JP2021107997A - 情報処理システム、及びその制御方法、プログラム - Google Patents

情報処理システム、及びその制御方法、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】食品の製造又は販売を行う店舗内での従業員等の不適切な行動を効率的に確認可能にする情報処理システム、その制御方法及びプログラムを提供する。【解決手段】情報処理システムは、監視カメラで、食品の製造又は販売を行う店舗内の所定のエリアを撮影した映像を取得する取得手段と、取得手段により取得した映像にカメラ又はカメラ付き携帯端末が含まれている場合に、所定のエリアにカメラ又は携帯端末が持ち込まれていることをユーザに知らせるべく通知する通知手段と、を備える。【選択図】図7

Description

本発明は、情報処理システム、及びその制御方法、プログラムに関し、特に、食品の製造又は販売を行う店舗内での従業員等の不適切な行動を効率的に確認可能にするための技術に関する。
従来、例えば、監視カメラで、飲食店内の顧客や顧客のテーブル上の料理などを撮影して、スタッフはその映像を利用した接客を行っている(例えば、特許文献1)。
また、昨今、例えば、飲食店や食品工場等の食品を取り扱う食品企業での食品の調理や製造を行うエリアで、従業員や元従業員などが、調理に用いる食品や調理器具などの備品を使用し、飲食店等として不適切な様子を、スマートフォンなどの携帯端末で撮影してSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)に投稿する、いわゆるバイトテロが報道されている。
このようなバイトテロは、その食品企業へのイメージダウン等につながるため、従業員等による食品企業内での不適切な行動を抑止するための手段が必要とされる。
そのため、管理者は、食品の製造又は販売を行う店舗内での従業員等の行動を確認し続けなくてはならず、その作業が煩雑で非効率であった。
特開2019−185172号公報
そこで、本発明の目的は、食品の製造又は販売を行う店舗内での従業員等の不適切な行動を効率的に確認可能にすることである。
本発明は、監視カメラで、食品の製造又は販売を行う店舗内の所定のエリアを撮影した映像を取得する取得手段と、前記取得手段により取得した映像にカメラ又はカメラ付き携帯端末が含まれている場合に、前記所定のエリアに前記カメラ又は前記携帯端末が持ち込まれいることをユーザに知らせるべく通知する通知手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明は、情報処理システムにおける制御方法であって、前記情報処理システムが、監視カメラで、食品の製造又は販売を行う店舗内の所定のエリアを撮影した映像を取得する取得工程と、前記情報処理システムが、前記取得工程により取得した映像にカメラ又はカメラ付き携帯端末が含まれている場合に、前記所定のエリアに前記カメラ又は前記携帯端末が持ち込まれいることをユーザに知らせるべく通知する通知工程と、を備えることを特徴とする。
また、本発明は、上述の情報処理システムとして機能させるためのプログラムである。
本発明によれば、食品の製造又は販売を行う店舗内での従業員等の不適切な行動を効率的に確認可能にすることができる。
本発明の情報処理システムのシステム構成の一例を示すである。 本実施形態に係るサーバ100、携帯端末101、及び情報処理装置102に適用可能な情報処理装置のハードウェア構成の一例を示した図である。 監視カメラ103、104のハードウェアの構成を示す構成図である。 操作端末103、サーバ100が実行する処理の一例を示すフローチャートである。 アラート画面501の一例を示す図である。 監視カメラ103、又は監視カメラ104が撮影可能な店舗内のエリアのうち、カメラ又はカメラ付き携帯端末を検出する対象の一部のエリアを、ユーザの操作により任意に指定可能な画面の一例を示す図である。 監視カメラ103、104、サーバ100が実行する処理の一例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の情報処理システムのシステム構成の一例を示すである。
図1に示す情報処理システムは、複数の監視カメラ103、104と、各監視カメラが撮影した映像を取得して解析するサーバ100と、当該映像や解析結果を管理者が操作する情報処理装置102や携帯端末101とがネットワークを介して相互に通信可能に接続され構成されている。
監視カメラ103は、食品の製造又は販売を行う店舗内の所定のエリアを撮影するネットワークカメラであり、例えば、主に、調理場のエリアや厨房のエリアなどの顧客の立ち入りを禁止している所定のエリアを撮影する。
そのため、例えば、図4に示すように、監視カメラ103が、調理場のエリアや厨房のエリアなどの顧客の立ち入りを禁止している所定のエリアを撮影し、そのエリアで、従業員等が、カメラ又はカメラ付き携帯端末で不適切な行動を撮影している様子を撮影することが可能となる。
図4は、監視カメラ103が、所定のエリアで、従業員等が、カメラ又はカメラ付き携帯端末で不適切な行動を撮影している様子を撮影していることを示す図の一例である。
また、監視カメラ104は、食品の製造又は販売を行う店舗内の所定のエリアを撮影するネットワークカメラであり、例えば、主に、顧客が移動可能な所定のエリア(顧客の立ち入りを許可している所定のエリア)を撮影する。
また、各監視カメラは、各監視カメラが撮影した映像(動画、及び/又は静止画)を、サーバ100に送信し、サーバ100は、当該映像を記憶する。また、サーバ100は、当該映像を、管理者が操作する携帯端末101、情報処理装置102に送信して、携帯端末101、情報処理装置102の表示部で表示することができる。これにより、管理者は、店舗内の映像を確認することができる。
図2は、本実施形態に係るサーバ100、携帯端末101、及び情報処理装置102に適用可能な情報処理装置のハードウェア構成の一例を示した図である。
図2に示すように、情報処理装置は、システムバス204を介してCPU(Central Processing Unit)201、ROM(Read Only Memory)203、RAM(Random Access Memory)202、入力コントローラ205、ビデオコントローラ206、メモリコントローラ207、および通信I/Fコントローラ208が接続される。
CPU201は、システムバス204に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。
ROM203あるいは外部メモリ211等の記憶装置は、CPU201が実行する制御プログラムであるBIOS(Basic Input/Output System)やOS(Operating System)や、本情報処理方法を実現するためのコンピュータ読み取り実行可能なプログラムおよび必要な各種データ(データテーブルを含む)を保持している。
RAM202は、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。CPU201は、処理の実行に際して必要なプログラム等をROM203あるいは外部メモリ211からRAM202にロードし、ロードしたプログラムを実行することで各種動作を実現する。
入力コントローラ205は、入力装置209(入力デバイス)からの入力を制御する。入力装置209としては、キーボード、タッチパネル、マウス等のポインティングデバイス等が挙げられる。
なお、入力装置209がタッチパネルの場合、ユーザがタッチパネルに表示されたアイコンやカーソルやボタンに合わせて押下(指等でタッチ)することにより、各種の指示を行うことができることとする。
また、タッチパネルは、マルチタッチスクリーンなどの、複数の指でタッチされた位置を検出することが可能なタッチパネルであってもよい。
ビデオコントローラ206は、ディスプレイ装置210などの外部出力装置への表示を制御する。ディスプレイは本体と一体になったノート型パソコンのディスプレイも含まれるものとする。なお、外部出力装置はディスプレイに限ったものははく、例えばプロジェクタであってもよい。また、前述のタッチ操作により受け付け可能な装置については、入力装置209を提供する。
なお、ビデオコントローラ206は、表示制御を行うためのビデオメモリ(VRAM)を制御することが可能で、ビデオメモリ領域としてRAM202の一部を利用することもできるし、別途専用のビデオメモリを設けることも可能である。
メモリコントローラ207は、外部メモリ211へのアクセスを制御する。外部メモリとしては、ブートプログラム、各種アプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、編集ファイル、および各種データ等を記憶する外部記憶装置(ハードディスク)、フレキシブルディスク(FD)などのメモリ等を利用可能である。
通信I/Fコントローラ208は、ネットワークを介して外部機器と接続・通信するものであり、ネットワークでの通信制御処理を実行する。例えば、TCP/IPを用いた通信、Wi−Fi、および3G回線、LTE回線を用いた通信が可能である。
なお、外部メモリ211等の記憶装置は情報を永続的に記憶するための媒体であって、その形態をハードディスク等の記憶装置に限定するものではない。例えば、SSD(Solid State Drive)などの媒体であってもよい。
また、本実施形態における通信端末で行われる各種処理時の一時的なメモリエリアとしても利用可能である。
尚、CPU201は、例えばRAM202内の表示情報用領域へアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、ディスプレイ装置210上での表示を可能としている。また、CPU201は、ディスプレイ装置210上の不図示のマウスカーソル等でのユーザ指示を可能とする。
次に、図3を用いて、図1に示した監視カメラ103、104のハードウェア構成の一例について説明する。
図3は、監視カメラ103、104のハードウェアの構成を示す構成図である。
CPU301は、システムバス304に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。また、ROM302あるいは外部メモリ305には、CPU301の制御プログラムであるBIOS(Basic Input / Output System)やオペレーティングシステムプログラム(以下、OS)や、後述する機能を実現するために必要な後述する各種プログラム等が記憶されている。RAM303は、CPU301の主メモリ、ワークエリア等として機能する。
CPU301は、処理の実行に際して必要なプログラム等をRAM303にロードして、プログラムを実行することで各種動作を実現するものである。
メモリコントローラ(MC)306は、ブートプログラム、各種のアプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、編集ファイル、各種データ、画像データ等を記憶するハードディスク(HD)やPCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるスマートメディア(登録商標)等の外部メモリ305へのアクセスを制御する。
監視カメラ103、104におけるカメラ部307は、画像処理部308と接続されており、監視対象に対して向けられたレンズを透過して得られた光をCCDやCMOS等の受光セルによって光電変換を行った後、RGB信号や補色信号を画像処理部308に対して出力する。
監視カメラ103、104における画像処理部308は、RGB信号や捕色信号に基づいて、ホワイトバランス調整、ガンマ処理、シャープネス処理を行い、更に、YC信号処理を施して輝度信号Yとクロマ信号(以下、YC信号)を生成し、YC信号を所定の圧縮形式(例えばJPEGフォーマット、あるいはMotionJPEGフォーマット等)で圧縮し、この圧縮されたデータは、画像データとして外部メモリ305へ一時保管される。
通信I/Fコントローラ(通信I/FC)309は、ネットワークを介して、外部機器と接続・通信するものであり、ネットワークでの通信制御処理を実行しており、外部メモリ305に記憶された画像データは、通信I/Fコントローラ309によって外部機器へ送信される。
まず、サーバ100は、監視カメラ103、又は監視カメラ104が撮影可能な店舗内のエリアのうち、カメラ又はカメラ付き携帯端末を検出する対象の一部のエリアを、ユーザの操作により任意に設定する。ここで、カメラ付き携帯端末とは、スマートフォンやタブレットPCを含む。
図6は、監視カメラ103、又は監視カメラ104が撮影可能な店舗内のエリアのうち、カメラ又はカメラ付き携帯端末を検出する対象の一部のエリアを、ユーザの操作により任意に指定可能な画面の一例を示す図である。
サーバ100は、監視カメラ103の映像を情報処理装置102に送信して、情報処理装置102の表示部に当該映像を表示させる。
そして、ユーザは、情報処理装置102を操作して、表示された映像600上に、カメラ又はカメラ付き携帯端末を検出する対象の一部のエリア(調理場のエリアや厨房のエリアなどの顧客の立ち入りを禁止している所定のエリア)として、任意のエリア(領域601)を指定する。指定の方法は、矩形選択であっても、任意の直線、又は曲線でエリアを区分けする等、どのような方法であってもよい。
また、ユーザは、情報処理装置102を操作して、表示された映像600上に、カメラ又はカメラ付き携帯端末を検出しない対象の一部のエリア(顧客が移動可能な所定のエリア(顧客の立ち入りを許可している所定のエリア))として、任意のエリア(領域602)を指定する。
情報処理装置102は、ユーザにより、カメラ又はカメラ付き携帯端末を検出する対象のエリア(図6の領域601)、及び/又はカメラ又はカメラ付き携帯端末を検出しない対象のエリア(図6の領域602)の指定を受け付けると、当該指定を受け付けた検出対象のエリアと、検出しない対象のエリアとを設定する要求と共に、当該各エリアを示すエリア情報を、サーバ100に対して送信する。サーバ100は、当該要求と共に、指定を受け付けたエリア情報を受信すると、当該エリア情報に基づいて、識別されるエリア(カメラ又はカメラ付き携帯端末を検出する対象のエリア(図6の領域601)、及び/又はカメラ又はカメラ付き携帯端末を検出しない対象のエリア(図6の領域602))を設定する。これは、本発明の設定手段の適用例であり、監視カメラが撮影可能な店舗内のエリアのうち、ユーザの操作により任意に指定された一部のエリアを設定する。
次に、図7に示すフローチャートを用いて、監視カメラ103、104、サーバ100が実行する処理について説明する。
図7は、監視カメラ103、104、サーバ100が実行する処理の一例を示すフローチャートである。
図7に示すS801〜S802の各ステップの処理は、監視カメラ103、104のCPUが、プログラムをメモリにロードして実行することにより実現される。
図7に示すS803〜S807の各ステップの処理は、サーバ100のCPUが、プログラムをメモリにロードして実行することにより実現される。
ここでは、説明を簡略化するために、監視カメラ103が撮影した映像をサーバ100に送信するケースについて説明するが、監視カメラ104が撮影した映像をサーバ100に送信することができる。
監視カメラ103は、食品の製造又は販売を行う店舗内の所定のエリアを撮影して映像を取得する(S801)。ここで、所定のエリアとは、監視カメラ103の画角で撮影可能なエリアであり、店舗のスタッフが食品を製造又は調理するエリア(食品を取り扱うエリア)を含む。
そして、監視カメラ103は、S801で撮影された映像(動画、及び/又は静止画)を、サーバ100に送信する(S802)。
サーバ100は、監視カメラ103から当該映像を取得すると(S803)、当該映像が、カメラ又はカメラ付き携帯端末を検出する対象の所定のエリア(図6の領域601)として設定されたエリアを含む映像であるか否か判定する(S804)。
サーバ100は、カメラ又はカメラ付き携帯端末を検出する対象のエリアを含む映像であると判定された場合には(S804:YES)、当該エリアの映像を解析対象にして、当該映像内の、カメラ又はカメラ付き携帯端末を検出する処理を実行する(S805)。
そして、サーバ100は、S805において、当該映像内の、カメラ又はカメラ付き携帯端末を検出できたか否かを判定する(S806)。S806は、判定手段の適用例であり、S803で取得した映像に、カメラ又はカメラ付きの携帯端末が含まれているかを判定する。
サーバ100は、S805において、当該映像内の、カメラ又はカメラ付き携帯端末を検出できたと判定された場合(S806:YES)、カメラ又はカメラ付き携帯端末を検出する対象の所定のエリアにカメラ又は携帯端末が持ち込まれていることをユーザ(管理者)に知らせるべく通知(アラート)する(S807)。
S807は、本発明の通知手段の適用例であり、カメラ又はカメラ付き携帯端末を検出する処理対象の所定のエリアにカメラ又はカメラ付き携帯端末が持ち込まれていることを、管理者が操作する管理者端末(携帯端末101、情報処理装置102)に通知する。そして、処理をS803に戻す。
サーバ100は、S804において、カメラ又はカメラ付き携帯端末を検出する対象のエリアを含む映像であると判定された場合には(YES)、処理をS803に戻す。
また、サーバ100は、S805において、当該映像内の、カメラ又はカメラ付き携帯端末を検出できなかったと判定された場合(S806:NO)、処理をS803に戻す。
サーバ100は、S807において、S803で取得した映像502と、図5に示すアラート画面501を、管理者端末(携帯端末101、情報処理装置102)に送信する。
図5は、アラート画面501の一例を示す図である。
アラート画面501は、S803で取得した映像502を表示する領域と、及びS803で取得した映像にカメラ又はカメラ付き携帯端末が含まれている時間帯506を識別可能なタイムライン504、タイムインラインの時刻505と、アラートメッセージ503を含む画面である。
管理者端末(携帯端末101、情報処理装置102)は、S803で取得した映像502と、アラート画面501を受信すると、管理者端末(携帯端末101、情報処理装置102)の表示部に、S803で取得した映像502を含むアラート画面501を表示する。
タイムライン504は、カメラ又はカメラ付き携帯端末が含まれている時間帯506を、他の時間帯と色を変えることで識別可能に表示している。
サーバ100は、S807において、S803で取得した映像に対して、カメラ又はカメラ付き携帯端末が含まれている時間帯を識別可能な情報として例えばタグを設定する(識別情報設定手段)。
そして、サーバ100は、S807において、当該設定された情報に基づいて識別される時間帯を、カメラ又はカメラ付き携帯端末が含まれている時間帯として識別可能なタイムライン504を含むアラート画面501を生成して、管理者端末(携帯端末101、情報処理装置102)の表示部に表示するように送信する。このようにして、管理者端末は、カメラ又はカメラ付き携帯端末が含まれている時間帯506を識別表示することが出来るようになる。
S807のサーバ100の処理は、表示制御手段の適用例であり、アラート画面501、S803で取得した映像を送信することにより、管理者端末(携帯端末101、情報処理装置102)の表示部にアラート画面を表示するように制御している。
このように、管理者(ユーザ)は、食品の製造又は販売を行う店舗内で従業員等がカメラ又はカメラ付き携帯端末を持っている場合に通知を確認する、又は、監視カメラの映像の確認が必要な時間帯を確認することが出来るようになるため、従業員等の不適切な行動を効率的に確認することが可能となる。すなわち、従業員等がカメラ又はカメラ付き携帯端末を持っている場合の映像を確認する作業が減るため、従業員等の不適切な行動に関する確認作業を効率的に行うことができるようになる。
以上、本発明によれば、食品の製造又は販売を行う店舗内での従業員等の不適切な行動を効率的に確認可能にすることができる。
本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記録媒体等としての実施態様をとることが可能である。具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
また、本発明におけるプログラムは、図示したフローチャートの処理方法をコンピュータが実行可能なプログラムであり、本発明の記憶媒体は当該処理方法をコンピュータが実行可能なプログラムが記憶されている。なお、本発明におけるプログラムは各装置の処理方法ごとのプログラムであってもよい。
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するプログラムを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムを読み出し、実行することによっても本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記録媒体から読み出されたプログラム自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムを記録した記録媒体は本発明を構成することになる。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、DVD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、EEPROM、シリコンディスク等を用いることが出来る。
また、コンピュータが読み出したプログラムを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、ひとつの機器から成る装置に適用しても良い。また、本発明は、システムあるいは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適応できることは言うまでもない。この場合、本発明を達成するためのプログラムを格納した記録媒体を該システムあるいは装置に読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
さらに、本発明を達成するためのプログラムをネットワーク上のサーバ、データベース等から通信プログラムによりダウンロードして読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。なお、上述した各実施形態およびその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
100 サーバ
101 携帯端末
102 情報処理装置
103 監視カメラ
104 監視カメラ

Claims (9)

  1. 監視カメラで、食品の製造又は販売を行う店舗内の所定のエリアを撮影した映像を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得した映像にカメラ又はカメラ付き携帯端末が含まれている場合に、前記所定のエリアに前記カメラ又は前記携帯端末が持ち込まれいることをユーザに知らせるべく通知する通知手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理システム。
  2. 前記取得手段により取得した映像に、前記カメラ又は前記携帯端末が含まれているかを判定する判定手段を備え、
    前記通知手段は、前記判定手段により、前記取得手段により取得した映像に前記カメラ又は前記携帯端末が含まれていると判定された場合に、前記所定のエリアに前記カメラ又は前記携帯端末が持ち込まれいることをユーザに知らせるべく通知することを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記通知手段は、前記取得手段により取得した映像にカメラ又はカメラ付き携帯端末が含まれている場合に、前記所定のエリアに前記カメラ又は前記携帯端末が持ち込まれいることを管理者が操作する管理者端末に通知する通知することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理システム。
  4. 前記所定のエリアは、前記店舗のスタッフが食品を取り扱うエリアを含むことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の情報処理システム。
  5. 前記監視カメラが撮影可能な前記店舗内のエリアのうち、ユーザの操作により任意に指定された一部のエリアを設定する設定手段を備え、
    前記通知手段は、前記取得手段により取得した映像のうち、前記設定手段により設定された前記一部のエリアの映像に前記カメラ又は前記携帯端末が含まれている場合に、前記一部のエリアに前記カメラ又は前記携帯端末が持ち込まれいることをユーザに知らせるべく通知することを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の情報処理システム。
  6. 前記取得手段により取得した映像、及び前記取得手段により取得した映像に前記カメラ又は前記携帯端末が含まれている時間帯を識別可能なタイムラインを表示部に表示するように制御する表示制御手段を備えることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の情報処理システム。
  7. 前記取得手段により取得した映像に前記カメラ又は前記携帯端末が含まれている時間帯を識別可能な情報を設定する識別情報設定手段を備え、
    前記表示制御手段は、前記識別情報設定手段により設定された情報に基づいて識別される時間帯を、前記カメラ又は前記携帯端末が含まれている時間帯として識別可能なタイムラインを表示部に表示するように制御することを特徴とする請求項6に記載の情報処理システム。
  8. 情報処理システムにおける制御方法であって、
    前記情報処理システムが、監視カメラで、食品の製造又は販売を行う店舗内の所定のエリアを撮影した映像を取得する取得工程と、
    前記情報処理システムが、前記取得工程により取得した映像にカメラ又はカメラ付き携帯端末が含まれている場合に、前記所定のエリアに前記カメラ又は前記携帯端末が持ち込まれいることをユーザに知らせるべく通知する通知工程と、
    を備えることを特徴とする制御方法。
  9. 請求項1乃至7の何れか1項に記載された情報処理システムとして機能させるためのプログラム。






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