JP2021077178A - 検索システム、検索方法、及びプログラム - Google Patents

Abstract

【課題】複数の品目をシステムに入力する際に、ユーザの利便性向上を図る。【解決手段】検索領域に入力された第１検索クエリに基づいて、第１データベースを参照して、第１検索クエリに応じた第１検索結果を結果領域に出力し、検索領域において、区切り文字の次に入力された第２検索クエリを取得すると、第２検索クエリに基づいて第１データベースを参照して、結果領域に第２検索クエリに応じた第２検索結果を第１検索結果とともに出力する。【選択図】図１

Description

本発明は、検索システム、検索方法、及びプログラムに関する。

従来から、健康管理を目的として日々の食事を記録して、栄養バランスや摂取カロリーを管理するアプリケーションプログラムが知られている。ユーザは、スマートフォンなどの携帯端末にインストールされたアプリケーションプログラムに、食事日時、食事の種類（朝食、昼食、夕食）、食品を登録することで、日々の食事を記録する。

アプリケーションプログラムに食品を登録する際の検索方法として、キーワード検索、画像分析、又はバーコードの読み取りなどの方法が挙げられる。画像分析やバーコードによって食品を特定する方法は、ユーザの負担を大きく減らすが、精度やデータの有無などの制約から、現在はキーワード検索を行うことが主流である。

特許文献１には、メニュー検索、キーワード検索、カロリー検索などにより、食品を検索する食事療法支援システムが開示されている。キーワード検索する場合には、キーワード検索画面からキーワードを入力し、キーワードに該当する食品を一覧表示して、ユーザに食品を選択させる方法が記載されている。

特開２００２−３１２４８８号公報

特許文献１では、一回の食事を登録する際に、一つの食品の検索につき、「キーワードの入力のためのキーボード操作」及び「食品の選択操作」を、一連のフローで実行する。また、キーボード操作と、選択操作とは、異なる画面で実行される。しかしながら、ユーザは多くの場合、一回の食事において複数の食品を摂取する。そのため、システムに複数の食品を検索して、登録する場合には、キーボード操作及び選択操作のフローを何度も繰り返す必要がある。また、キーボード操作及び選択操作の度に画面遷移が行われるため、ユーザへの負担が大きくなるおそれがある。

ユーザがシステムに食品を登録する際に入力の負担が大きくなると、ユーザがシステムに食品を登録することを辞めてしまう。これにより、ユーザは、システムによって栄養バランスや摂取カロリーを管理することが困難になってしまう。

上記問題に鑑み、本発明は、複数の品目をシステムに入力する際に、ユーザの利便性向上を図ることを目的の一つとする。

本発明の一実施形態に係る検索方法は、検索領域に入力された第１検索クエリに基づいて、第１データベースを参照して、第１検索クエリに応じた第１検索結果を結果領域に出力し、検索領域において、第１検索クエリの次に入力された区切り文字及び第２検索クエリを取得すると、第２検索クエリに基づいて第１データベースを参照して、結果領域に第２検索クエリに応じた第２検索結果を第１検索結果とともに出力する。

上記方法において、検索領域から、第１検索クエリの次に入力された区切り文字を取得すると、検索領域における第１検索クエリの表示を変更する。

上記方法において、第２検索結果が選択されると、第２検索クエリに応じた第２検索結果を含む第２結果リストを出力し、第２結果リストから、いずれか一つの検索結果が選択されると、第２検索結果を更新する。

上記方法において、第２検索結果を第２データベースに登録すると、第２検索結果及び第２検索クエリを消去する。

上記方法において、第１検索結果を第２データベースに登録すると、第１検索結果及び第１検索クエリを消去する。

上記方法において、第１検索結果及び第２検索結果を第２データベースに登録すると、第１検索結果、第２検索結果、第１検索クエリ、及び第２検索クエリを消去する。

上記方法において、第１検索結果を選択すると、第１検索クエリに応じた第１結果リストを出力し、第１結果リストから、検索結果のいずれか一つが選択されると、第１検索結果を更新する。

上記方法において、第１検索結果が選択されると、第１検索クエリに応じた第１結果リストを出力し、検索領域に入力された第１検索クエリが第３検索クエリに修正されると、第３検索クエリに応じた第３結果リストを出力し、第３結果リストから、検索結果のいずれか一つが選択されると、第１検索結果を更新する。

上記に記載の検索方法を、コンピュータに実行させるためのプログラムである。

上記方法において、検索領域及び結果領域を含む表示画面を提供し、検索領域に第１検索クエリが入力されると、第１検索クエリに基づいて第１データベースを参照して、第１検索クエリに応じた第１検索結果を結果領域に出力し、検索領域において、第１検索クエリの次に入力された区切り文字及び第２検索クエリを取得すると、第２検索クエリに基づいて第１データベースを参照して、結果領域に第２検索クエリに応じた第２検索結果を第１検索結果とともに出力する。

本発明によれば、複数の品目をシステムに入力する際に、ユーザの利便性向上を図ることができる。

本発明の一実施形態に係る検索システムの概要を説明する図である。 本発明の一実施形態に係るプログラムによって実現された表示画面の一例である。 本発明の一実施形態に係るプログラムによって実現された表示画面の一例である。 本発明の一実施形態に係るプログラムによって実現された表示画面の一例である。 本発明の一実施形態に係るプログラムによって実現された表示画面の一例である。 本発明の一実施形態に係るプログラムによって実現された表示画面の一例である。 本発明の一実施形態に係るプログラムによって実現された表示画面の一例である。 本発明の一実施形態に係るプログラムによって実現された表示画面の一例である。 本発明の一実施形態に係る検索サーバのハードウェア構成を説明する図である。 本発明の一実施形態に係る検索サーバシステムの機能ブロックを説明する図である。 本発明の一実施形態に係る検索方法を説明するフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る検索方法を説明するフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る検索方法を説明するフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る検索方法を説明するフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るプログラムによって実現された表示画面の一例である。

以下、本発明の実施の形態を、図面等を参照しながら説明する。但し、本発明は多くの異なる態様で実施することが可能であり、以下に例示する実施の形態の記載内容に限定して解釈されるものではない。また、本明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には、同一の符号を付して、詳細な説明を適宜省略することがある。

（第１実施形態）
本実施形態では、本発明の一実施形態に係る検索システム、検索方法、及びプログラムについて、図１乃至図１５を参照して説明する。

［検索システム］
まず、本発明の一実施形態に係る検索システム１の概要について説明する。図１は、本発明の一実施形態に係る検索システム１の概要図である。検索システム１は、検索サーバ１０、データベースサーバ２０、及び携帯端末３０で構成される。また、携帯端末３０と検索サーバ１０とは、ネットワーク４０を介して相互に接続されており、検索サーバ１０とデータベースサーバ２０とは、ネットワーク４０を介して相互に接続されている。

検索サーバ１０は、携帯端末３０とデータベースサーバ２０との間で、データの送受信を行う。食事を管理するためのアプリケーションプログラムがインストールされた携帯端末３０から、検索クエリを取得して、検索クエリをデータベースサーバ２０に送信する。また、検索サーバ１０は、データベースサーバ２０から検索結果を取得すると、検索結果を携帯端末３０に送信する。検索サーバ１０は、携帯端末３０とデータベースサーバ２０との間のデータ及び処理要求などの送受信をＡＰＩ（Ａｐｐｌｉｃａｔｉｏｎ Ｐｒｏｇｒａｍｍｉｎｇ Ｉｎｔｅｒｆａｃｅ）によって行う。

データベースサーバ２０は、検索サーバ１０からの処理要求に応じて、食品管理データベースを参照して検索を実行し、検索結果を検索サーバ１０に送信する。データベースサーバ２０は、ユーザを管理するユーザ管理データベース、及びユーザが登録した食事を管理する食事管理データベースを有していてもよい。

携帯端末３０は、例えば、スマートフォン又はタブレットなどの電子機器である。

［プログラムの概要］
本発明の一実施形態に係るプログラムについて、図２乃至図８を参照して説明する。ユーザがプログラムによって食品の検索及び登録を行う際に、「キーワード入力のためのキーボード操作」及び「食品の選択操作」を一つの画面で行う。また、プログラムでは、一つの画面に、検索領域、及び複数の食品の検索結果を含む結果領域を表示する。

図２に、食品を検索する際の表示画面５００を示す。図２に示すように、表示画面５００には、検索領域５０１、結果領域５０２及びキーボード領域５０３が表示される。キーボード領域５０３は、検索クエリを入力するための領域である。検索領域５０１には、検索クエリが入力される。検索クエリは、一つのワードでもよいし、複数のワードでもよい。検索クエリとして、複数のワードが入力される場合には、例えば、ワードとワードとの間にスペースが一つ入力されるとことが好ましい。結果領域５０２は、検索クエリに応じた検索結果を表示する。

図３に、検索領域５０１に第１検索クエリを入力された後の表示画面５００Ａを示す。図３に示すように、検索領域５０１に第１検索クエリ５１１が入力されると、第１検索クエリ５１１を検索サーバ１０に送信する。検索サーバ１０は、取得した第１検索クエリ５１１をデータベースサーバ２０に送信する。データベースサーバ２０は、取得した第１検索クエリ５１１に基づいて食品の検索を実行し、第１検索クエリ５１１に応じた複数の食品を含む結果リストを検索サーバ１０に送信する。検索サーバ１０は、結果リストを結果領域５０２に出力する。

また、検索領域５０１に検索クエリの文字が１文字入力される度に検索を実行して、食品の候補のリストを表示するいわゆるインクリメンタルサーチを実行してもよい。検索クエリのワードが入力されてから検索を実行して、食品の候補のリストを表示してもよい。

図３に、結果領域５０２に、第１検索クエリ５１１に応じた複数の検索結果５２１＿１〜５２１＿４を含む結果リストが表示された表示画面５００Ａを示す。検索領域５０１に、第１検索クエリ５１１として「Ｓａｌａｄ」が入力されると、結果領域５０２に、複数の「Ｓａｌａｄ」の検索結果５２１＿１〜５２１＿４を含む結果リストが表示される。複数の「Ｓａｌａｄ」の検索結果５２１＿１〜５２１＿４の各々には、登録アイコン５２２＿１〜５２２＿４が表示される。ユーザは、結果領域５０２に表示された結果リストから、目的の食品を選択して、登録アイコン５２２＿１〜５２２＿４のいずれかを選択することによって登録することができる。

本発明の一実施形態に係るプログラムでは、結果領域５０２に結果リストが表示されたあと、目的の食品を登録する前に、次の食品を検索することができる。また、第１検索クエリ５１１が入力された検索領域５０１と同じ領域に、第２検索クエリ５１２を入力することができる。図３に示すように、検索領域５０１には、第１検索クエリ５１１が入力されている。次に、検索領域５０１に、区切り文字が入力されると、結果リストから食品が一つ選択されて結果領域５０２に出力される。図４に、検索領域５０１に区切り文字が入力されたあとの表示画面５００Ｂを示す。図４では、「Ｓａｌａｄ」の検索結果として、結果領域５０２に、「Ｇｒｅｅｎ Ｓａｌａｄ」が表示される。ここで、選択される検索結果は、例えば、ユーザが過去に選択したことがある食品などである。

区切り文字とは、連続して入力された検索クエリを分割するものである。区切り文字として、例えば、スペース、カンマ、スラッシュ、改行、パイプラインなどがある。なお、スペースによって、複数の検索クエリを分割する場合は、複数のワードからなる検索クエリと区別するためにスペースが２回入力されることが好ましい。また、複数のワードからなる検索クエリと、複数の検索クエリとが区別することができれば、区切り文字は特に限定されない。

第１検索クエリ５１１の次に区切り文字が入力されると、検索済みの検索クエリであることを示すために第１検索クエリ５１１の表示形式が変更されてもよい。図４に示すように、表示画面５００Ｂには、検索領域５０１において、表示形式が変更された検索済みの第１検索クエリ５１１Ａが表示される。図４では、「Ｓａｌａｄ」は、文字を囲むように図形で囲まれるように表示される。また、第１検索クエリ５１１Ａの文字の色が変更されて表示されてもよい。

図５に、検索領域５０１に、第１検索クエリ５１１Ａの次に第２検索クエリ５１２が入力された後の表示画面５００Ｃを示す。検索領域５０１に区切り文字の後に第２検索クエリ５１２が入力されると、第２検索クエリ５１２を検索サーバ１０に送信する。検索サーバ１０は、取得した第２検索クエリ５１２をデータベースサーバ２０に送信する。データベースサーバ２０は、取得した第２検索クエリ５１２に基づいて食品の検索を実行し、第２検索クエリ５１２に応じた複数の食品を含む結果リストを検索サーバ１０に送信する。検索サーバ１０は、結果リストからいずれかの一つの検索結果５２５＿１を結果領域５０２に表示する。このとき、第１検索クエリ５１１の検索結果５２１＿１が登録されていなければ、第１検索クエリ５１１の検索結果５２１＿１と、第２検索クエリ５１２の検索結果５２５＿１とを、結果領域５０２に表示する。つまり、同じ表示画面５００Ｃに表示させることができる。

検索領域５０１には、検索済み第１検索クエリ５１１Ａの「Ｓａｌａｄ」、及び新たに入力された第２検索クエリ５１２の「Ｏｒａｎｇｅ ｊｕｉｃｅ」が入力されている。また、結果領域５０２には、「Ｓａｌａｄ」の検索結果３２１＿１の下に、「Ｏｒａｎｇｅ ｊｕｉｃｅ」の検索結果３２４＿１が表示される。検索領域５０１において、第２検索クエリの後に、区切り文字が入力されて、第３検索クエリが入力されると、第３検索クエリの検索に移行する。

第１検索クエリ５１１の検索結果５２１＿１又は第２検索クエリ５１２の検索結果５２４＿１に、目的の食品が含まれていない場合は、検索結果５２１＿１、５２４＿１を詳細に確認することができる。例えば、図５に示すように、検索結果５２１＿１の再検索アイコン５２３が選択されると、結果領域５０２に、第１検索クエリ５１１に応じた複数の食品の結果リストが出力される。

図６に示すように、結果領域５０２Ａには、「Ｓａｌａｄ」の検索結果である結果リストが出力される。結果領域５０２Ａには、「Ｓａｌａｄ」の他の候補についても詳細に確認することができる。結果リストから、「Ｐｏｔａｔｅ Ｓａｌａｄ」を選択して、「Ｓａｖｅ」が選択されることで、検索結果５２１＿１を「Ｇｒｅｅｎ Ｓａｌａｄ」から「Ｐｏｔａｔｅ Ｓａｌａｄ」に更新することができる。

検索領域５０１Ａに表示された第１検索クエリ５１１は、編集することができる。図７に示すように、検索領域５０１Ａに表示された第１検索クエリ５１１を、「Ｓａｌａｄ」から「Ｐｉｚｚａ」に編集する。すると、結果領域５０２Ａには、「Ｐｉｚｚａ」の検索結果である結果リストが出力される。結果リストから、「Ｃｈｅｅｓｅ Ｐｉｚｚａ」を選択して、「Ｓａｖｅ」が選択されることで、検索結果５２１＿１を、「Ｇｒｅｅｎ Ｓａｌａｄ」から「Ｃｈｅｅｓｅ Ｐｉｚｚａ」に更新することができる。図８に示すように、検索領域５０１に表示された第１検索クエリ５１１Ａも、「Ｓａｌａｄ」から「Ｐｉｚｚａ」に更新することができる。

検索結果を、検索システム１に登録する場合には、登録アイコン５２２＿１、５２５＿１を選択して、検索結果を一つずつ登録してもよいし、登録アイコン５２６を選択して、検索結果を全て登録してもよい。検索結果が登録されると、対応する検索クエリは消去される。

このように、本発明の一実施形態に係るプログラムでは、一つの検索領域５０１において、連続的に複数の検索クエリを入力して検索することができる。また、複数の検索クエリの検索結果は、検索領域と同じ表示画面に表示される。ユーザは、全ての食品の検索を終了してから、それぞれの検索結果が目的の食品であるかを確認することができる。したがって、本発明の一実施形態に係るプログラムでは、「キーワード入力のためのキーボード操作」と「食品の選択操作」とを分けて実行することができる。また、検索領域５０１と結果領域５０２とが同じ画面に表示されるため、複数の食品を検索してから登録するまでの間に、画面遷移を減らすことができる。これにより、ユーザはより食品の検索と登録とをより高速に行うことができる。よって、ユーザが複数の品目をシステムに入力する際に、ユーザの利便性向上を図ることができる。

以降、本発明の一実施形態に係る検索システム１の構成について詳細に説明する。

［検索サーバのハードウェア構成］
図９（Ａ）は、検索サーバのハードウェア構成１００を示す図である。検索サーバ１０は、制御部１０１、メモリ１０２、記憶部１０３、及び通信部１０６を備える。

制御部１０１は、例えば、ＣＰＵ（Ｃｅｎｔｒａｌ Ｐｒｏｃｅｓｓｉｎｇ Ｕｎｉｔ）等であり、プログラムを実行する。制御部１０１は、例えば、記憶部１０３に記録されているプログラムを読み出し、メモリ１０２に展開して実行する。

記憶部１０３は、例えば、不揮発性メモリやＨＤＤ（Ｈａｒｄ Ｄｉｓｋ Ｄｒｉｖｅ）やＳＳＤ（Ｓｏｌｉｄ Ｓｔａｔｅ Ｄｒｉｖｅ）等の恒久的な情報保持及び情報の書き換えが可能な記録装置である。記録媒体は、プログラム、及びプログラムの動作において必要となるパラメータ等の情報を格納する。

メモリ１０２は、例えば、揮発性メモリ等の一時的な情報保持に用いられる書き換え可能な記憶装置である。メモリ１０２は、記憶部１０３に記録されているプログラムの展開領域、及びプログラムの動作において出力された中間データ等を記憶する格納領域として用いられる。

通信部１０６は、通信インターフェースである。本実施形態では、検索サーバ１０は通信部１０６を介することで、ネットワークを経由してデータベースサーバ２０と接続し、データベースサーバ２０との間でデータの送受信を行う。

［携帯端末のハードウェア構成］
図９（Ｂ）は、携帯端末３０のハードウェア構成を示す図である。携帯端末３０は、制御部３０１、メモリ３０２、記憶部３０３、通信部３０４、表示部３０５、操作部３０６、及び撮像部３０７を備える。

制御部３０１は、例えば、ＣＰＵ等であり、プログラムを実行する。制御部３０１は、例えば、記憶部３０３に記録されているプログラムを読み出し、メモリ３０２に展開して実行する。通信部３０４は、検索サーバ１０とデータの送受信を行う。

表示部３０５は、液晶ディスプレイ又はＥＬディスプレイである。操作部３０６は、操作キーやボタンなどであってもよく、操作キーやボタンに代えて、ディスプレイのタッチ座標を検知することが可能なタッチセンサでもよい。この場合、入力操作は、タッチセンサとプログラムとにより制御されるソフトウェアキー等とにより実現される。また、撮像部３０７は、カメラであり、食事の画像を撮像する。

［ソフトウェア構成］
図１０は、検索サーバ１０、データベースサーバ２０、携帯端末３０のソフトウェア構成を示す図である。

データベースサーバ２０は、ユーザ管理ＤＢ２１１、食品ＤＢ２１２、及び食事管理ＤＢ２１３を有する。

ユーザ管理ＤＢ２１１は、ユーザの情報が登録されたデータベースであり、例えば、ユーザＩＤ、パスワード、メールアドレス、年齢、性別、身長、体重などの項目を有する。

食品ＤＢ２１２は、様々な食事の食品情報が登録されたデータベースである。例えば、食品ＩＤ、食品名、カロリー（熱量）、食品に含まれる食材などの項目を有する。また、食品ＤＢ２１２の項目として、食事画像を含んでいてもよい。また、食品ＤＢ２１２の項目として、バーコードを含んでいてもよい。

食事管理ＤＢ２１３は、ユーザが登録した食事の情報を管理するデータベースである。例えば、ユーザＩＤ、年月日、食事の種類、品目ＩＤ、品目名、分量、カロリー、食品に含まれる食材、食事の画像などの項目を有する。

検索サーバ１０において、検索方法を実行するためのプログラムは、取得部１１１、検索部１１２、出力部１１３、及び登録部１１４を有する。

取得部１１１は、検索領域５０１から検索クエリを取得する。取得した検索クエリは、検索部１１２に送信する。

検索部１１２は、取得した検索クエリをデータベースサーバ２０に送信し、データベースサーバ２０の食品ＤＢ２１２から検索クエリに応じた検索結果を取得する。検索クエリに対応する検索結果が複数含まれる場合には、検索結果として、結果リストを取得する。

出力部１１３は、食品ＤＢ２１２から取得した検索結果を、結果領域５０２に出力する。出力部１１３は、第１検索クエリの検索結果を出力する場合には、結果領域５０２に結果リストを表示する。また、検索領域５０１に、第１検索クエリの次に区切り文字が入力された場合には、結果リストからいずれか一つの検索結果を選択して表示する。また、結果領域５０２に表示された検索結果のいずれか一つが選択されると、当該検索結果を含む結果リストを表示する。

登録部１１４は、登録アイコンによって選択された食品を、食事管理ＤＢ２１３に保存する。登録部１１４は、結果領域に表示された複数の検索結果を、選択して一つずつ登録することができる。また、複数の検索結果をまとめて登録することができる。

携帯端末３０において、検索方法を実行するためのプログラムは、提供部３１１、入力部３１２、取得部３１３、及び出力部３１４を有する。

提供部３１１は、携帯端末３０の表示部３０５に、検索領域５０１及び結果領域５０２を含む表示画面を提供する。

入力部３１２は、検索領域５０１に、検索クエリを入力するためのソフトウェアキーボード等である。

取得部３１２は、検索領域５０１に入力された検索クエリを取得して、検索サーバ１０に送信する。

出力部３１４は、検索サーバ１０から検索クエリに対応する検索結果を受信し、検索結果を結果領域５０２に表示する。

［検索方法のフローチャート］
次に、本発明の一実施形態に係る検索方法について、図１１乃至図１４を参照して説明する。検索サーバ１０は、それぞれの処理を制御部１０１によって実行させる。

図１１は、検索方法の一連の処理の流れを説明するフローチャートである。まず、検索サーバ１０の取得部１１１は、検索領域５０１から検索クエリを取得する（ステップＳ４０１）。検索部１１２は、検索クエリに基づいて食品ＤＢ２１２を参照して検索を実行する（ステップＳ４０２）。次に、出力部１１３は、検索クエリに応じた複数の食品を含む結果リストを出力する（ステップＳ４０３）。ここで、ステップＳ４０３の処理は、図３の表示画面に対応する。

次に、取得部１１１は、携帯端末３０から区切り文字が検出されたか否かを判定する（ステップＳ４０４）。区切り文字を検出している場合（ステップＳ４０４；Ｙｅｓ）は、ステップＳ４０５に進み、区切り文字を検出していない場合（ステップＳ４０４；Ｎｏ）は、ステップＳ４０６に進む。ここでは、取得部１１１は、区切り文字を検出していないとして、ステップＳ４０６に進む。

次に、出力部は、結果リストが表示されているか否かを判定する（ステップＳ４０６）。結果リストが表示されている場合（ステップＳ４０６；Ｙｅｓ）は、ステップＳ４１０に進み、結果リストが表示されていない場合（ステップＳ４０６；Ｎｏ）は、ステップＳ４０７に進む。ここでは、結果リストが表示されていないとして、ステップＳ４０７に進む。

次に、取得部１１１は、検索領域５０１に、次の検索クエリが入力されたか否かを判定する（ステップＳ４０７）。次の検索クエリが入力された場合（ステップＳ４０７；Ｙｅｓ）、ステップＳ４２０に進み、次の検索結果が入力されていない場合（ステップＳ４０７；Ｎｏ）は、ステップＳ４０８に進む。ここでは、次の検索クエリが入力されていなとして、ステップＳ４０８に進む。

次に、検索部１１２は、結果領域５０２の検索結果が選択されて再検索を検知したか否かを判定する（ステップＳ４０８）。検索結果が選択されて再検索を検知した場合、ステップＳ４３０に進み、再検索を検知しない場合は、ステップＳ４０９に進む。ここでは、再検索を検知しないとして、ステップＳ４０９に進む。

最後に、登録部１１４は、登録の完了を検知したか否かを判定する（ステップＳ４０９）。登録の完了を検知した場合（ステップＳ４０９；Ｙｅｓ）、検索処理を終了し（ＥＮＤ）、登録の完了を検知していない場合（ステップＳ４０９；Ｙｅｓ）、ステップＳ４０６に進む。

なお、ステップＳ４０４において、区切り文字を検出している場合は、出力部１１３は、検索リストから検索結果を一つ選択して結果領域５０２に出力して、ステップＳ４０６に進む。

以上が、検索方法の一連の流れである。次に、ステップＳ４１０、ステップＳ４２０、及びステップＳ４３０のそれぞれの処理について詳細に説明する。

［ステップＳ４１０のフローチャート］
図１２は、検索結果を登録する方法を説明するフローチャートである。出力部は、結果領域５０２に第１検索クエリの結果リストが表示されているか否かを判定する（ステップＳ４１１）。結果リストが表示されている場合（ステップＳ４１１；Ｙｅｓ）、ステップＳ４１４に進み、結果リストが表示されていない場合（ステップＳ４１１；Ｎｏ）、ステップＳ４１２に進む。ここでは、結果リストが表示されていないとして、ステップＳ４１２に進む。

次に、登録部１１４は、全ての検索クエリに対する検索結果を登録するか否かを判定する（ステップＳ４１２）。全ての検索クエリに対する検索結果を登録する場合（ステップＳ４１２；Ｙｅｓ）、ステップＳ４１６に進み、全ての検索クエリに対する検索結果を登録しない場合（ステップＳ４１２；Ｎｏ）、ステップＳ４１３に進む。ここでは、全ての検索クエリに対する検索結果を登録しないとして、ステップＳ４１３に進む。

次に、登録部１１４は、検索クエリに対する検索結果を選択して登録するか否かを判定する（ステップＳ４１３）。検索クエリに対する検索結果を選択して登録する場合（ステップＳ４１３；Ｙｅｓ）、ステップＳ４１８に進み、検索クエリに対する検索結果を選択して登録しない場合（ステップＳ４１３；Ｎｏ）、登録処理を終了する（ＥＮＤ）。ここでは、検索クエリに対する検索結果を選択して登録しないとして、登録処理を終了する（ＥＮＤ）。

ステップＳ４１１において、結果リストが表示されている場合（ステップＳ４１１；Ｙｅｓ）、登録部１１４は、結果リストから候補の検索結果が選択されると検索結果を登録する（ステップＳ４１５）。例えば、図３において、登録アイコン５２２＿１が選択された場合は、検索結果５２１＿１を登録する。取得部１１１は、登録された検索クエリを消去して、登録処理を終了する（ＥＮＤ）。図３において、第１検索クエリ５１１を消去する。

ステップＳ４１２において、全ての検索クエリに対する検索結果を登録する場合（ステップＳ４１２；Ｙｅｓ）、登録部１１４は、全ての検索クエリに対する検索結果を登録する（ステップＳ４１６）。例えば、図９において、登録アイコン５２６が選択された場合は、検索結果５２１＿１、５２４＿１を登録する。取得部１１１は、登録された検索クエリを全て消去して、登録処理を終了する（ＥＮＤ）。図９において、第１検索クエリ５１１Ａ及び第２検索クエリ５１２Ａを消去する。

ステップＳ４１３において、検索クエリに対する検索結果を選択して登録する場合（ステップＳ４１３；Ｙｅｓ）、登録部１１４は、選択された検索クエリの検索結果を登録する（ステップＳ４１９）。例えば、図９において、登録アイコン５２２＿１が選択された場合は、検索結果５２１＿１を登録する。取得部１１１は、登録された検索クエリを消去して登録処理を終了する（ＥＮＤ）。図９において、第１検索クエリ５１１Ａを消去する。登録処理を終了すると、ステップＳ４０６に進む。

［ステップＳ４２０のフローチャート］
図１３は、追加の検索方法を説明するフローチャートである。取得部１１１は、検索領域５０１から追加された検索クエリを取得する（ステップＳ４２１）。例えば、図５において、検索領域５０１から第２検索クエリ５１２を取得する。次に、追加された検索クエリに基づいて、食品ＤＢ２１２を参照して検索を実行する（ステップＳ４２２）。次に、出力部１１３は、検索クエリに応じた食品を含む検索結果を、結果領域５０２に出力して（ステップＳ４２３）、追加の検索処理を終了する（ＥＮＤ）。例えば、図５において、結果領域５０２に、検索結果５２４＿１を出力する。追加の検索方法を終了すると、ステップＳ４０６に進む。

［ステップＳ４３０のフローチャート］
図１４は、検索クエリの再検索方法を説明するフローチャートである。出力部１１３は、いずれかの検索結果の再検索アイコンが選択されたことを検知する（ステップＳ４３１）。例えば、図５において、再検索アイコン５２３が選択されたことを検知する。出力部１１３は、検索結果を含む結果リストを出力する（ステップＳ４３２）。図６において、検索結果５２１＿１を含む結果リストを出力する。結果リストから検索結果が選択される（ステップＳ４３４）と、出力部１１３は、検索結果を決定して、結果領域５０２に表示して、再検索の処理を終了する（ＥＮＤ）。検索結果５２１＿３が選択されると、出力部１１３は、結果領域５０２の検索結果５２１＿１に代えて、検索結果５２１＿３を表示する。再検索の処理を終了すると、ステップＳ４０６に進む。

以上説明した通り、図１１に示すステップＳ４０６〜Ｓ４０９の処理を繰り返し実行することで、連続的に複数の検索クエリを入力して検索することができる。また、複数の検索クエリの検索結果は、検索領域と同じ表示画面に表示される。ユーザは、全ての食品の検索を終了してから、それぞれの検索結果が目的の食品であるかを確認することができる。したがって、検索システム１では、「キーワード入力のためのキーボード操作」と「食品の選択操作」とを分けて実行することができる。また、検索領域５０１と結果領域５０２とが同じ画面に表示されるため、複数の食品を検索してから登録するまでの間に、画面遷移を減らすことができる。これにより、ユーザはより食品の検索と登録とをより高速に行うことができる。よって、ユーザが複数の品目をシステムに入力する際に、ユーザの利便性向上を図ることができる。

本実施形態において、図１１〜図１４に示す検索方法を、検索サーバ１０で実行する場合について説明したが、これに限定されない。検索方法における処理の一部を携帯端末３０で行ってもよい。

（変形例１）
本発明の一実施形態では、表示画面５００に表示されたソフトウェアキーによって、検索領域５０１に検索クエリを入力する方法について説明したが本発明の一実施形態はこれに限定されない。ソフトウェアキー以外の方法で、検索領域５０１に検索クエリを入力する方法について、図１５を参照して説明する。

図１５に示すように、表示画面５００Ｄには、検索領域５０１、結果領域５０２、及びキーボード領域５０３の他、複数のアイコン５０４ａ〜５０４ｃが表示される。アイコン５０４ａが選択されることにより、携帯端末３０の撮像部３０７が起動して、画像を撮像することができる。当該画像を解析することで、検索領域５０１に解析結果を検索クエリとして入力される。また、アイコン５０４ｂが選択されることにより、携帯端末３０の記憶部３０３に格納された画像を解析することができ、検索領域５０１に解析結果が検索クエリとして入力されてもよい。画像の解析は、携帯端末３０で行ってもよいし、検索サーバ１０を行ってもよい。また、アイコン５０４ｃが選択されることにより、撮像部３０７が起動して、商品のバーコードを撮像することができる。

（変形例２）
図２乃至図８において、検索領域５０１に、第１検索クエリ５１１、第２検索クエリ５１２が入力される場合について説明したが、検索領域５０１に入力される検索クエリの数は限定されない。また、入力された検索クエリの数に応じて、検索領域５０１は拡張してもよい。

（変形例３）
本発明の一実施形態に係る検索システム、検索方法、及びプログラムは、食事管理に関するシステムに限定されない。例えば、一度に複数の商品を検索して購入するネットショッピングのシステムに適用できる。

以上説明した通り、本発明の一実施形態に係る検索システム１によれば、検索領域に、連続的に入力された検索クエリに対する検索結果を、都度表示することができる。そのため、キーボード操作と、選択操作とを分離して行うことができる。また、キーボード操作と、選択操作とにおいて、画面遷移を低減することができる。これにより、ユーザの利便性が向上する。

なお、本発明の好適な実施の形態により、特定の具体例を示して本発明を説明したが、特許請求の範囲に定義された本発明の広範な趣旨および範囲から逸脱することなく、これら具体例に様々な修正および変更を加えることができることは明らかである。すなわち、具体例の詳細および添付の図面により本発明が限定されるものと解釈してはならない。

１：検索システム、１０：検索サーバ、２０：データベースサーバ、３０：携帯端末、４０：ネットワーク、１００：ハードウェア構成、１０１：制御部、１０２：メモリ、１０３：記憶部、１０６：通信部、１１１：取得部、１１２：検索部、１１３：出力部、１１４：登録部、２１１：ユーザ管理ＤＢ、２１２：食品ＤＢ、２１３：食事管理ＤＢ、３０１：制御部、３０２：メモリ、３０３：記憶部、３０４：通信部、３０５：表示部、３０６：操作部、３０７：撮像部、３２１：検索結果、３２４：検索結果、５００：表示画面、５００Ａ：表示画面、５００Ｂ：表示画面、５０１：検索領域、５０２：結果領域、５０３：キーボード領域、５０４ａ〜５０４ｃ：アイコン、５１１：第１検索クエリ、５１１Ａ：第１検索クエリ、５１２：第２検索クエリ、５２１：検索結果、５２２：登録アイコン、５２３：再検索アイコン、５２４：検索結果

Claims (10)

1. 検索領域に入力された第１検索クエリに基づいて、第１データベースを参照して、前記第１検索クエリに応じた第１検索結果を結果領域に出力し、
   前記検索領域において、前記第１検索クエリの次に入力された区切り文字及び第２検索クエリを取得すると、前記第２検索クエリに基づいて前記第１データベースを参照して、前記結果領域に前記第２検索クエリに応じた第２検索結果を前記第１検索結果とともに出力する、検索方法。
2. 前記検索領域から、前記第１検索クエリの次に入力された区切り文字を取得すると、前記検索領域における前記第１検索クエリの表示を変更する、請求項１に記載の検索方法。
3. 前記第２検索結果が選択されると、前記第２検索クエリに応じた前記第２検索結果を含む第２結果リストを出力し、前記第２結果リストから、いずれか一つの検索結果が選択されると、前記第２検索結果を更新する、請求項２に記載の検索方法。
4. 前記第２検索結果を第２データベースに登録すると、前記第２検索結果及び前記第２検索クエリを消去する、請求項２又は３に記載の検索方法。
5. 前記第１検索結果を第２データベースに登録すると、前記第１検索結果及び前記第１検索クエリを消去する、請求項２又は３に記載の検索方法。
6. 前記第１検索結果及び前記第２検索結果を第２データベースに登録すると、前記第１検索結果、前記第２検索結果、前記第１検索クエリ、及び前記第２検索クエリを消去する、請求項２又は３に記載の検索方法。
7. 前記第１検索結果を選択すると、前記第１検索クエリに応じた第１結果リストを出力し、前記第１結果リストから、検索結果のいずれか一つが選択されると、前記第１検索結果を更新する、請求項１乃至６のいずれか一項に記載の検索方法。
8. 前記第１検索結果が選択されると、前記第１検索クエリに応じた第１結果リストを出力し、前記検索領域に入力された前記第１検索クエリが第３検索クエリに修正されると、前記第３検索クエリに応じた第３結果リストを出力し、
   前記第３結果リストから、検索結果のいずれか一つが選択されると、前記第１検索結果を更新する、請求項１に記載の検索方法。
9. 検索領域及び結果領域を含む表示画面を提供し、
   前記検索領域に第１検索クエリが入力されると、前記第１検索クエリに基づいて第１データベースを参照して、前記第１検索クエリに応じた第１検索結果を結果領域に出力し、
   前記検索領域において、前記第１検索クエリの次に入力された区切り文字及び第２検索クエリが入力されると、前記第２検索クエリに基づいて前記第１データベースを参照して、前記結果領域に前記第２検索クエリに応じた第２検索結果を前記第１検索結果とともに出力する、検索方法。
10. 請求項１乃至９のいずれか一項に記載の検索方法を、
    コンピュータに実行させるためのプログラム。
    

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