JP2021093042A - ヘルスケア支援プログラム、ヘルスケア支援装置及びヘルスケア支援方法 - Google Patents
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Abstract
Description
この点、従来のシステムは、体温、脈拍、発汗量等のユーザの生体情報(バイタルデータ)を取得し、取得した生体情報に基づき、ユーザの健康状態を判定の上、判定結果に応じて所定のケアを行うものであったが、精神的な健康状態を含むユーザの健康状態を、生体情報のみによって正確に判定することはできず、ユーザの実際の健康状態に合致したケアを行うことは困難であった。
ユーザが使用する端末装置と通信回線を介して接続されたサーバ装置を、
前記ユーザの精神的及び/又は身体的な健康状態を示す所定の複数の項目から、前記ユーザが改善を要する項目を判別する改善項目判別手段、
前記ユーザの精神的及び/又は身体的な健康状態を改善するための複数のレコメンドから、前記改善項目判別手段が判別した項目を改善するためのレコメンドを選定するレコメンド選定手段、
前記レコメンド選定手段が選定したレコメンドに係るデータを、送信手段によって前記端末装置へと送信させるレコメンドデータ送信制御手段、
として機能させることを特徴とする。
前記サーバ装置を、
前記ユーザに対するアンケートの回答に係る情報であるアンケート回答データを取得するアンケータ回答データ取得手段、
前記アンケート回答データを基に前記複数の項目に係るパラメータを算出するパラメータ算出手段、
としてさらに機能させ、
前記改善項目判別手段は、前記パラメータ算出手段が算出した前記パラメータを用いて、前記ユーザが改善を要する項目を判別することを特徴とする。
前記アンケート回答データは、前記複数の項目のいずれかと紐づけられた複数の質問につき、前記ユーザが複数段階の数値から選択して回答したものであり、
前記パラメータ算出手段は、各項目のそれぞれと紐づけられた質問に対する回答の平均値から、前記パラメータを算出することを特徴とする。
前記サーバ装置を、
前記複数の項目のいずれに該当する出来事であるかに係る情報を含む前記ユーザが体験した出来事についての情報である出来事データを取得する出来事データ取得手段、
前記出来事データに基づき、前記パラメータを修正するパラメータ修正手段、
としてさらに機能させることを特徴とする。
前記サーバ装置を、
前記複数の項目のうち前記ユーザが改善を希望する項目に係る情報である改善目標項目データを取得する改善目標項目データ取得手段、
としてさらに機能させ、
前記改善項目判別手段は、前記改善目標項目データを用いて、前記ユーザが改善を要する項目を判別することを特徴とする。
前記サーバ装置を、
前記ユーザによる前記レコメンドの受け入れ又は受け入れ不可の判断に係るデータを取得する受け入れ可否データ取得手段、
としてさらに機能させ、
前記レコメンド選定手段は、前記ユーザが過去に受け入れ不可と判断した前記レコメンドを予め除外の上、前記改善項目判別手段が判別した項目を改善するためのレコメンドを選定することを特徴とする。
前記サーバ装置を、
前記ユーザによる前記レコメンドの実践の有無に係るデータを取得する実践有無データ取得手段、
としてさらに機能させ、
前記レコメンド選定手段は、前記ユーザが過去に所定回数未実践とした前記レコメンドを予め除外の上、前記改善項目判別手段が判別した項目を改善するためのレコメンドを選定することを特徴とする。
前記サーバ装置を、
前記複数の項目から、前記ユーザが複数所属する所定の組織単位で改善を要する項目を判別する組織別改善項目判別手段、
前記組織に所属するユーザの精神的及び/又は身体的な健康状態を改善するための複数のレコメンドから、前記組織別改善項目判別手段が判別した項目を改善するためのレコメンドを選定する組織別レコメンド選定手段、
として機能させることを特徴とする。
ユーザが使用する端末装置と通信回線を介して接続され、
前記ユーザの精神的及び/又は身体的な健康状態を示す所定の複数の項目から、前記ユーザが改善を要する項目を判別する改善項目判別手段と、
前記ユーザの精神的及び/又は身体的な健康状態を改善するための複数のレコメンドから、前記改善項目判別手段が判別した項目を改善するためのレコメンドを選定するレコメンド選定手段と、
前記レコメンド選定手段が選定したレコメンドに係るデータを、送信手段によって前記端末装置へと送信させるレコメンドデータ送信制御手段と、
を備えることを特徴とする。
ユーザの精神的及び/又は身体的な健康状態を示す所定の複数の項目から、前記ユーザが改善を要する項目を判別する改善項目判別ステップと、
前記ユーザの精神的及び/又は身体的な健康状態を改善するための複数のレコメンドから、前記改善項目判別ステップにおいて判別された項目を改善するためのレコメンドを選定するレコメンド選定ステップと、
前記レコメンド選定ステップにおいて選定されたレコメンドを、前記ユーザに提示するレコメンド提示ステップと、
を含むことを特徴とする。
ヘルスケア支援システム100は、ユーザUの健康状態を改善するための助言であるレコメンドを提供するためのシステムであり、図1に示すように、ヘルスケア支援システム100を提供する企業等が保有するサーバ装置1と、ヘルスケア支援システム100を利用するユーザUがそれぞれ使用する携帯端末2及びウェアラブル端末3と、複数のユーザUが所属する組織の所定の統括者たるライン長Cが使用するライン長端末4と、備えて構成されている。
また、サーバ装置1と携帯端末2との間、サーバ装置1とウェアラブル端末3との間、サーバ装置1とライン長端末4との間及び携帯端末2とウェアラブル端末3との間は、通信ネットワークNを介して接続されている。
サーバ装置1は、例えば、ヘルスケア支援システム100を提供する企業等が保有するPC(Personal Computer)、WS(Work Station)等の情報機器であり、後述のように、ユーザU毎に適切なレコメンドを抽出の上、当該レコメンドに係るデータのウェアラブル端末3への送信等を行う。
なお、サーバ装置1は、必ずしもヘルスケア支援システム100を提供する企業等自らが保有することを要せず、例えば、クラウドサービスを提供する企業等が保有するPC、WS等の情報機器を利用してもよい。
なお、これらプログラムは、それぞれ別個のプログラムとして記憶されていることを必ずしも要せず、単一のプログラムが、これら複数のプログラムとしての指令内容を含むものであってもよい。
携帯端末2は、例えば、ユーザUが携帯するスマートフォン、タブレット等の通信端末であり、後述のように、ユーザUにより入力された情報のサーバ装置1への送信や、サーバ装置1から受信したアンケートのユーザUへの提示等を行う。
携帯端末2は、図3に示すように、例えば、サーバ装置1と同様に、制御部21と、記憶部22と、通信部23と、を備えると共に、更に、表示部24と、操作部25と、を備えて構成されている。
携帯端末用アプリケーション221は、ヘルスケア支援システム100使用時の携帯端末2に対する指令内容が組み合わされたプログラムであり、後述のように当該プログラムに従って、制御部21によって、ユーザUにより入力された情報のサーバ装置1への送信や、サーバ装置1から受信したアンケートのユーザUへの提示等が行われる。
また、出来事データベース222は、後述のようにウェアラブル端末3から受信した出来事データD15が記憶されるデータベースである。
なお、操作部25は、上記のキーボード、タッチパネル等に限定されず、音声入力、テキスト入力等によってユーザUの意思を反映できるものであれば、種々の手段を用いることができる。
ウェアラブル端末3は、例えば、腕時計型等のユーザUが着用可能な形状に形成された通信端末であり、後述のように、環境データD4、バイタルデータD5及び位置データD6等のデータの取得及びサーバ装置1への送信や、サーバ装置1から受信したレコメンドのユーザUへの提示等を行う。
ウェアラブル端末3は、図4に示すように、例えば、携帯端末2と同様に、制御部31と、記憶部32と、通信部33と、表示部34と、操作部35と、を備えると共に、更に、環境データD4を取得する環境データ取得部36と、バイタルデータD5を取得するバイタルデータ取得部37と、位置データD6を取得する位置データ取得部38と、を備えて構成されている。
なお、環境データ取得部36は、ウェアラブル端末3に備えられた所定のセンサ等によって情報を取得するものに限られず、例えば、ユーザUによる情報の入力や、通信ネットワークNを介した通信等により、所定の情報を取得するものであってもよい。
なお、バイタルデータ取得部37も、ウェアラブル端末3に備えられた所定のセンサ等によって情報を取得するものに限られず、例えば、ユーザUによる情報の入力や、通信ネットワークNを介した通信等により、所定の情報を取得するものであってもよい。
なお、位置データ取得部38としては、ウェアラブル端末3の位置情報を取得可能なものであればよく、GPS受信機には限られない。例えば、QZSS(Quasi-Zenith Satellite System)受信機等、その他の衛星測位システムに係る信号の受信機を使用してもよい。
ライン長端末4は、例えば、企業における部・課等の複数のユーザUが在籍する所定単位の組織において、ユーザUのヘルスケアに関し何らかの職責を負う者であるライン長Cが使用するPC、スマートフォン等の通信端末であり、後述のように、サーバ装置1から受信したレコメンドのライン長Cへの提示等を行う。
なお、ライン長Cは、複数のユーザUが在籍する組織において、当該組織に所属するユーザUのヘルスケアに対し、何らかの職責を負うものであればよく、例えば、部長、課長等の役職を有する者に限定されない。
記憶部42には、ライン長端末用アプリケーション421が備えられている。ライン長端末用アプリケーション421は、ヘルスケア支援システム100使用時のライン長端末4に対する指令内容が組み合わされたプログラムであり、後述のように当該プログラムに従って、サーバ装置1から受信したレコメンドのライン長Cへの提示等が行われる。
通信ネットワークNは、例えば、インターネット、電話回線網、携帯電話通信網、無線LAN通信網、有線LAN通信網等であり、サーバ装置1と携帯端末2との間、サーバ装置1とウェアラブル端末3との間、サーバ装置1とライン長端末4との間及び携帯端末2とウェアラブル端末3との間で、データの送受信を行うことが可能なものであれば特に限定されない。
また、サーバ装置1と携帯端末2との間、サーバ装置1とウェアラブル端末3との間、サーバ装置1とライン長端末4との間及び携帯端末2とウェアラブル端末3との間に、例えば他のサーバ等が介在している場合においても、これらの間は、通信ネットワークNを介して接続されているものとする。
以下、実施形態に係るヘルスケア支援システム100の動作の流れについて説明する。ヘルスケア支援システム100の動作は、図6に示すように、大きく分けてステップS1からステップS11の11個のステップからなる。
ヘルスケア支援システム100の利用を希望するユーザUは、システムの利用開始前に、まず、ユーザ登録を行う。
また、ユーザUは、さらに、ウェアラブル端末3から、所定のWEBサイト等にアクセスの上、ウェアラブル端末用アプリケーション321のダウンロードを行う。ダウンロードされたウェアラブル端末用アプリケーション321は、制御部31によって、記憶部32に記憶される。
具体的には、ユーザUは、まず、携帯端末2の操作部25を用いて、氏名、システム使用時のニックネーム、生年月日、性別、血液型、国籍等からなるユーザUの個人情報に係るデータである個人情報データD1と、当該ユーザUが所属する企業における部・課等の所定単位の組織を識別し得るデータである所属組織データD2と、を入力する。
個人情報データD1及び所属組織データD2の入力は、例えば、携帯端末用アプリケーション221に従って、制御部21が、必要項目の入力欄が設けられた所定の入力フォームを表示部24に表示し、ユーザUがこれに入力することによって行われるようにすればよい。
また、携帯端末用アプリケーション221及びウェアラブル端末用アプリケーション321のダウンロード並びに個人情報データD1及び所属組織データD2の入力を要するのは、ヘルスケア支援システム100利用開始前の一度のみであり、それ以降ユーザUは、個人情報データD1及び所属組織データD2に含まれる情報に変更があった場合等にのみ、変更部分につき入力すればよい。
複数のユーザUが在籍する所定単位の組織において、ユーザUのヘルスケアに関し何らかの職責を負う者であるライン長Cは、システムの利用開始前に、組織登録を行う。
具体的には、ライン長Cは、まず、ライン長端末4の操作部45を用いて、組織の名称、氏名等のライン長Cを特定できる情報、氏名等の所属するユーザUを特定できる情報等からなる、企業における部・課等の所定単位の組織の情報に係るデータである組織データD3を入力する。
組織データD3の入力は、例えば、ライン長端末用アプリケーション421に従って、制御部41が、必要項目の入力欄が設けられた所定の入力フォームを表示部44に表示し、ユーザUがこれに入力することによって行われるようにすればよい。
ウェアラブル端末用アプリケーション321がダウンロードされたウェアラブル端末3においては、制御部31が、ウェアラブル端末用アプリケーション321に従い、所定の間隔毎に、環境データ取得部36に、ウェアラブル端末3の周辺環境に係る情報、すなわち、気温、湿度、天候等に係る情報である環境データD4を取得させる。
環境データ取得部36によって環境データD4が取得される度に、制御部31は、ウェアラブル端末用アプリケーション321に従い、環境データD4を、通信部33から通信ネットワークNを介して、図7に示すようにサーバ装置1へと送信する。
ウェアラブル端末用アプリケーション321がダウンロードされたウェアラブル端末3においては、制御部31が、ウェアラブル端末用アプリケーション321に従い、所定の間隔毎に、バイタルデータ取得部37に、ウェアラブル端末3を着用するユーザUのバイタルに関する情報、すなわち、心拍数、血圧、睡眠指数、歩数、消費カロリー等のユーザUのバイタルに係る情報であるバイタルデータD5を取得させる。
バイタルデータ取得部37によってバイタルデータD5が取得される度に、制御部31は、ウェアラブル端末用アプリケーション321に従い、バイタルデータD5を、通信部33から通信ネットワークNを介して、図7に示すようにサーバ装置1へと送信する。
ウェアラブル端末用アプリケーション321がダウンロードされたウェアラブル端末3においては、制御部31が、ウェアラブル端末用アプリケーション321に従い、所定の間隔毎に、位置データ取得部38に、ウェアラブル端末3、ひいてはこれを使用するユーザUの所在する位置に係る情報である位置データD6を取得させる。
位置データ取得部38によって位置データD6が取得される度に、制御部31は、ウェアラブル端末用アプリケーション321に従い、位置データD6を、通信部33から通信ネットワークNを介して、図7に示すようにサーバ装置1へと送信する。
ステップS1においてユーザ登録が完了したユーザUは、週単位、月単位等の所定の期間毎に、当該期間の開始前に、自らの健康状態につき、改善したい項目を指定したデータである改善目標項目データD7の登録を行う。
ステップS1においてユーザ登録が完了したユーザUに対しては、例えば月に一回といった所定の頻度で、PERMAの5項目等のステップS6の目標設定時に選択可能なものと同一の所定の項目のそれぞれの状態を判定するためのアンケートを実施の上、各項目についてのパラメータの算出等がなされる。
具体的には以下のとおりである。
まず、サーバ装置1の制御部11は、アンケートプログラム126に従って、記憶部12のアンケートデータベース123に記憶された、アンケート実施画面G1に係るデータであるアンケート実施画面データD8を、当該画面を表示部24に表示させる旨の携帯端末2への所定の指令を付して、通信部13から通信ネットワークNを介して、図7に示すように携帯端末2へと送信する。
なお、図8においては1つの質問に対する質問欄G11及び解答欄G12のみを切り出して図示しているが、実際にはアンケート実施画面G1は、このような質問欄G11及び解答欄G12が、回答を要する質問の数に応じて複数連続して記載されるようにして構成される。
具体的な質問内容の一例は、例えば図9に示す通りである。図9においてLabelの欄は、いずれの項目に対応する質問かを示しており、ここでは、PERMAの5項目に加え、N(Negative emotion/ネガティブ感情),H(Health/身体的な健康)、Happy(幸福)及びLonely(孤独感)に係る質問を含む内容となっているが、各質問が対応する項目の種類は、これらに限定されるものではない。
アンケート実施画面G1が表示部24に表示されると、ユーザUは、操作部25を用いて、アンケート実施画面G1に係るアンケートにつき、質問欄G11に記載された各質問につき、解答欄G12から、自らが該当すると考える段階を選択することにより回答の入力を行う。
サーバ装置1においては、アンケートプログラム126に従い、通信部13によってアンケート回答データD9を受信すると、制御部11が、受信したアンケート回答データD9を解析し、アンケートの各質問が対応するPERMAの5項目等の各項目に係るパラメータを算出する。
また、ユーザ別パラメータデータD11の作成方法としては、例えば、アンケート回答データD9が上記のように各質問につき0から10の11段階で回答したものであった場合、各項目に係る質問に対する回答の数値(0から10)の平均値を算出することで、項目毎に数値化すればよい。
続いて、サーバ装置1の制御部11は、アンケートプログラム126に従って、ユーザ別パラメータデータD11につきユーザUへ通知する画面であるユーザ別アンケート結果通知画面G2を作成する。
ユーザ別アンケート結果通知画面G2は、例えば、図10に示すように、レーダーチャート等の所定の手法によって、当該ユーザUに係るPERMAの5項目等の各項目に係るパラメータの値について認識可能に構成された画面である。また、2度目以降のアンケート時においては、前回のアンケート時のパラメータと併記し、比較可能に構成される。
図10おいては、ユーザ別アンケート結果通知画面G2を、PERMAの5項目のみを示すレーダーチャートにより構成し、今回の解析結果G21及び前回の解析結果G22を示した場合につき図示しているが、これに限られるものではない。例えば、棒グラフや折れ線グラフ等の手法を用いてもいし、今回、前回に限らず、更にその以前のアンケート時の解析結果も表示されるようにしてもよい。
通信部23によってユーザ別アンケート結果通知画面データD12を受信した携帯端末2においては、制御部21が、携帯端末用アプリケーション221に従って、ユーザ別アンケート結果通知画面G2を、表示部24に表示する。
これによって、ユーザUは、アンケートが実施される度に、当該アンケート結果の解析により算出された、PERMAの5項目等の各項目に係るパラメータの状態について認識することができる。
続いて、サーバ装置1の制御部11は、アンケートプログラム126に従って、所定の組織毎にユーザ別パラメータデータD11を集計の上、組織別パラメータデータD13を作成する。
組織別アンケート結果通知画面は、例えば、ユーザ別アンケート結果通知画面G2と同様、レーダーチャート等の所定の手法によって、当該組織に所属するユーザUのPERMAの5項目等の各項目に係るパラメータの平均値について認識可能に構成の上、2度目以降のアンケート時においては、前回のアンケート時のパラメータと併記し、比較可能に構成すればよい。
通信部43によって組織別アンケート結果通知画面データD14を受信したライン長端末4においては、制御部41が、ライン長端末用アプリケーション421に従って、組織別アンケート結果通知画面を、表示部44に表示する。
これによって、ライン長Cは、アンケートが実施される度に、当該アンケート結果の解析により算出された、PERMAの5項目等の各項目に係るパラメータの自らが統括する組織内における状態につき、認識することができる。
ステップS1においてユーザ登録が完了したユーザUは、日常生活において何らかの「よいこと」、すなわち、当該ユーザUにとって、主観的にポジティブに感じられる出来事があった際に、逐一当該出来事に係るデータである出来事データD15につき記録する。
具体的には、以下のとおりである。
ユーザUは、日常生活において「よいこと」があり、当該出来事について記録したいと考えた場合に、ウェアラブル端末3の操作部35を用いて、当該出来事が、PERMAの5項目等のステップS6の目標設定時に選択可能な項目と同様の複数の項目のうちいずれの項目に係る出来事かを示す該当項目データD15−1と、当該出来事の当該ユーザUに対する影響の度合いを示す影響度合いデータD15−2と、を入力する。
該当項目データD15−1及び影響度合いデータD15−2が入力されると、ウェアラブル端末3においては、ウェアラブル端末用アプリケーション321に従って、制御部31が、位置データ取得部38に、該当項目データD15−1及び影響度合いデータD15−2の入力時のウェアラブル端末3の位置情報に係るデータ(出来事入力時位置データD15−3)を取得させる。
出来事入力時位置データD15−3が取得されると、ウェアラブル端末3においては、ウェアラブル端末用アプリケーション321に従って、制御部31が、表示部34に、所定のコメントの入力フォームを表示させる。
当該入力フォームが表示されると、ユーザUは、操作部35を用いて、起こった出来事の内容に関するコメントを入力する。これによってウェアラブル端末3においては、ユーザUが入力した起こった出来事の内容に関するコメントのデータであるコメントデータD15−4が取得されることとなる。
コメントデータD15−4が取得されると、ウェアラブル端末3おいては、制御部31が、ウェアラブル端末用アプリケーション321に従って、該当項目データD15−1、影響度合いデータD15−2、出来事入力時位置データD15−3及びコメントデータD15−4からなる出来事データD15を、通信部33から通信ネットワークNを介して、図7に示すように、サーバ装置1及び当該ユーザUの携帯端末2に送信する。
これによって、ユーザUは、過去の自らが「よいこと」と感じた出来事につき、携帯端末2を用いて振り返ることが可能となる。
記憶部12のユーザデータベース121に、出来事データD15が記憶されると、サーバ装置1においては、制御部11が、パラメータ更新・通知プログラム127に従い、ユーザデータベース121に当該ユーザUに係る個人情報データD1と紐付けて記憶されたユーザ別パラメータデータD11につき更新する。
具体的には、制御部11は、ユーザ別パラメータデータD11に含まれるデータのうち、出来事データD15に含まれる該当項目データD15−1に係る項目と一致する項目に係るパラメータの値を、影響度合いデータD15−2としてユーザUが選択した影響度合いに応じて向上させるようにして、ユーザ別パラメータデータD11につき更新することとなる。
通信部23によってユーザ別パラメータ更新通知画面データD16を受信した携帯端末2においては、制御部21が、携帯端末用アプリケーション221に従って、ユーザ別パラメータ更新通知画面を、表示部24に表示する。
これによって、ユーザUは、出来事データD15の登録を行う度に、それによるユーザ別パラメータデータD11の変動につき認識することができる。
サーバ装置1の記憶部12のユーザデータベース121に改善目標項目データD7及びユーザ別パラメータデータD11が記憶されたユーザUに対しては、所定のタイミングで、ユーザ別パラメータデータD11に含まれるパラメータを改善するためのユーザUに対するアドバイスである個人用レコメンドが提供される。
具体的には以下のとおりである。
まず、サーバ装置1の制御部11は、個人用レコメンド提供プログラム128に従って、個人用レコメンドが提供されるタイミングの到来につき判定する。
個人用レコメンドの提供のタイミングは、特に限定されるものではなく、何らかのタイミングを予め個人用レコメンド提供プログラム128において定めておけばよい。
a ユーザが提供を求める所定の操作を携帯端末2又はウェアラブル端末3において行い、当該操作を行った旨のデータをサーバ装置1へと送信するようにし、サーバ装置1において、当該操作を行った旨のデータを受信した時点において個人用レコメンドの提供のタイミングであると判定する。
b 朝、夕の所定の時刻といった形で、予めレコメンドの提供の時刻を定めておき、当該時刻になった時点において個人用レコメンドの提供のタイミングであると判定する。
c ランダムに、例えば一日に所定の回数、夜中以外の時間において提供すると定めておき、制御部11が個人用レコメンド提供プログラム128に従い、ランダムに任意の時点においてレコメンドの提供のタイミングであると判定する。
d 環境データD4と連動し、サーバ装置1において取得した環境データD4が所定の条件を満たすものであった場合に、レコメンドの提供のタイミングであると判定する。
e バイタルデータD5と連動し、サーバ装置1において取得したバイタルデータD5が所定の条件を満たすものであった場合に、レコメンドの提供のタイミングであると判定する。
続いて、サーバ装置1の制御部11は、個人用レコメンド提供プログラム128に従って、記憶部12のレコメンドデータベース124に記憶された個人用レコメンドデータD17から、ユーザUに提供する個人用レコメンドを選定する。
個人用レコメンドデータD17は、ユーザUに提供される複数のレコメンドの内容が、PERMAの5項目等のステップS6の目標設定時に選択可能な項目と同様の複数の項目のうち、当該レコメンドが向上を図る項目がいずれの項目であるかに係るデータと共に記憶されたデータである。
また、例えば、両者が一致する場合にのみレコメンドが提供されるようにするといった手法を採ることも可能である。
ただし、ステップS9−1において判定された提供のタイミングと、提供可能時間帯データD17−3とを対照の上、当該提供のタイミングにおいて時間帯の面で提供不可能とされているレコメンドは除外される。
提示するレコメンドが選定されると、サーバ装置1の制御部11は、個人用レコメンド提供プログラム128に従って、選定されたレコメンドに係るデータ(個人用選定レコメンドデータD19)につき、記憶部12のユーザデータベース121に当該ユーザUに係る個人情報データD1と紐付けて記憶した上で、選定されたレコメンドにつきユーザUへ提示する画面である個人用レコメンド提示画面を作成する。個人用レコメンド提示画面は、個人用選定レコメンドデータD19に係るレコメンドの内容に加え、ユーザUが当該レコメンドを受け入れ可能が不可能かにつき入力する所定のソフトウェアボタンを備える画面である。また、例えば、当該レコメンドにより改善が図られる項目の表示等のその他の所定のデータが表示されるようにしてもよい。
通信部33によって個人用レコメンド提示画面データD20を受信したウェアラブル端末3においては、制御部31が、ウェアラブル端末用アプリケーション321に従って、個人用レコメンド提示画面を、表示部34に表示する。
個人用レコメンド提示画面がウェアラブル端末3の表示部34に表示されると、ユーザUは、提示されたレコメンドの内容につきこれを確認の上、自らが当該レコメンドの内容を今後実践するかにつき検討の上、これを実践すると判断した場合には、操作部35を用いて、個人用レコメンド提示画面に表示された、当該レコメンドを受け入れ可能である旨を示す所定のソフトウェアボタンにつき操作する。
これに対し、ユーザUが、提示されたレコメンドの内容につき、これを実践しないと判断した場合には、操作部35を用いて、個人用レコメンド提示画面に表示された、当該レコメンドを受け入れ不可能である旨を示す所定のソフトウェアボタンにつき操作する。
その後、制御部11は、個人用レコメンド提供プログラム128に従い、レコメンド受け入れ可否データD21の内容が、ユーザUが提供されたレコメンドを受け入れ可能としたものか、受け入れ不可能としたものかを判別の上、受け入れ可能としたものであった場合、次のステップへと進むこととなる。
この場合、制御部11は、ステップS9−4においてユーザUが受け入れ不可能としたレコメンドを除外の上でレコメンドの選定を行う。3度目以降の選定の際には、それまでに受け入れ不可能とされた全てのレコメンドを除いた上で、提供するレコメンドの選定を行うこととなる。
続いて、サーバ装置1においては、所定のタイミングで、組織別パラメータデータD13に含まれるパラメータを改善するためのライン長Cに対するアドバイスである組織用レコメンドが提供される。
具体的には以下のとおりである。
まず、サーバ装置1の制御部11は、組織用レコメンド提供プログラム129に従って、組織用レコメンドが提供されるタイミングの到来につき判定する。
組織用レコメンドの提供のタイミングは、特に限定されるものではなく、ステップS9−1における個人用レコメンドの提供のタイミングと同様に、何らかのタイミングを予め組織用レコメンド提供プログラム129において定めておけばよい。
a ライン長Cが提供を求める所定の操作をライン長端末4において行い、当該操作を行った旨のデータをサーバ装置1へと送信するようにし、サーバ装置1において、当該操作を行った旨のデータを受信した時点において組織用レコメンドの提供のタイミングであると判定する。
b 朝、夕の所定の時刻といった形で、予めレコメンドの提供の時刻を定めておき、当該時刻になった時点において組織用レコメンドの提供のタイミングであると判定する。
c ランダムに、例えば一日に所定の回数、夜中以外の時間において提供すると定めておき、制御部11が組織用レコメンド提供プログラム129に従い、ランダムに任意の時点においてレコメンドの提供のタイミングであると判定する。
続いて、サーバ装置1の制御部11は、組織用レコメンド提供プログラム129に従って、記憶部12のレコメンドデータベース124に記憶された組織用レコメンドデータD18から、ライン長Cに提供する組織用レコメンドを選定する。
組織用レコメンドデータD18は、ライン長Cに提供される複数のレコメンドの内容が、PERMAの5項目等のステップS6の目標設定時に選択可能な項目と同様の複数の項目のうち、当該レコメンドが向上を図る項目がいずれの項目であるかに係るデータと共に記憶されたデータである。
提示するレコメンドが選定されると、サーバ装置1の制御部11は、組織用レコメンド提供プログラム129に従って、選定されたレコメンドに係るデータ(組織用選定レコメンドデータD22)につき、記憶部12の組織データベース122に当該組織に係る組織データD3と紐付けて記憶した上で、選定されたレコメンドにつきライン長Cへ提示する画面である組織用レコメンド提示画面を作成する。組織用レコメンド提示画面は、組織用選定レコメンドデータD22に係るレコメンドの内容を表示する画面である。また、例えば、当該レコメンドにより改善が図られる項目の表示等のその他の所定のデータが表示されるようにしてもよい。
通信部43によって組織用レコメンド提示画面データD23を受信したライン長端末4においては、制御部41が、ライン長端末用アプリケーション421に従って、組織用レコメンド提示画面を、表示部44に表示する。
ステップS9−4においてサーバ装置1が受信したレコメンド受け入れ可否データD21の内容が、ユーザUが提供されたレコメンドを受け入れ可能としたものであった場合、制御部11は、その後の所定のタイミングで、レコメンドを提供したユーザUに対し、提供したレコメンドを実践したかについての確認を行う。具体的には以下のとおりである。
まず、サーバ装置1の制御部11は、レコメンド実践確認プログラム130に従って、ユーザUに対する1回目のレコメンド実践確認のタイミングの到来につき判定する。1回目のレコメンド実践確認のタイミングは、特に限定されるものではなく、何らかのタイミングを予めレコメンド実践確認プログラム130において定めておけばよい。
例えば、ステップS9−3における個人用レコメンド提示画面データD20の送信から所定の時間(3時間程度が望ましい。)経過後という形で定めておくことができ、この場合、制御部11は、個人用レコメンド提示画面データD20の送信から当該時間が経過した時点において、1回目のレコメンド実践確認のタイミングが到来したと判定することとなる。また、例えば、各レコメンドの実践に係る時間の長短に応じて、レコメンド毎に異なるタイミングで1回目のレコメンド実践確認のタイミングが到来したと判定するようにすることも可能である。
通信部33によって1回目レコメンド実践確認画面データD24を受信したウェアラブル端末3においては、制御部31が、ウェアラブル端末用アプリケーション321に従って、1回目レコメンド実践確認画面を、表示部34に表示する。
これに対し、ユーザUが、提示されたレコメンドの内容につき、未だ実践していない場合には、操作部35を用いて、1回目レコメンド実践確認画面に表示された、提示されたレコメンドを実践していない旨を示す所定のソフトウェアボタンにつき操作する。
このようにして、適宜到来のタイミングの早い行程から再度実行する形で、2度目以降のアンケートに基づく解析や、レコメンドの提供等がなされることとなる。
1回目のレコメンド実践確認において受信した1回目レコメンド実践有無データD25の内容が、ユーザUが提供されたレコメンドを実践していないとしたものであった場合、サーバ装置1の制御部11は、レコメンド実践確認プログラム130に従って、ユーザUに対する2回目のレコメンド実践確認のタイミングの到来につき判定する。2回目のレコメンド実践確認のタイミングについても、特に限定されるものではなく、何らかのタイミングを予めレコメンド実践確認プログラム130において定めておけばよい。
例えば、ステップS11−1における1回目レコメンド実践確認画面データD24の送信から所定の時間(3時間程度が望ましい。)経過後という形で定めておくことができ、この場合、制御部11は、1回目レコメンド実践確認画面データD24の送信から当該時間が経過した時点において、2回目のレコメンド実践確認のタイミングが到来したと判定することとなる。また、例えば、各レコメンドの実践に係る時間の長短に応じて、レコメンド毎に異なるタイミングで2回目のレコメンド実践確認のタイミングが到来したと判定するようにすることも可能である。
通信部33によって2回目レコメンド実践確認画面データD26を受信したウェアラブル端末3においては、制御部31が、ウェアラブル端末用アプリケーション321に従って、2回目レコメンド実践確認画面を、表示部34に表示する。
これに対し、ユーザUが、提示されたレコメンドの内容につき、未だ実践していない場合には、操作部35を用いて、2回目レコメンド実践確認画面に表示された、提示されたレコメンドを実践していない旨を示す所定のソフトウェアボタンにつき操作する。
この場合、ステップS11−1において処理を終了した場合と同様の処理がなされることとなる。
この場合も、ステップS11−1において、処理を終了した場合と同様の処理がなされることとなる。
また、反対に、より除外され難くしたい場合には、例えば、未実施となった旨のデータが記憶されるまでに要するレコメンド実践確認の回数及び/又は除外されるのに必要となる未実施となった旨のデータの記憶の数を増やせばよい。
本実施形態に係るヘルスケア支援システム100によれば、サーバ装置1において、PERMAの5項目等の所定の複数の健康状態に係る項目から、ユーザUが改善を要する項目を判別の上で、各項目につき改善するための多数のレコメンドが記憶された個人用レコメンドデータD17から、当該項目を改善するためのレコメンドが選定され、選定されたレコメンドがユーザUに提示されることから、ユーザUの実際の健康状態に合致したケアを行い易くなる。
ユーザUは、当然自らの健康状態について最もよく認識している者であることから、ユーザUの希望に合致したレコメンドを提供可能とすることによっても、ユーザUの実際の健康状態に合致したケアを行い易くなる。
上記においては、ステップS9−2におけるユーザUに提供するレコメンドの選定を、ユーザ別パラメータデータD11及び/又は改善目標項目データD7に基づいて行う場合につき説明したが、さらに複数のデータを収集の上、これらを基にしたディープラーニングにより、各データと適切なアドバイスとの相関関係を示すAIを作成の上、当該AIに各データを入力することにより、入力されたデータに応じて適切なアドバイスが選定されるようにしてもよい。
このようなディープラーニングに用いる情報としては、例えば、アンケート回答データD9及びその推移、バイタルデータD5及びその推移、ユーザ別パラメータデータD11及びその推移、出来事データD15、レコメンド受け入れ可否データD21、1回目レコメンド実践有無データD25及び2回目レコメンド実践有無データD27、環境データD4並びにバイタルデータD5等が考えられる。
1 サーバ装置
11 制御部(改善項目判別手段、レコメンド選定手段、レコメンドデータ送信制御手段、パラメータ算出手段、パラメータ修正手段、組織別改善項目判別手段、組織別レコメンド選定手段)
12 記憶部
121 ユーザデータベース
122 組織データベース
123 アンケートデータベース
124 レコメンドデータベース
125 データ登録プログラム(ヘルスケア支援プログラム)
126 アンケートプログラム(ヘルスケア支援プログラム)
127 パラメータ更新・通知プログラム(ヘルスケア支援プログラム)
128 個人用レコメンド提供プログラム(ヘルスケア支援プログラム)
129 組織用レコメンド提供プログラム(ヘルスケア支援プログラム)
130 レコメンド実践確認プログラム(ヘルスケア支援プログラム)
13 通信部(送信手段、アンケータ回答データ取得手段、出来事データ取得手段、改善目標項目データ取得手段、受け入れ可否データ取得手段、実践有無データ取得手段)
2 携帯端末(端末装置)
3 ウェアラブル端末(端末装置)
4 ライン長端末
N 通信ネットワーク(通信回線)
D7 改善目標項目データ
D9 アンケート回答データ
D11 ユーザ別パラメータデータ
D13 組織別パラメータデータ
D15 出来事データ
D17 個人用レコメンドデータ
D18 組織用レコメンドデータ
D19 個人用選定レコメンドデータ
D21 レコメンド受け入れ可否データ
D22 組織用選定レコメンドデータ
D25 1回目レコメンド実践有無データ
D27 2回目レコメンド実践有無データ
D28 未実施レコメンドデータ
Claims (10)
- ユーザが使用する端末装置と通信回線を介して接続されたサーバ装置を、
前記ユーザの精神的及び/又は身体的な健康状態を示す所定の複数の項目から、前記ユーザが改善を要する項目を判別する改善項目判別手段、
前記ユーザの精神的及び/又は身体的な健康状態を改善するための複数のレコメンドから、前記改善項目判別手段が判別した項目を改善するためのレコメンドを選定するレコメンド選定手段、
前記レコメンド選定手段が選定したレコメンドに係るデータを、送信手段によって前記端末装置へと送信させるレコメンドデータ送信制御手段、
として機能させるヘルスケア支援プログラム。 - 前記サーバ装置を、
前記ユーザに対するアンケートの回答に係る情報であるアンケート回答データを取得するアンケータ回答データ取得手段、
前記アンケート回答データを基に前記複数の項目に係るパラメータを算出するパラメータ算出手段、
としてさらに機能させ、
前記改善項目判別手段は、前記パラメータ算出手段が算出した前記パラメータを用いて、前記ユーザが改善を要する項目を判別することを特徴とする請求項1に記載のヘルスケア支援プログラム。 - 前記アンケート回答データは、前記複数の項目のいずれかと紐づけられた複数の質問につき、前記ユーザが複数段階の数値から選択して回答したものであり、
前記パラメータ算出手段は、各項目のそれぞれと紐づけられた質問に対する回答の平均値から、前記パラメータを算出することを特徴とする請求項2に記載のヘルスケア支援プログラム。 - 前記サーバ装置を、
前記複数の項目のいずれに該当する出来事であるかに係る情報を含む前記ユーザが体験した出来事についての情報である出来事データを取得する出来事データ取得手段、
前記出来事データに基づき、前記パラメータを修正するパラメータ修正手段、
としてさらに機能させる請求項2又は3に記載のヘルスケア支援プログラム。 - 前記サーバ装置を、
前記複数の項目のうち前記ユーザが改善を希望する項目に係る情報である改善目標項目データを取得する改善目標項目データ取得手段、
としてさらに機能させ、
前記改善項目判別手段は、前記改善目標項目データを用いて、前記ユーザが改善を要する項目を判別することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のヘルスケア支援プログラム。 - 前記サーバ装置を、
前記ユーザによる前記レコメンドの受け入れ又は受け入れ不可の判断に係るデータを取得する受け入れ可否データ取得手段、
としてさらに機能させ、
前記レコメンド選定手段は、前記ユーザが過去に受け入れ不可と判断した前記レコメンドを予め除外の上、前記改善項目判別手段が判別した項目を改善するためのレコメンドを選定することを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載のヘルスケア支援プログラム。 - 前記サーバ装置を、
前記ユーザによる前記レコメンドの実践の有無に係るデータを取得する実践有無データ取得手段、
としてさらに機能させ、
前記レコメンド選定手段は、前記ユーザが過去に所定回数未実践とした前記レコメンドを予め除外の上、前記改善項目判別手段が判別した項目を改善するためのレコメンドを選定することを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載のヘルスケア支援プログラム。 - 前記サーバ装置を、
前記複数の項目から、前記ユーザが複数所属する所定の組織単位で改善を要する項目を判別する組織別改善項目判別手段、
前記組織に所属するユーザの精神的及び/又は身体的な健康状態を改善するための複数のレコメンドから、前記組織別改善項目判別手段が判別した項目を改善するためのレコメンドを選定する組織別レコメンド選定手段、
として機能させる請求項1から7のいずれか一項に記載のヘルスケア支援プログラム。 - ユーザが使用する端末装置と通信回線を介して接続され、
前記ユーザの精神的及び/又は身体的な健康状態を示す所定の複数の項目から、前記ユーザが改善を要する項目を判別する改善項目判別手段と、
前記ユーザの精神的及び/又は身体的な健康状態を改善するための複数のレコメンドから、前記改善項目判別手段が判別した項目を改善するためのレコメンドを選定するレコメンド選定手段と、
前記レコメンド選定手段が選定したレコメンドに係るデータを、送信手段によって前記端末装置へと送信させるレコメンドデータ送信制御手段と、
を備えるヘルスケア支援装置。 - ユーザの精神的及び/又は身体的な健康状態を示す所定の複数の項目から、前記ユーザが改善を要する項目を判別する改善項目判別ステップと、
前記ユーザの精神的及び/又は身体的な健康状態を改善するための複数のレコメンドから、前記改善項目判別ステップにおいて判別された項目を改善するためのレコメンドを選定するレコメンド選定ステップと、
前記レコメンド選定ステップにおいて選定されたレコメンドを、前記ユーザに提示するレコメンド提示ステップと、
を含むヘルスケア支援方法。
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Applications Claiming Priority (1)
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JP2019224119A JP2021093042A (ja) | 2019-12-12 | 2019-12-12 | ヘルスケア支援プログラム、ヘルスケア支援装置及びヘルスケア支援方法 |
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JP2019224119A Pending JP2021093042A (ja) | 2019-12-12 | 2019-12-12 | ヘルスケア支援プログラム、ヘルスケア支援装置及びヘルスケア支援方法 |
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