JP2021110251A - 燃料容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】容器本体の上端周壁部の径方向外方への変形を抑制する。【解決手段】ベーパセパレータタンク10は、上面開口を取り囲む上端周壁部19を有するタンクボデー12と、タンクボデー12の上面開口を閉鎖する上壁部21、上端周壁部19の周囲を覆う外周壁部22、及び、外周壁部22に対応する内周壁部23を有するタンクカバー14と、を備える。上端周壁部19と内周壁部23との間にガスケット31が介在される。外周壁部22の内周面には突起部22cが形成される。突起部22cは上端周壁部19の外周面に当接又は近接される。【選択図】図4

Description

本明細書に開示の技術は燃料容器に関する。
特許文献1には、上面開口を取り囲む上端周壁部を有する容器本体と、容器本体の上面開口を閉鎖する上壁部、上端周壁部の周囲を覆う外周壁部、及び、外周壁部の内周側で外周壁部に対応する内周壁部を有する蓋体と、を備える燃料容器が記載されている。外周壁部と内周壁部との間に上端周壁部が嵌合されていると共に上端周壁部と内周壁部との間にシール部材が介在されている。
特開2019−44604号公報
従来の燃料容器において、容器本体に対する蓋体の組付作業性を考慮することにより、容器本体の上端周壁部に対して蓋体の外周壁部が隙間嵌めされている。したがって、シール部材の反力や容器本体の内圧の上昇等により、容器本体の上端周壁部が径方向外方へ変形しやすいという問題があった。容器本体の上端周壁部の径方向外方への変形は、シール部材の圧縮率の低下を招くため好ましくない。
本明細書に開示の技術が解決しようとする課題は、容器本体の上端周壁部の径方向外方への変形を抑制することにある。
上記課題を解決するため、本明細書が開示する技術は次の手段をとる。
第1の手段は、上面開口を取り囲む上端周壁部を有する容器本体と、前記容器本体の上面開口を閉鎖する上壁部、前記上端周壁部の周囲を覆う外周壁部、及び、該外周壁部に対応する内周壁部を有する蓋体と、を備えており、前記外周壁部と前記内周壁部との間に前記上端周壁部が嵌合されていると共に該上端周壁部と前記内周壁部との間にシール部材が介在されている、燃料容器であって、前記外周壁部の内周面及び前記上端周壁部の外周面のうちの少なくとも一方の周面には突起部が形成されている、燃料容器である。
第1の手段によると、外周壁部の内周面及び上端周壁部の外周面のうちの少なくとも一方の周面に形成された突起部が他方の周面に当接又は近接される。これにより、シール部材の反力や容器本体内の内圧の上昇等による容器本体の上端周壁部の径方向外方への変形を抑制することができる。ひいては、シール部材の圧縮率の低下を抑制することができる。
第2の手段は、第1の手段の燃料容器であって、前記上端周壁部は、直線状部と円弧状部とを有しており、前記外周壁部は、前記上端周壁部よりも大きい相似形状の直線状部と円弧状部とを有しており、前記突起部は、前記外周壁部の直線状部及び前記上端周壁部の直線状部のうちの少なくとも一方の周面に配置されている、燃料容器である。
第2の手段によると、突起部が外周壁部の直線状部及び上端周壁部の直線状部のうちの少なくとも一方の周面に配置されていることにより、上端周壁部の円弧状部に比べて変形し易い直線状部の変形を抑制することができる。
第3の手段は、第1又は2の手段の燃料容器であって、前記突起部は、当該周面の周方向に所定の間隔を隔てて複数配置されている、燃料容器である。
第3の手段によると、突起部が当該周面の周方向に所定の間隔を隔てて複数配置されていることにより、上端周壁部の直線状部の変形の抑制効果を向上することができる。
第4の手段は、第1〜3のいずれか1つの手段の燃料容器であって、前記内周壁部の基端部の外周側は、前記上端周壁部の先端部の内周面に面する外周面を有する段付壁部が形成されており、前記段付壁部の外周面及び前記上端周壁部の内周面のうちの少なくとも一方の周面には補助突起部が形成されている、燃料容器である。
第4の手段によると、内周壁部の段付壁部の外周面及び上端周壁部の内周面のうちの少なくとも一方の周面に形成された補助突起部が他方の周面に当接又は近接される。これにより、上端周壁部の径方向内外方への変形を抑制することができる。
本明細書に開示の技術によると、容器本体の上端周壁部の径方向外方への変形を抑制することができる。
一実施形態にかかるベーパセパレータタンクを分解して示す斜視図である。 ベーパセパレータタンクを示す側断面図である。 ベーパセパレータタンクを示す正断面図である。 ベーパセパレータタンクの前側部におけるシール構造を示す断面図である。 ベーパセパレータタンクの左側部におけるシール構造を示す断面図である。 タンクボデーを示す平面図である。 タンクカバーを示す下面図である。 突起部を示す斜視図である。 補助突起部を示す斜視図である。
以下、本明細書に開示の技術を実施するための実施形態について図面を用いて説明する。
本実施形態は、モーターボート等の船舶の船外機の燃料供給系におけるベーパセパレータのベーパセパレータタンクに適用したものである。ベーパセパレータは、液体燃料中のベーパ(燃料蒸気ガス)を分離するものである。ベーパセパレータは、ベーパセパレータタンク内に燃料ポンプ、プレッシャレギュレータ及びフロートバルブ等が収容されてなる。
(ベーパセパレータタンク)
図1はベーパセパレータタンクを分解して示す斜視図、図2は同じく側断面図、図3は同じく正断面図である。説明の都合上、図に矢印で示すように方位を定めるが、ベーパセパレータタンクの配置方向を特定するものではない。
図1に示すように、ベーパセパレータタンク10は、タンクボデー12とタンクカバー14とを備える。ベーパセパレータタンク10の外形は略長円柱状である。ベーパセパレータタンク10は本明細書でいう「燃料容器」に相当する。
タンクボデー12は、上面開口を有する有底長円筒状に形成されている。タンクボデー12は、左右方向を長くする長円筒状の側壁部16と、側壁部16の下面開口を閉鎖する長円形板状の底壁部17とを有する(図2及び図3参照)。側壁部16は、相互に略平行状をなす前後一対の平板状壁部16aと、略半円筒状をなしかつ両平板状壁部16aの左右両端部の相互間を接続する左右一対の半円筒状壁部16bと、を有する。側壁部16の上端部分の長円筒状の壁部を上端周壁部19という。側壁部16は、底壁部17側から上方へ向かって次第に開口面積を大きくする緩やかなテーパ状に形成されている。タンクボデー12は樹脂製である。
上端周壁部19は、両平板状壁部16aの上端部分の壁部で相互に平行をなす一対の直線状部19aと両半円筒状壁部16bの上端部分の壁部である一対の円弧状部19bとを有する(図6参照)。直線状部19aの長さは円弧状部19bの周方向長さよりも長い長さを有する。また、直線状部19aの下端部には、左右方向に延在する直線状のリブ部20が形成されている。タンクボデー12は本明細書でいう「容器本体」に相当する。
図2及び図3に示すように、タンクカバー14は、上壁部21、外周壁部22及び内周壁部23を有する。上壁部21は、タンクボデー12の上面開口を閉鎖する長円板状に形成されている。上壁部21には、複数のポート26、27、28、29が形成されている(図1参照)。外周壁部22は、上壁部21の外周部から下方へ長円筒状に延びている。外周壁部22は、タンクボデー12の上端周壁部19の周囲を覆うように形成されている。タンクカバー14は樹脂製である。
内周壁部23は、外周壁部22の内周側において上壁部21から下方へ長円筒状に延びている。内周壁部23と外周壁部22とは内外二重環状をなすように形成されている(図7参照)。外周壁部22と内周壁部23との間の間隔は周方向に一定又は略一定である。内周壁部23は、上壁部21に対する外周壁部22の突出高さ(上下方向長さ)の約1.5倍の突出高さを有する。また、内周壁部23の基端部(上端部)の外周面には、断面四角形状の段付壁部24が形成されている。段付壁部24は、上端周壁部19の先端部(上端部)の内周面に面する外周面を有する。
図7に示すように、タンクカバー14の下面視において、外周壁部22は、タンクボデー12の上端周壁部19(図6参照)よりも大きい相似形状を有する。すなわち、外周壁部22は、上端周壁部19の両直線状部19aに対応する両直線状部22aと、その上端周壁部19の両円弧状部19bに対応する両円弧状部22bと、を有する。
内周壁部23は、タンクボデー12(図6参照)の上端周壁部19よりも小さい相似形状を有する。すなわち、内周壁部23は、上端周壁部19の両直線状部19aに対応する両直線状部23aと、その上端周壁部19の両円弧状部19bに対応する両円弧状部23bと、を有する。また、段付壁部24は、内周壁部23の両直線状部23aに対応する両直線状部24aと、その内周壁部23の両円弧状部23bに対応する両円弧状部24bと、を有する。タンクカバー14は本明細書でいう「蓋体」に相当する。
図2及び図3に示すように、タンクカバー14は、タンクボデー12の上端部に覆い被せられる。このとき、タンクカバー14の内周壁部23の段付壁部24と外周壁部22との間にタンクボデー12の上端周壁部19が嵌合される。また、タンクボデー12の上端周壁部19の上端面にタンクカバー14の上壁部21の下面が当接又は近接される。また、タンクボデー12の上端周壁部19とタンクカバー14の内周壁部23との間には、周方向に一定又は略一定の間隔の隙間が形成される。また、タンクボデー12の上端周壁部19とタンクカバー14の段付壁部24との間には、周方向に一定又は略一定の間隔の僅かな隙間が形成される。また、タンクボデー12の上端周壁部19とタンクカバー14の外周壁部22との間には、周方向に一定又は略一定の間隔の僅かな隙間が形成される。上端周壁部19と内周壁部23との間に配置されるガスケット31及びバックアップリング33を含むシール構造については後で説明する。
また、タンクカバー14をタンクボデー12に取り付けた状態で、タンクカバー14は、タンクボデー12にネジ、スナップフィット等の固定手段により固定される。また、このように組み立てられたベーパセパレータタンク10の各ポート26、27、28、29(図1参照)には、ベーパセパレータタンク10の外部から内部への各種配管、ベーパセパレータタンク10の内部から外部への各種配管が接続される。また、タンクカバー14の上壁部21に形成されている電気コネクタ部(不図示)には、燃料ポンプに接続される電気配線、及び、外部電源に接続される外部コネクタが接続される。
(ベーパセパレータタンク10のシール構造)
図4はベーパセパレータタンクの前側部におけるシール構造を示す断面図、図5はベーパセパレータタンクの左側部におけるシール構造を示す断面図である。図4及び図5に示すように、タンクボデー12の上端周壁部19とタンクカバー14の内周壁部23との間には、ガスケット31が圧入状態で介在されており、両者12,14間が弾性的にシールされている。
ガスケット31は、樹脂製のゴム状弾性材により長円形環状に形成されている(図1参照)。自由状態におけるガスケット31の断面形状は真円形状である。図1に示すように、ガスケット31は、相互に平行をなす前後一対の直線状部31aと、両直線状部31aの左右両端部の相互間を接続する略半円筒状の左右一対の円弧状部31bと、を有する。両直線状部31aは、タンクボデー12の上端周壁部19の両直線状部19aとタンクカバー14の内周壁部23の両直線状部23aとの間に対応する(図4参照)。両円弧状部31bは、タンクボデー12の上端周壁部19の両円弧状部19bとタンクカバー14の内周壁部23の両円弧状部23bとの間に対応する(図5参照)。ガスケット31は本明細書でいう「シール部材」に相当する。
図4及び図5に示すように、タンクボデー12の上端周壁部19とタンクカバー14の内周壁部23との間には、ガスケット31の下側でガスケット31を水平状に抜け止めするバックアップリング33が配置されている。バックアップリング33は、樹脂製で長円形環状に形成されている(図1参照)。バックアップリング33の断面形状は横長四角形状である。
図1に示すように、バックアップリング33は、相互に平行をなす前後一対の直線状部33aと、両直線状部33aの左右両端部の相互間を接続する略半円筒状の左右一対の円弧状部33bと、を有する。両直線状部33aは、タンクボデー12の上端周壁部19の両直線状部19aとタンクカバー14の内周壁部23の両直線状部23aとの間に対応する(図4参照)。両円弧状部33bは、タンクボデー12の上端周壁部19の両円弧状部19bとタンクカバー14の内周壁部23の両円弧状部23bとの間に対応する(図5参照)。バックアップリング33は、タンクカバー14の内周壁部23に弱圧入されている。バックアップリング33は本明細書でいう「抜け止め部材」に相当する。
図2に示すように、タンクボデー12の両平板状壁部16aの内側面には、前後2本の角柱状の柱状支持部35が形成されている(図6参照)。柱状支持部35は、両平板状壁部16aの左右方向の中央部右寄りの位置に前後対称状に各1本配置されている。柱状支持部35は、側壁部16の軸方向(上下方向)に延在するリブ状に形成されている。柱状支持部35の下端部はタンクボデー12の底壁部17に接続されている。
図3に示すように、タンクボデー12の両半円筒状壁部16bと上端周壁部19の両円弧状部19bとの間には、水平板状の段付支持部37が形成されている(図6参照)。段付支持部37は、両半円筒状壁部16bの上端部から径方向外方へ延びる扇形状で、その外端部が両円弧状部19bの下端部に接続されている。柱状支持部35の上端面及び段付支持部37の上面は、側壁部16の軸線L3(図6参照)に直交する一平面上に配置されている。柱状支持部35及び段付支持部37は本明細書でいう「支持部」に相当する。
(本実施形態の特徴的構成)
図7に示すように、タンクカバー14の外周壁部22の両直線状部22aの内周面には、それぞれ3個の突起部22cが相互に所定の間隔を隔てて形成されている。突起部22cは、上壁部21から下方(図7において紙面表方)へ延びるリブ状に形成されている(図8参照)。突起部22cは、タンクカバー14の長手方向(左右方向)の中心線L1に対して線対称状でかつその中心線L2に対して直交する直線L2に対して線対称状に配置されている。
図4に示すように、突起部22cは、タンクボデー14の上端周壁部19の直線状部19aの外側面に対して僅かな圧入代をもって圧入されている。その圧入代は、例えば、外周壁部22の両直線状部22a及び上端周壁部19の両直線状部19aに変形を生じない又はほとんど生じない程度とされている。すなわち、各突起部22cが上端周壁部19に対して部分的に圧入いわゆる弱圧入される。このため、タンクボデー14に対するタンクカバー14の組付荷重の増大を抑制し、組付作業性の低下を抑制することができる。
図7に示すように、タンクカバー14の段付壁部24の両直線状部24aの外周面には、左右2個の補助突起部24cが相互に所定の間隔を隔てて形成されている。補助突起部24cは、上壁部21からから下方(図7において紙面表方)へ延びるリブ状に形成されている(図9参照)。補助突起部24cは、突起部22cと同様、中心線L1に対して線対称状でかつその中心線L2に対して直交する直線L2に対して線対称状に配置されている。
図4に示すように、補助突起部24cは、タンクボデー14の上端周壁部19の直線状部19aの内側面に対して僅かな圧入代をもって圧入されている。その圧入代は、例えば、段付壁部24の両直線状部24a及び上端周壁部19の両直線状部19aに変形を生じない又はほとんど生じない程度とされている。すなわち、各補助突起部24cが上端周壁部19に対して部分的に圧入いわゆる弱圧入される。このため、タンクボデー14に対するタンクカバー14の組付荷重の増大を抑制し、組付作業性の低下を抑制することができる。
(本実施形態の特徴的構成による利点)
前記したベーパセパレータタンク10によると、タンクカバー14の外周壁部22の内周面に形成された突起部22cがタンクボデー14の上端周壁部19の両直線状部19aの外周面に圧入により当接される。これにより、ガスケット31の反力やタンクボデー12内の内圧の上昇等によるタンクボデー12の上端周壁部19の両直線状部19aの径方向外方への変形を抑制することができる。ひいては、ガスケット31の圧縮率の低下を抑制することができる。
また、タンクカバー14の突起部22cが外周壁部22の直線状部22aの内周面に配置されていることにより、上端周壁部19の円弧状部19bに比べて変形し易い直線状部19aの変形を抑制することができる。
また、タンクカバー14の突起部22cが外周壁部22の直線状部22aの内周面の周方向に所定の間隔を隔てて複数配置されていることにより、上端周壁部19の直線状部19aの変形の抑制効果を向上することができる。
また、タンクカバー14の内周壁部23の段付壁部24の外周面に形成された補助突起部24cがタンクボデー14の上端周壁部19の内周面に圧入により当接される。これにより、上端周壁部19の径方向内外方への変形を抑制することができる。
[他の実施形態]
本明細書に開示の技術は、前記した実施形態に限定されるものではなく、その他各種の形態で実施可能である。例えば、本発明は、船外機のベーパセパレータタンク10に限らず、種々の燃料容器に適用してもよい。また、ベーパセパレータタンク10の外観は、長円柱状に限らず、円柱状、有底半円柱状、角柱状等でもよい。また、ガスケット31の断面形状は、真円形状に限らず、楕円形状、長円形状、四角形状等でもよい、
また、実施形態では、タンクカバー14の外周壁部22の突起部22cをタンクボデー12の上端周壁部19の外周面に圧入させたが、突起部22cをタンクボデー12の上端周壁部19の外周面に圧入させることなく当接又は近接させるものでもよい。また、突起部22cはタンクカバー14の外周壁部22の円弧状部22bに配置してもよい。また、突起部22cは少なくとも1個あればよい。また、突起部22cの形状、配置等は変更してもよい。また、突起部22cは、タンクボデー12の上端周壁部19の外周面に配置してもよい。
また、実施形態では、タンクカバー14の段付壁部24の補助突起部24cをタンクボデー12の上端周壁部19の内周面に圧入させたが、補助突起部24cをタンクボデー12の上端周壁部19の内周面に圧入させることなく当接又は近接させるものでもよい。また、補助突起部24cはタンクカバー14の段付壁部24の円弧状部24bに配置してもよい。また、補助突起部24cは少なくとも1個あればよい。また、補助突起部24cの形状、配置等は変更してもよい。また、補助突起部24cは、タンクボデー12の上端周壁部19の内周面に配置してもよい。また、補助突起部24cは省略してもよい。また、段付壁部24は省略してもよい、
また、バックアップリング33は金属製でもよい。また、バックアップリング33を支持する支持部は、柱状支持部35及び段付支持部37の組み合わせに限らず、複数本の柱状支持部35によって形成してもよいし、あるいは、左右一対の段付支持部37又は一連状の段付支持部によって形成してもよい。柱状支持部35の本数は増減してもよい。柱状支持部35及び/又は段付支持部37の形状、配置位置等は適宜変更してもよい。
10 ベーパセパレータタンク(燃料容器)
12 タンクボデー(容器本体)
14 タンクカバー(蓋体)
19 上端周壁部
19a 直線状部
19b 円弧状部
21 上壁部
22 外周壁部
22a 直線状部
22b 円弧状部
22c 突起部
23 内周壁部
23a 直線状部
23b 円弧状部
24 段付壁部
24a 直線状部
24b 円弧状部
24c 補助突起部
31 ガスケット(シール部材)

Claims (4)

  1. 上面開口を取り囲む上端周壁部を有する容器本体と、
    前記容器本体の上面開口を閉鎖する上壁部、前記上端周壁部の周囲を覆う外周壁部、及び、該外周壁部に対応する内周壁部を有する蓋体と、
    を備えており、
    前記外周壁部と前記内周壁部との間に前記上端周壁部が嵌合されていると共に該上端周壁部と前記内周壁部との間にシール部材が介在されている、燃料容器であって、
    前記外周壁部の内周面及び前記上端周壁部の外周面のうちの少なくとも一方の周面には突起部が形成されている、燃料容器。
  2. 請求項1に記載の燃料容器であって、
    前記上端周壁部は、直線状部と円弧状部とを有しており、
    前記外周壁部は、前記上端周壁部よりも大きい相似形状の直線状部と円弧状部とを有しており、
    前記突起部は、前記外周壁部の直線状部及び前記上端周壁部の直線状部のうちの少なくとも一方の周面に配置されている、燃料容器。
  3. 請求項1又は2に記載の燃料容器であって、
    前記突起部は、当該周面の周方向に所定の間隔を隔てて複数配置されている、燃料容器。
  4. 請求項1〜3のいずれか1つに記載の燃料容器であって、
    前記内周壁部の基端部の外周側は、前記上端周壁部の先端部の内周面に面する外周面を有する段付壁部が形成されており、
    前記段付壁部の外周面及び前記上端周壁部の内周面のうちの少なくとも一方の周面には補助突起部が形成されている、燃料容器。
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