JP2021090104A - 画像処置装置および画像処置方法、並びに撮像装置 - Google Patents
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Abstract
Description
図1は、本実施形態の撮像装置1の主要構成を示す図である。図1を用いて、撮像装置1の主要構成を説明する。なお、本実施形態に係る撮像装置1の構成例は、特許文献1の撮像装置の概略構成図と同じである。このことは、画像処理部125における信号処理が特許文献1とは異なるが、本明細書に記載の技術は一般的な撮像装置に適用可能であることを意味している。
上述のように本実施形態の撮像装置1は、被写体を撮像可能とする撮像素子107と、撮像素子107からの撮像データをA/D編換するA/D変換部(不図示)と、このA/D変換部からのデジタル信号を各種信号処理する画像処理装置としての画像処理部125とを有している。
図2は、図1に示す撮像装置1の構成要素である画像処理部125の詳細な構成を示すブロック図である。
エッジ予備決定部210は、エッジ方向を予備的に決定する。
DH:水平方向に対して交差するエッジの有無を検出するための指標である水平方向の勾配成分の分析結果
DV:垂直方向に対して交差するエッジの有無を検出するための指標である垂直方向の勾配成分の分析結果
DNE:右斜め上方向に対して交差するエッジの有無を検出するための指標である右斜め上方向の勾配成分の分析結果
DNW:左斜め上方向に対して交差するエッジの有無を検出するための指標である左斜め上方向の勾配成分の分析結果。
エッジ決定部220は、エッジ予備決定部210によって予備的に決定したエッジ方向について、後段の色補間部230による色補間処理に用いることの適否を判定する。そのために、エッジ決定部220は、図2に示すように、仮判定部221(判定部)と、ノイズ量算出部222と、エッジ判定部223(比較部)とを有している。
DV=|L01−L21|=0
DH=|L10−L12|=255
DNE=|L02−L20|=255
DNW=|L00−L22|=255
このとき、DVが最も小さいため、画素領域の縦(垂直)方向に沿ってエッジが存在する、すなわちエッジ方向は縦(垂直)方向である、とみなすことができる。a)の例では、DH=DNE=DNWであるため、エッジに交差する方向はこの3つのうちのどれを用いても構わない。図5に示すa)〜c)に示すエッジが含まれている例では、最小値を示す方向性データと最大値を示す方向性データとが必ず存在する。
DV=|L01−L21|=0
DH=|L10−L12|=0
DNE=|L02−L20|=0
DNW=|L00−L22|=0
このとき、全ての方向性データは同一の値を示しており、差が無いことがわかる。このように、方向によって方向性データに差が無い、換言すれば方向性データの最小値と最大値が同一である場合は平坦部分であると判定することができる。
以下では、注目画素がRである場合を例に取った図6を用いて、最小値が算出された方向性データに対応する方向が水平方向である場合(すなわちDHが最小)のノイズ量を求める一例を説明する。
また、図6に示す参照画素(F)において、最小値が算出された方向性データに対応する方向が垂直方向である場合(すなわちDVが最小)のノイズ量を求める場合についても、以下に説明する。
また、図6に示す参照画素(F)において、最小値が算出された方向性データに対応する方向が右斜め上方向である場合(すなわちDNEが最小)のノイズ量を求める場合についても、以下に説明する。
また、図6に示す参照画素(F)において、最小値が算出されたエッジ方向性データに対応する方向が左斜め上方向である場合(すなわちDNWが最小)のノイズ量を求める場合についても、以下に説明する。
方向性データの最大値>VAR+α
を満たすか否かを判定する。そして、当該関係式を満たす場合は注目画素付近をエッジ部分と判定(確定)し、当該関係式を満たさない場合は注目画素付近を平坦部分と判定(確定)する。
DV>Hvar+α
を満たすか否かを判定する。そして、満たす場合は注目画素をエッジ部分と判定し、満たさない場合は注目画素を平坦部分と判定する。
図8は、図の上段に参照画像F´を示している。この参照画像F´において、各画素には、画素を識別する符号とともに、括弧内に輝度値を示している。この参照画像F´では、紙面右上に相当する領域にエッジが有る。要するに、平坦部分の輝度値が32であり、輝度値が32から64へ変化するエッジ領域がある。
Hvar=16
Vvar=44
NEvar=44
NWvar=16
例えば、エッジと交差する方向であるDMAXと、エッジに沿う方向DMINに対応する方向のノイズ量Hvar(またはNWvar)とを比較する。
DMAX>Hvar+α?
ここでαは、ノイズ量とエッジとを区別するための閾値である。本事例のようにノイズが無く、コントラストの高い画像であれば、α=0で問題無いが、後述するように平坦部分にノイズ成分が含まれるような場合は、α>0を設定することにより、ノイズ量とエッジ成分を区別することができる。
図示しないが、参照領域内の各画素が同一の輝度値を取る(つまり平坦部分である)場合は、全ての方向について方向性データがゼロであり、全ての方向のノイズ量もゼロである。そのため、先述の不等式が成立せず、エッジ判定部223によって、注目画素R22が平坦部分であると判定される。
本事例は、R=G=B=32の画像に極少量のノイズを印加した例である。方向性データおよびノイズ量をそれぞれ求めると下記の結果が得られる。
DH=1
DV=5
DNE=5
DNW=1
DMAX=DV or DNW
DMIN=DH or DNE
Hvar=1
Vvar=2.75
NEvar=2.75
NWvar=1
DMAX(エッジに交差する方向)の値は5、エッジに沿う方向のノイズ量Hvar=1である。ここで、仮にα=0とすると、上述の不等式が成立してしまう。そこで、例えば、α=4とする。α=4と設定すれば、上述の不等式が成立しなくなるため、エッジ判定部223によって、注目画素R22が平坦部分であると判定される。
αの値を大きくすればするほど、エッジ部分であると判定する値の領域が小さくなる。そのため、ノイズによる誤判定を増やさない程度に判定パラメータの値を小さく設定する。
判定パラメータαは、1以上の値である。
色補間部230は、ベイヤデータの色補間をおこなう。
図10は、エッジ方向が右斜め上方向である場合の色補間処理を概念的に示す図である。
先述のエッジ決定部220によってエッジ部分であると決定(確定)された注目画素付近に関して、左記のエッジ予備決定部210において求めたエッジ方向が左斜め上方向である場合(DNWが最も小さい)について、図11を用いて説明する。
先述のエッジ決定部220によってエッジ部分であると決定(確定)された注目画素付近に関して、左記のエッジ予備決定部210において求めたエッジ方向が垂直方向である場合(DVが最も小さい)は、色補間部230は、下記の式(17)に基づいて、垂直方向のG成分gVを求めることができる。
先述のエッジ決定部220によってエッジ部分であると決定(確定)された注目画素付近に関して、左記のエッジ予備決定部210において求めたエッジ方向が水平方向である場合(DHが最も小さい)は、色補間部230は、下記の式(18)に基づいて、垂直方向のG成分gHを求めることができる。
先述のエッジ決定部220によってエッジ部分であると決定(確定)された注目画素付近に関して、左記のエッジ予備決定部210において求めたエッジ方向が水平方向および垂直方向である場合(DH=DV且つ最も小さい)、あるいは右斜め上方向および左斜め上方向である場合(DNE=DNW且つ最も小さい)は、色補間部230は、下記の式(19)に基づいて、水平方向および垂直方向を選択した場合に求められる、G成分(gV、gH)の平均値gVHを求める。
<色補間部(G画素上のR・B、R画素上のB、B画素上のRの補間)>
G画素上のR・B、R画素上のB、B画素上のRの補間については、一般的な勾配法を適用すれば良い。あるいは、一般的な色相関法を用いても補間することができ、一般的な勾配法よりも良い結果が得られる。ただし、一般的な色相関法の場合、G画素データを記憶する必要があるため、回路規模は増える。以下、これら勾配法および色相関法について説明する。
図12は、勾配法を用いて注目画素がR22である場合のB22の補間方法を説明するための参照画像8000bayerと、勾配法を用いて注目画素がG22である場のR22およびB22の補間方法を説明するための参照画像8001bayerとである。
BNW=|B11−B33|
BNE=|B13−B31|
そして、BNE=BNWであれば、次の式;
B22=(B11+B13+B31+B33)/4
でB22が求められ、BNE<BNWであれば、次の式;
B22=(B13+B31)/2
でB22が求められ、BNE>BNWであれば、次の式;
B22=(B11+B33)/2
でB22が求められる。なお、注目画素がB22の場合は、以上の説明においてRとBを読み替えることによりR22を求めることができる。
B22=(B12+B32)/2
R22=(R21+R23)/2
なお、R画素が左右にあるG画素を一般にGR、B画素が左右にあるG画素をGBと記述することがあり、参照画像8001bayerはGRの例である。GBの場合は、上の式のRとBを入れ替えれば良い。
図13は、色相関法を用いて注目画素がR22である場合のB22の補間方法を説明するための参照画像9000bayerと、色相関法を用いて注目画素がG22である場のR22およびB22の補間方法を説明するための参照画像9001bayerとである。
BAVE=(B11+B13+B31+B33)/4
GAVE=(G11+G13+G31+G33)/4
そして、色相関に基づき、B22を求める。
B22=G22+(BAVE−GAVE)
なお、この例では、BAVE−GAVEのように相関差を用いているが、下記のように相関比を用いても良い。
B22=G22×(BAVE/GAVE)
なお、以上の説明では平均値(AVE)としているが、本来の意図は低周波成分を求めることにある。
BAVE=(B12+B32)/2
GAVE=(G12+G32)/2
そして、色相関に基づき、B22を求める。
B22=G22+(BAVE−GAVE)
次に、G22を用いてR22を求めるにあたって、色補間部230は、予備計算として、RとGの平均値を、次のように求める。
BAVE=(B21+B23)/2
GAVE=(G21+G23)/2
そして、色相関に基づき、R22を求める。
R22=G22+(RAVE−GAVE)
以上の方法で色補間をおこなうことができる。
図14は、画像処理部125の動作フロー(画像処理フロー)を示すフローチャートである。図14を用いて、画像処理部125による画像処理方法(色補間方法)を説明する。
エッジ方向性データの最大値>VAR+α
を満たすか否かを判定する。そして、当該関係式を満たす場合は注目画素付近をエッジ部分と判定(確定)し、当該関係式を満たさない場合は、エッジ部分と仮判定されていた注目画素付近を平坦部分と判定(確定)する。
本実施形態によれば、従前よりも精度よく色補間処理をおこなうことが可能となる。
本発明の他の実施形態について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
DV=|L01−L21|=0
DH=|L10−L12|=255
DNE=|L02−L20|=255
DNW=|L00−L22|=255
このとき、DVが最も小さいため、画素領域の縦(垂直)方向に沿ってエッジが存在する、すなわちエッジ方向は縦(垂直)方向である、とみなすことができる。
DV(1)=|2L11−L01−L21|
DH(1)=|2L11−L10−L12|
DNE(1)=|2L11−L02−L20|
DNW(1)=|2L11−L00−L22|
をおこなう。
DV(2)=|2L22−L02−L42|
DH(2)=|2L22−L20−L24|
DNE(2)=|2L22−L04−L40|
DNW(2)=|2L22−L00−L44|
によって求められる。図5のd)に示す例において、画像領域を5×5に拡張したものを図19に示すと、この演算を用いることにより、
DV(2)=0
DH(2)=DNE(2)=DNW(2)=510
となり、DV(2)が最小であるため、エッジに沿う方向は垂直方向であると検出することができる。
B1AVE=(L00+L20)/2
G2AVE=(L01+L21)/2
B3AVE=(L02+L22)/2
に基づいて求める。また、ノイズ量算出部222は、下記の各式に基づき、輝度の平均値(B1AVE、G2AVE、B3AVE)と各同色画素の輝度との絶対値差分を画素数にて除算して得られる各行のノイズ値(B1var、G2var、B3var)を全て加算したノイズ量Vvarを求める。
B1var=(|L00−B1AVE|+|L20−B1AVE|)/2
G2var=(|L01−G2AVE|+|L21−G2AVE|)/2
B3var=(|L02−B3AVE|+|L22−B3AVE|)/2
Vvar=B1var+G2var+B3var
また、エッジに沿う方向が水平方向(DHが最も小さい)である場合、ノイズ量算出部222は、各行の輝度の平均値(B1AVE、G2AVE、B3AVE)を下記の各式;
B1AVE=(L00+L02)/2
G2AVE=(L10+L12)/2
B3AVE=(L20+L22)/2
に基づいて求める。また、ノイズ量算出部222は、下記の各式に基づき、輝度の平均値(B1AVE、G2AVE、B3AVE)と各同色画素の輝度との絶対値差分を画素数にて除算して得られる各行のノイズ値(B1var、G2var、B3var)を全て加算したノイズ量Hvarを求める。
B1var=(|L00−B1AVE|+|L02−B1AVE|)/2
G2var=(|L10−G2AVE|+|L12−G2AVE|)/2
B3var=(|L20−B3AVE|+|L22−B3AVE|)/2
Hvar=B1var+G2var+B3var
また、エッジに沿う方向が右斜め上方向(DNEが最も小さい)である場合、ノイズ量算出部222は、各行の輝度の平均値(G1AVE、B2AVE、G3AVE)を下記の各式;
G1AVE=(L01+L10)/2
B2AVE=(L02+L20)/2
G3AVE=(L12+L21)/2
に基づいて求める。また、ノイズ量算出部222は、下記の各式に基づき、輝度の平均値(G1AVE、B2AVE、G3AVE)と各同色画素の輝度との絶対値差分を画素数にて除算して得られる各行のノイズ値(G1var、B2var、G3var)を全て加算したノイズ量NEvarを求める。
G1var=(|L01−G1AVE|+|L10−G1AVE|)/2
B2var=(|L02−B2AVE|+|L20−B2AVE|)/2
G3var=(|L12−G3AVE|+|L21−G3AVE|)/2
NEvar=G1var+B2var+G3var
また、エッジに沿う方向が左斜め上方向(DNWが最も小さい)である場合、ノイズ量算出部222は、各行の輝度の平均値(G1AVE、B2AVE、G3AVE)を下記の各式;
G1AVE=(L01+L12)/2
B2AVE=(L00+L22)/2
G3AVE=(L10+L21)/2
に基づいて求める。また、ノイズ量算出部222は、下記の各式に基づき、輝度の平均値(G1AVE、B2AVE、G3AVE)と各同色画素の輝度との絶対値差分を画素数にて除算して得られる各行のノイズ値(G1var、B2var、G3var)を全て加算したノイズ量NWvarを求める。
撮像装置1の制御ブロック(特に制御部120)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、ソフトウェアによって実現してもよい。
本発明の態様1に係る画像処理装置(画像処理部125)は、ベイヤ配列の画像データの注目画素および近傍画素におけるエッジの方向性を複数の方向毎に定量化した方向性データを用いて、エッジ方向を検出する方向検出部212と、前記方向間で前記方向性データに差が有るか否かを判定する判定部(仮判定部221)と、前記近傍画素のノイズ量を算出するノイズ量算出部222と、前記差が有ると判定された前記方向性データの最大値と、前記ノイズ量を含む閾値とを比較する比較部(エッジ判定部223)と、前記比較部(エッジ判定部223)の比較結果に応じて、(i)前記最大値が前記閾値より大きい場合は前記注目画素に対して前記エッジ方向を用いた色補間をおこない、(ii)前記最大値が前記閾値以下である場合は前記注目画素に対して前記(i)の色補間とは異なる色補間をおこなう色補間部230と、を備えている。
107 撮像素子
120 制御部
121 CPU
124 撮像素子駆動部
125 画像処理部(画像処理装置)
210 エッジ予備決定部
211 方向性データ算出部
212 方向検出部
220 エッジ決定部
221 仮判定部(判定部)
222 ノイズ量算出部
223 エッジ判定部(比較部)
230 色補間部
Claims (9)
- ベイヤ配列の画像データの注目画素および近傍画素におけるエッジの方向性を複数の方向毎に定量化した方向性データを用いて、エッジ方向を検出する方向検出部と、
前記方向間で前記方向性データに差が有るか否かを判定する判定部と、
前記近傍画素のノイズ量を算出するノイズ量算出部と、
前記差が有ると判定された前記方向性データの最大値と、前記ノイズ量を含む閾値とを比較する比較部と、
前記比較部の比較結果に応じて、(i)前記最大値が前記閾値より大きい場合は前記注目画素に対して前記エッジ方向を用いた色補間をおこない、(ii)前記最大値が前記閾値以下である場合は前記注目画素に対して前記(i)の色補間とは異なる色補間をおこなう色補間部と、
を備えている、画像処理装置。 - 前記ノイズ量算出部は、前記方向間で前記方向性データに差が有ると判定された場合の最小値を示す方向性データに対応する方向に沿って、前記近傍画素のノイズ量を算出する、請求項1に記載の画像処理装置。
- 前記ノイズ量算出部は、前記方向間で前記方向性データに差が有ると判定された場合の最小値を示す方向性データに対応する方向の前記ノイズ量を、前記注目画素および近傍画素の輝度値の平均偏差によって算出する、請求項1または2に記載の画像処理装置。
- 前記比較部は、前記ノイズ量と、予め定めた判定パラメータとを加えた値を、前記閾値として用いる、請求項1から3の何れか1項に記載の画像処理装置。
- 前記色補間部は、前記注目画素が赤(R)または青(B)画素である場合に、前記(i)の色補間として、当該注目画素の緑(G)画素データの対角線方向の色補間をおこない、前記(ii)の色補間として、前記近傍画素内の全ての緑(G)画素を使用した平均値フィルタを用いて当該注目画素の緑(G)画素データの色補間をおこなう、請求項1から4の何れか1項に記載の画像処理装置。
- 請求項1から5の何れか1項に記載の画像処理装置と、
ベイヤ配列を有したカラーフィルタを有した撮像素子と、
を備えている撮像装置。 - ベイヤ配列の画像データの注目画素および近傍画素におけるエッジの方向性を複数の方向毎に定量化した方向性データを用いて、エッジ方向を検出する方向検出ステップと、
前記方向間で前記方向性データに差が有るか否かを判定する判定ステップと、
前記近傍画素のノイズ量を算出するノイズ量算出ステップと、
前記差が有ると判定された前記方向性データの最大値と、前記ノイズ量を含む閾値とを比較する比較ステップと、
前記比較ステップの比較結果に応じて、(i)前記最大値が前記閾値より大きい場合は前記注目画素に対して前記エッジ方向を用いた色補間をおこない、(ii)前記最大値が前記閾値以下である場合は前記注目画素に対して前記(i)の色補間とは異なる色補間をおこなう色補間ステップと、
を含む、画像処理方法。 - 請求項1から5の何れか1項に記載の画像処理装置としてコンピュータを機能させるための画像処理プログラムであって、前記方向検出部、前記判定部、前記ノイズ量算出部、前記比較部および上記色補間部としてコンピュータを機能させるための画像処理プログラム。
- 請求項8に記載の画像処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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