JP2021105518A - 冷蔵庫 - Google Patents
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一部として積層され、このフィルム40が扉前面板30と操作部50との間に設けられている。操作部50は静電容量式センサを備えるものであれば良く、その構造は限定されない。本実施形態の場合は、図2に示すように、操作部50は、第1基板54と、第1基板54上に設けられた複数の静電容量式センサの電極52とを備える。また第1基板54の庫内側(後ろ側)には、マイコン57やLED等の光源56を備える第2基板55が設けられている。マイコン57は静電容量式センサの電極52の容量の変化を検出したり光源56を点灯させたりする。第1基板54と第2基板55とは、それぞれのコネクタ51及び中継束線53を介して電気的に接続されている。光源56の光は第1基板54に設けられた孔58を通過し、操作部50より庫外側にあるフィルム40を庫内側から照らす。後述するようにフィルム40は透光性のある部材から出来ているため、フィルム40に印刷されている文字等が庫外から見える。
ある。不連続蒸着膜43は公知の金属蒸着法により形成される。なお、金属蒸着法と表現するとき、その中には真空蒸着法はもちろんのことスパッタリング等も含まれるものとする。不連続蒸着膜43に用いられる金属の種類は限定されない。ただし錫又は錫を含む合金である錫合金は、公知の金属蒸着法により金属粒子の周りに酸化層ができて容易に不連続蒸着膜43となる。不連続蒸着膜43は透光性を有する。基材41の庫内側の面に凹凸形状が設けられている場合、不連続蒸着膜43にも凹凸形状が設けられることになる。不連続蒸着膜43における凹部と凸部の各頂点間の冷蔵室扉12の前後方向の長さを凹凸形状の高さとすると、凹凸形状の高さは数μm〜数mm程度である。
ンを変更した場合であっても、同じ基板を使用できる。このため、デザインを変更する度に基板を変更する必要がなく扉のデザインバリエーションを容易に増やすことができる。
扉前面板30と操作部50との間にフィルムが設けられる場合、そのフィルムは少なくともシート状の基材とそこへ積層された寄生容量が小さい金属膜とを備えていれば良い。従って、フィルムは、基材と寄生容量が小さい金属膜のみからなるものであっても良いし、上記実施形態に記載の層とは別の層を備えるものであっても良い。また寄生容量が小さい金属膜は基材の庫外側に設けられていても良い。
寄生容量が小さい金属膜は少なくとも静電容量式センサを備える扉に設けられていれば良い。そのため、例えば、静電容量式センサを備える扉には寄生容量が小さい金属膜を備えるフィルムが設けられ、それ以外の扉には寄生容量が大きい金属(例えばアルミニウム又はアルミニウムを含む合金であるアルミニウム合金)の膜を備えるフィルムが設けられていても良い。
凹凸形状が設けられた寄生容量が小さい金属膜(ここでは例として不連続蒸着膜とする)が複数枚(例えば全て)の扉に設けられている場合は、それらのうちの一部の扉は、不連続蒸着膜に設けられた凹凸形状の高さが、その他の扉と異なっていても良い。つまり、不連続蒸着膜に設けられた凹凸形状の高さが、一部の扉とその他の扉とで異なっても良い。例えば、人の目の高さにある扉である冷蔵室扉11、12では、不連続蒸着膜の凹凸形状の高さが低く、それ以外の扉では、凹凸形状の高さがそれより高くなっていても良い。
静電容量式センサの電極52を備える第1基板54の寄生容量より小さい寄生容量を有する金属膜の別の例を図3に示す。
143aの材質は限定されないが、例えばアルミニウム又はアルミニウム合金とする。1つのドット状金属部143aの直径pは500μm以下で、最寄りの2つのドット状金属部143a同士の間隔qは100μm以下であることが望ましい。また基材141の面積に対する全てのドット状金属部143aの合計面積の割合が80%以上であることがより望ましい。このような金属膜は例えば公知の写真技術を用いて作製することができる。フィルム140aには、基材141及び金属膜の他に、上記実施形態のフィルム40と同様に着色層や保護層等が設けられていても良い。
少なくとも静電容量式センサの電極52の前方部分に、静電容量式センサの電極52を備える第1基板54の寄生容量より小さい寄生容量を有する金属膜が設けられている場合において、静電容量式センサの電極52の前方以外の部分に、前記金属膜よりも寄生容量の大きい金属層が設けられていても良い。
前方部分及びその周辺部分(例えば操作部50の前方の部分全体)でも良い。金属層243bの材質は限定されない。なお、図5では、上記実施形態の印刷層42に相当する層が省かれているが、実際には印刷層42が存在しても良い。
操作部50の基板(第1基板54や第2基板55)の周りは空気層となっているため、貯蔵室内の低温が基板にまで伝わると、基板が結露し操作部50が誤作動を起こすおそれがある。そこで基板の結露を防ぐ工夫がなされていても良い。このような工夫の例を図7〜図9に示す。なお図7〜図9において、その他の図と同じ部分には同じ符号が付されている。
冷蔵庫の扉は、何度も開閉され、開閉の度に衝撃を受けることになる。そのため操作部50の第1基板54が当初の位置からずれ、静電容量式センサの電極52がフィルム40に対してずれるおそれがある。その場合、フィルム40にボタンの表示がされていても、ボタン表示の位置と静電容量式センサの電極52の位置とがずれるため、ボタン表示に人の指等が接近又は接触しても静電容量式センサが反応しないおそれがある。そこで対策として、静電容量式センサの電極52のずれを防ぐ工夫がなされていても良い。
243a…金属膜、243b…金属層、343a…金属膜、343b…金属層、
432…真空断熱パネル、532…金属部材、601…ヒータ、602…回転仕切り体、
701…収納部材、702…扉キャップ、703…弾性手段
Claims (16)
- 貯蔵室の開口部を開閉する扉を備えた冷蔵庫において、
前記扉は、庫外側に設けられた扉前面板と、庫内側に設けられた扉内板と、前記扉前面板と前記扉内板との間に設けられた断熱材と、前記扉前面板と前記断熱材との間に設けられた静電容量式センサの電極と、前記扉前面板と前記静電容量式センサの電極との間に設けられた透光性を有する金属含有層とを備えることを特徴とする、冷蔵庫。 - 前記金属含有層の寄生容量が、前記静電容量式センサの電極を備える基板の寄生容量または前記扉前面板の寄生容量より小さい、請求項1に記載の冷蔵庫。
- 前記金属含有層が不連続蒸着膜である、請求項1又は2に記載の冷蔵庫。
- 前記金属含有層が、前記扉前面板と前記静電容量式センサの電極との間に設けられた透光性を有するシート状の基材に積層されている、請求項1〜3のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
- 前記金属含有層が、錫又は錫合金からなる、請求項1〜4のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
- 前記金属含有層に凹凸形状が設けられている、請求項1〜5のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
- 前記基材は、庫内側に前記金属含有層が積層され、庫外側に透光性を有する着色層が積層されている、請求項4に記載の冷蔵庫。
- 前記基材の庫内側に前記金属含有層が積層され、前記金属含有層の庫内側に保護層が積層されている、請求項4に記載の冷蔵庫。
- 前記保護層がポリ塩化ビニルからなり、前記断熱材が発泡ウレタンを含む、請求項8に記載の冷蔵庫。
- 複数枚の前記扉を備え、
複数枚の前記扉のうちの一部の前記扉は、前記金属含有層に設けられた凹凸形状の高さがその他の前記扉と異なる、請求項6に記載の冷蔵庫。 - 前記扉が、前記金属含有層に設けられた凹凸形状の高さが異なる複数の領域を有する、請求項6に記載の冷蔵庫。
- 前記静電容量式センサが前記扉前面板に接近する導体を検出する近接センサである、請求項1〜11のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
- 前記静電容量式センサの電極の前方以外の部分に前記金属含有層よりも寄生容量の大きい金属層が設けられている、請求項1〜12のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
- 前記金属含有層と前記金属層とが同一平面上に設けられている、請求項13に記載の冷蔵庫。
- 前記金属含有層が、複数のドット状の金属部が並んだものである、請求項1〜12のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
- 前記金属含有層が、複数の帯状の金属部がストライプ状に並んだものである、請求項1
〜12のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
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