JP2021095529A - 食器用洗浄剤 - Google Patents

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Abstract

【課題】高い洗浄力及び除菌力を有する食器用洗浄剤の提供。【解決手段】本発明の食器用洗浄剤は、(A)成分:界面活性剤と、(B)成分:3〜6価アルコールのプロピレンオキシド付加物と、(C)成分:カチオン性高分子化合物と、を含有し、前記(B)成分/前記(C)成分で表される質量比が0.1〜10である。【選択図】なし

Description

本発明は、食器用洗浄剤に関する。
近年、消費者の衛生意識の向上により、悪臭に対する意識が高まっている。
家庭における台所関連での微生物汚染の原因として、例えば、調理の際に食材又は調理者の手等から持ち込まれた細菌が挙げられる。この細菌が食器や調理器具などへ移って増殖してしまうことが、食中毒の発生、スポンジの悪臭発生等の要因の一つとして考えられている。
従来、食器、スポンジ、まな板、布巾等の台所用品を殺菌する方法として、次亜塩素酸ナトリウムを主基材とする塩素系漂白剤やキッチン用殺菌剤、あるいは過炭酸ナトリウムや過ホウ酸ナトリウムを含む酸素系漂白剤に台所用品を漬け込んで処理する方法が行われていた。
しかし、塩素系漂白剤、キッチン用殺菌剤、酸素系漂白剤等に台所用品を漬け込んで殺菌する方法は、これら漂白剤や殺菌剤を水に溶かした処理液を用意し、この処理液に台所用品を漬け込む操作を要し、手間がかかるものであった。また、これら漂白剤や殺菌剤は独特の臭いを有していることから、消費者によっては敬遠されることがあった。
近年、台所用品用の洗浄剤に除菌性を付与したものが提案されている。例えば特許文献1には、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸エステル塩と、アルカンスルホン酸又はその塩と、アミンオキシド型界面活性剤と、芳香族スルホン酸又はその塩と、亜鉛化合物とを特定量含有する台所用液体洗浄剤組成物が開示されている。
特開2008−156590号公報
特許文献1に記載の台所用液体洗浄剤組成物は、良好な除菌性を有するものの、さらなる除菌性と洗浄力の向上が求められている。
本発明は、高い洗浄力及び除菌力を有する食器用洗浄剤を提供することを目的とする。
本発明は以下の態様を有する。
[1] (A)成分:界面活性剤と、
(B)成分:3〜6価アルコールのプロピレンオキシド付加物と、
(C)成分:カチオン性高分子化合物と、を含有し、
前記(B)成分/前記(C)成分で表される質量比が0.1〜10である、食器用洗浄剤。
[2] 前記(A)成分が、下記(a1)成分と、下記(a2)成分及び下記(a3)成分の少なくとも一方とを含む、[1]の食器用洗浄剤。
(a1)成分:アニオン性界面活性剤
(a2)成分:アミンオキシド型界面活性剤
(a3)成分:両性界面活性剤(ただし、前記(a2)成分を除く。)
[3] 前記(a1)成分の含有量が、前記食器用洗浄剤の総質量に対して8〜15質量%である、[2]の食器用洗浄剤。
[4] 前記(a2)成分の含有量が、前記食器用洗浄剤の総質量に対して7〜12質量%である、[2]又は[3]の食器用洗浄剤。
[5] 前記(a1)成分/前記(a2)成分で表される質量比が0.5〜2.5である、[2]〜[4]のいずれかの食器用洗浄剤。
[6] 前記(B)成分がグリセリンのプロピレンオキシド付加物である、[1]〜[5]のいずれかの食器用洗浄剤。
[7] 前記(B)成分の重量平均分子量が250以上である、[1]〜[6]のいずれかの食器用洗浄剤。
[8] (D)成分:亜鉛化合物をさらに含有する、[1]〜[7]のいずれかの食器用洗浄剤。
[9] 前記(D)成分/(前記(B)成分+前記(C)成分)で表される質量比が0.01〜0.4である、[8]の食器用洗浄剤。
[10] 前記(B)成分/前記(C)成分で表される質量比が1〜4である、[1]〜[9]のいずれかの食器用洗浄剤。
[11] 前記(B)成分及び前記(C)成分の含有量の合計が、前記食器用洗浄剤の総質量に対して0.3〜2質量%である、[1]〜[10]のいずれかの食器用洗浄剤。
本発明によれば、高い洗浄力及び除菌力を有する食器用洗浄剤を提供できる。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明の食器用洗浄剤は、以下に示す(A)成分、(B)成分及び(C)成分を含有する組成物である。食器用洗浄剤は、以下に示す(D)成分をさらに含有することが好ましい。食器用洗浄剤は、必要に応じて(A)成分、(B)成分、(C)成分及び(D)成分以外の任意成分をさらに含有してもよい。
<(A)成分>
(A)成分は、界面活性剤である。食器用洗浄剤が(A)成分を含有することで、洗浄力が高まる。
界面活性剤としては、下記(a1)成分、(a2)成分、(a3)成分、(a4)成分、(a5)成分が挙げられる。
(A)成分として1種の界面活性剤を用いてもよく、2種以上の界面活性剤を組み合わせてもよい。洗浄力、特に油汚れに対する洗浄力がより高まり、また、泡立ち性にも優れる観点から、(A)成分は(a1)成分と、(a2)成分及び(a3)成分の少なくとも一方とを含むことが好ましく、(a1)成分と(a2)成分とを含むことがより好ましい。
(a1)成分:アニオン性界面活性剤
(a2)成分:アミンオキシド型界面活性剤
(a3)成分:両性界面活性剤(ただし、前記(a2)成分を除く。)
(a4)成分:ノニオン性界面活性剤(ただし、前記(a2)成分を除く。)
(a5)成分:カチオン性界面活性剤
(a1)成分は、アニオン性界面活性剤である。
アニオン性界面活性剤としては、例えばα−オレフィンスルホン酸又はその塩、直鎖又は分岐鎖のアルキル硫酸エステル又はその塩、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸エステル又はその塩、ポリオキシアルキレンアルケニルエーテル硫酸エステル又はその塩、アルキル基を有するアルカンスルホン酸又はその塩、α−スルホ脂肪酸エステル又はその塩、スルホコハク酸アルキルエステル又はその塩、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸又はその塩などが挙げられる。
アニオン性界面活性剤の塩の形態としては、ナトリウム、カリウム等のアルカリ金属塩;カルシウム、マグネシウム等のアルカリ土類金属塩;モノエタノールアンモニウム、ジエタノールアンモニウム、トリエタノールアミン等のアルカノールアミン塩などが挙げられる。
(a1)成分は、1種を単独で用いてもよいし、2種以上を適宜組み合わせて用いてもよい。
(a1)成分は洗浄力がより高まる観点から非石鹸系アニオン性界面活性剤が好ましい。
(a1)成分としては、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸エステル又はその塩、アルキル基を有するアルカンスルホン酸塩、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸又はその塩、スルホコハク酸アルキルエステル又はその塩が好ましく、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸エステル又はその塩、アルキル基を有するアルカンスルホン酸又はその塩、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸又はその塩がより好ましい。
ポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸エステル又はその塩としては、例えば下記一般式(1)で表される化合物が挙げられる。
−O−[(PO)/(EO)]−SO 1/X・M ・・・(1)
(一般式(1)中、Rは炭素数8〜18の直鎖もしくは分岐鎖のアルキル基であり、かつ、酸素原子と結合している炭素原子は第1級炭素原子である。POはオキシプロピレン基を表し、EOはオキシエチレン基を表し、mはPOの平均繰り返し数を表し、0≦m<1を満たす数であり、nはEOの平均繰り返し数を表し、0<n≦4を満たす数であり、Mは水素イオン以外の陽イオンであり、XはMの価数である。)
一般式(1)中、Rの炭素数は8〜18であり、10〜14が好ましく、12〜14がより好ましい。Rとしては、洗浄力及び環境面から、油脂原料由来のアルキル基であることが好ましい。好適な油脂原料としては、パーム核油、ヤシ油等が挙げられる。
POの平均繰り返し数(すなわち、プロピレンオキシドの平均付加モル数)は、0以上、1未満であり、0が好ましい。
EOの平均繰り返し数(すなわち、エチレンオキシドの平均付加モル数)は、0超、4以下であり、1〜3が好ましい。
mが0超の場合、(PO)/(EO)において、EOとPOはランダム付加であってもよくブロック付加であってもよく、配列状態は問わない。
一般式(1)中、Mは水素イオン以外の陽イオンであり、価数がXである。Mとしては、例えばアルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニウム又はアルカノールアミン等、水溶性の塩を形成し得るものが挙げられる。
アルカリ金属としては、ナトリウム、カリウムなどが挙げられる。
アルカリ土類金属としては、カルシウム、マグネシウムなどが挙げられる。
アルカノールアミンとしては、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミンなどが挙げられる。
アルキル基を有するアルカンスルホン酸又はその塩としては、炭素数は10〜20のアルカンスルホン酸又はその塩が挙げられ、炭素数14〜17のアルカンスルホン酸又はその塩が好ましく、炭素数14〜17の第2級アルカンスルホン酸又はその塩が特に好ましい。
直鎖アルキルベンゼンスルホン酸又はその塩としては、直鎖アルキル基の炭素数が8〜16の直鎖アルキルベンゼンスルホン酸又はその塩が好ましく、直鎖アルキル基の炭素数が10〜14の直鎖アルキルベンゼンスルホン酸又はその塩が特に好ましい。
(a1)成分として具体的には、ポリオキシエチレン(1)直鎖アルキル(C12)エーテル硫酸エステルナトリウム塩、ポリオキシエチレン(2)直鎖アルキル(C12)エーテル硫酸エステルナトリウム塩、ポリオキシエチレン(4)直鎖アルキル(C12)エーテル硫酸エステルナトリウム塩、ポリオキシエチレン(1)直鎖アルキル(C12/14=75/25;天然油脂由来)エーテル硫酸エステルナトリウム塩、ポリオキシエチレン(2)直鎖アルキル(C12/14=75/25;天然油脂由来)エーテル硫酸エステルナトリウム塩、ポリオキシエチレン(4)直鎖アルキル(C12/14=75/25;天然油脂由来)エーテル硫酸エステルナトリウム塩、アルカンスルホン酸ナトリウム塩、直鎖アルキル(C12)ベンゼンスルホン酸ナトリウム塩、直鎖アルキル(C14)ベンゼンスルホン酸ナトリウム塩などが挙げられる。
これらの中でも、本発明の効果が特に得られやすいことから、ポリオキシエチレン(1)直鎖アルキル(C12/14=75/25;天然油脂由来)エーテル硫酸エステルナトリウム塩、ポリオキシエチレン(2)直鎖アルキル(C12/14=75/25;天然油脂由来)エーテル硫酸エステルナトリウム塩、ポリオキシエチレン(4)直鎖アルキル(C12/14=75/25;天然油脂由来)エーテル硫酸エステルナトリウム塩、直鎖アルキル(C12)ベンゼンスルホン酸ナトリウム塩が好ましく、ポリオキシエチレン(1)直鎖アルキル(C12/14=75/25;天然油脂由来)エーテル硫酸エステルナトリウム塩、直鎖アルキル(C12)ベンゼンスルホン酸ナトリウム塩がより好ましい。
ここで、例えば「ポリオキシエチレン(1)」とは、オキシエチレン基の平均繰返し数が1(エチレンオキシドの平均付加モル数が1)であることを意味する。
「C12/14=75/25;天然油脂由来」とは、炭素数12の直鎖アルキル基を有するものと、炭素数14の直鎖アルキル基を有するものとの混合物(混合比率:質量比で75/25)であること、天然油脂由来の直鎖状のアルキル基であることを意味する。
(a1)成分の含有量は、食器用洗浄剤の総質量に対して4〜25質量%が好ましく、8〜15質量%がより好ましい。(a1)成分の含有量が上記範囲内であれば、油汚れに対する洗浄力がより高まる。特に、(a1)成分の含有量が上記上限値以下であれば、ゲル化が起こりにくく、食器用洗浄剤の均一性を良好に維持できる。
(a2)成分は、アミンオキシド型界面活性剤である。
アミンオキシド型界面活性剤としては、例えばアルキルアミンオキシド、アルカノイルアミドアルキルアミンオキシドなどが挙げられる。
(a2)成分としては、下記一般式(2)で表される化合物が好ましい。
Figure 2021095529
一般式(2)中、Rは炭素数8〜18の直鎖もしくは分岐鎖のアルキル基又は炭素数8〜18の直鎖もしくは分岐鎖のアルケニル基であり、R及びRはそれぞれ独立して炭素数1〜3のアルキル基又は炭素数1〜3のヒドロキシアルキル基であり、Rは炭素数1〜4のアルキレン基であり、Aは−CONH−、−NHCO−、−COO−、−OCO−又は−O−であり、pは0又は1の数である。
一般式(2)中、Rの炭素数は8〜18であり、10〜14が好ましい。Rとしては、炭素数8〜18の直鎖もしくは分岐鎖のアルキル基が好ましい。
一般式(2)中、R、Rとしては、それぞれ炭素数1〜3のアルキル基が好ましく、メチル基がより好ましく、R及びRがいずれもメチル基であることがさらに好ましい。
一般式(2)中、Aは、−CONH−が好ましい。
一般式(2)中、pは、0又は1の数であり、0が好ましい。
一般式(2)で表される化合物の具体例としては、ラウリルジメチルアミンオキシド(n−ドデシルジメチルアミンオキシド)、ヤシアルキルジメチルアミンオキシド、ラウリルジエチルアミンオキシド、ミリスチルジメチルアミンオキシド等のアルキルジメチルアミンオキシド;ラウリン酸アミドプロピルジメチルアミンオキシド等のアルカノイルアミドアルキルジメチルアミンオキシドなどが挙げられる。これらの中でも、本発明の効果が特に得られやすいことから、アルキルジメチルアミンオキシドが好ましく、その中でも特にラウリルジメチルアミンオキシドがより好ましい。
(a2)成分は、1種を単独で用いてもよいし、2種以上を適宜組み合わせて用いてもよい。
(a2)成分の含有量は、食器用洗浄剤の総質量に対して1〜20質量%が好ましく、2〜20質量%がより好ましく、6〜12質量%がさらに好ましく、7〜12質量%が特に好ましい。(a2)成分の含有量が上記範囲内であれば、油汚れに対する洗浄力がより高まる。特に、(a2)成分の含有量が上記上限値以下であれば、ゲル化が起こりにくく、食器用洗浄剤の均一性を良好に維持できる。
(A)成分が(a1)成分と(a2)成分とを含む場合、(a1)成分/(a2)成分で表される質量比(以下、「a1/a2比」ともいう。)は0.5〜2.5が好ましく、0.5〜1.5がより好ましく、0.8〜1.5がさらに好ましい。a1/a2比が上記範囲内であれば、油汚れに対する洗浄力がより高まる。
(a3)成分は、両性界面活性剤(ただし、前記(a2)成分を除く。)である。
両性界面活性剤としては、例えばカルボン酸塩型(ベタイン型ともいう。)、硫酸エステル塩型、スルホン酸塩型、リン酸エステル塩型があり、これらをいずれも使用できる。これらの中でも、カルボン酸塩型が好ましい。
カルボン酸塩型の両性界面活性剤の具体例としては、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ヤシアルキルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン、ラウリン酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ヤシアルキルアミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタインなどが挙げられる。
(a3)成分は、1種を単独で用いてもよいし、2種以上を適宜組み合わせて用いてもよい。
(a3)成分の含有量は、食器用洗浄剤の総質量に対して1〜20質量%が好ましく、2〜20質量%がより好ましく、6〜12質量%がさらに好ましく、7〜12質量%が特に好ましい。(a3)成分の含有量が上記範囲内であれば、油汚れに対する洗浄力がより高まる。特に、(a3)成分の含有量が上記上限値以下であれば、ゲル化が起こりにくく、食器用洗浄剤の均一性を良好に維持できる。
(A)成分が(a1)成分と(a3)成分とを含む場合、(a1)成分/(a3)成分で表される質量比(以下、「a1/a3比」ともいう。)は0.5〜2.5が好ましく、0.5〜1.5がより好ましく、0.8〜1.5がさらに好ましい。a1/a3比が上記範囲内であれば、油汚れに対する洗浄力がより高まる。
(A)成分が(a2)成分と(a3)成分とを含む場合、(a2)成分と(a3)成分の含有量の合計は、2〜20質量%が好ましく、6〜12質量%がより好ましく、7〜12質量%がさらに好ましい。(a2)成分と(a3)成分の含有量の合計が上記範囲内であれば、油汚れに対する洗浄力がより高まる。特に、(a2)成分と(a3)成分の含有量の合計が上記上限値以下であれば、ゲル化が起こりにくく、食器用洗浄剤の均一性を良好に維持できる。
(A)成分が(a1)成分と(a2)成分と(a3)成分とを含む場合、(a1)成分/((a2)成分+(a3)成分)で表される質量比(以下、「a1/(a2+a3)比」ともいう。)は0.5〜2.5が好ましく、0.5〜1.5がより好ましく、0.8〜1.5がさらに好ましい。a1/(a2+a3)比が上記範囲内であれば、油汚れに対する洗浄力がより高まる。
(a4)成分は、ノニオン性界面活性剤(ただし、前記(a2)成分を除く。)である。
ノニオン性界面活性剤としては、例えば下記一般式(3)で表されるポリオキシアルキレン付加型ノニオン性界面活性剤、下記一般式(4)で表されるノニオン性界面活性剤、アルキルグリコシド、ソルビタン脂肪酸エステルなどが挙げられる。これらの中でも、ポリオキシアルキレン(炭素数2〜3)アルキル(炭素数10〜18)エーテル(アルキレンオキシド平均付加モル数5〜20)が好ましい。
(a4)成分は、1種を単独で用いてもよいし、2種以上を適宜組み合わせて用いてもよい。
−O−(RO)−H ・・・(3)
(一般式(3)中、Rは炭素数10〜18の直鎖もしくは分岐鎖の炭化水素基であり、Rは炭素数1〜3の炭化水素基であり、xは(RO)の平均繰り返し数を表し、1≦x≦20を満たす数である。)
一般式(3)中、Rの炭素数は10〜18であり、10〜16が好ましく、10〜14がより好ましい。Rの炭化水素基としては、アルキル基又はアルケニル基が好ましい。
一般式(3)中、Rの炭化水素基としては、アルキレン基が好ましく、エチレン基、プロピレン基がより好ましい。また、(RO)としては、オキシエチレン基、オキシプロピレン基が混在してもよい。オキシエチレン基、オキシプロピレン基が混在する場合、これらはランダム状に混在してもよく、ブロック状に混在してもよい。
一般式(3)中、xは1〜20であり、5〜15が好ましい。
−C(=O)−NH−(RO)−H ・・・(4)
(一般式(4)中、Rは炭素数5〜19の直鎖もしくは分岐鎖のアルキル基、又は炭素数5〜19の直鎖もしくは分岐鎖のアルケニル基であり、Rは炭素数2〜4の直鎖もしくは分岐鎖のアルキレン基であり、yは(RO)の平均繰り返し数を表し、1≦y≦20を満たす数である。)
一般式(4)中、Rの炭素数は5〜19であり、9〜13が好ましい。Rとしては、アルキル基が好ましい。
一般式(4)中、Rとしては、エチレン基、プロピレン基が好ましく、エチレン基がより好ましい。また、(RO)としては、オキシエチレン基、オキシプロピレン基が混在してもよい。オキシエチレン基、オキシプロピレン基が混在する場合、これらはランダム状に混在してもよく、ブロック状に混在してもよい。
一般式(4)中、yは1〜20であり、1〜4が好ましい。
(a4)成分としては、本発明の効果に加え、食器用洗浄剤の基本性能として必要な泡の持続性が特に得られやすいことから、一般式(3)で表されるポリオキシアルキレン付加型ノニオン性界面活性剤の中でも、特に一般式(3)中のRが分岐鎖の炭化水素基であるものが好ましく、分岐鎖の第1級アルコールに由来する炭化水素基であることがより好ましく、ガーベットアルコール型ノニオン性界面活性剤が更に好ましい。
ガーベットアルコール型ノニオン性界面活性剤としては、例えば2−プロピルヘプチルアルコールエトキシレート、2−エチルヘキシルアルコールエトキシレートなどが挙げられる。これらの中でも、2−プロピルヘプチルアルコールエトキシレートが好ましい。エチレンオキシドの平均付加モル数は6〜14が好ましく、8〜11がより好ましく、10が最も好ましい。
2−プロピルヘプチルアルコールエトキシレートの具体例としては、BASF社製の商品名「Lutensol XP−100」や商品名「Lutensol XP−80」などが挙げられる。
2−エチルヘキシルアルコールエトキシレートの具体例としては、日本乳化剤株式会社製の商品名「ニューコール 1008」などが挙げられる。
(a4)成分の含有量は、食器用洗浄剤の総質量に対して1〜15質量%が好ましく、2〜12質量%がより好ましく、4〜8質量%がさらに好ましい。(a4)成分の含有量が上記下限値以上であれば、泡持続性が向上する。(a4)成分の含有量が上記上限値以下であれば、油汚れに対する洗浄力がより高まり、また、泡立ち性が向上する。
(a5)成分は、カチオン性界面活性剤である。
カチオン性界面活性剤としては、例えばジデシルジメチルアンモニウムクロライド、ジデシルジメチルアンモニウムメトサルフェート、ジステアリルジメチルアンモニウムクロライド、ジオクチルジメチルアンモニウムクロライド、ジステアリルジヒドロキシエチルアンモニウムクロライド、ジ牛脂アルキルジメチルアンモニウムクロライド、ジ(ステアロイルオキシエチル)ジメチルアンモニウムクロライド、ジ(オレオイルオキシエチル)ジメチルアンモニウムクロライド、ジ(パルミトイルオキシエチル)ジメチルアンモニウムメトサルフェート、ジ(ステアロイルオキシイソプロピル)ジメチルアンモニウムクロライド、ジ(オレオイルオキシイソプロピル)ジメチルアンモニウムクロライド、ジ(オレオイルオキシブチル)ジメチルアンモニウムクロライド、ジ(ステアロイルオキシエチル)メチルヒドロキシエチルアンモニウムメトサルフェート、トリ(ステアロイルオキシエチル)メチルメトサルフェートなどが挙げられる。なお、「牛脂アルキル」基の炭素数は14〜18である。
(a5)成分の含有量は、食器用洗浄剤の総質量に対して3質量%以下が好ましく、2質量%以下がより好ましく、1質量%以下がさらに好ましい。(a5)成分の含有量が上記上限値以下であれば、泡立ち性、泡持続性が向上しやすい。
(A)成分の含有量は、食器用洗浄剤の総質量に対して10〜50質量%が好ましく、12〜30質量%がより好ましく、15〜25質量%がさらに好ましい。(A)成分の含有量が上記範囲内であれば、油汚れに対する洗浄力がより高まる。特に、(A)成分の含有量が上記上限値以下であれば、ゲル化が起こりにくく、食器用洗浄剤の均一性を良好に維持できる。
<(B)成分>
(B)成分は、3〜6価アルコールのプロピレンオキシド付加物である。食器用洗浄剤が(B)成分を含有することで、後述する(C)成分との相乗効果により除菌力が高まる。
3〜6価アルコールとしては、例えばグリセリン、ポリグリセリン、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール、ソルビトールなどが挙げられる。
(B)成分としては、例えばトリオール型、テトラオール型、ペンタオール型又はヘキサオール型のポリプロピレングリコールなどが挙げられる。これらの中でも、油汚れに対する洗浄力がより高まる観点から、トリオール型のポリプロピレングリコールが好ましい。その中でも特に、除菌力がより高まる観点から、下記一般式(5)で表されるグリセリンのプロピレンオキシド付加物が好適である。
(B)成分は、1種を単独で用いてもよいし、2種以上を適宜組み合わせて用いてもよい。
Figure 2021095529
一般式(5)中、POはオキシプロピレン基を表し、a、b、cは、それぞれ独立にPOの平均繰り返し数を表し、10〜350の数である。
(B)成分の重量平均分子量は、200以上が好ましく、250以上がより好ましく、250〜5500がさらに好ましく、2000〜5000がさらに好ましく、3500〜4500が特に好ましく、3500〜4000が最も好ましい。
(B)成分の重量平均分子量が上記下限値以上であれば、油汚れに対する洗浄力がより高まる。(B)成分の含有量が上記上限値以下であれば、液安定性が向上する。
(B)成分の重量平均分子量は、ポリプロピレングリコール(重量平均分子量:800、1200、2000、4000)を標準としたGPC(ゲル浸透クロマトグラフィー)で得られる分子量分布より求められる。
(B)成分が、例えば一般式(5)で表されるグリセリンのプロピレンオキシド付加物の場合、(B)成分はグリセリンにプロピレンオキシドを付加重合させることで製造できる。この際、付加重合させるプロピレンオキシドの供給量を調節することにより、所望の重量平均分子量を有するプロピレンオキシド付加物を製造できる。
(B)成分の含有量は、食器用洗浄剤の総質量に対して0.01〜10質量%が好ましく、0.1〜2質量%がより好ましく、0.2〜1質量%がさらに好ましく、0.3〜0.5質量%が特に好ましい。(B)成分の含有量が上記下限値以上であれば、除菌力がより高まる。(B)成分の含有量が上記上限値以下であれば、油汚れに対する洗浄力がより高まる。
<(C)成分>
(C)成分は、カチオン性高分子化合物である。食器用洗浄剤が(C)成分を含有することで、(B)成分との相乗効果により除菌力が高まる。
カチオン性高分子化合物としては、カチオン化セルロース、カチオン化セルロース以外のソイルリリース剤などが挙げられる。カチオン化セルロース以外のソイルリリース剤としては、例えばヒドロキシエチルセルロースを、アルキル(好ましくはラウリル)グリシジルエーテルにてアルキル化し、さらにグリシジルトリメチルアンモニウムクロライドでカチオン化反応して得られる反応生成物が挙げられる。この反応生成物のアルキル基の置換度は0.01〜0.5か好ましく、カチオン基の置換度は0.001〜0.4以下が好ましい。
これらの中でも、除菌力がより高まる観点から、カチオン化セルロースが好ましい。
(C)成分は、1種を単独で用いてもよいし、2種以上を適宜組み合わせて用いてもよい。
カチオン化セルロースとしては、例えば下記一般式(6)で表される化合物、下記一般式(7)で表される化合物、下記一般式(8)で表される化合物などが挙げられ、具体的には、ヒドロキシトリメチルアンモニオプロピルヒドロキシエチルセルロースクロリド、ヒドロキシエチルセルロースジメチルジアリルアンモニウムクロリド重合体等のカチオン変性ヒドロキシエチルセルロースなどが挙げられる。これらの中でも、除菌力に特に優れる観点から、下記一般式(6)で表される化合物が好ましい。
Figure 2021095529
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Figure 2021095529
一般式(6)で表される化合物の重量平均分子量は1万〜数百万である。
一般式(7)で表される化合物の重量平均分子量は1万〜数十万である。
一般式(8)で表される化合物の重量平均分子量は1万〜数十万である。
(C)成分のカチオン化度は、0.5〜3.5質量%が好ましく、1.5〜2.5質量%がより好ましい。(C)成分のカチオン化度が上記範囲内であれば、除菌力がより高まる。
ここで、「カチオン化度」とは、(C)成分の分子中に占める、カチオン化剤に由来する窒素原子の含有率(質量%)、すなわち、(C)成分の総質量に対する窒素原子の含有率を意味する。
(C)成分のカチオン化度は、特定された化学構造に基づいて計算される。
(C)成分における任意のモノマーの比率が不明な場合等、(C)成分の化学構造が特定されない場合には、(C)成分のカチオン化度は、実験的に求められた窒素含有率から算出される。(C)成分中の窒素含有率の測定方法としては、例えば、ケルダール法等が挙げられる。
25℃における(C)成分の2質量%水溶液の粘度は、50〜35000mPa・sが好ましく、70〜500mPa・sがより好ましく、70〜200mPa・sがさらに好ましい。(C)成分の2質量%水溶液の粘度が上記範囲内であれば、除菌力と液体組成物とした場合の安定性とのバランスに優れる。
粘度は、25℃の(C)成分の2質量%の水溶液をB型粘度計で測定した値である。粘度の測定条件は、以下の通りである。
測定条件:
[ローター]
測定対象の粘度に対応するローター番号、ローター回転数は、下記の通りである。
・粘度が500mPa・s未満:ローター番号No.2、回転数60rpm。
・粘度が500mPa・s以上2000mPa・s未満:ローター番号No.3、回転数60rpm。
・粘度が2000mPa・s以上10000mPa・s未満:ローター番号No.4、回転数60rpm。
・粘度が10000mPa・s以上50000mPa・s未満:ローター番号No.4、回転数12rpm。
[数値の読み取り]
ローターの回転の開始から60秒後。
(C)成分としては、例えば、商品名「レオガードGP(第4級窒素含有率1.8質量%、ライオン・スペシャリティ・ケミカルズ株式会社製)」、商品名「レオガードMGP(第4級窒素含有率1.8質量%、ライオン・スペシャリティ・ケミカルズ株式会社製)」、商品名「レオガードMLP(第4級窒素含有率0.6質量%、ライオン・スペシャリティ・ケミカルズ株式会社製)」、商品名「UCARE JR125(第4級窒素含有率1.9質量%、ダウ・ケミカル社製)」、商品名「UCARE JR400(第4級窒素含有率1.9質量%、ダウ・ケミカル社製)」、商品名「UCARE LR30M(第4級窒素含有率1.0質量%、ダウ・ケミカル社製)」などが挙げられる。これらの中でも、除菌力がより高まる観点から、「UCARE JR125」、「UCARE JR400」が好ましく、「UCARE JR125」がより好ましい。
(C)成分の含有量は、食器用洗浄剤の総質量に対して0.01〜2質量%が好ましく、0.1〜1質量%がより好ましく、0.1〜0.5質量%がさらに好ましく、0.2〜0.3質量%が特に好ましい。(C)成分の含有量が上記下限値以上であれば、油汚れに対する洗浄力及び除菌力がより高まる。(C)成分の含有量が上記上限値以下であれば、液体組成物とした場合の安定性に優れる。
(B)成分/(C)成分で表される質量比(以下、「B/C比」ともいう。)は0.1〜10であり、1〜4が好ましい。B/C比が上記範囲内であれば、除菌力が高まる。特に、B/C比が上記上限値以下であれば、油汚れに対する洗浄力が高まる。
(B)成分及び(C)成分の含有量の合計は、食器用洗浄剤の総質量に対して0.05〜10.01質量%が好ましく、0.1〜5質量%がより好ましく、0.3〜2質量%がさらに好ましい。(B)成分及び(C)成分の含有量の合計が上記範囲内であれば、油汚れに対する洗浄力及び除菌力がより高まる。
<(D)成分>
(D)成分は、亜鉛化合物である。食器用洗浄剤が(D)成分を含有することで、(B)成分及び(C)成分との相乗効果により除菌力がより高まる。
亜鉛化合物としては、例えば硫酸亜鉛、塩化亜鉛、グルコン酸亜鉛、臭化亜鉛、硝酸亜鉛、塩化亜鉛アンモニウム、酢酸亜鉛、硫酸亜鉛アンモニウム、硫酸亜鉛アルミニウム、硫酸亜鉛カリウム、ヨウ化亜鉛などが挙げられる。これら亜鉛化合物は、(a1)成分の対イオンを形成してもよい。これらの中でも、金属を腐食しにくく、食器用洗浄剤へ配合しやすい観点から、酸化亜鉛、硫酸亜鉛が好ましく、酸化亜鉛がより好ましい。
(D)成分は、1種を単独で用いてもよいし、2種以上を適宜組み合わせて用いてもよい。
(D)成分の含有量は、食器用洗浄剤の総質量に対して0.01〜2質量%が好ましく、0.05〜1質量%がより好ましい。(D)成分の含有量が上記下限値以上であれば、油汚れに対する洗浄力及び除菌力がより高まる。(D)成分の含有量が上記上限値以下であれば、析出物が発生しにくく、食器用洗浄剤の安定性を良好に維持できる。
(D)成分/((B)成分+(C)成分)で表される質量比(以下、「D/(B+C)比」ともいう。)は0.01〜0.4が好ましく、0.1〜0.3がより好ましい。D/(B+C)比が上記下限値以上であれば、除菌力がより高まる。D/(B+C)比が上記上限値以下であれば、析出物が発生しにくく、食器用洗浄剤の安定性を良好に維持できる。
<任意成分>
食器用洗浄剤は、本発明の効果を損なわない範囲で必要に応じて、上述した成分以外の任意成分を含有してもよい。
任意成分は、剤形等を勘案して適宜選択される。任意成分としては、食器用洗浄剤に通常使用される成分が挙げられ、具体的には、溶媒、防腐剤、ハイドロトロープ剤、pH調整剤、無機ビルダー(但し、(D)成分を除く。)、金属捕捉成分、酵素、香料、色素などが挙げられる。
溶媒としては、水が好ましい。水を溶媒として用いることで、食器用洗浄剤を調製しやすくなる。加えて、食器用洗浄剤を使用する際に、水への溶解性がより良好となる。
水としては、イオン交換水、蒸留水、水道水などを使用することができる。
水の含有量は、食器用洗浄剤の総質量に対して90質量%以下が好ましく、40〜85質量%がより好ましく、45〜80質量%がさらに好ましい。水の含有量が上記下限値以上であれば、ゲル化が抑制され、液の均一性のさらなる向上を図れる。水の含有量が上記上限値以下であれば、各成分の含有量を確保でき、粘度が低くなりすぎず、より使用しやすい。
防腐剤としては、例えばベンズイソチアゾリノン、メチルイソチアゾリノン、ブチルベンズイソチアゾリノン、クロロメチルイソチアゾリノン、オクチルイソチアゾリノン、ジクロロオクチルイソチアゾリノン等のイソチアゾリン系防腐剤などが挙げられる。これらの中でも、1,2−ベンズイソチアゾリン−3−オン、2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オンが好ましい。
防腐剤は、1種を単独で用いてもよいし、2種以上を適宜組み合わせて用いてもよい。
防腐剤の含有量は、食器用洗浄剤の総質量に対して0.0002〜0.01質量%(2〜100質量ppm)が好ましく、0.0005〜0.004質量%(5〜40質量ppm)がより好ましい。
ハイドロトロープ剤としては、例えば炭素数2〜4の1価アルコール、炭素数4〜10のグリセリルエーテル、トルエンスルホン酸、トルエンスルホン酸塩、クメンスルホン酸、クメンスルホン酸塩、安息香酸、安息香酸塩から選ばれる1種以上が使用される(但し、(B)成分を除く)。
炭素数2〜4の1価アルコールはとしては、例えばエタノール、n−プロパノール、イソプロパノール、ノルマルブタノール、セカンダリーブタノール、ターシャルブタノールなどが挙げられる。
炭素数4〜10のグリセリルエーテルとしては、例えばグリセリン、ヘキシルグリセリルエーテルなどが挙げられる。
これらの中でも、食器用洗浄剤中の(A)〜(D)成分の溶解効果及び使用感が高まる観点から、エタノール、パラトルエンスルホン酸塩が好ましい。
ハイドロトロープ剤は、1種を単独で用いてもよいし、2種以上を適宜組み合わせて用いてもよい。
ハイドロトロープ剤の含有量は、食器用洗浄剤の総質量に対して1〜30質量%が好ましく、1〜20質量%がより好ましい。
pH調整剤としては、塩酸、硫酸、リン酸、グリコール酸、クエン酸、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン等が挙げられる。
pH調整剤は、1種を単独で用いてもよいし、2種以上を適宜組み合わせて用いてもよい。
なお、食器用洗浄剤に含まれる全ての成分の含有量の合計が、100質量%となるものとする。
<製造方法>
食器用洗浄剤は、例えば、溶媒である水の一部に、pH調整剤以外の成分を加え、混合し、任意のpHに調整した後、水の残部を加えることによって製造できる。
<pH>
食器用洗浄剤の25℃でのpHは、6〜8が好ましい。
本発明において、食器用洗浄剤のpH(25℃)は、JIS Z 8802:1984「pH測定方法」に準拠した方法により測定される値を示す。
食器用洗浄剤のpHは、上述したpH調整剤を用いて調整すればよい。
<使用方法>
食器用洗浄剤の使用方法、すなわち、食器の洗浄方法を以下に説明する。
食器を洗浄する方法としては、任意の量の食器用洗浄剤を洗浄具に付着させ、この洗浄具を用いて洗浄対象を擦り洗いする(擦り洗い操作)方法;食器用洗浄剤を水に分散して洗浄液とし、洗浄液に洗浄対象を任意の時間(浸漬時間)で浸漬する(浸漬操作)方法(浸漬法)などが挙げられる。浸漬操作においては、必要に応じて、洗浄液内で洗浄対象を洗浄具で擦り洗いしてもよい。
擦り洗い操作や浸漬操作の後、洗浄対象をすすぎ水ですすぎ、洗浄対象に付着している食器用洗浄剤を洗い流す(すすぎ操作)。すすぎ操作を経ることで、洗浄された食器を得る。
洗浄対象は、皿、箸、スプーン等の食器が挙げられる。また、洗浄対象は、鍋、包丁、まな板等の調理器具などの台所用品でもよい。本発明においては、食器及び調理器具を総じて、「食器」と称する。
<作用効果>
以上説明した本発明の食器用洗浄剤においては、(A)成分と、特定の比率の(B)成分及び(C)成分とを含有するので、高い洗浄力(特に、油汚れに対する洗浄力)及び除菌力を有する。
以下、実施例を示して本発明を詳細に説明するが、本発明は以下の記載によって限定されるものではない。なお、各例で用いた成分の配合量は、特に断りのない限り純分換算値である。
「使用原料」
(A)成分として、以下に示す化合物を用いた。
・a1−1:ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸ナトリウム(AES)、上記一般式(1)中、R=炭素数12〜14の直鎖状のアルキル基、m=0、n=1、M=ナトリウム、下記合成方法により合成されたもの。
・a1−2:ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸ナトリウム(AES)、上記一般式(1)中、R=炭素数12〜14の直鎖状のアルキル基、m=0、n=2、M=ナトリウム(BASF製、商品名「Texapon N70T」)。
・a1−3:ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸ナトリウム(AES)、上記一般式(1)中、R=炭素数12〜14の直鎖状のアルキル基、m=0、n=4、M=ナトリウム、下記合成方法により合成されたもの。
・a1−4:炭素数14〜17の第2級アルカンスルホン酸ナトリウム(SAS)(クラリアントジャパン株式会社製、商品名「HOSTAPUR SAS 30A」)。
・a1−5:炭素数10〜14のアルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム(LAS)、テイカ株式会社製の商品名「テイカパワーL121」を水酸化ナトリウムで中和したもの。
・a1−6:スルホコハク酸ジ−2−エチルヘキシルナトリウム(東邦化学工業株式会社製、商品名「エアロールCT−1L」)。
・a2−1:ラウリルジメチルアミンオキシド、上記一般式(2)中、R=炭素数12の直鎖状のアルキル基、R=メチル基、R=メチル基、p=0(ライオン・スペシャリティ・ケミカルズ株式会社製、商品名「カデナックス DM12D−W」)。
・a2−2:ヤシアルキルジメチルアミンオキシド(AX)、上記一般式(2)中、R=ヤシ油由来(炭素数12、14)のアルキル基、R=メチル基、R=メチル基、p=0(ライオン・スペシャリティ・ケミカルズ株式会社製、商品名「カデナックス DMC−W」)。
・a2−3:ミリスチルジメチルアミンオキシド、上記一般式(2)中、R=炭素数14の直鎖状のアルキル基、R=メチル基、R=メチル基、p=0(ライオン・スペシャリティ・ケミカルズ株式会社製、商品名「カデナックス DM14−N」)。
・a2−4:ラウリン酸アミドプロピルジメチルアミンオキシド(APAX)、上記一般式(2)中、R=炭素数11の直鎖状のアルキル基、R=メチル基、R=メチル基、A=−CONH−、R=プロピル基、p=1(クラリアントジャパン株式会社製、商品名「GENAMINOX AP」)。
(a1−1の合成方法)
4Lオートクレーブ中に、原料アルコールとしてP&G社製の商品名「CO1270アルコール(C12/C14=75%/25%、質量比)」400gと、反応用触媒として水酸化カリウム0.8gとを仕込み、オートクレーブ内を窒素で置換した後、撹拌しながら昇温した。続いて、温度を180℃、圧力を0.3MPa以下に維持しつつ、エチレンオキシド91gを導入し、反応させた。得られたポリオキシアルキレンエーテルのエチレンオキシドの平均付加モル数は1であった。
次いで、得られたポリオキシアルキレンエーテルのエチレンオキシド237gを撹拌装置付の500mLフラスコにとり、窒素置換した後、液体無水硫酸(サルファン)96gを反応温度40℃に保ちながらゆっくりと滴下した。滴下終了後、撹拌を1時間続け(硫酸化反応)、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸を得た。
次いで、得られたポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸を水酸化ナトリウム水溶液で中和することにより、a1−1を得た。
(a1−3の合成方法)
エチレンオキサイドの導入量を91gから364gに変更した以外は、a1−1と同様にして、a1−3を得た。
(B)成分として、以下に示す化合物を用いた。
・B−1:ポリプロピレングリコール(三洋化成工業株式会社製、商品名「サンニックスGP−250」、トリオール型、重量平均分子量250)。
・B−2:ポリプロピレングリコール(三洋化成工業株式会社製、商品名「サンニックスGP−1000」、トリオール型、重量平均分子量1000)。
・B−3:ポリプロピレングリコール(三洋化成工業株式会社製、商品名「サンニックスGP−3000」、トリオール型、重量平均分子量3000)。
・B−4:ポリプロピレングリコール(三洋化成工業株式会社製、商品名「サンニックスGP−4000」、トリオール型、重量平均分子量4000)。
(B)成分の代替品((B’)成分)として、以下に示す化合物を用いた。
・B’−1:ポリプロピレングリコール(三洋化成工業株式会社製、商品名「サンニックスPP−200」、ジオール型、重量平均分子量200)。
・B’−2:ポリプロピレングリコール(三洋化成工業株式会社製、商品名「サンニックスPP−1000」、ジオール型、重量平均分子量1000)。
・B’−3:ポリプロピレングリコール(三洋化成工業株式会社製、商品名「サンニックスPP−3000」、ジオール型、重量平均分子量3000)。
・B’−4:ポリプロピレングリコール(三洋化成工業株式会社製、商品名「サンニックスPP−4000」、ジオール型、重量平均分子量4000)。
・B’−5:ポリエチレングリコール(ダウ・ケミカル社製、商品名「CARBOWAX PEG#1000」)。
・B’−6:プロピレングリコール(ダウ・ケミカル社製、商品名「プロピレングリコール」)。
(C)成分として、以下に示す化合物を用いた。
・C−1:カチオン化セルロース(ダウ・ケミカル社製、商品名「UCARE JR 125」、第4級窒素含有率1.9質量%、25℃における2質量%水溶液の粘度130mPa・s)。
・C−2:カチオン化セルロース(ダウ・ケミカル社製、商品名「UCARE JR 400」、第4級窒素含有率1.9質量%、25℃における2質量%水溶液の粘度400mPa・s)。
・C−3:カチオン化セルロース(ライオン・スペシャリティ・ケミカルズ株式会社製、商品名「レオガードGP」、第4級窒素含有率1.8質量%、25℃における2質量%水溶液の粘度300mPa・s)。
・C−4:カチオン化セルロース(ダウ・ケミカル社製、商品名「UCARE LR 30M」、第4級窒素含有率1.0質量%、25℃における2質量%水溶液の粘度30000mPa・s)。
なお、25℃における2質量%水溶液の粘度は、上記測定条件に基づき測定した。
(D)成分として、以下に示す化合物を用いた。
・D−1:酸化亜鉛(三井金属鉱業株式会社製)。
任意成分として、以下に示す化合物を用いた。
・BIT:1,2−ベンズイソチアゾリン−3−オン(アーチケミカルズ社製、商品名「PROXEL XL2」)。
・MIT:2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オン(ローム・アンド・ハース・ジャパン株式会社製、商品名「ネオロン M−10」)。
・pTS−H:パラトルエンスルホン酸(関東化学株式会社製)。
・EtOH:エタノール(関東化学株式会社製)。
・NaOH:水酸化ナトリウム(関東化学株式会社製)。
「実施例1〜33、比較例1〜11」
<食器用洗浄剤の調製>
表1〜7に示す配合組成の食器用洗浄剤1000gを以下の手順にて調製した。
1Lビーカーに(a1)成分と、水(水全体の8割)とを入れ、マグネチックスターラー(Fine社製、商品名「F−606N」)で充分に撹拌した。続いて、(a2)成分と、(B)成分と、(C)成分と、(D)成分と、水及びpH調整剤(NaOH)以外の任意成分とを加え、混合した。混合終了後、25℃でのpHが6〜8になるように、必要に応じpH調整剤(NaOH)を適量添加した後、全体量が100質量%になるように残りの水を加え、さらによく撹拌し、食器用洗浄剤を得た。
食器用洗浄剤のpH(25℃)は、食器用洗浄剤を25℃に調温し、ガラス電極式pHメーター(東亜ディーケーケー株式会社製、商品名「HM−30G」)を用い、ガラス電極を食器用洗浄剤に直接に浸漬し、1分間経過後に示すpHを測定した。測定方法は、JIS Z 8802:1984「pH測定方法」に準拠して行った。
得られた各例の食器用洗浄剤について、以下のようにして、除菌力及び油汚れに対する洗浄力を評価した。結果を表1〜7に示す。
<評価>
(除菌力の評価)
寒天平板培地に37±1℃ で18〜24時間培養した大腸菌を用い、0.3質量%ニュートリエント培地、3°DH硬水中で、菌濃度が約1.0×10cfu/mlになるように菌液を調製した。
次に、容量110mlのねじ口瓶に、3.35cm×3.35cmの金巾3号綿布を投入した。そこに、上記菌液を0.5ml加えて金巾3号綿布に接種させ、滅菌ガラス棒を用いて菌液を金巾3号綿布に均一に揉み込ませた。ねじ口瓶を密閉後、25±1℃で1時間放置し、金巾3号綿布に菌液を馴染ませた。放置後、ねじ口瓶を開けて、食器用洗浄剤又は対照洗剤としてポリオキシエチレンソルビタンモノオレアート(東京化成工業株式会社製、商品名「Tween80」)を0.5ml加えて金巾3号綿布に接種させ、新しい滅菌ガラス棒を用いて食器用洗浄剤又は対照洗剤を金巾3号綿布に均一に揉み込ませた後、再びねじ口瓶を密閉し、25±1℃ で18時間放置した。放置後、ねじ口瓶を開けて、ねじ口瓶にSCDLP培地不活化剤を20ml加えて金巾3号綿布に接種させ、新しい滅菌ガラス棒を用いてSCDLP培地不活化剤を金巾3号綿布に均一に揉み込ませ、菌の増殖を停止させた。
金巾3号綿布から抽出された液を用いて10倍希釈系列を調製し、トリプチックソイ寒天培地で混釈平板培養した。そして、培地上に出現したコロニー数を測定し、対照洗剤を用いた場合の菌数の対数値から、食器用洗浄剤を用いた場合の菌数の対数値を引くことにより得られる数値を除菌活性値とし、下記評価基準に従って除菌力を評価した。
I :除菌活性値が3.5以上である。
II :除菌活性値が3.0以上、3.5未満である。
III:除菌活性値が2.5以上、3.0未満である。
IV :除菌活性値が2.0以上、2.5未満である。
V :除菌活性値が2.0未満である。
(洗浄力の評価)
スダンIV(関東化学社製)濃度が1質量%となるように着色した牛脂(富士フイルム和光純薬株式会社製)1.2gを、縦10cm×横15cm×高さ5cmのプラスチック製の容器(岩崎工業株式会社製、商品名「ネオキーパー」)の内側の全面に均一になるように塗布し、汚垢モデルとした。縦11.5cm×横7.5cm×高さ3cmの食器洗い用スポンジ(スリーエム ジャパン株式会社製、商品名「スコッチ・ブライト」)に、水道水38gと食器用洗浄剤2gを取り、10回手で揉んだ。その後、上記の汚垢モデルの底面を10回、側面を10回、四隅をそれぞれ5回ずつ擦ってから、水道水ですすいだ後の容器内面の油汚れの落ち具合を確認し、下記評価基準に従って洗浄力を評価した。
I :着色された牛脂の汚れ残りが目視で認められず、牛油の残留によるヌルつきがない。
II :着色された牛脂の汚れ残りが目視で認められないが、牛脂の残留によるヌルつきが僅かにある。
III:着色された牛脂の汚れ残りが目視で認められ、牛脂の残留によるヌルつきが僅かにある。
IV :着色された牛脂の汚れ残りがかなり多く見られ、牛脂の残留によるヌルつきがある。
V :着色された牛脂の汚れ残りが非常に多く見られる。
Figure 2021095529
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表1〜7中、「適量」とは、各例の食器用洗浄剤のpHを表中の値にするのに要した量である。「バランス」とは、食器用洗浄剤全体で100質量%とするのに必要な水の配合量(質量%)である。また、表中に配合量が記載されていない成分は、配合されていない。
また、「B/C比」は、(B)成分/(C)成分で表される質量比である。「B’/C比」は、(B’)成分/(C)成分で表される質量比である。「a1/a2比」は、(a1)成分/(a2)成分で表される質量比である。「D/(B+C)比」は、(D)成分/((B)成分+(C)成分)で表される質量比である。「D/(B’+C)比」は、(D)成分/((B’)成分+(C)成分)で表される質量比である。「B+C」は、食器用洗浄剤100質量%中の(B)成分及び(C)成分の含有量の合計である。「B’+C」は、食器用洗浄剤100質量%中の(B’)成分及び(C)成分の含有量の合計である。なお、各質量比と、(B)成分及び(C)成分の含有量の合計と、(B’)成分及び(C)成分の含有量の合計は、小数点以下第2位を四捨五入して求めた。
表1〜6から明らかなように、各実施例の食器用洗浄剤は、高い洗浄力及び除菌力を有していた。
一方、表7から明らかなように、B/C比が10を超える比較例1の食器用洗浄剤、及びB/C比が0.1未満である比較例2、3の食器用洗浄剤は、除菌力が低かった。特に、比較例1の食器用洗浄剤は洗浄力も低かった。
(B)成分の代わりに(B’)成分を用いた比較例4〜9の食器用洗浄剤は、除菌力が低かった。特に、比較例4の食器用洗浄剤は洗浄力も低かった。
(B)成分を含まない比較例10の食器用洗浄剤は、除菌力及び洗浄力が低かった。
(B)成分及び(C)成分を含まない比較例11の食器用洗浄剤は、除菌力及び洗浄力が低かった。

Claims (6)

  1. (A)成分:界面活性剤と、
    (B)成分:3〜6価アルコールのプロピレンオキシド付加物と、
    (C)成分:カチオン性高分子化合物と、を含有し、
    前記(B)成分/前記(C)成分で表される質量比が0.1〜10である、食器用洗浄剤。
  2. 前記(A)成分が、下記(a1)成分と、下記(a2)成分及び下記(a3)成分の少なくとも一方とを含む、請求項1に記載の食器用洗浄剤。
    (a1)成分:アニオン性界面活性剤
    (a2)成分:アミンオキシド型界面活性剤
    (a3)成分:両性界面活性剤(ただし、前記(a2)成分を除く。)
  3. 前記(B)成分がグリセリンのプロピレンオキシド付加物である、請求項1又は2に記載の食器用洗浄剤。
  4. 前記(B)成分の重量平均分子量が250以上である、請求項1〜3のいずれか一項に記載の食器用洗浄剤。
  5. (D)成分:亜鉛化合物をさらに含有する、請求項1〜4のいずれか一項に記載の食器用洗浄剤。
  6. 前記(D)成分/(前記(B)成分+前記(C)成分)で表される質量比が0.01〜0.4である、請求項5に記載の食器用洗浄剤。
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