JP2021098571A - 分別補助具およびごみ箱 - Google Patents

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直也 小笠原
凌太郎 村田
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凌太郎 村田
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Abstract

【課題】設置済のごみ箱に分別収集機能を追加できる技術を実現する。【解決手段】ごみ箱(10)の箱体(20)に設置可能な分別補助具(1)であって、箱体(20)の開口部(21)に少なくとも部分的に沿う形状を有し、当該開口部(21)に載置可能な支持部(2)と、支持部(2)により二点支持される仕切壁(3)と、を備え、支持部(2)が開口部(21)に載置された状態において、仕切壁(3)は開口部(21)の上方に延出する。【選択図】図1

Description

本発明は、ごみ箱の箱体に設置可能な分別補助具、および、これを設置したごみ箱に関する。
ペットボトルや缶などの飲料容器に代表される再利用可能な廃棄物は、その収集時点における分別の精度を高めることが、その再利用の効率を大きく左右する。そのため、廃棄物を収集するごみ箱において、廃棄物を有効に分別しうる種々の提案がなされている。
たとえば、特開2012−86934号公報(特許文献1)、特開2006−290598号公報(特許文献2)、および実用新案登録第3118302号公報(特許文献3)には、複数の開口を有し、当該複数の開口の各々に対応する収集袋を取付可能に構成されたごみ箱が開示されている。これらの発明によれば、1つのごみ箱の内部に、複数の袋によって区分された複数の空間を設けることができ、1つのごみ箱によって複数の区分の廃棄物を分別して収集できる。
特開2012−86934号公報 特開2006−290598号公報 実用新案登録第3118302号公報
しかし、特許文献1〜3のような技術では、廃棄物の分別収集を実現する構造物を、ごみ箱の製造段階においてあらかじめ設けておく必要があった。そのため、設置済のごみ箱に分別収集機能を追加することが難しかった。
そこで、設置済のごみ箱に分別収集機能を追加できる技術の実現が求められる。
本発明に係る分別補助具は、ごみ箱の箱体に設置可能な分別補助具であって、前記箱体の開口部に少なくとも部分的に沿う形状を有し、当該開口部に載置可能な支持部と、前記支持部により二点支持される仕切壁と、を備え、前記支持部が前記開口部に載置された状態において、前記仕切壁は前記開口部の上方に延出することを特徴とする。
この構成によれば、設置済のごみ箱に本発明に係る分別補助具を追加的に設置することで、設置済のごみ箱に分別収集機能を追加できる。
また、本発明に係るごみ箱は、開口部を有する箱体を備え、前記開口部に前記分別補助具を載置したごみ箱であって、前記仕切壁によって画定される前記開口部の第一部分と第二部分との開口面積が等しくないことを特徴とする。
この構成によれば、この構成によれば、設置済のごみ箱に分別収集機能を追加できる。また、より多くの収集量が期待される被収集物に、より多くの容積を割り当てることができ、ごみ箱の箱体の内容積を有効に活用できる。
以下、本発明の好適な態様について説明する。ただし、以下に記載する好適な態様例によって、本発明の範囲が限定されるわけではない。
本発明に係る分別補助具は、一態様として、前記仕切壁は、前記支持部と一体に構成されることが好ましい。
この構成によれば、本発明に係る分別補助具を設置する動作が単純になりやすい。
本発明に係る分別補助具は、一態様として、前記支持部は、前記開口部の全周に亘って嵌着可能な形状を有することが好ましい。
この構成によれば、ごみ箱の箱体の開口部に載置するだけの簡単な操作によって、支持部材を設置できる。
本発明に係るごみ箱は、一態様として、前記開口部は平面図において四角形状であって、前記仕切壁は、前記開口部の一辺と、当該一辺と異なる一辺と、に渡る位置に配置されることが好ましい。
この構成によれば、仕切壁を平板状の部材として構成できるため、仕切壁を製造しやすい。
本発明に係るごみ箱は、一態様として、前記箱体に収集される被収集物を投入可能な投入口を少なくとも2つ有し、前記開口部を少なくとも部分的に閉鎖可能な蓋体をさらに備え、前記蓋体の内側において、少なくとも1つの前記投入口は前記第一部分に向けて開口し、当該投入口とは異なる少なくとも1つの前記投入口は前記第二部分に向けて開口し、前記開口部の少なくとも前記投入口に最も近い部分において、前記第一部分および前記第二部分が、前記投入口より大きい開口幅を有することが好ましい。
この構成によれば、2つの投入口を、第一部分および第二部分のそれぞれと良好に対応付けることができ、分別の精度を高めやすい。
本発明のさらなる特徴と利点は、図面を参照して記述する以下の例示的かつ非限定的な実施形態の説明によってより明確になるであろう。
本発明の第一の実施形態に係るごみ箱の分解斜視図 本発明の第一の実施形態に係る分別補助具の使用状態を示す図 本発明に係るごみ箱の使用状態を示す図。 本発明の実施形態に係るごみ箱における袋体の設置例 開口部の高さを超えて容器が積み上がる場合の模式図 本発明の第二の実施形態に係るごみ箱の分解斜視図 本発明の第二の実施形態に係る分別補助具の使用状態を示す図
〔第一の実施形態〕
本発明に係る分別補助具、および、これを備えるごみ箱の第一の実施形態について、図面を参照して説明する。以下の実施形態では、飲料の容器(被収集物の例)を収集するごみ箱10に、分別補助具1を設置した例について説明する。
《分別補助具およびごみ箱の構成》
まず、本実施形態に係る分別補助具1およびごみ箱10の構成について説明する。本実施形態に係るごみ箱10は、箱体20と蓋体30とを備え、箱体20の開口部21には、本実施形態に係る分別補助具1が設置されている(図1)。なお、以下の説明において「使用状態」とは、箱体20の開口部21に分別補助具1を設置し、さらに開口部21を蓋体30で閉鎖した状態(図3)をいう。
箱体20は、略立方体状の形状を有し、その上部の全面が略矩形状の開口部21として開口した有底箱体である。開口部21には段差21aが設けられており、後述するように段差21aには分別補助具1が載置される。
蓋体30は、箱体20の上部に着脱自在に取付可能であって、箱体20に取り付けられた状態において開口部21を閉鎖する(図3)。蓋体30には第一投入口31および第二投入口32が設けられており、第一投入口31または第二投入口32から投入された容器は、開口部21を経て箱体20の内部に収容される。なお、以降の説明において前後方向について言及する場合は、箱体20に蓋体30を取り付けた状態において第一投入口31および第二投入口32が開口する側を「前」と定義する。
使用状態において、第一投入口31には内容量200〜600mL程度のペットボトルP(被収集物の例。以下、単にペットボトルPと記載する。)が投入されることが期待され、第二投入口32には内容量150〜600mL程度の缶C(被収集物の例。以下、単に缶Cと記載する。)が投入されることが期待される。そのため、第一投入口31および第二投入口32の寸法は、投入が期待されるペットボトルPおよび缶Cが通過可能な範囲で選択される。本実施形態では、第一投入口31および第二投入口32は、いずれも直径8.5cmの円形の開口として設けられている。また、第一投入口31は、蓋体30の前面部分の正面図における左側半分の領域に収まるように設けられており、第二投入口32は、蓋体30の前面部分の正面図における右側半分の領域に収まるように設けられている(図3)。なお、第一投入口31の下方には使用者にペットボトルPの投入を促す第一表示物33が貼付されており、第二投入口32の下方には缶Cの投入を促す第二表示物34が貼付されている。
開口部21には、本実施形態に係る分別補助具1が載置されている(図1)。分別補助具1は、箱体20の開口部21に載置可能な支持部2と、支持部2と一体に構成される仕切壁3と、を備える(図1)。
支持部2は、辺部2a、2b、および2cを有する(図2)。辺部2aの長さは、開口部21の左右方向の幅の約半分である。一方、辺部2aに対向する辺部2bの長さは、開口部21の左右方向の幅の半分より短い。なお、辺部2aと辺部2bとを接続する辺部2cの長さは、開口部21の奥行き方向の長さと略同一である。以上の寸法関係より、支持部2は、平面図において、開口部21の略矩形状の周縁部に部分的に沿う形状を有する。これによって支持部2は、開口部21に設けられた段差21aに載置する態様で、開口部21に嵌着できる。
仕切壁3は、略三角形状の板状部分を有する部材である(図1)。仕切壁3は、支持部2の辺部2aの端部3aと辺部2bの端部3bとに渡って設けられており、すなわち端部3a、3bにおいて二点支持されている。仕切壁3は、使用状態において、開口部21の上方に延出し、開口部21と蓋体30との間に画定される空間に収容される。
開口部21に分別補助具1を載置すると、開口部21の開口面積が仕切壁3により二分される(図2)。ここで、辺部2aの長さが開口部21の左右方向の幅の約半分であり、辺部2bの長さが当該幅の半分より短いため、仕切壁3によって画定される第一部分21bと第二部分21cとの開口面積は等しくない。具体的には、第一部分21bの開口面積は、第二部分21cの開口面積より大きい。
開口部21に分別補助具1を載置し、箱体20に蓋体30を取り付けると、第一投入口31は開口部21の第一部分21bに向けて開口し、第二投入口32は開口部21の第二部分21cに向けて開口する配置になる。ここで、仕切壁3の前部側の端部3aが辺部2aの中央付近に設けられているため、第一部分21bおよび第二部分21cの左右方向の開口幅は前部側においてはほぼ等しく、したがって第一部分21bおよび第二部分21cは、前部側において、それぞれごみ箱10の幅のおよそ半分の開口幅を有する。一方、第一投入口31および第二投入口32は、それぞれ蓋体30の前面部分の左右それぞれの半分の領域に収まるように設けられているため、その開口幅はごみ箱10のおよそ半分の開口幅より小さい。以上の寸法関係により、前部側(投入口に最も近い部分の例)において、第一部分21bの開口幅は第一投入口31の開口幅より大きく、第二部分21cの開口幅は第二投入口32の開口幅より大きい。これによって、第一投入口31から投入された容器を第一部分21bに向けて、第二投入口32から投入された容器を第二部分21cに向けて、それぞれ良好に方向づけることができる。
《分別補助具およびごみ箱の使用方法》
次に、本実施形態に係る分別補助具1およびごみ箱10の使用方法について説明する。ごみ箱10は、たとえば飲料の自動販売機に隣接して設置され、飲料の容器が投入されることが期待される。ここで、前述のように、第一投入口31にはペットボトルPが投入されることが期待され、第二投入口32には缶Cが投入されることが期待される。そして、本実施形態に係る分別補助具1およびごみ箱10は、投入されるペットボトルPおよび缶Cを分別して収集することを期待して設置される。
実際の使用に際しては、箱体20に、ペットボトルPを収集するための第一袋体22と、缶Cを収集するための第二袋体23とが設置されている。第一袋体22は、その口部を開口部21の第一部分21bの周囲に亘って引っ掛ける態様で設置されている。同様に、第二袋体23は、その口部を開口部21の第二部分21cの周囲に亘って引っ掛ける態様で設置されている(図4)。
第一袋体22および第二袋体23を設置するときは、まず、空の箱体20に分別補助具1を載置する。このとき、開口部21の第一部分21bと第二部分21cとが画定される。次に、第一部分21bを通じて箱体20に第一袋体22を挿入し、第一袋体22の口部を、開口部21および仕切壁3に引っ掛ける。同様に、第二部分21cを通じて箱体20に第二袋体23を挿入し、第二袋体23の口部を、開口部21および仕切壁3に引っ掛ける。
第一袋体22および第二袋体23の設置後、蓋体30を箱体20に取り付けると、ごみ箱10が使用可能になる。前述の通り、第一投入口31は開口部21の第一部分21bに向けて開口しているので、第一投入口31に投入された容器は箱体20に収容される際に第一部分21bを通過しやすい。ここで、第一袋体22が、その口部を第一部分21bに引っ掛ける態様で設置されているため、第一投入口31に投入された容器は第一袋体22に収容されやすい。そして、第一投入口31にはペットボトルPの投入が期待されるため、第一袋体22に収集される容器はその大半がペットボトルPであることが期待される。同様に、第二投入口32に投入された容器は第二袋体23に収容されやく、第二袋体23に収集される容器はその大半が缶Cであることが期待される。
ここで仕切壁3は、投入されたペットボトルPおよび缶Cが、それぞれの容器が期待される袋体とは異なる袋体に入ってしまうことを妨げる役割を果たす。たとえば、第一投入口31から投入されたペットボトルPが、開口部21の第二部分21cへ向けて進行した場合であっても、当該ペットボトルPは仕切壁3に当たって第一部分21b側へ落下する。
ところで、本実施形態では、ごみ箱10がペットボトルPの収集量が缶Cの収集量より多い傾向がある場所に設置されることを想定している。ここで、第一袋体22および第二袋体23の大きさが等しいと、第一袋体22が先に満杯になってしまう。このとき、箱体20の容量にはまだ余裕があるにもかかわらず、ペットボトルPの収集を続けられなくなる。
そこで、本実施形態では、ペットボトルPと缶Cとの収集量の差に対応して、第一袋体22を第二袋体23より大きくしてある。また、第一袋体22と第二袋体23との大きさの違いに対応するように、開口部21の第一部分21bの開口面積を第二部分21cの開口面積より大きくしてある。以上の構成によって、箱体20の内部空間を、より収集量の多いペットボトルPに多く割り振ることができ、箱体20の内容量を有効に活用できる。
また、容器の収集が進むと、図5に示すように開口部21の高さを超えて容器が積み上がる場合がある。このとき、仕切壁3によって、容器が一方の袋体の上部から他方の袋体側へと転落することが防止される。
以上のように、分別補助具1を設置したごみ箱10を用いることで、収集されるペットボトルPおよび缶Cの分別率を向上しうる。したがって、収集したペットボトルPおよび缶Cを資源として再利用しやすい。
〔第二の実施形態〕
以下では、本発明に係る分別補助具、および、これを備えるごみ箱の第二の実施形態について説明する。なお、第一の実施形態と共通する部分には同じ符号を付し、説明を省略する。
本実施形態に係る分別補助具4は、箱体20の開口部21に載置可能な支持部材5(支持部の例)と、支持部材5と係合可能な仕切壁部材6(仕切壁の例)と、を備える(図6)。
支持部材5は、開口部21よりわずかに小さい略矩形状の外形形状を有し、開口部21に設けられた段差21aに載置する態様で、開口部21の全周に亘って嵌着できる。また、支持部材5は、段差21aに載置された状態において前方側に位置する辺部5aの中央付近、および、辺部5aに対向する辺部5b上に、仕切壁部材6の係合部6a、6bと係合可能な被係合部5c、5dを有する。ここで、辺部5b側の被係合部5dは、辺部5bの中央から一端側に偏った位置に設けられている(図7)。
仕切壁部材6は、略三角形状の板状部材である(図6)。仕切壁部材6は、その下端部の長手方向両端に、支持部材5の被係合部5c、5dと係合可能な係合部6a、6bを有する。使用状態において、仕切壁部材6は係合部6a、6bを被係合部5c、5dに係合させる態様で固定されて開口部21の上方に延出し、開口部21と蓋体30との間に画定される空間に収容される。
図6に示した分解斜視図から理解できるように、本実施形態に係る分別補助具4は、支持部材5と仕切壁部材6とを係合させた状態において、第一の実施形態に係る分別補助具1と同様に、開口部21の第一部分21bと第二部分21cとを画定できる。したがって、分別補助具4の使用方法は分別補助具1と同様であるので、説明を省略する。
〔その他の実施形態〕
最後に、本発明に係る分別補助具およびごみ箱のその他の実施形態について説明する。なお、以下のそれぞれの実施形態で開示される構成は、矛盾が生じない限り、他の実施形態で開示される構成と組み合わせて適用することも可能である。
本発明に係る支持部は、ごみ箱の箱体の開口部に載置可能である限り、その形状は特に限定されない。たとえば、本発明に係る支持部材は、第一の実施形態(支持部2)のように開口部の周の一部に沿う形状であってよく、第二の実施形態(支持部材5)のように開口部の全周に亘って嵌着可能であってもよい。なお、支持部の形状に関わらず、第一の実施形態のように支持部と仕切壁と一体に構成してもよいし、第二の実施形態のように支持部と仕切壁とを別体に構成してもよい。
上記の実施形態では、仕切壁3(仕切壁部材6)が、前方側に位置する辺部2a(辺部5a)と、辺部2a(辺部5a)に対向する辺部2b(辺部5b)とに二点支持される構成を例として説明した。しかし、そのような構成に限定されることなく、本発明に係る仕切壁は、支持部により二点支持される限り、任意の場所に設けられうる。たとえば、上記の実施形態のように支持部が略矩形状の少なくとも一部である場合、仕切壁は、隣接する2辺間に渡って、または、一辺上の異なる2点に渡って、設けられうる。ただし、上記の実施形態のように、対向する2辺間に渡って仕切壁が設けられると、仕切壁によって画定される開口部の第一部分と第二部分との双方の開口面積を十分に確保しやすく、これによって各被収集物の収容容積を十分に確保しやすい点で好ましい。
上記の実施形態では、箱体20が略立方体状の形状を有し、開口部21が略矩形状の開口である構成を例として説明した。しかし、そのような構成に限定されることなく、本発明にかかる箱体の外形形状は特に限定されず、たとえば円柱状でありうる。なお、本発明に係る分別補助具の各部の形状は、当該分別補助具を設置するごみ箱の形状に対応して任意に変更しうる。
上記の実施形態では、ごみ箱10が蓋体30を有する構成を例として説明した。しかし、そのような構成に限定されることなく、本発明に係るごみ箱は必ずしも蓋体を備えなくてもよい。なお、投入口を有する蓋体を備える場合、蓋体を備える場合、投入口の形状に適合しない物品の投入を防ぎやすいことから、被収集物の分別率が向上しやすい。
上記の実施形態では、第一投入口31と第二投入口32とが左右方向に離間して設けられている構成を例として説明した。しかし、そのような構成に限定されることなく、本発明に係るごみ箱の蓋体に設けられる少なくとも2つの投入口は、互いに干渉しない限度において任意の配置で設けられうる。たとえば、2つの投入口が上下方向または前後方向に離間して設けられていてもよい。なお、分別補助具の各部の形状は、投入口の配置に応じて適宜変更されうる。したがって、上記の実施形態では仕切壁3が前後方向に渡って設けられていたが、仕切壁が左右方向に渡って設けられる構成も採用されうる。
本発明に係るごみ箱は、たとえば、箱体または蓋体に、袋体を固定するための固定部材を有しうる。また、開口部と支持部との間に袋体を挟み込んで固定してもよいし、分別補助具に袋体を固定するための固定部材を設けてもよい。
上記の実施形態では、ごみ箱10がペットボトルPおよび缶Cを分別収集する目的で設置される構成を例として説明した。しかし、そのような構成に限定されることなく、本発明に係る分別補助具およびごみ箱は、任意の収集物の分別を目的として使用されうる。
上記の実施形態では、仕切壁3または仕切壁部材6が開口部21の第一部分21bと第二部分21cとを画定する構成を例として説明した。しかし、そのような構成に限定されることなく、本発明に係る仕切壁は、開口部を3つ以上の部分に分割して画定する形状でありうる。なお、その場合、支持部材の形状も、当該仕切壁の形状に適合するように変更されうる。また、この場合においてごみ箱が蓋体を備えるときは、蓋体に設けられる投入口の数は、開口部が分割される数に応じて変更されうる。
上記の実施形態では、仕切壁3または仕切壁部材6により画定される第一部分21bと第二部分21cとの開口面積について、第一部分21bの開口面積が第二部分21cの開口面積より大きい構成を例として説明した。しかし、そのような構成に限定されることなく、本発明に係る仕切壁によって画定される開口部の第一部分と第二部分との開口面積は、第二部分の開口面積が第一部分の開口面積より大きくてもよいし、第一部分と第二部分との開口面積が等しくてもよい。また、本発明に係る仕切壁が、開口部を3つ以上の部分に分割して画定する形状である場合についても、分割される各部分の開口面積の大小関係は特に限定されない。
本発明に係る分別補助具を構成する材料は特に限定されず、たとえば、金属、プラスチックなどでありうる。本発明に係る分別補助具を金属製とする場合は、個々のごみ箱の寸法に合わせた分別補助具を作りやすい。また、仕切壁の重量が比較的大きくなるため、袋体を有効に固定しやすい。本発明に係る分別補助具をプラスチック製とする場合は、所定の寸法のごみ箱に適合する分別補助具を大量生産しやすい。また、分別補助具を比較的軽量にしやすいため、分別補助具の移動を伴う作業(袋体の交換作業など)を行いやすい。
その他の構成に関しても、本明細書において開示された実施形態は全ての点で例示であって、本発明の範囲はそれらによって限定されることはないと理解されるべきである。当業者であれば、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜改変が可能であることを容易に理解できるであろう。したがって、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で改変された別の実施形態も、当然、本発明の範囲に含まれる。
本発明は、たとえば飲料容器を収集するごみ箱に利用することができる。
〔第一の実施形態〕
1 :分別補助具
2 :支持部
2a :辺部
2b :辺部
2c :辺部
3 :仕切壁
3a :端部
3b :端部
〔第二の実施形態〕
4 :分別補助具
5 :支持部材
5a :辺部
5b :辺部
5c :被係合部
5d :被係合部
6 :仕切壁部材
6a :係合部
6b :係合部
〔各実施形態共通〕
10 :ごみ箱
20 :箱体
21 :開口部
21a :段差
21b :第一部分
21c :第二部分
22 :第一袋体
23 :第二袋体
30 :蓋体
31 :第一投入口
32 :第二投入口
33 :第一表示物
34 :第二表示物
C :缶
P :ペットボトル

Claims (6)

  1. ごみ箱の箱体に設置可能な分別補助具であって、
    前記箱体の開口部に少なくとも部分的に沿う形状を有し、当該開口部に載置可能な支持部と、
    前記支持部により二点支持される仕切壁と、を備え、
    前記支持部が前記開口部に載置された状態において、前記仕切壁は前記開口部の上方に延出する分別補助具。
  2. 前記仕切壁は、前記支持部と一体に構成される請求項1に記載の分別補助具。
  3. 前記支持部は、前記開口部の全周に亘って嵌着可能な形状を有する請求項1または2に記載の分別補助具。
  4. 開口部を有する箱体を備え、前記開口部に請求項1〜3のいずれか1項に記載の分別補助具を載置したごみ箱であって、
    前記仕切壁によって画定される前記開口部の第一部分と第二部分との開口面積が等しくないごみ箱。
  5. 前記開口部は平面図において四角形状であって、
    前記仕切壁は、前記開口部の一辺と、当該一辺と異なる一辺と、に渡る位置に配置される請求項4に記載のごみ箱。
  6. 前記箱体に収集される被収集物を投入可能な投入口を少なくとも2つ有し、前記開口部を少なくとも部分的に閉鎖可能な蓋体をさらに備え、
    前記蓋体の内側において、少なくとも1つの前記投入口は前記第一部分に向けて開口し、当該投入口とは異なる少なくとも1つの前記投入口は前記第二部分に向けて開口し、
    前記開口部の少なくとも前記投入口に最も近い部分において、前記第一部分および前記第二部分が、前記投入口より大きい開口幅を有する請求項4または5に記載のごみ箱。
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Citations (5)

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