JP2021082931A - 撮像素子及び撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】位相差検出方向の解像度を保ちつつ撮影画像信号の補間精度を向上させ、さらに、幅広い入射角の光線に対応可能とする位相差検出画素を持つ撮像装置及び撮像素子を提供する。【解決手段】撮像装置は、複数の通常画素と、相対する方向に偏芯した受光面をそれぞれ有する1組の位相差検出画素からなる複数の位相差検出画素ペアとからなる複数のラインを有する。前記撮像装置の各位相差検出画素ペアは、全体で受光面積が通常画素と同等となるよう構成され、第1のラインは通常画素と第1の位相差検出画素ペアとからなり、第1の位相差検出画素ペアのライン内位置に応じて、第1の位相差検出画素ペアを構成する2つの位相差検出画素間の受光面積比率を変化させる。【選択図】図5

Description

本発明は、位相差検出画素を有する撮像素子及び撮像装置に関する。
近年、撮像素子上の通常画素の一部に替えて位相差検出画素を配置し、それらの出力する位相差検出用信号を用いて被写体のピント位置を取得する技術が一般化しつつある。ここで、撮像素子として広く普及しているいわゆるベイヤー型の撮像素子に注目すると、同色のカラーフィルタを備えた画素は水平方向に1画素分離間されているという特徴がある。
そのため、一対の位相差検出画素を配置する際に各画素を同じ感度特性を有する同色のカラーフィルタ位置に配置することが望ましいが、ベイヤー型撮像素子の場合には画素ペアを構成する画素同士が離れてしまい、位相差検出用信号の精度が低下するという問題があった。
また、位相差検出画素ペアを同一行内に連続して並べることで水平方向に高い位相差の解像度を得ることを目的とした方式が知られている。しかし、静止画像を生成する際に位相差検出画素が欠陥画素として扱われるため、同一行内に連続して配置してしまうと欠陥画素補正時に参照できる通常画素の数が減少する。その結果、静止画像における位相差検出画素行の画質が低下するという問題があった。
このような問題点を解決するための技術が従来より提案されている。例えば、特許文献1に開示の発明では、複数の水平方向のラインと複数の垂直方向のラインとが交差する正方格子位置の夫々に光電変換素子である画素を配置する撮像素子であって、撮像素子の画素が配置された所定の領域内において、画素のうち位相差を検出する隣接配置された第1及び第2の位相差検出画素であるペア画素XYを、上記ラインのうちのいずれかのライン(第1ライン)内、及び第1ラインに平行なライン(第2ライン)内にペア画素を単位として複数ペア配置するに当たり、第1ライン内に少なくとも2画素分離間させてペア画素を複数ペア配置すると共に、第2ライン内にペア画素を、第1ライン上で離間させた位置と対応する位置に配置する、ことを特徴としている。
この発明によれば、位相差検出画素ペアが複数連続して同一ライン上に配列されることがないため、位相差検出画素位置の撮像画素信号を、位相差検出画素に隣接する通常画素の撮像画像信号を用いて画素補間することができ、これにより高品質な被写体画像を撮像することが可能となる、としている。
一方で、位相差検出画素では、ペアを構成する画素それぞれに正しく光線が入射することが、高いAF精度を発揮するために特に重要となる。
入射した光線が正しく画素内の受光部に届かない原因の一つとして、撮像素子に入射する光線の角度が大きすぎるということがある。光線の入射角が大きすぎると、各画素の上部に配置するマイクロレンズを用いても入射光線を適切な角度に屈折しきれず、入射光線の一部乃至大部分が受光部以外の画素内構造物に入射されてしまう。
このような入射角の大きな光線におけるケラレの対応策としては、マイクロレンズを画素の増高に応じてシフトさせることが広く行われている。このようにしてマイクロレンズをシフトさせることによって、従来であればケラレてしまっていた光線を受光部まで集光させることが可能となる。
特許第5589146号公報
しかしながら、近年、デジタルカメラの小型化とともに、いわゆるフルサイズと言われるような大型の撮像素子が採用されるケースが増えている。このような大型の撮像素子を搭載したレンズ交換式のデジタルカメラでは、装着する交換レンズの種類によって、撮像面に入射する光線の角度が従来想定されてきた以上に大きな幅を持つことが明らかとなっている。対応すべき入射角の幅広さは、撮像面の周辺部において特に顕著である。
そして、上述したマイクロレンズシフトだけでは、このような幅広い入射角への対応としては限界があった。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、位相差検出方向の解像度を保ちつつ撮影画像信号の補間精度を向上させ、さらに、幅広い入射角の光線に対応可能な撮像素子及び撮像装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明を実施の撮像素子は、複数の通常画素と、相対する方向に偏芯した受光面をそれぞれ有する1組の位相差検出画素からなる複数の位相差検出画素ペアと、からなる複数のラインを有し、前記各位相差検出画素ペアは全体で受光面積が前記通常画素と同等となるよう構成され、第1のラインは前記通常画素と第1の位相差検出画素ペアとからなり、前記第1の位相差検出画素ペアのライン内位置に応じて、前記第1の位相差検出画素ペアを構成する2つの前記位相差検出画素間の受光面積比率が変化すること特徴とする。
また、本発明を実施の撮像素子は、さらに前記第1の位相差検出画素ペアが、ライン内位置が撮像面周辺に近づくほど前記受光面積比率の差が大きくなり、ライン内位置が撮像面中央に近づくほど前記受光面積比率の差が小さくなること特徴とする。
また、本発明を実施の撮像素子は、さらに、前記第1のラインと平行で、前記通常画素と第2の位相差検出画素ペアとからなる第2のラインをさらに有し、前記第1のラインと前記第2のラインとはラインと直交する方向に所定の画素分離間して交互に配置され、前記第1の位相差検出画素ペアと前記第2の位相差検出画素ペアとはラインと直交する方向で重ならない位置関係で配置されていることを特徴とする。
また、本発明を実施の撮像素子は、さらに、前記第2の位相差検出画素ペアが、前記第1の位相差検出画素ペアとは異なる、ライン内位置に応じた前記受光面積比率の変化割合を有することを特徴とする。
また、本発明を実施の撮像素子は、さらに、前記第2の位相差検出画素ペアが、前記受光面積比率の上限又は下限の少なくとも一方が前記第1の位相差検出画素ペアとは異なることを特徴とする。
また、本発明を実施の撮像素子は、さらに、前記位相差検出画素が遮光マスクを有し、前記受光面積は前記遮光マスクにより形成される開口部の開口面積であることを特徴とする。
また、撮影レンズと上記の撮像素子とを備えた撮像装置であって、前記撮影レンズの特性情報に基づいて、前記第1のラインと前記第2のラインとから、位相差検出処理に用いる画素信号を読み出すラインを選択する手段をさらに備えることを特徴とする。
本発明を実施の撮像素子及び撮像装置によれば、位相差検出方向の解像度を保ちつつ撮影画像信号の補間精度を向上させ、さらに、幅広い入射角の光線に対応することが可能となる。また、位相差検出の際のデータ読み出し量を削減でき、処理の高速化が可能となる。
本発明の一実施形態である撮像装置の主要な構成を示したブロック図である。 垂直色分離型の撮像素子の概念図である。 撮像面の上面模式図である。 画素ペアの内部構造を説明するための断面模式図である。 遮光マスクシフトにより生じる開口比率の変化を説明するグラフである。 第2のラインLN2の画素ペアの遮光マスクとそれにより形成される開口部の形状の一例を示す上面模式図である。 ライン選択処理の一例を示したフローチャートである。 ライン選択処理の他の一例を示したフローチャートである。
以下、添付の図面に従って、本発明を実施するための最良の形態について説明する。なお、この実施の形態により本発明が限定されるものではない。
図1は、本発明の一実施形態である撮像装置100の主要な構成を示したブロック図である。撮像装置100は、カメラ本体200と、カメラ本体200に着脱可能な交換レンズである撮影レンズ300と、で構成されている。
カメラ本体200は、撮像素子210と、信号処理部230と、画像処理部240と、メインCPU250と、ROM251と、RAM252と、記録媒体インターフェース(I/F)260と、ユーザインターフェース(I/F)270と、画像表示部280と、を備えている。
また、撮影レンズ300は、ズーム制御部310と、ズームレンズ311と、フォーカス制御部320と、フォーカスレンズ321と、絞り制御部330と、絞りユニット331と、レンズCPU340と、を備えている。
撮像素子210は、撮影レンズ300により集光された光線を受光して光電変換し、画像信号を出力する。撮像素子210の受光面は多数の画素から構成されている。本実施形態の撮像素子210としては、いわゆる3層垂直色分離型の撮像素子が用いられている。このタイプの撮像素子については、例えば特許第5201776号公報に開示されている。
撮像素子210は内部に不図示のゲイン可変アンプ、A/Dコンバータを備えており、画像信号はデジタルデータとして出力される。これらのゲイン可変アンプ、A/Dコンバータを内蔵していない撮像素子210を採用する場合には、これらのデバイスを個別に搭載すればよい。
信号処理部230は撮像素子210から読み出された画像信号に対して各種の信号処理を施す。信号処理としては、例えば、画素受光量と出力値との間の線形性を確保するための補正処理や、読み出した画像信号を増幅するための増幅処理がある。
画像処理部240は、信号処理部230から送られてきた画像信号に対して各種の画像処理を施す。画像処理として、例えば、ホワイトバランス処理、色再現処理、JPEG形式やTIFF形式の画像データへの現像処理等がある。
メインCPU250は、プログラムを実行することで撮像装置100全体の包括的な制御を行う。例えば、撮像素子210の読み出し制御を行う。メインCPU250が撮像素子210の駆動タイミングを決定する信号を出力することで、画素毎の水平駆動並びに垂直駆動が制御され、各画素からRGBの画像信号が読み出される。
メインCPU250はレンズCPU340と電気的に接続されており、協働して撮影レンズ300の制御を行う。ライブビュー画像取得時や通常撮影時には、レンズCPU340からの各種情報を取得して撮影条件等の決定に利用する。
ROM251は、メインCPU250が実行する各種プログラムや、メインCPU250が処理を実行するのに使用する各種特性情報や設定情報等が記憶される。特性情報としては、例えば、撮像素子210の分光感度特性が含まれる。
RAM252は、メインCPU250がプログラムに従った処理を実行するときの作業領域として使用される。
記録媒体I/F260は、不図示の記録媒体との間でRAWデータや現像後の画像データの記録又は読み出しを行う。この記録媒体は、半導体メモリ等の着脱可能な記録媒体である。
ユーザI/F270は、例えば、レリーズボタン、電源ボタン、コマンドダイヤル、十字キー等の操作部材を有しており、ユーザがこれらの操作部材を操作すると、メインCPU250は所定の動作を行う指示を出す。
画像表示部280は、撮影画像や不図示の記録媒体から読み出された画像等を表示する。
撮影レンズ300の光学系の一部であるズームレンズ311及びフォーカスレンズ321は、それぞれズーム制御部310及びフォーカス制御部320に接続されており、レンズの駆動や位置検出等の制御が行われる。ズームレンズ311及びフォーカスレンズ321は図中において簡単のためにそれぞれ1枚のレンズで描写しているが、これに限らない。また、ズームレンズ311を有さない単焦点レンズであってもよい。
絞りユニット331は、絞り制御部330に接続されている。絞り制御部330は絞りユニット331の絞り値(F値)を制御する。
レンズCPU340は、上述したメインCPU250と協働して各種制御部の制御内容を決定し、指示を出す。また、レンズCPU340は撮影レンズ300のズーム位置、フォーカス位置、F値等の各種情報を各制御部から取得し、適宜メインCPU250に出力する。
また、レンズCPU340は不図示のROMと接続されており、必要に応じて、格納されたレンズID、主光線角情報や各種補正処理に利用する補正データ等を読み出して適宜メインCPU250に出力する。これらの情報の出力は、例えば、撮影レンズ300がカメラ本体200に装着されたタイミングで行われる。
図2は、上述した本実施形態の撮像装置100に実装される撮像素子210の垂直色分離構造を説明するための概念図である。いわゆる3層垂直色分離型の撮像素子では、簡単には、光電変換層として機能するフォトダイオードが深さ方向に3つ積層されて構成されている。3層に積層されたフォトダイオードの上層には入射光の集光率を改善するためのマイクロレンズMLが設けられている。
ある画素に光が入射すると、入射光中の青色(B)成分は主に最上層に位置するBフォトダイオードPD_Bで光電変換される。同様に、入射光中の緑色(G)成分は主に中間層に位置するGフォトダイオードPD_Gで光電変換され、赤色(R)成分は主に最下層に位置するRフォトダイオードPD_Rで光電変換される。
これらの垂直方向の色分離は、フォトダイオードの材料として用いられるシリコン(Si)の特性を利用したものである。これにより、垂直色分離型の撮像素子では、ベイヤー型の撮像素子に必須のカラーフィルタが不要でありながら、1つの画素でRGBの各色成分信号を取得することが可能となる。各画素で3色全ての波長成分を光電変換できるため画素補間を行う必要がないというメリットもある。
なお、フォトダイオードに換えて、有機物や無機物等を用いて特定の吸収特性を持つように構成された光電変換膜を光電変換層として複数積層させた構成としてもよい。
図3は、撮像素子210を被写体側から見たときの模式図であり、図3aは撮像素子210の撮像面全体の上面模式図、図3bは図3aにおいて破線で囲んだ一部分を拡大した上面模式図である。
図3bの各矩形がそれぞれ画素を表している。白い矩形は通常画素であり、主に撮影画像用の信号の生成に用いられる。濃い色の矩形は位相差検出画素であり、主に位相差検出用の信号の生成に用いられる。各画素はそれぞれ上述した垂直色分離型の画素構造である。
本図に示すように、2次元状に配置された通常画素の中に、隣接する一対の位相差検出画素のペアが所定のパターンで分布されている
この一対の位相差検出画素のペアを位相差検出画素ペア、又は単に画素ペアと呼ぶこととする。また、画素ペアを構成する一対の位相差検出画素のうち、撮像面の−X側に位置する画素をL画素、撮像面の+X側に位置する画素をR画素とも呼ぶこととする。
画素ペアを構成する一対の位相差検出画素は、それぞれ相対する方向に偏芯された遮光マスクにより開口部が制限されている。
撮像素子210の撮像面において、複数の画素ペアは第1のラインLN1と第2のラインLN2のいずれかに属すことになる。これらのラインは共に撮像素子210撮像面のX方向と平行となっていて、第1のラインLN1と第2のラインLN2とはラインと直交するY方向に所定の間隔を空けて規則的に配置されている。本図では第1のラインLN1と第2のラインLN2はそれぞれ2本ずつ示されている。
また、各ライン内では画素ペアは所定の間隔を空けて規則的に配置されていて、各ライン内の画素ペアは、対を構成する2つの位相差検出画素の隣接方向が、各ラインの伸びるX方向と平行となっている。
詳しくは後述するが、第1のラインLN1内の画素ペアは全て同一の遮光マスクを有している。また、第2のラインLN2内の画素ペアは画素ペアのX方向の位置によって遮光マスクの大きさが異なるように構成されている。
各ラインの画素ペアは、互いにラインと直交するY方向には重ならないように配置されている。すなわち、第1のラインLN1内の画素ペアが離間して形成された隙間に対応する位置に、第2のラインLN2内の画素ペアが配置されるよう構成されている。
これにより、単一行内にまとまって位相差検出画素を配置するよりも、画素補間による画質の劣化に強いというメリットがある。
以降では、第1のラインLN1に属する画素ペアを第1の画素ペア、第2のラインLN2に属する画素ペアを第2の画素ペアとも呼ぶこととする。そして、第1の画素ペア211と第2の画素ペア221は図3b中の最も−X側に位置する特定の画素ペアをそれぞれ指している。
このように配置された位相差検出画素を含む各画素に対して、上述したようにメインCPU250が信号値の読み出し制御を行う。水平駆動信号によってある行が選択されると、例えばBフォトダイオードPD_B、GフォトダイオードPD_G、RフォトダイオードPD_Rの順に、選択行の各画素から信号値が読み出される。
選択行が通常画素のみで構成される行であった場合には、メインCPU250は、各画素から読み出したRGB信号値を用いて画像信号を生成する。
一方、選択行が位相差検出画素を含む行、すなわち上述した第1のラインLN1又は第2のラインLN2のいずれかであった場合には、メインCPU250は、行内の各位相差検出画素から読み出したRGB信号値を用いて位相差検出用信号を生成する。なお、RGBいずれか一層のフォトダイオードから読み出した信号値を用いて位相差検出用信号を生成するようにしてもいい。
続いてメインCPU250は、同一ライン上の画素ペアにより生成される一対の位相差検出用信号から位相差情報を生成する。すなわち、同一ライン上の画素ペアの、L画素のみから得られる位相差検出用信号とR画素のみから得られる位相差検出用信号とに基づいて相関演算を行うことで、位相差情報を生成する。そして、この得られた位相差情報を用いることで、フォーカス制御部320によるフォーカスレンズ321の焦点調節処理が行われる。
一般に、撮影レンズが同一の場合、撮像素子の周辺部であるほど入射する光線の入射角がきつくなる。従って、図3bに示すような周辺領域に位置する位相差検出画素は、入射角のきつい光線を正しく受光できる必要がある。以降では、これを達成するための本発明の画素構造を説明する。
図4は、上述した画素ペアの内部構造を説明するための概念図であり、図4aは図3b中の第1の画素ペア211の断面を、図4bは図3b中の第2の画素ペア221の断面を表している。
図4aに示す第1の画素ペア211は、L画素211LとR画素211Rとから構成されている。L画素211Lは、簡単には、入射側から順番に、マイクロレンズML、遮光マスク212L、フォトダイオードPDを有している。その他に不図示の金属配線層等を備えている。R画素211Rも同様に、マイクロレンズML、遮光マスク212R、フォトダイオードPDを有し、その他に不図示の金属配線層等を備えている。
本図からわかるように、第1のラインLN1に属する第1の画素ペア211では、各位相差検出画素の遮光マスク212は互いに線対称で同一の形状となっており、L画素211Lは右半分が遮光され左半分の開口部213Lを有し、R画素211Rは左半分が遮光され右半分の開口部213Rを有している。
そして上述したように、第1のラインLN1に属する第1の画素ペアは全て本図に示した5:5の開口比率を持つ構成となっている。従って、以降ではこの5:5の開口比率を有する第1の画素ペアを5:5ペアとも呼ぶことがある。
L画素211L及びR画素211Rは、双方のマイクロレンズML及び遮光マスク212によって撮影レンズ300の射出瞳の瞳分割が行われる。すなわち、L画素211Lは、+X方向に偏芯して形成された遮光マスク212Lにより撮影レンズ300の射出瞳の−X方向の光束のみを受光し、またR画素211Rは、−X方向に偏芯して形成された遮光マスク212Rにより撮影レンズ300の射出瞳の+X方向の光束のみを受光する。
図4bに示す第2の画素ペア221も同様にL画素221LとR画素221Rとから構成されている。それぞれの内部構造は上述した第1の画素ペア211とほぼ同等となっており、それぞれマイクロレンズML、遮光マスク222、フォトダイオードPDを有し、その他に不図示の金属配線層等を備えている。
第1の画素ペア211と比較して第2の画素ペア221では開口部223L、223Rの大きさが異なっている。すなわち、L画素221Lでは遮光マスク222Lがせり出す方向(−X方向)にシフトしており、その結果開口部223Lが小さくなっている。また、R画素221Rでは遮光マスク222Rが引っ込む方向(+X方向)にシフトしており、その結果開口部223Rが大きくなっている。
後述するように、第2の画素ペアでは第2のラインLN2上の位置に応じて遮光マスクのシフト量を変化させている。そこで、以降では第2の画素ペアをシフトペアとも呼ぶことがある。
次に、図3b中の各画素ペア211、221に入射する光線について図4を用いて説明する。上述したように、本図の第1の画素ペア211及び第2の画素ペア221は撮像素子210撮像面の−X方向端部に位置しており、そのため画素に入射する光線の入射角は撮像面の中央領域と比べてきつくなっている。
きつい角度で光線が入射した場合、図4aに示すように、5:5ペアである第1の画素ペア211のL画素211Lに対して入射する光線が正しく半分に遮光できておらず、その一方で、R画素211Rに対して入射する光線が遮光マスクによって全てケラレてしまっている。そのため、この第1の画素ペア211では左右の画素の受光量がアンバランスになり位相差検出用信号として不適切なものとなってしまう。同様に、周辺領域に位置するその他の5:5ペアでも適切な位相差検出用信号が生成できないので、第1のラインLN1を用いた焦点検出の精度が大きく低下してしまう。
一方で、第1の画素ペア211に近接する第2の画素ペア221では、図4bに示すように、L画素221L、R画素221Rの各遮光マスク222がいずれもシフトされていて、その結果L画素221LとR画素221Rの双方でフォトダイオードPDに入射する光線が正しく遮光され、両者の受光量のバランスが適正になっている。そのため、焦点検出に適した位相差検出用信号が生成できるので、5:5ペアと比べて焦点検出の精度が大きく向上する。
しかしながら、撮像面の中央付近の比較的入射角が緩い領域では、図4bに示した第2の画素ペア221の有する遮光マスク222のシフト量のままだと逆に双方の遮光マスク222によってアンバランスな遮光が発生してしまうという問題がある。このような入射角が比較的緩い領域であれば、従来の5:5ペアのような構成の方がバランスよく入射光を遮光することができる。
そこで、本発明を実施の撮像素子210では、第2のラインLN2のシフトペアにおける遮光マスクのシフト量をシフトペアの水平位置に応じて変化させることとした。これにより、上述した図4aの画素ペアのように、不適切なケラレによる入射光線のアンバランスのエラーケースを防ぐことが可能となり、その結果、位相差検出画素による焦点検出において対応可能な入射光線角度の幅が広がる。
図5は、上述したシフトペアの水平位置に応じた遮光マスクシフトにより生じる開口比率の変化を説明するグラフであり、水平方向(X方向)の画素位置と遮光マスクの開口比率との関係を示している。実線は第2のラインLN2に属するシフトペアのL画素の開口率を、破線は第2のラインLN2に属するシフトペアのR画素の開口率をそれぞれ示している。
また、本図には参考として、第1のラインLN1に属する5:5ペアの開口比率を示すグラフも表記してある。上述したように、第1のラインLN1では全ての画素ペアで開口比率が等しく5:5となっているので、本図中には常に50%を示す1本の水平グラフとして表されている。
なお、画素ペアは、実際には各ライン上に所定の間隔を空けて離散的に配置されているが、本図では便宜的に線で表記している。
本図に示すように、本実施形態の撮像素子210の第2のラインLN2では、L画素とR画素の開口比率が画素ペアのX方向の位置に応じて所定の割合で変化している。詳しくは、L画素では、X方向左端における開口比率40%からX方向右端における開口比率60%まで開口比率が直線的に変化するよう構成されている。反対に、R画素では開口比率60%から40%まで変化するよう構成されている。
このように、第2のラインLN2では画素ペアの水平位置に応じて遮光マスクをシフトさせ、入射角のきつくなる周辺領域では画素ペアのうち入射角による影響をより大きく受ける内側の画素の開口比率を大きくし、一方で入射角の緩い中央領域では従来通りの5:5の開口比率に近づけるよう構成することにより、幅広い入射角の光線を適切にフォトダイオードPDに導くことが可能となる。
図6は、第2のラインLN2の画素ペアの遮光マスクとそれにより形成される開口部の形状の一例を示す上面模式図であり、図6aはX方向左端付近に位置する画素ペアの上面図、図6bはX方向右端付近に位置する画素ペアの上面図を示している。図5でも説明したように、第2のラインLN2では4:6〜6:4まで開口比率が変化しており、図6aはX方向左端付近で画素ペアの開口比率が4:6となっている様子を、図6bはX方向右端付近で画素ペアの開口比率が6:4となっている様子をそれぞれ表している。
上述したように、第2のラインLN2のシフトペアにおける開口比率の変化は、遮光マスクの形状変化によって達成される。すなわち、L画素では、X方向左端(図6a)からX方向右端(図6b)に移動するのに応じて遮光マスクを徐々に開口部を広げる方向(−X方向)にシフトさせ、その結果画素の開口部が大きくなる方向に変化する。またR画素も同様に、遮光マスクを徐々に開口部を覆う方向(+X方向)にシフトさせ、その結果画素の開口部が小さくなる方向に変化する。
なお、本図では位相差検出画素の開口部を矩形形状としているが、これには限られない。
以上のように、本実施形態に係る撮像素子210では幅広い入射角の光線から適切に位相差検出用情報を取得するために、開口比率の異なる位相差検出画素ペアをそれぞれ含む2種類のラインを備えている。ここで、これらのラインを適切に選択することによって位相差検出処理のためのデータ読み出し量を削減でき、その結果位相差検出処理を高速化することができる。
具体例としては、カメラ本体200に装着される撮影レンズ300の主光線角情報を利用し、撮像素子210の第1のラインと第2のラインのうち入射光ケラレの発生しにくいラインを選択して読み出すこととする。これにより、位相差検出精度の低下を抑えつつデータの読み出し量を削減できるので、位相差検出処理の高速化に繋がる。
このライン選択について以降で詳しく説明する。なお、以降の実施例ではフローチャートの分岐の条件として撮影レンズ300の主光線角情報を利用しているが、これに限られず、その他のレンズ特性情報、例えば上光線角と下光線角の平均値が利用できる。
<実施例1>
図7は、撮影レンズ300の主光線角情報を利用したライン選択処理の一例を示したフローチャートである。
まずステップS101において、メインCPU250は装着されている撮影レンズ300のレンズCPU340から主光線角情報を取得する。主光線角情報を取得するタイミングは、例えば、撮影レンズ300を装着したときやカメラ本体200の電源を入れたときが考えられるが、これらに限られない。
次にステップS102において、メインCPU250は取得した主光線角があらかじめ設定された閾値未満であるか否かを判定する。ここで、主光線角が閾値未満である場合にはステップS103に進み、主光線角が閾値以上である場合にはステップS104に進む。
ステップS103では、メインCPU250は位相差検出処理に用いるラインとして、5:5ペアを有する第1のラインを選択する。
一方、ステップS104では、メインCPU250は位相差検出処理に用いるラインとして、シフトペアを有する第2のラインを選択する。
以上のフローチャートによって、後段の位相差検出処理に用いられる画素ペアのラインが決定される。本フローチャートには記載していないが、読み出すラインの決定後、撮影者によるレリーズボタン半押しの検知を行い、これが検知されると本フローチャートで選択されたラインを用いて公知の焦点検出が行われる。これにより、撮影レンズの主光線角に適した焦点検出が行えると共に、読み出すラインを削減できるので焦点検出に係る演算処理が高速化される。そして、さらに撮影者によるレリーズボタン全押しが検知されると、公知の焦点調節処理が行われた後に撮像処理が行われる。
<実施例2>
次に、位相差検出処理に利用するラインの選択についての他の実施例を説明する。図8は、撮影レンズ300の主光線角情報を利用したライン選択処理の他の一例を示したフローチャートである。
まずステップS201において、メインCPU250は測距枠の設定が所定の中央領域内にあるか否かを判定する。具体的には、メインCPU250は撮影者によるユーザI/F270の操作によって測距枠が移動されているかを検知し、移動が行われている場合にその測距枠が所定の中央領域内に位置しているか否かを判定する。ここで、測距枠が中央領域内に設定されている場合にはステップS202に進み、測距枠が中央領域外に設定されている場合にはステップS203に進む。
そしてステップS202では、メインCPU250は位相差検出処理に用いるラインとして、第1のライン及び第2のライン双方を選択する。
一方、ステップS203では、メインCPU250は装着されている撮影レンズ300のレンズCPU340から主光線角情報を取得する。以降の各ステップは上記した実施例1と同じなので、説明は省略する。
以上から、本実施例2では前述した実施例1の主光線角情報を用いた分岐の前に測距枠位置による分岐を挿入し、ラインを2種類とも利用する場合を追加した。すなわち、測距枠が中央領域内に設定されている場合であれば当該測距枠位置における光線入射角は緩いと想定できるので、第1と第2のラインを両方とも用いることで高精度の焦点検出を行うことが可能となる。
一方で、測距枠が中央領域内に設定されていなければ、前述した実施例1と同様の主光線角情報を用いた分岐を行って位相差検出処理に利用するラインを選択することで、位相差検出のために読み出すデータ量を削減でき、演算処理等の高速化が可能となる。
なお、図6にも示したように、上述してきた位相差検出画素では遮光マスクを用いて開口面積の規定や開口比率の変化を行う例を示したが、これに限られない。例えば、位相差検出画素内のPDの形状を変化させて製造することで、遮光マスクを用いずに受光面積を位相差検出画素ペアの位置に応じて変化させるようにしてもいい。この場合、開口比率は受光面積比率に置き換わることになる。また、PDを有機光電変換膜で代用し、変換膜自体の面積或いは透明電極の開口面積を変化させるようにしてもいい。
また、図3にも示したように、上述してきた位相差検出画素を含むラインは撮像素子210のX方向に設けられる例を示したが、これに限られない。例えば、撮像素子210の撮像面を複数の領域に分割し、一部の領域ではラインをX方向に設け、その他の領域ではラインをY方向に設けるようにしてもいい。この場合、各領域において、第1と第2のラインの各画素ペアがラインと直交する方向には重ならないよう配置される。
また、図4にも示したように、上述してきた位相差検出画素では、各画素とマイクロレンズMLとでそれぞれの中心軸が一致するように構成されていた。しかし、このマイクロレンズMLに対して公知のいわゆるマイクロレンズシフトを行い、画素の撮像面中央からの増高に応じてマイクロレンズMLの中心軸をシフトさせて構成するようにしてもよい。この構成とした場合には、図7及び図8に示したフローチャートの分岐(ステップS102及びステップS204)の主光線角閾値は、適宜好適なものに変更する必要がある。
また、上述してきた実施例では位相差検出画素ペアとして5:5ペアを含む第1のラインLN1と、シフトペアを含む第2のラインLN2とを備えていたが、これらのラインに異なる構成の画素ペアを配してもいい。例えば、第1のラインLN1の画素ペアも遮光マスクをシフトさせ、第2のラインLN2とは異なる3:7〜7:3まで開口比率を変化させるようにする。これにより、より幅広い入射角に対応することが可能となり、例えば同一撮像素子を異なるマウントシステムの撮像装置に組み込むような場合により好適となり得る。
以上で説明したように、本発明に記載の撮像素子及び撮像装置によれば、位相差検出画素ペアの位置に応じて開口比率を変化させることで、幅広い入射角の光線を正しく遮光してPDに導くことが可能となる。それにより、特にきつい入射角の光線に対して焦点検出精度が大きく向上する。さらに、開口比率の変化の割合が異なる位相差検出画素ペアを有するラインを複数備えることで、位相差検出の際に読み出すラインを選択できてデータ量が削減できるので処理の高速化が可能となる。
100 撮像装置、200 カメラ本体、210 撮像素子、PD_B Bフォトダイオード、PD_G Gフォトダイオード、PD_R Rフォトダイオード、LN1 第1のライン、211 第1の画素ペア、211L L画素、212L 遮光マスク、213L 開口部、211R R画素、212R 遮光マスク、213R 開口部、LN2 第2のライン、221 第2の画素ペア、221L L画素、222L 遮光マスク、223L 開口部、221R R画素、222R 遮光マスク、223R 開口部、230 信号処理部、240 画像処理部、250 メインCPU、251 ROM、252 RAM、260 記録媒体インターフェース(I/F)、270 ユーザインターフェース(I/F)、280 画像表示部、300 撮影レンズ、310 ズーム制御部、311 ズームレンズ、320 フォーカス制御部、321 フォーカスレンズ、330 絞り制御部、331 絞りユニット、340 レンズCPU

Claims (7)

  1. 複数の通常画素と、
    相対する方向に偏芯した受光面をそれぞれ有する1組の位相差検出画素からなる複数の位相差検出画素ペアと、
    からなる複数のラインを有する撮像素子において、
    前記各位相差検出画素ペアは全体で受光面積が前記通常画素と同等となるよう構成され、
    第1のラインは前記通常画素と第1の位相差検出画素ペアとからなり、
    前記第1の位相差検出画素ペアのライン内位置に応じて、前記第1の位相差検出画素ペアを構成する2つの前記位相差検出画素間の受光面積比率が変化する
    こと特徴とする撮像素子。
  2. 前記第1の位相差検出画素ペアは、ライン内位置が撮像面周辺に近づくほど前記受光面積比率の差が大きくなり、ライン内位置が撮像面中央に近づくほど前記受光面積比率の差が小さくなる
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像素子。
  3. 前記第1のラインと平行で、前記通常画素と第2の位相差検出画素ペアとからなる第2のラインをさらに有し、
    前記第1のラインと前記第2のラインとはラインと直交する方向に所定の画素分離間して交互に配置され、
    前記第1の位相差検出画素ペアと前記第2の位相差検出画素ペアとはラインと直交する方向で重ならない位置関係で配置されている
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像素子。
  4. 前記第2の位相差検出画素ペアは、前記第1の位相差検出画素ペアとは異なる、ライン内位置に応じた前記受光面積比率の変化割合を有する
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の撮像素子。
  5. 前記第2の位相差検出画素ペアは、前記受光面積比率の上限又は下限の少なくとも一方が前記第1の位相差検出画素ペアとは異なる
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の撮像素子。
  6. 前記位相差検出画素は遮光マスクを有し、
    前記受光面積は前記遮光マスクにより形成される開口部の開口面積である
    こと特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の撮像素子。
  7. 撮影レンズと請求項3に記載の撮像素子とを備えた撮像装置であって、
    前記撮影レンズの特性情報に基づいて、前記第1のラインと前記第2のラインとから、位相差検出処理に用いる画素信号を読み出すラインを選択する手段をさらに備える
    ことを特徴とする撮像装置。
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