JP2021100319A - 2本の導電部材の接合構造 - Google Patents

2本の導電部材の接合構造 Download PDF

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Abstract

【課題】本明細書は、2本の導電部材の接合構造に関し、2本の導電部材の先端の平坦面同士を密着させやすい構造を提供する。【解決手段】本明細書が開示する接合構造では、2本の導電部材の先端部の平坦面同士が接合されている。一方の導電部材の先端部と本体との境界がS字形状に湾曲している。先端部の根本にS字状に湾曲した部位を設けることで、先端部と本体との間の剛性が下がり、平坦面同士が密着し易くなる。S字状に湾曲した部位を有する導電部材は、半導体素子が埋設された半導体モジュールの端子との接合に用いるのに適している。【選択図】図1

Description

本明細書が開示する技術は、細長金属板の2本の導電部材の接合構造に関する。なお、細長金属板の導電部材は、バスバと呼ばれる場合がある。電気部品の端子にも細長金属板の導電部材が用いられることがある。
2個の電気デバイスを電気的に接続するときにバスバが用いられることがある。特許文献1には、一方のデバイスから延びるバスバと他方のデバイス(半導体モジュール)の端子が溶接にて接合されている構造が開示されている。バスバも端子も細長金属板で作られている。バスバの先端の平坦面と、端子の先端の平坦面が重ね合わされて溶接される。
なお、本明細書が開示する構造と似ている構造が特許文献2に開示されている。特許文献2に開示されたバスバは、先端にS字の湾曲が形成されている。S字部分に他の端子を挟み込んでバスバと端子を電気的に接続する。
特開2011−172401号公報 特開2003−308912号公報
細長金属板の2本の導電部材の平坦面を溶接する場合、隙間があると溶接強度が下がる。溶接に先立って2本の導電部材を挟み込むチャックを用いることが望ましい。導電部材の先端の剛性が高いと、強い力のチャックが必要となる。本明細書は、2本の導電部材の接合構造に関し、2本の導電部材の先端の平坦面同士を密着させやすい構造を提供する。
本明細書が開示する接合構造では、2本の導電部材の先端部の平坦面同士が接合されている。一方の導電部材の先端部と本体との境界がS字形状に湾曲している。先端部の根本にS字状に湾曲した部位を設けることで、先端部と本体との境界部分の剛性が下がり、平坦面同士が密着し易くなる。
S字状に湾曲した部位を有する導電部材は、半導体素子が埋設された半導体モジュールの端子との接合に用いるのに適している。
本明細書が開示する技術の詳細とさらなる改良は以下の「発明を実施するための形態」にて説明する。
実施例の接合構造を説明する斜視図である。 バスバと端子を離間した状態の斜視図である。
図面を参照して実施例の接合構造を説明する。図1に、実施例の接合構造2を説明する斜視図を示す。実施例の接合構造2は、半導体モジュール20の端子23とバスバ10の接合に採用されている。
半導体モジュール20は、樹脂製のパッケージ21に電力変換用の半導体素子22を埋設したデバイスである。半導体素子22は、パワートランジスタと呼ばれる大電力用の素子である。半導体素子22は、具体的にはIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)やMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)である。半導体モジュール20は、電圧コンバータやインバータなどの電力変換器の主要部品として用いられる。
図1は、インバータの主要部品として用いられている積層ユニットの一部を示している。インバータは複数の半導体素子22(複数の半導体モジュール20)を用いる。電力変換用の半導体素子は発熱量が大きいため、積層ユニットでは、複数の半導体モジュール20と複数の冷却器30が1個ずつ交互に積層された構造が採用されている。それぞれの半導体モジュール20は扁平であり、その両側の扁平面が冷却器に接する。図1では2個の半導体モジュール20が描かれているが、積層ユニットにはさらに多数の半導体モジュールが積層されている。図中の座標系のX方向が積層方向に相当する。図1は実施例の接合構造2を説明するのに必要な部位のみを描いてある。
半導体モジュール20のパッケージ21の一面に端子23が備えられている。端子23は細長の金属板である。端子23はパッケージ21の中で半導体素子22の電極と接続されている。端子23は細長金属板で作られており、先端に平坦面を有している。端子23は、先端が直角に折れ曲がった形状をなしている。パッケージ21の一面には他の端子も備えられているが、図1ではその図示は省略した。
半導体モジュール20の半導体素子22と他の電気部品(例えば電流平滑用のコンデンサなど)を電気的に接続するのにバスバ10が用いられる。バスバ10は、内部抵抗が小さい金属、典型的には銅で作られている。複数の半導体モジュール20の半導体素子22は並列に接続されるため、1本のバスバ20で複数の半導体モジュール20の端子23が接続される。
バスバ10は、複数の半導体モジュール20の積層方向(図中の座標系のX方向)に沿って延びている細長い本体11と、本体11からその直交方向に枝分かれして延びている複数の先端部12と、先端部12と本体11の境界に相当する湾曲部13を備えている。先端部12も細長平板状である。複数の先端部12のそれぞれの平坦面が複数の半導体モジュール20のそれぞれの端子23の平坦面に溶接にて接合される。
端子23とバスバ10の先端部12を溶接するのに先立って端子23と先端部12はチャックにて挟み込まれ、互いの接合面が密着する。バスバ10は、1本の本体11から複数の先端部12が枝分かれしており、それぞれの先端部12がチャックにて対応する端子23と一緒に挟まれる。先端部12と端子23の位置にずれがあると、挟み込んだときに先端部12あるいは端子23が変形する。多数の先端部12が変形する可能性があり、チャックには相応の挟持力が要求される。また、先端部12あるいは端子23に相応の応力が残ったまま溶接すると、チャックを離した後に残留応力が先端部12と端子23を引き離す方向に作用するおそれがある。
実施例の接合構造2では、バスバ10の先端部12と本体11の境界にS字状に湾曲した湾曲部13を備えている。湾曲部13を設けることで、先端部12と本体11との境界の剛性(先端部12を平坦面法線方向(図中の座標系のZ方向)に動かす際に抗する剛性)が下がる。すなわち、先端部12が平坦面の法線方向に動きやすくなる。先端部12と本体11の境界の剛性を下げることで、先端部12の平坦面を端子23の平坦面に密着させるのに要する力が少なくて済む。すなわち、チャックに要求される挟持力が小さくて済む。また、接合後にバスバ10あるいは端子23に残る応力も小さくなる。その結果、接合の信頼性も向上する。
以上のとおり、実施例の接合構造2は、バスバ10の先端部12と本体11の境界にS字形状の湾曲部13を設けることで、2本の導電部材(バスバ10と端子23)の先端の平坦面同士を密着させやすくなる。
実施例で説明した技術に関する留意点を述べる。本明細書が開示する技術は、バスバと端子の間の接合構造に限られない。本明細書が開示する技術は、2本のバスバ同士、あるいは、2個の端子同士の接合に適用してもよい。しかしながら、特に、一方が半導体モジュール20の本体(パッケージ21)に設けられた短い端子であり、他方がバスバである場合に特に有効である。短い端子は剛性が高いので、バスバの剛性を下げることで平坦面同士の密着性が向上する。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2:接合構造、 10:バスバ、 11:本体、 12:先端部、 13:湾曲部、 20:半導体モジュール、 21:パッケージ、 22:半導体素子、 23:端子

Claims (2)

  1. 細長金属板の2本の導電部材の接合構造であり、
    2本の前記導電部材の先端部の平坦面同士が接合されており、
    一方の前記導電部材の先端部と本体との境界がS字形状に湾曲している、接合構造。
  2. 他方の前記導電部材は半導体モジュールの本体から延びている端子である、請求項1に記載の接合構造。
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