JP2021096320A - 制御装置およびその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 被写体が移動している場合であっても精度良くピントを合わせること。【解決手段】 焦点検出範囲設定部117は、特定被写体の移動量が閾値より小さい場合は前記特定の被写体に対応する領域を含む複数の前記焦点検出領域から構成される前記焦点検出範囲を設定する。焦点検出範囲設定部117は、特定被写体の移動量が閾値以上であった場合には、特定の被写体に対応する領域を含む複数の焦点検出領域と、当該複数の焦点検出領域に対して前記移動方向にある焦点検出領域と、を含む前記焦点検出範囲を設定することを特徴とする制御装置。【選択図】 図9

Description

本発明は、移動している被写体への焦点検出範囲の設定に関する。
カメラ等の撮像装置で利用されるオートフォーカス(AF)方式の1つに、撮像素子から取得された信号を利用して位相差検出方式の焦点検出を行う撮像面位相差AFがある。撮像面位相差AF可能な撮像素子の構成として、各画素部において1つのマイクロレンズに対応して複数のフォトダイオードを備えることにより、各フォトダイオードにおいて撮影光学系の異なる瞳領域を通過した光を受光する構成が知られている。この構成により、各フォトダイオードからの信号を用いて相関演算を行うことで焦点検出が可能となるとともに、複数のフォトダイオードの信号を合成して撮像信号を取得することができる。
一方、カメラ等の撮像装置は顔検出機能を備えるものがあり、顔の座標等を検出しAFの対象領域とする技術がある。
特開2017‐129788号公報 特開2008‐109336号公報
しかしながら、顔検出処理は演算量が多く、処理遅延またはシステム上の制約により、顔検出処理をしたフレームと焦点検出領域を設定したフレームが一致しないことがある。焦点検出領域が顔の内側だけなど狭い範囲の場合、顔が画面上を移動していると顔検出処理をしたフレームと焦点検出領域を設定したフレーム間で顔の位置が異なるため、顔と異なる位置に焦点検出領域が設定されてしまう。逆に、焦点検出領域が広い場合は顔が画面上を移動して焦点検出領域と異なる位置にあったとしても顔の焦点検出を行えるが、顔以外の焦点検出結果も増加することで顔の焦点検出結果の選択が困難になってしまう。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、被写体が移動している場合であっても精度良くピントを合わせることができる制御装置およびその制御方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一側面は、フォーカスレンズを含む被写体からの光を結像するための撮像光学系と、結像された光を光電変換して電気信号に変換して出力する撮像素子と、前記撮像素子から出力された電気信号に基づいての特定の被写体の座標を検出する被写体検出手段と、被写体の平面方向の移動量と移動方向とを算出する算出手段と、複数の焦点検出領域によって構成される焦点検出範囲を設定する設定手段と、前記焦点検出範囲に基づいて焦点検出結果を得る焦点検出手段と、前記焦点検出手段による焦点検出の結果に基づいて前記フォーカスレンズの駆動を制御する制御手段と、を有し、前記設定手段は、前記移動量が閾値より小さい場合は前記特定の被写体に対応する領域を含む複数の前記焦点検出領域から構成される前記焦点検出範囲を設定し、前記設定手段は、前記移動量が閾値以上であった場合には、前記特定の被写体に対応する領域を含む複数の焦点検出領域と、当該複数の焦点検出領域に対して前記移動方向にある焦点検出領域と、を含む前記焦点検出範囲を設定するよう構成したことを特徴とする。
本発明によれば、被写体が移動している場合であっても精度良くピントを合わせることができる。
焦点調節装置を含むビデオカメラの構成を示すブロック図 ビデオカメラで用いられる撮像素子の画素配列の概略図 ビデオカメラで用いられる撮像素子の画素構成の概略平面図と概略断面図 ビデオカメラで用いられる撮像素子の画素と瞳分割領域との対応を説明するための図 ビデオカメラで用いられる結像光学系と撮像素子における瞳分割を説明するための図 ビデオカメラで用いられる撮像素子からの画素信号から生成される第1の焦点検出信号および第2の焦点検出信号に基づく像の焦点検出結果と像ずれ量の関係を示す図 全体の処理を説明するフローチャート 顔の移動量と移動方向計算を説明するための図 焦点検出範囲設定処理を説明するフローチャート 顔の移動量に応じた焦点検出範囲設定を説明する図 焦点検出領域設定を説明するフローチャート 顔の移動量に応じて設定された焦点検出範囲と焦点検出領域との関係を説明する図 焦点検出結果選択処理を説明するフローチャート 焦点検出結果選択を説明する図 選択対象方向判断処理を説明するフローチャート
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
以下、本発明の第1の実施例を説明する。図1は、本実施例における焦点調節装置を含むビデオカメラ(撮像装置)の構成を示す。なお、本実施例では、撮像面位相差方式の焦点検出結果に応じて焦点検出領域を変更し焦点調節動作を行うビデオカメラについて説明するが、デジタルスチルカメラ等の他の撮像装置や、他の焦点検出方式も適用できる。
図1において、第1固定レンズ101、変倍レンズ102、絞り103、第2固定レンズ104、及びフォーカスコンペンセータレンズ105により、被写体からの光を結像するための撮像光学系が構成されている。変倍レンズ102は光軸方向に移動して変倍動作を行う。また、フォーカスコンペンセータレンズ105(以下、フォーカスレンズ)は変倍に伴う焦点面の移動を補正する機能と焦点調節機能とを兼ね備えている。
光電変換素子としての撮像素子106は、CCDセンサやCMOSセンサと周辺部を備えて構成され、撮像光学系を通過した光が結像して形成された被写体像を光電変換して電気信号を出力する。
ここで、本実施例の撮像装置が有する撮像素子106の画素配列の概略図を図2に示す。同図は、本第1の実施例で用いられる撮像素子としての2次元CMOSセンサの画素配列を、撮像画素の4列×4行の範囲で(焦点検出画素の配列としては8列×4行の範囲)で示している。本実施例では、図2に示した2列×2行の画素群200は、R(赤)の分光感度を有する画素200Rが図の左上の位置に、G(緑)の分光感度を有する画素200Gが右上と左下の位置に、B(青)の分光感度を有する画素200Bが右下の位置に配置されている。さらに、各画素は2列×1行に配列された第1の焦点検出画素201と第2の焦点検出画素202により構成されている。撮像素子106は、図2に示す4列×4行の撮像画素(8列×4行の焦点検出画素)を撮像面上に多数配置し、撮像画像信号および焦点検出信号の取得を可能としている。
図2に示す撮像素子の1つの画素200Gを、撮像素子の受光面側(+z側)から見た平面図を図3(a)に示し、図3(a)のa−a断面を−y側から見た断面図を図3(b)に示す。図3に示すように、本実施例の画素200Gでは、各画素の受光面側に入射光を集光するためのマイクロレンズ305が形成され、x方向にNH分割(2分割)、y方向にNV分割(1分割)された光電変換部301と光電変換部302が形成される。光電変換部301と光電変換部302が、それぞれ、第1の焦点検出画素201と第2の焦点検出画素202に対応する。各画素には、マイクロレンズ305と、光電変換部301および光電変換部302との間に、カラーフィルター306が形成される。また、必要に応じて、副画素毎にカラーフィルターの分光透過率を変えても良いし、カラーフィルターを省略しても良い。
図3に示した画素200Gに入射した光は、マイクロレンズ305により集光され、カラーフィルター306で分光されたのち、光電変換部301と光電変換部302で受光される。光電変換部301と光電変換部302では、光電変換により、受光量に応じて電子とホールが対生成し、空乏層で分離された後、負電荷の電子はn型層(不図示)に蓄積される。一方、ホールは定電圧源(不図示)に接続されたp型層を通じて撮像素子外部へ排出される。光電変換部301と光電変換部302のn型層(不図示)に蓄積された電子は、転送ゲートを介して、静電容量部(FD)(不図示)に転送され、電圧信号に変換されて画素信号として出力される。
図3に示した本実施例の画素構造と瞳分割との対応関係を図4に示す。図3(a)に示した本第1の実施例の画素構造のa−a断面を+y側から見た断面図と結像光学系の射出瞳面を示す。図4では、射出瞳面の座標軸と対応を取るために、断面図のx軸とy軸を図3に対して反転させている。なお、図4において、図3と同様の部分は同じ符号を付して示す。図4に示すように、第1の焦点検出画素201の第1の瞳部分領域401は、重心が−x方向に偏心している光電変換部301の受光面と、マイクロレンズによって、概ね、共役関係になっており、第1の焦点検出画素201で受光可能な瞳領域を表している。第1の焦点検出画素201の第1の瞳部分領域401は、瞳面上で+x側に重心が偏心している。図4で、第2の焦点検出画素202の第2の瞳部分領域402は、重心が+x方向に偏心している光電変換部302の受光面と、マイクロレンズによって、概ね、共役関係になっており、第2の焦点検出画素202で受光可能な瞳領域を表している。第2の焦点検出画素202の第2の瞳部分領域402は、瞳面上で−x側に重心が偏心している。また、図4で、瞳領域400は、光電変換部301と光電変換部302(第1の焦点検出画素201と第2の焦点検出画素202)とを合わせた際の画素200G全体で受光可能な瞳領域である。
本実施例の撮像素子とマイクロレンズ(瞳分割手段)による瞳分割との対応関係の概略を図5に示す。射出瞳410の第1の瞳部分領域401と第2の瞳部分領域402の異なる瞳部分領域を通過した光束は、撮像素子の各画素に、それぞれ、異なる角度で入射し、2×1分割された第1の焦点検出画素201と第2の焦点検出画素202で受光される。なお、本実施例では、瞳領域が水平方向に2つに瞳分割されている例を示しているが、必要に応じて、垂直方向に瞳分割を行っても良い。
上述のように、本実施例で用いる撮像素子は、結像光学系の第1の瞳部分領域を通過する光束を受光する第1の焦点検出画素と、第1瞳部分領域と異なる結像光学系の第2の瞳部分領域を通過する光束を受光する第2の焦点検出画素を有する。また、結像光学系の第1の瞳部分領域と第2の瞳部分領域を合わせた瞳領域を通過した光束を受光する撮像画素の配列も有する。本実施例の撮像素子では、それぞれの撮像画素が第1の焦点検出画素と第2の焦点検出画素から構成されている。しかし、必要に応じて、撮像画素と第1の焦点検出画素、第2の焦点検出画素を個別の画素構成とし、撮像画素配列の一部に、第1の焦点検出画素と第2の焦点検出画素を部分的に配置する構成としても良い。
本実施例では、撮像素子の各画素の第1の焦点検出画素201の受光信号を集めて第1の焦点検出信号を生成し、各画素の第2の焦点検出画素202の受光信号を集めて第2の焦点検出信号を生成して焦点検出を行う。また、撮像素子の画素毎に、第1の焦点検出画素201と第2の焦点検出画素202の信号を加算することで、有効画素数Nの解像度の撮像信号(撮像画像)を生成する。
CDS/AGC回路107は、撮像素子106の出力をサンプリングし、ゲインを調整する。カメラ信号処理回路108は、CDS/AGC回路107からの出力信号に対して各種の画像処理を施し、撮像信号を生成する。モニタ109は、LCD等により構成され、カメラ信号処理回路108からの撮像信号に加え、カメラの撮影モードに関する情報、焦点検出に用いられる領域(焦点検出領域)の目安となるAF枠などの表示等を表示する。記録装置110は、カメラ信号処理回路108からの撮像信号を磁気テープ、光ディスク、半導体メモリ等の記録媒体に記録する。
フォーカシング駆動源111は、焦点調節のためにフォーカスレンズ105を光軸方向に移動させるための駆動源であり、ステッピングモータ、DCモータ、振動型モータ、及びボイスコイルモータ等のアクチュエータにより構成される。
AFゲート112は、CDS/AGC回路107からの全画素の出力信号のうち、後述する焦点検出範囲設定部117により設定された複数の焦点検出領域に対応する第1の焦点検出信号および第2の焦点検出信号を通す。AF信号処理回路113は、AFゲート112を通過した2つの焦点検出信号を基に相関演算を行い、それぞれの焦点検出領域ごとに像ずれ量と信頼性情報(二像一致度、二像急峻度、コントラスト情報、飽和情報、キズ情報等)を算出する。そして、算出した像ずれ量と信頼性情報をカメラマイコン114内にある焦点検出演算部115へ出力する。カメラマイコン114は、後述する焦点検出演算部115、フォーカス制御部116、焦点検出範囲設定部117、被写体検出部118を備える。カメラマイコン114は、これら構成の動作及びカメラ全体の動作を、カメラマイコン114内の不図示のメモリに格納されたプログラムを実行することで制御する。
焦点検出演算部115では、後述する位相差方式の焦点検出方法を用いて、AF信号処理回路113にて算出された像ずれ量から、撮像面上での現在の焦点位置と合焦位置とのずれ量、つまり焦点検出結果を算出する。ここで、焦点検出結果はデフォーカス方向を含む。デフォーカス方向は、現在の焦点位置が合焦位置に対してずれている方向であり、焦点状態が至近方向へずれているのか、無限方向にずれているのかを示す情報である。焦点検出演算部115で算出された焦点検出結果はフォーカス制御部116に入力される。
ここで、本実施例で用いる撮像素子により取得される第1の焦点検出信号と第2の焦点検出信号の像ずれ量と焦点検出結果との関係について説明する。
図6に、第1の焦点検出信号と第2の焦点検出信号の焦点検出結果と第1の焦点検出信号と第2の焦点検出信号間の像ずれ量の関係を示す。撮像面500に本実施例の撮像素子(不図示)が配置され、図4、図5と同様に、結像光学系の射出瞳が、第1の瞳部分領域401と第2瞳部分領域402に2分割される。なお、図6において、図3から図5と同様な部分は同じ符号を付して示す。
焦点検出結果dは、被写体の結像位置から撮像面500までの距離を大きさ|d|としたとき、被写体の結像位置が撮像面より被写体側にある前ピン状態を負(d<0)、撮像面500より被写体の反対側にある後ピン状態を正(d>0)として定義される。被写体の結像位置が撮像面500(合焦位置)にある合焦状態はd=0である。図6で、被写体601は合焦状態(d=0)の例を示しており、被写体602は前ピン状態(d<0)の例を示している。前ピン状態(d<0)と後ピン状態(d>0)を合わせて、デフォーカス状態(|d|>0)とする。
前ピン状態(d<0)では、被写体602からの光束のうち、第1の瞳部分領域401を通過した被写体光は、一度、集光した後、光束の重心位置G1を中心として幅Γ1に広がり、撮像面500でボケた像となる。第2の瞳部分領域402を通過した被写体光についても同様であり、重心位置G2を中心として幅Γ2に広がったボケた像を形成する。ボケた像は、撮像素子に配列された各画素を構成する第1の焦点検出画素201(第2の焦点検出画素202)により受光され、第1の焦点検出信号(第2の焦点検出信号)が生成される。よって、第1の焦点検出信号(第2の焦点検出信号)は、撮像面500上の重心位置G1(G2)に、被写体602が幅Γ1(Γ2)にボケた被写体像として記録される。被写体像のボケ幅Γ1(Γ2)は、焦点検出結果dの大きさ|d|が増加するのに伴い、概ね、比例して増加していく。同様に、第1の焦点検出信号と第2の焦点検出信号間の被写体像の像ずれ量p(=光束の重心位置の差G1−G2)の大きさ|p|も、焦点検出結果dの大きさ|d|が増加するのに伴い、概ね、比例して増加していく。後ピン状態(d>0)でも、第1の焦点検出信号と第2の焦点検出信号間の被写体像の像ずれ方向が前ピン状態と反対となるが、同様である。
したがって、第1の焦点検出信号と第2の焦点検出信号、もしくは、第1の焦点検出信号と第2の焦点検出信号を加算した撮像信号の焦点検出結果の大きさが増加するのに伴い、第1の焦点検出信号と第2の焦点検出信号間の像ずれ量の大きさが増加する。
本実施例では、上述した第1の焦点検出信号と第2の焦点検出信号の焦点検出結果と像ずれ量の関連性を用いて、位相差方式による焦点検出を行う。位相差方式による焦点検出では、第1の焦点検出信号と第2の焦点検出信号を相対的にシフトさせて信号の一致度を表す相関量を計算し、相関(信号の一致度)が良くなるシフト量から像ずれ量を検出する。撮像信号の焦点検出結果の大きさが増加するのに伴い、第1の焦点検出信号と第2の焦点検出信号間の像ずれ量の大きさが増加する関連性から、像ずれ量を焦点検出結果に変換して焦点検出を行う。
フォーカス制御部116では、焦点検出演算部115で算出された焦点検出結果をフォーカスレンズの駆動量に変換し、フォーカシング駆動源111を制御してフォーカスレンズ105を移動させ、焦点調節を行うAF制御を実行する。
焦点検出範囲設定部117は、撮像領域に対して第1および第2の焦点検出信号を取得する焦点検出範囲を設定する手段である。焦点検出範囲は複数の焦点検出領域によって構成され、焦点検出演算部115は各焦点検出領域に対応して焦点検出を実行する。焦点検出範囲設定部117は、焦点検出演算部115の演算結果に応じて設定する領域を変更する。また、焦点検出範囲設定部117は、後述の被写体検出部118の検出結果に応じて焦点検出範囲を設定する位置や、焦点検出領域のサイズ(幅・高さ)を設定する。焦点検出範囲設定部117は、設定手段の一例である。
被写体検出部118は、CDS/AGC回路107からの出力信号に基づいて、被写体の平面方向(光軸方向と直行する平面の方向)の被写体の位置(例えば座標)を検出する。この検出は過去に得られた出力信号や予め記憶した画像との比較による公知のマッチング処理(例えばテンプレートマッチングやヒストグラムマッチング)によって行う。このマッチング処理の対象となる被写体を特定の被写体とも称する。予め顔や人体に対応する画像を記憶させておくことで、特定の被写体として顔や人体を検出することができる。また、被写体検出部118は、特定被写体のサイズ(幅・高さ)を検出する。また、被写体検出部118は、時系列的に検出し蓄積した被写体の平面方向の被写体の位置の情報を比較することで、被写体の平面方向の移動量を検出する。また、被写体検出部118は、焦点検出演算部115によって時系列的に得られた複数の焦点検出結果を比較することで、被写体の光軸方向の移動方向が至近方向か無限方向かを判別する。被写体検出部は、被写体検出手段、算出手段、判別手段の一例である。なお、被写体検出部118は、カメラ信号処理回路108から出力される撮像信号を用いる構成であっても良い。
次に、本実施例の全体の処理の流れについて、図7を用いて説明する。図7は本実施例の特徴とするところの、顔に対応する焦点検出範囲を設定しフォーカスレンズ駆動制御に用いる焦点検出結果を決定するまでの一連の処理の流れを表している。この処理は、カメラマイコン114内に格納されたコンピュータプログラムに従って実行される。
まずステップS701では被写体検出部118によって検出された顔の位置と、検出された顔の位置の時系列的な履歴から、顔の平面方向の移動量と移動方向を計算する。本実施例では図8のように最新の1つ前の顔801の座標と最新の顔802の座標の差分から移動量803と移動方向804を計算するが、これに限定されるものではない。たとえば複数の顔座標の履歴から移動量の予測曲線を生成し用いても良いし、複数の画像間で比較しベクトルを検出しても良い。
次にステップS702で焦点検出範囲設定処理を行う。その処理の流れを図9に示す。まずステップS901で顔の移動量が所定の閾値以上か否かを判断する。顔の移動量が所定の閾値より小さい場合はステップS902に進み、焦点検出範囲を顔の内側に対応するよう設定する。この場合、焦点検出範囲は図10(a)のように設定されている。
顔の移動量が所定の閾値以上の場合、ステップS903の焦点検出範囲の計算処理に入る。本実施例では顔の移動量が大きいほど焦点検出範囲を被写体の移動方向へ広くなるよう設定しているが、これに限定するものではない。例えば顔の大きさや焦点距離、顔の移動速度、移動量の履歴から算出しても良い。
ステップS904ではステップS903で計算した焦点検出範囲を設定する。たとえば顔が画面上を左から右にある速度で移動している場合、焦点検出範囲は図10(b)のように顔の内側と、顔の移動方向である右側に設定されている。また、本実施例では顔の移動量と所定の閾値を比較して焦点検出範囲を決定しているが、たとえば複数の閾値から焦点検出範囲を決定しても良い。例として、顔の移動量と3つの閾値(閾値A、閾値B、閾値C)を比較して焦点検出範囲を決定する処理の流れを図11に示す。ここで、3つの閾値は以下の大小関係である。
閾値A<閾値B<閾値C
また、3つの焦点検出範囲の面積は以下の大小関係である。
第一の焦点検出範囲<第二の焦点検出範囲<第三の焦点検出範囲
ここでは一例として、被写体が焦点検出範囲の幅方向に移動している場合を例示している。3つの焦点検出範囲は、被写体の移動方向に対応して、焦点検出範囲の幅が異なり、3つの焦点検出範囲の高さは固定としている。被写体の移動方向に対応する方向における焦点検出領域の幅を同様に変更すれば良く、焦点検出範囲の幅を変更する方向はこの例に限られない。
ステップS1101では顔の移動量が閾値A以上か判断し、閾値Aより小さい場合はステップS1102に進み、焦点検出範囲を顔の内側に対応するよう設定する。顔の移動量が閾値A以上の場合はステップS1103で顔の移動量が閾値B以上か判断する。顔の移動量が閾値Bより小さい場合はステップS1104に進み、焦点検出範囲を第一の焦点検出範囲に決定する。顔の移動量が閾値B以上の場合はステップS1105で顔の移動量が閾値C以上か判断する。顔の移動量が閾値Cより小さい場合はステップS1106に進み、焦点検出範囲を第二の焦点検出範囲に決定する。顔の移動量が閾値C以上の場合はステップS1107で焦点検出範囲を第三の焦点検出範囲に決定する。ステップS1104、S1106、S1107に進んだ場合は各ステップで決定した焦点検出範囲をステップS1108で顔の内側と、外側の進行方向に設定する。
ステップS703では焦点検出範囲設定部117により、ステップS702で設定された焦点検出範囲に基づき焦点検出領域が設定される。焦点検出領域の設定数はシステムの制約に応じて決定しても良いが、本実施例では焦点検出領域の幅および高さが顔の幅および高さの半分を超えないように設定する。これにより顔と焦点検出領域の位置がずれても、顔のみを焦点検出する焦点検出領域を確保することができる。一例として、図10(a)のように焦点検出範囲が設定された場合の焦点検出領域設定を図12(a)、図10(b)のように焦点検出範囲が設定された場合の焦点検出領域設定を図12(b)に示す。
つづいてステップS704ではステップS703で設定された焦点検出領域に基づき、焦点検出演算部116によって焦点検出結果を取得する。
ステップS705では焦点検出結果選択処理を行う。処理の流れを図13に示す。ステップS1301で焦点検出結果の平均を行う。図14(a)の1401は1402の方向に動く顔に設定された焦点検出領域において、ステップS704で取得された3×7個の焦点検出結果を示しており、それぞれ対応する焦点検出領域の位置に対応するよう図示されている。本来は図12(b)のように顔が焦点検出範囲の左部にいるよう設定されているが、顔1403が移動により右に位置がずれ、焦点検出範囲の右部で顔の焦点検出を行っている。本実施例ではステップS901で顔の移動量が閾値以上と判断されたため、焦点計算対象範囲は移動量が閾値よりも小さい場合よりも小さい範囲である顔幅の1/3設定し、対応する焦点検出結果を平均する。平均した結果、図14(b)のように7つの平均焦点検出結果になる。計算対象となる焦点検出結果の数や位置関係は限定しないが、顔の移動量が閾値以上であるため、計算対象になった焦点検出結果に対応する焦点検出領域の端から端までの長さのうち、移動する方向に対して平行な方向に対応する長さが顔のサイズの半分以下とする。これは、焦点検出領域の端から反対側の端までの長さが顔のサイズの半分を超えてしまうと、焦点検出領域と顔の位置関係によっては顔以外の焦点検出結果を含む可能性があるからである。ステップS901で顔の移動量が閾値より小さい場合は焦点計算対象とする範囲を特に限定しない。この場合焦点検出範囲は顔の内側に設定されているため、ばらつきを排除した後の焦点検出結果を平均しても良い。なお、焦点検出結果の計算方法は平均に限定せず、重みづけによる計算や選択をしても良いし、計算を省略しても良い。
ステップS1302では焦点検出結果を選択する。本実施例では光軸方向に移動していると判断されている場合、その移動方向の焦点検出結果のみを選択対象とするが、必須ではない。光軸方向の移動方向判断については後述する。本実施例では前記判断された方向の焦点検出結果の中から最も合焦に近いものを選び、平均焦点検出結果1406が選択される。前記選択方法は必須ではなく、以前の焦点検出結果の履歴から予想曲線を生成して最も予想に近いものを選んでも良いし、以前の焦点検出結果に最も近いものを選んでも良い。
ステップS706ではフォーカスレンズ駆動用焦点検出結果を決定する。焦点検出範囲設定処理の時にステップS901で顔の移動量が所定の閾値以上と判断された場合、ステップS705で選択された平均焦点検出結果1406をフォーカス駆動用焦点検出結果とする。ステップS901で顔の移動量が所定の閾値より小さい場合、ステップS705で選択された焦点検出結果をフォーカス駆動用焦点検出結果としても良いし、他の手段で求めた焦点検出結果を用いても良い。
ステップS707における顔の光軸方向における移動方向判断の処理フローを図15を用いて説明する。ステップS1501ではステップS706で選択された焦点検出結果が、所定の焦点深度Aより至近側であれば至近方向、所定の焦点深度Bより無限側であれば無限方向、焦点深度AとBの間であれば合焦付近であると分類する。所定の焦点深度AとBは同じ値でも良いし、異なる値でも良い。ステップS1502ではステップS1501で分類された状態の連続性を判断する。至近方向が所定の回数以上連続している場合、ステップS1503に進み至近方向移動と判断し、無限方向が所定の回数以上連続している場合、ステップS1505に進み無限方向移動と判断する。前回と異なる状態や、状態の連続回数が所定の回数に満たない場合はステップS1504に進み方向判断なしとする。方向判断の方法はこれに限定せず、顔の大きさや被写体距離の変化傾向から判断しても良い。
ステップS708ではステップS706で決定されたフォーカス駆動用の焦点検出結果をフォーカス制御部116でフォーカスレンズの駆動量に変換する。そして当該駆動量でフォーカシング駆動源111を制御してフォーカスレンズ105を移動させ、焦点調節を行うAF制御を実行する。
このように、顔の移動量に応じて焦点検出範囲を決定し、焦点検出結果の中から最も顔らしいものを選択することで、顔が画面上を移動して焦点検出範囲と顔の位置が意図した位置関係にならなくても顔の焦点検出結果をフォーカス駆動に用いることが出来る。
(その他の実施例)
前述の実施例でフローチャートを用いて説明した動作は、同様の目的を達成することができるように、適宜実行されるステップの順序を変更することが可能である。
本発明は、上述の実施例の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワークあるいは記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
以上、本発明をその好適な実施例に基づいて詳述したが、本発明はこれら特定の実施例に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。
105 フォーカスコンペンセータレンズ
106 撮像素子
115 焦点検出演算部
116 フォーカス制御部
117 焦点検出範囲設定部
118 被写体検出部

Claims (10)

  1. フォーカスレンズを含む被写体からの光を結像するための撮像光学系と、
    結像された光を光電変換して電気信号に変換して出力する撮像素子と、
    前記撮像素子から出力された電気信号に基づいての特定の被写体の座標を検出する被写体検出手段と、
    被写体の平面方向の移動量と移動方向とを算出する算出手段と、
    複数の焦点検出領域によって構成される焦点検出範囲を設定する設定手段と、
    前記焦点検出範囲に基づいて焦点検出結果を得る焦点検出手段と、
    前記焦点検出手段による焦点検出の結果に基づいて前記フォーカスレンズの駆動を制御する制御手段と、を有し、
    前記設定手段は、前記移動量が閾値より小さい場合は前記特定の被写体に対応する領域を含む複数の前記焦点検出領域から構成される前記焦点検出範囲を設定し、
    前記設定手段は、前記移動量が閾値以上であった場合には、前記特定の被写体に対応する領域を含む複数の焦点検出領域と、当該複数の焦点検出領域に対して前記移動方向にある焦点検出領域と、を含む前記焦点検出範囲を設定することを特徴とする制御装置。
  2. 前記移動量が第2の移動量である場合に前記設定手段が設定する焦点検出範囲は、前記移動量が前記第2の移動量よりも小さい第1の移動量である場合に前記設定手段が設定する焦点検出範囲と比較して、前記移動方向に大きいことを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記焦点検出手段は各焦点検出領域に対応する焦点検出結果を得ることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の制御装置。
  4. 前記算出手段で求めた移動量が閾値以上であった場合の、前記移動方向に対応する方向における前記焦点検出領域の幅は、そうでない場合の前記移動方向に対応する方向における焦点検出領域の幅よりも小さいことを特徴とする請求項3に記載の制御装置。
  5. 前記焦点検出手段が得た複数の焦点検出結果から、前記フォーカスレンズの駆動に用いられる焦点検出結果を選択する選択手段を有し、
    前記選択手段は、前記移動量が閾値以上であった場合には、過去の焦点検出結果に基づいて前記フォーカスレンズの駆動に用いられる焦点検出結果を選択することを特徴とする請求項3または請求項4に記載の制御装置。
  6. 前記焦点検出手段が得た複数の焦点検出結果から、前記フォーカスレンズの駆動に用いられる焦点検出結果を選択する選択手段を有し、
    前記焦点検出手段は、前記複数の焦点検出結果のうち最も合焦に近い焦点検出結果を前記フォーカスレンズの駆動に用いられる焦点検出結果として選択することを特徴とする請求項3または請求項4に記載の制御装置。
  7. 前記焦点検出手段が得た複数の焦点検出結果から、前記フォーカスレンズの駆動に用いられる焦点検出結果を選択する選択手段と、
    前記特定の被写体の光軸方向における移動方向を判別する判別手段と、を有し、
    前記選択手段は、前記特定の被写体の光軸方向における移動方向が至近方向であると判別された場合には、前記複数の焦点検出結果のうち至近方向への焦点状態のずれに対応する焦点検出結果を前記フォーカスレンズの駆動に用いられる焦点検出結果を選択し、
    前記選択手段は、前記特定の被写体の光軸方向における移動方向が無限方向であると判別された場合には、前記複数の焦点検出結果のうち無限方向への焦点状態のずれに対応する焦点検出結果を前記フォーカスレンズの駆動に用いられる焦点検出結果を選択することを特徴とする請求項3または請求項4に記載の制御装置。
  8. 前記被写体検出手段は前記特定の被写体の高さと幅とを検出し、
    前記設定手段は、各焦点検出領域の幅と高さとが、被写体の幅と高さとの半分以下になるように焦点検出領域を設定することを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の制御装置。
  9. 前記特定の被写体とは、顔または人体であることを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の制御装置。
  10. フォーカスレンズを含む被写体からの光を結像するための撮像光学系と、
    結像された光を光電変換して電気信号に変換して出力する撮像素子と、を有する制御装置の制御方法であって、
    前記撮像素子から出力された電気信号に基づいての特定の被写体の座標を検出する被写体検出ステップと、
    被写体の平面方向の移動量と移動方向とを算出する算出ステップと、
    複数の焦点検出領域によって構成される焦点検出範囲を設定する設定ステップと、
    前記焦点検出範囲に基づいて焦点検出結果を得る焦点検出ステップと、
    前記焦点検出手段による焦点検出の結果に基づいて前記フォーカスレンズの駆動を制御する制御ステップと、を有し、
    前記設定ステップでは、前記移動量が閾値より小さい場合は前記特定の被写体に対応する領域を含む複数の前記焦点検出領域から構成される前記焦点検出範囲を設定し、
    前記設定ステップは、前記移動量が閾値以上であった場合には、前記特定の被写体に対応する領域を含む複数の焦点検出領域と、当該複数の焦点検出領域に対して前記移動方向にある焦点検出領域と、を含む前記焦点検出範囲を設定することを特徴とする制御装置の制御方法。
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