JP2021091512A - 給紙装置、画像形成装置および画像読取装置 - Google Patents

給紙装置、画像形成装置および画像読取装置 Download PDF

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Abstract

【課題】昇降可能なトレイ上に載置されているシートを繰り出して給紙する給紙装置において、トレイ上にシートが載置されている場合と載置されていない場合とでトレイを適した位置に移動できるようにすること。【解決手段】トレイの移動指示を受け付けた時点でのトレイ位置検出センサー525によるトレイの昇降方向の位置の検出結果とシート有無検出センサー526によるトレイ上のシートの有無の検出結果とに基づき、トレイを昇降方向のどの位置に移動させるかトレイを移動させないかを判断する判断部を備える。【選択図】図3

Description

本開示は、シートを給紙する給紙装置、画像形成装置および画像読取装置に関する。
プリンターなどの画像形成装置は、トレイ上に載置されたシートを繰り出しローラーで繰り出して、繰り出したシートを給紙ローラーと捌き部材間のニップを通過させて給紙する給紙装置を備え、給紙装置が給紙するシートにトナー像などの画像を形成する(例えば、特許文献1)。
このような給紙装置には、トレイが繰り出しローラーに対して接近および離隔するように昇降可能であり、下限位置にあるトレイを上昇させ、トレイ上のシートが繰り出しローラーに接触する上限位置に至ると、トレイの上昇を停止した後、繰り出しローラーを回転させてそのシートを繰り出す構成をとるものが多い。トレイ上にシートがあるか否かは、トレイに配されたスイッチや光学センサーなどで検出され、その検出結果からトレイ上にシートがないことがユーザーに通知される。
特開2003−155143公報
従来、トレイの昇降をトレイ上のシートの存否に関係なく行っており、このため次のような問題が生じていた。すなわち、上限位置にあるトレイに載置されているシートの先端が給紙ローラーと捌き部材間のニップに噛み込まれている状態で装置の電源がオフされ、再度オンされたときに初期復帰動作としてトレイを下降させる。
このとき、給紙ローラーと捌き部材間のニップに先端が噛み込まれているシートがぶら下がった状態になると、このぶら下がったシートが下降位置のトレイ上で浮いた状態になってスイッチやセンサーで検出できないことが起こり得る。この状態では、トレイ上にはシートが存在するのに未検出とされる。
トレイがいわゆる手差しトレイの場合、ユーザーは、手差しトレイ上に存するシートを目視できているのに、未検出であることが通知されると、どのように対処してよいのか分からなくなってしまう。
また、上記とは逆に、トレイを上限位置に移動させる初期復帰動作を行う装置であれば、トレイ上のシートの存否に関係なく上限位置への移動が実行されるが、シートがなければシート補充のためにトレイを再度、下降させるユーザー操作が別途必要になる。
上記では、画像形成装置について説明したが、これに限られず、例えば原稿(シート)を給紙、搬送して、原稿の画像を読取位置で読み取って画像データを得るスキャナーなどの画像読取装置においても、上記と同様の給紙装置を有する場合には同じ問題が生じる。
本開示は、上記の問題点を解決できる給紙装置、画像形成装置および画像読取装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本開示に係る給紙装置は、トレイ上に載置されているシートを給紙ローラーと捌き部材間のニップを通過させて給紙する給紙装置であって、前記シートを前記ニップに通過させるために、前記トレイを昇降動作させる昇降部と、前記トレイの昇降方向における位置を検出する第1検出部と、前記トレイに配され、前記トレイ上に載置されているシートを検出する第2検出部と、前記トレイの移動指示を受け付けると、前記第1検出部と前記第2検出部の検出結果に基づき、前記トレイをどの位置に移動させるかどの位置への移動も行わないかを判断する判断部と、を備えることを特徴とする。
ここで、前記第2検出部は、前記繰り出しローラーよりもシート搬送方向下流側に配置されているとしても良い。
また、前記判断部は、前記トレイの移動指示を、前記給紙装置の初期復帰動作時に受け付けるとしても良い。
さらに、前記判断部は、前記トレイの移動指示を、シートの給紙の終了時に受け付けるとしても良い。
また、前記判断部は、前記第2検出部の検出結果がシートの未検出の場合、(a)前記第1検出部が前記トレイの現在位置をシートの給紙を行うための上限位置と検出していれば、前記上限位置よりも下でありシートを補充するための下限位置への移動を判断し、前記昇降部に前記トレイを前記下限位置に移動させ、(b)前記第1検出部が前記トレイの現在位置を前記下限位置と検出していれば、前記上限位置への移動を判断し、前記昇降部に前記トレイを前記上限位置に移動させ、前記トレイが前記上限位置に位置したときに前記第2検出部がシートを未検出の場合、前記昇降部に前記トレイを前記下限位置に移動させるとしても良い。
さらに、前記判断部は、前記第2検出部の検出結果がシート検出の場合、(a)前記第1検出部が前記トレイの現在位置をシートの給紙を行うための上限位置と検出していれば、前記トレイを移動させないと判断し、(b)前記第1検出部が前記トレイの現在位置を前記上限位置よりも下でありシートを補充するための下限位置と検出していれば、前記上限位置への移動を判断し、前記昇降部に前記トレイを前記上限位置に移動させるトレイ移動時間優先処理を実行するとしても良い。
また、前記判断部は、前記第2検出部の検出結果がシート検出の場合、(a)前記第1検出部が前記トレイの現在位置をシートの給紙を行うための上限位置よりも下でありシートを補充するための下限位置と検出していれば、前記トレイを移動させないと判断し、(b)前記第1検出部が前記トレイの現在位置を前記上限位置と検出していれば、前記下限位置への移動を判断し、前記昇降部に前記トレイを前記下限位置に移動させ、前記トレイが前記下限位置に位置したときに、前記第2検出部がシートを未検出の場合、前記昇降部に前記トレイを前記上限位置に移動させるシート補充優先処理を実行するとしても良い。
さらに、前記判断部は、前記第2検出部の検出結果がシート検出の場合、(a)前記第1検出部が前記トレイの現在位置を前記下限位置と検出していれば、前記トレイを移動させないと判断し、(b)前記第1検出部が前記トレイの現在位置を前記上限位置と検出していれば、前記下限位置への移動を判断し、前記昇降部に前記トレイを前記下限位置に移動させ、前記トレイが前記下限位置に位置したときに、前記第2検出部がシートを未検出の場合、前記昇降部に前記トレイを前記上限位置に移動させるシート補充優先処理を実行し、前記トレイ移動時間優先処理と前記シート補充優先処理のいずれを実行するかを切り換え可能であるとしても良い。
ここで、前記トレイ移動時間優先処理と前記シート補充優先処理の切り換えは、ユーザーの選択結果に従うとしても良い。
また、前記トレイ移動時間優先処理と前記シート補充優先処理の切り換えは、実行中のジョブによるシートの給紙動作終了後に次のジョブによるシートの給紙動作が予定されている場合には、前記トレイ移動時間優先処理が選択され、前記予定がない場合には、前記シート補充優先処理が選択されるように行われるとしても良い。
さらに、前記判断部は、前記トレイを移動させない場合、前記トレイの移動指示を受け付けた時点での前記第2検出部の検出結果を前記トレイ上におけるシートの有無の判定結果とし、前記トレイを移動させる場合、前記トレイが移動した後に前記第2検出部で検出した結果が前記トレイの移動指示を受け付けた時点での検出結果と異なれば、前記トレイが移動した後に前記第2検出部で検出した結果を前記トレイ上におけるシートの有無の判定結果とするとしても良い。
本開示の別の局面に係る給紙装置は、トレイ上に載置されているシートを給紙ローラーと捌き部材間のニップを通過させて給紙する給紙装置であって、前記シートを前記ニップに通過させるために、前記トレイを昇降動作させる昇降部と、前記トレイに配され、前記トレイ上に載置されているシートを検出する検出部と、前記給紙装置の初期復帰動作時に、前記トレイの移動前に前記検出部によるシートの有無判断を行わせる判断部と、を備えることを特徴とする。
本開示に係る画像形成装置は、上記の給紙装置と、前記給紙装置により給紙されるシートに画像を形成する画像形成部と、を備えることを特徴とする。
本開示に係る画像読取装置は、上記の給紙装置と、前記給紙装置により搬送されるシート上の画像を読み取る読取部と、を備えることを特徴とする。
上記の構成により、トレイの移動指示を例えば上記の初期復帰動作に受け付けた時点でトレイ上のシートが検出されている場合、上限位置にあるトレイを移動させずにそのまま上限位置に位置させることで、シートが未検出にならず、かつシートがぶら下がった状態になることも回避できる。また、初期復帰動作においてトレイを下限位置から上昇させる初期復帰動作を行う装置であれば、トレイ上のシートが未検出であれば、トレイを下限位置に位置させることで、下降させるユーザーの操作が不要になる。
画像形成装置の全体構成を示す正面図である。 (a)は、手差しトレイユニットの構成を示す図であり、(b)と(c)は、手差しトレイユニットからシートが給紙される様子を示す図である。 画像形成装置の全体制御部の構成を示すブロック図である。 (a)は、トレイ移動時間優先テーブルの内容例を示す図であり、(b)は、シート補充優先テーブルの内容例を示す図である。 (a)〜(c)は、トレイ上のシートの有無とトレイの位置の組み合わせによってトレイをどの位置に移動させるかを説明するための模式図である。 (a)と(b)は、トレイ上のシートの有無とトレイの位置の組み合わせによってトレイをどの位置に移動させるかを説明するための別の模式図である。 (a)〜(c)は、トレイ上のシートの有無とトレイの位置の組み合わせによってトレイをどの位置に移動させるかを説明するためのさらに別の模式図である。 (a)は、トレイ移動時間優先が選択された場合に優先処理フラグ格納部にフラグ「0」が格納されている様子を示す図であり、(b)は、シート補充優先が選択された場合に優先処理フラグ格納部にフラグ「1」が格納されている様子を示す図である。 トレイ移動処理の内容を示すフローチャートである。 トレイ移動時間優先処理のサブルーチンの内容を示すフローチャートである。 シート補充優先処理のサブルーチンの内容を示すフローチャートである。 シート有無判定処理の内容を示すフローチャートである。
以下、本開示の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
〔1〕画像形成装置の全体構成
図1は、画像形成装置1の全体構成を示す正面図である。
同図に示すように画像形成装置1は、自動原稿搬送装置11と、自動原稿搬送装置11で搬送された原稿を読み取るための原稿読取部12と、原稿読取部12が原稿を読み取って出力する画像データに基づいてシートに画像を形成するためのプリント部13と、プリント部13にシートを供給するためのシート搬送部50と、ユーザーインターフェースとしての操作パネル20とを含む。原稿読取部12と自動原稿搬送装置11がスキャナー10を構成する。
画像形成装置1は、原稿の画像を読み取るスキャンジョブと、読み取って得られた画像データに基づいて原稿画像をシートにプリントするコピージョブと、ネットワークを介して接続されている外部端末(不図示)からのジョブの要求を受け付けて、受け付けたジョブに係る画像をシートにプリントするプリントジョブ等の各種ジョブを実行する機能を有する多機能複合機(MFP:Multi Function Peripheral)である。以下、MFP1という。
MFP1は、筐体底部に、シートを収容し搬送するシート搬送部50が設けられている。シート搬送部50の上方には、電子写真方式により画像を形成するプリント部13及びMFP1の各ブロックを統合的に制御する全体制御部14が設けられ、これらの上方に、スキャナー10及び操作パネル20が設けられている。
〔2〕原稿読取部と自動原稿搬送装置
自動原稿搬送装置11は、原稿トレイ11d上に載置された原稿(シート)Pを繰り出しローラー11aにより繰り出し、給紙ローラー11bと捌きローラー11c間のニップ11eを通過させて給紙し、給紙した原稿Pを搬送して原稿読取部12へ送り出す。
原稿読取部12は、自動原稿搬送装置11からコンタクトガラス上に搬送された原稿又はコンタクトガラス上に載置された原稿を光学的に走査し、原稿からの反射光をCCD(Charge Coupled Device)センサー12aの受光面上に結像させ、原稿画像を読み取って、原稿の画像データを生成する。生成した画像データは画像メモリ(不図示)に書き込まれる。
〔3〕操作パネル
操作パネル20は、操作者の接触操作を受け付けるタッチパネル21を備え、操作者による各種入力操作、例えば、プリントの実行指示を受け付けたり、後述のトレイ移動時間優先とシート補充優先の選択入力を受け付けたりすることができる。受け付けた入力を示す操作信号は、全体制御部14に出力される。
〔4〕シート搬送部
シート搬送部50は、給紙部51及び搬送経路部53を備える。
給紙部(給紙装置)51は、MFP1の筐体底部に設けられ、搬送経路部53は、給紙部51から給紙されるシートの搬送方向、下流側に設けられている。
給紙部51は、2つの給紙トレイユニット511、512と、手差しトレイユニット513を備える。給紙トレイユニット511、512と手差しトレイユニット513によるシートSの給紙方法は基本的に同じである。以下、手差しトレイユニット513について具体的に説明する。
図2(a)は、手差しトレイユニット513の構成を示す図であり、図2(b)、(c)は、手差しトレイユニット513からシートSが給紙される様子を示す図である。
図2(a)に示すように手差しトレイユニット513は、繰り出しローラー521と、給紙ローラー522と、捌きローラー523と、トレイ524と、トレイ位置検出センサー525と、シート有無検出センサー526と、トレイ昇降モーター527と、押し上げ板528を備える。
トレイ524は、装置筐体520の上に位置し、シートSが載置される。シートSは、画像を形成する対象となる記録媒体として、紙などの用紙の他、OHP(Overhead projector)シート、布等を含む。
トレイ524は、ピックアップローラー521の位置する側の先端部5241とは反対側の後端部5242に設けられた支軸5249が装置筐体520に立設された第1支持片5201に回転自在に支持されている。
押し上げ板528は、装置筐体520とトレイ524の間の空間に配されており、ピックアップローラー521の位置する側の先端部5281とは反対側の後端部5282に設けられた支軸5289が装置筐体520に立設された第2支持片5202に回転自在に支持されている。この支軸5289にトレイ昇降モーター527の回転駆動力が付与されることにより、押し上げ板528の先端部5281が支軸5289を中心に矢印H方向に上下に揺動することができる。
押し上げ板528の上下方向の揺動に伴ってトレイ524が支軸5249を中心に矢印J方向に上下に揺動する。具体的には、押し上げ板528の上方向の動きにより、押し上げ板528の先端部5281がトレイ524の下面を上に押し上げることで、トレイ524が上に動き、押し上げ板528の下方向の動きにより、トレイ524が自重で押し上げ板528の先端部5281に当接しながら一緒に下がることでトレイ524が下に動く。
トレイ524の上下の揺動をトレイ524の昇降という。図2(a)は、トレイ524が最下位置(以下、「下限位置」という。)に位置している様子を示す。
トレイ位置検出センサー525は、トレイ524よりも下の装置筐体520に取着されており、トレイ524の昇降(上下)方向の位置を検出する。ここでは、公知の距離センサーが用いられているが、他の光学センサーを用いても良いし、機械的にトレイ524の位置を検出する機構を用いても良い。また、下限位置にあるトレイ524の上昇開始からトレイ昇降モーター527の回転軸の回転数をカウントして、その累積カウント数で下限位置からどれだけの距離、上昇したかを検出する構成をとることもできる。
シート有無検出センサー526は、トレイ524に取着されている光学センサーであり、トレイ524の昇降と一体で移動し、トレイ524上に載置されているシートSの有無を検出する。ここでは、シート有無検出センサー526の直上にシートSが存する場合にシートSを検出(オン)でき、シート有無検出センサー526から少し、例えば5mm程度離れると、未検出(オフ)するように構成されている。シート有無検出センサー526は、ピックアップローラー521よりもシート搬送方向下流側に設けられている。
なお、シート有無検出センサー526は、光学センサーに限られない。例えば、シートSがトレイ524上に載置されると、そのシートSに押されてアクチュエーターが立ち姿勢から倒れ、シートSがトレイ524上に存しなくなると、そのアクチュエーターが立ち姿勢に戻るという構成において、そのアクチュエーターの姿勢が立ち姿勢と傾倒姿勢のいずれかであるかを検出することで、シートSの有無を検出する機械式(アクチュエーター式)を用いることもできる。
ピックアップローラー521は、トレイ524の端部5241の上方に位置する。
トレイ524上にシートSが載置されている状態でトレイ524が上昇し、シートSの上面がピックアップローラー521に接触すると、トレイ524の上昇が停止する(図2(b))。シートSの上面(またはシートが存しない場合にはトレイ524の上面)がピックアップローラー521に接触した状態でトレイ524が停止しているときのトレイ524の位置を上限位置という。上限位置は、シートSの給紙を行うための位置であり、トレイ524上のシートSの積載枚数の大小によって上下(昇降)方向の位置が変わる。
トレイ524が上限位置に位置している状態でピックアップローラー521が矢印D方向に回転することで、トレイ524に載置されているシートS(またはシート束の最上位のシートS)が矢印I方向(シート搬送方向)に繰り出される。
図2(b)に示すように給紙ローラー522とこれに接する捌きローラー523とは、ピックアップローラー521よりもシート搬送方向下流側に位置する。給紙ローラー522は、矢印E方向に回転し、捌きローラー523は、矢印F方向に回転している。この各ローラーの回転により、ピックアップローラー521により2枚以上のシートSが重なった状態で繰り出された場合でも、最上位の1枚のシートSだけに捌かれる。
これにより、図2(c)に示すように、捌かれた1枚のシートSが給紙ローラー522と捌きローラー523との間に形成される接触領域(ニップ)529を通過して、搬送経路部53に搬送される。これにより、シートSが1枚ずつ給紙され、シートSの重送が防止される。
ピックアップローラー521と給紙ローラー522と捌きローラー523は、不図示のモーターの駆動力により回転される。なお、シートを1枚に捌く捌き部材として、回転体である捌きローラー523を用いる例を説明したが、ローラーに代えて、例えば非回転体である捌きパッドを用いるとしても良い。
図1に戻って、給紙トレイユニット511、512には、それぞれ昇降可能なトレイ531が配置されており、トレイ531上にシートSが載置される。トレイ531は、モーター536の駆動力により昇降動作を行う。
トレイ531に載置されているシートSがその上に位置する繰り出しローラー532に接するようにトレイ531の昇降が行われ、繰り出しローラー532の矢印D方向の回転によりそのシートSが繰り出され、矢印E方向に回転する給紙ローラー533と、矢印F方向に回転する捌きローラー534との間に形成されるニップ535を通過する際に1枚のシートSに捌かれて搬送経路部53に搬送される。
搬送経路部53は、搬送ローラー対53a、レジストローラー対53b等の複数の搬送ローラー対を有する。給紙部51からシートSが搬送経路部53に搬送されると、シートSは、搬送ローラー対53a、レジストローラー対53bによって搬送方向下流に搬送される。レジストローラー対53bは、シートの傾き補正を行うとともに搬送タイミングを調整する。その後、シートSは、プリント部13の二次転写ニップ34Pに向けて搬送される。
〔5〕プリント部
プリント部13は、電子写真方式により画像を形成する画像形成部40及びトナー像を用紙に融着する定着部60から構成されている。
画像形成部40は、画像データに基づいて、Y成分、M成分、C成分、K成分の各有色トナーによる画像を形成するための画像形成ユニット41Y、41M、41C、41K、中間転写ユニット31等を備える。
Y成分、M成分、C成分、K成分用の画像形成ユニット41Y、41M、41C、41Kは、同様の構成を有する。図示及び説明の便宜上、共通する構成要素を同一の符号で示し、それぞれを区別する場合には符号にY、M、C、又はKを添えて示すこととする。図1では、Y成分用の画像形成ユニット41Yの構成要素についてのみ符号を付し、その他の画像形成ユニット41M、41C、41Kの構成要素については符号を省略している。以下、画像形成ユニット41Y、41M、41C、41Kを代表して、画像形成ユニット41Yについて、画像形成ユニット41として説明する。
画像形成ユニット41は、露光部48、現像部42、感光体ドラム43(感光体)、帯電部44、およびドラムクリーニング部45等を備える。
帯電部44は、矢印B方向に回転する感光体ドラム43の周面を一様に帯電させる。
露光部48は、例えば半導体レーザーで構成され、感光体ドラム43に対して各色成分の画像に対応するレーザー光を照射する。レーザー光の照射により、感光体ドラム43の周面には、各色成分の静電潜像が形成されることとなる。
現像部42は、例えば二成分現像方式の現像装置であり、感光体ドラム43の周面に各色成分のトナーを付着させることにより静電潜像を可視化してトナー画像を形成する。
ドラムクリーニング部45は、感光体ドラム43の周面に摺接されるドラムクリーニングブレード等を有する。ドラムクリーニングブレードは、一次転写後に感光体ドラム43の周面に残存する転写残トナーを除去する。
中間転写ユニット31は、中間転写ベルト32、複数の一次転写ローラー47、複数の支持ローラー33A〜33D、及びベルトクリーニング装置36等を備える。
中間転写ベルト32は、無端状ベルトで構成され、複数の支持ローラー33A〜33Dにより張架され、矢印A方向に周回走行する。複数の支持ローラー33A〜33Dのうち、支持ローラー33Aは、駆動ローラーであり、支持ローラー33B〜33Dは、従動ローラーである。
各色成分の一次転写ローラー47は、当該色成分の感光体ドラム43に対向して、中間転写ベルト32の内周面側に配置される。一次転写ローラー47には、印加される電圧に応じた転写電流が流れる。中間転写ベルト32を挟んで、一次転写ローラー47が感光体ドラム43に押圧されることにより、感光体ドラム43が中間転写ベルト32に圧接され、感光体ドラム43から中間転写ベルト32へトナー像を転写するための一次転写ニップが形成される。
支持ローラー33Bは、中間転写ベルト32を挟んで、二次転写ローラー34Bに圧接しており、これにより、中間転写ベルト32からシートSへトナー像を転写するための二次転写ニップ34Pが形成される。
各色の一次転写ニップを中間転写ベルト32が通過する際、各色の感光体ドラム43上のトナー像が中間転写ベルト32に重ねて一次転写される。
その後、搬送経路部53を搬送されるシートSが二次転写ニップ34Pを通過する際、中間転写ベルト32上のトナー像がシートSに二次転写される。トナー像が転写されたシートSは定着部60に向けて搬送される。ベルトクリーニング装置36は、二次転写後に中間転写ベルト32の表面に残留する転写残トナーを除去する。
定着部60は、定着ベルト60A、加圧ローラー60B及び定着ベルト60Aに熱量を付与する加熱源60C等を備える。定着ベルト60Aに加圧ローラー60Bが圧接されることによりその圧接領域である定着ニップNPが形成される。
定着部60は、二次転写ニップを通過したシートSを定着ニップNPが通過する際に加熱、加圧して、シートS上のトナー像を用紙Sに定着する。定着ニップNPを通過したシートSは、排紙ローラー対52により排出口57を経て機外に排出される。
〔6〕MFPの電子制御系統
図3は、MFP1の全体制御部14の構成を示すブロック図である。
同図に示すように全体制御部14は、主制御部100と、トレイ移動制御部110と、記憶部120と、モーター駆動回路130を備える。
主制御部100は、CPU(Central Processing Unit)101と、ROM(Read Only Memory)102と、RAM(Random Access Memory)103を含む。
CPU101は、ROM102に記憶されている制御プログラムに従って、原稿読取部12と、自動原稿搬送装置11と、プリント部13と、シート搬送部50の動作を統括的に制御して、スキャン、コピー、プリントジョブを円滑に実行させる。RAM103は、CPU101によるプログラム実行時のワークエリアを提供する。
トレイ移動制御部110は、トレイ移動指示受付部111と判断部112を備える。トレイ移動指示受付部111と判断部112は、それぞれCPU、ROM、RAMを含む。
トレイ移動指示受付部111は、トレイ524を現在位置から移動させるトレイ移動指示を主制御部100から受け付ける。
主制御部100のCPU101は、(a)MFP1(給紙部を含む)において電源がオフからオンされた時や省電力モードから通常モードに移行した時などの初期復帰動作時、(b)上限位置にあるトレイ524に載置されているシートSをユーザーが抜く操作を行ったときやトレイ524上の最後のシートSが給紙されたときなどシート有無検出センサー526の検出結果がオン(検出)からオフ(未検出)に変化したとき、(c)ジョブ終了によりトレイ524を下降させるときなどにトレイ移動指示をトレイ移動指示受付部111に送る。トレイ移動指示受付部111は、主制御部100からトレイ移動指示を受け付けると、そのトレイ移動指示を判断部112に伝える。なお、電源オン時や通常モードの移行時に、判断部112のCPUによる内部回路の初期化(リセット)が行われる場合には、このCPUの初期化を初期復帰動作に含むとしても良い。また、(a)〜(c)のうちいずれか一つまたは二つでも良いし、他の条件、例えば搬送路上で生じたシートSのジャム(紙詰まり)が解除されたときや給紙部50に発生したトラブル(故障など)が解除されたときなどを含むとしても良い。
判断部112は、トレイ移動指示受付部111からトレイ移動指示を受け付けると、手差しトレイユニット513のトレイ524を現在位置から昇降方向のどの位置に移動させるかを判断する処理を行う。この判断は、トレイ移動指示を受け付けた時点でのシート有無検出センサー526の検出結果(トレイ524上のシートの有無)とトレイ位置検出センサー525の検出結果(トレイ524の昇降方向における現在位置)とに基づき行われる。そして、判断したトレイ524の位置をモーター駆動回路130に指示する。
モーター駆動回路130は、トレイ昇降モーター527を回転制御する回路であり、トレイ位置検出センサー525によるトレイ524の位置検出結果を参照しながら、トレイ移動制御部110から指示された位置までトレイ524を昇降させる。
例えば、上限位置への移動指示であれば、トレイ524を現在位置から上限位置に向けて上昇させ、トレイ位置検出センサー525によりトレイ524が上限位置に至ったことが検出されると、上昇を停止させる。また、下限位置への移動指示であれば、トレイ524を現在位置から下限位置に向けて下降させ、トレイ位置検出センサー525によりトレイ524が下限位置に至ったことが検出されると、下降を停止させる。この意味で、モーター駆動回路130とトレイ昇降モーター527は、トレイ524を繰り出しローラー521に対して昇降動作させる昇降部を構成する。
記憶部120は、不揮発性の記憶手段であり、トレイ移動時間優先テーブル121と、シート補充優先テーブル122と、優先処理フラグ格納部123を備える。
〔7〕トレイ移動時間優先テーブル
図4(a)は、トレイ移動時間優先テーブル121の内容例を示す図である。
同図に示すようにトレイ移動時間優先テーブル121(以下、「テーブル121」と略する。)は、シートの有無、トレイの現在位置、トレイの移動、トレイ移動後のシートの有無、トレイの再移動の欄が設けられている。
「シートの有無」欄には、シート有無検出センサー526の検出結果であるトレイ524上のシートSの「有」と「無」が設けられ、「トレイの現在位置」欄には、トレイ位置検出センサー525の検出結果であるトレイ524の「上限位置」と「下限位置」が設けられている。
「シートの有無」欄の「有」と「無」と、「トレイの現在位置」欄の「上限位置」と「下限位置」の組み合わせにより、トレイ524を移動させるか移動させないか(移動の要否)と、移動させる場合にどの位置にするかが「トレイの移動」欄に書き込まれている。
「トレイ移動後のシートの有無」欄には、トレイ524を移動した場合の移動後のトレイ524上にシートSが存在するかをシート有無検出センサー526で検出した結果である「有」と「無」が書き込まれている。そして、右端の「トレイの再移動」欄には、「トレイ移動後のシートの有無」の結果により、トレイ524のさらなる移動の要否と移動させる場合にどの位置にするかが書き込まれている。
例えば、1行目151では、シート無し:トレイ上限位置の組み合わせであり、トレイ524を下限位置に移動させる内容になっている。
図5(a)は、シート無:トレイ上限位置の組み合わせの場合のトレイ524の移動前と移動後の様子を模式的に示す図である。この例は、シート有無検出センサー526でシート無を検出した時点でトレイ524が上限位置にある場合、トレイ524を下限位置に移動させることで、シートSをトレイ524上に補充し易くなる。
図5(b)、(c)は、テーブル121の2行目152、3行目153のシート無:下限位置の場合のトレイ524の移動前と移動後の様子を模式的に示す図である。
図5(b)に示すようにトレイ524が下限位置にあるとき、シートSの先端が給紙ローラー522と捌きローラー523のニップに噛み込まれている状態では、実際にはトレイ524上にシートSがあるが、シートSの先端側がぶら下がり状態になってトレイ524から浮いており、シート有無検出センサー526ではシートSを検出できず、シート無の状態になっている。
このような状態が有り得ることを考慮して、テーブル121の2行目152では、トレイ524を上限位置に移動後、トレイ移動後のシートが有であれば、トレイ524の再移動を行わない内容になっている。図5(b)に示すようにトレイ524を上限位置に移動したことでシートSが有になれば、トレイ524を上限位置にしたままにすることで、シートSがぶら下がることが防止される。また、次のジョブの実行時に、トレイ524を下限位置から上限位置に移動する必要がなくなり、その移動に要する時間の分、給紙を早めることができる。
一方、図5(c)に示すようにトレイ524上にシートSが存在しない場合には、トレイ524を上限位置に移動してもシート無のままであるから、トレイ524を下限位置に再移動する(左向きの矢印)。これは、テーブル121の3行目153の内容になる。
図6(a)は、テーブル121の4行目154においてシート有:トレイ上限位置の場合の例を模式的に示す図である。この例では、ジョブによる給紙を直ぐに開始できるので、トレイ524が上限位置のままにされる。
図6(b)は、テーブル121の5行目155においてシート有:トレイ下限位置の場合のトレイ524の移動の様子を模式的に示す図である。この例では、シート有無検出センサー526でシート有を検出した時点でトレイ524を上限位置に移動させることで、次のジョブの実行時に、トレイ524を下限位置から上限位置に移動する必要がなくなり、その移動に要する時間の分、給紙を早めることができる。
このようにテーブル121は、シート有無の検出結果とトレイ524の現在位置の検出結果との組み合わせから、次のジョブによる給紙開始時にトレイ524ができるだけ上限位置に位置しているようにトレイ524の移動の要否と移動後の位置を予め決めたテーブルである。
トレイ524が上限位置に位置している場面が多くなる方がジョブによる給紙時にトレイ524を上限位置まで移動するのに要する時間を掛けなくて済み、それだけ給紙開始を早められる。このことをトレイ移動時間優先という。
〔8〕シート補充優先テーブル
図4(b)は、シート補充優先テーブル122の内容例を示す図である。
同図に示すようにシート補充優先テーブル122(以下、「テーブル122」と略する。)は、テーブル121と同様に、シートの有無、トレイの現在位置、トレイの移動、トレイ移動後のシートの有無、トレイの再移動の欄が設けられている。
「シートの有無」欄の「無」を示す1行目161、2行目162、3行目163は、テーブル121の1行目151、2行目152、3行目153と同じ内容になっている。
「シートの有無」欄の「有」を示す4行目164では、トレイ524が下限位置にあるとき、トレイ524を下限位置のままにする内容になっている。図7(a)は、この内容を示す模式図である。トレイ524が下限位置にあるので、シートSを追加補充する操作が容易になる。
テーブル122の5行目165では、シート有で、トレイ524が上限位置にあるとき、トレイ524を下限位置に移動した後、シート有であれば、トレイ524を下限位置のままにする内容になっている。図7(b)は、この内容を示す模式図である。トレイ524が下限位置に移動するので、シートSを追加補充する操作が容易になる。
一方、テーブル122の6行目166では、シート有で、トレイ524が上限位置にあるとき、トレイ524を下限位置に移動するが、シート無であれば、トレイ524を再度、上限位置に移動する内容になっている。この例は、図7(c)に示すように、シートSの先端が給紙ローラー522と捌きローラー523のニップに噛み込んでいるために、トレイ524を下限位置に移動したときにシートSがぶら下がり状態になり、シート有無検出センサー526ではシートSを検出できず、シート無が検出されてしまう場合の例になる。この場合、シートSが実際にはトレイ524上に存しているから、トレイ524を再度、上限位置に移動すれば(図7(c):下向きの矢印)、シートSが検出されるので、トレイ524がそのまま上限位置に位置される。
このようにテーブル122は、シート有無の検出結果とトレイ524の現在位置の検出結果の組み合わせから、トレイ524ができるだけ下限位置に位置しているようにトレイ524の移動の要否と移動後の位置を予め決めたテーブルである。トレイ524が下限位置に位置している場面が多くなる方がシートSの補充がし易くなり、シートを補充しようとするユーザーの操作性を向上できる。このことをシート補充優先という。
トレイ移動時間優先とシート補充優先は、ユーザーが操作パネル20からいずれか一方を選択入力することができ、ユーザーが選択した情報が優先処理フラグ格納部123に格納される。
図8(a)は、トレイ移動時間優先が選択された場合に優先処理フラグ格納部123にフラグ「0」が格納されている様子を示す図であり、図8(b)は、シート補充優先が選択された場合に優先処理フラグ格納部123にフラグ「1」が格納されている様子を示す図である。ユーザーの選択結果によって、フラグ「0」と「1」のいずれか一方が優先処理フラグ格納部123に書き込まれる。
トレイ移動制御部110のCPU111は、優先処理フラグ格納部123に現に格納されているフラグを読み出して、読み出したフラグが「0」であればテーブル121を用い、「1」であればテーブル122を用いて、トレイ524の移動処理を行う。
〔9〕トレイ移動処理
図9は、トレイ移動制御部110が実行するトレイ移動処理の内容を示すフローチャートである。この処理は、主制御部100からのトレイ移動指示を受け付けたことをトリガーに実行される。
まず、優先処理フラグ格納部123に現に格納されているフラグを読み取る(ステップS1)。フラグが0の場合(ステップS2で「YES」)、トレイ移動時間優先処理を実行し(ステップS3)、フラグが1の場合(ステップS2で「NO」)、シート補充優先処理を実行して(ステップS4)、トレイ移動処理を終了する。
(9−1)トレイ移動時間優先処理
図10は、トレイ移動時間優先処理のサブルーチンの内容を示すフローチャートであり、テーブル121の内容を参照して実行される。
同図に示すようにシート有無検出センサー526による現在の検出値がオン(シート有)であるか否かを判断する(ステップS11)。オンではなく、オフ(シート無)であることを判断すると(ステップS11で「NO」)、トレイ位置検出センサー525による現在のトレイ524の検出位置が上限位置であるか否かを判断する(ステップS12)。ここでは、トレイ524の位置が上限位置ではないときは、下限位置にあるものとする。
トレイ524の位置が上限位置と判断すると(ステップS12で「YES」)、モーター駆動回路130にトレイ524を下限位置に移動する指示を行って(ステップS13)、リターンする。モーター駆動回路130は、この指示に従ってトレイ524を下限位置に下降させる。この処理は、テーブル121の1行目151の内容を示すものであり、図5(a)に示す処理に相当する。
一方、トレイ524の位置が上限位置ではないと判断すると(ステップS12で「NO」)、モーター駆動回路130にトレイ524を上限位置に移動する指示を行う(ステップS14)。モーター駆動回路130は、この指示に従ってトレイ524を上限位置に上昇させる。そして、トレイ524が上限位置に位置したときにシート有無検出センサー526による現在の検出値がオンであるか否かを判断する(ステップS15)。
オン(シート有)と判断すると(ステップS15で「YES」)、そのままリターンする。この処理は、テーブル121の2行目152の内容を示すものであり、図5(b)に示す処理に相当する。オフ(シート無)と判断すると(ステップS15で「NO」)、モーター駆動回路130にトレイ524を下限位置に移動する指示を行って(ステップS16)、リターンする。この処理は、テーブル121の3行目153の内容を示すものであり、図5(c)に示す処理に相当する。
シート有無検出センサー526による現在の検出値がオン(シート有)であることを判断すると(ステップS11で「YES」)、トレイ524の位置が上限位置であるか否かを判断する(ステップS17)。トレイ524の位置が上限位置と判断すると(ステップS17で「YES」)、そのままリターンする。この処理は、テーブル121の4行目154の内容を示すものであり、図6(a)に示す処理に相当する。
トレイ524の位置が上限位置ではないと判断すると(ステップS17で「NO」)、モーター駆動回路130にトレイ524を上限位置に移動する指示を行って(ステップS18)、リターンする。この処理は、テーブル121の5行目155の内容を示すものであり、図6(b)に示す処理に相当する。
(9−2)シート補充優先処理
図11は、シート補充優先処理のサブルーチンの内容を示すフローチャートであり、テーブル122の内容を参照して実行される。なお、ステップS11〜S16については、図10に示すトレイ移動時間優先処理と同じであるので、ここでの説明を省略する。
シート有無検出センサー526による現在の検出値がオン(シート有)であることを判断すると(ステップS11で「YES」)、トレイ524の位置が下限位置であるか否かを判断する(ステップS31)。トレイ524の位置が下限位置と判断すると(ステップS31で「YES」)、そのままリターンする。この処理は、テーブル122の4行目164の内容を示すものであり、図7(a)に示す処理に相当する。
トレイ524の位置が下限位置ではないと判断すると(ステップS31で「NO」)、モーター駆動回路130にトレイ524を下限位置に移動する指示を行って(ステップS32)、トレイ524が下限位置に位置したときに、シート有無検出センサー526による現在の検出値がオンであるか否かを判断する(ステップS33)。オン(シート有)と判断すると(ステップS33で「YES」)、リターンする。この処理は、テーブル122の5行目165の内容を示すものであり、図7(b)に示す処理に相当する。
オフ(シート無)と判断すると(ステップS33で「NO」)、モーター駆動回路130にトレイ524を上限位置に移動する指示を行って(ステップS34)、トレイ524が上限位置に位置したときに、再度、シート有無検出センサー526による現在の検出値がオン(シート有)であるか否かを判断する(ステップS35)。シート有と判断すると(ステップS35で「YES」)、リターンする。この処理は、テーブル122の6行目166の内容を示すものであり、図7(c)に示す処理に相当する。
一方、オフ(シート無)と判断すると(ステップS35で「NO」)、モーター駆動回路130にトレイ524を下限位置に移動する指示を行って(ステップS36)、リターンする。トレイ524の位置が上限位置のときにシート有と判断されたのに(ステップS11で「YES」、S31で「NO」)、ステップS35でシート無と判断される場合とは、トレイ524の昇降中にトレイ524からシートSがユーザーにより手動で抜き取られた場合が想定される。このような場合、トレイ524を下限位置に移動させることで、シート補充を行い易くなる。
〔10〕シート有無判定処理
図12は、トレイ移動処理によりトレイ524が移動した場合または移動しなかった場合におけるトレイ524上のシートSの有無を判定するシート有無判定処理の内容を示すフローチャートである。この処理は、判断部112がトレイ移動処理に伴って実行する。
まず、トレイ524を移動させたか否かを判断する(ステップS51)。トレイ524を移動させなかった場合には(ステップS51で「NO」)、トレイ移動処理の最初にステップS11で判断したシート有無検出センサー526の検出結果をトレイ524上におけるシートの有無判定結果として確定して(ステップS52)、当該処理を終了する。この処理は、図6(a)、図7(a)の例が相当する。この最初にステップS11で判断した時点は、トレイ移動指示を受け付けた時点に相当する。
一方、トレイ524を移動させた場合(ステップS51で「YES」)、その移動前後でシート有無検出センサー526による検出結果が変わったか否かを判断する(ステップS53)。ここで、移動前後の「移動後」とは、トレイ524を上昇の後、下降させる2回の移動、または下降の後、上昇させる2回の移動が行われた場合には、その2回目(最後)の移動の後をいう。
トレイ524の移動前後でシート有無検出センサー526の検出結果が変わる場合とは、図5(b)の例に相当する。変わらない場合とは、図5(a)、図5(c)、図6(b)、図7(b)、図7(c)の例に相当する。
シート有無検出センサー526の検出結果が変わらないことを判断すると(ステップS53で「NO」)、ステップS52に進む。変わったとことを判断すると(ステップS53で「YES」)、変化後の検出結果をトレイ524上におけるシートの有無判定結果として確定して(ステップS54)、当該処理を終了する。
例えば、図10に示すステップS15で「NO」の場合、ステップS11で「NO」の判断、つまりオフ(シート無)が確定され、ステップS15で「YES」の場合、ステップS15の判断、つまりオン(シート有)が確定される。ステップS17で「YES」の場合も「NO」の場合もステップS11の「YES」の判断が確定される。また、例えば、図11に示すステップS35で「YES」の場合、ステップS11の「YES」の判断、つまりオン(シート有)が確定され、ステップS35で「NO」の場合、ステップS35の判断、つまりオフ(シート無)が確定される。
判断部112は、シート有無の確定結果を主制御部100のCPU101に伝えることができる。CPU101は、判断部112から受信したシート有無の結果により、手差しトレイユニット513のトレイ524上におけるシートSの存否を把握することができ、シートSが存しないことを判断すると、操作パネル20にその旨のメッセージを表示させることができる。
なお、上記では、トレイ524の移動前後でシート有無の検出結果が変わらない場合、ステップS11の判断結果を確定するとしたが、これに限られず、トレイ524の移動後におけるシート有無検出センサー526の検出結果をシート有無の検出結果と確定することもできる。
以上説明したように本実施の形態では、トレイ移動指示を受け付けたとき、その時点でのトレイ524上のシートSの有無とトレイ524の昇降方向の位置とに応じて、トレイ524をどの位置に移動させるかどの位置への移動も行わないかをテーブル121または122を参照して判断する。
これにより、トレイ524の位置が上限位置でありトレイ524上にシートSが存していれば、トレイ524を下降させずにそのまま上昇位置に維持させることで、シートSがぶら下がった状態になることを回避できる。また、トレイ524の位置が下限位置でありトレイ524上にシートSが存していなければ、トレイ524を一旦上昇させるが、上記のぶら下がりが生じていた場合には、そのまま上限位置に位置させることができる。また、ぶら下がりが生じておらず、本当にトレイ524上にシートSが存していなければ、自動的に下限位置に下降させるので、下降のためにユーザーが別の操作を行う必要はない。
また、シート有無判定処理を行うことにより、トレイ524を移動させた場合と移動させない場合のそれぞれにおいてシート有無検出センサー526の検出結果からトレイ524上におけるシートSの存否を正確に判定することができる。
本開示は、画像形成装置に限られず、トレイを昇降制御する方法であるとしてもよい。また、その方法をコンピュータが実行するプログラムであるとしてもよい。また、本開示に係るプログラムは、例えば磁気テープ、フレキシブルディスク等の磁気ディスク、DVD−ROM、DVD−RAM、CD−ROM、CD−R、MO、PDなどの光記録媒体、フラッシュメモリ系記録媒体等、コンピュータ読み取り可能な各種記録媒体に記録することが可能であり、当該記録媒体の形態で生産、譲渡等がなされる場合もあるし、プログラムの形態でインターネットを含む有線、無線の各種ネットワーク、放送、電気通信回線、衛星通信等を介して伝送、供給される場合もある。
〔11〕変形例
以上、実施の形態に基づいて説明してきたが、本開示は、上述の実施の形態に限定されないのは勿論であり、以下のような変形例が考えられる。
(11−1)上記実施の形態では、トレイ移動時間優先とシート補充優先の選択をユーザーが手動入力で行うとしたが、これに限られない。例えば、一つのジョブの実行による給紙動作の後に、手差しトレイユニット513を用いる次のジョブによる給紙動作が予定されている場合、トレイ移動時間優先処理を選択し、その予定がない場合、シート補充優先を選択するように切り換えを行うこともできる。また、トレイ移動時間優先とシート補充優先のうち、いずれか一つを選択するとしたが、これに限られず、一方のみを実行するとしても良い。
(11−2)上記実施の形態では、判断部112がトレイ移動指示を受け付けたときにトレイ524が上限位置と下限位置のいずれかに位置している場合の例を説明したが、例えばトレイ524の昇降方向における検出位置が上限位置と下限位置の間の中間位置であると判断した場合には、次のような制御を行うことができる。
すなわち、トレイ移動時間優先が選択されている場合には、トレイ524を上限位置に移動した後、テーブル121を参照し、トレイ524上のシートSの有無とトレイ524の現在位置(上限位置)との組み合わせからトレイ524の移動制御を行う。
また、シート補充優先が選択されている場合には、トレイ524を下限位置に移動した後、テーブル122を参照し、トレイ524上のシートSの有無とトレイ524の現在位置(下限位置)との組み合わせからトレイ524の移動制御を行う。
(11−3)上記実施の形態では、トレイ524が支点5249を中心に上下に揺動する構成例を説明したが、これに限られない。例えば、トレイ524の全体が上下方向に同じ姿勢のまま昇降動作する構成のものにも適用できる。
(11−4)上記実施の形態では、手差しトレイユニット513のトレイ524の昇降制御の例を説明したが、これに限られない。給紙トレイユニット511、512のトレイ531の昇降制御にも適用できる。手差しトレイユニット513と同様に、シート有無検出センサー526とトレイ位置検出センサー525が配置され、給紙トレイユニット511、512についてもトレイ移動制御部110によるトレイ移動制御が実行される。
また、原稿読取部12と自動原稿搬送装置11を含むスキャナー10(画像読取装置)において、原稿(シート)Pが載置される給紙トレイ11dが昇降可能であり、トレイ11d上の原稿Pをピックアップローラー11aで繰り出し、繰り出した原稿を給紙ローラー11bとこれに対向する捌きローラー11cとの間に形成されるニップ11eを通過させて搬送方向下流側に搬送し、原稿画像の読取位置まで案内する給紙装置にも、シート有無検出センサー526とトレイ位置検出センサー525を配置し、トレイ移動制御部110によるトレイ移動制御を実行することで適用できる。
(11−5)上記実施の形態では、本開示に係る画像形成装置をカラーMFPに適用した場合の例を説明したが、これに限られない。カラーの画像形成に代えて、モノクロの画像形成を実行する機能のみを有する画像形成装置に適用することもできる。
シートが収容されているトレイからシートを1枚ずつ繰り出して給紙搬送し、そのシートにトナー像などの画像を形成する画像形成装置、例えばプリンター、複写機、FAX等の画像形成装置一般に適用できる。また、電子写真方式に限られず、他の方式、例えばインクジェットプリンターなどにも適用できる。
また、上記実施の形態及び上記変形例の内容をそれぞれ組み合わせるとしても良い。
本開示は、トレイ上のシートを繰り出して給紙する給紙装置に広く適用することができる。
1 画像形成装置
11 スキャナー(画像読取装置)
14 全体制御部
51 給紙部(給紙装置)
100 主制御部
110 トレイ移動制御部
111 トレイ移動指示受付部
112 判断部
121 トレイ移動時間優先テーブル
122 シート補充優先テーブル
130 モーター駆動回路
521 ピックアップローラー
522 給紙ローラー
523 捌きローラー
524 トレイ
525 トレイ位置検出センサー
526 シート有無検出センサー
527 トレイ昇降モーター
S シート

Claims (14)

  1. トレイ上に載置されているシートを給紙ローラーと捌き部材間のニップを通過させて給紙する給紙装置であって、
    前記シートを前記ニップに通過させるために、前記トレイを昇降動作させる昇降部と、
    前記トレイの昇降方向における位置を検出する第1検出部と、
    前記トレイに配され、前記トレイ上に載置されているシートを検出する第2検出部と、
    前記トレイの移動指示を受け付けると、前記第1検出部と前記第2検出部の検出結果に基づき、前記トレイをどの位置に移動させるかどの位置への移動も行わないかを判断する判断部と、
    を備えることを特徴とする給紙装置。
  2. 前記第2検出部は、前記繰り出しローラーよりもシート搬送方向下流側に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の給紙装置。
  3. 前記判断部は、前記トレイの移動指示を、前記給紙装置の初期復帰動作時に受け付けることを特徴とする請求項1または2に記載の給紙装置。
  4. 前記判断部は、前記トレイの移動指示を、シートの給紙の終了時に受け付けることを特徴とする請求項1または2に記載の給紙装置。
  5. 前記判断部は、
    前記第2検出部の検出結果がシートの未検出の場合、
    (a)前記第1検出部が前記トレイの現在位置をシートの給紙を行うための上限位置と検出していれば、前記上限位置よりも下でありシートを補充するための下限位置への移動を判断し、前記昇降部に前記トレイを前記下限位置に移動させ、
    (b)前記第1検出部が前記トレイの現在位置を前記下限位置と検出していれば、前記上限位置への移動を判断し、前記昇降部に前記トレイを前記上限位置に移動させ、前記トレイが前記上限位置に位置したときに前記第2検出部がシートを未検出の場合、前記昇降部に前記トレイを前記下限位置に移動させることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の給紙装置。
  6. 前記判断部は、
    前記第2検出部の検出結果がシート検出の場合、
    (a)前記第1検出部が前記トレイの現在位置をシートの給紙を行うための上限位置と検出していれば、前記トレイを移動させないと判断し、
    (b)前記第1検出部が前記トレイの現在位置を前記上限位置よりも下でありシートを補充するための下限位置と検出していれば、前記上限位置への移動を判断し、前記昇降部に前記トレイを前記上限位置に移動させるトレイ移動時間優先処理を実行することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の給紙装置。
  7. 前記判断部は、
    前記第2検出部の検出結果がシート検出の場合、
    (a)前記第1検出部が前記トレイの現在位置をシートの給紙を行うための上限位置よりも下でありシートを補充するための下限位置と検出していれば、前記トレイを移動させないと判断し、
    (b)前記第1検出部が前記トレイの現在位置を前記上限位置と検出していれば、前記下限位置への移動を判断し、前記昇降部に前記トレイを前記下限位置に移動させ、前記トレイが前記下限位置に位置したときに、前記第2検出部がシートを未検出の場合、前記昇降部に前記トレイを前記上限位置に移動させるシート補充優先処理を実行することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の給紙装置。
  8. 前記判断部は、
    前記第2検出部の検出結果がシート検出の場合、
    (a)前記第1検出部が前記トレイの現在位置を前記下限位置と検出していれば、前記トレイを移動させないと判断し、
    (b)前記第1検出部が前記トレイの現在位置を前記上限位置と検出していれば、前記下限位置への移動を判断し、前記昇降部に前記トレイを前記下限位置に移動させ、前記トレイが前記下限位置に位置したときに、前記第2検出部がシートを未検出の場合、前記昇降部に前記トレイを前記上限位置に移動させるシート補充優先処理を実行し、
    前記トレイ移動時間優先処理と前記シート補充優先処理のいずれを実行するかを切り換え可能であることを特徴とする請求項6に記載の給紙装置。
  9. 前記トレイ移動時間優先処理と前記シート補充優先処理の切り換えは、ユーザーの選択結果に従うことを特徴とする請求項8に記載の給紙装置。
  10. 前記トレイ移動時間優先処理と前記シート補充優先処理の切り換えは、実行中のジョブによるシートの給紙動作終了後に次のジョブによるシートの給紙動作が予定されている場合には、前記トレイ移動時間優先処理が選択され、前記予定がない場合には、前記シート補充優先処理が選択されるように行われることを特徴とする請求項8に記載の給紙装置。
  11. 前記判断部は、
    前記トレイを移動させない場合、前記トレイの移動指示を受け付けた時点での前記第2検出部の検出結果を前記トレイ上におけるシートの有無の判定結果とし、
    前記トレイを移動させる場合、前記トレイが移動した後に前記第2検出部で検出した結果が前記トレイの移動指示を受け付けた時点での検出結果と異なれば、前記トレイが移動した後に前記第2検出部で検出した結果を前記トレイ上におけるシートの有無の判定結果とすることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の給紙装置。
  12. トレイ上に載置されているシートを給紙ローラーと捌き部材間のニップを通過させて給紙する給紙装置であって、
    前記シートを前記ニップに通過させるために、前記トレイを昇降動作させる昇降部と、
    前記トレイに配され、前記トレイ上に載置されているシートを検出する検出部と、
    前記給紙装置の初期復帰動作時に、前記トレイの移動前に前記検出部によるシートの有無判断を行わせる判断部と、
    を備えることを特徴とする給紙装置。
  13. 請求項1〜12のいずれか1項に記載の給紙装置と、
    前記給紙装置により給紙されるシートに画像を形成する画像形成部と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  14. 請求項1〜12のいずれか1項に記載の給紙装置と、
    前記給紙装置により搬送されるシート上の画像を読み取る読取部と、
    を備えることを特徴とする画像読取装置。
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