JP2021090926A - 消化槽 - Google Patents

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Abstract

【課題】消化槽の内部空間の全体における被消化物の混合の均一性を向上させることができる消化槽を提供する。【解決手段】被消化物Wを収容する内部空間2を規定しつつ内部空間2の上端部2u及び下端部2bに至るにつれて内部空間2の中心の側に集束する内側面6sを備えた消化槽1Aにおいて、攪拌機構10により内部空間2に収容された被消化物Wが上下方向に平行な軸周りに攪拌され、内部空間2の下端部2bから上方に突出した邪魔板20Aにより、被消化物Wに内部空間2の下端部2bから上方に向う上昇流が形成され、流動不良部が生じ難いため、消化槽1Aの内部空間2の全体における被消化物Wの混合の均一性を向上させることができる。【選択図】図1

Description

本発明は、消化槽に関するものである。
汚泥等の被消化物を収容しつつ、被消化物を消化するための消化槽が提案されている。例えば、特許文献1には、消化槽の内部の中心部に上下方向に平行にドラフトチューブが設置された消化槽が開示されている。消化槽に収容された被消化物がドラフトチューブの上端から吸い込まれ、ドラフトチューブの下端から吐出される。これにより、消化槽に収容された被消化物が攪拌される。
特開平11‐90492号公報
ところで、上記技術は被消化物の消化については優れた性能を有するが、ドラフトチューブによる被消化物の攪拌に大きなエネルギーを消費する。そのため、例えば、消化槽の内部に上下方向に平行な回転軸周りに回転するインペラが配置され、インペラが回転することにより、消化槽に収容された被消化物が攪拌される消化槽も提案されている。しかし、この技術では、被消化物の攪拌に必要なエネルギーは低減されるものの、攪拌された被消化物の流速が低い部位も生じ、消化槽の内部空間の全体における被消化物の均一混合については改善の余地がある。
そこで本発明は、消化槽の内部空間の全体における被消化物の混合の均一性を向上させることができる消化槽を提供することを目的とする。
本発明は、被消化物を収容する内部空間を規定しつつ内部空間の上端部及び下端部に至るにつれて内部空間の中心の側に集束する内側面を有する側壁と、内部空間に収容された被消化物を上下方向に平行な軸周りに攪拌する攪拌機構と、内部空間の下端部から上方に突出した邪魔板とを備えた消化槽である。
この構成によれば、被消化物を収容する内部空間を規定しつつ内部空間の上端部及び下端部に至るにつれて内部空間の中心の側に集束する内側面を有する側壁と、内部空間に収容された被消化物を上下方向に平行な軸周りに攪拌する攪拌機構とを備えた消化槽において、攪拌機構により内部空間に収容された被消化物が上下方向に平行な軸周りに攪拌され、内部空間の下端部から上方に突出した邪魔板により、被消化物に内部空間の下端部から上方に向う上昇流が形成され、流動不良部が生じ難いため、消化槽の内部空間の全体における被消化物の混合の均一性を向上させることができる。
また、本発明は、被消化物を収容する内部空間の下端部を規定する内底面を有する底壁と、内部空間を規定し、内底面の周縁部から延在し、内部空間の上端部及び下端部に至るにつれて内部空間の中心の側に集束する内側面を有する側壁と、内部空間に収容された被消化物を上下方向に平行な軸周りに攪拌する攪拌機構と、内底面から上方に突出した邪魔板とを備え、内底面は、内部空間の上端部で側壁の上縁部により規定された上面部よりも広い平坦面を有し、邪魔板は、平坦面から上方に突出している消化槽である。
この構成によれば、被消化物を収容する内部空間の下端部を規定する内底面を有する底壁と、内部空間を規定し、内底面の周縁部から延在し、内部空間の上端部及び下端部に至るにつれて内部空間の中心の側に集束する内側面を有する側壁とを備えた消化槽において、攪拌機構により内部空間に収容された被消化物が上下方向に平行な軸周りに攪拌され、内底面から上方に突出した邪魔板により、被消化物に内部空間の下端部から上方に向う上昇流が形成されることに加えて、内底面は、内部空間の上端部で側壁の上縁部により規定された上面部よりも広い平坦面を有し、邪魔板は平坦面から上方に突出しており、より速い上昇流が形成され、流動不良部がより生じ難いため、消化槽の内部空間の全体における被消化物の混合の均一性をさらに向上させることができる。
本発明の消化槽では、邪魔板は、平面視で内部空間の下端部の中央部に放射状に配置されていることが好適である。
この構成によれば、邪魔板は平面視で内部空間の下端部の中央部に放射状に配置されているおり、より速い上昇流が形成され、流動不良部がより生じ難いため、消化槽の内部空間の全体における被消化物の混合の均一性をさらに向上させることができる。
また、攪拌機構は、上下方向に平行なパドルと、パドルを上下方向に平行な軸周りに回転させる回転軸とを有することが好適である。
この構成によれば、攪拌機構は、上下方向に平行なパドルと、パドルを上下方向に平行な軸周りに回転させる回転軸とを有し、インペラよりも少ないエネルギーにより被消化物を攪拌することができる。
また、内側面は、上下方向に平行な断面による断面視で曲線を含むことが好適であるが、その限りではない。
この構成によれば、内側面は上下方向に平行な断面による断面視で曲線を含むため、死水域が生じ難く、良好な攪拌が行われ、被消化物の質及び温度の均一化、消化ガスのガス分離促進及びスカム発生の防止により有効である。
また、内側面は、上下方向に平行な断面による断面視で、内部空間の上端部と下端部との上下方向の距離とが等しい中間部で、内部空間の上端部及び下端部に至るにつれて内部空間の中心の側に集束する曲線を含むことが好適である。
この構成によれば、内側面は、上下方向に平行な断面による断面視で、内部空間の上端部と下端部との上下方向の距離とが等しい中間部で、内部空間の上端部及び下端部に至るにつれて内部空間の中心の側に集束する曲線を含むため、被消化物を収容する内部空間の中間部で死水域が生じ難く、良好な攪拌が行われ、被消化物の質及び温度の均一化、消化ガスのガス分離促進及びスカム発生の防止により有効である。
本発明の消化槽によれば、消化槽の内部空間の全体における被消化物の混合の均一性を向上させることができる。
(A)は第1実施形態に係る消化槽を示す縦断面図であり、(B)は(A)のα線による横断面図である。 従来の消化槽の内部空間での被消化物の流動を示す図である。 従来の消化槽の内部空間での被消化物の流動を示す図である。 第1実施形態に係る消化槽の内部空間での被消化物の流動を示す図である。 (A)は第2実施形態に係る消化槽を示す縦断面図であり、(B)は(A)のβ線による横断面図である。 第2実施形態に係る消化槽の内部空間での被消化物の流動を示す図である。 実験例におけるパドル又はインペラの動力に対する内部空間の被消化物の平均流速を示すグラフである。 実験例におけるパドルの先端の周速度に対する内部空間の被消化物の循環量を示すグラフである。 実験例における攪拌機構の動力に対する内部空間の被消化物の循環量を示すグラフである。
以下、図面を参照しつつ本発明に係る消化槽について詳細に説明する。図1(A)及び図1(B)に示すように、本発明の第1実施形態に係る消化槽1Aは、汚泥等の被消化物Wを収容する内部空間2と内部空間2を覆う外殻3とから構成されている。消化槽1Aは、全体として卵形の形状を有する。消化槽1Aは、その下部に台座部4を備える。消化槽1Aが安定して設置されるために、台座部4は地中Eに埋設され、不図示の底版の上に載置されている。消化槽1Aは、例えば、全高が20〜30mであり、全幅が10〜20mであり、容量が2000〜4000mである。
消化槽1Aは、被消化物Wを収容する内部空間2の下端部2bを規定する内底面5bを有する底壁5Aを備える。消化槽1Aは、内部空間2を規定しつつ、内底面5bの周縁部5pから内部空間2の外側に向って斜め上方に延在し、内部空間2の上端部2u及び下端部2bに至るにつれて内部空間2の中心の側に集束する内側面6sを有する側壁6を備える。本実施形態では、内底面5bは、内部空間2の上端部2uで側壁6の上縁部6uにより規定された上面部7よりも狭い。内底面5bの直径は、例えば、0.5〜1.5mである。なお、本実施形態では、内底面5bは省略され、内側面6sのみで内部空間2が規定されてもよい。内側面6sは、上下方向に平行な断面による断面視で、下部と上部との間に曲線6cを含む。より詳細には、内側面6sは、上下方向に平行な断面による断面視で、内部空間2の上端部2uと下端部2bとの上下方向の距離とが等しい中間部2mで、内部空間2の上端部2u及び下端部2bに至るにつれて内部空間2の中心の側に集束する曲線6Cを含む。内側面6sは、上下方向に平行な断面による断面視で、曲線6c,6Cを除いた下部及び上部に直線を含む。
本実施形態の消化槽1Aでは、内部空間2の全高に対する全幅の比率は、例えば、0.62〜0.72である。また、内部空間2の全幅に対する内底面5bの直径の比率は、例えば、0.03〜0.09である。内部空間2の全幅に対する上面部7の直径の比率は、例えば、0.12〜0.36である。内部空間2の全幅に対する内側面6sの中間部2mの曲線6Cの曲率半径の比率は、例えば、0.62〜0.74である。内側面6sの中間部2mの曲線6Cは、例えば、90°程度の円弧である。上下方向に平行な断面による断面視で、内側面6sの曲線6c及び内側面6sの中間部2mの曲線6Cを除いた下部及び上部の直線の水平からの角度は、例えば、40°〜50°である。
消化槽1Aは、内部空間2に収容された被消化物Wを上下方向に平行な軸周りに攪拌する攪拌機構10を備える。攪拌機構10は、上下方向に平行なパドル11と、パドル11を上下方向に平行な軸周りに回転させる回転軸12と、回転軸12を回転させる動力源である駆動部13を有する。駆動部13は上面部7に配置された電動機である。駆動部13から、上下方向に平行な回転軸12を介してパドル11が吊下げられている。なお、上下方向に平行な軸周りとは、例えば、攪拌の軸がほぼ垂直であることを意味する。また、上下方向に平行なパドル11とは、例えば、パドルがほぼ垂直であることを意味する。また、パドル11を上下方向に平行な軸周りに回転させる回転軸12とは、例えば、回転軸12がほぼ垂直であることを意味する。パドル11の上端部の高さにおける内部空間2の直径である槽径Dhに対して、パドルの直径である翼径dは、翼径d/槽径Dh=0.1〜0.95の範囲が好ましく、翼径d/槽径Dh=0.25〜0.8の範囲がより好ましい。
図1(A)及び図1(B)に示すように、消化槽1Aは、内部空間2の下端部2bから上方に突出した邪魔板20Aを備える。本実施形態では、邪魔板20Aは、内底面5b及び内側面6sの下部から上方に突出している。図1(B)に示すように、邪魔板20Aは、平面視で内部空間2の下端部2bの中央部2cに放射状に配置されている。本実施形態では、4枚程度の邪魔板20Aが内底面5bの中心5cを囲繞するように互いに間隔を空けつつ、十字状をなすように放射状に配置されている。内部空間2の槽径Dhに対して、邪魔板20Aが内底面5b及び内側面6sの下部から上方に突出している範囲の直径である邪魔板径dRADは、邪魔板径dRAD/槽径Dh=0.05〜1.0の範囲が好ましく、邪魔板径dRAD/槽径Dh=0.25〜0.8の範囲がより好ましい。パドル11の翼径dに対して、邪魔板20Aの内底面5bからの突出長である邪魔板突出長Lは、邪魔板突出長L/翼径d=0.05〜0.8の範囲が好ましく、邪魔板突出長L/翼径d=0.1〜0.6の範囲がより好ましい。
なお、内部空間2の下端部2bから上方に突出した邪魔板20Aとは、必ずしも邪魔板20Aが内部空間2の下端部2b及び内底面5bに接していることを要しない。例えば、内部空間2の下端部2bから上方に突出した邪魔板20Aとは、邪魔板20Aの下端と内底面5bとの間に、邪魔板20Aの内底面5bからの突出長の1/10〜1/5程度の隙間を有する場合も含まれる。内部空間2の下端部2bから上方に突出した邪魔板20Aとは、内底面5bのみから上方に突出していてもよく、内側面6sの下部のみから上方に突出していてもよい。
また、なお、平面視で内部空間2の下端部2bの中央部2cとは、必ずしも厳密に内部空間2の下端部2bの中心であることを要しない。平面視で内部空間2の下端部2bの中央部2cは、内部空間2の下端部2bの中心であることが望ましいが、その限りではない。
また、邪魔板20Aが平面視で内部空間2の下端部2bの中央部2cに放射状に配置されているとは、必ずしも邪魔板20Aが内底面5bの中心5c及び中心5cの上方に存在していることを要しない。例えば、本実施形態のように、複数の邪魔板20Aが内底面5bの中心5cを囲繞するように互いに間隔を空けつつ、内部空間2の外側に延在していてもよい。また、邪魔板20Aが平面視で内部空間2の下端部2bの中央部2cに放射状に配置されているとは、必ずしも邪魔板20Aが内底面5bの中心5cを通る直線及び内底面5bの中心5cを通る直線の上方に存在していることを要しない。例えば、邪魔板20Aが内底面5bの中心5cを通る直線及び内底面5bの中心5cを通る直線の上方から離隔した位置に配置され、内部空間2の外側に延在していてもよい。また、放射状に配置されているとは、邪魔板20Aが平面視で直線ではなく、曲線をなしていてもよい。
本実施形態によれば、被消化物Wを収容する内部空間2を規定しつつ内部空間2の上端部2u及び下端部2bに至るにつれて内部空間2の中心の側に集束する内側面6sを備えた消化槽1Aにおいて、攪拌機構10により内部空間2に収容された被消化物Wが上下方向に平行な軸周りに攪拌され、内部空間2の下端部2bから上方に突出した邪魔板20Aにより、被消化物Wに内部空間2の下端部2bから上方に向う上昇流が形成され、流動不良部が生じ難いため、消化槽1Aの内部空間2の全体における被消化物Wの混合の均一性を向上させることができる。
例えば、図2に示すように、消化槽100では、消化槽100の内部空間2の中心部に上下方向に平行にドラフトチューブ31が設置されている。消化槽100に収容された被消化物Wがドラフトチューブ31の上端から吸い込まれ、ドラフトチューブ31の下端から吐出される。これにより、消化槽100に収容された被消化物Wが攪拌される。なお、以下の図2、図3、図4及び図6において、内部空間2に矢印で示すフローは、実線、破線及び点線の順に流速が低いことを示す。
このような消化槽100では、ドラフトチューブ31から内底面5bに強い吐出流が発生するが、内底面5bで大きく減衰されてしまい、全体的に非常に緩い攪拌となる。また、内部空間2に破線の矢印及び点線の矢印で示すように、多くの領域で流速が低くなり、被消化物Wが汚泥である場合に、濃縮汚泥と消化汚泥との混合が十分ではない。また、フローに偏りがあり、内部空間2の下部でショートパスによる局所的な循環流が生じている。
また、図3に示すように、消化槽200では、内部空間2に上下方向に平行な回転軸42の周りに回転するインペラ41が配置され、インペラ41が回転することにより、消化槽100に収容された被消化物Wが攪拌される。このような消化槽200では、内部空間2に実線の矢印で示すように、内部空間2の下部でショートパスしたフローとなり、内部空間2の上部と下部で分割したフローパターンが形成される。
また、消化槽200では、内部空間2に点線の矢印で示すように、内部空間2の下端部2bの中央部2cでは、淀み領域が広がるため、汚泥等の被消化物W中の比重の大きい固形物質等が堆積しやすい。また、消化槽200では、内部空間2における下端部2bの中央部2c付近及び内側面6sの近傍で流速の低い領域が見られる。また、消化槽100では、汚泥等の被消化物Wの混合作用が十分ではなく、温度ムラが生じやすく、スカムの発生が懸念される。
一方、図4の内部空間2に実線の矢印で示すように、本実施形態の消化槽1Aでは、内部空間2の下端部2bの中央部2cから上昇流が形成され、内部空間2での流動不良部がみられず、良好な流動性が得られる。また、本実施形態の消化槽1Aでは、内部空間2に被消化物Wの大循環流が形成されており、内部空間2の被消化物Wの全体を一様に攪拌することができる。また、本実施形態の消化槽1Aでは、内部空間2のほとんどの領域で、十分な流速を確保でき、堆積やスカム発生の心配が少ない。
また、本実施形態では、邪魔板20Aは平面視で内部空間2の下端部2bの中央部2cに放射状に配置されており、より速い上昇流が形成され、流動不良部がより生じ難いため、消化槽1Aの内部空間2の全体における被消化物Wの混合の均一性をさらに向上させることができる。
また、本実施形態では、攪拌機構10は、上下方向に平行なパドル11と、パドル11を上下方向に平行な軸周りに回転させる回転軸12とを有し、従来の消化槽100のようなインペラ41よりも少ないエネルギーにより被消化物Wを攪拌することができる。
また、本実施形態では、内側面6sは上下方向に平行な断面による断面視で曲線6cを含むため、死水域が生じ難く、良好な攪拌が行われ、被消化物Wの質及び温度の均一化、消化ガスのガス分離促進及びスカム発生の防止により有効である。
また、本実施形態では、内側面6sは、上下方向に平行な断面による断面視で、内部空間2の上端部2uと下端部2bとの上下方向の距離とが等しい中間部2mで、内部空間2の上端部2u及び下端部2bに至るにつれて内部空間2の中心の側に集束する曲線2Cを含むため、被消化物Wを収容する内部空間2の中間部2mで死水域が生じ難く、良好な攪拌が行われ、被消化物の質及び温度の均一化、消化ガスのガス分離促進及びスカム発生の防止により有効である。
以下、本発明の第2実施形態について説明する。図5(A)及び図5(B)に示すように、本実施形態では、消化槽1Bは、被消化物Wを収容する内部空間2の下端部2bを規定する内底面5bを有する底壁5Bを備える。本実施形態では、内底面5bは必須の構成である。一方、上記第1実施形態と同様に、側壁6の内側面6sは、内部空間2を規定しつつ、内底面5bの周縁部5pから内部空間2の外側に向って斜め上方に延在し、内部空間2の上端部2u及び下端部2bに至るにつれて内部空間2の中心の側に集束する。内側面6sは、上下方向に平行な断面による断面視で曲線6cを含む。内側面6sは、上下方向に平行な断面による断面視で、内部空間2の上端部2uと下端部2bとの上下方向の距離とが等しい中間部2mで、内部空間2の上端部2u及び下端部2bに至るにつれて内部空間2の中心の側に集束する曲線6Cを含む。内側面6sは、上下方向に平行な断面による断面視で、曲線6cを含む下部を除いた上部に直線を含む。
内底面5bは、内部空間2の上端部2uで側壁6の上縁部6uにより規定された上面部7よりも広い平坦面5sを有する。平坦面5sを有するとは、例えば、平坦面5sの直径に対して3%以下の起伏及び傾斜のいずれかを平坦面5sが有している場合を含む。本実施形態では、平坦面5sは水平方向に対してほぼ平行な平面である。本実施形態では、内底面5bは全て平坦面5sである。内底面5bは、例えば、上面部7の2〜4倍の直径を有する。内底面5bの直径は、例えば、5〜15mである。消化槽1Bの全高、全幅及び容量については、上記第1実施形態の消化槽1Aと同様である。また、攪拌機構10についても、上記第1実施形態の消化槽1Aと同様である。また、翼径d/槽径Dhの好ましい範囲についても、上記第1実施形態の消化槽1Aと同様である。
本実施形態の消化槽1Bでは、内部空間2の全高に対する全幅の比率は、例えば、0.82〜0.92である。また、内部空間2の全幅に対する内底面5bの直径の比率は、例えば、0.54〜0.64である。内部空間2の全幅に対する上面部7の直径の比率は、例えば、0.12〜0.36である。内部空間2の全幅に対する内側面6sの曲線6c,6Cの曲率半径の比率は、例えば、0.62〜0.74である。内側面6sの中間部2mの曲線6Cは、例えば、90°程度の円弧である。上下方向に平行な断面による断面視で、内側面6sの曲線6c及び内側面6sの中間部2mの曲線6Cを除いた上部の直線の水平からの角度は、例えば、40°〜50°である。
消化槽1Bは、内底面5bから上方に突出した邪魔板20Bを備える。邪魔板20Bは、内底面5bの平坦面5sから上方に突出している。図5(B)に示すように、邪魔板20Bは、平面視で内部空間2の下端部2bの中央部2cに放射状に配置されている。本実施形態では、4枚程度の邪魔板20Bが内底面5bの中心5cを囲繞するように互いに間隔を空けつつ、十字状をなすように放射状に配置されている。邪魔板径dRAD/槽径Dh及び邪魔板突出長L/翼径dの好ましい範囲等の他の事項については、上記第1実施形態の消化槽1Aと同様である。
本実施形態によれば、被消化物Wを収容する内部空間2の下端部2bを規定する内底面5bを有する底壁5Bと、内部空間2を規定しつつ、内底面5bの周縁部5pから延在し、内部空間2の上端部2u及び下端部2bに至るにつれて内部空間2の中心の側に集束する内側面6sを有する側壁6とを備えた消化槽1Bにおいて、攪拌機構10により内部空間2に収容された被消化物Wが上下方向に平行な軸周りに攪拌され、内底面5bから上方に突出した邪魔板20Bにより、被消化物Wに内部空間2の下端部2bから上方に向う上昇流が形成されることに加えて、内底面5bは内部空間2の上端部2uで側壁6の上縁部6uにより規定された上面部7よりも広い平坦面5sを有し、邪魔板20Bは平坦面5sから上方に突出しており、より速い上昇流が形成され、流動不良部がより生じ難いため、消化槽1Bの内部空間2の全体における被消化物Wの混合の均一性をさらに向上させることができる。
つまり、図6の内部空間2に実線の矢印で示すように、本実施形態の消化槽1Bでは、上記第1実施形態の消化槽1Aと同様に、内部空間2の下端部2bの中央部2cから上昇流が形成され、内部空間2での流動不良部がみられず、良好な混合の均一性が得られる。また、本実施形態の消化槽1Bでは、内部空間2に被消化物Wの大循環流が形成されており、内部空間2の被消化物Wの全体を一様に攪拌することができる。また、本実施形態の消化槽1Bでは、内部空間2のほとんどの領域で、十分な流速を確保でき、堆積やスカム発生の心配が少ない。
さらに、本実施形態の消化槽1Bでは、上記第1実施形態の消化槽1Aと比較して、内底面5bの周縁部5pにおいても速い流速を得ることができ、汚泥等の被消化物W中の比重の大きい固形物質等の堆積をさらに防止することができる。加えて、本実施形態の消化槽1Bでは、上記第1実施形態の消化槽1Aと比較して、被消化物Wの大きな循環量を得ることができる。
(実験例)
以下、本発明の実験例について説明する。実験例1として上記第1実施形態の消化槽1A、実験例2として上記第2実施形態の消化槽1B、比較例1として図2に示した消化槽100及び比較例2として図3に示した消化槽200について、CFD(Computational Fluid Dynamics :数値流体力学)による流体解析が行われた。CFDによる流体解析は、ANSYS社の「ANSYS Fluent 19.0」(商品名)により行われた。消化槽1A、消化槽1B、消化槽100及び消化槽200の容量は、いずれも3000mである。消化槽1Aの直径は16.7mであり、消化槽1Bの直径は17.0mであり、消化槽100の直径は16.7mである。消化槽1Aの被消化物Wの深さは23.95mであり、消化槽1Bの被消化物Wの深さは19.85mであり、消化槽100の被消化物Wの深さは23.9mであり、消化槽200の被消化物Wの深さは23.95mである。
消化槽1A、消化槽1B、消化槽100及び消化槽200により被消化物Wの攪拌が行われたときの平均流速が測定された。消化槽1A及び消化槽1Bについて邪魔板20A,20Bの直上部における上昇流の流量が循環量として測定された。内底面5bから邪魔板20A,20Bの直径の0.4倍の高さにおける内部空間2の水平な横断面において、上昇流が生じている領域の面積が求められた。当該領域での上昇流の平均流速と当該領域の面積との積から循環量が算出された。なお、消化槽100については、循環量はドラフトチューブ31の吐出流量の入力設定値と同じ値とした。また、消化槽200については、内部空間2の全体での循環流の評価が困難であるため、循環量の測定から除外された。
CFDによる流体解析結果は、消化槽1Aのパドル11の回転数が4.20min−1のときに、内部空間2の被消化物Wの平均流速は0.282m/sであり、最大流速は1.39m/sであり、循環量は4032m/hrであり、動力は2.418kWであり、動力密度は0.806W/mであった。
CFDによる流体解析結果は、消化槽1Bのパドル11の回転数が4.12min−1のときに、内部空間2の被消化物Wの平均流速は0.287m/sであり、最大流速は1.41m/sであり、循環量は5364m/hrであり、動力は2.473kWであり、動力密度は0.824W/mであった。
CFDによる流体解析結果は、消化槽100のドラフトチューブ31の吐出流量が1500m/hrのときに、内部空間2の被消化物Wの平均流速は0.03m/sであり、最大流速は3.1m/sであり、循環量は上記のようにドラフトチューブ31の吐出流量と同じ1500m/hrであり、動力は11.0kWであり、動力密度は3.667W/mであった。
CFDによる流体解析結果は、消化槽200のインペラ41の回転数が9.60min−1のときに、内部空間2の被消化物Wの平均流速は0.171m/sであり、最大流速は3.04m/sであり、動力は2.704kWであり、動力密度は0.901W/mであった。
これらのCFDによる流体解析結果より、消化槽1A及び消化槽1Bは、最大流速は消化槽100,200よりも遅いものの、平均流速は消化槽100の9倍以上速く、消化槽200よりも60%以上速かった。これは、消化槽1A,1Bは内部空間2の全体で消化槽100,200よりも速い流速が得られたことを意味する。また、消化槽1A及び消化槽1Bは、消化槽100の1/4以下の消費電力であり、消化槽200よりも消費電力が8%以上低減されていた。消化槽1Aと消化槽1Bとの平均流速は同程度であった。しかし、消化槽1Bは、消化槽1Aに比べて循環量が30%以上増大されていた。
また、図7に示すように、CFDによる流体解析結果では、実験例1の消化槽1A及び実験例2の消化槽1Bのパドル11の動力に対する内部空間2の被消化物Wの平均流速は、比較例1の消化槽100のドラフトチューブ31の動力に対する内部空間2の被消化物Wの平均流速及び比較例2の消化槽200のインペラ41の動力に対する内部空間2の被消化物Wの平均流速よりも速かった。消化槽1Aと消化槽1Bとのパドル11の動力に対する内部空間2の被消化物Wの平均流速は同程度であった。
図8に示すように、CFDによる流体解析結果では、パドル11の先端の周速度に対する内部空間2の被消化物Wの循環量は、実験例2の消化槽1Bが実験例1の消化槽1Aを上回っていた。図9に示すように、実験例1の消化槽1A及び実験例2の消化槽1Bのパドル11の動力に対する内部空間2の被消化物Wの循環量は、比較例1の消化槽100のドラフトチューブ31の動力に対する内部空間2の被消化物Wの循環量よりも多かった。パドル11の動力に対する内部空間2の被消化物Wの循環量は、実験例2の消化槽1Bが実験例1の消化槽1Aを上回っていた。
本発明は、上述した実施形態を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した様々な形態で実施することができる。また、上述した実施形態に記載されている技術的事項を利用して変形例を構成することも可能である。例えば、上記消化槽1A,1Bでは、卵形の形状を有し、内側面6sは上下方向に平行な断面による断面視で曲線6cを含んでいた。しかし、内側面6sは、例えば、上下方向に平行な断面による断面視で直線のみから構成されていてもよく、消化槽1A,1Bは上下方向に平行な断面による断面視で、上下方向に平行な対辺を有する六角形状の内側面6sを有していてもよい。
1A,1B…消化槽、2…内部空間、2u…上端部、2b…下端部、2c…中央部、2m…中間部、3…外殻、4…台座部、5A,5B…底壁、5b…内底面、5p…周縁部、5s…平坦面、5c…中心、6…側壁、6s…内側面、6u…上縁部、6c…曲線、6C…曲線、7…上面部、10…攪拌機構、11…パドル、12…回転軸、13…駆動部、20A,20B…邪魔板、31…ドラフトチューブ、41…インペラ、42…回転軸、100,200…消化槽、E…地中、W…被消化物、Dh…槽径、d…翼径、dRAD…邪魔板径、L…邪魔板突出長。

Claims (6)

  1. 被消化物を収容する内部空間を規定しつつ前記内部空間の上端部及び下端部に至るにつれて前記内部空間の中心の側に集束する内側面を有する側壁と、
    前記内部空間に収容された前記被消化物を上下方向に平行な軸周りに攪拌する攪拌機構と、
    前記内部空間の下端部から上方に突出した邪魔板と、を備えた消化槽。
  2. 被消化物を収容する内部空間の下端部を規定する内底面を有する底壁と、
    前記内部空間を規定し、前記内底面の周縁部から延在し、前記内部空間の上端部及び下端部に至るにつれて前記内部空間の中心の側に集束する内側面を有する側壁と、
    前記内部空間に収容された前記被消化物を上下方向に平行な軸周りに攪拌する攪拌機構と、
    前記内底面から上方に突出した邪魔板と、
    を備え、
    前記内底面は、前記内部空間の上端部で前記側壁の上縁部により規定された上面部よりも広い平坦面を有し、
    前記邪魔板は、前記平坦面から上方に突出している、消化槽。
  3. 前記邪魔板は、平面視で前記内部空間の下端部の中央部に放射状に配置されている、請求項1又は2に記載の消化槽。
  4. 前記攪拌機構は、上下方向に平行なパドルと、前記パドルを上下方向に平行な軸周りに回転させる回転軸とを有する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の消化槽。
  5. 前記内側面は、上下方向に平行な断面による断面視で曲線を含む、請求項1〜4のいずれか1項に記載の消化槽。
  6. 前記内側面は、上下方向に平行な断面による断面視で、前記内部空間の上端部と下端部との上下方向の距離とが等しい中間部で、前記内部空間の上端部及び下端部に至るにつれて前記内部空間の中心の側に集束する曲線を含む、請求項1〜5のいずれか1項に記載の消化槽。
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