JP2021094041A - 医療器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】脳梗塞等の手技において狭窄部を拡張する際に生じるデブリスが遠位側に流通して末梢側の血管に塞栓が生じることを防止するため、デブリスの捕捉率を向上させた医療器具を提供する。【解決手段】医療器具は、生体管腔に挿入可能な長尺状のシャフト部材30と、拡張収縮可能に構成されるとともに複数の孔hを備え、シャフト部材の長手方向に並べて配置された複数のフィルタ10を有し、最先端に位置するフィルタ11の孔hの大きさは、他のフィルタ12、13の孔hの大きさよりも小さくする。【選択図】図2A

Description

本発明は、医療器具に関する。
血管等の生体管腔にプラーク等の狭窄組織が形成され、生体管腔が狭窄した場合、経皮的アプローチによって狭窄を改善することができる。
例えば、頸動脈狭窄症に対する経皮的アプローチとしては、経皮的に血管に導入されたカテーテルを介して、狭窄部にステントを留置して狭窄部を拡張する頸動脈ステント留置術(Carotid Artery Stenting:CAS)が挙げられる。ステントの留置は、手技の最中にステントが留置される血管内の血流が遮断されず、かつ、手技の最中にプラーク等が生体から離脱してできたデブリスを捕捉するためにステントの近傍にフィルタが配置される(特許文献1参照)。
特開2016−87124号公報
特許文献1のようにステントの近傍にフィルタを配置した場合、狭窄部付近から発生するデブリス等を捕捉することが期待できる。もっとも、使用されるフィルタやデブリスの形状等によってはデブリスを十分に捕捉できず、フィルタを通過してしまう場合がある。
そこで本発明は、デブリスの捕捉率を向上させた医療器具を提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明に係る医療器具は、生体管腔に挿入可能な長尺状のシャフト部材と、拡張収縮可能に構成され、前記シャフト部材の長手方向に並べて配置された複数のフィルタと、を備え、前記複数のフィルタの各フィルタは、複数の孔を有し、前記複数のフィルタの内、最先端に位置するフィルタの孔の大きさは、他のフィルタの孔の大きさよりも小さいことを特徴とする。
本発明に係る医療器具によれば、上記のように構成しているため、フィルタが一つの場合に比べてデブリスの捕捉率を向上させることができる。
本発明の実施形態に係る医療器具を示す部分断面図である。 本発明の実施形態に係る医療器具の先端部を示す斜視図である。 図2Aの側面図である。 本発明の実施形態に係る医療器具を用いた処置方法を示すフローチャートである。 図1に示す医療器具を狭窄部の形成された生体管腔に導入する様子を示す図である。 図4の生体管腔における医療器具の先端付近を示す図である。 医療器具における収容部材の先端からフィルタを進出させた状態を示す図である。 図6の生体管腔における医療器具の先端付近を示す図である。 バルーンで狭窄部を拡張した状態を示す図である。 狭窄部にステントを留置した状態を示す図である。 図9の生体管腔における医療器具の先端付近を示す図である。 ステントを留置した状態で狭窄部においてバルーンを拡張させる様子を示す図である。 フィルタをシースの内腔に収容した状態を示す図である。 フィルタの変形例を示す図である。 フィルタの変形例を示す図である。 フィルタの変形例を示す図である。 フィルタの変形例を示す図である。
以下、添付した図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。なお、以下の記載は特許請求の範囲に記載される技術的範囲や用語の意義を限定するものではない。また、図面の寸法比率は説明の都合上誇張されており、実際の比率とは異なる場合がある。
図1、図2A及び図2Bは、本発明の実施形態に係る医療器具100を示す図である。
医療器具100は、脳梗塞等の手技において狭窄部を拡張する際に生じるデブリス(Debris)が遠位側に流通して抹消側の血管に塞栓が生じることを防止するデバイス(EPD:Embolic Protection Device)である。
本実施形態に係る医療器具100は、図1を参照して概説すれば、狭窄部の拡張等の手技において発生するデブリスが抹消へ流通することを防止するフィルタ10と、フィルタ10を収容可能なカテーテル20と、を有する。医療器具100は、フィルタ10を複数並べて配置する長尺状のシャフト部材30と、シャフト部材30及びフィルタ10に取り付けられフィルタ10を拡張した状態及び収縮した状態に変化可能なフレーム部材40と、を有する。
なお、本明細書では医療器具100を直線状に伸ばした状態における医療器具100の伸延方向を長手方向と定義する。また、長手方向において、血管(「生体管腔」に相当)に挿入される側を先端側(図1の左側)と定義し、反対側を基端側(図1の右側)と定義する。また、医療器具100及び医療器具100を構成する部材の長手方向において略半分の位置よりも先端側の部分を先端部と定義し、基端側の部分を基端部と定義する。また、血管において、医療器具100を押し込んで挿入する方向を挿入方向Xと定義する(図5参照)。また、血管において、挿入方向Xの奥側を遠位側と定義し、挿入方向Xの手前側を近位側と定義する。以下、詳述する。
(カテーテル)
カテーテル20は、図1に示すように、可撓性を備える長尺状のシース21と、シース21の基端部に設けられるとともに、術者が把持して操作するためのハブ22と、を有している。以下、シース21の各部について説明する。
シース21は、可撓性を備える管状部材によって構成している。シース21は、全長に亘って内腔23が形成されている。内腔23は、図1に示すようにシャフト部材30の少なくとも一部を収容するとともに複数のフィルタ11、12、13を収縮した状態で収容可能に構成している。
シース21の構成材料としては、可撓性を備える材料である限り特に限定されないが、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテン、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、アイオノマー、あるいはこれら二種以上の混合物等のポリオレフィンや、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリアミド、ポリアミドエラストマー、ポリエステル、ポリエステルエラストマー、ポリウレタン、フッ素樹脂等を用いることができる。
シース21の先端部には、図1に示すように放射線透視下(X透視下)で視認可能なマーカ部24が設けられている。マーカ部24は、環状部材によって構成している。マーカ部24は、シース21の先端部に埋め込まれている。シース21の先端部にマーカ部24を設けることによって、放射線透視下におけるシース21の先端部の位置を容易に把握することができる。
マーカ部24の材料は、放射線透視下(X線不透過性)において視認可能な材料を含む限り特に限定されない。そのような材料としては、例えば、金、白金、タングステン等の金属、及びこれらを含む合金等の放射線不透過性の材料が挙げられる。
ハブ22は、円筒状の部材によって構成しており、全長に亘って内腔が形成されている。
ハブ22の構成材料は、特に限定されないが、例えば、スチレン系、ポリオレフィン系、ポリウレタン系、ポリエステル系、ポリアミド系、ポリブタジエン系、トランスポリイソプレン系、フッ素ゴム系、塩素化ポリエチレン系等の各種熱可塑性エラストマー、これらのうちの二種以上を組み合わせたもの(ポリマーアロイ、ポリマーブレンド、多層体等)を用いることができる。
(フィルタ)
フィルタ10は、シース21の内腔23に収縮した状態で収容され、内腔23から取り出した状態において拡張可能に構成している。フィルタ10は、図1、図2A等に示すようにシャフト部材30の長手方向に配置した第1フィルタ11、第2フィルタ12、及び第3フィルタ13を備える。第1フィルタ11は、図2Aに示すように第2フィルタ12及び第3フィルタ13よりも先端側に配置している。第2フィルタ12は、第3フィルタ13よりも先端側に配置している。
フィルタ10は、図2Aに示すように複数の孔hを備える。本実施形態においてフィルタ10の複数の孔hは、フィルタ10に網目形状を設けることによって構成している。本実施形態において第1フィルタ11、第2フィルタ12、及び第3フィルタ13は、網の大きさを各々異ならせるように構成している。
第1フィルタ11は、図1、図2Aに示すように網目の大きさを第2フィルタ12及び第3フィルタ13よりも小さくなるように構成している。また、第2フィルタ12は第3フィルタ13よりも網目の大きさが小さくなるように構成している。
このように、フィルタ10では先端側に向かうにつれてフィルタの網目の大きさが小さくなるように構成している。言い換えれば、最基端に位置する第3フィルタ13の孔hの大きさは、他のフィルタである第1フィルタ11及び第2フィルタ12の孔hの大きさよりも大きく構成している。一例として第1フィルタ11、第2フィルタ12及び、第3フィルタ13のメッシュサイズは、各々40μm、100μm、IVC(Inferior Vena Cava)フィルタのメッシュサイズ程度である。
ただし、狭窄部から離脱したデブリスを捕捉して抹消器官へ流通することを阻害できれば、複数のフィルタにおける孔hの大きさの関係は上記に限定されない。
第1フィルタ11、第2フィルタ12、及び第3フィルタ13の拡張時の長手方向に直交する寸法d1(図2B参照)は、本実施形態において全て同一に構成している。また、第1フィルタ11と第2フィルタ12との間隔d2及び第2フィルタ12と第3フィルタ13との間隔d2は本実施形態において全て同一に構成している。
また、第1フィルタ11、第2フィルタ12、及び第3フィルタ13は、図2Bに示すように拡張時にデブリス等のフィルタリングする物質の収容空間V(収容部に相当)を形成する。収容空間Vを形成するフィルタ11、12、13は、本実施形態においてフィルタの形状が根元部14から外周縁部15にかけて広がるように、一例として略円錐形状に構成している。本実施形態において根元部14は、外周縁部15よりも先端側に位置するように配置している。収容空間Vの容積は、本実施形態では第1フィルタ11、第2フィルタ12、及び第3フィルタ13において全て同一に構成している。フィルタ10における収容空間Vは、本実施形態においてフィルタ10の放射方向内方であって、かつ、略円錐形状の先端部10bよりも基端側に形成されるように構成している。収容空間Vを形成する第1フィルタ11、第2フィルタ12、及び第3フィルタ13の外周縁部15は、図2Bに示すように側面視した際に外周縁部がシャフト部材30に対して直交するように構成している。
フィルタ10は、図2Bに示すような略円錐形状の側面を形成できるようにフィルタ10の基端部10aは後述するフレーム部材40に接続されている。一方、フィルタ10の先端部10bは、シャフト部材30に対して進退移動可能に構成している。
また、フィルタ10を構成する第1フィルタ11及び第3フィルタ13にはX線等の放射線透視下において部材の位置を視認できるようにマーカ(図示省略)を埋め込む等して設けている。マーカは、放射線透視下においてその位置を認識できる限り、材料は特に限定されない。一例として金、白金、タングステン等の金属、及びこれらを含む合金等の放射線不透過性材料を挙げることができる。
第1フィルタ11、第2フィルタ12、及び第3フィルタ13の材料は、例示すればニッケル−チタン鋼線、ピアノ線などの金属線、ポリアミドやフッ素樹脂等の比較的剛性の高い合成樹脂が挙げられる。
(シャフト部材)
シャフト部材30は、シース21に収容可能な長尺状の部材である。シャフト部材30は、フィルタ10を構成する第1フィルタ11、第2フィルタ12、及び第3フィルタ13を長手方向に並べて配置するように構成している。
また、図2Aに示すように第1フィルタ11よりも先端に位置する先端部31は、医療器具100を生体管腔の遠位側へ進めていく際のガイドワイヤのように機能させることができる。
また、シャフト部材30は、本実施形態において第1フィルタ11、第2フィルタ12、第3フィルタ13を略等間隔に配置している。シャフト部材30の材料について例示すれば、ステンレス鋼線、ピアノ線、高張力鋼線、超弾性金属線を挙げることができる。
(フレーム部材)
フレーム部材40は、図2Bに示すようにフィルタ10の略円錐形状の基端部10aを放射方向外方に変位できるようにフィルタ10及びシャフト部材30に接続される。フレーム部材40は、本実施形態において棒状部材によって構成している。フレーム部材40は、先端側の端部がフィルタ10における第1フィルタ11、第2フィルタ12、第3フィルタ13の各々の基端部10aの外周に固定されている。フレーム部材40は、フィルタ10に取り付ける端部と逆側の基端側端部30aがシャフト部材30に固定されている。
フレーム部材40は、基端側に向かうにつれシャフト部材30に接近するような形状を備えている。このように構成することでシャフト部材30が基端側に引かれるのに伴い、フレーム部材40は、シース21の先端に押され、フレーム部材40の先端が放射方向内方に変位する。フレーム部材40の先端が放射方向内方に変位するのに伴って拡張した状態のフィルタ10は放射方向内方に収縮し、シース21に収納可能な大きさとなる(図5参照)。このように、フレーム部材40は、拡張したフィルタ10をシース21に収納することを補助する。
フレーム部材40は、本実施形態においてフィルタ10の略円形状の外周において角度方向に略等間隔で取り付けるように構成している。ただし、狭窄部から離脱するデブリスを捕捉できれば、フィルタ10に対する複数のフレーム部材40の取り付け位置は角度方向に等間隔に限定されない。
また、本実施形態では、図2Aに示すようにフレーム部材40は、第1フィルタ11、第2フィルタ12、及び第3フィルタ13において各々角度方向に4つ配置するように構成している。ただし、狭窄部から離脱するデブリス等を捕捉できれば、ひとつのフィルタに取り付けるフレーム部材40の数は4つに限定されない。上記以外にも例えばフレーム部材40の数を2つとした場合、血管等の生体管腔にフィットしやすくできる。
なお、フィルタ10の基端側外周を放射方向外方に変位できれば、上記のようにフレーム部材40がフィルタ10の拡張を補助する場合とは別にフィルタ10自身が放射方向外方に拡張する材料、形状、又は構造を備えるように構成してもよい。また、フレーム部材40がフィルタ10を拡張させるだけでなく、フィルタ10自身も放射方向外方に拡張する材料、形状、又は構造を備えてもよい。
フレーム部材40の材料は、特に限定されないが、例示すれば、チタン系(Ti−Ni、Ti−Pd、Ti−Nb−Sn等)や銅系の形状記憶合金、アクリル系樹脂、トランスイソプレンポリマー、ポリノルボルネン、スチレン−ブタジエン共重合体、ポリウレタン等の形状記憶樹脂、ステンレス鋼(SUS304)、βチタン鋼、Co−Cr合金等のバネ性を備える合金を用いることができる。
(処置方法)
次に、頚動脈を一例に生体管腔に形成された狭窄部の処置方法について説明する。図3〜図12は本実施形態に係る狭窄部の拡張方法の説明に供する図である。なお、本処置方法では、公知の医療器具として後述するようにバルーンカテーテル及びステントデリバリーシステムを使用する。
本実施形態に係る狭窄部の拡張方法について図3を参照して概説すれば、医療器具100を頚動脈に挿入し(ST1)、医療器具100のシース21からシャフト部材30を進出させ、フィルタ10を拡張させる(ST2)。続いて、バルーンカテーテルを狭窄部Nに配置してバルーンBを拡張し(ST3)、ステントSを留置する(ST4)。ステントSの留置後に狭窄部NでバルーンBを拡張させ、その後、フィルタ10を収縮させる(ST5)。そして、医療器具100を頚動脈から抜去する(ST6)。以下、詳述する。
まず、公知の穿刺針等を大腿動脈又は撓骨動脈等に穿刺して、医療器具100やバルーンカテーテル等の挿入部位を形成する。次に、イントロデューサー(図示省略)を上記挿入部位に配置し、医療器具100をイントロデューサーから大腿動脈又は橈骨動脈等に挿入する(ST1)。
次に、血管造影等によって医療器具100の位置を確認しながら、医療器具100を図4に示す内頚動脈C1の近傍に進める。医療器具100の先端は、狭窄部Nの拡張に伴い、発生したプラーク等が脳血管等に流通しないように狭窄部Nを通過してより遠位側まで先端を進めておく。本実施形態において狭窄部Nは、図4に示すように総頚動脈Cよりも遠位側に位置する内頚動脈C1と外頚動脈C2のうちの内頚動脈C1に位置している。
医療器具100は、図5に示すようにフィルタ10をシース21に収容した状態にて生体管腔の狭窄部Nの近傍まで移動させる。図4に示すように医療器具100の先端が狭窄部Nを超えてより遠位側に達したら、フィルタ10をシース21から進出させる。これにより、フィルタ10の先端部10bが基端側に付勢されて先端部10bが生体管腔の内壁に接する程度に放射方向外方に変位し、図7に示すようにフィルタ10が放射方向外方に拡張するように変形する(ST2)。
フィルタ10が上記のように動作することによって、仮に後述するように基端側の第3フィルタ13においてデブリスDの溢れ、こぼれ、詰まり等が生じたとしても、第2フィルタ12や第1フィルタ11によって当該デブリスを捕捉し得る。
狭窄部Nよりも遠位側でフィルタ10が拡張したことを確認したら、シース21を基端側に後退させる。
次に、バルーンカテーテルを用いて狭窄部Nを拡張させる。バルーンカテーテルは、周知のように長尺状の中空部材の先端部にバルーンBが配置され、中空部材の内部空間から送られた流体によってバルーンBが拡張し、狭窄部Nを拡張させる。
本処置方法では、シャフト部材30に沿わせてバルーンカテーテルを穿刺部位から挿入し、内頚動脈C1の狭窄部Nまで進める。そして、インデフレーター等によって拡張流体をバルーンBに供給し、図8に示すように狭窄部NにてバルーンBを拡張させる(ST3)。
バルーンBを拡張させ、狭窄部Nに当接した際には狭窄部NからデブリスDが発生する可能性がある。このような場合であっても、バルーンBよりも遠位側に複数のフィルタを含むフィルタ10を配置することで、上記のように基端側の第3フィルタ13等に仮にデブリスDのこぼれ、溢れ、詰まり等が生じても先端側のフィルタにてデブリスを捕捉し得る。
バルーンBが一定程度拡張したことを確認したら、バルーンカテーテルをシャフト部材30に沿わせて基端側に移動させ、抜去する。
次に、ステントデリバリーシステムを用いて狭窄部を拡張した状態に保持する。
ステントデリバリーシステムは、自己拡張ステントの場合、長尺かつ中空のシースの内部空間に自己拡張ステントが放射方向に拡張可能な状態で収容されている。上記シースは基端側においてワイヤ等に接続され、牽引操作等によって収容されたステントSをシースから露出できるように構成している。
本処置方法では、まず、ステントデリバリーシステムを穿刺部位から挿入し、頚動脈等の狭窄部Nまで進める。次に、ステントデリバリーシステムの先端が狭窄部Nの手前付近まで到達したら、ステントSを被覆するシースを基端側に後退させてステントSを生体管腔において露出させる。これにより、ステントSが放射方向外方に拡張し、図9、図10に示すようにステントSによって狭窄部Nが拡張された状態に保持される(ST4)。
ステントSが拡張し、狭窄部Nに当接した際には狭窄部NからデブリスDが生じる可能性がある。このような場合においても、遠位側に複数のフィルタを含むフィルタ10を配置することで、基端側の第3フィルタ13等に仮にデブリスのこぼれ、溢れ、詰まり等が生じても先端側のフィルタにてデブリスを捕捉し得る。また、デブリスDを複数のフィルタに収容し得ることで、一つ一つのフィルタに収容されるデブリスDを少なくでき、デブリスDをフィルタ10からこぼれ難くできる。
ステントSを狭窄部Nで拡張させたら、ステントデリバリーシステムを基端側に移動させ、抜去する。
次に、バルーンカテーテルをシャフト部材30に沿わせて穿刺部位から再度挿入し、狭窄部Nまで移動させる。そして、拡張流体をバルーンBに供給し、図11に示すようにバルーンBによってステントSとともに狭窄部Nを再度拡張させる。この場合においてもバルーンBが拡張し、狭窄部Nに当接することによって、デブリスDが発生しうる。
これに対してフィルタ10を上記のように複数のフィルタから構成することで、仮に第3フィルタ13等の基端側のフィルタに溢れや詰まりが生じても先端側のフィルタにてデブリスDを捕捉することができる。
また、ステントSの拡張前のバルーンBの拡張、ステントSの拡張、及びステントSの拡張後のバルーンBの拡張の際に発生するデブリスDの形状や性質等は各々異なる可能性がある。そのような場合にも第1フィルタ11、第2フィルタ12、及び第3フィルタ13の孔hの大きさを変えることで様々な種類のデブリスDをも効果的に捕捉することができる。
バルーンBを一定程度拡張させたら、拡張流体を吸引してバルーンBを収縮させる。次に、バルーンカテーテルを基端側に移動させ、抜去する。
バルーンカテーテルを頚動脈から抜去したら、シース21を頚動脈において狭窄部Nまで前進させる。シース21の先端が狭窄部Nの近傍に到達したら、シャフト部材30を基端側に移動させ、図12に示すようにフィルタ10をシース21に接近させる。
フィルタ10を基端側に牽引すると、フィルタ10の先端部10bとフレーム部材40がシャフト部材30に接続された端部30aとの間隔が広がることで、フィルタ10の基端部10aの外周形状が放射方向内方に変位する。これにより、フィルタ10は、径方向の寸法d1(図2参照)がシース21に収容可能な大きさとなる。この状態で、フィルタ10が基端側に牽引されることでフィルタ10がシース21の内腔23に収容される(ST5)。
フィルタ10をシース21の内腔23に収容したら、シース21をフィルタ10とともに基端側に移動させる。そして、穿刺部位から医療器具100を抜去する(ST6)。
なお、上記処置方法において狭窄部Nは内頚動脈C1に形成されている場合を説明した。しかし、狭窄部Nは上記以外にも外頚動脈C2や総頚動脈Cに形成されていてもよい。
以上説明したように本実施形態に係る医療器具100は、頚動脈等の生体管腔に挿入可能な長尺状のシャフト部材30と、拡張収縮可能に構成され、シャフト部材30の長手方向に並べて配置された複数のフィルタ10と、を有する。これにより、一つのフィルタでは溢れ出るなどして捕捉の困難なデブリスを捕捉しやすくでき、デブリスの回収率を向上させることができる。また、フィルタ10を複数設けることによって、基端側のフィルタでは比較的大きめのデブリスを捕捉するとともに先端側のフィルタ10では比較的小さめのデブリスを捕捉する等ができ、フィルタの詰まりを起こりにくくすることができる。また、複数のフィルタ11、12、13の各フィルタは、複数の孔hを有し、複数のフィルタ11、12、13の内、最先端に位置するフィルタの孔hの大きさは他のフィルタの孔hの大きさよりも小さく構成している。そのため、近位側に位置する第2フィルタ12及び第3フィルタ13では溢れ出るなどして捕捉の困難なデブリスを捕捉する可能性を高めることができる。
また、複数のフィルタ10には、物質が捕捉される収容空間Vを備えるように構成している。そのため、狭窄部Nよりも抹消側に位置する脳血管等に狭窄部Nから脱離したデブリスが流通することを抑制又は防止できる。
また、複数のフィルタ10は、3つのフィルタから構成され、最基端に位置する第3フィルタ13の孔hの大きさは、他のフィルタである第1フィルタ11及び第2フィルタ12の孔hの大きさよりも大きく構成している。そのため、最基端に位置する第3フィルタ13にて比較的大きめのデブリスを捕捉して先端側のフィルタにおいてデブリスが溢れ出ることを抑制できる。
また、医療器具100はシャフト部材30を少なくとも一部収容するとともに複数のフィルタ10を収縮した状態で収容可能な内腔23を備えたシース21を備えるように構成している。そのため、狭窄部Nのようにフィルタ10を拡張させたままの状態では通過が困難な部位も医療器具100を容易に所望の部位へ移動させることができる。
また、複数のフィルタ11、12、13のうち、少なくとも一つはフィルタの根元部14から外周縁部15にかけて少なくとも一部が広がるように形成している。このように構成することによって、収縮した状態からのフィルタの拡張を容易にすることができる。
また、根元部14は、本実施形態において外周縁部15よりも先端側に位置するように構成している。このように構成することによって、本実施形態に係る医療器具100を内頚動脈C1等の生体管腔に配置した際に近位側から遠位側に向かって流通するデブリスを捕捉することができる。
なお、本発明は上述した実施形態にのみ限定されず、特許請求の範囲において種々の改変が可能である。上記では第1フィルタ11、第2フィルタ12、及び第3フィルタ13の孔hの大きさが異なる実施形態について説明したが、これに限定されない。上記以外にも孔hの大きさが複数のフィルタにおいて全て同じ大きさとなっていてもよい。
また、本発明に係る医療器具は、脳梗塞の手技に用いられる場合に限定されない。例えば、本発明に係る医療器具は、上記以外にも冠動脈や下肢等に対する処置に用いられてもよい。
また、上記実施形態では、フィルタ10の孔hが、メッシュ形状によって先端側の空間と基端側の空間を連通させる連通孔として機能する形態を説明した。ただし、上記以外にもメッシュでない素材のフィルタによって先端側の空間と基端側の空間を連通させるように構成してもよい。
また、フィルタ10の大きさの組み合わせは上記に限定されず、例えば複数のフィルタにおいて孔hの大きさが同じフィルタと異なるフィルタとが混在していてもよい。また、フィルタ10の孔hの大きさが少なくとも一部において異なる場合、孔hの大きさは先端から基端にかけて単調に増加又は減少していなくてもよい。
また、上記ではフィルタ11、12、13の外周縁部15が、フィルタを側面視した際にシャフト部材30と直交する実施形態について説明した。しかし、これに限定されず、上記以外にもフィルタの外周縁部は、フィルタを側面視した際にシャフト部材30と斜めに交差するように構成してもよい。
また、上記実施形態ではフィルタ10の形状を円錐形状とする実施形態について説明したが、これに限定されない。捕捉したデブリス等を収容する空間を形成できればフィルタの具体的な形状は上記以外にも以下のように構成することができる。
他の実施形態として、フィルタ10cの形状は、図13に示すように球体の一部をなすような側面形状とすることができる。また、他の実施形態としてフィルタ10dの形状は、図14に示すように略円筒形状として構成することができる。また、他の実施形態としてフィルタ10eの形状は、図15、図16に示すように略円錐台の形状を採用することができる。上記円錐台形状は、回転軸を中心に回転させることで形成してもよいし、図15、図16に示すように周方向に対称でない円錐台形状に構成してもよい。また、フィルタの形状は図2A等において全て円錐として形成したが、デブリス等を収容する空間を形成できれば、本発明に係る医療器具を構成する複数のフィルタはフィルタ毎に形状が異なっていてもよい。
また、上記では第1フィルタ11、第2フィルタ12、及び第3フィルタ13の拡張時の収容空間Vの容積が同一である実施形態について説明したが、これに限定されない。フィルタ10に捕捉されるデブリス等の量は狭窄部Nに近い程、多くなる可能性がある。そのため、フィルタの拡張時の収容空間Vの容積は先端側に近づくほど小さくなるように構成してもよい。
また、第1フィルタ11、第2フィルタ12、及び第3フィルタ13の拡張時の寸法d1は、全て同一である実施形態について説明した。ただし、寸法d1は、フィルタ毎に異なっていてもよい。そのため、第1フィルタ11、第2フィルタ12、及び第3フィルタ13は、遠位側に向かう程、フィルタ拡張時の寸法d1が小さくなるように構成してもよい。生体管腔は遠位側の方が血管径が細くなる可能性があるため、フィルタ拡張時の径を先端に向かう程小さくすることによって、血管等への負担を軽減することができる。
また、第1フィルタ11と第2フィルタ12との間隔d2は、第2フィルタ12と第3フィルタ13との間隔d2と同一であると説明した。ただし、脳血管へ流通し得るデブリスを効果的に捕捉できれば、第1フィルタ11と第2フィルタ12との間隔d2は第2フィルタ12と第3フィルタ13との間隔d2と同一でなくてもよい。例えば、第1フィルタ11と第2フィルタ12との間の間隔d2よりも、より遠位(先端)側に位置する第2フィルタ12と第3フィルタ13との間隔d2の方が大きくなるように構成してもよい。生体管腔は、遠位側の方が屈曲したりや蛇行したりする可能性が増える。そのため、上記のように構成することによって、先端側のフィルタを屈曲した血管等よりも遠位側に配置できることが期待できる。
このように構成することによって、例えば狭窄部Nよりも遠位側に第1フィルタ11と第2フィルタ12を配置した状態で第1フィルタ11と第2フィルタ12のみによってプラーク等を回収させることができる。
そして、その状態から第1フィルタ11と第2フィルタ12の収容空間Vにデブリス等が一定程度堆積したら、シース21から第3フィルタ13を進出させて第3フィルタ13を拡張させる。これにより、一旦は第1フィルタ11と第2フィルタ12のみによってプラーク等を回収した後に第1フィルタ11及び第2フィルタ12とともに第3フィルタ13にもデブリス等を回収させることができる。
また、上記実施形態では、医療器具がフィルタ10を収容可能なカテーテルを備える形態を説明した。ただし、必ずしも医療器具自体がカテーテルを備えなくてもよい。上記以外にも医療器具のフィルタは、狭窄部を通過可能な他のカテーテル(例えば、所謂マイクロカテーテルと呼ばれるもの)と組合せて使用してもよい。また、フィルタ10の拡張収縮は、上記のようにフィルタ10をシース21の先端から進出させる以外にも例えばバルーンによって拡張させることによって行ってもよい。
100 医療器具、
10 フィルタ、
11 第1フィルタ、
12 第2フィルタ、
13 第3フィルタ、
14 根元部、
15 外周縁部
21 シース、
23 内腔、
30 シャフト部材、
40 フレーム部材、
B バルーン、
C 総頚動脈、
C1 内頚動脈、
C2 外頚動脈、
D デブリス、
d1 フィルタの拡張時の放射方向の寸法、
d2 隣接するフィルタ同士の間隔
N 狭窄部、
S ステント、
V 収容空間(収容部)。

Claims (8)

  1. 生体管腔に挿入可能な長尺状のシャフト部材と、
    拡張収縮可能に構成され、前記シャフト部材の長手方向に並べて配置された複数のフィルタと、を備え、
    前記複数のフィルタの各フィルタは、複数の孔を有し、
    前記複数のフィルタの内、最先端に位置するフィルタの孔の大きさは、他のフィルタの孔の大きさよりも小さい、ことを特徴とする医療器具。
  2. 複数の前記フィルタは、物質が捕捉される収容部を備える、請求項1に記載の医療器具。
  3. 前記複数のフィルタは、3つ以上のフィルタから構成され、最基端に位置するフィルタの孔の大きさは、他のフィルタの孔の大きさよりも大きい、請求項1又は2に記載の医療器具。
  4. 複数の前記フィルタの拡張時の大きさは、先端側に位置するフィルタほど小さくなる、請求項1〜3のいずれか1項に記載の医療器具。
  5. 複数の前記フィルタにおいて隣接するフィルタ同士の間隔は、先端側に位置するフィルタ同士の方が大きくなる、請求項1〜4のいずれか1項に記載の医療器具。
  6. 前記シャフト部材の少なくとも一部を収容するとともに複数の前記フィルタを収縮した状態で収容可能な内腔を備えたシースをさらに有する、請求項1〜5のいずれか1項に記載の医療器具。
  7. 前記複数のフィルタの少なくとも一つは、根元部から外周縁部にかけて広がるように形成される、請求項1〜6のいずれか1項に記載の医療器具。
  8. 前記根元部は、前記外周縁部よりも先端側に位置する、請求項7に記載の医療器具。
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