JP2021105258A - 作業機械を制御するためのシステムおよび方法 - Google Patents

作業機械を制御するためのシステムおよび方法 Download PDF

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Abstract

【課題】本開示は、作業機械の自動制御によって容易に掘削壁の掘削作業を行うことを目的とする。【解決手段】コントローラは、複数の候補パスを決定する。複数の候補パスのそれぞれは、第1スロットから第2スロットに向かって第1掘削壁を横断し、複数方向にそれぞれ延びる。コントローラは、複数の候補パスのそれぞれについて、経路探索アルゴリズムの評価関数を算出する。コントローラは、複数の候補パスのうち、評価関数を最適とするものを第1掘削パスとして決定する。コントローラは、第1掘削パスに従って、作業機械を制御する。【選択図】図13

Description

本開示は、作業機械を制御するためのシステムおよび方法に関する。
作業機械によって行われる作業に、スロットドージングがある。スロットドージングでは、作業現場の現況地形が作業機によって掘削されることで、現況地形上に複数のスロットが形成される。また、複数のスロットの間には、掘削壁が形成される。掘削壁は、スロットに沿って残された土の山(berms)である。
特許文献1では、掘削壁を掘削して除去する作業の開始条件について記載されている。例えば、掘削壁の両側方に隣接するスロットの深さの差、或いは、掘削壁の幅に基づいて、掘削壁の掘削開始の可否をコントローラが判定する。
米国特許第9,469,967号
しかし、上記の特許文献1では、掘削壁を掘削するための作業機械の具体的な動作については、開示されていない。掘削壁の掘削作業は、熟練した技術を必要とする。そのため、経験の少ないオペレータにとっては、掘削壁の掘削作業は、容易ではない。本開示は、作業機械の自動制御によって容易に掘削壁の掘削作業を行うことを目的とする。
本開示の第1の態様に係るシステムは、作業機械を制御するためのシステムである。本態様に係るシステムは、位置センサとコントローラとを備える。位置センサは、作業機械の位置を示す位置データを出力する。コントローラは、位置データを取得する。コントローラは、現況地形データを取得する。現況地形データは、第1スロットの位置と、第2スロットの位置と、第1掘削壁の位置とを含む。第1スロットは、所定の作業方向に延びる。第2スロットは、第1スロットの側方に位置する。第1掘削壁は、第1スロットと第2スロットとの間に位置する。
コントローラは、複数の候補パスを決定する。複数の候補パスのそれぞれは、第1スロットから第2スロットに向かって第1掘削壁を横断し、複数方向にそれぞれ延びる。コントローラは、複数の候補パスのそれぞれについて、経路探索アルゴリズムの評価関数を算出する。コントローラは、複数の候補パスのうち、評価関数を最適とするものを第1掘削パスとして決定する。コントローラは、第1掘削パスに従って、作業機械を制御する。
本開示の第2の態様に係る方法は、作業機械を制御するための方法である。本態様に係る方法は、以下の処理を備える。第1の処理は、作業機械の位置を示す位置データを取得することである。第2の処理は、現況地形データを取得することである。現況地形データは、第1スロットの位置と、第2スロットの位置と、第1掘削壁の位置とを含む。第1スロットは、所定の作業方向に延びる。第2スロットは、第1スロットの側方に位置する。第1掘削壁は、第1スロットと第2スロットとの間に位置する。
第3の処理は、複数の候補パスを決定することである。複数の候補パスのそれぞれは、第1スロットから第2スロットに向かって第1掘削壁を横断し、複数方向にそれぞれ延びる。第4の処理は、複数の候補パスのそれぞれについて、経路探索アルゴリズムの評価関数を算出することである。第5の処理は、複数の候補パスのうち、評価関数を最適とするものを第1掘削パスとして決定することである。第6の処理は、第1掘削パスに従って、作業機械を制御することである。なお、上記の処理が実行される順番は、上記の記載の順番に限らず、変更されてもよい。
本開示によれば、作業機械の自動制御によって容易に掘削壁の掘削作業を行うことができる。
実施形態に係る作業機械を示す側面図である。 作業機械の駆動系と制御システムとの構成を示すブロック図である。 ワークサイトの現況地形の側面図である。 現況地形に形成されたスロットと掘削壁の一例を示す斜視図である。 作業機械の自動制御の処理を示すフローチャートである。 現況地形の一例を示す上面図である。 走行パスの一例を示す図である。 走行パスの一例を示す図である。 走行パスの一例を示す図である。 第1走行パスおよび第2走行パスの拡大図である。 第m走行パスの拡大図である。 掘削パスを決定するための処理を示すフローチャートである。 掘削パスの候補パスの一例を示す図である。 他の実施形態に係る作業機械の駆動系と制御システムとの構成を示すブロック図である。 変形例に係る走行パスの一例を示す図である。 変形例に係る走行パスの一例を示す図である。 変形例に係る走行パスの一例を示す図である。
以下、実施形態に係る作業機械1の制御システムおよび制御方法について、図面を参照しながら説明する。図1は、実施形態に係る作業機械1を示す側面図である。本実施形態に係る作業機械1は、ブルドーザである。作業機械1は、車体11と、走行装置12と、作業機13と、を備えている。
車体11は、運転室14とエンジン室15とを有する。運転室14には、図示しない運転席が配置されている。エンジン室15は、運転室14の前方に配置されている。走行装置12は、車体11の下部に取り付けられている。走行装置12は、左右一対の履帯16を有している。なお、図1では、左側の履帯16のみが図示されている。履帯16が回転することによって、作業機械1が走行する。
作業機13は、車体11に取り付けられている。作業機13は、リフトフレーム17と、ブレード18と、リフトシリンダ19と、を有する。リフトフレーム17は、上下に動作可能に車体11に取り付けられている。リフトフレーム17は、ブレード18を支持している。
ブレード18は、車体11の前方に配置されている。ブレード18は、リフトフレーム17の上下動に伴って上下に動作する。リフトシリンダ19は、車体11とリフトフレーム17とに連結されている。リフトシリンダ19が伸縮することによって、リフトフレーム17は、上下に動作する。
図2は、作業機械1の駆動系2と制御システム3との構成を示すブロック図である。図2に示すように、駆動系2は、エンジン22と、油圧ポンプ23と、動力伝達装置24と、を備えている。
油圧ポンプ23は、エンジン22によって駆動され、作動油を吐出する。油圧ポンプ23から吐出された作動油は、油圧アクチュエータ25に供給される。油圧アクチュエータ25は、上述したリフトシリンダ19を含む。なお、図2では、1つの油圧ポンプ23が図示されているが、複数の油圧ポンプが設けられてもよい。
油圧アクチュエータ25と油圧ポンプ23との間には、制御弁26が配置されている。制御弁26は、比例制御弁であり、油圧ポンプ23からリフトシリンダ19に供給される作動油の流量を制御する。なお、制御弁26は、圧力比例制御弁であってもよい。或いは、制御弁26は、電磁比例制御弁であってもよい。
動力伝達装置24は、エンジン22の駆動力を走行装置12に伝達する。動力伝達装置24は、例えば、トルクコンバーター、或いは複数の変速ギアを有するトランスミッションであってもよい。或いは、動力伝達装置24は、HST(Hydro Static Transmission)などの他の方式の動力伝達装置であってもよい。
制御システム3は、コントローラ31と、機械位置センサ32と、通信装置33と、ストレージ34と、入力装置35とを備える。コントローラ31は、取得したデータに基づいて作業機械1を制御するようにプログラムされている。コントローラ31は、メモリ38とプロセッサ39とを含む。メモリ38は、例えばRAM(Random Access Memory)とROM(Read Only Memory)とを含む。ストレージ34は、例えば、半導体メモリ、或いはハードディスクなどを含む。メモリ38とストレージ34とは、作業機械1を制御するためのコンピュータ指令およびデータを記録している。
プロセッサ39は、例えばCPUであるが、他の種類のプロセッサ39であってもよい。プロセッサ39は、メモリ38或いはストレージ34に記憶されたコンピュータ指令およびデータに基づいて、作業機械1を制御するための処理を実行する。通信装置33は、例えば無線通信用のモジュールであり、作業機械1の外部の機器と通信を行う。通信装置33は、モバイル通信ネットワークを利用するものであってもよい。或いは、通信装置33は、LAN(Local Area Network)、或いはインターネットなどの他のネットワークを利用するものであってもよい。
機械位置センサ32は、作業機械1の位置を検出する。機械位置センサ32は、例えば、GPS(Global Positioning System)などのGNSS(Global Navigation Satellite System)レシーバを含む。機械位置センサ32は、車体11に搭載されている。或いは、機械位置センサ32は、作業機13などの他の位置に搭載されてもよい。コントローラ31は、作業機械1の現在位置を示す現在位置データを機械位置センサ32から取得する。
入力装置35は、オペレータによって操作可能である。入力装置35は、例えばタッチスクリーンを含む。或いは、入力装置35は、ハードキーなどの他の操作子を含んでもよい。入力装置35は、オペレータによる操作を受け付け、オペレータの操作を示す信号をコントローラ31に出力する。
コントローラ31は、エンジン22、油圧ポンプ23、動力伝達装置24、及び制御弁26に指令信号を出力することで、これらの装置を制御する。例えば、コントローラ31は、油圧ポンプ23の容量、及び、制御弁26の開度を制御することで、油圧アクチュエータ25を動作させる。これにより、作業機13を動作させることができる。
コントローラ31は、エンジン22の回転速度、及び、動力伝達装置24を制御することで、作業機械1を走行させる。例えば、動力伝達装置24がHSTの場合、コントローラ31は、HSTの油圧ポンプの容量と油圧モータの容量とを制御する。動力伝達装置24が複数の変速ギアを有するトランスミッションの場合、コントローラ31は、ギアシフト用のアクチュエータを制御する。また、コントローラ31は、左右の履帯16に速度差が生じるように、動力伝達装置24を制御することで、作業機械1を旋回させる。
次に、コントローラ31によって実行される、作業機械1の自動制御について説明する。コントローラ31は、エンジン22及び動力伝達装置24を制御することで、作業機械1を自動的に走行させる。また、コントローラ31は、エンジン22、油圧ポンプ23、及び制御弁26を制御することで、作業機13を自動的に制御する。
図3は、ワークサイトの現況地形40の側面図である。図3に示すように、作業機械1は、目標設計面41を決定する。目標設計面41の少なくとも一部は、現況地形40よりも下方に位置する。目標設計面41は、所定の作業方向A1に延びている。目標設計面41は、予め決定されて、ストレージ34に保存されていてもよい。コントローラ31は、現況地形40から目標設計面41を決定してもよい。或いは、目標設計面41は、入力装置35を介してオペレータによって入力されてもよい。
コントローラ31は、現況地形40上に、掘削の開始位置101を決定する。例えば、コントローラ31は、掘削される土量に基づいて、開始位置101を決定してもよい。コントローラ31は、作業機械1を制御して、開始位置101から排土位置D1まで移動させる。それにより、開始位置101から現況地形40が掘削され、掘削された土砂が排土位置D1まで運ばれる。
次に、コントローラ31は、前の開始位置101よりも後方に位置する次の開始位置102に作業機械1を移動させる。そして、コントローラ31は、作業機械1を制御して、開始位置102から排土位置D1まで移動させる。それにより、開始位置102から現況地形40が掘削され、掘削された土砂が排土位置D1まで運ばれる。以上のような動作が繰り返されることで、図4に示すように、所定の作業方向A1に延びる第1スロットS1が現況地形40に形成される。なお、第1スロットS1を生成するための制御は、上述したものに限らず、変更されてもよい。
コントローラ31は、作業機械1を制御して、現況地形40上に、複数のスロットS1−S4を順次、形成する。複数のスロットS1−S4は、横方向に互いに並んでいる。横方向は、所定の作業方向A1に交差する方向である。複数のスロットS1−S4は、互いに間隔をおいて配置される。そのため、各スロットS1−S4の間には、掘削壁W1−W3が形成される。以下、ワークサイトにおいて作業機械1によって行われる掘削壁W1−W3の掘削作業の自動制御について説明する。
図5は、作業機械1の自動制御の処理を示すフローチャートである。図5に示すように、ステップS101では、コントローラ31は、現在位置データを取得する。コントローラ31は、機械位置センサ32から現在位置データを取得する。
ステップS102では、コントローラ31は、現況地形データを取得する。現況地形データは、ワークサイトの現況地形40を示すデータである。例えば、現況地形データは、現況地形40の表面の平面座標と高さとを含む。現況地形データは、上述したスロットS1−S4の位置と、掘削壁W1−W3の位置とを含む。
図6は、現況地形40の一例を示す上面図である。コントローラ31は、ワークサイトにおける作業範囲100において、掘削壁W1−W3の掘削作業を行う。作業範囲100は、予め決定されて、ストレージ34に記憶されていてもよい。作業範囲100は、コントローラ31によって自動的に決定されてもよい。或いは、作業範囲100は、入力装置35を介して、オペレータによって入力されてもよい。
図6に示す例では、作業範囲100内の現況地形40は、第1〜第4スロットS1−S4を含む。第1〜第4スロットS1−S4は、所定の作業方向A1に延びている。第1〜第4スロットS1−S4は、横方向に互いに並んでいる。第1〜第4スロットS1−S4は、互いに間隔をおいて配置されている。作業範囲100内の現況地形40は、第1〜第3掘削壁W1−W3を含む。第1掘削壁W1は、第1スロットS1と第2スロットS2との間に位置する。第2掘削壁W2は、第2スロットS2と第3スロットS3との間に位置する。第3掘削壁W3は、第3スロットS3と第4スロットS4との間に位置する。第1〜第3掘削壁W1−W3は、所定の作業方向A1に延びている。
現況地形データは、予めストレージ34に記憶されていてもよい。コントローラ31は、作業機13、或いは走行装置12の底部の軌跡を記録することで、現況地形データを取得してもよい。或いは、現況地形データは、ライダ(LIDAR:Laser Imaging Detection and Ranging)或いは、カメラなどの測定機器によって測定されてもよい。コントローラ31は、測定機器から現況地形データを取得してもよい。測定機器は、作業機械1に搭載されてもよい。測定機器は、作業機械1の外部に配置されてもよい。
ステップS103では、コントローラ31は、排土位置D1−D4を取得する。排土位置D1−D4は、所定の作業方向A1において、スロットS1−S4の前方に位置する。図6に示す例では、排土位置D1−D4は、第1〜第4排土位置D1−D4を含む。第1〜第4排土位置D1−D4は、それぞれ、所定の作業方向A1に向かって、第1〜第4スロットS1−S4の前方に位置する。
ステップS104では、コントローラ31は、走行パスP1−Pnを決定する。図7から図9は、走行パスP1−Pnの一例を示す図である。図7から図9に示すように、コントローラ31は、作業範囲100内の掘削壁W1−W3を全て排土位置D1−D4にダンプするための複数の走行パスP1−Pnを決定する。図7から図9に示す例では、コントローラ31は、第1〜第n走行パスP1−Pnを、横方向に順に、掘削壁W1−W3に割り当てる。
詳細には、図7に示すように、コントローラ31は、第1〜第3走行パスP1−P3を、第1〜第3掘削壁W1−W3に、順に割り当てる。図8に示すように、コントローラ31は、第3掘削壁W3で、割り当ての順番を逆方向に折り返す。コントローラ31は、第4〜第6走行パスP4−P6を、第3掘削壁W3の残りの部分から第1掘削壁W1の残りの部分に、順に割り当てる。図9に示すように、コントローラ31は、第1掘削壁W1で、割り当ての順番を逆方向に折り返す。コントローラ31は、上記と同様にして、第1掘削壁W1の残りの部分から〜第3掘削壁W3の残りの部分に、順に、第7〜第n走行パスP7−Pnを割り当てる。
図10は、第1走行パスP1および第2走行パスP2の拡大図である。図10に示すように、第1走行パスP1は、第1掘削パスPA1と、第1運土パスPB1と、第1後進パスPC1とを含む。第1掘削パスPA1は、第1スロットS1から第2スロットS2に向かって第1掘削壁W1を横断する直線を含む。第1掘削パスPA1は、所定の作業方向A1に対して傾斜している。第1掘削パスPA1は、第1スロットS1側のスタート位置ST1から第2スロットS2上の位置まで延びている。
第1運土パスPB1は、第1掘削パスPA1から第2排土位置D2まで延びる直線である。第1運土パスPB1は、第2スロットS2上で、所定の作業方向A1に延びている。コントローラ31は、第1掘削パスPA1と第2排土位置D2とから、第1運土パスPB1を決定する。第1後進パスPC1は、第2排土位置D2から次のスタート位置ST2まで延びている。コントローラ31は、コントローラ31は、第1掘削パスPA1と第2排土位置D2と次のスタート位置ST2とから、第1後進パスPC1を決定する。
第2走行パスP2は、第2掘削パスPA2と、第2運土パスPB2と、第2後進パスPC2とを含む。第2掘削パスPA2は、第2スロットS2から第3スロットS3に向かって第2掘削壁W2を横断する直線を含む。第2掘削パスPA2は、所定の作業方向A1に対して傾斜している。第2掘削パスPA2は、第2スロットS2側のスタート位置ST2から第3スロットS3上の位置まで延びている。
第2運土パスPB2は、第2掘削パスPA2から第3排土位置D3まで延びる直線である。第2運土パスPB2は、第3スロットS3上で、所定の作業方向A1に延びている。コントローラ31は、第2掘削パスPA2と第3排土位置D3とから、第2運土パスPB2を決定する。第2後進パスPC2は、第3排土位置D3から次のスタート位置ST3まで延びている。コントローラ31は、第2掘削パスPA2と第3排土位置D3と次のスタート位置ST3とから、第2後進パスPC2を決定する。他の走行パスについても、第1走行パスP1および第2走行パスP2と同様に、それぞれ掘削パスと、運土パスと、後進パスとを含む。
コントローラ31は、例えば、掘削壁W1―W3の位置に基づいて、スタート位置ST1−STnを決定する。コントローラ31は、掘削壁W1−W3から所定距離、離れた位置をスタート位置ST1−STnとして決定してもよい。或いは、コントローラ31は、任意のスタートラインを設定し、スタートライン上の位置を、スタート位置ST1−STnとして決定してもよい。
ステップS105では、コントローラ31は、走行パスP1−Pnに従って、作業機械1を制御する。例えば、図10に示すように、コントローラ31は、第1走行パスP1に従って、作業機械1を制御する。詳細には、コントローラ31は、第1掘削パスPA1に沿って、作業機械1を移動させる。コントローラ31は、第1掘削パスPA1に続いて第1運土パスPB1に沿って、作業機械1を移動させる。コントローラ31は、第1運土パスPB1に続いて第1後進パスPC1に沿って、作業機械1を移動させる。それにより、作業機械1は、第1掘削壁W1の一部、或いは全てを掘削し、掘削された土砂を第2排土位置D2においてダンプする。
コントローラ31は、第1走行パスP1に続いて、第2走行パスP2に従って、作業機械1を制御する。詳細には、コントローラ31は、スタート位置ST2から、第2掘削パスPA2に沿って、作業機械1を移動させる。コントローラ31は、第2掘削パスPA2に続いて第2運土パスPB2に沿って、作業機械1を移動させる。コントローラ31は、第2運土パスPB2に続いて第2後進パスPC2に沿って、作業機械1を移動させる。それにより、作業機械1は、第2掘削壁W2の一部、或いは全てを掘削し、掘削された土砂を第3排土位置D3においてダンプする。
以降、図7から図9に示すように、コントローラ31は、作業機械1が、第1〜第n走行パスP1−Pnに沿って順番に走行して、作業機13によって掘削壁W1−W3を掘削するように、作業機械1を制御する。なお、図9に示すように、各掘削壁W1−W3の最後の部分を掘削するときの走行パスP7〜Pnは、各掘削壁W1−W3に沿って、所定の作業方向A1に延びていてもよい。或いは、他の走行パスと同様に、所定の作業方向A1に対して傾斜した方向に延びていてもよい。
次に、掘削パスを決定するための処理について説明する。図11は、第m走行パスPm(1≦m≦n)の拡大図である。第m走行パスPmは、第1〜第n走行パスP1−Pnのうちの任意の走行パスである。図11に示すように、第m走行パスPmは、第m掘削パスPAmと、第m運土パスPBmと、第m後進パスPCmとを含む。
図12は、掘削パスを決定するための処理を示すフローチャートである。図12に示すように、ステップS201で、コントローラ31は、第m掘削パスPAmの候補パスMi,jを決定する。コントローラ31は、現況地形データに基づいて、第m掘削パスPAmの候補パスMi,jを決定する。図13は、第m掘削パスPAmの候補パスMi,jの一例を示す図である。図13に示すように、第m掘削パスPAmの候補パスMi,jは、参照点Ri(i=1,2,...)のそれぞれから複数方向に延び、第m掘削壁Wmを横断する直線で定義される。
コントローラ31は、第m+1スロットSm+1上に、参照点Riを決定する。コントローラ31は、第m+1スロットSm+1の中心線に沿う1以上の参照点Riを決定する。例えば、コントローラ31は、第m+1スロットSm+1の中心線に沿って一定距離ごとの位置を参照点Riとして決定する。第m掘削パスPAmの候補パスMi,jは、所定角度αずつ異なる方向に延びている。例えば、第m掘削パスPAmの候補パスMi,jは、所定の基準線から、所定角度αずつ異なる方向に延びていてもよい。基準線は、作業の効率を考慮して決定されてもよい。所定角度αは、作業の効率とコントローラ31における計算コストとを考慮して決定されてもよい。
ステップS202では、コントローラ31は、第1掘削パスPA1の候補パスMi,jのそれぞれに対して、評価関数を演算する。評価関数は、例えばA*アルゴリズムにおける関数である。ただし、評価関数は、ダイクストラ法、或いは、グリーディ法などの他の経路探索アルゴリズムの関数であってもよい。評価関数は、以下の式(1)で表される。
f(m)=g(m)+h(m) (1)
関数g(m)は、作業機械1による作業時間を示す。h(m)は、掘削壁W1−W3の残りの土量を示す。作業機械1による作業時間は、例えば、スタート位置STmから、第m排土位置Dm+1を経由して次のスタート位置STm+1までの移動時間である。コントローラ31は、例えば、設定された車速と、移動距離と、作業機械1のけん引力とから、作業時間を算出する。
ステップS203では、コントローラ31は、複数の候補パスMi,jのうち評価関数f(m)を最小とするものを第m掘削パスとして決定する。すなわち、コントローラ31は、複数の候補パスMi,jのうち評価関数f(m)を最小とするものを、第m掘削パスPAmとして決定する。コントローラ31は、第m掘削パスPAmに基づいて、第m走行パスPmを決定する。
ステップS204では、コントローラ31は、掘削壁W1−W3の残りの土量Vrが、所定の閾値Vth以下であるかを判定する。所定の閾値Vthは、0であってもよい。所定の閾値Vthは、掘削壁W1−W3を実質的に全てダンプしたと見なせる程度に小さな値であってもよい。掘削壁W1−W3の残りの土量Vrが所定の閾値Vth以下ではないときには、処理は、ステップS201に戻り、コントローラ31は、次の走行パスを決定する。掘削壁W1−W3の残りの土量Vrが所定の閾値Vth以下であるときには、コントローラ31は、走行パスの決定を終了する。すなわち、コントローラ31は、掘削壁W1−W3の残りの土量Vrが所定の閾値Vth以下になるまで、走行パスの決定を繰り返す。
以上説明した本実施形態に係る作業機械1の制御システムおよび制御方法では、掘削壁W1−W3を横断する複数の候補パスMi,jが決定される。そして、複数の候補パスMi,jから評価関数f(m)を最小とするものが掘削パスPAmとして決定される。そのため、作業機械1の自動制御によって、容易に掘削壁の掘削作業を行うことができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。作業機械1は、ブルドーザに限らず、ホイールローダ等の他の機械であってもよい。走行装置12は、履帯に限らず、タイヤを含んでもよい。作業機械1は、遠隔操縦可能な車両であってもよい。その場合、作業機械1から運転室が省略されてもよい。
制御システム3の一部は、作業機械1の外部に配置されてもよい。例えば、コントローラ31は、互いに別体の複数のコントローラ31を有してもよい。図14に示すように、コントローラ31は、作業機械1の外部に配置されるリモートコントローラ311と、作業機械1に搭載される車載コントローラ312とを含んでもよい。リモートコントローラ311と車載コントローラ312とは通信装置33,36を介して無線により通信可能であってもよい。そして、上述したコントローラ31の機能の一部がリモートコントローラ311によって実行され、残りの機能が車載コントローラ312によって実行されてもよい。例えば、掘削パスを決定する処理がリモートコントローラ311によって実行され、作業機械1を動作させる処理が車載コントローラ312によって実行されてもよい。
作業機械1の自動制御は、オペレータによる手動操作と合わせて行われる半自動制御であってもよい。或いは、自動制御は、オペレータによる手動操作無しで行われる完全自動制御であってもよい。例えば、図14に示すように、作業機械1の外部に配置された操作装置37をオペレータが操作することによって作業機械1が遠隔操作されてもよい。
掘削壁の掘削作業を行うための処理は、上述した処理に限らず、変更されてもよい。例えば、上記の処理の一部が、変更、或いは省略されてもよい。掘削壁の掘削作業を行うための処理に、上記の処理と異なる処理が追加されてもよい。
複数の作業機械1によって同時に掘削壁の掘削作業が行われてもよい。その場合、複数の作業機械1に搭載されたコントローラがそれぞれ自律的に上記の制御を実行してもよい。或いは、複数の作業機械1に共通のコントローラが、複数の作業機械1に対して上記の制御を実行してもよい。
掘削壁の掘削の順序は、上記の実施形態のものに限らず、変更されてもよい。例えば、図15から図17に示すように、コントローラ31は、第1掘削壁W1の始端から終端に向かって、順に、走行パスP1−P3を決定してもよい。詳細には、図15に示すように、コントローラ31は、第1掘削壁W1に対して、第1走行パスP1を決定する。第1走行パスP1は、第1掘削壁W1の第1部分W11を横断する第1掘削パスPA1を含む。第1部分W11は、第1掘削壁W1の始端を含む。
図16に示すように、コントローラ31は、第1掘削壁W1に対して、第2走行パスP2を決定する。第2走行パスP2は、第2掘削パスPA2を含む。第2掘削パスPA2は、第1掘削パスPA1の前方に位置する。第2掘削パスPA2は、第1掘削壁W1の第2部分W12を横断する。第2部分W12は、第1部分W11の前方に位置する。
以降、第1掘削壁W1の終端に到達するまで、コントローラ31は、第1掘削壁W1に対する走行パスの決定を繰り返す。図17に示すように、コントローラ31は、第1掘削壁W1に対して、第k走行パスPkを決定する。第k走行パスPkは、第k掘削パスPAkを含む。第k掘削パスPAkは、第1掘削壁W1の第k部分W1kを横断する。第k部分W1kは、第1掘削壁W1の終端を含む。
第1掘削壁W1の掘削の完了後、コントローラ31は、第2掘削壁W2の始端から終端に向かって、順に、走行パスを決定してもよい。その後、コントローラ31は、第3掘削壁W3の始端から終端に向かって順に、走行パスを決定してもよい。なお、上記の実施形態では、掘削壁の数(m)は3つである。しかし、掘削壁の数(m)は3つより少なくてもよく、或いは3つより多くてもよい。
候補パスの決定方法は、上記の実施形態のものに限らず、変更されてもよい。例えば、参照点は、第m+1スロットSm+1の中心線上に限らず、中心線から離れて位置してもよい。評価関数f(m)は、作業時間、或いは、残りの土量に限らず、他のパラメータを含んでもよい。例えば、評価関数f(m)は、作業機械1の移動距離、或いは燃料消費量を含んでもよい。或いは、評価関数f(m)は、現況地形の勾配に基づく転倒確率を含んでもよい。
上記の実施形態では、評価関数は、最小値を最適解とするものである。しかし、評価関数は、最大値を最適解とするものであってもよい。その場合、コントローラは、複数の候補パスのうち評価関数を最大とするものを掘削パスとして決定してもよい。
本開示によれば、作業機械の自動制御によって容易に掘削壁の掘削作業を行うことができる。
1 作業機械
31 コントローラ
32 機械位置センサ
S1 第1スロット
S2 第2スロット
Mi,j 候補パス
PA1 第1掘削パス
PB1 第1運土パス
PA2 第2掘削パス
Ri 参照点
W1 第1掘削壁
W2 第2掘削壁

Claims (10)

  1. 作業機械を制御するためのシステムであって、
    前記作業機械の位置を示す位置データを出力する位置センサと、
    前記位置データを取得するコントローラと、
    を備え、
    前記コントローラは、
    所定の作業方向に延びる第1スロットの位置と、前記第1スロットの側方に位置する第2スロットの位置と、前記第1スロットと前記第2スロットとの間に位置する第1掘削壁の位置とを含む現況地形データを取得し、
    前記第1スロットから前記第2スロットへ向かって前記第1掘削壁を横断し、複数方向にそれぞれ延びる複数の候補パスを決定し、
    前記複数の候補パスのそれぞれについて、経路探索アルゴリズムの評価関数を算出し、
    前記複数の候補パスのうち、前記評価関数を最適とするものを第1掘削パスとして決定し、
    前記第1掘削パスに従って、前記作業機械を制御する、
    システム。
  2. 前記コントローラは、
    前記第2スロットに対応する排土位置を取得し、
    前記第1掘削パスから前記第2スロットに沿って前記排土位置まで延びる第1運土パスを決定し、
    前記第1掘削パスに続いて前記第1運土パスに従って、前記作業機械を制御する、
    請求項1に記載のシステム。
  3. 前記コントローラは、
    前記第2スロット上の1以上の参照点を決定し、
    前記1以上の参照点から前記複数方向にそれぞれ延びるように前記複数の候補パスを決定する、
    請求項2に記載のシステム。
  4. 前記現況地形データは、前記第2スロットの側方に位置する第3スロットの位置と、前記第2スロットと前記第3スロットとの間に位置する第2掘削壁の位置とをさらに含み、
    前記コントローラは、
    前記第2スロットから前記第3スロットへ向かって前記第2掘削壁を横断する第2掘削パスを決定し、
    前記第1運土パスの後、前記第2掘削パスに従って、前記作業機械を制御する、
    請求項2に記載のシステム。
  5. 前記コントローラは、
    前記所定の作業方向に向かって、前記第1掘削パスの前方に位置し、前記第1掘削壁を横断する第2掘削パスを決定し、
    前記第1運土パスの後、前記第2掘削パスに従って、前記作業機械を制御する、
    請求項2に記載のシステム。
  6. 作業機械を制御するための方法であって、
    前記作業機械の位置を示す位置データを取得することと、
    所定の作業方向に延びる第1スロットの位置と、前記第1スロットの側方に位置する第2スロットの位置と、前記第1スロットと前記第2スロットとの間に位置する第1掘削壁の位置とを含む現況地形データを取得することと、
    前記第1スロットから前記第2スロットに向かって前記第1掘削壁を横断し、複数方向にそれぞれ延びる複数の候補パスを決定することと、
    前記複数の候補パスのそれぞれについて、経路探索アルゴリズムの評価関数を算出することと、
    前記複数の候補パスのうち、前記評価関数を最適とするものを第1掘削パスとして決定することと、
    前記第1掘削パスに従って、前記作業機械を制御すること、
    を備える方法。
  7. 前記第2スロットに対応する排土位置を取得することと、
    前記第1掘削パスから前記第2スロットに沿って前記排土位置まで延びる第1運土パスを決定することと、
    前記第1掘削パスに続いて前記第1運土パスに従って、前記作業機械を制御すること、
    をさらに備える、
    請求項6に記載の方法。
  8. 前記第2スロット上の1以上の参照点を決定することと、
    前記1以上の参照点から前記複数方向にそれぞれ延びるように前記複数の候補パスを決定すること、
    をさらに備える、
    請求項7に記載の方法。
  9. 前記現況地形データは、前記第2スロットの側方に位置する第3スロットの位置と、前記第2スロットと前記第3スロットとの間に位置する第2掘削壁の位置とをさらに含み、
    前記第2スロットから前記第3スロットに向かって前記第2掘削壁を横断する第2掘削パスを決定することと、
    前記第1運土パスの後、前記第2掘削パスに従って、前記作業機械を制御すること、
    をさらに備える、
    請求項7に記載の方法。
  10. 前記所定の作業方向に向かって、前記第1掘削パスの前方に位置し、前記第1掘削壁を横断する第2掘削パスを決定することと、
    前記第1運土パスの後、前記第2掘削パスに従って、前記作業機械を制御すること、
    をさらに備える、
    請求項7に記載の方法。
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