JP2021105775A - 情報共有システムとその処理方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 複数の端末の画像を共有し、情報共有を容易に行わせること【解決するための手段】 画像データを描画するワークスペースを作成する作成手段と、送信先となるクライアント端末の画像データを取得する第1の取得手段と、送信元となるクライアント端末の画像データを取得する第2の取得手段と、前記送信先となるクライアント端末の表示位置と前記送信元のクライアント端末の表示位置に基づき、前記第1の取得手段と前記第2の取得手段により取得した画像データをワークスペース上の位置に描画する描画手段とを備えることを特徴とする【選択図】図11

Description

画像の共有を行う情報共有システムとその処理方法及びプログラムに関する。
近年、ウェブ会議システムが一般に普及してきている。ウェブ会議は電子会議の1つである映像会議である。
特許文献1では、クライアント端末において、共有したいアプリケーションを指定することで、他のユーザのクライアント端末で指定したファイルの画像を共有することが行われている。
特開2017−199314号公報
特許文献1では、ファイルをサーバにアップロードをせずに、他のクライアント端末と情報共有できるため利便性が高いが、ホストとなる送信元のクライアント端末の画像を他のクライアント端末で表示するため、複数のクライアント端末が保有するファイルを同時に共有することは難しい。
そこで、本発明の目的は、複数の端末の画像を共有し、情報共有を容易に行わせる仕組みを提供することである。
情報共有システムであって、画像データを描画するワークスペースを作成する作成手段と、送信先となるクライアント端末の画像データと、送信元となるクライアント端末の画像データを取得する取得手段と、前記送信先となるクライアント端末の表示位置と前記送信元のクライアント端末の表示位置に基づき、前記取得手段により取得した画像データをワークスペース上の位置に描画する描画手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、複数の端末の画像を共有し、情報共有を容易に行うことができる。
情報共有システムのシステム構成図 各種端末(サーバ102、PC100)のハードウェア構成図 画像データ共有開始時の処理の流れを示すフローチャート ワークスペース条件画面とアプリケーション選択画面 クライアント端末Aで選択された共有するアプリケーションの画面の送信処理を示すフローチャート 画像データ情報を示すデータ図 画像データ情報テーブルの更新処理を示すフローチャート 画面データ情報テーブルを示すデータ図 クライアント端末Bの画面表示処理を示すフローチャート ワークスペースを用いた画面表示する際の初回の処理イメージを示す図 共有する画面が追加された際の処理イメージを示す図 クライアント端末A又はクライアント端末Bにおける画面表示処理を示すフローチャート 各端末における画面操作処理を示すフローチャート 共有対象のアプリケーションのウィンドウが全画面操作された際の表示処理イメージを示す図 共有対象のアプリケーションのウィンドウが拡大操作された際の表示処理イメージを示す図
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。図1は、本発明の実施形態における、電子会議システムの構成の一例を示す図である。なお、電子会議システムは、画像を共有して情報共有をする情報処理システムと言い換えることも可能である。
図1に示す通り、本発明の情報共有システムは、サーバ102と、複数のPC100(PC100A、PC100B/以下、総称としてPC100やクライアント端末と記載)、とが、ネットワーク101を介して通信可能に接続され、構成されている。PC100はタブレット端末のような携帯端末であってもよい。
なお、PC100Aは、クライアント端末A、PC100Bは、クライアント端末Bの一例である。PC100AとPC100Bはそれぞれ複数のPCとして、多数の端末で本情報共有システムを利用する形態であっても、PC100AとPC100Bはそれぞれ1つで、サーバ102を介し、PC100AとPC100Bとの間で情報共有システムを利用する形態であってもよい。
なお、情報共有システムは、ウェブ会議として説明するため、以下、会議の形態で説明する。
サーバ102は、クライアント端末を用いたウェブ会議を実行するための各種機能を備えている。例えば、ウェブ会議用のルーム(仮想の会議室)の作成・記憶を行う。例えば、会議室(会議ID)の一覧を、ログイン可能なユーザのユーザ情報を外部メモリに予め記憶しておく。なお、会議室を単に会議とも言う。
また、サーバ102は、クライアント端末の識別情報と各クライアント端末から、例えば、会議室に入室している端末の画面データを受信する。そして画像データと各クライアント端末の識別情報を対応付けて記憶する。
また、サーバ102は、各クライアント端末から受信した画像、音声、その他のデータを、同じ会議室に入室中の(会議に参加中の)クライアント端末に配信する。
なお、サーバ102は、企業内のサーバであっても、クラウド環境のサーバであってもよい。
PC 100A、100Bは、情報処理装置である。本実施形態では、100A、100Bは電子会議に必要なカメラやマイクを備えているものとする。カメラやマイクは、内蔵であっても、USB接続した装置であってもよい。
図2は、本発明の実施形態における各種端末(サーバ102、PC100)のハードウェア構成を示す図である。
CPU201は、システムバス204に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。
また、ROM202あるいは外部メモリ211(記憶)には、CPU201の制御プログラムであるBIOS(Basic Input / OutputSystem)やオペレーティングシステムプログラム(以下、OS)や、各サーバ或いは各PCの実行する機能を実現するために必要な後述する各種プログラム等が記憶されている。RAM203は、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。
CPU201は、処理の実行に際して必要なプログラム等をRAM203にロードして、プログラムを実行することで各種動作を実現するものである。
また、入力コントローラ(入力C)205は、キーボード209や不図示のマウス等のポインティングデバイスからの入力を制御する。
ビデオコントローラ(VC)206は、CRTディスプレイ(CRT)210等の表示器への表示を制御する。表示器はCRTだけでなく、液晶ディスプレイでも構わない。これらは必要に応じて管理者が使用するものである。
メモリコントローラ(MC)207は、ブートプログラム、ブラウザソフトウエア、各種のアプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、編集ファイル、各種データ等を記憶するハードディスク(HD)やフロッピーディスク(登録商標 FD)或いはPCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるカード型メモリ等の外部メモリ211へのアクセスを制御する。
通信I/Fコントローラ(通信I/FC)208は、ネットワークを介して、外部機器と接続・通信するものであり、ネットワークでの通信制御処理を実行する。例えば、TCP/IPを用いたインターネット通信等が可能である。
尚、CPU201は、例えばRAM203内の表示情報用領域へアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、CRT210上での表示を可能としている。また、CPU201は、CRT210上の不図示のマウスカーソル等でのユーザ指示を可能とする。
本発明の情報処理装置101が後述する各種処理を実行するために用いられる各種プログラム等は外部メモリ211に記録されており、必要に応じてRAM203にロードされることによりCPU201によって実行されるものである。さらに、本発明に係わるプログラムが用いる定義ファイルや各種情報テーブルは外部メモリ211に格納されている。
次に、本実施形態のシステムにおける処理について図3、図5、図7、図9、図12、図13のフローチャートを用いて説明する。各フローチャートに示す処理は、各装置のCPUが各装置の機能部の機能を用いて実行するものとする。また、クライアント端末とサーバとの通信は、クライアント端末の通信I/F208や通信I/F228とサーバの通信I/Fで通信制御される。また、クライアント端末の通信I/F同士で通信制御できる場合(P2P)には、サーバを介さずに実行してもよい。
まず、図3を参照して、本実施形態における、会議における画像データ共有開始時の処理の流れについて説明する。
なお、各クライアント端末では、サーバ102の情報共有システムにログインして画像データ共有機能を実行している状態である。また、クライアント端末には、情報共有システムを実行するためのアプリケーション(サーバ102のサーバアプリケーションと連携するアプリケーション)がインストールされており、このアプリケーションを用いて画像データ共有を行うものとする。
ステップS301では、画像共有について初めてのユーザか否かを判定する。初めてのユーザである場合には、S302へ処理を移し、既に画像共有をしているユーザである場合には、ステップS305へ処理を移す。
ステップS302では、画像を共有するためのワークスペースをメモリ上に確保するため、ワークスペース条件を決定する。ワークスペース条件は図4の401で設定するものである。なお、ワークスペース条件は、例えば解像度であり、画像共有するサイズを示す情報である。
ステップS303では、ワークスペースの作成が開始されることをサーバ102に通知する。この通知は、ワークスペース条件を含み、通知を受けて、他のクライアント端末でもワークスペースが作成され、画像共有の準備がされる。
ステップS304では、図4のワークスペース条件401をもとに、ワークスペース領域をRAM上に作成する。画像データを描画するワークスペースを作成する作成ステップの一例である。
ステップS305では、クライアント端末Aで共有するアプリケーションを図4のアプリケーション選択402で選択する。なお、現在起動しているアプリケーションが一覧で表示され、選択できるようになっているが、クライアント端末Aでインストールされているアプリケーションの一覧が表示されてもよい。
ステップS306では、選択された共有するアプリケーションの画面(表示データ)の送信を開始する。
ステップS307では、ワークスペースの作成が開始されることの通知をクライアント端末Aから受信する。なお、サーバでは、クライアント端末Aとコミュニケーションをとる端末(ここではクライアント端末B)を管理しているものとする。
ステップS308では、ワークスペースの作成が開始されることの通知をクライアント端末Bに送信する。
ステップS309では、ワークスペースの作成が開始されることの通知をサーバから受信する。
ステップS310では、ワークスペースの作成が開始されることの通知に含まれるワークスペース条件をもとに、クライアント端末BのRAM上にワークスペース領域を作成する。画像データを描画するワークスペースを作成する作成ステップの一例である。
次に図5を用いて、クライアント端末Aで選択された共有するアプリケーションの画面の送信処理について説明する。
ステップS501では、クライアント端末Aのディスプレイの解像度を取得する。
ステップS502では、選択された共有するアプリケーションの情報を取得する。取得する情報としては、アプリケーションの画面の幅、高さ、ディスプレイ中の表示位置(例えば、画面の左上の座標)、全画面表示をしているか否かである。
ステップS503では、選択された共有するアプリケーションの画面キャプチャーを取得する。画面キャプチャーはオペレーティングシステムに、キャプチャー領域を通知することで実現する。また、オペレーティングシステムが選択されたアプリケーションの表示領域を管理している場合には、アプリケーション名を含む画面キャプチャー指示をすることで実現してもよい。画像データの取得ステップの一例である。
ステップS504では、ステップS501〜ステップS503の情報をもとに、画像データ情報を構築する。構築された画像データ情報は図6の601〜606である。
ステップS505では、画像データ情報をサーバに送信する。この時、ログインユーザ名も合わせて送信する。ログインユーザ名はサーバで管理しているため、サーバ側でログインユーザ名を特定してもよい。
送信された画像データ情報は、サーバを経由して、クライアント端末Bに送信される。また、送信した画面データ情報は、クライアント端末Aでも管理するものとし、各端末で画像データ情報を画面データ情報テーブルにて管理するものとする。なお、サーバで画面データ情報を一元管理して、各端末で共有する構成であってもよい。
ステップS506では、各端末での画像データ情報を管理する画面データ情報テーブルの更新処理を実行する。画面データ情報テーブルの更新処理については、図7を用いて詳述する。
ステップS507では、画面表示処理を実行する。画面表示処理については、図12を用いて詳述する。
次に、図7を用いて、画面データ情報テーブルの更新処理について説明する。図7はクライアント端末Aでの画像データ情報テーブル(図8)の更新処理であるが、クライアント端末Bにも適用可能なものである。クライアント端末Aとクライアント端末Bの処理は同様となるため、クライアント端末Aの処理として説明する。
この処理は、例えば、クライアント端末Bから画面データ情報データを受信した場合、或いは、クライアント端末A自身で対象のアプリケーションの状態が変化した(移動や入力など)場合などに更新されるものとする。
まず初めに、図8の画面データ情報テーブルについて説明する。
送信元801には、画面データ情報を構築したクライアント端末Aのログインユーザ名を管理している。なお、ログインユーザ名でなく、送信元が特定できる端末のMACアドレスなどであってもよい。
識別情報802、画像幅・高さ803、解像度804、表示位置805、全画面表示806、画面実データ807は、図6の画面データ情報に対応するものである。
Zオーダー808は、画面データの表示順であり、1が一番上に表示されるものである。Zオーダーの決定は、後述のフローチャートにて説明する。ワークスペース上の表示位置809については、ステップ304やステップS310で作成されたワークスペースにおける画面表示の位置と幅と高さである。
ステップS701では、画面データ情報を取得する(画像データの取得ステップの一例)と、画面データ情報テーブルに対応する画面データ情報があるかを判定する。既に対応する画面データ情報がある場合には、ステップS702へ処理を移す。初めての画面データ情報である場合には、ステップS703へ処理を移す。
ステップS702では、取得した画面データ情報を用いて、対象のレコードを更新する。
ステップS703では、取得した画面データ情報を画面データ情報テーブルに追加する。
ステップS704では、追加した画像データ情報のZオーダー808を最も高い値に設定する(例えば、「1」)。その他のレコードは一つずつ値を下げていくものとする。画像データ情報を追加するということは、他の端末などで新たに画面の共有がされたことから、表示の優先度があがる。画面データの表示順を決定する決定処理の一例である。
ステップS705では、ワークスペース上の表示位置、幅、高さを、解像度804(端末のディスプレイの解像度)と表示位置805(端末のディスプレイの表示位置)とワークスペースの幅高さとから算出する。算出された値をワークスペース上の表示位置809に設定する。送信先となるクライアント端末の表示位置に従って、取得ステップで取得した画像データをワークスペース上で表示する位置を決定し、送信元となるクライアント端末の表示位置に従って、取得ステップで取得した画像データをワークスペース上で表示する位置を決定する位置決定ステップの一例である。
次に図5を用いて、クライアント端末Bの画面表示処理について説明する。
ステップS901では、サーバから画面データ情報を受信する。
ステップS902では、受信した画面データ情報をもとに、画面データ情報テーブル(図8)を更新する。なお、画面データ情報テーブルの更新処理については、図7のフローチャートで説明済みであるため、説明を省略する。
ステップS903では、画面表示処理を実行する。画面表示処理については、図12を用いて詳述する。
次に、図10を用いて、ワークスペースを用いた画面表示する際の初回の処理イメージを説明する。なお、情報共有システムの表示制御処理の説明である。
クライアント端末Aでは、1001のワークスペース条件設定画面で解像度の設定をする。その後、1002のアプリケーション選択画面でどのアプリケーションの画面を対象とするかを選択する。
1003は、選択されたアプリケーションの画面を示すものであり、点線で囲まれた部分が対象となる。
この画面データが各端末のワークスペース上で描画され、1004や1005のように表示される。クライアント端末Aで共有対象としたアプリケーションの画面データがそれぞれの端末のワークスペース上で描画され、情報共有アプリケーション上にて表示する。
次に、図11を用いて、共有する画面が追加された際の処理イメージを説明する。なお、情報共有システムの表示制御処理の説明である。
1101では、図12で説明した1004の状態を示している。自身が共有したアプリケーションの画面が表示されている状態である。また、1102は、図12で説明した1005の状態を示している。クライアント端末Aで共有したアプリケーションの画面が表示する。
そして、1103のワークスペース条件設定画面で解像度の設定をする。なお、ワークスペース条件は、クライアント端末Aで設定した解像度をデフォルトとして原則同じ解像度を用いるものとする。その後、1104のアプリケーション選択画面でどのアプリケーションの画面を対象とするかを選択する。
1106は、選択されたアプリケーションの画面を示すものであり、点線で囲まれた部分が対象となる。
この画面データが各端末のワークスペース上で描画され、1106や1107のように表示される。それぞれの端末で共有対象としたアプリケーションの画面データがワークスペース上で描画され、情報共有アプリケーション上にて表示されている。
次に、図12を用いて、クライアント端末A又はクライアント端末Bにおける画面表示処理について説明する。
ステップS1201では、自装置で管理している画面データ情報テーブル(図8)の中で、全画面表示806に「true」が設定されているものがあるかを検索する。全画面表示806が「true」となっている場合とは、例えば、クライアント端末Aで共有対象のアプリケーションが全画面表示された場合に「true」が設定される。
ステップS1202では、「true」のデータがあるか否かを判定する。「true」のデータがある場合には、ステップS1203へ処理を移す。「true」のデータがない場合には、ステップS1205へ処理を移す。ステップS1203へ処理を移すのは、「true」の画面が全画面表示となるため、他の画面をワークスペース上で描画させる必要がないためである。
ステップS1203では、「true」の画面データ情報を取得する。なお、「true」の画面データ情報が複数ある場合には、Zオーダーの値が最も高い画像データ情報(1が一番高い)を取得する。
ステップS1204では、画面実データ807を用いて、ワークスペース全体に描画する。このワークスペースの情報を、情報共有アプリケーションで表示する。
ステップS1205では、画面データ情報テーブル(図8)の中で未表示のデータ(画面データ情報)があるかを判定する。未表示のデータがある場合には、ステップS1206へ処理を移す。未表示のデータがない場合には処理を終了する。
ステップS1206では、未表示のデータ(画面データ情報)の内、Zオーダー808の値で一番低い(1が一番高い)データを取得する。図8の画面データ情報テーブルには、各端末の画面データ情報が管理されているため、本ステップでは、各端末(画像の送信先や送信元となるクライアント端末Aやクライアント端末B)の画面実データを取得する。送信先となるクライアント端末の画像データと、送信元となるクライアント端末の画像データとを取得する取得ステップの一例である。また
ステップS1207では、取得したデータのワークスペース上の表示位置809に従って、画面実データをワークスペース上に描画する。送信先となるクライアント端末の表示位置と送信元のクライアント端末の表示位置に基づき、取得ステップにより取得した画像データをワークスペース上の位置に描画する描画ステップの一例である。また、この描画ステップは、決定した表示順に従って、取得ステップにより取得した画像データをワークスペース上の位置に描画するステップでもある。また、位置決定ステップで決定した位置を用いて各画像データをワークスペース上の位置に描画するステップでもある。
この描画されたワークスペースの情報が情報共有アプリケーションで表示される。描画されたワークスペースに基づき、送信先となるクライアント端末と送信元となるクライアント端末の画像データを表示制御する表示制御ステップの一例である。
次に、図13を用いて各端末における画面操作処理について説明する。画面操作(例えば、共有対象のアプリケーションの操作)を受け付けることによって処理が開始される。すなわち、操作情報を取得する操作情報取得ステップを有し、その後、以下のステップを実行する。
ステップS1301では、共有対象のアプリケーションのウィンドウの操作を判定する。クリック操作(優先して見せる操作)である場合には、ステップS1302へ処理を移し、タイトル部のドラッグ操作(ウィンドウの移動操作)の場合には、ステップS1303へ処理を移す。また、ウィンドウの端をドラッグ操作(ウィンドウのサイズ変更操作)の場合には、ステップS1304へ処理を移す。
ステップS1302では、操作しているアプリケーションに対応する画面データ情報のZオーダーを最も高い値「1」に設定する。具体的には、画面データ情報テーブル(図8)の対象の画面データ情報のZオーダー808を更新する。操作情報に応じて、前記画面データの表示順を決定する決定ステップの一例である。
ステップS1303では、ドラッグした操作量に合わせて、操作しているアプリケーションに対応する画面データ情報のワークスペース上の表示位置を算出する。具体的には、画面データ情報テーブル(図8)の対象の画面データ情報のワークスペース上の表示位置809を更新する。
ステップS1304では、ドラッグした操作量に合わせて、ワークスペース上の画面幅と高さを決定する。具体的には、画面データ情報テーブル(図8)の対象の画面データ情報のワークスペース上の表示位置809の幅高さを更新する。
ステップS1305では、画面表示処理を実行する。画面表示処理は図12で説明した通りである。なお、ここでの画面表示処理はアプリケーションを操作している端末での表示処理となる。コミュニケーションをしている端末については、ステップS1307の処理の後に表示処理が行われるものとする。
ステップS1306では、現在操作しているユーザがゲストユーザかを判断する。これは、複数のユーザでコミュニケーションをとっている場合、ゲストとして傍観しているユーザが操作することで共有している画面が勝手に変更されないようにするためである。なお、この判定は必須の処理ではない。
ゲストユーザでない場合(操作可能なユーザの場合)、ステップS1307へ処理を移し、ゲストユーザである場合、画面データ情報をサーバに送信しないため、自身の端末のだけで表示が更新されて処理を終了することとなる。
ステップS1307では、更新した画面データ情報をサーバに送信して、他の端末にも更新された画面データ情報が通知されるものとなる。
次に、図14を用いて、共有対象のアプリケーションのウィンドウが全画面操作された際の表示処理イメージを説明する。なお、情報共有システムの表示制御処理の説明である。
1401は、図11で説明した1107の状態を示している。また、1402は、図11で説明した1106の状態を示している。いずれも、クライアント端末Aが共有したアプリケーションとクライアント端末Bが共有したアプリケーションの画面が情報共有アプリケーションで表示されている例である。
1403は、共有対象のアプリケーションのイメージで、このアプリケーションを全画面表示したイメージが1404となる。
全画面表示したアプリケーションの画面を情報共有アプリケーションで表示した例が1405(クライアント端末A)と1406(クライアント端末B)である。
次に、図15を用いて、共有対象のアプリケーションのウィンドウが拡大操作された際の表示処理イメージを説明する。なお、情報共有システムの表示制御処理の説明である。
1501は、図11で説明した1107の状態を示している。また、1502は、図11で説明した1106の状態を示している。いずれも、クライアント端末Aが共有したアプリケーションとクライアント端末Bが共有したアプリケーションの画面が情報共有アプリケーションで表示されている例である。
1503は、共有対象のアプリケーションのイメージで、このアプリケーションのウィンドウを拡大表示したイメージが1504となる。
ウィンドウを拡大表示したアプリケーションの画面を情報共有アプリケーションで表示した例が1505(クライアント端末A)と1506(クライアント端末B)である。
図15の例では、拡大表示した場合には、Zオーダーは変わらないため、拡大表示した画面が後ろになっている。なお、拡大表示した場合には、Zオーダーを一番高い値にする設定が情報共有アプリケーションでなっている場合には、拡大表示した画面が一番上に表示される。
以上説明したように、本実施形態によれば、複数の端末の画像を共有し、情報共有を容易に行わせることができる。また、各端末のアプリケーションの画面の表示位置を合わせて1画面で表示することができ、お互いの画面を表示しながら対応することができ効率的なコミュニケーションにつながる。
また、不図示の端末のカメラで撮影した画像と合わせて、それぞれの端末の画像を共有することも可能とし、各端末のカメラ画像とアプリケーションの画像を1画面で表示することでより高度なコミュニケーションをすることが可能となる。
本実施形態は、例えば、システム、装置、方法、プログラム若しくは記憶媒体等としての実施形態も可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用してもよいし、また、1つの機器からなる装置に適用してもよい。またクラウド環境で、サーバで共有する画像を構築し、ブラウザで表示する構成でもよい。また、各端末にインストールされてる情報共有アプリケーションを用いた構成であってもよい。
なお、本実施形態は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを、システム或いは装置に直接、或いは遠隔から供給するものを含む。そして、そのシステム或いは装置のコンピュータが前記供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合も本発明に含まれる。
したがって、本実施形態の機能処理をコンピュータで実現するために、前記コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であってもよい。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RWなどがある。また、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)などもある。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続する。そして、前記ホームページから本実施形態のコンピュータプログラムそのもの、若しくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。
また、本実施形態のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれるものである。
また、本実施形態のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせる。そして、ダウンロードした鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される。その他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。その後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
なお、前述した実施形態は、本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。即ち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
100A PC(クライアント端末A)
100B PC(クライアント端末B)
101 ネットワーク
102 サーバ
201 CPU
203 RAM

Claims (7)

  1. 情報共有システムであって、
    画像データを描画するワークスペースを作成する作成手段と、
    送信先となるクライアント端末の画像データと、送信元となるクライアント端末の画像データとを取得する取得手段と、
    前記送信先となるクライアント端末の表示位置と前記送信元のクライアント端末の表示位置に基づき、前記取得手段により取得した画像データをワークスペース上の位置に描画する描画手段と
    を備えることを特徴とする情報共有システム。
  2. 操作情報を取得する操作情報取得手段と、
    前記操作情報に応じて、前記画像データの表示順を決定する決定手段と
    を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の情報共有システム。
  3. 前記描画手段は、前記決定手段で決定した表示順に従って、前記取得手段により取得した画像データをワークスペース上の位置に描画することを特徴とする請求項2に記載の情報共有システム。
  4. 前記送信先となるクライアント端末の表示位置に従って、前記取得手段で取得した画像データを前記ワークスペース上で表示する位置を決定し、前記送信元となるクライアント端末の表示位置に従って、前記取得手段で取得した画像データを前記ワークスペース上で表示する位置を決定する位置決定手段を更に備え、
    前記描画手段は、前記位置決定手段で決定した位置を用いて各画像データをワークスペース上の位置に描画することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の情報共有システム。
  5. 前記描画手段で描画されたワークスペースに基づき、前記送信先となるクライアント端末と前記送信元となるクライアント端末の画像データを表示制御する表示制御手段を更に備えることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の情報共有システム。
  6. 情報共有システムの処理方法であって、
    画像データを描画するワークスペースを作成する作成ステップと、
    送信先となるクライアント端末の画像データと、送信元となるクライアント端末の画像データを取得する取得ステップと、
    前記送信先となるクライアント端末の表示位置と前記送信元のクライアント端末の表示位置に基づき、前記取得ステップにより取得した画像データをワークスペース上の位置に描画する描画ステップと
    を含むことを特徴とする処理方法。
  7. 情報共有システムのプログラムであって、
    情報共有システムを、
    画像データを描画するワークスペースを作成する作成手段と、
    送信先となるクライアント端末の画像データと、送信元となるクライアント端末の画像データを取得する取得手段と、
    前記送信先となるクライアント端末の表示位置と前記送信元のクライアント端末の表示位置に基づき、前記取得手段により取得した画像データをワークスペース上の位置に描画する描画手段として機能させるためのプログラム。

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