JP2021077031A - 管理装置、管理方法、およびプログラム - Google Patents

管理装置、管理方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】バッテリの劣化を抑制するための運転を促進させることができる管理装置、管理方法、およびプログラムを提供すること。【解決手段】一態様に係る管理装置は、利用者による車両の使用状況および前記車両の走行用の電力を蓄えるバッテリの使用状況を取得する取得部と、前記取得部により取得された前記車両の使用状況または前記バッテリの使用状況のうち一方または双方に基づいて、前記利用者の前記バッテリの使用に関する評価を行う評価部と、前記評価部による評価結果に基づいて、前記利用者に特典を付与する付与部と、を備える管理装置。【選択図】図5

Description

本発明は、管理装置、管理方法、およびプログラムに関する。
従来、運転操作内容から燃費改善に寄与した運転操作を解析し、その解析結果を運転記録カードに記録したり、表示画面上に表示したりする技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2011−133407号公報
しかしながら、従来の技術では、車両に走行用の電力を供給するバッテリの劣化を抑制するための運転を促進させることについては考慮されていなかった。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、バッテリの劣化を抑制するための運転を促進させることができる管理装置、管理方法、およびプログラムを提供することを目的の一つとする。
この発明に係る管理装置、管理方法、およびプログラムは、以下の構成を採用した。
(1):この発明の一態様に係る管理装置は、利用者による車両の使用状況および前記車両の走行用の電力を蓄えるバッテリの使用状況を取得する取得部と、前記取得部により取得された前記車両の使用状況または前記バッテリの使用状況のうち一方または双方に基づいて、前記利用者の前記バッテリの使用に関する評価を行う評価部と、前記評価部による評価結果に基づいて、前記利用者に特典を付与する付与部と、を備える管理装置である。
(2):上記(1)の態様において、前記車両の使用状況は、前記利用者の運転による前記車両の速度変化に関する情報を含み、前記評価部は、前記車両の速度変化量または所定の速度変化が生じた回数に基づいて、前記バッテリの使用に関する評価を行うものである。
(3):上記(1)または(2)の態様において、前記車両の使用状況は、前記車両の駐車時における周辺環境を含み、前記評価部は、前記周辺環境に含まれる前記車両の周囲の温度に基づいて、前記バッテリの使用に関する評価を行うものである。
(4):上記(1)から(3)のうち何れか一つの態様において、前記バッテリの使用状況は、前記バッテリに対する充電状況を含み、前記評価部は、前記充電状況に含まれる前記バッテリに対する充電時間に基づいて前記バッテリの使用に関する評価を行うものである。
(5):上記(1)から(4)のうち何れか一つの態様において、前記取得部は、前記バッテリの充電時のエネルギー量を取得し、前記評価部は、前記バッテリの充電開始時のエネルギー量に基づいて前記バッテリの使用に関する評価を行うものである。
(6):上記(1)から(5)のうち何れか一つの態様において、前記付与部は、前記評価部により前記バッテリの劣化を抑制して走行したと評価された前記車両の走行距離に応じた特典を付与するものである。
(7):上記(1)から(6)のうち何れか一つの態様において、前記評価部による評価結果、前記付与部により前記利用者に付与された特典に関する情報、または前記バッテリの劣化を抑制する使用を促す情報のうち、少なくとも一つを前記利用者に提供する情報提供部を更に備えるものである。
(8):この発明の一態様に係る管理方法は、コンピュータが、利用者による車両の使用状況および前記車両の走行用の電力を蓄えるバッテリの使用状況を取得し、取得した前記車両の使用状況または前記バッテリの使用状況のうち一方または双方に基づいて、前記利用者の前記バッテリの使用に関する評価を行い、評価結果に基づいて、前記利用者に特典を付与する、管理方法である。
(9):この発明の一態様に係るプログラムは、コンピュータに、利用者による車両の使用状況および前記車両の走行用の電力を蓄えるバッテリの使用状況を取得させ、取得された前記車両の使用状況または前記バッテリの使用状況のうち一方または双方に基づいて、前記利用者の前記バッテリの使用に関する評価を行わせ、評価結果に基づいて、前記利用者に特典を付与させる、プログラムである。
上記(1)〜(9)の態様によれば、バッテリの劣化を抑制するための運転を促進させることができる。
実施形態の管理装置を含む管理システム1の構成図である。 実施形態に係る車両Mの構成の一例を示す図である。 車両使用履歴情報65Aの一例を示す図である。 バッテリ使用履歴情報65Bの一例を示す図である。 実施形態の管理サーバ100の構成図である。 利用者DB162の使用状況管理DBの内容の一例を示す図である。 使用履歴管理DB164の内容の一例を示す図である。 評価結果DB166の内容の一例を示す図である。 特典管理DB168の内容の一例を示す図である。 実施形態の端末装置200の構成図である。 バッテリの利用情報評価結果に関する情報を含む画像IM1の一例を示す図である。 詳細情報を含む画像IM2の一例を示す図である。 決済時にディスプレイ230に表示される画像IM3の一例を示す図である。 車両Mによる一連の処理の流れの一例を示すフローチャートである。 管理サーバ100による一連の処理の流れの一例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照し、本発明の管理装置、管理方法、およびプログラムの実施形態について説明する。
[全体構成]
図1は、実施形態の管理装置を含む管理システム1の構成図である。管理システム1は、例えば、一以上の車両Mと、管理サーバ100と、一以上の端末装置200とを備える。一以上の車両Mと、管理サーバ100と、一以上の端末装置200とは、例えば、ネットワークNWを介して互いに通信可能である。ネットワークNWは、例えば、セルラー網や、Wi−Fi網、Bluetooth(登録商標)、インターネット、WAN(Wide Area Network)、LAN(Local Area Network)、公衆回線、プロバイダ装置、専用回線、無線基地局等を含む。管理サーバ100は、「管理装置」の一例である。一以上の車両Mのそれぞれは、同様の構成が適用可能であるため、一以上の車両Mのそれぞれを区別しない場合には、単に「車両M」と称して説明する。端末装置200についても同様とする。
車両Mは、例えば、二輪や三輪、四輪等の車両であり、その駆動源は、ディーゼルエンジンやガソリンエンジン等の内燃機関、電動機、或いはこれらの組み合わせである。電動機は、内燃機関に連結された発電機による発電電力、或いはバッテリ(蓄電池)の放電電力を使用して動作する。以下では、車両Mには、走行用の電力を蓄えるバッテリが搭載されているものとする。バッテリは、複数のバッテリセルを含むバッテリモジュールであってもよい。車両Mは、例えば、車両Mを利用する利用者Uによる車両Mの使用状況およびバッテリの使用状況を管理サーバ100に送信したり、管理サーバ100から利用者Uのバッテリ使用に対する評価結果や特典情報を取得したりする。特典情報とは、例えば、利用者Uに与えられる特別の待遇や恩典等のサービスや、経済的価値を有する情報である。特典には、例えば、サービスポイント、電子クーポン(金券、割引券、優待券)、景品、その他の各種優遇処置が含まれてよい。
管理サーバ100は、車両Mの使用状況およびバッテリの使用状況を取得し、取得した車両Mの使用状況またはバッテリの使用状況のうち一方または双方に基づいて、利用者Uのバッテリの使用に関する評価を行う。また、管理サーバ100は、上述の評価結果に基づいて利用者Uに特典を付与する。また、管理サーバ100は、特典に関する情報や、バッテリの劣化を抑制する使用を促す情報等を生成し、生成した情報を、利用者Uの車両Mや端末装置200に送信する。
端末装置200は、車両Mを運転する利用者Uによって使用される。端末装置200は、例えば、スマートフォンやタブレット端末等の携帯端末である。端末装置200は、例えば、ネットワークNWを介して、利用者Uによる操作内容を管理サーバ100に送信したり、管理サーバ100から受信した情報を出力して利用者Uに通知したりする。
次に、車両M、管理サーバ100、および端末装置200のそれぞれについて具体的に説明する。
[車両]
図2は、実施形態に係る車両Mの構成の一例を示す図である。車両Mは、例えば、モータ12と、駆動輪14と、ブレーキ装置16と、車両センサ20と、PCU(Power Control Unit)30と、バッテリ40と、バッテリセンサ42と、通信装置50と、操作装置52と、情報処理装置60と、充電口70と、を備える。
モータ12は、例えば、三相交流電動機である。モータ12のロータは、駆動輪14に連結される。モータ12は、供給される電力を用いて動力を駆動輪14に出力する。また、モータ12は、車両の減速時に車両の運動エネルギーを用いて発電する。
ブレーキ装置16は、例えば、ブレーキキャリパーと、ブレーキキャリパーに油圧を伝達するシリンダと、シリンダに油圧を発生させる電動モータと、を備える。ブレーキ装置16は、ブレーキペダルの操作によって発生した油圧を、マスターシリンダを介してシリンダに伝達する機構をバックアップとして備えてよい。なお、ブレーキ装置16は、上記説明した構成に限らず、マスターシリンダの油圧をシリンダに伝達する電子制御式油圧ブレーキ装置であってもよい。ブレーキ装置16が作動すると、モータ12が回生電流を発生させる。この回生電流は、バッテリ40に充電されてよい。
車両センサ20は、例えば、アクセル開度センサ21と、ブレーキ踏量センサ22と、車速センサ23と、位置センサ24と、温度センサ25とを備える。アクセル開度センサ21は、車両Mのアクセルペダルに取り付けられ、利用者Uによるアクセルペダルの操作量をアクセル開度として検出する。ブレーキ踏量センサ22は、車両Mのブレーキペダルに取り付けられ、利用者Uによるブレーキペダルの操作量をブレーキ踏量として検出する。車速センサ23は、例えば、各車輪に取り付けられた車輪速センサと速度計算機とを備え、車輪速センサにより検出された車輪速を統合して車両の速度(車速)を導出する。位置センサ24は、例えば、GNSS(Global Navigation Satellite System)受信機(不図示)により車両Mの位置情報(例えば、緯度・経度)を取得する。温度センサ25は、車外温度または車内温度を検出する。上述の各センサによって取得した各情報は、制御部36または情報処理装置60に出力される。
PCU30は、例えば、変換器32と、VCU(Voltage Control Unit)34と、制御部36とを備える。なお、これらの構成要素をPCU30として一まとまりの構成としたのは、あくまで一例であり、これらの構成要素は分散的に配置されても構わない。
変換器32は、例えば、AC−DC変換器である。変換器32の直流側端子は、直流リンクDLに接続されている。直流リンクDLには、VCU34を介してバッテリ40が接続されている。変換器32は、モータ12により発電された交流を直流に変換して直流リンクDLに出力する。
VCU34は、例えば、DC―DCコンバータである。VCU34は、バッテリ40から供給される電力を昇圧して直流リンクDLに出力する。
制御部36は、例えば、モータ制御部と、ブレーキ制御部と、バッテリ・VCU制御部とを備える。モータ制御部、ブレーキ制御部、およびバッテリ・VCU制御部は、それぞれ別体の制御装置、例えば、モータECU、ブレーキECU、バッテリECUといった制御装置に置き換えられてもよい。制御部36は、モータ制御部において、車両センサ20の出力に基づいて、モータ12を制御する。また、制御部36は、ブレーキ制御部において、車両センサ20の出力に基づいて、ブレーキ装置16を制御する。また、制御部36は、バッテリ・VCU制御部において、バッテリ40に取り付けられたバッテリセンサ42の出力に基づいて、バッテリ40のSOC(State Of Charge;以下「エネルギー量」ともいう)を算出し、VCU34に出力する。VCU34は、バッテリ・VCU制御からの指示に応じて、直流リンクDLの電圧を上昇させる。制御部36は、制御内容等の情報を通信装置50や情報処理装置60に出力する。
バッテリ40は、例えば、リチウムイオン電池等の二次電池である。バッテリ40は、車両Mの走行用の電力を蓄える。例えば、バッテリ40は、車両Mの外部の充電設備80から供給される電力を蓄えて充電したり、車両Mの走行のために放電する。また、バッテリ40は、各種車載機器に電力を供給してもよい。各種車載機器には、例えば、通信装置50や操作装置52、情報処理装置60、ナビゲーション装置、オーディオ装置、パワーウインドーシステム、照明機器、車室内カメラ等が含まれる。
バッテリセンサ42は、例えば、電流センサ、電圧センサ、バッテリ温度センサを備える。バッテリセンサ42は、例えば、各センサによりバッテリ40の電流値、電圧値、温度を検出する。また、バッテリセンサ42は、バッテリ40の充電開始時のエネルギー量や充電を開始してから終了するまでの時間(以下「充電時間」という)を検出してもよい。また、バッテリセンサ42は、所定時間内におけるバッテリ40の充電回数をカウントしてもよい。充電回数は、例えば、充電設備80によってバッテリ40が充電された回数である。また、充電回数は、上述した回生電流によってバッテリ40に充電された回数を含めてもよい。また、バッテリセンサ42は、充電設備80による充電回数と、回生電流による充電回数とを分けてカウントしてもよい。また、バッテリセンサ42は、過放電(バッテリ40のSOC(充電率)が0[%]状態で放置)や過充電(バッテリ40のSOC(充電率)が100[%]状態(満充電)で放置)を検出してもよい。
バッテリセンサ42は、検出した各種情報を制御部36または情報処理装置60に出力する。制御部36は、バッテリセンサ42から取得した情報に基づいてバッテリ40の充放電を制御する。また、制御部36は、通信装置50が管理サーバ100等から受信した情報に基づいて、車両Mやバッテリ40の充放電を制御してもよい。
通信装置50は、セルラー網やWi−Fi網を接続するための無線モジュールを含む。通信装置50は、制御部36および情報処理装置60からの情報を、ネットワークNWを介して管理サーバ100や端末装置200に送信する。また、通信装置50は、管理サーバ100や端末装置200により送信された情報を受信し、受信した情報を制御部36や情報処理装置60に出力する。
操作装置52は、車両Mに乗車した利用者(乗員)の車両Mや車載機器等に対する入力操作を受け付ける。操作装置52は、スイッチやボタン、キーボード等の機械式スイッチでもよく、車載ディスプレイ(例えば、ディスプレイ62)に表示されるGUI(Graphical User Interface)スイッチ等でもよい。操作装置52は、例えば、ステアリングホイールに設けられてもよく、インストルメントパネルやセンターコンソール、アームレストに設けられてもよい。操作装置52により受け付けられた入力操作は、情報処理装置60に出力される。
情報処理装置60は、例えば、取得部61と、ディスプレイ(表示部の一例)62と、スピーカ63と、出力制御部64と、記憶部65とを備える。取得部61および出力制御部64は、例えば、CPU(Central Processing Unit)等のハードウェアプロセッサがプログラム(ソフトウェア)を実行することにより実現される。また、これらの構成要素のうち一部または全部は、LSI(Large Scale Integration)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、GPU(Graphics Processing Unit)等のハードウェア(回路部;circuitryを含む)によって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアの協働によって実現されてもよい。プログラムは、予めHDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリ等の記憶装置(非一過性記憶媒体)に格納されていてもよいし、DVDやCD−ROM等の着脱可能な記憶媒体(非一過性記憶媒体)に格納されており、記憶媒体がドライブ装置に装着されることでインストールされてもよい。ディスプレイ62およびスピーカ63は、「出力部」の一例である。
記憶部65は、上記の各種記憶装置、或いはEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等により実現されてもよい。記憶部65には、例えば、車両使用履歴情報65Aと、バッテリ使用履歴情報65B、プログラム、その他各種情報が格納される。
図3は、車両使用履歴情報65Aの一例を示す図である。車両使用履歴情報65Aは、例えば、車両Mの利用者を識別する識別情報としての利用者IDに、運転履歴、走行履歴、および駐車履歴が対応付けられた情報である。利用者IDは、例えば、利用者Uが運転開始時に操作装置52に利用者IDを入力することによって取得される。また、利用者IDは、例えば、操作装置52により入力された端末装置200の情報(端末情報)を用いて管理サーバ100に利用者IDの問い合わせを行うことで取得されてもよい。
運転履歴は、利用者Uによる車両Mの運転内容に関する履歴情報である。運転内容に関する情報には、例えば、所定時間(例えば、1〜3時間程度)や所定区間(例えば、出発地から目的地までの区間)におけるアクセル開度センサ21やブレーキ踏量センサ22、車速センサ23等による検出結果が含まれる。
走行履歴は、車両Mの走行状況に関する履歴情報である。走行状況には、例えば、所定時間(例えば、1〜3時間程度)や所定区間(例えば、出発地から目的地までの区間)における位置センサ24や温度センサ25等による検出結果が含まれる。また、走行状況には、走行時の道路形状(例えば、勾配(上り、下り)、凹凸度合)が含まれてもよい。走行時の道路形状は、例えば、位置センサ24により検出された車両Mの位置情報を用いて地図情報を管理する外部装置にアクセスして、車両Mの位置に対応する道路形状を受信することで取得される。また、記憶部65に地図情報が記憶されている場合には、その地図情報を用いて車両Mの位置情報から道路形状が取得されてもよい。
駐車履歴は、車両Mの駐車状況に関する履歴情報である。駐車状況には、例えば、駐車時における車両Mの周辺温度やバッテリ40の温度等が含まれる。車両Mの周辺温度は、温度センサ25から取得される。バッテリ40の温度は、バッテリセンサ42から取得される。なお、上述した運転履歴、走行履歴、駐車履歴は、その履歴情報を取得した時間情報と共に格納される。
図4は、バッテリ使用履歴情報65Bの一例を示す図である。バッテリ使用履歴情報65Bは、例えば、利用者IDに、バッテリ使用履歴および充放電履歴が対応付けられた情報である。バッテリ使用履歴とは、例えば、制御部36により制御されるバッテリ40から電力を供給された各種車載機器における電力消費量やSOCの値に関する履歴情報である。充放電履歴とは、例えば、制御部36またはバッテリセンサ42により検出されるバッテリ40の充電または放電に関する履歴情報である。また、充放電履歴には、バッテリ40の充電状況に関する情報が含まれてもよい。充電状況に関する情報とは、例えば、充電を開始したときのバッテリ40のエネルギー量や、充電モード(例えば、急速充電モード、通常充電モード)、充電回数、充電時間、過放電、過充電に関する情報である。急速充電とは、バッテリ40に出力される電力の最大出力量が閾値以上のものである。閾値は、通常充電時に出力される最大出力量よりも大きい値、またはその他の条件で設定される値である。上述のバッテリ使用履歴および充放電履歴は、その履歴情報を取得した時間情報と共に格納される。
取得部61は、車両センサ20、制御部36、バッテリセンサ42、および操作装置52から入力される情報や、通信装置50により受信した情報等を取得する。また、取得部61は、端末装置200の端末情報(例えば、電話番号)から利用者IDを取得する場合、端末情報を管理サーバ100に送信して利用者IDの問い合わせを行い、管理サーバ100から利用者IDを取得する。また、取得部61は、取得した情報を利用者IDと対応付けて、車両使用履歴情報65Aやバッテリ使用履歴情報65Bに格納する。また、取得部61は、例えば、操作装置52からの登録要求を取得した場合に、通信装置50を介して管理サーバ100にアクセスし、利用者登録や登録内容の変更に関する制御を行ってもよい。
ディスプレイ62は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)や有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等である。ディスプレイ62は、例えば、車室内のステアリングホイールが設けられた運転席の前方のインストルメントパネルに設けられた車速計等の計器類を備えるメータパネル部に設置される。また、ディスプレイ62は、例えば、車室内のインストルメントパネルの中央付近に設置されてもよい。また、ディスプレイ62は、他の車載装置(例えば、ナビゲーション装置)のHMI(Human machine Interface)が備える表示部であってもよい。ディスプレイ62は、出力制御部64の制御に基づいて車両Mに乗車中の利用者Uに提供する情報を表示する。
スピーカ63は、例えば、出力制御部64の制御に基づいて、所定の音声を出力する。所定の音声には、例えば、車両情報やバッテリ40の使用に関する評価結果、特典情報に関する通知情報等に対応付けられた音声や警告音等が含まれる。
出力制御部64は、例えば、ディスプレイ62に表示させる画像の内容や表示態様、スピーカ63に出力させる音声の内容や出力態様を制御する。例えば、出力制御部64は、管理サーバ100から受信した情報や記憶部65に記憶された情報に基づく画像を生成してディスプレイ62に表示させたり、表示させる画像に対応した所定の音声をスピーカ63から出力させる。また、出力制御部64は、記憶部65に記憶された情報や、操作装置52により受け付けられた情報等を所定のタイミング(例えば、目的地に到達時)または所定周期(例えば、一日ごとや一週間ごと)で管理サーバ100に送信させてもよい。
充電口70は、車両Mの車体外部に向けて設けられている。充電口70は、充電ケーブル90を介して充電設備80に接続される。充電ケーブル90は、第1プラグ92と第2プラグ94とを備える。第1プラグ92は、充電設備80に接続され、第2プラグ94は、充電口70に接続される。充電設備80から供給される電気は、充電ケーブル90を介して充電口70に供給される。
充電ケーブル90は、電力ケーブルに付設された信号ケーブルを含む。信号ケーブルは、車両Mと充電設備80の間の通信を仲介する。したがって、第1プラグ92と第2プラグ94のそれぞれには、電力コネクタと信号コネクタが設けられている。充電設備80から供給された電力は、充電ケーブル90を介して充電口70からバッテリ40に出力される。これにより、バッテリ40の充電が実行される。なお、バッテリ40の充電量は、制御部36等により制御される。
[管理サーバ]
図5は、実施形態の管理サーバ100の構成図である。管理サーバ100は、例えば、サーバ側通信部110と、入力部120と、出力部130と、サーバ側制御部140と、サーバ側記憶部160とを備える。管理サーバ100は、例えば、車両Mや端末装置200とネットワークNWを介して互いに通信し、各種データを送受信するクラウドサーバとして機能してもよい。
サーバ側通信部110は、NIC(Network Interface Card)等の通信インターフェースを含む。サーバ側通信部110は、例えば、セルラー網やWi−Fi網、Bluetooth等を利用して、ネットワークNWを介して車両Mやその他の外部装置と通信する。
入力部120は、例えば、ボタン、キーボードやマウス等のユーザインターフェースである。入力部120は、サーバ管理者等の操作を受け付ける。入力部120は、出力部130の表示部と一体として構成されるタッチパネルであってもよく、音声入力が可能なマイクであってもよい。
出力部130は、サーバ管理者等に情報を出力する。出力部130は、例えば、画像を表示する表示部と、音声を出力する音声出力部とを備える。表示部は、例えば、LCDや有機ELディスプレイ等の表示装置を含む。表示部は、サーバ側制御部140により出力される情報の画像を表示する。音声出力部は、例えば、スピーカである。音声出力部は、例えば、表示部に表示される情報の音声を出力する。
サーバ側制御部140は、例えば、取得部142と、評価部144と、付与部146と、管理部148と、情報提供部150とを備える。サーバ側制御部140の各構成要素は、例えば、CPU等のプロセッサがサーバ側記憶部160に格納されたプログラムを実行することにより実現される。また、サーバ側制御部140の構成要素の一部または全部は、LSI、ASIC、FPGA、またはGPU等のハードウェア(回路部;circuitry)により実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアの協働によって実現されてもよい。上述のプログラムは、予め管理サーバ100のHDDやフラッシュメモリ等の記憶装置(非一過性の記憶媒体を備える記憶装置)に格納されていてもよいし、DVDやCD−ROM、メモリカード等の着脱可能な記憶媒体に格納されており、記憶媒体(非一過性の記憶媒体)がドライブ装置やカードスロット等に装着されることで管理サーバ100の記憶装置にインストールされてもよい。
サーバ側記憶部160は、例えば、上記の各種記憶装置、或いはEEPROM、ROM、RAM等により実現されてもよい。サーバ側記憶部160には、例えば、利用者DB(Database)162、使用履歴管理DB164、評価結果DB166、特典管理DB168、プログラム、およびその他各種情報等が格納される。
取得部142は、ネットワークNWを介して車両Mまたは端末装置200から管理サーバ100に送信された情報を取得する。例えば、取得部142は、車両Mや端末装置200から利用者Uが管理システム1によるサービスを利用するための利用者Uの登録情報や登録内容の変更要求を取得する。取得部142は、取得した利用者Uの登録情報を利用者DB162に格納したり、変更内容に基づいて利用者DB162を更新する。
図6は、利用者DB162の内容の一例を示す図である。利用者DB162には、例えば、利用者IDに、個人情報および端末情報が対応付けられている。個人情報とは、例えば、氏名、住所、年齢、性別等の情報である。端末情報とは、例えば、端末装置200を識別する識別ID、アドレス情報、電話番号等である。
また、取得部142は、各車両Mから送信される車両使用履歴情報65Aおよびバッテリ使用履歴情報65Bを取得し、取得した車両使用履歴情報65Aおよびバッテリ使用履歴情報65Bを、送信された車両Mの車両IDおよび利用者IDに対応付けて使用履歴管理DB164に格納する。
図7は、使用履歴管理DB164の内容の一例を示す図である。使用履歴管理DB164には、例えば、利用者IDおよび車両IDに、車両使用履歴情報と、バッテリ使用履歴情報とが対応付けられている。使用履歴管理DB164には、例えば、各車両Mから送信された最新の車両使用履歴情報65Aおよびバッテリ使用履歴情報65Bだけでなく、過去に送信された履歴情報(例えば、過去一年以内に送信された履歴情報)も格納されてもよい。これにより、より詳細にバッテリ40の使用に関する評価を行うことができる。
評価部144は、使用履歴管理DB164に格納された情報に基づいて利用者Uごとにバッテリ40の使用に関する評価を行い、評価結果を評価結果DB166に格納する。図8は、評価結果DB166の内容の一例を示す図である。評価結果DB166には、利用者IDに、バッテリ評価情報が対応付けられている。バッテリ評価情報には、例えば、利用者の運転操作による評価結果や、駐車時または走行時の車両Mの周辺環境による評価結果、バッテリ使用による評価結果、バッテリ40の充電状況による評価結果等が含まれる。評価結果は、例えば、数値で表されてもよく、アルファベット等の評価結果が認識可能な所定の指標値や文字で表されてもよい。また、評価部144は、上述した複数の評価結果に基づく総合評価を行ってもよい。総合評価は、複数の評価結果の平均値であってもよく、最大値や最小値であってもよい。また、バッテリ評価情報には、評価した時間の情報と共に、過去の評価結果(評価履歴)が含まれていてもよい。評価部144における機能の詳細については、後述する。
付与部146は、評価部144による評価結果(例えば、評価結果DB166の情報)に基づいて、利用者Uに対する特典を付与し、付与した特典を評価結果DB166に格納する。図9は、特典管理DB168の内容の一例を示す図である。なお、図9の例では、特典の一例として、サービスポイントが格納された例を示している。サービスポイントは、例えば、車両や車載機器の購入、車両Mに関するサービス(カーシェアリング、カーリース)に使用可能なポイントである。また、サービスポイントは、例えば、車両に関する所定の店舗(例えば、ディーラーや、車両メーカーと提携する店舗)等で使用可能なポイントであってもよい。特典管理DB168には、利用者IDに、累計ポイント、未使用ポイント、およびポイント使用履歴が対応付けられている。累計ポイントとは、バッテリ使用に関する評価結果によって利用者Uが今までに付与されたポイントの累計値である。未使用ポイントとは、利用者Uが未使用のポイントの合計値である。ポイント使用履歴とは、利用者Uがポイントを使用することで購入した商品やサービスに関する情報である。
付与部146は、予め設定された評価結果に対応付けられたポイント情報(基準情報)に基づいて、評価部144による評価結果に応じたポイントを取得し、取得したポイントを利用者IDに対応付けられた累計ポイントに加算する。
付与部146は、評価部144による評価結果に基づいて、評価が高い状態(バッテリ40の劣化を抑制した使用状態)で走行した車両Mの走行距離に応じた特典を付与してもよい。また、付与部146は、評価が高い状態の継続期間に応じた特典を付与してもよい。これにより、利用者Uに対して、バッテリ40の劣化を抑制した継続的な使用を促すことができる。
また、付与部146は、サービスポイントに代えて(また加えて)、評価結果に基づいて電子クーポン(金券、割引券、優待券)、景品、サービス、その他の各種優遇処置を付与してもよい。この場合、付与部146は、評価が高いほど、または閾値以上の評価が継続するほど、多くの特典または高級な特典が付与される。
管理部148は、利用者DB162により利用者Uの新規登録や登録内容の変更等を管理したり、特典管理DB158により利用者Uによるポイントの使用情報を管理する。例えば、管理部148は、車両Mや端末装置200から利用者Uの新規登録や登録内容の変更要求を受け付けた場合に、受け付けた情報に基づいて利用者DB162に登録情報を格納したり、登録された情報を更新したりする。また、管理部148は、車両Mから利用者IDの問い合わせがあった場合に、同時に送信された端末情報(例えば、電話番号)に基づいて利用者DB162を参照し、合致する端末情報に対応付けられた利用者IDを取得して、車両Mに送信する。
また、管理部148は、車両Mや端末装置200、またはサービスポイントの利用があった店舗等からポイント利用に関する情報を受け付けた場合に、特典管理DB168に格納された対象利用者Uの未使用ポイントやポイント使用履歴を更新する。具体的には、管理部148は、未使用ポイントの数値から今回使用したポイント分を減算して数値を更新する。また、管理部148は、ポイントによって購入した商品やサービスに関する情報をポイント使用履歴に使用日時と共に格納する。
情報提供部150は、使用履歴管理DB164や、評価結果DB156、特典管理DB158に格納された情報を用いて、利用者Uに提供する情報を生成し、生成した情報を利用者Uの車両Mや端末装置200に送信する。情報提供部150は、利用者からの問い合わせ内容に応じた情報を送信してもよく、所定の情報を所定のタイミング(例えば、車両Mの起動時ごと、1日ごと、1週間ごと)で送信してもよい。提供される情報の詳細については、後述する。
[端末装置]
図10は、実施形態の端末装置200の構成図である。端末装置200は、例えば、端末側通信部210と、入力部220と、ディスプレイ230と、スピーカ240と、アプリ実行部250と、出力制御部260と、端末側記憶部270とを備える。アプリ実行部250と、出力制御部260とは、例えば、CPU等のハードウェアプロセッサがプログラム(ソフトウェア)を実行することにより実現される。また、これらの構成要素のうち一部または全部は、LSIやASIC、FPGA、GPU等のハードウェア(回路部;circuitryを含む)によって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアの協働によって実現されてもよい。上述のプログラムは、予め端末装置200のHDDやフラッシュメモリ等の記憶装置(非一過性の記憶媒体を備える記憶装置)に格納されていてもよいし、DVDやCD−ROM、メモリカード等の着脱可能な記憶媒体に格納されており、記憶媒体(非一過性の記憶媒体)がドライブ装置やカードスロット等に装着されることで端末装置200の記憶装置にインストールされてもよい。
端末側記憶部270は、上記の各種記憶装置、或いはEEPROM、ROM、RAM等により実現されてもよい。端末側記憶部270には、例えば、情報提供アプリ272、プログラム、その他各種情報が格納される。
端末側通信部210は、例えば、ネットワークNWを利用して、車両Mや管理サーバ100、その他の外部装置と通信を行う。
入力部220は、例えば、各種キーやボタン等の操作による利用者Uの入力を受け付ける。ディスプレイ230は、例えば、LCDや有機ELディスプレイ等である。入力部220は、タッチパネルとしてディスプレイ230と一体に構成されていてもよい。ディスプレイ230は、出力制御部260の制御により、実施形態における情報提供処理における各種情報を表示する。スピーカ240は、例えば、出力制御部260の制御により、所定の音声を出力する。
アプリ実行部250は、端末側記憶部270に記憶された情報提供アプリ272が実行されることで実現される。情報提供アプリ272は、例えば、利用者Uによるバッテリ40の使用に応じた評価結果や、評価結果に対して付与された特典情報に関する情報等を管理サーバ100から取得して、ディスプレイ230やスピーカ240により出力させるためのアプリケーションプログラムである。また、情報提供アプリ272は、管理サーバ100に対して利用者の新規登録や登録内容の変更処理等を行ってもよい。
出力制御部260は、アプリ実行部250の制御により、ディスプレイ230に表示させる画像の内容や表示態様、スピーカ240に出力させる音声の内容や出力態様を制御する。
[評価部144の機能]
次に、上述した評価部144の機能の詳細について説明する。評価部144は、使用履歴管理DB164に格納された車両使用履歴情報(車両Mの使用状況の一例)またはバッテリ使用履歴情報(バッテリ40の使用状況の一例)のうち、一方または双方に基づいて、利用者Uのバッテリ40の使用に関する評価を行う。なお、以下の説明において、「○○するほど評価を高くする(或いは低くする)」とは、○○の値に応じて評価値を連続的に高く(或いは低く)すること、または段階的に高く(或いは低く)することが含まれるものとする。
例えば、評価部144は、車両使用履歴情報に含まれる運転履歴に基づいて、利用者Uの運転による車両Mの速度変化に関する情報を取得し、車両Mの速度変化量または所定の速度変化が生じた回数に基づいて、バッテリ40の使用に関する評価を行ってもよい。この場合、評価部144は、所定時間(例えば、1〜3時間程度)や所定区間(例えば、出発地から目的地までの区間)における車両Mの急加速、急減速、急停止の回数、頻度、比率等を取得する。急加速とは、例えば、加速度合が閾値以上(言い換えると、所定時間(例えば、1〜2秒程度)における速度増加量が閾値以上)の加速である。急減速とは、例えば、減速度合が閾値以上(言い換えると、所定時間(例えば、1〜2秒程度)における速度減少量が閾値以上)の減速である。急停止とは、減速度合が閾値以上の停止である。そして、評価部144は、車両Mの速度変化量が小さい(例えば、緩加速や緩減速である)ほど、または車両Mの急加速、急減速、急停止の回数(頻度)が少ないほど(比率が小さいほど)、バッテリ40の劣化を抑制し易いため、運転操作による評価を高くする。また、評価部144は、車両Mの速度変化量が大きいほど、または車両Mの急加速、急減速、急停止の回数(頻度)が多いほど(比率が大きいほど)、バッテリ40の劣化を抑制しにくいため(バッテリ40が劣化し易いため)、運転操作による評価を低くする。
なお、評価部144は、例えば、車両使用履歴情報に含まれる走行履歴に基づいて、車両Mの走行時の道路形状を取得し、取得した道路形状に基づいて、上述した運転操作による評価結果を調整してもよい。例えば、道路形状が急勾配である場合や路面に凹凸がある場合には、急加速や急減速、急停止等の運転操作を行う可能性が高い。そのため、評価部144は、道路形状が急勾配である場合や路面に凹凸がある場合には、道路形状が平坦である場合に比して、車両Mの急加速、急減速、急停止の回数等に対する評価が低くならないように調整する。これにより、走行環境に応じて、より適切な評価を行うことができる。
また、評価部144は、例えば、車両使用履歴情報の駐車履歴に含まれる車両Mの駐車時における車両Mの周辺環境を取得し、取得した周辺環境に含まれる車両Mの周囲の温度に基づいて、バッテリ40の使用に関する評価を行ってもよい。この場合、評価部144は、車両Mの周囲の温度が、所定の温度範囲(例えば、0[℃]以上、45[℃]未満)の場合には、所定の温度範囲外である場合(例えば、高温または低温である場合)に比して、バッテリ40の劣化を抑制し易いため、バッテリ40の周辺環境による評価を高くする。また、評価部144は、周囲の温度が所定の温度範囲から離れているほど、バッテリ40の周辺環境による評価を低くしてもよい。なお、評価部144は、バッテリ使用履歴情報に含まれるバッテリ40の温度を用いて上述と同様の評価基準で評価を行ってもよい。また、評価部144は、車両Mの走行時において、上述した温度による評価を行ってもよい。
また、評価部144は、例えば、バッテリ使用履歴情報から現在のバッテリ40の満充電容量(以下「現在最大容量」という。)を算出する。また、評価部144は、現在最大容量と、初期最大容量とに基づいて、現在最大容量の初期最大容量に対する最大容量比(劣化度合の一例)を算出する。初期最大容量とは、出荷時のバッテリ40の満充電容量である。また、評価部144は、第1時点と第1時点とは異なる所定時間経過後の第2時点との間のバッテリ40の充電電流の積算値(△I[Ah])を、バッテリ40の第1充電率とバッテリ40の第2充電率との差分(△SOC[%])で除算した値に基づき、バッテリ40の劣化度合を取得してもよい。また、評価部144は、満充電容量や、SOC、充放電電力、最大容量比等の結果に対し、クラスタリング処理等の統計処理を行うことで、バッテリ40の劣化状態を取得する。劣化状態には、例えば、劣化傾向等に関する情報が含まれる。そして、評価部144は、劣化度合が低いほど、または劣化を抑制する傾向が高いほど、バッテリ40の使用による評価を高くする。
また、評価部144は、例えば、バッテリ使用履歴情報に含まれるバッテリ40の充電時間に基づいてバッテリ40の使用に関する評価を行う。この場合、評価部144は、例えば、バッテリ使用履歴情報からバッテリの充電モードを取得し、充電モードが通常充電モードである場合には、急速充電モードである場合に比して、バッテリ40の劣化を抑制し易いため、バッテリ40の充電状況による評価を高くする。また、評価部144は、バッテリ使用履歴情報に含まれるバッテリ40の充電時間が長いほど、バッテリ40の劣化を抑制し易いため、バッテリ40の充電状況による評価を高くしてもよい。また、評価部144は、バッテリ使用履歴情報に含まれる過放電や過充電の数が多いほど、または充電回数が多いほど、バッテリ40の劣化を抑制しにくいため、バッテリ40の充電状況よる評価を低くしてもよい。
また、評価部144は、バッテリ使用履歴情報に含まれるバッテリ40のバッテリの充電開始時のエネルギー量に基づいて、バッテリの使用に関する評価を行ってもよい。この場合、評価部144は、バッテリの充電開始時のSOC(充電率)が所定範囲内(例えば、40[%]以上、80[%]未満)に含まれる場合に、所定範囲外の場合に比してバッテリ40の劣化を抑制し易いため、バッテリ40充電状況による評価を高くする。また、評価部144は、充電開始時のSOCが所定範囲から離れているほど、評価を低くしてもよい。また、評価部144は、バッテリ使用履歴情報に含まれるバッテリ40のSOCの推移に基づき、SOCが上述した所定範囲内を継続している場合に、継続時間が長いほど、バッテリ40の劣化を抑制し易いため、バッテリ使用による評価を高くしてもよい。
また、評価部144は、バッテリ使用履歴情報に含まれるバッテリ40の使用状況に基づいて、車載機器により消費されるバッテリ40内のエネルギー量が大きいほど、またはバッテリ40から車載機器に電力を供給する時間が長いほど、バッテリ40の劣化を抑制しにくいため、バッテリ40の使用よる評価を低くしてもよい。また、評価部144は、バッテリ40から電力を供給する車載機器の種類に応じてバッテリ使用による評価を行ってもよい。
また、評価部144は、上述した各評価結果を総合して評価してもよい。また、評価部144は、上述した各種の評価結果のそれぞれに対して所定の重み付けを行って総合評価を行ってもよい。また、評価部144は、上述した複数の評価手法のうち、幾つかを組み合わせて評価を行ってもよい。
[情報提供部150により提供される情報]
次に、管理サーバ100の情報提供部150により提供される情報について説明する。情報提供部150は、例えば、評価部144による評価結果、付与部146により利用者Uに付与された特典に関する情報、またはバッテリ40の劣化を抑制する使用を促す情報のうち、少なくとも一つを利用者Uに提供する。以下では、情報提供部150により提供される情報に基づいて、端末装置200のディスプレイ230に表示される画像について説明するが、同様の画像が車両Mのディスプレイ62に表示されてもよい。また、画像の表示に代えて(または加えて)、音声が端末装置200または車両Mから出力されてもよい。
図11は、バッテリの利用情報評価結果に関する情報を含む画像IM1の一例を示す図である。なお、画像IM1のレイアウトや表示内容等の表示態様については、以下の例に限定されるものではない。以降の画像の説明においても同様とする。図11に示す画像IM1には、例えば、評価結果表示領域A11と、スイッチ表示領域A12とが含まれる。評価結果表示領域A11には、例えば、利用者Uに関する情報と、評価結果に関する情報と、今回の評価結果に応じて付与された特典情報に関する情報とが表示される。図11の例において、評価結果表示領域A12には、利用者IDと、今週(1週間)のバッテリ使用に関する評価結果と、付与されたサービスポイントと、利用者Uの未使用ポイントが表示されている。
スイッチ表示領域A12には、例えば、アイコンIC11と、アイコンIC12とが含まれる。アイコンIC11は、バッテリ40の使用に関する評価結果の詳細情報を表示することを受け付けるGUI(Graphical User Interface)スイッチである。アイコンIC12は、バッテリ40は、画像IM1の表示を終了させることを受け付けるGUIスイッチである。図11の例において、アイコンIC11の選択を受け付けた場合、情報提供アプリ272は、管理サーバ100に詳細情報の問い合わせを行い、管理サーバ100から詳細情報に関する情報を取得し、取得した情報を含む画像を生成してディスプレイ230に表示させる。また、アイコンIC12は、画像IM1の表示を終了させることを受け付けるGUIスイッチである。図11の例において、アイコンIC12の選択を受け付けた場合、情報提供アプリ272は、画像IM1の表示を終了させる。
図12は、詳細情報を含む画像IM2の一例を示す図である。図12に示す画像IM2には、例えば、詳細情報表示領域A21と、スイッチ表示領域A22とが含まれる。詳細情報表示領域A21には、例えば、画像IM1に表示された評価結果の詳細情報と、バッテリ40の使用上のアドバイスに関する情報とが表示される。バッテリ40の使用上のアドバイスに関する情報は、「バッテリの劣化を抑制する使用を促す情報」の一例である。情報提供部150は、例えば、複数の評価結果のうち、評価結果が閾値より低いバッテリ40の使用を改善させるために、使用上のアドバイス情報を生成する。図12の例において、詳細情報表示領域A12には、運転操作による評価結果、周辺環境による評価結果、バッテリ使用による評価結果、充電状況による評価結果、および、総合評価結果が表示されている。図12の例において、詳細情報表示領域A12には、「急速充電よりも通常充電の方が、バッテリの劣化を抑制できるよ!」という文字情報が表示されている。
スイッチ表示領域A22には、例えば、アイコンIC21が含まれる。アイコンIC21は、画像IM2の表示を終了させることを受け付けるGUIスイッチである。図12の例において、アイコンIC21の選択を受け付けた場合、情報提供アプリ272は、画像IM2の表示を終了させる。
上述した情報を利用者Uに通知することで、利用者Uにバッテリ40の劣化の抑制を促すことができる。また、利用者Uにバッテリ40の劣化を抑制した走行を行わせることで、バッテリ40の利用期間(寿命)を延ばすことができたり、バッテリ40の劣化を抑制することによって二次利用時のバッテリ40の価値を向上させることができる。
また、情報提供アプリ272は、入力部120により利用者Uが未使用ポイントの利用要求が受け付けられた場合に、利用者Uに対応付けられた未使用ポイントに関する情報を管理サーバ100から取得し、取得した未使用ポイントを用いた決済を行うための情報を含む画像を生成し、生成した画像をディスプレイ230に表示させる。
図13は、決済時にディスプレイ230に表示される画像IM3の一例を示す図である。図13に示す画像IM3には、例えば、ポイント利用情報表示領域A31と、スイッチ表示領域A32とが含まれる。ポイント利用情報表示領域A31には、例えば、未使用ポイント(利用可能ポイント)と、電子決済用のコード画像が示されている。コード画像とは、例えば、QRコード(登録商標)やバーコード等である。コード情報には、例えば、利用者情報(例えば、利用者ID)やポイント情報(未使用ポイント)が含まれる。コード情報は、管理サーバ100の情報提供部150で生成されてもよく、端末装置200の出力制御部260で生成されてもよい。図13の例において、ポイント利用情報表示領域A31には、利用者Uの利用可能ポイントとQRコードCD1が表示されている。
スイッチ表示領域A32には、例えば、アイコンIC31が含まれる。アイコンIC31は、画像IM3の表示を終了させることを受け付けるGUIスイッチである。図13の例において、アイコンIC31の選択を受け付けた場合、情報提供アプリ272は、画像IM3の表示を終了させる。
利用者Uは、例えば、店舗でサービスポイントを利用して商品やサービスを購入する場合に、端末装置200に図13に示すような画像IM3をディスプレイ230に表示させ、画像IM3に含まれるQRコードCD1を、店舗端末のスキャナ(読取部)で読み込ませることで、未使用ポイントを超えない範囲でサービスポイントを利用することができる。なお、サービスポイントを利用した端末装置200または店舗端末は、商品またはサービスの購入時に使用したポイントや購入内容に関する情報を管理サーバ100に送信する。管理サーバ100の管理部148は、端末装置200または店舗端末から取得した情報に基づいて特典管理DBを更新する。上述した図13に示すような画像を表示させることで、利用者Uに特典情報を利用させ易くすることができる。
なお、管理サーバ100の情報提供部150から提供される情報は、上述した画像IM1から画像IM3に含まれる情報に限定されるものではない。例えば、情報提供部150は、バッテリ40の劣化の抑制を促す情報として、利用者Uごとの累計ポイント数のランキングに関する情報を提供してもよく、今回のバッテリの評価結果と過去の評価結果または他人の評価結果とを対比させた情報を提供してもよい。また、情報提供部150は、他の利用者(評価の良い利用者)による車両Mの運転状況やバッテリ40の使用状況に関する情報を提供してもよい。このように、バッテリ40の劣化の抑制を促す情報を利用者Uに通知することで、バッテリ40の利用期間(寿命)を延ばすことができたり、バッテリ40の劣化抑制によって二次利用時のバッテリ40の価値を向上させることができる。
[処理フロー]
以下、実施形態の管理システム1による一連の処理の流れについて説明する。なお、以下では、実施形態の管理システム1による処理として、車両M(主に情報処理装置60)による処理と、管理サーバ100による処理とを分けて説明する。図14は、車両Mによる一連の処理の流れの一例を示すフローチャートである。図14の例において、車両Mの取得部61は、車両Mを運転する利用者Uの利用者IDを取得する(ステップS100)。次に、取得部61は、利用者Uによる車両使用履歴情報およびバッテリ使用履歴情報を取得し(ステップS102)、取得した情報を利用者IDおよび車両IDと対応付けて管理サーバ100に送信する(ステップS104)。また、取得部61は、管理サーバ100からバッテリの使用に関する評価結果および特典情報を受信し(ステップS106)、受信した評価結果および特典情報に関する情報をディスプレイ62に表示させる(ステップS108)。これにより、本フローチャートの処理は、終了する。
なお、図14のステップS100〜S104の処理を実行するタイミングと、ステップS106〜S108の処理を実行するタイミングとは異なってもいてもよい。また、ステップS106〜S108の処理は、利用者Uの端末装置200で実行されてもよい。
図15は、管理サーバ100による一連の処理の流れの一例を示すフローチャートである。図15の例において、管理サーバ100の取得部142は、車両Mから車両使用履歴情報およびバッテリ使用履歴情報を取得し(ステップS200)、取得した情報を利用者IDおよび車両IDに対応付けて使用履歴管理DB164に格納させる(ステップS202)。次に、評価部144は、格納された使用履歴管理DB164を参照して、利用者ごとにバッテリ40の使用を評価する(ステップS204)。次に、付与部146は、評価部144による評価結果に基づいて、特典情報を付与する(ステップS206)。情報提供部150は、評価結果および特典情報に関する情報を車両Mまたは端末装置200に提供する(ステップS208)。これにより、本フローチャートの処理は、終了する。なお、ステップS200の処理において、情報提供部150は、評価結果および特典情報に関する情報に代えて(または加えて)、バッテリの劣化を抑制する使用を促す情報や、付与された特典を利用するための情報を車両Mまたは端末装置200に提供してもよい。
上述した実施形態の管理サーバ100によれば、利用者Uによる車両Mの使用状況および車両Mの走行用の電力を蓄えるバッテリ40の使用状況を取得する取得部142と、取得部142により取得された車両Mの使用状況またはバッテリ40の使用状況のうち一方または双方に基づいて、利用者Uのバッテリ40の使用に関する評価を行う評価部144と、評価部144による評価結果に基づいて、利用者Uに特典を付与する付与部146と、を備えことで、バッテリ40の劣化を抑制するための運転を促進させることができる。
また、実施形態によれば、例えばガソリン等の燃費に対するエコ運転ではなく、バッテリ40の劣化を抑制するためのエコ運転を利用者Uに促すことができる。したがって、バッテリ40の利用期間(寿命)を延ばすことができたり、バッテリ40の劣化抑制によって二次利用時のバッテリ40の価値を向上させることができる。したがって、例えば、バッテリ40の二次利用先として、シェアカーやリースカー等に搭載された場合に、それらを用いてサービスの価値を向上させることができる。
[変形例]
上述した実施形態において、管理サーバ100の付与部146は、評価部144による評価結果に基づいて特典を付与することに加えて、評価が低い(閾値以下である)場合に、付与された特典を削減または取り消す制御を行ってもよい。この場合、付与部146は、評価が低い場合に、累計ポイントや未使用ポイントから所定のポイント数を減点したり、付与されたサービスのグレードを低くしたり、サービスを取り消す等の調整を行う。これにより、バッテリ40の適切な条件での利用を、更に促進させることができる。
なお、付与部146は、上記の調整を行う場合に、利用者が保有する未使用ポイントが0未満になるように、所定の範囲内での調整を行ってもよい。
また、本実施形態では、上述した管理サーバ100における各構成要素のうち一部の構成要素が車両Mに設けられてもよい。この場合、サーバ側制御部140の評価部144、付与部146、または情報提供部150における処理のうち一部または全部は、車両Mの制御部36や情報処理装置60によって実行される。
上記説明した実施形態は、以下のように表現することができる。
プログラムを記憶した記憶装置と、
ハードウェアプロセッサと、を備え、
前記ハードウェアプロセッサが前記記憶装置に記憶されたプログラムを実行することにより、
利用者による車両の使用状況および前記車両の走行用の電力を蓄えるバッテリの使用状況を取得し、
取得した前記車両の使用状況または前記バッテリの使用状況のうち一方または双方に基づいて、前記利用者の前記バッテリの使用に関する評価を行い、
評価結果に基づいて、前記利用者に特典を付与する、
ように構成されている、管理装置。
以上、本発明を実施するための形態について実施形態を用いて説明したが、本発明はこうした実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形および置換を加えることができる。
1…管理システム、12…モータ、14…駆動輪、16…ブレーキ装置、20…車両センサ、30…PCU、40…バッテリ、42…バッテリセンサ、50…通信装置、52…操作装置、60…情報処理装置、61,142…取得部、62,230…ディスプレイ、63,240…スピーカ、64,260…出力制御部、65…記憶部、70…充電口、80…充電設備、100…管理サーバ、110…サーバ側通信部、120,220…入力部、130…出力部、140…サーバ側制御部、144…評価部、146…付与部、148…管理部148…情報提供部、160…サーバ側記憶部、200…端末装置、210…端末側通信部、250…アプリ実行部、270…端末側記憶部、M…車両

Claims (9)

  1. 利用者による車両の使用状況および前記車両の走行用の電力を蓄えるバッテリの使用状況を取得する取得部と、
    前記取得部により取得された前記車両の使用状況または前記バッテリの使用状況のうち一方または双方に基づいて、前記利用者の前記バッテリの使用に関する評価を行う評価部と、
    前記評価部による評価結果に基づいて、前記利用者に特典を付与する付与部と、
    を備える管理装置。
  2. 前記車両の使用状況は、前記利用者の運転による前記車両の速度変化に関する情報を含み、
    前記評価部は、前記車両の速度変化量または所定の速度変化が生じた回数に基づいて、前記バッテリの使用に関する評価を行う、
    請求項1に記載の管理装置。
  3. 前記車両の使用状況は、前記車両の駐車時における周辺環境を含み、
    前記評価部は、前記周辺環境に含まれる前記車両の周囲の温度に基づいて、前記バッテリの使用に関する評価を行う、
    請求項1または2に記載の管理装置。
  4. 前記バッテリの使用状況は、前記バッテリに対する充電状況を含み、
    前記評価部は、前記充電状況に含まれる前記バッテリに対する充電時間に基づいて前記バッテリの使用に関する評価を行う、
    請求項1から3のうち何れか1項に記載の管理装置。
  5. 前記取得部は、前記バッテリの充電時のエネルギー量を取得し、
    前記評価部は、前記バッテリの充電開始時のエネルギー量に基づいて前記バッテリの使用に関する評価を行う、
    請求項1から4のうち何れか1項に記載の管理装置。
  6. 前記付与部は、前記評価部により前記バッテリの劣化を抑制して走行したと評価された前記車両の走行距離に応じた特典を付与する、
    請求項1から5のうち何れか1項に記載の管理装置。
  7. 前記評価部による評価結果、前記付与部により前記利用者に付与された特典に関する情報、または前記バッテリの劣化を抑制する使用を促す情報のうち、少なくとも一つを前記利用者に提供する情報提供部を更に備える、
    請求項1から6のうち何れか1項に記載の管理装置。
  8. コンピュータが、
    利用者による車両の使用状況および前記車両の走行用の電力を蓄えるバッテリの使用状況を取得し、
    取得した前記車両の使用状況または前記バッテリの使用状況のうち一方または双方に基づいて、前記利用者の前記バッテリの使用に関する評価を行い、
    評価結果に基づいて、前記利用者に特典を付与する、
    管理方法。
  9. コンピュータに、
    利用者による車両の使用状況および前記車両の走行用の電力を蓄えるバッテリの使用状況を取得させ、
    取得された前記車両の使用状況または前記バッテリの使用状況のうち一方または双方に基づいて、前記利用者の前記バッテリの使用に関する評価を行わせ、
    評価結果に基づいて、前記利用者に特典を付与させる、
    プログラム。
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