JP2021107892A - 広角レンズ - Google Patents

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久保田 洋治
Yoji Kubota
洋治 久保田
恒司 石沢
Koji Ishizawa
恒司 石沢
寛康 植田
Hiroyasu Ueda
寛康 植田
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Abstract

【課題】広波長帯域に及ぶ各波長に対して良好な結像性能の広角レンズを提供する。【解決手段】広角レンズ10は、物体側より順に、物体側に凸で合成焦点距離f12の第1、第2レンズL1、L2と、強い正のパワーと大きなアッベ数の第3レンズL3と、パワーの弱い第4レンズL4と、正のパワーの第5レンズL5と、負のパワーの第6レンズL6とが配置される。レンズ系全体の焦点距離をf、第2、第3レンズ間距離をd23とすると、各レンズの焦点距離f12、f3〜f6、アッベ数νd1〜νd6は以下の各条件式を満たす。−2.5<f12/f<−0.5;1.0<f3/f<4.0;18<|f4/f|;0.7<|f5/f6|<1.5;1.0<d23/f<4.0;2.0<νd5/νd6<5.0;45.0<νd3;35.0<(νd1+νd2)/2【選択図】図1A

Description

本発明は広角レンズに関し、特に、可視光領域(λ=436nm〜656nm)から近紫外線(λ=385nm)および赤外線領域(λ=800nm〜900nm)に及ぶ広範囲の波長に対応可能な広角レンズに関する。
広角レンズに対する利用範囲は広く、セキュリティ、自動車またはドローンへの搭載など多岐に亘っている。このため、広角レンズに求められる特性も、小型化、軽量化および低コスト化はもとより、高い性能(例えば4Kへの対応)、紫外線および赤外線への対応など様々な要求を満たす必要がでてきている。特に、可視光領域(λ=436nm〜656nm)から赤外領域(λ=800nm〜900nm)を、ほぼ同一のピント面上に結合させ、その特性を広角レンズでカバーする、所謂、マルチウエーブ型広角レンズのような難しい要求も増加している。例えば、特許文献1、2には可視光から赤外線領域におよび広範囲の波長に対応する広角レンズが提案されている。
特開2017−102353号公報 特開2008−83735号公報
広角レンズにおいては、上記の各要求を満たすために、構成枚数の多数化や非球面レンズを採用しての高性能化や小型化を図ることが一般的に行われている。しかしながら、構成枚数の多数化では、小型、軽量化が困難となり、またコスト高の要因となってしまう。
少ない構成枚数で高い性能を得る手法の一つとして、非球面レンズの採用が考えられる。そこで、硝子レンズを用いた非球面化またはプラスチックレンズを用いた非球面化が考えられるが、そのいずれにも問題があることが知られている。
すなわち、ガラスモールド成型による非球面は、金型の製作や非球面レンズの成型コストが極めて高額なものになってしまうので、製品のコスト高を招いてしまう。
また、プラスチックを用いた非球面レンズは、コストの低減と軽量化には有効であるが、温度変化による屈折率変化が大きく、自動車やドローンなどに用いられる光学系は外部環境による温度変化(一般的に、−10°から+80°程度の温度変化に対応することが求められる)により、合焦ピント面が移動し、高性能な広角レンズには不向きとなってしまう。そのために、広波長帯域(近紫外線λ=385nmから近赤外線λ=900nm)に及ぶ各波長に対して良好な結像性能を得る手段として、アッベ数の大きな材料を多用すると共に、非球面レンズを組み合わせることにより対応している。
本発明の目的は、このような点に鑑みて、弱いパワーを持つ非球面レンズを用いて高い性能を得ることができ、かつ、ピント移動の少ない広角レンズを提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の広角レンズは、物体側から像面側に向けて、物体側に凸面を向け、負のパワーを持つ第1レンズと、負のパワーを持つ第2レンズと、正のパワーを持つ第3レンズと、非球面を備えた正または負のパワーを持つ第4レンズと、正のパワーを持つ第5レンズと、負のパワーを持つ第6レンズとがこの順序で配列される。物体側の第1、第2レンズにより、所定の合成焦点距離(f12)を備えた第1群レンズが構成される。
本発明の実施の形態に係る広角レンズでは、ガラス球面レンズ5枚と、プラスチック非球面レンズ1枚を含む6枚のレンズ構成を備えている。物体側より順に、物体側に凸を向け、負のパワーを持つ第1ガラス球面レンズ(L1)および負のパワーを持つ第2ガラス球面レンズ(L2)からなり、所定の合成焦点距離(f12)の第1群レンズと;当該第1群レンズと所定の間隔(d4)を介して物体側に凸面を向け、強い正のパワーを有すると共に、アッベ数(νd)の大きなガラス球面レンズ(L3)と;パワーの弱いプラスチック非球面レンズ(L4)と;正のパワーを持つガラス球面レンズ(L5)と、負のパワーを持つガラス球面レンズ(L6)とが配置される。
第5レンズ(ガラス球面レンズL5)と第6レンズ(ガラス球面レンズL6)からなる合成レンズをL56とすると、この合成レンズL56により、第1レンズ〜第4レンズまでの間の補正不足となった軸上の色収差および倍率の色収差を適切に補正するようにしている。
すなわち、本発明の広角レンズは以下の条件式1〜8を満たすように、各レンズの焦点距離およびアッベ数が設定される。以下の条件式において、fはレンズ系全体の焦点距離、f12は第1レンズと第2レンズの合成焦点距離、f3〜f6は第3〜第6レンズの焦点距離、d4は第2レンズと第3レンズの間のレンズ間隔、νd1〜νd6は第1〜第6レンズのd線に対するアッベ数を表す。
条件式1:−2.5<f12/f<−0.5
条件式2:1.0<f3/f<4.0
条件式3:18<|f4/f|
条件式4:0.7<|f5/f6|<1.5
条件式5:1.0<d4/f<4.0
条件式6:2.0<νd5/νd6<5.0
条件式7:45.0<νd3
条件式8:35.0<(νd1+νd2)/2
条件式1:−2.5<f12/f<−0.5
条件式1は、非点間隔や倍率の色収差およびコマ収差とバックフォーカスbfの確保に関するものである。上限値−0.5を超えると、非点間隔が増大すると共に軸外の色収差も増大し、良好な結像性能の妨げとなる。また、広角レンズを構成する各レンズのパワーが強くなるので、軸外光のコマ収差の補正も困難となる。一方、下限値−2.5を下回ると、色収差の補正には有効であるが、バックフォーカスbfの確保が困難になると共に、非点収差のS(Sagittal)面が物体側に湾曲し、この補正が困難となる。
条件式2:1.0<f3/f<4.0
条件式2は、像面湾曲や非点収差または色収差およびCRA(主光線入射角)に関わるものである。上限値4.0を超えるとCRAの低角変化には有効であるが、軸外の像面が物体側に湾曲すると共に倍率の色収差の増大を招いてしまう。一方、下限値1.0を下回ると、像面湾曲と非点収差の補正には有効であるが、バックフォーカスbfの確保が困難となるばかりでなく、CRAの大角化を招いてしまい、シェーディング補正が必要となり、コスト高の要因となってしまう。ここで、これらの要因に加えて、加工誤差等も考慮すると、条件式2は次の範囲に設定することが望ましい。
2.0<f3/f<3.5
条件式3:18<|f4/f|
条件式3は、温度変化による最良結像点の変化を制御するための条件である。この条件から外れると、温度変化の大きな環境(−10°〜+80°)での結像点の変化が大きく高精細レンズには不向きとなってしまう。後述の実施例では、この条件を、22.0<|f4/f|に制御しており、これにより、最良結像点の変化量が±0.01mm以下となっている。
また、レンズL4は、小型軽量化と高精細化を図るものであり、プラスチックによる非球面で構成されている。これにより、球面レンズによる球面収差やコマ収差の補正不足を補うことが可能となり、軽量で小型のレンズ系でありながら良好な結像特性を得るようにしている。なお、レンズL4は、ガラス非球面レンズとすることも可能である。
条件式4:0.7<|f5/f6|<1.5
条件式4は、色収差および球面収差、像面湾曲、並びにCRAに関わるものである。上限値1.5を超えると、色収差が補正過剰となるとともに、球面収差もまた補正過剰となってしまう。さらに、像面湾曲も結像側に湾曲する、いわゆる補正過剰となり、良好な結像性能の妨げとなる。一方、下限値0.7を下回ると、CRAの低角度化には有効であるが、色収差および球面収差が補正不足となるばかりでなく、像面湾曲もまた補正不足となってしまう。
条件式5:1.0<d4/f<4.0
条件式5は、レンズ系の小型化、並びに、非点収差、色収差およびコマ収差に関わるものである。上限値4.0を超えると、非点収差の増大を招くとともにレンズ系の小型化
には不向きとなる。また、倍率の色収差も増大し、良好な結像性能の妨げとなる。一方、下限値1.0を下回ると、小型化には有効であるが、非点間隔の増大やコマ収差の増大を招き、良好な画像の妨げとなる。
条件式6:2.0<νd5/νd6<5.0
条件式6は、色補正に関するものである。上限値5.0を超えると、色収差は軸上光の倍率の色収差が補正過剰(基準波長に対し、短波長が(+)方向に増大する)となって良好な結像の妨げとなる。一方、下限値2.0を下回ると、逆に、軸上光および軸外光の倍率の色収差が補正不足(基準波長に対し短波長(−)方向に増大する)となってしまう。ここで、この条件を、3.0<νd5/νd6<4.0の範囲にすると、良好な結像性能を得ることができるので望ましい。
条件式7:45.0<νd3
条件式7は、近紫外線λ=385nmから近赤外線λ=850nmに亘る色収差を良好に保つためのものである。この条件を外れると、基準波長に対して近紫外線は(−)方向に、また、近赤外線では(+)方向に、色収差が増大し、広波長帯域での色補正が困難になる。
条件式8:35.0<(νd1+νd2)/2
条件式8は、第1群を構成する第1レンズL1と第2レンズL2のアッベ数を規定するものである。広波長帯域での色収差の補正に関するものであり、この条件をはずれると、基準波長λ=546nmに対し、近紫外線λ=400nmから近赤外線λ=850nmに関わる波長帯域での結像点のずれ量が大きくなり、可視光線を良好に補正したときの軸上の色収差は近紫外線では(−)方向に、また、近赤外線では(+)方向に増大してしまう。また、倍率の色収差も近紫外線では(−)方向へ、近赤外線では(+)方向へ増大し、本発明の目的である広波長帯域型レンズの開発には不向きとなってしまう。この条件を、
50.0<(νd1+νd2)/2
とすると、良好な光学特性が得られるので望ましい。
本発明を適用した実施例1の広角レンズのレンズ光学系の構成を示す説明図である。 実施例1の広角レンズの収差図である。 本発明を適用した実施例2の広角レンズのレンズ光学系の構成を示す説明図である。 実施例2の広角レンズの収差図である。 本発明を適用した実施例3の広角レンズのレンズ光学系の構成を示す説明図である。 実施例3の広角レンズの収差図である。 本発明を適用した実施例4の広角レンズのレンズ光学系の構成を示す説明図である。 実施例4の広角レンズの収差図である。 (a)、(b)は実施例1〜4の広角レンズのレンズデータを示す一覧表であり、(c)は実施例1〜4の広角レンズの各条件式の値を示す一覧表である。
以下に、図面を参照して、本発明を適用した広角レンズの各実施例を説明する。
図1A〜図4Aは、本発明の実施例1〜4に係る広角レンズの構成図であり、図1B〜図4Bは、各実施例1〜4の係る広角レンズの収差図である。図1A〜図4Aに示すように、各実施例1〜4の広角レンズ10、20、30、40の基本構成は同一であり、物体側から結像面側に向けて、第1レンズL1、第2レンズL2、第3レンズL3、第4レンズL4、第5レンズL5および第6レンズL6が、この順序で配列されている。第3レンズL3の物体側に絞り7が配置される。また、第6レンズL6と結像面IM(受光素子の受光面)との間には、不図示のローパスフィルタおよびカバーガラス8が配置される。
第1レンズL1は、物体側に凸面を向け、負のパワーを持つガラス球面レンズである。第2レンズL2は、負のパワーを持つガラス球面レンズである。第3レンズL3は、正のパワーを持つガラス球面レンズである。第4レンズL4は、非球面を備えた正または負のパワーを持つプラスチック非球面レンズである。第5レンズL5は、正のパワーを持つガラス球面レンズである。第6レンズL6は、負のパワーを持つガラス球面レンズである。
各実施例1〜4における符号の意味は以下の通りである。
f:撮像レンズ全系の焦点距離
Fno:Fナンバー
f1:第1レンズの焦点距離
f2:第2レンズの焦点距離
f12:第1レンズと第2レンズの合成焦点距離
f3:第3レンズの焦点距離
f4:第4レンズの焦点距離
f5:第5レンズの焦点距離
f6:第6レンズの焦点距離
ω:半画角
i:物体側から数えたレンズ面の面番号
r:曲率半径
d:光軸上のレンズ面間の距離(面間隔)
nd:屈折率
νd1〜νd6:第1〜第6レンズのd線に対するアッベ数
νd7:カバーガラスのd線に対するアッベ数
ここで、図1A〜4Aにおいて、物体側から数えたレンズ面の面番号iを、(1)、(2)、(3)・・・として示してある。面番号の後のアスタリスク「*」は、非球面であることを表している。また、光軸上のレンズ面間の距離d(面間隔)を、物体側から順に、d1、d2、d3・・・として示してある。
また、各実施例の広角レンズ10〜40において、レンズ面の非球面に採用する形状は、光軸方向の軸をZ、光軸に直交する方向の高さH、円錐係数をK、非球面係数をA4、A6、A8、A10、A12、A14としたとき、数式1により表される。
Figure 2021107892
<各実施例のレンズデータ>
実施例1〜4の広角レンズ10〜40のレンズデータを以下に示す。
(実施例1のレンズデータ)
f=1.937mm、Fno=2.5、ω=90.8°
f12=−2.8681mm
f3=4.2701mm
f4=44.1734mm
f5=4.6593mm
f6=−4.6066mm
f56=209.6635mm
d4=5.4mm
Figure 2021107892
非球面データ
第8面
K=6.475799E−01
A4=−7.449872E−03
A6=1.129083E−03
A8=−5.865573E−04
A10=2.324168E−04
A12=−3.785978E−06

第9面
K=6.072587E−01
A4=2.768104E−03
A6=9.870755E−05
A8=4.894723E−04
A10=−1.183469E−04
A12=3.003537E−05
A14=−1.300071E−06
(実施例2のレンズデータ)
f=1.936mm、Fno=2.5、ω=92.5°
f12=−2.8817mm
f3=4.1490mm
f4=−68.9594mm
f5=4.2346mm
f6=−4.2423mm
f56=30.1485mm
d4=5.1mm
Figure 2021107892
非球面データ
第8面
K=6.475799E−01
A4=−4.133870E−03
A6=1.443431E−03
A8=−6.062494E−04
A10=1.998004E−04
A12=−1.886980E−05

第9面
K=6.697193E−01
A4=1.780094E−03
A6=2.040331E−04
A8=3.976608E−04
A10=−1.410560E−04
A12=2.640108E−05
A14=−1.538187E−06
(実施例3のレンズデータ)
f=1.880mm、Fno=2.5、ω=96°
f12=−2.7564mm
f3=4.4619mm
f4=55.8103mm
f5=4.1478mm
f6=−4.0176mm
f56=45.9002mm
d4=4.8mm
Figure 2021107892
非球面データ
第8面
K=6.475799E−01
A4=−6.188736E−03
A6=1.320074E−03
A8=−6.080558E−04
A10=2.243540E−04
A12=−1.472580E−05

第9面
K=6.599465E−01
A4=2.654938E−04
A6=3.647646E−04
A8=4.348023E−04
A10=−1.389862E−04
A12=2.633041E−05
A14=−1.023272E−06
(実施例4のレンズデータ)
f=1.930mm、Fno=2.5、ω=98.5°
f12=−2.8535mm
f3=4.4427mm
f4=59.0941mm
f5=4.187mm
f6=−4.0979mm
f56=49.8646mm
d4=5.2mm
Figure 2021107892
非球面データ
第8面
K=6.475799E−01
A4=−5.803036E−03
A6=1.310479E−03
A8=−5.594805E−04
A10=2.173448E−04
A12=−1.573449E−05

第9面
K=7.216895E−01
A4=9.051160E−04
A6=3.513777E−04
A8=4.345896E−04
A10=−1.369897E−04
A12=2.712490E−05
A14=−1.250863E−06
(作用効果)
図1B〜図4Bには、実施例1〜4の広角レンズ10〜40の収差を示す。また、図5(a)、(b)には,実施例1〜4の広角レンズ10〜40の主要レンズデータを纏めて示し、図5(c)には各実施例における各条件式(1)〜(8)の値を示す。
これらの図から分かるように、各実施例1〜4の広角レンズ10〜40は、各条件式(1)〜(8)を満たしており、広波長帯域(近紫外線λ=385nmから近赤外線λ=900nm)に及ぶ各波長に対して良好な結像性能が得られることが確認された。
10、20、30、40 広角レンズ
L1 第1レンズ
L2 第2レンズ
L3 第3レンズ
L4 第4レンズ
L5 第5レンズ
L6 第6レンズ
IM 結像面
7 絞り
8 カバーガラス
(1)〜(14) レンズ面の面番号
d1〜d13 光軸上のレンズ面間の距離(面間隔)
本発明は広角レンズに関し、特に、可視光領域(λ=436nm〜656nm)から近紫外線(λ=385nm)および赤外線領域(λ=800nm〜900nm)に及ぶ広範囲の波長に対応可能な広角レンズに関する。
広角レンズに対する利用範囲は広く、セキュリティ、自動車またはドローンへの搭載など多岐に亘っている。このため、広角レンズに求められる特性も、小型化、軽量化および低コスト化はもとより、高い性能(例えば4Kへの対応)、紫外線および赤外線への対応など様々な要求を満たす必要がでてきている。特に、可視光領域(λ=436nm〜656nm)から赤外領域(λ=800nm〜900nm)を、ほぼ同一のピント面上に結合させ、その特性を広角レンズでカバーする、所謂、マルチウエーブ型広角レンズのような難しい要求も増加している。例えば、特許文献1、2には可視光から赤外線領域におよび広範囲の波長に対応する広角レンズが提案されている。
特開2017−102353号公報 特開2008−83735号公報
広角レンズにおいては、上記の各要求を満たすために、構成枚数の多数化や非球面レンズを採用しての高性能化や小型化を図ることが一般的に行われている。しかしながら、構成枚数の多数化では、小型、軽量化が困難となり、またコスト高の要因となってしまう。
少ない構成枚数で高い性能を得る手法の一つとして、非球面レンズの採用が考えられる。そこで、硝子レンズを用いた非球面化またはプラスチックレンズを用いた非球面化が考えられるが、そのいずれにも問題があることが知られている。
すなわち、ガラスモールド成型による非球面は、金型の製作や非球面レンズの成型コストが極めて高額なものになってしまうので、製品のコスト高を招いてしまう。
また、プラスチックを用いた非球面レンズは、コストの低減と軽量化には有効であるが、温度変化による屈折率変化が大きく、自動車やドローンなどに用いられる光学系は外部環境による温度変化(一般的に、−10°から+80°程度の温度変化に対応することが求められる)により、合焦ピント面が移動し、高性能な広角レンズには不向きとなってしまう。そのために、広波長帯域(近紫外線λ=385nmから近赤外線λ=900nm)に及ぶ各波長に対して良好な結像性能を得る手段として、アッベ数の大きな材料を多用すると共に、非球面レンズを組み合わせることにより対応している。
本発明の目的は、このような点に鑑みて、弱いパワーを持つ非球面レンズを用いて高い性能を得ることができ、かつ、ピント移動の少ない広角レンズを提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の広角レンズは、物体側から像面側に向けて、物体側に凸面を向け、負のパワーを持つ第1レンズと、負のパワーを持つ第2レンズと、正のパワーを持つ第3レンズと、非球面を備えた正または負のパワーを持つ第4レンズと、正のパワーを持つ第5レンズと、負のパワーを持つ第6レンズとがこの順序で配列される。物体側の第1、第2レンズにより、所定の合成焦点距離(f12)を備えた第1群レンズが構成される。
本発明の実施の形態に係る広角レンズでは、ガラス球面レンズ5枚と、プラスチック非球面レンズ1枚を含む6枚のレンズ構成を備えている。物体側より順に、物体側に凸を向け、負のパワーを持つ第1ガラス球面レンズ(L1)および負のパワーを持つ第2ガラス球面レンズ(L2)からなり、所定の合成焦点距離(f12)の第1群レンズと;当該第1群レンズと所定の間隔(d23)を介して物体側に凸面を向け、強い正のパワーを有すると共に、アッベ数(νd)の大きなガラス球面レンズ(L3)と;パワーの弱いプラスチック非球面レンズ(L4)と;正のパワーを持つガラス球面レンズ(L5)と、負のパワーを持つガラス球面レンズ(L6)とが配置される。
第5レンズ(ガラス球面レンズL5)と第6レンズ(ガラス球面レンズL6)からなる合成レンズをL56とすると、この合成レンズL56により、第1レンズ〜第4レンズまでの間の補正不足となった軸上の色収差および倍率の色収差を適切に補正するようにしている。
すなわち、本発明の広角レンズは以下の条件式1〜8を満たすように、各レンズの焦点距離およびアッベ数が設定される。以下の条件式において、fはレンズ系全体の焦点距離、f12は第1レンズと第2レンズの合成焦点距離、f3〜f6は第3〜第6レンズの焦点距離、d23は第2レンズと第3レンズの間のレンズ間隔、νd1〜νd6は第1〜第6レンズのd線に対するアッベ数を表す。
条件式1:−2.5<f12/f<−0.5
条件式2:1.0<f3/f<4.0
条件式3:18<|f4/f|
条件式4:0.7<|f5/f6|<1.5
条件式5:1.0<d23/f<4.0
条件式6:2.0<νd5/νd6<5.0
条件式7:45.0<νd3
条件式8:35.0<(νd1+νd2)/2
条件式1:−2.5<f12/f<−0.5
条件式1は、非点間隔や倍率の色収差およびコマ収差とバックフォーカスbfの確保に関するものである。上限値−0.5を超えると、非点間隔が増大すると共に軸外の色収差も増大し、良好な結像性能の妨げとなる。また、広角レンズを構成する各レンズのパワーが強くなるので、軸外光のコマ収差の補正も困難となる。一方、下限値−2.5を下回ると、色収差の補正には有効であるが、バックフォーカスbfの確保が困難になると共に、非点収差のS(Sagittal)面が物体側に湾曲し、この補正が困難となる。
条件式2:1.0<f3/f<4.0
条件式2は、像面湾曲や非点収差または色収差およびCRA(主光線入射角)に関わるものである。上限値4.0を超えるとCRAの低角変化には有効であるが、軸外の像面が物体側に湾曲すると共に倍率の色収差の増大を招いてしまう。一方、下限値1.0を下回ると、像面湾曲と非点収差の補正には有効であるが、バックフォーカスbfの確保が困難となるばかりでなく、CRAの大角化を招いてしまい、シェーディング補正が必要となり、コスト高の要因となってしまう。ここで、これらの要因に加えて、加工誤差等も考慮すると、条件式2は次の範囲に設定することが望ましい。
2.0<f3/f<3.5
条件式3:18<|f4/f|
条件式3は、温度変化による最良結像点の変化を制御するための条件である。この条件から外れると、温度変化の大きな環境(−10°〜+80°)での結像点の変化が大きく高精細レンズには不向きとなってしまう。後述の実施例では、この条件を、22.0<|f4/f|に制御しており、これにより、最良結像点の変化量が±0.01mm以下となっている。
また、レンズL4は、小型軽量化と高精細化を図るものであり、プラスチックによる非球面で構成されている。これにより、球面レンズによる球面収差やコマ収差の補正不足を補うことが可能となり、軽量で小型のレンズ系でありながら良好な結像特性を得るようにしている。なお、レンズL4は、ガラス非球面レンズとすることも可能である。
条件式4:0.7<|f5/f6|<1.5
条件式4は、色収差および球面収差、像面湾曲、並びにCRAに関わるものである。上限値1.5を超えると、色収差が補正過剰となるとともに、球面収差もまた補正過剰となってしまう。さらに、像面湾曲も結像側に湾曲する、いわゆる補正過剰となり、良好な結像性能の妨げとなる。一方、下限値0.7を下回ると、CRAの低角度化には有効であるが、色収差および球面収差が補正不足となるばかりでなく、像面湾曲もまた補正不足となってしまう。
条件式5:1.0<d23/f<4.0
条件式5は、レンズ系の小型化、並びに、非点収差、色収差およびコマ収差に関わるものである。上限値4.0を超えると、非点収差の増大を招くとともにレンズ系の小型化
には不向きとなる。また、倍率の色収差も増大し、良好な結像性能の妨げとなる。一方、下限値1.0を下回ると、小型化には有効であるが、非点間隔の増大やコマ収差の増大を招き、良好な画像の妨げとなる。
条件式6:2.0<νd5/νd6<5.0
条件式6は、色補正に関するものである。上限値5.0を超えると、色収差は軸上光の倍率の色収差が補正過剰(基準波長に対し、短波長が(+)方向に増大する)となって良好な結像の妨げとなる。一方、下限値2.0を下回ると、逆に、軸上光および軸外光の倍率の色収差が補正不足(基準波長に対し短波長(−)方向に増大する)となってしまう。ここで、この条件を、3.0<νd5/νd6<4.0の範囲にすると、良好な結像性能を得ることができるので望ましい。
条件式7:45.0<νd3
条件式7は、近紫外線λ=385nmから近赤外線λ=850nmに亘る色収差を良好に保つためのものである。この条件を外れると、基準波長に対して近紫外線は(−)方向に、また、近赤外線では(+)方向に、色収差が増大し、広波長帯域での色補正が困難になる。
条件式8:35.0<(νd1+νd2)/2
条件式8は、第1群を構成する第1レンズL1と第2レンズL2のアッベ数を規定するものである。広波長帯域での色収差の補正に関するものであり、この条件をはずれると、基準波長λ=546nmに対し、近紫外線λ=400nmから近赤外線λ=850nmに関わる波長帯域での結像点のずれ量が大きくなり、可視光線を良好に補正したときの軸上の色収差は近紫外線では(−)方向に、また、近赤外線では(+)方向に増大してしまう。また、倍率の色収差も近紫外線では(−)方向へ、近赤外線では(+)方向へ増大し、本発明の目的である広波長帯域型レンズの開発には不向きとなってしまう。この条件を、
50.0<(νd1+νd2)/2
とすると、良好な光学特性が得られるので望ましい。
本発明を適用した実施例1の広角レンズのレンズ光学系の構成を示す説明図である。 実施例1の広角レンズの収差図である。 本発明を適用した実施例2の広角レンズのレンズ光学系の構成を示す説明図である。 実施例2の広角レンズの収差図である。 本発明を適用した実施例3の広角レンズのレンズ光学系の構成を示す説明図である。 実施例3の広角レンズの収差図である。 本発明を適用した実施例4の広角レンズのレンズ光学系の構成を示す説明図である。 実施例4の広角レンズの収差図である。 (a)、(b)は実施例1〜4の広角レンズのレンズデータを示す一覧表であり、(c)は実施例1〜4の広角レンズの各条件式の値を示す一覧表である。
以下に、図面を参照して、本発明を適用した広角レンズの各実施例を説明する。
図1A〜図4Aは、本発明の実施例1〜4に係る広角レンズの構成図であり、図1B〜図4Bは、各実施例1〜4の係る広角レンズの収差図である。図1A〜図4Aに示すように、各実施例1〜4の広角レンズ10、20、30、40の基本構成は同一であり、物体側から結像面側に向けて、第1レンズL1、第2レンズL2、第3レンズL3、第4レンズL4、第5レンズL5および第6レンズL6が、この順序で配列されている。第3レンズL3の物体側に絞り7が配置される。また、第6レンズL6と結像面IM(受光素子の受光面)との間には、不図示のローパスフィルタおよびカバーガラス8が配置される。
第1レンズL1は、物体側に凸面を向け、負のパワーを持つガラス球面レンズである。第2レンズL2は、負のパワーを持つガラス球面レンズである。第3レンズL3は、正のパワーを持つガラス球面レンズである。第4レンズL4は、非球面を備えた正または負のパワーを持つプラスチック非球面レンズである。第5レンズL5は、正のパワーを持つガラス球面レンズである。第6レンズL6は、負のパワーを持つガラス球面レンズである。
各実施例1〜4における符号の意味は以下の通りである。
f:撮像レンズ全系の焦点距離
Fno:Fナンバー
f1:第1レンズの焦点距離
f2:第2レンズの焦点距離
f12:第1レンズと第2レンズの合成焦点距離
f3:第3レンズの焦点距離
f4:第4レンズの焦点距離
f5:第5レンズの焦点距離
f6:第6レンズの焦点距離
ω:半画角
i:物体側から数えたレンズ面の面番号
r:曲率半径
d:光軸上のレンズ面間の距離(面間隔)
nd:屈折率
νd1〜νd6:第1〜第6レンズのd線に対するアッベ数
νd7:カバーガラスのd線に対するアッベ数
ここで、図1A〜4Aにおいて、物体側から数えたレンズ面の面番号iを、(1)、(2)、(3)・・・として示してある。面番号の後のアスタリスク「*」は、非球面であることを表している。また、光軸上のレンズ面間の距離d(面間隔)を、物体側から順に、d1、d2、d3・・・として示してある。
また、各実施例の広角レンズ10〜40において、レンズ面の非球面に採用する形状は、光軸方向の軸をZ、光軸に直交する方向の高さH、円錐係数をK、非球面係数をA4、A6、A8、A10、A12、A14としたとき、数式1により表される。
Figure 2021107892
<各実施例のレンズデータ>
実施例1〜4の広角レンズ10〜40のレンズデータを以下に示す。
(実施例1のレンズデータ)
f=1.937mm、Fno=2.5、ω=90.8°
f12=−2.8681mm
f3=4.2701mm
f4=44.1734mm
f5=4.6593mm
f6=−4.6066mm
f56=209.6635mm
23=5.4mm(=d4+d5)
Figure 2021107892
非球面データ
第8面
K=6.475799E−01
A4=−7.449872E−03
A6=1.129083E−03
A8=−5.865573E−04
A10=2.324168E−04
A12=−3.785978E−06

第9面
K=6.072587E−01
A4=2.768104E−03
A6=9.870755E−05
A8=4.894723E−04
A10=−1.183469E−04
A12=3.003537E−05
A14=−1.300071E−06
(実施例2のレンズデータ)
f=1.936mm、Fno=2.5、ω=92.5°
f12=−2.8817mm
f3=4.1490mm
f4=−68.9594mm
f5=4.2346mm
f6=−4.2423mm
f56=30.1485mm
235.4mm(=d4+d5)
Figure 2021107892
非球面データ
第8面
K=6.475799E−01
A4=−4.133870E−03
A6=1.443431E−03
A8=−6.062494E−04
A10=1.998004E−04
A12=−1.886980E−05

第9面
K=6.697193E−01
A4=1.780094E−03
A6=2.040331E−04
A8=3.976608E−04
A10=−1.410560E−04
A12=2.640108E−05
A14=−1.538187E−06
(実施例3のレンズデータ)
f=1.880mm、Fno=2.5、ω=96°
f12=−2.7564mm
f3=4.4619mm
f4=55.8103mm
f5=4.1478mm
f6=−4.0176mm
f56=45.9002mm
235.3mm(=d4+d5)
Figure 2021107892
非球面データ
第8面
K=6.475799E−01
A4=−6.188736E−03
A6=1.320074E−03
A8=−6.080558E−04
A10=2.243540E−04
A12=−1.472580E−05

第9面
K=6.599465E−01
A4=2.654938E−04
A6=3.647646E−04
A8=4.348023E−04
A10=−1.389862E−04
A12=2.633041E−05
A14=−1.023272E−06
(実施例4のレンズデータ)
f=1.930mm、Fno=2.5、ω=98.5°
f12=−2.8535mm
f3=4.4427mm
f4=59.0941mm
f5=4.187mm
f6=−4.0979mm
f56=49.8646mm
235.4mm(=d4+d5)
Figure 2021107892
非球面データ
第8面
K=6.475799E−01
A4=−5.803036E−03
A6=1.310479E−03
A8=−5.594805E−04
A10=2.173448E−04
A12=−1.573449E−05

第9面
K=7.216895E−01
A4=9.051160E−04
A6=3.513777E−04
A8=4.345896E−04
A10=−1.369897E−04
A12=2.712490E−05
A14=−1.250863E−06
(作用効果)
図1B〜図4Bには、実施例1〜4の広角レンズ10〜40の収差を示す。また、図5(a)、(b)には,実施例1〜4の広角レンズ10〜40の主要レンズデータを纏めて示し、図5(c)には各実施例における各条件式(1)〜(8)の値を示す。
これらの図から分かるように、各実施例1〜4の広角レンズ10〜40は、各条件式(1)〜(8)を満たしており、広波長帯域(近紫外線λ=385nmから近赤外線λ=900nm)に及ぶ各波長に対して良好な結像性能が得られることが確認された。
10、20、30、40 広角レンズ
L1 第1レンズ
L2 第2レンズ
L3 第3レンズ
L4 第4レンズ
L5 第5レンズ
L6 第6レンズ
IM 結像面
7 絞り
8 カバーガラス
(1)〜(14) レンズ面の面番号
d1〜d13 光軸上のレンズ面間の距離(面間隔)
d23 第2レンズと第3レンズの間のレンズ間隔

Claims (6)

  1. 物体側から像面側に向けて、
    物体側に凸面を向け、負のパワーを持つ第1レンズと、
    負のパワーを持つ第2レンズと、
    正のパワーを持つ第3レンズと、
    非球面を備えた正または負のパワーを持つ第4レンズと、
    正のパワーを持つ第5レンズと、
    負のパワーを持つ第6レンズと
    がこの順序で配列されており、
    レンズ系全体の焦点距離をf、前記第1レンズと前記第2の合成焦点距離をf12、第3〜第6レンズの焦点距離をf3〜f6、前記第2レンズと前記第3レンズの間のレンズ間隔をd4、第1〜第6レンズのd線に対するアッベ数をνd1〜νd6とすると、
    条件式1:−2.5<f12/f<−0.5
    条件式2:1.0<f3/f<4.0
    条件式3:18<|f4/f|
    条件式4:0.7<|f5/f6|<1.5
    条件式5:1.0<d4/f<4.0
    条件式6:2.0<νd5/νd6<5.0
    条件式7:45.0<νd3
    条件式8:35.0<(νd1+νd2)/2
    を満たすことを特徴とする広角レンズ。
  2. 請求項1に記載の広角レンズにおいて、
    前記第1、第2、第3、第5および第6レンズは、ガラス球面レンズであり、
    前記第4レンズは、プラスチック非球面レンズである広角レンズ。
  3. 請求項1または2に記載の広角レンズにおいて、
    前記条件式2を満たす前記のf3/fの値は、
    2.0<f3/f<3.5
    の範囲内の値である広角レンズ。
  4. 請求項1、2または3に記載の広角レンズにおいて、
    前記条件式3を満たす前記の|f4/f|の値は、
    22.0<|f4/f|
    の範囲内の値である広角レンズ。
  5. 請求項1ないし4のうちのいずれか一つの項に記載の広角レンズにおいて、
    前記条件式6を満たす前記のνd5/νd6の値は、
    3.0<νd5/νd6<4.0
    の範囲内の値である広角レンズ。
  6. 請求項1ないし5のうちのいずれか一つの項に記載の広角レンズにおいて、
    前記条件式8を満たす前記の(νd1+νd2)/2の値は、
    50.0<(νd1+νd2)/2
    の範囲内の値である広角レンズ。
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