JP2021091048A - アシスト器具 - Google Patents

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Tomoyoshi Sakano
倫祥 坂野
勇壮 南
Yusuke Minami
勇壮 南
真里 浜西
Mari Hamanishi
真里 浜西
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Abstract

【課題】作業者の上半身を上半身前傾状態で支えるアシスト器具において、作業者の脚部の全体に掛かる負荷を軽減する。【解決手段】作業者の上半身に取り付けられる上部装着部2と、作業者の足部に取り付けられる下部装着部3と、上部装着部2と下部装着部3とに亘って接続された第1支持部11とが備えられる。作業者が上半身を起立させた上半身起立状態と上半身を前傾させた上半身前傾状態とにおいて、上半身起立状態と上半身前傾状態とに亘る作業者の動作に伴なって、第1支持部11を伸縮作動させる第1伸縮機構21が備えられる。第1伸縮機構21は、上半身前傾状態において、上部装着部2と下部装着部3とに亘る第1支持部11の第1収縮長さL13を越えて、第1支持部11が収縮作動する状態を阻止して、上部装着部2が第1支持部11を介して下部装着部3に支持されるようにする。【選択図】図6

Description

本発明は、作業者に装着されて使用されるもので、作業者を補助するアシスト器具に関する。
例えば、作業者が床に置かれた荷物を持ち上げたり、要介護者の世話を行ったりする場合、作業者は上半身が前傾した上半身前傾状態を維持することがあるので、作業者の上半身前傾状態を補助するアシスト器具が、特許文献1に開示されている。
特許文献1のアシスト器具では、上部装着部と、上部装着部の下部の支持支点周りに揺動可能に支持された脚アーム部とが設けられており、上部装着部を脚アーム部に対して上側に付勢するバネが設けられている。作業者は、上部装着部を上半身に取り付け、脚アーム部を太腿部に取り付けて、アシスト器具を装着する。
アシスト器具を装着した作業者が、上半身を前傾させた上半身前傾状態になると、脚アーム部に支えられたバネにより、上部装着部が上側に持ち上げられようとするのであり、上部装着部によって作業者の上半身が支持される。
特開2017−93505号公報
特許文献1のアシスト器具を装着した作業者が上半身前傾状態になると、作業者の上半身に掛かる負荷は、作業者の太腿部に掛かるのであり、作業者の脚部の全体に掛かることによって支持される。
これにより、例えば作業者が重い荷物を持って、作業者の上半身に大きな負荷が掛かると、大きな負荷を支持する作業者の脚部にとって負担となる。
本発明は、作業者の上半身を上半身前傾状態で支えるアシスト器具において、作業者の脚部の全体に掛かる負荷を軽減することを目的としている。
本発明のアシスト器具は、作業者の上半身に取り付けられる上部装着部と、作業者における足首から先の足部に取り付けられる下部装着部と、作業者に対して前側を上下方向に沿って配置されるように、前記上部装着部と前記下部装着部とに亘って接続された第1支持部とが備えられ、作業者が上半身を起立させた上半身起立状態と、作業者が上半身を前傾させた上半身前傾状態とにおいて、前記上半身起立状態と前記上半身前傾状態とに亘る作業者の動作に伴なって、前記第1支持部を伸縮作動させる第1伸縮機構が備えられ、前記第1伸縮機構は、前記上半身前傾状態において、前記上部装着部と前記下部装着部とに亘る前記第1支持部の第1収縮長さを越えて、前記第1支持部が収縮作動する状態を阻止して、前記上部装着部が前記第1支持部を介して前記下部装着部に支持されるようにする。
本発明によると、アシスト器具を装着した作業者が、上半身起立状態から上半身前傾状態に向けて姿勢を変化させていくと、この姿勢の変化に伴って、第1支持部が第1伸縮機構により収縮作動する。
作業者が上半身前傾状態になって、第1支持部が第1収縮長さに達すると、第1支持部が第1収縮長さを越えて収縮作動する状態が、第1伸縮機構により阻止される。これにより、上半身前傾状態において、作業者の上半身に掛かる負荷は、上部装着部から第1支持部を介して下部装着部に掛かる。
本発明によると、下部装着部は作業者における足首から先の足部に取り付けられるものであるので、作業者の上半身に掛かる負荷が、第1支持部を介して下部装着部に掛かっても、作業者の上半身に掛かる負荷は、下部装着部を介して床や地面に掛かって支持されることになり、作業者の脚部の全体に掛かる負荷は小さくなる。
本発明によると、アシスト器具を装着した作業者が、上半身前傾状態から上半身起立状態に向けて姿勢を変化させていくと、この姿勢の変化に伴って、第1支持部が第1伸縮機構により伸長作動するのであり、作業者の上半身起立状態への姿勢の変化が阻害されることは少ない。
本発明において、前記上半身起立状態における前記上部装着部と前記下部装着部とに亘る前記第1支持部の第1伸長長さと前記第1収縮長さとの間に、第1中間長さが設定され、前記第1支持部が前記第1中間長さから前記第1収縮長さに向けて収縮するほど、前記第1支持部を前記第1中間長さに向けて伸長側に付勢する付勢力が大きくなる第1弾性部が備えられていると好適である。
本発明によると、アシスト器具を装着した作業者が、上半身起立状態から上半身前傾状態に向けて姿勢を変化させていく場合、作業者の姿勢が上半身起立状態と上半身前傾状態との間の中間状態に達すると、第1弾性部による付勢力が発生し始めて、作業者の上半身に掛かる負荷が、上部装着部から第1支持部及び第1弾性部を介して下部装着部に掛かり始めて、支持され始める。
作業者が中間姿勢から上半身前傾状態に向けて姿勢を変化させていくと、この姿勢の変化に伴って第1弾性部による付勢力が大きくなっていき、作業者が上半身前傾状態になると、第1支持部が第1収縮長さに達して、第1支持部の収縮作動が停止する。
本発明によると、アシスト器具を装着した作業者が、上半身起立状態から上半身前傾状態に向けて姿勢を変化させていく場合、作業者の上半身に掛かる負荷が、作業者の姿勢の変化に伴って次第に支持されていく状態を得ることができ、作業者に不快感を与えることが少なくなる。
本発明によると、第1支持部が第1伸長長さと第1中間長さとの間に位置する状態において、第1弾性部に付勢力は発生しないので、上半身起立状態の付近での作業者の姿勢の変更が阻害されることは少なく、作業者に不快感を与えることが少なくなる。
本発明において、前記上部装着部と前記第1支持部とが自在継手を介して接続され、前記下部装着部と前記第1支持部とが自在継手を介して接続されていると好適である。
本発明によると、アシスト器具を装着した作業者が例えば上半身を右や左に向けても、作業者の姿勢の変化が、上部装着部と第1支持部との間の自在継手や、下部装着部と第1支持部との間の自在継手により、許容される。
これにより、作業者の姿勢の変更が阻害されることは少なく、作業者に不快感を与えることが少なくなる。
本発明において、前記下部装着部から作業者の他方の足部に向けて延出された接続部が備えられ、前記接続部と前記第1支持部とが自在継手を介して接続されることにより、前記下部装着部と前記第1支持部とが自在継手を介して接続されていると好適である。
アシスト器具を装着した作業者が例えば膝部を曲げた場合、作業者の膝部の前方に第1支持部が位置していると、作業者の膝部が第1支持部に干渉する可能性がある。
本発明によると、下部装着部から作業者の他方の足部に向けて延出された接続部に、第1支持部が自在継手を介して接続されているので、作業者の膝部の前方から外れた位置に第1支持部が存在するようになる。
これにより、アシスト器具を装着した作業者が例えば膝部を曲げた場合、作業者の膝部が第1支持部に干渉する可能性が小さくなる。
本発明において、作業者の腰部に取り付けられる中部装着部と、作業者に対して後側を上下方向に沿って配置されるように、前記中部装着部と前記下部装着部とに亘って接続された第2支持部とが備えられ、作業者が下半身を延ばして立った下半身起立状態と、作業者が下半身を屈曲させてしゃがんだ下半身屈曲状態とにおいて、前記下半身起立状態と前記下半身屈曲状態とに亘る作業者の動作に伴なって、前記第2支持部を伸縮作動させる第2伸縮機構が備えられ、前記第2伸縮機構は、前記下半身屈曲状態において、前記中部装着部と前記下部装着部とに亘る前記第2支持部の第2収縮長さを越えて、前記第2支持部が収縮作動する状態を阻止して、前記中部装着部が前記第2支持部を介して前記下部装着部に支持されるようにすると好適である。
作業者が上半身前傾状態を維持して床に置かれた荷物を持ち上げたりする場合、作業者は、立った状態(下半身を延ばして立った下半身起立状態)から、膝を曲げ、腰を落として、しゃがむことがある(下半身を屈曲させてしゃがんだ下半身屈曲状態)。
本発明によると、アシスト器具を装着した作業者が、下半身起立状態から下半身屈曲状態に向けて姿勢を変化させていくと、この姿勢の変化に伴って、第2支持部が第2伸縮機構により収縮作動する。作業者が下半身屈曲状態になって、第2支持部が第2収縮長さに達すると、第2支持部が第2収縮長さを越えて収縮作動する状態が、第2伸縮機構により阻止される。
これにより、下半身屈曲状態において、作業者の腰部が、中部装着部及び第2支持部を介して下部装着部に支持され、下部装着部を介して床や地面に支持されるのであり、作業者は下半身屈曲状態を楽に維持することができる。
本発明において、前記下半身起立状態における前記中部装着部と前記下部装着部とに亘る前記第2支持部の第2伸長長さと前記第2収縮長さとの間に、第2中間長さが設定され、前記第2支持部が前記第2中間長さから前記第2収縮長さに向けて収縮するほど、前記第2支持部を前記第2中間長さに向けて伸長側に付勢する付勢力が大きくなる第2弾性部が備えられていると好適である。
本発明によると、アシスト器具を装着した作業者が、下半身起立状態から下半身屈曲状態に向けて姿勢を変化させていく場合、作業者の姿勢が下半身起立状態と下半身屈曲状態との間の中間状態に達すると、第2弾性部による付勢力が発生し始めて、作業者の腰部が中部装着部から第2支持部及び第2弾性部を介して下部装着部に支持され始める。
作業者が中間姿勢から下半身屈曲状態に向けて姿勢を変化させていくと、この姿勢の変化に伴って第2弾性部による付勢力が大きくなっていき、作業者が下半身屈曲状態になると、第2支持部が第2収縮長さに達して、第2支持部の収縮作動が停止する。
本発明によると、アシスト器具を装着した作業者が、下半身起立状態から下半身屈曲状態に向けて姿勢を変化させていく場合、作業者の腰部が、作業者の姿勢の変化に伴って次第に支持されていく状態を得ることができ、作業者に不快感を与えることが少なくなる。
本発明によると、第2支持部が第2伸長長さと第2中間長さとの間に位置する状態において、第2弾性部に付勢力は発生しないので、下半身起立状態の付近での作業者の姿勢の変更が阻害されることは少なく、作業者に不快感を与えることが少なくなる。
本発明において、前記中部装着部と前記第2支持部とが自在継手を介して接続され、前記下部装着部と前記第2支持部とが自在継手を介して接続されていると好適である。
本発明によると、アシスト器具を装着した作業者が例えば腰部を右や左に向けても、作業者の姿勢の変化が、中部装着部と第2支持部との間の自在継手や、下部装着部と第2支持部との間の自在継手により、許容される。
これにより、作業者の姿勢の変更が阻害されることは少なく、作業者に不快感を与えることが少なくなる。
本発明において、前記下部装着部は、作業者が履く靴であると好適である。
本発明によると、作業者がアシスト器具を装着する際に、靴である下部装着部を履くことにより、下部装着部が作業者における足首から先の足部に容易に取り付けられる。
同様に作業者がアシスト器具を外す際に、靴である下部装着部を脱ぐことにより、下部装着部が作業者における足首から先の足部から容易に取り外される。
アシスト器具を装着した作業者における上半身起立状態及び下半身起立状態の右側面図である。 アシスト器具を装着した作業者における上半身起立状態及び下半身起立状態の正面図である。 アシスト器具を装着した作業者における上半身起立状態及び下半身起立状態の背面図である。 第1支持部及び第2支持部の断面図である。 アシスト器具を装着した作業者における中間状態の右側面図である。 アシスト器具を装着した作業者における上半身前傾状態の右側面図である。 アシスト器具を装着した作業者における下半身屈曲状態の右側面図である。
図1〜図7に、本発明のアシスト器具が示されている。
本発明の実施形態における方向は、作業者がアシスト器具を装着した状態において、作業者から視て前側が「前」であり、後側が「後」であり、上側が「上」であり、下側が「下」であり、右側が「右」であり、左側が「左」である。
(アシスト器具の全体構成)
図1,2,3に示すように、アシスト器具は、中部装着部1、上部装着部2、右及び左の下部装着部3、右及び左の第1支持部11、右及び左の第2支持部12、右及び左の第1伸縮機構21、右及び左の第2伸縮機構22、右及び左の第1弾性部31、右及び左の第2弾性部32を有して、構成されている。
(中部装着部の構成)
図1,2,3に示すように、中部装着部1において、幅広の腰ベルト4の下部に股間ベルト5が接続され、腰ベルト4の上部に右及び左の肩ベルト6が接続されており、腰ベルト4の右部分及び左部分を連結及び分離可能なバックル部7が設けられている。
腰ベルト4の後部及び股間ベルト5の後部に、後側に向けて延出された右及び左の接続部17が設けられている。面ファスナ18(マジックテープ(登録商標))が、肩ベルト6の前面部に、上下方向に沿って取り付けられている。
作業者は、右及び左の脚部を股間ベルト5に入れて、右及び左の腕部を肩ベルト6に入れ、腰ベルト4を腰部に巻き付けて、バックル部7により腰ベルト4の右部分及び左部分を連結する。これにより、中部装着部1が腰部に取り付けられる。
(上部装着部の構成)
図1及び図2に示すように、上部装着部2は、合成樹脂製の比較的硬質の平板により構成されており、右及び左の接続部8が上部装着部2から前側に突出するように取り付けられている。
作業者は、前述の(中部装着部の構成)に記載のように、中部装着部1を腰部に取り付けた状態において、上部装着部2を面ファスナ18により右及び左の肩ベルト6に亘って取り付ける。これにより、上部装着部2が作業者の上半身に取り付けられる。
面ファスナ18は肩ベルト6の前面部に上下方向に沿って、比較的長い範囲に亘って取り付けられている。これにより、作業者は、自身の体格に応じて、上部装着部2の面ファスナ18への取付位置を上下に変更することにより、上部装着部2の作業者の上半身への取付位置を上下に変更することができる。
(下部装着部の構成)
図1,2,3に示すように、右及び左の下部装着部3は作業者が履く靴であり、作業者が下部装着部3を履くことにより、下部装着部3が作業者における足首から先の足部に取り付けられる。
右の下部装着部3において、靴底9の前部の左部に、右の下部装着部3から作業者の左の足部に向けて延出された接続部10が設けられており、靴底9のカカト部に、右の下部装着部3から後側に向けて延出された接続部13が設けられている。
左の下部装着部3において、靴底9の前部の右部に、左の下部装着部3から作業者の右の足部に向けて延出された接続部10が設けられており、靴底9のカカト部に、左の下部装着部3から後側に向けて延出された接続部13が設けられている。
(第1支持部、第1伸縮機構及び第1弾性部の構成)
図1,2,4に示すように、右及び左の第1支持部11は、細長いロッド状に構成されており、第1支持部11を伸縮作動させる第1伸縮機構21が、第1支持部11に設けられ、第1弾性部31が第1伸縮機構21に設けられている。
第1支持部11に、細長い円筒状の円筒部14と、円筒部14の下側からスライド可能に挿入されたロッド部15と、円筒部14の上部に連結されたロッド部16とが設けられている。第1伸縮機構21は、円筒部14とロッド部15とを有している。右の第1支持部11の円筒部14と、左の第1支持部11の円筒部14とに亘って、弱い収縮の付勢力を持つ引っ張りバネ33が接続されている。
円筒部14の内部において、コイルバネにより構成された第1弾性部31が、円筒部14の上部に取り付けられて、円筒部14の内部に沿って下側に延出されており、第1弾性部31の下部に、円板状の受け部31aが取り付けられている。
ロッド部15の下部が、ユニバーサルジョイント等の自在継手19を介して接続部10に接続されており、ロッド部16の上部が、ユニバーサルジョイント等の自在継手19を介して接続部8に接続されている。
以上の構成により、上部装着部2と第1支持部11とが自在継手19を介して接続されている。接続部10と第1支持部11とが自在継手19を介して接続されて、下部装着部3と第1支持部11とが自在継手19を介して接続されている。第1支持部11が、作業者に対して前側を上下方向に沿って配置されるように、上部装着部2と下部装着部3とに亘って接続されている。
作業者が上半身を起立させた上半身起立状態(図1及び図2参照)と、作業者が上半身を前傾させた上半身前傾状態(図6参照)とにおいて、第1伸縮機構21は、上半身起立状態と上半身前傾状態とに亘る作業者の動作に伴なって、円筒部14及びロッド部15が互いにスライドすることにより第1支持部11を伸縮作動させる。
(第2支持部、第2伸縮機構及び第2弾性部の構成)
図1,3,4に示すように、右及び左の第2支持部12は、細長いロッド状に構成されており、第2支持部12を伸縮作動させる第2伸縮機構22が、第2支持部12に設けられ、第2弾性部32が第2伸縮機構22に設けられている。
第2支持部12に、細長い円筒状の円筒部23と、円筒部23の下側からスライド可能に挿入されたロッド部24と、円筒部23の上部に連結されたロッド部25とが設けられている。第2伸縮機構22は、円筒部23とロッド部24とを有している。
円筒部23の内部において、コイルバネにより構成された第2弾性部32が、円筒部23の上部に取り付けられて、円筒部23の内部に沿って下側に延出されており、第2弾性部32の下部に、円板状の受け部32aが取り付けられている。
ロッド部24の下部が、ユニバーサルジョイント等の自在継手20を介して接続部13に接続されており、ロッド部25の上部が、ユニバーサルジョイント等の自在継手20を介して接続部17に接続されている。
以上の構成により、中部装着部1と第2支持部12とが自在継手20を介して接続されており、下部装着部3と第2支持部12とが自在継手20を介して接続されている。
作業者が下半身を延ばして立った下半身起立状態(図1及び図3参照)と、作業者が下半身を屈曲させてしゃがんだ下半身屈曲状態(図7参照)とにおいて、第2伸縮機構22は、下半身起立状態と下半身屈曲状態とに亘る作業者の動作に伴なって、円筒部23及びロッド部24が互いにスライドすることにより第2支持部12を伸縮作動させる。
(第1支持部及び第2支持部の伸長限度に関する構成)
図1,2,3に示すように、第1支持部11(第1伸縮機構21)及び第2支持部12(第2伸縮機構22)において、円筒部14,23の下部に、伸長限度設定機構26が設けられており、伸長限度設定機構26により第1支持部11及び第2支持部12の伸長限度が設定される。
図4に示すように、伸長限度設定機構26に、細長い円筒状の円筒部27と、円筒部27の下部に連結された円板状の蓋部28とが設けられている。円筒部14,23の下部の外面に雄ネジ部が形成され、円筒部27の内面に雌ネジ部が形成されており、雄ネジ部及び雌ネジ部によるネジ構造により、円筒部27が円筒部14,23の下部に取り付けられている。
ロッド部15,24が、蓋部28の開口部28aを通って円筒部14,23の内部に挿入されている。円筒部14,23の内部において、ロッド部15,24の上部に、円板状の受け部29が連結されており、パイプ状の当たり部30が、ロッド部15,24の上部及び受け部29に連結されている。
図4に示す状態は、当たり部30が蓋部28から上側に離れた状態であり、第1支持部11(第2支持部12)が、図4に示す状態からさらに伸長作動可能な状態である。第1支持部11(第2支持部12)が、図4に示す状態から伸長作動すると、蓋部28と当たり部30とが接近していく。
第1支持部11(第2支持部12)の伸長作動により、蓋部28と当たり部30の下部とが当たると、第1支持部11(第2支持部12)が伸長作動できない状態となるのであり、第1支持部11及び第2支持部12が伸長限度に達した状態となる。
作業者が、円筒部27又は蓋部28を持って、円筒部27及び蓋部28を回転操作すると、ネジ構造により、円筒部27及び蓋部28における円筒部14,23に対する位置を図4の上下方向に沿って変更することができる。
これにより、第1支持部11及び第2支持部12の伸長限度を変更することができるのであり、第1支持部11及び第2支持部12の長さを変更することができる。
作業者は、アシスト器具を装着するのに際して、前述の(上部装着部の構成)に記載のように、上部装着部2の作業者の上半身への取付位置を上下に変更すること、並びに、前述のように、第1支持部11及び第2支持部12の伸長限度を変更することにより、アシスト器具を自身の体格に合わせることができる。
(上半身起立状態及び下半身起立状態)
図1,2,3に示す状態は、作業者が上半身を起立させた上半身起立状態であり、作業者が下半身を延ばして立った下半身起立状態である。
上半身起立状態において、第1支持部11は、上半身起立状態における上部装着部2と下部装着部3とに亘る第1支持部11の第1伸長長さL11となっている。
下半身起立状態において、第2支持部12は、下半身起立状態における中部装着部1と下部装着部3とに亘る第2支持部12の第2伸長長さL21となっている。
前述の(第1支持部及び第2支持部の伸長限度に関する構成)に記載のように、上部装着部2の作業者の上半身への取付位置を上下に変更すること、並びに、第1支持部11及び第2支持部12の伸長限度を変更することにより、上半身起立状態において、第1支持部11の蓋部28を当たり部30から下側に離して、第1支持部11を伸長作動可能な状態とすることができる。同様に、下半身起立状態において、第2支持部12の蓋部28を当たり部30から下側に離して、第2支持部12を伸長作動可能な状態とすることができる。
(上半身起立状態と上半身前傾状態との間の中間状態)
図6に示す状態は、後述の(上半身前傾状態)に記載のように、作業者が上半身を前傾させた上半身前傾状態である。上半身前傾状態において、第1支持部11は、上半身前傾状態における上部装着部2と下部装着部3とに亘る第1支持部11の第1収縮長さL13となっている。
図1から図5及び図6に示すように、作業者が上半身起立状態から上半身前傾状態に向けて姿勢を変化させていくと、第1伸縮機構21においてロッド部15に対して円筒部14が下降していくことにより、第1支持部11が第1伸長長さL11から収縮作動する。
これに伴なって、第1弾性部31の受け部31aが、ロッド部15の受け部29に接近するのであり、第1弾性部31の受け部31aがロッド部15の受け部29に達するまでは、第1弾性部31に付勢力は発生しない。
図5に示すように、第1弾性部31の受け部31aがロッド部15の受け部29に達する中間状態に達してから、図6に示すように、作業者が上半身前傾状態に向けて姿勢を変化させていくと、円筒部14及びロッド部15により第1弾性部31が圧縮され始める。
図5に示すように、第1弾性部31の受け部31aがロッド部15の受け部29に達した状態での第1支持部11の長さが、第1伸長長さL11(図1参照)と第1収縮長さL13(図6参照)との間の第1中間長さL12である。
図5から図6に示すように、第1支持部11が第1中間長さL12から収縮作動して、円筒部14及びロッド部15により第1弾性部31が圧縮されることにより、第1支持部11を第1中間長さL12に向けて伸長側に付勢する付勢力が、第1弾性部31に発生し始める。これにより、作業者の上半身に掛かる負荷が、上部装着部2から第1支持部11及び第1弾性部31を介して下部装着部3に掛かり始めて、支持され始める。
作業者が上半身前傾状態に向けて姿勢を変化させて、第1支持部11が第1中間長さL12から第1収縮長さL13に向けて収縮するほど、円筒部14及びロッド部15により第1弾性部31が大きく圧縮されるのであり、第1弾性部31において、第1支持部11を第1中間長さL12に向けて伸長側に付勢する付勢力が大きくなる。これにより、作業者の上半身に掛かる負荷が、作業者の姿勢の変化に伴って次第に支持されていく状態となる。
(下半身起立状態と下半身屈曲状態との間の中間状態)
図7に示す状態は、後述の(下半身屈曲状態)に記載のように、作業者が下半身を屈曲させてしゃがんだ下半身屈曲状態である。下半身屈曲状態において、第2支持部12は、下半身屈曲状態における中部装着部1と下部装着部3とに亘る第2支持部12の第2収縮長さL23となっている。
図1から図5,6,7に示すように、作業者が下半身起立状態から下半身屈曲状態に向けて姿勢を変化させていくと、第2伸縮機構22においてロッド部24に対して円筒部23が下降していくことにより、第2支持部12が第2伸長長さL21から収縮作動する。
これに伴なって、第2弾性部32の受け部32aが、ロッド部24の受け部29に接近するのであり、第2弾性部32の受け部32aがロッド部24の受け部29に達するまでは、第2弾性部32に付勢力は発生しない。
図5に示すように、第2弾性部32の受け部32aがロッド部24の受け部29に達する中間状態に達してから、図6及び図7に示すように、作業者が下半身屈曲状態に向けて姿勢を変化させていくと、円筒部23及びロッド部24により第2弾性部32が圧縮され始める。
図5に示すように、第2弾性部32の受け部32aがロッド部24の受け部29に達した状態での第2支持部12の長さが、第2伸長長さL21(図1参照)と第2収縮長さL23(図7参照)との間の第2中間長さL22である。
図5から図6及び図7に示すように、第2支持部12が第2中間長さL22から収縮作動して、円筒部23及びロッド部24により第2弾性部32が圧縮されることにより、第2支持部12を第2中間長さL22に向けて伸長側に付勢する付勢力が、第2弾性部32に発生し始める。これにより、作業者の腰部が、中部装着部1から第2支持部12及び第2弾性部32を介して下部装着部3に掛かり始めて、支持され始める。
作業者が下半身屈曲状態に向けて姿勢を変化させて、第2支持部12が第2中間長さL22から第2収縮長さL23に向けて収縮するほど、円筒部23及びロッド部24により第2弾性部32が大きく圧縮されるのであり、第2弾性部32において、第2支持部12を第2中間長さL22に向けて伸長側に付勢する付勢力が大きくなる。これにより、作業者の腰部が、作業者の姿勢の変化に伴って次第に支持されていく状態となる。
(上半身起立状態及び下半身起立状態と中間状態との間の状態)
図1に示す上半身起立状態と、図5に示す中間状態との間(第1支持部11が第1中間長さL12に収縮作動するまでの間)において、前述の(上半身起立状態及び下半身起立状態)に記載のように、第1支持部11が第1伸長長さL11から伸長作動可能である機能、及び、自在継手19の機能が存在する。前述の(上半身起立状態と上半身前傾状態との間の中間状態)に記載のように、第1弾性部31に付勢力は発生しない。
図1に示す下半身起立状態と、図5に示す中間状態との間(第2支持部12が第2中間長さL22に収縮作動するまでの間)において、前述の(上半身起立状態及び下半身起立状態)に記載のように、第2支持部12が第2伸長長さL21から伸長作動可能である機能、及び、自在継手20の機能が存在する。前述の(下半身起立状態と下半身屈曲状態との間の中間状態)に記載のように、第2弾性部32に付勢力は発生しない。
以上のように、上半身起立状態及び下半身起立状態と中間状態との間において、前述の機能により、作業者の上半身や下半身の動作が阻害されることはなく、作業者の歩行も無理なく行われる。
(上半身前傾状態)
図6に示す状態は、上半身起立状態(図1参照)及び中間状態(図5参照)から、作業者が上半身を前傾させた上半身前傾状態であり、作業者が荷物Bを持った状態である。
上半身前傾状態において、第1支持部11は、上半身前傾状態における上部装着部2と下部装着部3とに亘る第1支持部11の第1収縮長さL13となっている。第1弾性部31は、密着するまで圧縮されて、これ以上に圧縮されない状態となり、第1支持部11を第1中間長さL12に向けて伸長側に付勢する第1弾性部31の付勢力は、最大となる。
第1伸縮機構21は、上半身前傾状態において第1弾性部31が密着することにより、上部装着部2と下部装着部3とに亘る第1支持部11の第1収縮長さL13を越えて、第1支持部11が収縮作動する状態を阻止するのであり、上部装着部2が第1支持部11を介して下部装着部3に支持される。
(下半身屈曲状態)
図7に示す状態は、作業者が、上半身前傾状態(図6参照)から、荷物Bを持ち上げようとして、上半身を少し持ち上げた際に、下半身を屈曲させてしゃがんだ下半身屈曲状態である。
下半身屈曲状態において、第2支持部12は、下半身屈曲状態における中部装着部1と下部装着部3とに亘る第2支持部12の第2収縮長さL23となっている。第2弾性部32は、密着するまで圧縮されて、これ以上に圧縮されない状態となり、第2支持部12を第2中間長さL22に向けて伸長側に付勢する第2弾性部32の付勢力は、最大となる。
第2伸縮機構22は、下半身屈曲状態において第2弾性部32が密着することにより、中部装着部1と下部装着部3とに亘る第2支持部12の第2収縮長さL23を越えて、第2支持部12が収縮作動する状態を阻止するのであり、中部装着部1が第2支持部12を介して下部装着部3に支持される。
(下半身起立状態を維持しながらの上半身前傾状態)
作業者は、図1に示す状態から、下半身起立状態を略維持しながら、上半身を前傾させて、上半身前傾状態(図6参照)に達することがある。
前述の状態において、前述の(上半身起立状態と上半身前傾状態との間の中間状態)に記載のように、第1支持部11が第1伸長長さL11から収縮作動する。
第1支持部11が第1中間長さL12(図5参照)に達すると、第1弾性部31が圧縮され始めて、第1支持部11を第1中間長さL12に向けて伸長側に付勢する付勢力が、第1弾性部31に発生し始める。
第1支持部11が第1中間長さL12から第1収縮長さL13に向けて収縮するほど、第1弾性部31が大きく圧縮されるのであり、第1弾性部31において、第1支持部11を第1中間長さL12に向けて伸長側に付勢する付勢力が大きくなる。
前述の(上半身前傾状態)に記載のように、第1支持部11が第1収縮長さL13になると、第1弾性部31はこれ以上に圧縮されない状態となり、第1支持部11の第1収縮長さL13を越えての収縮作動が阻止される。
前述の状態において、中部装着部1の接続部17が少し上昇するような状態となる。この場合、前述の(上半身起立状態及び下半身起立状態)に記載のように、第2支持部12が第2伸長長さL21から伸長作動可能である機能により、中部装着部1の接続部17の上昇が許容される。
(上半身起立状態を維持しながらの下半身屈曲状態)
作業者は、図1に示す状態から、上半身起立状態を維持しながら、下半身を屈曲させて、下半身屈曲状態(図7参照)に達することがある。
前述の状態において、前述の(下半身起立状態と下半身屈曲状態との間の中間状態)に記載のように、第2支持部12が第2伸長長さL21から収縮作動する。
第2支持部12が第2中間長さL22(図5参照)に達すると、第2弾性部32が圧縮され始めて、第2支持部12を第2中間長さL22に向けて伸長側に付勢する付勢力が、第2弾性部32に発生し始める。
第2支持部12が第2中間長さL22から第2収縮長さL23に向けて収縮するほど、第2弾性部32が大きく圧縮されるのであり、第2弾性部32において、第2支持部12を第2中間長さL22に向けて伸長側に付勢する付勢力が大きくなる。
前述の(下半身屈曲状態)に記載のように、第2支持部12が第2収縮長さL23になると、第2弾性部32はこれ以上に圧縮されない状態となり、第2支持部12の第2収縮長さL23を越えての収縮作動が阻止される。
前述の状態において、第1支持部11も第1第1伸長長さL11から収縮作動する。第2支持部12が第2収縮長さL23になると、第1支持部11は、第1中間長さL12となるか、又は第1中間長さL12よりも少し長い状態となる。
(発明の実施の第1別形態)
第1支持部11において、右の第1支持部11が設けられて、左の第1支持部11が廃止されてもよい。左の第1支持部11が設けられて、右の第1支持部11が廃止されてもよい。
第2支持部12において、右の第2支持部12が設けられて、左の第2支持部12が廃止されてもよい。左の第2支持部12が設けられて、右の第2支持部12が廃止されてもよい。
第1弾性部31が設けられて、第2弾性部32が廃止されてもよく、第2弾性部32が設けられて、第1弾性部31が廃止されてもよい、第1弾性部31及び第2弾性部32が廃止されてもよい。
(発明の実施の第2別形態)
右の第1支持部11及び左の第2支持部12が設けられて、左の第1支持部11及び右の第2支持部12が廃止されてもよい。左の第1支持部11及び右の第2支持部12が設けられて、右の第1支持部11及び左の第2支持部12が廃止されてもよい。
(発明の実施の第3別形態)
アシスト器具において、中部装着部1、第2支持部12、第2伸縮機構22及び第2弾性部32及びが廃止されて、上部装着部2及び下部装着部3、第1支持部11、第1伸縮機構21及び第1弾性部31が設けられてもよい。
(発明の実施の第4別形態)
下部装着部3は、足首まで上側に延びて、足首にも取り付けられるブーツ状に構成されてもよい。
下部装着部3は、靴状ではなく、足部の甲の部分や足首の部分に巻き付けられるベルト状に構成されてもよい。
本発明は、作業者に装着されて作業者を補助するアシスト器具に適用できる。
1 中部装着部
2 上部装着部
3 下部装着部
10 接続部
11 第1支持部
12 第2支持部
19 自在継手
20 自在継手
21 第1伸縮機構
22 第2伸縮機構
31 第1弾性部
32 第2弾性部
L11 第1伸長長さ
L21 第2伸長長さ
L12 第1中間長さ
L22 第2中間長さ
L13 第1収縮長さ
L23 第2収縮長さ

Claims (8)

  1. 作業者の上半身に取り付けられる上部装着部と、
    作業者における足首から先の足部に取り付けられる下部装着部と、
    作業者に対して前側を上下方向に沿って配置されるように、前記上部装着部と前記下部装着部とに亘って接続された第1支持部とが備えられ、
    作業者が上半身を起立させた上半身起立状態と、作業者が上半身を前傾させた上半身前傾状態とにおいて、前記上半身起立状態と前記上半身前傾状態とに亘る作業者の動作に伴なって、前記第1支持部を伸縮作動させる第1伸縮機構が備えられ、
    前記第1伸縮機構は、前記上半身前傾状態において、前記上部装着部と前記下部装着部とに亘る前記第1支持部の第1収縮長さを越えて、前記第1支持部が収縮作動する状態を阻止して、前記上部装着部が前記第1支持部を介して前記下部装着部に支持されるようにするアシスト器具。
  2. 前記上半身起立状態における前記上部装着部と前記下部装着部とに亘る前記第1支持部の第1伸長長さと前記第1収縮長さとの間に、第1中間長さが設定され、
    前記第1支持部が前記第1中間長さから前記第1収縮長さに向けて収縮するほど、前記第1支持部を前記第1中間長さに向けて伸長側に付勢する付勢力が大きくなる第1弾性部が備えられている請求項1に記載のアシスト器具。
  3. 前記上部装着部と前記第1支持部とが自在継手を介して接続され、前記下部装着部と前記第1支持部とが自在継手を介して接続されている請求項1又は2に記載のアシスト器具。
  4. 前記下部装着部から作業者の他方の足部に向けて延出された接続部が備えられ、
    前記接続部と前記第1支持部とが自在継手を介して接続されることにより、前記下部装着部と前記第1支持部とが自在継手を介して接続されている請求項3に記載のアシスト器具。
  5. 作業者の腰部に取り付けられる中部装着部と、
    作業者に対して後側を上下方向に沿って配置されるように、前記中部装着部と前記下部装着部とに亘って接続された第2支持部とが備えられ、
    作業者が下半身を延ばして立った下半身起立状態と、作業者が下半身を屈曲させてしゃがんだ下半身屈曲状態とにおいて、前記下半身起立状態と前記下半身屈曲状態とに亘る作業者の動作に伴なって、前記第2支持部を伸縮作動させる第2伸縮機構が備えられ、
    前記第2伸縮機構は、前記下半身屈曲状態において、前記中部装着部と前記下部装着部とに亘る前記第2支持部の第2収縮長さを越えて、前記第2支持部が収縮作動する状態を阻止して、前記中部装着部が前記第2支持部を介して前記下部装着部に支持されるようにする請求項1〜4のうちのいずれか一項に記載のアシスト器具。
  6. 前記下半身起立状態における前記中部装着部と前記下部装着部とに亘る前記第2支持部の第2伸長長さと前記第2収縮長さとの間に、第2中間長さが設定され、
    前記第2支持部が前記第2中間長さから前記第2収縮長さに向けて収縮するほど、前記第2支持部を前記第2中間長さに向けて伸長側に付勢する付勢力が大きくなる第2弾性部が備えられている請求項5に記載のアシスト器具。
  7. 前記中部装着部と前記第2支持部とが自在継手を介して接続され、前記下部装着部と前記第2支持部とが自在継手を介して接続されている請求項5又は6に記載のアシスト器具。
  8. 前記下部装着部は、作業者が履く靴である請求項1〜7のうちのいずれか一項に記載のアシスト器具。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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