JP2021089090A - 空気調和機内蔵ドレンポンプの試運転システム、同試運転システムに用いるコンバータキット、コンバータキット用出力ハーネス、延長用ハーネス、空気調和機内蔵ドレンポンプへの電力供給方法、及び、空気調和機内蔵ドレンポンプの試運転方法 - Google Patents

空気調和機内蔵ドレンポンプの試運転システム、同試運転システムに用いるコンバータキット、コンバータキット用出力ハーネス、延長用ハーネス、空気調和機内蔵ドレンポンプへの電力供給方法、及び、空気調和機内蔵ドレンポンプの試運転方法 Download PDF

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Abstract

【課題】新築建物へドレンポンプ内蔵の空気調和機を据え付ける場合における排水経路の確認作業を一度に行えるようにする。【解決手段】空気調和機(1)内の電源用プリント基板(5)へ接続するための受電用コネクタ(8)を備えたドレンポンプ(4)と、モバイル用バッテリー(10)と、モバイル用バッテリー(10)からの出力電圧をドレンポンプ(4)の定格電圧に変換するコンバータを備えたコンバータキット(20)とを有する。モバイル用バッテリー(10)は、電源用プリント基板(5)への接続が取り外された状態の受電用コネクタ(8)に対し、コンバータキット(20)を介し着脱自在に接続される。これにより、空気調和機(1)それ自身を運転することなく、空気調和機内蔵のドレンポンプ(4)のみを試運転することができる。【選択図】 図1

Description

本開示は、空気調和機内蔵ドレンポンプの試運転システム、同試運転システムに用いるコンバータキット、コンバータキット用出力ハーネス、延長用ハーネス、空気調和機内蔵ドレンポンプへの電力供給方法、及び、空気調和機内蔵ドレンポンプの試運転方法に関する。
天井埋込型室内機などの空気調和機は、ドレンパンに集められたドレン水をドレンパンより高い位置に設置されたドレン配管を利用して排水するために、ドレンポンプを内蔵している。このようなドレンポンプ内蔵の空気調和機は、新築建物に設置する場合、排水経路の確認作業としてドレン配管の通水試験とドレンポンプの試運転とを行う必要がある。
ドレン配管の通水試験は、お掃除口より水を流してドレン配管の漏水の有無を確認するものである。従来、ドレン配管の通水試験は、内装を汚さないようにするために、内装工事をする前に行われていた。特許文献1はその一例を示す。一方、ドレンポンプの試運転は、ドレンポンプが正常に作動し、ドレンパンに溜められた水が支障なくドレン配管に移送されるかを確認するものである。ところが、新築建物の場合、内装工事が行われる前には電源設備が整っていないため、ドレンポンプの試運転は受電可能な時期を待って行われていた。
特開平5−79652号公報
このため、新築建物へドレンポンプ内蔵の空気調和機を設置する場合における排水経路の確認作業は、従来、ドレン配管の通水試験とドレンポンプの試運転とを2回に分けて行わなければならず、非効率的な作業となっていた。
本開示は、新築建物へドレンポンプ内蔵の空気調和機を据え付ける場合における排水経路の確認作業を一度に行えるようにしたものであって、この場合に適用し得る空気調和機内蔵ドレンポンプの試運転システム、同試運転システムに用いられるコンバータキット、コンバータキット用出力ハーネス、延長用ハーネス、空気調和機内蔵ドレンポンプへの電力供給方法、及び、空気調和機内蔵ドレンポンプの試運転方法を提供することを目的とする。
本開示に係る空気調和機内蔵ドレンポンプの試運転システムは、空気調和機内の電源用プリント基板へ接続するための受電用コネクタを備えた、前記空気調和機内のドレンパンに溜まったドレン水を汲み上げるためのドレンポンプと、モバイル用バッテリーと、前記モバイル用バッテリーからの出力電圧を前記ドレンポンプの定格電圧に変換するコンバータを備えたコンバータキットと、を有し、前記モバイル用バッテリーは、前記電源用プリント基板への接続が取り外された状態の前記受電用コネクタに対し、前記コンバータキットを介し着脱自在に接続されているものである。
このような構成によれば、電源設備が未だ整備されていない状態の新築建物において、一般に市販されているモバイル用バッテリーと簡単な構成のコンバータキットを用いることにより、空気調和機内蔵ドレンポンプを試運転することのできるシステムを構築することができる。したがって、新築建物へドレンポンプ内蔵の空気調和機を設置する場合に、これまでのようにドレン配管の通水試験とドレンポンプの試運転とを2回に分けて行う必要がなく、両確認試験を内装工事の行われる前に一度に容易に行うことができる。また、この試運転システムを構成するモバイル用バッテリーとコンバータキットとは、多数の空気調和機内蔵のドレンポンプに対し何度も繰り返し利用できる。
また、本開示に係るコンバータキットは、空気調和機内蔵ドレンポンプの試運転システムに用いられるコンバータキットであって、前記モバイル用バッテリーからの出力電圧を前記ドレンポンプの定格電圧に変換するコンバータ、前記コンバータキットの入力側を前記モバイル用バッテリーに接続するための第1キットコネクタ、並びに、前記コンバータキットの出力側を前記ドレンポンプに接続するための第2キットコネクタを備えたものである。
このような構成によれば、コンバータキットを簡易な構成により形成することができるので、安価に形成することができる。また、小型化することができるので取り扱いが容易になる。また、コンバータキットは、空気調和機の機種が異なっていても、ドレンポンプの電源仕様が同一である限り共用することができる。
また、前記コンバータキットは、前記ドレンポンプへの電力供給をオンオフする運転スイッチと、前記ドレンポンプへの電力供給のオンオフ状態を表示する表示灯とを、さらに備えたものとしてもよい。
このような構成によれば、運転スイッチの操作によりドレンポンプを適切な時に運転又は停止することができる。また、ドレンポンプの運転状態を、表示灯により一目で判別できる。
また、本開示に係るコンバータキット用出力ハーネスは、前記空気調和機内蔵ドレンポンプの試運転システムにおいて、前記電源用プリント基板への接続が取り外された状態の前記受電用コネクタに対し、前記コンバータキットで変換された電力を出力するための出力ハーネスであって、前記出力ハーネスは、一端に、前記コンバータキットにおいて着脱自在にとするためのコネクタが取り付けられ、他端に前記コンバータキットの出力側を前記ドレンポンプに接続するための第2キットコネクタが取り付けられている。
このような構成によれば、コンバータキットとドレンポンプとを接続するコンバータキット用の出力ハーネスにコネクタ損耗などが生じた場合であっても、コンバータキット全体を交換することなく、コンバータキット用出力ハーネスのみを交換すればコンバータキットを再使用できる。
また、本開示に係る延長用ハーネスは、前記コンバータキット用出力ハーネスを延長するための延長用ハーネスであって、送電用のハーネスと、前記第2キットコネクタに接続するための第1延長コネクタと、前記電源用プリント基板への接続が取り外された状態の前記受電用コネクタに接続するための第2延長コネクタとを有し、前記第1延長コネクタが前記ハーネスの一端に取り付けられ、前記第2延長コネクタが前記ハーネスの他端に取り付けられている。
このような構成によれば、コンバータキット用の出力ハーネスを一定の長さに設定した場合に、長さが不足するようなことがあっても延長用ハーネスを適宜使用することにより、現場の状況に合わせてコンバータキットをドレンポンプに接続することができる。
また、本開示に係る空気調和機内蔵ドレンポンプへの電力供給方法は、空気調和機内のドレンパンに溜まったドレン水を汲み上げるためのドレンポンプの、前記空気調和機内の電源用プリント基板に接続されている受電用コネクタを前記電源用プリント基板から取り外す工程と、モバイル用バッテリー、及び、前記モバイル用バッテリーからの出力電圧を前記ドレンポンプの定格電圧に変換するコンバータを準備する工程と、前記電源用コネクタから取り外された前記ドレンポンプの前記受電用コネクタに対し、前記コンバータを介し前記モバイル用バッテリーを接続する工程と、を有するものである。
このような構成によれば、電源設備が導入されていない未整備段階の新築建物において、一般に市販されているモバイル用バッテリーと簡単な構成のコンバータキットを用いることにより、空気調和機内蔵ドレンポンプに対し容易に電力を供給することができる。
また、本開示に係る空気調和機内蔵ドレンポンプの試運転方法は、空気調和機内のドレンパンに溜まったドレン水を汲み上げるためのドレンポンプの、前記空気調和機内の電源用プリント基板に接続されている受電用コネクタを前記電源用プリント基板から取り外す工程と、モバイル用バッテリー、及び、前記モバイル用バッテリーからの出力電圧を前記ドレンポンプの定格電圧に変換するコンバータを準備する工程と、前記空気調和機内の前記ドレンパンに試験用水を供給するための給水用具を準備する工程と、前記電源用プリント基板から取り外された前記ドレンポンプの前記受電用コネクタに対し、前記コンバータを介し前記モバイル用バッテリーを接続する工程と、前記給水用具により前記ドレンパンに試験用水を給水し、前記モバイル用バッテリーを電源として前記ドレンポンプを試運転する工程と、を有するものである。
このような構成によれば、電源設備が未整備の新築建物において、一般に市販されているモバイル用バッテリーと簡単な構成のコンバータキットを用いることにより、空気調和機それ自身を運転することなく、空気調和機内蔵のドレンポンプのみを試運転することができる。
また、このような空気調和機内蔵ドレンポンプの試運転方法は、前記ドレンポンプを試運転した後、前記ドレンポンプの前記受電用コネクタに対する前記コンバータを介した前記モバイル用バッテリーの接続を解消し、前記ドレンポンプの前記受電用コネクタを前記電源用プリント基板に再接続する工程を含むことが好ましい。
このような構成によれば、空気調和機内蔵のドレンポンプの試運転終了後にドレンポンプの電源用コネクタを空気調和機の電力供給用プリント基板に対し再接続しておくことにより、空気調和機を支障なく運転することができる。
第1実施形態に係る空気調和機内蔵ドレンポンプの試運転システムの構成図。 同実施形態に係るコンバータキットの電気回路図。 同実施形態に係る横走りドレン配管の通水試験説明図。 同実施形態に係る横走りドレン配管の通水試験のフローチャート。 同実施形態に係る試運転システムを用いたドレンポンプの試運転説明図。 同実施形態に係る試運転システムを用いたドレンポンプの試運転のフローチャート。 第2実施形態に係る空気調和機内蔵ドレンポンプの試運転システムにおけるコンバータキットの電気回路図。 第3実施形態に係る空気調和機内蔵ドレンポンプの試運転システムの構成図。 変更例に係る空気調和機内蔵ドレンポンプの試運転システムの構成図。 他の変更例に係る空気調和機内蔵ドレンポンプの試運転システムの構成図。 更なる他の変更例に係る空気調和機内蔵ドレンポンプの試運転システムの構成図。
以下図面を参照して、実施形態に係る空気調和機内蔵ドレンポンプの試運転システムについて説明する。なお、本開示は、以下に記載する例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
(第1実施形態)
図1に示すように、第1実施形態に係る空気調和機内蔵ドレンポンプの試運転システムは、例えば天井埋込型室内機を成す空気調和機1に用いられる。
空気調和機1は、機内に、熱交換器(不図示)において発生したドレン水を受け止めるドレンパン2が設けられている。また、空気調和機1は、機内に、ドレンパン2に溜まったドレン水を横走りのドレン配管3(図2参照)へ汲み上げるドレンポンプ4、ドレンポンプ4の電源を成す電源用プリント基板5等が設けられている。
空気調和機1は、下面に吹出口及び吸込口を備えた化粧パネル6が取り付けられている。ドレンポンプ4は、電源用配線7の先端に受電用コネクタ8が取り付けられている。受電用コネクタ8は、空気調和機1が出荷された状態にあっては、図1において電源用配線7の一部を破線で示すように電源用プリント基板5の基板用コネクタ9に差し込まれている。
図1においてドレンポンプ4の電源用配線7全体を実線で示すように、第1実施形態に係る空気調和機内蔵ドレンポンプの試運転システムは、基板用コネクタ9への接続が取り外された状態のドレンポンプ4の受電用コネクタ8に対し、コンバータキット20を介してモバイル用バッテリー10を接続したものである。
ドレンポンプ4は、第1実施形態においては直流13V電源のものが使用されている。ドレンポンプ4は、工場出荷状態の空気調和機1においてドレンポンプ4の受電用コネクタ8が電源用プリント基板5の基板用コネクタ9に差し込まれている。しかし、空気調和機内蔵ドレンポンプの試運転システムを構成するに際して、受電用コネクタ8が基板用コネクタ9から取り外される。
モバイル用バッテリー10は、小型コンピュータ、スマートフォン、携帯ゲーム機、加熱式たばこに用いられるものとして一般に市販されている直流5V電源のものでよい。モバイル用バッテリー10は、空気調和機内蔵ドレンポンプの試運転システムを構成するに際しては、家庭用の交流100V電源等を使用して充電した状態にしておくことが必要である。モバイル用バッテリー10は、出力側に出力用コネクタ11を有し、出力用コネクタ11に対しUSBケーブル14が接続されている。USBケーブル14は、一端に出力用コネクタ11に接続される第1USBコネクタ12が取り付けられ、他端にコンバータキット20に接続するための第2USBコネクタ13が取り付けられている。
コンバータキット20は、モバイル用バッテリー10の直流5Vの出力電圧をドレンポンプ4の定格電圧である直流13Vに昇圧するものである。コンバータキット20は、市販のDC/DCコンバータを使用することもできるが、ここではシステム構成に有用な機器を組み込んだものが利用されている。
コンバータキット20は空気調和機メーカにより提供されることが好ましい。図2の電気回路図に示すように、コンバータキット20は、DC/DC用のコンバータ21の入力側に過電圧保護回路22が組み込まれ、コンバータ21の出力側に過電流保護回路23が組み込まれている。また、過電流保護回路23の出力側に回路をオンオフする運転スイッチ24と、表示灯25としてのLEDランプが接続されている。運転スイッチ24は、ドレンポンプ4をオンオフするためのスイッチである。表示灯25は、ドレンポンプ4の運転状態を表示するランプである。これら電子機器は、コンバータキット20内のプリント基板20A(図1参照)に実装されている。
コンバータキット20の入力側端部には、USBケーブル14の第2USBコネクタ13を接続するための第1キットコネクタ26が設けられている。第1キットコネクタ26が第2USBコネクタ13に接続されることにより、コンバータキット20がUSBケーブル14を介してモバイル用バッテリー10に接続される。また、コンバータキット20の出力側端部には、コンバータ21で変換された電力を出力するための出力ハーネス27が導出され、出力ハーネス27の先端にドレンポンプ4を接続するための第2キットコネクタ28が設けられている。第2キットコネクタ28がドレンポンプ4の受電用コネクタ8に接続されることにより、ドレンポンプ4がコンバータキット20に接続される。
空気調和機内蔵ドレンポンプの試運転システムが以上のように形成されることにより、ドレンポンプ4に対し直流13Vの電力を供給することができる。運転スイッチ24を投入するとドレンポンプ4に電力が供給され、表示灯25が点灯される。
次に、空気調和機内蔵ドレンポンプの試運転システムが以上のように構成された後に行われるドレン配管3の通水試験について、図3及び図4に基づき説明する。なお、ドレン配管3の通水試験は、第1実施形態に係る空気調和機1を用いた空気調和設備における排水経路の確認作業の一つであり、従来から行われている方法と同一である。
図3に示すように、ドレン配管3は、天井裏に敷設されている横走りの配管であって、空気調和機1で発生したドレン水を自然落下式に排出させる。ドレン配管3は、オフィスビル等の建物では一般的に複数の空気調和機1からのドレン水を排出するように敷設されている。このために、ドレン配管3は、各空気調和機1のドレンパン2より高所に設置されており、出口に向けて下り勾配に形成されている。ドレンポンプ4は、各空気調和機1のドレンパン2に溜められたドレン水を立ち上げ配管31を通してドレン配管3へ汲み上げている。また、ドレン配管3は、最高位の位置にお掃除口32が形成されており、このお掃除口32より試験用水を流してドレン配管3の工事部の漏水の有無を確認するように行われている。
次に、ドレン配管3の通水試験の作業手順について図3及び図4に基づき説明する。
先ず試験用水を準備する(ステップS1)。次いで、お掃除口32のキャップ33を取り外してドレン配管3に注水し(ステップS2)、ドレン配管3の配管工事部分の確認を行う(ステップS3)。漏水の有無を判定し(ステップS4)、漏水があった場合は漏水個所を修理する(ステップS5)。漏水個所を修理した後ステップS2〜ステップS4の工程を繰り返し、漏水箇所がないことを確認した後、お掃除口32にキャップ33を締め付け(ステップS6)、ドレン配管3の通水試験を終了する。
次に、第1実施形態に係る空気調和機内蔵ドレンポンプの試運転システムの作用説明として、図5及び図6に基づきドレンポンプ4の試運転方法の手順を説明する。
先ず、ドレンパン2に試験用水を供給するための給水用具を準備する(ステップS11)。試験用水を供給するための給水用具の準備は、先ず試運転用水を入れた給水タンク41、給水ポンプ42、給水ホース43等の給水用具を揃える。さらに、図5に示すように給水タンク41から汲み上げた試験用水をドレンパン2に溜めることができるように給水ホース43をドレンパン2へ連絡する。給水タンク41、給水ポンプ42、及び、給水ホース43等の給水用具は、市販の入手容易なものから適宜選択し、繰り返し使用することが好ましい。
次にドレンポンプ4に電力を供給できるように準備する。
このために、図1に示すように、空気調和機1内の電源用プリント基板5に接続されているドレンポンプ4の受電用コネクタ8を電源用プリント基板5の基板用コネクタ9から取り外す(ステップS12)。次いで、モバイル用バッテリー10、及び、モバイル用バッテリー10からの直流の出力電圧5Vをドレンポンプ4の直流の定格電圧13Vに変換するコンバータキット20等の試運転用電源機器を準備する(ステップS13)。さらに、基板用コネクタ9から取り外されたドレンポンプ4の受電用コネクタ8に対し、コンバータキット20を介しモバイル用バッテリー10を接続する(ステップS14)。
この接続は、図1に示すように、モバイル用バッテリー10の出力用コネクタ11に対しUSBケーブル14の第1USBコネクタ12を接続するとともに、コンバータキット20の第1キットコネクタ26に対しUSBケーブル14の第2USBコネクタ13を接続することにより行われる。これによりUSBケーブル14を介しコンバータキット20の入力側がモバイル用バッテリー10の出力側に接続される。なお、図5に示すように、このように接続されたモバイル用バッテリー10とコンバータキット20との使い勝手を良くするために双方をポーチ45などに入れて、引っ掛け金具46等により軽天47等に吊り下げて使用するのが好ましい。
また、ポーチ45などに入れられるコンバータキット20の出力ハーネス27の先端に取り付けられている第2キットコネクタ28は、基板用コネクタ9から取り外された状態の受電用コネクタ8に接続される。これによりコンバータキット20の出力側にドレンポンプ4が接続されるのでドレンポンプ4に電力を供給する準備が整うことになる。ドレンポンプ4への電力供給は、この状態において運転スイッチ24を投入することにより行うことができる。
以上の準備ができたところで、給水ポンプ42を駆動し、給水タンク41内の試験用水をドレンパン2に入れる(ステップS15)。そして、運転スイッチ24を投入してドレンポンプ4を試運転する(ステップS16)。これによりドレンパン2内に溜められた試験用水が立ち上げ配管31を介しドレン配管3内へ移送されるので、立ち上げ配管31の配管工事部分の確認を行うことができる(ステップS17)。この確認により漏水の有無をチェックする(ステップS18)。漏水がある場合は、給水ポンプ42及びドレンポンプ4を停止して漏水個所を修理し(ステップS19)、その後にステップS15〜ステップS18の作業を繰り返す。漏水が無い場合は、ドレンポンプ4の試運転を終了し、試運転システムを解体する(ステップS20)。そして、ドレンポンプ4の受電用コネクタ8を空気調和機1の電源用プリント基板5の基板用コネクタ9に再接続する。以上により1台の空気調和機1についてのドレンポンプ4の試運転を終了し、立ち上げ配管31の漏水の有無の確認が終了する。
以上の作業終了後、ポーチ45などに入れられたモバイル用バッテリー10及びコンバータキット20、並びに、給水タンク41、給水ポンプ42、給水ホース43等の給水用具は、他の空気調和機1のドレンポンプ4の試運転に使用される。
(第1実施形態の効果)
第1実施形態に係る空気調和機内蔵ドレンポンプの試運転システムは、以上のような構成及び作用を有するので、次のような効果を奏することができる。
(1−1)電源設備が未だ整備されていない状態の新築建物において、一般に市販されているモバイル用バッテリー10と、コンバータ21を内蔵した簡単な構成のコンバータキット20とを用いることにより、空気調和機内蔵ドレンポンプ4を試運転するシステムを構築することができる。
(1−2)新築建物へドレンポンプ4内蔵の空気調和機1を設置する場合に、これまでのようにドレン配管3の通水試験とドレンポンプ4の試運転とを2回に分けて行う必要がなくなり、両確認試験を内装工事の行われる前に同時期に容易に行うことができる。
(1−3)試運転システムを構成するモバイル用バッテリー10やコンバータキット20は、多数の空気調和機1に内蔵されている各ドレンポンプ4に対し何度も繰り返し利用できる。
また、第1実施形態に係る空気調和機内蔵ドレンポンプの試運転システムに用いるコンバータキット20は、以上のような構成及び作用を有するので、次のような効果を奏することができる。
(1−4)コンバータキット20を簡易な構成により形成することができるので、安価に形成することができる。
(1−5)コンバータキット20は、小型化することができるので取り扱いが容易になる。
(1−6)コンバータキット20は、空気調和機1の機種が異なっていても、ドレンポンプ4の電源仕様が同一である限り共用することができる。
(1−7)コンバータキット20は、ドレンポンプ4への電力供給をオンオフする運転スイッチ24を備えているので、ドレンポンプ4を適切な時に容易に運転又は停止することができる。
(1−8)コンバータキット20は、ドレンポンプ4への電力供給のオンオフ状態を表示する表示灯25を備えているので、表示灯25により一目でドレンポンプ4の運転状態を確認することができる。
また、第1実施形態に係る空気調和機内蔵ドレンポンプへの電力供給方法は、次のような効果をする。
(1−9)電源用プリント基板5から取り外した受電用コネクタ8に対しコンバータ21を介しモバイル用バッテリー10を接続するので、ドレンポンプ4に対し容易に電力を供給することができる。
また、本開示に係る空気調和機内蔵ドレンポンプの試運転方法は、次のような効果をする。
(1−10)本開示に係る空気調和機内蔵ドレンポンプの試運転方法は、空気調和機1内のドレンパン2に試験用水を供給するための給水用具を準備し、この給水用具でドレンパン2に試験用水を給水して、前述の空気調和機内蔵ドレンポンプへの電力供給方法によりドレンポンプ4に電力を供給してドレンポンプ4を運転するものである。したがって、本開示に係る空気調和機内蔵ドレンポンプの試運転方法は、空気調和機1それ自身を運転することなく、ドレンポンプ4のみを試運転することができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態に係る空気調和機内蔵ドレンポンプの試運転システムについて図7に基づいて説明する。第2実施形態に係る空気調和機内蔵ドレンポンプの試運転システムは、コンバータキット20のみの構成が異なり、その他の構成は第1実施形態と同一である。なお、図7において、第1実施形態と同一の部分には同一の符号を付し、その説明を簡略化する。
第2実施形態に係るコンバータキット20は、モバイル用バッテリー10がスリープ状態に陥ることを防止するスリープ防止手段を有する点で第1実施形態と異なる。
モバイル用バッテリー10には、使用する市販の機器によっては無負荷状態が一定時間続くとスリープ状態になることがある。このような機器を使用する場合は、空気調和機内蔵ドレンポンプの試運転システムの準備作業を行うに当たり、一旦モバイル用バッテリー10の電源スイッチを投入していても、準備作業中にモバイル用バッテリー10がスリープ状態になってしまうことがあり得る。こうなるとモバイル用バッテリー10の電源スイッチを再度投入しなければならなくなる。スリープ防止手段は、このような煩わしさから逃れることを目的とするもので、モバイル用バッテリー10がスリープ状態に陥ることを防止するものである。
図7に示すように、第2実施形態におけるコンバータキット20は、スリープ防止手段として過電圧保護回路22の入力側にスリーブ防止回路29を設けたものである。スリーブ防止回路29は、モバイル用バッテリー10に対し一定周期で定期的に負荷電流を流すように構成されたものである。
第2実施形態に係る空気調和機内蔵ドレンポンプの試運転システムは以上のように構成されているので、第1実施形態に係る空気調和機内蔵ドレンポンプの試運転システムと同様の作用効果を奏することができるとともに、次の効果を奏することもできる。
(2−1)モバイル用バッテリー10として、無負荷状態が一定時間続くとスリープ状態になるものを使用した場合であっても、モバイル用バッテリー10には定期的に負荷電流が流されるので、ドレンポンプ4の試運転試験の準備中にモバイル用バッテリー10がスリープ状態になることが回避される。
(第3実施形態)
次に、第3実施形態に係る空気調和機内蔵ドレンポンプの試運転システムについて図8に基づいて説明する。第3実施形態に係る空気調和機内蔵ドレンポンプの試運転システムは、第1実施形態において、コンバータキット20を延長用ハーネス50を用いて接続するようにしたものであり、その他の構成は第1実施形態と同一である。なお、図8において、第1実施形態と同一の部分には同一の符号を付し、その説明を簡略化する。
第3実施形態に係る空気調和機内蔵ドレンポンプの試運転システムは、コンバータキット20の出力ハーネス27の先端に取り付けられている第2キットコネクタ28と受電用コネクタ8との間に延長用ハーネス50を接続したものである。
図8に示すように、延長用ハーネス50は、コンバータキット20の第2キットコネクタ28に接続可能な第1延長コネクタ52が送電用のハーネス51の一端に取り付けられ、ドレンポンプ4の受電用コネクタ8に接続可能な第2延長コネクタ53がハーネス51の他端に取り付けられたものである。そして、第1延長コネクタ52がコンバータキット20の第2キットコネクタ28に接続され、第2延長コネクタ53がドレンポンプ4の受電用コネクタ8に接続される。
第3実施形態に係る空気調和機内蔵ドレンポンプの試運転システムは以上のように構成されているので、第1実施形態に係る空気調和機内蔵ドレンポンプの試運転システムと同様の作用効果を奏することができるとともに、次の効果を奏することもできる。
(3−1)コンバータキット20は、種々の建物に設置される多数の空気調和機1のドレンポンプ4を試運転するために使用されるものであって、基本的には所定の長さの出力ハーネス27により接続されるが、建物の構造、空気調和機1の設置状況等により出力ハーネス27の長さが不足する場合があり得る。延長用ハーネス50は、このような場合に出力ハーネス27の不足長さを補い、コンバータキット20をドレンポンプ4に接続できるようにすることができる。
(変更例)
上記各実施形態に関する説明は、本開示に従う空気調和機内蔵ドレンポンプの試運転システム、同試運転システムに用いるコンバータキット、コンバータキット用出力ハーネス、延長用ハーネス、空気調和機内蔵ドレンポンプへの電力供給方法、及び、空気調和機内蔵ドレンポンプの試運転方法の例示であり、その形態を制限することを意図していない。本開示に従う空気調和機内蔵ドレンポンプの試運転システム、同試運転システムに用いるコンバータキット、コンバータキット用出力ハーネス、延長用ハーネス、空気調和機内蔵ドレンポンプへの電力供給方法、及び、空気調和機内蔵ドレンポンプの試運転方法は、例えば以下に示される変更例、及び相互に矛盾しない少なくとも2つの変更例が組み合わせられた形態を取り得る。以下の変更例において、上記各実施形態と共通する部分は、上記各実施形態と同一の符号を付してその説明を簡略化する。
・図9に示すように、第1実施形態及び第2実施形態において、コンバータキット20のケースに第2キットコネクタ28を取り付け、出力ハーネス27を予めコンバータキット20内に配設したものである。そして、この第2キットコネクタ28に対し延長用ハーネス50を接続することにより、受電用コネクタ8を経てコンバータキット20をドレンポンプ4に接続するようにしてもよい。
・また、図10に示すように、第1実施形態及び第2実施形態において、コンバータキット20の内部のプリント基板20Aに出力ハーネス27を接続するための第3キットコネクタ28aを設ける。一方、出力ハーネス27のプリント基板20A側の端部に第3キットコネクタ28aとの接続を可能とする第4キットコネクタ28bを設ける。このように構成することにより、出力ハーネス27は、第3キットコネクタ28aと第4キットコネクタ28bとの接続により、コンバータキット20において着脱自在に取り付けられている。出力ハーネス27は、コンバータキット20内において第3キットコネクタ28aと第4キットコネクタ28bとの接続を取り外すことにより交換することができる。
・また、図11に示すように、第3実施形態において、コンバータキット20の内部のプリント基板20Aに出力ハーネス27を接続するための第3キットコネクタ28aを設ける。一方、出力ハーネス27のプリント基板20A側の端部に第3キットコネクタ28aとの接続を可能とする第4キットコネクタ28bを設ける。このようにすれば、延長用ハーネス50を交換可能とするとともに、図10の変更例の場合と同様に出力ハーネス27をも交換可能とすることができる。
・また、第3実施形態において、延長用ハーネス50として長さの異なるものを複数用意しておき、現場の状況に合わせて長さを選択できるようにしてもよい。
・前記各実施形態において、モバイル用バッテリー10とコンバータキット20との間に接続されるUSBケーブル14は、市販のものや、モバイル用バッテリー10に付属されているものでよい。また、コンバータキット20から導出されるものとしてもよい。
・前記各実施形態のドレンポンプ4の試運転方法の手順においては、ドレンポンプ4に電力を供給できるように準備(図6のステップS12〜ステップS14)するに先立ちドレンパン2に試験用水を供給するための給水用具の準備(図6のステップS11)を行っていたが、これに拘る必要はなく逆の手順としてもよい。
・前記各実施形態においては、ドレンポンプ4に電力が供給された場合に表示灯25が点灯されるように構成されていたが、ブザー等の音声表示を表示灯25に代わる、若しくは付加したものとしてもよい。
・前記各実施形態において、お掃除口32に最も近い空気調和機1のドレンポンプ4の試運転を行う場合に、ドレン配管3の漏水有無のチェックを同時に行うことができる。これをより具体的に説明する。この場合、ドレンポンプ4から送水される試験用水は、図3から分かるように、立ち上げ配管31を介しドレン配管3の最高位の位置付近に送水される。したがって、ドレン配管3の通水は、お掃除口32から試験用水を流す従来方式の場合と大差ない状態にすることができる。こうすれば、ドレンポンプ4の試運転を行うに際に、ドレン配管3について前述と同様の通水試験を行い漏水有無をチェックすることができ、ドレン配管3の通水試験を別途行う必要性を回避することができる。
以上、本開示の実施形態を説明したが、特許請求の範囲に記載された本開示の趣旨及び範囲から逸脱することなく、形態や詳細の多様な変更が可能なことが理解されるであろう。
1 空気調和機
2 ドレンパン
3 ドレン配管
4 ドレンポンプ
5 電源用プリント基板
6 化粧パネル
7 電源用配線
8 受電用コネクタ
9 基板用コネクタ
10 モバイル用バッテリー
11 出力用コネクタ
12 第1USBコネクタ
13 第2USBコネクタ
14 USBケーブル
20 コンバータキット
20A プリント基板
21 コンバータ
22 過電圧保護回路
23 過電流保護回路
24 運転スイッチ
25 表示灯
26 第1キットコネクタ
27 出力ハーネス
28 第2キットコネクタ
28a 第3キットコネクタ
28b 第4キットコネクタ
29 スリープ防止回路
31 立ち上げ配管
32 お掃除口
33 キャップ
41 給水タンク
42 給水ポンプ
43 給水ホース
45 ポーチ
46 引っ掛け金具
47 軽天
50 延長用ハーネス
51 ハーネス
52 第1延長コネクタ
53 第2延長コネクタ

Claims (8)

  1. 空気調和機(1)内の電源用プリント基板(5)へ接続するための受電用コネクタ(8)を備えた、前記空気調和機(1)内のドレンパン(2)に溜まったドレン水を汲み上げるためのドレンポンプ(4)と、
    モバイル用バッテリー(10)と、
    前記モバイル用バッテリー(10)からの出力電圧を前記ドレンポンプ(4)の定格電圧に変換するコンバータ(21)を備えたコンバータキット(20)と、を有し、
    前記モバイル用バッテリー(10)は、前記電源用プリント基板(5)への接続が取り外された状態の前記受電用コネクタ(8)に対し、前記コンバータキット(20)を介し着脱自在に接続されている
    空気調和機内蔵ドレンポンプの試運転システム。
  2. 請求項1記載の空気調和機内蔵ドレンポンプの試運転システムに用いられる前記コンバータキット(20)であって、
    前記モバイル用バッテリー(10)からの出力電圧を前記ドレンポンプ(4)の定格電圧へ変換するコンバータ(21)、前記コンバータキット(20)の入力側を前記モバイル用バッテリー(10)に接続するための第1キットコネクタ(26)、並びに、前記コンバータキット(20)の出力側を前記ドレンポンプ(4)に接続するための第2キットコネクタ(28)を備えた
    コンバータキット。
  3. 前記ドレンポンプ(4)への電力供給をオンオフする運転スイッチ(24)と、前記ドレンポンプ(4)への電力供給のオンオフ状態を表示する表示灯(25)とを、さらに備えた
    請求項2記載のコンバータキット。
  4. 請求項1記載の空気調和機内蔵ドレンポンプの試運転システムにおいて、前記電源用プリント基板(5)への接続が取り外された状態の前記受電用コネクタ(8)に対し、前記コンバータ(21)で変換された電力を出力するための出力ハーネス(27)であって、
    前記出力ハーネス(27)は、一端に、前記コンバータキット(20)において着脱自在とするためのコネクタが取り付けられ、他端に、前記コンバータキット(20)の出力側を前記ドレンポンプ(4)に接続するための第2キットコネクタ(28)が取り付けられている
    コンバータキット用出力ハーネス。
  5. 請求項4記載のコンバータキット用出力ハーネスを延長するための延長用ハーネス(50)であって、
    送電用のハーネス(51)と、前記第2キットコネクタ(28)に接続するための第1延長コネクタ(52)と、前記電源用プリント基板(5)への接続が取り外された状態の前記受電用コネクタ(8)に接続するための第2延長コネクタ(53)とを有し、
    前記第1延長コネクタ(52)が前記ハーネス(51)の一端に取り付けられ、前記第2延長コネクタ(53)が前記ハーネス(51)の他端に取り付けられている
    延長用ハーネス。
  6. 空気調和機(1)内のドレンパン(2)に溜まったドレン水を汲み上げるためのドレンポンプ(4)の、前記空気調和機(1)内の電源用プリント基板(5)に接続されている受電用コネクタ(8)を前記電源用プリント基板(5)から取り外す工程と、
    モバイル用バッテリー(10)、及び、前記モバイル用バッテリー(10)からの出力電圧を前記ドレンポンプ(4)の定格電圧に変換するコンバータ(21)を準備する工程と、
    前記電源用プリント基板(5)から取り外された前記ドレンポンプ(4)の前記受電用コネクタ(8)に対し、前記コンバータ(21)を介し前記モバイル用バッテリー(10)を接続する工程と、を有する
    空気調和機内蔵ドレンポンプへの電力供給方法。
  7. 空気調和機(1)内のドレンパン(2)に溜まったドレン水を汲み上げるためのドレンポンプ(4)の、前記空気調和機(1)内の電源用プリント基板(5)に接続されている受電用コネクタ(8)を前記電源用プリント基板(5)から取り外す工程と、
    モバイル用バッテリー(10)、及び、前記モバイル用バッテリー(10)からの出力電圧を前記ドレンポンプ(4)の定格電圧に変換するコンバータ(21)を準備する工程と、
    前記空気調和機(1)内の前記ドレンパン(2)に試験用水を供給するための給水用具を準備する工程と、
    前記電源用プリント基板(5)から取り外された前記ドレンポンプ(4)の前記受電用コネクタ(8)に対し、前記コンバータ(21)を介し前記モバイル用バッテリー(10)を接続する工程と、
    前記給水用具により前記ドレンパン(2)に試験用水を給水し、前記モバイル用バッテリー(10)を電源として前記ドレンポンプ(4)を試運転する工程と、を有する
    空気調和機内蔵ドレンポンプの試運転方法。
  8. 前記ドレンポンプ(4)を試運転した後、前記ドレンポンプ(4)の前記受電用コネクタ(8)に対する前記コンバータ(21)を介した前記モバイル用バッテリー(10)の接続を解消し、前記ドレンポンプ(4)の前記受電用コネクタ(8)を前記電源用プリント基板(5)に再接続する工程を含む
    請求項7記載の空気調和機内蔵ドレンポンプの試運転方法。
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「世界のウェブアーカイブ|国立国会図書館インターネット資料収集保存事業」, JPN6021045089, 16 March 2015 (2015-03-16), ISSN: 0004639868 *
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