JP2021081781A - サーバ装置、制御方法及びプログラム - Google Patents

サーバ装置、制御方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】サーバ装置における風向が所望の風向でないことを早急に検出することのできるサーバ装置を提供する。【解決手段】サーバ装置は、空気の風量を第1風量として感知する第1風量センサと、前記第1風量センサと近接する位置に前記第1風量センサと逆向きに配置され、前記空気の逆向きの風量を第2風量として感知する第2風量センサと、前記第1風量と、前記第2風量とに基づいて、前記第1風量センサ及び前記第2風量センサ近傍の空気の風向が所望の風向であるか否かを判定するCPUと、を備える。【選択図】図5

Description

本発明は、サーバ装置、判定方法及びプログラムに関する。
サーバ装置は、内部に発熱源となる複数の回路が存在する。そのため、サーバ装置内の暖まった空気をFANを用いてサーバ装置外部に排出することで、サーバ装置内部の冷却が行われる場合がある。
特許文献1、2には、関連する技術として、FANを用いて装置内部を冷却する技術が開示されている。
特開2017−103349号公報 特開2015−185790号公報
ところで、サーバ装置の内部では、例えば、エアダクトなどを設けて、FANの回転による空気の流れをスムーズにしている場合がある。このような場合に、何らかの不具合が生じると(例えば、エアダクトの不具合が生じると)、サーバ装置の内部における空気が所望の方向と逆向きに流れる可能性がある。
そのため、サーバ装置では、内部における空気が所望の方向と逆向きに流れることを早急に検出することのできる技術が求められている。
本発明の各態様は、上記の課題を解決することのできるサーバ装置、判定方法及びプログラムを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の一態様によれば、サーバ装置は、空気の風量を第1風量として感知する第1風量センサと、前記第1風量センサと近接する位置に前記第1風量センサと逆向きに配置され、前記空気の逆向きの風量を第2風量として感知する第2風量センサと、前記第1風量と、前記第2風量とに基づいて、前記第1風量センサ及び前記第2風量センサ近傍の空気の風向が所望の風向であるか否かを判定するCPUと、を備える。
上記目的を達成するために、本発明の別の態様によれば、判定方法は、空気の風量を第1風量として感知することと、前記空気の逆向きの風量を第2風量として感知することと、前記第1風量と、前記第2風量とに基づいて、前記空気の風向が所望の風向であるか否かを判定することと、を含む。
上記目的を達成するために、本発明の一態様によれば、プログラムは、空気の風量を第1風量として感知する第1風量センサと、前記第1風量センサと近接する位置に前記第1風量センサと逆向きに配置され、前記空気の逆向きの風量を第2風量として感知する第2風量センサと、を備えるサーバ装置のCPUに、前記第1風量と、前記第2風量とに基づいて、前記第1風量センサ及び前記第2風量センサ近傍の空気の風向が所望の風向であるか否かを判定すること、を実行させる。
本発明の各態様によれば、サーバ装置における風向が所望の風向でないことを早急に検出することができる。
本発明の一実施形態によるサーバ装置の構成の一例を示す図である。 本発明の一実施形態によるサーバにおける空気の流れを説明するための第1の図である。 本発明の一実施形態によるサーバにおける空気の流れを説明するための第2の図である。 本発明の一実施形態によるサーバ装置の処理フローの一例を示す図である。 本発明の実施形態による最小構成のサーバ装置を示す図である。 少なくとも1つの実施形態に係るコンピュータの構成を示す概略ブロック図である。
以下、図面を参照しながら実施形態について詳しく説明する。
<実施形態>
本発明の一実施形態によるサーバ装置1は、サーバ装置1においてエアフロー(空気の流れ)に逆流が生じた場合に、その逆流が生じたことを報知する装置である。
本発明の一実施形態によるサーバ装置1は、図1に示すように、マザーボード10、ハードディスクドライブユニット20(以下、「HDDユニット20」と記載)、電源ユニット30、ファンユニット40(以下、「FANユニット40」と記載)、風量センサ部50、PCI(Peripheral Component Interconnect)拡張デバイス60、オプションユニット70、エアダクト80、装置状態表示LED(Light Emitting Diode)90を備える。
マザーボード10は、サーバ装置1における演算処理、記憶処理、制御処理などを行う。マザーボード10は、サーバ装置1の内部に備えられる。マザーボード10は、図1に示すように、CPU(Central Processing Unit)101、メモリ102などの集積回路を備える。また、マザーボード10は、図1に示すように、温度センサ103を備える。
CPU101は、サーバ装置1における演算処理、制御処理などを行う。CPU101が行う演算や制御の具体例については、後述する。
メモリ102は、サーバ装置1における記憶処理などを行う。
温度センサ103は、マザーボード10上に備えられる。温度センサ103は、マザーボード10における温度を測定する。
HDDユニット20は、データが格納される補助記憶装置である。
電源ユニット30は、外部から供給される電力を、サーバ装置1の内部に備えられるユニットやデバイスを動作させる電力に変換する。電源ユニット30は、変換後の電力をサーバ装置1の内部に備えられるユニットやデバイスに供給する。電源ユニット30は、図1に示すように、温度センサ301、電源FANユニット302を備える。
温度センサ301は、電源ユニット30の内部に備えられる。温度センサ301は、電源ユニット30の内部の温度を測定する。
電源FANユニット302は、空気を電源ユニット30の内部を通過させ、サーバ装置1の背面の第1の箇所から排出させるファンである。電源FANユニット302は、電源ユニット30の内部に備えられる。電源FANユニット302は、温度センサ301により測定された温度値に応じて適切な風量の空気が電源ユニット30の内部に供給されるように、CPU101によって制御される。
FANユニット40は、空気をマザーボード10の周辺を通過させ、サーバ装置1の背面の第2の箇所から排出させるファンである。FANユニット40は、サーバ装置1の内部に備えられるユニットやデバイスを冷却する。FANユニット40は、温度センサ103により測定された温度値に応じて適切な風量の空気がサーバ装置1の内部に(主に、マザーボード10に)供給されるように、CPU101によって制御される。
風量センサ部50は、サーバ装置1の内部のエアフローの向きを検出する。風量センサ部50は、風量センサ50a、風量センサ50bを備える。
風量センサ50a及び風量センサ50bは、順方向からの風量及び逆方向からの風量を測定する。
例えば、風量センサ50a及び風量センサ50bのそれぞれは、順方向からの風量に比例して最小電圧値(例えば、0.5ボルト)から最大電圧値(例えば、3.0ボルト)までの電圧を出力する。また、風量センサ50a及び風量センサ50bのそれぞれは、逆方向からの風量に対しては最小電圧値の電圧を出力する。
なお、風量センサ部50のそれぞれは、検出した風量を対応するアナログ電圧に変換し、アナログ電圧をAD変換してデジタル電圧値として電圧を出力する。
また、例えば、風量センサ50aは、サーバ装置1が正常動作しているときのエアフローの向きを検出できるように、サーバ装置1の正常時におけるエアフローの増加が順方向からの風量の増加に一致する向きとなるように、サーバ装置1の内部(例えば、電源FANユニット302の近傍)に備えられる。また、風量センサ50bは、風量センサ50aが検出するエアフローと逆のエアフローの向きを検出できるように、風量センサ50aの近傍に、風量センサ50aと逆向きに備えられる。
PCI拡張デバイス60は、目的用途に応じて必要となるI/F(Interface)カードを追加して実装することにより機能を拡張するデバイスである。
オプションユニット70は、サーバ装置1の機能を拡張するユニットである。オプションユニット70は、例えば、データが格納される補助記憶装置である。
エアダクト80は、FANユニット40と電源FANユニット302のそれぞれによって生じる空気の流れ(すなわち、エアフロー)を分離させるために備えられた仕切りである。
装置状態表示LED90は、サーバ装置1において正常時のエアフローと逆向きの逆流エアフローが発生したこと(すなわち、エアフローに異常が発生したこと)を報知する。
例えば、装置状態表示LED90は、逆流エアフローが発生した場合に、CPU101による制御の下、点灯または点滅する。
ここで、サーバ装置1の正常時におけるエアフロー、及び、サーバ装置1の異常時におけるエアフロー(すなわち、逆流エアフロー)について説明する。
図2は、サーバ装置1における正常時のエアフローの一例を示す図である。図2に示す正常時には、FANユニット40と電源FANユニット302のそれぞれによって生じるエアフローは、エアダクト80によって分離される。その結果、サーバ装置1の内部の空気は、サーバ装置1の所定の位置から排出される。
例えば、図2に示すサーバ装置1の内部では、2つのエアフローが生じる。具体的には、サーバ装置1の前面の2か所から空気が取り込まれ、サーバ装置1の内部の空気は、サーバ装置1の背面の2か所(すなわち、背面の第1の箇所及び第2の箇所)から排出される。
図3は、サーバ装置1における異常時のエアフローの一例を示す図である。図2に示す正常時に、エアダクト80の取り付けの不備やエアダクト80の破損などの理由により、エアダクト80に不具合が発生し、エアダクト80が機能しなくなる場合がある。この場合、各ファン(本発明の一実施形態では、電源FANユニット302及びFANユニット40)の送風能力の差によって、逆流エアフローが生じる可能性がある。例えば、サーバ装置1において、FANユニット40の送風能力が電源FANユニット302の送風能力よりも高い場合、電源FANユニット302が電源ユニット30を介してサーバ装置1の背面から空気を排出させる能力よりも、FANユニット40の送風能力により電源ユニット30から空気をFANユニット40へ吸い込む能力の方が高く、図3に示すように、電源ユニット30において逆流エアフローが生じる可能性がある。サーバ装置1において逆流エアフローが生じた場合、サーバ装置1の所定の位置(図2、図3で示す例ではサーバ装置1の背面の2か所)のすべてから空気が排出されない。その結果、電源ユニット30などで温められた空気が、サーバ装置1の中に取り込まれてしまう。
そのため、本発明の一実施形態では、サーバ装置1において逆流エアフローが生じた場合、サーバ装置1は、逆流エアフローが生じたこと(すなわち、エアフローに異常が発生したこと)を報知する。また、サーバ装置1において逆流エアフローが生じた場合、サーバ装置1は、その逆流エアフローに影響を及ぼすFANユニットの回転数を制御して逆流エアフローと逆向きのエアフローを生じさせる。
次に、サーバ装置1が逆流エアフローの発生を検出する処理について説明する。
ここでは、図4に示すサーバ装置1の処理フローについて説明する。
なお、サーバ装置1は、エアダクト80を備えるが、図3について上述したように、エアダクト80の取り付けの不備やエアダクト80の破損など何等かの理由により、エアダクト80に不具合が発生し、エアダクト80が機能していないものとする。
また、電源FANユニット302が電源ユニット30を介してサーバ装置1の背面から空気を排出させる能力よりも、FANユニット40の送風能力により電源ユニット30から空気をFANユニット40へ吸い込む能力の方が高く、図3に示すように、サーバ装置1の電源ユニット30において逆流エアフローが生じているものとする。
風量センサ部50のそれぞれは、所定の時間間隔ごとに風量を検出する(ステップS1)。風量センサ部50のそれぞれは、風量を検出する度に検出した風量に応じた電圧値をCPU101に送信する。
CPU101は、風量センサ部50のそれぞれから電圧値を受信する。CPU101は、受信した電圧値に基づいて、風量センサ部50が設けられている位置における風向が所望の風向であるか否かを判定する(ステップS2)。
例えば、CPU101は、風量センサ50aが所望の風向を順方向の第1風量として検出し、風量センサ50bが所望の風向を逆方向の第2風量として検出するように配置された場合、第1風量が最小風量以上であると判定し、かつ、第2風量が最小風量であると判定したときに風量センサ50a及び風量センサ50bの近傍の空気の風向が所望の風向であると判定する。また、CPU101は、第1風量が最小風量であると判定し、かつ、第2風量が最小風量以上であると判定したときに風量センサ50a及び風量センサ50bの近傍の空気の風向が所望の風向と逆方向であると判定する。
具体的には、風量センサ50aが、サーバ装置1が正常動作しているときのエアフローの向きを検出できるように、サーバ装置1の正常時におけるエアフローの増加が順方向からの風量の増加に一致する向きとなるように、サーバ装置1の内部(例えば、電源FANユニット302の近傍)に備えられる。また、風量センサ50bが、風量センサ50aが検出するエアフローと逆のエアフローの向きを検出できるように、風量センサ50aの近傍に、風量センサ50aと逆向きに備えられる。このような場合、CPU101は、0.5ボルト〜3.0ボルトの電圧値を風量センサ50aから受信し、0.5ボルトの電圧値を風量センサ50bから受信したときに、風量センサ部50が設けられている位置における風向が所望の風向であると判定する。また、このような場合、CPU101は、0.5ボルトの電圧値を風量センサ50aから受信し、0.5ボルト〜3.0ボルトの電圧値を風量センサ50bから受信したときに、風量センサ部50が設けられている位置における風向が所望の風向と逆方向であると判定する。
CPU101は、受信した電圧値に基づいて、風量センサ部50が設けられている位置における風向が所望の風向であると判定した場合(ステップS2においてYES)、ステップS2に戻す。すなわち、CPU101は、所定時間後に、受信した電圧値に基づいて、風量センサ部50が設けられている位置における風向が所望の風向であるか否かを判定する。
また、CPU101は、受信した電圧値に基づいて、風量センサ部50が設けられている位置における風向が所望の風向と逆方向であると判定した場合(ステップS2においてNO)、風向が所望の風向でないことを記憶装置(図示せず)にログ情報として記録し(ステップS3)、風向が所望の風向でないことを報知する(ステップS4)。
例えば、CPU101は、エラーを示す装置状態表示LED90を点灯させる。また、例えば、CPU101は、表示装置(図示せず)に風向が所望の風向でないことを文字で表示する。また、例えば、CPU101は、音声で風向が所望の風向でないことを報知する。
そして、CPU101は、所望の風向の風量を増大させるファンの回転数を上昇させる(ステップS5)。
例えば、CPU101は、0.5ボルトの電圧値を風量センサ50aから受信し、0.5ボルト〜3.0ボルトの電圧値を風量センサ50bから受信して、風量センサ部50が設けられている位置における風向が所望の風向と逆方向であると判定した場合、電源FANユニット302の回転数を上昇させる。
なお、所望の風向である場合には、CPU101は、温度センサ103、301から温度値を取得し、取得した温度値が温度のしきい値よりも高いか低いかに応じてサーバ装置1を冷却するように各FANの回転数を制御する。
こうすることで、各FANの回転を可能な限り抑えて省電力、静音を実現することができる。
以上、本発明の一実施形態によるサーバ装置1について説明した。
サーバ装置1は、風量センサ50a(第1風量センサの一例)、風量センサ50b(第2風量センサの一例)、CPU101を備える。風量センサ50aは、空気の風量を第1風量として感知する。風量センサ50bは、風量センサ50bと近接する位置に第1風量センサと逆向きに配置され、空気の逆向きの風量を第2風量として感知する。CPU101は、第1風量と、第2風量とに基づいて、風量センサ50a及び第2風量センサ50bの近傍の空気の風向が所望の風向であるか否かを判定する。
こうすることで、サーバ装置1は、サーバ装置1における風向が所望の風向でないことを早急に検出することができる。その結果、サーバ装置1は、サーバ装置1における風向が所望の風向でないことを報知することができ、早急に対応することができる。
また、CPU101は、受信した電圧値に基づいて、風量センサ部50が設けられている位置における風向が所望の風向と逆方向であると判定した場合、風向が所望の風向でないことを報知する。
こうすることで、サーバ装置1は、サーバ装置1における風向が所望の風向でないことを早急に報知することができる。
また、CPU101は、所望の風向の風量を増大させるファンの回転数を上昇させる。
こうすることで、サーバ装置1は、サーバ装置1における風向が所望の風向でない場合であっても、サーバ装置1内を冷却することができる。
本発明の実施形態による最小構成のサーバ装置1について説明する。
本発明の実施形態による最小構成のサーバ装置1は、図5に示すように、第1風量センサ50a、第2風量センサ50b、CPU101を備える。
第1風量センサ50aは、空気の風量を第1風量として感知する。
第2風量センサ50bは、前記第1風量センサと近接する位置に第1風量センサ50aと逆向きに配置され、前記空気の逆向きの風量を第2風量として感知する。
CPU101は、前記第1風量と、前記第2風量とに基づいて、第1風量センサ50a及び第2風量センサ50bの近傍の空気の風向が所望の風向であるか否かを判定する。
こうすることで、サーバ装置1は、サーバ装置1における風向が所望の風向でないことを早急に検出することができる。その結果、サーバ装置1は、サーバ装置1における風向が所望の風向でないことを報知することができ、早急に対応することができる。
本発明の一実施形態では、風量センサ50a、50bのそれぞれは、一方向からの風量を0.5ボルト〜3.0ボルトのアナログ電圧に変換するものとし、それら2つの風量センサを使用することでエアフローを判断するものとして説明した。しかしながら、本発明の別の実施形態では、風量を電圧値に変換できるセンサであれば、その他の仕様の風量センサであってもよい。
本発明の一実施形態では、CPU101は、風量センサ50a、50bのそれぞれから受信したそれぞれ1つの電圧値に基づいて、風量センサ部50が設けられている位置における風向が所望の風向であるか否かを判定するものとして説明した。しかしながら、その風向は安定するとは限らない。そのため、本発明の別の実施形態では、CPU101は、風量センサ50a、50bのそれぞれから受信した複数の電圧値の平均値に基づいて、風量センサ部50が設けられている位置における風向が所望の風向であるか否かを判定するものあってもよい。また、本発明の別の実施形態では、CPU101は、風量センサ50a、50bのそれぞれから受信した電圧値に基づいて、風量センサ部50が設けられている位置における風向が所望の風向であるか否かを、所定回数同一の判定となった場合に初めて判定するものあってもよい。
なお、本発明の実施形態における処理は、適切な処理が行われる範囲において、処理の順番が入れ替わってもよい。
本発明の実施形態におけるメモリ106、その他の記憶装置のそれぞれは、適切な情報の送受信が行われる範囲においてどこに備えられていてもよい。また、メモリ102,その他の記憶装置のそれぞれは、適切な情報の送受信が行われる範囲において複数存在しデータを分散して記憶していてもよい。
本発明の実施形態について説明したが、上述のサーバ装置1、その他の制御装置は内部に、コンピュータシステムを有していてもよい。そして、上述した処理の過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。コンピュータの具体例を以下に示す。
図6は、少なくとも1つの実施形態に係るコンピュータの構成を示す概略ブロック図である。
コンピュータ5は、図6に示すように、CPU101、メインメモリ7、ストレージ8、インターフェース9を備える。
例えば、上述のサーバ装置1、その他の制御装置のそれぞれは、コンピュータ5に実装される。そして、上述した各処理部の動作は、プログラムの形式でストレージ8に記憶されている。CPU101は、プログラムをストレージ8から読み出してメインメモリ7に展開し、当該プログラムに従って上記処理を実行する。また、CPU101は、プログラムに従って、上述した各記憶部に対応する記憶領域をメインメモリ7に確保する。
ストレージ8の例としては、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、DVD−ROM(Digital Versatile Disc Read Only Memory)、半導体メモリ等が挙げられる。ストレージ8は、コンピュータ5のバスに直接接続された内部メディアであってもよいし、インターフェース9または通信回線を介してコンピュータ5に接続される外部メディアであってもよい。また、このプログラムが通信回線によってコンピュータ5に配信される場合、配信を受けたコンピュータ5が当該プログラムをメインメモリ7に展開し、上記処理を実行してもよい。少なくとも1つの実施形態において、ストレージ8は、一時的でない有形の記憶媒体である。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現してもよい。さらに、上記プログラムは、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるファイル、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例であり、発明の範囲を限定しない。これらの実施形態は、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の追加、省略、置き換え、変更を行ってよい。
1・・・サーバ装置
5・・・コンピュータ
7・・・メインメモリ
8・・・ストレージ
9・・・インターフェース
10・・・マザーボード
20・・・ハードディスクドライブユニット
30・・・電源ユニット
40・・・ファンユニット
50・・・風量センサ部
50a、50b・・・風量センサ
60・・・PCI拡張デバイス
70・・・オプションユニット
80・・・エアダクト
90・・・装置状態表示LED
101・・・CPU
102・・・メモリ
103、301・・・温度センサ
302・・・電源FANユニット
本発明は、サーバ装置、制御方法及びプログラムに関する。
本発明の各態様は、上記の課題を解決することのできるサーバ装置、制御方法及びプログラムを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の一態様によれば、サーバ装置は、空気の風量を第1風量として感知する第1風量センサと、前記第1風量センサと近接する位置に前記第1風量センサと逆向きに配置され、前記空気の逆向きの風量を第2風量として感知する第2風量センサと、自サーバ装置内に備えられた温度を感知する温度センサと、回転数が上昇するにつれて前記風量を増大させるファンと、前記第1風量と、前記第2風量とに基づいて、前記第1風量センサ及び前記第2風量センサ近傍の空気の風向が所望の風向であるか否かを判定するCPUであって、前記第1風量センサが前記所望の風向を順方向の風量として検出し前記第2風量センサが前記所望の風向を逆方向の風量として検出するように配置された場合、前記第1風量が最小風量以上であると判定しかつ前記第2風量が前記最小風量であると判定したときに前記第1風量センサ及び前記第2風量センサ近傍の空気の風向が所望の風向であると判定し、前記第1風量が前記最小風量であると判定しかつ前記第2風量が前記最小風量以上であると判定したときに前記第1風量センサ及び前記第2風量センサ近傍の空気の風向が所望の風向と逆方向であると判定し、さらに、前記第1風量が前記最小風量であると判定しかつ前記第2風量が前記最小風量であると判定したときにエラーが発生していると判定するCPUと、を備え、前記CPUは、前記空気の風向が所望の風向である場合、前記温度センサが感知した温度値を取得し、取得した温度値に基づいて前記回転数を制御する
上記目的を達成するために、本発明の別の態様によれば、制御方法は、回転数が上昇するにつれて空気の風量を増大させるファンを備えるサーバ装置が行う制御方法であって、第1風量センサが、前記空気の風量を第1風量として感知することと、第2風量センサが、前記空気の逆向きの風量を第2風量として感知することと、前記サーバ装置内に備えられた温度センサが、温度を感知することと、前記第1風量と、前記第2風量とに基づいて、前記第1風量センサ及び前記第2風量センサ近傍の空気の風向が所望の風向であるか否かを判定するCPUが、前記第1風量センサが前記所望の風向を順方向の風量として検出し前記第2風量センサが前記所望の風向を逆方向の風量として検出するように配置された場合、前記第1風量が最小風量以上であると判定しかつ前記第2風量が前記最小風量であると判定したときに前記第1風量センサ及び前記第2風量センサ近傍の空気の風向が所望の風向であると判定し、前記第1風量が前記最小風量であると判定しかつ前記第2風量が前記最小風量以上であると判定したときに前記第1風量センサ及び前記第2風量センサ近傍の空気の風向が所望の風向と逆方向であると判定し、さらに、前記第1風量が前記最小風量であると判定しかつ前記第2風量が前記最小風量であると判定したときにエラーが発生していると判定することと、前記空気の風向が所望の風向である場合、前記CPUが、前記温度センサが感知した温度値を取得し、取得した温度値に基づいて前記回転数を制御することと、を含む
上記目的を達成するために、本発明の一態様によれば、プログラムは、空気の風量を第1風量として感知する第1風量センサと、前記第1風量センサと近接する位置に前記第1風量センサと逆向きに配置され、前記空気の逆向きの風量を第2風量として感知する第2風量センサと、自サーバ装置内に備えられた温度を感知する温度センサと、回転数が上昇するにつれて前記風量を増大させるファンと、を備えるサーバ装置の前記第1風量と、前記第2風量とに基づいて、前記第1風量センサ及び前記第2風量センサ近傍の空気の風向が所望の風向であるか否かを判定するCPUに、前記第1風量センサが前記所望の風向を順方向の風量として検出し前記第2風量センサが前記所望の風向を逆方向の風量として検出するように配置された場合、前記第1風量が最小風量以上であると判定しかつ前記第2風量が前記最小風量であると判定したときに前記第1風量センサ及び前記第2風量センサ近傍の空気の風向が所望の風向であると判定し、前記第1風量が前記最小風量であると判定しかつ前記第2風量が前記最小風量以上であると判定したときに前記第1風量センサ及び前記第2風量センサ近傍の空気の風向が所望の風向と逆方向であると判定し、さらに、前記第1風量が前記最小風量であると判定しかつ前記第2風量が前記最小風量であると判定したときにエラーが発生していると判定することと、前記空気の風向が所望の風向である場合、前記温度センサが感知した温度値を取得し、取得した温度値に基づいて前記回転数を制御することと、を実行させる

Claims (5)

  1. 空気の風量を第1風量として感知する第1風量センサと、
    前記第1風量センサと近接する位置に前記第1風量センサと逆向きに配置され、前記空気の逆向きの風量を第2風量として感知する第2風量センサと、
    前記第1風量と、前記第2風量とに基づいて、前記第1風量センサ及び前記第2風量センサ近傍の空気の風向が所望の風向であるか否かを判定するCPUと、
    を備えるサーバ装置。
  2. 前記CPUは、
    前記第1風量センサが前記所望の風向を順方向の風量として検出し、前記第2風量センサが前記所望の風向を逆方向の風量として検出するように配置された場合、前記第1風量が最小風量以上であると判定し、かつ、前記第2風量が前記最小風量であると判定したときに前記第1風量センサ及び前記第2風量センサ近傍の空気の風向が所望の風向であると判定し、前記第1風量が前記最小風量であると判定し、かつ、前記第2風量が前記最小風量以上であると判定したときに前記第1風量センサ及び前記第2風量センサ近傍の空気の風向が所望の風向と逆方向であると判定する、
    請求項1に記載のサーバ装置。
  3. 回転数が上昇するにつれて前記所望の風向の風量を増大させるファン、
    を備え、
    前記CPUは、
    前記第1風量センサ及び前記第2風量センサ近傍の空気の風向が所望の風向と逆方向であると判定した場合に、前記ファンの回転数を上昇させる、
    請求項2に記載のサーバ装置。
  4. 空気の風量を第1風量として感知することと、
    前記空気の逆向きの風量を第2風量として感知することと、
    前記第1風量と、前記第2風量とに基づいて、前記空気の風向が所望の風向であるか否かを判定することと、
    を含む判定方法。
  5. 空気の風量を第1風量として感知する第1風量センサと、前記第1風量センサと近接する位置に前記第1風量センサと逆向きに配置され、前記空気の逆向きの風量を第2風量として感知する第2風量センサと、を備えるサーバ装置のCPUに、
    前記第1風量と、前記第2風量とに基づいて、前記第1風量センサ及び前記第2風量センサ近傍の空気の風向が所望の風向であるか否かを判定すること、
    を実行させるプログラム。
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