JP2021093003A - 力覚提示装置、力覚提示方法、及びプログラム - Google Patents

力覚提示装置、力覚提示方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザが、力覚提示装置を用いて、仮想空間内のオブジェクトを選択する場合において、操作性の向上を図り得る、力覚提示装置、力覚提示方法、及びプログラムを提供する。【解決手段】力覚提示装置100は、ユーザに対して力覚を提示する。力覚提示装置100は、ユーザによる操作が入力される操作部材10と、操作部材10に対して、力覚となる力を印加する、力覚発生機構20と、仮想空間にあるオブジェクトから、操作部材10に入力されたユーザの操作に応じて仮想空間内を移動するポインターまでの距離を算出し、算出した距離が閾値以下となり、且つ縮小傾向にある場合に、力覚発生機構20に対して、入力された操作が加勢されるように、操作部材10への力の印加を行わせる、制御部30と、を備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、仮想空間にあるオブジェクトに対してユーザが操作を与えた場合に、ユーザに力覚をフィードバックするための、力覚提示装置及び力覚提示方法に関し、更には、これらを実現するためのプログラムに関する。
ハプティックデバイス(力覚提示装置)は、ユーザが、仮想空間にあるオブジェクトに対して、物理的な操作部材を介して操作を行うと、操作に応じて、この操作部材を介して、反力、振動等を与える装置である。このようなハプティックデバイスによれば、操作を行うユーザに、皮膚感覚をフィードバックできるため、ユーザは、仮想空間内にあるオブジェクトを現実の物体のように操作することができる。ハプティックデバイスは、テレビゲーム、機械の遠隔制御等において実用化されている。
例えば、特許文献1は、従来からのハプティックデバイスの一例を開示している。特許文献1に開示されたハプティックデバイスは、一端がユーザの指に接続され、他端がデバイスの本体に固定されるリンク機構と、動力源となるアクチュエータとを備えている。特許文献1に開示されたハプティックデバイスは、リンク機構を介して、アクチュエータで発生した動力をユーザの指先に伝達することで、ユーザに、皮膚感覚をフィードバックしている。
特開2009−289179号公報
しかしながら、特許文献1に開示されたハプティックデバイスには、ユーザにおいて、仮想空間にあるオブジェクトを選択することが難しいという問題がある。
具体的には、ハプティックデバイスを用いる場合は、通常、仮想空間内には、ユーザによる操作部材を介した操作に応じて移動するポインターが表示されている。このため、ユーザは、まず、選択したいオブジェクトにポインターを重ね、その状態でオブジェクトの選択を実行する。
但し、画面上に表示される仮想空間の画像は、仮想空間を特定方向に垂直な面に投影して得られる2次元の画像である。この結果、画面上でオブジェクトとポインターとが重なっていても、仮想空間内ではこれら重なっていない場合があり、ユーザが選択を行ったつもりでも実際にはオブジェクトが選択されていない場合がある。
本発明の目的の一例は、上記問題を解消し、ユーザが、力覚提示装置を用いて、仮想空間内のオブジェクトを選択する場合において、操作性の向上を図り得る、力覚提示装置、力覚提示方法、及びプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の一側面における力覚提示装置は、ユーザに対して力覚を提示するための装置であって、
ユーザによる操作が入力される操作部材と、
前記操作部材に対して、前記力覚となる力を印加する、力覚発生機構と、
仮想空間にあるオブジェクトから、前記操作部材に入力されたユーザの操作に応じて前記仮想空間内を移動するポインターまでの距離を算出し、算出した前記距離が閾値以下となり、且つ縮小傾向にある場合に、前記力覚発生機構に対して、入力された前記操作が加勢されるように、前記操作部材への前記力の印加を行わせる、制御部と、
を備えている、
ことを特徴とする。
また、上記目的を達成するため、本発明の一側面における力覚提示方法は、ユーザに対して力覚を提示するための方法であって、
ユーザによる操作が入力される操作部材と、
前記操作部材に対して、力覚となる力を印加する、力覚発生機構と、を用い、
(a)仮想空間にあるオブジェクトから、前記操作部材に入力されたユーザの操作に応じて前記仮想空間内を移動するポインターまでの距離を算出する、ステップと、
(b)算出した前記距離が閾値以下となり、且つ縮小傾向にある場合に、前記力覚発生機構に対して、入力された前記操作が加勢されるように、前記操作部材への前記力の印加を行わせる、ステップと、
を有する、ことを特徴とする。
更に、上記目的を達成するため、本発明の一側面におけるプログラムは、
ユーザに対して力覚を提示するため、
ユーザによる操作が入力される操作部材と、
前記操作部材に対して、力覚となる力を印加する、力覚発生機構と、
コンピュータと、
を備えた力覚発生装置において、
前記コンピュータに、
(a)仮想空間にあるオブジェクトから、前記操作部材に入力されたユーザの操作に応じて前記仮想空間内を移動するポインターまでの距離を算出する、ステップと、
(b)算出した前記距離が閾値以下となり、且つ縮小傾向にある場合に、前記力覚発生機構に対して、入力された前記操作が加勢されるように、前記操作部材への前記力の印加を行わせる、ステップと、
を実行させる、ことを特徴とする。
以上のように本発明によれば、ユーザが、力覚提示装置を用いて、仮想空間内のオブジェクトを選択する場合において、操作性の向上を図ることができる。
図1は、本発明の実施の形態における力覚提示装置の概略構成を示すブロック図である。 図2は、本発明の実施の形態における力覚提示装置の構成をより具体的に示すブロック図である。 図3は、本発明の実施の形態における力覚提示装置が用いられる仮想空間の一例を示す図である。 図4は、本発明の実施の形態における力覚提示装置での制御処理を説明する図である。 図5は、本発明の実施の形態における力覚提示装置の動作を示すフロー図である。 図6は、本発明の実施の形態における力覚発生装置を実現するためのコンピュータの一例を示すブロック図である。
(実施の形態)
以下、本発明の実施の形態における、力覚提示装置、力覚提示方法、及びプログラムについて、図1〜図6を参照しながら説明する。
[装置構成]
最初に、図1を用いて、実施の形態における力覚提示装置の構成について説明する。図1は、本発明の実施の形態における力覚提示装置の概略構成を示すブロック図である。
図1に示す、実施の形態における力覚提示装置100は、ユーザに対して力覚を提示するための装置である。図1に示すように、力覚提示装置100は、操作部材10と、力覚発生機構20と、制御部30とを備えている。
操作部材10は、ユーザによる操作が入力される部材である。ユーザが、操作部材10を介して操作を入力されると、それに応じて、仮想空間内では、ポインターが移動することになる。力覚発生機構20は、操作部材10に対して、力覚となる力を印加する。操作部材10及び力覚発生機構20の具体的構成については後述する。
制御部30は、まず、仮想空間にあるオブジェクトから、操作部材に入力されたユーザの操作に応じて仮想空間内を移動するポインターまでの距離を算出する。更に、制御部30は、算出した距離が閾値以下となり、且つ縮小傾向にある場合に、力覚発生機構20に対して、入力された操作が加勢されるように、操作部材への力の印加を行わせる。
このように、力覚提示装置100では、ユーザが、仮想空間にあるオブジェクトと、ユーザが操作するポインターとが近づくと、ユーザに対して、ポインターがオブジェクトに吸い付いていくような力覚提示される。力覚提示装置100によれば、仮想空間内のオブジェクトを選択する場合において、操作性の向上が図られる。
続いて、図2〜図4を用いて、実施の形態における力覚提示装置100の構成及び機能についてより具体的に説明する。図2は、本発明の実施の形態における力覚提示装置の構成をより具体的に示すブロック図である。図3は、本発明の実施の形態における力覚提示装置が用いられる仮想空間の一例を示す図である。図4は、本発明の実施の形態における力覚提示装置での制御処理を説明する図である。
図2に示すように、実施の形態では、操作部材10は、ペン状の形状を呈しており、ユーザは操作部材10をペンのように指で操作する。力覚発生機構20は、本実施の形態では、リンク21と、リンク22と、ジョイント25と、ジョイント26と、回転台23と、支持台24と、電動モータ27〜29とを備えている。ここで、支持台24が設置される面を接地面という。
リンク21の先端には、操作部材10と接続するためのジョイント11が設けられている。操作部材10は、リンク21の先端に、ジョイント11を介して、接地面に垂直な方向に沿って回転可能に取り付けられている。リンク21の基端は、リンク22の先端に、ジョイント25を介して、接地面に垂直な方向に沿って回転可能に取り付けられている。リンク22の基端は、回転台23に、ジョイント26を介して、接地面に垂直な方向に沿って回転可能に取り付けられている。回転台23は、支持台24に、接地面に沿って回転可能に取り付けられている。
この構成により、ユーザが操作部材10を操作して動かすと、それに追随して、ジョイント11、ジョイント25、ジョイント26及び回転台23が、それぞれ回転する。そして、ジョイント11、ジョイント25、ジョイント26及び回転台23には、それぞれ、ロータリエンコーダが内蔵されており、各ロータリエンコーダは、回転角を示すポジションデータを、後述する情報処理装置32へと出力する。これにより、情報処理装置32は、操作部材10の位置を特定することができる。
また、図2に示すように、ジョイント25、ジョイント26、及び支持台24、それぞれには、電動モータ27〜29が取り付けられている。そして、電動モータ27〜29は、後述するように、制御部30による指示に応じて作動する。このため、操作部材10に力が与えられ、ユーザに対して力覚が提示される。
図2に示すように、制御部30は、実施の形態では、情報処理装置32に備えられている。また、情報処理装置32は、制御部30に加えて、情報処理部31も備えている。更に、情報処理装置32は、PC(Personal Computer)といったコンピュータであり、制御部30及び情報処理部31は、それぞれ、情報処理装置32にインストールされたプログラムによって構築されている。更に、情報処理装置32には、表示装置40が接続されている。
具体的には、情報処理部31は、航空管制を支援するプログラムを、情報処理装置32にインストールすることによって構築されている。図3に示すように、情報処理部31は、仮想空間内に、航空管制が必要な航空機を模したオブジェクト51〜53を配置し、更に、仮想空間内の状態を表示装置40の画面に表示させる。
そして、ユーザが、画面内に表示されたポインター50を操作し、これをオブジェクト52に重ねると、情報処理部31は、このオブジェクト51を選択状態とする。その後、情報処理部31は、選択されたオブジェクト51に該当する航空機の情報(例えば、便名、速度、高度等)を画面上に表示する。これにより、ユーザは、表示された情報に基づいて、選択したオブジェクトに該当する航空機が他の航空機に衝突しないかどうかを検討し、検討結果に応じて、この航空機に連絡をとる。
また、実施の形態では、上述したように、ユーザが、操作部材10を介して、ポインター50を操作する。このため、情報処理部31は、力覚発生機構20の各ロータリエンコーダから、ポジションデータが出力されてくると、出力されてきたポジションデータに基づいて、実空間における操作部材10の先端の位置座標を算出する。そして、情報処理部31は、算出した実空間における先端の位置座標を、仮想空間における位置座標に変換し、変換後の位置座標に合わせて、仮想空間内でポインター50を移動させる。
制御部30は、実施の形態では、まず、情報処理部31から、仮想空間内でのポインター50の位置座標と、仮想空間内でのオブジェクト51〜53それぞれの位置座標とを取得する。そして、制御部30は、設定間隔で、オブジェクト毎に、両者の位置座標から、オブジェクトからポインター50までの距離Dを算出する。
また、制御部30は、オブジェクト毎に、設定間隔毎に算出した距離Dから、距離Dの時系列変化を特定する。そして、制御部30は、いずれかのオブジェクトにおいて、距離Dが閾値d1以下となる場合は、距離Dが縮小傾向にあるかどうかを判定する。なお、距離Dが縮小傾向にあるとは、時間の経過に伴って距離Dが減少することを意味するが、一旦増加した後に、再度減少する場合も含まれる。また、縮小の度合は、特に限定されるものではない。
判定の結果、このオブジェクトにおいて距離Dが縮小傾向にある場合は、制御部30は、ユーザは、ポインター50を、このオブジェクトに近づけようとしていると判断する。図3の例では、制御部30は、ユーザは、ポインター50を、オブジェクト51に近づけようとしていると判断する。
この場合、制御部30は、図3の例では、ユーザによるポインター50をオブジェクト51に近づけようとする操作が加勢されるように、各電動モータ27〜29を作動させて、操作部材10に力を印加する。力が印加される方向は、図3の例では、実線の矢印の方向である。
また、操作部材に印加される力をFとすると、Fは、電動モータ27〜29それぞれのトルク及び回転角によって計算される。そして、実施の形態では、制御部30は、図4に示すように、ポインターからオブジェクトまでの距離Dが小さくなるほど、力Fが大きくなるように、電動モータ27〜29それぞれのトルク及び回転角を調整する。なお、図4の例では、Fの値は、F=(1/D)×a(a:任意の係数)の式が満たされるように算出されている。
そして、制御部30は、図4に示すように、距離Dが、閾値d1よりも小さい第2の閾値d2以下となった場合に、力覚発生機構20に対して、操作部材10への力の印加を停止させる。なお、d2は、ゼロに設定されていても良い。
[装置動作]
次に、実施の形態における力覚提示装置100の動作について図5を用いて説明する。図5は、本発明の実施の形態における力覚提示装置の動作を示すフロー図である。以下の説明においては、適宜図1〜図4を参酌する。また、実施の形態では、力覚提示装置100を動作させることによって、力覚提示方法が実施される。よって、実施の形態における力覚提示方法の説明は、以下の力覚提示装置100の動作説明に代える。
図5に示すように、最初に、情報処理装置32において、制御部30は、情報処理部31から、仮想空間内でのポインター50の位置座標と、仮想空間内でのオブジェクト51〜53それぞれの位置座標とを取得する(ステップA1)。
次に、制御部30は、オブジェクト毎に、ステップA1で取得した両者の位置座標から、オブジェクトからポインター50までの距離Dを算出する(ステップA2)。
次に、制御部30は、オブジェクト毎に、過去に算出された距離Dと、ステップA2で算出された距離Dとから、仮想空間におけるポインターまでの距離Dの時系列変化を特定する(ステップA3)。
次に、制御部30は、ステップA3で算出した距離Dが閾値d1以下となるオブジェクトが存在しているかどうかを判定する(ステップA4)。
ステップA4の判定の結果、ステップA3で算出した距離Dが閾値d1以下となるオブジェクトが存在していない場合は、制御部30は、再度ステップA1を実行する。
一方、ステップA4の判定の結果、ステップA3で算出した距離Dが閾値d1以下となるオブジェクトが存在している場合は、該当するオブジェクトについて、制御部30は、ステップA3で特定した時系列変化に基づいて、距離Dが縮小傾向にあるかどうかを判定する(ステップA5)。
ステップA5の判定の結果、該当するオブジェクトについて、距離Dが縮小傾向にない場合は、制御部30は、再度ステップA1を実行する。
一方、ステップA5の判定の結果、該当するオブジェクトについて、距離Dが縮小傾向にある場合は、制御部30は、ユーザは、ポインター50を、該当するオブジェクトに近づけようとしていると判断する(ステップA6)。
次に、制御部30は、ユーザによるポインター50をオブジェクトに近づけようとする操作が加勢されるように、ポインター50がオブジェクトに重なるまで、力覚発生機構20における各電動モータ27〜29を作動させて、操作部材10に力を印加する(ステップA7)。
具体的には、ステップA7では、制御部30は、図4に示すように、該当するオブジェクトからポインター50までの距離Dを算出し、更に、算出した距離Dに応じた力Fを算出し、力Fが提示されるように、各電動モータ27〜29を作動させる。また、制御部30は、オブジェクトからポインター50までの距離Dが閾値d2となるまで、上記の処理を設定間隔毎に繰り返す。
[実施の形態における効果]
以上のように、実施の形態によれば、仮想空間に存在するオブジェクトの付近に、ポインター50を移動させると、ユーザに対して、ポインター50が、そのオブジェクトに引き込まれるような力覚が提示される。このため、ユーザは、オブジェクトを正確にポインティングすることができる。
[プログラム]
実施の形態におけるプログラムは、情報処理装置32となるコンピュータに、図5に示すステップA1〜A7を実行させるプログラムであれば良い。このプログラムをコンピュータにインストールし、実行することによって、コンピュータのプロセッサが制御部30として機能し、実施の形態における制御部30が実現できる。また、このコンピュータには、情報処理部を構築するためのプログラムがインストールされていても良い。そして、プログラムがインストールされたコンピュータに、上述した力覚発生機構20を接続することで、実施の形態における力覚提示装置100が実現でき、更に、力覚提示装置100を稼働することによって力覚発生方法が実現できる。
また、実施の形態では、情報処理装置32は、複数のコンピュータによって構築されていても良い。この場合は、一のコンピュータが制御部30として機能し、別のコンピュータが情報処理部31として機能する。
ここで、実施の形態におけるプログラムを実行することによって、力覚提示装置100の制御部30(情報処理装置32)を実現するコンピュータについて図6を用いて説明する。図6は、本発明の実施の形態における力覚発生装置を実現するためのコンピュータの一例を示すブロック図である。
図6に示すように、コンピュータ110は、CPU(Central Processing Unit)111と、メインメモリ112と、記憶装置113と、入力インターフェイス114と、表示コントローラ115と、データリーダ/ライタ116と、通信インターフェイス117とを備える。これらの各部は、バス121を介して、互いにデータ通信可能に接続される。また、コンピュータ110は、CPU111に加えて、又はCPU111に代えて、GPU(Graphics Processing Unit)、又はFPGA(Field-Programmable Gate Array)を備えていても良い。
CPU111は、記憶装置113に格納された、本実施の形態におけるプログラム(コード)をメインメモリ112に展開し、これらを所定順序で実行することにより、各種の演算を実施する。メインメモリ112は、典型的には、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性の記憶装置である。また、本実施の形態におけるプログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体120に格納された状態で提供される。なお、本実施の形態におけるプログラムは、通信インターフェイス117を介して接続されたインターネット上で流通するものであっても良い。
また、記憶装置113の具体例としては、ハードディスクドライブの他、フラッシュメモリ等の半導体記憶装置が挙げられる。入力インターフェイス114は、CPU111と、キーボード及びマウスといった入力機器118との間のデータ伝送を仲介する。表示コントローラ115は、ディスプレイ装置119と接続され、ディスプレイ装置119での表示を制御する。
データリーダ/ライタ116は、CPU111と記録媒体120との間のデータ伝送を仲介し、記録媒体120からのプログラムの読み出し、及びコンピュータ110における処理結果の記録媒体120への書き込みを実行する。通信インターフェイス117は、CPU111と、他のコンピュータとの間のデータ伝送を仲介する。
また、記録媒体120の具体例としては、CF(Compact Flash(登録商標))及びSD(Secure Digital)等の汎用的な半導体記憶デバイス、フレキシブルディスク(Flexible Disk)等の磁気記録媒体、又はCD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)などの光学記録媒体が挙げられる。
なお、実施の形態における制御部30は、プログラムがインストールされたコンピュータではなく、各部に対応したハードウェアを用いることによっても実現可能である。更に、制御部30は、一部がプログラムで実現され、残りの部分がハードウェアで実現されていてもよい。
上述した実施の形態の一部又は全部は、以下に記載する(付記1)〜(付記9)によって表現することができるが、以下の記載に限定されるものではない。
(付記1)
ユーザに対して力覚を提示するための装置であって、
ユーザによる操作が入力される操作部材と、
前記操作部材に対して、前記力覚となる力を印加する、力覚発生機構と、
仮想空間にあるオブジェクトから、前記操作部材に入力されたユーザの操作に応じて前記仮想空間内を移動するポインターまでの距離を算出し、算出した前記距離が閾値以下となり、且つ縮小傾向にある場合に、前記力覚発生機構に対して、入力された前記操作が加勢されるように、前記操作部材への前記力の印加を行わせる、制御部と、
を備えている、
ことを特徴とする力覚提示装置。
(付記2)
付記1に記載の力覚提示装置であって、
前記制御部が、算出した前記距離が閾値以下となり、且つ縮小傾向にある場合に、前記力覚発生機構に対して、前記距離の値が小さい程、入力された前記操作への加勢が大きくなるように、前記操作部材への前記力の印加を行わせる、
ことを特徴とする力覚提示装置。
(付記3)
付記1または2に記載の力覚提示装置であって、
前記制御部が、算出した前記距離が、前記閾値よりも小さい第2の閾値以下となった場合に、前記力覚発生機構に対して、前記操作部材への前記力の印加を停止させる、
ことを特徴とする力覚提示装置。
(付記4)
ユーザに対して力覚を提示するための方法であって、
ユーザによる操作が入力される操作部材と、
前記操作部材に対して、力覚となる力を印加する、力覚発生機構と、を用い、
(a)仮想空間にあるオブジェクトから、前記操作部材に入力されたユーザの操作に応じて前記仮想空間内を移動するポインターまでの距離を算出する、ステップと、
(b)算出した前記距離が閾値以下となり、且つ縮小傾向にある場合に、前記力覚発生機構に対して、入力された前記操作が加勢されるように、前記操作部材への前記力の印加を行わせる、ステップと、
を有する、ことを特徴とする力覚提示方法。
(付記5)
付記4に記載の力覚提示方法であって、
前記(b)のステップにおいて、算出した前記距離が閾値以下となり、且つ縮小傾向にある場合に、前記力覚発生機構に対して、前記距離の値が小さい程、入力された前記操作への加勢が大きくなるように、前記操作部材への前記力の印加を行わせる、
ことを特徴とする力覚提示方法。
(付記6)
付記4または5に記載の力覚提示方法であって、
前記(b)のステップにおいて、算出した前記距離が、前記閾値よりも小さい第2の閾値以下となった場合に、前記力覚発生機構に対して、前記操作部材への前記力の印加を停止させる、
ことを特徴とする力覚提示方法。
(付記7)
ユーザに対して力覚を提示するため、
ユーザによる操作が入力される操作部材と、
前記操作部材に対して、力覚となる力を印加する、力覚発生機構と、
コンピュータと、
を備えた力覚発生装置において、
前記コンピュータに、
(a)仮想空間にあるオブジェクトから、前記操作部材に入力されたユーザの操作に応じて前記仮想空間内を移動するポインターまでの距離を算出する、ステップと、
(b)算出した前記距離が閾値以下となり、且つ縮小傾向にある場合に、前記力覚発生機構に対して、入力された前記操作が加勢されるように、前記操作部材への前記力の印加を行わせる、ステップと、
を実行させる、ことを特徴とするプログラム。
(付記8)
付記7に記載のプログラムであって、
前記(b)のステップにおいて、算出した前記距離が閾値以下となり、且つ縮小傾向にある場合に、前記力覚発生機構に対して、前記距離の値が小さい程、入力された前記操作への加勢が大きくなるように、前記操作部材への前記力の印加を行わせる、
ことを特徴とするプログラム。
(付記9)
付記7または8に記載のプログラムであって、
前記(b)のステップにおいて、算出した前記距離が、前記閾値よりも小さい第2の閾値以下となった場合に、前記力覚発生機構に対して、前記操作部材への前記力の印加を停止させる、
ことを特徴とするプログラム。
以上のように本発明によれば、ユーザが、力覚提示装置を用いて、仮想空間内のオブジェクトを選択する場合において、操作性の向上を図ることができる。本発明は、仮想空間にあるオブジェクトにユーザが操作を与えるシステムに有用である。
10 操作部材
11 ジョイント
20 力覚発生機構
21、22 リンク
23 回転台
24 支持台
25、26 ジョイント
27、28、29 電動モータ
30 制御部
31 情報処理部
32 情報処理装置
100 力覚提示装置
2 入力書面
3 1次元イメージセンサ
4 ワイドレンズ
5 照明ランプ
110 コンピュータ
111 CPU
112 メインメモリ
113 記憶装置
114 入力インターフェイス
115 表示コントローラ
116 データリーダ/ライタ
117 通信インターフェイス
118 入力機器
119 ディスプレイ装置
120 記録媒体
121 バス

Claims (9)

  1. ユーザに対して力覚を提示するための装置であって、
    ユーザによる操作が入力される操作部材と、
    前記操作部材に対して、前記力覚となる力を印加する、力覚発生機構と、
    仮想空間にあるオブジェクトから、前記操作部材に入力されたユーザの操作に応じて前記仮想空間内を移動するポインターまでの距離を算出し、算出した前記距離が閾値以下となり、且つ縮小傾向にある場合に、前記力覚発生機構に対して、入力された前記操作が加勢されるように、前記操作部材への前記力の印加を行わせる、制御部と、
    を備えている、
    ことを特徴とする力覚提示装置。
  2. 請求項1に記載の力覚提示装置であって、
    前記制御部が、算出した前記距離が閾値以下となり、且つ縮小傾向にある場合に、前記力覚発生機構に対して、前記距離の値が小さい程、入力された前記操作への加勢が大きくなるように、前記操作部材への前記力の印加を行わせる、
    ことを特徴とする力覚提示装置。
  3. 請求項1または2に記載の力覚提示装置であって、
    前記制御部が、算出した前記距離が、前記閾値よりも小さい第2の閾値以下となった場合に、前記力覚発生機構に対して、前記操作部材への前記力の印加を停止させる、
    ことを特徴とする力覚提示装置。
  4. ユーザに対して力覚を提示するための方法であって、
    ユーザによる操作が入力される操作部材と、
    前記操作部材に対して、力覚となる力を印加する、力覚発生機構と、を用い、
    (a)仮想空間にあるオブジェクトから、前記操作部材に入力されたユーザの操作に応じて前記仮想空間内を移動するポインターまでの距離を算出する、ステップと、
    (b)算出した前記距離が閾値以下となり、且つ縮小傾向にある場合に、前記力覚発生機構に対して、入力された前記操作が加勢されるように、前記操作部材への前記力の印加を行わせる、ステップと、
    を有する、ことを特徴とする力覚提示方法。
  5. 請求項4に記載の力覚提示方法であって、
    前記(b)のステップにおいて、算出した前記距離が閾値以下となり、且つ縮小傾向にある場合に、前記力覚発生機構に対して、前記距離の値が小さい程、入力された前記操作への加勢が大きくなるように、前記操作部材への前記力の印加を行わせる、
    ことを特徴とする力覚提示方法。
  6. 請求項4または5に記載の力覚提示方法であって、
    前記(b)のステップにおいて、算出した前記距離が、前記閾値よりも小さい第2の閾値以下となった場合に、前記力覚発生機構に対して、前記操作部材への前記力の印加を停止させる、
    ことを特徴とする力覚提示方法。
  7. ユーザに対して力覚を提示するため、
    ユーザによる操作が入力される操作部材と、
    前記操作部材に対して、力覚となる力を印加する、力覚発生機構と、
    コンピュータと、
    を備えた力覚発生装置において、
    前記コンピュータに、
    (a)仮想空間にあるオブジェクトから、前記操作部材に入力されたユーザの操作に応じて前記仮想空間内を移動するポインターまでの距離を算出する、ステップと、
    (b)算出した前記距離が閾値以下となり、且つ縮小傾向にある場合に、前記力覚発生機構に対して、入力された前記操作が加勢されるように、前記操作部材への前記力の印加を行わせる、ステップと、
    を実行させる、ことを特徴とするプログラム。
  8. 請求項7に記載のプログラムであって、
    前記(b)のステップにおいて、算出した前記距離が閾値以下となり、且つ縮小傾向にある場合に、前記力覚発生機構に対して、前記距離の値が小さい程、入力された前記操作への加勢が大きくなるように、前記操作部材への前記力の印加を行わせる、
    ことを特徴とするプログラム。
  9. 請求項7または8に記載のプログラムであって、
    前記(b)のステップにおいて、算出した前記距離が、前記閾値よりも小さい第2の閾値以下となった場合に、前記力覚発生機構に対して、前記操作部材への前記力の印加を停止させる、
    ことを特徴とするプログラム。
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