JP2021089511A - 対価連動型動作誘起方法、対価連動型動作誘起プログラム、対価連動型動作制御方法、及び対価連動型動作制御プログラム - Google Patents

対価連動型動作誘起方法、対価連動型動作誘起プログラム、対価連動型動作制御方法、及び対価連動型動作制御プログラム Download PDF

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大介 河合
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Abstract

【課題】利用者から配信者への対価の提供が、配信者側における現実世界の空間的な動作として現実化される対価連動型動作誘起方法、対価連動型動作誘起プログラム、対価連動型動作制御方法、及び対価連動型動作制御プログラムを提供する。【解決手段】対価連動型動作誘起方法は、提供される対価と対価の提供を受ける配信者とに関する対価情報を利用者装置から受信することと、対価情報を受信したことに応答して、対価の提供を受ける配信者の応答装置による空間的な動作を誘起するために、対価の提供を受ける配信者の配信者装置に、提供される対価に対応した動作誘起情報を送信することとを含む。【選択図】図1

Description

本発明は、対価連動型動作誘起方法、対価連動型動作誘起プログラム、対価連動型動作制御方法、及び対価連動型動作制御プログラムに関する。
従来、インターネットを介して例えば動画、音楽、音声といったコンテンツを配信する方法が知られている(例えば、特許文献1)。例えば、コンテンツの配信者が、デスクトップパソコンに表示されるブラウザを介してコンテンツ管理サーバーにアクセスし、ビデオカメラを使用して撮影したライブ配信動画をリアルタイムにコンテンツ管理サーバーにアップロードする。コンテンツの利用者は、スマートフォンのブラウザを介してコンテンツ管理サーバーにアクセスし、ライブ配信動画をリアルタイムにダウンロードして視聴する。
特開2008−301442
しかしながら、配信者が一方的にコンテンツを提供するのみでは、配信者の意欲が高まらない。また、利用者も配信者に対して反応することができず、配信者を応援する意欲が高まらない。配信者の意欲を高める方法の一つとして、利用者が配信者に金銭を与えることが考えられる。しかしながら、利用者が配信者に金銭を与えても、空間的に現金が移動するわけではない。そのため、利用者から配信者に何らかの働きかけを行ったという実感が両者とも得られない。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、利用者から配信者への対価の提供を、配信者側における現実世界の空間的な動作として現実化する、対価連動型動作誘起方法、対価連動型動作誘起プログラム、対価連動型動作制御方法、及び対価連動型動作制御プログラムを提供することを1つの目的とする。
本開示の第1の態様は、対価管理装置が実行する対価連動型動作誘起方法であって、対価管理装置が、コンテンツをネットワークを介して配信する配信者により使用される配信者装置と通信可能であり、対価管理装置が、コンテンツをネットワークを介して利用する利用者により使用される利用者装置と通信可能であり、対価管理装置が、利用者から配信者に提供可能な対価を管理可能であり、配信者装置が、配信者により使用される応答装置と通信可能であり、配信者装置が、動作誘起情報に基づいて応答装置に空間的な動作をさせることが可能であり、対価連動型動作誘起方法が、提供される対価と対価の提供を受ける配信者とに関する対価情報を利用者装置から受信することと、対価情報を受信したことに応答して、対価の提供を受ける配信者の応答装置による空間的な動作を誘起するために、対価の提供を受ける配信者の配信者装置に、提供される対価に対応した動作誘起情報を送信することと、を含む、対価連動型動作誘起方法である。
第1の態様によれば、利用者から配信者への対価の提供が、配信者側における現実世界の空間的な動作として現実化される。結果的に、応答装置の空間的な動作を知覚可能な位置にいる配信者が空間的な動作を知覚することにより、コンテンツ配信の意欲が高まる。
本開示の第2の態様は、配信者から利用者へのコンテンツの配信を管理する配信管理装置から参照不能な形態で、利用者から配信者への対価の提供を管理することを含む、第1の態様の対価連動型動作誘起方法である。
第2の態様によれば、利用者から配信者への対価の提供に関する情報を、配信管理装置が意図的に、又は意図せず配信するリスクを極めて小さくすることができる。
本開示の第3の態様は、対価管理装置に、第1の態様又は第2の態様の対価連動型動作誘起方法を実行させる対価連動型動作誘起プログラムである。
本開示の第4の態様は、コンテンツをネットワークを介して配信する配信者により使用される配信者装置が実行する対価連動型動作制御方法であって、配信者装置が、対価管理装置と通信可能であり、対価管理装置が、コンテンツをネットワークを介して利用する利用者により使用される利用者装置と通信可能であり、対価管理装置が、利用者から配信者に提供可能な対価を管理可能であり、対価管理装置が、提供される対価と対価の提供を受ける配信者とに関する対価情報を利用者装置から受信することと、対価情報を受信したことに応答して、対価の提供を受ける配信者の応答装置による空間的な動作を誘起するために、対価の提供を受ける配信者の配信者装置に、提供される対価に対応した動作誘起情報を送信することとを実行可能であり、配信者装置が、配信者により使用される応答装置と通信可能であり、対価連動型動作制御方法が、対価管理装置から、動作誘起情報を受信することと、動作誘起情報に基づいて応答装置に空間的な動作をさせることと、を含む、対価連動型動作制御方法である。
第4の態様によれば、利用者から配信者への対価の提供が、配信者側における現実世界の空間的な動作として現実化される。結果的に、応答装置の空間的な動作を知覚可能な位置にいる配信者が空間的な動作を知覚することにより、コンテンツ配信の意欲が高まる。
本開示の第5の態様は、動作誘起情報に基づいて応答装置に空間的な動作をさせることが、提供される対価に応じて応答装置の空間的な動作を変化させることを含む、第4の態様の対価連動型動作制御方法である。
第5の態様によれば、利用者から配信者への対価の提供が、配信者側における現実世界の多様な空間的な動作として現実化される。結果的に、利用者が対価を提供する楽しみが増え、さらに、配信者が多様な空間的な動作を知覚することにより、コンテンツ配信の意欲が一層高まる。
本開示の第6の態様は、コンテンツをネットワークを介して配信する配信者により使用される配信者装置に、第4の態様又は第5の態様の対価連動型動作制御方法を実行させる対価連動型動作制御プログラムである。
本発明によれば、利用者から配信者への対価の提供を、配信者側における現実世界の空間的な動作として現実化することができる。
第1の実施形態において使用される対価連動型動作誘起システム及びネットワークの構成図である。 図1の対価管理装置の構成図である。 図1の配信装置、応答装置、及び配信者装置の構成図である。 図2の動作誘起部が実行する対価連動型動作誘起方法のフロー図である。 図3の動作制御部が実行する対価連動型動作制御方法のフロー図である。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る対価連動型動作誘起方法、対価連動型動作誘起プログラム、対価連動型動作制御方法、及び対価連動型動作制御プログラムのために使用される例示的な対価連動型動作誘起システム100及びネットワーク110を示す構成図である。対価連動型動作誘起システム100の一部が、ネットワーク110に接続されている。対価連動型動作誘起システム100は、配信管理装置120、複数の利用者装置130、対価管理装置140、複数の配信装置150、複数の応答装置160、及び複数の配信者装置170を備える。
(配信管理装置)
配信管理装置120は、プログラムの実行により、ウェブサイトとしてコンテンツ配信サイトを提供することにより、配信者154から利用者へのコンテンツの配信を管理する。コンテンツ配信サイトとしての配信管理装置120は、コンテンツのアップロードを受け付けるための機能を、例えばブラウザ、又は専用プログラムを介して配信装置150に提供する。配信管理装置120は、例えばブラウザ、又は専用プログラムを介して利用者装置130からコンテンツの配信の要求を受けたときに、利用者装置130にコンテンツを配信する。
以下、コンテンツがストリーミング配信型の動画であり、かつ配信者154と応答装置160とを映した動画であるとして説明するが、コンテンツはこれに限定されない。コンテンツとして、例えば、動画、静止画像、音声、テキスト及びこれらの組み合わせが挙げられる。コンテンツの配信は、リアルタイムのストリーミング配信であってもよく、録画、録音、その他の記憶時から、何らかの期間経過後の配信であってもよい。動画であるコンテンツとして、例えば、チャリティー会場におけるパフォーマーの演技、個人の家における個人の出演動画が挙げられる。
(利用者装置)
図1では、3つの利用者装置130が示されるが、利用者装置130の個数は他の個数でもよい。また、すべての利用者装置130が同一の構成をもつとは限らない。利用者装置130は、後述の配信者154により配信されるコンテンツをネットワーク110を介して利用する利用者により使用される。
利用者装置130は、ネットワーク110を介して各種機器と通信する通信装置131、表示及び入力のための表示入力装置132、記憶装置133、中央演算処理装置である制御装置134を備える。
制御装置134は、記憶装置133に記憶されているブラウザプログラム135を読み込んで実行することによりブラウジング部136として機能する。ブラウジング部136は、通信装置131を制御することにより、ネットワーク110に接続された各種装置の提供するウェブサイトを表示入力装置132に表示させる。表示入力装置132には、第1の表示内容137及び第2の表示内容138が同時に、又は切り替えられて表示される。第1の表示内容137を表示するプログラムと第2の表示内容138を表示するプログラムとは、同じ提供者により提供されてもよく、異なる提供者により提供されてもよい。
第1の表示内容137は、配信管理装置120が提供するコンテンツ配信サイトである。ブラウジング部136は、表示入力装置132を介して利用者から、コンテンツ配信サイトにより提供されるコンテンツの選択を受け付ける。ブラウジング部136は、選択されたコンテンツを配信管理装置120からダウンロードして、第1の表示内容137の一部として表示入力装置132に表示させる。コンテンツは、コンテンツの配信者154を例えば名前といった識別情報により識別可能に表示される。
第2の表示内容138は、対価管理装置140が提供する対価管理サイトである。対価管理サイトの表示内容には、対価を提供可能な配信者154の識別情報(例えば、名前ST1、ST2、ST3)、及び、提供可能な対価(例えば、100円、1000円、10000円)が含まれる。ブラウジング部136は、表示入力装置132を介して利用者から、対価の提供を受ける配信者154と提供される対価との入力を受け付ける。ブラウジング部136は、入力された対価の提供を受ける配信者154と提供される対価とを対価情報として対価管理装置140に送信する。
(対価管理装置)
図2は、ネットワーク110に接続可能な対価管理装置140の構成図である。対価管理装置140は、ネットワーク110を介して各種機器と通信する通信装置141、記憶装置142、及び中央演算処理装置である制御装置143を備える。
通信装置141は配信者装置170(図1)及び利用者装置130(図1)と通信可能である。記憶装置142は、利用者対価表144(内容は例示である)、対価購入プログラム145、配信者対価表147(内容は例示である)、及び対価連動型動作誘起プログラム148を記憶している。
対価管理装置140は、利用者対価表144を介して、利用者の識別情報(例えば、名前U1、U2、U3)と、利用者から配信者154(図3)に提供可能な対価とを対応付けて管理する。制御装置143は、記憶装置142から対価購入プログラム145を読み出して実行することにより対価購入部146として機能する。一例として、対価購入部146は、利用者装置130(図1)と通信し、ブラウザプログラム135(図1)からアクセスを受けたときに、対価と対価の金額との対応を表示入力装置132(図1)に表示させる。対価購入部146は、利用者装置130(図1)から対価及び配信者154(図3)の選択結果を受信し、対価をクレジットカード払いで購入させる。購入された対価は利用者対価表144において管理される。
対価管理装置140は、配信者対価表147を介して、配信者154(図3)の識別情報(例えば、ST1、ST2、ST3)と、配信者154(図3)に提供された対価とを対応付けて管理する。各配信者154(図3)は、対価を、例えば、現金、物品、サービスなどに変換して取得することができる。例えば、利用者が提供する対価から手数料が引かれた対価が配信者154(図3)に提供されてもよい。
制御装置143は、記憶装置142から対価連動型動作誘起プログラム148を読み出して実行することにより動作誘起部149として機能する。動作誘起部149が実行する対価連動型動作誘起方法を図4のフロー図を参照して説明する。動作誘起部149は、ウェブサイトとして対価管理サイトを公開した状態において、一定の間隔で、不定期の間隔で、又は何らかの要求があったタイミングで、対価連動型動作誘起方法を実施する。
ステップ181において、動作誘起部149は、利用者装置130(図1)から対価管理サイトに対するアクセスを待ち、アクセスがあるまでステップ181に留まり(N)、アクセスを受けたときにステップ182に進む(Y)。
ステップ182において、動作誘起部149は、利用者装置130(図1)に第2の表示内容138(図1)として、対価を提供可能な配信者154の識別情報と、提供可能な対価とを選択可能な状態で表示させる。
次にステップ183において、動作誘起部149は、対価情報の受信を待ち、対価情報が受信されるまでステップ183に留まり(N)、対価情報が受信されたことに応答してステップ184に進む(Y)。対価情報とは、利用者の識別情報と利用者から提供される対価と対価の提供を受ける配信者154(図3)とに関する情報である。利用者装置130(図1)が利用者から入力を受けたことに応答して、利用者装置130(図1)が対価情報を対価管理装置140に送信する。
ステップ184において、動作誘起部149は、対価の更新を行う。すなわち、動作誘起部149は、利用者対価表144において、対価を提供者する利用者の対価を、提供される対価ぶん減らす。さらに、動作誘起部149は、配信者対価表147において、対価の提供を受ける利用者の対価を、提供される対価ぶん増やす。対価は、実際の通貨単位を使用した資産情報であってもよく、例えばポイントと呼ばれる仮想的な資産情報であってもよく、仮想通貨と呼ばれる情報資産であってもよい。
次にステップ185において、動作誘起部149は、対価の提供を受ける配信者154(図3)の応答装置160による空間的な動作を誘起するために、対価の提供を受ける配信者154(図3)の配信者装置170に、提供される対価に対応した動作誘起情報を送信する。本例の動作誘起情報は、利用者により提供された対価と、対価を提供した利用者の識別情報である。他の例において、動作誘起情報は応答装置160の具体的な動作、例えば振動の大きさであってよい。
対価管理装置140の制御装置143は、配信者154(図3)によるコンテンツの配信に使用される配信管理装置120(図1)から参照不能な形態で、利用者から配信者154(図3)への対価の提供を管理する。例えば、各利用者に予め割り当てられたログイン情報がなければ、対価管理サイトにログインすることができず、さらに、各利用者が自身の対価の購入、提供、及び確認をすることができない。各配信者154(図3)に予め割り当てられたログイン情報がなければ、対価管理サイトにログインすることができず、さらに、各配信者154(図3)が自身に提供された対価の現金への引き換え及び確認をすることができない。ログイン情報は配信管理装置120(図1)のコンテンツ配信サイトとは無関係に管理される。
(配信装置、応答装置、配信者装置)
図1では、配信装置150と応答装置160と配信者装置170とを含む破線で囲まれたセットが3つ示されるが、セットの個数は他の個数でもよい。また、すべてのセットが同一の構成をもつとは限らない。
図3は、ネットワーク110に接続可能な配信装置150、ネットワーク110に接続可能な配信者装置170、及び配信者装置170に接続可能な応答装置160の構成図である。配信装置150は、カメラ151で配信者154を動画として撮影し、マイク152で配信者154の音声を受信し、撮影した動画を画面153に出力する。配信装置150は、コンテンツ配信サイトを介して、撮影した動画及び音声をストリーミング配信用のコンテンツとして配信管理装置120(図1)にアップロードする。
応答装置160は空間的な動作をする。応答装置160は、空間的な動作を知覚可能な距離にいる配信者154により使用される。本例の応答装置160は、人に接触した状態で使用され、人に振動を伝達する振動発生装置である。応答装置160の他の例として、手足をもつロボット、動物型のロボット、人型ロボット、性的刺激発生装置などが挙げられる。空間的な動作として、例えば、振動、手足の回転などが挙げられる。応答装置160は、制御装置161が記憶装置162に記憶されたプログラムを読み出して実行し、通信装置163を介して外部から受けた指示に従って応答制御部164を制御し、結果的に人に伝達するための振動を発生させる。応答制御部164は、例えばモーターにより偏心した回転体を回転させて振動を発生させる。
配信者装置170は、コンテンツをネットワーク110を介して配信する配信者154により使用される。配信者装置170は、ネットワーク110を介して各種機器と通信する通信装置171、記憶装置172、中央演算処理装置である制御装置173、及び表示及び入力のための表示入力装置174を備える。
通信装置171は対価管理装置140(図1)と通信可能である。記憶装置172は、応答装置制御プログラム175、対価連動型動作制御プログラム176、及び動作対応表177を記憶している。応答装置制御プログラム175、対価連動型動作制御プログラム176、及び動作対応表177の少なくとも一部が、予め記憶装置172に記憶されていてもよく、対価管理装置140(図1)等の外部装置からダウンロードされるものであってもよく、例えばブラウザプログラムを介した通信により適宜構築されるものであってもよい。動作対応表177は、動作誘起情報(本例では対価)と応答装置160の動作との関係を表す。
制御装置173は、記憶装置172から応答装置制御プログラム175を読み出して実行することにより応答装置制御部178として機能する。配信者装置170の通信装置171と応答装置160の通信装置163とは、例えば1対1で通信する。応答装置制御部178は、応答装置160がどのような動作をするかを、応答装置160に指示する。応答装置160に対する指示として、例えば、大きく振動する「大振動」、中程度に振動する「中振動」、小さく振動する「小振動」が挙げられる。応答装置160に対する指示として、例えば、振動の大小の変化、振動時間の変化、振動の方向の変化が挙げられる。
制御装置173は、記憶装置172から対価連動型動作制御プログラム176を読み出して実行することにより動作制御部179として機能する。以下、動作制御部179が実行する対価連動型動作制御方法を図5のフロー図を参照しながら説明する。
ステップ191において、動作制御部179は、対価管理装置140(図1)からの動作誘起情報の受信を待つ。動作制御部179は、動作誘起情報が受信されなければ、ステップ191に留まり(N)、動作誘起情報が受信されるとステップ192に進む(Y)。ステップ192において、動作制御部179は、動作対応表177を参照して、動作誘起情報に基づいて応答装置160の動作を決定する。例えば動作誘起情報に含まれる対価が500であるとき、「中振動」が選択される。
次にステップ193において、動作制御部179は応答装置制御部178を介して、決定された動作を応答装置160に指示する。指示の結果として、応答装置160が、動作誘起情報に基づく空間的な動作を実行する。動作対応表177が用意されているので、動作制御部179は、提供される対価に応じて応答装置160の動作を変化させる。ステップ194において、動作制御部179は、利用者の識別情報と利用者により提供された動作誘起情報(本例では対価)の対応を表示入力装置174に表示させる。ステップ191〜ステップ194は、適宜(例えば、数秒ごとに、数分ごとに)繰り返される。
他の例において、動作制御部179は、計算式により動作誘起情報に基づく空間的な動作を決定してもよく、対価管理装置140(図1)からの具体的な動作内容に基づいて応答装置160に動作を指示してもよい。他の例において、動作制御部179又は応答装置160は、応答装置160の動作状態をコンテンツに含めるように、配信装置150に指示を送ってもよい。動作状態をコンテンツに含めて配信することにより、利用者により対価の提供の効果が認識しやすくなり、対価の提供の意欲が高められる。他の例において、対価管理装置140(図1)がネットワーク110に直接接続された応答装置160に直接動作を指示してもよい。
ネットワーク110として、限定されないが、例えば、インターネット、イントラネット、ローカルエリアネットワーク(LAN)、広域ネットワーク(WAN)、有線通信網、無線通信網、テレビ通信網、衛星通信網、音響による通信といった種々の通信経路が挙げられる。
利用者装置130、対価管理装置140、配信装置150、及び配信者装置170として、限定されないが、例えば、分散型コンピュータ、サーバー用コンピュータ、デスクトップパソコン、スマートフォン、携帯情報端末、ラップトップパソコン、タブレットパソコン、テレビ、及びこれらの組み合わせが挙げられる。
利用者装置130の通信装置131、対価管理装置140の通信装置141、配信者装置170の通信装置171、及び配信装置150の通信手段、応答装置160の通信装置163の通信方式として、限定されないが、例えば、有線(例えば、光ファイバ、電話回線、電力線)、無線(例えば、無線LAN、Bluetooth(登録商標)、移動体通信回線、赤外線通信、近距離無線通信)が挙げられる。
利用者装置130の記憶装置133、対価管理装置140の記憶装置142、配信者装置170の記憶装置172、及び配信装置150の記憶手段、応答装置160の記憶装置162の種類として、限定されないが、例えば、読み出し専用メモリ、読み書き可能なメモリ、揮発性メモリ、不揮発性メモリ、有形の非一次的記録媒体、及びこれらの組み合わせが挙げられる。
利用者装置130の表示入力装置132、及び配信者装置170の表示入力装置174として、限定されないが、例えば、タッチパネル式ディスプレイ、表示装置と入力装置との組み合わせが挙げられる。表示装置として、限定されないが、例えば、タッチパネル式ディスプレイ、表示専用ディスプレイ、テレビが挙げられる。入力装置として、限定されないが、例えば、タッチパネル式ディスプレイ、キーボード、マウス、タッチパッド、トラックボール、音声認識装置が挙げられる。
本開示において中央演算処理装置とプログラムとにより実現される構成を含む種々の構成の一部又はすべてが、特定用途向け集積回路(ASIC)といったハードウェアにより実現されてもよい。コンピュータの例えばUSB端子に、例えばドングルと呼ばれる外部装置を差すことにより、コンピュータが利用者装置130又は配信者装置170として機能してもよい。
(まとめ)
本実施形態によれば、利用者から配信者154への対価の提供が、配信者154側における現実世界の空間的な動作として現実化される。結果的に、応答装置160の空間的な動作を知覚可能な位置にいる配信者154が、空間的な動作を知覚することにより、コンテンツ配信の意欲が高まる。
一例において、動作誘起情報が対価の数値であれば、動作誘起情報が動作の具体的な内容である場合に比べてデータを単純化することができる。また、動作誘起情報が対価の数値であれば、対価から動作への変換処理を配信者装置170に任せることで、対価管理装置140の処理負荷を軽くすることができる。他の例において、動作誘起情報が対価の数値に応じた具体的な動作の内容である場合、配信者装置170において対価から動作への変換処理が不要となるため、配信者装置170における処理負荷を軽くすることができる。
本実施形態によれば、配信者154から利用者へのコンテンツの配信を管理する配信管理装置120から参照不能な形態で、利用者から配信者154への対価の提供が管理されるので、配信管理装置120が利用者から配信者154への対価の提供に関する情報を、意図的に、又は意図せず配信するリスクを極めて小さくすることができる。
本実施形態によれば、利用者から配信者154への対価の提供が、配信者154側における現実世界の多様な空間的な動作として現実化される。結果的に、利用者が対価を提供する楽しみが増え、さらに、配信者154が多様な空間的な動作を知覚することにより、コンテンツ配信の意欲が一層高まる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態では、第1の実施形態における対価管理装置140と配信管理装置120とが連携して動作する。第1の実施形態における対価管理装置140と配信管理装置120とが一体化されていてもよい。例えば、利用者は、第1の実施形態における配信管理装置120が提供するコンテンツ配信サイト内において、配信者154と対価とを特定する。
第2の実施形態によると、コンテンツと配信者154と対価との関係を関連させて、より簡潔なシステムを実現することができる。
本発明は上述した実施形態には限定されない。すなわち、当業者は、本発明の技術的範囲又はその均等の範囲内において、上述した実施形態の構成要素に関し、様々な変更、コンビネーション、サブコンビネーション、並びに代替を行ってもよい。
本発明は、コンテンツの利用者から配信者に対価を提供する種々のシステムに適用可能である。
100…対価連動型動作誘起システム、110…ネットワーク、120…配信管理装置、
130…利用者装置、131…通信装置、132…表示入力装置、133…記憶装置、
134…制御装置、135…ブラウザプログラム、136…ブラウジング部、
137…第1の表示内容、138…第2の表示内容、140…対価管理装置、
141…通信装置、142…記憶装置、143…制御装置、144…利用者対価表、
145…対価購入プログラム、146…対価購入部、147…配信者対価表、
148…対価連動型動作誘起プログラム、149…動作誘起部、150…配信装置、
151…カメラ、152…マイク、153…画面、154…配信者、160…応答装置、
161…制御装置、162…記憶装置、163…通信装置、164…応答制御部、
170…配信者装置、171…通信装置、172…記憶装置、173…制御装置、
174…表示入力装置、175…応答装置制御プログラム、
176…対価連動型動作制御プログラム、177…動作対応表、
178…応答装置制御部、179…動作制御部、

Claims (6)

  1. 対価管理装置が実行する対価連動型動作誘起方法であって、
    前記対価管理装置が、コンテンツをネットワークを介して配信する配信者により使用される配信者装置と通信可能であり、
    前記対価管理装置が、前記コンテンツをネットワークを介して利用する利用者により使用される利用者装置と通信可能であり、
    前記対価管理装置が、前記利用者から前記配信者に提供可能な対価を管理可能であり、
    前記配信者装置が、前記配信者により使用される応答装置と通信可能であり、
    前記配信者装置が、動作誘起情報に基づいて前記応答装置に空間的な動作をさせることが可能であり、
    前記対価連動型動作誘起方法が、
    提供される前記対価と前記対価の提供を受ける前記配信者とに関する対価情報を前記利用者装置から受信することと、
    前記対価情報を受信したことに応答して、前記対価の提供を受ける前記配信者の前記応答装置による前記空間的な動作を誘起するために、前記対価の提供を受ける前記配信者の前記配信者装置に、提供される前記対価に対応した前記動作誘起情報を送信することと、
    を含む、
    対価連動型動作誘起方法。
  2. 前記配信者から前記利用者への前記コンテンツの配信を管理する配信管理装置から参照不能な形態で、前記利用者から前記配信者への前記対価の提供を管理することを含む、
    請求項1に記載の対価連動型動作誘起方法。
  3. 対価管理装置に、請求項1又は請求項2に記載の対価連動型動作誘起方法を実行させる対価連動型動作誘起プログラム。
  4. コンテンツをネットワークを介して配信する配信者により使用される配信者装置が実行する対価連動型動作制御方法であって、
    前記配信者装置が、対価管理装置と通信可能であり、
    前記対価管理装置が、前記コンテンツをネットワークを介して利用する利用者により使用される利用者装置と通信可能であり、
    前記対価管理装置が、前記利用者から前記配信者に提供可能な対価を管理可能であり、
    前記対価管理装置が、提供される前記対価と前記対価の提供を受ける前記配信者とに関する対価情報を前記利用者装置から受信することと、前記対価情報を受信したことに応答して、前記対価の提供を受ける前記配信者の応答装置による空間的な動作を誘起するために、前記対価の提供を受ける前記配信者の前記配信者装置に、提供される前記対価に対応した動作誘起情報を送信することとを実行可能であり、
    前記配信者装置が、前記配信者により使用される前記応答装置と通信可能であり、
    前記対価連動型動作制御方法が、
    前記対価管理装置から、前記動作誘起情報を受信することと、
    前記動作誘起情報に基づいて前記応答装置に前記空間的な動作をさせることと、
    を含む、
    対価連動型動作制御方法。
  5. 前記動作誘起情報に基づいて前記応答装置に前記空間的な動作をさせることが、提供される前記対価に応じて前記応答装置の前記空間的な動作を変化させることを含む、
    請求項4に記載の対価連動型動作制御方法。
  6. コンテンツをネットワークを介して配信する配信者により使用される配信者装置に、請求項4又は請求項5に記載の対価連動型動作制御方法を実行させる対価連動型動作制御プログラム。
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