JP2021083243A - ステッピングモータおよびギヤードモータ - Google Patents
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Abstract
【課題】ディテントトルクを大きくすることが可能であっても、ロータの径方向におけるA相のステータ部の極歯と周辺部品との距離と、ロータの径方向におけるB相のステータ部の極歯と周辺部品との距離とを一定にすることが可能なステッピングモータを提供する。【解決手段】ステッピングモータ2では、A相外ステータコア21の極歯21bとA相内ステータコア22の極歯22bとB相外ステータコア25の極歯25bとB相内ステータコア26の極歯26bとが同じ形状にかつ同じ厚さで形成されているが、A相外ステータコア21を構成する磁性材料の透磁率とA相内ステータコア22を構成する磁性材料の透磁率との平均値である第1平均値と、B相外ステータコア25を構成する磁性材料の透磁率とB相内ステータコア26を構成する磁性材料の透磁率との平均値である第2平均値とが異なっている。【選択図】図1
Description
本発明は、ステッピングモータ、および、ステッピングモータを駆動源とするギヤードモータに関する。
従来、ディテントトルクが大きい2相式のステッピングモータが知られている(たとえば、特許文献1参照)。特許文献1に記載のステッピングモータは、駆動用磁石を有するロータと、駆動用磁石の外周面に対向する複数の極歯を有するステータとを備えている。ステータは、複数の極歯を有するA相のヨーク(A相ヨーク)と、複数の極歯を有するB相のヨーク(B相ヨーク)とを備えている。
また、特許文献1に記載のステッピングモータでは、ステータは、ボビンを介してA相ヨークに巻回されるコイル(A相コイル)と、ボビンを介してB相ヨークに巻回されるコイル(B相コイル)とを備えている。このステッピングモータでは、A相ヨークの極歯の厚さと、B相ヨークの極歯の厚さとが異なっており、A相ヨークとB相ヨークとの磁気バランスが崩れている。そのため、このステッピングモータでは、ディテントトルクが大きくなっている。
特許文献1に記載のステッピングモータでは、A相ヨークの極歯の厚さとB相ヨークの極歯の厚さとが異なっているため、ディテントトルクを大きくすることが可能になっている。しかしながら、特許文献1に記載のステッピングモータのように、A相ヨークの極歯の厚さとB相ヨークの極歯の厚さとが異なっていると、ロータの径方向において、A相ヨークの極歯と周辺部品(A相ヨークの極歯の周辺に配置される部品)との距離と、B相ヨークの極歯と周辺部品(B相ヨークの極歯の周辺に配置される部品)との距離とが変わるおそれがある。
具体的には、A相ヨークの極歯の厚さとB相ヨークの極歯の厚さとが異なっていると、ロータの径方向におけるA相ヨークの極歯の内側面と駆動用磁石の外周面との距離と、ロータの径方向におけるB相ヨークの極歯の内側面と駆動用磁石の外周面との距離とが変わったり、ロータの径方向におけるA相ヨークの極歯の外側面とA相コイルの内周面との距離と、ロータの径方向におけるB相ヨークの極歯の外側面とB相コイルの内周面との距離とが変わったりするおそれがある。
ロータの径方向におけるA相ヨークの極歯の内側面と駆動用磁石の外周面との距離と、ロータの径方向におけるB相ヨークの極歯の内側面と駆動用磁石の外周面との距離とが変わったり、ロータの径方向におけるA相ヨークの極歯の外側面とA相コイルの内周面との距離と、ロータの径方向におけるB相ヨークの極歯の外側面とB相コイルの内周面との距離とが変わったりすると、ステッピングモータの特性に悪影響を及ぼすおそれがある。
また、ロータの径方向において、A相ヨークの極歯と周辺部品との距離と、B相ヨークの極歯と周辺部品との距離とが変わる場合、A相ヨークの極歯の周辺部品の形状と、B相ヨークの極歯の周辺部品の形状とを変えないと、ステッピングモータを組み立てることができなくなるおそれがある。A相ヨークの極歯の周辺部品の形状と、B相ヨークの極歯の周辺部品の形状とを変える場合には、A相ヨークの極歯の周辺部品とB相ヨークの極歯の周辺部品とを共通化することができないため、ステッピングモータの部品コストが高くなるおそれがある。
そこで、本発明の課題は、ロータの軸方向で重なるA相のステータ部とB相のステータ部とを有するステータを備えるステッピングモータにおいて、ディテントトルクを大きくすることが可能であっても、ロータの径方向におけるA相のステータ部の極歯と周辺部品との距離と、ロータの径方向におけるB相のステータ部の極歯と周辺部品との距離とを一定にすることが可能なステッピングモータを提供することにある。また、本発明の課題は、かかるステッピングモータを備えるギヤードモータを提供することにある。
上記の課題を解決するため、本発明のステッピングモータは、駆動用磁石を有するロータと、駆動用磁石の外周面に対向する複数の極歯を有するステータとを備え、ステータは、ロータの軸方向で重なるA相のステータ部とB相のステータ部とを備え、ロータの軸方向の一方を第1方向とし、第1方向の反対方向を第2方向とすると、A相のステータ部は、B相のステータ部の第1方向側に配置され、A相のステータ部は、筒状に巻回され駆動用磁石の外周側に配置されるA相の駆動用コイルと、A相の駆動用コイルの第1方向側に配置される第1端板部と第1端板部から第2方向側に伸びる極歯とを有するA相の外ステータコアと、A相の駆動用コイルの第2方向側に配置される第2端板部と第2端板部から第1方向側に伸びる極歯とを有するA相の内ステータコアとを備え、B相のステータ部は、筒状に巻回され駆動用磁石の外周側に配置されるB相の駆動用コイルと、B相の駆動用コイルの第2方向側に配置される第3端板部と第3端板部から第1方向側に伸びる極歯とを有するB相の外ステータコアと、B相の駆動用コイルの第1方向側に配置される第4端板部と第4端板部から第2方向側に伸びる極歯とを有するB相の内ステータコアとを備え、A相の外ステータコアの極歯と、A相の内ステータコアの極歯と、B相の外ステータコアの極歯と、B相の内ステータコアの極歯とは、同じ形状にかつ同じ厚さで形成され、A相の外ステータコアを構成する磁性材料の透磁率とA相の内ステータコアを構成する磁性材料の透磁率との平均値である第1平均値と、B相の外ステータコアを構成する磁性材料の透磁率とB相の内ステータコアを構成する磁性材料の透磁率との平均値である第2平均値とが異なっていることを特徴とする。
本発明のステッピングモータでは、A相の外ステータコアの極歯とA相の内ステータコアの極歯とB相の外ステータコアの極歯とB相の内ステータコアの極歯とが同じ厚さで形成されている。そのため、本発明では、ロータの径方向におけるA相のステータ部の極歯と周辺部品との距離と、ロータの径方向におけるB相のステータ部の極歯と周辺部品との距離とを一定にすることが可能になる。
また、本発明では、A相の外ステータコアの極歯とA相の内ステータコアの極歯とB相の外ステータコアの極歯とB相の内ステータコアの極歯とが同じ形状にかつ同じ厚さで形成されているが、A相の外ステータコアを構成する磁性材料の透磁率とA相の内ステータコアを構成する磁性材料の透磁率との平均値である第1平均値と、B相の外ステータコアを構成する磁性材料の透磁率とB相の内ステータコアを構成する磁性材料の透磁率との平均値である第2平均値とが異なっており、A相のステータ部とB相のステータ部との磁気バランスが崩れている。そのため、本発明では、ステッピングモータのディテントトルクを大きくすることが可能になる。
すなわち、本発明では、ステッピングモータのディテントトルクを大きくすることが可能であっても、ロータの径方向におけるA相のステータ部の極歯と周辺部品との距離と、ロータの径方向におけるB相のステータ部の極歯と周辺部品との距離とを一定にすることが可能になる。
また、本発明では、A相の外ステータコアの極歯とA相の内ステータコアの極歯とB相の外ステータコアの極歯とB相の内ステータコアの極歯とが同じ形状にかつ同じ厚さで形成されているため、たとえば、A相の外ステータコアの極歯、A相の内ステータコアの極歯、B相の外ステータコアの極歯およびB相の内ステータコアの極歯をプレス加工で形成する際に、共通の金型を使用して、A相の外ステータコアの極歯、A相の内ステータコアの極歯、B相の外ステータコアの極歯およびB相の内ステータコアの極歯を形成しても、それぞれのステータコアの極歯を精度良く形成することが可能になる。
なお、A相の外ステータコア、A相の内ステータコア、B相の外ステータコアおよびB相の内ステータコアの中の少なくともいずれか1つのステータコアの極歯の厚さが他のステータコアの極歯の厚さと異なっている場合に、共通の金型を使用して、A相の外ステータコアの極歯、A相の内ステータコアの極歯、B相の外ステータコアの極歯およびB相の内ステータコアの極歯を形成すると、いずれかのステータコアにおいて極歯の形状精度が低下するおそれがある。
本発明において、A相の外ステータコアを構成する磁性材料の透磁率とA相の内ステータコアを構成する磁性材料の透磁率とB相の内ステータコアを構成する磁性材料の透磁率とが等しく、かつ、B相の外ステータコアを構成する磁性材料の透磁率が、A相の外ステータコアを構成する磁性材料の透磁率、A相の内ステータコアを構成する磁性材料の透磁率およびB相の内ステータコアを構成する磁性材料の透磁率と異なっていることが好ましい。このように構成すると、A相の外ステータコアとA相の内ステータコアとB相の内ステータコアとを共通の磁性材料によって形成することが可能になるため、ステッピングモータの部品コストを低減することが可能になる。
本発明において、たとえば、ロータは、駆動用磁石が固定される回転軸を備え、回転軸の第1方向側部分は、ステータから第1方向側に突出し、第2平均値は、第1平均値よりも低くなっている。
本発明において、たとえば、B相の外ステータコアは、A相のステータ部が収容されるとともにB相の駆動用コイルとB相の内ステータコアとが収容されるステッピングモータのケース体と一体で形成されている。
本発明のステッピングモータは、ステッピングモータの出力軸に連結される減速歯車列を備えるギヤードモータに用いることができる。このギヤードモータでは、ステッピングモータのディテントトルクを大きくすることが可能であっても、ロータの径方向におけるA相のステータ部の極歯と周辺部品との距離と、ロータの径方向におけるB相のステータ部の極歯と周辺部品との距離とを一定にすることが可能になる。
以上のように、本発明では、ロータの軸方向で重なるA相のステータ部とB相のステータ部とを有するステータを備えるステッピングモータにおいて、ディテントトルクを大きくすることが可能であっても、ロータの径方向におけるA相のステータ部の極歯と周辺部品との距離と、ロータの径方向におけるB相のステータ部の極歯と周辺部品との距離とを一定にすることが可能になる。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態を説明する。
(ギヤードモータの概略構成)
図1は、本発明の実施の形態にかかるギヤードモータ1の断面図である。
図1は、本発明の実施の形態にかかるギヤードモータ1の断面図である。
本形態のギヤードモータ1は、ステッピングモータ2(以下、「モータ2」とする。)と、減速歯車機構3とを備えている。減速歯車機構3は、ギヤードモータ1の出力軸となる回転軸4と、減速歯車列5とを備えている。減速歯車列5は、最終段歯車6aを含む複数の歯車を備えている。最終段歯車6aは、歯車部材6に形成されている。歯車部材6は、回転軸4に回転可能に取り付けられている。
回転軸4には、回転軸4と一緒に回転する座金7と、座金7に向かって歯車部材6を付勢する板バネ8が取り付けられている。回転軸4と歯車部材6との間では、座金7および板バネ8と、歯車部材6との間に作用する摩擦力によって動力が伝達される。また、回転軸4または歯車部材6に過大な負荷が加わると、座金7および板バネ8と、歯車部材6との間に滑りが生じて、歯車部材6に対して回転軸4が相対的に空回りする。
モータ2は、いわゆるPM型のステッピングモータである。また、モータ2は、2相ステッピングモータである。モータ2は、駆動用磁石11を有するロータ12と、駆動用磁石11の外周側に配置されるステータ13とを備えている。以下、モータ2の構成を説明する。
なお、以下の説明では、ロータ12の軸方向(図1のZ方向)を「上下方向」とし、上下方向の一方である図1のZ1方向を「上方向」とし、上方向の反対方向である図1の「Z2方向」を下方向とする。本形態の上方向(Z1方向)は、ロータ12の軸方向の一方である第1方向となっており、下方向(Z2方向)は、第1方向の反対方向である第2方向となっている。また、本形態では、上側がモータ2の出力側となっており、下側がモータ2の反出力側となっている。
(ステッピングモータの構成)
図2は、図1に示すステータ13の構成を説明するための断面図である。
図2は、図1に示すステータ13の構成を説明するための断面図である。
上述のように、モータ2は、ロータ12とステータ13とを備えている。ロータ12は、駆動用磁石11が固定される回転軸15を備えている。回転軸15は、上下方向を回転の軸方向として回転する。回転軸15の上端側部分は、ステータ13から上側に突出する出力軸15aとなっている。減速歯車列5は、出力軸15aに連結されている。回転軸15は、板バネ16によって上側に付勢されている。駆動用磁石11は、永久磁石であり、略円筒状に形成されている。駆動用磁石11は、回転軸15の下端側部分の外周面に固定されている。駆動用磁石11の外周面には、N極とS極とがロータ12の周方向に沿って交互に形成されている。
ステータ13は、上下方向(ロータ12の軸方向)で重なるA相のステータ部18(以下、「A相ステータ部18」とする。)とB相のステータ部19(以下、「B相ステータ部19」とする。)とを備えている。本形態のステータ13は、A相ステータ部18とB相ステータ部19とから構成されている。A相ステータ部18は、B相ステータ部19の上側に配置されている。ロータ12の径方向において、A相ステータ部18は、駆動用磁石11の上端側部分の外側に配置され、B相ステータ部19は、駆動用磁石11の下端側部分の外側に配置されている。
A相ステータ部18は、A相の駆動用コイル20(以下、「A相駆動用コイル20」とする。)と、A相の外ステータコア21(以下、「A相外ステータコア21」とする。)と、A相の内ステータコア22(以下、「A相内ステータコア22」とする。)とを備えている。B相ステータ部19は、B相の駆動用コイル24(以下、「B相駆動用コイル24」とする。)と、B相の外ステータコア25(以下、「B相外ステータコア25」とする。)と、B相の内ステータコア26(以下、「B相内ステータコア26」とする。)とを備えている。
A相駆動用コイル20は、筒状に巻回されている。A相駆動用コイル20は、駆動用磁石11の上端側部分の外周側に配置されている。A相外ステータコア21は、A相駆動用コイル20の上側に配置される第1端板部としての端板部21aと、端板部21aから下側に伸びる複数の極歯21bとを備えている。A相内ステータコア22は、A相駆動用コイル20の下側に配置される第2端板部としての端板部22aと、端板部22aから上側に伸びる複数の極歯22bとを備えている。
端板部21a、22aは、平板状に形成されている。また、端板部21a、22aは、環状に形成されている。複数の極歯21bは、端板部21aの内周端から下側に向かって直角に立ち上がっている。複数の極歯22bは、端板部22aの内周端から上側に向かって直角に立ち上がっている。また、複数の極歯21bは、ロータ12の周方向において一定のピッチで配置され、複数の極歯22bは、ロータ12の周方向において一定のピッチで配置されている。
A相外ステータコア21に形成される極歯21bの数と、A相内ステータコア22に形成される極歯22bの数とは等しくなっている。極歯21bと極歯22bとは、ロータ12の周方向において交互に配置されている。すなわち、複数の極歯21bの間のそれぞれに、下側から極歯22bが入り込み、複数の極歯22bの間のそれぞれに、上側から極歯21bが入り込むように、極歯21bと極歯22bとが配置されている。
極歯21b、22bは、駆動用磁石11の外周面に対向している。具体的には、ロータ12の径方向における極歯21b、22bの内側面が、駆動用磁石11の上端側部分の外周面に所定の隙間を介して対向している。A相駆動用コイル20は、鍔付きの円筒状に形成されたボビン28に巻回されている。A相駆動用コイル20およびボビン28は、ロータ12の径方向において、極歯21b、22bの外側に配置されている。また、A相駆動用コイル20およびボビン28は、上下方向において、端板部21aと端板部22aとの間に配置されている。
B相駆動用コイル24は、筒状に巻回されている。B相駆動用コイル24は、駆動用磁石11の下端側部分の外周側に配置されている。B相外ステータコア25は、A相駆動用コイル24の下側に配置される第3端板部としての端板部25aと、端板部25aから上側に伸びる複数の極歯25bとを備えている。B相内ステータコア26は、B相駆動用コイル24の上側に配置される第4端板部としての端板部26aと、端板部26aから下側に伸びる複数の極歯26bとを備えている。
端板部25a、26aは、平板状に形成されている。端板部25aは、モータ2の底面(下面)を構成している。複数の極歯25bは、端板部25aから上側に向かって直角に立ち上がっている。端板部26aは、環状に形成されている。複数の極歯26bは、端板部26aの内周端から下側に向かって直角に立ち上がっている。また、複数の極歯25bは、ロータ12の周方向において一定のピッチで配置され、複数の極歯26bは、ロータ12の周方向において一定のピッチで配置されている。
B相外ステータコア25に形成される極歯25bの数と、B相内ステータコア26に形成される極歯26bの数とは等しくなっている。極歯25bと極歯26bとは、ロータ12の周方向において交互に配置されている。すなわち、複数の極歯25bの間のそれぞれに、上側から極歯26bが入り込み、複数の極歯26bの間のそれぞれに、下側から極歯25bが入り込むように、極歯25bと極歯26bとが配置されている。
また、A相外ステータコア21に形成される極歯21bの数と、A相内ステータコア22に形成される極歯22bの数と、B相外ステータコア25に形成される極歯25bの数と、B相内ステータコア26に形成される極歯26bの数とは等しくなっている。A相外ステータコア21に形成される極歯21bの数、A相内ステータコア22に形成される極歯22bの数、B相外ステータコア25に形成される極歯25bの数、および、B相内ステータコア26に形成される極歯26bの数は、駆動用磁石11の外周面に形成される磁極の数と等しくなっており、その数は、たとえば、16個である。
極歯25b、26bは、駆動用磁石11の外周面に対向している。具体的には、ロータ12の径方向における極歯25b、26bの内側面が、駆動用磁石11の下端側部分の外周面に所定の隙間を介して対向している。B相駆動用コイル24は、鍔付きの円筒状に形成されたボビン29に巻回されている。B相駆動用コイル24およびボビン29は、ロータ12の径方向において、極歯25b、26bの外側に配置されている。また、B相駆動用コイル24およびボビン29は、上下方向において、端板部25aと端板部26aとの間に配置されている。
本形態のB相外ステータコア25は、A相ステータ部18が収容されるとともにB相駆動用コイル24およびB相内ステータコア26が収容されるモータ2のケース体30と一体で形成されている。ケース体30は、略円筒状に形成されており、モータ2の外周面を構成している。ケース体30には、減速歯車列5、歯車部材6、座金7および板バネ8も収容されている。また、ケース体30には、回転軸4の下端側部分が収容されている。ケース体30には、コネクタ31のハウジング32aが形成されるコネクタ部材32が固定されている。ハウジング32aの内部には、A相駆動用コイル20が接続される端子およびB相駆動用コイル24が接続される端子が配置されている。ケース体30の上端には、天板33が固定されている。
A相外ステータコア21、A相内ステータコア22、B相外ステータコア25およびB相内ステータコア26は、磁性材料で形成されている。具体的には、A相外ステータコア21、A相内ステータコア22、B相外ステータコア25およびB相内ステータコア26は、磁性を有する鋼板によって形成されている。また、A相外ステータコア21、A相内ステータコア22、B相外ステータコア25およびB相内ステータコア26は、金型を用いたプレス加工によって鋼板を加工することで形成されている。
A相外ステータコア21、A相内ステータコア22、B相外ステータコア25およびB相内ステータコア26は、同じ厚さの鋼板によって形成されている。すなわち、極歯21bと極歯22bと極歯25bと極歯26bとは、同じ厚さに形成されている。また、極歯21bと極歯22bと極歯25bと極歯26bとは、同じ形状に形成されている。なお、本形態では、A相内ステータコア22とB相内ステータコア26とが同じ形状となっている。
A相外ステータコア21とA相内ステータコア22とB相内ステータコア26とは同じ磁性材料で形成されており、A相外ステータコア21を構成する磁性材料の透磁率と、A相内ステータコア22を構成する磁性材料の透磁率と、B相内ステータコア26を構成する磁性材料の透磁率とが等しくなっている。一方、B相外ステータコア25は、A相外ステータコア21、A相内ステータコア22およびB相内ステータコア26と異なる磁性材料で形成されており、たとえば、B相外ステータコア25を構成する磁性材料の炭素含有量は、A相外ステータコア21、A相内ステータコア22およびB相内ステータコア26を構成する磁性材料の炭素含有量と異なっている。
そのため、B相外ステータコア25を構成する磁性材料の透磁率は、A相外ステータコア21を構成する磁性材料の透磁率、A相内ステータコア22を構成する磁性材料の透磁率、および、B相内ステータコア26を構成する磁性材料の透磁率と異なっている。すなわち、A相外ステータコア21を構成する磁性材料の透磁率とA相内ステータコア22を構成する磁性材料の透磁率との平均値である第1平均値と、B相外ステータコア25を構成する磁性材料の透磁率とB相内ステータコア26を構成する磁性材料の透磁率との平均値である第2平均値とが異なっている。
本形態では、たとえば、B相外ステータコア25を構成する磁性材料の炭素含有量が、A相外ステータコア21、A相内ステータコア22およびB相内ステータコア26を構成する磁性材料の炭素含有量よりも多くなっており、B相外ステータコア25を構成する磁性材料の透磁率が、A相外ステータコア21を構成する磁性材料の透磁率、A相内ステータコア22を構成する磁性材料の透磁率、および、B相内ステータコア26を構成する磁性材料の透磁率よりも低くなっている。そのため、第2平均値は、第1平均値よりも低くなっている。
なお、一般加工用の鋼板に比べて、絞り加工用の鋼板の炭素含有量は少なくなっているため、絞り加工用の鋼板の透磁率は、一般加工用の鋼板の透磁率よりも高くなっている。また、絞り加工用の鋼板に比べて、深絞り加工用の鋼板の炭素含有量は少なくなっているため、深絞り加工用の鋼板の透磁率は、絞り加工用の鋼板の透磁率よりも高くなっている。
(本形態の主な効果)
以上説明したように、本形態では、A相外ステータコア21の極歯21bとA相内ステータコア22の極歯22bとB相外ステータコア25の極歯25bとB相内ステータコア26の極歯26bとが同じ厚さで形成されている。そのため、本形態では、ロータ12の径方向におけるA相ステータ部18の極歯21b、22bと周辺部品(極歯21b、22bの周辺に配置される部品)との距離と、ロータ12の径方向におけるB相ステータ部19の極歯25b、26bと周辺部品(極歯25b、26bの周辺に配置される部品)との距離とを一定にすることが可能になる。
以上説明したように、本形態では、A相外ステータコア21の極歯21bとA相内ステータコア22の極歯22bとB相外ステータコア25の極歯25bとB相内ステータコア26の極歯26bとが同じ厚さで形成されている。そのため、本形態では、ロータ12の径方向におけるA相ステータ部18の極歯21b、22bと周辺部品(極歯21b、22bの周辺に配置される部品)との距離と、ロータ12の径方向におけるB相ステータ部19の極歯25b、26bと周辺部品(極歯25b、26bの周辺に配置される部品)との距離とを一定にすることが可能になる。
また、本形態では、極歯21bと極歯22bと極歯25bと極歯26bとが同じ形状にかつ同じ厚さで形成されているが、A相外ステータコア21の透磁率とA相内ステータコア22の透磁率との平均値である第1平均値と、B相外ステータコア25の透磁率とB相内ステータコア26の透磁率との平均値である第2平均値とが異なっており、A相ステータ部18とB相ステータ部19との磁気バランスが崩れている。そのため、本形態では、モータ2のディテントトルクを大きくすることが可能になる。
すなわち、本形態では、モータ2のディテントトルクを大きくすることが可能であっても、ロータ12の径方向におけるA相ステータ部18の極歯21b、22bと周辺部品との距離と、ロータ12の径方向におけるB相ステータ部19の極歯25b、26bと周辺部品との距離とを一定にすることが可能になる。なお、本形態では、A相ステータ部18とB相ステータ部19との磁気バランスが崩れているため、モータ2の回転方向によってモータ2のトルクが異なる。
本形態では、A相外ステータコア21に形成される極歯21bの数と、A相内ステータコア22に形成される極歯22bの数と、B相外ステータコア25に形成される極歯25bの数と、B相内ステータコア26に形成される極歯26bの数とが等しくなっているとともに、極歯21bと極歯22bと極歯25bと極歯26bとが同じ形状にかつ同じ厚さで形成されている。そのため、本形態では、プレス加工によって、極歯21b、22b、25b、26bを形成する際に、共通の金型を使用して、極歯21b、22b、25b、26bを形成しても、極歯21b、22b、25b、26bを精度良く形成することが可能になる。
本形態では、A相外ステータコア21とA相内ステータコア22とB相内ステータコア26とが同じ磁性材料で形成されている。そのため、本形態では、モータ2の部品コストを低減することが可能になる。
(他の実施の形態)
上述した形態は、本発明の好適な形態の一例ではあるが、これに限定されるものではなく本発明の要旨を変更しない範囲において種々変形実施が可能である。
上述した形態は、本発明の好適な形態の一例ではあるが、これに限定されるものではなく本発明の要旨を変更しない範囲において種々変形実施が可能である。
上述した形態において、B相外ステータコア25の透磁率が、A相外ステータコア21の透磁率、A相内ステータコア22の透磁率、および、B相内ステータコア26の透磁率より高くなっていても良い。すなわち、上述した形態では、第2平均値が第1平均値よりも低くなっているが、第2平均値が第1平均値より高くなっていても良い。
上述した形態では、A相外ステータコア21の透磁率とA相内ステータコア22の透磁率とB相内ステータコア26の透磁率とが等しく、かつ、B相外ステータコア25の透磁率が、A相外ステータコア21の透磁率、A相内ステータコア22の透磁率、および、B相内ステータコア26の透磁率と異なっているが、第1平均値と第2平均値とが異なっているのであれば、A相外ステータコア21の透磁率、A相内ステータコア22の透磁率、B相外ステータコア25の透磁率、および、B相内ステータコア26の透磁率は、どのように設定されていても良い。
たとえば、A相外ステータコア21の透磁率とA相内ステータコア22の透磁率とB相外ステータコア25の透磁率とが等しく、かつ、B相内ステータコア26の透磁率が、A相外ステータコア21の透磁率、A相内ステータコア22の透磁率、および、B相外ステータコア25の透磁率と異なっていても良い。また、たとえば、A相内ステータコア22の透磁率とB相外ステータコア25の透磁率とB相内ステータコア26の透磁率とが等しく、かつ、A相外ステータコア21の透磁率が、A相内ステータコア22の透磁率、B相外ステータコア25の透磁率、および、B相内ステータコア26の透磁率と異なっていても良い。
また、たとえば、A相外ステータコア21の透磁率とA相内ステータコア22の透磁率とが等しく、かつ、B相外ステータコア25の透磁率とB相内ステータコア26の透磁率とが等しくなっているとともに、A相外ステータコア21の透磁率、A相内ステータコア22の透磁率と、B相外ステータコア25の透磁率、B相内ステータコア26の透磁率とが異なっていても良い。
1 ギヤードモータ
2 モータ(ステッピングモータ)
5 減速歯車列
11 駆動用磁石
12 ロータ
13 ステータ
15 回転軸
15a 出力軸
18 A相ステータ部(A相のステータ部)
19 B相ステータ部(B相のステータ部)
20 A相駆動用コイル(A相の駆動用コイル)
21 A相外ステータコア(A相の外ステータコア)
21a 端板部(第1端板部)
21b 極歯
22 A相内ステータコア(A相の内ステータコア)
22a 端板部(第2端板部)
22b 極歯
24 B相駆動用コイル(B相の駆動用コイル)
25 B相外ステータコア(B相の外ステータコア)
25a 端板部(第3端板部)
25b 極歯
26 B相内ステータコア(B相の内ステータコア)
26a 端板部(第4端板部)
26b 極歯
30 ケース体
Z ロータの軸方向
Z1 第1方向
Z2 第2方向
2 モータ(ステッピングモータ)
5 減速歯車列
11 駆動用磁石
12 ロータ
13 ステータ
15 回転軸
15a 出力軸
18 A相ステータ部(A相のステータ部)
19 B相ステータ部(B相のステータ部)
20 A相駆動用コイル(A相の駆動用コイル)
21 A相外ステータコア(A相の外ステータコア)
21a 端板部(第1端板部)
21b 極歯
22 A相内ステータコア(A相の内ステータコア)
22a 端板部(第2端板部)
22b 極歯
24 B相駆動用コイル(B相の駆動用コイル)
25 B相外ステータコア(B相の外ステータコア)
25a 端板部(第3端板部)
25b 極歯
26 B相内ステータコア(B相の内ステータコア)
26a 端板部(第4端板部)
26b 極歯
30 ケース体
Z ロータの軸方向
Z1 第1方向
Z2 第2方向
Claims (5)
- 駆動用磁石を有するロータと、前記駆動用磁石の外周面に対向する複数の極歯を有するステータとを備え、
前記ステータは、前記ロータの軸方向で重なるA相のステータ部とB相のステータ部とを備え、
前記ロータの軸方向の一方を第1方向とし、第1方向の反対方向を第2方向とすると、
前記A相のステータ部は、前記B相のステータ部の第1方向側に配置され、
前記A相のステータ部は、筒状に巻回され前記駆動用磁石の外周側に配置されるA相の駆動用コイルと、前記A相の駆動用コイルの第1方向側に配置される第1端板部と前記第1端板部から第2方向側に伸びる前記極歯とを有するA相の外ステータコアと、前記A相の駆動用コイルの第2方向側に配置される第2端板部と前記第2端板部から第1方向側に伸びる前記極歯とを有するA相の内ステータコアとを備え、
前記B相のステータ部は、筒状に巻回され前記駆動用磁石の外周側に配置されるB相の駆動用コイルと、前記B相の駆動用コイルの第2方向側に配置される第3端板部と前記第3端板部から第1方向側に伸びる前記極歯とを有するB相の外ステータコアと、前記B相の駆動用コイルの第1方向側に配置される第4端板部と前記第4端板部から第2方向側に伸びる前記極歯とを有するB相の内ステータコアとを備え、
前記A相の外ステータコアの前記極歯と、前記A相の内ステータコアの前記極歯と、前記B相の外ステータコアの前記極歯と、前記B相の内ステータコアの前記極歯とは、同じ形状にかつ同じ厚さで形成され、
前記A相の外ステータコアを構成する磁性材料の透磁率と前記A相の内ステータコアを構成する磁性材料の透磁率との平均値である第1平均値と、前記B相の外ステータコアを構成する磁性材料の透磁率と前記B相の内ステータコアを構成する磁性材料の透磁率との平均値である第2平均値とが異なっていることを特徴とするステッピングモータ。 - 前記A相の外ステータコアを構成する磁性材料の透磁率と前記A相の内ステータコアを構成する磁性材料の透磁率と前記B相の内ステータコアを構成する磁性材料の透磁率とが等しく、かつ、前記B相の外ステータコアを構成する磁性材料の透磁率が、前記A相の外ステータコアを構成する磁性材料の透磁率、前記A相の内ステータコアを構成する磁性材料の透磁率および前記B相の内ステータコアを構成する磁性材料の透磁率と異なっていることを特徴とする請求項1記載のステッピングモータ。
- 前記ロータは、前記駆動用磁石が固定される回転軸を備え、
前記回転軸の第1方向側部分は、前記ステータから第1方向側に突出し、
前記第2平均値は、前記第1平均値よりも低くなっていることを特徴とする請求項1または2記載のステッピングモータ。 - 前記B相の外ステータコアは、前記A相のステータ部が収容されるとともに前記B相の駆動用コイルと前記B相の内ステータコアとが収容される前記ステッピングモータのケース体と一体で形成されていることを特徴とする請求項3記載のステッピングモータ。
- 請求項1から4のいずれかに記載のステッピングモータと、前記ステッピングモータの出力軸に連結される減速歯車列とを備えることを特徴とするギヤードモータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019210161A JP2021083243A (ja) | 2019-11-21 | 2019-11-21 | ステッピングモータおよびギヤードモータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019210161A JP2021083243A (ja) | 2019-11-21 | 2019-11-21 | ステッピングモータおよびギヤードモータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021083243A true JP2021083243A (ja) | 2021-05-27 |
Family
ID=75966080
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019210161A Withdrawn JP2021083243A (ja) | 2019-11-21 | 2019-11-21 | ステッピングモータおよびギヤードモータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2021083243A (ja) |
-
2019
- 2019-11-21 JP JP2019210161A patent/JP2021083243A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20221006 |
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A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20230310 |