JP2021087194A - 通信制御装置、通信制御方法およびプログラム - Google Patents

通信制御装置、通信制御方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】無線通信機能を有する装置が適切なタイミングで非省電力モードに復帰する。【解決手段】第1のモードと、前記第1のモードより消費する電力を抑えた第2のモードと、のいずれかの動作モードで動作する通信制御装置であって、前記第2のモードでは機能停止状態となる第1のプロセッサと、前記第2のモードで動作する第2のプロセッサとを備え、前記第2のプロセッサは、前記第2のモードでの動作中に受信した無線通信の電波が、あらかじめ規定された復帰条件を満たすか否かを判定する無線状態監視部と、前記無線状態監視部が前記復帰条件を満たすと判定した場合に、前記第1のモードに復帰する指示を示す信号を前記第1のプロセッサに送信する省電力制御部と、を備える。【選択図】図4

Description

本発明は、通信制御装置、通信制御方法およびプログラムに関する。
非省電力モードと、非省電力モードより消費する電力を抑えた省電力モードと、のいずれかの動作モードで動作する装置が開発されている。
例えば、省電力モードで動作しているときに、特殊な無線パケットを受信した場合に、非省電力モードに復帰する画像形成装置が開示されている。
動作モードの切り替えの実効性を保つためには、省電力モードで動作しているときに、必要最低限のタイミングで非省電力モードに復帰することが重要である。しかし、無線通信機能が搭載された装置の場合には、無線通信の電波を受信するタイミングが予測できないため、適切なタイミングで非省電力モードに復帰することが困難であるという問題がある。
このような問題に対して、上述した画像形成装置の技術を適用しても、特殊な無線パケットを送受信するための仕組みを導入する負担が大きく、また受信した無線パケットが特殊な無線パケットであるか否かを判定するために非省電力モードに復帰させる必要があるため、適切なタイミングで非省電力モードに復帰することは困難であった。
開示の技術は、無線通信機能を有する装置が適切なタイミングで非省電力モードに復帰することを目的とする。
開示の技術は、第1のモードと、前記第1のモードより消費する電力を抑えた第2のモードと、のいずれかの動作モードで動作する通信制御装置であって、前記第2のモードでは機能停止状態となる第1のプロセッサと、前記第2のモードで動作する第2のプロセッサとを備え、前記第2のプロセッサは、前記第2のモードでの動作中に受信した無線通信の電波が、あらかじめ規定された復帰条件を満たすか否かを判定する無線状態監視部と、前記無線状態監視部が前記復帰条件を満たすと判定した場合に、前記第1のモードに復帰する指示を示す信号を前記第1のプロセッサに送信する省電力制御部と、を備える。
無線通信機能を有する装置が適切なタイミングで非省電力モードに復帰することができる。
画像形成装置の無線通信の構成の一例を示す図である。 画像形成装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 接続状態の状態遷移の一例を示す図である。 画像形成装置の機能の一例を示す図である。 非省電力モード復帰処理のフローチャートの一例を示す図である。 通信フレームの一例を示す図である。 復帰条件データの一例を示す図である。
以下に、図面を参照して、本発明に係る画像形成装置の実施の形態について説明する。
図1は、画像形成装置の無線通信の構成の一例を示す図である。
画像形成装置1は、MFP(Multifunction Peripheral/Printer/Product)、インクジェットプリンタ等の画像形成機能を有する装置である。画像形成装置1は、省電力モードと非省電力モードのいずれかの動作モードで動作する装置である。省電力モードとは、消費電力を抑えて一部機能のみを実行する動作モード(第2のモード)である。非省電力モードは、すべての機能を実行する動作モード(第1のモード)である。
具体的には、画像形成装置1は、起動直後には非省電力モードで動作し、操作を受けないで一定時間が経過するか、またはユーザの操作を受けて、省電力モードに移行する。そして、画像形成装置1は、画像形成機能の要求等を受けるか、またはユーザの操作等を受けて、非省電力モードに復帰する。
また、画像形成装置1は、無線通信機能を有する。無線通信機能は、ダイレクト接続機能とインフラ接続機能とを含む。ダイレクト接続機能が有効である場合、画像形成装置1は、無線LAN(Local Area Network)親機として動作して、無線LAN子機として動作する携帯端末2等からの接続要求に応じて、無線通信を実行する。
また、インフラ接続機能が有効である場合、画像形成装置1は、無線LAN子機として動作し、無線LAN親機として動作する無線LANアクセスポイント3等に接続要求をして、無線通信を実行する。
無線LANアクセスポイント3は、画像形成装置1と、通信ネットワーク5を介して機器4との接続を中継する中継器である。
図2は、画像形成装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
図2に示すように、画像形成装置1は、メインコントローラ110と、近距離通信回路120と、エンジン制御部130と、操作パネル140と、サブコントローラ160と、共有メモリ170と、クロックジェネレータ180と、を備える。
これらのうち、メインコントローラ110は、コンピュータの主要部である画像形成制御用プロセッサ101と、システムメモリ(MEM−P)102と、ノースブリッジ(NB)103と、サウスブリッジ(SB)104と、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)106と、記憶部であるローカルメモリ(MEM−C)107と、HDDコントローラ108と、記憶部であるHD109とを備える。また、NB103とASIC106との間をAGP(Accelerated Graphics Port)バス121で接続した構成となっている。
これらのうち、画像形成制御用プロセッサ101は、画像形成機能の制御を行う制御部である。また、画像形成制御用プロセッサ101は、通信の有無、状態等を管理して、画像形成機能と通信機能との連携を実現する。具体的には、画像形成制御用プロセッサ101は、無線通信の接続状態を取得して、ネットワークを経由した外部の機器と協働して、画像形成機能の制御を行う。なお、画像形成制御用プロセッサ101は、省電力モードでは機能停止状態となるプロセッサ(第1のプロセッサ)の一例である。
NB103は、画像形成制御用プロセッサ101と、MEM−P102、SB104、及びAGPバス121とを接続するためのブリッジであり、MEM−P102に対する読み書きなどを制御するメモリコントローラと、PCI(Peripheral Component Interconnect)マスタ及びAGPターゲットと、を備える。
MEM−P102は、メインコントローラ110の各機能を実現させるプログラムやデータの格納用メモリであるROM102a、プログラムやデータの展開、及びメモリ印刷時の描画用メモリなどとして用いるRAM102bとからなる。
なお、RAM102bに記憶されているプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、CD−R、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成しても良い。
SB104は、NB103とPCIデバイス、周辺デバイスとを接続するためのブリッジである。ASIC106は、画像処理用のハードウェア要素を有する画像処理用途向けのIC(Integrated Circuit)であり、AGPバス121、PCIバス122、HDD108およびMEM−C107をそれぞれ接続するブリッジの役割を有する。
このASIC106は、PCIターゲットおよびAGPマスタ、ASIC106の中核をなすアービタ(ARB)、MEM−C107を制御するメモリコントローラ、ハードウェアロジック等により画像データの回転などを行う複数のDMAC(Direct Memory Access Controller)、並びに、スキャナ部131及びプリンタ部132との間でPCIバス122を介したデータ転送を行うPCIユニットとからなる。
なお、ASIC106には、USBのインタフェースや、IEEE1394(Institute of Electrical and Electronics Engineers 1394)のインタフェースを接続するようにしても良い。
MEM−C107は、コピー用画像バッファ及び符号バッファとして用いるローカルメモリである。HD109は、画像データの蓄積、印刷時に用いるフォントデータの蓄積、フォームの蓄積を行うためのストレージである。HD109は、画像形成制御用プロセッサ101の制御にしたがってHD109に対するデータの読出又は書込を制御する。また、HD109には、画像形成装置1の無線通信等の設定情報を記憶する。
AGPバス121は、グラフィック処理を高速化するために提案されたグラフィックスアクセラレータカード用のバスインタフェースであり、MEM−P102に高スループットで直接アクセスすることにより、グラフィックスアクセラレータカードを高速にすることができる。
また、近距離通信回路120には、近距離通信回路120aが備わっている。近距離通信回路120は、NFC、Bluetooth(登録商標)等の通信回路である。
更に、エンジン制御部130は、スキャナ部131及びプリンタ部132によって構成されている。また、操作パネル140は、現在の設定値や選択画面等を表示させ、操作者からの入力を受け付けるタッチパネル等のパネル表示部140a、並びに、濃度の設定条件などの画像形成に関する条件の設定値を受け付けるテンキー及びコピー開始指示を受け付けるスタートキー等からなるボタン操作部140bを備えている。
メインコントローラ110は、画像形成装置1全体の制御を行い、後述するドキュメントボックス機能、コピー機能、プリンタ機能、ファクシミリ機能等の画像形成機能を制御する。
メインコントローラ110は、非省電力モードにおいては動作し、省電力モードにおいては動作しない。具体的には、メインコントローラ110は、省電力モードにおいては、「STR」(Suspend-To-RAM)となって、MEM−P102以外は通電しないで、MEM−P102上の内容を保持したまま機能停止状態となる。
スキャナ部131又はプリンタ部132には、誤差拡散やガンマ変換などの画像処理部分が含まれている。
なお、画像形成装置1は、操作パネル140のアプリケーション切り替えキーにより、ドキュメントボックス機能、コピー機能、プリンタ機能、およびファクシミリ機能を順次に切り替えて選択することが可能となる。
ドキュメントボックス機能の選択時にはドキュメントボックスモードとなり、コピー機能の選択時にはコピーモードとなり、プリンタ機能の選択時にはプリンタモードとなり、ファクシミリモードの選択時にはファクシミリモードとなる。
サブコントローラ160は、通信機能を制御する。サブコントローラ160は、非省電力モードにおいても省電力モードにおいても動作する。サブコントローラ160は、無線通信制御用プロセッサ161と、MEM−T162と、ネットワークI/F150と、を備える。
無線通信制御用プロセッサ161は、無線通信機能の制御を行う制御部である。なお、無線通信制御用プロセッサ161は、省電力モードで動作するプロセッサ(第2のプロセッサ)の一例である。
MEM−T162は、サブコントローラ160の各機能を実現させるプログラムやデータの格納用メモリであるROM162aと、プログラムやデータの展開先として用いられ、ネットワーク処理に必要な各種情報を一時的に格納するメモリであるRAM162bと、を含む。
なお、RAM162bに記憶されているプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、CD−R、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成しても良い。
ネットワークI/F150は、無線通信の電波を利用してデータ通信をするためのインタフェースである。ネットワークI/F150は、例えば無線LANチップであって、通信規格に沿った電波を送受信するためのアンテナ、デジタル信号を変復調するベースバンド等を含む。ネットワークI/F150は、無線通信制御用プロセッサ161と通信可能に接続されている。
また、近距離通信回路120及びネットワークI/F150は、PCIバス122を介して、ASIC106に電気的に接続されている。
共有メモリ170は、画像形成制御用プロセッサ101および無線通信制御用プロセッサ161の両方と通信可能に接続されている。共有メモリ170は、省電力モード、すなわち画像形成制御用プロセッサ101が機能停止状態であっても、クロックジェネレータ180からクロック信号を受けて読み書き可能となっている。
共有メモリ170には、例えば、ネットワークI/F150の無線通信の接続状態、認証の段階等を示す情報が格納される。
図3は、接続状態の状態遷移の一例を示す図である。
ネットワークI/F150の無線通信の接続状態は、無線待機の状態と、認証済みの状態と、を含む。認証済みの状態は、さらに接続中の状態と、接続先検索中の状態と、を含む。
具体的には、ネットワークI/F150が無線待機の状態において、無線通信制御用プロセッサ161が接続処理を実行すると、ネットワークI/F150は、認証済みかつ接続中の状態となる。そして、無線通信制御用プロセッサ161が無線通信の切断を検知すると、ネットワークI/F150は、認証済みかつ接続先検索中の状態となる。その後、無線通信制御用プロセッサ161が再接続処理を実行すると、ネットワークI/F150は、再び認証済みかつ接続中の状態となる。
無線通信制御用プロセッサ161が、共有メモリ170に無線通信の接続状態を示すデータを格納しておくことによって、画像形成制御用プロセッサ101は、無線通信の接続状態を示すデータを取得することができる。
図4は、画像形成装置の機能の一例を示す図である。
画像形成装置1の画像形成制御用プロセッサ101と、無線通信制御用プロセッサ161と、を備える。
画像形成制御用プロセッサ101は、画像形成制御部11と、省電力制御部12と、ネットワーク制御部13と、を備える。
画像形成制御部11は、上述したドキュメントボックス機能、コピー機能、プリンタ機能、ファクシミリ機能等の画像形成機能の制御を行う。
省電力制御部12は、省電力モードへの移行時または非省電力モードへの復帰時の制御を実行する。具体的には、省電力制御部12は、非省電力モードで動作している場合、操作の無いまま一定時間が経過するか、またはユーザから省電力モードへの移行を指示する操作を受けると、省電力モードに移行する処理を実行する。
そして、省電力制御部12は、省電力モードに移行する処理を開始すると、無線通信制御用プロセッサ161に、省電力モードへの移行を指示する信号を送信する。そして、メインコントローラ110を、「STR」(Suspend-To-RAM)として、MEM−P102以外には通電させず、MEM−P102上の内容を保持したまま機能停止状態とする。
また、省電力制御部12は、省電力モードで動作している場合、無線通信制御用プロセッサ161から非省電力モードへの復帰を指示する信号を受信すると、メインコントローラ110の各部に通電させ、機能停止を解除する。
ネットワーク制御部13は、通信の有無、状態等を管理して、画像形成機能と通信機能との連携を実現する。具体的には、ネットワーク制御部13は、共有メモリ170に格納された無線通信の接続状態、認証段階等の情報を取得し、取得した情報に基づいて携帯端末2、機器4等の外部の機器と連携した画像形成機能を実現する。
また、無線通信制御用プロセッサ161は、無線デバイス制御部14と、無線状態監視部15と、無線認証部16と、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)機能部17と、省電力制御部18と、を備える。
無線デバイス制御部14は、ネットワークI/F150の動作を制御する。具体的には、無線通信の接続の開始、切断、認証等を指示する信号をネットワークI/F150に送信する。
無線状態監視部15は、省電力モードでの動作中に、ネットワークI/F150による無線通信の状態を監視して、無線通信の状態が省電力モードから非省電力モードに復帰する条件を満たすか否かを判定する。
無線認証部16は、無線LANアクセスポイント3に対して認証に必要な情報を送信し、接続要求を行う。具体的には、認証に必要な情報がHD109にあらかじめ格納されていて、省電力モードに移行する際にRAM162b等に複製される。無線認証部16は、RAM162b等に格納された情報を取得して、無線LANアクセスポイント3に接続を要求する信号を、取得した情報とともに送信する。
DHCP機能部17は、ダイレクト接続機能において、無線LAN子機として動作する携帯端末2にIPアドレスを付与する。
省電力制御部18は、省電力モードへの移行時または非省電力モードへの復帰時の制御を実行する。具体的には、省電力制御部18は、省電力モードで動作している場合、無線状態監視部15によって無線通信の状態が非省電力モードに復帰する条件を満たすと判定されると、非省電力モードに復帰する処理を実行する。
そして、省電力制御部18は、非省電力モードに復帰する処理を開始すると、画像形成制御用プロセッサ101に、非省電力モードへの復帰を指示する信号を送信する。
また、省電力制御部18は、非省電力モードで動作している場合、画像形成制御用プロセッサ101から省電力モードへの移行を指示する信号を受信すると、HD109に格納された設定情報を、画像形成制御用プロセッサ101から取得して、RAM162bに複製する。そして、無線状態監視部15は、無線通信の状態を監視する処理を開始する。
次に、省電力モードでの動作中に非省電力モードに復帰する動作について、図面を参照して説明する。
図5は、非省電力モード復帰処理のフローチャートの一例を示す図である。
無線状態監視部15は、省電力モードになると、図5に示した非省電力モード復帰処理を開始する。そして、無線状態監視部15は、省電力モードで無線通信を行う設定であるか否かを判定する(ステップS101)。具体的には、無線状態監視部15は、RAM162bに複製された設定情報を参照して、省電力モードで無線通信を行う設定であるか否かを判定する。
なお、設定情報は、ユーザによって画像形成装置1の使用状況に応じてあらかじめ入力されている。
無線状態監視部15は、省電力モードで無線通信を行う設定でないと判定すると(ステップS101:No)、無線通信制御用プロセッサ161の無線通信機能を停止して処理を終了する(ステップS115)。
無線状態監視部15は、省電力モードで無線通信を行う設定であると判定すると(ステップS101:Yes)、無線デバイスが接続中であるか否かをさらに判定する(ステップS102)。具体的には、無線状態監視部15は、無線通信の接続状態を示す情報を共有メモリ170から取得する。そして、無線状態監視部15は、取得した情報に基づいて、ネットワークI/F150が、携帯端末2、機器4等の外部の機器と接続中であるか否かを判定する。
次に、無線状態監視部15は、無線デバイスが接続中であると判定すると(ステップS102:Yes)、インフラ接続機能の無線通信が切断したか否かを判定する(ステップS103)。
具体的には、HD109には、設定情報の一部として、インフラ接続機能の無線通信の接続先からの応答が一定時間行われない等の、あらかじめ決められた切断の判定条件を示す情報が格納されている。無線状態監視部15は、RAM162bに複製された設定情報を読み出して、読み出した設定情報に示される判定条件を満たすか否かを判定する。
次に、無線状態監視部15は、インフラ接続機能の無線通信が切断したと判定すると(ステップS103:Yes)、無線通信の接続パラメータを読み出す(ステップS109)。具体的には、無線状態監視部15は、RAM162bに複製された設定情報に含まれる接続パラメータを読み出して、無線認証部16に引き渡す。接続パラメータとは、例えば無線LANアクセスポイント3のSSID、パスワード、認証方式等である。
無線認証部16は、接続パラメータを無線状態監視部15から受け取って、無線通信を再接続する(ステップS110)。具体的には、無線認証部16は、接続パラメータに含まれる無線LANアクセスポイント3のSSID、パスワード、認証方式等に基づいて接続を要求するパケットを送信する。
このステップS109およびステップS110の処理によって、省電力モードで動作している際にインフラ接続機能の無線通信が切断した場合、非省電力モードに復帰することなく、再接続の処理を実行することができる。
また、ステップS102において、無線状態監視部15は、無線デバイスが接続中でないと判定すると(ステップS102:No)、ダイレクト接続機能が有効であるか否かを判定する(ステップS111)。
具体的には、HD109には、設定情報の一部として、ダイレクト接続機能が有効か無効かを示す情報が格納されている。無線状態監視部15は、RAM162bに複製された設定情報を読み出して判定する。
無線状態監視部15は、ダイレクト接続機能が有効でないと判定すると(ステップS111:No)、ステップS102の処理に戻る。
また、無線状態監視部15は、ダイレクト接続機能が有効であると判定すると、接続要求パケットを受信したか否かを判定する(ステップS112)。接続要求パケットとは、無線親機として機能する画像形成装置1に対して携帯端末2等から発信される、接続要求を示す信号である。例えば、接続要求パケットは、プローブ要求(Probe Request)である。
無線状態監視部15は、接続要求パケットを受信していないと判定すると(ステップS112:No)、ステップS112の処理に戻る。
無線状態監視部15が、接続要求パケットを受信したと判定すると(ステップS112:Yes)、無線認証部16は、認証処理を実行する(ステップS113)。
具体的には、HD109には、ダイレクト接続機能が有効である場合、設定情報の一部として、ダイレクト接続機能の認証情報が格納されている。無線状態監視部15は、RAM162bに複製された設定情報を読み出して、読み出した設定情報に示される認証情報と、接続要求パケットに含まれる情報と、を照合することによって、認証処理を実行する。
続いて、DHCP機能部17は、DHCP機能を実行する(ステップS114)。具体的には、DHCP機能部17は、携帯端末2等の接続要求パケットの送信元(接続の要求元)の機器のIPアドレスを決定し、当該機器に決定したIPアドレスを示す情報を送信する。
このステップS113およびステップS114の処理によって、ダイレクト接続機能が有効であって、省電力モードで動作している場合に、非省電力モードに復帰することなく、携帯端末2等の外部の機器からの接続要求に対して、認証および接続処理を実行することができる。
無線状態監視部15は、インフラ接続機能の無線通信が切断していないと判定すると(ステップS103:No)、ネットワークI/F150が無線通信の電波を受信したか否かを判定する(ステップS104)。なお、ステップS110およびステップS114の処理に続いても、無線状態監視部15は、このステップS104の処理を実行する。
無線状態監視部15は、ネットワークI/F150が無線通信の電波を受信していないと判定すると(ステップS104:No)、ステップS103の処理に戻る。
無線状態監視部15は、ネットワークI/F150が無線通信の電波を受信したと判定すると(ステップS104:Yes)、無線通信の電波に含まれる通信フレームを解析する(ステップS105)。
そして、解析の結果に基づいて、無線状態監視部15は、復帰条件を満たすか否かを判定する(ステップS106)。復帰条件は、非省電力モードに復帰するための条件である。
具体的には、HD109には、設定情報の一部として、復帰条件を示すデータ(復帰条件データ)が格納されている。無線状態監視部15は、RAM162bに複製された設定情報を読み出して、読み出した設定情報に示される復帰条件データを取得する。
図6は、通信フレームの一例を示す図である。
ステップS105の処理において、無線状態監視部15は、無線通信の電波から図6に示すIEEE802.11の規定に準拠した通信フレームの特定のフィールドの値を抽出する。
具体的には、無線状態監視部15は、抽出した通信フレームのIEEE802.11ヘッダの「Frame Control」フィールドに含まれる「Type」フィールドと「Subtype」フィールドの値を取得する。
図7は、復帰条件データの一例を示す図である。
復帰条件データ200は、項目として、「Type」と「Subtype」と「非省電力モード復帰」とを含む。
項目「Type」の値は、通信フレームのIEEE802.11ヘッダの「Frame Control」フィールドに含まれる「Type」フィールドの値である。
項目「Subtype」の値は、通信フレームのIEEE802.11ヘッダの「Frame Control」フィールドに含まれる「Subtype」フィールドの値である。
項目「非省電力モード復帰」の値は、非省電力モードに復帰するか否かを示す情報である。すなわち、通信フレームのIEEE802.11ヘッダの「Frame Control」フィールドに含まれる「Type」フィールドと「Subtype」フィールドの値が、復帰条件データ200の項目「非省電力モード復帰」の値が「する」の場合の項目「Type」と項目「Subtype」の値である場合に、復帰条件が満たされる。また、それ以外の場合には、復帰条件が満たされない。
なお、復帰条件データ200の値は、無線通信の電波が画像形成機能の実行要求等のように、メインコントローラ110による処理が必要な場合には復帰条件を満たし、無線通信の接続要求等のように、サブコントローラ160による処理で済む場合には復帰条件を満たさないように設定されている。
図7に示す値は一例であって、メインコントローラ110による処理が必要な場合を限定する値とすることによって、省電力モードが解除されにくく、省電力機能の実効性が確保される。
図5に戻り、無線状態監視部15が、復帰条件を満たさないと判定すると(ステップS106:No)、無線通信制御用プロセッサ161が、受信した無線通信に応答し(ステップS107)、ステップS103の処理に戻る。
無線状態監視部15が、復帰条件を満たすと判定すると(ステップS106:Yes)、非省電力モードに復帰し、画像形成制御用プロセッサ101が応答する(ステップS108)。具体的には、無線通信制御用プロセッサ161の省電力制御部18は、非省電力モードへの復帰を指示する信号を画像形成制御用プロセッサ101に送信する。
画像形成制御用プロセッサ101の省電力制御部12は、非省電力モードへの復帰を指示する信号を受信すると、メインコントローラ110の各部に通電させ、機能停止を解除する。
本実施形態に係る画像形成装置1によれば、省電力モードにおいて、無線通信の電波を受信すると、復帰条件を満たす電波であるか否かを判定して、復帰条件を満たす電波であると判定すると、非省電力モードに復帰する。
復帰条件データ200は、機械学習の学習効果によって生成されたものでもよい。また、メインコントローラ110による処理が必要か否かを機械学習にて分類付けすることで、復帰条件データ200を使用しなくてもよい。
ここで、機械学習とは、コンピュータに人のような学習能力を獲得させるための技術であり、コンピュータが、データ識別等の判断に必要なアルゴリズムを、事前に取り込まれる学習データから自律的に生成し、新たなデータについてこれを適用して予測を行う技術のことをいう。機械学習のための学習方法は、教師あり学習、教師なし学習、半教師学習、強化学習、深層学習のいずれの方法でもよく、さらに、これらの学習方法を組み合わせた学習方法でもよく、機械学習のための学習方法は問わない。
なお、省電力モードにおいて無線通信制御用プロセッサ161が書き込んだデータを、非省電力モードに復帰後に画像形成制御用プロセッサ101から参照することができれば、共有メモリ170を備えていなくても良い。
また、HD109が無線通信制御用プロセッサ161と接続されていて、無線通信制御用プロセッサ161がHD109に格納された設定情報等のデータを参照できれば、省電力モードへの移行において、HD109に格納された設定情報をRAM162bに複製しなくても良い。
また、本実施形態に係る画像形成装置1は、通信を制御する通信制御装置の一例である。通信制御装置は、画像形成機能を備えていなくても良い。例えば、PJ(Projector:プロジェクタ)、デジタルサイネージ等の出力装置、HUD(Head Up Display)装置、産業機械、医療機器、ネットワーク家電、自動車(Connected Car)、ノートPC(Personal Computer)、携帯電話、タブレット端末、ゲーム機、PDA(Personal Digital Assistant)、デジタルカメラ、ウェアラブルPCまたはデスクトップPC等であってもよい。
上記で説明した実施形態の各機能は、一又は複数の処理回路によって実現することが可能である。ここで、本明細書における「処理回路」とは、電子回路により実装されるプロセッサのようにソフトウェアによって各機能を実行するようプログラミングされたプロセッサや、上記で説明した各機能を実行するよう設計されたASIC(Application Specific Integrated Circuit)、DSP(Digital Signal Processor)、FPGA(Field Programmable Gate Array)や従来の回路モジュール等のデバイスを含むものとする。
以上、各実施形態に基づき本発明の説明を行ってきたが、上記実施形態に示した要件に本発明が限定されるものではない。これらの点に関しては、本発明の主旨をそこなわない範囲で変更することができ、その応用形態に応じて適切に定めることができる。
1 画像形成装置
2 携帯端末
3 無線LANアクセスポイント
4 機器
5 通信ネットワーク
11 画像形成制御部
12 省電力制御部
13 ネットワーク制御部
14 無線デバイス制御部
15 無線状態監視部
16 無線認証部
17 DHCP機能部
18 省電力制御部
101 画像形成制御用プロセッサ
110 メインコントローラ
150 ネットワークI/F
160 サブコントローラ
161 無線通信制御用プロセッサ
162 MEM−T
特許第5700013号公報

Claims (8)

  1. 第1のモードと、前記第1のモードより消費する電力を抑えた第2のモードと、のいずれかの動作モードで動作する通信制御装置であって、
    前記第2のモードでは機能停止状態となる第1のプロセッサと、前記第2のモードで動作する第2のプロセッサとを備え、
    前記第2のプロセッサは、
    前記第2のモードでの動作中に受信した無線通信の電波が、あらかじめ規定された復帰条件を満たすか否かを判定する無線状態監視部と、
    前記無線状態監視部が前記復帰条件を満たすと判定した場合に、前記第1のモードに復帰する指示を示す信号を前記第1のプロセッサに送信する省電力制御部と、を備える、
    通信制御装置。
  2. 前記第2のプロセッサは、前記第2のモードでの動作中に無線通信の接続を要求する信号を受信した場合に、認証処理を実行して前記接続の要求に応答する無線認証部をさらに備える、
    請求項1に記載の通信制御装置。
  3. 前記第2のプロセッサは、前記無線認証部が前記接続の要求に応答した場合に、前記接続の要求元の機器にIPアドレスを付与するDHCP機能部をさらに備える、
    請求項2に記載の通信制御装置。
  4. 前記無線認証部は、前記第2のモードにおいて、無線親機との無線通信の接続が切断した場合に、あらかじめ設定された接続パラメータを取得して、前記無線親機に接続を要求する信号を送信する、
    請求項2または3に記載の通信制御装置。
  5. 前記無線状態監視部は、前記第2のモードにおいて無線通信を使用するか否かを示す設定情報を取得して、前記設定情報が前記第2のモードにおいて無線通信を使用しないことを示す場合には、前記第2のプロセッサの無線通信の機能を停止する、
    請求項1から4のいずれか1項に記載の通信制御装置。
  6. 前記無線状態監視部は、前記復帰条件を示す情報として、受信した前記無線通信の通信フレームの特定のフィールドの値によって、前記第1のモードに復帰するか否かを規定する情報を取得する、
    請求項1から5のいずれか1項に記載の通信制御装置。
  7. 第1のモードと、前記第1のモードより消費する電力を抑えた第2のモードと、のいずれかの動作モードで動作し、前記第2のモードでは機能停止状態となる第1のプロセッサと、前記第2のモードで動作する第2のプロセッサと、を備える通信制御装置を制御する方法であって、
    前記第2のモードで動作する前記第2のプロセッサが、
    前記第2のモードでの動作中に受信した無線通信の電波が、あらかじめ規定された復帰条件を満たすか否かを判定し、
    前記復帰条件を満たすと判定した場合に、前記第1のモードに復帰する指示を示す信号を第1のプロセッサに送信する、
    通信制御方法。
  8. 第1のモードと、前記第1のモードより消費する電力を抑えた第2のモードと、のいずれかの動作モードで動作し、前記第2のモードでは機能停止状態となる第1のプロセッサと、前記第2のモードで動作する第2のプロセッサと、を備えるコンピュータの前記第2のプロセッサに、
    前記第2のモードでの動作中に受信した無線通信の電波が、あらかじめ規定された復帰条件を満たすか否かを判定するステップと、
    前記復帰条件を満たすと判定した場合に、前記第1のモードに復帰する指示を示す信号を第1のプロセッサに送信するステップと、
    を実行させるためのプログラム。
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