JP2021095778A - コアバレルヘッド、これを備えたインナーチューブアセンブリおよびインナーチューブ回収方法 - Google Patents

コアバレルヘッド、これを備えたインナーチューブアセンブリおよびインナーチューブ回収方法 Download PDF

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Abstract

【課題】水平方向や上り勾配方向に掘削する状況において地質試料を採取したインナーチューブを確実に回収することのできる、コアバレルヘッド、これを備えたインナーチューブアセンブリおよびインナーチューブ回収方法を提供する。【解決手段】インナーチューブ2の後端に連結されるメインシャフト31と、メインシャフト31の軸方向に沿った略中間位置において軸支されているインナー固定用ラッチ32と、メインシャフト31の外周面に軸方向へスライド可能に装着されており、インナー固定用ラッチ32を付勢力に抗して傾倒させて係止溝43から解除するラッチ解除用スライド管33と、ラッチ解除用スライド管33をインナー固定用ラッチ31が拡開状態となる位置で係止するとともに、オーバーショットにより傾倒されることでラッチ解除用スライド管33の係止を解除するスライド管固定用ラッチ34とを有する。【選択図】 図3

Description

本発明は、地質試料採取装置による地質試料の採取に用いられるコアバレルヘッド、これを備えたインナーチューブアセンブリおよびインナーチューブ回収方法に関するものである。
トンネル工事では、本格的な掘削作業を進める前に地中に含まれる重金属量などの地質調査を実施するために地質資料が採取される。重金属が多く含まれている土壌は産業廃棄物として処理する必要があり、地質調査によって事前準備ができるため掘削作業をスムーズに進めることができるようになる。
従来、地質試料を採取する装置として二重管式の掘削装置が用いられている。この二重管式の地質資料採取装置は、アウターチューブアセンブリといわれる、先端に掘削用のビットが設けられたアウターチューブを回転させながら地中を掘削するものである。前記アウターチューブの先端位置には地質資料を採取するインナーチューブが内蔵されており、前記アウターチューブにより掘削された地質資料(土、砂、砂利、岩盤など)が先端の採取口から流入して採取されるようになっている。そして、地質資料を採取したインナーチューブは、アウターチューブ内に水圧によって押入されるワイヤー付きのオーバーショットに連結され、前記ワイヤーにより引っ張り出されることで回収される。このときインナーチューブの後端には、アウターチューブ内に着脱可能に保持されて回収時にオーバーショットに連結されるコアバレルヘッドが連結されている。このインナーチューブにコアバレルヘッドを連結した構成はインナーチューブアセンブリといわれている。
これまでに、コアバレルヘッドに関する発明が提案されており、例えば特開平11−61793号公報では、アウターチューブの内壁面に形成された係止溝に係合するラッチを有する発明が開示されている(特許文献1)。この特許文献1によれば、前記ラッチは、回収時にワイヤーにより入口側に引っ張ることで前記係止溝との係合が解除され、インナーチューブを回収することができるとされている。
特開平11−61793号公報
しかしながら、特許文献1に記載された発明においては、主に、地下の地質資料採取に用いられるために開発されたものであり、回収時に引っ張り上げる際に、コアバレルヘッドやインナーチューブに係る重力利用してラッチの係合を解除させることができる構造となっている。よって、トンネル工事の地質調査のように水平方向や上り勾配方向に掘削する場合には、重力が利用できずラッチが外れない場合がある。
また、これまでのオーバーショットは、地質資料採取装置から取り外されたアウターチューブ内に挿入され、当該アウターチューブの入口側に設置されたウォータースイベルによる水圧によって押入される。しかし、アウターチューブを地質資料採取装置から取り外し、回転させずに水圧をかけても、水の逃げ場所がなくなり、オーバーショットを押入できないこともある。
このようにインナーチューブの回収が難しい場合には、アウターチューブごと引き抜く必要があり、工期の遅延や工費の増加の要因になる。そこで、水平方向や上り勾配方向に掘削する場合であってもインナーチューブを確実に回収することのできる新たなコアバレルヘッドの開発に関するニーズが高まっている。
本発明は、以上のようなニーズを受けてなされたものであって、水平方向や上り勾配方向に掘削する状況において地質試料を採取したインナーチューブを確実に回収することのできる、コアバレルヘッド、これを備えたインナーチューブアセンブリおよびインナーチューブ回収方法を提供することを目的としている。
本発明に係るコアバレルヘッドは、水平方向や上り勾配方向への掘削時にインナーチューブを確実に回収するという課題を解決するために、地質試料を採取するための地質試料採取装置においてアウターチューブ内の先端位置にインナーチューブを着脱可能に保持するコアバレルヘッドであって、前記インナーチューブの後端に連結されるメインシャフトと、このメインシャフトの軸方向に沿った略中間位置において軸支されているとともに、弾性材の付勢力により前記メインシャフトの外方向に拡開されて前記アウターチューブの内壁面に形成された係止溝に係合するインナー固定用ラッチと、前記メインシャフトの外周面に軸方向へスライド可能に装着されており、前記メインシャフトの先端方向にスライドされると前記インナー固定用ラッチを付勢力に抗して傾倒させて前記係止溝から解除するラッチ解除用スライド管と、前記メインシャフトの後端側に軸支されており、弾性材の付勢力により前記メインシャフトの外方向に拡開されて前記ラッチ解除用スライド管を前記インナー固定用ラッチが拡開状態となる位置で係止するとともに、前記アウターチューブ内に押入されるオーバーショットにより傾倒されることで前記ラッチ解除用スライド管の係止を解除するスライド管固定用ラッチとを有する。
また、本発明の一態様として、インナー固定用ラッチが意図せず傾倒するのを防止するという課題を解決するために、前記ラッチ解除用スライド管には、前記インナー固定用ラッチの傾倒を防止するラッチ傾倒防止部が一体的に連結されており、当該ラッチ傾倒防止部は、前記インナー固定用ラッチが拡開状態のときに当該インナー固定用ラッチの内側に当接して傾倒を防止し、前記インナー固定用ラッチを傾倒させる場合には、前記ラッチ解除用スライド管が先端方向にスライドする動作に連動して移動し前記インナー固定用ラッチに対する当接を解除するようにしてもよい。
さらに、本発明の一態様として、インナーチューブをアウターチューブ内の先端位置に確実に固定するとともに、インナー固定用ラッチが意図せず傾倒するのを防止するという課題を解決するために、前記メインシャフトに対して前記ラッチ解除用スライド管を後端方向に付勢するスライド管用付勢部材を有するようにしてもよい。
本発明に係るインナーチューブアセンブリは、水平方向や上り勾配方向への掘削時にインナーチューブを確実に回収するという課題を解決するために、前記コアバレルヘッドと、このコアバレルヘッドの先端部に着脱可能に連結されるインナーチューブとを有する。
本発明に係るインナーチューブ回収方法は、水平方向や上り勾配方向への掘削時にインナーチューブを確実に回収するという課題を解決するために、地質試料を採取したインナーチューブの回収方法であって、アウターチューブ内にオーバーショットを押入して前記アウターチューブ内の先端位置にあるコアバレルヘッドのスライド管固定用ラッチを傾倒させてラッチ解除用スライド管との係合状態を解除するスライド管固定用ラッチ解除工程と、係合状態が解除された前記ラッチ解除用スライド管を先端側に押してメインシャフトの外周面に沿って軸方向先端側にスライドさせることによりラッチ傾倒防止部を軸方向先端側に移動させてインナー固定用ラッチに対する当接状態を解除するラッチ傾倒防止部解除工程と、スライドされる前記ラッチ解除用スライド管により前記インナー固定用ラッチを付勢力に抗して内方向に傾倒させて前記アウターチューブの内壁面に形成された係止溝から解除するインナー固定用ラッチ解除工程と、前記オーバーショットを前記コアバレルヘッドの後端部に連結させて前記アウターチューブ内に進入する地下水の水圧によって送り出させることにより、または前記オーバーショットに接続されたワイヤーで引き抜くことにより、前記コアバレルヘッドの先端に連結されている前記インナーチューブを回収するインナーチューブ回収工程とを有する。
本発明によれば、水平方向や上り勾配方向に掘削して地質試料を回収する状況下においても前記地質試料を採取したインナーチューブを確実に回収することができる。
本発明に係るインナーチューブアセンブリをアウターチューブの先端位置に保持した状態を示す縦断面図である。 アウターチューブの先端位置において本実施形態のインナーチューブアセンブリを保持する状態を解除した状態を示す縦断面図である。 本発明に係るコアバレルヘッドの一実施形態であってラッチ解除用スライド管を半透明に表現した状態を示す斜視図である。 図3のコアバレルヘッドを先端側から見た状態示す斜視図である。 図1のインナーチューブとコアバレルヘッドとの連結部分を示す拡大断面図である。 図1の先端シャフト部(インナー固定用ラッチおよびラッチ傾倒防止部の設置部分)を示す拡大断面図である。 本実施形態における先端シャフト部の一部を示す拡大平面図である。 図1の後端シャフト部(スライド管用付勢部材およびスライド管固定用ラッチの設置部分)および係合部を示す拡大断面図である。 本実施形態における後端シャフト部および係合部を示す拡大平面図である。
以下、本発明に係るコアバレルヘッド、インナーチューブアセンブリおよびインナーチューブ回収方法の一実施形態について図面を用いて説明する。
本実施形態のインナーチューブアセンブリ1は、図1および図2に示すように、地質資料を採取するインナーチューブ2と、このインナーチューブ2の後端に連結されるコアバレルヘッド3とから構成される。
インナーチューブ2は、地質試料(土、砂、砂利、岩盤など)を採取するために管状に形成された部材である。先端には採取口21が開口しており、アウターチューブ4先端に設けられた掘削用ビット41の採取口42と連通するように設置されることにより、進入する地質資料を採取するようになっている。
コアバレルヘッド3は、インナーチューブ2をアウターチューブ4内の先端位置に着脱可能に保持するためのものであり、本実施形態では、図1ないし図4に示すように、前記インナーチューブ2の後端に連結されるメインシャフト31と、このメインシャフト31の略中央位置に設けられたインナー固定用ラッチ32と、このインナー固定用ラッチ32を傾倒させるラッチ解除用スライド管33と、このラッチ解除用スライド管33を前記メインシャフト31に係脱可能に固定するスライド管固定用ラッチ34とを有する。
メインシャフト31は、図3および図4に示すように、略円柱状に形成された部材であり、先端から順に、インナーチューブ2を連結するためのチューブ連結部311と、このチューブ連結部311に連結された先端シャフト部312と、この先端シャフト部312の後端側で一段細く形成された後端シャフト部313と、この後端シャフト部313の後端軸心から後方に延出された係合部314とを有する。
チューブ連結部311は、インナーチューブ2の後端を嵌合させて連結するためのものであり、本実施形態では、図5に示すように、インナーチューブ2を回転自在に支持するため、先端シャフト部312との間にベアリング315を備えている。
先端シャフト部312は、図6および図7に示すように、インナー固定用ラッチ32およびラッチ傾倒防止部334を設置する部分であり、略中央位置にインナー固定用ラッチ32を収容する第一ラッチ収容孔316およびラッチ傾倒防止部334を収容する傾倒防止部収容孔317が形成されている。
第一ラッチ収容孔316は、インナー固定用ラッチ32を収容する孔である。本実施形態における第一ラッチ収容孔316は、前記インナー固定用ラッチ32がメインシャフト31の外方向に拡開できるように、上下方向に貫通する孔として形成されている。
傾倒防止部収容孔317は、ラッチ傾倒防止部334を収容し、かつ当該ラッチ傾倒防止部334を軸方向に沿ってスライド可能にする孔であり、第一ラッチ収容孔316の先端側に連通するように形成されている。また、傾倒防止部収容孔317は、ラッチ傾倒防止部334をラッチ解除用スライド管33と一体的に連結させるため上下方向に貫通する孔として形成されている。
後端シャフト部313は、図8および図9に示すように、スライド管用付勢部材318を装着するとともに、スライド管固定用ラッチ34を収容するものである。本実施形態における後端シャフト部313は、先端シャフト部312の外径より細く形成されている。先端シャフト部312との間にできる段差により、圧縮ばねからなるスライド管用付勢部材318の先端側を係止できるようになっている。
また、後端シャフト部313は、スライド管固定用ラッチ34を収容する第二ラッチ収容孔319を有する。第二ラッチ収容孔319は、装着されるスライド管用付勢部材318より後端側の位置において、上下方向に貫通する軸方向に長い孔として形成されている。
係合部314は、インナーチューブ2の回収時にオーバーショットと連結する部分であり、後端シャフト部313の後端軸心位置から後方に延出されている。後端部には円錐状に膨出されたオーバーショットに係合する係合凸部320が形成されている。
なお、メインシャフト31における先端シャフト部312、後端シャフト部313および係合部314は、削り出し加工等によって一体形成されていてもよく、複数の部材に分けて形成し、組み立てることで一体的に構成されるようにしてもよい。
インナー固定用ラッチ32は、アウターチューブ4の内壁面に形成された係止溝43に係合するものであり、図6に示すように、メインシャフト31の軸方向に沿った略中間位置に開口された第一ラッチ収容孔316に収容されている。本実施形態におけるインナー固定用ラッチ32は、上下一対の爪付き腕部材321,321と、この一対の爪付き腕部材321,321の一端部を軸支する支持軸322と、一対の前記爪付き腕部材321,321の他端部を外方向に拡開させる弾性材323とを有する。
爪付き腕部材321は、軸方向に長い棒状の部材であり、後端側に形成された支持軸322を挿通させる軸孔324と、外側面325(メインシャフト31の外方向に向いた面)に凸状に形成された係合爪部326とを有する。係合爪部326は、アウターチューブ4の内壁面に形成された係止溝43に係合可能な形状に形成されている。また、前記外側面325は、ラッチ解除用スライド管33により傾倒され易いように、後端側から係合爪部326にかけて緩やかな傾斜角にて湾曲形成されている。
支持軸322は、上下一対の爪付き腕部材321,321同士を軸支するものであり、本実施形態では、爪付き腕部材321の後端側に形成された軸孔324と、メインシャフト31に形成された軸挿通孔(図示しない)とに挿通されるボルトおよびこのボルトを締結するナットとにより構成されている。なお、支持軸322は、ボルトおよびナットによる構成に限定されるものではなく、円筒型の板バネなど、軸支可能な部材から適宜選択してもよい。
弾性材323は、支持軸322によって軸支された上下一対の爪付き腕部材321,321を外方向(図1および図2における上下方向)に拡開させる付勢力を発揮するための弾性材であり、本実施形態では、針金を支持軸322に沿うように環状に巻いて形成された、ねじりコイルばねを用いている。なお、弾性材323は、ねじりコイルばねに限定されるものではなく、例えば、圧縮コイルばねなどの他のバネ材や、ゴムなどの他の弾性材から適宜選択してもよい。
ラッチ解除用スライド管33は、インナー固定用ラッチ32を付勢力に抗して傾倒させて係合爪部326を係止溝43から解除するためのものであり、メインシャフト31の外周面に対し軸方向へスライド可能に装着されている。本実施形態におけるラッチ解除用スライド管33は、図6に示すように、メインシャフト31の先端シャフト部312の外径と略同一の内径を有する長尺状の円管として構成されている。
このラッチ解除用スライド管33は、図3、図4および図6に示すように、略中央位置に上下方向に貫通した傾倒用孔331と、後端内周面にリング状に形成された係止用凸部332と、この係止用凸部332より先端側の内周面にリング状に形成された付勢部材係止用凸部333と、一体的に連結されたラッチ傾倒防止部334とを有する。
傾倒用孔331は、インナー固定用ラッチ32が拡開できるようにするとともに、その後端縁部335でインナー固定用ラッチ32を傾倒するために開口された孔である。本実施形態における傾倒用孔331は、第一ラッチ収納孔316と同程度の開口寸法で上下両側に開口している。
係止用凸部332は、スライド管固定用ラッチ34により係止されるものであり、ラッチ解除用スライド管33の後端内周面にリング状でかつ凸状に形成されている。本実施形態における係止用凸部332は、図8に示すように、後端シャフト部313の外径と略同一の内径を有するリング状に形成されている。
付勢部材係止用凸部333は、後端シャフト部313に装着されたスライド管用付勢部材318の後端側を係止するための突起であり、ラッチ解除用スライド管33の内周面にリング状でかつ凸状に形成されている。本実施形態における付勢部材係止用凸部333は、係止用凸部332より先端側に形成されており、後端シャフト部313の外径と略同一の内径を有するリング状に形成されている。
ラッチ傾倒防止部334は、地質資料の採取中などにおいて意図せずインナー固定用ラッチ32が傾倒するのを防止するためのものである。本実施形態におけるラッチ傾倒防止部334は、図6に示すように、その上下幅が拡開状態のインナー固定用ラッチ32の爪付き腕部材321,321の隙間に相当する幅に形成されているとともに、後端側に向けて先細になるように形成されている。また、ラッチ傾倒防止部334の先端側には、ラッチ解除用スライド管33と一体的に連結するための連結孔336が上下方向に貫通して形成されており、本実施形態では、円筒状に形成された板ばね337を用いてラッチ解除用スライド管33と一体的に連結されている。
スライド管固定用ラッチ34は、メインシャフト31に対しラッチ解除用スライド管33を係脱可能に固定するためのラッチである。本実施形態におけるスライド管固定用ラッチ34は、図8に示すように、ラッチ解除用スライド管33を固定する係合凹溝部345を有する上下一対の溝付き腕部材341,341と、この一対の溝付き腕部材341,341の一端部を軸支する支持軸342と、一対の前記溝付き腕部材341,341の他端部を外方向に拡開させる弾性材343とを有する。
溝付き腕部材341は、軸方向に長い棒状の部材であり、先端側に形成された支持軸342を挿通させる軸孔344と、ラッチ解除用スライド管33の後端内面に形成された係止用凸部332に係合可能な凹溝状に形成された係合凹溝部345とを有する。また、前記係合凹溝部345より後端側の外側面(上下面)は、オーバーショットの先端によって傾倒され易いように、側面視において縮径するように湾曲状に形成されている。
支持軸342は、上下一対の溝付き腕部材341,341同士を軸支するものであり、本実施形態では、インナー固定用ラッチ32の支持軸322と同様にボルトおよびナットとにより構成されている。なお、支持軸342は、ボルトおよびナットによる構成に限定されるものではなく、円筒型の板バネなど、軸支可能な部材から適宜選択してもよい。
弾性材343は、支持軸342によって軸支された上下一対の溝付き腕部材341,341を外方向に拡開させる付勢力を発揮するための弾性材であり、本実施形態では、圧縮コイルばねにより構成されている。なお、スライド管固定用ラッチ34の弾性材343は、圧縮コイルばねに限定されるものではなく、例えば、インナー固定用ラッチ32の弾性材323と同様なねじりコイルばねや、その他のバネ材、ゴムなどの他の弾性材から適宜選択してもよい。
また、スライド管固定用ラッチ34は、図1、図8および図9に示すように、第二ラッチ収容孔319において、ラッチ解除用スライド管33を前記インナー固定用ラッチ32が拡開状態となる位置で係止するように収容されている。このとき、ラッチ解除用スライド管33は、図3および図4に示すように、先端側にスライドできるようにチューブ連結部311との間に十分なスペースがあるように固定されるようになっている。
次に、本実施形態のコアバレルヘッド3およびインナーチューブアセンブリ1における各構成の作用について、インナーチューブ回収方法とともに説明する。
まず、アウターチューブ4内の先端位置にインナーチューブアセンブリ1を装着する。具体的には、図2に示すように、ラッチ解除用スライド管33と一体的にラッチ傾倒防止部334を先端側に移動させて、インナー固定用ラッチ32を傾倒可能な状態にする。傾倒用孔331の後端縁部335で当該インナー固定用ラッチ32を傾倒させ上下幅をアウターチューブ4内に挿入可能な幅に縮小させる。そして、インナーチューブアセンブリ1をアウターチューブ4内に挿入する。挿入されたインナーチューブアセンブリ1に後方から給水し、水圧によってアウターチューブ4内の先端側に移動させる。
インナーチューブアセンブリ1がアウターチューブ4内の先端位置に到達すると、コアバレルヘッド3のインナー固定用ラッチ32が拡開し、図1に示すように、アウターチューブ4の内壁面に形成された係止溝43に係合する。具体的には、図6に示すように、ラッチ解除用スライド管33がスライド管用付勢部材318の付勢力により後端側にスライドするとともに、爪付き腕部材321が弾性材323の付勢力によりメインシャフト31の外方向に拡開する。これにより、係合爪部326が係止溝43に嵌入し、コアバレルヘッド3がアウターチューブ4に固定される。
地質試料採取装置は、地質資料を採取するため、アウターチューブ4を回転させながら地中に送り込む。必要に応じてアウターチューブ4内に送水する。そして、アウターチューブ4の先端に設けられた掘削用ビット41が地中を掘削すると、掘削された地質資料は採取口21,42から流入し、インナーチューブ2内に採取される。
次に、地質資料を採取したインナーチューブ2の回収を行う。本実施形態のインナーチューブ回収方法は、スライド管固定用ラッチ34を傾倒させてラッチ解除用スライド管33との係合状態を解除するスライド管固定用ラッチ解除工程と、ラッチ傾倒防止部334を軸方向先端側に移動させてインナー固定用ラッチ32に対する当接状態を解除するラッチ傾倒防止部解除工程と、インナー固定用ラッチ32をアウターチューブ4の係止溝43から解除するインナー固定用ラッチ解除工程と、コアバレルヘッド3の先端に連結されているインナーチューブ2を回収するインナーチューブ回収工程とを有する。
スライド管固定用ラッチ解除工程では、まずアウターチューブ4内にオーバーショットを押入する。本実施形態では、オーバーショットをアウターチューブ4内に挿入後、その後ろから送水し、水圧によって先端側に押入する。このときウォータースイベルを装着せずに、地質試料採取装置による給水の水圧を用いることができる。よって掘削時と同様にアウターチューブ4を回転させながら押入することができ、地中との間に適度な隙間ができて水の逃げ道となり、オーバーショットをスムーズに押入することができる。
押入されたオーバーショットの円筒状の先端をコアバレルヘッド3のスライド管固定用ラッチ34の後端側に嵌め入れる。これにより、スライド管固定用ラッチ34の溝付き腕部材341は、オーバーショットの先端縁部により内方向に押されて、弾性材343の付勢力に抗して内方向に傾倒する。このとき溝付き腕部材341の後端側が湾曲しているため、スムーズに傾倒させることができる。スライド管固定用ラッチ34を傾倒させることで係合凹溝部345がラッチ解除用スライド管33の係止用凸部332から外れる。つまりラッチ解除用スライド管33との係合状態を解除する。これによりラッチ解除用スライド管33が先端方向にスライド可能な状態になる。
次に、ラッチ傾倒防止部解除工程では、係合状態が解除されたラッチ解除用スライド管33を先端側に押してメインシャフト31の外周面に沿って軸方向先端側にスライドさせることによりラッチ傾倒防止部334を軸方向先端側に移動させてインナー固定用ラッチ32に対する当接状態を解除する。
具体的には、ラッチ解除用スライド管33をオーバーショットとともに水圧により先端側に押す。本実施形態におけるラッチ傾倒防止部334は、ラッチ解除用スライド管33に一体的に連結されているため、連動して軸方向先端側に移動する。これによりラッチ傾倒防止部334がインナー固定用ラッチ32における一対の爪付き腕部材321,321の間から先端側に移動し、インナー固定用ラッチ32に対する当接状態が解除される。
次に、インナー固定用ラッチ解除工程では、スライドされるラッチ解除用スライド管33によりインナー固定用ラッチ32を付勢力に抗して内方向に傾倒させてアウターチューブ4の係止溝43から解除する。本実施形態ではラッチ解除用スライド管33の傾倒用孔331の後端縁部335でインナー固定用ラッチ32を傾倒する。これにより爪付き腕部材321が内方向に傾倒し、図2に示すように、係合爪部326がアウターチューブ4の係止溝43から解除される。ラッチ解除用スライド管33は、前記爪付き腕部材321の外側面325が後端側から係合爪部326にかけて緩やかに傾斜しているため、スムーズに傾倒させることができる。これにより、インナーチューブアセンブリ1は、アウターチューブ4の挿入口側に引っ張る動作を要することなく、アウターチューブ4内を移動可能な状態になる。
次に、インナーチューブ回収工程では、オーバーショットをコアバレルヘッド3の後端部に連結させてアウターチューブ4内に進入する地下水の水圧により送り出させるか、オーバーショットに接続されたワイヤーで引き抜くことにより、コアバレルヘッド3の先端に連結されているインナーチューブ2を回収する。本実施形態では、図示しないが、ラッチ解除用スライド管33を先端側に押したオーバーショットをコアバレルヘッド3の係合部314の係合凸部320に係止させて連結する。
アウターチューブ4の採取口42からアウターチューブ4内に進入する地下水の水圧を受ける場合、アウターチューブ4内を移動可能な状態になったインナーチューブアセンブリ1は、その水圧により送り出されて自動的に回収される。または十分な水圧を受けられない場合であっても、オーバーショットに連結されたワイヤーにより引き抜くことにより確実に回収することができる。
以上のような本実施形態のコアバレルヘッド3、インナーチューブアセンブリ1およびインナーチューブ回収方法によれば、以下の効果を奏することができる。
1.オーバーショットによりラッチ解除用スライド管33を先端側に押し込むだけで、インナーチューブアセンブリ1をアウターチューブ4内で移動可能な状態にすることができる。
2.インナーチューブ2の回収時において地下水による先端側からの十分な水圧が受けられれば自動回収することができる。
3.オーバーショットを押入時にウォータースイベルが不要であり、アウターチューブ4を地質試料採取装置に装着して回転させながら押入することができる。
4.ラッチ傾倒防止部334やスライド管用付勢部材318により、インナー固定用ラッチ32が係止溝43から意図せず外れるのを防止することができる。
なお、本発明に係るコアバレルヘッド、これを備えたインナーチューブアセンブリおよびインナーチューブ回収方法は、前述した実施形態に限定されるものではなく、適宜変更することができる。例えば、ラッチ傾倒防止部334を連結しない場合のラッチ解除用スライド管33は、前記インナー固定用ラッチ32より先端側に延出されていない形状であってもよい。
1 インナーチューブアセンブリ
2 インナーチューブ
3 コアバレルヘッド
4 アウターチューブ
21 採取口
31 メインシャフト
32 インナー固定用ラッチ
33 ラッチ解除用スライド管
34 スライド管固定用ラッチ
41 掘削用ビット
42 採取口
43 係止溝
311 チューブ連結部
312 先端シャフト部
313 後端シャフト部
314 係合部
315 ベアリング
316 第一ラッチ収容孔
317 傾倒防止部収容孔
318 スライド管用付勢部材
319 第二ラッチ収容孔
320 係合凸部
321 爪付き腕部材
322 支持軸
323 弾性材
324 軸孔
325 外側面
326 係合爪部
331 傾倒用孔
332 係止用凸部
333 付勢部材係止用凸部
334 ラッチ傾倒防止部
335 後端縁部
336 連結孔
337 板ばね
341 溝付き腕部材
342 支持軸
343 弾性材
344 軸孔
345 係合凹溝部

Claims (5)

  1. 地質試料を採取するための地質試料採取装置においてアウターチューブ内の先端位置にインナーチューブを着脱可能に保持するコアバレルヘッドであって、
    前記インナーチューブの後端に連結されるメインシャフトと、
    このメインシャフトの軸方向に沿った略中間位置において軸支されているとともに、弾性材の付勢力により前記メインシャフトの外方向に拡開されて前記アウターチューブの内壁面に形成された係止溝に係合するインナー固定用ラッチと、
    前記メインシャフトの外周面に軸方向へスライド可能に装着されており、前記メインシャフトの先端方向にスライドされると前記インナー固定用ラッチを付勢力に抗して傾倒させて前記係止溝から解除するラッチ解除用スライド管と、
    前記メインシャフトの後端側に軸支されており、弾性材の付勢力により前記メインシャフトの外方向に拡開されて前記ラッチ解除用スライド管を前記インナー固定用ラッチが拡開状態となる位置で係止するとともに、前記アウターチューブ内に押入されるオーバーショットにより傾倒されることで前記ラッチ解除用スライド管の係止を解除するスライド管固定用ラッチと
    を有する、前記コアバレルヘッド。
  2. 前記ラッチ解除用スライド管には、前記インナー固定用ラッチの傾倒を防止するラッチ傾倒防止部が一体的に連結されており、当該ラッチ傾倒防止部は、前記インナー固定用ラッチが拡開状態のときに当該インナー固定用ラッチの内側に当接して傾倒を防止し、前記インナー固定用ラッチを傾倒させる場合には、前記ラッチ解除用スライド管が先端方向にスライドする動作に連動して移動し前記インナー固定用ラッチに対する当接を解除する、請求項1に記載のコアバレルヘッド。
  3. 前記メインシャフトに対して前記ラッチ解除用スライド管を後端方向に付勢するスライド管用付勢部材を有する、請求項1または請求項2に記載のコアバレルヘッド。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載のコアバレルヘッドと、このコアバレルヘッドの先端部に着脱可能に連結されるインナーチューブとを有する、インナーチューブアセンブリ。
  5. 地質試料を採取したインナーチューブの回収方法であって、
    アウターチューブ内にオーバーショットを押入して前記アウターチューブ内の先端位置にあるコアバレルヘッドのスライド管固定用ラッチを傾倒させてラッチ解除用スライド管との係合状態を解除するスライド管固定用ラッチ解除工程と、
    係合状態が解除された前記ラッチ解除用スライド管を先端側に押してメインシャフトの外周面に沿って軸方向先端側にスライドさせることによりラッチ傾倒防止部を軸方向先端側に移動させてインナー固定用ラッチに対する当接状態を解除するラッチ傾倒防止部解除工程と、
    スライドされる前記ラッチ解除用スライド管により前記インナー固定用ラッチを付勢力に抗して内方向に傾倒させて前記アウターチューブの内壁面に形成された係止溝から解除するインナー固定用ラッチ解除工程と、
    前記オーバーショットを前記コアバレルヘッドの後端部に連結させて前記アウターチューブ内に進入する地下水の水圧によって送り出させることにより、または前記オーバーショットに接続されたワイヤーで引き抜くことにより、前記コアバレルヘッドの先端に連結されている前記インナーチューブを回収するインナーチューブ回収工程と、
    を有する地質試料を採取したインナーチューブ回収方法。
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