JP2021093632A - 分周回路、情報処理装置及び情報処理方法 - Google Patents

分周回路、情報処理装置及び情報処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】回路規模を縮小可能な分周回路を提供すること。【解決手段】直列に接続される複数のDフリップフロップを備え、前記複数のDフリップフロップのうち、分周回路の最も入力側のDフリップフロップは、クロックが入力される第1スイッチを有するダイナミックラッチと、前記第1スイッチに並列に接続され、分周回路の出力を入力とする第2スイッチとを備え、前記複数のDフリップフロップのうち、分周回路の最も出力側のDフリップフロップ以外のDフリップフロップは、前記クロックが入力される第3スイッチを有するダイナミックラッチと、前記第3スイッチに並列に接続され、分周比を切り替える制御信号を入力とする第4スイッチとを備える、分周回路。【選択図】図8

Description

本発明は、分周回路、情報処理装置及び情報処理方法に関する。
従来、複数のDフリップフロップと複数の論理ゲートとを備える可変分周回路が知られている(例えば、特許文献1,2参照)。
特開平4−274616号公報 特開2009−201037号公報
しかしながら、従来の分周回路は、その回路規模が比較的大きいため、消費電力が大きくなりやすい。
本開示は、回路規模を縮小可能な分周回路、情報処理装置及び情報処理方法を提供する。
本開示は、
クロックを出力する発振回路と、
前記クロックを分周する分周回路と、
前記分周回路の出力を入力とする論理回路とを備え、
前記分周回路は、直列に接続される複数のDフリップフロップを備え、
前記複数のDフリップフロップのうち少なくとも一つは、前記クロックが入力される第1スイッチを有するダイナミックラッチと、前記第1スイッチに並列に接続され前記クロックとは異なる信号を入力とする第2スイッチとを備える、情報処理装置を提供する。
また、本開示は、
直列に接続される複数のDフリップフロップを備え、
前記複数のDフリップフロップのうち少なくとも一つは、クロックが入力される第1スイッチを有するダイナミックラッチと、前記第1スイッチに並列に接続され、前記クロックとは異なる信号を入力とする第2スイッチとを備える、分周回路を提供する。
また、本開示は、
直列に接続される複数のDフリップフロップを備える分周回路と、前記分周回路の出力を入力とする論理回路とを備える情報処理装置により行われる情報処理方法であって、
前記複数のDフリップフロップのうち少なくとも一つは、第1スイッチを有するダイナミックラッチと、前記第1スイッチに並列に接続される第2スイッチとを備え、
前記第1スイッチにクロックを入力し、前記第2スイッチに前記クロックとは異なる信号を入力する、情報処理方法を提供する。
本開示の技術によれば、回路規模を縮小可能な分周回路、情報処理装置及び情報処理方法を提供できる。
情報処理装置の第1の構成例を示す図である。 一比較形態における分周回路の構成例を示す図である。 一比較形態における分周回路の3分周動作を示すタイミングチャートである。 一比較形態における分周回路の2分周動作を示すタイミングチャートである。 一比較形態における分周回路の構成例を示す回路図である。 第1の実施形態における分周回路の機能ブロック図である。 第1の実施形態における分周回路の機能ブロック図の動作を示すタイミングチャートである。 第1の実施形態における分周回路の構成例を示す回路図である。 第1の実施形態における分周回路の3分周動作を示すタイミングチャートである。 第1の実施形態における分周回路の2分周動作を示すタイミングチャートである。 第2の実施形態における分周回路の構成例を示す回路図である。 第2の実施形態における分周回路で使用する制御信号と分周比の関係を示す表である。 情報処理装置の第2の構成例を示す図である。 偶数分周を行う分周回路の構成例を示す回路図である。 奇数分周を行う分周回路の構成例を示す回路図である。
以下、本開示の技術について図面を参照して説明する。
図1は、情報処理装置の第1の構成例を示す図である。図1に示す情報処理装置201は、複数の論理回路を用いて情報を処理する装置である。情報処理装置201の具体例として、サーバ、パーソナルコンピュータ、通信装置などが挙げられるが、情報処理装置201は、これらの具体例に限られない。情報処理装置201は、発振回路210と、分周回路221,222と、論理回路231,232,233とを備える。
発振回路210は、水晶発振子等を用いて、基準周波数frefのクロックを出力する。発振回路210の具体例として、電圧制御発振器(VCO)を内蔵する位相同期ループ(PLL)回路がある。
分周回路221,222は、基準周波数frefのクロックを分周する。分周回路221は、基準周波数frefを2分周又は3分周した周波数を有するクロックを出力し、分周回路222は、基準周波数frefを2分周から7分周までのいずれかの分周比で分周した周波数を有するクロックを出力する。なお、図1に示す分周比は、一例である。
論理回路231は、基準周波数frefで動作する。論理回路232は、分周回路221の出力を入力とする回路であり、基準周波数frefを2分周又は3分周した周波数で動作する。論理回路233は、分周回路222の出力を入力とする回路であり、基準周波数frefを2分周から7分周までのいずれかの分周比で分周した周波数で動作する。分周回路221は、負荷や電源などの変動に応じて、論理回路232の動作周波数を、基準周波数frefを2分周又は3分周した周波数に切り替える。同様に、分周回路222は、負荷や電源などの変動に応じて、論理回路233の動作周波数を、基準周波数frefを2分周から7分周までのいずれかの分周比で分周した周波数に切り替える。
このように、周波数が異なる複数のクロックを生成することにより、電源等の状況に応じて、論理回路を任意の周波数で動作させることができる。
図2は、一比較形態における分周回路の構成例を示す図である。図2に示す分周回路321は、クロックCLKの周波数を分周する比(分周比)を2分周又は3分周に切り替える可変分周器である。分周回路321は、複数のDフリップフロップ1,2と、複数の否定論理和ゲート3,4とを備える。以下、"Dフリップフロップ"を、"D−FF"とも称し、"否定論理和"を"NOR"とも称する。
複数のD−FF1,2の出力信号(B,F)は、否定論理和又は否定論理積のような論理回路(この例では、NORゲート3)を介して、D−FF1に入力される。クロックCLKをD−FF1によって2分周した信号Bと、クロックCLKをD−FF2によって4分周した信号Fとが、NORゲート3に入力されることで、中間の3分周の信号Aが生成される。また、D−FF1の反転出力信号BXと分周比を切り替える制御信号Mとが、否定論理和又は否定論理積のような論理回路(この例では、NORゲート4)に入力される。NORゲート4の出力信号Eは、D−FF2に入力される。NORゲート3は、奇数分周を行うための論理演算を行い、NORゲート4は、分周比を切り替えるための論理演算を行う。
次に、図2に示す分周回路321の動作について説明する。
図3は、一比較形態における分周回路(分周回路321)の3分周動作を示すタイミングチャートである。タイミングチャート中に記載の矢印は、分周回路内のD−FF等の各部の動作(出力レベルを決める方向)を示し、当該矢印に付された数字は、分周回路内の各部の符号(D−FF1の"1"、NORゲート3の"3"など)を表す。
図3において、NORゲート4に入力される制御信号Mがローレベルのとき、NORゲート4の出力信号Eの論理レベルは、D−FF1の反転出力信号BXの論理レベルを反転させた論理レベルとなる。よって、D−FF1の反転出力信号BX(NORゲート4の出力信号E)は、D−FF2により更に1クロック分だけ遅れて、NORゲート3の入力に帰還される。NORゲート3は、二つの入力信号(B,F)が共にローレベルのときのみ、ハイレベルの出力信号Aを出力するので、分周回路321は、3分周動作を行う。
図4は、一比較形態における分周回路(分周回路321)の2分周動作を示すタイミングチャートである。
NORゲート4に入力される制御信号Mがハイレベルのとき、NORゲート4の出力信号Eの論理レベルはローレベルに固定されるので、D−FF2の出力信号Fの論理レベルもローレベルに固定される。よって、NORゲート3の出力信号Aの論理レベルは、D−FF1の非反転出力信号Bの論理レベルによって決まるので、分周回路321は、2分周動作を行う。
図5は、一比較形態における分周回路(分周回路321)の構成例を示す回路図であり、D−FF1,2及びNORゲート3,4の各回路例を示す。なお、PMOSは、Pチャネル型のMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)を表し、NMOSは、Nチャネル型のMOSFETを表す。
D−FF1は、PMOS41,42とNMOS43とが縦積みされたDラッチと、PMOS44とNMOS45,46とが縦積みされたDラッチと、PMOS25,27とNMOS26,28とを論理整合用に有する整合回路とを備える。D−FF2は、PMOS47,48とNMOS49とが縦積みされたDラッチと、PMOS50とNMOS51,52とが縦積みされたDラッチと、PMOS53とNMOS54とを論理整合用に有する整合回路とを備える。NORゲート3は、PMOS21,22とNMOS23,24とを有する縦積み構造を有する。NORゲート4は、PMOS31,32とNMOS33,34とを有する縦積み構造を有する。
しかしながら、図2に示す形態の分周回路321におけるD−FF1,2及びNORゲート3,4のそれぞれの機能を実現する複数の回路を、図5に示すようにそのまま接続すると、トランジスタの数が比較的多くなり、分周回路の回路規模が大きくなる。
本開示は、回路規模を縮小可能な分周回路、情報処理装置及び情報処理方法を提供する。次に、回路規模を縮小可能な分周回路、情報処理装置及び情報処理方法について説明する。
図6は、第1の実施形態における分周回路の機能ブロック図である。図6に示す分周回路121は、クロックCLKの周波数を分周する比(分周比)を制御信号Mに従って2分周又は3分周に切り替え、切り替え後の分周比で分周された周波数を有する出力信号OUTを出力する可変分周器である。分周回路121は、直列に複数される複数段のD−FF11,12を備える。
初段のD−FF11は、直列に接続される2段のDラッチ61,62を有する。D−FF11は、分周回路121の最も入力側のDフリップフロップである。Dラッチ61は、分周回路121の出力信号OUT(信号A)を入力とする入力側ラッチであり、Dラッチ62は、Dラッチ61の出力信号(信号G)を入力とする出力側ラッチである。
最終段のD−FF12は、直列に接続される2段のDラッチ63,64と、論理整合回路65とを有する。D−FF12は、分周回路121の最も出力側のDフリップフロップである。Dラッチ63は、Dラッチ62の出力信号(信号B)を入力とする入力側ラッチであり、Dラッチ64は、Dラッチ63の出力信号(信号H)を入力とする出力側ラッチである。論理整合回路65は、Dラッチ64の出力信号(信号F)を入力とする反転回路(インバータ)であり、論理レベルが信号Fに対して反転した出力信号OUTを出力する。
Dラッチ61は、自身のノードC1から入力されるクロックCLKが第1論理レベル(例えば、ハイレベル)のとき、自身のノードDから入力される信号Aと同じ論理の信号Gを出力する(信号Aを転送する)。一方、Dラッチ61は、自身のノードC1から入力されるクロックCLKが第2論理レベル(例えば、ローレベル)のとき、信号Gの出力レベルを直前の論理レベルのまま保持する。Dラッチ63も、Dラッチ61と同じラッチ機能を有する。
Dラッチ62は、自身のノードC1から入力されるクロックCLKが第2論理レベル(例えば、ローレベル)のとき、自身のノードDから入力される信号Gと同じ論理の信号Bを出力する(信号Gを転送する)。一方、Dラッチ62は、自身のノードC1から入力されるクロックCLKが第1論理レベル(例えば、ハイレベル)のとき、信号Bの出力レベルを直前の論理レベルのまま保持する。Dラッチ64も、Dラッチ62と同じラッチ機能を有する。
Dラッチ61は、ノードDから入力される信号AをノードC1から入力されるクロックCLKで取り込むラッチ部の他に、ノードC2から入力される信号Aに基づいて奇数分周を行う奇数分周部13を有する。奇数分周部13の機能は、上述のNORゲート3の機能に対応する。
図7は、第1の実施形態における分周回路(図6の分周回路121)の機能ブロック図の動作を示すタイミングチャートである。図6において、仮にノードC2への入力が無い場合(奇数分周部13が無い構成の場合)、図7の上段に示されるように、クロックCLKを4分周した信号F(出力信号OUT)が得られる。一方、図6に示すように、ノードC2への入力が有る場合(奇数分周部13が有る構成の場合)、図7の下段に示されるように、奇数分周部13は、ノードC2に入力される信号Aによって、信号Gの位相を早める機能を有する。信号Gの位相が早まると、後段の信号B,H,Fの位相も順に早まる。これにより、奇数分周(この例では、3分周)動作を行うことができる。この奇数分周部13の機能を実現する詳細な回路については、後述する。
一方、図6において、Dラッチ62は、ノードDから入力される信号GをノードC1から入力されるクロックCLKで取り込むラッチ部の他に、クロックCLKによるDラッチ62での信号遅延を制御信号Mに基づいて無効にする無効化部14を有する。制御信号Mは、分周比を切り替えるための信号である。無効化部14の機能は、上述のNORゲート4の機能に対応する。無効化部14は、制御信号Mを所定の論理レベルに固定することにより、Dラッチ62のノードDから入力される信号GをDラッチ62のノードQにスルーさせることができる。Dラッチ62をスルーさせると、Dラッチ62の前後のDラッチ61,63に入力されるクロックCLKは同じ論理になり、Dラッチ2段分(D−FF1段分)がスルーとなる。これにより、偶数分周の比を減少させることができる。
図8は、第1の実施形態における分周回路(図6の分周回路121)の構成例を示す回路図であり、D−FF11,12の各回路例を示す。D−FF11,12は、いずれも、回路内の寄生容量に充電又は回路内の寄生容量から放電される電荷に基づいて動作するダイナミック型のDフリップフロップである。
初段のD−FF11は、Dラッチ61と、NMOS55と、Dラッチ62と、PMOS56とを備える。
Dラッチ61は、クロックCLKが入力されるPMOS42と、第1電位VddとPMOS42との間に接続されるPMOS41と、第2電位VssとPMOS42との間に接続されるNMOS43とを有するダイナミックラッチである。PMOS41とNMOS43は、分周回路121の出力信号OUT(信号A)を入力とする。第2電位Vssは、第1電位Vddよりも電位が低い部位である。PMOS42は、入力側ラッチの第1スイッチの一例であり、PMOS41は、入力側ラッチの第1ハイサイドスイッチの一例であり、NMOS43は、入力側ラッチの第1ローサイドスイッチの一例である。
PMOS42は、クロックCLKが入力されるゲートと、PMOS41のドレインが接続されるソースと、NMOS43のドレインが接続されるドレインとを有する。PMOS41は、信号Aが入力されるゲートと、第1電位Vddに接続されるソースと、PMOS42のソースに接続されるドレインとを有する。NMOS43は、信号Aが入力されるゲートと、第2電位Vssに接続されるソースと、PMOS42のドレインに接続されるドレインとを有する。
NMOS55は、PMOS42に並列に接続され、クロックCLKとは異なる信号である信号Aを入力とする。NMOS55は、奇数分周部13として機能する。NMOS55は、信号Aが入力されるゲートと、PMOS42のソースに接続されるドレインと、PMOS42のドレインに接続されるソースとを有する。
Dラッチ62は、クロックCLKが入力されるNMOS45と、第1電位VddとNMOS45との間に接続されるPMOS44と、第2電位VssとNMOS45との間に接続されるNMOS46とを有するダイナミックラッチである。NMOS45は、出力側ラッチの第1スイッチの一例であり、PMOS44は、出力側ラッチの第2ハイサイドスイッチの一例であり、NMOS46は、出力側ラッチの第2ローサイドスイッチの一例である。
NMOS45は、クロックCLKが入力されるゲートと、PMOS44のドレインが接続されるドレインと、NMOS46のドレインが接続されるソースとを有する。PMOS44は、PMOS42のソース(ノードP1)に接続されるゲートと、第1電位Vddに接続されるソースと、NMOS45のドレインに接続されるドレインとを有する。NMOS46は、PMOS42のドレイン(ノードN1)に接続されるゲートと、第2電位Vssに接続されるソースと、NMOS45のソースに接続されるドレインとを有する。
PMOS56は、NMOS45に並列に接続され、クロックCLKとは異なる信号である制御信号Mを入力とする。PMOS56は、無効化部14として機能する。PMOS56は、制御信号Mが入力されるゲートと、NMOS45のソースに接続されるドレインと、NMOS45のドレインに接続されるソースとを有する。
最終段のD−FF12は、Dラッチ63と、Dラッチ64と、論理整合回路65とを備える。
Dラッチ63は、Dラッチ61と同じ構成を有するダイナミックラッチであり、PMOS47,48とNMOS49とを有する入力側ラッチである。PMOS48のゲートは、クロックCLKが入力され、PMOS47のゲートは、NMOS45のドレイン(ノードP2)に接続され、NMOS49のゲートは、NMOS45のソース(ノードN2)に接続される。
Dラッチ64は、Dラッチ62と同じ構成を有するダイナミックラッチであり、PMOS50とNMOS51,52とを有する出力側ラッチである。NMOS51のゲートは、クロックCLKが入力され、PMOS50のゲートは、PMOS48のソース(ノードP3)に接続され、NMOS52のゲートは、PMOS48のドレイン(ノードN3)に接続される。
論理整合回路65は、PMOS53とNMOS54とを有する。PMOS53は、NMOS51のドレイン(ノードP4)に接続されるゲートと、第1電位Vddに接続されるソースと、NMOS54のドレインに接続されるドレインとを有する。NMOS54は、NMOS51のソース(ノードN4)に接続されるゲートと、第2電位Vssに接続されるソースと、PMOS53のドレインに接続されるドレインとを有する。PMOS53のドレインとNMOS54のドレインとが接続されるノードから、出力信号OUTが出力される。
図9は、第1の実施形態における分周回路の3分周動作を示すタイミングチャートである。図10は、第1の実施形態における分周回路の2分周動作を示すタイミングチャートである。タイミングチャート中に記載の矢印は、分周回路121内の各MOSトランジスタの動作(出力レベルを決める方向)を示す。また、当該矢印に付された数字は、分周回路121内の各MOSトランジスタの符号(PMOS42の"42"、NMOS43の"43"など)を表す。
3分周を得る場合(図9)、制御信号Mをハイレベルにすることで、PMOS56をオフ状態にする。D−FFを単に2段接続すると、4分周クロックが出力信号OUTとして出力される。しかしながら、分周された信号Aをトランジスタ55に入力することによって、ノードP1での信号の切り替えタイミングが早まるので、3分周クロックが出力信号OUTとして得られる。
2分周を得る場合(図10)、制御信号Mをローレベルにすることで、PMOS56のオンによりノードP2とノードN2とが短絡状態となる。これにより、クロックCLKが入力されるNMOS45の動作を無効にすることで、直列に接続された2段のD−FF11,12を1段分の働きにできるので、2分周クロックが出力信号OUTとして得られる。
このように、各MOSトランジスタを図8のように接続することによって、分周回路121は、制御信号Mがハイレベルのとき、図9に示す3分周動作を行い、制御信号Mがローレベルのとき、図10に示す2分周動作を行う。
次に、2分周と3分周の可変分周比を持つ可変分周回路について、一比較形態における構成(図5)と、第1の実施形態における構成(図8)とを比較する。分周回路321(図5)も分周回路121(図8)も、異なる分周比クロックから中間の分周比を得る第1論理構成部と、分周回路を無効にしてクロックをスルーさせる第2論理構成部とを有する。
分周回路321では、第1論理構成部は、二つのクロック入力(信号B,F)を持つNORゲート3によって実現されている。NORゲート3は、4つのMOSトランジスタにより形成されており、NORゲート3の出力は、D−FF1に入力される。一方、分周回路121では、第1論理構成部は、D−FF11内に組み込まれたNMOS55(奇数分周部13)によって実現されている。NMOS55は、PMOS42に並列に接続され、PMOS42とは逆極性のスイッチである。このように、分周回路321では、第1論理構成部を4つのトランジスタで実現しているのに対し、分周回路121では、第1論理構成部を1つのトランジスタで実現している。
また、分周回路321では、第2論理構成部は、NORゲート4によって実現されている。4分周を停止するため、NORゲート4に入力される制御信号Mをハイレベルにすることによって、D−FF2から出力される信号Fはローレベルに固定される。NORゲート4は、4つのMOSトランジスタにより形成されている。一方、分周回路121では、第2論理構成部は、D−FF11内に組み込まれたPMOS56(無効化部14)によって実現されている。PMOS56は、NMOS45に並列に接続され、NMOS45とは逆極性のスイッチである。このように、分周回路321では、第2論理構成部を4つのトランジスタで実現しているのに対し、分周回路121では、第2論理構成部を1つのトランジスタで実現している。
したがって、分周回路121は、分周回路321に比べて少ないトランジスタによって、同一の可変分周機能を実現できる。よって、分周回路121の回路規模を縮小でき、その消費電力を低減できる。また、分周回路121を図1の分周回路221に適用することで、情報処理装置201を小型化し、その消費電力を削減できる。
図11は、第2の実施形態における分周回路の構成例を示す回路図である。第1の実施形態と同様の構成及び効果についての説明は、上述の説明を援用することで、省略又は簡略する。
図11に示す分周回路122は、クロックCLKの周波数を分周する比(分周比)を制御信号M1,M2,M3に従って2分周から7分周までのいずれかの分周比に切り替え、切り替え後の分周比で分周された周波数を有する出力信号OUTを出力する可変分周器である。分周回路122は、直列に複数される複数段のD−FF111,112,113,114を備える。
初段のD−FF111は、D−FF11(図8)と同じ構成を有する。D−FF111は、分周回路122の最も入力側のDフリップフロップである。2段目のD−FF112及び3段目のD−FF113は、初段のD−FF111からNMOS55を削除した構成と同じ構成を有する。D−FF112は、PMOS47,48とNMOS49とを有する入力側ダイナミックラッチと、PMOS50とNMOS51,52とを有する出力側ダイナミックラッチと、NMOS51に並列に接続されるPMOS76とを備える。D−FF113は、PMOS67,68とNMOS69とを有する入力側ダイナミックラッチと、PMOS70とNMOS71,72とを有する出力側ダイナミックラッチと、NMOS71に並列に接続されるPMOS96とを備える。最終段のD−FF114は、D−FF12(図8)と同じ構成を有する。D−FF114は、分周回路122の最も出力側のDフリップフロップである。D−FF114は、PMOS87,88とNMOS89とを有する入力側ダイナミックラッチと、PMOS90とNMOS91,92とを有する出力側ダイナミックラッチと、PMOS53とNMOS54とを有する論理整合回路とを備える。
初段のD−FF111は、クロックCLKが入力されるPMOS42を有する入力側ダイナミックラッチと、出力信号OUTを入力とするNMOS55とを有する。D−FF111は、分周回路122の最も入力側のDフリップフロップである。PMOS42は、第1スイッチの一例であり、NMOS55は、第2スイッチの一例である。
最終段のD−FF114を除く各段のD−FF111,112,113は、クロックCLKが入力されるNMOS45,51,71を有する出力側ダイナミックラッチと、制御信号M1,M2,M3を入力とするPMOS56,76,96とを有する。D−FF111,112,113は、分周回路122の最も出力側のD−FF114以外のDフリップフロップである。NMOS45,51,71は、第3スイッチの一例であり、PMOS56,76,96は、第4スイッチの一例である。
図12は、第2の実施形態における分周回路で使用する制御信号と分周比の関係を示す表である。制御信号M1,M2,M3の各論理レベルを1(ハイレベル)又は0(ローレベル)に設定することによって、分周回路122は、クロックCLKの周波数fCLKと出力信号OUTの周波数fOUTとの分周比を、2から7までのいずれかの整数に切り替えできる。
したがって、分周回路122は、2分周から7分周までのいずれかの分周比で分周する従来の分周回路に比べて少ないトランジスタによって、同一の可変分周機能を実現できる。よって、分周回路122の回路規模を縮小でき、その消費電力を低減できる。また、分周回路122を図1の分周回路222に適用することで、情報処理装置201を小型化し、その消費電力を削減できる。
図13は、情報処理装置の第2の構成例を示す図である。図13に示す情報処理装置202は、複数の論理回路を用いて情報を処理する装置である。第1の構成例(図1)と同様の構成及び効果についての説明は、上述の説明を援用することで、省略又は簡略する。情報処理装置202は、発振回路210と、分周回路223,224と、論理回路234,235とを備える。
分周回路223は、基準周波数frefのクロックを偶数分周する可変分周器であり、分周回路224は、基準周波数frefのクロックを奇数分周する固定分周器である。分周回路223は、基準周波数frefを2分周又は4分周した周波数を有するクロックを出力し、分周回路224は、基準周波数frefを3分周した周波数を有するクロックを出力する。なお、図13に示す分周比は、一例である。
論理回路234は、分周回路223の出力を入力とする回路であり、基準周波数frefを2分周又は4分周した周波数で動作する。論理回路235は、分周回路224の出力を入力とする回路であり、基準周波数frefを3分周した周波数で動作する。
図14は、偶数分周を行う分周回路の構成例を示す回路図である。図14に示す分周回路223は、分周回路121(図8)からNMOS55を削除した構成と同じ構成を有する。分周回路223は、クロックCLKが入力されるNMOS45を有するダイナミックラッチと、NMOS45に並列に接続され、クロックCLKとは異なる信号である制御信号Mを入力とするPMOS56とを備える。分周回路223は、この構成により、クロックCLKの周波数を分周する比(分周比)を制御信号Mに従って2分周又は4分周に切り替え、切り替え後の分周比で分周された周波数を有する出力信号OUTを出力する。
図15は、奇数分周を行う分周回路の構成例を示す回路図である。図15に示す分周回路224は、分周回路121(図8)からPMOS56を削除した構成と同じ構成を有する。分周回路224は、クロックCLKが入力されるPMOS42を有するダイナミックラッチと、PMOS42に並列に接続され、クロックCLKとは異なる信号である出力信号OUTを入力とするNMOS55とを備える。分周回路224は、この構成により、クロックCLKを固定の分周比3で分周する。
以上、分周回路、情報処理装置及び情報処理方法を実施形態により説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。他の実施形態の一部又は全部との組み合わせや置換などの種々の変形及び改良が、本発明の範囲内で可能である。
例えば、図示の分周回路において、クロックCLKを入力とするMOS、出力信号OUTを入力とするMOS、および制御信号Mを入力とするMOSは、P型をN型に且つN型をP型に、極性を反転させてもよい。
また、D−FFを接続する段数は、上述の構成に限られず、D−FFを多段に接続して、分周比を拡大してもよい。
以上の実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
クロックを出力する発振回路と、前記クロックを分周する分周回路と、前記分周回路の出力を入力とする論理回路とを備え、
前記分周回路は、直列に接続される複数のDフリップフロップを備え、
前記複数のDフリップフロップのうち少なくとも一つは、前記クロックが入力される第1スイッチを有するダイナミックラッチと、前記第1スイッチに並列に接続され、前記クロックとは異なる信号を入力とする第2スイッチとを備える、情報処理装置。
(付記2)
前記複数のDフリップフロップのうち、前記分周回路の最も入力側のDフリップフロップは、前記ダイナミックラッチを、入力側ラッチとし、前記信号を、前記分周回路の出力とする構成を備える、付記1に記載の情報処理装置。
(付記3)
前記入力側ラッチは、第1電位と前記入力側ラッチの前記第1スイッチとの間に接続される第1ハイサイドスイッチと、前記第1電位よりも電位が低い第2電位と前記入力側ラッチの前記第1スイッチとの間に接続される第1ローサイドスイッチとを有し、
前記第1ハイサイドスイッチ及び前記第1ローサイドスイッチは、前記分周回路の出力を入力とする、付記2に記載の情報処理装置。
(付記4)
前記複数のDフリップフロップのうち、前記分周回路の最も出力側のDフリップフロップ以外のDフリップフロップは、前記ダイナミックラッチを、出力側ラッチとし、前記信号を、分周比を切り替える制御信号とする構成を有する、付記1から3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
(付記5)
前記出力側ラッチは、第1電位と前記出力側ラッチの前記第1スイッチとの間に接続される第2ハイサイドスイッチと、前記第1電位よりも電位が低い第2電位と前記出力側ラッチの前記第2スイッチとの間に接続される第2ローサイドスイッチとを有する、付記4に記載の情報処理装置。
(付記6)
クロックを出力する発振回路と、前記クロックを分周する分周回路と、前記分周回路の出力を入力とする論理回路とを備え、
前記分周回路は、直列に接続される複数のDフリップフロップを備え、
前記複数のDフリップフロップのうち、前記分周回路の最も入力側のDフリップフロップは、前記クロックが入力される第1スイッチを有するダイナミックラッチと、前記第1スイッチに並列に接続され、前記分周回路の出力を入力とする第2スイッチとを備え、
前記複数のDフリップフロップのうち、前記分周回路の最も出力側のDフリップフロップ以外のDフリップフロップは、前記クロックが入力される第3スイッチを有するダイナミックラッチと、前記第3スイッチに並列に接続され、分周比を切り替える制御信号を入力とする第4スイッチとを備える、情報処理装置。
(付記7)
直列に接続される複数のDフリップフロップを備え、
前記複数のDフリップフロップのうち少なくとも一つは、クロックが入力される第1スイッチを有するダイナミックラッチと、前記第1スイッチに並列に接続され、前記クロックとは異なる信号を入力とする第2スイッチとを備える、分周回路。
(付記8)
前記複数のDフリップフロップのうち、前記分周回路の最も入力側のDフリップフロップは、前記ダイナミックラッチを、入力側ラッチとし、前記信号を、前記分周回路の出力とする構成を備える、付記7に記載の分周回路。
(付記9)
前記入力側ラッチは、第1電位と前記入力側ラッチの前記第1スイッチとの間に接続される第1ハイサイドスイッチと、前記第1電位よりも電位が低い第2電位と前記入力側ラッチの前記第1スイッチとの間に接続される第1ローサイドスイッチとを有し、
前記第1ハイサイドスイッチ及び前記第1ローサイドスイッチは、前記分周回路の出力を入力とする、付記8に記載の分周回路。
(付記10)
前記複数のDフリップフロップのうち、前記分周回路の最も出力側のDフリップフロップ以外のDフリップフロップは、前記ダイナミックラッチを、出力側ラッチとし、前記信号を、分周比を切り替える制御信号とする構成を有する、付記7から9のいずれか一項に記載の分周回路。
(付記11)
前記出力側ラッチは、第1電位と前記出力側ラッチの前記第1スイッチとの間に接続される第2ハイサイドスイッチと、前記第1電位よりも電位が低い第2電位と前記出力側ラッチの前記第2スイッチとの間に接続される第2ローサイドスイッチとを有する、付記10に記載の分周回路。
(付記12)
直列に接続される複数のDフリップフロップを備え、
前記複数のDフリップフロップのうち、分周回路の最も入力側のDフリップフロップは、前記クロックが入力される第1スイッチを有するダイナミックラッチと、前記第1スイッチに並列に接続され、前記分周回路の出力を入力とする第2スイッチとを備え、
前記複数のDフリップフロップのうち、分周回路の最も出力側のDフリップフロップ以外のDフリップフロップは、前記クロックが入力される第3スイッチを有するダイナミックラッチと、前記第3スイッチに並列に接続され、分周比を切り替える制御信号を入力とする第4スイッチとを備える、分周回路。
(付記13)
直列に接続される複数のDフリップフロップを備える分周回路と、前記分周回路の出力を入力とする論理回路とを備える情報処理装置により行われる情報処理方法であって、
前記複数のDフリップフロップのうち少なくとも一つは、第1スイッチを有するダイナミックラッチと、前記第1スイッチに並列に接続される第2スイッチとを備え、
前記第1スイッチにクロックを入力し、前記第2スイッチに前記クロックとは異なる信号を入力する、情報処理方法。
11,12 D−FF
61〜64 Dラッチ
121,122,221〜224,321 分周回路
201,202 情報処理装置
210 発振回路
231〜235 論理回路

Claims (8)

  1. クロックを出力する発振回路と、
    前記クロックを分周する分周回路と、
    前記分周回路の出力を入力とする論理回路とを備え、
    前記分周回路は、直列に接続される複数のDフリップフロップを備え、
    前記複数のDフリップフロップのうち少なくとも一つは、前記クロックが入力される第1スイッチを有するダイナミックラッチと、前記第1スイッチに並列に接続され前記クロックとは異なる信号を入力とする第2スイッチとを備える、情報処理装置。
  2. 前記複数のDフリップフロップのうち前記分周回路の最も入力側のDフリップフロップは、前記ダイナミックラッチを、入力側ラッチとし、前記信号を、前記分周回路の出力とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記入力側ラッチは、第1電位と前記入力側ラッチの前記第1スイッチとの間に接続される第1ハイサイドスイッチと、前記第1電位よりも電位が低い第2電位と前記入力側ラッチの前記第1スイッチとの間に接続される第1ローサイドスイッチとを有し、
    前記第1ハイサイドスイッチ及び前記第1ローサイドスイッチは、前記分周回路の出力を入力とする、請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記複数のDフリップフロップのうち前記分周回路の最も出力側のDフリップフロップ以外のDフリップフロップは、前記ダイナミックラッチを、出力側ラッチとし、前記信号を、分周比を切り替える制御信号とする、請求項1から3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. 前記出力側ラッチは、第1電位と前記出力側ラッチの前記第1スイッチとの間に接続される第2ハイサイドスイッチと、前記第1電位よりも電位が低い第2電位と前記出力側ラッチの前記第2スイッチとの間に接続される第2ローサイドスイッチとを有する、請求項4に記載の情報処理装置。
  6. クロックを出力する発振回路と、前記クロックを分周する分周回路と、前記分周回路の出力を入力とする論理回路とを備え、
    前記分周回路は、直列に接続される複数のDフリップフロップを備え、
    前記複数のDフリップフロップのうち前記分周回路の最も入力側のDフリップフロップは、前記クロックが入力される第1スイッチを有するダイナミックラッチと、前記第1スイッチに並列に接続され、前記分周回路の出力を入力とする第2スイッチとを備え、
    前記複数のDフリップフロップのうち前記分周回路の最も出力側のDフリップフロップ以外のDフリップフロップは、前記クロックが入力される第3スイッチを有するダイナミックラッチと、前記第3スイッチに並列に接続され、分周比を切り替える制御信号を入力とする第4スイッチとを備える、情報処理装置。
  7. 直列に接続される複数のDフリップフロップを備え、
    前記複数のDフリップフロップのうち少なくとも一つは、クロックが入力される第1スイッチを有するダイナミックラッチと、前記第1スイッチに並列に接続され、前記クロックとは異なる信号を入力とする第2スイッチとを備える、分周回路。
  8. 直列に接続される複数のDフリップフロップを備える分周回路と、前記分周回路の出力を入力とする論理回路とを備える情報処理装置により行われる情報処理方法であって、
    前記複数のDフリップフロップのうち少なくとも一つは、第1スイッチを有するダイナミックラッチと、前記第1スイッチに並列に接続される第2スイッチとを備え、
    前記第1スイッチにクロックを入力し、前記第2スイッチに前記クロックとは異なる信号を入力する、情報処理方法。
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JPS5514719A (en) * 1978-07-17 1980-02-01 Seiko Epson Corp Dynamic divider circuit
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