JP2021091357A - 表示システム、および表示処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】距離センサーにより得られた対象物までの距離データから対象物を検出し、検出した対象物に応じた虚像を3次元表示する場合に、検出から表示までの一連の処理を高速に行って、処理の遅延を低減する。【解決手段】表示システム1000は、距離センサー10と、距離センサー10から取得した距離データを処理して、複数の距離区分ごとの表示対象物を認識する認識処理を実行する認識処理部22と、認識処理部22が認識した距離区分ごとの表示対象物に対応する画像データを出力する出力処理を実行する表示処理部23と、表示処理部23から取得した、複数の距離区分に対応する画像データを虚像として表示する3次元表示装置30と、を備え、認識処理部22の認識処理から表示処理部23の画像データの出力処理までの一連の処理を、表示する距離区分ごとに行う。【選択図】図6

Description

本発明は、表示システム、および表示処理方法に関する。
従来のヘッドアップディスプレイ(以下、HUDともいう)は、虚像を運転者からある一定の距離だけ離れた位置に生成するのが一般的であり、HUDによる表示内容は、車速、カーナビゲーション情報等に限られていた。そもそもHUDを車両に搭載する目的は、運転者の視線移動を最小限に抑えることで、より安全な運転を支援するものである。安全運転支援という意味においては、車速等の表示内容だけではなく、例えば前方の車両、歩行者、障害物等をカメラやセンサーで検知し、HUDを通じて運転者に事前に危険を察知させて事故を未然に防ぐようなシステムの方がより好ましい。こういったシステムを実現するには、例えば車、人、障害物等の危険を察知させる対象となるシースルー像に対して虚像としての危険信号を重畳させて表示させることが考えられる。
このような虚像を表示させる際に、危険を察知させる対象となる物との距離は一定ではない。例えば50m先の危険に対して2m先に見える虚像に危険信号を表示して重畳させると焦点位置の違いが生じるため、人間の目には、違和感が生じるという課題がある。このような課題を解決する手法としては、実物に対して虚像を奥行き方向も含めて重畳させることが考えられる。
このように、虚像に奥行きを持たせる手法として、特許文献1に開示された方法がある。この特許文献1に開示された画像表示装置では、拡散スクリーンを光軸方向に往復運動させることにより、虚像距離を短時間で変化させることで、あたかも、複数の虚像距離の虚像を同時に投影するようにみえる、いわゆる3次元表示を行うHUDが開示されている。
また、この特許文献1に開示された画像表示装置では、車載の各種センサー(ステレオカメラ、LiDAR等)から絶えず得られる物体情報に基づいて、運転者に対応注意を喚起するための、虚像表示像である矩形の表示枠を、対向車等の対象物の位置に応じた距離、またはその近傍の距離で投影し、表示させている。
国際公開第2018/079794号
特許文献1のような車載のセンサーから得られた距離データにより、時々刻々と急激に変化する対象物の位置を高速に認識して、運転者への注意喚起等の情報提示を行うことが望まれる。しかしながら、車載のセンサーからデータの入力、その入力したデータの解析、認識、および虚像用の画像データの出力までの一連の処理には、時間がかかるとともに、各処理間のデータの受け渡しによる遅延が発生する。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、距離センサーにより得られた対象物までの距離データから対象物を検出し、検出した対象物に応じた虚像を3次元表示する場合に、検出から表示までの一連の処理を高速に行って、処理の遅延を低減することができる表示システム、および表示処理方法を提供することを目的とする。
本発明の上記目的は、下記の手段によって達成される。
(1)車両用の表示システムであって、
距離センサーと、
前記距離センサーから取得した距離データを処理して、複数の距離区分ごとの表示対象物を認識する認識処理を実行する認識処理部と、
前記認識処理部が認識した前記距離区分ごとの前記表示対象物に対応する画像データを出力する出力処理を実行する表示処理部と、
前記表示処理部から取得した、複数の前記距離区分に対応する画像データを虚像として表示する3次元表示装置と、
を備え、
前記認識処理部の認識処理から前記表示処理部の画像データの出力処理までの一連の処理を、表示する距離区分ごとに行う、表示システム。
(2)前記距離センサーは、複数の距離区分に渡る距離データを出力し、
前記認識処理部、および前記表示処理部は、前記認識処理から前記出力処理までの一連の処理を、表示する距離区分ごとに、並列に行う、上記(1)に記載の表示システム。
(3)前記距離センサーは、複数の照射方向に向けて送信波を同時に照射する照射部と、前記照射方向の対象物からの前記送信波の反射波に応じた受信信号を出力する受信部と、を備え、前記送信波を送信してから反射波を受信するまでの時間間隔により距離を測定するToF方式の距離センサーであり、
前記距離センサーは、全照射方向からの反射波の受信を待たずに、前記距離区分に対応する反射波が到達するに応じて、前記距離データを出力し、
前記認識処理部、および前記表示処理部は、前記認識処理から前記出力処理までの一連の処理を、表示する距離区分ごとに、順次、並列処理を開始して行う、上記(1)に記載の表示システム。
(4)複数の前記距離区分は、隣接する距離区分において、一部の距離が重複する、上記(1)から上記(3)のいずれかに記載の表示システム。
(5)距離センサーと、複数の距離区分に対応する画像データを虚像として表示する3次元表示装置と、を備える、車両用の表示システムの表示処理方法であって、
前記距離センサーから取得した距離データを処理して、複数の距離区分ごとの表示対象物を認識するステップ(a)と、
前記ステップ(a)で認識した前記距離区分ごとの前記表示対象物に対応する画像データを出力するステップ(b)と、
前記ステップ(b)で取得した、複数の前記距離区分に対応する画像データを虚像として3次元表示装置に表示するステップ(c)と、
を含む、表示処理方法。
本発明に係る表示システムは、距離センサーと、前記距離センサーから取得した距離データを処理して、複数の距離区分ごとの表示対象を認識する認識処理を実行する認識処理部と、前記認識処理部が認識した前記距離区分ごとの前記表示対象に対応する画像データを出力する出力処理を実行する表示処理部と、前記表示処理部から取得した、複数の前記距離区分に対応する画像データを虚像として表示する3次元表示装置と、を備え、前記認識処理部の認識処理から前記表示処理部の画像データの出力処理までの一連の処理を、表示する距離区分ごとに行う。このようにすることで、検出から表示までの一連の処理を高速に行って、処理の遅延を低減することができる。
第1の実施形態に係る表示システムの全体構成を示すブロック図である。 表示システムを搭載した車両、および前方の対象物に応じた表示状態の例を示す斜視図である。 ヘッドアップディスプレイを搭載した車両を示す断面図である。 ヘッドアップディスプレイを搭載した車両を内側から見た模式図である。 ヘッドアップディスプレイの光学系の構成を示す模式図である。 第1の実施形態における距離区分ごとに並列して行う表示処理を示す模式図である。 第2の実施形態における距離区分ごとに、順次、並列処理を開始して行う表示処理を示す模式図である。 図7の表示処理を示すフローチャートである。 図8Aに続く処理を示すフローチャートである。
以下、添付した図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。また、図面の寸法比率は、説明の都合上誇張されており、実際の比率とは異なる場合がある。また図面においては、上下方向をY方向、ヘッドアップディスプレイ30を含む表示システム1000を車両に搭載した状態において、車両の進行方向に平行な方向をZ方向、これらのY、Z方向に直交する方向をX方向とする。またZ方向は光軸方向に、X、Y方向は、表示素子の横、縦方向にそれぞれ対応している。
図1〜図5を参照し、本実施形態に係る表示システム1000について説明する。図1は、本実施形態に係る表示システム1000の全体構成を示すブロック図である。図2は、表示システム1000を搭載した車両、および前方の対象物に応じた表示状態の例を示す斜視図である。
図1に示すように表示システム1000は、距離センサー10、制御装置20、および「3次元表示装置」としてのヘッドアップディスプレイ(HUD)30を備える。図2に示すように車両800に搭載された状態では、距離センサー10は、車両の前方を測定空間として、前方の他の車両801、802、803等の物体(対象物)までの距離を測定する。そして、物体が、車両等の特定の表示対象(以下、対象物、または表示対象物ともいう)の場合には、表示対象に対応する画像データ(例えば矩形のアノテーションマークの虚像f1〜f3)を虚像としてヘッドアップディスプレイ30に表示し、車両800を運転するユーザー900(運転者)に注意を喚起する。図2において、フレームF1からFnの領域は後述するヘッドアップディスプレイ30の表示素子31の表示領域(虚像表示領域)に対応しており、フレームF1〜Fnは、異なる虚像距離における虚像位置に対応する。これらの一連の表示処理については後述する。
(距離センサー10)
距離センサー10は、車両800に搭載された場合には、少なくとも車両800の進行方向が測定範囲(測定空間)に収まるように配置され、距離センサー10から所定の画角範囲内にある物体(対象物)までの距離を測定する。出力形式としては複数の方位(画素)における距離値を記述した距離データを出力する。画素数(方位の数)は、例えば1k〜数k個である。
以下においては、距離センサー10は、ToF(Time of Flight)方式のセンサーを用いた場合を例として説明する。しかしながら、これに限られず、距離センサー10としては物体までの距離を測定する、ステレオカメラ方式のセンサー等、種種のセンサーを適用できる。
ToF方式であれば、距離センサー10は、照射部11、受信部12、および測定データを出力する出力部13を備える。距離センサー10は、照射部11から複数の照射方向(方位)に向けた送信波を、測定空間に向けて照射してから、この送信波の対象物からの反射波を受信部12で受信するまでの時間間隔により各方位における物体までの距離を測定する。送信波として赤外線(波長800〜1000nm程度)のレーザー光を用いたライダー(LiDAR:Light Detection and Ranging)を採用できる。また、ライダーに変えてミリ波の送信波を用いたミリ波レーダーを採用してもよい。
また、距離センサー10としては、複数の照射方向に向けた送信波を同時に照射する同時照射方式を採用したToF方式のセンサーであってもよく、ポリゴン等を用いて、複数の照射方向に向けて光を順次照射する走査方式を採用したToF方式のセンサーであってもよい。前者の同時照射方式のライダーは、フラッシュライダーとも称される。
(制御装置20)
制御装置20は、取得部21、認識処理部22、表示処理部23、および出力部24を備える。制御装置20は、1つ、または複数のCPU(Central Procesing Unit)、および/またはGPU(Graphics Processing Unit)などで構成される処理装置、ならびに半導体や磁気ディスクで構成されるメモリを備える。制御装置20は、メモリに記憶されているプログラムを実行することで、各種処理を実行する。また、制御装置20の認識処理部22、および表示処理部23は後述するように認識処理、および画像データの出力処理を並列で処理を行う。これは複数のCPUやGPUによりマルチコア実行されるソフトウェアとして並列処理するようにしてもよく、専用のハードウェア処理回路によりハードウェア的に並列処理するようにしてもよい。
(取得部21)
取得部21は、距離センサー10の出力部13から距離データを取得する。距離センサー10と制御装置20における距離データの受け渡しは、1フレームごとに、測定空間全体の測定データが揃ってから取得するようにしてもよい(一括転送)。あるいは距離センサー10として、同時照射方式のToFセンサーを用いた場合には、後述するように(第2の実施形態)、全照射方向からの反射波の受信を待たずに近い距離から順に反射波が到達するに応じて、一連の画像処理を実施するため、逐次、受け渡すようにしてもよい(逐次分割転送)。
(距離区分ごとの距離データ)
本実施形態においては、距離区分ごとの距離データが、取得部21から認識処理部22に受け渡される。例えば、距離センサー10から1フレーム単位の距離データが送られる一括転送の場合には、取得部21で距離区分ごとの距離データに分割してから、認識処理部22に受け渡す。ここで距離区分は、予め設定されたものであり、測定可能な最短距離(例えば距離1m)〜無限遠までの間を、距離区分1〜距離区分nまでの複数段階に分割する(図2参照)。また、距離区分1〜nの段階数は、ヘッドアップディスプレイ30の虚像f1〜fnの段階数に対応し、また、距離区分1〜nの距離(例えば、距離区分の中間距離)は、虚像距離に対応する。
例えば、各距離区分は数m単位で複数段階(数個〜10数個程度)に分割される。例えば、距離区分1は、1〜2mであり、これの次の距離区分2は2〜3m、以下、距離区分3、4、……と続き、最後の距離区分nは15m以上である。隣接する距離区分同士は、途切れないように設定される。なお、隣接する距離区分同士は、互いに一部の距離が重複するように設定してもよい。例えば、距離区分1を1〜3mとし、距離区分2を2〜4mとした場合、距離2〜3mは、重複する区間となる。
また、距離区分ごとの距離データは、画素に対応する方向に、その距離区分の距離に応じた対象物が存在しなければ、画素の距離値はnullになる。例えば、図2において、距離区分1では車両801に対応する画素には距離データがあるが(距離区分1の範囲に応じた距離値(多値)、または有無を示すデータ(2値))、他の距離区分2の車両802に対応する画素では、距離データはない(null)。
(認識処理部22)
認識処理部22は、物体(対象物)を認識する機能を有する。認識処理部22は、各距離区分の距離データを用いて物体を認識する。この認識処理は、距離区分ごとに並列で処理する。認識の処理は、例えば、距離区分ごとに距離データの画素をクラスタに分ける。例えば、図2のように距離区分1の範囲に車両801があれば、その車両801に応じた距離データの塊が1つのクラスタとして判定される。そして、各クラスタのサイズを算定する。例えば、垂直方向寸法、水平方向寸法、総面積等を算出する。なお、ここでいう「サイズ」は、実寸法であり、見た目上の大きさ(画角、すなわち画素の広がり)とは異なり、対象物までの距離に応じて画素群の塊が判断される。例えば、認識処理部22は算定したサイズが抽出対象の解析対象の動体を特定するための所定のサイズ閾値以下か否か判定する。サイズ閾値は、測定場所や行動解析対象等により任意に設定できる。例えば車両に搭載され、対象物として車両、人を認識するのであれば、車両、または人の大きさそれぞれの最小値を、クラスタリングする場合のサイズ閾値とすればよい。これにより、落ち葉やビニール袋等のゴミ、または小動物を対象から除外できる。
認識処理部22は、特定の対象物(車両、人等)を認識した場合には、その距離区分、および対象物の位置情報(画素位置)を表示処理部23に送る。また、認識処理部22は、位置情報に対象物の種類情報(車両、人の分別)を付加してもよい。
(表示処理部23)
表示処理部23は、距離区分ごとの対象物の位置情報に応じた、虚像表示用の画像データを生成し、出力する。この画像データの出力処理は、距離区分ごとに並列で処理する。虚像表示用の画像としては、例えば図2に示したように、対象物の位置を、運転手が容易に認識できるような矩形のアノテーション画像(虚像f1〜f3)である。また、対象物の種類に応じて、これが識別できるようにアノテーション画像の色や線の種類を替えてもよく、アノテーション画像の脇に表示する種類を示すテキストデータ含めてもよい。
(出力部24)
出力部24は、表示処理部23から送られた、距離区分ごとの画像データをヘッドアップディスプレイ30に送信する。この送信は、複数の距離区分ごとの画像データを同期させずに、それぞれ個別に送るようにしてもよく、1フレーム分の複数の距離区分の画像データが全て揃ってからまとめて送るようにしてもよい。以下の説明においては、前者(個別)の方式を例として説明する。また、後者(1フレーム単位)であれば必ずしも、同じフレームの距離データに基づいて生成した画像データでなくてもよく、一部が、前または後のフレームの距離データで生成した画像データであってもよい。
(ヘッドアップディスプレイ30)
以下、図1とともに、図3から図5を参照し、ヘッドアップディスプレイ30について説明する。図3は、ヘッドアップディスプレイ30を搭載した車両800を示す断面図であり、図4は、車両800の内側から見た模式図である。図5は、ヘッドアップディスプレイ30の光学系の構成を示す模式図である。図1に示すようにヘッドアップディスプレイ30は、表示素子31、移動機構32、および表示制御部33を含む。図3、図4に示すように、ユーザー(運転者)900は、ハンドル813を握りながら運転席816に座っている。ヘッドアップディスプレイ30は、表示素子31(描画デバイス)に表示されている画像情報を、表示スクリーン345を介してユーザー900に向けて虚像f(f1、f2、…fn)として表示する。
ヘッドアップディスプレイ30の表示スクリーン345(コンバイナーとも称す)以外の構成は、車体811のダッシュボード814内にカーナビゲーション等のディスプレイ815の背後に埋め込むように設置されている。ヘッドアップディスプレイ30は、アノテーション画像等を含む虚像に対応する表示光D1を表示スクリーン345に向けて光軸AXに沿って射出する。表示スクリーン345は、半透過性を有する凹面鏡、または平面鏡である。表示スクリーン345は、コンバイナーまたはウィンドシールドとして機能してもよく、両方の機能を兼ね備えてもよい。また、これらの機能を備える部材を別々に設けてもよい。表示スクリーン345は、下端の支持によってダッシュボード814上に立設され、ヘッドアップディスプレイ30からの表示光D1を車体811の後方側(Z方向のマイナス側)に向けて反射する。すなわち、図示の場合、表示スクリーン345は、フロントウィンドウ812とは別体で設置される独立型のものとなっている。表示スクリーン345で反射された表示光D1は、運転席816に座ったユーザー900の瞳910、およびその周辺位置に対応するEyebox(アイボックス)(図示せず)に導かれる。Eyeboxは、ヘッドアップディスプレイ30が車両800に搭載された状態で、運転席816に座ったユーザー900の瞳910の位置(高さ)に対応するように設定される。ユーザー900は、表示スクリーン345で反射された表示光D1、つまり、あたかも車体811の前方にあるように、所定距離(虚像距離または投影距離ともいう)離れた表示像としての虚像fを観察できる。一方、ユーザー900は、表示スクリーン345を透過した外界光、つまり前方景色、自動車等の車両や歩行者の実像を観察できる。結果的に、ユーザー900は、表示スクリーン345を透過した背後の外界像、すなわちシースルー像に重ねて、表示スクリーン345での表示光D1の反射によって形成される虚像fを観察できる。
図5に示すように、ヘッドアップディスプレイ30は、表示素子31、移動機構32、表示制御部33の他に、虚像投影光学系34およびハウジング35を備える。虚像投影光学系34は、光学素子群341、中間スクリーン342、ミラー343、344、を備える。ハウジング35内には、表示スクリーン345以外のヘッドアップディスプレイ30の各構成要素が収納される。光学素子群341は、1つまたは複数のレンズを含む。また、図5では、2枚の反射面が、平面、および曲面の2枚のミラー343、344含む例を示しているがこれに限られず、1枚、または3枚以上の反射面が平面または曲面のミラーで構成してもよい。
表示素子31は、2次元的な表示面31aを有する。表示面31aに形成された像i1は、虚像投影光学系34によって、中間像i2として投影されてから、これが拡大されてEyeboxへ虚像fに変換して投影表示される。表示素子31は、DMD(Digital Micromirror Device)やLCOS(Liquid Crystal On Silicon)等の反射型の素子であっても、液晶等の透過型の素子であってもよい。特に、表示素子31としてDMDを用いると、明るさを維持しつつ画像を高速で切り替えることが容易になり、投影距離を変化させる表示に有利である。なお、表示素子31は、30fps以上、好ましくは90fpsのフレームレートで動作する。これにより、異なる虚像距離に複数の虚像fが同時に表示されているように見せる、3次元表示が容易になる。
光学素子群341は、固定焦点のレンズ系であり、図示を省略するが、複数のレンズを有する。光学素子群341は、表示素子31の表示面31aに形成された画像i1を中間像i2として中間スクリーン342上に結像し、適当な倍率で拡大投影する(中間像i2自体は、表示素子31の表示動作が前提となる)。なお、光学素子群341は、この光学素子群341の最も中間スクリーン342側に配置された絞り341aを有する。このように絞り341aを配置することで、光学素子群341の中間スクリーン342側のFナンバーの設定や調整が比較的容易になる。
中間スクリーン342は、配光角を所望の角度に制御するための拡散機能を有するシートであり、光学素子群341による結像位置(つまり中間像i2の結像予定位置、またはその近傍の焦点深度内)において中間像i2を形成する。中間スクリーン342としては、例えば摺りガラス、レンズ拡散板、マイクロレンズアレイ等を用いることができる。
移動機構32は、中間スクリーン342の上下端部を保持するホルダーに接続されており、中間スクリーン342を光軸AX方向に平行移動させることにより、中間像i2の位置を光軸AX方向に移動させることができる。なお、表示素子31の表示が動作していなければ、必ずしも表示画像としての中間像i2は形成されないが、以下においては、実際に形成されていなくても中間像i2が形成されると想定される位置も中間像の位置と呼ぶ場合がある。前述の、図2、図3において、フレームF1(虚像f1)は中間スクリーン342をミラー343に近い側に位置させて、虚像距離を近距離に設定した場合に投影表示される虚像位置である。フレームF1に表示される虚像f1の虚像距離は、距離区分1に対応する。例えば距離区分1が1mから2mであればその中間(または中心)の1.5mの虚像距離になるように設定される。同様にフレームFnは、中間スクリーン342をミラー343から最も遠い側に位置させて、虚像距離を遠距離に設定した場合に投影表示される虚像位置である。フレームF2は、その間の位置に中間スクリーン342を位置させた場合に投影表示される虚像位置である。同様にフレームFn、F2に表示される虚像fn、f2の虚像距離は、距離区分n、距離区分2にそれぞれ対応する。
表示制御部33は、CPU(Central Procesing Unit)、および半導体や磁気ディスクで構成されるメモリを備え、メモリに記憶されているプログラムを実行することで、以下に説明する移動機構32、および表示素子31を制御する。具体的には、後述するように、移動機構32により中間スクリーン342の位置を光軸AX上で移動する。その位置変化に同期させて表示素子31に像を表示するタイミングを制御することで、虚像fまでの虚像距離を変化させる。これを短時間(例えば60fps)で行うことにより、ユーザー900は同時に投影距離が異なる複数の虚像f(f1〜fn)を同時に視認できる(3次元表示)。
(第1の実施形態における距離区分ごとの並列処理)
図6は、第1の実施形態における、表示システム1000による距離区分ごとに並列して行う表示処理を示す模式図である。第1の実施形態においては、距離センサー10としては、ToF方式のセンサー、ステレオカメラ等の種種のセンサーを適用できる。
第1の実施形態においては、図6に示すように、前方の測定空間内に対して測定を行い、距離データを得る。測定により得られた複数の距離区分に渡る1フレーム分の距離データは、制御装置20に送られる。図6の例は、図2に対応して、距離区分1、2、nにはそれぞれ車両801、802、803が存在する。
取得部21では、距離センサー10から取得した距離データを、距離区分ごとに分割して、それぞれの認識処理部22の処理部221〜22n(ハードウェア処理回路)に送る。
認識処理部22は、処理部221〜22nを含む。処理部221〜22nは、距離区分の数に対応した分だけ設けられており、処理部221〜22nはそれぞれ距離区分1〜nに対応する。これらの認識処理は、処理部221〜22nにより並列で処理される。
また、車両等の特定の対象物を認識した場合には、その情報は、後段の表示処理部23(ハードウェア処理回路)に送られる。
表示処理部23は、処理部231〜23nを含む。処理部231〜23nは、距離区分の数に対応した分だけ設けられており、処理部231〜23nはそれぞれ距離区分1〜nに対応する。また、認識処理部22の処理部221〜22nは、それぞれ表示処理部23の処理部231〜23nに対応付けられている。処理部221の対象物の認識結果は、対応する処理部231に個別に送られる。同様に、処理部222〜22nの対象物の認識結果は、対応する処理部232〜23nそれぞれに個別に送られる。
表示処理部23の処理部231〜23nは、対象物の認識結果に応じた虚像表示用の画像データを生成し、ヘッドアップディスプレイ30に送信する。ヘッドアップディスプレイ30側では、受けた距離区分1〜nに対応する画像データに応じた、虚像を表示する。例えば、ヘッドアップディスプレイ30は、図6に示すように、距離区分1に応じた虚像距離で、認識した表示対象である車両801に対応付けたアノテーションの画像(虚像f1)を表示する。
このように、第1の実施形態に係る表示システム1000では、認識処理部22の認識処理から表示処理部23の画像データの出力処理までの一連の処理を、表示する距離区分ごとに行う。特に第1の実施形態では、距離センサー10から取得した1フレームの距離データを距離区分ごとに分割し、以降の認識処理、虚像表示用の画像データの生成、出力までの一連の処理を、虚像を表示する距離区分ごとに並列して行う。このようにすることで、認識から出力に情報を送る際の遅延を最小限に抑えることができる。特に、車両に搭載した表示システム1000においては、認識すべき物体は、先行車や歩行者等、距離センサーから視た場合に、ほとんどの場合、奥行き方向(Z方向)の厚みは1m未満から最大でも数mである。このため、距離区分ごとに物体の認識処理をしても認識精度はそれほど低下せずに認識できる。また距離区分ごとに物体の認識処理を並列で行うことで、各処理部221〜22nの処理時間を抑えることができる。さらに、ヘッドアップディスプレイ30の表示する距離区分を、制御装置20で一連の並列処理を行う距離区分と対応させ、対応する虚像の表示距離に対して並列で、画像データを送信し、表示する。このようにすることで、認識系(認識処理部22)から出力系(表示処理部23、出力部24、ヘッドアップディスプレイ30)へ情報を送る際の遅延を最小限に抑えることができる。
また、距離区分ごとに並列処理し、各処理での同期をとらずに行えば、遅延処理が一部の距離区分の処理で発生したとしても、その遅延は、他の距離区分に影響することがなく、遅延は、一部の距離区分のみに留まる。例えば、60fpsで虚像の表示を行うような場合に、距離区分1の虚像の表示だけが、他の距離区分2〜nの虚像の表示に対して、1フレーム分だけ遅れて表示される。
(第2の実施形態における距離区分ごとの並列処理)
以下、図7〜図8Bを参照し、第2の実施形態における表示システム1000bによる距離区分ごとの並列処理について説明する。図7は、第2の実施形態における距離区分ごとに、順次、並列処理を開始して行う表示処理を示す模式図である。図8A、図8Bは、制御装置20による図7に示す表示処理の内容を示すフローチャートである。なお、第2の実施形態においては、これらの図に記載した構成以外は、図1〜図5の記載に対応するため、記載を省略する。
第2の実施形態においては、距離センサー10としては、ToF方式のセンサー、特に同時照射方式のToFセンサー(例えばフラッシュライダー)を適用できる。
また、第2の実施形態においては、図7に示すように、前方の測定空間内において、複数の方位に対して同時に赤外線光等の送信波を照射し、測定空間内の物体からの反射波を受信すると直ぐに、近い方の距離区分から順に、距離区分ごとの距離データを生成するとともに、後段の距離データの送信処理、距離データに対する認識処理、および画像データの生成、出力処理を開始する。
(ステップS101〜S103)
具体的には、図8Aに示すように照射部11により測定空間に送信波を照射する。続いて、距離センサー10は、最も短い距離区分1に存在する物体の表面で反射した反射波を、受信部12で受信すれば、すなわち、距離区分1の相当時間として、距離区分1までの往復距離を、光速で進行する送信波が、反射波として戻ってくるまでの時間が経過した場合(S102:YES)、距離区分1に関する以下の一連の処理を開始する。すなわち、距離センサー10は、距離区分1の距離データを制御装置20に送信する。そして、制御装置20では、この距離区分1の距離データに関する認識処理から出力処理までの一連の処理を開始する。なお、この時点では、距離区分1よりも遠い、他の距離区分2〜距離区分nからの反射波は、受信部12に到達していない。
(ステップS301)
図8Bは、ステップS103に続いて行われる処理である。取得部21は、距離センサー10から送られた距離区分1の距離データを取得する。
(ステップS302、S303)
続いて、認識処理部22の距離区分1用の処理部221は、第1の実施例と同様に、距離区分1の距離データから物体の認識処理を行い、表示対象物があれば(S303:YES)、処理をステップS304に進める。一方で表示対象物がなければ(S303:NO
)、処理を終了する(エンド)。
(ステップS304)
続いて、表示処理部23の距離区分1用の処理部231は、第1の実施例と同様に、距離区分1に存在する表示対象物に対する虚像表示用の画像データを生成する。
(ステップS305)
出力部24は、ステップS304で生成された画像データを、ヘッドアップディスプレイ30に送信し、ヘッドアップディスプレイ30では、これを虚像として表示する。
(ステップS104〜S105、S201〜S202)
図8Aを参照すると、ステップS102、S103と同様に、距離センサー制御装置20は、距離区分2の相当時間が経過した場合(S104:YES)、距離区分2の距離データに関する一連の処理を開始する。この距離区分2の一連の処理は、図8Bと同様の処理であり、説明を省略する。なお、距離区分2の一連の処理は、距離区分1の一連の処理と並列して行われる。
以下は、距離区分3、4、……距離区分nと、近い距離の距離区分から順に相当時間が経過し、当該距離区分の距離データが生成される度に、一連の処理を開始し、並列で処理して終了する(エンド)。以降は、次のフレームに対する処理を、ステップS101から繰り返し行う。
このように第2の実施形態においては、距離センサー10として、同時照射方式のToFセンサーを用いて、近い距離の距離区分から順に測定し、距離データが得られた順に一連の処理を開始し、行うことで、入力から出力までの全ての一連の処理を一貫して並列化できる。これにより、第1の実施形態と同様の効果が得られるとともに、第1の実施形態よりも、より効果的に、処理の遅延を抑えることができる。
(その他の変形例)
以上に説明した表示システム1000、1000bの構成は、上記の実施形態の特徴を説明するにあたって主要構成を説明したのであって、上記の構成に限られず、特許請求の範囲内において、種々改変することができる。また、一般的な表示システム、またはヘッドアップディスプレイが備える構成を排除するものではない。
また、3次元表示装置として3次元のヘッドアップディスプレイ30を、例として説明したがこれに限られず、距離ごとの距離データに基づいて表示を行う3次元の表示装置であれば他の構成を適用してもよい。例えば、運転手等が使用する3次元のヘッドマウントディスプレイであってもよい。
1000、1000b 表示システム
10 距離センサー
11 照射部
12 受信部
13 出力部
20 制御装置
21 取得部
22 認識処理部
221〜22n 処理部
23 表示処理部
231〜23n 処理部
24 出力部
30 ヘッドアップディスプレイ
31 表示素子
32 移動機構
33 表示制御部
AX 光軸
D1 表示光
f、f1〜fn 虚像
800 車両
811 車体
900 ユーザー
910 瞳

Claims (5)

  1. 車両用の表示システムであって、
    距離センサーと、
    前記距離センサーから取得した距離データを処理して、複数の距離区分ごとの表示対象物を認識する認識処理を実行する認識処理部と、
    前記認識処理部が認識した前記距離区分ごとの前記表示対象物に対応する画像データを出力する出力処理を実行する表示処理部と、
    前記表示処理部から取得した、複数の前記距離区分に対応する画像データを虚像として表示する3次元表示装置と、
    を備え、
    前記認識処理部の認識処理から前記表示処理部の画像データの出力処理までの一連の処理を、表示する距離区分ごとに行う、表示システム。
  2. 前記距離センサーは、複数の距離区分に渡る距離データを出力し、
    前記認識処理部、および前記表示処理部は、前記認識処理から前記出力処理までの一連の処理を、表示する距離区分ごとに、並列に行う、請求項1に記載の表示システム。
  3. 前記距離センサーは、複数の照射方向に向けて送信波を同時に照射する照射部と、前記照射方向の対象物からの前記送信波の反射波に応じた受信信号を出力する受信部と、を備え、前記送信波を送信してから反射波を受信するまでの時間間隔により距離を測定するToF方式の距離センサーであり、
    前記距離センサーは、全照射方向からの反射波の受信を待たずに、前記距離区分に対応する反射波が到達するに応じて、前記距離データを出力し、
    前記認識処理部、および前記表示処理部は、前記認識処理から前記出力処理までの一連の処理を、表示する距離区分ごとに、順次、並列処理を開始して行う、請求項1に記載の表示システム。
  4. 複数の前記距離区分は、隣接する距離区分において、一部の距離が重複する、請求項1から請求項3のいずれかに記載の表示システム。
  5. 距離センサーと、複数の距離区分に対応する画像データを虚像として表示する3次元表示装置と、を備える、車両用の表示システムの表示処理方法であって、
    前記距離センサーから取得した距離データを処理して、複数の距離区分ごとの表示対象物を認識するステップ(a)と、
    前記ステップ(a)で認識した前記距離区分ごとの前記表示対象物に対応する画像データを出力するステップ(b)と、
    前記ステップ(b)で取得した、複数の前記距離区分に対応する画像データを虚像として3次元表示装置に表示するステップ(c)と、
    を含む、表示処理方法。
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