部146を介して水槽ユニット140に装着及び分離されることができる。また、加湿部材160は、水桶130をハウジング110から分離させた後、水槽ユニット140に装着された状態でハウジング110からスライディング法で分離されることができる。
一方、加湿部材160は、仕切り板112の内側に該当する空気流路部F1、F2、F3のうち加湿流路F3に配置されるため、加湿部材160が装着された水槽ユニット140が加湿流路F3に配置されるようにするために、仕切り板112には加湿部材160の部分が引込又は引出される貫通口112bが形成されることができ、上記貫通口112bを閉鎖するために、水槽ユニット140には、開口覆い143が備えられることができる。
そして、図8に示すように、送風部170は、吸入口115から流入した空気が吸入口115と吐出口(116;117、118)の間に形成される空気流路部F1、F2、F3を介して吐出口(116;117、118)に流動するように送風力を提供する。
図8を参照すると、空気流路部F1、F2、F3は、送風部170の出口側に位置する送風流路F1と、送風流路F1からの空気が清浄空気吐出口117に流動する清浄流路F2と、送風流路F1からの空気が加湿空気吐出口118に流動する加湿流路F3と、を含むことができる。
かかる空気流路部F1、F2、F3の具体的な空気流動経路は、吸入口115及び吐出口(116;117、118)の位置や送風部170の吸入/吐出位置及び方向に応じて様々な変更が可能である。
また、送風部170は、空気清浄機に用いられる通常の送風器具と同様に、空気を流動させる送風ファン(図面符号未付与)と、送風ファンを駆動させるファンモータ(不図示)と、を備えることができる。図8には、送風部170が空気流路を基準に空気浄化フィルタ120の後方に配置され、一側から吸入される構造を有するように示されているが、送風部170の設置位置及び吸入構造は、図8に示された構造に限定されず、様々な変更が可能である。例えば、送風部170に備えられる送風ファンは両吸入構造を有することもできる。
そして、流路調整部材180は、空気流路部F1、F2、F3に回転可能となるように配置され、吐出口(116;117、118)への空気の流動を調整するように構成されることができる。
図8を参照すると、上記流路調整部材180は、空気流路部F1、F2、F3を流動する空気が加湿空気吐出口118及び清浄空気吐出口117のうち少なくとも一つを介して吐出されるように流路を切り替えるように構成されることができる。
例えば、流路調整部材180は、空気浄化フィルタ120で濾過された後、送風部170から排出された空気が清浄流路F2を介して清浄空気吐出口117に流動するようにする清浄モード位置(図9参照)と、送風部170からの空気が加湿流路F3を介して加湿空気吐出口118に流動するようにする加湿モード位置(図10参照)の間で回転するように構成されることができる。すなわち、空気浄化フィルタ120を介して浄化された空気は、流路調整部材180が図10に示された加湿モード位置にある場合には加湿部材160を通過して加湿空気吐出口118を介して加湿された状態で吐出され、流路調整部材180が図9に示された清浄モード位置にある場合には加湿部材160を介さずに清浄空気吐出口117を介して吐出される。
一方、上記流路調整部材180は、清浄モード位置と加湿モード位置の間に位置する第3位置(乾燥モード位置)に位置してもよい(図11参照)。この場合、送風部170からの空気は清浄流路F2と加湿流路F3に分岐されて清浄空気吐出口117及び加湿空気吐出口118にともに流動することができる。
図6及び図8を参照すると、流路調整部材180は、空気流路部F1、F2、F3の少なくとも一部を開閉するよう、空気流路部F1、F2、F3を横切るように構成される本体部181と、上記本体部181の回転中心をなす回転シャフト183と、を備えることができる。
また、流路調整部材180は、モータなどからなる駆動部Mにより回転するように構成されることができる。したがって、制御部Cを介して駆動部Mを制御することで、流路調整部材180が清浄モード位置と加湿モード位置の間で回転するようになる。
そして、給水調整部材150は、給水弁部材135の開閉のために作動し、給水弁部材135が開閉することによって水桶130から水槽141への水の供給が行われるか又は遮断される。
かかる給水調整部材150は、図3及び図4に示すように、水槽ユニット140の水槽カバー148に設置され、給水調整部材150及び/又は水槽ユニット140の掃除のために分離されることができる。すなわち、給水調整部材150は、水槽ユニット140の底面に設置されることなく、水槽141から分離可能な水槽カバー148に設置されるため、水槽ユニット140の掃除の際には何ら影響を及ぼさない。
図3〜図5、及び図7を参照すると、上記給水調整部材150は、給水弁部材135を加圧するように昇降移動する押さえ部157を備えることができる。
具体的に説明すると、給水調整部材150は、本体部151と、本体部151の一側に形成され、水桶130の給水弁部材135を加圧できるように配置される押さえ部157と、本体部151の他側に形成され、後述する加圧部190によって加圧できるように配置される作動部155と、上記押さえ部157と作動部155の間に位置し、水槽カバー148に形成される設置溝147に結合する回転軸部153と、を備えることができる。
かかる構成により、給水調整部材150は、作動部155の移動に応じて、押さえ部157が回転軸部153を軸にして回転して昇降する構造を有することができる。すなわち、加圧部190によって作動部155が加圧されて移動する場合、そして、加圧部190と作動部155の接触が解除され、作動部155が給水弁部材135に備えられる弾性部材の弾性力によって移動する場合、給水調整部材150の押さえ部157及び作動部155は、回転軸部153を中心にシーソー運動が可能となるように構成されることができる(図3及び図7の矢印参照)。
また、給水調整部材150は、回転軸部153が水槽カバー148に形成される設置溝147に結合することから、水槽141には給水弁部材135を加圧するための構成や給水調整部材150の設置のための構造物が形成されないため、水槽141の底面の清掃が容易であるという利点がある。
そして、図3及び図4を参照すると、給水調整部材150が設置される水槽カバー145の設置溝147は、給水調整部材150が水槽カバー145に設置された状態で、作動部155側(上側)が開口され、押さえ部157側(下側)が閉鎖された弧状の溝で構成されることができる。これにより、給水調整部材150は、後述する加圧部190が給水調整部材150の作動部155を加圧しても、設置溝から離脱することなく安定した位置を維持することができるようになる。
一方、加圧部190は、給水調整部材150の作動部155を加圧して給水調整部材150が回転軸部153を中心に回転できるように構成される。
図3、図5、図8、及び図10を参照すると、加圧部190が給水調整部材150の作動部155を下側に加圧する場合、押さえ部157が回転軸部153を中心に上側に昇降移動するようになるため、給水弁部材135を開放することができるようになる。すなわち、図10に示すように、押さえ部157が上側に移動する場合には、弾性部材によって弾性支持される給水弁部材135の開閉部136が上側に移動し、開閉部136の周りに水が流れ出るスペースが形成される。これにより、水桶130から水槽ユニット140への水の供給が行われるようになる。また、加圧部190が回転移動して加圧部190と給水調整部材150の作動部155の間の接触(加圧状態)が解除される場合には、給水弁部材135の開閉部136に備えられる弾性部材の弾性力によって給水弁部材135が閉鎖される。
かかる加圧部190は、給水調整部材130の作動部155を加圧する機能を行うようにするために、他の構成要素とは独立して作動する構成を有してもよいが、流路調整部材180の回転に応じて流路調整部材180と一体に回転するように構成してもよい。例えば、図6に示すように、駆動部Mの駆動によって流路調整部材180の本体部181が回転シャフト183を中心に回転することで加圧部190が流路調整部材180とともに回転できるように、加圧部190は、流路調整部材180の一側に一体に形成されてもよく、又は一側に結合してもよい。
これにより、水桶130に備えられる給水弁部材135の開閉は、流路調整部材180とともに加圧部190が回転することにより行われることができる。例えば、加湿部材160を介した加湿が行われる際に(すなわち、流路調整部材180が加湿モード位置にあるとき)、流路調整部材180は、加湿流路F3を開放する位置にあり、加圧部190は、給水調整部材150の作動部155を加圧する位置に位置づけることにより、水桶130に備えられる給水弁部材135が開放され、水桶130から水槽141に水が供給されるようにすることができる。このように、本発明の第1実施例によると、水桶130に備えられる給水弁部材135の開閉が流路調整部材180とともに回転する加圧部190によって行われるため、水桶130から水槽ユニット140への水の供給を効率的に遮断することができ、水槽ユニット140への水の供給のための別の駆動手段を必要としないという利点があり得る。
一方、図2及び図5を参照すると、ハウジング110は、水桶130が設置される開口部113と空気が流動する空気流路部F1、F2、F3を区画する仕切り板112を内部に備えることができる。このとき、給水調整部材150は、仕切り板112の外側に該当する開口部113に位置し、流路調整部材180は、仕切り板112の内側に該当する空気流路部F1、F2、F3に位置することができる。但し、流路調整部材180に連結される加圧部190は、開口部113に位置する給水調整部材150の作動部155を加圧することができるよう、仕切り板112に形成される貫通口112aを介して開口部113に露出するように構成されることができる。
そして、図3及び図7を参照すると、水槽ユニット140をハウジング110に設置する場合、給水調整部材150の作動部155が上側に持ち上げられた状態にあると、流路調整部材180に連結される加圧部190の側面と接触して干渉される可能性がある。かかる干渉が発生すると、水槽ユニット140の完全な装着が行われず、水桶130からの給水が行われなくなる。
かかる問題を解決するために、給水調整部材150が水槽カバー148に設置された状態で、作動部155側が回転軸部153を中心に下側方向に傾いた状態を有するようにすべく、図7に示すように、給水調整部材150は、本体部151の他側、すなわち、作動部155側に重量を付加する重量部159が配置されるように構成されることができる。これにより、水槽ユニット140がハウジング110から分離された場合、重量部159の荷重により、作動部155が下側方向に傾いた状態となり、水槽ユニット140をハウジング110に装着しても、給水調整部材150の作動部155が流路調整部材180に連結される加圧部190によって干渉されず、水槽ユニット140の装着が安定的に行われるようになる。
最後に、制御部Cは、水桶130から水槽141への水の供給及び送風部170の駆動を制御するようになる。すなわち、制御部Cは、水槽141への水の供給及び送風部170の駆動を制御することにより、空気清浄のための清浄モード及び加湿のための加湿モードを行うことができ、これに加えて、加湿モードが終了した後、加湿部材160の乾燥が行われる乾燥モードを行うことができる。また、制御部Cは、予め設定された条件に該当する場合、水桶130の水を空にする水桶空きモードを行うことができる。
また、制御部Cは、流路調整部材180の駆動を制御することにより、清浄モード、加湿モード、乾燥モード、水桶空きモードに応じた空気の流れを誘導するために、流路調整部材180の回転位置を調整することもできる。
図9〜図11を参照して、清浄モード、加湿モード、乾燥モード、及び水桶空きモードについて説明する。
[清浄モード]
先ず、図9に示すように、清浄モードの場合、制御部Cは、空気流路部F1、F2、F3の清浄流路F2を開放するようにするために、流路調整部材180が上下方向を向くように流路調整部材180の位置を制御し、送風部170を駆動することができる。このように、流路調整部材180の本体部181が清浄流路F2に平行に設置される場合、送風部170から送風される空気は、加湿流路F3に設置される加湿部材160の流路抵抗によって開放された清浄流路F2を通過し、清浄空気吐出口117を介して排出されることができる。
この場合、流路調整部材180に連結される加圧部190が給水調整部材150の作動部155と離隔された状態(接触しない状態)になるため、給水調整部材150の押さえ部157が給水弁部材135を加圧しないようになる。したがって、給水弁部材135に備えられる開閉部136は、弾性部材(バネ)の弾性力によって閉鎖された状態を維持し、水桶130から水槽ユニット140への水の供給が行われなくなる。
かかる清浄モードの流路状態で送風部170を駆動させると、吸入口115から流入した空気は、空気浄化フィルタ120を介して濾過された後、加湿部材160を介さずに清浄流路F2を通過して清浄空気吐出口117に吐出されることができる。
[加湿モード]
次に、図10に示すように、加湿モードの場合、制御部Cは、空気流路部F1、F2、F3の清浄流路F2が閉鎖されるよう、流路調整部材180が清浄流路F2の横方向断面を横切る方向、例えば、斜め方向に位置するように流路調整部材180の位置を制御することができる。すなわち、流路調整部材180は、本体部181の上端が加湿空気清浄吐出口118側に傾斜するように位置することができる。この場合、流路調整部材180の本体部181の上端は隔壁Wと隣接するようになり、下端は隔壁Wの反対側と隣接するようになるため、清浄流路F2への空気の流動が遮断され、空気流路部を流動する空気は隔壁Wに形成される貫通孔WHを介して加湿流路F3に流入する。これにより、送風部170から送風される空気は、加湿部材160を介して加湿された後、加湿空気吐出口118を介してハウジング110の外部に吐出されることができる。
かかる加湿モードの遂行時に、制御部Cは、給水弁部材135が開放された状態になるように給水調整部材150の移動を制御し、送風部170を駆動させる。具体的に説明すると、加湿モードの遂行時に、制御部Cは、流路調整部材180に連結される加圧部190が給水調整部材150の作動部155と接触して作動部155を加圧する状態になるようにする。それに応じて、給水調整部材150の作動部155は、回転軸部153を基準に下側方向に移動するようになり、給水調整部材150の押さえ部157は、回転軸部153を基準に上側方向に移動するようになる。そして、給水調整部材150の押さえ部157が給水弁部材135の開閉部136を上側に加圧して開閉部136が上側に移動するようになる。したがって、開閉部136が開放された状態になって水桶130から水槽ユニット140への水の供給が行われるようになる。
かかる加湿モードの流路状態で送風部170を駆動させると、吸入口115から流入した空気は、空気浄化フィルタ120を介して濾過された後、加湿部材160及び加湿流路F3を介して加湿された状態になって加湿空気吐出口118に吐出されることができる。
[乾燥モード]
また、図11に示すように、制御部Cは、加湿モードが終了した後、加湿部材160及び/又は水槽141の乾燥が行われるようにするために、乾燥モードを行うことができる。かかる乾燥モードの遂行時に、制御部Cは、水桶130から水槽141への水の供給が遮断された状態になるようにし、加湿部材160に吸湿された水及び/又は水槽141に収容された水の乾燥が行われるように送風部170を駆動させる。
そして、制御部Cは、乾燥モードの遂行時に、給水弁部材135が閉鎖された状態になるように給水調整部材150の移動を制御する。すなわち、制御部Cにより、流路調整部材180が加湿モード位置から乾燥モード位置に回転した場合、流路調整部材180に連結される加圧部190と給水調整部材150の作動部155の間の接触が解除されるため、弾性部材(バネ)の弾性力によって給水調整部材150の作動部155は下方に移動するようになる。かかる弾性力によって給水弁部材135に備えられる開閉部136が閉鎖された状態になることで、水桶130から水槽ユニット140への水の供給が遮断される。
また、制御部Cは、加湿が終了した後、乾燥モードの遂行のために、流路調整部材180が清浄モード位置と加湿モード位置の間に位置する第3位置(乾燥モード位置)を有するように流路調整部材180の位置を制御することができ、この状態で送風部170の駆動が行われるようにして加湿部材160に吸湿された水及び/又は水槽141に収容された水の乾燥を行うことができる。
具体的に説明すると、流路調整部材180において、図11に示すように、垂直方向を基準にした傾斜角は、図10の加湿モード位置における垂直方向を基準にした傾斜角よりも小さい角度を有するようになる。この場合、流路調整部材180の上端は隔壁Wと若干離隔された状態になり、下端は隔壁Wの反対側と少し離れた状態になるため、一部の空気は清浄流路F2に流動し、一部の空気は隔壁Wに形成される貫通孔WHを介して加湿流路F3に流入する。これにより、加湿部材160を通過する空気は、加湿部材160の乾燥を行うことができるようになる。また、加湿部材160は、水槽ユニット140に収容された水の吸湿が可能となる構造を有することができる。この場合、加湿部材160の乾燥に応じて水槽ユニット140の水槽141に収容された水の乾燥も行われることができる。
このとき、乾燥効率の向上のために、乾燥モードにおける流路調整部材180の位置は、加湿流路F3へ送風量を十分に確保するように設定されることができる。例えば、乾燥モードにおける流路調整部材180の位置は、加圧部190と給水調整部材150の作動部155の間の接触が解除され、開閉部136が閉鎖されることができるように加湿モード位置から少し回転した程度に設定されることができる。
一方、制御部Cは、乾燥モードの遂行時に、照度及び相対湿度のうち少なくとも一つに基づいて送風部170の送風量を調整することができる。
例えば、制御部Cは、夜間(就寝時間)のように照度センサー(図18のIS)で感知された測定照度が予め設定された基準照度値以下である場合、静かな運転のために送風部170の送風量を減少させることができる。
また、制御部Cは、測定相対湿度が予め設定された基準相対湿度値以上である場合、空気中に水蒸気量が多く、加湿部材160及び水槽141の乾燥が円滑ではないことから、速い乾燥作業の遂行のために、基準相対湿度値よりも小さい場合に比べて送風量を大きくすることができる。このとき、測定相対湿度は、図18に示される温湿度センサーHSなど公知の様々なセンサーを介して得ることができる。
そして、制御部Cは、測定照度が予め設定された基準照度値以下である場合には送風量を最小にし、測定照度が予め設定された基準照度値よりも大きい場合には測定相対湿度と予め設定された基準相対湿度値を比較して送風量を増減させることができる。
かかる送風量の増減は、送風部170の駆動RPMを調整することにより行うことができる。以下、加湿器100の送風段階が最低RPMである1段から最高RPMである5段までの5つで構成される場合を例に挙げて説明する。測定照度が予め設定された基準照度値以下である場合には、ユーザーの休憩(就寝)を妨害しないように(すなわち、静かな運転のために)送風部170を最低RPMである1段で駆動することができる。そして、測定照度が予め設定された基準照度値よりも大きい場合には、送風部170を1段よりも高い2段以上で駆動することができる。また、測定相対湿度が基準相対湿度値以上である場合には、空気中に水蒸気量が多い場合であることから、速い乾燥作業の遂行のために、送風部170を4段又は5段で駆動することができ、逆に、測定相対湿度が基準相対湿度値よりも小さい場合には、基準相対湿度値以上である場合よりも送風量が少なくなるように送風部170を3段又は2段で駆動することができる。
これとは異なり、現在の空気の状態(例えば、埃量)に対応する送風段階を基準に、照度又は相対湿度に応じて送風段階を上げたり又は下げたりして駆動することもできる。例えば、現在の空気の状態(例えば、埃量)に対応する送風段階の設定値が3段の場合において、測定照度が予め設定された基準照度値以下である場合には、現在の設定送風段階(3段)よりも低い送風段階(例えば、1段又は2段)で送風部170を駆動し、測定照度が予め設定された基準照度値よりも大きい場合には、現在の設定送風段階(3段)を維持するか、又は速い乾燥作業の遂行のために、現在の設定送風段階(3段)よりも高い4段又は5段で送風部170を駆動することができる。また、測定相対湿度が基準相対湿度値以上である場合には、速い乾燥作業の遂行のために、現在の設定送風段階(3段)よりも高い4段又は5段で送風部170を駆動し、測定相対湿度が基準相対湿度値よりも小さい場合には、現在の設定送風段階(3段)を維持するか、又は現在の設定送風段階(3段)よりも低い2段又は1段で送風部170を駆動することができる。
一方、上述した予め設定された基準照度値又は基準相対湿度値は、1つの値であってもよいが、2つ以上であってもよい。このように基準照度値又は基準相対湿度値が2つ以上である場合、測定照度又は測定相対湿度に該当する区間に対応して送風量の増減を制御することができる。このように、照度又は相対湿度を考慮した送風量の調整や増減方法は、上述した方法に限定されるものではなく、様々な変更が可能である。
そして、制御部Cは、予め設定された乾燥設定時間中に乾燥モードが行われるようにすることができる。かかる乾燥設定時間は、水槽141に収容された水の容量や加湿部材160に吸湿された水の量などを考慮して事前に設定されることができる。一方、上述のように、制御部Cは、照度及び相対湿度のうち少なくとも一つに基づいて送風部170の送風量を増減させることができる。この場合、送風量の増減をさらに考慮して、乾燥設定時間を設定することができる。
一方、制御部Cは、水桶130から水槽141への水の供給を遮断した状態で送風部170を駆動し、加湿部材160に吸湿された水及び/又は水槽141に収容された水の乾燥が進行するにつれて、水槽141に収容された水は次第になくなる。これにより、水槽141に収容された水の水位は次第に低くなり、最終的には、水感知センサーLSを介して水槽141の水位が底水位になるか、又は水槽141の底に水がない状態が感知されることがある。
このように、水感知センサーLSを介して水槽141に水がないと感知された後も、加湿部材160は、吸湿された状態を一定の時間維持する。したがって、加湿部材160に吸湿された水を完全に乾燥させるために、制御部Cは、水槽141に水がないと感知された後、予め設定された追加乾燥時間中にさらに乾燥モードを行うことができる。
このとき、追加乾燥時間は、加湿部材160に吸湿された水の量などを考慮して事前に設定されることができる。一方、上述のように、制御部Cは、照度及び相対湿度のうち少なくとも一つに基づいて送風部170の送風量を増減させることができる。この場合、送風量の増減をさらに考慮して、追加乾燥時間を設定することができる。
このように、乾燥モードの流路状態で送風部170を駆動させると、吸入口115から流入した空気のうち一部は、空気浄化フィルタ120を介して濾過された後、加湿部材160及び加湿流路F3を介して加湿部材160に吸湿された水及び/又は水槽141に収容された水を乾燥させた後、加湿空気吐出口118に吐出されることができ、一部の空気は、空気浄化フィルタ120を介して濾過された後、加湿部材160を介さずに清浄流路F2を介して清浄空気吐出口117に吐出されることができる。
但し、かかる乾燥モードを行う場合、流路調整部材180によって形成される送風流路が上述した図11を介して例示した構成に限定されるものではない。例えば、後述する第2実施例のように、給水調整部材150を動作させる加圧部190の駆動が流路調整部材180の動作と独立して行われる場合には、流路調整部材180が図10の加湿モード位置に位置づくように流路調整部材180を制御し、給水弁部材135が閉鎖されるように加圧部190を独立して制御することが可能である。したがって、給水弁部材135が閉鎖されるようにし、流路調整部材180が図10の加湿モードに位置づくようにした状態で乾燥モードを行うことも可能である。この場合、送風部170から送風された空気が加湿流路F3を通過して加湿空気吐出口118を介して全て排出されることも可能である。
[水桶空きモード]
一方、加湿モード及び/又は乾燥モードが終了した後、ユーザーがこれまで水桶130に収容されていた水を排水せずに、又は新しい水に交換せずに、長時間経過した場合には、水桶130の内部に収容された水に汚染が発生したり、又は細菌が増殖するという問題がある。
かかる問題を解決するために、制御部Cは、加湿モード及び/又は乾燥モードが終了した後、予め設定された条件に該当すると、水桶130に収容された水を水槽に141に供給し、加湿部材160を介した強制加湿を行うことにより、水桶130の水を空にする水桶空きモードを行うことができる。
かかる水桶空きモードの遂行時に、制御部Cは、強制加湿を行うために、給水弁部材135が開放された状態になるように給水調整部材150の移動を制御し、送風部170から送風された空気のうち少なくとも一部が加湿部材160に送風されて加湿部材160を介した強制加湿が行われるように送風部170を駆動させる。
すなわち、制御部Cは、図10に示された加湿モードと同様に、水桶空きモードの遂行時に、給水弁部材135が開放された状態になるように給水調整部材150の移動を制御し、強制加湿のために送風部170を駆動させる。具体的に説明すると、水桶空きモードを介した強制加湿の遂行時に、制御部Cは、流路調整部材180に連結される加圧部190が給水調整部材150の作動部155と接触して作動部155を加圧する状態になるようにし、それに応じて、給水調整部材150の作動部155が回転軸部153を基準に下側方向に移動するようになり、給水調整部材150の押さえ部157が回転軸部153を基準に上側方向に移動するようになる。そして、給水調整部材150の押さえ部157が給水弁部材135の開閉部136を上側に加圧して開閉部136が上側に移動するようになる。したがって、開閉部136が開放された状態になって水桶130から水槽ユニット140への水の供給が行われるようになる。
そして、制御部Cは、図10に示された加湿モードと同様に、水桶空きモードの遂行時に、空気流路部F1、F2、F3の清浄流路F2が閉鎖されるよう、流路調整部材180が清浄流路F2の横方向断面を横切る方向、例えば、斜め方向に位置するように流路調整部材180の位置を制御することができる。すなわち、流路調整部材180は、本体部181の上端が加湿空気清浄吐出口118側に傾斜するように位置することができる。この場合、流路調整部材180の本体部181の上端は隔壁Wと隣接するようになり、下端は隔壁Wの反対側と隣接するようになるため、清浄流路F2への空気の流動が遮断され、空気流路部を流動する空気は、隔壁Wに形成される貫通孔WHを介して加湿流路F3に流入する。これにより、送風部170から送風される空気は、加湿部材160を介して加湿された後、加湿空気吐出口118を介してハウジング110の外部に吐出されることができる。
かかる水桶空きモードの流路状態で送風部170を駆動させると、吸入口115から流入した空気は、空気浄化フィルタ120を介して濾過された後、加湿部材160及び加湿流路F3を介して加湿された状態になって加湿空気吐出口118に吐出されることができ、強制加湿の過程において水桶130から水槽141への水の供給が行われるため、水桶130の水を空にすることができるようになる。
但し、かかる水桶空きモードを行う場合、流路調整部材180によって形成される送風流路は、上述した図10を介して例示した構成に限定されるものではない。例えば、後述する第2実施例のように、給水調整部材150を動作させる加圧部190の駆動が流路調整部材180の動作と独立して行われる場合には、流路調整部材180が図11の乾燥モード位置に位置づくように流路調整部材180を制御し、給水弁部材135が開放されるように加圧部190を独立して制御することが可能である。したがって、給水弁部材135が開放されるようにし、流路調整部材180が図11の乾燥モードに位置するようにした状態で、水桶空きモードを行うことも可能である。この場合、送風部170から送風された空気のうち一部は加湿流路F3を通過して加湿空気吐出口118を介して排出され、一部は清浄流路F2を通過して清浄空気吐出口117を介して排出されることも可能である。
また、制御部Cは、加湿モード又は乾燥モードを進行した後、ユーザーが(これまで)水桶130に収容されていた水を排水せずに、又は新しい水に交換せずに、予め設定されたアラーム設定時間(第1設定時間)が経過すると、ユーザーに水桶130を空にする必要があるか、又は水の交換が必要であるかを案内するように構成することができる。すなわち、水桶空きモードを行う前に、水桶を空にする必要があるか、又は水の交換が必要であるかをユーザーに直接視覚的及び/又は聴覚的に案内することにより、水桶空きモードが不要に頻繁に行われないように構成することができる。かかるアラーム設定時間は、加湿モード又は乾燥モードの終了後から算定した固定時間(例えば、48時間)に設定することができるが、季節や周辺温度、湿度などを考慮して変動するように構成することも可能である。
このように、ユーザーが水桶130を空にしたか、又は水の交換を行ったか否かは、ユーザーがハウジング110から水桶130を分離したか否かによって判断することができる。また、水桶130を分離したか否かの感知には、水桶130の重量を感知するセンサー(不図示)や磁場などを利用して水桶130の装着有無を判断するセンサー(不図示)など公知の様々な感知方法が用いられることができる。
そして、アラーム設定時間前に水桶130の分離が感知されると、水桶130の内部に収容された水の排水又は水の交替があるものと判断して、アラーム設定時間(第1設定時間)をリセットして初期化するようになる。
一方、予め設定された水桶空きモードが行われる条件は、加湿モードが終了した後、水桶130の分離が感知されない状態で、予め設定された水桶空き設定時間(第2設定時間)が経過したという条件で構成されることができる。また、予め設定された水桶空きモードが行われる条件は、上述した乾燥モードが終了した後、水桶130の分離が感知されない状態で、予め設定された水桶空き設定時間が経過したという条件で構成されることも可能である。かかる水桶空き設定時間は、上述したアラーム設定時間よりも大きな値を有し、加湿モード又は乾燥モードの終了後から算定した固定時間(例えば、60時間)に設定することができるが、季節や周辺温度、湿度などを考慮して変動するように構成することも可能である。
これとは異なり、予め設定された水桶空きモードが行われる条件は、加湿モード又は乾燥モードが終了した後、水桶130の内部の水によって測定された測定微生物量が予め設定された設定微生物値以上であるという条件で構成されることもできる。かかる微生物量の測定は、バイオセンサーやカビセンサーなど公知の微生物検出センサー(図18のMS)を用いて行われることができる。また、設定微生物値は、固定された数値を有してもよいが、微生物の増殖速度などを考慮できるように、季節や周辺温度、湿度などを考慮して変動するように構成することも可能である。そして、微生物量の測定のために、微生物検出センサーMSは、水桶130の内部に設置されてもよいが、その設置位置がこれに限定されるものではない。また、微生物は、公知の微生物検出センサーによって検出されることができるものであれば、その種類は限定されず、カビ、酵母、細菌、ウイルスなどを含むことができる。
そして、水桶130の分離が感知されると、水桶130の内部に収容された水の排水又は水の交換があるものと判断し、上述したアラーム設定時間(第1設定時間)及び水桶空き設定時間(第2設定時間)をともにリセットして初期化するようになる。
一方、制御部Cは、上述した乾燥モードと同様に、水桶空きモードを行う場合にも、照度及び相対湿度のうち少なくとも一つに基づいて送風部170の送風量を調整することができる。
例えば、制御部Cは、夜間(就寝時間)のように照度センサー(図18のIS)で感知された測定照度が予め設定された基準照度値以下である場合、送風部170の送風量を減少させることができる。
また、制御部Cは、測定相対湿度が予め設定された基準相対湿度値以上である場合、空気中に水蒸気量が多く、加湿部材160を用いた乾燥(水桶空き)が円滑ではないことから、速い水桶空き作業の遂行のために、基準相対湿度値よりも小さい場合に比べて送風量を大きくすることができる。このとき、測定相対湿度は、図18に示された温湿度センサーHSなど公知の様々なセンサーを介して得ることができる。
そして、制御部Cは、測定照度が予め設定された基準照度値以下である場合には送風量を最小にし、測定照度が予め設定された基準照度値よりも大きい場合には測定相対湿度と予め設定された基準相対湿度値を比較して送風量を増減させることができる。
かかる送風量の増減は、送風部170の駆動RPMを調整することにより行うことができる。以下、加湿器100の送風段階が最低RPMである1段から最高RPMである5段までの5つで構成される場合を例に挙げて説明する。測定照度が予め設定された基準照度値以下である場合には、ユーザーの休憩(就寝)を妨害しないように(すなわち、静かな運転のために)送風部170を最低RPMである1段で駆動することができる。そして、測定照度が予め設定された基準照度値よりも大きい場合には、送風部170を1段よりも高い2段以上で駆動することができる。また、測定相対湿度が基準相対湿度値以上である場合には、空気中に水蒸気量が多い場合であることから、速い水桶空き作業の遂行のために、送風部170を4段又は5段で駆動することができ、逆に、測定相対湿度が基準相対湿度値よりも小さい場合には、基準相対湿度値以上である場合よりも送風量が少なくなるように送風部170を3段又は2段で駆動することができる。
これとは異なり、現在の空気の状態(例えば、埃量)に対応する送風段階を基準に、照度又は相対湿度に応じて送風段階を上げたり又は下げたりして駆動することもできる。例えば、現在の空気の状態(例えば、埃量)に対応する送風段階の設定値が3段の場合において、測定照度が予め設定された基準照度値以下である場合には、現在の設定送風段階(3段)よりも低い送風段階(例えば、1段又は2段)で送風部170を駆動し、測定照度が予め設定された基準照度値よりも大きい場合には、現在の設定送風段階(3段)を維持するか、又は速い水桶空き作業の遂行のために、現在の設定送風段階(3段)よりも高い4段又は5段で送風部170を駆動することができる。また、測定相対湿度が基準相対湿度値以上である場合には、速い水桶空き作業の遂行のために、現在の設定送風段階(3段)よりも高い4段又は5段で送風部170を駆動し、測定相対湿度が基準相対湿度値よりも小さい場合には、現在の設定送風段階(3段)を維持するか、又は現在の設定送風段階(3段)よりも低い2段又は1段で送風部170を駆動することができる。
一方、上述した予め設定された基準照度値又は基準相対湿度値は、1つの値からなってもよいが、2つ以上からなってもよい。このように基準照度値又は基準相対湿度値が2つ以上である場合、測定照度又は測定相対湿度に該当する区間に対応して送風量の増減を制御することができる。
また、このように照度又は相対湿度を考慮した送風量の調整や増減方法は、上述した方法に限定されるものではなく、様々な変更が可能である。
一方、制御部Cは水桶130から水槽141への水の供給を遮断した状態で、送風部170を駆動して加湿部材160に吸湿された水の乾燥による水桶空き作業が進行するにつれて、水槽141に収容された水は次第になくなる。これにより、水槽141に収容された水の水位は次第に低くなり、最終的には、水感知センサーLSを介して水槽141の水位が底水位になったり、又は水槽141の底に水がない状態が感知されることがある。
このように、水感知センサーLSを介して水槽141に水がないと感知された後も、加湿部材160は、吸湿された状態を一定の時間維持する。したがって、加湿部材160に吸湿された水を完全に乾燥させるために、制御部Cは、水槽141に水がないと感知された後、予め設定された追加乾燥時間中にさらに水桶空きモードを行うことができる。
このとき、追加乾燥時間は、加湿部材160に吸湿された水の量などを考慮して事前に設定されることができる。一方、上述のように、制御部Cは、照度及び相対湿度のうち少なくとも一つに基づいて送風部170の送風量を増減させることができる。この場合、送風量の増減をさらに考慮して、追加乾燥時間を設定することができる。
このように、本発明の第1実施例によると、加圧部190が流路調整部材180に連結されて流路調整部材180と一体に回転するため、流路調整部材180を回転させる簡単な操作によって水桶130から水槽141への水の供給が行われる加湿モード/水桶空きモード、及び水桶130から水槽141への水の供給が行われない清浄モード/乾燥モードが容易に実現されることができる。
また、本発明の第1実施例によると、流路調整部材180が加湿モード及び/又は水桶空きモード位置にある場合にのみ水槽ユニット140への水の供給が行われ、清浄モード及び/又は乾燥モード位置では水槽ユニット140への水の供給が遮断される。これにより、加湿モードの終了後に乾燥モードを行って、水槽ユニット140及び/又は加湿部材160に存在する水分を除去することにより、水槽ユニット140及び/又は加湿部材160の汚染や細菌の発生などを最小限に抑えることができるようになる。また、水桶空きモードを行うことにより、水桶130に収容された水を空にすることができ、結果として、水桶130の内部に収容された水の汚染や細菌の発生などを最小限に抑えることができるようになる。
一方、本発明の第1実施例の場合、加湿部材160が水槽141に収容された水に浸漬された状態を有するものと説明したが、水桶130から水槽141に供給された水が加湿部材160に提供されて加湿を行うことができるものであれば、加湿部材160の形状、構造、及び/又は作動方法は、上述した浸漬式加湿構造に限定されず、様々な変更が可能である。例えば、加湿部材160に水が供給される構造は、水槽141に収容された水が加湿部材160に噴射される構造や、水桶130又は水槽141に収容された水が加湿部材160の表面に沿って流れるようにし、加湿部材160で流れ落ちる水が収容されるように加湿部材160の下部に水槽141が設置される構造、加湿部材160が回転駆動するディスクの形を有する構造など様々な変更が可能である。このような場合にも、水桶130から水槽141の水の供給を遮断した状態で、加湿部材160側に送風を行うことにより、水槽141に収容された水及び/又は加湿部材160の乾燥する乾燥モードを行うことができ、予め設定された条件に該当する場合、水桶130の水を水槽141に供給して加湿部材160を介して強制加湿を行うことにより、水桶130の水を空にする水桶空きモードを行うことができるようになる。
[第2実施例による加湿器100]
次に、図12〜図16を参照して本発明の第2実施例による加湿器100について説明する。
図12は、本発明の第2実施例による加湿器100に備えられる水桶130及び水槽ユニット140を示す斜視図であり、図13は、図12に示された水槽ユニット140の部分を示す分解斜視図であり、図14は、図13に示された水槽ユニット140の部分を示す平面図であり、図15は、図14のC−C’線に沿った断面図であって、給水弁部材135が閉鎖された状態を示す断面図であり、図16は、図14のC−C’線に沿った断面図であって、給水弁部材135が開放された状態を示す断面図である。
本発明の第2実施例による加湿器100の場合にも、図1〜図11、及び図18を参照して説明した第1実施例による加湿器100と同様に、ハウジング110、水桶130、水槽ユニット140、加湿部材160、送風部170、給水調整部材150、及び制御部Cを含んで構成されることができ、空気浄化フィルタ120、流路調整部材180、及び加圧部190のうち少なくとも一部をさらに含んで構成されることができる。
本発明の第2実施例による加湿器100は、ハウジング110、水桶130、加湿部材160、送風部170、空気浄化フィルタ120、及び流路調整部材180の構成が、第1実施例による加湿器100の構成と同一又は同様の構成を有する。但し、水槽ユニット140、給水調整部材150、及び加圧部190の構成に一部の差があり、制御部Cを介した給水弁部材135の開閉動作及び流路調整部材190の流路の切り替えが独立して行われるという点において差がある。したがって、不要な重複を避けるために、同一又は同様の部分についての詳細な説明は省略する。
先ず、水槽ユニット140は、ハウジング110の内部に設置され、給水弁部材135の開放に応じて水桶130から供給された水を収容するようになる。
図12及び図13を参照すると、水槽ユニット140は、水桶130から供給された水を収容する水収容空間141aが形成される水槽141と、水槽141の上部の少なくとも一部を覆うように構成され、水桶130が据えられる水槽カバー148と、を備えることができる。そして、水槽141は、加湿部材160が装着される加湿部材装着部146を備えることができる。
また、水槽カバー148は、水槽141の上部に分離可能に設置され、水槽141の安着面148aには水桶130が据えられることができる。すなわち、図15及び図16に示すように、水桶130に備えられる給水弁部材135の下面が水槽カバー148の安着面148aによって支持されることができる。かかる水槽カバー148は、水槽141の上部から分離可能であるため、水槽141の清掃作業が容易に行われることができる。
そして、水槽カバー148には、後述する給水調整部材150の回転軸部153が設置される設置溝147と、給水弁部材135のロッド部材136b及び給水調整部材150の押さえ部157の動作のために貫通形成される貫通口148cと、加圧部190の動作のために貫通形成される装着開口148bと、が形成されることができる。
また、水槽ユニット140には、水槽141に収容された水の水位や存在有無を感知することができるように、水感知センサー(図18のLS)が設置されることができる。かかる水感知センサーLSは、水槽ユニット140の内部に設置されてもよいが、水槽ユニット140の掃除を容易にするために、水槽ユニット140の外側に設置されて水槽ユニット140と結合する場合、静電容量などを利用して水位を測定するように構成されることができる。
そして、給水調整部材150は、給水弁部材135の開閉のために作動し、給水弁部材135が開閉することによって水桶130から水槽141への水の供給が行われるか又は遮断される。
かかる給水調整部材150は、図13、図15、及び図16に示すように、水槽ユニット140の水槽カバー148に設置され、給水調整部材150及び/又は水槽ユニット140の掃除のために分離されることができる。すなわち、給水調整部材150は、水槽ユニット140の底面に設置されず、水槽141から分離可能な水槽カバー148に設置されるため、水槽ユニット140の掃除の際には何ら影響を及ぼさない。
図13〜図16を参照すると、給水調整部材150は、給水弁部材135を加圧するように昇降移動する押さえ部157を備えることができる。
具体的に説明すると、給水調整部材150は、本体部151と、本体部151の一側に形成され、水桶130の給水弁部材135を加圧できるように配置される押さえ部157と、本体部151の他側に形成され、後述する加圧部190によって加圧できるように配置される作動部155と、上記押さえ部157と作動部155の間に位置し、水槽カバー148に形成される設置溝147に結合する回転軸部153と、を備えることができる。
かかる構成により、給水調整部材150は、作動部155の移動に応じて、押さえ部157が回転軸部153を軸にして回転して昇降する構造を有することができる。すなわち、加圧部190によって作動部155が加圧されて移動する場合、加圧部190と作動部155の接触が解除され、作動部155が給水弁部材135に備えられる弾性部材の弾性力によって移動する場合、給水調整部材150の押さえ部157及び作動部155は、回転軸部153を中心にしてシーソー運動が可能となるように構成されることができる。
また、給水調整部材150は、回転軸部153が水槽カバー148に形成される設置溝147に結合することから、水槽141には給水弁部材135を加圧するための構成や給水調整部材150の設置のための構造物が形成されないため、水槽141の底面の清掃が容易であるという利点がある。
そして、加圧部190は、給水調整部材150の作動部155を加圧して給水調整部材150が回転軸部153を中心に回転できるように構成される。
図13〜図16を参照すると、本発明の第1実施例とは異なり、流路調整部材180及び加圧部190が、別の動力源を介して駆動されるため、別の駆動部Mを介して加圧部190を独立して制御することが可能である。
かかる駆動部Mは、加圧部190を移動させるために、電源供給が必要となるため、ハウジング110に配置されることができる。すなわち、水槽ユニット140に隣接するハウジング110のベース部114に駆動部Mを設置することにより、掃除のための水槽ユニット140の分離作業が駆動部Mに影響を及ぼさないようにする。
以下、駆動部M、加圧部190、及び給水調整部材150の作動の一例について図13〜図16を参照して説明する。
給水調整部材150は、本体部151の他側に、上側に突出形成される作動部155を備える。また、加圧部190は、作動部155と接触できるようにスライディング移動するようになる。
具体的に説明すると、加圧部190は、水槽カバー148に形成される装着開口148bを介して水槽カバー148の上側に露出するように構成され、加圧部190の一側にはラックギア部191が形成される。また、駆動部Mは、モータ(不図示)によって回転する駆動ギアPGを備え、駆動ギアPGが加圧部190のラックギア部191と噛み合って回転しながら加圧部190をスライディング移動させるように構成されることができる。
図15を参照すると、加圧部190の下側が給水調整部材150の作動部155を加圧しない状態では、押さえ部157が給水弁部材135のロッド部材136bを加圧しないため密封部材136aがキャップ部材137の吐出口を密閉した状態になり、水桶130の水が水槽ユニット140に供給されなくなる。
図16を図12〜14とともに参照すると、図15の給水弁部材135の閉鎖状態で駆動部Mを作動させると、駆動ギアPGが回転するようになり、駆動ギアPGと噛み合うラックギア部191を有する加圧部190がスライディング移動するようになる(図14の下側方向、図16の矢印方向)。スライディング移動される加圧部190は、給水調整部材150の作動部155と接触して作動部155を下側方向に移動させる。これにより、押さえ部157は、回転軸部153を中心に上側方向に移動して給水弁部材135のロッド部材136bを加圧するようになる。結果として、密封部材136aがキャップ部材137の吐出口を開放するようになり、水桶130の水が水槽ユニット140に供給される。
このように、駆動部M及び給水調整部材150の構成を介して給水弁部材135の開閉を行うことにより、水桶130から水槽ユニット140への水の供給を独立して調整することができるようになる。
したがって、本発明の第2実施例による加湿器100は、流路調整部材180の流路の切り替え、及び給水弁部材135の開閉を介して水槽141への水の供給を行うか否かを互いに独立して制御することができるようになる。そのため、本発明の第2実施例による加湿器100の場合にも、制御部Cの制御により、第1実施例を介して説明した清浄モード、加湿モード、乾燥モード、及び水桶空きモードを行うことができる。
特に、第2実施例による場合、制御部Cを介して、流路調整部材180の流路の切り替え、及び水槽141への水の供給を行うか否かを個別に制御することができるため、乾燥モード及び水桶空きモードを行う場合の流路構成を多様化することができる。すなわち、乾燥モードの遂行時に、加湿部材160及び/又は水槽141に収容された水の乾燥が行われるようにするために、水桶130から水槽141への水の供給が遮断された状態で、図10に示すように、加湿空気吐出口118にのみ空気が吐出されるようにするか、又は図11に示すように、加湿空気吐出口118と清浄空気吐出口117に空気が分岐されて吐出されるように構成されることができる。また、水桶空きモードの遂行時に、水桶130に収容された水を空にするための強制加湿を行うために、水桶130から水槽141への水の供給が行われるようにした状態で、図10に示すように、加湿空気吐出口118にのみ空気が吐出されるようにするか、又は図11に示すように、加湿空気吐出口118と清浄空気吐出口117に空気が分岐されて吐出されるように構成されることができる。
[第3実施例による加湿器100]
次に、図17を参照して本発明の第2実施例による加湿器100について説明する。
図17は、本発明の第3実施例による給水弁部材135の開閉構造を示す断面図である。
本発明の第3実施例による加湿器100の場合にも、図1〜図11、及び図18を参照して説明した第1実施例による加湿器100と同様に、ハウジング110、水桶130、水槽ユニット140、加湿部材160、送風部170、給水調整部材150、及び制御部Cを含んで構成されることができ、空気浄化フィルタ120、流路調整部材180、及び加圧部190のうち少なくとも一部をさらに含んで構成されることができる。
本発明の第3実施例による加湿器100は、ハウジング110、水桶130、加湿部材160、送風部170、空気浄化フィルタ120、及び流路調整部材180の構成が、第1及び第2実施例による加湿器100の構成と同一又は同様の構成を有する。但し、第3実施例による加湿器100は、第2実施例の構成と対比すると、水槽ユニット140の水槽カバー148、給水調整部材150、及び加圧部190の一部の構成において差があり、制御部Cを介して給水弁部材135の開閉動作が磁力を介して行われる点において差がある。したがって、不要な重複を避けるために、同一又は同様の部分についての詳細な説明は省略する。
図17に示された実施例の場合、給水調整部材150は、ハウジング110のベース部114に設置され、水桶130から水槽141への水の供給が可能となるように磁力を介して給水弁部材135を開閉するように構成される。
すなわち、給水弁部材135のロッド部材136bの先端には、永久磁石や磁性が強い物質からなる磁力部材136dが装着されることができ、これに対応してハウジング110のベース部114には、電源供給によって磁力が印加される磁力発生部195が備えられることができる。
したがって、駆動部Mによって給水調整部材150を構成する磁力発生部195に磁力が印加されると、給水弁部材135が開閉することができる。
例えば、図17に示すように、磁力部材136dと磁力発生部195の間に斥力が作用するように磁力発生部195に磁力が印加されると、磁力部材136dは斥力によって上昇するようになる。これにより、密封部材136aがキャップ部材137の吐出口を開放して水桶130から水槽ユニット140への水の供給が可能となる。
したがって、本発明の第3実施例による加湿器100は、流路調整部材180の流路の切り替え、及び給水弁部材135の開閉を介して水槽141への水の供給を行うか否かを互いに独立して制御することができるようになる。そのため、本発明の第3実施例による加湿器100の場合にも、制御部Cの制御により、第1実施例を介して説明した清浄モード、加湿モード、乾燥モード、及び水桶空きモードを行うことができる。
また、第3実施例の場合にも、第2実施例の場合と同様に、制御部Cを介して、流路調整部材180の流路の切り替え、及び水槽141への水の供給を行うか否かを個別に制御することができるため、乾燥モード及び水桶空きモードを行う場合の流路の構成を多様化することができるようになる。
次に、図19〜図29を参照して本発明による加湿器の制御方法(S100、S200)について説明する。
本発明による加湿器の制御方法(S100、S200)は、水槽141に収容された水の乾燥のために乾燥段階を含む加湿器の制御方法(S100)と、水桶130に収容された水を空にすることができるように水桶空き段階を含む制御方法(S200)と、を含んで構成される。
このとき、本発明による加湿器の制御方法(S100、S200)は、水桶130から水槽141に供給された水が加湿部材160に提供されて加湿を行う加湿器100に適用されることができる。
以下、図1〜図18を参照して説明した加湿器100をベースに本発明による加湿器の制御方法(S100、S200)について説明するが、本発明による加湿器の制御方法(S100、S200)が適用される加湿器100は、水桶130から水槽141への水の供給が行われるか否かを制御することができるのであれば、その具体的な構成が図1〜図18を介して説明した加湿器100の構成に限定されるものではない。また、本発明による加湿器の制御方法(S100、S200)が適用される加湿器100は、加湿機能のみを有する加湿器に限定されるものではなく、空気浄化機能が付加された加湿清浄機、及び他の付加機能が含まれる加湿器をすべて含むことができる。
[乾燥段階を含む加湿器の制御方法(S100)]
図19〜図24を参照して水槽141の乾燥段階を含む加湿器の制御方法(S100)について説明する。
図19は、本発明の一実施例による、乾燥段階を含む加湿器の制御方法(S100)を示すフローチャートであり、図20〜図24は、図19に示された制御方法(S100)のうち乾燥段階の様々な実施例を示すフローチャートである。
図19を参照すると、本発明の一実施例による乾燥段階を含む加湿器の制御方法(S100)は、水桶130から水槽141に供給された水が加湿部材160に提供されて加湿を行う加湿器100の制御方法に関し、加湿段階(S110)及び乾燥段階(S150〜S170)を含んで構成され、乾燥段階後に行われる後続段階(S190)をさらに含むことができる。
先ず、加湿段階(S110)は、加湿部材160を介して加湿が行われる加湿モードを進行するように構成される。かかる加湿段階(S110)は、加湿器100の第1〜第3実施例を介して説明した加湿モードに対応し、加湿段階(S110)についての詳細な説明は上述した加湿モードの記載に代替する。かかる加湿段階(S100)は、加湿終了信号が入力されるまで行われ、加湿終了信号が入力されると(S120)加湿モードが終了する。
かかる加湿終了信号は、加湿器100の駆動をオフ(OFF)する終了信号と、加湿モード及び乾燥モード以外の第3モードを行う第3モード進行信号と、を含むことができる。このとき、第3モード進行信号は、加湿段階を終了させて待機する待機信号を含むことができる。かかる終了信号及び第3モード進行信号は、ユーザーの選択又は加湿器100の設定によって入力されることができる。
そして、加湿モードが終了した後、水槽141及び/又は加湿部材160の乾燥が行われる乾燥モードを進行する乾燥段階(S150〜S170)が行われる。
かかる乾燥段階(S150〜S170)は、図19に示すように、水桶130から水槽141への水の供給を遮断した状態で乾燥モードが行われる乾燥モード遂行段階(S150)と、乾燥モードを完了したか否かを判断する判断段階(S160)と、乾燥モードが完了した後、乾燥モードを終了させる終了段階(S170)と、を含んで構成されることができる。
先ず、乾燥モード遂行段階(S150)は、加湿器100の第1〜第3実施例を介して説明した乾燥モードに対応する。そして、乾燥モード遂行段階(S150)は、給水弁部材135が閉鎖された状態で行われ、乾燥モード遂行段階(S150)における給水弁部材135の閉鎖のための作動は上述した乾燥モードの記載に代替する。
そして、乾燥モード遂行段階(S150)では、送風部170から送風された空気のうち少なくとも一部を加湿部材160に流動させるように構成することができる。例えば、加湿器100の第1実施例を介して説明したように、流路調整部材180が図11の位置になるようにした状態で送風部170を駆動させることで、一部の空気が加湿部材160を通過して加湿空気吐出口118を介して吐出され、残りの空気が清浄空気吐出口117を介して吐出されるように構成されることができる。また、加湿器100の第2及び第3実施例を介して説明したように、流路調整部材180の駆動及び給水弁部材135の開閉が互いに独立して行われた場合には、流路調整部材180が図10の位置になるように制御することができるだけでなく、図11の位置になるように制御することもできるため、送風部170から送風された空気が加湿部材160を通過して加湿空気吐出口118を介して吐出されるようにすることも可能である。
一方、乾燥モード遂行段階(S150)は、加湿部材160が水槽141に浸漬された状態で行われるようにすることにより、加湿部材160への送風を介して水槽141に収容された水の除去が可能となるように構成することができる。
図20〜図24を参照すると、乾燥モード遂行段階(S150)は、照度及び相対湿度のうち少なくとも一つに基づいて送風量を調整するように構成されることができる。
例えば、乾燥モード遂行段階(S150)は、図20及び図23に示すように照度及び相対湿度をともに考慮して送風量を調整するように構成されてもよく、図21及び図24に示すように照度を考慮して送風量を調整するように構成されてもよく、図22に示すように相対湿度を考慮して送風量を調整するように構成されてもよい。
そして、乾燥モード遂行段階(S150)は、図20、図21、図23、及び図24に示すように、測定照度と予め設定された基準照度値を比較して(S151)、測定照度が基準照度値以下である場合には送風量を減少させるように構成されることができ(S155)、図20、図22、及び図23に示すように、測定相対湿度と予め設定された基準相対湿度値を比較して(S153)、測定相対湿度が基準相対湿度値以上である場合には基準相対湿度値よりも小さい場合の送風量(S156)に比べて送風量を大きくするように構成されることができる(S157)。
図20及び図23を参照すると、乾燥モード遂行段階(S150)では、照度センサー(図18のIS)で感知された測定照度と基準照度値を比較して(S151)、夜間(就寝時間)のように測定照度が基準照度値以下である場合には、送風部170を最低RPMで駆動して送風量を最小にし(S155)、測定照度が基準照度値よりも大きい場合には、測定相対湿度と基準相対湿度値を比較して(S153)、測定相対湿度が基準相対湿度値以上である場合には、空気中に水蒸気量が多く、加湿部材160の乾燥が円滑ではないため、速い乾燥作業の遂行のために、送風部170を高RPMで駆動して送風量を大きくし(S157)、測定相対湿度が基準相対湿度値よりも小さい場合には、送風部170を低RPMで駆動して送風量を小さくすることができる(S156)。
そして、図21及び図24に示すように、乾燥モード遂行段階(S150)では、照度を考慮し、且つ相対湿度を考慮しない構成を有することができる。この場合、測定照度と基準照度値を比較して(S151)、夜間(就寝時間)のように測定照度が基準照度値以下である場合には、送風部170を最低RPMで駆動して送風量を最小にし(S155)、測定照度が基準照度値よりも大きい場合には、送風部170を低RPM又は空気の質に応じて選択される通常のRPMで駆動して送風量を調整するように構成されることができる(S156)。
また、図22に示すように、乾燥モード遂行段階(S150)では、相対湿度を考慮し、且つ照度を考慮しない構成を有することができる。この場合、測定相対湿度と基準相対湿度値を比較して(S153)、測定相対湿度が基準相対湿度値以上である場合には、空気中に水蒸気量が多く、加湿部材160の乾燥が円滑ではないため、速い乾燥作業の遂行のために、送風部170を高RPMで駆動して送風量を大きくし(S157)、測定相対湿度が基準相対湿度値よりも小さい場合には、送風部170を低RPMで駆動して送風量を小さくすることができる(S156)。
かかる送風量の増減は、照度及び/又は相対湿度に応じて送風部170の駆動RPMを単に増加させるように構成されることができるが、現在の空気の状態(例えば、埃量)に対応する送風段階を基準とするとともに、照度又は相対湿度に応じて送風段階を上げたり又は下げたりして駆動することもできる。例えば、加湿器100の送風段階が最低RPMである1段から最高RPMである5段までの5つで構成され、且つ現在の空気の状態(例えば、埃量)に対応する送風段階の設定値が3段の場合を仮定して説明する。この場合、測定照度が基準照度値以下である場合には、静かな運転のために、現在の設定送風段階(3段)よりも低い送風段階(例えば、1段又は2段)で送風部170を駆動して(S155)、測定照度が基準照度値よりも大きい場合には、現在の設定送風段階(3段)を維持するか、又は速い乾燥作業の遂行のために、現在の設定送風段階(3段)よりも高い4段又は5段で送風部170を駆動することができる(S157)。また、測定相対湿度が基準相対湿度値以上である場合には、速い乾燥作業の遂行のために、現在の設定送風段階(3段)よりも高い4段又は5段で送風部170を駆動し、測定相対湿度が基準相対湿度値よりも小さい場合には、現在の設定送風段階(3段)を維持するか、又は現在の設定送風段階(3段)よりも低い2段又は1段で送風部170を駆動することができる。
一方、上述した基準照度値又は基準相対湿度値は、1つの値からなってもよく、2つ以上からなってもよい。このように基準照度値又は基準相対湿度値が2つ以上である場合、測定照度又は測定相対湿度に該当する区間に対応して送風量の増減を制御することができる。
このように、照度又は相対湿度を考慮した送風量の調整や増減方法は、上述した方法に限定されるものではなく、様々な変更が可能である。
そして、乾燥モードが終了したか否かを判断する完了有無の判断段階(S160)は、図20〜図22に示すように、予め設定された乾燥設定時間が経過したか否かに応じて決定されることができ(S161)、乾燥設定時間が経過すると乾燥モードを終了させる(S170)。
すなわち、乾燥段階(S150〜S170)は、予め設定された乾燥設定時間中に行われることができる。かかる乾燥設定時間は、水槽141に収容された水の容量や加湿部材160に吸湿された水の量などを考慮して事前に設定されることができる。一方、上述のように、乾燥モード遂行段階(S150)は、照度及び相対湿度のうち少なくとも一つに基づいて送風部170の送風量を増減させることができる。この場合、送風量の増減をさらに考慮して乾燥設定時間を設定することができる。
これとは異なり、乾燥モードが終了したか否かを判断する完了有無の判断段階(S160)は、図23及び図24に示すように、水槽141に水がないと感知されたか否かを判断する段階(S165)と、水槽141に水がないと感知された後、追加乾燥時間が経過したか否かを判断する段階(S166)と、を含んで構成されることができ、追加乾燥時間が経過すると、乾燥モードが終了するように(S170)構成されることができる。
すなわち、水桶130から水槽141への水の供給を遮断した状態で乾燥モード遂行段階(S150)が進行するにつれて、水槽141に収容された水は次第になくなり、水槽141に収容された水の水位が次第に低くなって、最終的には、水槽141の底に水がない状態になる。このように水槽141に水がないと感知された後も、加湿部材160は、吸湿された状態を一定の時間維持する。したがって、加湿部材160に吸湿された水を完全に乾燥させるために、乾燥モードの終了有無の判断段階(S160)では、水槽141に水がないと感知された後、追加乾燥時間中にさらに乾燥モードを行うことができる。
このとき、追加乾燥時間は、加湿部材160に吸湿された水の量などを考慮して事前に設定されることができる。一方、上述のように、乾燥モード遂行段階(S150)は、照度及び相対湿度のうち少なくとも一つに基づいて送風部170の送風量を増減させることができる。この場合、送風量の増減をさらに考慮して追加乾燥時間を設定することができる。
そして、乾燥モードが終了した後(S170)、後続段階が行われる(S190)。上述のように、乾燥段階(S150〜S170)は、加湿終了信号入力(S120)後に行われる。また、加湿終了信号は、加湿器駆動終了信号と、第3モード進行信号と、を含むことができる。
したがって、後続段階(S190)は、乾燥段階終了(S170)後に、加湿器終了信号に応じて、加湿器100の駆動をオフするか、又は第3モードを進行するようになる。このとき、上記第3モード進行信号は、空気浄化フィルタ120を介して濾過された空気が加湿部材160を介さずに吐出される清浄モードを含むことができる。
[水桶空き段階を含む加湿器の制御方法(S200)]
最後に、図25〜図29を参照して、水桶130に収容された水を空にすることができる水桶空き段階を含む加湿器の制御方法(S200)について説明する。
図25は、本発明の一実施例による、水桶空き段階を含む加湿器の制御方法を示すフローチャートであり、図26は、本発明の他の実施例による、水桶空き段階を含む加湿器の制御方法を示すフローチャートであり、図27〜図29は、図25及び/又は図26に示された制御方法のうち水桶空き段階の様々な実施例を示すフローチャートである。
図25及び図26を参照すると、本発明の一実施例による水桶空き段階を含む加湿器の制御方法(S200)は、水桶130から水槽141に供給された水が加湿部材160に提供されて加湿を行う加湿器100の制御方法に関し、加湿/乾燥段階(S210)と、水桶空きモードを行うか否かを判断する遂行有無判断段階(S240、S240a)と、水桶空き段階(S250〜S270)と、を含んで構成され、水桶空き段階(S250〜S270)の前に行われる水交換アラーム段階(S230)と、各段階の進行時に行われる水桶分離感知段階(S280)と、をさらに含むことができる。
先ず、加湿/乾燥段階(S210)では、加湿モード又は乾燥モードを進行するようになる。加湿/乾燥段階(S210)のうち加湿段階は、加湿部材160を介して加湿が行われる加湿モードを進行するように構成される。かかる加湿モードの遂行は、加湿器100の第1〜第3実施例を介して説明した加湿モードに対応し、加湿段階についての詳細な説明は上述した加湿モードの記載に代替する。また、加湿/乾燥段階(S210)のうち乾燥段階は、加湿を行う加湿モードが終了した後、水桶130から水槽141への水の供給が遮断された状態で水槽141及び/又は加湿部材160の乾燥が行われる乾燥モードを進行するように構成される。かかる乾燥モードの遂行は、加湿器100の第1〜第3実施例を介して説明した乾燥モードに対応し、乾燥段階についての詳細な説明は上述した乾燥モードの記載に代替する。一方、図25及び図26に示された加湿/乾燥段階(S210)は、加湿段階後に乾燥段階が行われる構成だけでなく、加湿段階のみが行われる構成からなってもよい。
かかる加湿/乾燥段階(S210)が完了した後、遂行有無判断段階(S240、S240a)を介してあらかじめ設定された水桶空きモードの遂行に必要な条件に該当するか否かを判断し、予め設定された条件に該当する場合には、水桶130の水を水槽141に供給して加湿部材160を介して強制加湿を行うことにより、水桶130の水を空にする水桶空きモードを進行する水桶空き段階(S250〜270)が行われることができる。
このとき、本発明の一実施例による加湿器の制御方法(S200)は、水桶空きモードが不要に頻繁に行われないようにするために、遂行有無判断段階(S240、S240a)の前に、水桶を空にする必要があるか、又は水の交換が必要であるかをユーザーに直接視覚的及び/又は聴覚的に案内する水交換アラーム段階(S230)をさらに経ることができる。
すなわち、上述した加湿/乾燥段階(S210)が終了した後、ユーザーが(これまで)水桶130に収容されていた水を排水せずに、又は新しい水に交換せずに、予め設定されたアラーム設定時間(第1設定時間)が経過したか否かを判断し(S220)、アラーム設定時間(第1設定時間)が経過すると、水交換アラーム段階(S230)を介してユーザーに水桶130を空にするか、又は水の交換が必要であるかを案内することができる。かかるアラーム設定時間は、加湿モード又は乾燥モードの終了以降から算定した固定時間(例えば、48時間)に設定することができるが、季節や周辺温度、湿度などを考慮して変動するように構成することも可能である。
また、ユーザーが水桶130又は水の交換を行うか否かは、ユーザーがハウジング110から水桶130を分離するか否か(S280)によって判断することができる。このとき、水桶130の分離の感知には、水桶130の重量を感知するセンサー(不図示)や磁場などを利用して水桶130の装着有無を判断するセンサー(不図示)など公知の様々な感知方法が用いられることができる。
そして、アラーム設定時間(第1設定時間)前に水桶130の分離が感知されると、水桶130の内部に収容された水の排水又は水の交替があるものと判断して、アラーム設定時間(第1設定時間)をリセットして初期化するようになり(S290)、後続して加湿モード又は乾燥モードが行われてから終了するまで(S210)待機するようになる。また、水桶130の分離が感知されない場合には、次の段階に進行し(S285)、アラーム設定時間(第1設定時間)が経過したか否かを再び判断するようになる(S220)。
また、アラーム設定時間(第1設定時間)が経過すると、水桶を空にする必要があるか、又は水の交換が必要であるかをユーザーに直接視覚的及び/又は聴覚的に案内するように、水交換アラーム段階(S230)を進行するようになる。
水交換アラーム段階(S230)後に、ユーザーがハウジング110から水桶130を分離するか否かを判断し(S280)、水桶130の分離が感知されると、アラーム設定時間(第1設定時間)をリセットして初期化するようになり(S290)、後続して加湿モード又は乾燥モードが行われてから終了するまで(S210)待機するようになる。また、水桶130の分離が感知されない場合には、次の段階に進行し(S285)、水桶空きモードを遂行したか否かを再び判断するようになる(S240、S240a)。
水桶空きモードを行うか否かを判断する遂行有無判断段階(S240、S240a)では、予め設定された水桶空き段階(S250〜S270)が行われる条件に該当するか否かを判断するようになる。
このように、予め設定された水桶空きモードが行われる条件は、図25に示すように、加湿モード又は乾燥モードが終了した後、水桶130の分離が感知されない状態で、予め設定された水桶空き設定時間(第2設定時間)が経過したという条件で構成されることができる(S240)。かかる水桶空き設定時間は、上述したアラーム設定時間よりも大きな値を有し、加湿モード又は乾燥モード終了(S210)後から算定した固定時間(例えば、60時間)に設定することができるが、季節や周辺温度、湿度などを考慮して変動するように構成することも可能である。そして、遂行有無判断段階(S240)の進行中又は進行後に水桶130の分離が感知されると(S280)、水桶130の内部に収容された水の排水又は水の交換があるものと判断して、上述したアラーム設定時間(第1設定時間)及び水桶空き設定時間(第2設定時間)をともにリセットして初期化するようになる(S285)。
これとは異なり、予め設定された水桶空きモードが行われる条件は、図26に示すように、加湿モード又は乾燥モードが終了した後、水桶130の内部の水によって測定された測定微生物量が予め設定された設定微生物値以上であるという条件で構成されることもできる(S240a)。かかる微生物量の測定は、バイオセンサーなど公知の微生物検出センサー(図18のMS)を用いて行われることができる。また、設定微生物値は、固定された数値を有してもよいが、微生物の増殖速度などを考慮できるように、季節や周辺温度、湿度などを考慮して変動するように構成することも可能である。そして、遂行有無判断段階(S240a)の進行中又は進行後に水桶130の分離が感知されると(S280)、水桶130の内部に収容された水の排水又は水の交換があるものと判断して、上述したアラーム設定時間(第1設定時間)及び水桶空き設定時間(第2設定時間)をともにリセットして初期化するようになる(S285)。
そして、予め設定された水桶空きモードが行われる条件に該当する場合(図25のS240及び図26のS240a)には、水桶空き段階(S250〜S270)が行われる。このとき、水桶空き段階(S250〜S270)は、水交換アラーム段階(S230)後にも水桶130の分離が感知されない場合に行われることができる。但し、上述のように、本発明の一実施例による加湿器の制御方法(S200)は、上述した水交換アラーム段階(S230)を必須に含むものではない。したがって、水桶空き段階(S250〜S270)は、水交換アラーム段階(S230)を経ることなく予め設定された水桶空きモードが行われる条件に該当する場合(S240、S240a)に行われることも可能である。
かかる水桶空き段階(S250〜S270)は、図25及び図26に示すように、水桶130から水槽141への水の供給が行われる状態で、水桶空きモードが行われる水桶空きモード遂行段階(S250)と、水桶空きモードを完了したか否かを判断する完了有無判断段階(S260)と、水桶空きモードが完了した後、水桶空きモードを終了する終了段階(S270)と、を含んで構成されることができる。
先ず、水桶空きモード遂行段階(S250)は、加湿器100の第1〜第3実施例を介して説明した水桶空きモードに対応する。そして、水桶空きモード遂行段階(S250)は、給水弁部材135が開放されて水槽141に水が供給される状態で行われ、水桶空きモード遂行段階(S250)における給水弁部材135の開放のための作動は上述した水桶空きモードの記載に代替する。
そして、水桶空きモード遂行段階(S250)では、送風部170から送風された空気のうち少なくとも一部を加湿部材160に流動させるように構成することができる。例えば、加湿器100の第1実施例を介して説明したように、流路調整部材180が図11の位置になるようにした状態で送風部170を駆動させ、一部の空気が加湿部材160を通過して加湿空気吐出口118を介して吐出され、残りの空気が清浄空気吐出口117を介して吐出されるように構成されることができる。また、加湿器100の第2及び第3実施例を介して説明したように、流路調整部材180の駆動及び給水弁部材135の開閉が互いに独立して行われた場合には、流路調整部材180が図10の位置になるように制御することができるだけでなく、図11の位置になるように制御することもできるため、送風部170から送風された空気が加湿部材160を通過して加湿空気吐出口118を介して吐出されるようにすることも可能である。
一方、水桶空きモード遂行段階(S250)では、加湿部材160が水槽141に浸漬された状態で行われるようにすることにより、加湿部材160への送風を介して水桶130から水槽141に供給された水の除去が可能となるように構成することができる。
図27〜図29を参照すると、水桶空きモード遂行段階(S250)は、照度及び相対湿度のうち少なくとも一つに基づいて送風量を調整するように構成されることができる。
例えば、水桶空きモード遂行段階(S250)は、図27に示すように、照度及び相対湿度をともに考慮して送風量を調整するように構成されてもよく、図28に示すように、照度を考慮して送風量を調整するように構成されてもよく、図29に示すように、相対湿度を考慮して送風量を調整するように構成されてもよい。
そして、水桶空きモード遂行段階(S250)は、図27及び図28に示すように、測定照度と予め設定された基準照度値を比較して(S251)、測定照度が基準照度値以下である場合には送風量を減少させるように構成することができ(S255)、図27及び図29に示すように、測定相対湿度と予め設定された基準相対湿度値を比較して(S253)、測定相対湿度が基準相対湿度値以上である場合には、基準相対湿度値よりも小さい場合の送風量(S256)に比べて送風量を大きくするように構成することができる(S257)。
図27を参照すると、水桶空きモード遂行段階(S250)は、照度センサー(図18のIS)で感知された測定照度と基準照度値を比較して(S251)、夜間(就寝時間)のように測定照度が基準照度値以下である場合には、送風部170を最低RPMで駆動して送風量を最小にし(S255)、測定照度が基準照度値よりも大きい場合には、測定相対湿度と基準相対湿度値を比較して(S253)、測定相対湿度が基準相対湿度値以上である場合には、空気中に水蒸気量が多く、加湿部材160を介した水桶130の水の空きが円滑ではないことから、速い水桶空き作業の遂行のために、送風部170を高RPMで駆動して送風量を大きくし(S257)、測定相対湿度が基準相対湿度値よりも小さい場合には、送風部170を低RPMで駆動して送風量を小さくすることができる(S256)。
そして、図28に示すように、水桶空きモード遂行段階(S250)では、照度を考慮し、且つ相対湿度を考慮しない構成を有することができる。この場合、測定照度と基準照度値を比較して(S251)、夜間(就寝時間)のように測定照度が基準照度値以下である場合には、送風部170を最低RPMで駆動して送風量を最小にし(S255)、測定照度が基準照度値よりも大きい場合には、送風部170を低RPM又は空気の質に応じて選択される通常のRPMで駆動して送風量を調整するように構成することができる(S256)。
また、図29に示すように、水桶空きモード遂行段階(S250)では、相対湿度を考慮し、且つ照度を考慮しない構成を有することもできる。この場合、測定相対湿度と基準相対湿度値を比較して(S253)、測定相対湿度が基準相対湿度値以上である場合には、空気中の水蒸気量が多く、加湿部材160を介した水桶130の水の空き作業が円滑ではないことから、速い水桶空き作業の遂行のために、送風部170を高RPMで駆動して送風量を大きくし(S257)、測定相対湿度が基準相対湿度値よりも小さい場合には、送風部170を低RPMで駆動して送風量を小さくすることができる(S256)。
かかる送風量の増減は、照度及び/又は相対湿度に応じて送風部170の駆動RPMを単に増加させるように構成することができるが、現在の空気の状態(例えば、埃量)に対応する送風段階を基準とするとともに、照度又は相対湿度に応じて送風段階を上げたり又は下げたりして駆動することもできる。例えば、加湿器100の送風段階が最低RPMである1段から最高RPMである5段までの5つで構成され、且つ現在の空気の状態(例えば、埃量)に対応する送風段階の設定値が3段の場合を仮定して説明する。この場合、測定照度が基準照度値以下である場合には、静かな運転のために、現在の設定送風段階(3段)よりも低い送風段階(例えば、1段又は2段)で送風部170を駆動し(S255)、測定照度が基準照度値よりも大きい場合には、現在の設定送風段階(3段)を維持するか、又は速い水桶の空き作業の遂行のために、現在の設定送風段階(3段)よりも高い4段又は5段で送風部170を駆動することができる(S257)。また、測定相対湿度が基準相対湿度値以上である場合には、速い水桶の空き作業の遂行のために、現在の設定送風段階(3段)よりも高い4段又は5段で送風部170を駆動し、測定相対湿度が基準相対湿度値よりも小さい場合には、現在の設定送風段階(3段)を維持するか、又は現在の設定送風段階(3段)よりも低い2段又は1段で送風部170を駆動することができる。
一方、上述した基準照度値又は基準相対湿度値は、1つの値からなってもよく、2つ以上からなってもよい。このように基準照度値又は基準相対湿度値が2つ以上である場合、測定照度又は測定相対湿度に該当する区間に対応して送風量の増減を制御することができる。このように照度又は相対湿度を考慮した送風量の調整や増減の方法は、上述した方法に限定されるものではなく、様々な変更が可能である。
そして、水桶空きモードが完了したか否かを判断する判断段階(S260)は、図27及び図28に示すように、水槽141に水がないと感知されるか否かを判断する段階(S265)と、水槽141に水がないと感知された後、追加乾燥時間が経過したか否かを判断する段階(S266)と、を含んで構成されることができ、追加乾燥時間が経過すると、水桶空きモードが終了するように(S270)構成されることができる。
すなわち、水桶130から水槽141への水の供給が行われるようにした状態で水桶空きモード遂行段階(S250)が進行するにつれて、水槽141に収容された水は次第になくなる。これにより、水槽141に収容された水の水位は次第に低くなり、最終的には、水槽141の底に水がない状態になる。このように、水槽141に水がないと感知された後も、加湿部材160は、吸湿された状態を一定の時間維持する。したがって、加湿部材160に吸湿された水を完全に乾燥させるために、水桶空きモードの完了有無判断段階(S260)では、水槽141に水がないと感知された後、追加乾燥時間中にさらに水桶空きモードを行うことができる(S265)。
このとき、追加乾燥時間は、加湿部材160に吸湿された水の量などを考慮して事前に設定されることができる。一方、上述のように、水桶空きモード遂行段階(S250)では、照度及び相対湿度のうち少なくとも一つに基づいて送風部170の送風量を増減させることができる。この場合、送風量の増減をさらに考慮して追加乾燥時間を設定することができる。
以上、本発明の実施例について詳細に説明したが、本発明の権利範囲はこれに限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の技術的思想を逸脱しない範囲内で多様な修正及び変形が可能であることは、当技術分野における通常の知識を有する者には自明である。
特に、本発明は、上述した様々な実施例において、乾燥モード又は水桶空きモードに必須的でないいくつかの構成を削除したり、他の構成に代替したり、又は他の構成を付加して実施することを含む。また、本発明は、上述した実施例の構成が相互複合的に組み合わされて実施されるものも含んで構成されることができる。
100 加湿器
110 ハウジング
111 ハウジング本体
112 仕切り板
112a、112b 貫通口
113 開口部
115 吸入口
116 吐出口
117 清浄空気吐出口
118 加湿空気吐出口
120 空気浄化フィルタ
130 水桶
131 水桶本体
135 給水弁部材
136 開閉部
136a 密封部材
136b ロッド部材
136c 弾性部材
136d 磁力部材
137 キャップ部材
140 水槽ユニット
141 水槽
143 開口覆い
145 カバー延長部
146 加湿部材装着部
147 設置溝
148 水槽カバー
148a 安着面
148b 装着開口
148c 貫通口
150 給水調整部材
151 本体部
153 回転軸部
155 作動部
157 押さえ部
159 重量部
160 加湿部材
170 送風部
180 流路調整部材
181 本体部
183 回転シャフト
190 加圧部
195 磁力発生部
C 制御部
F1 送風流路
F2 清浄流路
F3 加湿流路
HS 温湿度センサー
IS 照度センサー
LS 水感知センサー
M 駆動部
MS 微生物検出センサー
PG 駆動ギア
W 隔壁
WH 貫通孔

Claims (26)

  1. 空気が流入する吸入口及び空気が排出される吐出口を備えるハウジングと、
    前記ハウジング内に備えられ、前記吸入口から流入した空気が前記吐出口に流動するように送風力を提供する送風部と、
    前記ハウジング内に備えられ、内部に収容された水の排出が可能となるように開閉する給水弁部材を備える水桶と、
    前記水桶から水の供給を受ける水槽を備える水槽ユニットと、
    前記水槽に供給された水を利用して加湿を行う加湿部材と、
    前記水桶から前記水槽への水の供給が行われるか、又は遮断されるように、前記給水弁部材を開閉させる給水調整部材と、
    前記水桶から前記水槽への水の供給及び前記送風部の駆動を制御する制御部と、
    を含み、
    前記制御部は、加湿を行う加湿モードが終了した後、前記加湿部材の乾燥が行われる乾燥モードを行い、
    前記制御部は、前記乾燥モードが前記水桶から前記水槽への水の供給が遮断された状態で行われるようにする、加湿器。
  2. 前記制御部は、前記乾燥モードの遂行時に、前記給水弁部材が閉鎖された状態になるように前記給水調整部材の移動を制御し、前記加湿部材の乾燥が行われるように前記送風部を駆動させる、請求項1に記載の加湿器。
  3. 前記制御部は、前記加湿モードの遂行時に、前記給水弁部材が開放された状態になるように前記給水調整部材の移動を制御し、前記送風部を駆動させる、請求項2に記載の加湿器。
  4. 前記制御部は、前記乾燥モードの遂行時に、照度及び相対湿度のうち少なくとも一つに基づいて前記送風部の送風量を調整する、請求項2に記載の加湿器。
  5. 前記制御部は、前記水槽に水がないと感知された後に、予め設定された追加乾燥時間中に前記乾燥モードをさらに行う、請求項4に記載の加湿器。
  6. 前記給水調整部材は、前記給水弁部材を加圧するように昇降移動する押さえ部を備える、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の加湿器。
  7. 前記給水調整部材は、本体部と、前記本体部の一側に形成され、前記給水弁部材を加圧できるように配置された前記押さえ部と、前記本体部の他側に形成される作動部と、前記押さえ部と作動部の間に位置する回転軸部と、を備え、
    前記作動部の移動に応じて前記押さえ部が前記回転軸部を軸にして回転して昇降する、請求項6に記載の加湿器。
  8. 前記水槽ユニットは、水を収容する前記水槽と、前記水槽の上部の少なくとも一部を覆う水槽カバーと、を備え、
    前記回転軸部は前記水槽カバーに設置される、請求項7に記載の加湿器。
  9. 前記給水調整部材の作動部を前記回転軸部を中心に回転させる加圧部をさらに含み、
    前記制御部は、前記加圧部の移動を制御し、前記加湿モードの遂行時に、前記加圧部が前記作動部と接触し、前記作動部を加圧することで前記給水弁部材が開放された状態になるようにし、前記乾燥モードの遂行時に、前記加圧部が前記作動部を加圧する状態を解除することにより、前記給水弁部材が閉鎖された状態になるようにする、請求項7に記載の加湿器。
  10. 前記吐出口は、前記吸入口から流入し、空気浄化フィルタを介して濾過された空気が前記加湿部材を介して吐出される加湿空気吐出口と、前記加湿部材を介さずに吐出される清浄空気吐出口と、を含んで構成され、
    前記吐出口は、前記吸気口から流入した空気が前記加湿部材を介して吐出される加湿空気吐出口と、前記加湿部材を介さずに吐出される清浄空気吐出口と、を含んで構成され、
    前記送風部から送風された空気は、流路調整部材の流路の切り替えにより、前記加湿空気吐出口及び清浄空気吐出口のうち少なくとも一つを介して吐出される、請求項9に記載の加湿器。
  11. 前記加圧部は、前記流路調整部材の回転に応じて前記流路調整部材と一体に回転するように構成される、請求項10に記載の加湿器。
  12. 前記給水調整部材は磁力を介して前記給水弁部材を開閉する、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の加湿器。
  13. 水桶から水槽に供給された水が加湿部材に提供されて加湿を行う加湿器の制御方法において、
    前記加湿部材を介して加湿が行われる加湿モードを進行する加湿段階と、
    前記加湿モードが終了した後、前記加湿部材の乾燥が行われる乾燥モードを進行する乾燥段階と、
    を含み、
    前記乾燥段階は、前記水桶から前記水槽への水の供給を遮断した状態で行われる、加湿器の制御方法。
  14. 前記乾燥段階は、送風部から送風された空気のうち少なくとも一部を前記加湿部材に流動させるように構成される、請求項13に記載の加湿器の制御方法。
  15. 前記乾燥段階は、前記加湿部材が前記水槽に浸漬された状態で行われて、前記水槽に収容された水の除去が可能となるように構成される、請求項14に記載の加湿器の制御方法。
  16. 前記乾燥段階は、予め設定された乾燥設定時間中に行われる、請求項13に記載の加湿器の制御方法。
  17. 前記乾燥段階は、前記水槽に水があると感知された状態で継続され、前記水槽に水がないと感知された後も、予め設定された追加乾燥時間中にさらに行われる、請求項13に記載の加湿器の制御方法。
  18. 前記乾燥段階は、照度及び相対湿度のうち少なくとも一つに基づいて送風量を調整する、請求項16又は請求項17に記載の加湿器の制御方法。
  19. 前記乾燥段階は、測定照度が予め設定された基準照度値以下である場合には送風量を減少させる、請求項18に記載の加湿器の制御方法。
  20. 前記乾燥段階は、測定相対湿度が予め設定された基準相対湿度値以上である場合には前記基準相対湿度値よりも小さい場合に比べて送風量を大きくする、請求項18に記載の加湿器の制御方法。
  21. 前記乾燥段階は、測定照度が予め設定された基準照度値以下である場合には送風量を最小にし、測定照度が予め設定された基準照度値よりも大きい場合には測定相対湿度と予め設定された基準相対湿度値を比較して送風量を増減させる、請求項18に記載の加湿器の制御方法。
  22. 前記乾燥段階は、照度及び相対湿度のうち少なくとも一つに基づいて送風量を増減させ、
    前記乾燥設定時間は送風量の増減に応じて調整される、請求項16に記載の加湿器の制御方法。
  23. 前記乾燥段階は、照度及び相対湿度のうち少なくとも一つに基づいて送風量を増減させ、
    前記追加乾燥時間は送風量の増減に応じて調整される、請求項17に記載の加湿器の制御方法。
  24. 前記乾燥段階は前記加湿段階の終了信号が入力されると行われ、
    前記終了信号は、前記加湿器の駆動をオフする終了信号と、前記加湿モード及び前記乾燥モード以外の第3モードを行う第3モード進行信号と、を含み、
    前記乾燥段階終了後に、前記終了信号に応じて加湿器の駆動をオフするか、又は前記第3モードを進行する後続段階が行われる、請求項13から請求項17のいずれか一項に記載の加湿器の制御方法。
  25. 前記第3モード進行信号は、空気浄化フィルタを介して濾過された空気が前記加湿部材を介さずに吐出される清浄モードを含む、請求項24に記載の加湿器の制御方法。
  26. 前記加湿モードでは、送風される空気が前記加湿部材を介して加湿された後、加湿空気吐出口を介して排出されるように構成され、
    前記清浄モードでは、送風される空気が前記加湿部材を介さずに清浄空気吐出口を介して排出されるように構成され、
    前記乾燥モードでは、送風される空気のうち一部の空気が前記加湿部材を介して前記加湿部材を乾燥させた後、前記加湿空気吐出口を介して排出され、残りの空気が前記加湿部材を介さずに清浄空気吐出口を介して排出されるように構成される、請求項25に記載の加湿器の制御方法。
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