JP2021095113A - 駐車支援システム - Google Patents

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Miki Tsujino
美樹 辻野
浩 山中
Hiroshi Yamanaka
山中  浩
悠記 原
Yuki Hara
悠記 原
八州志 照田
Yasushi Teruda
八州志 照田
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Abstract

【課題】 自動駐車を行う駐車支援システムにおいて、運転者が車両を制動可能な姿勢でないときに、車両の安全性を確保する。【解決手段】 駐車支援システム1であって、車両を所定の目標駐車位置に自律的に移動させて駐車させる自律的な駐車動作を制御する制御装置15と、乗員からの車両の制動に係る運転操作の入力を受け付ける制動操作子24と、車両の状態を検知する車両状態検知装置12、13とを有し、制御装置は、駐車動作を制御しているときに、車両状態検知装置によって検知された車両の状態が駐車動作を禁止するべき禁止状態にあると判定したときには、車両を停止させ、乗員による制動操作子への入力が検知されない限り、駐車動作の再開を許可しない。【選択図】 図7

Description

本開示は、車両を自律走行させて駐車させる駐車支援システムに関する。
車両を目標駐車位置に誘導する駐車支援を行う駐車支援装置が公知である(例えば、特許文献1、及び特許文献2)。特許文献1の駐車支援装置は自動操舵を行うことによって車両の駐車支援を行う。駐車支援装置は表示装置としてのタッチパネルを備え、タッチパネルに表示された中止ボタンが操作されたときに、駐車支援を中止する。
駐車を支援する走行支援装置であって、車両に搭載されたタッチパネルに駐車操作支援に伴う画面表示を行うものが公知である(例えば、特許文献3)。特許文献3の走行支援装置は車両が目標駐車位置に駐車されて駐車支援が終了すると、タッチパネルに支援終了通知画面を表示し、その後、周囲監視可能な俯瞰画面を表示する。但し、車両が目標駐車位置に駐車せず、支援終了通知画面から俯瞰画面に切り替えられていない状態で駐車支援が終了した場合には、走行支援装置は終了画面から俯瞰画面への切替えが行われるタイミングまで、自動ブレーキを作動させる。
特開2015−74264号公報 特開2015−74265号公報 特開2019−23008号公報
車両を自律的に移動させて駐車を行う、いわゆる自動駐車を行う駐車支援システムにおいては、駐車支援が中断された場合に、運転者が駐車支援を再開できることが望ましい。この場合には、車両移動時の安全性を確保するため、運転者が必要に応じて車両を制動可能な姿勢でないときには、自動駐車の再開を禁止することが望ましい。
本発明は、以上の背景を鑑み、自動駐車を行う駐車支援システムにおいて、運転者が車両を制動可能な姿勢でないときに、車両の安全性を確保することを課題とする。
上記課題を解決するために本発明のある態様は、駐車支援システム(1、51、101)であって、車両を所定の目標駐車位置に自律的に移動させて駐車させる自律的な駐車動作を制御する制御装置(15)と、乗員からの前記車両の制動に係る運転操作の入力を受け付ける制動操作子(24)と、前記車両の状態を検知する車両状態検知装置(12、13)とを有し、前記制御装置は、前記駐車動作を制御しているときに、前記車両状態検知装置によって検知された前記車両の状態が前記駐車動作を禁止するべき禁止状態にあると判定したときには、前記車両を停止させ、前記乗員による前記制動操作子への入力が検知されない限り、前記駐車動作の再開を許可しないことを特徴とする。
この構成によれば、車両の駆動が禁止されるべきときに車両が停止される。その後、乗員が制動操作子に入力を行うと、駐車動作の再開が許可される。これにより、運転者が車両を制動可能な姿勢となった場合に限り車両の移動の再開が許可されるため、自動駐車の再開を禁止することができ、自動駐車再開時の安全性を確保することができる。
上記の態様において、前記制御装置は前記制動操作子への入力が検知された後、前記制動操作子への入力が解除されたときに、前記車両の前記目標駐車位置への移動を再開するとよい。
この構成によれば、制動操作子への入力が解除されたときに車両の移動が再開される。これにより、乗員が車両の移動のタイミングを理解し易くなる。
上記の態様において、前記制御装置からの指示に基づいて、前記乗員に所定の通知を行うとともに、前記乗員からの入力を受け付ける出入力装置(14)を有し、前記制御装置は、前記車両状態検知装置によって検知された前記車両の状態が前記禁止状態にあると判定したときに前記車両を停止させ、前記出入力装置において前記乗員に前記制動操作子への入力を促す通知と、前記乗員に前記目標駐車位置への移動を再開するか否かの入力の受付とを行い、前記乗員による前記制動操作子への入力が検知され、且つ、前記出入力装置に前記目標駐車位置への移動の再開に対応する入力があったときに、前記車両の前記目標駐車位置への移動を再開するとよい。
この構成によれば、車両が禁止状態となって車両が停止した後、制動操作子への入力と、目標駐車位置への移動の再開に対応する入力との2つの入力があったときに、目標駐車位置への移動が再開される。これにより、誤操作による移動の再開が防止できるため、自動駐車再開時に安全性を確保することができる。また、乗員に制動操作子への入力を促す通知が行われる。よって、乗員が駐車動作の再開に制動操作子への入力が必要であることを容易に理解することができる。
上記の態様において、前記制御装置は、前記出入力装置を含む前記車両に異常を検出したときに前記車両を停止させ、前記出入力装置において前記乗員に前記制動操作子への入力を促す通知を行うとよい。
この構成によれば、車両に異常が検知されたときには、車両が禁止状態となったときと同様に、乗員に制動操作子への入力を促す通知が行われる。よって、乗員に一貫性のある通知を行うことができる。
上記の態様において、前記制御装置からの信号に基づいて、シフトポジションを変更可能なシフトアクチュエータ(17)を含み、前記制御装置は、前記出入力装置を含む前記車両に異常を検出したときに前記車両を停止させ、前記乗員から前記制動操作子への入力を検知したときに、前記シフトアクチュエータを駆動させて、前記シフトポジションを駐車位置に変更するとよい。
この構成によれば、車両の異常が検出されたとき、禁止状態とは異なり、駐車動作が再開されないため、車両の安全性が高められる。
上記の態様において、前記車両状態検知装置(12)は、前記乗員からの前記運転操作に係る入力を検知する運転操作センサを含み、前記制御装置は前記運転操作センサが前記入力を検知した場合に、前記車両状態を前記禁止状態と判定するとよい。
この構成によれば、禁止操作検知装置を用いて、禁止操作に該当する乗員の車両の自律的な移動を覆そうとする運転動作によって、車両が駐車動作を禁止するべき禁止状態となったことを検知することができる。
上記の態様において、前記車両状態検知装置は、前記車両のドアの開閉を検知するドア開閉センサ(29)、シートベルトの装着状態を検出するシートベルトセンサ(30)、ドアミラーの位置を検出するミラー位置センサ(31)のいずれか1つを含み、前記制御装置は前記センサの検出結果に基づいて、前記車両状態が前記禁止状態であるか否かを判定するとよい。
この構成によれば、禁止操作検知装置を用いて、乗員の降車動作や、ドアミラーの開閉動作等によって、車両が駐車動作を禁止するべき禁止状態となったことを検知することができる。
上記の態様において、前記車両の周辺情報を取得する周辺情報取得装置(19)と、前記乗員への所定の通知、及び、前記周辺情報取得装置において取得された前記周辺情報を表示可能であり、且つ、前記乗員からの入力を受付可能な出入力装置(14)とを有し、前記制御装置は、前記車両の状態が前記禁止状態にあると判定したときには、前記車両が停止するまでの間に、前記周辺情報取得装置によって取得された前記周辺情報を所定の表示領域(32c)に表示し、前記乗員への所定の通知を前記表示領域外に表示するとよい。
この構成によれば、車両が停止するまでの間に車両の周辺情報が表示領域に表示され、乗員への通知が表示領域外に表示される。これにより、乗員への通知によって周辺情報が確認し難くなることが防止できる。
上記の態様において、前記制御装置は、前記車両の状態が前記禁止状態にあると判定したときには前記車両を減速して停止させ、前記車両が停止した後、前記制動操作子への入力が検知されたときに、前記出入力装置において前記駐車動作の再開受付を行うとよい。
この構成によれば、車両が停止した後、制動操作子への入力を条件に、駐車動作の再開が行われる。よって、乗員が制動操作子への入力可能な姿勢であることを確認した上で、駐車動作の再開が受け付けられるため、車両の安全性が高められる。
上記の態様において、前記車両の状態が前記禁止状態にあると判定したときには前記車両を減速して停止させ、前記車両が停止した後、前記制動操作子への入力が検知されたときに、前記車両が前記禁止状態にあるか否かに依らず、前記出入力装置において前記再開受付を行うとよい。
この構成によれば、車両が停止した後、車両の状態に関わらず、制動操作子への入力を条件に、駐車動作の再開が受け付けられる。よって、乗員は車両の状態を気にすることなく、容易に駐車動作の再開意思を入力することができるため、車両の利便性が高められる。
上記の態様において、前記制御装置は、前記車両が複数の禁止条件のいずれか1つを満たし前記禁止状態にあると判定したときには前記車両を停止させ、前記車両が停止した後、前記車両が前記禁止状態にあるときに前記制動操作子への入力が検知されたときには、前記駐車動作の前記再開受付を行い、前記再開が受け付けられたときには、前記車両の状態が満たす前記禁止条件に係る通知をそれぞれ、所定の順序に従って、前記出入力装置の前記表示領域内に表示し、前記禁止条件が全て解除されたときに、前記車両の移動を許可するとよい。
この構成によれば、再開が受け付けられたときに、禁止条件に係る警告が出入力装置に表示される。これにより、乗員が駐車動作の再開を希望しない場合に、出入力装置に車両の状態に係る通知が表示されることが防止できる。また、通知は順番に出入力装置の表示領域に重なるように表示されるため、乗員は禁止条件に係る通知をより確実に、また容易に理解することができる。
上記の態様において、前記制御装置は、前記車両の状態が前記禁止状態にあると判定したときには、前記車両を減速して停止させ、前記車両が停止した後、前記制動操作子への入力を促す通知を、前記出入力装置の前記表示領域に重なるように表示するとよい。
この構成によれば、出入力装置に通知をより大きく表示させることができる。これにより、乗員に制動操作子への入力が必要であることを容易に理解させることができる。
上記の態様において、前記車両状態検知装置は、前記車両のドアの開閉を検知するドア開閉センサ及び前記ドアに対応するシートベルトの装着状態を検出するシートベルトセンサを含み、前記制御装置は、前記ドア開閉センサによって前記ドアが開かれたことが検出されたか、又は前記シートベルトセンサによって前記シートベルトが解除されたことが検出されたときに前記車両が前記禁止状態にあると判定し、前記制御装置は、前記車両の状態が前記禁止状態にあるときに、前記ドア開閉センサによって前記ドアが開かれたことが検出され、且つ、前記シートベルトセンサによって前記シートベルトが解除されたことが検出したときには、前記制動操作子への入力が検知された場合でも、前記駐車動作の前記再開を許可しないとよい。
この構成によれば、シートベルトが外されるという条件と、シートベルトが外されたシート近傍のドアが開かれるという条件の2つの条件が共に成立したときには、制動操作子への入力が検知された場合であっても、駐車動作が再開されない。よって、乗員の降車しようとする意志が確実であるときに、駐車動作が再開された車両が移動することが防止できるため、車両の安全性が高められる。
上記の態様において、前記制御装置からの信号に基づいて、シフトポジションを変更可能なシフトアクチュエータを含み、前記制御装置は、前記車両の状態が前記禁止状態にあるときに、前記ドア開閉センサによって前記ドアが開かれたことが検出され、且つ、前記シートベルトセンサによって前記シートベルトが解除されたことが検出したときには、前記車両を停止させた後、前記シフトポジションを駐車位置とするとよい。
この構成によれば、シートベルトが外されるという条件と、シートベルトが外されたシート近傍のドアが開かれるという条件の2つの条件が共に成立したときには、シフトポジションが駐車位置となる。よって、駐車動作中に乗員が降車した場合であっても、車両が停止されて固定されるため、車両の安全性が高められる。
上記の態様において、前記車両のドアが、運転席に対応するドアであるとよい。
この構成によれば、車両の走行を監視し制御すべき運転者が降車しようとしたときに車両を停止させることができるため、車両の安全性が高められる。
上記の態様において、前記車両のドアが、運転席に対応するドア及び他の乗員のシートの対応するドアを含むとよい。
この構成によれば、運転席及び運転席以外のシートに着座する乗員が降車しようとしたときに、車両が停止されるため、車両の安全性が高められる。
以上の構成によれば、自動駐車を行う駐車支援システムにおいて、運転者が車両を制動可能な姿勢でないときに、車両の安全性を確保することができる。
駐車支援システムが搭載される車両の機能構成図 第1実施形態に係る駐車支援システムの自動入庫処理のフローチャート (A)取得処理中、(B)駆動処理中、及び(C)車両の駐車位置への移動が完了したときのタッチパネルの画面表示を示す図 駆動処理のフローチャート (A)自動駐車が中止された旨の通知、及び(B)ブレーキペダルの踏込を促す通知を含むタッチパネルの画面表示を示す図 駐車動作において停車処理が行われるとき(実線)、緊急停車処理が行われるとき(破線)、及び、それら以外(二点鎖線)での車両の減速度の立ち上がり時の時間変化を示すグラフ (A)自動駐車が中断された旨の通知、及びブレーキペダルへの踏込を促す通知と、(B)中止ボタン及び再開ボタンを含むポップアップと、(C)再開開始時に表示されるブレーキ解除を促す通知とをそれぞれ含む画面表示を示す図 第2実施形態に係る駐車支援システムの自動入庫処理のフローチャート 第2実施形態に係る駐車支援システムにおいて(A)中断表示画面、(B)再開及び中止の受付画面、及び(C)ブレーキペダルの踏込を促す通知を含む画面表示を示す図 確認処理のフローチャート (A)ドアを閉じるよう促す通知、(B)シートベルトを締めるよう促す通知、及び(C)ドアミラーを開くことを促す通知を含む画面表示を示す図 第3実施形態に係る駐車支援システムによって行われる駆動処理のフローチャート
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について詳細に説明する。
駐車支援システム1は車両を自律走行させる車両制御システム2を備えた自動車等の車両に搭載される。
<<第1実施形態>>
図1に示すように、車両制御システム2は、推進装置4、ブレーキ装置5、ステアリング装置6、外界センサ7、車両センサ8、ナビゲーション装置10、運転操作子11、運転操作センサ12、状態検出センサ13、HMI14、及び制御装置15を有している。車両制御システム2の各構成は、CAN(Controller Area Network)等の通信手段によって信号伝達可能に互いに接続されている。
推進装置4は車両に駆動力を付与する装置であり、例えば動力源及び変速機を含む。動力源はガソリンエンジンやディーゼルエンジン等の内燃機関及び電動機の少なくとも一方を有する。本実施形態では、推進装置4は自動変速機16と、自動変速機16のシフトポジション(シフト位置)を変更するシフトアクチュエータ17とを含む。ブレーキ装置5は車両に制動力を付与する装置であり、例えばブレーキロータにパッドを押し付けるブレーキキャリパと、ブレーキキャリパに油圧を供給する電動シリンダとを含む。ブレーキ装置5はワイヤケーブルによって車輪の回転を規制する電動のパーキングブレーキ装置を含んでもよい。ステアリング装置6は車輪の舵角を変えるための装置であり、例えば車輪を転舵するラックアンドピニオン機構と、ラックアンドピニオン機構を駆動する電動モータとを有する。推進装置4、ブレーキ装置5、及びステアリング装置6は、制御装置15によって制御される。
外界センサ7は車両の周辺からの電磁波や音波等を捉えて、車外の物体等を検出し、車両の周辺情報を取得する装置(外界取得装置)である。外界センサ7はソナー18及び車外カメラ19を含んでいる。外界センサ7はミリ波レーダやレーザライダを含んでいてもよい。外界センサ7は検出結果を制御装置15に出力する。
ソナー18はいわゆる超音波センサであり、超音波を車両の周囲に発射し、その反射波を捉えることにより物体の位置(距離及び方向)を検出する。ソナー18は車両の後部及び前部にそれぞれ複数設けられている。本実施形態では、ソナー18はリアバンパに左右二対、フロントバンパに左右二対、車両の左右側面前端及び後端にそれぞれ一対ずつ、合計六対設けられている。リアバンパに設けられたソナー18は主に車両の後方にある物体の位置を検出し、フロントバンパに設けられたソナー18は主に車両の前方にある物体の位置を検出する。車両の左右側面前端に設けられたソナー18はそれぞれ車両前端の左右外方にある物体の位置を検出し、車両の左右側面後端に設けられたソナー18はそれぞれ車両後端の左右外方にある物体の位置を検出する。
車外カメラ19は車両の周囲を撮像する装置であり、例えば、CCDやCMOS等の固体撮像素子を利用したデジタルカメラである。車外カメラ19は車両の前方を撮像する前方カメラと後方を撮像する後方カメラとを含んでいる。車外カメラ19は車両のドアミラー設置場所近傍に設けられ、左右側部を撮像する左右一対の側方カメラを含んでいるとよい。
車両センサ8は、車両の速度を検出する車速センサ、加速度を検出する加速度センサ、鉛直軸回りの角速度を検出するヨーレートセンサ、車両の向きを検出する方位センサ等を含む。ヨーレートセンサは、例えばジャイロセンサである。
ナビゲーション装置10は車両の現在位置を取得し、目的地への経路案内等を行う装置であり、GPS受信部20、及び地図記憶部21を有する。GPS受信部20は人工衛星(測位衛星)から受信した信号に基づいて車両の位置(緯度や経度)を特定する。地図記憶部21は、フラッシュメモリやハードディスク等の公知の記憶装置によって構成され、地図情報を記憶している。
運転操作子11は車室内に設けられ、車両を制御するためにユーザが行う入力操作を受け付ける。運転操作子11は、ステアリングホイール22、アクセルペダル23、ブレーキペダル24(制動操作子)、及び、シフトレバー25を含む。
運転操作センサ12は、対応する運転操作子11の操作量を検出する。運転操作センサ12は、ステアリングホイール22の舵角センサ26、及び、ブレーキペダル24の踏込量を検出するブレーキセンサ27、及び、アクセルペダル23の踏込量を検出するアクセルセンサ28を含む。運転操作センサ12は検出した操作量をそれぞれ制御装置15に出力する。
状態検出センサ13は乗員の操作による車両の状態変化を検出するためのセンサである。状態検出センサ13が検出する乗員の操作には、降車意志に対応する乗員の操作、及び、駐車動作中の車両周辺監視を放棄することに対応する乗員の操作を含む。状態検出センサ13は、降車意志に対応する乗員の操作を検出するためのセンサとして、車両のドアの開閉を検出するドア開閉センサ29と、シートベルトの装着状態を検出するシートベルトセンサ30とを含む。状態検出センサ13は、駐車動作中の車両周辺監視を放棄することに対応する乗員の操作を検出するためのセンサとして、ドアミラーの位置を検出するドアミラー位置センサ31を含む。状態検出センサ13は検出した車両の状態変化を示す信号をそれぞれ制御装置15に出力する。
HMI14は、乗員に対して表示や音声によって各種情報を通知するとともに、乗員から入力操作を受け付ける出入力装置である。HMI14は、例えば、液晶や有機EL等の表示画面を有し、乗員からの画面への入力操作を受け付けるタッチパネル32と、ブザーやスピーカ等の音発生装置33と、駐車メインスイッチ34と、選択操作子35とを含む。駐車メインスイッチ34は乗員から自動入庫や自動出庫等の自動駐車に係る入力操作を受け付ける。駐車メインスイッチ34は乗員から押圧(プッシュ)操作が行われたときにのみオンとなる、いわゆるモーメンタリスイッチである。選択操作子35は乗員から自動入庫や自動出庫等の自動駐車に係る選択操作を受け付ける。選択操作子35は回転式であり、より好ましくは押し込むことで選択可能なセレクトスイッチであるとよい。
制御装置15は、CPU、不揮発性メモリ(ROM)、及び、揮発性メモリ(RAM)等を含む電子制御装置(ECU)である。制御装置15はCPUでプログラムに沿った演算処理を実行することで、各種の車両制御を実行する。制御装置15は1つのハードウェアとして構成されていてもよく、複数のハードウェアからなるユニットとして構成されていてもよい。また、制御装置15の各機能部の少なくとも一部は、LSIやASIC、FPGA等のハードウェアによって実現されてもよく、ソフトウェア及びハードウェアの組み合わせによって実現されてもよい。
また、制御装置15はプログラムに沿った演算処理を実行することで、車外カメラ19により撮影された画像(映像)の変換処理を行い、車両及びその周辺の平面視に相当する俯瞰画像や、車両及びその進行方向の周辺を上方から見た三次元画像に相当する鳥瞰画像を生成する。制御装置15は、前方カメラ、後方カメラ及び左右の側方カメラの各画像を組み合わせて俯瞰画像を生成し、進行方向を向く前方カメラ又は後方カメラの画像と左右の側方カメラの画像とを組み合わせて鳥瞰画像を生成するとよい。
駐車支援システム1は乗員によって選択された所定の目標位置(目標駐車位置、又は目標出庫位置)に車両を自律的に移動させて入庫及び出庫させる、いわゆる自動駐車を行うためのシステムである。
駐車支援システム1は、制御装置15、制動操作子としてのブレーキペダル24、運転操作センサ12、及び状態検出センサ13を含む。
制御装置15は、推進装置4やブレーキ装置5、ステアリング装置6を制御して、車両に、目標駐車位置に自律的に移動させて入庫させる自律的な入庫動作、及び目標出庫位置に車両を自律的に移動させて出庫させる自律的な出庫動作をそれぞれ実行させることができる。このような制御を行うため、制御装置15は、外界認識部41、自車位置特定部42、行動計画部43、走行制御部44、車両異常検出部45、及び車両状態判定部46を含む。
外界認識部41は、外界センサ7の検出結果に基づいて、車両の周辺に存在する例えば、駐車車両や壁などの障害物を認識し、障害物に関する位置や大きさ等の情報を取得する。また、外界認識部41は車外カメラ19によって取得した画像をパターンマッチング等の公知の画像解析手法に基づいて解析し、輪止めや障害物の有無及びその大きさを取得する。更に、外界認識部41はソナー18からの信号を用いて障害物までの距離を算出し、障害物の位置を取得するとよい。
外界認識部41はまた、外界センサ7の検出結果、より具体的には車外カメラ19によって撮像された画像をパターンマッチング等の公知の画像解析手法に基づいて解析し、例えば、道路標示により区画された道路上の車線や、道路や駐車場等の路面に描かれた白線等により区画された駐車枠を取得することができる。
自車位置特定部42は、ナビゲーション装置10のGPS受信部20からの信号に基づいて、自車両の位置を検出する。また、自車位置特定部42はGPS受信部20からの信号に加えて、車両センサ8から車速やヨーレートを取得し、いわゆる慣性航法を用いて自車両の位置及び姿勢を特定してもよい。
走行制御部44は、行動計画部43からの走行制御の指示に基づいて、推進装置4、ブレーキ装置5、及びステアリング装置6を制御し、車両を走行させる。
車両異常検出部45は各種装置やセンサからの信号に基づいて車両の異常を検出する。車両の異常には推進装置4、ブレーキ装置5、及びステアリング装置6を含む車両の駆動に要する装置の故障や、外界センサ7又は車両センサ8、GPS受信部20等の車両の自律的な走行に要する各種センサの故障が含まれる。また、車両の異常にはHMI14の故障が含まれる。
本実施形態では、車両異常検出部45は少なくとも、タッチパネル32からの信号に基づいて、タッチパネル32の画面表示における異常を検出することができる。
車両状態判定部46は車両に設けられた各種センサからの信号に基づいて車両の状態を取得し、車両が走行を禁止すべき禁止状態にあるかを判定する。車両状態判定部46は、乗員によって車両の自律的な移動を覆そうとする運転操作子11への運転動作(オーバライド操作)が有ったときに、車両の状態が走行を禁止すべき禁止状態にあると判定する。
より具体的には、車両状態判定部46はブレーキセンサ27によって取得されたブレーキペダル24の踏込量が所定の閾値(以下、踏込閾値)以上となったときに、オーバライド操作が有ったと判定するとよい。車両状態判定部46はアクセルセンサ28によって取得されたアクセルペダル23の踏込量が所定の閾値以上となったときに、オーバライド操作が有ったと判定してもよい。車両状態判定部46は舵角センサ26によって取得された舵角が変化したときには、オーバライド操作が有ったと判定するとよい。
更に、車両状態判定部46は状態検出センサ13の検出結果に基づいて、車両が乗員の降車意志を反映した状態にあるときに、車両が禁止状態にあると判定する。より具体的には、車両状態判定部46は、ドア開閉センサ29においてドアが開かれていることを検出したときには、車両は禁止状態にあると判定する。車両状態判定部46は、シートベルトセンサ30においてシートベルトが解除されていることを検出したときには、車両は禁止状態にあると判定する。
また、車両状態判定部46は状態検出センサ13からの信号に基づいて、車両が乗員の周辺監視を行う意志がないことを反映した状態にあるときには、車両が禁止状態にあると判定する。より具体的には、車両状態判定部46は、ドアミラー位置センサ31においてドアミラーが閉じられた状態にあるときには、車両は禁止状態にあると判定する。
また、車両状態判定部46は状態検出センサ13からの信号に基づいて、ドアが開かれた状態にあり、且つシートベルトが解除された状態にあると判定したときには、乗員の降車意志がより確実であり、車両が走行を中止すべき状態である中止状態にあると判定する。また、車両状態判定部46は、車両移動中にタッチパネル32に表示された中止ボタンに入力があったときには、車両が走行を中止すべき状態である中止状態にあると判定するとよい。
本実施形態では、車室内に設けられた車両用シートには乗員の着座を検出する着座センサが設けられている。車両状態判定部46は、着座センサからの信号に基づいて乗員の着座位置を割り出し、着座位置におけるシートベルトが解除され、且つ、着座位置近傍のドアが開かれた状態にあるときに、車両は中止状態にあると判定する。
このように、運転操作センサ12及び状態検出センサ13はそれぞれ、車両の自律的な駐車動作を禁止するべき車両の状態を検知する車両状態検知装置に対応し、車両状態判定部46は運転操作センサ12及び状態検出センサ13の検知結果に基づいて車両の状態を判定する。運転操作センサ12を用いることによって、車両の自律的な移動を覆そうとする乗員のオーバライド操作を容易に検知することができ、乗員の降車動作や、ドアミラーの開閉動作による車両の状態変化を状態検出センサ13によって容易に検知することができる。
行動計画部43は、車両が所定の状態にあり、且つHMI14や駐車メインスイッチ34にユーザから自動駐車を希望することに対応する所定の入力があったときに、自動駐車処理を行う。具体的には、行動計画部43は、車両が停止している又は車両が所定の駐車位置候補探索可能車速以下の低速で走行しているときに、対応する所定の入力があった場合に、自動入庫処理を行う。また、行動計画部43は、車両が停止しているときに、対応する所定の入力があったときに、自動出庫処理(縦列駐車出庫処理)を行う。自動駐車処理及び自動出庫処理のうち、行うべき処理の選択は、行動計画部43が車両の状態に基づいて判定してもよく、タッチパネル32、又は選択操作子35を介して乗員により選択されてもよい。自動入庫処理を行う場合には、行動計画部43は、最初に目標駐車位置を設定するための駐車検索画面をタッチパネル32に表示させ、目標駐車位置の設定後、入庫画面をタッチパネル32に表示させる。自動出庫処理を行う場合には、行動計画部43は、目標出庫位置を設定するための出庫検索画面を表示させ、目標出庫位置の設定後、出庫画面をタッチパネル32に表示させる。
自動入庫処理について図2を参照して説明を行う。行動計画部43は最初に駐車可能位置の取得を行う取得処理(ステップST1)を行う。より具体的には、車両が停止している場合には、行動計画部43はまず、HMI14のタッチパネル32に乗員に車両を直進させるように指示する通知を表示させる。運転席に着座する乗員(以下、運転者)が車両を直進させている間に、外界認識部41は外界センサ7からの信号に基づいて、障害物の位置及び大きさと、路面に描かれた白線の位置とを取得する。外界認識部41は取得した障害物の位置及び大きさと白線とに基づいて、自車を駐車可能な大きさの利用可能な駐車空間(障害物がない空間)及び白線等により区画される他車両が停まっていない利用可能な空き駐車枠(以下、空き駐車空間と空き駐車枠とを併せて駐車可能位置という)を抽出する。
次に、行動計画部43は、車両の現在地から抽出した駐車可能位置に至るまでの車両の軌道を算出する軌道算出処理(ST2)を行う。車両の軌道を算出可能である場合、行動計画部43は駐車可能位置を入庫可能な駐車位置候補に設定し、駐車位置候補をタッチパネル32の画面(駐車検索画面)上に表示させる。障害物の存在により車両の軌道を算出できない場合、行動計画部43は駐車可能位置を駐車位置候補に設定せず、駐車可能位置をタッチパネル32の画面上に表示させない。行動計画部43は、車両の軌道を算出可能な複数の駐車位置候補を設定した場合、これらの駐車位置候補をタッチパネル32に表示させる。
次に、行動計画部43は、タッチパネル32に表示した駐車位置候補の中から乗員が駐車させたい目標駐車位置の選択操作を乗員から受け付ける目標駐車位置受付処理(ST3)を行う。より具体的には、行動計画部43は、図3(A)に示す駐車検索画面にて、俯瞰画像及び進行方向の鳥瞰画像を表示させる。行動計画部43は、駐車位置候補を少なくとも1つ取得すると、これらの周辺画像の少なくとも1つに駐車位置候補を示す枠と、枠に対応するアイコン(駐車位置候補であることを示す記号(図3(A)の「P」を参照))とを重ねて表示する。また行動計画部43は、目標駐車位置の選択操作を受け付けるべく、運転者に車両を停止させて駐車位置(目標駐車位置)を設定するように指示する通知をタッチパネル32の駐車検索画面上に表示させる。目標駐車位置の選択操作は、タッチパネル32を介して行われてもよく、選択操作子35を介して行われてもよい。
車両が停止し、目標駐車位置が運転者により選択された後、行動計画部43は、タッチパネル32の画面を駐車検索画面から入庫画面に切り替える。入庫画面は、図3(B)に示すように、タッチパネル32の左半分に車両進行方向の正面画像を、右半分に車両及びその周辺を含む俯瞰画像をそれぞれ表示した画面である。このとき、行動計画部43は駐車位置候補から選択された目標駐車位置を示す太線の枠と、枠に対応するアイコン(目標駐車位置であることを示す、駐車位置候補のアイコンとは異なる色で表示された記号)とを俯瞰画像に重ねて表示するとよい。
目標駐車位置が設定され、タッチパネル32の画面が入庫画面に切り替わった後、行動計画部43は車両を算出された軌道に沿って走行させる駆動処理(ST4)を行う。このとき、行動計画部43はGPS受信部20によって取得した車両の位置や、車外カメラ19、車両センサ8等の信号に基づいて、車両を算出された軌道に沿って走行するように制御する。このとき、行動計画部43は、推進装置4、ブレーキ装置5、及びステアリング装置6を制御して、車両に前進及び後退を繰り返し行わせる切り返しを実行する。
駆動処理中において、行動計画部43は車外カメラ19から車両の進行方向の画像を取得し、タッチパネル32の左半分に表示させるとよい。より具体的には、例えば、図3(B)に示すように、行動計画部43は、車両が後退しているときにはタッチパネル32の左半分に車外カメラ19によって撮像された車両後方の画像を表示させるとよい。行動計画部43が駆動処理を実行している間、タッチパネル32の右半分の俯瞰画像上の自車周辺の周辺画像は車両の移動に合わせて変化する。行動計画部43は車両が駐車位置に到達すると、車両を停止させて、駆動処理を終了する。
駆動処理が終了すると、行動計画部43は駐車処理(ST5)を実行する。駐車処理において行動計画部43は最初に、シフトアクチュエータ17を駆動させてシフトポジション(シフト位置、シフトレンジ)を駐車位置(駐車レンジ、パーキング(P)レンジ)にする。その後、行動計画部43は、パーキングブレーキ装置を駆動させ、行動計画部43はタッチパネル32の画面上に駐車が完了したことを示すポップアップ(図3(C)参照)を所定時間表示させる。その後、行動計画部43は、タッチパネル32の画面表示を、ナビゲーション装置10の操作画面や地図画面に切り替えるとよい。
また、駐車処理において、行動計画部43は、シフトアクチュエータ17に異常がありシフトポジションを駐車位置に変更できない場合や、パーキングブレーキ装置に異常があり、パーキングブレーキ装置を駆動させることができない場合には、タッチパネル32の画面に異常原因を表示させるとよい。
次に、行動計画部43が行う駆動処理の詳細について、図4を参照して説明する。
行動計画部43は、図4に示すように、駆動処理の最初のステップST11において、車両異常検出部45によって、タッチパネル32の画面表示における異常を含む車両の異常が検出されたかを判定する。異常が検出された場合にはステップST12を実行し、それ以外の場合にはステップST13を実行する。
行動計画部43は、ステップST12において、タッチパネル32に、自動駐車が中止される旨の通知をポップアップによって表示させる(図5(A)参照)。このとき、行動計画部43はポップアップ内には自動駐車が中止される原因(例えば、ソナー18に異常があるなど)を表示させるとよい。また、本実施形態では、行動計画部43は同時に、音発生装置33において警告音や、自動駐車が中止されることを通知する音声を発生させる。その後、行動計画部43は、車両を停止させるべく車両を減速させる中断減速処理を実行する。より具体的には、行動計画部43は中断減速処理において、車両を所定の減速度(以下、中断減速度上限値)以下の減速度で停止させる。図6には、このときの減速度の時間変化の例が破線で示されている。このとき、行動計画部43は減速度の時間変化率、すなわち加加速度(ジャーク、躍度)を所定の上限値(以下、中断変化率上限値)以下に制限する。行動計画部43は、車速が十分小さくなったときに、ステップST14を実行する。
行動計画部43はステップST14において、ブレーキペダル24の踏込量を取得し、踏込量が踏込閾値以上であるか否かを判定する。ブレーキペダル24の踏込量が踏込閾値以上であるときには駆動処理を終え、踏込量が踏込閾値未満である(すなわち、踏込が不十分である)ときには、ステップST15を実行する。
行動計画部43はステップST15において、HMI14を介して運転者にブレーキペダル24の踏込を促す通知を行う。行動計画部43はブレーキペダル24の踏込を促す通知をタッチパネル32に表示するとよい。本実施形態では、行動計画部43は自動駐車が中止される旨の通知が表示されたポップアップ内に表示する(図5(B)参照)。このとき、行動計画部43は音発生装置33に警告音や音声を発生させることによって、運転者にブレーキペダル24の踏込を促す通知を行ってもよい。通知が完了すると、行動計画部43はステップST14を実行する。
行動計画部43はステップST13において、車両状態判定部46の判定結果に基づいて、車両の状態が中止状態にあるかを判定する。中止状態にあると判定した場合には、行動計画部43はステップST12を実行し、それ以外の場合には、ステップST16を実行する。
行動計画部43はステップST16において、車両状態判定部46の判定結果に基づいて、車両の状態が禁止状態にあるかを判定する。禁止状態にあると判定した場合には、行動計画部43はステップST17を実行し、それ以外の場合には、ステップST18を実行する。
行動計画部43はステップST17において、自動駐車が中断される旨の通知をポップアップとしてタッチパネル32に表示する。このとき、行動計画部43はポップアップ内には自動駐車が中断される原因(例えば、ステアリングホイール22への操作が検知されたなど)を表示させるとよい(図7(A)を参照)。その後、行動計画部43は、ステップST12と同様に車両を停止させるべく車両を減速させる中断減速処理を実行する。行動計画部43は、車速が十分小さくなったときに、ステップST19を実行する。
行動計画部43はステップST19において、ブレーキペダル24の踏込量を取得し、踏込量が踏込閾値以上であるか否かを判定する。ブレーキペダル24の踏込量が踏込閾値以上であるときにはステップST20を実行し、踏込量が踏込閾値未満であるときには、ステップST21を実行する。
行動計画部43はステップST20において、タッチパネル32に中止ボタン及び再開ボタンを含むポップアップを表示させる(図7(B)参照)。行動計画部43は中止ボタンへの入力(タッチ)が検知されると、行動計画部43は駆動処理を終了して駐車処理を行う。タッチパネル32において再開ボタンへの入力が検知されると、行動計画部43は、駆動処理の最初のステップST11を実行する。
行動計画部43はステップST21において、タッチパネル32に運転者にブレーキペダル24の踏込を促す通知を表示する。このとき、自動駐車が中断される旨の通知を含むポップアップがタッチパネル32に表示されているときには、行動計画部43はそのポップアップ内にブレーキペダル24の踏込を促す通知を表示させるとよい(図7(A)参照)。ブレーキペダル24の踏込を促す通知の表示が完了すると、行動計画部43はステップST19を実行する。
行動計画部43はステップST18において、算出された軌道に基づいて車両の進行方向、及び、所定時間(以下、走行時間)に走行すべき走行距離を決定する。行動計画部43は走行距離を車速と走行時間との積に基づいて決定するとよい。その後、行動計画部43は車外カメラ19によって撮像された進行方向の画像、及び、ソナー18からの信号に基づいて、車両の進行方向、及び走行距離内の障害物の有無を判定する。行動計画部43は車両の進行方向、及び走行距離内に障害物があると判定する、すなわち、走行距離移動すると衝突の危険性があると判定するとステップST22を実行し、障害物がないと判定するとステップST23を実行する。
行動計画部43はステップST22において、ステップST17と同様に、タッチパネル32に、自動駐車が中断される旨の通知をポップアップによって表示させる。その後、行動計画部43は車両を停止させるべく車両を減速させる緊急減速処理を実行する。緊急減速処理において、行動計画部43は車両を所定の減速度(以下、緊急時減速度上限値)以上の減速度で車両を停止させる。図6には、このときの減速度の時間変化の例が実線で示されている。このとき、行動計画部43は減速度の時間変化率を所定の上限値(以下、緊急時変化率上限値)以下に制限する。緊急時減速度上限値は中断減速度上限値よりも大きな値に設定されている。また、緊急時変化率上限値もまた、中断変化率上限値よりも大きな値に設定されている。行動計画部43は、車速が十分小さくなったときに、ステップST19を実行する。
行動計画部43はステップST23において、算出された軌道に沿って車両を走行時間走行させて、車両を走行距離分、移動させる。車両移動中において、行動計画部43は、図3(B)に示すように、タッチパネル32の画面に鳥瞰画像及び俯瞰画像とともに、自動入庫処理を中止させるための中止ボタンを表示させるとよい。行動計画部43はステップST23において、ブレーキペダル24への踏込があるときには車両の移動を禁止し、タッチパネル32にブレーキペダル24の踏込解除を促す通知を表示させるとよい(図7(C)参照)。これにより、運転者はブレーキペダル24の踏込を解除することによって、車両の移動が開始されることが容易に理解できる。
行動計画部43はステップST23において、目標駐車位置までの距離が所定の閾値以下であるとき、又は、切り返し動作において車両を停止すべき位置(以下、停止位置)までの距離が所定の閾値以下であるときには、それぞれの位置に停止させるべく車両を減速させる減速処理を行う。行動計画部43は減速処理における車両の減速度、すなわち、目標駐車位置への停止動作時の減速度の上限値と、停止位置への停止動作時の減速度の上限値とをそれぞれ、安全性を考慮して設定された移動減速度上限値に設定する。但し、移動減速度上限値は中断減速度上限値よりも小さな値に設定されている。更に、行動計画部43は減速処理における車両の減速度の時間変化率の上限値を所定の移動変化率上限値に設定する。移動変化率上限値は中断変化率上限値よりも小さな値に設定されている。図6には、目標駐車位置までの距離が所定の閾値以下であるときの減速度の時間変化の例が一点鎖線によって示されている。算出された軌道に沿って車両を走行時間走行させた後、行動計画部43はステップST24を実行する。
行動計画部43はステップST24において、車両の位置を取得し、車両の位置が目標駐車位置と合致しているか、すなわち車両が目標駐車位置に到達しているかを判定する。車両が目標駐車位置に到達しているときには、ブレーキ装置5を駆動させて車両を目標駐車位置に停止させる。車両が目標駐車位置に到達していないときには、行動計画部43は駆動処理の最初のステップST11を実行する。
次に、このように構成した駐車支援システム1の動作について説明する。駐車支援システム1では、図4の左半分に示すように、車両の異常が検出されたとき(ST11においてYes)、又は、車両の状態が中止状態にあるとき(ST13においてYes)には、自動駐車が中止される旨の通知が行われた後、車両が減速されて停止される(ST12)。その後、ブレーキペダル24が十分に踏込まれていない場合には、タッチパネル32に踏込を促す表示を含むポップアップが表示される。ブレーキペダル24が踏込まれると駆動処理が終了されて、駐車処理が行われる。駐車処理中には、行動計画部43はシフトアクチュエータ17を制御して、シフトポジションを駐車位置とする。その後、行動計画部43はパーキングブレーキ装置を作動させて、車両を固定する。このように、駆動処理において、タッチパネル32の異常を含む車両の異常が検出されたとき、又は、車両の状態が中止状態にあるとき(より具体的には、シートベルトが解除され、且つ、ドアが開かれているとき、又は、車両移動中にタッチパネル32に表示された中止ボタンに入力があったとき)には、駆動処理は中止される。
図4の右半分に示すように、車両の状態が禁止状態にあるとき(ST16においてYes)、又は、障害物があると判定されたとき(ST18においてYes)には、自動駐車が中断される旨の通知が行われた後、車両が減速されて停止される(ST17、ST22)。その後、ブレーキペダル24が十分に踏込まれていない場合には、タッチパネル32に踏込を促す表示を含むポップアップが表示される。ブレーキペダル24が踏込まれると、タッチパネル32に再開ボタン及び中止ボタンが表示されて、駆動処理の再開受付が行われる(ST20)。再開ボタンが押されると、行動計画部43は駆動処理の最初のステップST11を実行し、駆動処理が再開される。中止ボタンが押されると、駆動処理が終了し、駐車処理が行われて、車両が固定される。このように、駆動処理において車両が禁止状態にあるとき、又は、障害物があると判定されたときには、駆動処理は中断される。
車両の異常が検出されず(ST11においてNo)、車両の状態が中止状態又は禁止状態になく(ST13及びST16においてNo)、且つ、障害物がないと判定されている(ST18においてNo)ときには、車両は目標駐車位置に到達するまで走行を継続する(ST23)。車両が目標駐車位置に到達する(ST24においてYes)と、駆動処理が終了し、その後、駐車処理が行われて、車両が固定される。
次に、このように構成した駐車支援システム1の効果について説明する。車両の状態が禁止状態にあるとき(ST16においてYes)、又は、障害物があると判定されたとき(ST18においてYes)には、ブレーキペダル24への乗員からの入力があった場合に限り(ST19においてYes)、駐車動作の再開が許可される。駐車動作の再開の条件に、ブレーキペダル24への入力を含めることによって、乗員が周辺監視を行って車両を適宜停止させることのできる姿勢を取った後に、駐車動作の再開が許可される。これにより、自動駐車時に車両の移動を中断すべきときに、運転者によってブレーキを踏み込みが行われ易くなる。よって、自動駐車時の車両の安全性を高めることができる。
更に、車両が禁止状態となって車両が停止した後、ブレーキペダル24への乗員からの入力があり(ST19においてYes)、且つ、目標駐車位置への移動の再開に対応する入力(再開ボタンへの入力、ST20においてYes)との2つの入力があったときに、目標駐車位置への移動が再開される。これにより、誤操作による移動の再開が防止できるため、自動駐車再開時に安全性を確保することができる。
また、車両が禁止状態にある、又は障害物があると判定されて車両が停止した後、ブレーキペダル24への踏込が不十分であると判定されたときには、タッチパネル32にブレーキペダル24の踏込を促す通知がポップアップとして表示される(ST21)。これにより、乗員が駐車動作の再開にブレーキペダル24への踏込が必要であることを容易に理解することができる。
車両が禁止状態にある、又は障害物があると判定されて車両が停止した後、ブレーキペダル24の踏込量が踏込閾値以上となり(ST19においてYes)、且つ、再開ボタンに入力があったときに(ST20においてYes)、駐車処理が再開される。このとき、運転者がブレーキペダル24への踏込を解除すると、車両の移動が再開される(ST23)。このように、ブレーキペダル24への踏込が解除されたときに車両が移動するため、運転者が車両の移動のタイミングを理解し易くなる。よって、運転者が車両の移動のタイミングに合わせて周辺監視を行うことができるため、車両の安全性が高められる。
車両の異常が検出されたとき(ST11においてYes)には車両が停止された後、ブレーキペダル24への踏込が不十分であるときには、踏込を促す通知が表示される(ST15)。このように、車両の異常が検出されたときに、車両が中止状態又は禁止状態にある場合や、障害物があると判定された場合(ST15、ST21)と同様の通知が行われるため、乗員に一貫性のある通知を行うことができ、通知画面を容易に構成することができる。
車両の異常が検出されるか、又は車両が中止状態にあるために車両が停止した後、ブレーキペダル24の踏込まれた場合に、駆動処理が終了し、駐車処理が実行される。行動計画部43は駐車処理において、シフトアクチュエータ17を駆動させて、シフトポジションを駐車位置に変更し、パーキングブレーキ装置を作動させる。これにより、車両の故障時や、シートベルトが解除されたドアが開かれて乗員が降車しようとしている場合に、車両をより確実に停止させることができるため、車両の安全性が高められる。また、このとき、車両が禁止状態となった場合とは異なり、駐車動作が再開されない。よって、車両の故障時や、運転者が降車したときに、車両が走行することが防止できるため、車両の安全性が高められる。
<<第2実施形態>>
第2実施形態に係る駐車支援システム51は、第1実施形態に係る駐車支援システム1に比べて、車両周辺の情報を取得する周辺情報取得装置としての車外カメラ19を含む。更に、駐車支援システム51は、第1実施形態に係る駐車支援システム1に比べて、ステップST17におけるタッチパネル32の画面表示と、ステップST20の後に確認処理を行う点とが異なり、他の構成については第1実施形態と同様である。以下では、まず、ステップST17におけるタッチパネル32の画面表示について説明する。
図9(A)に示すように、ステップST17において車両の減速が開始されて停止されるまでの間、タッチパネル32の左半分には車両周辺(図9(A)では後方)の鳥瞰画像32aが表示され、タッチパネル32の右半分には俯瞰画像32bが表示されている。鳥瞰画像32a及び俯瞰画像32bを以下、周辺情報表示領域32cと記載する。すなわち、周辺情報表示領域32cは、車外カメラ19(周辺情報取得装置)に基づく、車両周辺の情報が表示される領域に相当する。
タッチパネル32の表示画面には、周辺情報表示領域32c外に、乗員への通知を表示するための通知ウィンドウ32dが設けられている。本実施形態では、通知ウィンドウ32dは鳥瞰画像32aの上側及び下側、且つ、俯瞰画像32bの左側に設けられている。すなわち、通知ウィンドウ32dは周辺情報表示領域32cとは重ならない領域に設定されている。
本実施形態では、ステップST17において、車両が減速して停止するまでの間、行動計画部43は通知ウィンドウ32dに車両が停止する旨の通知を表示させる(図9(A)参照)。このように、車両の減速中に車両が停止する旨の通知を通知ウィンドウ32dに表示させることによって、鳥瞰画像32a及び俯瞰画像32bが表示される周辺情報表示領域32c外に当該通知を表示させることができる。これにより、車両が停止する旨の通知によって周辺情報表示領域32cの表示が阻害されず、乗員が鳥瞰画像32a及び俯瞰画像32bのいずれか一方を確認し難くなることが防止できる。
車両が禁止状態にあると判定され(ST16)、車両が減速して停止した後(ST17)、ブレーキペダル24への踏込量が踏込閾値以上、すなわち、ブレーキペダル24に十分に入力が行われたとき(ST19においてYes)に、行動計画部43は、図9(B)に示すように、再開ボタン32eと中止ボタン32fとを含むポップアップウィンドウ32gを表示する(ST20)。再開ボタン32eは乗員から駐車動作の再開の意志を受け付ける入力ボタンであり、中止ボタン32fは駐車動作の中止の意志を受け付けるための入力ボタンである。乗員が再開ボタン32eを押すと、行動計画部43はステップST30の確認処理を実行し、乗員が中止ボタン32fを押すと、自動駐車処理が終了され、自動駐車が中止される。
車両が禁止状態にあると判定され(ST16)、車両が減速して停止した後(ST17)、ブレーキペダル24への踏込量が踏込閾値未満、すなわち、ブレーキペダル24に十分に入力が行われていないとき(ST19においてNo)には、行動計画部43は、図9(C)に示すように、ブレーキペダル24への踏込を促す通知を含むポップアップウィンドウ32gを周辺表示領域に重ねて表示する。これにより、タッチパネル32にブレーキペダル24への踏込を促す通知をより大きく表示させることができる。よって、乗員はブレーキペダル24への踏込が必要であることを容易に理解することができる。
確認処理は、車両が禁止状態にないことを確認するとともに、車両が禁止状態にあるときには、禁止状態と判定される要因を乗員に通知して、当該要因を排除するように促す処理である。以下では、確認処理の詳細について、図10を参照して説明を行う。
ここでは、単純化のため、行動計画部43は車両が第1〜第3条件の3つの禁止条件のうち、いずれか1つを満たすときに車両が禁止状態にあると判定する例について説明する。すなわち、自動駐車処理中に、3つの禁止条件のうち、少なくとも1つが満たされたときには、行動計画部43は車両が禁止状態にあると判定し(ST16)、車両を減速して停止させる(ST17)。ここでいう第1条件とは「運転席のドアが開かれていること」であり、第2条件とは「運転席のシートベルトが解除されていること」であり、第3条件とは「ドアミラーが閉じられていること」である。また、第1条件〜第3条件は、第3条件、第2条件、第1条件の順に自動駐車を実行しているときに禁止されるべき度合いが高くなり、自動駐車時に運転者が処理をすべき優先度は高くなるものとする。但し、この第1〜第3条件は例示に過ぎず、他の条件が含まれていてもよい。
行動計画部43は確認処理の最初のステップST31において、第1条件が満たされているか否か、すなわち、運転席のドアが開かれているかを判定する。運転席のドアが開かれていると判定したときには、行動計画部43はステップST32を実行する。運転席のドアが閉じられていると判定したときには、行動計画部43は、ステップST33を実行する。
行動計画部43はステップST32において、図11(A)に示すように、タッチパネル32にポップアップウィンドウ32gを表示する。行動計画部43はポップアップウィンドウ32gを周辺情報表示領域32cに重なるように表示する。行動計画部43はポップアップウィンドウ32gにドアを閉じるように促す通知(テキスト)と、再開ボタン32e及び中止ボタン32fとを表示する。但し、行動計画部43は再開ボタン32eを入力不可(非アクティブ)な状態で表示し、中止ボタン32fを入力可能な状態で表示する。行動計画部43は、ステップST32において表示されたポップアップウィンドウ32gが表示されているときには、新たにポップアップウィンドウ32gを表示することなく、既に表示されたポップアップウィンドウ32gを維持してもよい。ポップアップウィンドウ32gの表示が完了すると、行動計画部43はその表示を維持したままステップST31を実行する。これにより、第1条件が満たされている、すなわち、運転席のドアが開かれている間は、ステップST31を実行し、行動計画部43は運転席のドアが閉じられるまで待機する。但し、ステップST32において、中止ボタン32fへの入力を検知した場合には、行動計画部43は確認処理を終えて、自動駐車処理を終了する。
行動計画部43はステップST33において、第2条件が満たされているか否か、すなわち、運転席のシートベルトが解除されているか否かを判定する。運転席のシートベルトが解除されていると判定したときには、行動計画部43はステップST34を実行する。運転席のシートベルトが締結されていると判定したときには、行動計画部43は、ステップST35を実行する。
行動計画部43はステップST34において、図11(B)に示すように、タッチパネル32にポップアップウィンドウ32gを表示する。このとき、行動計画部43はポップアップウィンドウ32gを周辺情報表示領域32cに重なるように表示する。行動計画部43はシートベルトを締めるように促す通知(テキスト)と、再開ボタン32e及び中止ボタン32fとを表示する。但し、行動計画部43は再開ボタン32eを入力不可(非アクティブ)な状態で表示し、中止ボタン32fを入力可能な状態で表示する。行動計画部43は、ステップST34において表示されたポップアップウィンドウ32gが表示されているときには、新たにポップアップウィンドウ32gを表示することなく、既に表示されたポップアップウィンドウ32gを維持してもよい。ポップアップウィンドウ32gの表示が完了すると、行動計画部43はその表示を維持したままステップST31を実行する。但し、ステップST34において、中止ボタン32fへの入力を検知した場合には、行動計画部43は確認処理を終えて、自動駐車処理を終了する。
行動計画部43はステップST35において、第3条件が満たされているか否か、すなわち、ドアミラーが閉じられているか否かを判定する。ドアミラーが閉じられていると判定したときには、行動計画部43はステップST36を実行する。ドアミラーが閉じられていないと判定したときには、行動計画部43は確認処理を終了する。
行動計画部43はステップST36において、図11(C)に示すように、タッチパネル32にポップアップウィンドウ32gを表示する。このとき、行動計画部43はポップアップウィンドウ32gを周辺情報表示領域32cに重なるように表示する。行動計画部43はドアミラーと開くよう促す通知(テキスト)と、再開ボタン32e及び中止ボタン32fとを表示する。但し、行動計画部43は再開ボタン32eを入力不可(非アクティブ)な状態で表示し、中止ボタン32fを入力可能な状態で表示する。行動計画部43は、ステップST36において表示されたポップアップウィンドウ32gが表示されているときには、新たにポップアップウィンドウ32gを表示することなく、既に表示されたポップアップウィンドウ32gを維持してもよい。ポップアップウィンドウ32gの表示が完了すると、行動計画部43はその表示を維持したままステップST31を実行する。但し、ステップST36において、中止ボタン32fへの入力を検知した場合には、行動計画部43は確認処理を終えて、自動駐車処理を終了する。
次に、このように構成した駐車支援システム51の効果について説明する。ブレーキペダル24に十分に入力が行われたとき(ST19においてYes)に、タッチパネル32には再開ボタン32eと中止ボタン32fとを含むポップアップウィンドウ32gが表示される。このように、車両が停止した後、ブレーキペダル24への踏込を条件に、再開ボタン32eが表示され、再開ボタン32eに入力があった後に、車両の移動がおこなわれて駐車動作が再開される(ST23)。このように、ブレーキペダル24への踏込を条件とすることによって、乗員がブレーキペダル24に踏込可能な姿勢であることを確認した後に、駐車動作が再開されるため、車両の安全性が高められる。
第1〜第3条件が満たされている場合であっても、ステップST20において、タッチパネル32に再開ボタン32eと中止ボタン32fとを含むポップアップウィンドウ32gが表示される。このように、ブレーキペダル24への入力を条件に、車両が禁止状態にあった場合であっても、再開ボタン32eが入力不可とはせずに表示される。このように、車両が禁止状態であった場合でも、再開受付を行うことで、乗員は車両が禁止状態にあることを理解することなく、再開意志を入力することができる。これにより、乗員は車両の状態を気にすること、容易に駐車動作の再開意志を入力することができる。よって、車両の利便性が高められる。
乗員がステップST20において再開ボタン32eを押すと、確認処理が行われる。確認処理において、禁止状態の各条件が満たされているときには、行動計画部43は満たされている各条件に係る通知を順にタッチパネル32に表示させる。このように、禁止条件に係る通知をタッチパネル32に一度に表示せず、各通知を順番に表示することによって、乗員は禁止条件に係る通知をより確実に理解することができる。また、禁止条件に係る通知が周辺情報表示領域32cに重なるように表示されるため、乗員は容易にその通知を理解することができる。
乗員がステップST20において中止ボタン32fを押すと、自動駐車処理は終了する。これにより、乗員が駐車動作の再開を希望しない場合に、タッチパネル32に車両の状態に係る通知が表示されない。これにより、再開意思のない場合にタッチパネル32に不要な表示がされることを抑制することができる。
<<第3実施形態>>
第3実施形態に係る駐車支援システム101は、駆動処理が第1実施形態とは異なり、他の構成は第1実施形態と同様である。また、第3実施形態に係る駆動処理は、図12に示すように、第1実施形態と比べて、ステップST13の代わりにステップST31が設けられている点と、ステップST17の代わりにステップST32〜ST35の処理が設けられている点とが異なる。
また、本実施形態では、車両には運転席及び助手席の2つのシートが設けられ、ドア開閉センサ29は運転席の側方に設けられたドア、及び、助手席の側方に設けられたドアにそれぞれ取り付けられ、その取り付けられたドアの開閉を検知する。更に、シートベルトセンサ30は運転席、及び助手席のシートベルトにそれぞれ設けられ、それぞれのシートベルトの装着状態を検出する。車両状態判定部46は、ドア開閉センサ29によって前記ドアが開かれたことが検出されたか、又はシートベルトセンサ30によってシートベルトが解除されたことが検出されたときに車両が禁止状態にあると判定する。
以下、図12を参照して、第3実施形態に係る駆動処理について説明を行う。行動計画部43は、まず、ステップST31において、第1実施形態のステップST13と同様に、車両が中止状態にあるか否かを判定する。但し、行動計画部43は、ドアが開かれた状態にあり、且つシートベルトが解除された状態にあると判定したときには、中止状態にあると判定せず、中止ボタンが押されたときに、車両が中止状態にあると判定する。
行動計画部43はステップST16において、車両が禁止状態にあると判定したときに、ステップST32を実行する。行動計画部43はステップST17と同様に、自動駐車が中断される旨の通知をポップアップとしてタッチパネル32に表示する(中断表示)。その後、行動計画部43は、車両を停止させるべく車両を減速させる中断減速処理を開始する。その後、行動計画部43はステップST33を実行する。
行動計画部43はステップST33において、ドア開閉センサ29によって、運転席に対応するドア及び他の乗員のシート(すなわち助手席)に対応するドアが開かれたことが検出され、且つ、シートベルトセンサ30によって開かれたドアに対応するシートベルト(より詳細には、開かれたことが検出されたドアの近傍に位置するシートのシートベルト)が解除されたことが検出された場合(ステップST33においてYes)にはステップST34を実行する。それ以外の場合(ステップST33においてNo)には、行動計画部43はステップST35を実行する。
ステップST34において、行動計画部43は車両を停止させるべく中断減速処理を継続するとともに、自動駐車を中止する旨の通知をポップアップとしてタッチパネル32に表示する(中止表示)。車両の停止が完了すると、行動計画部43はステップST34を終えて駆動処理を完了する。車両が停止した後、行動計画部43はタッチパネル32に所定の入力があるまで自動駐車が中止された旨の通知を表示するとよい。
ステップST35において、行動計画部43は車両が停止したかを判定する。行動計画部43は車両が停止したか否かを車速が十分小さくなったか否かに基づいて判定してもよい。行動計画部43は車両が停止したと判定したときには、ステップST35を終え、ステップST19を実行する。
次に、このように構成した駐車支援システム101の効果について説明する。シートベルトが外されるという条件と、シートベルトが外されたシート近傍のドアが開かれるという条件の2つの条件が共に成立したときには、ステップST33においてYesと判定され、ステップST34が実行される。これにより、車両が停止して駆動処理が完了し、ステップST5の駐車処理が行われて、シフトポジションが駐車位置に投入される。
ドア開閉センサ29によってドアが開かれるという条件と、開かれたドアに対応するシートベルト(開かれたドアの近傍に位置するシートのシートベルト)が解除されるという条件の2つの条件(以下、降車条件)が共に成立したときには、そのシートに着座したユーザが降車する可能性が高いと考えられる。本実施形態では、そのような2つの条件が成立するユーザが降車する可能性が高い場合には、図12に示すように、ブレーキペダル24への入力が検知された場合でも、駐車動作の再開が許可されない。よって、乗員の降車しようとする意志が確実であるときに、車両が移動することが防止できるため、車両の安全性が高められる。
更に、2つの降車条件が共に成立したときには、車両が停止し、その後、シフトポジションが駐車位置に投入されて、車両が固定される。よって、ユーザが降車した後、車両固定がブレーキだけとなってしまうことを防止することができるため、車両の安全性が高められる。
本実施形態では、運転席と、運転席以外を含めた車両のシート(助手席)とのいずれかに着座する乗員がシートベルトを外し、且つ、ドアを開いたときに、車両が停止し、シフトポジションが駐車位置に投入される。これにより、運転者のみならずすべての乗員が降車しようとしたときに車両を停止し、停止した状態で固定することができるため、車両の安全性を高めることができる。
以上で具体的実施形態の説明を終えるが、本発明は上記実施形態に限定されることなく幅広く変形実施することができる。上記実施形態では、駐車支援システム1において自動入庫処理が行われるときを例に挙げて説明を行ったが、この態様には限定されない。より具体的には、駐車支援システム1は自動出庫処理が行われるときに、自動出庫処理が中断されたときには、ブレーキペダル24への踏込を条件として再開を許可するとよい。また、上記実施形態では、駐車支援システム1は自動入庫処理及び自動出庫処理が実行可能であったが、これには限定されず、駐車支援システム1は自動入庫処理又は自動出庫処理が実行可能であってもよい。
上記実施形態では、ブレーキペダル24への踏込を促す通知が中止又は中断を通知するポップアップ内に表示されるように構成されていたが、この態様には限定されない。ブレーキペダル24への踏込を促す通知は、中止又は中断を通知するポップアップとは別のポップアップとしてタッチパネル32に表示されてもよい。
上記第3実施形態では、ドア開閉センサ29は運転席及び助手席に対応するドアにそれぞれ設けられ、シートベルトセンサ30は運転席及び助手席に対応するシートベルトそれぞれに設けられていたがこの態様には限定されない。シートベルトセンサ30は運転席のシートベルトにのみ設けられ、且つ、ドア開閉センサ29は運転席のドアにのみ設けられていてもよい。これにより、車両の走行を監視する運転者が降車しようとしたときに車両を停止させて固定させることができるため、車両の安全性を高めることができる。
上記第3実施形態では、車両には運転席及び助手席のみが設けられていたが、この態様には限定されない。車両には複数列のシートが前後に並ぶように設けられていてもよい。このとき、ドア開閉センサ29は運転席のドア及び他の乗員のシートに対応するドアにそれぞれが設けられ、各シートのシートベルトにそれぞれシートベルトセンサ30が設けられているとよい。シートベルトセンサ30によってシートベルトが解除されたことが検出され、且つ、シートベルトが解除されたことが検出されたシートに着座した乗員が降車したときに開きうるドアに設けられたドア開閉センサ29によってドアが開かれたことが検出されたときに、行動計画部43は2つの降車条件が満たされたと判定し、車両を停止させた後、シフトポジションを駐車位置に移動させるとよい。
上記実施形態では、中止ボタンが押されたときに、行動計画部43は車両が中止状態にあると判定していたが、この態様には限定されない。例えば、駐車メインスイッチ34に操作が行われたときに、行動計画部43は車両が中止状態にあると判定してもよい。
1 :第1実施形態に係る駐車支援システム
12 :運転操作センサ
13 :状態検出センサ
14 :HMI(出入力装置)
15 :制御装置
17 :シフトアクチュエータ
19 :車外カメラ(周辺情報取得装置)
24 :ブレーキペダル
29 :ドア開閉センサ
30 :シートベルトセンサ
31 :ドアミラー位置センサ
32c :表示領域
51 :第2実施形態に係る駐車支援システム
101 :第3実施形態に係る駐車支援システム

Claims (16)

  1. 駐車支援システムであって、
    車両を所定の目標駐車位置に自律的に移動させて駐車させる自律的な駐車動作を制御する制御装置と、
    乗員からの前記車両の制動に係る運転操作の入力を受け付ける制動操作子と、
    前記車両の状態を検知する車両状態検知装置とを有し、
    前記制御装置は、前記駐車動作を制御しているときに、前記車両状態検知装置によって検知された前記車両の状態が前記駐車動作を禁止するべき禁止状態にあると判定したときには、前記車両を停止させ、前記乗員による前記制動操作子への入力が検知されない限り、前記駐車動作の再開を許可しないことを特徴とする駐車支援システム。
  2. 前記制御装置は前記制動操作子への入力が検知された後、前記制動操作子への入力が解除されたときに、前記車両の前記目標駐車位置への移動を再開することを特徴とする請求項1に記載の駐車支援システム。
  3. 前記制御装置からの指示に基づいて、前記乗員に所定の通知を行うとともに、前記乗員からの入力を受け付ける出入力装置を有し、
    前記制御装置は、前記車両状態検知装置によって検知された前記車両の状態が前記禁止状態にあると判定したときに前記車両を停止させ、前記出入力装置において前記乗員に前記制動操作子への入力を促す通知と、前記乗員に前記目標駐車位置への移動を再開するか否かの入力の受付とを行い、前記乗員による前記制動操作子への入力が検知され、且つ、前記出入力装置に前記目標駐車位置への移動の再開に対応する入力があったときに、前記車両の前記目標駐車位置への移動を再開することを特徴とする請求項2に記載の駐車支援システム。
  4. 前記制御装置は、前記出入力装置を含む前記車両に異常を検出したときに前記車両を停止させ、前記出入力装置において前記乗員に前記制動操作子への入力を促す通知を行うことを特徴とする請求項3に記載の駐車支援システム。
  5. 前記制御装置からの信号に基づいて、シフトポジションを変更可能なシフトアクチュエータを含み、
    前記制御装置は、前記出入力装置を含む前記車両に異常を検出したときに前記車両を停止させ、前記乗員から前記制動操作子への入力を検知したときに、前記シフトアクチュエータを駆動させて、前記シフトポジションを駐車位置に変更することを特徴とする請求項4に記載の駐車支援システム。
  6. 前記車両状態検知装置は、前記乗員からの前記運転操作に係る入力を検知する運転操作センサを含み、
    前記制御装置は前記運転操作センサが前記運転操作に係る入力を検知した場合に、前記車両の状態が前記禁止状態にあると判定することを特徴する請求項1〜請求項5のいずれか1つの項に記載の駐車支援システム。
  7. 前記車両状態検知装置は、前記車両のドアの開閉を検知するドア開閉センサ、シートベルトの装着状態を検出するシートベルトセンサ、ドアミラーの位置を検出するミラー位置センサのいずれか1つのセンサを含み、
    前記制御装置は前記センサの検出結果に基づいて、前記車両の状態が前記禁止状態であるか否かを判定することを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか1つの項に記載の駐車支援システム。
  8. 前記車両の周辺情報を取得する周辺情報取得装置と、
    前記乗員への所定の通知、及び、前記周辺情報取得装置において取得された前記周辺情報を表示可能であり、且つ、前記乗員からの入力を受付可能な出入力装置とを有し、
    前記制御装置は、前記車両の状態が前記禁止状態にあると判定したときには、前記車両が停止するまでの間に、前記周辺情報取得装置によって取得された前記周辺情報を所定の表示領域に表示し、前記乗員への所定の通知を前記表示領域外に表示することを特徴とする請求項1に記載の駐車支援システム。
  9. 前記制御装置は、前記車両の状態が前記禁止状態にあると判定したときには前記車両を減速して停止させ、前記車両が停止した後、前記制動操作子への入力が検知されたときに、前記出入力装置において前記駐車動作の再開受付を行うことを特徴とする請求項8に記載の駐車支援システム。
  10. 前記制御装置は、前記車両の状態が前記禁止状態にあると判定したときには前記車両を減速して停止させ、前記車両が停止した後、前記制動操作子への入力が検知されたときに、前記車両が前記禁止状態にあるか否かに依らず、前記出入力装置において前記再開受付を行うことを特徴とする請求項9に記載の駐車支援システム。
  11. 前記制御装置は、前記車両が複数の禁止条件のいずれか1つを満たし前記禁止状態にあると判定したときには前記車両を停止させ、前記車両が停止した後、前記車両が前記禁止状態にあるときに前記制動操作子への入力が検知されたときには、前記駐車動作の前記再開受付を行い、前記再開が受け付けられたときには、前記車両の状態が満たす前記禁止条件に係る通知をそれぞれ、所定の順序に従って、前記出入力装置の前記表示領域内に表示し、前記禁止条件が全て解除されたときに、前記車両の移動を許可することを特徴とする請求項9又は請求項10に記載の駐車支援システム。
  12. 前記制御装置は、前記車両の状態が前記禁止状態にあると判定したときには、前記車両を減速して停止させ、前記車両が停止した後、前記制動操作子への入力を促す通知を、前記出入力装置の前記表示領域に重なるように表示することを特徴とする請求項8〜請求項11のいずれか1つの項に記載の駐車支援システム。
  13. 前記車両状態検知装置は、前記車両のドアの開閉を検知するドア開閉センサ及び前記ドアに対応するシートベルトの装着状態を検出するシートベルトセンサを含み、
    前記制御装置は、前記ドア開閉センサによって前記ドアが開かれたことが検出されたか、又は前記シートベルトセンサによって前記シートベルトが解除されたことが検出されたときに前記車両が前記禁止状態にあると判定し、
    前記制御装置は、前記車両の状態が前記禁止状態にあるときに、前記ドア開閉センサによって前記ドアが開かれたことが検出され、且つ、前記シートベルトセンサによって前記シートベルトが解除されたことが検出したときには、前記制動操作子への入力が検知された場合でも、前記駐車動作の前記再開を許可しないことを特徴とする請求項1に記載の駐車支援システム。
  14. 前記制御装置からの信号に基づいて、シフトポジションを変更可能なシフトアクチュエータを含み、
    前記制御装置は、前記車両の状態が前記禁止状態にあるときに、前記ドア開閉センサによって前記ドアが開かれたことが検出され、且つ、前記シートベルトセンサによって前記シートベルトが解除されたことが検出したときには、前記車両を停止させた後、前記シフトポジションを駐車位置とすることを特徴とする請求項13に記載の駐車支援システム。
  15. 前記車両のドアが、運転席に対応するドアであることを特徴とする請求項13又は請求項14に記載の駐車支援システム。
  16. 前記車両のドアが、運転席に対応するドア及び他の乗員のシートに対応するドアを含むことを特徴とする請求項13又は請求項14に記載の駐車支援システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN117677553A (zh) * 2021-07-30 2024-03-08 日产自动车株式会社 驻车辅助方法以及驻车辅助装置

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