JP2021085956A - Image projection device, method for controlling image projection device, and program for controlling image projection device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、画像投射装置、画像投射装置の制御方法、および画像投射装置の制御プログラムに関する。 The present invention relates to an image projection device, a control method for the image projection device, and a control program for the image projection device.
従来、例えば、特許文献１には、画像投射装置をマルチスクリーンで使用する場合、複数の画像投射装置の角度を揃えることが目的で、装置の設置角度を検出して通知する技術が記載されている。
Conventionally, for example,
しかしながら、上述した従来の技術においては、装置の設置角度を検出して通知するのみで、設置角度を改善するための作業は、作業者の直感的や感覚的な動作となってしまう。即ち、従来の技術では、設置角度から上げたり下げたりする情報を得られるものの、どれくらい上げたり下げたりすればよいのかが分からず、作業者の直感的や感覚的な動作で調整を行うこととなっていた。 However, in the above-mentioned conventional technique, only the installation angle of the device is detected and notified, and the work for improving the installation angle becomes an intuitive or sensory operation of the operator. That is, with the conventional technology, although it is possible to obtain information on raising or lowering from the installation angle, it is not possible to know how much to raise or lower, and adjustment is made by the intuitive or sensory movement of the operator. It was.
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、装置の設置角度の調整を容易かつ確実に行うことを目的とする。 The present invention has been made in view of the above, and an object of the present invention is to easily and surely adjust the installation angle of the device.
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、投射面に画像を投射する装置本体と、前記装置本体の傾きを検出する傾き検出手段と、前記装置本体の傾きを調整する調整脚と、前記傾き検出手段が検出した傾きに応じて、前記調整脚の調整に関する情報を通知する通知手段と、を備える。 In order to solve the above-mentioned problems and achieve the object, the present invention adjusts the device main body for projecting an image on the projection surface, the inclination detecting means for detecting the inclination of the device main body, and the inclination of the device main body. It includes an adjusting leg and a notification means for notifying information about the adjustment of the adjusting leg according to the inclination detected by the inclination detecting means.
本発明によれば、装置本体の傾きを調整するにあたり、ユーザに調整を行う動作指示を提供することで、調整が容易に行える。この結果、本発明は、簡単な構成により装置本体の設置角度の調整を容易かつ確実に行うことができるという効果を奏する。 According to the present invention, when adjusting the inclination of the apparatus main body, the adjustment can be easily performed by providing the user with an operation instruction for making the adjustment. As a result, the present invention has an effect that the installation angle of the apparatus main body can be easily and surely adjusted by a simple configuration.
以下に添付図面を参照して、画像投射装置、画像投射装置の制御方法、および画像投射装置の制御プログラムの実施形態を詳細に説明する。 Hereinafter, an image projection device, a control method for the image projection device, and an embodiment of a control program for the image projection device will be described in detail with reference to the accompanying drawings.
図１は、画像投射システムの一例を示す概略構成図である。画像投射システム１００は、画像投射装置（プロジェクタ）１１０と、映像供給装置１２０とを含んで構成されている。画像投射装置１１０と映像供給装置１２０とは、ケーブル１３０によって接続される。
FIG. 1 is a schematic configuration diagram showing an example of an image projection system. The
画像投射システム１００は、投射面であるスクリーン１５０上に画像投射装置１１０から投影画像１６０が投影される。投影画像１６０には、メニュー画面であるＯＳＤ（On Screen Display）画面（重畳画面）１７０が重畳して投影されている。そして、画像投射システム１００は、ユーザ（操作者）１４０が指またはタッチペンでＯＳＤ画面１７０を操作できる。
In the
画像投射装置１１０は、映像供給装置１２０が提供する画像をスクリーン１５０に投射する画像出力装置である。画像投射装置１１０は、映像供給装置１２０が提供する画像と共に、ユーザ１４０が種々の操作を指定可能なメニュー画面等のＯＳＤ画面１７０を投射する。なお、ＯＳＤ画面１７０は、映像供給装置１２０から画像が提供されない際にも投射可能である。
The
画像投射装置１１０は、映像信号を入力するインタフェースとして、Ｄ−Ｓｕｂコネクタ等のＶＧＡ（Video Graphics Array）入力端子やＨＤＭＩ（High-Definition Multimedia Interface）（登録商標）端子、Ｓ−ＶＩＤＥＯ端子、ＲＣＡ端子等のビデオ入力端子を備えており、これらの端子に接続されたケーブル１３０を介して映像供給装置１２０から映像信号を受信する。
The
画像投射装置１１０は、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ（登録商標）やＷｉＦｉ（登録商標）等の無線通信プロトコルに準拠した無線通信により、映像供給装置１２０から映像信号を受信してもよい。
The
映像供給装置１２０は、画像投射装置１１０が投射すべき画像を提供する装置である。映像供給装置１２０は、映像信号を出力するインタフェースを備えており、投影される表示画像を形成する映像信号を所定の転送レート（例えば、３０ｆｐｓ（frame per second）〜６０ｆｐｓ）で画像投射装置１１０に送信する。
The
映像供給装置１２０は、画像投射装置１１０と同様に、映像信号を出力するインタフェースとしてＶＧＡ出力端子やＨＤＭＩ端子、Ｓ−ＶＩＤＥＯ端子、ＲＣＡ端子等のビデオ出力端子を備えており、これらの端子に接続されたケーブル１３０を介して画像投射装置１１０に送信することができる。
Like the
映像供給装置１２０は、無線通信により、画像投射装置１１０に映像信号を送信してもよい。
The
映像供給装置１２０は、例えば、ノート型ＰＣ（Personal Computer）（情報処理装置）を用いることができるが、デスクトップ型ＰＣやタブレット型ＰＣ、ＰＤＡ（Personal Digital Assistant、またはPersonal Data Assistance）等の映像信号を供給可能な情報処理装置を採用することができる。また、図１に示す例では、画像投射装置１１０に１の映像供給装置１２０が接続されているが、画像投射装置１１０は、２以上の映像供給装置を接続することができる。
As the
図２は、画像投射装置の構成を示すブロック図である。画像投射装置１１０は、メインボード２００と、ネットワークボード（拡張ボード）２１０と、光学部２２０と、ランプ（光源）２２１等を含んで構成される。
FIG. 2 is a block diagram showing a configuration of an image projection device. The
メインボード２００は、画像投射装置１１０の全体制御を行うプリント基板である。メインボード２００は、システム制御部２０１と、映像信号処理部２０２と、電源制御部２０３と、記憶部２０４と、光学制御部２０５とを含んでおり、これらの機能部を実現するＡＳＩＣ（Application Specific Integrated Circuit）等の集積回路によって構成することができる。
The
システム制御部２０１は、画像投射装置１１０の全体制御を行う。システム制御部２０１は、映像信号処理部２０２、電源制御部２０３、記憶部２０４および光学制御部２０５とバスによって接続されており、これらの各機能部を制御する。
The
映像信号処理部２０２は、映像供給装置１２０が供給する映像信号を処理する。映像信号処理部２０２は、映像信号入力インタフェース２３０を介して映像信号を受信し、当該映像信号にシリアル−パラレル変換や電圧レベル変換等の種々の処理を施す。
The video
電源制御部２０３は、画像投射装置１１０に電力を供給する電源２２８を制御する。電源制御部２０３は、システム制御部２０１の制御の下、電源２２８のＯＮ／ＯＦＦを行う。
The power
記憶部２０４は、システム制御部２０１が処理する種々のデータを保存する不揮発性メモリである。記憶部２０４として、ＥＰＲＯＭやＥＥＰＲＯＭ、フラッシュメモリ等の種々の不揮発性半導体メモリを採用することができる。
The
光学制御部２０５は、映像を形成する光学部２２０を制御する。光学制御部２０５は、システム制御部２０１が生成する画像データを光学部２２０に供給し、当該画像データの映像を形成する。光学部２２０は、当該画像データの映像を形成し、ランプ２２１で生成する光が光学部２２０に照射されることにより、スクリーン１５０に当該画像データを投射する。画像投射装置１１０が液晶プロジェクタである場合には、光学部２２０として液晶を採用することができる。また、画像投射装置１１０がＤＬＰ（Digital Light Processing）（登録商標）プロジェクタである場合には、光学部２２０としてＤＭＤ（Digital Mirror Device）やカラーホイールを採用することができる。
The
ランプ２２１は、ランプ制御部（光源制御部）２２２で制御される。ランプ制御部２２２は、システム制御部２０１の制御下でランプ２２１の光量を調整する。ランプ２２１としては、高圧水銀ランプ等が使用できる。
The lamp 221 is controlled by the lamp control unit (light source control unit) 222. The lamp control unit 222 adjusts the amount of light of the lamp 221 under the control of the
ネットワークボード２１０は、ネットワーク通信や外部の記憶装置を制御するプリント基板である。ネットワークボード２１０は、ネットワークシステム制御部２１１と、ネットワークインタフェース２１２と、記憶装置インタフェース２１３と、記憶部２１４とを含んでおり、当該機能を実現するＡＳＩＣ等の集積回路によって構成することができる。
The
ネットワークシステム制御部２１１は、ネットワーク２３１を介した通信や記憶装置２３２を制御する。ネットワークシステム制御部２１１は、ネットワークインタフェース２１２、記憶装置インタフェース２１３および記憶部２１４とバスによって接続されている。
The network
ネットワークインタフェース２１２は、ネットワーク２３１を介して信号を受け、映像投影や各種操作等を処理する。ネットワークインタフェース２１２は、ネットワーク２３１から受信したデータをネットワークシステム制御部２１１に供給すると共に、ネットワークシステム制御部２１１から受信したデータをネットワーク２３１に送信する。ネットワークインタフェース２１２は、ＬＡＮケーブル等のネットワークケーブルを接続可能なポートを含んでおり、ネットワークケーブルを介した有線通信を行う。また、ネットワークインタフェース２１２は、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ（登録商標）やＷｉＦｉ（登録商標）等の無線通信機能を備えており、無線通信によってデータ通信を行う。
The network interface 212 receives a signal via the
記憶装置インタフェース２１３は、ＵＳＢメモリ等の可搬型の記憶装置２３２を接続するインタフェースである。記憶装置インタフェース２１３は、記憶装置２３２から静止画や動画等の画像データを取得し、ネットワークシステム制御部２１１に供給する。
The
記憶部２１４は、ネットワークシステム制御部２１１が処理する種々のデータを保存する不揮発性メモリである。本実施形態では、記憶部２１４としてＥＰＲＯＭやＥＥＰＲＯＭ、フラッシュメモリ等の種々の不揮発性半導体メモリを採用することができる。
The
また、画像投射装置１１０は、温度センサ２２３と、傾き検出手段である加速度センサ２２４と、表示装置２２５と、操作部（本体キー）２２６と、受信部２２７と、冷却装置２２９と、測距センサ２３３と、撮像部２３４と、タッチ操作受信部２３６と、音声出力部２３８と、を含み、これらの機能部は、システム制御部２０１とバスによって接続される。
Further, the
温度センサ２２３は、画像投射装置１１０内の温度を検知する。温度センサ２２３は、検知した温度をシステム制御部２０１に通知する。
The temperature sensor 223 detects the temperature inside the
加速度センサ２２４は、画像投射装置１１０の加速度を検知する。加速度センサ２２４は、検知した加速度をシステム制御部２０１に通知する。
The acceleration sensor 224 detects the acceleration of the
表示装置２２５は、ユーザ１４０に種々の情報を通知する表示手段であり、ＬＥＤインジケータや液晶パネルで構成される。表示装置２２５は、システム制御部２０１から受信した表示すべき情報をＬＥＤインジケータや液晶パネルに表示する。
The
操作部２２６は、ユーザ１４０からの種々の操作要求を受け付けるものであり、画像投射装置１１０の外面に設けられるキーボタン（本体キー）等によって構成される。操作要求には、メニュー画面等のＯＳＤ画面１７０の表示指示、投射している映像のアスペクト比の変更要求、画像投射装置１１０の電源ＯＦＦ要求、光源の光量を変更するランプパワー変更要求、複数の映像供給装置が接続されている場合に表示画像を投射すべき映像供給装置を切り替える入力切替要求、投射している映像の画質（高輝度や標準、ナチュラル等）を変更する映像モード変更要求、投射すべき映像を停止するフリーズ要求、投射すべき画像を取得するポートの種類である入力種別の切替要求、メインメニュー画面またはサブメニュー画面の表示要求、アスペクト比の変更要求、サブメニュー画面を閉じる要求等が含まれる。操作部２２６は、操作要求を受け付けると、当該操作要求をシステム制御部２０１に通知する。
The operation unit 226 receives various operation requests from the
受信部２２７は、遠隔操作装置であるリモコン２３５からの操作信号を受信する。受信部２２７は、操作信号を受信すると、当該操作信号をシステム制御部２０１に通知する。
The receiving unit 227 receives an operation signal from the
冷却装置２２９は、画像投射装置１１０を冷却するものであり、冷却ファン等によって構成される。冷却装置２２９は、システム制御部２０１の制御下で駆動し、画像投射装置１１０を冷却する。
The cooling device 229 cools the
測距センサ２３３は、画像投射装置１１０からスクリーン１５０までの距離を検知する測距手段である。例えば、画像投射装置１１０の投射レンズ側の面に設けられ、赤外線等により画像投射装置１１０からスクリーン１５０までの距離を測る赤外線測距センサにより構成される。測距センサ２３３は、検知した距離をシステム制御部２０１に通知する。
The
撮像部２３４は、スクリーン１５０およびスクリーン１５０の周囲を撮像する撮像手段である。例えば、画像投射装置１１０の投射レンズ側の面に設けられ、画像投射装置１１０前方の写真を撮影する撮像手段である。撮像部２３４は、撮像した画像をシステム制御部２０１に送る。なお、詳細は以下に説明するが、測距センサ２３３、撮像部２３４は、少なくとも一方を備えるものであればよい。
The imaging unit 234 is an imaging means that images the
タッチ操作受信部２３６は、電子ペン２３７からの操作信号である位置情報を受信する。タッチ操作受信部２３６は、操作信号を受信すると、当該操作信号をシステム制御部２０１に通知する。システム制御部２０１は、電子ペン２３７の位置情報に基づいて操作内容を認識する。なお、電子ペン２３７を用いず、操作者の指での投影画像上でのタッチ操作を認識する場合は、システム制御部２０１は、撮像部２３４で撮像される画像情報に基づいて、操作内容を認識する。
The touch operation receiving unit 236 receives the position information which is an operation signal from the electronic pen 237. When the touch operation receiving unit 236 receives the operation signal, the touch operation receiving unit 236 notifies the
音声出力部２３８は、スピーカ等で構成され音声を出力する。音声出力部２３８は、後述する調整量算出部３０４の算出結果を音声により出力する。
The
図３は、画像投射装置が備えるメインボード２００およびネットワークボード２１０の詳細な構成を示すブロック図である。
FIG. 3 is a block diagram showing a detailed configuration of the
システム制御部２０１は、メイン制御部３００と、ＯＳＤ作成部３０１と、本体キー・リモコン制御部３０２と、投影部３０３と、調整量算出部３０４と、ネットワークボード通信部３０５を含んで構成される。
The
メイン制御部３００は、システム制御部２０１の各部の制御を行う。メイン制御部３００は、入力種別の切り替えや、起動処理、ＯＳＤ表示指示等を行う。
The
ＯＳＤ作成部３０１は、メインボード２００が生成するメニュー画面やダイアログ、メッセージウィンドウ、アイコン、ヘルプ等のＯＳＤ画面を作成する。ＯＳＤ作成部３０１は、記憶部２０４からメインメニュー画面に表示される設定情報であるメニュー設定情報を読み出し、当該メニュー設定情報を反映したメインメニュー画面を作成する。ＯＳＤ作成部３０１は、当該メインメニュー画面を形成する映像信号を投影部３０３に送信する。
The
本体キー・リモコン制御部３０２は、操作部２２６、リモコン２３５、電子ペン２３７等から種々の操作要求を受け付け、各操作要求に対応する操作要求を通知する。
The main body key / remote
投影部３０３は、光学制御部２０５を制御して画像データを投射する。投影部３０３は、映像供給装置１２０から受信する画像を形成する映像信号、ＯＳＤ作成部３０１から取得するメニュー画面等を形成する映像信号、ネットワークボード２１０から取得するサブメニュー画面を形成する映像信号を光学制御部２０５に送信し、これらの画像データを投射させる。
The
調整量算出部３０４は、調整脚１１２（図５および図６参照）による調整量を算出する（詳細は後述する）。調整量算出部３０４は、ＯＳＤ作成部３０１と共に通知手段として機能する。また、調整量算出部３０４は、音声出力部２３８と共に通知手段として機能することもできる。
The adjustment
上記メイン制御部３００、ＯＳＤ作成部３０１、および投影部３０３は、映像信号に基づいて生成される投影画像にＯＳＤ画面（重畳画面）を重畳して投射する重畳画像投射手段として機能する。
The
また、画像投射装置１１０がネットワークボード２１０を備える際には、メインボード２００とネットワークボード２１０との間のデータ通信を行うネットワークボード通信部３０５を備える。
When the
ネットワークボード通信部３０５は、サブメニュー画面の表示要求やサブメニュー画面を閉じる要求をネットワークボード２１０に送信すると共に、これらの応答信号やサブメニュー画面を形成する映像信号をネットワークボード２１０から受信する。
The network
ネットワークボード２１０のネットワークシステム制御部２１１は、メインボード２００との通信を行うメインボード通信部３０６と、ネットワーク２３１を介して情報の送受信を行うネットワーク制御部３０７と、ＵＳＢメモリ等の記憶装置２３２からデータの読み出しを行う記憶装置制御部３０８を含んで構成される。
The network
図４−１から図４−４は、画像投射装置の調整脚の説明図である。図５は、画像投射装置の調整脚の一例を示す概略構成図である。図６は、画像投射装置の調整脚の他の例を示す概略構成図である。画像投射装置１１０は、装置本体１１１と、調整脚１１２とを含む。
4-1 to 4-4 are explanatory views of the adjusting legs of the image projection device. FIG. 5 is a schematic configuration diagram showing an example of the adjusting legs of the image projection device. FIG. 6 is a schematic configuration diagram showing another example of the adjusting leg of the image projection device. The
装置本体１１１は、上述したメインボード２００と、ネットワークボード（拡張ボード）２１０と、光学部２２０と、ランプ（光源）２２１等を収容する筐体を構成する。図４−１は、装置本体１１１を側面から視た図であり、左側が正面側、右側が背面側である。装置本体１１１は、正面側に光学部２２０が配置され、当該正面側から正面に向かって画像をスクリーン１５０に投射する。また、図４−２から図４−４は、装置本体１１１をスクリーン１５０側である正面から視た図である。
The apparatus
調整脚１１２は、装置本体１１１の正面側の底部において、左右両側部にそれぞれ配置されている。調整脚１１２は、床面や台の上面である平坦な載置面Ｆに対して装置本体１１１を設置する際に、当該載置面Ｆに接地し、装置本体１１１の正面側を上方に傾ける。調整脚１１２は、図４−２および図４−４に示すように、装置本体１１１に対する距離であって、装置本体１１１の正面側の底部の載置面Ｆに対する距離を変動し、装置本体１１１の正面側の上方への傾きを変えることで、図４−１に示すように装置本体１１１の光学部２２０から投射する画像をスクリーン１５０の上下方向の所望する位置に調整できる。また、調整脚１１２は、図４−３および図４−４に示すように、装置本体１１１に対する距離であって、装置本体１１１の正面側の底部の載置面Ｆに対する距離を変動し、装置本体１１１の左右の傾きを変えることで、装置本体１１１の光学部２２０から投射する画像の左右の傾きを調整できる。
The adjusting
例えば、図４−２では、投射画像は上下位置が低いものの左右の傾きはない。図４−３では、左右の調整脚１１２により調整を実施した状態で左右傾きがある。図４−３では、投射画像は画面位置が高くなってはいるが、左右の傾きがあり、観察し辛い。図４−４では、左右の調整脚１１２により調整を実施した状態で左右傾きがない。図４−４では、投射画像は画面位置が高くなっており、左右の傾きもない望ましい投射状態である。
For example, in FIG. 4-2, the projected image has a low vertical position but no left-right tilt. In FIG. 4-3, there is a left-right inclination in a state where the adjustment is performed by the left and right adjusting
調整脚１１２は、例えば、図５や図６に示す構成がある。図５に示す調整脚１１２Ａ（１１２）は、装置本体１１１の底部から下方に延びて設けられた脚軸１１２Ａａを有する。脚軸１１２Ａａは、上下に長い円柱状に形成された周面にネジ部１１２Ａｂが形成されている。脚軸１１２Ａａは、その下端に脚端１１２Ａｃが固定されている。脚端１１２Ａｃは、載置面Ｆに接地する。また、脚端１１２Ａｃは、脚軸１１２Ａａを回転させるためのつまみとしても機能する。この脚端１１２Ａｃは、脚軸１１２Ａａを回転させる指標となる目盛１１２Ａｄが設けられている。また、脚軸１１２Ａａは、その上端部が装置本体１１１の底部に固定されたナット１１２Ａｅにネジ部１１２Ａｂがねじ込まれることで装置本体１１１の底部に取り付けられる。このように構成された調整脚１１２Ａは、脚端１１２Ａｃを掴んで脚軸１１２Ａａを回転させることで、ナット１１２Ａｅにねじ込まれたネジ部１１２Ａｂを介して脚軸１１２Ａａが上下方向に移動する。すると、調整脚１１２Ａは、装置本体１１１に対する脚端１１２Ａｃの距離であって、装置本体１１１の正面側の底部の載置面Ｆに対する距離が変動し、装置本体１１１の正面側の上方への傾きや、装置本体１１１の左右の傾きを調整することができる。この調整脚１１２Ａをねじ込み式の調整脚という。
The adjusting
図６に示す調整脚１１２Ｂ（１１２）は、装置本体１１１の底部から下方に延びて設けられた脚軸１１２Ｂａを有する。脚軸１１２Ｂａは、上下に長い棒状に形成され、装置本体１１１に対して上下方向に移動可能に挿通されている。脚軸１１２Ｂａは、棒状の周面に、溝部１１２Ｂｂが上下に所定間隔をおいて複数形成されている。脚軸１１２Ｂａは、その下端に脚端１１２Ｂｃが固定されている。脚端１１２Ｂｃは、載置面Ｆに接地する。また、脚端１１２Ｂｃは、脚軸１１２Ｂａを上下に移動させるためのつまみとしても機能する。また、脚軸１１２Ｂａは、その上端部が装置本体１１１の底部に取り付けられた係止部１１２Ｂｄに係止される。具体的に、脚軸１１２Ｂａは、溝部１１２Ｂｂに係止部１１２Ｂｄが嵌まることで装置本体１１１の底部に取り付けられる。係止部１１２Ｂｄは、板片状に形成され、脚軸１１２Ｂａを貫通させる貫通穴１１２Ｂｅが設けられ、この貫通穴１１２Ｂｅの縁の一部が溝部１１２Ｂｂに嵌まる。また、係止部１１２Ｂｄは、装置本体１１１の底部に固定された支持部１１２Ｂｆに対し、貫通穴１１２Ｂｅの縁の一部が溝部１１２Ｂｂに嵌まったり、溝部１１２Ｂｂから外れたりするように、スライド移動が可能に支持されている。支持部１１２Ｂｆは、貫通穴１１２Ｂｅの縁の一部が溝部１１２Ｂｂに嵌まる方向に係止部１１２Ｂｄを押し付けるバネ等の弾性部材１１２Ｂｇが設けられている。このように構成された調整脚１１２Ｂは、何も操作をしない通常時は、弾性部材１１２Ｂｇの弾性力により、係止部１１２Ｂｄにおける貫通穴１１２Ｂｅの縁の一部が溝部１１２Ｂｂに嵌まっており、装置本体１１１に対する脚端１１２Ａｃの距離であって、装置本体１１１の正面側の底部の載置面Ｆに対する距離が維持される。そして、調整脚１１２Ｂは、係止部１１２Ｂｄを貫通穴１１２Ｂｅの縁の一部が溝部１１２Ｂｂから外れるように押してスライド移動させ、脚端１１２Ｂｃを装置本体１１１に対に対して近づけたり遠ざけたりし、他の溝部１１２Ｂｂに貫通穴１１２Ｂｅの縁の一部を嵌合させる。すると、調整脚１１２Ｂは、装置本体１１１に対する脚端１１２Ａｃの距離であって、装置本体１１１の正面側の底部の載置面Ｆに対する距離が変動し、装置本体１１１の正面側の上方への傾きや、装置本体１１１の左右の傾きを調整することができる。この調整脚１１２Ｂを溝引っ掛け式の調整脚という。
The adjusting
図７は、画像投射装置の制御の一例を示すフローチャートである。図８−１から図８−３は、ＯＳＤ画面の表示例を示す図である。 FIG. 7 is a flowchart showing an example of control of the image projection device. 8-1 to 8-3 are diagrams showing a display example of the OSD screen.
本実施形態の画像投射装置１１０の制御方法は、調整脚１１２により装置本体１１１の傾きの調整を実行する。装置本体１１１の傾きの調整とは、図４−２から図４−４のように、装置本体１１１の正面側の上方への傾きを調整する場合、および図４−３から図４−４のように、装置本体１１１の左右の傾きを調整する場合がある。
In the control method of the
図７に示す画像投射装置１１０の制御方法は、画像投射装置１１０に電源が投入され、所定の起動動作が完了後に実行される。画像投射装置１１０のシステム制御部２０１は、本体キー・リモコン制御部３０２が、ユーザ１４０から調整モード選択の指示を受け付けると、調整量算出部３０４に調整モード開始を指示する（Ｓ１０１）。即ち、ユーザ１４０は、装置本体１１１の傾き調整を行うため、操作部２２６、リモコン２３５、電子ペン２３７等から傾きを調整の操作要求を行い、この操作要求を本体キー・リモコン制御部３０２が受け付け、調整量算出部３０４に調整モード開始を指示する。
The control method of the
調整量算出部３０４は、調整モード開始にあたり、加速度センサ２２４の検出結果である傾きを取得する（Ｓ１０２）。傾きを取得した調整量算出部３０４は、調整量と調整方向を算出し、これをＯＳＤ作成部３０１に渡す（Ｓ１０３）。ＯＳＤ作成部３０１は、受け取った算出結果に基づき映像信号を作成し、投影部３０３に送信する（Ｓ１０４）。投影部３０３は、受信した映像信号に基づき画像データを投射する（Ｓ１０５）。
At the start of the adjustment mode, the adjustment
Ｓ１０３の調整量と調整方向の算出において、検出された傾きに対する調整量および調整方向の対応付けが記憶部２０４に予め記憶されており、調整量算出部３０４は、取得した傾きに対し、記憶部２０４から対応付けを読み出して調整量と調整方向を算出する。または、調整量と調整方向の算出について、傾きに対する調整量および調整方向の対応付けが記憶部２０４に予め記憶されており、調整量算出部３０４は、ユーザ１４０により操作部２２６、リモコン２３５、電子ペン２３７等から所望とする傾きが入力された場合、入力された傾きと取得した傾きとに基づき、記憶部２０４から対応付けを読み出して調整量と調整方向を算出する。
In the calculation of the adjustment amount and the adjustment direction in S103, the correspondence between the adjustment amount and the adjustment direction with respect to the detected inclination is stored in advance in the
例えば、Ｓ１０３の調整量と調整方向の算出において、図４−２から図４−４に示すように、装置本体１１１の正面側の上方への傾きを調整する場合、調整前に検出された傾きは「高さ０」であり、記憶部２０４から対応付けを読み出して左右の調整脚１１２をそれぞれ「高さ３」にするため、調整量算出部３０４は、左右の調整脚１１２の調整量を「高さ３」とし左右調整方向を「上方向」と算出する。Ｓ１０４の映像信号作成において、ＯＳＤ作成部３０１は、調整量「高さ３」と左右調整方向「上方向」に基づき、図８−１に示すように、左右の調整脚１１２における調整量「高さ３」と左右調整方向「上方向」を表す映像信号を作成する。Ｓ１０５の投影において、投影部３０３は、受信した映像信号に基づき画像データを投射する。図８−１は、作成され投射されたＯＳＤ画面１７０の例であり、ここでは、装置本体１１１を示す矩形の左右高さが数字により載置面Ｆに沿う「高さ０」の位置にあって、これを左右の調整脚１１２について、括弧中の数字により調整量「高さ３」に調整することを指示して矢印により左右調整方向「上方向」に調整すること指示している。
For example, in the calculation of the adjustment amount and the adjustment direction in S103, when adjusting the upward inclination of the device
そして、調整モード中、調整量算出部３０４は、定期的または加速度センサ２２４の検出結果が変わった場合に、Ｓ１０２からＳ１０５の制御を繰り返す。即ち、調整量算出部３０４は、例えば、調整脚１１２による調整が実施された後の傾き「高さ３」を取得し（Ｓ１０２）、記憶部２０４から対応付けを読み出して左右の調整脚１１２をそれぞれ「高さ３」にするため、調整量算出部３０４は、左右の調整脚１１２の調整量を「高さ０」とし左右調整方向を「なし」と算出する。Ｓ１０４の映像信号作成において、ＯＳＤ作成部３０１は、調整量「高さ０」と左右調整方向「なし」を表す映像信号を作成する。Ｓ１０５の投影において、投影部３０３は、受信した映像信号に基づき画像データを投射する。作成され投射されたＯＳＤ画面１７０の例であり、ここでは、装置本体１１１を示す矩形の左右高さが数字により載置面Ｆから「上方向」に「高さ３」の位置にあって、これを左右の調整脚１１２について、括弧中の数字により調整量「高さ０」に調整することを指示して矢印により左右調整方向なしの「−」に調整すること指示している。従って、ユーザ１４０は、適した調整が実施されたことが確認できる。適した調整が実施されたことを確認したユーザ１４０は、装置本体１１１の傾き調整を終了するため、操作部２２６、リモコン２３５、電子ペン２３７等から傾き調整の操作終了要求を行い、この操作終了要求を本体キー・リモコン制御部３０２が受け付け、調整量算出部３０４に調整モード終了を指示する。調整モード終了の指示を受け付けると、調整量算出部３０４は、調整モードを終了する。
Then, in the adjustment mode, the adjustment
また、調整モード開始時、または調整モード中、加速度センサ２２４の検出結果において、図４−３に示すように、装置本体１１１の左右に傾きがある場合、図４−３から図４−４に示すように、装置本体１１１の左右の傾きを調整する。例えば、Ｓ１０３の調整量と調整方向の算出において、検出された傾きは左が「高さ４」で右が「高さ２」であり、それぞれを「高さ３」にするため、調整量算出部３０４は、左の調整脚１１２の調整量を「高さ１」とし調整方向を「下方向」と算出し、右の調整脚１１２の調整量を「高さ１」とし調整方向を「上方向」と算出する。Ｓ１０４の映像信号作成において、ＯＳＤ作成部３０１は、左調整量「高さ１」左調整方向「下方向」、右調整量「高さ１」右調整方向「上方向」に基づき、図８−３に示すように、左右の調整脚１１２における調整量「高さ１」、左調整方向「下方向」と右調整方向「上方向」を表す映像信号を作成する。Ｓ１０５の投影において、投影部３０３は、受信した映像信号に基づき画像データを投射する。図８−３は、作成され投射されたＯＳＤ画面１７０の例であり、ここでは、装置本体１１１を示す矩形の左右高さが数字により載置面Ｆから左「高さ４」右「高さ２」の位置にあって、これを左右の調整脚１１２について、括弧中の数字により左調整量「高さ１」を指示して矢印により左調整方向「下方向」に調整すること指示し、右調整量「高さ１」を指示して矢印により右調整方向「上方向」に調整すること指示している。その後は、調整モード中、上述したように、調整量算出部３０４は、定期的または加速度センサ２２４の検出結果が変わった場合に、Ｓ１０２からＳ１０５の制御を繰り返し、図８−２に示すように、適した調整が実施されたことを確認したユーザ１４０は、傾き調整の操作終了要求を行い、調整量算出部３０４は、調整モードを終了する。
Further, as shown in FIG. 4-3, when the device
このように、調整量算出部３０４は、定期的に加速度センサ２２４の情報をチェックしているので、リアルタイムにその傾き具合と調整結果（調整量および調整方向）を確認でき、傾き調整の作業を行いながらその調整状態を確認できる。
In this way, since the adjustment
ここで、高さの数値においては、調整脚１１２がねじ込み式の調整脚１１２Ａの場合、ねじ込みの回転量と高さの相互関係を明確にするため、例えば１回転＝「高さ１」とする。従って、調整脚１１２Ａにおける脚端１１２Ａｃの目盛１１２Ａｄを１回転させると脚軸１１２Ａａが１回転し「高さ１」を調整したことになる。また、調整脚１１２が溝引っ掛け式の調整脚１１２Ｂの場合、溝の段差量と高さの相互関係を明確にするため、例えば１溝（１段差）＝「高さ１」とする。従って、調整脚１１２Ｂにおける脚軸１１２Ｂａの溝部１１２Ｂｂを１段差分移動させると「高さ１」を調整したことになる。これにより、ユーザ１４０は具体的な調整量を把握でき、容易に傾き調整を完了でき、従来の直観的な調整から脱却できる。
Here, in the numerical value of the height, when the adjusting
図９は、画像投射装置の制御を他の例示すフローチャートである。 FIG. 9 is a flowchart showing another example of control of the image projection device.
図９に示す画像投射装置１１０の制御方法は、上述した調整モードの選択がなく、定期的に加速度センサ２２４の検出結果を取得して、調整脚１１２の調整を行う。
In the control method of the
即ち、画像投射装置１１０に電源が投入され、所定の起動動作が完了後、画像投射装置１１０のシステム制御部２０１は、加速度センサ２２４の検出結果である傾きを取得する（Ｓ２０１）。そして、システム制御部２０１は、取得した傾きが所定の閾値以上であるかを判断し（Ｓ２０２）、傾きが所定の閾値より小さい場合は（Ｓ２０２：Ｎｏ）Ｓ２０１に戻り、傾きが所定の閾値以上の場合は（Ｓ２０２：Ｙｅｓ）調整量算出部３０４に傾きを送信する（Ｓ２０３）。傾きを取得した調整量算出部３０４は、調整量と調整方向を算出し、これをＯＳＤ作成部３０１に渡す（Ｓ２０４）。ＯＳＤ作成部３０１は、受け取った算出結果に基づき映像信号を作成し、投影部３０３に送信する（Ｓ２０５）。投影部３０３は、受信した映像信号に基づき画像データを投射する（Ｓ２０６）。
That is, after the power is turned on to the
傾きの閾値は、例えば、所望の傾きに対して調整量「高さ１」として記憶部２０４に予め記憶されている。所望の傾きは、例えば、ユーザ１４０により操作部２２６、リモコン２３５、電子ペン２３７等から入力され、記憶部２０４に記憶される。従って、システム制御部２０１は、加速度センサ２２４の検出結果である傾きを取得し（Ｓ２０１）、この取得した傾きが調整量「高さ１」以上であるかを判断し（Ｓ２０２）、傾きが調整量「高さ１」より小さい場合は（Ｓ２０２：Ｎｏ）Ｓ２０１に戻り、傾きが調整量「高さ１」以上の場合は（Ｓ２０２：Ｙｅｓ）調整量算出部３０４に傾きを送信する（Ｓ２０３）。即ち、例えば、所望とする傾きが「高さ３」であり、検出された傾きが「高さ２」である場合、「高さ３」に調整する調整量が「高さ１」以上であることから、システム制御部２０１は、調整量算出部３０４に傾きを送信する。
The inclination threshold value is stored in advance in the
なお、Ｓ２０４からＳ２０６については、上述した図７に示すＳ１０３からＳ１０５で説明した制御方法と同様であるため説明を省略する。また、高さの数値についても、上述と同様であるため説明を省略する。 Since S204 to S206 are the same as the control methods described in S103 to S105 shown in FIG. 7 described above, the description thereof will be omitted. Further, since the height numerical value is the same as the above, the description thereof will be omitted.
なお、上述した画像投射装置１１０は、調整量算出部３０４がＯＳＤ作成部３０１と共に通知手段として機能する場合について説明している。調整量算出部３０４が音声出力部２３８と共に通知手段として機能する場合は、図には明示しないが、Ｓ１０３またはＳ２０４の後、システム制御部２０１は、調整量算出部３０４が算出した調整量と調整方向を音声出力部２３８にて音声で出力する。
The
なお、上述した画像投射装置１１０は、傾きを検出する傾き検出手段として加速度センサ２２４を用いているが、これに限定されない。傾き検出手段としては、傾きを検出できる様々なセンサを用いることができる。
The
なお、上述した画像投射装置１１０は、装置本体１１１が載置面Ｆに載置され、調整脚１１２（１１２Ａ，１１２Ｂ）にて載置面Ｆに対する装置本体１１１の傾きを調整される構成を説明した。この画像投射装置１１０は、図には明示しないが、装置本体１１１が天井に吊り下げられる構成であってもよい。この場合、調整脚１１２は、天井に固定された天板に対する装置本体１１１の傾きを調整する。具体的に、調整脚１１２は、ねじ込み式調整脚１１２Ａの場合、天板に形成された貫通穴に脚軸１１２Ａａが貫通し脚端１１２Ａｃが天板の上側に引っ掛かって装置本体１１１を支持し、脚端１１２Ａｃの回転により脚端１１２Ａｃ（天板）と装置本体１１１との距離が変動し、装置本体１１１の傾きが調整される。また、調整脚１１２は、溝引っ掛け式調整脚１１２Ｂの場合、天板に形成された貫通穴に脚軸１１２Ｂａが貫通し脚端１１２Ｂｃが天板の上側に引っ掛かって装置本体１１１を支持し、溝部１１２Ｂｂの係止位置により脚端１１２Ｂｃ（天板）と装置本体１１１との距離が変動し、装置本体１１１の傾きが調整される。このように、装置本体１１１が天井に吊り下げられる構成の画像投射装置１１０であっても、天板に対する装置本体１１１の傾きを傾き検出手段で検出し、傾き検出手段が検出した傾きに応じて、調整脚１１２の調整に関する情報を通知する通知手段である調整量算出部３０４およびＯＳＤ作成部３０１（または調整量算出部３０４および音声出力部２３８）と、を備える。
The
このように、本実施形態の画像投射装置１１０は、投射面であるスクリーン１５０に画像を投射する装置本体１１１と、装置本体１１１の傾きを検出する傾き検出手段（加速度センサ２２４）と、装置本体１１１の傾きを調整する調整脚１１２と、傾き検出手段が検出した傾きに応じて、調整脚１１２の調整に関する情報を通知する通知手段である調整量算出部３０４およびＯＳＤ作成部３０１（または調整量算出部３０４および音声出力部２３８）と、を備える。
As described above, the
従来の画像投射装置では、傾き調整において、左右の調整脚の長さを感覚で調整していたため、調整の状態によっては左右長さの違いが残り、投影画像１６０に左右の傾きが出てしまう。これは、実使用に合わせた調整情報の提供ができていないことが原因である。なお、完全自動で左右傾きを補正する手段の場合、構成が複雑で大きくなるので、外形が大きくなると共にコストも高くなってしまう。
In the conventional image projection device, since the lengths of the left and right adjustment legs are adjusted by feeling in the tilt adjustment, the difference between the left and right lengths remains depending on the adjustment state, and the projected
これに対し、本実施形態の画像投射装置１１０は、傾き検出手段が検出した装置本体１１１の傾きに応じて、通知手段により調整脚１１２の調整に関する情報を通知する。このため、本実施形態の画像投射装置１１０は、装置本体１１１の傾きを調整するにあたり、ユーザ１４０に調整を行う動作指示を提供することで、調整が容易に行える。この結果、画像投射装置１１０は、簡単な構成により装置本体１１１の設置角度の調整を容易かつ確実に行うことができる。
On the other hand, the
また、本実施形態の画像投射装置１１０では、情報は、調整脚１１２の調整量である。
Further, in the
従って、この画像投射装置１１０は、調整脚１１２の調整に関する情報として、調整脚１１２の調整量を通知する。即ち、情報が、例えば、ねじ込み式の調整脚１１２Ａの回転量や、溝引っ掛け式の調整脚１１２Ｂの溝の段差量のように具体的な調整量の情報であるため、ユーザ１４０は、予想ではなく通知された情報に基づき調整できる。
Therefore, the
また、本実施形態の画像投射装置１１０では、情報は、調整脚１１２の調整方向である。
Further, in the
従って、この画像投射装置１１０は、調整脚１１２の調整に関する情報として、調整脚１１２の調整方向を通知する。即ち、情報が、例えば、ねじ込み式の調整脚１１２Ａの脚軸１１２Ａａや溝引っ掛け式の調整脚１１２Ｂの脚軸１１２Ｂａの上下方向（長さ方向）のように具体的な調整方向の情報であるため、ユーザ１４０は、予想ではなく通知された情報に基づき調整できる。
Therefore, the
また、本実施形態の画像投射装置１１０では、装置本体１１１は、入力した映像信号に基づき画像を投射し、通知手段は、前記画像に重畳する重畳画像を出力する。
Further, in the
従って、この画像投射装置１１０は、調整脚１１２の調整に関する情報の通知を、重畳画像であるＯＳＤ画面により実施できるので、調整脚１１２の調整に関する情報を確実に補助する具体的な提供ができる。この結果、ユーザ１４０は、調整脚１１２の操作を容易に改善・調整できる。
Therefore, since the
また、本実施形態の画像投射装置１１０では、通知手段は、調整脚１１２の調整を行う指示を受けた場合に情報を通知する。
Further, in the
従って、この画像投射装置１１０は、ユーザ１４０により調整脚１１２の調整を行う調整モードの選択をしたとき、調整脚１１２の調整を行う指示を受け、この場合に調整脚１１２の調整に関する情報の通知を行う。この結果、ユーザ１４０は、調整脚１１２の操作を行いたいときに情報を得ることができる。
Therefore, when the
また、本実施形態の画像投射装置１１０では、通知手段は、傾きが所定の閾値以上の場合に情報を通知する。
Further, in the
従って、この画像投射装置１１０は、ユーザ１４０による調整脚１１２の調整を行う指示がなくても、定期的に検出した傾きに応じて調整脚１１２の調整に関する情報の通知を行う。この結果、ユーザ１４０は、傾きが所定の閾値以上のときに自動的に情報を得ることができる。
Therefore, the
また、本実施形態の画像投射装置１１０では、調整脚１１２は、ねじ込み式の調整脚１１２Ａであり、情報は、ねじ込みの回転量である。
Further, in the
従って、この画像投射装置１１０は、ねじ込み式の調整脚１１２Ａのねじ込みの回転量を調整に関する情報として提供する。この結果、ユーザ１４０は、調整脚１１２Ａのねじ込みの回転量を調整量とし装置本体１１１の傾きを容易に改善・調整できる。
Therefore, the
また、本実施形態の画像投射装置１１０では、調整脚１１２は、溝引っ掛け式の調整脚１１２Ｂであり、情報は、溝の段差量である。
Further, in the
従って、この画像投射装置１１０は、溝引っ掛け式の調整脚１１２Ｂの溝の段差量を調整に関する情報として提供する。この結果、ユーザ１４０は、調整脚１１２Ａの溝の段差量を調整量として装置本体１１１の傾きを容易に改善・調整できる。
Therefore, the
また、本実施形態の画像投射装置１１０の制御方法は、投射面であるスクリーン１５０に画像を投射する装置本体１１１の傾きを検出するステップと、検出した装置本体１１１の傾きに応じ、装置本体１１１の傾きを調整する調整脚１１２の調整に関する情報を通知するステップと、を含む。
Further, the control method of the
従って、この画像投射装置１１０の制御方法は、装置本体１１１の傾きを調整するにあたり、ユーザ１４０に調整を行う動作指示を提供することで、調整を容易に行えるようにすることができる。この結果、画像投射装置１１０の制御方法は、簡単な構成により装置本体１１１の設置角度の調整を容易かつ確実に行うことができる。
Therefore, this control method of the
また、本実施形態の画像投射装置１１０の制御プログラムは、投射面であるスクリーン１５０に画像を投射する装置本体１１１の傾きを検出するステップと、検出した装置本体１１１の傾きに応じ、装置本体１１１の傾きを調整する調整脚１１２の調整に関する情報を通知するステップと、をコンピュータに実行させる。
Further, the control program of the
従って、この画像投射装置１１０の制御プログラムは、装置本体１１１の傾きを調整するにあたり、ユーザ１４０に調整を行う動作指示を提供することで、調整を容易に行えるようにすることができる。この結果、画像投射装置１１０の制御プログラムは、簡単な構成により装置本体１１１の設置角度の調整を容易かつ確実に行うことができる。
Therefore, the control program of the
なお、本実施形態の画像投射装置１１０で実行される制御プログラムは、インストール可能な形式または実行可能な形式のファイルでＣＤ−ＲＯＭ、フレキシブルディスク（ＦＤ）、ＣＤ−Ｒ、ＤＶＤ（Digital Versatile Disk）等の記録媒体に記録されて提供されてもよい。この場合、例えば、画像投射装置１１０は、ネットワークボード２１０に記録媒体を読み取り可能な、ドライブ装置を備える。また、本実施形態の画像投射装置１１０で実行される制御プログラムは、ネットワーク２３１経由で提供または配布するように構成してもよい。また、本実施形態の画像投射装置１１０で実行される制御プログラムは、記憶部２０４に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
The control program executed by the
１１０ 画像投射装置
１１１ 装置本体
１１２ 調整脚
１１２Ａ ねじ込み式調整脚
１１２Ｂ 溝引っ掛け式調整脚
１５０ スクリーン（投射面）
１７０ ＯＳＤ画面（重畳画像）
２２４ 加速度センサ（傾き検出手段）
２３８ 音声出力部（通知手段）
３０１ ＯＳＤ作成部（通知手段）
３０４ 調整量算出部（通知手段）
110
170 OSD screen (superimposed image)
224 Accelerometer (tilt detection means)
238 Audio output unit (notification means)
301 OSD Creation Department (Notification Means)
304 Adjustment amount calculation unit (notification means)
Claims (10)
前記装置本体の傾きを検出する傾き検出手段と、
前記装置本体の傾きを調整する調整脚と、
前記傾き検出手段が検出した傾きに応じて、前記調整脚の調整に関する情報を通知する通知手段と、
を備える、画像投射装置。 The main body of the device that projects an image on the projection surface,
An inclination detecting means for detecting the inclination of the apparatus main body and
An adjustment leg that adjusts the inclination of the device body,
A notification means for notifying information regarding the adjustment of the adjustment leg according to the inclination detected by the inclination detecting means, and
An image projection device.
前記通知手段は、前記画像に重畳する重畳画像を出力する、
請求項１から３のいずれか１項に記載の画像投射装置。 The main body of the device projects an image based on the input video signal.
The notification means outputs a superposed image superimposed on the image.
The image projection apparatus according to any one of claims 1 to 3.
前記情報は、ねじ込みの回転量である、
請求項１から６のいずれか１項に記載の画像投射装置。 The adjusting leg is a screw-in type adjusting leg.
The information is the amount of rotation of the screw.
The image projection apparatus according to any one of claims 1 to 6.
前記情報は、溝の段差量である、
請求項１から６のいずれか１項に記載の画像投射装置。 The adjusting leg is a groove hook type adjusting leg.
The information is the amount of steps in the groove.
The image projection apparatus according to any one of claims 1 to 6.
検出した前記装置本体の傾きに応じ、前記装置本体の傾きを調整する調整脚の調整に関する情報を通知するステップと、
を含む、画像投射装置の制御方法。 Steps to detect the tilt of the device body that projects an image on the projection surface,
A step of notifying information regarding adjustment of the adjustment leg for adjusting the inclination of the device body according to the detected inclination of the device body, and
A method of controlling an image projection device, including.
検出した前記装置本体の傾きに応じ、前記装置本体の傾きを調整する調整脚の調整に関する情報を通知するステップと、
をコンピュータに実行させるための画像投射装置の制御プログラム。 Steps to detect the tilt of the device body that projects an image on the projection surface,
A step of notifying information regarding adjustment of the adjustment leg for adjusting the inclination of the device body according to the detected inclination of the device body, and
A control program for an image projection device that causes a computer to execute.
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