JP2021078982A - 腹腔鏡超極性電気外科用装置 - Google Patents

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【課題】組織を切断および/または凝固するための腹腔鏡超極性電気外科用装置を提供する。【解決手段】腹腔鏡超極性電気外科用装置10は、第1の端部14、第2の端部16、ならびに切断および/または凝固用の少なくとも1つの作動要素18,20を備えるハンドピース部材12を備え、電気外科用ハンドピース装置を使用するときの容量結合をなくすことによって腹腔鏡手術中に患者への潜在的損傷を減少させる、アクティブ電極とリターン電極22の両方を有する腹腔鏡超極性電気外科用装置。【選択図】図1

Description

本発明は一般に、腹腔鏡検査中の電気外科的切断および凝固用の腹腔鏡超極性電気外科用装置を対象とする。腹腔鏡超極性電気外科用装置は、ハンドピース部材と、導電性中空筒状部材であって、第1および第2の端部ならびに第1の導電性端部を越えて延びる導電性付加物を備える導電性中空筒状部材を有する、リターン電極と、ハンドピース部材内に収容され、リターン電極の導電性中空筒状部材の内部内に吊設されたアクティブ電極であって、アクティブ電極の一部がリターン電極の導電性中空筒状部材の第1の端部を越えて延びて、リターン電極の導電性付加物とリターン電極の導電性中空筒状部材の第1の端部を越えて延びるアクティブ電極の一部との間にオープンスペースを作成する、アクティブ電極と、ハンドピース部材内に収容され、アクティブ電極と連通して、装置が切断および/または凝固のために作動されるとアクティブ電極をリターン電極の導電性付加物に向かって動かすアクチュエータとを含む。
腹腔鏡手術は、ビデオカメラの助けを借りて小さな切開を通して外科的処置が行われる低侵襲手術である。トロカールまたはカニューレが小さな切開に設置され、次いで、患者の内部にアクセスするためにカメラおよび他の器具がトロカールまたはカニューレ内に導入される。胃腸手術、婦人科手術などの多くの種類の手術、および泌尿器科が腹腔鏡検査を利用する。腹腔鏡手術は、術後痛を最小限にし、回復時間を早め(したがって入院を短くし)、その結果、傷跡がより小さくなる。
多くの腹腔鏡処置は、組織を切開および凝固するために電気外科技術を利用する。電気外科手術は、RF電気外科発生器(電気手術器またはESUとしても知られる)、および電極を備えるハンドピースを使用して、生体組織を切断または凝固するために様々な電圧で高周波交流無線周波(RF)電流の入力を与える。ハンドピースは、1つの電極を備える単極の器具または2つの電極を備える双極の器具であり得る。単極の器具を使用する際には、リターン電極板が患者に取り付けられ、高周波電流が発生器から単極の器具へ、患者を通って患者のリターン電極板へ流れて、発生器に戻る。その汎用性および有効性のために、単極電気外科手術が一般に用いられている。しかし、患者の背中に配置されたリターン電極が高電圧および高RFエネルギを患者に通すため、単極電気外科手術で発生する過剰な熱が、過剰な組織損傷およびその組織の壊死を引き起こす恐れがある。
腹腔鏡単極電気外科手術は、電流が意図しない経路に沿って導通し、非標的組織を焼くかまたは蒸発させると、間接的な熱傷を引き起こすことがある。これらの間接的な熱傷は、直接結合または容量結合の結果として生じることがある。直接結合は、アクティブ電極の先端が手術野内の別の金属器具と直接接触する場合に生じることがある。たとえば、アクティブ電極が腹腔鏡に誤って触れるかまたはアークを発し、腹腔鏡が非導電性カニューレに設置されていた場合、腹腔鏡全体が帯電状態になり、腹腔鏡にかかる電流が腹腔鏡に触れている患者の腸または他の内部組織に伝達されることがあり、それによって熱傷につながる。容量結合は、エネルギが無傷の絶縁体を通って導電性材料に伝達されるときに生じる。たとえば、電流は、アクティブ電極を囲む絶縁体を通して金属トロカールなどの別の導体に漏れることがあり、それが手術部位から離れた所にある代わりの部位における火傷につながることがある。経験豊かな外科医でさえ、腹腔鏡処置中に、術野の制限された視界のせいで容量結合に起因する熱傷を見逃すことは簡単である。
したがって、手術中に電流が患者の身体を通過しないように患者の背中のリターン電極の必要性を取り除くことによって組織損傷および組織壊死をなくす腹腔鏡超極性電気外科
用装置が必要である。容量結合をなくすことによって患者への熱傷の可能性を低くし、切断および凝固を実現するのに腹腔鏡単極電気外科用装置よりも少ない電力しか必要としない腹腔鏡超極性電気外科用装置も必要である。アクティブ電極とリターン電極の両方を同じ装置内に含む本発明の腹腔鏡超極性電気外科用装置が、これらの必要性を満たす。
本発明は、組織を切断および/または凝固するための電気外科用ハンドピース装置を使用するときの容量結合をなくすことによって腹腔鏡手術中に患者への潜在的損傷を減少させる、アクティブ電極とリターン電極の両方を有する腹腔鏡超極性電気外科用装置を対象とする。
例示的な一実施形態では、本発明の腹腔鏡超極性電気外科用装置は、第1の端部、第2の端部、ならびに切断および/または凝固用の少なくとも1つの作動要素を有するハンドピース部材と、導電性中空筒状部材であって、第1の端部、ハンドピース部材の第1の端部内に収容された第2の端部、および導電性中空筒状部材の第1の端部から延びる導電性付加物を備える導電性中空筒状部材を有する、リターン電極と、ハンドピース部材および導電性中空筒状部材内に収容されたアクティブ電極であって、アクティブ電極の少なくとも一部が導電性中空筒状部材の第1の端部を越えて延びるアクティブ電極と、ハンドピース部材内に収容され、アクティブ電極と連通して、切断および/または凝固を作動させるとアクティブ電極をリターン電極の導電性付加物に向かって動かすアクチュエータとを含む。ハンドピース部材は、その中に含まれる中空領域であって、導電性中空筒状部材の内部およびハンドピース内に含まれる中空領域の少なくとも一部が共に煙排出チャネルを形成する中空領域をさらに含んでもよい。
本発明の腹腔鏡超極性電気外科用装置は、リターン電極の導電性中空筒状部材の少なくとも一部内に収容された非導電性ガイド部材であって、アクティブ電極の少なくとも一部が非導電性ガイド部材中を移動または横断することが可能である非導電性ガイド部材をさらに含んでもよい。非導電性ガイド部材は、導電性中空筒状部材の第1の端部の近傍で導電性中空筒状部材の内径にわたって延びて、導電性中空筒状部材内に収容されたアクティブ電極を囲む導電性中空筒状部材の内部に隣接する非導電性ガイド部材の対向する側部に沿って2つのチャネルを生成してもよい。
例示的な一実施形態では、本発明の腹腔鏡超極性電気外科用装置中のアクティブ電極は、導電性ロッド部材に接続された曲線状導電性部材を備えてもよい。曲線状導電性部材は「U」または「V」字形状を備えてもよく、曲線状導電性部材は、「U」または「V」字形状の内側が導電性ロッド部材と反対側を向いた状態で、導電性ロッド部材に垂直な関係で接続されていてもよい。本発明の腹腔鏡超極性電気外科用装置の別の例示的な実施形態では、絶縁材がリターン電極の導電性付加物とリターン電極の導電性中空筒状部材を越えて延びるアクティブ電極の一部との間に配置されていてもよい。本発明の腹腔鏡超極性電気外科用装置のさらに別の例示的な実施形態では、リターン電極の導電性付加物は、それを通る開口を有する導電性ループを備えてもよく、リターン電極の導電性中空筒状部材を越えて延びるアクティブ電極の一部は、鋭利な縁部を有する平面導電性部材を備えてもよい。
本発明の腹腔鏡超極性電気外科用装置は、リターン電極の導電性中空筒状部材も煙排出チャネルとして機能し得るようにリターン電極の導電性中空筒状部材に接続された排気口をさらに含んでもよい。腹腔鏡超極性電気外科用装置はまた、切断および/または凝固が作動されると煙排出を同時に作動させるためにアクチュエータを煙排出装置に接続する接続部材をも含んでもよい。
本発明の腹腔鏡超極性電気外科用装置の別の例示的な実施形態では、装置は、第1の端部および第2の端部を有するハンドピース部材と、導電性中空筒状部材であって、第1の端部、ハンドピース部材の第1の端部内に収容された第2の端部、および導電性中空筒状部材の第1の端部から延びる導電性付加物を備える導電性中空筒状部材を有する、リターン電極と、ハンドピース部材内に収容され、導電性中空筒状部材の内部内に吊設されたアクティブ電極であって、アクティブ電極の少なくとも一部が導電性中空筒状部材の第1の端部を越えて延びて、リターン電極の導電性付加物と導電性中空筒状部材の第1の端部を越えて延びるアクティブ電極の一部との間に含まれるオープンスペースを作成する、アクティブ電極と、ハンドピース部材内に収容され、アクティブ電極と連通して、切断および/または凝固を作動させるとアクティブ電極をリターン電極の導電性付加物に向かって動かすアクチュエータとを含む。腹腔鏡超極性電気外科用装置は、装置と連通して装置を切断および/または凝固を行うために作動させるフロアスイッチをさらに含んでもよい。
腹腔鏡超極性電気外科用装置のハンドピース部材はまた、中空領域であって、導電性中空筒状部材の内部およびハンドピース内に含まれる中空領域の少なくとも一部が共に煙排出チャネルを形成する中空領域をも含んでもよい。腹腔鏡超極性電気外科用装置は、切断および/または凝固が作動されると煙排出を同時に作動させるためにアクチュエータを煙排出装置に接続する接続部材をさらに含んでもよい。加えて、腹腔鏡超極性電気外科用装置は、導電性中空筒状部材の少なくとも一部内に収容された非導電性ガイド部材であって、アクティブ電極の少なくとも一部が非導電性ガイド部材中を移動することが可能である非導電性ガイド部材を含んでもよい。
図1は、装置の内部構成要素を示す、本発明の腹腔鏡超極性電気外科用装置の例示的な実施形態の側面透視図である。 図2は、図1に示す腹腔鏡超極性電気外科用装置の例示的な実施形態の切断および凝固端部の部分拡大図である。 図3は、図2に示す腹腔鏡超極性電気外科用装置の例示的な実施形態の切断および凝固端部の部分拡大図の上面図である。 図4は、装置の内部構成要素を示す、本発明の腹腔鏡超極性電気外科用装置の別の例示的な実施形態の側面透視図である。 図5は、装置の内部構成要素を示す、本発明の腹腔鏡超極性電気外科用装置のさらに別の例示的な実施形態の切断および凝固端部の部分側面透視図である。 図6は、装置の内部構成要素を示す、本発明の腹腔鏡超極性電気外科用装置のさらに別の例示的な実施形態の切断および凝固端部の部分側面透視図である。 図7は、図6に示す腹腔鏡超極性電気外科用装置の例示的な実施形態の切断および凝固端部の部分図の上面図である。 図8は、装置の内部構成要素を示す、本発明の腹腔鏡超極性電気外科用装置のさらに別の例示的な実施形態の側面透視図である。
本発明は、ハンドピース部材と、導電性中空筒状部材であって、一方の端部がハンドピース部材に接続され、他方の端部がそれから延びる導電性付加物を有する導電性中空筒状部材を有する、リターン電極と、ハンドピース部材内に収容され、リターン電極の導電性中空筒状部材の内部内に吊設されたアクティブ電極であって、アクティブ電極の少なくとも一部が導電性付加物を有するリターン電極の中空筒状部材の端部を越えて延びるアクティブ電極とを含む腹腔鏡超極性電気外科用装置を対象とする。本発明の腹腔鏡超極性電気外科用装置は、リターン電極が患者の身体の別の部分に設置される必要性をなくすように設計されており、さらに容量結合をなくすことによって熱傷の可能性を低くする。
例示的な一実施形態では、図1〜図3に示すように、本発明の腹腔鏡超極性電気外科用装置10は、第1の端部14、第2の端部16、ならびに切断および/または凝固用の少なくとも1つの作動要素18,20を備えるハンドピース部材12と、導電性中空筒状部材24であって、第1の端部26、ハンドピース部材12の第1の端部14内に収容されたまたはそれに接続された第2の端部28、および導電性中空筒状部材24の第1の端部26から延びる導電性付加物30を有する導電性中空筒状部材24を含む、リターン電極22と、ハンドピース部材12およびリターン電極22の導電性中空筒状部材24内に収容されたアクティブ電極32であって、アクティブ電極32の少なくとも一部34がリターン電極22の導電性中空筒状部材24の第1の端部26を越えて延びるアクティブ電極32と、ハンドピース部材12内に収容され、アクティブ電極32と連通して、切断および/または凝固が作動されるとアクティブ電極32をリターン電極22の導電性付加物30に向かって動かすアクチュエータ36とを有する手動装置である。ハンドピース部材12およびリターン電極22の導電性中空筒状部材24内に収容されたアクティブ電極32は、中実導電性円筒部材33の形をとってもよく、一方、リターン電極22の導電性中空筒状部材24の第1の端部26を越えて延びるアクティブ電極32の一部34は、中実導電性円筒部材33に垂直な関係で中実導電性円筒部材33の端部に接続された「U」または「V」字形導電素子35の形をとってもよい。
ハンドピース部材12は、その中に含まれる中空領域38であって、リターン電極22の導電性中空筒状部材24の内部40がハンドピース部材12内の中空領域38の少なくとも一部と共に煙排出チャネルを形成する中空領域38をさらに含んでもよい。腹腔鏡超極性電気外科用装置10は、切断および/または凝固が作動されると煙排出を同時に作動させるためにアクチュエータ36を煙排出装置(図示せず)に接続する接続部材44をさらに含んでもよい。ハンドピース部材12は、ハンドピース部材12内の煙排出チャネルと連通する排気口42をさらに含んでもよい。その場合に真空管43が排気口42に接続されていてもよく、一方、真空管43の他方の端部は煙排出装置(図示せず)に接続されている。(ハンドピース部材12内のアクチュエータ36に接続された)接続部材44と真空管43の両方は、同じ煙排出装置(図示せず)に接続されている。
腹腔鏡超極性電気外科用装置10は、回路基板48と、リターン電極22を回路基板48に接続する第1の導電性連通手段50(電線または任意の他の導電性コネクタなど)と、アクティブ電極32を回路基板48に接続する第2の導電性連通手段52(電線または任意の他の導電性コネクタなど)と、腹腔鏡超極性電気外科用装置10を使用した切断および/または凝固を可能にするために腹腔鏡超極性電気外科用装置10を電気外科発生器に接続する第2の接続部材46(1つまたは複数の絶縁電線を含むコードなど)とをさらに含む。切断および/または凝固用の作動要素(ボタンなど)18,20は、回路基板48の上方に配置されており、それにより、装置10の利用時にボタンを押すと回路基板と係合して切断および/または凝固をもたらす。
腹腔鏡超極性電気外科用装置10は、リターン電極22の導電性中空筒状部材24内に収容された非導電性ガイド部材60であって、アクティブ電極32の少なくとも一部が非導電性ガイド部材60中を移動または横断することが可能である非導電性ガイド部材60をさらに含んでもよい。非導電性ガイド部材60は、導電性中空筒状部材24の第1の端部26の近傍でリターン電極22の導電性中空筒状部材24の内径にわたって延びて、導電性中空筒状部材24内に収容されたアクティブ電極32を囲む導電性中空筒状部材24の内部に隣接する非導電性ガイド部材60の対向する側部に沿って2つのチャネルを生成してもよい。先に上述したように、アクティブ電極32は、導電性ロッド部材33に接続された曲線状導電性部材35を含んでもよく、曲線状導電性部材35はUまたはV字形状を有してもよい。非導電性ガイド部材60は、アクチュエータ36が作動されてアクティブ電極32の導電性円筒ロッド部材33をリターン電極22の導電性付加物30に向かっ
て押し出したときに、リターン電極22の導電性中空筒状部材24の第1の端部26を越えて延びるアクティブ電極32の一部34(曲線状導電性部材35など)がリターン電極22の導電性付加物30に向かって着実かつ確実に動くことができることを確実にする。
装置10が切断および/または凝固を行うために作動されると、アクチュエータ36(ソレノイドを備えてもよい)も作動される。アクチュエータ36はアクティブ電極32の導電性円筒ロッド部材33を前に押し出すように機能し、ひいてはリターン電極22の導電性中空筒状部材24を越えて延びるアクティブ電極32の一部34(たとえば、曲線状導電性部材35)をリターン電極22の導電性付加物30に向かって動かす。その場合に、リターン電極22の導電性中空筒状部材24を越えて延びるアクティブ電極32の一部34(たとえば、曲線状導電性部材35)、切断の必要がある患者の組織、およびリターン電極22によって閉回路が作成される。組織を通して接点(したがって完全な回路)が作られる。電流は患者の身体を通過せず、装置10を使用して切断および/または凝固を行うのにはるかに少ない電力しか必要ではない。加えて、腹腔鏡装置10のアクティブ電極32が腹腔鏡装置10のリターン電極22内に収容されているので、患者と腹腔鏡装置10との間に容量結合が生じることがない。
別の例示的な実施形態では、図4に示すように、本発明の腹腔鏡超極性電気外科用装置100は、第1の端部104および第2の端部106を備えるハンドピース部材102と、導電性中空筒状部材124であって、第1の端部126、ハンドピース部材102の第1の端部104内に収容されたまたはそれに接続された第2の端部128、および導電性中空筒状部材124の第1の端部126から延びる導電性付加物130を有する導電性中空筒状部材124を含む、リターン電極122と、ハンドピース部材102内に収容され、導電性中空筒状部材124の内部140内に吊設されたアクティブ電極132であって、アクティブ電極132の少なくとも一部134が導電性中空筒状部材124の第1の端部126を越えて延びて、リターン電極122の導電性付加物130と導電性中空筒状部材124の第1の端部126を越えて延びるアクティブ電極132の一部134との間に含まれるオープンスペースを作成する、アクティブ電極132と、ハンドピース部材102内に収容され、アクティブ電極132と連通して、装置100が切断および/または凝固のために作動されるとアクティブ電極132をリターン電極122の導電性付加物130に向かって動かすアクチュエータ136とを有するフットスイッチ式装置である。装置100は、装置100と連通して装置100を切断および/または凝固を行うために作動させるフットスイッチ107をさらに含んでもよい。フロアスイッチ107は、装置による切断/凝固に動力を供給するために接続部材109によって電気外科発生器ユニット(ESU)(図示せず)に接続されていてもよい。
図1〜図3に示す実施形態のように、ハンドピース部材102は、その中に含まれる中空領域138であって、中空導電性筒状部材の内部がハンドピース部材内の中空領域の少なくとも一部と共に煙排出チャネルを形成する中空領域138をさらに含んでもよい。腹腔鏡超極性電気外科用装置100は、切断および/または凝固が作動されると煙排出を同時に作動させるためにアクチュエータ136を煙排出装置(図示せず)に接続する接続部材144をさらに含んでもよい。ハンドピース部材102は、ハンドピース部材102内の煙排出チャネルと連通する排気口142をさらに含んでもよい。その場合に真空管143が排気口142に接続されていてもよく、一方、真空管143の他方の端部は煙排出装置(図示せず)に接続されている。(ハンドピース部材102内のアクチュエータ136に接続された)接続部材144と真空管143の両方は、同じ煙排出装置(図示せず)に接続されている。腹腔鏡超極性電気外科用装置100はまた、腹腔鏡超極性電気外科用装置100を使用した切断および/または凝固を可能にするために腹腔鏡超極性電気外科用装置100を電気外科発生器(ESU)に接続する第2の接続部材146(1つまたは複数の絶縁電線を含むコードなど)をも含んでもよい。(ハンドピース部材102内のアク
チュエータ136に接続された)接続部材146とフットスイッチ107の両方は、同じ電気手術器(ESU)発生器(図示せず)に接続されている。
腹腔鏡超極性電気外科用装置は、導電性中空筒状部材124内に収容された非導電性ガイド部材160であって、アクティブ電極132の少なくとも一部が非導電性ガイド部材160中を移動/横断することが可能である非導電性ガイド部材160をさらに含んでもよい。非導電性ガイド部材160は、図1〜図3を参照して上述した非導電性ガイド部材60と同じ機能を果たし、それと同じように動作する。
図5は、本発明の腹腔鏡超極性電気外科用装置200のさらに別の例示的な実施形態の切断および凝固端部の部分側面透視図である。図5に示すように、セラミックなどの絶縁材235が、リターン電極222の導電性付加物230とリターン電極222の導電性中空筒状部材224の第1の端部226を越えて延びるアクティブ電極232の一部234との間に含まれている。非導電性ガイド部材260がリターン電極222の導電性中空筒状部材224内に収容されて、リターン電極222の導電性中空筒状部材224の第1の端部226を越えて延びるアクティブ電極232の一部234を支持する。リターン電極222の導電性中空筒状部材224を越えて延びるリターン電極の一部230およびアクティブ電極の一部234は、その間に含まれる絶縁材235を含めて、静止し移動不能であってもよい。あるいは、リターン電極222の導電性中空筒状部材224を越えて延びるリターン電極222の一部230は、リターン電極222の導電性中空筒状部材224を越えて延びるアクティブ電極232の可動部分235から絶縁されるようにその上に含まれる絶縁材235の層を有してもよい。
図6および図7は、本発明の腹腔鏡超極性電気外科用装置300のさらに別の例示的な実施形態の切断および凝固端部を示す。図6および図7に示すように、リターン電極322の導電性付加物330は、それを通る開口333を有する導電性ループ331であり、導電性中空筒状部材324の第1の端部326を越えて延びるアクティブ電極332の一部334は、鋭利な縁部336を有する平面導電性部材335である。腹腔鏡超極性電気外科用装置300は、導電性中空筒状部材324内に収容された非導電性ガイド部材360であって、アクティブ電極332の少なくとも一部が非導電性ガイド部材360中を移動/横断することが可能である非導電性ガイド部材360をさらに含んでもよい。非導電性ガイド部材360は、図1〜図3を参照して上述した非導電性ガイド部材60と同じ機能を果たし、それと同じように動作する。
さらに別の例示的な実施形態では、図8に示すように、本発明の腹腔鏡超極性電気外科用装置400は、第1の端部414、第2の端部416、ならびに切断および/または凝固用の少なくとも1つの作動要素418,420を備えるハンドピース部材412と、導電性中空筒状部材424であって、第1の端部426、ハンドピース部材412の第1の端部414内に収容されたまたはそれに接続された第2の端部428、および導電性中空筒状部材424の第1の端部426から延びる導電性付加物430を有する導電性中空筒状部材424を含む、リターン電極422と、ハンドピース部材412および導電性中空筒状部材424内に収容されたアクティブ電極432であって、アクティブ電極432の少なくとも一部434がリターン電極422の導電性中空筒状部材424の第1の端部426を越えて延びるアクティブ電極432と、ハンドピース部材412内に収容され、アクティブ電極432と連通して、切断および/または凝固が作動されるとアクティブ電極432をリターン電極422の導電性付加物430に向かって動かすアクチュエータ436とを有する手動装置である。アクチュエータ436は押し部材437を有してもよく、アクチュエータ436の近傍に位置するアクティブ電極432の一部はばね部材439内に収容されていてもよく、ばね部材439は、アクチュエータ436の押し部材437がハンドピース部材412内に収容されたアクティブ電極432の端部から後退または係脱
された後にアクティブ電極432をその作動前の状態に戻すのを助ける。
排気口442が、導電性中空筒状部材424の内部440と連通するように導電性中空筒状部材424に接続されていてもよい。その場合に導電性中空筒状部材424の内部440は、真空が排気口442に取り付けられると煙およびデブリを手術部位から除去することができる煙排出チャネルとして機能することができる。腹腔鏡超極性電気外科用装置400は、切断および/または凝固が作動されると煙排出を同時に作動させるためにアクチュエータ436を煙排出装置(図示せず)に接続する接続部材444をさらに含んでもよい。
腹腔鏡超極性電気外科用装置400は、導電性中空筒状部材424内に収容された1つまたは複数の非導電性ガイド部材460であって、アクティブ電極432の少なくとも一部が(1つまたは複数の)非導電性ガイド部材460中を移動することが可能である1つまたは複数の非導電性ガイド部材460をさらに含んでもよい。(1つまたは複数の)非導電性ガイド部材460は、導電性中空筒状部材424の内径にわたって延びて、導電性中空筒状部材424内に収容されたアクティブ電極432を囲む導電性中空筒状部材424の内部440に隣接する(1つまたは複数の)非導電性ガイド部材460の対向する側部に沿って2つのチャネルを生成してもよい。アクティブ電極432は、導電性ロッド部材433に接続されたブレード型部材435を含む。
装置が切断および/または凝固を行うために作動されると、アクチュエータ436(ソレノイドを備えてもよい)も作動される。アクチュエータ436の押し部材437は、アクティブ電極432のロッド部材433を前に押し出すように機能し、ひいてはリターン電極422の導電性中空筒状部材424を越えて延びるアクティブ電極432の一部434をリターン電極422の導電性付加物430に向かって動かす。その場合に、リターン電極422の導電性中空筒状部材424を越えて延びるアクティブ電極432の一部434、切断の必要がある患者の組織、およびリターン電極422によって閉回路が作成される。組織を通して接点(したがって完全な回路)が作られる。電流は患者の身体を通過せず、装置400を使用して切断および/または凝固を行うのにはるかに少ない電力しか必要ではない。また、腹腔鏡装置400のアクティブ電極432が腹腔鏡装置400のリターン電極422内に収容されているので、患者と腹腔鏡装置400との間に容量結合が生じることがない。ばね部材439は、アクチュエータ436の押し部材437がハンドピース部材412内に収容されたアクティブ電極432の端部から後退または係脱された後にアクティブ電極432をその作動前の状態に戻すのを助ける。
図に示す符号に関する要素/特徴の識別情報は以下のとおりである。
10 腹腔鏡超極性電気外科用装置
12 ハンドピース部材
14 (ハンドピース部材の)第1の端部
16 (ハンドピース部材の)第2の端部
18 切断用作動要素
20 凝固用作動要素
22 リターン電極
24 導電性中空筒状部材
26 (導電性中空筒状部材の)第1の端部
28 (導電性中空筒状部材の)第2の端部
30 導電性付加物
32 アクティブ電極
33 導電性円筒ロッド部材
34 (中空導電性筒状部材の第1の端部を越えて延びる)アクティブ電極の一部
35 曲線状導電性部材
36 アクチュエータ(たとえば、ソレノイド)
38 (ハンドピース内の)中空領域
40 導電性中空筒状部材の内部
42 (ハンドピースの)排気口
43 真空管
44 (煙排出器への/用の)接続部材
46 (装置による切断/凝固のためのESU発生器への)第2の接続部材
48 回路基板
50 (リターン電極を回路基板に接続する)第1の導電性連通手段
52 (アクティブ電極を回路基板に接続する)第2の導電性連通手段
60 非導電性ガイド部材
100 フットスイッチ制御を用いる腹腔鏡超極性電気外科用装置
102 ハンドピース部材
104 (ハンドピース部材の)第1の端部
106 (ハンドピース部材の)第2の端部
107 フットスイッチ
109 (装置による切断/凝固のためのESU発生器への)接続部材
122 リターン電極
124 導電性中空筒状部材
126 (導電性中空筒状部材の)第1の端部
128 (導電性中空筒状部材の)第2の端部
130 導電性付加物
132 アクティブ電極
134 (中空導電性筒状部材の第1の端部を越えて延びる)アクティブ電極の一部
136 アクチュエータ(たとえば、ソレノイド)
138 (ハンドピース内の)中空領域
140 (導電性中空筒状部材の)内部
142 (ハンドピースの)排気口
143 真空管
144 (煙排出器への/用の)接続部材
146 (装置による切断/凝固のためのESU発生器への)接続部材
160 非導電性ガイド部材
200 腹腔鏡超極性電気外科用装置
222 リターン電極
224 導電性中空筒状部材
226 (導電性中空筒状部材の)第1の端部
230 導電性付加物
232 アクティブ電極
234 (中空導電性筒状部材の第1の端部を越えて延びる)アクティブ電極の一部
235 絶縁材(たとえば、セラミック)
260 非導電性ガイド部材
300 腹腔鏡超極性電気外科用装置
322 リターン電極
324 導電性中空筒状部材
326 (導電性中空筒状部材の)第1の端部
330 導電性付加物
331 導電性ループ
332 アクティブ電極
333 開口
334 (中空導電性筒状部材の第1の端部を越えて延びる)アクティブ電極の一部
335 平面導電性部材
336 鋭利な縁部
360 非導電性ガイド部材
400 腹腔鏡超極性電気外科用装置
412 ハンドピース部材
414 (ハンドピース部材の)第1の端部
416 (ハンドピース部材の)第2の端部
418 切断用作動要素
420 凝固用作動要素
422 リターン電極
424 導電性中空筒状部材
426 (導電性中空筒状部材の)第1の端部
428 (導電性中空筒状部材の)第2の端部
430 導電性付加物
432 アクティブ電極
433 導電性ロッド部材
434 (中空導電性筒状部材の第1の端部を越えて延びる)アクティブ電極の一部
435 ブレード型部材
436 アクチュエータ(たとえば、ソレノイド)
437 (アクチュエータの)押し部材
439 ばね部材
0 (導電性中空筒状部材の)内部
442 (煙およびデブリを排出するための導電性中空筒状部材の)排気口
444 (煙排出器への/用の)接続部材
446 (装置による切断/凝固のためのESU発生器への)接続部材
448 回路基板
450 (リターン電極をESU発生器への接続部材に接続する)導電性連通手段
452 (アクティブ電極を回路基板に接続する)導電性連通手段
460 非導電性ガイド部材
本発明の例示的な実施形態についての上記の説明は、本発明の様々な例示的な実施形態を示す。これらの例示的な実施形態およびモードは、当業者が本発明を実施することを可能とするために十分詳細に説明および図示されており、本発明の範囲、適用性、または構成をいかなる形でも限定することを意図するものではない。むしろ、本開示は、例示的な実施形態およびモードの実施と、当業者に知られているかまたは明らかな任意の同等のモードまたは実施形態の両方を教示することを意図するものである。さらに、含まれる全ての例は、例示的な実施形態およびモードの非限定的な例示であり、同様に、当業者に知られているかまたは明らかな任意の同等のモードまたは実施形態に役立つものである。
具体的に記載されていないものに加えて、本発明の実施において用いられる構造、配置、用途、割合、要素、材料、または構成部品の他の組合せおよび/または修正は、本発明の範囲から逸脱することなく、変更するか、そうでない場合には、特定の環境、製造仕様、設計パラメータ、または他の動作要件に特に適合させることができ、また本開示に包含されることを意図するものである。
特に断りのない限り、明細書および特許請求の範囲における単語および語句が、一般に認められている一般的な意味、または当業者によって用いられる通常の慣習的な意味を与えられることを本出願人は意図している。これらの意味が異なる場合、明細書および特許
請求の範囲における単語および語句は可能な限り広い一般的な意味を与えられるべきである。任意の他の特別な意味が任意の単語または語句について意図される場合、本明細書はその特別な意味を明確に記述および定義することにする。

Claims (18)

  1. 第1の端部、第2の端部、ならびに切断用作動要素および凝固用作動要素のうちの少なくとも1つを有するハンドピース部材と、
    導電性中空筒状部材であって、第1の端部、前記ハンドピース部材の前記第1の端部内に収容された第2の端部、および前記導電性中空筒状部材の前記第1の端部から延びる導電性付加物を有する導電性中空筒状部材を備える、リターン電極と、
    前記ハンドピース部材および前記導電性中空筒状部材内に収容されたアクティブ電極であって、前記アクティブ電極の少なくとも一部が前記導電性中空筒状部材の前記第1の端部を越えて延びるアクティブ電極と、
    前記ハンドピース部材内に収容され、前記アクティブ電極と連通して、切断および凝固のうちの少なくとも1つが作動されると前記アクティブ電極を前記リターン電極の前記導電性付加物に向かって動かすアクチュエータと
    を備える、腹腔鏡超極性電気外科用装置。
  2. 前記ハンドピース部材が、その中に含まれる中空領域であって、前記導電性中空筒状部材の内部および前記ハンドピース内に含まれる前記中空領域の少なくとも一部が共に煙排出チャネルを形成する中空領域をさらに備える、請求項1に記載の腹腔鏡超極性電気外科用装置。
  3. 切断および凝固のうちの少なくとも1つが作動されると煙排出を同時に作動させるために前記アクチュエータを煙排出装置に接続する接続部材をさらに備える、請求項2に記載の腹腔鏡超極性電気外科用装置。
  4. 前記導電性中空筒状部材の少なくとも一部内に収容された非導電性ガイド部材であって、前記アクティブ電極の少なくとも一部が前記非導電性ガイド部材中を移動することが可能である非導電性ガイド部材をさらに備える、請求項1に記載の腹腔鏡超極性電気外科用装置。
  5. 前記非導電性ガイド部材が、前記導電性中空筒状部材の前記第1の端部の近傍で前記導電性中空筒状部材の内径にわたって延びて、前記導電性中空筒状部材内に収容された前記アクティブ電極を囲む前記導電性中空筒状部材の内部に隣接する前記非導電性ガイド部材の対向する側部に沿って2つのチャネルを生成する、請求項4に記載の腹腔鏡超極性電気外科用装置。
  6. 前記アクティブ電極が、導電性ロッド部材に接続された曲線状導電性部材を備える、請求項1に記載の腹腔鏡超極性電気外科用装置。
  7. 前記曲線状導電性部材が、U字形導電性部材またはV字形導電性部材を備える、請求項6に記載の腹腔鏡超極性電気外科用装置。
  8. 前記導電性中空筒状部材の少なくとも一部内に収容された非導電性ガイド部材であって、前記導電性ロッド部材の少なくとも一部が前記非導電性ガイド部材中を移動することが可能である非導電性ガイド部材をさらに備える、請求項6に記載の腹腔鏡超極性電気外科用装置。
  9. 前記リターン電極の前記導電性付加物と前記導電性中空筒状部材の前記第1の端部を越えて延びる前記アクティブ電極の前記一部との間に含まれる絶縁材をさらに備える、請求項1に記載の腹腔鏡超極性電気外科用装置。
  10. 前記リターン電極の前記導電性付加物が、それを通る開口を有する導電性ループを備え、前記導電性中空筒状部材の前記第1の端部を越えて延びる前記アクティブ電極の前記一部が、鋭利な縁部を有する平面導電性部材を備える、請求項1に記載の腹腔鏡超極性電気外科用装置。
  11. 前記アクチュエータがソレノイドを備える、請求項1に記載の腹腔鏡超極性電気外科用装置。
  12. 前記導電性中空筒状部材も煙排出チャネルとして機能し得るように前記導電性中空筒状部材に接続された排気口をさらに備える、請求項1に記載の腹腔鏡超極性電気外科用装置。
  13. 第1の端部および第2の端部を有するハンドピース部材と、
    導電性中空筒状部材であって、第1の端部、前記ハンドピース部材の前記第1の端部内に収容された第2の端部、および前記導電性中空筒状部材の前記第1の端部から延びる導電性付加物を有する導電性中空筒状部材を備える、リターン電極と、
    前記ハンドピース部材内に収容され、前記導電性中空筒状部材の内部内に吊設されたアクティブ電極であって、前記アクティブ電極の少なくとも一部が導電性中空筒状部材の前記第1の端部を越えて延びて、前記リターン電極の前記導電性付加物と前記導電性中空筒状部材の前記第1の端部を越えて延びる前記アクティブ電極の前記一部との間に含まれるオープンスペースを作成する、アクティブ電極と、
    前記ハンドピース部材内に収容され、前記アクティブ電極と連通して、前記装置が切断および凝固のうちの少なくとも1つのために作動されると前記アクティブ電極を前記リターン電極の前記導電性付加物に向かって動かすアクチュエータと
    を備える、腹腔鏡超極性電気外科用装置。
  14. 前記装置と連通して前記装置を切断および凝固のうちの少なくとも1つを行うために作動させるフロアスイッチをさらに備える、請求項13に記載の腹腔鏡超極性電気外科用装置。
  15. 切断および凝固のうちの少なくとも1つが作動されると煙排出を同時に作動させるために前記アクチュエータを煙排出装置に接続する接続部材をさらに備える、請求項14に記載の腹腔鏡超極性電気外科用装置。
  16. 前記ハンドピース部材が、その中に含まれる中空領域であって、前記導電性中空筒状部材の内部および前記ハンドピース内に含まれる前記中空領域の少なくとも一部が共に煙排出チャネルを形成する中空領域をさらに備える、請求項13に記載の腹腔鏡超極性電気外科用装置。
  17. 前記導電性中空筒状部材の少なくとも一部内に収容された非導電性ガイド部材であって、前記アクティブ電極の少なくとも一部が前記非導電性ガイド部材中を移動することが可能である非導電性ガイド部材をさらに備える、請求項13に記載の腹腔鏡超極性電気外科用装置。
  18. 前記非導電性ガイド部材が、前記導電性中空筒状部材の前記第1の端部の近傍で前記導電性中空筒状部材の内径にわたって延びて、前記導電性中空筒状部材内に収容された前記アクティブ電極を囲む前記導電性中空筒状部材の内部に隣接する前記非導電性ガイド部材の対向する側部に沿って2つのチャネルを生成する、請求項17に記載の腹腔鏡超極性電気外科用装置。
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