JP2021075365A - シート給送装置および画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ローラの交換作業性のよいシート給送装置及び画像形成装置を提供する。【解決手段】シート給送装置は、給送ローラと、給送ローラを覆うカバーユニット300を備えている。カバーユニット300は、カバー部320と、装置本体に装着されたカバーユニット300を装置本体から取り外し可能な状態とする操作部312cと、を備えている。操作部312cは、給送ローラの取り外し方向に操作されることで、保持位置から、カバーユニットが装置本体から取り外し可能な取り外し位置へと移動する。カバー部320には、保持位置の操作部と対向する位置に凹部340が設けられ、凹部340は、保持位置よりも給送ローラ軸の一端側から、保持位置にある操作部312cと対向するように取り外し方向に延設されている。【選択図】図8

Description

本発明は、シートを給送するシート給送装置及び画像形成装置に関する。
従来、給紙ローラと分離パッド部とによってニップ部を形成し、手差しトレイ上のシートを一枚ずつに分離して給送する手差し給送部を備えた画像形成装置が案出されている(特許文献1参照)。上記分離パッド部は、分離パッドがパッドホルダーに固定されており、このパッドホルダーは、本体ユニットの装着空間に対して上方から下方にスライドして取り付けられるように構成されている。
特開2014−231417号公報
上記分離パッドを交換する場合、装着時とは逆にパッドホルダーを上方にスライド移動させることによって、分離パッドごと取り外して交換することができる。ここで、パッドホルダーは、本体ユニット側に設けられた当接支持部に対して当接片が係合して保持されている。このため、分離パッドを交換する際には、パッドホルダーの回転支点を中心にシート給送方向上流側に回動させて上記当接片と当接支持部との係合を解除してからパッドホルダーを上方へスライドさせる。
しかしながら、カバーに覆われているローラを交換する場合、ローラはローラの回転軸方向に移動させて着脱される。一方で、カバーを上記分離パッドと同様にシートの給送方向への操作によって係合を解除し、取り外す場合、この取り外し動作と、ローラの取り外し方向とが異なり、ローラの交換作業性が低下してしまうという問題がある。
そこで、本発明は、ローラの交換作業性のよいシート給送装置及び画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様は、装置本体と、シートを支持するシート支持部と、前記シート支持部上に載置されたシートを給送する給送ローラと、前記給送ローラを回転可能に支持する給送ローラ軸と、前記給送ローラを覆うカバーユニットと、を備え、前記カバーユニットは、前記給送ローラを覆うカバー部と、前記装置本体に装着された前記カバーユニットを前記装置本体から取り外すために操作される操作部と、を備え、前記給送ローラは、前記給送ローラ軸の一端側から他端側に向かう取り外し方向に移動させて前記給送ローラ軸から取り外し可能であり、前記操作部は、シート給送方向において前記給送ローラよりも下流側にて外部から操作可能に露出していると共に、前記取り外し方向に操作されることで、前記カバーユニットが前記装置本体に装着された状態が保持される保持位置から、前記カバーユニットが前記装置本体から取り外し可能な取り外し位置へと移動するように構成され、前記カバー部には、前記保持位置の前記操作部と対向する位置に凹部が設けられ、前記凹部は、前記保持位置よりも前記給送ローラ軸の一端側から、前記保持位置にある操作部と対向するように前記取り外し方向に延設されている、ことを特徴とするシート給送装置である。
本発明に係るシート給送装置によると、カバーユニットの装置本体から取り外し可能な状態とする操作部の操作方向を給送ローラの回転軸の一端側から他方端に向かう取り外し方向とした。このため、操作部の操作方向と給送ローラの着脱方向とが一致し、給送ローラの交換作業の作業性を向上させることができる。
本実施形態に係る画像形成装置を示す概略構成図。 手差し給送装置を示す斜視図。 (a)は手差し給送装置のカバーユニットを示す斜視図、(b)はカバーユニットが取外された状態の手差し給送装置を示す斜視図。 カバーユニットが取外された状態の手差し給送装置を示す断面図。 カバーユニットが取付けられた状態の手差し給送装置を示す断面図。 ローラの交換作業を説明するための説明図。 (a)はカバーユニットを給送方向上流側下方から視た斜視図。(b)はカバーユニットを給送方向下流側から視た斜視図。 (a)はカバーユニットを給送方向上流側上方から視た斜視図。(b)はカバーユニットを装置上方から視た図。 カバーユニットの凹部付近を示す拡大図。 (a)係止爪によるロックが解除された状態のカバーユニットを示す図。(b)図10(a)のカバーユニットを取り外し方向にスライドさせた状態を示す図。 カバーユニットをシート給送方向上流側へと取り外した状態を示す図。 第2の実施の形態に係るカバーユニットを示す図。
以下、図面に沿って実施の形態について説明する。なお、以下の説明において、画像形成装置を正面から視た状態(図1の視点)を基準にして上下左右の位置関係を表すものとする。また、シートとは、普通紙の他にも、コート紙等の特殊紙、封筒やインデックス紙等の特殊形状からなる記録材、及びオーバーヘッドプロジェクタ用のプラスチックフィルムや布などを含むものである。更に、原稿もシートの一例であり、原稿は、白紙でも、片面又は両面に画像が形成されていてもよいものとする。
<第1の実施の形態>
第1の実施の形態に係る画像形成装置201は、図1にその概略構成を示すように、フルカラーレーザビームプリンタを一例とする画像形成装置である。画像形成装置201は、画像形成装置本体である装置本体201A(プリンタ本体)の内部に、シートPに画像を形成する画像形成部201B及びシートPに画像を定着させる定着部220等を備えている。装置本体201Aの上方には、原稿の画像データを読み取る画像読取装置202が、原稿の載置面が略水平となる姿勢で配置されている。画像読取装置202と装置本体201Aとの間にはシートPが排出される排出空間としての排出トレイ230が設けられている。また、装置本体201Aには、画像形成部201BにシートPを給送するシート給送部201Eが配置されている。シート給送部201Eは、装置本体201Aの下部に配置されるシート給送装置100A,100B,100C,100Dと、装置本体201Aの右側部に配置される手差し給送装置100Mとを有している。シート給送装置100A〜100Dには、それぞれ給送カセット151が設けられている。
手差し給送装置100Mは、装置本体201Aに回動基部が回動可能に支持され、手差し給送するシートPを積載可能な手差しトレイである手差しトレイ111を有している。また、手差し給送装置100Mには、互いに当接する搬送ローラ102とリタードローラ(分離ローラ)103から構成される分離搬送部110が配置されている。さらに、手差し給送装置100Mには、搬送ローラ102にローラ保持部107(図2参照)を介して連結されたピックアップローラ(給送ローラ)101が配置されている。搬送ローラ102は、ピックアップローラ101のシート給送方向の下流に配置されている。リタードローラ103は、搬送ローラ102に圧接して形成される分離ニップ部N1で、ピックアップローラ101により給送されたシートPを1枚ずつに分離する機能を有する。なお、本実施形態では、分離部材としてリタードローラ103を用いたが、これに限らず、逆転駆動が入らず重送時に回転を停止するローラや分離パッドを用いることも可能である。
画像形成部201Bは、レーザスキャナ210と、4個のプロセスカートリッジ211と、中間転写ユニット201Cとを備えた、所謂4ドラムフルカラー方式の画像形成部である。これらプロセスカートリッジは、それぞれイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(K)の各色のトナー画像を形成する。各プロセスカートリッジ211は、像担持体としての感光体ドラム212、帯電手段としての帯電器213、現像手段としての現像器214、及びクリーニング手段としての不図示のクリーナ等を備えている。なお、画像形成部201Bの上方には、各色のトナーを収容したトナーカートリッジ215が、装置本体201Aに対して着脱可能に装着されている。
中間転写ユニット201Cは、中間転写体としての中間転写ベルト216が駆動ローラ216a及びテンションローラ216b等に巻き掛けられて構成され、4つのプロセスカートリッジ211の上方に配置されている。中間転写ベルト216は、各プロセスカートリッジ211の感光体ドラム212に接触するように配置されると共に、不図示の駆動部に駆動される駆動ローラ216aによって、反時計回り方向(矢印Qの方向)に回転駆動される。中間転写ユニット201Cは、各感光体ドラム212と対向する位置において中間転写ベルト216の内周面に当接する1次転写ローラ219を備えており、中間転写ベルト216と感光体ドラム212との間のニップ部として1次転写部T1が形成されている。また、画像形成部201Bは、駆動ローラ216aと対向する位置において中間転写ベルト216の外周面に当接する2次転写ローラ217を備えている。この2次転写ローラ217と中間転写ベルト216との間のニップ部として、中間転写ベルト216に担持されたトナー像がシートPに転写される2次転写部T2が形成されている。
上述のように構成される各プロセスカートリッジ211において、感光体ドラム212の表面には、レーザスキャナ210によって静電潜像が描き込まれた後、現像器214からトナーが供給されることで負極性に帯電した各色のトナー像が形成される。これらのトナー像は、1次転写ローラ219に正極性の転写バイアス電圧が印加されることで、各1次転写部T1において順次中間転写ベルト216へと多重転写(1次転写)されて、中間転写ベルト216にフルカラーのトナー像が形成される。
このようなトナー像の形成プロセスに並行して、シート給送部201Eから給送されたシートPはレジストレーションローラ対240へ向けて搬送され、このレジストレーションローラ対240によって斜行補正される。レジストレーションローラ対240は、中間転写ベルト216に形成されたフルカラーのトナー像の転写タイミングに合わせたタイミングで、シートPを2次転写部T2に搬送する。中間転写ベルト216に担持されたトナー像は、2次転写ローラ217に正極性の転写バイアス電圧が印加されることで、2次転写部T2においてシートPへと2次転写される。
トナー像を転写されたシートPは、定着部220において加熱及び加圧され、カラー画像がシートPに定着させられる。画像が定着したシートPは、排出ローラ対225によって排出トレイ230へと排出されて積載される。なお、シートPの両面に画像を形成する場合には、シートPは定着部220を通過した後、反転搬送部201Dに設けられる正逆転可能な反転ローラ対222によってスイッチバックされる。そして、シートPは再搬送通路Rを介して画像形成部201Bへと再度搬送され、裏面に画像を形成される。
[手差し給送装置の構成]
次に、本実施形態に係るシート給送装置としての手差し給送装置100Mの詳細な構成について、図1乃至図4に沿って説明する。なお、シート給送装置は、手差し給送装置100Mに限定されることはないが、本実施形態並びに後述の他の実施形態においても手差し給送装置100Mを例に挙げて説明する。
図1に示すように、手差し給送装置100Mは、装置本体201Aの右側面に、その回動基部を回動可能に支持されたシート支持部としての手差しトレイ111を備えている。この手差しトレイ111は、装置本体201Aの右側面を覆う閉じ位置から、図1及び図2に示す開き位置となることにより、その積載面上に手差し給送するシートPを積載可能に構成されている。
上述したローラ101〜103を備えたシート給送部は、図2に示すように、シート給送方向と直交する手差しトレイ111の幅方向における中央部に配設されており、シートPの幅方向中央部に接触可能に設けられている。具体的には、図3(b)〜図4に示すように、上記ピックアップローラ101はピックアップローラ軸101Aに回転可能に支持され、搬送ローラ102は搬送ローラ軸102Aに回転可能に支持されている。また、リタードローラ103は、リタードローラ軸103Aに回転可能に支持されていると共に、これらローラ軸101A〜103Aは装置の前奥方向に並行に延びている。
なお、別の言い方をすれば、本実施の形態において、上記手差しトレイ111は、シートを支持するシート支持部ということができる。また、ピックアップローラ101は、シート支持部上に載置されたシートを給送する給送ローラということができる。更に、ピックアップローラ軸101Aは、給送ローラ101を回転可能に支持する給送ローラ軸ということができる。
ピックアップローラ軸101Aは、搬送ローラ軸102Aを中心として回動可能に構成されたローラ保持部107によって回動可能に支持されている。このローラ保持部107は、付勢部材(不図示)によって下方へ付勢されると共に、カム機構(不図示)を介して給送モータ(不図示)に接続されて所定の上下方向位置に保持される。
このため、ローラ保持部107はカム機構の駆動に合わせて昇降し、これにより、ピックアップローラ101は、給送位置と待機位置との間で昇降可能となっている。なお、ピックアップローラ101は、上記給送位置にて手差しトレイ111上に載置されたシートPの上面と当接してシート給送方向にシートPを給送する。また、待機位置は、給送位置よりも上方に待避した位置であり、この待機位置において、ピックアップローラ101は、シートPの上面から離間した状態となる。
また、ピックアップローラ軸101Aにおける装置奥側の端部には、上記給送モータからのギヤ列と噛合するピックアップギヤ(不図示)が設けられている。このため、給送モータが回転駆動することにより、ピックアップローラ101はシート給送方向(矢印Fdの方向)に沿う方向(送り方向)に回転駆動される。なお、上記給送モータからピックアップローラ101までの動力伝達経路上には、不図示のワンウェイクラッチが介在しており、上記ピックアップローラ101が送り方向に回転する方向の回転のみが当該ワンウェイクラッチによって伝達される。また、以下の説明において、各ローラ軸101A〜103Aにおいて、装置奥側(ローラ保持部107が配設されている側)の端部を一端部という。更に、この一端部とは反対側の装置手前側の端部を他端部という。
上記搬送ローラ軸102A及びリタードローラ軸103Aも、ピックアップローラ軸101Aと同様に給送モータによって回転駆動される。具体的には、給送モータからの駆動力は、搬送ローラ軸102Aの軸方向の一端部に設けられる入力ギヤ(不図示)に入力され、搬送ローラ102をシート給送方向に沿う方向(送り方向)に回転させる。また、搬送ローラ軸102Aの回転は、不図示のギヤ列を介してリタードローラ軸103Aに伝達され、リタードローラ103をシート給送方向に逆らう方向(戻し方向)に回転駆動する。これにより、リタードローラ103は、分離ニップ部N1に複数枚のシートPが進入した場合には戻し方向に回転して、重送シートを分離ニップ部N1の上流側へ押し戻すことで、最上位のシートPを分離して搬送可能とする。なお、リタードローラ103は、リタードローラ軸103Aにトルクリミッタを介して取付けられている。このため、シートPが重送されていない場合には、搬送ローラ102に対して従動回転する。
また、手差し給送装置100Mは、図2及び図3(a)に示すように、上述したピックアップローラ101及び搬送ローラ102を覆うカバーユニット300を備えている。このカバーユニット300は、詳しくは後述する装置本体に取り付けられるベース部310と、ピックアップローラ101及び搬送ローラ102を覆うカバー部320と、を備えている。
上記カバー部320は、ベース部310に対してカバー軸線P2を中心に回動可能に支持されていると共に、幅方向における一方側(装置奥側)の端部がローラ保持部107に対して係合されている。このため、カバー部320は、ローラ保持部107と共に上下に昇降するようになっている。なお、上記カバー軸線P2は、ベース部310が装置本体201Aに取付けられた状態で、搬送ローラ102の回転軸線上に位置する。
また、カバー部320には、図3(a)及び図5に示すように、手差しトレイ111に積載されたシートPの前端位置を位置決めする位置決め機構330を構成するシャッタ331及びストッパ332が設けられている。シャッタ331は、ピックアップローラ101を挟んでローラ保持部107とは反対側に配設されており、ピックアップローラ101の回転軸線P1の延長線上に設けられた揺動軸333を中心に揺動(回動)するアーム状部材である。
上記揺動軸333はローラ保持部107と共に昇降するカバー部320に支持されているため、ローラ保持部107が昇降すると、カバー部320と共にシャッタ331も昇降(揺動)する。ここで、シャッタ331のシート給送方向上流側の面は、手差しトレイ111に積載されたシートPの前端に当接してシート給送方向におけるシート位置を規定可能な規制面331aとなっている。また、シャッタ331のシート給送方向下流側の面には、ストッパ332にそれぞれ当接可能な係止部331b及び乗上げ部331c(非係止部)が設けられている。
ストッパ332は、ベース部310に回動可能に支持される回動軸332cを中心にして上下方向に回動するアーム状部材である。ストッパ332は、シャッタ331の係止部331b及び乗上げ部331cに当接可能な先端部332aと、ベース部310に当接可能な突き当て部332bとを有している。突き当て部332bは、ストッパ332が略水平の姿勢(図5に示す姿勢)を取った状態でベース部310に当接して、ストッパ332の下方への回動を規制する。
このように構成されているため、ピックアップローラ101が待機位置にある場合(図5の状態)、シャッタ331及びストッパ332はそれぞれ自重に従って安定する位置にある。即ち、シャッタ331はローラ軸線P1の下方に垂れ下がった位置である規制位置にあり、ストッパ332は突き当て部332bによって略水平に保たれている。この状態で、図5に示すように、シートPの前端が規制面331aに突き当てられて、シャッタ331に給送方向の力が作用すると、係止部331bがストッパ332の先端部332aを押圧する。係止部331bは、ストッパ332の先端部332aを押圧する力の方向が、ストッパ332を下方へ回動させる方向となるように、所定の傾斜角を有する傾斜面として形成されている。このため、ストッパ332の突き当て部332bは、ストッパ332がシャッタ331に押圧される方向へ回動することを規制する規制部として作用し、シャッタ331の押圧力に抗してストッパ332の姿勢を保持する。そして、シャッタ331はストッパ332によって給送方向下流への揺動を規制されるため、規制位置にロックされた状態(ロック状態)にある。即ち、ストッパ332は、位置決め部材としてのシャッタ331を上記規制位置にロックするロック部材となっている。従って、ピックアップローラ101が待機位置にある場合には、シャッタ331はトレイ111に積載されたシートPの給送方向への移動を規制可能な状態にあり、シートPは前端が規制面331aに当接するシート位置に位置決めされる。
一方、ピックアップローラ101が給送位置へ向けて下降すると、これに伴ってシャッタ331の揺動軸333が下降する。このとき、係止部331bがストッパ332から離間するため、シャッタ331は自由に揺動可能な状態(ロック解除状態)となる。この状態で、ピックアップローラ101が位置決めされたシート束の最上位のシートPの上面に接触して、送り方向に回転駆動されると、シャッタ331は、シート給送方向へ搬送されるシートPによって持上げられて、シートPの上方へと揺動する。シートPはシャッタ331を持上げながら、搬送ローラ102によって装置本体201Aの内部へと搬送される。これにより、ピックアップローラ101が給送位置にある場合には、シャッタ331はシートPの搬送経路から退避して、ピックアップローラ101及び搬送ローラ102によるシートPの円滑な搬送を可能とする。
なお、重送シートが分離ニップ部N1に進入した状態で給送動作が終了された場合など、シートPが分離ニップ部N1に挟持された状態でピックアップローラ101が給送位置から待機位置へと移動される場合がある。この場合、シャッタ331がシートPによって持上げられたままの状態で揺動軸333が上方へと移動するため、シャッタ331の乗上げ部331cがストッパ332の先端部332aに当接して、ストッパ332が上方に乗上げた(持上げられた)状態となる。この状態では、仮にシャッタ331にシート給送方向への力が作用した場合、ストッパ332はシャッタ331に伴って上方へ回動してしまうため、シャッタ331によるシートPの位置決めは行われない。分離ニップ部N1に挟持されたシートPが除去されると、このような状態は解消される。すなわち、ストッパ332がシャッタ331の係止部331bに当接し、シャッタ331が規制位置にロックされた状態に復帰する。
なお、本実施形態において、ピックアップローラ101は、給送装置のコンパクト性を考慮してフィードローラ102に近い位置に配置される。このため、ピックアップローラ101とフィードローラ102との軸間距離が、シャッタ331の揺動半径よりも小さく設定されている。そして、揺動軸333の移動を含めたシャッタ331の揺動軌跡は、ローラ軸線P1の方向から視て、フィードローラ102及びリタードローラ103の少なくとも一部とそれぞれ重なり合う。
[カバーユニットの着脱構成]
ところで、上述したピックアップローラ101、搬送ローラ102、リタードローラ103は、経年劣化すると新品のローラに交換される。また、ローラの外周部を構成するゴム部材の交換や、点検のための一時的な取外しがされる。このようなローラの交換作業が行われる場合、図3(b)に示すように、まず、カバーユニット300が装置本体201Aから取り外される。また、リタードローラ103を交換する場合には、上記カバーユニット300に加えて、手差しトレイ111の積載面と分離ニップ部N1との間にてシートPを分離ニップ部N1へ向けて案内するニップガイドも取り外される。より詳しくは、ニップガイドは、シートPの幅方向中央部を案内する中央ガイド252と、シートPの側部を案内する側部ガイド251,253とを有しており、これらのガイドの内、リタードローラ103の交換の際には、中央ガイド252が取り外される。なお、中央ガイド252には、ローラ軸線P1の方向から視てリタードローラ103と重なる位置において給送方向に延びる切欠き252aが形成されており(図2参照)、シャッタ331は切欠き252aの内側を揺動可能である。
カバーユニット300及び中央ガイド252が取り外されると、ピックアップローラ101、搬送ローラ102、リタードローラ103が露出する。これらピックアップローラ101、搬送ローラ102、リタードローラ103は、図6に示すように、それぞれ、ローラ軸101A〜103Aの他端側にて支持されている。また、各ローラ101〜103の他端側の端部からは、それぞれ、ローラ軸101A〜103Aに対するローラ101〜103の係合を解除するためのツマミ部(ローラ操作部)101D〜103Dが突出して設けられている。
これらツマミ部101D〜103Dは、それぞれ、ローラ軸101A〜103Aの突起部に係合する係合爪を有して弾性変形可能な弾性部101D1〜103D1と、把持部101D2〜103D2とを有している。上記ローラ101〜103は、弾性部101D1〜103D1の係合爪が突起部に係止されることでローラ軸101A〜103Aに対して抜け止めされている。
また、把持部101D2〜103D2は、弾性部101D1〜103D1の外径側にて位置すると共に弾性部101D1〜103D1よりも硬く形成されている。作業者は、把持部101D2〜103D2との間で弾性部101D1〜103D1を摘むことによって、弾性部101D1〜103D1の係合爪とローラ軸101A〜103Aの突起部との係合を解除することができるようになっている。そして、上記係合爪と突起部との係合が解除された状態で、軸方向他端側にローラ101〜103に移動させることによって、各ローラ101〜103はローラ軸101A〜103Aから取り外される。なお、以下、ローラ101〜103を取り外す際の軸方向一端側から他端側に向かうローラの移動方向を取り外し方向(抜き方向)という。
また、ローラ101〜103をローラ軸101A〜103Aに対して再び取り付ける際には、作業者はローラ101〜103を把持してローラ軸101A〜103Aに対して軸方向に押し込む。すると、ローラ101〜103の移動に伴って、ツマミ部101D〜103Dの弾性部101D1〜103D1が弾性変形してローラ軸101A〜103Aの突起部に係合する。これにより、ローラ101〜103はローラ軸101A〜103Aに対して抜け止めされた状態となる。
上述したように、カバーユニット300は、ローラ101〜103の交換作業に先んじて取り外される。以下、図7(a)〜図11に基づいて上記カバーユニット(カバーアッシ)300の着脱構成について説明をする。
図7(a)及び図7(b)に示すように、カバーユニット300は、装置本体201Aと対向する背面側に複数(本実施の形態では一対)の係合爪311a,311bを備えている。これら係合爪311a,311bは、それぞれ装置本体201Aに設けられた一対の係合穴401a(図3(b)参照)に対して係合するように構成されている。なお、係合爪311bが係合する係合穴については不図示となっている。
また、ベース部310における上記係合爪311a,311bの間には、装置本体201Aに装着されたカバーユニット300を上述した取り外し方向に移動不能に保持する係止爪312が設けられている。より詳しくは、係止爪312は、その基部がベース部310の背面側に設けられた片持ち状の樹脂部材であり、平面視でクランク状に屈曲してシート給送方向上流側に向かって突出している。
即ち、係止爪312は、上記基部から取り外し方向とは反対側に延設された第1延設部312aと、この第1延設部312aからシート給送方向上流側に向かって延設された第2延設部312bと、第3延設部312cと、を備えている。第3延設部312cは、図8(a)に示すように、第2延設部312bのシート給送方向上流側の端部から取り外し方向とは反対側に延設されており、この第3延設部312cの先端が係止爪312の先端となっている。
第1延設部312aの装置本体201Aと対向する面には、装置本体201A係止穴部402(図3(b)参照)に嵌合する係止凸部312a1が設けられている。カバーユニット300を装置本体201Aに取り付ける場合、まず、上記係合爪311a,311bが係合穴401aの幅広部分に差し込まれ、この状態でカバーユニット300が取り外し方向とは反対方向にスライドされる。
そして、装置本体201Aの対向面によって押圧され、シート給送方向上流側に待避していた係止凸部312a1が、係止穴部402と重なる位置に来ると、係止爪312の弾性力によって移動して係止穴部402と嵌合する。係止凸部312a1と係止穴部402とが嵌合すると、ローラ軸方向にカバーユニット300が移動不能に固定される。また、この状態でカバーユニット300は、フック状の係合爪311a,311bが係合穴401aの幅狭部と当接してシート給送方向にも移動不能となっている。これにより、カバーユニット300は装置本体201Aに対して相対移動不能となり、装着される。
また、上記第3延設部312cは、シートの給送方向においてピックアップローラ101よりも下流側にて外部から操作可能に露出しており、カバーユニット300を取り外す際に作業者に操作される操作部となっている。詳しくは、図7(b)に示すように、係止爪312は、その基部よりも取り外し方向において上流側に係止凸部312a1が設けられている。このため、作業者は、第3延設部312cを取り外し方向に移動させることによって、係止爪312をシート給送装置上流側に引き起こすことができ、係止凸部312a1と係止穴部402との係合が解除される。即ち、本実施の形態においては、第3延設部312cは、カバーユニット300が装置本体201Aに装着された状態が保持されると、カバーユニット300が装置本体201Aから取り外し可能な取り外し位置との間にて移動可能に構成されている。そして、第3延設部312cが取り外し方向に移動されることによって、第3延設部312cは、上記保持位置から取り外し位置へと移動するようになっている。なお、以下の説明においては、第3延設部312cを操作部ともいう。
更に、図7(b)乃至図8(b)に示すように、カバー部320の操作部312cと対向する部分には、凹部340が設けられている。より具体的には、カバー部320は、ローラ形状に合わせて湾曲して(膨らんで)形成されている。凹部340は、このカバー部320の膨らみの内、係止爪312の操作部312cと対向するシート搬送方向下流側の部分にて凹んで形成されている。更に、この凹部340は、上述した操作部312cの保持位置よりもローラ軸の一端側(装置奥側)から、上記保持位置にある操作部312cと対向するように取り外し方向に延設されている。
このため、保持位置にある操作部312cは、取り外し方向(ローラ軸方向)における凹部340の中央部よりも他端側にて、凹部340と対向している。また、凹部340の取り外し方向における下流側(ローラ軸方向他端側)の端部340a付近には、ベース部310とカバー部320の間の空間部に向かって突出した突出部としての規制壁部350が設けられている。本実施の形態においては、この規制壁部350は、上記凹部340の端部340aの近傍でかつ、端部340aよりも取り外し方向下流側に位置している。
このように構成されているため、装置本体201Aに装着されたカバーユニット300を取り外す場合、図9に示すように、作業者は、取り外し方向上流側端部付近(範囲F1付近)において矢印D1方向より凹部340に指を入れる。そして、この凹部340に指を添わせて装置奥側から手前側に移動させ(矢印D2方向)、指を範囲F2まで移動させることで操作部312cに指を掛ける。作業者は、操作部312cに指を掛けると、ここから更に凹部340に沿って取り外し方向に指を移動させつつ、操作部312cを矢印D3方向へ引き起こす。すると、装置本体201A対する係止爪312の係合が解除される。
上記係止爪312の係合が解除されると、カバーユニット300が装置本体201Aの装置手前の外方に移動可能となる。このため、作業者は、図10(a)及び図10(b)に示すように、カバーユニット300をベース部310ごと矢印D4方向にスライドさせ、係合爪311a,311bを装置本体201Aの係合穴401aから係脱させる。そして、作業者は、図11に示すように、この状態のカバーユニット300をシート給送方向上流側に向けて矢印D5方向に移動させることによって、カバーユニット300は装置本体201Aから取り外される。
作業者が装置本体201Aの正面側からカバーユニット300を取り外していた場合、このようにカバーユニット300が取り外されると、露出したピックアップローラ101及び搬送ローラ102が視認可能となる。そして、これらピックアップローラ101及び搬送ローラ102に対してローラの交換作業を行うことができるようになる。また、カバーユニット300が装置本体201Aから取り外されたことで、ローラ着脱作業の作業空間が装置本体201Aに対する作業者の位置を変えずに確保される。
このように本実施の形態では、装置本体201Aに装着されているカバーユニット300を装置本体201Aから取り外し可能な状態とする操作部312cの操作方向を、ローラ101〜103の取り外し方向と一致させている。このため、部材の取り外し時における作業方向が同一となり、ローラの交換作業の作業性、装置のメンテナンス性が向上する。
また、カバー部320に凹部340を設けている。この凹部340は、保持位置にある操作部312cよりも取り外し方向上流側から、少なくとも、この保持位置にある操作部312cと対向する位置まで取り外し方向に延設されている。このため、操作部312cがカバー部320のシート給送方向下流側に位置して、この操作部312cを操作する際にカバー部320が邪魔となるが、凹部340によって操作部312cに容易にアクセスすることができる。また、凹部340が操作部312cの取り外し方向上流から延設されているため、作業者は凹部340に沿って指を移動させることによって、容易に操作部312cを操作することができる。
更に、凹部340の装置手前側終端部付近に壁部350が設けられているため、凹部340の形状に沿って移動させた作業者の指が壁部350と当接してカバーユニット300に対して止まる。また、壁部350は引き起こされた係止爪312が当接する位置に設けられている。このため、必要以上に係止爪312が引き起こされて破損することが防止される。なお、壁部350と係止爪312との当接位置は、係止爪312の引き起こしの移動量が、係止爪312が破損せずかつ係止凸部312a1と係止穴部402との係合が解除される量となるように設定される。
また、本実施の形態では、シートの先端位置を規制する位置決め部材としてのシャッタ331と、シャッタ331を規制位置に保持するストッパ332がカバーユニット300に設けられている。そして、カバーユニット300カバーユニット300を取り外す際には、これらシャッタ331及びストッパ332がカバーユニット300と共に一体的に取り外される。このため、ローラの交換作業が終了し、カバーユニット300を再度、取り付ける際に、上記シャッタ331及びストッパ332の相対位置関係が変化することが無い。このため、シャッタ331及びストッパ332の相対位置を調整する必要が無く、装置のメンテナンス性を向上させることができる。
<第2の実施の形態>
ついで、第2の実施の形態について、図12(a)及び図12(b)に基づいて説明をする。なお、本実施の形態では、第1の実施の形態に対してカバーユニット300の装置本体201Aからの離脱方法が異なっている。このため、以下の説明において、上記相違点のみ説明をし、その他の構成については、第1の実施の形態と同様の符号を用いることによって、その説明を省略する。
本実施の形態では、カバーユニット300は、係止爪による係合を解除した後、装置本体201Aから取り外されない。即ち、本実施の形態に係るカバーユニット300は、装置本体201Aと連結した状態でローラ保持部107から離れることで、ローラ101,102が外方に露出して作業者がアクセス可能な状態にしている。
具体的には、図12(a)に記載のカバーユニット300では、ベース部310に対し、係合爪311a,311bをスライドする構成としている。このスライド動作は、操作部312cの引き起こし動作と連動して行われる。操作部312c引き起こし動作に連動してスライドした係合爪311a,311bは装置本体201Aの係合穴401aから係脱される。
係脱された後、図12(b)に示すように、カバーユニット300は上下方向に延びる回動支点400により、装置本体201Aより回動して移動する。また、回動支点400をカバーユニット300の取外し方向(ローラ軸線方向P1,P2)下流側かつ操作部312cより下流側の位置に設けている。これにより、作業者は係止爪による係合解除のために加えた力の方向を変えず、カバーユニット300を回動させることができ、カバーユニット300の着脱作業性を向上させることができる。
なお、上述した実施の形態では、カバーユニット300のカバー部320側に凹部340を設けたが、これに限らず、ベース部310の操作部312cの近傍に操作部312cを操作するための凹部を形成してもよい。なお、ベース部310側に凹部を形成する場合は、必ずしもカバー部320側に凹部を形成する必要はない。
また、上述した実施の形態では、ピックアップローラ101と搬送ローラ102の両方を備えているが、シート給送装置は、必ずしもピックアップローラ101を備えなくてもよい。この場合、搬送ローラ102が給送ローラとなり、シート支持部上のシートを給送する。
更に、上述した実施の形態では、壁部350は、凹部340の下流側端部340aよりも取り外し方向下流側に設けられていたが、この下流側端部340aと取り外し方向において同位置に設けられていてもよい。
また、上述した実施形態において、シャッタ331及びストッパ332はカバーユニット300の一部としてユニット化されているが、装置本体201Aに対して着脱可能な着脱ユニットであれば他のユニット構成であってもよい。例えば、シートPの上面に接触して案内するガイド部材と、シャッタ331及びストッパ332と、をユニット化したガイドユニットを設けてもよい。また、シャッタ331及びストッパ332と、これらの保持部材とをユニット化した位置決めユニットとして設けてもよい。
なお、位置決め機構330の詳細な構成は上述したものに限らず、例えばロック部材がシャッタの回動を制限するカム部材として設けられる構成であってもよい。要するに、位置決め部材とロック部材との位置関係に応じて、位置決め部材を規制位置に保持可能な構成であればよい。
また、本発明は、ユーザがシートPをセットする手差し給送装置に限らず、他のシート給送装置に適用してもよい。このようなシート給送装置としては、例えば画像読取装置202に原稿を給送する原稿給送装置が挙げられる。また、プリンタに限らず、FAXや、複写機等の画像形成装置のシート給送装置に対しても本発明は適用することができる。更に、上述した実施の形態に記載された発明は、どのように組み合わされてもよい。
100M:シート給送装置(手差し給送装置)/101:給送ローラ/101A:給送ローラ軸(ピックアップローラ軸)/102:搬送ローラ/103:分離ローラ/111:シート支持部(手差しトレイ)/201:画像形成装置/201A:装置本体/201B:画像形成部/300:カバーユニット/310:ベース部/312c:操作部/320:カバー部/331:位置決め部材(シャッタ)/332:ロック部材(ストッパ)/340:凹部/350:突出部(規制壁部)/400:回動支点

Claims (9)

  1. 装置本体と、
    シートを支持するシート支持部と、
    前記シート支持部上に載置されたシートを給送する給送ローラと、
    前記給送ローラを回転可能に支持する給送ローラ軸と、
    前記給送ローラを覆うカバーユニットと、を備え、
    前記カバーユニットは、
    前記給送ローラを覆うカバー部と、
    前記装置本体に装着された前記カバーユニットを前記装置本体から取り外すために操作される操作部と、を備え、
    前記給送ローラは、前記給送ローラ軸の一端側から他端側に向かう取り外し方向に移動させて前記給送ローラ軸から取り外し可能であり、
    前記操作部は、シート給送方向において前記給送ローラよりも下流側にて外部から操作可能に露出していると共に、前記取り外し方向に操作されることで、前記カバーユニットが前記装置本体に装着された状態が保持される保持位置から、前記カバーユニットが前記装置本体から取り外し可能な取り外し位置へと移動するように構成され、
    前記カバー部には、前記保持位置の前記操作部と対向する位置に凹部が設けられ、
    前記凹部は、前記保持位置よりも前記給送ローラ軸の一端側から、前記保持位置にある操作部と対向するように前記取り外し方向に延設されている、
    ことを特徴とするシート給送装置。
  2. 前記凹部は、前記取り外し方向における中央部よりも前記給送ローラ軸の他端側にて、前記保持位置にある操作部と対向している、
    ことを特徴とする請求項1に記載のシート給送装置。
  3. 前記給送ローラは、前記シート支持部に支持されたシートと当接して給送する給送位置と、前記給送位置から上方に移動した待機位置とに昇降可能に構成されており、
    前記カバーユニットは、前記カバー部を回動可能に支持するベース部を備え、
    前記操作部は、前記ベース部に設けられている、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のシート給送装置。
  4. 前記カバーユニットは、前記シート給送方向において、前記操作部よりも上流でかつ、前記凹部よりも下流側に突出部を備えており、
    前記突出部は、前記取り外し方向において、前記凹部の下流側端部と同じもしくは前記凹部の下流側端部よりも下流側に配設され、前記操作部の前記取り外し方向への操作を規制する、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のシート給送装置。
  5. 前記カバーユニットは、
    前記シート支持部に支持されたシートの先端に当接し、シートの先端位置を規制する規制位置からシート給送方向下流側に揺動可能な位置決め部材と、
    前記給送ローラが待機位置に位置している際に、前記位置決め部材を前記規制位置にロックするロック部材と、を備えている、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のシート給送装置。
  6. 前記シート給送方向において、前記給送ローラの下流側に設けられ、前記給送ローラによって給送されたシートを搬送する搬送ローラを備えた、
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のシート給送装置。
  7. 前記搬送ローラに圧接され、前記搬送ローラと共に前記給送ローラによって給送されたシートを一枚ずつ分離して搬送する分離ニップを形成する分離ローラを備えた、
    ことを特徴とする請求項6に記載のシート給送装置。
  8. 前記カバーユニットは、前記取り外し方向において前記操作部よりも他端側にて上下方向に延びる回動支点を備え、前記回動支点を中心に回動可能に構成されている、
    ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のシート給送装置。
  9. 請求項1乃至8のいずれか1項に記載のシート給送装置と、
    前記シート給送装置によって給送されたシートに画像を形成する画像形成部と、を備えた、
    ことを特徴とする画像形成装置。
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