JP2021083392A - 収穫機 - Google Patents
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Abstract
Description
図1および図2には、収穫機の一例である自脱型コンバイン(以下単に「コンバイン13」と称す)が示される。自脱型コンバインは、植立穀稈が複数の条を形成する配置で植立された圃場において、条に沿って収穫作業を行うものである。本コンバイン13は、機体フレーム1と、クローラ走行装置2とを備える。機体の前方には、植立穀稈を刈り取る刈取部3(「収穫装置」に相当)が設けられる。機体の前部には、運転キャビン4が設けられる。運転キャビン4は、運転者が搭乗する運転部5と、運転部5を覆うキャビン6とを備える。運転部5の下方には、エンジン(図示省略)が設けられる。運転部5には、運転者が着座する運転座席19と、機体を操向操作する操向レバー92(「経路設定部」に相当)とが設置される。運転キャビン4の機体左右方向における右側には、運転者が運転部5に搭乗するための搭乗口(図示せず)が設けられる。
図3、図4を用いてコンバイン13の自動走行について説明する。コンバイン13は、圃場において設定された走行経路S1に沿って自動走行する。このためには、自車位置が必要である。自車位置検出モジュール80には、衛星航法モジュール81と慣性航法モジュール82とが含まれている。衛星航法モジュール81は、人工衛星GSからのGNSS(global navigation satellite system)信号(GPS信号を含む)を受信して、自車位置を算出するための測位データを出力する。慣性航法モジュール82は、ジャイロ加速度センサおよび磁気方位センサを組み込んでおり、瞬時の走行方向を示す位置ベクトルを出力する。慣性航法モジュール82は、衛星航法モジュール81による自車位置算出を補完するために用いられる。慣性航法モジュール82は、衛星航法モジュール81とは別の場所に配置してもよい。
次に、図1を参照しながら図5を用いてコンバイン13の制御系について説明する。コンバイン13の制御系は、多数のECUと呼ばれる電子制御ユニットからなる制御ユニット50、および、この制御ユニット50との間で車載LANなどの配線網を通じて信号通信(データ通信)を行う各種入出力機器から構成されている。制御ユニット50は、この制御系の中核要素であり、複数のECUの集合体として示されている。自車位置検出モジュール80からの信号は、車載LANを通じて制御ユニット50に入力される。
次に、図1,図5を参照しながら図6,図7を用いて、経路補正部20による走行経路S1の補正について説明する。
(1)隣り合う2つの走行ラインSL1は、それぞれの走行ラインSL1をコンバイン13が収穫走行することにより植立穀稈が収穫された既収穫領域SA1が互いに幅rでオーバーラップするように生成される。
5 運転部
13 コンバイン(収穫機)
18 デバイダ
20 経路補正部
54 走行経路設定部(経路設定部)
62 報知デバイス(警告装置)
73 自動走行制御部
92 操向レバー(走行経路操作部)
S1 走行経路
SL1 走行ライン
Claims (13)
- 収穫部を有し、自動で収穫作業走行を行う収穫機であって、
前記収穫作業走行を行う走行経路を設定する経路設定部と、
前記走行経路に沿った前記収穫作業走行を制御する自動走行制御部と、
所定の補正条件を満たすことを契機として、前記走行経路を所定の距離だけ平行移動させる経路補正部とを備える収穫機。 - 手動で前記走行経路が平行移動される方向を機体の左右方向のいずれかから選択する経路変更操作部を備え、
前記補正条件が前記経路変更操作部の選択操作であり、
前記経路補正部は、前記経路変更操作部で選択された方向に前記走行経路を平行移動させる請求項1に記載の収穫機。 - 選択的に自動走行または手動走行のいずれかを行うことができ、
前記手動走行の際の操向操作を行う操向レバーを備え、
前記経路変更操作部は前記操向レバーであり、
所定の範囲を持つ設定揺動角度だけ前記操向レバーが操作されることを前記補正条件として、前記経路補正部は、前記操向レバーで選択された方向に前記走行経路を平行移動させる請求項2に記載の収穫機。 - 前記自動走行の際に、前記操向レバーが前記設定揺動角度の最大値より大きな角度で操作された場合、前記自動走行制御部は機体を停車させる請求項3に記載の収穫機。
- 前記走行経路の平行移動を要求する経路変更操作部を備え、
前記補正条件が前記経路変更操作部の操作であり、
前記経路補正部は、前記経路変更操作部の操作を契機としてあらかじめ定めた方向に前記走行経路を平行移動させる請求項1に記載の収穫機。 - 前記走行経路が平行移動された後、再度前記経路変更操作部が操作されると、前記経路補正部は、前記あらかじめ定めた方向とは逆の方向に前記走行経路を平行移動させる請求項5に記載の収穫機。
- 前記経路設定部は、条方向に沿った走行ラインを含む前記走行経路を設定し、
前記平行移動の方向は前記走行ラインに直交する方向である請求項1から6のいずれか一項に記載の収穫機。 - 前記走行経路は、圃場の任意の一辺に対して略平行な複数の走行ラインを含み、
任意の前記走行ラインを走行中に前記走行経路を平行移動させる際には、前記経路補正部は、全ての前記走行ラインを同じ方向に同じ距離だけ平行移動させる請求項1から7のいずれか一項に記載の収穫機。 - 平行移動した後の前記走行経路は、前記経路設定部が設定した前記走行経路と同じ位置、または、前記経路設定部が設定した前記走行経路に対して一方向側にずれた位置に補正される請求項1から8のいずれか一項に記載の収穫機。
- 運転者が搭乗する搭乗口を有する運転部を備え、
前記搭乗口は、機体の左右方向に対して偏心して設けられ、
最初に行われる平行移動は、機体の左右方向における前記搭乗口が位置する側と反対側の方向に行われる請求項9に記載の収穫機。 - 前記走行経路は、圃場の任意の一辺に対して略平行な複数の走行ラインを含み、
前記経路補正部は、それぞれの前記走行ラインを前記収穫作業走行中に、前記走行ラインの平行移動を、左右方向それぞれについて1回以下だけ行う請求項1から10のいずれか一項に記載の収穫機。 - 警告装置を備え、
それぞれの前記走行ラインにおいて、左右方向それぞれについて、1回目に前記補正条件が成立した場合には、前記警告装置が第1の警告を発すると共に前記経路補正部が前記走行ラインの平行移動を行い、
2回目以降に前記補正条件が成立した場合には前記警告装置が前記第1の警告と異なる第2の警告を発すると共に走行中の前記走行ラインが維持される請求項11に記載の収穫機。 - 前記走行経路が平行移動される際に警告を発する警告装置を備える請求項1から11のいずれか一項に記載の収穫機。
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JP2017123803A (ja) * | 2016-01-13 | 2017-07-20 | 株式会社クボタ | 農作業機 |
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