JP2021094494A - 車両用触媒の再利用方法 - Google Patents

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翔吾 白川
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Abstract

【課題】車両廃車時に廃棄されていた触媒を有効的に再利用する車両用触媒の再利用方法を提供する。【解決手段】本発明に係る車両用触媒の再利用方法は、車両から取り外された触媒21を、燃焼炉の排ガス通路32a内の通路断面に複数配置し、複数配置した触媒21、21、21…によって、排ガス通路32a内を通過する燃焼炉の排ガスGを浄化することを特徴とする。【選択図】図4

Description

本発明は、車両用触媒の再利用方法に関する。
従来から、車両のエンジンから排出された排ガスを浄化するために、車両には排ガス浄化装置が備えられている。排ガス浄化装置には、エンジンからの排ガスを浄化する触媒が備えられている。特許文献1には、この触媒の劣化を、Cmax法等を用いて診断することが開示されている。しかしながら、劣化の少ない触媒であっても、車両廃車時には廃棄していた。
国際公開2011/099164号
しかしながら、一般的には、触媒は車両よりも寿命が長いことから、触媒としての利用価値は十分あると考えられる。そのため、一般的に高価な触媒を有効利用することは有益である。
本発明は、このような点を鑑みてなされたものであり、本発明として、車両廃車時に廃棄されていた触媒を有効的に再利用する車両用触媒の再利用方法を提供する。
前記課題を鑑みて、本発明に係る車両用触媒の再利用方法は、車両から取り外された触媒を、燃焼炉の排ガス通路内の通路断面に複数配置し、複数配置した触媒によって、前記排ガス通路内を通過する前記燃焼炉の排ガスを浄化することを特徴とする。
本発明によれば、上述の如く、車両から取り外された触媒を燃焼炉の排ガス通路内の通路断面に複数配置して、燃焼炉から排出される排ガスを浄化する。これにより、車両廃車時に廃棄されていた触媒を有効的に再利用することができる。
本実施形態の車両用触媒の再利用方法に用いる触媒を備えた排ガス浄化装置を説明するための模式的概念図である。 図1に示す第1触媒コンバータの模式的斜視図である。 図1に示す触媒を再利用した燃焼炉を説明する模式的断面図である。 本実施形態の車両用触媒の再利用方法を説明する模式的斜視図である。 変形例1に係る車両用触媒の再利用方法を説明する模式図であり、(a)は、胴体部とともに、車両から取り外された触媒の模式的斜視図であり、(b)は、(a)に示す触媒を再利用した燃焼炉の触媒部の模式的斜視図であり、(c)は、(b)のI−I線に沿った矢視断面図である。 図5に示す車両用触媒の再利用方法の他の例を説明する模式図であり、図5(b)のI−I線に沿った矢視断面図である。 変形例2に係る車両用触媒の再利用方法において使用する仕切板の模式的平面図である。 変形例2に係る車両用触媒の再利用方法を説明する模式的図であり、(a)は、図7に示す仕切板を用いて、触媒を再利用した燃焼炉の触媒部の模式的斜視図であり、(b)は、(a)のII−II線に沿った矢視断面図である。
以下に、図1〜図8を参照しながら本発明に係る実施形態について説明する。本実施形態の車両用触媒の再利用方法は、車両廃車時に車両から取り外された触媒を燃焼炉において再利用する際に適用することができる。まず、本実施形態の車両用触媒の再利用方法に用いる触媒21、25および燃焼炉3について説明し、次に、車両用触媒の再利用方法について説明する。
1.触媒21、25について
本実施形態では、上述の如く、車両廃車時に車両から取り外された触媒21、25を再利用するものであるが、図1および図2を参照して、車両から取り外される前の、車両に搭載された状態の触媒21、25について説明する。
図1は、本実施形態の車両用触媒の再利用方法に用いる触媒21、25を備えた排ガス浄化装置2を説明するための模式的概念図である。図2は、図1に示す第1触媒コンバータ20の模式的斜視図である。なお、図2では、第1触媒コンバータ20の内部を示すために、ハウジング22を半割状態にして図示している。
図1に示すように、排ガス浄化装置2は、エンジン1の下流に取付けられ、エンジン1で燃焼後の排ガスを浄化する装置である。本実施形態では、エンジン1の一例として、図1にガソリン直噴エンジンを例示している。
エンジン1では、吸気弁13を介して吸入された空気が、シリンダブロック11とピストン12とで形成された燃焼室に流入し、燃料噴射弁14で噴射された燃料(ガソリン)と混合される。混合された混合気は、燃焼室内で、点火プラグ15で点火されて燃焼し、燃焼後の排ガスは、排気弁16を介して、排気マニホールド17から排出される。
排気マニホールド17で排気された排ガスは、排ガス浄化装置2で浄化される。具体的には、排ガス浄化装置2は、排気マニホールド17に接続される第1触媒コンバータ20と、第1触媒コンバータ20の下流において、排気管23を介して、第1触媒コンバータ20に接続される第2触媒コンバータ24と、を備えている。
第1触媒コンバータ20は、排気マニホールド17からの排ガスを浄化する触媒21と、触媒21を収容するハウジング22とを備えている。第2触媒コンバータ24も、同様に、第1触媒コンバータ20により浄化しきれなかった排ガスをさらに浄化する触媒25と、触媒25を収容するハウジング26とを備えている。ハウジング22、26は、例えば、ステンレス鋼、炭素鋼、またはアルミニウム等の金属材料からなる。
本実施形態では、第1および第2触媒コンバータ20、24は同じ構成を採用しているため、以下に第1触媒コンバータ20の構成について詳述し、第2触媒コンバータ24の構成の説明は省略する。
図2に示すように、第1触媒コンバータ20のハウジング22には、入側コーン部22aと、胴体部22bと、出側コーン部22cと、が形成されている。入側コーン部22aは、排気マニホールド17からの排ガスが流入し、排ガスの上流から下流に向かって、排ガスの流路断面が拡大したコーン形状である。胴体部22bは、排ガスが流れる上流側において、入側コーン部22aに連続して形成されており、排ガスの流路断面が一定となる筒形状である。出側コーン部22cは、排ガスが流れる上流側において、胴体部22bに連続して形成されており、排ガスの上流から下流に向かって、排ガスの流路断面が縮小したコーン形状である。触媒21は、胴体部22b内に配置されている。
本実施形態では、エンジン1が、ガソリンエンジンであることから、触媒21は、ガソリンエンジンの排ガスの炭化水素(HC)、一酸化炭素(CO)、窒化酸化物(NOx)を浄化する三元触媒である。
触媒21は、担体(触媒担体)に、排ガスを浄化する金属触媒が担持されたものである。担体は、セラミックス材料または金属材料のいずれの材料からなってもよい。セラミックス材料としては、例えば、アルミナ、ジルコニア、コージライト、チタニア、炭化珪素、および窒化珪素等のうちのいずれか一種を主成分とする多孔質のセラミックス材料を挙げることができる。金属材料としては、耐熱性および耐食性を有した材料であることが好ましく、例えば、ステンレス鋼、アルミニウム等を挙げることができる。
本実施形態では、一例として、触媒21の担体は、円柱状であり、セラミックス材料からなり、排ガスが通過する複数のセルが形成されたハニカム構造の担体である。
触媒21の金属触媒は、粒状であり、触媒21のセルを形成する内壁面に、セラミックス材料を介して担持されている。金属触媒となる金属しては、白金、ロジウム、およびパラジウムのうち少なくとも一種を含む貴金属が選択される。担体に触媒金属を担持するセラミックス材料としては、ジルコニアとアルミナ、セリアとアルミナ、または、セリア−ジルコニアとアルミナ、の混合素材等を挙げることができる。担体に金属触媒を担持する際には、上述したセラミックス材料と金属触媒を含むスラリーを担体にコートし、これを焼成することにより得ることができる。
このように車両に搭載された触媒21、25は、車両廃車時に車両から取り外される。一般的には、触媒は、車両よりも寿命が長いことから、車両から取り外された触媒21、25は、触媒としての利用価値が十分にある。そこで、本実施形態では、車両から取り外された触媒21、25を、後述する燃焼炉3において再利用する。
2.燃焼炉3について
図3は、図1に示す触媒21、25を再利用した燃焼炉3を説明する模式的断面図である。図3に示す燃焼炉3としては、コークス炉、焼鈍炉、または、ごみやバイオマス等を被処理物とした燃焼炉を挙げることができる。このような燃焼炉3では、被処理物を燃焼する際に、炭化水素、一酸化炭素、または窒素酸化物を含む排ガスGが発生し易い。なお、「燃焼炉」の概念には「焼却炉」も含まれる。
図3に示すように、燃焼炉3は、被処理物を燃焼処理する燃焼室31と、燃焼室31で発生した排ガスGを燃焼室31から外部へ排出する煙突32とを少なくとも備えている。煙突32には、燃焼室31からの排ガスGが通る排ガス通路32aが形成されており、本実施形態では、排ガス通路32a内には、排ガスGを浄化する触媒部33が設けられている。
なお、図3に示す態様では、排ガス通路32a内には、一つの触媒部33が設けられているが、触媒部33の数はこれに限定されず、必要に応じて、排ガス通路32aの通路方向に沿って、触媒部33が複数設けられてよい。
本実施形態では、後述する車両用触媒の再利用方法により、触媒部33は、車両から取り外された触媒21、25で構成されている。以下に、図4を参照して本実施形態の車両用触媒の再利用方法を、図5および図6を参照して本実施形態の変形例1を、図7および図8を参照して本実施形態の変形例2を説明する。なお、触媒21および触媒25は同じものなので、以下では、触媒21を用いて再利用方法を詳述する。
3.車両用触媒の再利用方法について
図4は、本実施形態の車両用触媒の再利用方法を説明する模式的斜視図であり、図4上側の図は、車両から取り外された触媒21の模式的斜視図であり、図4下側の図は、図4上側の図に示す触媒21を再利用した燃焼炉3の触媒部33の模式的斜視図である。なお、図4下側の図では、燃焼炉3の煙突32を半割状態にして図示し、また、燃焼室31を省略している。
本実施形態では、まず、図4上側の図に示す車両から取り外された触媒21を、図4下側の図の如く、燃焼炉3の排ガス通路32a内の通路断面に複数配置する。ここで、車両から取り外された触媒21は、上述の如く、図1、図2に示す触媒コンバータ20の触媒21を車両廃車時に車両から取り外したものである。
触媒21を配置する際、図4下側の図の如く、円柱状の触媒21の一方の端面から排ガスGが流入し、他方の端面から触媒21内を通過したガスが流出するように、触媒21を配置する。触媒21を配置する位置は、排ガス通路32a内であれば特に限定されないが、好ましくは、触媒21が活性し易い温度条件(500℃以上)となる位置が好ましい。図4下側の図では、7個の触媒21を隣接するように配列しているが、配置する触媒21の個数および配列は、これに限定されず、排ガス通路32aの大きさおよび形状に応じて、適宜決定してよい。
なお、図には示していないが、触媒21自体が切削または研削加工可能であれば、触媒21の外形を六角柱状等の多角形状に成形して、成形した触媒21同士を隙間なく配置することがより好ましい。なお、車両に搭載される触媒21自体が、多角形状であってもよい。
触媒21同士は、例えば、接着剤等を介して接合することができ、周囲にある触媒21は、例えば、接着剤等により、煙突32の内壁面に固定することができる。
次に、このように複数配置した触媒21、21、21…によって、排ガス通路32a内を通過する燃焼炉3の排ガスGを浄化する(図4下側の図参照)。
具体的には、燃焼室31で発生した排ガスGは、排ガス通路32a内を通過して、触媒21の一方の端面から触媒21内に流入する。流入した排ガスGは、触媒21内を通過する際、触媒21により浄化され、浄化されたガスが触媒21の他方の端面から流出する。ここで、触媒21は三元触媒なので、活性化した触媒21により、炭化水素(HC)、一酸化炭素(CO)、および窒化酸化物(NOx)のうちの少なくとも一つを含む排ガスGを浄化することができる。なお、触媒21を早期に活性させるために、触媒21を昇温するヒータを設けてもよい。
このような本実施形態の再利用方法は、一酸化炭素が発生し易いコークス炉や焼鈍炉に好適である。また、本実施形態の再利用方法を、窒素酸化物が発生し易い、ごみやバイオマス等を燃焼する燃焼炉に適用することで、窒素酸化物の浄化が可能となるため、窒素酸化物の低減を目的に供給されるアンモニア等の脱硝薬剤の量を低減することができる。
本実施形態によれば、車両から取り外された触媒21を燃焼炉3の排ガス通路32a内の通路断面に複数配置することで、燃焼炉3から排出される排ガスGを浄化する。これにより、車両廃車時に廃棄されていた触媒21を有効的に再利用することができる。
<変形例1>
図5は、変形例1に係る車両用触媒の再利用方法を説明する模式的図であり、図5(a)は、胴体部22bとともに、車両から取り外された触媒21の模式的斜視図であり、図5(b)は、図5(a)に示す触媒21を再利用した燃焼炉3の触媒部33の模式的斜視図であり、図5(c)は、図5(b)のI−I線に沿った矢視断面図である。
なお、図5(a)では、胴体部22bを半割状態にして図示している。また、図5(b)では、燃焼炉3の煙突32を半割状態にして図示し、燃焼室31を省略している。図6は、図5に示す車両用触媒の再利用方法の他の例を説明する模式的図であり、図5(b)のI−I線に沿った矢視断面図である。
図5に示すように、変形例1の車両用触媒の再利用方法は、上述の実施形態の方法と、触媒コンバータ20の金属製の胴体部22bとともに車両から取り外された触媒21を再利用する点が異なる。よって、以下では相違点について説明し、上述した実施形態と同じ部材および部分に関しては、同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。
変形例1では、図5(a)に示す如く、触媒21は、第1触媒コンバータ20のハウジング22から入側および出側コーン部22a、22cを切り離した胴体部22b(図2参照)とともに、車両から取り外されたものである。また、変形例1では、図5(b)、(c)に示す如く、隣接する胴体部22b同士を溶接した状態で、触媒21を排ガス通路32a内の通路断面に複数配置する。配置する際、胴体部22bは、例えば、金属治具等により煙突32の内壁面に固定することができる。
このような変形例1では、上述した実施形態と同様に、燃焼炉3から排出される排ガスGを浄化することにより、触媒21を有効的に再利用することができる。さらに、変形例1では、触媒21が胴体部22b内に配置されているため、胴体部22b同士を接合することができる結果、触媒21同士の接合のハンドリング性を高めるとともに、触媒部33の強度を高めることができる。
なお、図5に示す胴体部22bは、その外形が円柱状のものであるが、図6に示すように、胴体部22bは、その外形が六角柱状等の多角形状のものがより好ましい。これにより、図6の如く、触媒21同士を隙間なく配置することができる。したがって、触媒21の再利用を考慮すると、車両の走行に支障が無ければ、図6の如く外形が六角柱状の胴体部22bを備えた触媒コンバータ20を、車両に予め搭載してもよい。
<変形例2>
図7は、変形例2に係る車両用触媒の再利用方法において使用する仕切板40の模式的平面図である。図8は、変形例2に係る車両用触媒の再利用方法を説明する模式的図であり、図8(a)は、図7に示す仕切板40を用いて、触媒21を再利用した燃焼炉3の触媒部33の模式的斜視図であり、図8(b)は、図8(a)のII−II線に沿った矢視断面図である。なお、図8(a)では、燃焼炉3の煙突32を半割状態にして図示し、燃焼室31を省略している。
図7、8に示すように、変形例2に係る車両用触媒の再利用方法は、上述した実施形態および変形例1の実施形態と、触媒部33に排ガス通路32aを仕切る仕切板40を設ける点が相違する。よって、以下では相違点について説明し、上述した実施形態と同じ部材および部分に関しては、同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。
変形例2では、図7の如く、触媒21が挿通された状態で触媒21を保持する貫通穴41が複数形成された仕切板40を使用する。仕切板40の材料としては、ステンレス鋼、アルミニウムを挙げることができる。
そして、変形例2では、図8(a)、(b)の如く、貫通穴41に触媒21が挿通された状態の仕切板40を排ガス通路32a内に設ける。仕切板40を設ける際、触媒21は、接着剤等で貫通穴41に固定可能であり、仕切板40の周縁部は、溶接等により煙突32の内壁面に固定可能である。
このようにして、変形例2では、仕切板40の貫通穴41に挿通された触媒21によって、上述した如く、排ガス通路32a内を通過する排ガスGを浄化する。結果として、変形例2では、上述した実施形態と同様に、触媒21を有効的に再利用することができる。
さらに、変形例2では、図8(a)、(b)の如く、煙突32の内壁面と、触媒21または胴体部22bとの間に生じる隙間(図4下側の図、図5(b)(c)、図6参照)を仕切板40で塞ぐことができる。また、図8(a)、(b)の如く、触媒21が間隔を開けて複数配置された場合には、この間隔を仕切板40で塞ぐことができる。または、図4、図5の如く、外形が円柱状の触媒21、もしくは外形が円柱状の胴体部22bが隣接するように複数配置された場合には、触媒21同士、もしくは胴体部22b同士の間に隙間が生じ易いため、この隙間を仕切板40で塞ぐことができる。
このような変形例2では、触媒部33に、仕切板40を設けることにより、上述した間隔および隙間からの排ガスGの漏れを防止して、排ガスGを確実に触媒21に通過させることができる。
以上、本発明の一実施形態について詳述したが、本発明は、前記の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の精神を逸脱しない範囲で、種々の設計変更を行うことができるものである。
21、25:触媒、3:燃焼炉、32a:排ガス通路、G:排ガス

Claims (1)

  1. 車両用触媒の再利用方法であって、
    車両から取り外された触媒を、燃焼炉の排ガス通路内の通路断面に複数配置し、複数配置した前記触媒によって、前記排ガス通路内を通過する前記燃焼炉の排ガスを浄化することを特徴とする車両用触媒の再利用方法。
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