JP2021102926A - 真空ポンプ - Google Patents

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Abstract

【課題】回生ブレーキ抵抗を小型化して電源装置の小型化が可能な真空ポンプを提供する。【解決手段】真空ポンプは、ロータ、ステータ、前記ロータを駆動するモータ、および、前記ロータと前記ステータと前記モータとを収容するケーシングを有するポンプ本体と、前記モータが回生駆動されて発生する回生電力を熱エネルギに変換する回生ブレーキ抵抗と、前記ポンプ本体に取り付けられた筐体および前記モータの駆動を制御する制御回路が前記筐体内に収容された電源装置とを備え、前記回生ブレーキ抵抗は、複数のチップ抵抗器および前記複数のチップ抵抗器を電気的に接続する配線を備えて構成されている。【選択図】図3

Description

本発明は、真空ポンプに関する。
磁気軸受型のターボ分子ポンプ等の真空ポンプには回生ブレーキ抵抗を備えているものがある。回生ブレーキ抵抗により、モータの回生電流(電力)を熱エネルギとして消費しながらロータの回転を減速することで、ロータの停止時間を短縮している。従来、回生ブレーキ抵抗としてシーズヒータ等の棒状発熱抵抗体を用い、この発熱抵抗体を電源装置内に配置するターボ分子ポンプが知られている。シーズヒータは、円環形状を有しており、電源装置の筐体の内側に筐体の各側壁と僅かな間隙を有して配置される。シーズヒータは、筐体に取り付けられたブラケットにより保持される(例えば、特許文献1参照)。
特開2010−236468号公報
上記特許文献1に記載された真空ポンプでは、シーズヒータ等の大きい形状の回生ブレーキ抵抗を用いており、また、回生ブレーキ抵抗保持用のブラケット等も必要であるため、電源装置が大型化し、真空ポンプの小型化を図ることができない。
本発明の一態様による真空ポンプは、ステータ翼およびロータに設けられたロータ翼を有するポンプ部、前記ロータを駆動するモータ、および前記ポンプ部と前記モータを収容するケーシングを有するポンプ本体と、前記モータが回生駆動されて発生する回生電力を熱エネルギに変換する回生ブレーキ抵抗と、前記ポンプ本体に取り付けられた筐体および前記モータの駆動を制御する制御回路が前記筐体内に収容された電源装置とを備え、前記回生ブレーキ抵抗は、前記筐体上に配置された複数のチップ抵抗器および前記複数のチップ抵抗器を接続する配線を備えて構成されている。
本発明の真空ポンプによれば、回生ブレーキ抵抗を小型化することができ、これに伴い電源装置の小型化が可能となり、以って、真空ポンプの小型化を図ることができる。
図1は、本発明に係る真空ポンプの一例としてのターボ分子ポンプの第1の実施の形態の外観斜視図である。 図2は、図1に図示されたターボ分子ポンプのII−II線断面図である。 図3は、電源回路部のブロック図の一例である。 図4は、図2に図示された電源装置の拡大図である。 図5は、図4に図示された回生ブレーキ抵抗を構成するチップ抵抗器の配列を示す平面図である。 図6Aは、チップ抵抗器を電気的に並列に接続した回路図である。 図6Bは、チップ抵抗器を電気的に直列に接続した回路図である。 図6Cは、チップ抵抗器が電気的に直列に接続された複数のチップ抵抗器群を、電気的に並列に接続した回路図である。 図6Dは、チップ抵抗器が電気的に並列に接続された複数のチップ抵抗器群を、電気的に直列に接続した回路図である。 図7は、電源装置の変形例を示す断面図である。 図8は、電源装置の第2の実施形態を示す断面図である。 図9は、図8に図示されたチップ抵抗ユニットの拡大断面図である。
以下、図を参照して本発明を実施するための形態について説明する。
−第1の実施形態−
図1は、本発明に係る真空ポンプの一例としてのターボ分子ポンプ100の第1の実施形態の外観斜視図であり、図2は、図1に図示されたターボ分子ポンプのII−II線断面図である。
図1に図示されるように、ターボ分子ポンプ100は、ポンプ本体101と、ポンプ本体101に取付けられた電源装置50とを備える。
ポンプ本体101は、アルミニウム合金、鉄等の金属により形成されたケーシング5およびベース2から構成されるケース本体102と、ケース本体102内部に収容された、タービンポンプ部P1(図2参照)およびドラッグポンプ部P2(図2参照)を構成する部材を備えている。
ポンプ本体101の上部には、吸気口27が設けられ、ポンプ本体101の下部側には、排気口25aを有する排気ポート25が設けられている。ポンプ本体101は、吸気口27が形成されたフランジ部22に設けられた複数の貫通孔22aにボルト等の締結部材(図示せず)を挿通して、真空チャンバ(図示せず)に取り付けられる。ターボ分子ポンプ100は、タービンポンプ部P1およびドラッグポンプ部P2により、真空チャンバ内の気体を吸気口27から吸引し、排気ポート25の排気口25aから排出する。
電源装置50は、ケース本体102の一側面の上下方向の下部側に、電源装置50の底面59がポンプ本体101の底面101aとほぼ面一になるように取り付けられている。電源装置50は、ボルト等の締結部材(図示せず)により、ケース本体102に固定されている。電源装置50は、回生ブレーキ抵抗60(図2参照)を含む制御部、および電源部を有する。電源装置50の詳細については後述する。
図2に図示されるように、タービンポンプ部P1は、ロータ3に形成された複数段(図2では6段として例示)のロータ翼30と、ケーシング5側に配置された複数段(図2では6段として例示)のステータ翼40とで構成される。ロータ翼30とステータ翼40とは、軸方向に交互に配置されている。ステータ翼40は、それぞれ外周側の周縁が該ステータ翼40間に配置されたスペーサ41で挟持されることにより固定されている。
ドラッグポンプ部P2は、タービンポンプ部P1の下流側に設けられている。ドラッグポンプ部P2は、ロータ円筒部31およびステータ42を備えている。ロータ円筒部31は、外側ロータ円筒部31aおよび内側ロータ円筒部31bを有し、ステータ42は、外側ステータ42aおよび内側ステータ42bを有する。外側ステータ42aは、ケース本体102の内周側に配置されている。外側ロータ円筒部31aは、ロータ3と一体化されており、外側ステータ42aと内側ステータ42bの間に配置されている。内側ロータ円筒部31bは、ロータ3と一体化されており、内側ステータ42bの内側に配置されている。外側ステータ42aの内周側面と外側ロータ円筒部31aの外周側面の一方にはねじ溝(図示せず)が形成されている。また、内側ステータ42bの内周側面と内側ロータ円筒部31bの外周側側面の一方にはねじ溝(図示せず)が形成されている。
図示はしないが、ロータ3は回転軸であるシャフト10にボルト等の締結部材により締結されて一体化されている。シャフト10はモータ4により回転駆動される。モータ4としては、例えば、DCブラシレスモータが用いられる。モータ4は、ベース2に設けられたモータステータ4aと、シャフト10に設けられたモータロータ4bにより構成される。
図2に例示されたターボ分子ポンプ100は、メカニカル軸受型であり、シャフト10とロータ3とからなる回転体Rは、永久磁石6a、6bを用いた永久磁石磁気軸受6と転がり軸受である軸受装置8とにより回転自在に支持されている。
磁石ホルダ11の中央には、軸受9が設けられている。軸受9は、シャフト10上部のラジアル方向の振れを制限するタッチダウン軸受として機能する。定常回転状態ではシャフト10と軸受9とが接触することはなく、大外乱が加わった場合や、回転の加速時または減速時にシャフト10の振れ回りが大きくなった場合に、シャフト10が軸受9に接触する。
軸受装置8は、ベース2に固定される軸受ハウジング21に収納されている。軸受装置8は油潤滑式もしくはグリース潤滑式の転がり軸受である。軸受ハウジング21の下部には、ボルト等の締結部材(図示せず)を用いて下部カバー19が固定されている。
上述したように、ケーシング5の上部には吸気口27が設けられており、ベース2には排気ポート25が設けられている。モータ4により回転体Rを高速回転駆動することにより、吸気口27から吸引されたプロセスガスが、タービンポンプ部P1およびドラッグポンプ部P2を経由して、排気ポート25の排気口25aから排気される。
図3は、電源回路部50Aのブロック図の一例である。
電源回路部50Aには、図示はしないがAC/DCコンバータ等の出力部である電源部141から直流電力が供給される。電源回路部50Aに入力された直流電力は、モータ4を駆動する3相インバータ121とDC/DCコンバータ120に入力される。永久磁石磁気軸受6(図2参照)および軸受装置8によりラジアル方向およびスラスト方向に支持されたロータ3、換言すれば、回転体Rは、3相インバータ121によって駆動されるモータ4により回転駆動される。DC/DCコンバータ120に入力される直流電力の電圧は、電圧センサ112によって検出される。DC/DCコンバータ120の出力は、3相インバータ121をPWM制御等で制御するインバータ制御回路130に入力される。
インバータ制御回路130には回転数センサ113により検出されたロータ3、すなわち、回転体Rの回転数が入力され、インバータ制御回路130は、ロータ回転数に基づいて3相インバータ121を制御する。回生ブレーキ抵抗60は、モータ4が回生駆動されて発生する回生電流(電力)を熱エネルギに変換して回生余剰電力を消費する。トランジスタ制御回路122によりトランジスタ123のオンオフを制御することにより、回生ブレーキ抵抗60に流れる電流のオンオフが制御される。回生時の逆流はダイオード124によって防止される。
図4は、図2に図示された電源装置の拡大図である。
電源装置50は、ケース部材51とカバー52とから構成される筐体53を有する。ケース部材51とカバー52は、ボルト等の締結部材(図示せず)により一体化され、ケース本体102にボルト等の締結部材(図示せず)により固定されている。ケース部材51とカバー52とを締結部材によりケース本体102に共締めして固定してもよい。
ケース部材51とカバー52は、それぞれ、アルミニウム合金または鉄などの金属により形成されている。ケース部材51は、図4において、上方が開口されたボックス状に形成されている。カバー52は、ほぼ平坦な板状に形成され、コネクタ56が挿通される開口部52aを有する。
筐体53内には、電力系ユニット55と、信号制御系ユニット54と、回生ブレーキ抵抗60が収容されている。図2に図示されるように、ポンプ本体101には、ベース2の内部の空間に連通する開口部26が設けられており、この開口部26には、コネクタ56が設けられている。ベース2の開口部26とコネクタ56とは、シール材82により気密に固定されている。気密性を向上するため、コネクタ56として、ハーメチックコネクタを用いることが好ましい。
電力系ユニット55の回路基板55aは、3相インバータ121等を含んでおり、ケース部材51の底部51cに熱伝導可能に接合、換言すれば、熱結合されている。信号制御系ユニット54の回路基板54aは、ケース部材51の底部51cから突出して設けられたボス部58上に不図示のボルト等の締結部材により固定されている。カバー52と回路基板54aとの間に、チップ抵抗器61を配置するための空間が形成されている。
電力系ユニット55の回路基板55aには、ハーネス81が接続されている。ハーネス81は、交流電力のU相、V相、W相の3相の駆動信号用のハーネスを含んでいる。ハーネス81はコネクタ56(図2参照)を介して、ケース本体102内部に延出されている。電力系ユニット55の回路基板55aと信号制御系ユニット54の回路基板54aは、コネクタ57を介して接続されており、電源装置50の電力系ユニット55および信号制御系ユニット54は、回路基板54aに設けられた貫通孔54bに挿通されるハーネス81を介してモータ4および回転数センサ113等に接続されている。
回生ブレーキ抵抗60は、接続リード67により電力系ユニット55の回路基板55aに接続されている。回生ブレーキ抵抗60は、複数のチップ抵抗器61により構成されている。カバー52の内面52b上には全面に絶縁層64が形成され、絶縁層64上には配線65が形成されている。各チップ抵抗器61は、はんだ等の導電性接合材(図示せず)により配線65に接合されている。絶縁層64は、例えば、金属製のカバー52を酸化して形成することができ、このようにすれば絶縁層64の形成を能率的に行うことができる。カバー52を絶縁性の酸化アルミニウム(アルミナ)により形成してもよく、酸化アルミニウムを用いれば、絶縁層64が不要となり、一層、生産性を向上することができる。
図5は、図4に図示された回生ブレーキ抵抗を構成するチップ抵抗器の配列を示す平面図である。
カバー52の内面52b上には、絶縁層64を介して、ほぼ直方体形状のチップ抵抗器61がマトリクス状に配列されている。図5では、4×8個のチップ抵抗器61が図示されているが、これは一例であって、チップ抵抗器61の数は、任意に設定することができる。チップ抵抗器61の厚さは、例えば、0.3〜0.8mm程度、チップ抵抗器61の抵抗値は、例えば、数十Ω〜数百Ωとすることができる。但し、これは、参考として示すものであって、厚さおよび抵抗値は、任意に設定するこことができる。
チップ抵抗器61は、両端に端子61aを有し、各端子61aは、導電性接合材(図示せず)により配線65に接合されている。図5には、配線65は図示されていないが、複数のチップ抵抗器61は、配線65の引き回し、すなわち、配線パターン形状により、電気的に並列に接続したり、直列に接続したりすることができる。以下、チップ抵抗器61 の電気的接続の典型例を、図6A〜図6Dを参照して説明する。
図6Aは、複数のチップ抵抗器を電気的に並列に接続した回路図である。
図6Aに図示されるように、電源回路部50Aのブレーキ抵抗制御回路131に接続する回生ブレーキ抵抗60は、複数(図6Aでは、5個として例示)のチップ抵抗器61を電気的に並列に接続して構成することができる。ブレーキ抵抗制御回路131は、図3に示すトランジスタ制御回路122、トランジスタ123を含んで構成されている。
図6Bは、複数のチップ抵抗器を電気的に直列に接続した回路図である。
図6Bに図示されるように、電源回路部50Aのブレーキ抵抗制御回路131に接続する回生ブレーキ抵抗60は、複数(図6Bでは、5個として例示)のチップ抵抗器61を電気的に直列に接続して構成することができる。
図6Cは、複数のチップ抵抗器が電気的に直列に接続された複数のチップ抵抗器群を、電気的に並列に接続した回路図である。
回生ブレーキ抵抗60は、第1のチップ抵抗器群60aと、第2のチップ抵抗器群60bを有する。第1、第2のチップ抵抗器群60a、60bは、それぞれ、複数のチップ抵抗器61が電気的に直列に接続されて構成されている。第1のチップ抵抗器群60aと、第2のチップ抵抗器群60bは、電気的に並列に、電源回路部50Aのブレーキ抵抗制御回路131に接続されている。
図6Dは、複数のチップ抵抗器が電気的に並列に接続された複数のチップ抵抗器群を、電気的に直列に接続した回路図である。
回生ブレーキ抵抗60は、第1のチップ抵抗器群60cと、第2のチップ抵抗器群60dを有する。第1、第2のチップ抵抗器群60c、60dは、それぞれ、複数のチップ抵抗器61が電気的に並列に接続されて構成されている。第1のチップ抵抗器群60cと、第2のチップ抵抗器群60dは、電気的に直列に、電源回路部50Aのブレーキ抵抗制御回路131に接続されている。
上記において、第1、第2のチップ抵抗器群60a、60bまたは60c、60dそれぞれを構成するチップ抵抗器61の数は、5個に限られものではなく、2以上の任意の数にすることができる。この場合、第1のチップ抵抗器群60aと第2のチップ抵抗器群60bを構成するチップ抵抗器61の個数は、異なる個数であってもよい。また、第1のチップ抵抗器群60cと第2のチップ抵抗器群60dを構成するチップ抵抗器61の個数は、異なる個数であってもよい。
(電源装置の変形例)
図7は、電源装置の変形例を示す断面図である。
上記実施形態では、回生ブレーキ抵抗60を構成する各チップ抵抗器61は、筐体53のカバー52の内面52b側に配置した構造として例示した。これに対し、図7に図示された変形例の構造では、回生ブレーキ抵抗60を構成する各チップ抵抗器61は、カバー52の外面52c側に配置されている。
図7に図示されるように、筐体53のケース本体102側の側面であるカバー52の外面52c上には、全面に絶縁層64が形成され、絶縁層64上には、配線65が形成されている。回生ブレーキ抵抗60を構成する各チップ抵抗器61は、はんだ等の導電性接合材(図示せず)により配線65に接合されている。ケース本体102の、電源装置50のカバー52に設けられたチップ抵抗器61を収容する凹部83が設けられている。
図7に示す変形例の他の構成は、第1の実施形態と同様であり、対応する構成に同一の符号を付し説明を省略する。
なお、回生ブレーキ抵抗60を構成する各チップ抵抗器61からは、電磁ノイズが発生される。変形例の構造では、回生ブレーキ抵抗60を構成する各チップ抵抗器61が電源装置50の筐体53の外部に配置されている。このため、回生ブレーキ抵抗60を構成する各チップ抵抗器61を、電力系ユニット55および信号制御系ユニット54等の回路部が収容された電源装置50の外部に配置することにより、回路部への電磁ノイズの影響を抑制することができるという効果がある。
上記実施形態では、回生ブレーキ抵抗60、すなわち、チップ抵抗器61および配線65を電源装置50のカバー52の外面52cに設けた構造として例示した。しかし、回生ブレーキ抵抗60を、例えば、ケーシング5等のケース本体102の外面に設けてもよい。
上記第1の実施形態によれば、下記の効果を奏する。
(1)真空ポンプは、ロータ、ステータ、前記ロータを駆動するモータ、および、前記ロータと前記ステータと前記モータとを収容するケーシングを有するポンプ本体と、前記モータが回生駆動されて発生する回生電力を熱エネルギに変換する回生ブレーキ抵抗と、前記ポンプ本体に取り付けられた筐体および前記モータの駆動を制御する制御回路が前記筐体内に収容された電源装置とを備え、前記回生ブレーキ抵抗は、複数のチップ抵抗器および前記複数のチップ抵抗器を電気的に接続する配線を備えて構成されている。回生ブレーキ抵抗60を複数のチップ抵抗器61により形成するので、回生ブレーキ抵抗60をシーズヒータ等により構成する構造に比し、回生ブレーキ抵抗60を配置するスペースを小さくすることができる。このため、電源装置50の小型化を図ることができ、以って、ターボ分子ポンプの小型化を図ることが可能となる。また、回生ブレーキ抵抗60を複数のチップ抵抗器61により構成するので、回生電力が異なるターボ分子ポンプ100に対し、チップ抵抗器61の個数を調整し、回生消費電力を適切に設定することができる。
(2)前記複数のチップ抵抗器は、直列接続、又は、並列接続、又は、直列接続と並列接続との組み合わせにより、電気的に接続されている。回生電力が異なるターボ分子ポンプ100に対し、チップ抵抗器61を電気的に直列に接続したり、並列に接続したりすることにより、回生ブレーキ抵抗60の抵抗値を調整し、回生消費電力を適切に設定することができる。
(3)前記複数のチップ抵抗器及び前記配線は、前記筐体に配置されている。
(4)前記筐体は、開口部を有するケース部材および前記開口部を覆うカバーを有し、前記カバーは前記ポンプ本体の前記ケーシングの外面に取り付けられ、前記回生ブレーキ抵抗の前記複数のチップ抵抗器および前記配線は前記カバー及び/又は前記ケーシングに設けられている。筐体53が複数のチップ抵抗器61および配線65を実装する回路基板を兼用するので、回路基板が不要となり、構造が簡素化し、コストを低減することができる。
(5)前記筐体は、開口部を有するケース部材および前記開口部を覆うカバーを有し、前記カバーは前記ポンプ本体の前記ケーシングの外面に取り付けられ、前記回生ブレーキ抵抗の前記複数のチップ抵抗器および前記配線は前記カバーに設けられ、前記カバーは金属部材により形成され、前記カバーに絶縁層を介して前記回生ブレーキ抵抗が実装され、前記チップ抵抗器が前記カバーと熱結合されている。カバー52が放熱部材としての機能を有するため、放熱部材が不要となり、構造が簡素化し、コストを低減することができる。
(6)前記チップ抵抗器および配線は、前記カバーの内面または前記ケーシングの内面に設けられている。このため、電源装置50をケース本体102に取り付ける際、チップ抵抗器61および配線65が外部の部材に当接して損傷するのを防止することができる。
(7)前記チップ抵抗器および前記配線は、前記カバーの外面又は前記ケーシングの外面に設けられている。回生ブレーキ抵抗60を構成する各チップ抵抗器61を、電力系ユニット55および信号制御系ユニット54等の回路部が収容された電源装置50の外部に配置するので、回生ブレーキ抵抗60を電源装置50の筐体53の内部に配置する構造に比し、電源装置50の内部回路部への電磁ノイズの影響を抑制することができる。
−第2の実施形態−
図8は、電源装置の第2の実施形態を示す断面図であり、図9は、図8に図示されたチップ抵抗ユニットの拡大断面図である。
第2の実施形態の電源装置50は、複数のチップ抵抗器61が金属製のベース板62上に実装されたチップ抵抗ユニット61Uを有し、複数のチップ抵抗ユニット61Uにより構成された回生ブレーキ抵抗60を電源装置50の筐体53内に配置した構造を有する。
以下では、第2の実施形態が第1の実施形態と相違する構成を主体に説明することとし、第1の実施形態と同様な構成については、適宜、説明を省略する。
図8に図示されるように、電源装置50のケース部材51の側部の内面51b上には、複数のチップ抵抗ユニット61Uが実装されている。複数のチップ抵抗ユニット61Uは、電気的に接続されて回生ブレーキ抵抗60を構成する。
図9に示すように、チップ抵抗ユニット61Uは、アルミニウム系金属等の金属により形成された平坦な板状部材であるベース板62上に、絶縁層64を介して実装された複数のチップ抵抗器61を有する。チップ抵抗器61は、第1の実施形態に示された部材であり、ほぼ直方体形状を有し、長手方向の両端に端子61aを有する。チップ抵抗器61の各端子61aは、はんだ等の導電性接合材66により絶縁層64上に形成された配線65に接合されている。絶縁層64は、例えば、金属製のベース板62を酸化して形成することができる。また、ベース板62を絶縁性の酸化アルミニウム(アルミナ)により形成してもよく、酸化アルミニウムを用いれば、絶縁層64が不要となる。
図8は、電源装置50の長手方向の一断面を示す図であり、チップ抵抗ユニット61Uは、断面に直交する方向、換言すれば、紙面に直交する方向に、複数列に配列することができる。各チップ抵抗ユニット61Uは、ケース部材51の内面51bに熱伝導可能に結合、すなわち、熱結合されている。図示はしないが、ケース部材51の内面51bと各チップ抵抗ユニット61U間には、熱伝導材または熱伝導シートを介在させてもよい。
ベース板62は、例えば、サイズが50〜100mm□、板厚が数mm程度とすることができる。チップ抵抗器61は、第1の実施形態で説明したように、厚さが0.3〜0.8mm程度である。
回生ブレーキ抵抗60を構成する複数のチップ抵抗ユニット61Uは、電気的に直列に接続したり、並列に接続したりすることができる。
複数のチップ抵抗ユニット61Uの電気的接続は、第1の実施形態の図6A〜図6Dに図示した接続パターンを用いることができる。この場合、図6A〜図6Dのチップ抵抗器61を、チップ抵抗ユニット61Uに置き換えればよい。
チップ抵抗ユニット61Uを構成する複数のチップ抵抗器61の接続には、第1の実施形態で説明した図6A〜図6Dに示す接続パターンのいずれかを採用することができる。従って、複数のチップ抵抗ユニット61Uを相互に接続する接続パターンそれぞれに、複数のチップ抵抗器61を相互に接続する接続パターンを組み合わせることにより、回生ブレーキ抵抗60を構成するチップ抵抗器61の接続パターンを極めて多種にすることができる。
第2の実施形態における他の構成は、第1の実施形態と同様である。
第2の実施形態においても、回生ブレーキ抵抗60は、筐体53上に配置された複数のチップ抵抗器61により構成されている。従って、第2の実施形態においても第1の実施形態の効果(1)と同様な効果を奏する。
また、第2の実施形態においては、複数のチップ抵抗器61は、筐体53に熱結合された金属製のベース板62上に実装されている。
すなわち、(8)前記複数のチップ抵抗器および前記配線は板状部材に取り付けられ、前記筐体に設けられる。従って、複数のチップ抵抗器61をベース板62上に実装することにより、ベース板62を筐体53への実装が容易となる。
さらに、回生ブレーキ抵抗60は、ベース板62に実装された複数のチップ抵抗器61により構成されたチップ抵抗ユニット61Uを、複数、有する。チップ抵抗器61すべてを1つのベース板62上に実装するのではなく、複数のチップ抵抗ユニット61Uに分割したので、チップ抵抗ユニット61Uの個数を増減することにより、回生ブレーキ抵抗60の抵抗値を自由に調整することができる。このため、回生電力が異なるターボ分子ポンプ100に対して共用化を図ることが可能となり、開発期間の短縮化およびコスト低減を図ることができる。
なお、第2の実施形態において、回生ブレーキ抵抗60を構成するチップ抵抗ユニット61Uは、図4に示されるように、信号制御系ユニット54の回路基板54aと電源装置50のカバー52との間に配置してもよい。
第2の実施形態では、回生ブレーキ抵抗60を構成する複数のチップ抵抗ユニット61Uを電源装置50の筐体53内に配置した構造として例示した。しかし、チップ抵抗ユニット61Uは、図7に図示されるように、電源装置50の筐体53のカバー52の外面52c上に配置してもよい。この場合の構造は、図7におけるチップ抵抗器61を、チップ抵抗ユニット61Uに置き換えた構造とすればよい。
上記各実施形態では、ターボ分子ポンプ100を、メカニカル軸受型として例示した。しかし、本発明は、磁気軸受型のターボ分子ポンプに適用することができる。また、上記実施形態では、タービンポンプ部P1とドラッグポンプ部P2とを有するターボ分子ポンプ100として例示したが、本発明は、タービンポンプ部P1のみを有するターボ分子ポンプに適用することができる。
上記実施形態では、電源装置50をポンプ本体101の一側面に取り付けた構造として例示した。しかし、電源装置50を、ポンプ本体101の底面101aに取り付けるようにしてもよい。
上記では、種々の実施の形態および変形例を説明したが、本発明はこれらの内容に限定されるものではない。本発明の技術的思想の範囲内で考えられるその他の態様も本発明の範囲内に含まれる。
3 ロータ
4 モータ
6 永久磁石磁気軸受
8 軸受装置
30 ロータ翼
40 ステータ翼
50 電源装置
51 ケース部材
51b 内面
52 カバー
52b 内面
52c 外面
53 筐体
58 固定具
60 回生ブレーキ抵抗
60a、60c 第1のチップ抵抗器群
60b、60d 第2のチップ抵抗器群
61 チップ抵抗器
61U チップ抵抗ユニット
62 ベース板(板状部材)
65 配線
100 ターボ分子ポンプ
101 ポンプ本体
101a 底面
102 ケース本体
110 AC/DCコンバータ
120 DC/DCコンバータ
121 3相インバータ
122 トランジスタ制御回路
P1 タービンポンプ部
P2 ドラッグポンプ部
R 回転体

Claims (8)

  1. ロータ、ステータ、前記ロータを駆動するモータ、および、前記ロータと前記ステータと前記モータとを収容するケーシングを有するポンプ本体と、
    前記モータが回生駆動されて発生する回生電力を熱エネルギに変換する回生ブレーキ抵抗と、
    前記ポンプ本体に取り付けられた筐体および前記モータの駆動を制御する制御回路が前記筐体内に収容された電源装置とを備え、
    前記回生ブレーキ抵抗は、複数のチップ抵抗器および前記複数のチップ抵抗器を電気的に接続する配線を備えて構成されている、真空ポンプ。
  2. 請求項1に記載の真空ポンプにおいて、
    前記複数のチップ抵抗器は、直列接続、又は、並列接続、又は、直列接続と並列接続との組み合わせにより、電気的に接続されている、真空ポンプ。
  3. 請求項1又は2に記載の真空ポンプにおいて、
    前記複数のチップ抵抗器及び前記配線は、前記筐体に配置されている、真空ポンプ。
  4. 請求項1に記載の真空ポンプにおいて、
    前記筐体は、開口部を有するケース部材および前記開口部を覆うカバーを有し、前記カバーは前記ポンプ本体の前記ケーシングの外面に取り付けられ、
    前記回生ブレーキ抵抗の前記複数のチップ抵抗器および前記配線は前記カバー及び/又は前記ケーシングに設けられている、真空ポンプ。
  5. 請求項1に記載の真空ポンプにおいて、
    前記筐体は、開口部を有するケース部材および前記開口部を覆うカバーを有し、前記カバーは前記ポンプ本体の前記ケーシングの外面に取り付けられ、
    前記回生ブレーキ抵抗の前記複数のチップ抵抗器および前記配線は前記カバーに設けられ、
    前記カバーは金属部材により形成され、前記カバーに絶縁層を介して前記回生ブレーキ抵抗が実装され、前記チップ抵抗器が前記カバーと熱結合されている、真空ポンプ。
  6. 請求項4に記載の真空ポンプにおいて、
    前記チップ抵抗器および配線は、前記カバーの内面または前記ケーシングの内面に設けられている、真空ポンプ。
  7. 請求項4に記載の真空ポンプにおいて、
    前記チップ抵抗器および前記配線は、前記カバーの外面又は前記ケーシングの外面に設けられている、真空ポンプ。
  8. 請求項3に記載の真空ポンプにおいて、
    前記複数のチップ抵抗器および前記配線は板状部材に取り付けられ、前記筐体に設けられる、真空ポンプ。
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