JP2021108496A - 端末、基地局、及び無線通信システム - Google Patents

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秀明 高橋
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Kunihiko Teshima
邦彦 手島
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Hiromasa Umeda
大將 梅田
安部田 貞行
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Abstract

【課題】ユーザ装置が無線通信システムにおいて提供される帯域幅の帯域をユーザ装置自身の能力に応じて柔軟に使用する。【解決手段】ユーザ装置10は、サポートする最大帯域幅の能力情報を基地局に送信する信号送信部101と、基地局からユーザ装置10が使用する同期信号及び物理ブロードキャストチャネルの周波数と、ユーザ装置10が使用する帯域幅部分を指定する情報を受信する信号受信部102とを備える。信号受信部102は、同期信号が送信される帯域を含む帯域において、基地局から物理ブロードキャストチャネルを受信する。【選択図】図22

Description

本発明は、無線通信システムにおけるユーザ装置及び基地局に関連するものである。
現在、3GPPにおいて、第4世代の無線通信システムの一つであるLTE−Advancedの後継にあたる5Gと呼ばれる次世代のシステムの検討が進んでいる。5Gでは、例えば、eMBB(extended Mobile Broadband)、mMTC(massive Machine Type Communication)、URLLC(Ultra Reliability and Low Latency Communication)等のユースケースが想定されている。
3GPP TS 36.104 V14.0.0(2016−06) 3GPP TS 36.331 V13.2.0(2016−06) 3GPP TS 36.101 V14.0.0 (2016−06)
上記のような様々なユースケースが想定される5Gにおける無線通信システムでは、DL(下り)とUL(上り)のそれぞれにおいて、狭帯域幅(例えば、LTEの1RB(180KHz))から超広帯域幅(例えば、5GHz幅)までの間の任意の帯域幅を使用できることが望ましい。
しかし、既存のLTE(LTE−Advancedを含む)においては、チャネル帯域幅として、1.4MHz、3MHz、5MHz、10MHz、15MHz、20MHzの6パターンの帯域幅のみが規定され(非特許文献1)、各セルでは、これらのチャネル帯域幅のうちのいずれか1つのチャネル帯域幅を使用する。また、あるセルに在圏するユーザ装置は、当該セルで使用されるチャネル帯域幅を使用する。この状況のままで、仮に、事業者に対して広い帯域幅(例:800MHz)の帯域の割り当てがあり、当該帯域を用いた運用を行う場合には、例えば、当該帯域を20MHzの帯域幅の40キャリアに分割し、最大40CCのCA(キャリアアグリゲーション)を行うことが考えられる。しかし、最大40CCのCAが規定される場合、ユーザ装置がユーザ装置自身の能力に応じたCAを行うには、ユーザ装置が基地局に対して非常に多くの組み合わせに係るバンドコンビネーションについての能力通知を行う必要があると考えられ、シグナリング量の増加により、システム容量が低下する可能性がある。
上記のような課題を生じさせないために、5Gでは、ユーザ装置は、CAを行わなくても、無線通信システムにおいて提供される帯域幅の帯域(例:事業者に割り当てられ、基地局がサポートする帯域)を、ユーザ装置自身の能力に応じて柔軟に使用できることが望ましい。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、ユーザ装置が、無線通信システムにおいて提供される帯域幅の帯域を、ユーザ装置自身の能力に応じて柔軟に使用することを可能とする技術を提供することを目的とする。
開示の技術によれば、端末がサポートする最大帯域幅の能力情報を基地局に送信する送信部と、
前記基地局から、前記端末が使用する同期信号及び物理ブロードキャストチャネルの周波数と、前記端末が使用する帯域幅部分を指定する情報を受信する受信部とを備え、
前記受信部は、前記基地局から前記同期信号が送信される帯域を含む帯域において、前記物理ブロードキャストチャネルを受信する
端末が提供される。
開示の技術によれば、ユーザ装置が、無線通信システムにおいて提供される帯域幅の帯域を、ユーザ装置自身の能力に応じて柔軟に使用することを可能とする技術が提供される。
本発明の実施の形態に係る無線通信システムの構成図である。 本発明の実施の形態に係る無線通信システムにおいて使用される使用可能最大帯域幅の概要を説明するための図である。 本発明の実施の形態に係る無線通信システムにおける動作の全体の流れを説明するためのシーケンス図である。 基地局20がサポートする使用可能最大帯域幅を通知する方法例1に対応する仕様書の例を示す図である。 基地局20がサポートする使用可能最大帯域幅を通知する方法例1に対応する仕様書の例を示す図である。 基地局20がサポートする使用可能最大帯域幅を通知する方法例1に対応する仕様書の例を示す図である。 基地局20がサポートする使用可能最大帯域幅を通知する方法例2に対応する仕様書の例を示す図である。 基地局20がサポートする使用可能最大帯域幅を通知する方法例2に対応する仕様書の例を示す図である。 基地局20がサポートする使用可能最大帯域幅を通知する方法例2に対応する仕様書の例を示す図である。 基地局20がサポートする使用可能最大帯域幅を通知する方法例3に対応する仕様書の例を示す図である。 基地局20がサポートする使用可能最大帯域幅を通知する方法例3に対応する仕様書の例を示す図である。 基地局20がサポートする使用可能最大帯域幅を通知する方法例3に対応する仕様書の例を示す図である。 使用可能最大帯域幅に関するUE能力の例1を示す図である。 使用可能最大帯域幅に関するUE能力の例2を示す図である。 使用可能最大帯域幅に関するUE能力の例3を示す図である。 リソース割り当ての例1を示す図である。 リソース割り当ての例2を示す図である。 中心周波数とサブバンドの設定例を示す図である。 同期信号の例を説明するための図である。 同期信号の例を説明するための図である。 同期信号の例を説明するための図である。 ユーザ装置10の機能構成の一例を示す図である。 基地局20の機能構成の一例を示す図である。 ユーザ装置10及び基地局20のハードウェア構成の一例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態(本実施の形態)を説明する。なお、以下で説明する実施の形態は一例に過ぎず、本発明が適用される実施の形態は、以下の実施の形態に限られるわけではない。
本実施の形態の無線通信システムにおける基地局20及びユーザ装置10は、本実施の形態で説明する技術と矛盾が生じない限り、LTE(LTE−Advanced及び後継の5Gも含む)の通信方式に準拠した動作を行うことが可能である。よって、無線通信システムが動作するにあたっては、適宜、LTEで規定された既存技術を使用できる。ただし、当該既存技術はLTEに限られない。また、本発明は、LTE以外の通信方式にも適用可能である。
また、以下の本実施の形態では、LTEで使用されているP−BCH、MIB、SIB2等の用語を使用しているが、これらは例に過ぎず、これらと同様の機能のチャネル、信号等が他の名称で呼ばれてもよい。
(システム全体構成)
図1に本実施の形態に係る無線通信システムの構成図を示す。本実施の形態に係る無線通信システムは、図1に示すように、ユーザ装置10、及び基地局20を含む。図1には、ユーザ装置10、及び基地局20が1つずつ示されているが、これは例であり、それぞれ複数であってもよい。また、基地局20は、1つ又は複数のRRH(remote radio head)を備えてもよい。
(帯域幅の概要)
図2を参照して、本実施の形態に係る無線通信システムにおいて使用される帯域幅に関する事項の概要を説明する。
前述したように、LTEではチャネル帯域幅として6パターンのみが規定されるので、ユーザ装置及び基地局のそれぞれにおいてサポートされるチャネル帯域幅は、これら6パターンに限定される。既存の無線送受信技術を活用することで、ユーザ装置及び基地局におけるチャネル帯域幅として、LTEの6パターン以外の帯域幅をサポートすることは可能であるが、LTEにおいて規定されるチャネル帯域幅が6パターンであるため、LTEでは、ユーザ装置及び基地局のそれぞれにおいてサポートされるチャネル帯域幅は、これら6パターンに限定されるのである。
一方、本実施の形態に係る無線通信システムにおいては、LTEのように限定的なパターンのチャネル帯域幅を設けずに、ユーザ装置10及び基地局20のそれぞれにおいて、狭帯域幅から超広帯域幅(例:5GHz)までの任意の帯域幅をサポートできるようにしている。ここで、狭帯域幅は、例えば、本実施の形態における無線通信システムの最小スケジューリング単位である。この最小スケジューリング単位は、例えば、LTEでの1RB(リソースブロック)の帯域幅である180KHzであってもよい。
本実施の形態では、ユーザ装置10/基地局20が通信に使用できる最大の帯域幅である「使用可能最大帯域幅(available maximum bandwidth)」を用いる。ユーザ装置10/基地局20は使用可能最大帯域幅以下の帯域幅の帯域を使用して通信を行うことができる。
「使用可能最大帯域幅」を「送信帯域幅構成(Transmission Bandwidth Configuration)」と呼んでもよい。また、「使用可能最大帯域幅」の両側にガードバンドを追加した帯域幅を「チャネル帯域幅」と呼んでもよい。また、「使用可能最大帯域幅」を「チャネル帯域幅」と呼んでもよい。また、「使用可能最大帯域幅」を、「送信帯域幅」、「受信帯域幅」、「送受信帯域幅」、「最大帯域幅」、「最大送信帯域幅」、「最大受信帯域幅」、「最大送受信帯域幅」、「システム帯域幅」のいずれかと置き換えてもよい。また、「使用可能最大帯域幅」を、これら以外の名称に置き換えてもよい。
図2に、本実施の形態に係る無線通信システムにおける使用可能最大帯域幅の使用例を示す。なお、図2に示す使用可能最大帯域幅は、DLの使用可能最大帯域幅と解釈してもよいし、ULの使用可能最大帯域幅と解釈してもよいし、DLとULに共通の使用可能最大帯域幅(例:TDDの場合)と解釈してもよい。
図2の例では、基地局20は、XMHz(Xは所定の数字である)の使用可能最大帯域幅をサポートする。当該使用可能最大帯域幅の値は、例えば、1<x<5000(MHz)の範囲の中のいずれかの値である。この場合、1が最小値であり、5000が最大値である。当該最小値と最大値は、仕様により予め定められてもよい。
また、図2の例では、ユーザ装置10(A)は100MHzの使用可能最大帯域幅をサポートし、ユーザ装置10(B)は200MHzの使用可能最大帯域幅をサポートし、ユーザ装置10(C)は400MHzの使用可能最大帯域幅をサポートする。
各ユーザ装置10は、自身の使用可能最大帯域幅の範囲内の帯域幅を使用して基地局20と通信を行う。例えば、ユーザ装置10(C)は、基地局20からのリソースの割り当てに応じて、400MHz以下の帯域幅(例:400MHz、200MHz、等)を使用して基地局20と通信を行うことができる。
上述したように、使用可能最大帯域幅は任意の帯域幅とすることができ、粒度は、例えば、1RB(例:180KHz)単位、1MHz単位、又は、channel raster (100KHz)である。また、これら以外の値を粒度としてもよい。
また、本実施の形態に係る無線通信システムでは、FFT pointの数(X)についても、1≦X≦N(例:N=524288)のように、所定の範囲内で任意の整数を取り得る。また、Spectrum Maskは帯域幅Xの関数として定義され、ユーザ装置10は、当該関数を用いることにより、使用する帯域幅からSpectrum Maskを算出し、適用することができる。
以下、本実施の形態に係る無線通信システムの動作例等をより具体的に説明する。
(全体の動作の流れ)
図3のシーケンス図を参照して、本実施の形態に係る無線通信システムにおける動作の全体の流れの例を説明する。
ステップS1において、基地局20は、基地局20がサポートする使用可能最大帯域幅をユーザ装置10に通知する。本実施の形態では、当該通知は、システム情報のブロードキャストにより行われる。ただし、当該通知を、各ユーザ装置への個別チャネルを使用して実施してもよい。また、ステップS1における使用可能最大帯域幅の通知は、DLの使用可能最大帯域幅とULの使用可能最大帯域幅のそれぞれについて行うこととしてもよいし、DLの使用可能最大帯域幅とULの使用可能最大帯域幅のいずれかについて行うこととしてもよい。また、ULとDLの使用可能最大帯域幅が同じである場合には、ULとDLの区別をせずに使用可能最大帯域幅の通知を行うこととしてもよい。
一例として、基地局20から、基地局20がサポートする使用可能最大帯域幅を受信したユーザ装置10は、当該基地局20のセルに在圏するかどうかを判断することができる。例えば、ユーザ装置10が通信に使用することが必要な帯域幅より小さい使用可能最大帯域幅しか基地局20がサポートしていない場合、ユーザ装置10は当該セルに在圏しないという判断を行うことが考えられる。なお、後述するように、このような場合でもユーザ装置10は、セルに在圏して通信を行うことが可能である。また、基地局20から、基地局20がサポートする使用可能最大帯域幅を受信したユーザ装置10は、基地局20がサポートする使用可能最大帯域幅の帯域の中で、ユーザ装置10自身がサポートしていない帯域(又は周波数)が存在する場合には、当該帯域(又は周波数)をステップS2で通知してもよい。この場合、基地局20は、ユーザ装置10がサポートしていない帯域を除いたリソースを割り当てることができる。
また、本実施の形態では、後述するように、基地局20からユーザ装置10に対して中心周波数が通知され、ユーザ装置10は、例えば、当該中心周波数とユーザ装置10自身の使用可能最大帯域幅により、使用するリソースの範囲を把握できる。よって、ステップS1を実施しないこととしてもよい。
ステップS2において、ユーザ装置10は、ユーザ装置10がサポートする使用可能最大帯域幅の能力情報(UE capability)を基地局20に報告する。ステップS2における使用可能最大帯域幅の報告は、DLの使用可能最大帯域幅とULの使用可能最大帯域幅のそれぞれについて行うこととしてもよいし、DLの使用可能最大帯域幅とULの使用可能最大帯域幅のいずれかについて行うこととしてもよい。また、ULとDLの使用可能最大帯域幅が同じである場合には、ULとDLの区別をせずに(ULとDLに共通の)使用可能最大帯域幅の能力情報の報告を行うこととしてもよい。
ステップS3において、基地局20は、自身がサポートする使用可能最大帯域幅と、ユーザ装置10がサポートする使用可能最大帯域幅とに基づいて、例えば、後述するサブバンド及び中心周波数の設定を行って、ユーザ装置10が通信に使用するサブバンド内のリソースをユーザ装置10に指示する(割り当てる)。当該指示は、例えば、PDCCH(物理下り制御チャネル)により行われる。ステップS4において、ユーザ装置10は、基地局20から指示されたリソースを使用して基地局20と通信を行う(例:データ送信、又は、データ受信を行う)。
なお、ステップS1、S2、S3での情報通知に使用するリソースについては、予め定められたリソースであってもよいし、任意に選択されるコンテンションベースのリソースであってもよいし、何等かのシグナリングによりユーザ装置10に割り当てられるリソースであってもよいし、その他のリソースでもよい。
以下、上述したステップS1、ステップS2、ステップS3のそれぞれの処理内容の例をより詳細に説明する。
(ステップS1:基地局20からの使用可能最大帯域幅のブロードキャスト)
上述したとおり、ステップS1では、基地局20は、基地局20がサポートする使用可能最大帯域幅の値をブロードキャストにより送信する。一例として、基地局20は、DLの使用可能最大帯域幅の値を、P−BCH(MIB)で送信し、ULの使用可能最大帯域幅の値をSIB2で送信する。使用可能最大帯域幅を通知する方法(表現する方法)の例として、本実施の形態では以下の3つの例がある。
<使用可能最大帯域幅通知の例1>
例1では、使用可能最大帯域幅は、1RB単位の整数値で表わされる。当該整数値は、例えば、1〜10000(RBs)の範囲の値である。一例として、1RBの帯域幅が180KHzであり、使用可能最大帯域幅が180MHzである場合において、例1における使用可能最大帯域幅の値は、1000となる。
<使用可能最大帯域幅通知の例2>
例2では、使用可能最大帯域幅は、25RB単位の整数値で表わされる。すなわち、この整数値をNとすると、使用可能最大帯域幅=25×N[RBs]の関係が成り立つ。また、Nは、例えば、使用可能最大帯域幅が25〜1600(RBs)の範囲になる値である。すなわち例えば、1≦N≦64である。
<使用可能最大帯域幅通知の例3>
例3では、使用可能最大帯域幅は、25RBを基準として、2のべき乗(整数値)で表わされる。すなわち、この整数値をNとすると、使用可能最大帯域幅=25×2^N[RBs]の関係が成り立つ。また、Nの範囲は、例えば、0≦N≦63である。
<仕様書の例>
図4〜6は、上記の例1に対応する3GPPの仕様書(抜粋)の例である。図4〜6は、非特許文献2(3GPP TS 36.331)に基づいており、非特許文献2からの変更箇所を下線で示している。この点は、図7〜12についても同様である。
図4は、DLの使用可能最大帯域幅を通知するためのMIBを示す。MIBの中の「dl−Bandwidth」がDLの使用可能最大帯域幅を示す。「dl−Bandwidth」は、1〜10000の範囲内の1RB単位の整数値である。
図5、6は、ULの使用可能最大帯域幅を通知するためのSIB2を示す。SIB2の中の「ul−Bandwidth」がULの使用可能最大帯域幅を示す。「ul−Bandwidth」は、1〜10000の範囲内の1RB単位の整数値である。
図7〜9は、上記の例2に対応する3GPPの仕様書(抜粋)の例である。図7は、DLの使用可能最大帯域幅を通知するためのMIBを示す。MIBの中の「dl−Bandwidth」がDLの使用可能最大帯域幅を示す。「dl−Bandwidth」は、1〜64の範囲内の25RB単位の整数値である。
図8、9は、ULの使用可能最大帯域幅を通知するためのSIB2を示す。SIB2の中の「ul−Bandwidth」がULの使用可能最大帯域幅を示す。「ul−Bandwidth」は、1〜64の範囲内の25RB単位の整数値である。
図10〜12は、上記の例3に対応する3GPPの仕様書(抜粋)の例である。図10は、DLの使用可能最大帯域幅を通知するためのMIBを示す。MIBの中の「dl−Bandwidth」がDLの使用可能最大帯域幅を示す。「dl−Bandwidth」は、0〜63の範囲内の整数値である。当該整数値をNとすると、使用可能最大帯域幅=25×2^N[RBs]である。
図11、12は、ULの使用可能最大帯域幅を通知するためのSIB2を示す。SIB2の中の「ul−Bandwidth」がULの使用可能最大帯域幅を示す。「ul−Bandwidth」は、0〜63の範囲内の整数値である。当該整数値をNとすると、使用可能最大帯域幅=25×2^N[RBs]である。
(ステップS2:ユーザ装置10から基地局20への使用可能最大帯域幅の能力報告)
前述したとおり、ステップS2では、ユーザ装置10は、ユーザ装置10がサポートする使用可能最大帯域幅の能力情報(UE capability)を基地局20に報告する。
ユーザ装置10が、自身がサポートする使用可能最大帯域幅を基地局20に報告する場合における使用可能最大帯域幅の表現方法としては、上述した例1(1RB単位の値)、例2(25RB単位の値)、例3(25RBを基準とする2のべき乗の値)のうちのいずれかの方法を使用してもよいし、例1〜例3のいずれとも異なる方法を使用してもよい。
図13〜図15は、ユーザ装置10がサポートする使用可能最大帯域幅の例を示す図である。図13に示す例は、ULとDLの使用可能最大帯域幅が同じである場合の例である。この場合、例えば、ユーザ装置10は、ULとDLに共通の使用可能最大帯域幅として、1つの使用可能最大帯域幅を能力情報として基地局20に報告することとしてよい。また、この場合でも、ユーザ装置10は、ULの使用可能最大帯域幅とDLの使用可能最大帯域幅のそれぞれを基地局20に報告してもよい。
なお、図13は、ULとDLで中心周波数が同じ場合を示しているが、中心周波数がULとDLとで異なる場合でも、ULとDLの使用可能最大帯域幅が同じである場合には、上記の能力情報の報告方法を適用してよい。
図14に示す例は、ULとDLの使用可能最大帯域幅が異なる場合の例である。この場合、例えば、ユーザ装置10は、ULの使用可能最大帯域幅とDLの使用可能最大帯域幅のそれぞれを基地局20に報告する。なお、図14は、ULとDLで中心周波数が同じ場合を示している。
図15に示す例は、ULとDLの使用可能最大帯域幅が異なる場合の他の例である。この場合、例えば、ユーザ装置10は、ULの使用可能最大帯域幅とDLの使用可能最大帯域幅のそれぞれを基地局20に報告する。図15は、ULとDLで中心周波数が異なる場合を示している。
(ステップS3:ユーザ装置10に対するリソースの割り当て)
前述したように、ステップS3では、基地局20からユーザ装置10に対して、ユーザ装置10が通信に使用するリソース(例:時間・周波数リソース)が割り当てられる。より詳細には、ユーザ装置10がULデータ送信を行うために、ULのリソースが割り当てられ、ユーザ装置10がDLデータ送信を行うために、DLのリソースが割り当てられる。なお、TDDの場合には、ULとDLの区別がされずにリソースがユーザ装置10に割り当てられてもよい。以下で説明する動作は、基本的にULとDLとで同様の動作になるため、特に断らない限り、これらを区別せずに「通信」という用語を用いて説明を行う。すなわち、以下で説明する動作は、特に断らない限り、ULに関する動作と解釈してもよいし、DLに関する動作と解釈してもよい。ULに関する動作の場合、基地局20の使用可能最大帯域幅は基地局20の受信帯域幅であり、ユーザ装置10の使用可能最大帯域幅はユーザ装置10の送信帯域幅である。DLに関する動作の場合、基地局20の使用可能最大帯域幅は基地局20の送信帯域幅であり、ユーザ装置10の使用可能最大帯域幅はユーザ装置10の受信帯域幅である。
図16、図17を参照して、本実施の形態におけるリソース割り当ての一例を説明する。図16に示す例では、基地局20がサポートする使用可能最大帯域幅が800MHzであり、ユーザ装置10(A)がサポートする使用可能最大帯域幅が100MHzであり、ユーザ装置10(B)がサポートする使用可能最大帯域幅が200MHzである。つまり、基地局20の使用可能最大帯域幅は、ユーザ装置10の使用可能最大帯域幅以上である。
この場合、基地局20は、基地局20がサポートする使用可能最大帯域幅(800MHz)の帯域の中の一部の帯域(リソース)を各ユーザ装置に割り当てる。例えば、基地局20は、ユーザ装置10(A)に対し、使用可能最大帯域幅(800MHz)の帯域の中における、ユーザ装置10(A)がサポートする使用可能最大帯域幅(100MH)の帯域の一部の帯域(例:図16のCで示す帯域)を割り当てることができる。
図17に示す例では、基地局20がサポートする使用可能最大帯域幅が400MHzであり、ユーザ装置10がサポートする使用可能最大帯域幅が800MHzである。つまり、基地局20の使用可能最大帯域幅は、ユーザ装置10の使用可能最大帯域幅よりも小さい。
この場合、基地局20は、基地局20がサポートする使用可能最大帯域幅(400MHz)の帯域の中の一部の帯域(リソース)をユーザ装置10に割り当てることとしてもよいし、基地局20がサポートする使用可能最大帯域幅(400MHz)の全帯域をユーザ装置10に割り当ててもよい。
<リソース割り当て動作の詳細例>
以下では、基地局20の使用可能最大帯域幅がユーザ装置10の使用可能最大帯域幅よりも大きい場合(例:図16)におけるリソース割り当て動作の詳細例を説明する。以下の動作は、主に特定のユーザ装置10に着目した動作であるが、実際には、基地局20配下の複数のユーザ装置のそれぞれに対して、その能力に応じて、以下で説明する動作がなされる。
基地局20の使用可能最大帯域幅がユーザ装置10の使用可能最大帯域幅よりも大きい場合には、基地局20は、ユーザ装置10の使用可能最大帯域幅(能力情報により把握済み)を基準として、自身の使用可能最大帯域幅の帯域を複数のサブバンドに分割する。そして、1サブバンド内では1つの中心周波数が定められる。すなわち、同じサブバンド内のリソースでは、中心周波数が固定される。
図18に、サブバンドへの分割の一例を示す。図18は、基地局20の使用可能最大帯域幅が800MHzであり、ユーザ装置10の使用可能最大帯域幅が200MHzである例を示している。図18に示すように、Aで示す800MHz幅の帯域が、Bで示すように、4つ(800÷200)に分割される。また、例えば、使用可能最大帯域幅が400MHzのユーザ装置に対しては、Aで示す800MHz幅の帯域が、2つの400MHz幅の帯域に分割される。なお、「分割する」とは、分割された帯域の情報(図18の例では、Sub−B#1〜#4を表す情報)を管理(保持)することを含む。
また、図18のCに示すように、各サブバンドにおいて、PRB(物理リソースブロック)のインデックスが付される。サブバンド内のPRBインデックスは、一例として、図18に示すように、周波数の低い方のPRBから、インデックスの数値(番号)が1つづつ増加するように付される。例えば、12(又は16)サブキャリアを1RBとして、サブバンド内の周波数の低い方のPRBから高い方に向けて昇順にPRBにインデックスが付される。このようなインデックスの付け方のルールは、ユーザ装置10と基地局20ともに把握している。
また、基地局20は、各サブバンドの中心周波数を、基地局20がサポートする使用可能最大帯域幅の帯域と、ユーザ装置10がサポートする使用可能最大帯域幅とから求める。例えば、基地局20がサポートする帯域の中心周波数が28GHzであり、基地局20がサポートする使用可能最大帯域幅が800MHzであり、ユーザ装置10がサポートする使用可能最大帯域幅が200MHzである場合において、サブバンドの数は4つであり、中心周波数は低い方から27700MHz、27900MHz、28100MHz、28300MHzとして算出できる。
より一般的に、基地局20がサポートする帯域の中心周波数がCFであり、基地局20がサポートする使用可能最大帯域幅がBSBWであり、ユーザ装置10がサポートする使用可能最大帯域幅がUEBWである場合において、サブバンドの数は「BSBW÷UEBW」である。なお、本例では、BSBWはUEBWにより割り切れる数値であると想定している。もし、割り切れない場合は、基地局200の使用可能最大帯域幅に収まるよう、割り切れない剰余(1未満の数)は切り捨てる(round down)のが好ましい。ただし、割り切れない剰余(1未満の数)を切り上げる(round up)こととしてもよい。
また、一例として、サブバンドの数(「BSBW÷UEBW」)をNとし、サブバンドのインデックスをi(iは、周波数の低い方から、0から始まり、1ずつ増えるように、サブバンドに付されるとする。0≦i≦N−1。)とすると、インデックスiのサブバンドの中心周波数は「CF−((N/2−i)×UEBW)+UEBW/2」により算出される。
次に、上記のようにして、基地局20の使用可能最大帯域幅とユーザ装置10の使用可能最大帯域幅とに基づいて帯域を分割して中心周波数を決定する場合における同期信号(Synchronization Signal)とサブバンドとの関係の例を図19を参照して説明する。
図19は、基地局20が、自身の使用可能最大帯域幅の帯域内の2つの周波数位置における所定の帯域幅で同期信号を送信する場合の例を示す。図19において、当該2つの周波数位置における同期信号はSS#1及びSS#2として示されている。また、基地局20は、同期信号を送信する所定の帯域幅と同じ帯域幅でP−BCH(物理ブロードキャストチャネル。MIB等を送信するチャネル)を送信してもよい。なお、同期信号の数は、1つでもよいし、3つ以上でもよい。
例えば、ユーザ装置10は、同期信号が送信される所定の帯域幅(例:6RB)を予め知っており、当該帯域幅の信号を周波数方向にサーチすることで、基地局20が送信するSS#1又はSS#2を検出し、SS#1又はSS#2により、基地局20と同期をとることができる。ここでの同期は、時間方向のタイミングの同期であり、無線フレーム、サブフレーム、及びスロット等の境界を同期信号で取得したタイミングと同じと見なせるということである。つまり、同期信号はtiming referenceになる。
また、ユーザ装置10は、SS#1(又はSS#2)を検出し、基地局20と同期をとった後、自身の使用可能最大帯域幅の能力情報を基地局20に通知する。基地局20は、ユーザ装置10がSS#1(又はSS#2)により同期したことを、例えば、上記の能力情報通知に使用したチャネルの周波数により識別できる。ただし、これは例であり、基地局20は、ユーザ装置10がSS#1(又はSS#2)により同期したことを別の方法で把握してもよい。
基地局20は、ユーザ装置10の能力情報に基づき、図19に示すとおりに帯域幅(800MHz)を4つのサブバンドに分割する。
本実施の形態では、同期信号と、当該同期信号で同期可能なサブバンドとが対応付られる。図19に示す例では、一例として、SS#1がサブバンド#1とサブバンド#2に対応付けられ、SS#2がサブバンド#3とサブバンド#4に対応付けられている。
基地局20は、同期信号と、当該同期信号で同期可能なサブバンドとの対応関係を管理(保持)しており、基地局20は、同期信号、又は、当該同期信号と同じ帯域で送信されるP−BCH、又は、これら以外のチャネルを用いて、当該同期信号で同期可能なサブバンドをユーザ装置10に通知する。また、基地局20は、当該同期信号以外の同期信号の中心周波数とその同期信号で同期可能なサブバンドをユーザ装置10に通知してもよい。
例えば、図19の例において、ユーザ装置10がSS#1で同期した場合、ユーザ装置10は、基地局20から、SS#1又はP−BCHにより、SS#1で同期可能なサブバンド#1及び#2、及び/又は、SS#2の中心周波数とSS#2で同期可能なサブバンド#3及び#4を受信する。
また、例えば、ユーザ装置10がSS#2で同期した場合、ユーザ装置10は、基地局20から、SS#2又はP−BCHにより、SS#2で同期可能なサブバンド#3及び#4、及び/又は、SS#1の中心周波数とSS#1で同期可能なサブバンド#1及び#2を受信する。
なお、基地局20からユーザ装置10へのサブバンド(サブバンド#1及び#2、又は、サブバンド#3及び#4)の通知内容は、例えば、各サブハンドの中心周波数、各サブバンドの両端の周波数、同期信号がカバーする帯域(例:SS1#1ではサブバンド#1+#2の帯域)の両端の周波数位置、のうちのどれを用いてもよい。また、これら以外の方法を用いてもよい。
また、例えばユーザ装置10がSS#1で同期した後、ユーザ装置10が基地局20から、サブバンド#1内のリソースの割り当てを受けた場合には、ユーザ装置10は、当該リソースの周波数位置は、SS#1がカバーする範囲であることを把握し、SS#1での同期を使用したまま、当該リソースを使用してデータ通信を行うことができる。また、SS#1で同期した後、ユーザ装置10が基地局20から、サブバンド#4内のリソースの割り当てを受けた場合には、ユーザ装置10は、SS#2の中心周波数でSS#2を検出し、SS#2での同期を使用して、サブバンド#4内のリソースを使用したデータ通信を行うことができる。
基地局20の使用可能最大帯域幅とユーザ装置10の使用可能最大帯域幅とに基づいて帯域を分割して中心周波数を決定する場合における同期信号(Synchronization Signal)とサブバンドとの関係の他の例を図20を参照して説明する。
図20は、基地局20から4つの同期信号(SS#1〜#4)が送信される場合の例を示している。なお、同期信号の数が4であることは一例であり、4より多くても少なくてもよい。図20に示す例では、4つの同期信号のそれぞれの帯域がいずれかのサブバンドの帯域内に設定されている。具体的には、SS#1の帯域がサブバンド#1の帯域内に設定され、SS#2の帯域がサブバンド#2の帯域内に設定され、SS#3の帯域がサブバンド#3の帯域内に設定され、SS#4の帯域がサブバンド#4の帯域内に設定されている。また、図19の場合と同様に、基地局20は、同期信号を送信する帯域でP−BCHを送信している。図20に示す場合の動作例は以下のとおりである。
例えば、ユーザ装置10がセルサーチによりSS#1を検出し、基地局20と同期をとる。そして、ユーザ装置10は、自身の使用可能最大帯域幅の能力情報を基地局20に通知する。基地局20は、ユーザ装置10がSS#1により同期したことを、例えば、上記の能力情報通知に使用したチャネルの周波数により識別できる。ただし、これは例であり、基地局20は、ユーザ装置10がSS#1により同期したことを別の方法で把握してもよい。
基地局20は、ユーザ装置10の能力情報に基づき、図20に示すとおりに帯域幅(800MHz)を4つのサブバンドに分割する。また、基地局20は、SS#1を含むサブバンド#1をユーザ装置10に設定することを決定する。なお、サブバンド#1をユーザ装置10に設定する場合、ユーザ装置10への通信のためのリソース割り当てはサブバンド#1内のリソースで行われる。
本例では、基地局20は、SS#1を含むサブバンド#1をユーザ装置10に設定するために、ユーザ装置10に対してサブバンド#1の周波数軸上の両端の位置(図20の(A)、(B))を通知する。この通知は、例えば、P−BCHで行ってもよいし、その他のチャネルで行ってもよい。
より具体的には、基地局20は、ユーザ装置10に対して、サブバンド#1の周波数軸上の両端の位置を示す情報として、両端の周波数の絶対値、もしくは、両端の周波数番号を通知する。周波数番号は、例えば、EARFCN(E−UTRA Absolute Radio Frequency Channel Number、非特許文献3)であり、この番号から物理的周波数を算出できる。
サブバンド#1の周波数軸上の両端の位置を受信したユーザ装置10は、サブバンド#1の中心周波数を把握できる。また、ユーザ装置10は、リソースの割り当て情報としてPRBインデックスの通知を基地局20から受信した場合に、当該PRBインデックスは、サブバンド#1内のPRBを示すものであることを把握できる。
ユーザ装置10に対するサブバンド#1の設定として、上記のように両端の位置を周波数の絶対値又は周波数番号で通知することは一例である。これ以外の方法として、基地局20は、ユーザ装置10に対して、両端の位置に対するSS#1の中心周波数からのオフセット(周波数軸上の差分)を通知してもよい。なお、ユーザ装置10は、SS#1により同期をとるので、SS#1の中心周波数を把握している。
例えば、SS#1の中心周波数をSCF、図20の(A)で示す周波数をAF、(B)で示す周波数をBFとすると、基地局20は、ユーザ装置10に対して、オフセットとして、(AF−SCF)と(BF−SCF)を通知する。これにより、SCFを把握しているユーザ装置10は、AFとBFを把握できるとともに、「(AF+BF)/2」としてサブバンド#1の中心周波数を把握できる。
なお、上記の例は一例である。例えば、ユーザ装置10がSS#2で同期した場合において、ユーザ装置10は基地局20からサブバンド#2の両端の位置を示す情報を受信する。SS#3、SS#4の場合も同様である。
図18のBに示したように、帯域を分割して中心周波数を決定する方法の他、基地局20は、基地局20がサポートする使用可能最大帯域幅の帯域の中の任意の周波数をユーザ装置10に対する中心周波数として決定するとともに、当該中心周波数を持つユーザ装置10の使用可能最大帯域幅を、ユーザ装置10がサポートする使用可能最大帯域幅の能力の範囲内で決定し、決定した中心周波数及び使用可能最大帯域幅をユーザ装置10に通知してもよい。なお、決定した中心周波数及び使用可能最大帯域幅に対応する帯域の両端の位置を示す情報(周波数の絶対値、周波数番号等)が基地局20からユーザ装置10に通知されてもよい。図18のDに当該使用可能最大帯域幅の一例が示されている。この決定した使用可能最大帯域幅についてもサブバンドと称してよい。なお、図18のDで示す例は、基地局20がサポートする使用可能最大帯域幅の帯域の中心周波数を、ユーザ装置10に対する中心周波数として決定した例を示している。また、この場合の例では、図18のEで示すようにしてPRBのインデックスが付される。
次に、基地局20が、任意の中心周波数及び使用可能最大帯域幅(サブバンド)を決定し、これらをユーザ装置10に通知する場合における、同期信号とサブバンドとの関係の例を説明する。この場合、基地局20はユーザ装置10に対して、決定した中心周波数を持つ使用可能最大帯域幅の帯域の範囲で通信を行う場合のtiming referenceとなる同期信号の中心周波数を通知する。この同期信号の中心周波数の通知は、サブバンドの通知と同時に行うこととしてもよいし、サブバンドの通知とは別に行うこととしてもよい。また、通知のためのチャネルは、P−BCHを使用してもよいし、その他のチャネルを使用してもよい。
同期信号の中心周波数の通知を受けたユーザ装置10は、例えば、現在使用している同期信号の中心周波数が、通知を受けた同期信号の中心周波数と同じであれば、当該同期信号での同期を維持し、現在使用している同期信号の中心周波数が、通知を受けた同期信号の中心周波数と異なれば、通知を受けた中心周波数の同期信号に同期を切り替える。
具体的な例を図21を参照して説明する。図21の例でも、図19の場合と同様に、基地局20は、所定の帯域幅で、SS#1とSS#2、及びこれらに対応するP−BCHを送信している。また、各同期信号で同期可能なサブバンドの範囲は図21と図19で同じであるとする。
例えば、ユーザ装置10から能力情報を受信した基地局20が、ユーザ装置10のための帯域(サブバンド)として、図21における「サブバンド#1+サブバンド#2」に相当する帯域を決定した場合において、基地局20はユーザ装置10に対してSS#1をtiming referenceとして設定し、SS#1の中心周波数をユーザ装置10に通知する。SS#1の中心周波数の通知は、「サブバンド#1+サブバンド#2」の通知と同時に行ってもよいし、別々に行ってもよい。また、基地局20が、ユーザ装置10のための帯域(サブバンド)として、図21におけるAで示す帯域を決定した場合においても、基地局20はユーザ装置10に対してSS#1をtiming referenceとして設定し、SS#1の中心周波数をユーザ装置10に通知する。
また、例えば、基地局20が、ユーザ装置10のための帯域(サブバンド)として、図21における「サブバンド#3+サブバンド#4」に相当する帯域を決定した場合において、基地局20はユーザ装置10に対してSS#2をtiming referenceとして設定し、SS#2の中心周波数をユーザ装置10に通知する。SS#2の中心周波数の通知は、「サブバンド#3+サブバンド#4」の通知と同時に行ってもよいし、別々に行ってもよい。また、基地局20が、ユーザ装置10のための帯域(サブバンド)として、図21におけるBで示す帯域を決定した場合においても、基地局20はユーザ装置10に対してSS#2をtiming referenceとして設定し、SS#2の中心周波数をユーザ装置10に通知する。
なお、上記のように、基地局20が、ユーザ装置10の能力情報に基づき、ユーザ装置に任意の帯域(サブバンド)を設定する場合においても、図20を参照して説明した方法を適用できる。例えば、図20に示すように4つの同期信号が送信される場合において、ユーザ装置10がセルサーチによりSS#1を検出し、基地局20と同期をとる。そして、ユーザ装置10は、自身の使用可能最大帯域幅の能力情報を基地局20に通知する。
基地局20は、ユーザ装置10の能力情報に基づき、例えば、図20におけるSS#1を含む「サブバンド#1+サブバンド#2」に相当する帯域をユーザ装置10に設定することを決定する。そして、基地局20は、SS#1を含む「サブバンド#1+サブバンド#2」をユーザ装置10に設定するために、ユーザ装置10に対して「サブバンド#1+サブバンド#2」の周波数軸上の両端の位置を通知する。この通知は、例えば、P−BCHで行ってもよいし、その他のチャネルで行ってもよい。また、通知内容は、前述したとおり、周波数の絶対値でもよいし、周波数番号でもよいし、オフセットでもよい。
図18のBの場合(帯域を分割して中心周波数を決定する場合)において、基地局20からユーザ装置10に対するリソースの指定(割り当て)は、基地局20からユーザ装置10に対して、サブバンドの中心周波数(両端の周波数でもよい)と、当該サブバンドの中のPRBインデックスを通知することにより行うことができる。当該通知は例えばPDCCHを使用して行うことができる。サブバンドの中心周波数(又は両端の周波数)と、当該サブバンドの中のPRBインデックスを受信したユーザ装置10は、当該中心周波数(又は両端の周波数)と自身の使用可能最大帯域幅とから、当該PRBインデックスが指し示すRBを把握でき、当該RBを使用してデータ通信(送信又は受信)を行うことができる。また、サブバンドの中心周波数(又は両端の周波数)をRRCメッセージ又はMAC Control Element、又はその他の信号を使用して基地局20からユーザ装置10に通知しておき、その後、ユーザ装置10がデータ通信を行う段階において、基地局20からユーザ装置10に対して、リソース指定のためにPRBインデックスをPDCCHで通知してもよい。
図18のDの場合(任意の帯域(サブバンド)を決定する場合)において、基地局20からユーザ装置10に対するリソースの指定(割り当て)は、基地局20からユーザ装置10に対して、サブバンドの使用可能最大帯域幅と、当該サブバンドの中心周波数(又は両端の周波数)と、当該サブバンドの中のPRBインデックスを通知することにより行うことができる。当該通知は例えばPDCCHを使用して行うことができる。当該通知を受信したユーザ装置10は、当該中心周波数(又は両端の周波数)と使用可能最大帯域幅とから、当該PRBインデックスが指し示すRBを把握でき、当該RBを使用してデータ通信(送信又は受信)を行うことができる。また、サブバンドの使用可能最大帯域幅と当該サブバンドの中心周波数(又は両端の周波数)をRRCメッセージ又はMAC Control Elementを使用して基地局20からユーザ装置10に通知しておき、その後、ユーザ装置10がデータ通信を行う段階において、基地局20からユーザ装置10に対して、リソース指定のためにPRBインデックスをPDCCHで通知してもよい。サブバンドの使用可能最大帯域幅と当該サブバンドの中心周波数(両端の周波数)をRRCメッセージ又はMAC Control Elementを使用して基地局20からユーザ装置10に通知する際には、サブバンドの使用可能最大帯域幅と当該サブバンドの中心周波数(又は両端の周波数)を同時に通知してもよいし、異なる時間に別々に通知してもよい。
なお、基地局20からユーザ装置10に、サブバンドの両端の周波数が通知される場合には、使用可能最大帯域幅は通知されないこととしてもよい。両端の周波数から使用可能最大帯域幅を算出できるためである。
PDCCHで中心周波数(又は両端の周波数)を指定する場合と、RRCメッセージ又はMAC Control Elementで中心周波数(又は両端の周波数)を指定する場合のいずれの場合においても、ユーザ装置10で使用される中心周波数が変更される場合には、ユーザ装置10は、変更後の中心周波数へのretuningを行う。
基地局20からユーザ装置10に通知される中心周波数、両端の周波数はいずれも、周波数の絶対値であってもよいし、周波数番号であってもよいし、周波数を示すその他の情報であってもよい。
<DLとULについて>
既に説明したとおり、上記の<リソース割り当て動作の詳細例>(以下、"詳細例"と記載する)において説明した中心周波数及び使用可能最大帯域幅等に関する処理内容は、DLに適用してもよいし、ULに適用してもよい。また、"詳細例"において説明した当該処理内容は、DLとULの両方に適用してもよいし、DLのみに適用してもよいし、ULのみに適用してもよい。
本実施の形態の無線通信システムがTDDで運用される場合において、基地局20からユーザ装置10への中心周波数(又は両端の周波数)の指定をDLのみに適用し、ULの中心周波数(又は両端の周波数)については、DLの中心周波数(又は両端の周波数)を使用することとしてもよい。また、本実施の形態の無線通信システムがTDDで運用される場合において、基地局20からユーザ装置10への中心周波数(又は両端の周波数)の指定をULのみに適用し、DLの中心周波数(又は両端の周波数)については、ULの中心周波数(又は両端の周波数)を使用することとしてもよい。
また、例えば、本実施の形態の無線通信システムがFDDで運用される場合において、DLとULとの間の中心周波数の間隔Δ(例:「DLでの中心周波数−ULでの中心周波数」)を予め定めておくこととしてもよい。この場合、ユーザ装置10は、基地局20からDLの中心周波数(DLCFとする)の指定を受信した場合に、ULの中心周波数の指定を受けることなく、「DLCF−Δ」をULの中心周波数として決定することができる。また、ユーザ装置10は、基地局20からULの中心周波数(ULCFとする)の指定を受信した場合に、DLの中心周波数の指定を受けることなく、「ULCF+Δ」をDLの中心周波数として決定してもよい。
上記の場合において、指定がなされないUL/DLの中心周波数に関して、基地局20もユーザ装置10と同様にしてUL/DLの中心周波数を把握している。基地局20は、指定がなされないUL/DLの中心周波数が属するサブバンドにおけるユーザ装置10に対するリソースの指定の際に、中心周波数を指定せずに、UL/DLのPRBインデックスを通知することができる。
上記のいずれの場合も、使用可能最大帯域幅に関しては、ユーザ装置10は、自身の使用可能最大帯域幅を使用することとしてよい。また、ユーザ装置10は、基地局20からUL使用可能最大帯域幅が指定される場合に、当該帯域幅をDL使用可能最大帯域幅として使用してもよい。また、ユーザ装置10は、基地局20からDL使用可能最大帯域幅が指定される場合に、当該帯域幅をUL使用可能最大帯域幅として使用してもよい。
以上、説明したとおり、本実施の形態によれば、ユーザ装置10は、CAを行うことなく、無線通信システムにおいて提供される帯域幅の帯域(例:図18の800MHz)を、ユーザ装置10自身の能力に応じて柔軟に使用することができる(例:図18のB,D等)。
(装置構成)
以上説明した本実施の形態の動作を実行するユーザ装置10及び基地局20の機能構成例を説明する。
<ユーザ装置10>
図22は、ユーザ装置10の機能構成の一例を示す図である。図22に示すように、ユーザ装置10は、信号送信部101と、信号受信部102と、リソース制御部103とを有する。図22に示す機能構成は一例に過ぎない。本実施の形態に係る動作を実行できるのであれば、機能区分及び機能部の名称はどのようなものでもよい。例えば、リソース制御部103を受信側と送信側に分けて、送信側のリソース制御部103を信号送信部101に含め、受信側のリソース制御部103を信号受信部102に含めてもよい。
信号送信部101は、ユーザ装置100から送信されるべきデータを、無線で送信するための信号に変換し、当該信号を無線で送信するように構成されている。信号受信部102は、各種の信号を無線で受信し、受信した信号からデータを取得するように構成されている。また、信号送信部101と信号受信部102はそれぞれ、図19〜21等を参照して説明した同期動作機能、及び中心周波数のretuningを行う機能を含む。
リソース制御部103は、ユーザ装置10の使用可能最大帯域幅の能力情報を作成し、信号送信部101に渡す。当該能力情報は信号送信部101により送信される。また、リソース制御部103は、基地局20から信号受信部102を介して受信した中心周波数(又は両端の周波数)及びリソースブロックのインデックス等に基づき、通信に使用するリソースブロックを特定し、当該リソースブロックを使用して通信を行うよう信号送信部101/信号受信部102に指示を行う。また、リソース制御部103は、基地局20から信号受信部102を介して受信した基地局20の使用可能最大帯域幅に基づいて、基地局20のセルに在圏するか否かを判断することとしてもよい。また、リソース制御部103は、DLとULの中心周波数の間隔を保持し、DLとULのうちのいずれかの中心周波数を受信した場合に、当該間隔に基づき、他方の中心周波数を決定することとしてもよい。
また、信号送信部101は、ユーザ装置10が通信に使用できる最大の帯域幅である第1最大帯域幅(使用可能最大帯域幅)を基地局20に送信するように構成され、信号受信部102は、基地局20が通信に使用できる最大の帯域幅である第2最大帯域幅(使用可能最大帯域幅)の帯域内における、前記第1最大帯域幅以下の帯域幅の帯域の中心周波数又は両端の周波数を前記基地局20から受信するように構成されてもよい。つまり、第2最大帯域幅の帯域内における中心周波数又は両端の周波数を前記基地局20から受信する。
また、信号受信部102は、前記中心周波数又は両端の周波数とともに、又は、前記中心周波数又は両端の周波数とは別に、前記第1最大帯域幅以下の帯域幅の帯域内のリソースを指定する情報を基地局20から受信するように構成され、信号送信部101及び/又は信号受信部102は、前記リソースを使用してデータ通信を行うように構成されてもよい。
<基地局200>
図23は、基地局20の機能構成の一例を示す図である。図23に示すように、基地局20は、信号送信部201と、信号受信部202と、リソース制御部203と、リソース割り当て部204とを有する。図23に示す機能構成は一例に過ぎない。本実施の形態に係る動作を実行できるのであれば、機能区分及び機能部の名称はどのようなものでもよい。
信号送信部201は、基地局20から送信されるべきデータを、無線で送信するための信号に変換し、当該信号を無線で送信するように構成されている。信号受信部202は、各種の信号を無線で受信し、受信した信号からデータを取得するように構成されている。また、信号送信部201と信号受信部202はそれぞれ、複数のユーザ装置のそれぞれとの間で、ユーザ装置に対する中心周波数を切り替えながら通信を行うことが可能である。また、信号送信部201は、図19〜21等を参照して説明した同期動作機能を含む。
リソース制御部203は、基地局20の使用可能最大帯域幅の帯域を分割するとともに、当該使用可能最大帯域幅の帯域と、ユーザ装置10の使用可能最大帯域幅とに基づいて、ユーザ装置10の使用可能最大帯域幅の帯域における中心周波数を決定するように構成されている。
また、信号受信部201は、ユーザ装置10の使用可能最大帯域幅をユーザ装置10から能力情報として受信するように構成され、信号送信部202は、リソース制御部203により決定された帯域の中心周波数又は両端の周波数をユーザ装置10に送信するように構成されてもよい。
リソース割り当て部204は、ユーザ装置10において通信に使用されるリソースを決定し、当該リソースを示すリソースブロックのインデックス等を信号送信部201に渡すように構成されている。信号送信部201は、当該インデックス等をユーザ装置10に送信する。
<ハードウェア構成>
上記実施の形態の説明に用いたブロック図(図22及び図23)は、機能単位のブロックを示している。これらの機能ブロック(構成部)は、ハードウェア及び/又はソフトウェアの任意の組み合わせによって実現される。また、各機能ブロックの実現手段は特に限定されない。すなわち、各機能ブロックは、物理的及び/又は論理的に複数要素が結合した1つの装置により実現されてもよいし、物理的及び/又は論理的に分離した2つ以上の装置を直接的及び/又は間接的に(例えば、有線及び/又は無線)で接続し、これら複数の装置により実現されてもよい。
また、例えば、本実施の形態におけるユーザ装置10と基地局20はいずれも、本実施の形態に係る処理を行うコンピュータとして機能してもよい。図24は、本実施の形態に係るユーザ装置10及び基地局20のハードウェア構成の一例を示す図である。上述のユーザ装置10及び基地局20はそれぞれ、物理的には、プロセッサ1001、メモリ1002、ストレージ1003、通信装置1004、入力装置1005、出力装置1006、バス1007等を含むコンピュータ装置として構成されてもよい。
なお、以下の説明では、「装置」という文言は、回路、デバイス、ユニット等に読み替えることができる。ユーザ装置10及び基地局20のハードウェア構成は、図に示した1001〜1006で示される各装置を1つ又は複数含むように構成されてもよいし、一部の装置を含まずに構成されてもよい。
ユーザ装置10及び基地局20における各機能は、プロセッサ1001、メモリ1002等のハードウェア上に所定のソフトウェア(プログラム)を読み込ませることで、プロセッサ1001が演算を行い、通信装置1004による通信、メモリ1002及びストレージ1003におけるデータの読み出し及び/又は書き込みを制御することで実現される。
プロセッサ1001は、例えば、オペレーティングシステムを動作させてコンピュータ全体を制御する。プロセッサ1001は、周辺装置とのインターフェース、制御装置、演算装置、レジスタ等を含む中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)で構成されてもよい。
また、プロセッサ1001は、プログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュール又はデータを、ストレージ1003及び/又は通信装置1004からメモリ1002に読み出し、これらに従って各種の処理を実行する。プログラムとしては、上述の実施の形態で説明した動作の少なくとも一部をコンピュータに実行させるプログラムが用いられる。例えば、ユーザ装置10の信号送信部101、信号受信部102、リソース制御部103は、メモリ1002に格納され、プロセッサ1001で動作する制御プログラムによって実現されてもよい。また、基地局20の信号送信部201、信号受信部202、リソース制御部203は、リソース割り当て部204は、メモリ1002に格納され、プロセッサ1001で動作する制御プログラムによって実現されてもよい。上述の各種処理は、1つのプロセッサ1001で実行される旨を説明してきたが、2以上のプロセッサ1001により同時又は逐次に実行されてもよい。プロセッサ1001は、1以上のチップで実装されてもよい。なお、プログラムは、電気通信回線を介してネットワークから送信されても良い。
メモリ1002は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、RAM(Random Access Memory)等の少なくとも1つで構成されてもよい。メモリ1002は、レジスタ、キャッシュ、メインメモリ(主記憶装置)等と呼ばれてもよい。メモリ1002は、本発明の一実施の形態に係る処理を実施するために実行可能なプログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュール等を保存することができる。
ストレージ1003は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、CD−ROM(Compact Disc ROM)等の光ディスク、ハードディスクドライブ、フレキシブルディスク、光磁気ディスク(例えば、コンパクトディスク、デジタル多用途ディスク、Blu−ray(登録商標)ディスク)、スマートカード、フラッシュメモリ(例えば、カード、スティック、キードライブ)、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップ等の少なくとも1つで構成されてもよい。ストレージ1003は、補助記憶装置と呼ばれてもよい。上述の記憶媒体は、例えば、メモリ1002及び/又はストレージ1003を含むデータベース、サーバその他の適切な媒体であってもよい。
通信装置1004は、有線及び/又は無線ネットワークを介してコンピュータ間の通信を行うためのハードウェア(送受信デバイス)であり、例えばネットワークデバイス、ネットワークコントローラ、ネットワークカード、通信モジュール等ともいう。例えば、ユーザ装置10の信号送信部101及び信号受信部102は、通信装置1004で実現されてもよい。また、基地局20の信号送信部201及び信号受信部202は、通信装置1004で実現されてもよい。
入力装置1005は、外部からの入力を受け付ける入力デバイス(例えば、キーボード、マウス、マイクロフォン、スイッチ、ボタン、センサ等)である。出力装置1006は、外部への出力を実施する出力デバイス(例えば、ディスプレイ、スピーカー、LEDランプ等)である。なお、入力装置1005及び出力装置1006は、一体となった構成(例えば、タッチパネル)であってもよい。
また、プロセッサ1001及びメモリ1002等の各装置は、情報を通信するためのバス1007で接続される。バス1007は、単一のバスで構成されてもよいし、装置間で異なるバスで構成されてもよい。
また、ユーザ装置100及び基地局200はそれぞれ、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアを含んで構成されてもよく、当該ハードウェアにより、各機能ブロックの一部又は全てが実現されてもよい。例えば、プロセッサ1001は、これらのハードウェアの少なくとも1つで実装されてもよい。
(実施の形態のまとめ)
以上、説明したように、本実施の形態によれば、ユーザ装置と基地局とを有する無線通信システムにおける前記ユーザ装置であって、前記ユーザ装置が通信に使用できる最大の帯域幅である第1最大帯域幅を前記基地局に送信する送信部と、前記基地局が通信に使用できる最大の帯域幅である第2最大帯域幅の帯域内における、前記第1最大帯域幅以下の帯域幅の帯域の中心周波数又は両端の周波数を前記基地局から受信する受信部とを備えることを特徴とするユーザ装置が提供される。
上記の構成によれば、ユーザ装置が、無線通信システムにおいて提供される帯域幅の帯域を、ユーザ装置自身の能力に応じて柔軟に使用することができる。
前記受信部は、前記中心周波数もしくは前記両端の周波数とともに、又は、前記中心周波数もしくは前記両端の周波数とは別に、前記第1最大帯域幅以下の帯域幅の帯域内のリソースを指定する情報を前記基地局から受信し、前記送信部又は前記受信部は、前記リソースを使用してデータ通信を行うこととしてもよい。この構成により、ユーザ装置は、前記中心周波数が属する帯域(サブバンド)におけるリソースを用いてデータ通信を行うことができる。
前記受信部が前記基地局から受信する前記リソースを指定する情報は、前記第1最大帯域幅以下の帯域幅の帯域内のリソースブロックに付されたインデックスであることとしてもよい。この構成により、例えば、少ない情報量で、適切にリソースを通知することができる。
前記受信部は、前記第2最大帯域幅を表す整数値を前記基地局から受信することとしてもよい。この構成により、ユーザ装置は、前記第2最大帯域幅を把握することができる。また、整数値を使用するので、細かい粒度で前記第2最大帯域幅を表すことができる。
また、本実施の形態によれば、ユーザ装置と基地局とを有する無線通信システムにおける前記基地局であって、前記ユーザ装置が通信に使用できる最大の帯域幅である第1最大帯域幅を前記ユーザ装置から受信する受信部と、前記基地局が通信に使用できる最大の帯域幅である第2最大帯域幅の帯域と、前記受信部により受信した前記第1最大帯域幅とに基づいて、前記第1最大帯域幅以下の帯域幅の帯域の中心周波数又は両端の周波数を決定するリソース制御部と、前記リソース制御部により決定された前記中心周波数又は両端の周波数を前記ユーザ装置に送信する送信部とを備えることを特徴とする基地局が提供される。
上記の構成によれば、ユーザ装置が、無線通信システムにおいて提供される帯域幅の帯域を、ユーザ装置自身の能力に応じて柔軟に使用することができる。
(実施形態の補足)
以上、本発明の実施の形態を説明してきたが、開示される発明はそのような実施形態に限定されず、当業者は様々な変形例、修正例、代替例、置換例等を理解するであろう。発明の理解を促すため具体的な数値例を用いて説明がなされたが、特に断りのない限り、それらの数値は単なる一例に過ぎず適切な如何なる値が使用されてもよい。上記の説明における項目の区分けは本発明に本質的ではなく、2以上の項目に記載された事項が必要に応じて組み合わせて使用されてよいし、ある項目に記載された事項が、別の項目に記載された事項に(矛盾しない限り)適用されてよい。機能ブロック図における機能部又は処理部の境界は必ずしも物理的な部品の境界に対応するとは限らない。複数の機能部の動作が物理的には1つの部品で行われてもよいし、あるいは1つの機能部の動作が物理的には複数の部品により行われてもよい。実施の形態で述べた処理手順については、矛盾の無い限り処理の順序を入れ替えてもよい。処理説明の便宜上、ユーザ装置10及び基地局20は機能的なブロック図を用いて説明されたが、そのような装置はハードウェアで、ソフトウェアで又はそれらの組み合わせで実現されてもよい。本発明の実施の形態に従ってユーザ装置10が有するプロセッサにより動作するソフトウェア及び本発明の実施の形態に従って基地局20が有するプロセッサにより動作するソフトウェアはそれぞれ、ランダムアクセスメモリ(RAM)、フラッシュメモリ、読み取り専用メモリ(ROM)、EPROM、EEPROM、レジスタ、ハードディスク(HDD)、リムーバブルディスク、CD−ROM、データベース、サーバその他の適切な如何なる記憶媒体に保存されてもよい。
また、情報の通知は、本明細書で説明した態様/実施形態に限られず、他の方法で行われてもよい。例えば、情報の通知は、物理レイヤシグナリング(例えば、DCI(Downlink Control Information)、UCI(Uplink Control Information))、上位レイヤシグナリング(例えば、RRC(Radio Resource Control)シグナリング、MAC(Medium Access Control)シグナリング、ブロードキャスト情報(MIB(Master Information Block)、SIB(System Information Block)))、その他の信号又はこれらの組み合わせによって実施されてもよい。また、RRCシグナリングは、RRCメッセージと呼ばれてもよく、例えば、RRC接続セットアップ(RRC Connection Setup)メッセージ、RRC接続再構成(RRC Connection Reconfiguration)メッセージ等であってもよい。
本明細書で説明した各態様/実施形態は、LTE(Long Term Evolution)、LTE−A(LTE−Advanced)、SUPER 3G、IMT−Advanced、4G、5G、FRA(Future Radio Access)、W−CDMA(登録商標)、GSM(登録商標)、CDMA2000、UMB(Ultra Mobile Broadband)、IEEE 802.11(Wi−Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、UWB(Ultra−WideBand)、Bluetooth(登録商標)、その他の適切なシステムを利用するシステム及び/又はこれらに基づいて拡張された次世代システムに適用されてもよい。
本明細書で説明した各態様/実施形態の処理手順、シーケンス、フローチャート等は、矛盾の無い限り、順序を入れ替えてもよい。例えば、本明細書で説明した方法については、例示的な順序で様々なステップの要素を提示しており、提示した特定の順序に限定されない。
本明細書において基地局20によって行われるとした特定動作は、場合によってはその上位ノード(upper node)によって行われることもある。基地局20を有する1つまたは複数のネットワークノード(network nodes)からなるネットワークにおいて、ユーザ装置10との通信のために行われる様々な動作は、基地局20および/または基地局20以外の他のネットワークノード(例えば、MMEまたはS−GW等が考えられるが、これらに限られない)によって行われ得ることは明らかである。上記において基地局20以外の他のネットワークノードが1つである場合を例示したが、複数の他のネットワークノードの組み合わせ(例えば、MMEおよびS−GW)であってもよい。
本明細書で説明した各態様/実施形態は単独で用いてもよいし、組み合わせて用いてもよいし、実行に伴って切り替えて用いてもよい。
ユーザ装置10は、当業者によって、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、またはいくつかの他の適切な用語で呼ばれる場合もある。
基地局20は、当業者によって、NB(NodeB)、eNB(enhanced NodeB)、ベースステーション(Base Station)、またはいくつかの他の適切な用語で呼ばれる場合もある。
本明細書で使用する「判断(determining)」、「決定(determining)」という用語は、多種多様な動作を包含する場合がある。「判断」、「決定」は、例えば、判定(judging)、計算(calculating)、算出(computing)、処理(processing)、導出(deriving)、調査(investigating)、探索(looking up)(例えば、テーブル、データベースまたは別のデータ構造での探索)、確認(ascertaining)した事を「判断」「決定」したとみなす事等を含み得る。また、「判断」、「決定」は、受信(receiving)(例えば、情報を受信すること)、送信(transmitting)(例えば、情報を送信すること)、入力(input)、出力(output)、アクセス(accessing)(例えば、メモリ中のデータにアクセスすること)した事を「判断」「決定」したとみなす事等を含み得る。また、「判断」、「決定」は、解決(resolving)、選択(selecting)、選定(choosing)、確立(establishing)、比較(comparing)等した事を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。つまり、「判断」「決定」は、何らかの動作を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。
本明細書で使用する「に基づいて」という記載は、別段に明記されていない限り、「のみに基づいて」を意味しない。言い換えれば、「に基づいて」という記載は、「のみに基づいて」と「に少なくとも基づいて」の両方を意味する。
「含む(include)」、「含んでいる(including)」、およびそれらの変形が、本明細書あるいは特許請求の範囲で使用されている限り、これら用語は、用語「備える(comprising)」と同様に、包括的であることが意図される。さらに、本明細書あるいは特許請求の範囲において使用されている用語「または(or)」は、排他的論理和ではないことが意図される。
本開示の全体において、例えば、英語でのa,an,及びtheのように、翻訳により冠詞が追加された場合、これらの冠詞は、文脈から明らかにそうではないことが示されていなければ、複数のものを含み得る。
以上、本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。したがって、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
本特許出願は2016年9月29日に出願した日本国特許出願第2016−192357号、及び2016年10月14日に出願した日本国特許出願第2016−203120号に基づきその優先権を主張するものであり、日本国特許出願第2016−192357号、及び日本国特許出願第2016−203120号の全内容を本願に援用する。
10 ユーザ装置
20 基地局
101 信号送信部
102 信号受信部
103 リソース制御部
201 信号送信部
202 信号受信部
203 リソース制御部
204 リソース割り当て部
1001 プロセッサ
1002 メモリ
1003 ストレージ
1004 通信装置
1005 入力装置
1006 出力装置

Claims (6)

  1. 端末がサポートする最大帯域幅の能力情報を基地局に送信する送信部と、
    前記基地局から、前記端末が使用する同期信号及び物理ブロードキャストチャネルの周波数と、前記端末が使用する帯域幅部分を指定する情報を受信する受信部とを備え、
    前記受信部は、前記基地局から前記同期信号が送信される帯域を含む帯域において、前記物理ブロードキャストチャネルを受信する
    端末。
  2. 前記帯域幅部分を指定する情報は、前記帯域幅部分の周波数領域の位置と帯域幅を含む
    請求項1に記載の端末。
  3. 前記帯域幅部分の帯域幅は、前記能力情報に基づき、前記基地局により決定された帯域幅である
    請求項1又は2に記載の端末。
  4. 前記帯域幅部分の帯域幅は、LTEにおいて規定されたチャネル帯域幅に限定されない帯域幅である
    請求項1ないし3のうちいずれか1項に記載の端末。
  5. 端末がサポートする最大帯域幅の能力情報を前記端末から受信する受信部と、
    前記端末が使用する同期信号及び物理ブロードキャストチャネルの周波数と、前記端末が使用する帯域幅部分を指定する情報を前記端末に送信する送信部とを備え、
    前記送信部は、同期信号を送信する帯域を含む帯域において、物理ブロードキャストチャネルを送信する
    基地局。
  6. 端末がサポートする最大帯域幅の能力情報を基地局に送信する送信部と、
    前記基地局から、前記端末が使用する同期信号及び物理ブロードキャストチャネルの周波数と、前記端末が使用する帯域幅部分を指定する情報を受信する受信部とを備え、
    前記受信部は、前記基地局から前記同期信号が送信される帯域を含む帯域において、前記物理ブロードキャストチャネルを受信する
    端末と、
    前記端末がサポートする最大帯域幅の能力情報を前記端末から受信する受信部と、
    前記端末が使用する同期信号及び物理ブロードキャストチャネルの周波数と、前記端末が使用する帯域幅部分を指定する情報を前記端末に送信する送信部とを備え、
    前記送信部は、同期信号を送信する帯域を含む帯域において、物理ブロードキャストチャネルを送信する
    基地局と
    を備える無線通信システム。
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